...

①地区の特色・基本理念・区域に関する意見(3件) 番号 意見の

by user

on
Category: Documents
13

views

Report

Comments

Transcript

①地区の特色・基本理念・区域に関する意見(3件) 番号 意見の
「仙台市都市計画マスタープラン地域別構想(都心地区・泉中央地区・長町地区)」(素案)
に対する市民意見について
意見数:11名(28件)
①地区の特色・基本理念・区域に関する意見(3件)
番号
意見の概要
都心地区の特色に「杜の都」としてのブランドだけ
でなく,震災に強かった仙台都心地区,仙台人の「
1
絆」等もブランドとして強調し,「新杜の都」として表
現してほしい。
都心地区の区域の設定の考え方が曖昧であり,
「仙台」の特徴(個性)を存分に発揮する,「多くの
人々が集い,活発に活動し,賑わう場所」を,具体の
区域設定にも反映する必要がある。
①広瀬川と河畔緑地,有力な観光資源である青葉
山を「杜の都」の都心に加えるべき。
②東北大学片平キャンパスならびに連担する東北
2 学院大学土樋キャンパスも「都心地区」に盛り込ん
だ上で,“学都シンボルエリア”として位置付け,両
大学と連携・協調しながらそれにふさわしい市街地
環境を形成する必要がある。
③東北大学雨宮キャンパス移転跡地や市立病院跡
地などの大規模施設跡地は,都心機能の充実・強
化を進める戦略的エリアとして明確に位置付ける必
要がある。
各地区にもう少し「仙台らしさ」が滲み出るような具
3 体的なイメージ(言葉だけでなく,構想図や目指した
い街並みなど)がほしい。
本市の考え方
都心地区の特色には仙台市震災復興計画等を踏
まえ「都市防災機能の強化への取り組み」を位置付
けておりますが,ご意見を踏まえ追記を検討してま
いります。
①都心地区西側の広瀬川と河畔緑地,青葉山公園
は概ね都心地区のエリアに含むものと考えており,
区域図の表現を検討してまいります。
②③当該地区は概ね都心地区に含むものと考えて
おり,重要な視点でございますことから,都心地区の
特色への追記を検討してまいります。
各地区では具体のまちづくり方針図を作成してお
りますが,ご意見を踏まえ写真等イメージ資料の追
加を検討してまいります。
②施策展開の方向,施策の方針に関する意見(21件)
番号
意見の概要
本市の考え方
都心地区のコンパクトシティを形成する要素とし
本構想におきまして,宮城球場周辺は市内外から
て,宮城球場やJR貨物の敷地は重要と考えるが,ど 多くの人が集い都心地区の賑わいや交流を創出す
4 のような位置付けか。
る「国際文化・スポーツ交流拠点」として,また,JR貨
物の敷地は現在宮城県が検討中の「広域防災拠
点」と位置付けております。
都心地区の都市計画公園や街路樹だけでなく, 片平キャンパスは都心地区の貴重な緑であり「緑
大学キャンパスや大規模な民間施設・用地の緑も の基本計画」にも掲載されていることから,ご意見を
5
「杜」と捉え,明確に位置付ける必要があると考え
踏まえ,都心地区のまちづくり方針図(目標2)への
る。
追記を検討してまいります。
都心地区のまちづくり方針図(目標3)の現市立病 現在の市立病院につきましては,仙台市地域防災
院が「防災拠点(災害拠点病院)」となっているが, 計画と整合を図り記載しておりますが,ご意見を踏
6
間もなくあすと長町地区へ移転するため,表記から まえて,都心地区のまちづくり方針図(目標3)の表
外したほうがよいのではないか。
記を検討してまいります。
仙台ハーフマラソンは非常に人気のあるマラソンと 本構想の都心地区には良好な道路空間の形成や
して定着しつつあるが,市民ランナーが常時ランニ 緑の回廊づくりについて方向6,7に記述し取り組む
7
ングするコースを都心地区に「杜の都の緑」として整 こととしておりますが,ランニングコースについては
備していくことを記載してほしい。
今後の施策検討の参考とさせていただきます。
国際センター,博物館近くに緑あふれる公園を作 都心地区では緑の拠点となる青葉山公園整備の
