...

PDF:7.08MB - 道路新産業開発機構

by user

on
Category: Documents
38

views

Report

Comments

Transcript

PDF:7.08MB - 道路新産業開発機構
口
絵圓 一般 国 道 二 二九号 豊浜ト ンネ ル崩落 事 故
3
巻頭言圓 ﹃土 木 の こ こ ろ ﹄ に魅 せ ら れ て 作家 田村 喜子
協
荻原 直彦
鎌原 宜 文 簿
0
5
9
笠
誠 叩
関東地方建設局東京国道 ェ事事務所管 理第 一課長
道路局道路環境課情報 システム係長
道路局路政課道路利用調整室
特 集/道路地下利用 の現状と展望
道路 の地下利用に ついて
道路局国道課
情 報 ハイ ウ ェイ の整備 推進
共同溝 の整備
地下 空 間 の有 効活 用 を安 全、安 心なも のに
建設経済局調整課
地 下 空 間 を 活 用 し た 駐 車 場 整 備 道路局道路環境課 “
大深度地下利用 の検討に ついて
道路局道路交通管 理課訟務係
和彦
6
4
北陸地方建設局富山 ェ事事務所道路管 理第 課 長 上 田
その 一)
平成六年度 の道路関係 の判例紹介 (
現場 における道路管理の 一端
福岡県土木部道路維持課 友添
総 理府 ) に ついて 道路局道路総務課
「
道路 に関 す る世論 調 査 」 (
ラ リーズノあの道 この道 一
6
開
「
筑紫 の国 」 いま む かし
圏時 ・時 ・時!
囮 平成 七年 度 既刊 号目次
中川 誠
=
一が って意見にわたる部分は個人の見解です。
- 本誌の掲載文は、執筆者が個人の責任にお
-いて自由に書く建前をと っております。した
⋮また肩書等は原稿執筆時および座談会等実施
⋮時のものです。
表紙について :道路の附属物 (並木、 街灯、 里程標、 道路標識) をデザインしました ,
い
表 1
は
鬮
もぎ
公益事業用施設の道路占用状況 (全国)
公益事業等名
単位 総 数 内道路占用 率 (% )
電信電話事業 電柱 万本
備
考
1 ,243
535
管路 千km
643
627
98 .O
電 気 事 業 電柱 万本
l,890
700
37 ,O 平成 6 年 3月現在
〃
管路 千km
43 .O
平成 6年 3月現在
36
36
ガ
ス
事
業
"
192
173
90 ,1 平成 5年12月現在
水
道
事
業
"
477
477
100 ・0 平成 6年 3月現在
下 水 道 事 業
"
223
223
100 ・0 平成 6年 3月現在
地
km
703
541
77 ・0 平成 7年 4月現在
鉄
100 ・0
(注)1 .水道事業は導水管を除いた値である。
2 地 下鉄は未開業延長を含んだ値である。
公益事業等名
電信電話事業
単位
路
道
昭和56年 3 月 @
占
用
伸び率
平成 6 年 3 月(B) (B)/ ㈹
電柱 万本
管路 千km
615
488
535
0 ,87
627
1 .28
電 気 事 業 電柱 万本
〃
管路 千km
483
700
18
36
l .45
2 .00
〃
ガ
ス
事
業
"
129
173
1 .34
水
道
事
業
"
340
477
1 ,40
2 .72
下 水 道 工 事
"
82
223
地
km
384
541
下
鉄
l .41
(注) 1 , 「昭和56年 3 月 」 のうち 地下鉄については昭和57年 4 月現在
、
。
2 . 「平成 6 年 3 月」 のうち、 ガス事業については平成 5 年12月現在
、
地下鉄については平成 7 年 4 月現在。
3 . 地下鉄は、 未開業延長を含めた値である
。
建設省道路局路政課道路利用調整室
下
簾
て
週臟地下剩卿の騨駅焉展望
て
と 期 線 係 径 れ 用 別 を 全 は 年
はじめに
向 上を 図 るた め、「
電線 共同溝 の整備等 に関 す
さ
る特 別措 置法」 が成 立、施 行 された こと
正 され、地下電線 の項目 の新 設 や地下 埋設管
の外径区 分 の細 分化等 が行 われた こと
関係 省 庁、 関 係 事 業 者 等 から 構 成 さ れ る
こ
「
電 線 類 地中 化 推 進 検 討 会 議」 に お いて、
第 三 期 地中 化 五 カ年 計 画 が と り ま と め ら れ
②獅 ⑲こ
の
鏡 三孵電 ③
猩
外
占 特 上 安
関
ー
道路⑭地下利用ら
この 一年 ほど の間 に、例 えば、電線類 の地中 化
① 安全 か つ円滑 な交 通 の確 保 と道路 の景観 の
② 占 用料 に ついては、占 用料 に係 る政令 が改
