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3-1-3 健康・癒し

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3-1-3 健康・癒し
3-1-3 健康・癒し
3-1-3-1 生きがいづくり・心の癒し・ストレス緩和効果
1)概要
植物には、下記のような人の健康や癒しに効果がある。これらの観点で、緑化は屋外のみな
らず、家庭や事務所の室内緑化も有効な手段の一つである。
・視覚疲労回復効果、癒し効果
・嗅覚からの心身健康・癒し効果
・空気浄化(含む汚染物吸収)など環境改善面からの健康への効果
・空気の乾燥防止効果
・森林浴に見られるような心身健康増進効果
また、植物を育てる作業をすることにより、
・
(植物の種類を選ぶことで)年齢や体の状態を問わずほとんどの人にとって、無理のない適切
な身体運動の場を提供することができる。
・成長の過程と成果を楽しめる。
その結果、特にこれから増加する高齢者を含め、健康や生きがいづくりに効果が期待できる
とともに、心や体に課題を抱えた人の治療にも役立てることができる。
3-14
2)視覚疲労・ストレス緩和効果
光の波長の関係で、緑は目に優しい色とされてきた。
これを科学的に確かめることがいくつかの方法で試行されている。
① 兵庫県立淡路景観園芸学校 ストレス評価例
(出典:山本委員提出資料)
ストレスを比較的簡便に図れる方法として、唾液中成分、目の瞬き数や視線の動きなどを計
測することが提案され、その方法で緑によるストレス低減効果が報告されている。
図3-1-32 に示すように、図3-1-31 の二種類のスライドのうち、緑の多いスライド
(右側の「緑地景観」)を見せたあと、ストレスは全体的に低下傾向を示している。
5 000
比較した景観写真例
A
B'
C'
4 000
3 000
緑地景観
2 000
1 000
全体的に低下傾向
0
1
ストレス前
2
スライド後
3
実験後
5 000
B
C
A'
D'
4 000
3 000
都市景観
2 000
1 000
Study Site (都市景観例)
一部増加あり
Study S ite (緑地景観例)
0
図3-1-31
視覚疲労実験用比較用スライド
ストレス前
1
スライド後
2
実験後
3
図3-1-32
唾液コルチゾールによる
視覚疲労計測結果
② VDT 作業後の視覚疲労回復効果計測例
東京農業大学(参考文献:3-1-3a および3-1-3b)や愛媛大学(参考文献:3-1-3c)で
は、VDT 作業における視覚疲労回復効果(*)についての実験が行われ、図3-1-33 の例
に示すように、緑化の効果が確かめられている。
*「フリッカー値」により評価。フリッカー値とは、点滅する光が、断続した光でなく、連続した光と見える
境界値の周波数を表すもので、大きいほど疲労が小さい方向。
愛媛大学では、植物を室内の身近に配置した場合の脳波測定を行うとともに、アンケート調
査を実施し、植物の存在がストレスの緩和につながるという結果を報告している(出典:3-1
-3c)。これは視覚効果に加え、次項に述べる香りや空気環境などその他の効果も加わったもの
と考えられる。
3-15
赤字が植物ありの場合、横軸
は経過時間を示す
図3-1-33
VDT 作業後の視覚疲労緩和・回復効果
(出典:愛媛大学
3-1-3c)
[2)項の出典/参考文献]:
3-1-3a 社団法人日本インドア・グリーン協会HP(東京農業大学近藤三雄教授の実験データ掲載)
3-1-3b オフィス環境マネジメントによるメンタルヘルス・モチベーション向上策(東京海上日動リス
クコンサルティング㈱玉田裕美
2007 年 8 月)
