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4- la nourriture 2
LES DOSSIERS D’AJ-FRANCE
15 JANVIER 2008
VIVRE EN FRANCE
・
La Nourriture 2
・
食生活 その2
・
前回の「La Nourriture 食生活」では、スーパーやマルシェ、学食などのより生活
・
と密着した食生活情報をお届けしたが、今回はレストランやカフェの利用法について ・
詳しくしていきたい。留学生活の中で、友達や親が訪ねてくる予定の人も多いと思
・
う。もちろん彼らを案内することになれば、注文の仕方や支払い方法などで戸惑う姿 ・
は見せたくない!出来ればメニューに何が書いてあるか説明できればと思うはず。そ ・
んなお役に立つべく、今回第2段食生活特集をお届けします。
・
・
・
〈レストランの選び方・予約〉
・
どのレストランに行けばいいのか迷った時は、地元人の口コミなど参考にするとよ
・
い。学校の先生やグルメそうな友達、旅先ならホテルのスタッフに聞いてみると、ガ ・
イドブックに載っていない素敵なお店を教えてくれるかもしれない。もし知り合いが ・
いなければ、やはりグルメブック(王道のミシュランやGault Millauゴ・ミヨー)な ・
どは便利。星付きレストランだけではなく、気軽なビストロや味自慢のお店なども
・
紹介されているので、目的に合わせて選べる。上記の2冊は両方共フランス語で書か ・
れているが、マークでも判断できるので比較的わかりやすい。こちらはミシュランの ・
マーク説明ページ。分かりやすい。→http://www.michelin.co.jp/guide/foreign/
・
index.html
キ
お店が決まれば予約をしておくと待たずに入れてスマート。星付き店なら要予約。予 リ
約には「日にち、時間、人数」は最低限必要。希望であれば喫煙の有無も伝える。
ト
リ
一流店ならばFAXやメールで予約すれば、電話で緊張する心配がない。
プラプラと歩きながらお店を見つける場合は、ほとんど店の前にメニューがあるの
で、どんな料理で予算はどのくらいかを確認し、もし窓越しに中が見えるようなら、
お客さんの入り状況もチラリと見て雰囲気を確認しよう。
・
・
・
・
その他にぜひ味わいたいのが、地方ごとの料理だ。例えば南仏ならプロヴァンスの
ブイヤベース、コート・ダジュールのニース風サラダを楽しめる。ローヌ・アルプな
・
・
らブレス鶏やリヨンのクネル、北のアルザスはドイツ色の濃い料理やキッシュ・ロ
・
レーヌと、“ 美食の国フランス”の名に恥じないくらいそれぞれ味わいたい郷土料理
・
がいっぱいである。留学先の郷土料理や旅先の名物など、ぜひフランスにいる機会
・
を利用して本場の味を楽しんで欲しい。
・
・
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・
お問い合わせはこちら!
AJ-FRANCE 075-703-0115
〈レストランでのVocabulaire〉
☆調理法
beignet 衣をつけて揚げる
brochette 串焼き
grille 網焼き、グリルした
poêlé 蒸し焼きした
ragoût 煮込みにした
rôti ローストした、焼いた
sauté 炒める
vapeur 蒸す
☆食材(肉類)
agneau 仔羊
boeuf 牛肉
canard 鴨肉
côte 骨付き肉
cuisse もも肉
foie gras フォアグラ
grenouille カエル
jambon ハム
lapin ウサギ
porc 豚肉
poule 鶏肉
veau 仔牛
☆食材(魚介類)
bar スズキ
cabillaud タラ
coquille St-jaques ホタテ
daurade 鯛
huître カキ
langoustine 手長エビ
saumon サーモン
seiche イカ
moule ムール貝
oursin ウニ
sardine いわし
thon まぐろ
☆食材(野菜・果物)
ail ニンニク
aubergine ナス
cépe セープ茸・ポルチーニ茸
chou キャベツ
citron レモン
fraise イチゴ
herbe ハーブ・香草
lentille レンズ豆
noisette ヘーゼルナッツ
noix くるみ
pêche もも
piment 唐辛子
poire 洋なし
poivron ピーマン
pomme de terre ジャガイモ
raisin ぶどう
truffe トリュフ
☆食材(その他)
beurre バター
miel はちみつ
oeufe タマゴ
poivre こしょう
sel 塩
sucre 砂糖
vin blanc 白ワイン
vin rouge 赤ワイン
vinaigre 酢
vinaigrette ドレッシング
☆その他
à la maison 自家製
à la provençal 南仏風
chaud 温製の料理
cru 生の
garni 付合せを添えた
[email protected]
LES DOSSIERS D’AJ-FRANCE
入口で案内を待つ。
予約の場合は名乗ろ
う。
↓
席に着きメニュー
を選ぶ。
15 JANVIER 2008
〈いざ入店!〉
入店後の流れは左表を参考にしてもらい、まずは大まかな
流れをつかもう。
勝手にズカズカ席に着かずに、ちゃんと入口で案内を待
つ。お店の人が来たら必ず「Bonjour!」「Bonsoir!」と挨
拶を!予約をしている場合は名前を伝えよう。予約無しな
ら人数を伝える。席に着いたらメニューを見て選ぶのだ
が、わからない場合は上記の〈レストランでの
↓
美味しく頂く。
お皿をパンで拭
うのは仏マナー
ではなく日本人
Vocabulaires〉など活用して選ぶ。食前酒Apéritifを飲むのであれば頼もう。食事は、メ
ニューから一品ずつ選ぶà la carte アラカルトと、MenuやPris fixといったコースになったも
のがある。アラカルトなら、前菜Hors-d’oeuvre→メイン(魚poisson,肉Viande)→デザー
トDessertという流れが一般的。場合によってはメインの後にサラダを付けたり、デザートの
変わりにチーズFromage(もしくは両方)にしても良い。ただ同席している人と皿数を合わ
せて、食事ペースを
えるのが基本。デザートも含めて一つの食事と考えるので、デザートも
忘れずに。
↓
デザートもぜひ
味わいたい。
コーヒーなどは
デザート後に頼
むのが一般的。
↓
テーブルでお会計。
決して「別々で支払
いたい」とは言わな
いように!