③
な ど の施策 の推進 が図 ら れたが、防災 上、 景観上
め様 々な 見直 しが行 われ、今後 、 地下占 用物件 の
道路 空間 の確保 、 あ る いは規制 緩和等 の観 点 を含
ま た、 他 の占 用物 件 に関 し ても、安 全、快 適 な
予想 され る圏。
等 の観点 から、ま すます そ の地中 化 が進 む こと が
路断 面で平均 三 六 ・三本 の管路 が 埋設 され て いる
事 業 用管路 の延 長 は五、五 七三 ・七 如 に達 し、道
直 轄国道 (一五三 ・六 蛔) に収容 され て いる公益
され て いると ころで あ る。例 えば 、 東京 都 区部 の
地下鉄等 の公共交 通 機関等 の収容 空 間と し て利 用
道等 の市 民生活 に欠 く こと ので きな い公益施 設 や
と ないって い る 。
で 熱供給事業 の許 可を受 けたも のは、 一一五地点
ムもあ って着 実 に発 展 を続 け、 平成 六年 五月現在
以来、昭和 六〇年代以降 の全国的な都市再 開発ブ ー
ウ ンにお いて熱供 給が開始 された のが最 初で あり、
熱供 給 の導 入当 初 は、過密化 した都市 の大気 汚
増 加 が予想 され ると ころであ る。
ま た、道路空 間 の有効 か つ適正な 利 用と いう観
イ ルシ ョック以降 はそれ に加 え て熱供 給 の省 エネ
ルギ ー性 に注 目され るよう にな った。更 に近年 は、
染 防止策 と し て の役 割 が大 きく期待 されたが、 オ
続 き等 で の取 り扱 いの見直 しが課題 とな って いる
点 から、 地下 の役 割 は これまで以上 に重要 な も の
地球温暖 化 防止等 の地球環境問題 対策 や魅 力 あ る
こ と と な る。
いく つか のも の に 関 し 概 略 を 述 べ る こと と し た い。
と な ってき ており、 地上 の占 用物件 に比 べ地下 の
本 稿で は、 地下占 用物件 の概 要 と、 現在占 用手
圏 下水道 の暗渠 部 分 に光 フ ァイ バ ー等 を設置 す
熱供 給 の様 々な効果 が認知 され、各 種 の社会 ・
数 の需要家 (
建物 ) に対 し熱媒を供 給 し、 設備 の
いい、熱供 給 を事業 と し て行 う場合で、 不特定 多
房 、暖 房 、給湯 な どを行う シ ステ ムに係 るも のを
室 など の熱煤 を導 管 (
配管 ) を通 し て供給 し、 冷
は数 カ所 の熱 の発 生所で つく った冷 水、蒸気 、温
熱供 給施 設 と は、 一定 地域 の建物群 に 一カ所 又
区 域内 に ついては、契約 の申 込 みを 拒絶で きず 、
供義務 (
供給義 務 ) があ る こと1事 業 が行 わ れ る
て いる。ま た、熱供給事業法で は、①役務等 の提
策 の 一環 と し て熱供給施 設 の普 及 が位置 づけら れ
二月等 ) にお いても省 エネ ルギ ーや地球温暖 化 対
業 推 進 に関す る調査研究報 告 ⋮自治 省 平成五年
対策推進閣僚会議 平成 六年 三 一
月、 環境 政策大
綱 ⋮建設省 平成 六年 一月、 地域 エネ ルギ ー の事
新 エネ ルギ ー導 入大綱 "総合 エネ ルギ ー
経済計画 (
熱
加熱 能力 が五 ギガ カ ロリ ー/ 時 以上 のも のは、「
役 務等 の提供を無差 別 に行う こと が直 罰 をも って
熱供給施設
供 給事業 法」 の適 用を受 け る (一ギガ カ ロリ ー =
許 可制で あ る こと③ 料金 が認可制で あ る こと等 の
義 務 づけら れ て いる ことI② 事 業 開始 (
休 止) が
我が国 の熱供 給 は、 昭和 四五年大 阪で 開催 され
法規 制が置 かれ ており、高 い公益性 が担保 され て
百 万 キ ロカ ロリ ー )。
た 日本 万国博 覧会 を契 機 に、 そ の後 千 里 ニュータ
1
し て期 待 さ れ て き て い る。
都市景観と快適な都市環境を提供する基盤施設と
2 . 各戸引込管路を含まない。
3 . 建設省道路局調べ。
三 占用手続き等 で課題とな つているも
の
占 用物件 の伸び率 も高 くな って いる。
下水道 整
る ことを 可能 にす る等 を内 容 とす る 「
備 緊急措 置法 及び 下水道 法 の土地部 を 改正す る
法律案」 が、 今国会 に上 程 され て いると ころで
あ る。
一一 地下占用物件の概要
6
.
4
0
9
婉蝋練
窮蹴鯛
郊鯲 第 翳 銘螂 館 饅
体
7
.