3-1-3c 愛媛大学農学部生物資源学科生物資源生物学
緑化感性工学研究室(仁科広重教授)HP
3)空気浄化・乾燥防止・香りによる癒しなどの効果
3-1-1-3 に述べたように、植物には、空気を浄化する作用を持つ。
さらに、ある種の植物では、
・芳香によるリラクゼーション効果(アロマテラピーとして知られるのは、その有効成分を抽出
したものによる)
・疲労回復やストレス緩和など
・消臭・脱臭・抗菌・殺菌などの効果
があるとされる。
植物からの蒸散作用により、3-1-1に記したような温度低下の効果があるが、室内に置い
た場合、湿度を上昇させ、特に冬季の乾燥防止に役立ち、呼吸器や皮膚・髪などの健康や美容に
とって良い効果を生む。 加湿器と違いバクテリアの発生リスクが少ない安全な水分が補給され
る。植物から出た水分の安全性について述べたが、土を使わない水耕では、基盤に繁殖するバク
テリアのリスクも小さくなり安全性はさらに増すと言われている。
樹林の中で呼吸することにより、香りその他の影響でリラクゼーション効果が得られる「森林
浴」が知られている。 屋内環境の緑化も、同様に心身に大きなリラクゼーション効果をもたら
すと報告されている。
3-16
4)趣味の園芸(花卉・果実・野菜・庭園作り)による癒し効果
①
植物を育てる園芸は趣味としても広く行われている。
植物自体とふれあうことで、前項までに記したような植物から健康や癒しに役立つ効果を受
けるほかに、園芸作業により以下のような体験をすることでストレスの緩和効果(こころの癒
し)が期待できる。
・庭園などを美しく飾り心の満足を得る
・植物の成長を楽しむ
・野菜や果実または花卉などを育てた成果を楽しむ
・菜園の場合は、食を楽しむ
また、植物の量や種類を選ぶことで、運動不足になりやすい都市住民にとって適当な運動と
もなり、健康にも役立てることができる。
園芸は従来から趣味としても行われているが、退職した高齢者の増加が見られる中で、今後
ますます心身の癒し・健康対策としても、生きがいづくりとしても最適な趣味の一つとなろう。
②
事例
a. 一般の家庭(集合住宅のベランダを含む)での園芸事例は枚挙に暇がないが、一例として緑
化により自然を取り戻すことをねらいとした庭を持つ家の例を示す。
「庭」づくり(図3-1-34)(提供:積水ハウス㈱):
地域に昔から自生している植物を中心にした「庭」づくりを提案。自然生態系を再生・
保全し、鳥や蝶の訪れにより庭で自然とふれあう活動を提唱している。
図3-1-34 一戸建て「庭」づくり
3-17
b. 都心部の駅前地区やビルの屋上における貸し園芸地(農園)の事例を以下に示す。
b-1 なんばパークス(大阪なんば)
図3-1-35
貸し菜園 なんばパークス
b-2. アグリス成城(東京「小田急成城学園前駅」駅前)
図3-1-36 貸し菜園 アグリス成城(出典:アグリス成城 HP)
5)治療に役立つ園芸
① 園芸には植物自体に安らぎや癒し効果もあり、
「園芸」作業による下記のような効果も加わるの
で、園芸療法としても有効であることから、病院、リハビリセンター、老人ホーム、職業訓練セ
ンター、養護学校などでの活動プログラムとして導入を試みている施設も多い。
・精神的な効果(情緒の安定、判断力・集中力・忍耐などの養成、気分の高揚、達成感・楽し
み)
・身体的な効果(五感の刺激や作業による運動機能回復・保全)
・社会的な効果(植物を媒体としたコミュニケーション・社交性向上、公共性・道徳性の向上)
・その他の効果(社会復帰、職業訓練、社会貢献)
患者の状態に応じた作業負荷となるよう、植物の種類や植栽の方法を選択することが必要であ
る。
3-18
② 事例
a. 大阪府公園協会主催の「癒しの園芸講座」(出典:財団法人大阪府公園協会およびボランティ
