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女性がもっと自由に、もっとのびやかに生きられる社会をめざして NPO
女性がもっと自由に、もっとのびやかに生きられる社会をめざして NPO 法人 女性と子ども支援センター ウィメンズネット・こうべ 発行日2013.7.10 №103 1 5 月 に 第 2 シ ェ ル タ ー 開 設 し ま し た ! ! 2005年にシェルターを開設して以来、既に200組の単身女性や母子が 利用し、その後の生活再建も支援しています。学校が休みになる時期はシェル ターが満室となり、子ども部屋も居室となり、人間関係のトラブルも起きがち です。そこで、5月に第2シェルターを開設しました。短い期間ですが、少し でもゆったりとした時間と空間を過ごしていただければと思います。兵庫県内 に、配偶者暴力相談支援センターが10カ所も出来たので、DV相談も増えて いるそうです。DV から逃れるためにも、シェルターは女性にとって大切な社会 資源です。皆様の息の長いご支援を心よりお願い申し上げます。 嬉 し い ニ ュ ー ス が あ り ま す このたび、国際ソロプチミスト神戸東様より、ク ロ ー バ ー 賞 並 び に ク ラ ブ 賞 を 授 与 さ れ る こ と に な り ま し た 。クローバー賞は文化、福祉、教育のいず れかの分野で、社会に貢献している兵庫県在住か活動の拠点が兵庫県にある個 人か団体を、毎年1名または1団体を選考して表彰する顕彰事業 とのことだそうです。日頃の活動が評価され、このような素晴ら しい賞をいただけたことを嬉しく思います。ありがとうございま した。 感 謝 を こ め て ウィメンズネットこうべでは、さまざまな形で、皆様の善意の 寄付金を頂いています。このたび、会員の方のご紹介により、直接大口の寄付 金をいただきました。また、共感寄付や、ギブワンのシステムでの寄付も寄せ られています。個人の方のお名前の公表は控えさせていただきますが、心より 御礼申し上げます。資金面の援助を、ACCJ関西様、関西日米婦人会様、国 際ソロプチミスト神戸様、国際ソロプチミスト神戸東様、国際ソロプチミスト 六甲様、神戸ゾンタクラブの皆様から頂きました。物資での支援として、認定 NPO法人フードバンク関西様からは、月2回のペースで食品・食材の支援、 NPO法人フリーヘルプ様からは衣料品など、(株)P&GJAPAN様からは、 シャンプー、洗剤、紙おむつ、化粧品などの日用品を頂いております。 その他、引っ越しの際に家具や電気製品なども個人的にいただきました。これ らの善意は、すべて、シェルターや、支援の必要な家族のために使わせていた だいております。 夏 の ボ ー ナ ス カ ン パ よ ろ し く お 願 い し ま す 当団体への共感寄付は(http://kobekec.net/kyokan/list/)6月現在で、4 2 万円にのぼりますが、目標の100万は達成しておりません。共感寄付を利用 されますと、税金の控除(税金を納めておられる方が確定申告すれば)が利用 できます。どうぞよろしくお願いいたします。(チラシ同封) 2 D V 被 害 女 性 と 子 ど も の た め の 居 場 所 づ く り 女性と子どものための安心と安全のスペースわ っ か ( W A C C A ) 開設準備中!! 正井 礼子 当団体では、月2回、シェルターを出た後の家族に、食料支援を兼ねて家庭訪問 を行っております。そのような活動を通して、DV 被害から逃れてきた女性や母子の 多くが、DV についての無理解や偏見もまだまだ根強い地域で、非常に孤立している のを知りました。PTSD や鬱、対人恐怖のため、数年たっても、他者や社会との接点 がほとんど無い女性もいます。特に母子の場合は、貧困に加えて、孤立した環境で の子育ては大変です。子どもも、虐待の後遺症や母子関係の歪み、学習困難などの 悩みを一人で抱えています。DV 防止法は保護と防止に重点が置かれ、被害者の生活 再建への支援は不十分です。 行政の子育て支援、就労支援などの事業はありますが、DV 被害者は、社会や他者 への安心と信頼が損なわれており、従来の支援になかなか繋がりにくいのが現状 で す。このような女性や子どもの心身の回復には、安心できる居場所や、 寄り添ってくれる支援者、信頼できる仲間との出会いが不可欠です。本事業では、 ウィメンズのスタッフやボランティアが、安心と尊重をベースにして、スペースの 運営に関わります。このような居場所は、当事者の孤立感を軽減し、心身の回復や 生活再建に役立つ重要な社会資源となります。母親の心身の回復は、母子関係を改 善し、児童虐待防止に繋がります。放課後の母子家庭の子どもの支援も企画し、子 どもも悩みを相談できたり、学習支援を受けて、安心と自信を取り戻すことが出来 ます。拠点で得た仲間との絆が、その後の女性や子どもの生活の大きな支えとなる でしょう。 