3
7
5
共 地
同 下
ス 気 溝 鉄
"
力 電
訳
(注) 1 . 平成 6 年度末現在。
道路 の地下空 間 は、電気 ・通 信 ・ガ ス ・上 下水
長
延
路 話 道 道
管
用
水 水
業
事 電 上 下
益
公
内
全 5, 2,
件
物
96 .3
道行セ
多
り
た
の
k 当
(
m
k
1
に収容されている公益物件等
道
路
東京都区部の直轄国道 (153 .6km )
表2
(平成 6 年 5 月 現在、 7 I社 竹 5地区)
e 実施中 95地区
囲 計画中 20地区
北海道 (= 地区)
e 札幌市都心 (S46 .10)
e 札幌市厚別 (S463 2)
@札幌市真駒内 (S46 .l2)
の苫小牧市日新団地 (S47 .2)
の北広島団地 (S47 ,10)
ゅ苫小牧中心街南 (S49 .-2)
e 札幌市光星 (S50 .2)
@ 苫小牧市西部 (S5-,12)
e北海道花畔団地 (S53 .4)
e 釧路市春湖台 (S58.to)
e 札幌駅北口再開発 (H-.4)
茨城県 (2地区)
の筑波研究学園都市 (S58.8)
e 日立駅前 (H1.l2)
千葉県 (8地区)
e成田ニュータウン (S47.= )
e 海浜ニュータウン検見川 (S49.4)
e 菖張菊窟ル心インターナショナル・ビジネス (H1↑
, 0)
の篁張醐階
部心ハイテク・ビジネス (H 2.4)
@千葉新町 (H5 .4)
@千葉問屋町 (H 5.10)
の千葉ニュータウン都心 (S 5.1T)
目京成成田駅東口 (H 9 ,4)
宮城県 “地区)
@仙台泉中央 (H4 7)
福島県 (1地区)
@ いわき市小名浜 (S45 ,2)
栃木県 (1地区)
@宇都宮市中央 (H3 ,2)
群馬県 (l地区)
の高崎市中央 (H5.l2)
石川県 (1地区)
9 片山津温泉街区 (S50 .= )
福岡県 (6地区)
の福岡流通センター (S48↑
, 2)
の小倉駅周辺 (S51.7)
@ 渡辺通再開発 (S53 ,9)
@ 千代 (S63 ,4)
6 北九州曲里 ・岸の浦 (H1.2)
@ シーサイドももち (HS.4)
長崎県 (2地区)
9 長崎八千代・室町 (H2 .6)
の佐世保ハウステンボス (H4 ,4)
兵庫県 (4地区)
の芦屋浜高層住宅 (S54 ,3)
の神戸ハーバーランド (H2 .5)
の六甲アイランドセンター (H 3 .の
e神戸リサーチパーク鹿の子台 (H6 .10予定)
京都府 (1地区)
e 京都御池 (H7 ,4予定)
大阪府 (懐地区)
“千里中央 (S45.2)
e 泉北泉ヶ丘 (S46 .6)
の泉北樽 (S49 .8)
" 大阪市森之宮 (S5亀6)
o 弁天町 (H2 .7)
ゅ大阪西梅田 (H3.4)
e 大阪本庄東 (H 4.-)
◎中之島六丁目西 (H 4 .= )
の関西国際空港島内(H 6 .4)
@ 大阪南港コスモスクエア (H6 .4)
回りんくうタウン (H 7 .-予定)
回天満橋一丁目 (H8 .i予定)
和歌山県 (1地区)
回和歌山マリーナシティ (H67 予定)
図 1
奈川県 (7地区)
のみなとみらい2l中央 (Ht 4)
のかながわサイエンスパーク (H無8)
の横浜ビジネスパーク (H2 ,l)
@ 横須賀汐入駅前 (H5↑1)
.
囲港北ニュータウン・センター南 (H7 ,4)
朝厚木テレコムタウン (H7.6予定)
醇港北ニュータウン・センター北 (H8 .4)
静岡県 ↑
( 地区)
皿浜松アクトシティ (H6↑0
, 予定)
愛知県 (4地区)
e岡崎市本町廉生西 (S47 .-0)
ゅ名古屋市巣四丁目 (Ht.= )
の名古屋市栄三丁目 (H2.6)
e小牧駅西 (H21 0)
京都 (引地区)
の新宿新都心 (S46.4)
e丸の内ニ丁目 (S48 .12)
e大手町 (S5-,4)
の東池袋 (S53 .4)
e青山 (S53 .1-)
e内幸町 (S55.2)
e赤坂 (S55↑
. o)
e多摩センター (S57 ,4)
@ 東銀座 (S57.4)
e 品川八潮団地 (S58 .4)
e光が丘団地 (S58.4)
の芝浦 (S59 .2)
a銀座 2 ・ 3丁目(S59 .4)
の西新宿 (S59 ,9)
の丸の内一丁目 (S59.ll)
@ 西袋池 (S60.6)
の赤坂・六本木アークヒルズ (S6l,4)
e 霞が関三丁目 (S 62 .3)
" 芝浦四丁目 (S62.6)
の銀座五・六丁目 (S62 ,8)
“日比谷 (S62J O)
●新川 (S63 .4)
e神田駿河台 (S63.4)
@八重洲・日本橋 (H1 2)
ゅ箱崎 (H1."
ゅ西新宿一丁目 (Hl.7)
の紀尾井町 (H l.12)
の有楽町 (H2 ," )
◎南大井六丁目 (H3.4)
a北青山二丁目 (H3.4)
e 天王洲 (H3.7)
の竹芝 (H3 ,10)
e 虎ノ門四丁目城山 (H31 2)
e 銀座四丁目 (H3 ,l2)
ゅ明石町 (H 4 ,の
ゅ府中日鋼町 (H4 .4)
e蒲田駅東口 (H 4 .4)
◎八王子南大沢 (H 4 7)
e 新宿歌舞伎町 (H5.5)
e用賀四丁目 (H5↑0)
.
@ 赤坂五丁目 (H 6 .5)
回後楽一丁目 (H6 ,7予定)
囲八王子旭町 (H6 ,8予定)
囮恵比寿 (H 6.9予定)
囲立川曙町 (H 6 .-0予定)
回西新宿 6丁目西部 (H 6 ,静予定)
間初台 ・淀橋 (H7 .4予定)
圏虎ノ門二丁目 (H7.4予定)
囮新宿南口西 (H 7J o予定)
疊東京臨海副都心 (H 7 .-0予定)
電国際フォーラム (H8 .4予定)
熱供給事業地区
行わ
「活メ
OR Q
おり、相 当 に高 い公益 性 が担保 され て いると いえ
る%
このような こと から、 CA TV の道路占 用許 可
に ついて、 いわ ゆる義 務占 用物 件 に準 じ て取 り扱
CA TVは、 ここ数年着 実 に普 及発 展 し てきた
箇所、 延 べ面積で約 九 〇万 好に達 す るが、 このう
我 が国 の地下街 は、 平成 四年末で 、 全国で 七八
け る拠点的 地域 にお いて、 これら地域 の市街 地と
}‘
設
・
施
約
契
(
数
設
施
総鯖
2 数
6
約
契
信
受
数
設
施
贓猟
1 数
6
約
契
信
受
数
設
施
鱗察
鋤 数
約
契
信
受
数
設
施
蹴蘂
9
0
7
4
8
4
0
5
5
3
3
6
燃
,
燃
締
纖
鰊
鞠
鰺
獄
刎
忽鯛
“
“
錬鰊
9 数
5
約
契
信
受
数
設
施
鱒猯
8
2
)
8
4
2.