ア団体癒しの園芸の会 HP)
同協会は、植物の持つ癒し効果の勉強や園芸福祉活動を通じて、高齢者や障害者などの社
会的弱者を支え合える地域社会づくりを目指した癒しの園芸講座を毎年開催している。その
対象は、そのような福祉活動のリーダーを目指す人と、高齢者・障害者自身である。
図3-1-37 癒しの園芸講座
大阪府営大泉緑地 実習花壇「はないずみの庭」および活動事例
(右3つは活動事例で、そのうち一番下は大阪府老人福祉施設
ームでの実習)
グループホ
b.兵庫県立淡路景観園芸学校の「園芸療法体験講座」
明石西公園で公園管理者の㈱日比谷アメニスと共催で、平成 18 年度から毎年2~3回「園
芸療法体験講座」を開催したような事例もある。
c.高齢者施設にデーサービスで通う人たちのリハビリテーション
図3-1-38 園芸療法 高齢者施設での
リハビリテーション事例
(出典:月刊園芸療法 2002 年5月号の記事
原写真提供:同施設の松田まや支援相談員)
3-19
3-1-3-2 安全・確実な食物の確保
1)背景
戦後の日本農業は、第二次産業・第三次産業を中心とする経済の目覚しい発展に取り残される
形になり、従事人口の減少や生産性の低迷により、国民の食の自給率は、先進国中最も低いレベ
ル(例: 供給熱量総合食料自給率:約 40%
平成 19 年度)に落ち込み、多くの部分を輸入に頼
る現状になっている。
図3-1-39 日本及び諸外国の食料自給率の推移(供給熱量ベース)
(出典:農林水産省食料・農業・農村白書平成 19 年度版)
発展途上国の人口増や経済発展により、従来の食料供給国からの安定した輸入が継続できな
くなるというリスクが言われており、安全保障面からも自給率の向上策の必要性が強調されて
いる。
さらに、特に品質管理面で不明点が残りやすい輸入食品の安全性への不安もあり、トレーサ
ビリティーが確保される信頼性のある生産物への需要が高まっている。
そのような背景から、以下①~⑤のようなことが見受けられるようになって来ているが、
下記 a~d のような状況もあり、この傾向は今後ますます強まっていくものと予想される。
① 生産者の顔が見える販売形態
(生産-販売のルート作りによる「ブランド」化)
② 輸送に使用するエネルギー問題解決も踏まえた地産地消運動
③ 生産管理形態が明確な「農業生産工場=植物工場」的な生産方式
④ 味のみでなく安全性まで含めた食のブランド化
⑤ 消費者自ら生産に関与する家庭菜園・貸農園(郊外型・都心の屋上等のスペース利用型)
の流行
3-20
a. 今後高齢者が増加するが、中には元気な高齢者も多く存在し、自らの食の確保に加えて、
健康や楽しみのためにも、
「菜園」や「地場農業」に従事しようとする人の増加が見込まれ
る。
b. 多くの休耕田があり、その有効活用を考えると、日本全体ではスペースに相当の余地があ
る。
c. 神戸市は元々一次産業のシェアが高い。郊外型の貸し農園可能な場所も多く存在する。
d. 環境のための緑化活動として、また安全な食物を確実に確保し食の楽しみを味わい教える
場として、都心部の貸し農園の需要は今後ますます増えるものと予想される。
一方、水の利用という面で考えると、日本の現状は食料の輸入を通じて、莫大なヴァーチャ
ル・ウォーター(仮想水・virtual water)を輸入していることになる。
世界的には、前述のような人口増・経済発展に加え、地下水の枯渇や気候変動に起因する影
響から、食と命を支える安全な淡水が不足することが予測されており、自らの水資源を確保し、
有効に利用して、自らの食を確保することの必要性は増してきている。
さらに、最近のエネルギー事情からトウモロコシなどを原料にしたバイオマスエネルギーの
利用が顕著になってくるなど、穀物の入手が困難となってきている。また、穀物は直接の食料
