Comments
Description
Transcript
教材研究 ~学習内容の焦点化~ 学習評価 ~指導と評価の
掲示・貼付用 求められる学力と授業(魅力ある授業) ○授業の冒頭で目標(めあて、ねらい)を示す活動 ○授業の最後に学習したことを振り返る活動 ○考え抜くことの楽しさや成就感・達成感を味わわせる ○答えを導く過程を重視する (根拠に基づいた思考・判断・表現) ○考えなどをノートに論理的にまとめる「書く活動」 ○考えたことを相互に「かかわらせる活動」(学び合い) わかる授業づくり (『「確かな学力の向上」支援プラン』改訂版 わかる授業 Support Guide より) 沖縄県教育庁中頭教育事務所(H27・4月) 授業改善の視点チェックポイント 徹底事項 ①単元に入る前に、児童生徒 ②単元に入る前に、診断的評価(レ の実態を踏まえ、教材と向 ディネステスト等)を実施し、児 き合い、 評価規準を設定し、 童生徒一人一人の学習の定着状況 学習内容を焦点化する。 を的確に把握し支援する。 ・「何を身につけさせるか」 を明確にする。 ③形成的評価、総括的評価か □授業の基盤となる支持的風土づくりが構 ら、 学習の定着度を把握し、 築されているか。 身についていない内容があ □児童生徒の考えを引き出したり、思考を れば、 フィードバックする。 深めたりする発問や指導ができているか。 □学習(思考)の流れを創ったり、振り返 ・単元指導計画に活かす。 ・授業を振り返り、見直す。 ・個別の指導・支援を徹底する。 ・定着が弱い児童生徒を □考えを整理したり、書く楽しさを味わえ 具体的に支援する。 たりするノート指導ができているか。 ○児童生徒が課題を主体的に解決する 討論等を通し推論し、解釈する力、反論などの活動 意見を発表する活動(わかったことを他者に伝える力) ○視覚に訴え、イメージを具体化するなど、ICTの活用 ○本や雑誌・インターネット・新聞等多様な資料の活用 (調べ学習や読書活動) □意見や考え等を交わし合う交流活動を仕 実態把握(教材研究の基盤) ○関連する既習事項は何か、その単元で指導する 内容について、何が身に付いていて、何が身に 付いていないのかを把握する。 (診断的評価) ○身に付いていない内容は、いつ、どのように指 組むことができているか。 □学びを深める学習規律が確立されている か。 □課題からまとめまで、一単位時間で完結 する授業ができているか。 ④前時の授業に、プラス1のスパイスを加える。 常にプラス1のスパイス(アイデア)で臨む。(教師の持ち味と熱意) 授業は生きているから、面白く、やりがいがある 教材研究 ~学習内容の焦点化~ ったりする板書ができているか。 (「わかる・できる」ことを楽しさや喜びとして実感できる授業を) 学習評価 ~指導と評価の一体化~ 1.診断的評価の位置づけとフィードバックの機能化 基礎・基本が身に付いていない児童生徒への支援を徹底(支援時間の確保・指導計画への位置づけ) 2.形成的評価と総括的評価の位置づけとフィードバックの機能化 遅れやつまずきを的確に把握し、具体的な支援を徹底する。 (毎時、毎日評価する。) (一定のスパンで評価する。 ) 学習方法 ~授業過程における5つの視点~ 導した内容か確認する。 教材分析 ①「教える」こと(学習指導要領に示された内容をしっかり教える) ②「気づかせる(つなぐ) 」こと(自力解決や意見交流の時間を確保) ③「定着する」こと(繰り返し学習の充実) ④「活用する」こと(思考・判断したり、実生活の事象と関連づけ活かす活動を工夫) ⑤「楽しい」こと(「わかる」 「できる」 「自分の考えが言える」 「仲間と学び合える」など、授業は「楽しい」を実感させる) ○指導資料を参考にするとともに、指導者自身が 分析し、指導観を明確にもつ。 ○内容の精選を図る。 ○児童生徒が、考え、発表し、活動する学習指導 の充実を図る。 学習指導のねらいの明確化 ○ねらいや評価規準(B評価)の明確化 ・何を指導(評価)するか。 ・学習指導要領や解説編、指導資料から ・児童生徒の実態から ○どのように指導(評価)するか。 ・児童生徒が主体となって、活動を通して学ぶ ための手立てや学習過程の工夫 ・ねらいを達成するための「教材」 「教具」 「学習形態」 「学習内容」の工夫 学習形態 ~わかる授業をつくる学習形態~ わかる授業をつくる「個別学習」の機能 :児童生徒個々のペースを重視し、実態に応じた課題に取り組ませる。 わかる授業をつくる「ペア学習」の機能 :発表への不安の解消、短時間で学級全員に自分の考えを発表させることができる。 わかる授業をつくる「かかわり合い」の機能:児童生徒が学習したことを根拠にして他者に考えを伝え、比較・検討、討論等を通して 推論したり解釈したりして活用する力などの向上を図る 交流活動を活性化する工夫:①話し合いの約束等が確立されているか ②話し合いの準備が十分になされているか ③話し合いの形態が工夫されているか 学習を支える力の育成と学習規律の徹底 集団づくり・授業づくり・絆づくり*競争から協力する学級へ ①学習用具の準備 ②授業開始・終了時刻の徹底(チャイムスタート) ③学習態度の指導 ④家庭学習の充実(授業と連動した宿題) ⑤保護者への周知及び協力体制の構築 生徒指導の機能を生かした授業づくり ①自己決定の場を与える ②自己存在感を与える ③共感的人間関係を育成する