1
(
6
6
2
8,
2
9
3,
設 設 設 )
%
・
比
施
施 施 数
約
契
模
K
出 可 H
規
N
(
計
小 届 許 合
飜
饗*
弼 数
約
契
信
受
末
度
年
数
設
施
リ
ム数
約
契
信
受
数
設
施
熟郊
4
4
9
鴉為蹴
Q
J数
約
契
信
受
数
設
施
黎梯脚
メ
召
せ数
約
契
信
受
数
設
施
芻鰔騨
皺
鰊
“
絲
燃
燃
蘂
郷
@
彌
鰯
縦
鞠
筏
鱗
郷
一元 数
約
契
信
受
数
設
施
蹴幼
6
2
)
8
6
7.
1
(
8
6
8
4,
7
7
5,
設 設 設 )
%
・
比
施
施 施 数
約
模
契
K
出 可 H
規
N
(
計
小 届 許 合
鰡
蹴
総
“ 数
約
契
信
受
末
度
年
(郵政省資料による)
い る と いえ る 。
このような こと から、熱供給導 管 の道路 占 用許
可 に ついて、 いわ ゆ る義 務占 用物 件 に準 じ て取り
扱う こと が検 討課題 と され て いる。
う こと が 課 題 と さ れ て い る 。 な お 、 こ れ ま で 、 C
A TV に ついては、架 空占 用が主 で 地下利 用が少
ま た、熱供給導管 の共同溝 の使 用 の可否 に つい
ても、熱供給導 管 の市場 規模等 に関す る調査 の結
と ころで あ るが、利 用者 の難 視聴 地帯 の解消を 図
ち、 昭和 三 〇年代後 半 から昭和 五 ○年代 の前 半 の
地下街
ると いう これまで の目的 に加 え、 そ の双方向機能
二〇年 間 に六 〇箇 所、 八 ○万 禰が開設 し て いる。
3
否 に ついても検 討 され る予定で あ る。
ま た、 CA T V事業 用施 設 の共同溝 の使 用 の可
れ る。
定 され ており、今後 、 地中化 が進 むも のと考 えら
な か ったわ けで あ るが、電線共同溝 への入溝 も予
C A TV
果を受 け て検 討を行う ことと され て いる。
2
CA T V の平成 四年度末 の加 入者 は、 八三 四万
普 及率 二四 ・三% )で あ り、都 市 型 CA T
世帯 (
普
V に ついては、平成 五年度末 で 一六三 万世帯 (
を活 用し、水道検 針 サ ービ ス等 がすで に実施 され
昭和 四七年 の千 日前 デ パ ートビ ル火災 を契 機 と
及 率 四 ・七 % ) と な って い る 。
るととも に、 利 用者宅 から血 圧 ・心拍 数等 のデ ー
警 察 庁、運輸省 )通達 により厳 に抑制 の方 針 が打
ち出 されたが、 昭和 六 〇年代 に入 って、 土地利 用
し て、昭和 四八年 には四省庁 (
建 設省、消 防庁、
有線 テ レビジ ョン放送法 は、①役 務等 の提供義
に対す る制約 の大 きな都 市部 にお いて都市全 体 の
タを医療 機 関 へ送信 す る在 宅医療支 援 サ ービ スの
供給義務) があ る ことI事 業 が お こなわ れ る
務 (
実 験 等 が お こな わ れ て い る 。
区域内 に ついては、契約 の申 込 みを拒絶で きず 、
健全な発 展を 図 る上で 地下街 の重要性 が再 認識 さ
れ、 駅前 広 場等 及び これ に近接 す る当 該都市 にお
て いる こと1② 事業 の廃 止 が届出制で あ る こと③
し ての連続性 を確保 し て都 市 機能 の更新 を 図 る必
役務等 の提 供を無差 別 に行 う こと が義 務 づけら れ
料金が認 可制等で あ る こと等 の法規制 が置 かれ て
ケーブルテレビ受信契約数及び施設数の推移
表3
街
ノ
一
辷
・
騎
ク
“
-
Y 肛卦
/′
・・.・'
︲
天
岡
福
,
潟
中
南
宿
行
ドー
ー
動
縞
減
鰔
ヵ
ニ
な-皸
通
駄酔
栫群
ハ瀦螂
て 関の
い 地つ
3方
計 る
(注) 1. 各地下街開設年別に累計した。 後年増設分を含め、 開設年で床面積を計上している
。
2, 建設省都市局調べによる。
5
4
0
5
平
7
⋮□⋮
池
鰊ー
直 鮪"
鰯嬬 鐐
で
方
騙
し
鑄
ー
ノ
、
山
岡
靴籍
′
′ 池ト
メ
縮鰍禪輯
災
ん
/
﹄
臟
占
賄概
大
〆
ー炉
地下街の床面積累計の変化
図2
諺 ー -和 んー
床面積累計
要 があ る場合等 地下街 の設置 のやむを得 な い場合
の明確化等 がな された。
このような動 きを受 け、大 阪市 ダ イ ヤ モ ンド 地
、
下街 (
、
平成二年)
京都市御池地下街 (
平成三年)
、広島 市紙屋 町地 下
大 阪市 長堀地下街 (
平成 四年 )
街 (
道路 管 理者施 行部 分 に ついて平成 五年 )が着
工し、大 阪市 ダイ ヤ モ ンド 地下街 に ついてはすで
に開設し、他 のも のに ついては現在 工事 中であ る。
地 下街 に ついては、「
地 下街 の新設等 に当 た って
の公共 比率等 に ついて、 地下街 の公共 利用 の実態
等 を 調査 の上、安 全性 の確保 に十 分留意 し つつ、
関係 省庁で検 討す る」 こと と され て いると ころで
そ の他 (
地 下変 電 所等 )
あ り、近 々、検 討委員会 が設置 され る予定で あ る。
4
都 市 の過密化 に伴 い土 地 の高度 利 用 ・一体 利 用
が要請 され る中で 、 周 辺土地利 用状況等 から、 民
地 の取得 が極 め て困 難な場合 には、 地下変 電所 の
よう なも のに ついても、例 えば 地下駐車場 と 一体
的 に整備 す る ことな どを検 討す る必要 がで てく る
場合 があ ると考 えら れ るが、 この場合 、
・将来 の道路 地下空 間利用計 画と の整合 性
・工法 上 の技術 的 取扱 い
・社会的 ・経済的 メリ ット
等 の検 討を十 分 に行 った上、判断す る必要があ る。
ま た、電線 類 地中化 区 間 の路 上変圧 器 に ついて
地
地下変電所上にある建物
樟g.