NPO 法人フリーヘルプさんのリサイクルショップと協働で、古着の整理やアイロ ンがけなど、女性の就労準備研修も行う予定です。8 月に、フリーヘルプ長田店が、 JR新長田から徒歩5分の、 アスタくにづか 1 番館 の1階に開設します。 このお店は、ウィメンズネット・こうべの活動を応援するためのチャリティショ ップです。古着を処分される方は、どうぞお送りください。 ★W A C C A (women and children care center)は,10 月に同2階で開設を予定してお りますが、学習支援などボランティアが必要です。関心のある方はご連絡を! チャリティショップ フ リ ー ヘ ル プ 長 田 店 8 月1日オープン予定 長田区腕塚町 5 丁目「アスタくにづか 1 番館」(同封チラシ参照) 7 月 28 日(日)11:00∼13:00 にプレオープンの予定です。 (参加希望の方は事務局まで事前にご連絡下さい。) 東加古川店079‐421‐3755 も、ご利用ください 3 < 時 事 > ウ オ ッ チ ン グ T.Ishii ◎ 今年は、7 月 21 日に参議院選が予定されており、政権与党は憲法改正などを視野 に、権勢拡大を狙っているように見える。政党の世界では、ここ 2、3 年「日本維新 の会」が台風の眼であることは周知の事実だが、同維新の会共同代表である橋下徹 大阪市長の「従軍慰安婦は必要だった」発言は参院選でかなり影響しそうである。 また、沖縄の在日米軍兵士の性的欲求のはけ口として、風俗産業の活用を勧めたの に対し、司令官が、 「言語道断で侮辱的」と切りかえしたのは当然と思う。同市長の 発言は、反ジェンダー意識の強いステレオタイプ男性の本音が、それも、露骨に示 された好例とも言えるのではないか。強姦神話「男性の性欲は本能で抑制できない」 「女性は男性の性的欲求の対象となって当然」が根底にある。 ◎ 日本社会が、人口減の時代に入って久しい。第一次ベビーブーム時には、260 万 人以上生まれていたベビーも、ここ数年は、100 万人ラインで推移している。安倍 政権は、少子化対策として、5 年で、保育の受け皿を 40 万人分増やし、待機児童ゼ ロを目指す「3 年間抱っこし放題での職場復帰」も掲げ、育児休業を最長 3 年に延 ばすよう、経済団体に求めた。妊娠や出産の知識を広める、 「生命(いのち)と女性 の手帳(仮称)」の配布を検討したが、批判を浴びて、事実上撤回した。人口問題や 労働力不足に対し、国策として、女性を活用していこうとする必然は理解できるが、 女性が出産できない背景の分析や、目指す社会のイメージが不透明な中で、女性が 人口減対策の道具にされかねない危惧を感じる。人口減の原因は根深いのだ。 ◎ ハーグ条約加盟が確実になってきた。国際結婚が破たんして、一方の親が子ども を国外に連れ去った場合に、子どもは原則、元の居住国に戻す、そう定めたハーグ 条約には、89 カ国が加盟しているが、子どもの親権・監護権に関して国際間で差が あること、結婚破綻の背後に、DVや子どもへの虐待がある場合ど のように制限が掛けられるかの問題については、未解決のままであ る。おそらく圧倒的に多いであろう、母と子の安全性の担保策を注 視していきたい。 ト ピ ッ ク ス ! ! ス ト ー カ ー ・ D V : 法 改 正 改正 DV 法が 6 月 26 日国会で成立。これまでは、事実婚や離婚後も含めた 配偶者からの暴力だったが、同居中、または、かつて同居していた交際相手 にも対象を広げる。来年 1 月ごろ施行される見通し。 同時に、改正ストーカー規制法も成立。メールを繰り返し送るなども、付 きまといの行為として、規制法の対象になる。警告や禁止命令を出す権限を、 被害者の住所地の、警察や公安委員会だけでなく、加害者の住所地や、被害 を受けた地域にも拡大する。 4 6 月 8 日 の 「 橋 下 市 長 の 慰 安 婦 ・ 性 暴 力 発 言 を 許 さ ず 辞 任 を 求 め る 集 会 」 に 参 加 し て き ま し た ! ! 5月13日、耳を疑うようなニュースが流れ、あいた口が塞がらない、とはまさ にこの事。橋下大阪市長が、 「従軍慰安婦」制度の強制性を否定するとともに、5月 1日、 「 もっと風俗業を活用してもらわないと海兵隊の猛者の性的エネルギーはきち んとコントロールできない」と、沖縄の米海兵隊普天間基地司令官に提言したのだ。 女性を性のはけ口の対象と容認するこの発言を、こともあろうか、公の立場である 市長が信じられない発言をしたことは、 「日本の常識=世界の非常識」であることを またひとつ、日本だけにとどまらず、世界に露呈させ、情けないというより、同じ 日本人として非常に恥ずかしく、「許せない!」という怒りでいっぱいだ。 長い時間、日本が作り上げてきた、「家」「家父長」制度が、いかに女性観・性意 識を決定的に歪め、現在の女性蔑視を作り上げてきてしまったか、ということが、 この発言からも表れていると思う。 