としてだけではなく、家畜の飼料となっているため、食肉などの輸入にも支障をきたす可能性
がある。そのため、農林水産省は「食料自給率向上協議会」を立ち上げて、種々の取り組みを
始めている。
2)農業ビジネスの方向性
上記のような状況の中、異業種から農業ビジネスへの参入の例も多く見られる。将来の農業
には、従来の農業の革新の視点だけでなく、以下のような別の視点からの方向性も期待されて
いる。
・健康産業として
(バイオテクノロジー活用による品種改良・機能成分抽出などを含め、健
康志向を追及した高付加価値商品創出)
・観光サービス(団塊の世代をターゲットにした都市農村交流の活性化、ブランド化、観光サ
ービスを織り交ぜた農業ビジネス)
・エネルギー(燃料・バイオマス)
・福祉・雇用(障害者・高齢者雇用)
・生産・流通システムのイノベーション
(流通産業と一体化、直販等)
・地域経営的視点による地域密着型事業展開 (地産地消、地域の他産業との連携等)
3-21
3)大規模生産システム~「植物工場(環境管理型栽培)」の動き
新たな農業ビジネスの一つとして、農業に工業製品製造と同様の管理の考え方を取り入れた
設備事業として、安全な食の安定供給を目的とした農業を行う動きがある。
大規模な周年栽培環境管理型の世羅農園(広島
県)の事例を以下に示す(図3-1-40 参照)。
(出典:金地委員提供資料)
世羅農園の特徴は以下のようなものである。
・トマト栽培工場(周年栽培)
・コンピューター制御ハイテク温室
・養液チューブ潅水システム
図3-1-40 大規模高度施設栽培の例
世羅農園
このような特に大規模な管理型施設栽培は一般には大都市圏外で展開されているが、大都市
周辺や都市内においても中規模以下の環境管理型栽培が最近増えてきている。以下、それらの
概要・メリット等について述べる。
①「植物工場(環境管理型栽培)」の概要
閉鎖型または半閉鎖型で、環境も完全制御型とそうでないタイプがある。閉鎖型・完全制
御型の生産は、もともとは環境の悪い極地や閉鎖空間(船内・宇宙船内など)と言った特殊
目的用であったが、履歴が明確かつ安全な食の需要に応え、野菜を中心に都市近郊消費地へ
の安定供給という利点を活かして、ベンチャーや異業種の参入が相次いでいる。安全・安定
供給ということで、食品加工業界や外食産業からの需要もある。
②植物工場のメリット、デメリット
メリットを以下に示す。
・ 天候に左右されず、また時間あたり・面積あたりの収量効率が高い。
・ 農薬を使わずに病原菌や害虫を管理排除することで、安定した収量確保を目指すとともに、
「安全な食」として製品価値を持っている。通常の露地栽培より必要な栄養素の高い野
菜を作ることも可能である。
・ 清浄であり、廃棄部分が少なく、また使用に際しても洗浄水を多く要しない作物ができる。
・ 消費地に近い場所での生産が可能で、新鮮な食材を少ない輸送コスト・エネルギーで届け
られる。
3-22
デメリットを以下に示す。
・ 多額の設備投資が必要である。
・ ランニングコストが高い。すなわち、光源の改良、空調の効率向上、自然光併用等により
極力使用エネルギーを減らし効率を上げる工夫が行われているが、人工光使用やその他
の環境管理にエネルギーを多く消費し、コストを要する。そのため、生産物は、生産手
法の適性とともに、その管理コスト・エネルギーをかけるだけの付加価値を持つものに
限られる。
なお、管理農法であるため、肥料や水の消費に関してはより合理的で無駄が少ない。特に
水耕養液栽培式管理農法では、ほぼ全量の水を有効に循環して用いており、露地栽培よりは
るかに少ない水で栽培可能である。
それでも大規模な植物工場においては大量の水を確保し運用する必要があり、雨水貯留、