・公園及び道路下
・ 130kv /1okv、 180 M V A、 大きさ45 m ×20 m ×深さ13 .5 m (地下 3 階)
・ 変電所とは別物の地上建物に換気孔を配し、 合理的な合築を図っている。
位置
規模
特徴
マシン ・ハッチ
変電所
変電所内部
写真 ロ ン ドン ・ レスタースクエア地下変電所
も、 そ の地中 化を、 今後 、検 討す る必要 があ ると
な お、改正 された占 用料 別表 には、
考 えられ る (
「
地 下 に設 け る変圧 器」 の項目がすで に設 けら れ
て い る )。
四 おわりに
地 下占 用物件 に ついては、 以上 述 べたも のを含
め増 加 が予想 され る こと から、 これまで 以上 に効
率的 な地下道路空間 の利 用が要請 され るととも に、
地下占 用物 件 が増 え る ことは、 多く の場合 、路 上
工事 の増 加をま ね き交 通混雑 の増大等 を引 き起 こ
す こと から、 そ の問題 解決 に ついては、別途 の施
別掲国 道課論文参 照)。な お、 地
策 が必要で あ る (
下占 用物 件 の適 正な管 理を図 ると いう観点 から、
財 団 法人 道路 管 理 セ ンタ ー等 によ り、占 用物 件 に
関 す る情 報 が コ ンピ ュー タ ・ マ ッピ ング 技 術 を 利
用 し て シ ス テ ム化 さ れ て い る と こ ろ で あ る 。
道路 の上空 に設 け る施 設、路 上 に設 ける施 設 の
地中 化 は、本 来、 好ま し いも ので あ る ので、道路
の本 来的機能を確 保 し つつ、適 切 に地下占 用物 件
の増 加 に対応 す る必要 があ る。
遭離地下剰胴の騨駅と騨塾
ク計 画等 の検 討を踏 まえ つ つ、第 三期 電線類 地中
勺 な整備
用を行
テう とと も に
ご、行
クの総合
茸的
丁政青
情報
当該 計画 に基 づき電線 収容空 間等 ネ ット ワー
荻原 直彦
化 五箇年計 画 に基 づき、 平成 一一年度 まで の五年
電線 共 同溝 の整 備 の推進
進 のた め の課題等 に ついて検 討す る。
モ ン スト レー シ ョ ンを 行 い、 地 域 の情 報 化 推
等 の提供 シ ステ ムとし て の活 用を図 るた めデ
の整備 を 強力 に推進 す ることと し て いる。
二 施策の概要
全 国的な高度 情報通信 ネ ット ワーク の整 備 の
2
間 に約 二、 00 0 如 の地中化 を 目標 に電線 共同溝
建設省道路局道路環境課情報シ ステム係長
情報ハイウ 江孑の整備推進
一 背景 ・目的
高度情報 化 社会 の実 現 に向 け て、光 フ ァイ バー
ネ ット ワー クを早期 か つ効 率的 に整備 す るた め に
は、 民間主 導 のもとで官 民 の連携 のとれた施策 が
不可欠で あ るo
i
推進
このため、電線 共同溝 、 下水 道管渠 、河 川空 間
等 の連携 によ る電線 収容空間等 のネ ット ワーク計
基 づき、 地中 化 延長約 二、 ○○○ 虹を 目標 と し て
いる。
上を 図 る。 ま た、 これ に併 せて道路 管 理用光 フ ァ
震等 に対す るライ フライ ンの安全性 ・信頼 性 の向
高度情報 化 社会 の早期 実 現 に資 す ると とも に、 地
計画 (
平成 七年度 -平成 = 年度 )(
別紙参 照) に
る ことを 目的 と し て、第 三期 電線 類 地中 化 五箇年
安全 か つ円滑 な交 通 の確保 及び 景観 の整備 を図
画を策 定 す ると とも に、 モデ ル地区 におけ る整備
① 都市 、 地域、国 土 の マルチ メデ ィア化 を推
進 す るた め、電線共同溝 、下水道 管渠 、河 川
空 間等 を ネ ット ワー ク化 した、電線 収容空 間
電線 共同溝 の整備 を 強力 に推 進 す る。 これ により
及 び デ モ ン スト レー シ ョ ンを 実 施 す る こと と し て
と 公共施 設管 理用光 フ ァイ バーケーブ ルによ
また、平成 八年 一月 一六 日 に関係省 庁、 関係事
② 高度情報化 に関し て先進的な取り組みを行 っ
るネ ット ワー ク計 画を策 定 す る。
て第 三期電線 類地中化 五箇年 計画 を策 定 したと こ
て い る 地 域 等 に お い て モデ ル地 区 を 設 定 し 、
業者等 からな る電線 類 地中 化検 討推進会議 にお い
ろで あ る。今後 は、電線 収容空 間等 のネ ット ワー
を契 機 に、道路 の美 装 化、 コミ ュ ニテ ィ道路 の
整備等 を面的 に行 い、沿道建築物とも連携 して、
表 1 )。
イ バ ー に つ い ても 整 備 を 推 進 す る (
電線 共同溝 を整備 す る こと により、 関連 す る民
地域 の活性 化、 景観 形成等 を 図 るプ ロジ ェクト
ト ンネ ル内 に お い て も A M ・F M ラジ オ 及 び 道
路管 理用無 線 の利用を 可能 にす るた め、再
放送施 設 の整備 を推進 す る。ま た、 これ に
支援 す る。
馬
轟
3
7
7
籤費
0
0
9
\
表
業
事
備
整
溝
同
共
線
電
巍
饑費
倍
率
話等 移動電 話 のト ンネ ル内 不感 知 の解消 を
ら
も
い
静
し
ノ
秒
ビ・
で難
語き
な“
!