り,その一角に物産館を建ててほしい。
推進を位置付けており,公園地内にビジターセン
ターとしての機能をベースとし仙台の歴史・文化を
8
発信する(仮称)公園センターの建設を計画してお
ります。その他のご意見につきましては今後の施策
検討の参考とさせていただきます。
仙台駅東口の持続的なまちづくり体制構築に向け 都心地区の方向8(地域との協働によるまちづくり)
て,市と連携して取り組んでいる仙台駅東口エリア にエリアマネジメント手法の活用推進を位置付けて
9
のエリアマネジメントの取り組みも位置付けてほし
おりますが,ご意見を踏まえて仙台駅東地区に関す
い。
る記述の追記を検討してまいります。
観光ルートである大手門跡に大手門の写真を焼き 都心地区の広域的な交流人口拡大は目標のひと
付けた石碑,青葉城跡に青葉城のCG再現図を焼 つとして位置付けており,観光・文化交流は重要な
10
きつけた石碑等を設置すれば観光地としてのグ
視点であることから,今後ご意見を参考にしながら,
レードをあげられると思う。
様々な施策に取り組んでまいります。
東北大学片平地区は民間に売却することなく,東
北大の建物群を活かし貴重な数多い資料の中から
公開できるものを展示する資料館等を整備し文化
11
交流学術エリアとする。魯人に関する資料や関係箇
所もあり中国人観光客にもアピールできるのではと
考える。
番号
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
意見の概要
本市の考え方
泉中央駅前は無機質なイメージがあるため,たくさ 泉中央地区では,泉中央駅周辺での「賑わい・回
んの人が集う,賑わう場所にしてほしい。
遊軸」の形成とともに,歩行環境や緑化,花壇の整
備などを位置付けており,今後,魅力ある賑わいと
回遊空間の形成を推進してまいります。
泉中央に交通が集中しすぎており,更なる賑わい 当該区間につきましては,平成23年1月に公表い
形成のためには,南光台から松森にかけての都市 たしました「都市計画道路網の見直しによる新たな
計画道路(宮沢根白石線)の開通により交通を分散 幹線道路網」において,優先的に着手する路線に
させることが必要と考える。
は位置付けておらず,早期の事業着手は困難な状
況です。事業の着手時期につきましては,将来の交
通環境の状況などに応じて検討してまいりたいと考
えております。
なお,泉中央地区の交通環境につきましては,駅
周辺の道路環境改善を本構想に位置付けており,
今後取り組みを進めてまいります。
本構想はこの先20年,40年先を見据えた計画に 本構想は泉中央地区の将来も見据えたものとして
し,泉中央地区の78街区や81街区の開発に合わせ おり,都市機能の集積や交通環境の改善などに取
て,ペデストリアンデッキや交通の対策だけでなく景 り組むとともに,緑豊かで魅力ある街並みの形成に
観の側面からも抜本的な改善を望む。
向けて様々な施策展開を図ってまいります。
泉中央地区のマルシェ等のイベントをバスプール 泉中央地区の賑わい創出は重要な視点と考えて
前などで開催できるようにすれば賑わい創出になる おり,本構想では公共空間等の活用による新たな賑
と考える。
わいの創出を位置付けておりますが,ご意見を参考
に地域とともに様々なイベント開催等に取り組んで
まいります。
あすと長町地区について民間によりスポーツ施設 長町地区の方向6(緑豊かで魅力ある街並み形
が集約されたが,これら施設を活かす上でも近隣に 成)において「あすと長町中央公園」の整備を位置
緑がある,スポーツもできる公園を整備してほしい。 付け推進してまいります。
全ての地域において「杜の都」としてのブランド力 「杜の都」は本市の持つブランドであり,各地区に
をより高める。あすと長町,仙台駅東口再開発地
おいても緑に関する取り組みを位置付けておりま
域,仙台港周辺は緑が全く無いに等しく,より緑にこ す。既に指定済みの緑化重点地区内のさらなる緑
だわり市民が誇りをもって国内外に発信できる真の 化の充実を図るほか,他地区についてもご意見を参