慰安婦の問題にしても、風俗業、性暴力の問題すべては、女性に対する最も残酷 な人権蹂躙の問題であり、本当に許せない発言である。 集会のとき、ある団体の方が、「男性の性欲が溜まって死んだ、ということは聞い たことがない。自分で処理をすれば良いはずで、なぜそれに女性の生身の体が必要 なのか!」と言われていた。ホントにそう思う。 風俗業で働く女性たちもまた、貧困から学業を諦めざるを得ない環境であったり、 精神疾患、性暴力のトラウマを抱えている人、仕事が見つからないために仕方なく 働く場合も少なくないだろう。風俗業で働く女性は、性暴力の受け皿ではない、こ ういった女性たちが、安全で安心して働ける就労の場を整えていくことを、まず国 がするべきことではないのだろうか? 橋下氏は、アメリカに対しては謝罪をしたが、「従軍慰安婦」や沖縄県民、性産業 で働く女性、そして女性に対しての謝罪は、いまだにない! 集会の帰り、自分に何ができるのだろうか? 怒りと高ぶる感情をおさえつつ、 自問自答しながら、重い足取りで帰路についた。(M・S) 神 戸 市 議 会 本 会 議 に 行 っ て き ま し た ! DV 被害者の生活再建施策について、川原田弘子議員が質問をされるという情 報が入り、傍聴に行った。行政からの答弁は、当初は、既存の機関での従来の 支援の説明のみだったが、一問一答での 2 回目の答弁で「生活困窮者自立支援 事業で対応できないか検討します」との答弁となった。これは一歩前進!それ にしても、傍聴席の対面側にある、行政の幹部席に 24 人中、女性が 1 名のみ。 会員のみなさまからのほっとなお便り 管理職として、意思決定の場に女性がいないということが一目瞭然。(み) 5 フ ラ ン ス か ら 日 本 に 帰 っ て き ま し た ! 木曜日に帰ってきました。 時差ぼけがあり、時々、もうろうとしますが、皆元気にしています。 父の平和の会に同行して、沖縄に行きます。 7月の5日に関西の家に帰ってくる予定です。 帰ってきて、やはり日本のサービスのすごさに改めて感動! 原発が再稼働する方向に動いていることにどーんと落ち込み。 再会した知り合いの関西おばちゃんたちのパワーに感動し。 で、http://www.magazine9.jp/interv/taniguchi/ という記事をみました。 「オッサン政治に物申す!」昨年、関西でスタートしてメディアなどにも登場、大 きな注目を集めた「全日本おばちゃん党」。 なかなか、私の意見と近くて、うれしくなりました。 日本に帰ってきてうれしい出会いの一つです。 今日本に必要なのは女性力、と思いますが、このおばちゃん力。すごすぎです。 共感してしまうのは自分の行動がどんどん「関西のおばちゃん」化しているからか。 フランスでもお金のない友達に「ちゃっちゃと私の家でご飯食べていき」とか フランス人の夫でも交渉が成立しない時はしゃしゃり出て 「ちょっと、在庫探してきてぇ」と店員にごり押ししてしまうところなど。 私、かなり大阪のおばちゃん状態炸裂しています。 そんななか、このおばちゃん党はなかなか自分の声に 近い。どないでしょ。 大阪のおばちゃん まなより このページは会員の皆様の情報発信、交流の場です。メールで お寄せいただいた、さまざまな情報を、お許しを得て掲載して います。ほっとする話題、ホットな話題をおよせください。メ ールまたは FAX で。次回原稿は9月末までにお願いします。 6 会員のみなさまからのホットなお便り 私は,全国ポリオ会連絡会というものを2001 年からしています。その全国会が、「障害者差別禁 止法(JDA)を実現する全国ネットワーク」に名を 連ね、運動してきた障害者差別禁止法が、下記のように成 立しました。名称こそ変わりましたが、長年の悲願がかないました。 私は、国会で可決するところも、前日の内閣委員会での討議と可決の様子も、イ ンターネットで見ました。可決されたときは、涙が出そうでした。障害者が胸をは って生きられる時代が来ると思いました。 障害を持った女性への複合差別についても、なんと、附帯決議の最初に、「障害 女性や障害児に対する複合的な差別の現状を認識し、障害女性や障害児の人権の擁 護を図ること」と、書き込まれました。すごいことだと思いました。障害を持った 女性のことなど、今まで、誰が考えてくれたでしょうか。障害者運動は、やはり男 性中心でした。大変なことが山積みだったからです。障害があり、しかも女性のこ となど、誰も考える余力もありませんでした。そして,私たち障害を持った女性は、 声を上げることもしませんでした。自分たちが声を上げていい存在だということさ え、自覚できなかったのではないかと思います。 柴田多恵 障 害 者 差 別 解 消 法 :19 日 成 立 、 基 準 策 定 が 今 後 の 課 題 毎日新聞 2013 年 06 月 19 日 20 時 20 分(最終更新 06 月 19 日 21 時 49 分) 障害を理由にした不当な差別的取り扱いを禁ずる障害者差別解消法が19日成 立した。