約 四五 〇 如
電線 類 の地中 化
成
完
を
化
中
地
の
路
道
な
要
主
の
市
都
の
上
以
人
万
o
l
口
人
)
2
3
平
(
年
0
2
0
2
3 移動体通信の支援
間事業 者 の投 資 を誘発 す ると とも に、 早期 に高度
情 報 化社会 が実 現す る こと により、 これら の基 盤
を活 用した新産業 の創 出等 が期 待で き る。
な お、電線共同溝 の面的 な整備 を図 る地区 に つ
靴
鰔
い て は *ブ ル ー ス カ イ プ ロジ ェク ト と し て 重 点 的
な整備を実施す る。
電線共同溝整備延長
鮒欄
0 目
a (
標 道
接
目
吻
蹴
備
讓
の
肺
聯成
)
2
1
平
(
年
0
0
0
2
斯浣
整
約 六 〇〇 鹸
道路管 理用光 フ ァイ バー等 整備 延長
坪
期
の
3
第
跳
期
礬
の
2
坪
第
蹴
長
延
化
中
地
礬
期 )
1
1 6
昭
8
9
1
第 (
6
化 画
電 五
中計
れ付
類終
線遼
三 平成八年度 の予算額 (
表2)
四 施 策 のイ メ ー ジ (
図1)
96.3
道イ
テセ
ブ ルー ス カ イ プ ロジ ェク ト
表
電線共同溝の整備
(単位 : 億円)
(
別紙)
平成 八年 一月 一六 日
電線類地中化推進検討会議会報告
1 経緯 及び 現状
電線 類 の地中 化 に ついては、 二期 にわた る電線
類 地中 化 五箇年 計画 に基 づき、関係 行 政機 関 の支
援、 地域住 民等 の協 力 の下 に電線 管 理者 の多大 な
投資努 力及び 道路 管 理者 の取 り組 み により、当 初
の計 画を前 倒 しし つつ、積極的 に推進 し てきた と
ころで あ る。 そ の結 果、 平成 六年度末 には約 二、
○○○ 虹の地中化 を達 成す る に到 って いる。
近年、価 値観 の多様 化等を 背景 にゆと りと豊 か
さが求 めら れ る時代 を 迎 え、 安全で快 適な通 行空
間 の確保 、都 市災害 の防止、情報 通信 ネ ット ワー
クの信頼性 の向 上、都 市景 観 の向上等 の観 点 から、
電線 類 地中化 の社会 的 要請 は 一層 高 ま って いる。
さら に、 こう した社会的要 請を 背景 に、 平成 七
年 三月 には 「
電線 共 同溝 の整備等 に関す る特 別措
基本的考え方
置法」 が制定 され、電線 類 地中 化 に係 る新 たな 制
度 が作 ら れたと ころであ る。
2
電線類 の地中 化 は、安 全で 快 適 な通行空 間 の確
保 、都市災 害 の防止、情 報通 信 ネ ット ワー ク の信
頼 性 の向 上、都 市景観 の向上等 の観点 から、 地域
と の調和を 図り つつ、社会 資本 整備 の 一環とし て、
関係 者 間 の密 接 な協 力 の下 に、 平成 七年度 以降 、
より 一層積極 的 に推進 し て いく こと とす る。
そ の際、建 設費 用、 需要 変動 への即応 性 、事 故
地中 化 地域 の範 囲 の考 え方
時 の早期復 旧等 の面で 留意 す べき点 もあ る こと に
かんが み、電気 事業 、電気 通信事業等 の健 全な発
展と の調和 を 図 るも のとす る。
3
地中化 実験箇 所 は、 そ の必要 性、整備 効果等 が
高 い以下 の地中 化 対象 地域 の中 から選定 す る。
① 需要密 度 及び 需要 の安定 性、施 工 の難易 性
並び に景観 保 持 の重要 性 から昭和 六〇年 一〇
キ ャブ システ ム研究委 員会報 告」 にお
月の 「
け る地中 化 地域 の範囲 に相当 す る地域
② 都 市 の再 開発等 に合 わ せ て総合的 な都市 造
り の 一環 と し て先行的 に地中 化 を行 う、 上記
① の地域と な る ことが見 込ま れ る地域
③ 上記① 又 は② に該当 しな い地 域で あ って、
安全で快 適な通行空 間 の確保 、都 市災害 の防
止、情 報通 信 ネ ット ワー ク の信頼 性 の向 上、
都市 景観 の向 上等 の観点 から特 に地中化 の必
要性 が高 い以 下 の地域
・地域活性化 に資 す る地方都市 の主要 道路 沿
道 地域
・比較的大規模な商業業務地域
・地域住 民等 多数 の人が集 ま る文化施 設 周 辺
地域
・主要官 公庁等事務 所 が集 中 し て いるオ フィ
ス街
・主 要 な駅 の周 辺等 街 の玄 関 口を中 心とす る
地域
・歩 行者等 の通行 が優 先 され る べき コミ ュ ニ
テ ィゾ ー ンを 形成 す る地域
ュー
也域
.