意味の「杜の都」を目指してほしい。
考にしながら緑化の充実を図ってまいります。
防災について東日本大震災を考慮した内容にし 各地区の防災に関する施策は東日本大震災の教
てほしい。
訓を踏まえて策定した仙台市地域防災計画と整合
を図り位置付けており,今後とも帰宅困難者対策等
に取り組んでまいります。
防災上からもっと地区ごとに公園が整備されても 各地区の防災に関する取り組みにおいて「避難所
いいと思う。
となる公園やオープンスペースの確保」を位置付け
ており,防災機能の強化に努めてまいります。
長町地区には仙台89ERS,都心には東北楽天, 各地区においてプロスポーツと連携した広域的な
泉中央地区にはベガルタ仙台があり,各地区の魅 交流機能の強化を位置付けており,交流・賑わいの
力を高めるためにこれらと協力を進め,それぞれの 創出を図ってまいります。
地域の魅力を高めていくことが重要と考える。
人口減少社会,成熟社会における仙台市が目指 本構想では各地区が目指す将来ビジョンと具体的
す「具体性ある将来ビジョン」を示すべきであり,仙 なまちづくり方針を示しており,今後,皆様へまちづ
台市が取り組むことだけではなく,民間企業等の事 くりに関する情報提供に努め,ご意見やご提案を伺
業も誘導できる具体性が必要と考える。
いながら,行政および事業者,市民との協働による
まちづくりを進めてまいります。
都市としてこれまで築きあげてきたものを維持して 本構想においても歩道や街路樹,街路灯などの
いく,修復・保全・維持管理・マネジメントの視点も必 適切な維持管理を位置付けておりますが,ご意見を
要かと思う。
踏まえて各地区の目標の説明部分への追記を検討
してまいります。
都心地区だけでなく地下鉄沿線上において積極 都市計画提案制度については,住民主体のまち
的に都市計画提案制度を活用できるように誘導を づくりを推進するため,都心に限らず活用を図るとと
図ってほしい。
もに、地下鉄東西線沿線を対象とした独自の提案
制度の構築を位置付けており,ご意見も踏まえ制度
の活用を一層推進してまいります。
地下鉄東西線沿線のまちづくりは,行政・住民・民 本構想では東西線沿線については地域特性を生
間の知恵を出し合い,それぞれ特色あるオンリーワ かしたまちづくりを進めることを位置付けており,今
ンのまちになることを願う。
後とも,地元と連携しながら様々な取り組みを行って
まいります。
③その他の意見(4件)
番号
意見の概要
本市の考え方
近景としての「みどり」だけでなく遠景も含め景観と 本市では仙台市「杜の都」景観計画において、景
してどういうまちを作っていくのかのビジョンがほし 観形成の方向や方針、さらに景観重点区域につい
25
い。
てはゾーン毎の行為の制限に至るまできめ細かく定
め、良好な景観誘導に取り組んでおります。
なぜ住宅開発などが進む西部地域(愛子地区・
本市では「機能集約型市街地形成と地域再生」に
錦ヶ丘地区)ではなくこの3地区の計画を策定するの よるまちづくりを進めており,都市構造の要となるこ
26 か。
の3地区への都市機能集積と相互の分担・連携が
重要であり,各地区ごとのまちづくりの目標等を示し
適切な誘導を図る必要があるため策定するもので
地下鉄東西線の開業により荒井地区や八木山地 す。
区についても副拠点として栄えるので本市のまちづ その他の地区につきましては,平成24年3月に策
定した都市計画マスタープラン全体構想に位置付
27 くりに必要不可欠な存在である旨を記載してほし
い。
けた土地利用方針等に基づき,地域特性を生かし
ながら良好なまちづくりを進めてまいります。
青葉山,蕃山,八木山は市民・県民の財産であ
当該地は本構想策定エリアから外れますが,本市
り,緑・自然体系,生態系の連なる周辺はそれらが にとって貴重な緑であることから,保存緑地や特別
28
現状維持したままいたずらに開発されぬよう行政は 緑地保全地区制度等の活用により緑の保全に努め
監視する必要があると思う。
てまいります。
Fly UP