目指せ大玉！東近江でタマネギの定植最盛期！ 普及現地情報

発信年月日：平成 25 年(2013 年)12 月６日
所 属 名：東近江農産普及課東部
普及現地情報
番
号：D13019
部 門 分 類：150（野菜）
発 信 者 名：北脇、松田
目指せ大玉！東近江でタマネギの定植最盛期！
ＪＡグリーン近江では、加工・業務用に向けたタマネギの定植作業が 11 月中旬か
ら始まり、12 月中旬までに 2.7ha が順次植えつけられる予定です。
平成 24 年産の作付からは定植作業に半自動移植機
が１台導入されました。しかし、昨年度は定植時期の
天候が安定しなかったことから、ほ場準備が遅れ、そ
の結果、移植機を効率的に稼働させることができずに
定植が大幅に遅れて、収量の減少につながりました。
そこで本年度は、移植機を効率的に利用するため、約
10a 以上作付する生産者が優先して移植機を利用で
きるように、ＪＡと連携して苗の生育状況に基づいた
写真１ たくましく育った定植
直前のタマネギ苗
稼働計画を作成しました。生産者側へは、①排水性の
良いほ場の選定、②天候の良い時に早めの畝立て、③明渠排水の徹底の３点について、
巡回研修や栽培管理情報の発信等により周知、徹底しました。
その結果、ほ場準備や定植作
業は順調に進み、12 月半ばまで
には定植が終わる見込みです。
今後は、冬季の追肥や２月から
３月にかけての除草剤処理、収
穫期までの病害虫防除につい
ての研修会等を行い、収量の向
上につながるよう支援を行う
予定です。
写真２ 移植機による定植作業の様子