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4)大腸 酒 岡 島 宗明
・ 1 6 し ) 新潟医学会雑誌 第1 1 0巻 第1 0 号 平成 8年3 0月 転移 に対す る待期的な系統的切除,輿時性では腫腐径の 3)大腸 癌 肝 転移症 例 の検 討 阿部 要一 ・森永 秀美 山田 明 く 木戸病院外科) 大 きい場合は系統的切除+動注,それ以外は肺など肝外 再発に対す る補助療法が必要である. 昭和62年 4月から平成 6年末 までに当科で手術 した大 50例中,肝転移はま 6例 ( 1 0. 7%)であった. 腸癌症例 1 3 例,霧時性肝転移は 3例で,肝切除 同時性肝転移は1 除 i,肝腫蕩核手術 4であった.肝切除不能 9例 車 6例 山下山 小坂轟 ●●● 聡也克之 俊 信英 / 3( l o o‰)で した. %),輿時性肝切除 3例,切除率 3 例を含め,肝右切除 3,肝左葉部分切 肝切除は再切除 1 5)大腸癌 肝 転移 の診 断 と治 療 - 統計 書診 断 8治療 書予 後田確 田間 下北武 本 / 1 3招0. 8 をア例に施行 L,同時性肝切除は4例 ,切除率 4, 慕 裸 悟 r' ' L' : ㍉∴ ∴ 過去1 2年間に 1 6 6例の肝転移症例 を経験 したが,全大 に肝動注療法 を行 った, 原発巣は綴織学的に高度進行例が多 く,壁深速度では 0 2 6例の 1 6. 2%,mp癌 を除 く進行癌の 2 5. 9 腸癌症例 1, s s以上の進行例が1 5例 ( 93. 8%) ,静脈夜襲は1 2 例 浮5 %であった.3 9 才以下の若年者,中 e低分化腺癌で高頻 %)であった. 度であった.異時性肝転移は 2年以内に 8 7. 9% が出現 CEA 億は肝転移治療のマ…カーとして有効であった中 長期生存は肝切除例にみ られ 最長生存は 5年 8か月 であった, していた.発見の契機 は鷹癌マ--カ-の上昇が高頻度で あった.肝転移に対す る治療は肝切除,持続肝動注,演 滴 または経 口投与の単独あるいは観合せにより行なわれ 肝切除不能例 に対 しては肝動注療法に抗腫癌効果が期 待 された, ていたが,肝切除非施行例では 2年以上の生存は困難で あった.持続肝動注では 5 -Fu の単独大慶投与が,効 果 と副作用の点か ら現時点では最適 と考えられた.肝転 移の再発および他臓器転移の有無が肝転移症例の予後に 裸匡俊美之尊者 就 業達轟智 大 きく影響 していた。 ( 新潟大学第-外科) E目的】大腸癌肝転移 を こ対す る外科治療成績並 びに切 々本野 佐製佐 ●●● 広雄昭彦 光 乙嘉春 6)大腸癌肝 転 移 切除例 の治 療 成 績 廿申 犀野 筒 旧上牧 木 ‖阿藤 藤 田 ヤ 須千斉谷斉丸多 ●●●●●●● 克彦隼幸彦貴史義 婿春 公衆則正明勝 井本村 田出 々原 山 酒岡島 岡中佐桑畠 4)大腸癌肝転移 に対 す る外科治療成績 米寿 薬 篤 宗明 (警 讐 雪 空競 ) 1 990年からの太腺癌肝転移切除例 を動注群 ( 5 FU 間 除後の再発状況 を 鮎とに初回治療方針 を検討す る.E対 Fu欝 ( Le ueovor i n-5 Fu 療法 1 9 欠持続動注ま 2例 ),i-5 象3治癒的肝切除6 6 例 洞 時3 0 ,異時 3 ;HI S 3 2,HI M1 5, 例) ,対照群 持4 例)に分けた c o mt T O is t udy を行った. H2 1 9) を対象 と した.E成績ヨ全体の 5整準は3 6% と良 4 7カ月を最長 に1 0例得 好で, 5年以上無再発生存例が 1 られている.H2で非再発率,生存率が低いほかは転移 肝 5,肺 2) ,L5 Fu 群 1 0 例 ( 肝 6号 再発は動注群 6例 ( 肺 し その他 4)で対照群1 0 例 ( 肝1 0,肺 5,その他 2) 8% 時期,個数,術式別に各群間に有意差がなかった.6 2%,L-5 Fu 群62%,対照群2 8%で有 再発率は勤注群6 が再発 し,その6 0%が残肝であった,残肝再発は同時性 意差はないが対照群では低値であった, 3年肺無再発率 であった. 5生率は各群間で差はなかった. 3年残肝願 8 2%に多 く,輿時性では肺再発6 9%が多かった.同時性 8%,L-5 Fu 群9 4%,対照群 60% と L-5 Fu は勧注群7 書残肝再発 し では初回手術時 3個以上,両薬にあるとは着 群で良好であ り L5 Fu 群 と対照群間で有意差を認めた m 以上, た.異時性では残肝再発は単発例では径 5c ( p二 =0. 0 3 ).以上より,肝切除後の 5 Fu動提療法と LT 5 Fu 系統的切除後は初回転移個数によらず全て多発再発であっ 療法は残肝再発予防の効果 が期待で きた. また L5 Fu た.E 結語ヨ1.肝転移に対する外科的切除は有効である 療法は肺再発に対 して も有効であ り多臓器再発予防の補 那,再 々発 も効率である.2.再発状況か らみた初回治 助化学療法 と して有用であると考 えられた. 療方針 は,同時性では多発例での肝動注の付加や潜在性