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LETTRE DE L`INSTITUT NO 2 le 19 février 2015 - e

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LETTRE DE L`INSTITUT NO 2 le 19 février 2015 - e
LETTRE DE L'INSTITUT
O
N 2
le 19 février 2015
Cours par correspondance
Institut français du Japon
Bonjour à tous. 寒い日が続いていますが、受講生のみなさまいかがお過ごしでしょうか。春の訪れが待ち遠し
いですね。
上級翻訳 仏文和訳コース(CVEA) を受講中の生徒さん (C19171) から嬉しいお知らせをいた
だきました。ご本人が翻訳された書籍が、出版、発売になったそうです。おめでとうございま
す!翻訳コースを受講していらっしゃる方の中にはこのようにプロとして活躍されている方も
いらっしゃいます。受講生のみなさまのご活躍のお声を聞けるのは通信教育スタッフ一同の楽
しみです。受講生のみなさまの今後のご活躍をお祈りするとともに、また嬉しいお知らせが届
くことを楽しみにしております。
冬学期がはじまって 1 ヶ月が過ぎましたが、通信コースのサービスはじゅうぶんにご活用いた
だけていますでしょうか。通信教育でできるのは、課題をこなして得点を確認するだけではありません!添削された課題を受
け取って模範解答を見ても理解ができないときには、質問サービスをご利用ください。そして口頭練習、発音練習にはテレフォ
ンサポートをご活用ください。学期はじめにお送りした教材一式の中に受講生ガイドが入っていますのでサポートの内容をも
う一度ご覧いただき是非通信コースで受けられるサービスをフル活用してください!!
今回の Lettre では、お問合せの多い、テレフォンサポートの活用方法をさらに詳しく具体的にご案内いたします。
Infos pratiques - テレフォンサポートの活用法
前回の Lettre でも紹介させていただきましたが、通信コースのサポートのひとつに「テレフォンサポート」があります。
通信教育でもアウトプットの機会をできるだけ持っていただくために設定しているサポートシステムです。質問に限らず、発
音や会話練習にもご活用いただけます。通信教育は「書く」ことが中心と思っていらっしゃる方も一度試してください。思わ
ぬ発見があると思います。1 週間に 1 度、10 分でも、毎週続けることで、学期が終わった後の成果は大きいでしょう。
上手にこのサービスを利用していただいている受講生が多くいらっしゃいますので、この Lettre では具体的な利用方法をより
詳しくご案内します。
■ ■ 入門〜初級レベル
●
別売り教科書のコレクションフランス語入門、初級の会話文を利用して教師に発音チェックをしてもらう。(予約時に教科
書のページをお知らせください。
)サポートの時間前にご自身で音読を十分にしておくことをオススメします。
●
自分であらかじめ簡単な作文をしておき、それを教師に添削してもらいながら、同時に発音チェックをしてもらう。(予約
後、前日までに用意した作文を FAX またはメールで送信してください。)
フランス人の先生だと緊張してしまう、という方は、日本人の先生の担当になっている時間帯にあわせてご予約することも
可能です。
(スケジュール調整のために変更になることもありますので、確約にはなりません。あらかじめご了承ください。
)
■ 中級レベル
●
口頭試験に出そうなテーマに沿ってあらかじめ準備しておき、教師と実際に話してみる。その内容をもとに簡単な会話を
する。
(予約時にテーマをお伝えください。
)
●
プチ会話:自己紹介、
自分の住んでいる地域について、自分がした旅行についてなど…(予約時にテーマをお伝えください。
)
中級レベル以上の方でも、いきなりフランス語で会話するというのは難しく感じますし、自信がないという方もいらっしゃ
ると思います。そういう壁を克服していただくためのテレフォンサポートですので、安心してください。まずは、コースガ
イドや課題の少しまとまった分量のテキストを読んで発音チェックをしてもらうことからはじめてみましょう。
■ ■ 上級レベル
●
●
会話: 興味のあるテーマや最近の話題、時事に関することなど(予約時にテーマをお伝えください。)
新聞や雑誌から記事を選んでその内容について、
「エクスポゼをする」、教師と「意見交換をする」、
「レジュメをする」
(予
約後に記事を FAX またはメールで送信してください。)この練習は、自分で記事を探すところから始まりますので、記事
の内容をざっと理解するために「読む」練習にもなります。またテキストが決まったら、テレフォンサポートでの練習の
ためにさらに読みこむことになります。一石三鳥のフランス語の訓練になります!(予約後、前日までに用意した記事を
FAX またはメールで送信してください。
)
テレフォンサポートで時間が足りない方は、新開講の「オンライン プライベートレッスン」
をご利用ください!