或
・ニュ
ータウ ン
開発 地
、粥
・歴 史的 風土保存 ・形成 地区
・都 市計 画法 におけ る風致 地区 、美 観 地区
・国 際観光施 設周 辺地域
な お、 地中 化 対象 地域内 に、歩 道整備 等 の事業
が行 わ れ て いる箇 所 、災 害 時 の避難 道路等 と し て
地中化 の進 め方
指定 され て いる道路等 が含 ま れ る場合 には、具 体
的な 地中化 実施箇 所 の選定 過 程 にお いて実 施時 期
等 を考慮 す る こと とす る。
4
の 地中 化 の方 式
電線 類 の地中 化 は、道路管 理上 の要請 、電力 ・
通 信 の安定供 給 の確保 、 収容 及び作 業 空 間 の確保
の観点 から の施 工 の難易 性、支 障物 件 の状況 、経
済 性等 を総合的 に評価 し、適 切な方 式を 選定す る。
そ の際、関係者 が協 力 し、道路管 理上 の観点 から
「
電線 共同溝 の整備等 に関す る特 別措置 法」 に基
づき *電線 共 同溝方 式 を 積 極 的 に採 用す るよう努
め る も のと す る。
ま た、電線 共同溝 方 式以外 の方 式 には、 地方 自
治 体 が管路 設備 を 整備 す る方式 (
以下 「
自治 体管
路 方 式」 と いう。)、 電線 管 理者 が単独で 実施 す る
方式 (
以下 「
単独 地中化方 式」 と いう。)があ るが、
地方 自治 体 が管 理す る道路 にお いては、道路 の機
電線 共同溝方 式 には、 地方 自治 体 が管 理す る
能 及び 需要密 度等 地域 の実態 に即し、 関係 者 が協
力 し て、 電線 共 同溝方 式 又 は自治 体管路方 式を採
用す るよう努 める。
*
“
96 .3
道行セ
道路 にお いては、道路 管 理者が補助事 業 と し て
行う も のと、 地方 単 独事業 と し て行う も のがあ
道路 管 理者 以外 の者 の行う 地方 単 独事 業 と し
て行う電線 共同溝 方 式 にお いては、 地方 自治体
が道路 法第 二四条 に基 づく工事 により整備 し、
道路管 理者 が電線共同溝 とし て管 理す るも ので
あ る。
② 電線 共同溝 の先行的 整備
3③ の地域で あ って、都 市開発等 により電力 ・
程調整 な ど円滑で効 果的 な地中 化 の事 業実施 に資
す るた め に、道路 管 理者 、電線 管 理者 、 地方 自治
費 用負 担 の在 り方
体等 関係 者 から成 る都道 府 県単位 など の地方部会
を 設置す る こととす る。
5
電線 類地中 化 に伴 う費 用 に ついては、 以 下 のと
おり、道路 管 理者、 電線 管 理者 、 地方 自 治体等 で
負担す るも のとす る。
「
電線 共同溝 の整備等 に関す る特 別措 置法」
○ 電線共同溝方式
D 3① 又 は② の地域
定 し て いる地域等 3① に準ず る地域 にな る こと が
に基 づき道路管 理者及び 電線 管 理者 が負 担す
通信 の需要 が増 大 し、需要密 度 が比較 的高位で 安
高 い確度で 見 込ま れ る地域 にお いて、 電線共 同溝
3③ の地域で あ って、需要 密度 が比較 的高
の
の占 用予定 者 の 一部 が将来需要 が増大 した後 に入
溝 す る ことを前提 と し て、電線 共同溝 の整備 を 行
電線共同溝 の整備後 即時 入溝 の場合 はめ の費
用負 担 に同 じ。
*
の 自治体管路方式
管路設備 の材料費及び敷設費を地方自治体が負
③ 単独地中化方式
担 し、残 りを電線 管 理者 が負 担す る。
3① 又 は② の地域 にお いて、 全額 電線 管 理者 が
そ の他
負 担 す る。
国
例 えば 以下 の地域で あ って、 需要密 度 が比較的
低 いが、 地中化 の実施 に係 る技術的 問題 が 回避で
き る地域 に ついては、原 則 とし て全額要 請者 が負
・歩 行者等 の通行 が優 先 され るべき コミ ュ ニ
担す る。
テ ィゾ ー ンを 形成 す る地域
・歴史的 風土保存 ・形成 地区
・都市計画法 におけ る風致地区 ・美観 地区
・ ニュータウ ン開発 地域
・国 際観 光施 設 周 辺地域
位で 安定 し て いる地域等 3① に準 じた地域
電線 共 同溝 の整備等 に関す
道路管 理者 は、「
る特 別措置 法」 に基 づき道路管 理者 が負 担 す
と いう 。)。
る費 用 に加 え、電線 管 理者 の行 う 設備 の移 設
以下 「
電線 共 同溝 の先行 的整備 」
う こととす る (
電線 共同溝 の先行的 整備 の区間 におけ る電線 類
等
の地中化 の時期 は、後 に入溝 す る こととな る 一部
地中 化事 業 の進 め方
り 進 め る こと と す る 。
し合意 された道路 にお いて、合 意 された方 式 によ
