Comments
Description
Transcript
絵本だより第1号
平成28年度 絵本だより 第1号 神戸市立岩岡幼稚園 教師が「絵本を読むよ」と声をかけると、 「やったー!」 「今日は何の絵本?」と子供たちの嬉しそうな声 が聞こえてきます。教師が絵本を読み始めると、お話の世界に入り、楽しんでいることが伝わってきます。 子供たちは絵本を読んでもらうことが大好きです。 ご家庭でも子供との“絵本タイム”をもってみてはいかがでしょうか。心も体もやすらぐ心地よい時間と なると思います。親子で絵本の時間を楽しみましょう。絵本だより第 1 号では、子供たちが各クラスで大好 きになった絵本を紹介します。 子供たちが大好きな絵本 ちゅーりっぷ組(3歳児) 『おさかなちゃん』シリーズ 作:ヒド・ファン・ヘネヒテン 文:古藤ゆず 出版社:学研 水族園へ園外保育に出掛ける 頃に読みました。小さなおさかなちゃんがママを 探したり、いろいろな海の生き物に出会ったり…。 繰り返しのあるお話が子供たちは大好きで、読 み進めていくうちに、おさかなちゃんの気持ちに なって見ています。最後にママに会えると「良か ったなぁ」と思わずほっとした表情になります。 「お母さん大好き!」というあったかい気持ちに なれる絵本です。 ほし組(5歳児) ことり組(4歳児) 『かお かお どんなかお』 作:柳原 良平 出版社:こぐま社 楽しい顔、悲しい顔、泣いた 顔、いたずらな顔・・・。とても簡単な顔ですが、 しっかりと表情がかかれていて、子供たちは絵本 にくぎづけ!ハハハと笑ったり、まねっこしたり していました。大好きな表情は、もちろん笑った 顔です! いろいろな感情があることに気付き、表情が豊 かな子供になってほしいですね。 にじ組(5歳児) 『うみやまがっせん』 作:上沢謙二 絵:大島英太郎 出版社:福音館書店 サルとマグロが、ひっぱりっこを始めました。サ ライオンがキャベツくんを ルがずるずると海の方にひっぱられそうになり、 食べるとどうなるの?ゴリラ 助けを呼ぶと、山からうさぎがやってきました。マ グロが助けを呼ぶと海からタイが現れました。 次々と登場してくる山の動物や海の生き物たち に、子供たちは大喜びです。海と山どちらが勝つの でしょう・・・?是非読んでみてくださいね。 『キャベツくん』 作・絵:長 新太 出版社:文研出版 が食べたら??とキャベツく んとブタヤマさんの不思議なやりとりが面白く て、ページをめくる度に子供たちは大爆笑!友 達と一緒に何度も読み返していました。親子一 緒に笑えるユーモア絵本です。 絵本貸出しを通して・・・。 子供たちは、毎週の絵本貸出でどんな絵本を借りようかと、とても楽しみにしています。担任 の先生に読んでもらった本、友達が借りていて興味をもった本、大好きな恐竜や虫の本、絵が綺 麗な本など、子供たちが絵本を選ぶポイントは様々です。一度、子供に「どうしてこの絵本を選 んだの?」と聞いてみてください。子供の意外な一面を知ることができるかもしれません。