1990年代に米国で同種の法律が施行された後、日本でも必要とする議 論が長年あり、関係者にとっては待ちわびた法制定となった。公共機関だけでなく、 民間企業にも差別解消のための「合理的配慮」を求める内容だが、何が差別に当た るのか、合理的な配慮とは何かの基準策定が、2016年4月の施行までの国の重 要課題として残っている。 19日成立した新法は、公共機関と民間事業者に対し、過重負担にならない限 り、障害者の性別や年齢、障害の状態に応じた「合理的な配慮」を行うよう求めた。 ただ、条文に差別の具体的定義はなく、今後3年間で各省庁が定めるガイドライン が実生活に大きく関わることになる。 「家族経営の店にすぐエレベーターをつけろと言えない。事業者の規模や種別で 線を細かく引くのは難しい」(経済産業省産業人材政策室)など、担当者からは困 難な道のりを予想する声も出ている。施行後3年で見直すことが定められており、 民間事業者に関し「努力義務」にとどめたことも見直しの焦点となる可能性が高い。 それでも誕生した新法に障害者団体の期待は熱い。清水さんは「差別の悩みを訴 えても行政窓口で十分聞いてもらえなかった人は多い。今後も法運用に必要な体制 作りを訴えていきたい」と話した。【野倉恵】 7 「 お ば あ ち ゃ ん の 家 に お 泊 り 会 」 の よ う な 蛍 と バ ー ベ キ ュ ー の 夕 べ 3 年 目 の 夜 今年も、蛍とバーベキューの夕べを、無事に終えることができました。メンバー も、3 年続けて参加する親子も多く、毎年おばあちゃんの家にお泊りに行くような 感覚で、楽しみにしていました。雨が降り、バーベキューができるか心配でしたが、 18 時には雨が上がるという天気予報は、ピタリと当って本当によかったです。 公民館の体育館で、元気一杯ボランティアの学生さんに遊んでもらい、お腹ペコ ペコになった子どもたちは、バーベキューに大喜び。デザートのさくらんぼ(長野 県の支援の方が送って下さった)も、皆で美味しく楽しくいただきました。 蛍に出逢えるか心配でしたが、雨上がりの中、数は少なかったけど、「今年もよう こそ」とばかり、綺麗な光を見せてくれました。恒例の花火も、雨にも邪魔されず できて、子ども達は大喜びでした。また、眠る前に茂木さんからびっくりするくら い大きな絵本をたくさん読んでもらい、よい夢をみたことでしょう。 3 年前からみると、子どもたちは確実に成長しているように見受けられます。 「ぼくら、お父さんがいないけどよかったな。」というポロッとでてきた会話。こ ういう集いを通して、ちゃんと子どもたちは繋がっていて、いじけることなく、里 の家のような暖かい見守りの場の中で、ちゃんと育っていっているんだなと思いま す。親も子も安心して、心を割って語れる、触れ合える場所は、これからもとても 必要だと思います。私のイメージは、小さいとき、祖母の家に集まって、夏休み中 いとこ達と過ごしたような思い出が、支えになっています。そういう想いを持って 子ども達には成長していってほしいです。何か困難に出逢っても、仲間がいるから、 また集まれるから、安心して成長していけるような繋がりを築いていってほしいと 願っています。 また来年もその次もというように、子どもたちの成長を楽しみにしています。 赤松さん、ご家族の皆様、至れり尽くせりで、今年も無事終えることができ、感謝 申し上げます。有難うございました。 (シングルマザーの会世話人 I) シ ン グ ル マ ザ ー の 元 気 の 出 る 講 座 会場:神戸市婦人会館(4 階) 時間:13:30∼16:00 7/20 離婚と法律 大阪ハンドインハンド共同企画講座 松山理香(弁護士) 9/21 私の心とからだ 大切な私と人間関係の境界線 徳永 桂子 10/19 ACCJ 関西ウォーカーソンウォークラリーに参加し よう 大阪で開催予定 11/16 いい親子関係の結び方 藤田久美子 8 シェルター日誌 家 庭 訪 問 と 新 し い 生 活 ここ数年, フードバンク関西から月 2 回ほど、食材を配給していただいている。 パン・米・野菜・菓子・調味料など、期限切れ近い食料品が大半だ。シェルター利 用者のために、という趣旨だが、シェルター卒業生にも届けている。年々増えて、 その数10軒ほど。生活保護でアパートに住んでいるという場合が多く、大家族プ ラス飼い猫?匹sという家もある。 DV被害から逃れて、一時保護、離婚成立、生活の再建という嵐のような環境変 化に耐えて、見知らぬ土地での生活は、経済状態も人間関係構築面でも大変だと思 う。月に1・2度訪れてその折々の生活上の問題を話し合う。子どもや心身の健康 問題に関することが多いが、ご本人の気持ち、トラウマの後遺症状など、心理面で のエンパワメントを心がけていると言えば格好いいが、なかなかそれは容易ではな い。