常磐僚子先生の「フランス語の疑問解決!」N° 1
Q 複合過去形にするとき、過去分詞は主語と一致するんでしたよね?
複合過去
形
過去分詞
の性数の
一致
初級後半
〜中級レ
ベル
R 実はそうとは限らないのです。タイプ別に見ていきましょう。
タイプ1 主語との一致
例:Ma femme est allée au cinéma et les enfants sont allés à la piscine. (妻は映画に、子供たちはプールに行きました。)
解説:一番よく知られているものです。êtreをとる特定の自動詞は、主語と過去分詞を一致
させます。「妻」は女性なので過去分詞に e, 「子供たち」は複数なので s をつけます。
タイプ2 直接目的語との一致
例1:- Tu as acheté quelque chose à Paris ?
- Oui, ce sont les chaussures que j’ai achetées à Paris.
(パリで何か買ってきた?- うん、これがパリで買った靴だよ。)
解説:Avoirをとる動詞の場合、ふつうは過去分詞の性数一致は起こりません。質問文のTu as achetéには何もつ
いていませんね。ただし、答えの文のように直接目的語(les chaussures)が過去分詞より前に来ていると
きは、直接目的語と過去分詞を一致させるという規則があります。les chaussuresは女性名詞複数形なので
achetéにesをつけます。
もうひとつ例を見てみましょう。
例2:Qu’est-ce qui vous a le plus étonnée dans cette affaire ?
(この件で貴女が一番驚いたのはどんなことですか。)
解説:この文の主語はqu’est-ce qui、直接目的語がvousです。Vousは過去分詞étonnéよりも前に来ていますので、
一致が起きます。eがついているので、vousは女性だということがわかります。
タイプ3 代名動詞の場合
例1:Elle s’est lavée. (彼女は体を洗った。)
解説:代名動詞はタイプ1と同じと思っている方が多いでしょう。でも実は、過去分詞は直接目的語se(s’)と一致して
います。次の例を見てみましょう。
例2:Elle s’est lavé les mains.(彼女は手を洗った。)
解説:この例ではles mainsが直接目的語、s’は間接目的語になります。すると過去分詞に一致が起きません。主語と
も間接目的語とも一致しないことがわかりますね!
いろいろとややこしいですが、過去分詞が一致してもしなくても、ほとんどの場合発音は変わりません。ご安心を!
みなさんの質問には、常磐僚子先生がお答えしています!
Bonjour ! Je m’appelle Ryoko TOKIWA. Je travaille à l’Institut depuis
sept ans. Vous avez choisi d’étudier le français à la maison, je trouve ça
vraiment courageux. Bravo ! Mais quand vous avez des problèmes ou des
questions, n’hésitez pas à m’écrire au CAD par courrier, par fax ou par mail.
En français ou en japonais ? Comme vous voulez ! Je vous donnerai un coup de
main. A bientôt !
こんにちは。常盤僚子と申します。アンスティチュ・フランセ東京で7年前から働いています。皆さんがご自
宅でフランス語の勉強を続けていらっしゃるのは、本当にすばらしいことと思います 。でも何か問題や質問
がありましたら、通信教育まで郵便やファクス、メールでご連絡ください。フランス語でも日本語でもかまい
ません。一緒に問題を解決しましょう。お便りお待ちしています!
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