MenuやPris fixeには前菜+メイン+デザートという内容が一般的で、良くメニューがわから
ない場合には心強い。何が出てくるかは楽しみ。もしおススメを知りたい場合は「Qu’est ce
que vous recommandez?( ケスクヴ ルコマンデ?)」と聞いてみる。時々ギャルソンが様
子をみにきてくれたら、「C’est bon! 美味しいです!」と(もちろん美味しければ・・・)
伝えよう。言葉ができなくても美味しい笑顔は世界共通だ。お会計はテーブル支払いが一般
的。ギャルソンを呼んで「L’addition, s’il vous plaît.(ラディシオン シルヴプレ)」と伝え
れば、伝票を持ってきてくれる。一流レストランならばカードで支払うのがスマート。チップ
をどのくらい置いていけば良いのか悩むところではあるが、最近はサービス料込みのところが
多く【service compris】とメニューに書いてあれば必要ない。書いてない場合は支払額の
10%程度。もし満足度が高ければ、それに見合った金額を置いていくと良いだろう。全てが
済み、お店
↓
を出る時も
挨拶を忘れ
チップが必要なら
置いていく。もち
ろん気持ちで大丈
夫。
ないよう
に。まだ時
間が早けれ
ば満腹間を
↓
落ち着かせ
さよならの意味を
込めて「Au revoir! オゥヴォ
ア」「bon soirée ボンソワレ」
と伝え、気持ちの
よい笑顔でお店を
出る。
お問い合わせはこちら!
るのに散歩
したり、カ
フェでお茶
を飲み直し
てもよい。
AJ-FRANCE 075-703-0115
[email protected]
LES DOSSIERS D’AJ-FRANCE
15 JANVIER 2008
〈カフェを気軽に利用する〉
日本でも最近すっかりお馴
染みの「カフェ」。友達と
おしゃべりしたり、恋人と
過ごしたりするのに、ゆっ
くりくつろげる場所として
浸透している。フランスは
そんなカフェ文化が古くか
ら根付く国であり、生活に
密着した憩いの場所として
多くの人が利用している。
ぜひフランスに行ったな
ら、文化に触れる意味でカ
フェを訪れて欲しい。
フランスのカフェには暗黙
の了解的なルールがあるの
で、知っておくとスマート
に利用できる。まず、同じ
ものを注文しても席によって料金が違うということ。一番安いのは立ち飲みできるComptoirコントワ=カウン
ター。そして店内やテラスはギャルソンがサービスを担当してくれるので少し高めの料金である。ゆっくりする
ならテラス席も良いだろう。喫煙者はタバコが吸える席かを確認。前号でも取り上げたように禁煙令が施行され
たので、うっかり吸わないように気をつけよう。
コーヒー1杯でどれだけ居座ろうと嫌な顔をされないのが、フランスのカフェの素敵なところ。フランスのギャ
ルソンを見ていると、お客さんや同僚と談笑しながらもキビキビした動きが気持ちよい。実はギャルソンはそれ
ぞれの担当エリアが決まっていて、サービス料やチップが自分の収入になっているところが多い。なので自分の
担当以外のお客さんが呼んでいてもあまり(ほとんど)対応しない。だから、大きなカフェでは、自分の担当
ギャルソンが誰なのかをしっかり覚えておいて、注文やお会計の時に声をかけよう。ちなみにギャルソンを呼ぶ
時は「Monsieur, s’il vous plaît/ムッシュー、シルヴプレ」と呼ぼう。「ギャルソン!」なんて言うと「おい、
ちょっと!」と呼ぶのと同じくらい失礼なのでご注意。
さて、いよいよ注文。コーヒーから冷たいもの、軽食まであるのでお腹具合に合わせて頼もう。ちなみにコー
ヒーを飲みたくて「Un café」と注文しらエスプレッソが出てきた、というのは良くある話。フランスではCafé=
エスプレッソなので、日本と同じようなコーヒーが飲みたいなら「Café allongé/カフェアロンジェ」で伝わる。
支払いはレストランと同じくテーブルチェックが一般的。帰る時でも良いが、急ぐなら注文品がきた時に支払う
と良い。支払った印にレシートを少し破られる。もし中々お会計にきてくれなければ「L’addition, s’il vous
plaît/ラディシオン シルヴプレ」と頼もう。
最近のカフェは食事も充実させているところも多く、お昼時にはお得
なMenu ランチセットがある。レストランには一人で入りづらいけれ
ど、きちんと食事したいという時に気軽に利用できるので、女性一人
には助かる。朝にはモーニングセットの様なものもあり、焼きたての
クロワッサンにバゲット、ジャムなど付いてくる。テラス席に陣取っ
て、ビジネスマンを横目にちょっとゆったりした朝を味わうのも素敵
なパリの過ごし方である。
お問い合わせはこちら!
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