母と子が暴力のない安全な生活時空での再建を成功させるための一助になりた いと強く願う一方、生活再建支援に関しては、DV法が自治体の責務と明記してい るにもかかわらず、生活保護ひとつとっても、運用面では、一般対象の受給者と変 わらず、例外的措置は皆無である。そこで、このようにボランティア活動を続けて いるのだが、果たして当事者全体にとってはどうなんだろう、とふと思う。しかし 子どももご本人も歓迎してくれるので、やめるわけにはいかないとも感じている。 被害を潜り抜け、懸命にサバイバルする当事者の力を信じ、どんな環境であって も、人とつながっているという安心感が、支援には最も大切だと思うからだ。身近 な食材を媒介に、フラットな関係を維持しつつエールを贈りたい。(TI) シェルター滞在中の子どもへの支援の充実に力を注いでいます。 学習支援も、引き続き行っています。定期的に来て下さるお兄さん の T さんには特に男の子たちが、信頼を寄せています。話をたくさ んしています。受験や転校のご相談にものっています。いい男性の モデルとなっているようです。 今年度は助成金を得て、シェルター内での「母親への子育て支援 プログラム」を実施する予定です。そのために、 スタッフも全員が内部研修中です。 9 ホワイトリボン公開学習会第1回報告 6 月 21 日 あすてっぷKOBEにて 女 性 に 対 す る 暴 力 を な く す た め に 男 性 に は 何 が で き る か 講師は、男性学、ジェンダー論などを専門とする関西大学の 多賀太教授。昨年の検討委員会の座長も務めていただいた。 講座の冒頭で、ご自身が、2001年に、ホワイトリボンの運動を日本に紹介し たカナダのマイケル・カウフマン氏の講演会にも参加したという紹介があった。も う10年以上も前に、日本の何か所かで、ホワイトリボンは紹介されていたのであ る。その後、男性のグループに、活動テーマとして取り上げられたりしたが、時期 が、DV防止法以前だったこともあって、社会の認知が低いことからか、運動とし てはあまり盛り上がらなかった、ということである。 なぜ、男性たちの主体の運動であるメンズリブが衰退し、ホワイトリボンの 運動が広がらなかったかを考察することは、今後、「ホワイトリボンキャンペーン・ KANSAI」の運動を広げるための戦略を考えるときにも有効である。 運動が広がらない理由を、ある方が、こう表現したという。「片思いのラブレター」。 どんなに訴えたいことが素晴らしく、中身の充実したものであっても、それを一方 的に訴えるだけでは、相手には伝わらない。相手にどう理解し、共感してもらえる かが重要だ、と。 確かに、女性への暴力をなくす運動は、社会的に重要な問題で、女性だけでなく、 男性も主体的に取り組まなければならない問題ではあるが、どう共感を得て、自分 が参加したいと思うような戦略が必要だということなのだろう。 去年から始まった、ホワイトリボン運動を衰退させないためにも、今回のような、 身近な学習会が必要だと思った。というわけで、ホワイトリボンキャンペーン KANSAI としては、月1回のペースでいろいろな切り口で、学習会を計画していきた いと思っている。(M) 公 開 学 習 会 場所:あすてっぷ KOBE 時間:19:30∼20:30 7月19日(金) 兵庫県警生活安全企画課 現場からの報告 9月 20 日(金) 佐藤功行弁護士 ホ ワ イ ト リ ボ ン キ ャ ン ペ ー ン シ ン ポ ジ ウ ム 開 催 「つながろう! 女性への暴力をなくすために」(仮題) 場所:あすてっぷ KOBE 日時:12月1日(日)13:30∼16:30 基調講演:湯浅誠さん 「女性への暴力と貧困」 パネリスト:安藤哲也さん・雪田樹理さん 10詳 細 は 次 号 の チ ラ シ を ご 覧 く だ さ い 。 1 事 業 報 告 と そ の 成 果 D V 被 害 者 支 援 及 び シ ェ ル タ ー 運 営 事 業 災 害 と 女 性 ∼ 防 災 は 日 常 か ら 始 ま る ∼ 東北の被災地では、2 年目に入って、 DV 被害の相談が増え、 県警の報告によれば、福島県は、前年比 64%増、宮城県は 33% 増、いずれも、過去最高を更新。岩手県警は 2%減。 児童虐待取扱数は、福島県警 で、前年比 76%増、宮城県警も同 34%増の過去最高を記録。岩手県警は、同 11% 増となった。以前からあったことが顕在化したとのことである(災害状況下では、 より悪化)。身体的暴力だけが暴力ではないといった、DV に関する正しい知識や理 解が、テレビやチラシ等を通して広がった成果であろう。 東日本大震災発生後、内閣府男女共同参画局では、地方公共団体を対象として、 男女共同参画の視点に配慮した、震災対応についての文書を繰り返し発表するとと もに、必要に応じて、関係団体・関係機関等への周知を依頼した。これらの文書に ついて、全体では、約4分の1の自治体が認知している(男女共同参画の視点によ る震災対応状況調査 平成 24 年7月)。