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座間高等学校
かながわ部活ドリームプラン21 ∼未来に羽ばたく人づくり∼ 座間高等学校 校長名 和幸 文部科学大臣賞受賞への道 テーマ 1 堺 部活動の現状と課題(女子部員36名 現状 男子1名) 全日本高校・大学ダンスフェスティバル(神戸)日本女子体育連盟理事長賞受賞 県高校ダンス新人大会 課題 3位 全国大会連続入賞のためのスキルアップと優れた作品構成力を目指す。 作品のオリジナリティと芸術性を追求して、身体力を高めて表現できるようにする。 2 実践のねらい 目標 県内各大会の優勝、全国大会4年連続入賞と文部科学大臣賞の獲得 ねらい スキル向上と表現性の広がりをめざして各大会の入賞を目指す。 正しい基礎テクニックの向上。豊かな表現力のためにダンスムーブメントの習得。 3 実践の内容と成果・課題 内容 多様なダンステクニックの習得のために、練習内容を月単位メニューと、デイリ ーメニューに分け、部員自ら主体的に取り組めるようにした。コンクール作品の踊 り込みの時間確保を図り、トレーニングは、バレエやカポエイラ等の異なる身体操 作が必要なジャンルに対応できる筋力強化を目指した。 成果 部員の個性や特性を生かしたテクニックのスキルアップを目指して、得意な動き の精度を高めることができた。音楽・衣装の担当部員に対し、コーチやプロの卒業 生の指導助言を活用して演出効果を高めた。全国大会の受賞に関して、特別賞の 「生き生きした表現に対して」高い評価を受けることができた。 課題 舞台サイズの練習場所の確保のために、休日は座間アリーナを活用した。今後も 場所の確保が課題である。 (1)部活動推進組織 創作舞踊部の顧問3名により、主顧問と、コーチが実技指導をおこない、学校行事 等の参加や、大会以外の体外的な活動については、顧問で役割を分担して指導にあた っている。指導顧問による活動年間計画作成の後、生徒会へ提出して、生徒会担当か ら全国大会に向けてのバックアップをしてもらっている。 (2)実践内容 かながわ部活ドリームプラン21 内容 目標 ∼未来に羽ばたく人づくり∼ エキスパートコーチによるカポエイラ(格闘技)の動きを取り入れたレッスンの 実施。トレーニング、バレエ、ダンスは顧問が担当し役割を分けて指導。 総合体育大会と新人大会の2大会を中心とした指導計画の立案と部員への事前周知。 部員の主体性を伸長し、練習の効果を高める。 (3)部活動エキスパート指導者の有効活用 (具体的な実践内容) テクニカルムーブメントの指導により、トレーニングメソッドをとりいれてパワー のある動きができるようになった。作品のまとめにあたり、独創的な手法を展開した 完成度の高さが認められ、全国大会で高く評価された。 (具体の成果内容) ・練習メニューの理解やテーマについての理解を深められた。 ・テクニックのレベルアップ、学年の個性やカラーを生かした作品の完成が図れた。 ・部員同士による高め合いにより、部員の苦手を克服するレッスンメニューを導入。 (4)その他の取組み 行政機関、地域団体から出演依頼を受けた。本番の公演を多く経験することができた。 成果 ○全日本高校・大学ダンスフェスティバル(神戸)コンクール部門 日本女子体育連盟理事長賞 3位【Vice of cells ∼歓ぶ細胞∼】 ○県高等学校ダンス新人大会 テーマ部門 3位【超地球人】 ○日本体育学会神奈川開催 招待作品出演 ○座間養護学校交流会出演 ○座間ひまわりフェスタ出演 ○県立青少年センターこどもフェスティバル ダンス&ミユージックフェスタ出演 ○スカイアリーナ座間フェア アトラクショ特別出演 ○神奈川スポーツ大賞受賞 ○東海大学主催 DanDanDance公演出演 ○座間市青少年芸術祭舞踊部門公演出演 4 実践のまとめ 全国大会3位入賞、4年連続全国大会入賞を果たすことができた。 目標であった作品の完成度を高めて部員一人ひとりが個性ある表現力を高めることが 出来たと思われる。卒業年次の3年生、15名のうち、5名が、体育スポーツ、演劇芸術 方面への進学が確定した。新たな目標として、部活動での経験が将来専門家としての基 礎基本を培いキャリアにつながるように指導していきたい。次年度の全国大会では文部 科学大臣賞を視野に入れて活動していきたい。部員のメンタルサポート、メディカルサ ポート、トレーニングプログラムの見直し、クリエイションの充実を図っていくために、 指導体制を組み、顧問とコーチの連携をさらに図っていきたい。