表面水や地下水を含めた自然水の活用が多く見られる。
都心部における小型の場合は、利便性から水道水を使用している事例もある。
③
植物工場の事例
比較的大型の「植物工場」は、食の課題が今後のビジネスチャンスになるとの見通しのも
とに、異業種からの参入例も多い(図3-1-41~43 の例参照)。
広大な用地確保が困難であることから、大都市の中に中規模以上の「植物工場」が設置さ
れるのは例外的であるが、㈱パソナグループが東京大手町のビル地下室で稲作などを行って
いる例もある(図3-1-43 参照)。
図3-1-41
植物工場 三田グリーンハウス
(出典:JFE ライフ㈱HP)
図3-1-42
植物工場
TS ファーム
図3-1-43
植物工場 パソナオーツー
都心ビル地下での稲作
(出典:キユーピー㈱HP)
(出典:㈱パソナグループ HP)
都市の中に置かれている事例としては、ショッピングモールやレストランに隣接して、あ
るいは学校等の食育用として置かれる比較的小型のものがある。
以下にその事例を示す。
3-23
a 消費地とむすびついた植物工場の試みの例
小型の閉鎖型の植物(野菜)栽培設備を、消費地に分散的に設け、消費者からのフィード
バックを織り込んだ生産・販売を行うという、農業をコンビニ商法のようなサービス業(第
三次産業)とする試みが行われている(図3-1-44 参照)。
同時に一般の制御型栽培設備の製品と同様、害虫がなく農薬を使わない安全性と、捨てる
ところが少ない有用性を強調している。
比較的大型の植物工場を運営している別の企業でも、消費地にレストラン等のチェーン店
をもって、自社の製品のブランド化を戦略にしているところもある。
上が店舗ゾーン、下が生産ゾーン
生産ゾーンも店舗内に設置。
客の要求をフィードバックした
野菜の製造小売を可能とする。
図3-1-44 野菜生産・店舗販売を一体化させた製造小売 SHOP(出典:㈱みらい資料)
3-24
b 小規模の管理栽培システムの例
小型のものでは、遠洋航路の船舶内や極地において使用する特殊のものもあるが、後述す
る教育用目的の例を除いて、まだ家庭用菜園などで使用されている例は多くない。
b-1.事務所や学校、家庭などでも使用可能な小型栽培システムの例を図3-1-45 に示す。
図3-1-45 小型管理栽培システムの例
(出典:森久エンジニアリング㈱資料)
b-2. 都会内での栽培も想定した小規模な管理型栽培システム(植物工場)で、植物の生育と
エネルギー効率の向上を図ることを目的に、自然光の併用、人工光の最適波長の選択
や、栽培基盤を回転させることにより受光効率を上げるなど工夫をしている事例を、
図3-1-46 に示す(出典:㈱きゅぶふぁーむHP)。
図3-1-46
小型植物工場の例 太陽光併用育成パネル
3-25
4)個人・事業者としてのかかわり
食の安全を確保するという観点からは、単なる消費者としてでなく、参加型の家庭菜園や貸し
農園の使用者として、自らの食を生産することは意味のある活動といえる。自ら生産することで、
農業や農業生産者の立場、食生活への理解を深めることもつながる。
図3-1-47 に協同菜園の例を示す。愛知県の NPO 法人「まちのお百姓さんの会」では、
「消
費者の目から食を見直そう」とのコンセプトのもと、一人 10 坪程度(全体で 1,200 坪)の農園
を協同運営している。
また、図3-1-48 に個人菜園の例を示す。退職後の人生の楽しみに、水耕による菜園づく
りを行っている例である。
(図3-1-47&48 の出典:株式会社丸菱メディア事業部「友の和」記事)
図3-1-47 協同菜園の例
図3-1-48 個人菜園の例
3-26
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