この調査報告にあるように、内閣府の文書 にそった対応を行った自治体は、わずか 4.5%。研究者の報告でも、男女共同参画 があまりにも進んでいなかったことに驚いたとある。そのことを、私たちはきちん と検証すべきである。でなければ、今後各地で予測される災害発生時に、また同じ ことが繰り返されるだろう。 防災は日常から始まる。日本は世界の男女格差ランキングでは、135 か国中 101 位。政治参画においては、さらに 190 か国中 160 位と、いずれも先進国で最低であ る。日本は、これまで、男女平等に向けて意識改革しようという『心がけ主義』で やってきたが、今後は、あらゆる分野で、男女平等実現するための『制度や仕組み づくり』を、さまざまな団体と連携し、粘り強くてやっていくしかない。(R・M) *詳しくは東日本大震災「災害・復興時における女性と子どもへの暴力」に関する調査 報告書が東日本大震災女性支援ネットワークから7月に発行予定。 ★ 1 0 月 3 0・3 1 日 に 災 害 支 援 ト レ ー ナ ー 養 成 講 座 を 開 催( チ ラ シ 同 封 ) - 女 性 と 人 権 全 国 ネ ッ ト ワ ー ク が 結 成 さ れ ま し た ! ! 女性の人権をないがしろにする日本の政治の在り方に、怒りと危機感を覚えた 女性たちが、女性や困難を抱える当事者の人権の向上に取り組む団体や、個人 のネットワークを結成しました。ぜひあなたも参加しませんか! 詳細は http://projectjapanwomen.net/ 呼 び か け 文 h t t p : / / p r o j e c t j a p a n w o m e n . n e t / 0 4 _ a c t i o n . h t m l 11 ほ っ と す る 宿 女4人、四国高知へ、一泊二日の車での旅をした。 高知市にある牧野植物園、牧野富太郎記念館を見に行くとい う目的での今回の旅。8時に出発して、高知には昼に着き、緑 豊かな樹木や草花、ゆったりとした建物の中に展示された牧野 ワールドを満喫したあと、大豊町に戻り、800m の山上にあ る、農家民宿「レーベン」新館に着く。 旅の一番の楽しみは宿、そこでのごはん。樹木の中の山道を登ってたどりついた その宿は、ログハウスで、土地の木材を使って家族で建てたとのこと。一組だけの 宿泊で、バルコニーに用意された夕食のバーベキューをいただいたあと、女あるじ は帰っていかれ、あとは私たちだけの家となる。 遠くの山なみの向こうに沈む夕日を眺めつつのバーベキューは、ここで採れた野 菜、そして牧場の牛。お酒の持ち込みも自由で、ロゼワインで乾杯した。翌日は、 本館での朝食。シャクナゲの花がすぐ前に見えるバルコニーに用意されたテーブル で、たっぷりの野菜のサラダとスープ。焼きたてのパンをいただいた。 欲張って足摺岬まで行くので、朝食後すぐの出立となったが、できれば山の風が 吹き抜ける、この心地よい宿で、もう少しゆっくりしていたいと思ったことだった。 〈 農 家 民 宿 レ ー ベ ン 〉 一泊二食8000円。タオル、パジャマは持参。生ご み以外のゴミは持ち帰り。連絡は 090‐1004‐5611(渡辺さん) (松村弘子) 「 大 人 の た め の 児 童 文 学 講 座 」 ひ こ ・ 田 中 著 徳 間 書 店 発 行 児童文学と言われるジャンルの中には、大人が読んで面白い作品がたくさんあり ます。 あなたが大人になる前に読んだ作品にも、いま改めて読むと、また新しい発 見、感動があるのです。ひこ・田中さんのこの本は、ガイドブックとして、とても ユニークな本です。赤毛のアンも、あしながおじさんも、ハイジも、ひこさんのよ うに読み解けば、大人が読んで面白い児童文学となります。図書館にあるので、ぜ ひ一度読んでみてください。(まつむら) あなたの「ほっとする」をご紹介ください。 ほっとする旅、店、本などなんでも。 12 読 ん で み ま せ ん か 〈 生 活 保 護 と あ た し 〉 和 久 井 み ち る あ け び 書 房 2012 生活保護は厳しい状況にある。マスコミを利用してのバッシ ング。それを利用したとしか思えない、支給額減額を含む法律 の改正。反論するためには、生活保護のことをもっときちんと知って理解し、わか りやすく伝えることをしないといけないなと思い、この本を読んでみた。 DV で家を逃れて、鬱になり働けなくなって、生活保護を受けた経験のある女性の 本である。バッシングの中で作者は、今だからこそ、書いて出版しなければと思っ たという。生活保護を受けている女性たちの孤立や不安を、少しでもなくす処方も 書かれている。それを著者は「居場所薬・仲間薬・おしゃべり薬」と表現した。 いつでも気兼ねなく、気軽にいける場所、安心して集える仲間、そして気兼ねせ ず、おしゃべりをたのしむことができる時間と空間、という事だろう。 現在そんな女性たちの居場所が必要だという事で、コミュニティスペースオープ ンに向けて準備中である。その計画を進める中で、自分たちの思いをしっかり後押 ししてくれる本である。 〈 育 児 放 棄 ネ グ レ ク ト 真 菜 ち ゃ ん は な ぜ 死 ん だ か 〉 杉 山 春 著 小 学 館 2 0 0 4 児童虐待の事件は、次々にセンセーショナルに報道されるが、その後どうなった かをたどって知ることは少ない。この本の、愛知県で起きた事件は、2000 年 12 月 に起きている。しかし、この本を読みながら今でも起こりうると感じられるのは、 著者の丹念な取材をもとに描かれた本だからだろう。その背後にあるのは、貧困と ジェンダーと、サポートのための社会資源が生かし切れていないということ。 同じ虐待被害でも、身体暴力は、父親など男性の関連性も多いが、ネグレクトと いうと、ほとんどが、女性だけがバッシングされる。子育てを放棄した母親、家事 のできない女・・・。しかし、そのことで父親が責められることはあまりない。この事 件でも、若い父親は裁判で証言する。「男は仕事をすればよく、子育てや家事は女の 仕事だと思っていました」と。たとえ事件にならなくても、そう思っている男性は 少なくないだろう。だから、母親がどれだけ子育てにストレスをため込み、孤立し ているかを理解できずにいる。ネグレクトは、特殊な人たちの間だけに起きるので はない、子育ての中に潜む共通の課題である。 〈 か ら だ ノ ー ト 中 学 生 の 相 談 箱 〉 徳 永 桂 子 大 月 書 店 2 0 1 3 聞くに聞けないからだの疑問を、Q&A 形式で具体的に答えた本。中学生って、こ んなことを知りたいのか、とか、大人でもちゃんと答えられないなあ、と思ったり する。1 冊そばに置いてあると、問いかけられたときにも役に立つ本。著者の徳永 桂子さんは、ウィメンズネットこうべのデート DV トレーナー、シングルマザー講座 の講師としても活躍されている方。最新刊。(も) 13 2012 年 度 主 な 事 業 報 告 ★ D V 被 害 者 支 援 及 び シ ェ ル タ ー 運 営 事 業 ① 電話相談 444 件 面接相談 188 件 同行支援 277 件 シェルター利用は、年間 34 組、大人 34 人、子ども 51 人。 シェルター運営も7年目を迎え、子どもたちの心のケアにも力を 注ぐようになった。大学生に声をかけて、DV と子どもへの影響について研修を受け てもらった上で、子どもたちの学習支援を実施した。男子学生は人気が高く、女性 ばかりのシェルターで、優しい男性学生の存在は子どもたちに良きモデルとなる。 ②兵庫県の委託で、 「DV 被害者支援者養成講座」を 11∼12 月にかけて実施した。当 団体で活動しなくても、DV に理解のある人が一人でも増えることが、社会を変えて いく力となる。 ③「シングルマザーの元気が出る講座」は、今年で 5 年目である。仲間に出会えて よかったと、見違えるほど元気になった人も少なくない。安心できる唯一の居場所 だとの声もある。母親への支援は、子どもの支援に繋がる。ACCJ(在日米国商工会 議所関西支部)の助成金で運営している。この会を通して、女性たちが孤立感を解 消し、信頼できる仲間を得ることは、生活再建を支える力を育てる。 ④DV 被害者の自助グループとして、第4水曜に、コスモスの会を開催している。参 加者の孤立感を解消しエンパワメント効果は非常に高いと担当者から聞いている。 ★ D V ・ デ ー ト D V 防 止 教 育 事 業 ①中学校 39 校、高校 60 校、専門学校1、特別支援学校1、大学 24 校、合計 30,702 人に実施。神戸市の中学校でも6校で実施。「交際する前に学ぶことができてよかっ た」「男女平等をつくるのは僕たちの仕事」という中学生男子の感想などから、早期 教育の効果を実感している。 ②和歌山県の田辺市で、デート DV 防止トレーナー養成講座を実施。その後、和歌山 県内の中学や高校で授業を実施した。デート DV 防止教育が他府県にも広がりつつあ る。 ③兵庫県の助成事業で、多可町、浜坂町、丹波市、神戸市の4か所で、デート DV 啓発講座を実施した。大学生への 20 回のデート DV 防止授業を実施した。兵庫県の 元気アップ事業として、デート DV 電話相談を夏休みに実施し、親や教員からの相談 もあった。 ★ ホ ワ イ ト リ ボ ン キ ャ ン ペ ー ン 内閣府 24 年度男女共同参画地域連携事業として委託を受け、「男性ともに取り組 む暴力防止の運動」を実施した。神戸市や兵庫県、NPO,大学、県警、医師会、弁護 士会などと連携して、ポスターやチラシを作成配布した。11 月 25 日は、街頭キャ ンペーンを実施した。 14 インフォメーション ◆兵庫県立男女共同参画 う若者たち∼現代の就職 セミナー 難と貧困をみんなで考え 講師:西澤哲氏 トーク 第 3 回 DVの現状・課 る∼」 &トーク「性暴力の現実 題・支援について 日時:7/18(木)13:30 を知り教育でも根絶をめ 講師:梁英子氏(弁護士) ∼15:30 ざす」など 日 時 : 7/25( 木 ) 10:00 講師:阿部真大(甲南大 日時:7/27(土) ・28(日) ∼12:30 学文学部社会学科准教 場所:京都教育大学 第 4 回 女性の労働経済 授) 費用:一般全日程参加 ∼気持ちよく働くことの 申込:受付中 8500 円(早期割引あり) できる社会∼ 第 3 回 「社会に活かす 問合:京都教育大学教育 講師:浦坂純子氏(同志 女性力∼身近な問題から 支援センター 社大学社会学教授) 考える女性の参画∼」 ☎:075-644-8326 日 時 : 7/25( 木 ) 13:30 日 時 : 9/20( 金 ) 13:30 ∼15:30 ∼15:30 場所:県立男女共同参画 講師:谷口真由美さん(大 センター セミナー室 阪国際大学現代社会学部 ∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼ 准教授) ◆〈性暴力被害者支援セ ◆女性のチャレンジ支援 申込:7/9(火)9 時開始 ンター・神戸〉活動中 ∼私が学ぶ「法律」、私が 第 4 回 「あすてっぷ講 学ぶ「政治」社会の動き 演会∼フィンランドのイ 078-993-1225 に敏感になる∼ クメン事情(仮)∼」 講師:谷口真由美氏(大 日時:10/19( 土)13:30 ∼ (平日 9:00∼17:00、 阪国際大学現代社会学部 15:30 土曜 9:00∼13:00 准教授) 講師:ミッコ・コイヴマ 日祝休) 日時:8/29(木)10:00 ∼ ーさん(駐日フィンラン ★被害にあわれた方への 12:30 ド大使館報道・文化担当 急性期支援 ★サバイバ 場所:兵庫県立男女共同 参事官) ーの人たちのための「つ 参画センター セミナー 申込:8/8(木)9 時開始 ながる、交流の場」の提 室 ◆ 供 ★地域の安全・安心の 協議会「第 32 回全国夏期 ◆あすてっぷ KOBE 連続 セミナー」近畿大会∼い 講座 こうべ男女共同参 まこそ科学として学ぶ 画たまご塾2013 第 2 回 「自立をためら 人間と性 教育研究 いのち・からだ・性 ∼記念講演: 「児童養護施 15 設 に お け る 性 的 問 題 」 ホットライン ための講師派遣 中・高 生 の た め の デ ー ト DV 電 話 相 談 子 育 て 元 気 ア ッ プ 活 動 助 成 事 業 T E L 0 7 8 - 7 3 1 - 0 3 2 4 8 月 ∼ 1 1 月 の 毎 週 月 曜 日 ( 祭 日 も あ り ま す ) 1 6 : 0 0 ∼ 1 9 : 0 0 気になること心配なこと、聞きたいことがあればぜひお電話ください。 先生・保護者からの相談もお受けします。 編 集 後 記 ◇ きまった日にきちんと発行できたらいいな。メンバーの一人としての私の一番の思 い。器に盛る中身の素材の選定や味付けの工夫は言うまでもないとして。(ひろ) ◇春から「マイマイ蛾」の幼虫の大量発生に悩まされた。6月には縞模様のマイマ 平 イ蛾が庭を乱舞。柿の葉、しゃくなげ、ヤマモモは丸坊主になり果てた。○ ◇今回から、編集チームを結成して会報を担当することになった。ネット社会だか らこそ、紙媒体の持つ、ゆったりじっくり感を大切にして編集していきたい。(も) ◇下働き裏方さんのくまちゃんです。チームの一人に加えてもらいました!一瞬で 届くメールと、あとからゆっくり届くかたつむり便の通信それぞれに嬉しい。 ◇編集担当のチームの名前は「かたつむり舎」。 か た (語り合い)つ (つながり)む り (無理せず)という思いを こめて名づけた。 DV 被 害 者 サ ポ ー ト し て い ま す 年 会 費 の お 願 い 平成 25 年 4 月∼26 年 3 月の 1 年間 正会員:(議決権あり) 個人・団体一口 10000 円 賛助会員:個人一口 3500 円 団体一口 10000 円 郵便振替: 00990-3-330322 加 入 者 :女性と子ども支援センター ◇今年度より正会員、賛助会員となりま す。どちらかをお選びいただき振込用紙 に記入してください。 カンパはいつでも大歓迎です 月水金:10:00∼16:00 ☎: 078-731-0324 電話相談、面接相談、付添い 緊急一時保護、その他、状況に 応じた支援をしています。 費用は相談に応じます 事務局 N P O 法 人 女 性 と こ ど も 支 援 セ ン タ ー ウ イ メ ン ズ ネ ッ ト ・ こ う べ : 〒650-0022 神戸市戸市中央区元町通6-7-9 市民活動センター神戸気付 TEL&FAX:078-734-1308 E メール:[email protected] HPは ウィメンズネット・こうべ で検索 http://homepage1.nifty.com/womens-net-kobe/ 発行人:正井礼子 編集:かたつむり舎 16