電線 類 の地中 化 は、電線 類 地中化協議 会 で協議
7
五年間 に二、 ○○ ○ 如程度 の地中 化 を実施 す る こ
とを 目標とし て関係者 が努 力し て いくも のとす る。
地中 化 規模 は、電線 共同溝 の先行的整備 を実施
す る規模 を加 え、平成 七年度 から 三 年度 まで の
地中化 の規模
費 用 に対 し て 一部補償 を行 う。 道路 管 理者 以
外 の地方自治 体 が行 う場合 には、 地方 自治 体
は、 電線共 同溝 の建 設費 用 に ついて電線 管 理
6
の電線管 理者 に係 る需要密度 の動 向 を踏ま え、先
者 と調整 した額 を負 担 す るとと も に、電線 管
地中化 の推 進組織
行的 整備 完 了後 概 ね数年 以内 を 目途 とす る。
③
3③ の地域で あ って、 需要密度 が比較 的 高
を行う。
双費 用 に対 し て 一部 補償
理者 の行う設備 の移 凱
電線類 の地中 化を実 施す る に際 し ては、道路管
理者、電線 管 理者、 地方 自治 体等 関係 者 から成 る
電線 類 地中 化協議 会 (
全国 一〇ブ ロ ック ごと に設
の
な る こと が高 い確度 で 見込 ま れ る地域
位 で安定 し て いる地域等 3① に準 じた地域 に
置、 以下 「
協 議 会 」 と いう 。)に お い て、 構 成 員 の
所等 をま と めた五年 間 の基本構 想 を策 定 し て計画
場合 は、 *原則 と し てD の費 用負担 に同 じ。
先行的 設備 完 了後 概 ね数年 以内 に入溝 す る
意 見を十 分反映 した協議 により、 地中化 の実施 箇
そ の際、共架物 件 及び支 障物 件 の移 設調整、 工
的 に進 め る も の と す る。
96 .3
道行セ
!Z
あ る にとどま らず 、都市 の街区 の構 成 と市街 化 の
道路 、特 に都 市内 の道路 は単 に人 や車 の道路 で
れら の施 設 の維 持修繕 のた め等 にたび たび道路 の
れら の施 設 にか かわ る工事 の需要 も増 え、 また こ
し か し 、 そ の 一方 で 、 都 市 の 発 展 に つれ て、 こ
用 工事 に伴 う交通 渋滞 や道路 の不経済な損傷 、 ガ
共 同溝 と は電気 、 電 話、ガ ス、 上 下水道等 の占
/J
96.3
道イ
テセ
遭離地下剩騙の騨状焉展望
共同溝の整備
建設省道路局国道課
誘導 な ど都市 の形成 の骨 格と し て、都市 の通 風、
掘 り返 しが行 われ、道路 交 通 の支 障とな り、交 通
ス漏 れ、漏 水等 の事 故防止 のた め、電力線 、電 話、
徴 、 予算 の状況 、 そし て今後 の計画 、 課題等 に つ
採光、緑化 のた め の空 間 と し て、あ る いは火災 、
渋滞 の 一因とな って いると とも に、 道路本 体 の維
ガ ス管 、上水 道管 、 下水道管等 の公益事業 のた め
のと おりで あ り、 これら 地下 埋設管路 のほと んど
地震等 災害時 の延焼 防止帯 や避難 場所 と し て、 さ
持管 理 にも大 きな影響 を与 え て いる。 ま た、 これ
の物 件を 共同で 収容 す る道路 の路 面下 に設置 され
い て紹 介 す る。
ら には、電気 、電話、ガ ス、 上 下水 道等 市 民 の日
ら の工事 が交 通 の障害 を最 小 限 にす るた め夜 間 に
る施 設で 、内部 には各 公益事業 の将 来需要 に対応
全部 が道路 空 間 に依存 し て いる こと が わ かる。
常 生活 及び都 市活動 に必要欠 く べからざ る各種供
行 わ れ る こと が多 いこと からも、沿 道住 民 の生活
成 し た東京 九段 坂共同溝 他 二 カ所 のも のが最 初 の
の 一環と し て試験的 に実施 され、大 正 一五年 に完
我が国 の共 同溝 は、 関東大震 災 の帝都復 興事業
いる。
二 共同溝整備の実績
給 処 理 施 設 の た め の ス ペ ー スと な る な ど 、 いわ ば
可能 な収容 空間と維持管 理 に必要な空 間を有 し て
ここで は共同溝 の整備 経緯 、実績 、構造 上 の特
積 極的 に推進 し て いる (
図 1)。
道路 空 間を有 効 に利 用す るた め、共同溝 の整備 を
このた め、建 設省 とし ては道路 の機能を保 持し、
にも大 きな影響 を与 え て いる。
施 設 の道路 の占 用状況を見 ると表 (
3ページ 表 1)
のうち、 電気、電 話、ガ ス等 の各種 の公益事業 用
都 市内 の道路 の持 つこのような 多種多様 な機能
いる。
「
都 市 の公共空間」 と し て多 目的 の機能 を有 し て
一 はじめに
M
望むきき ・
も ので あ るが、 そ の後 の整備 状況 は必ず しも順 調
同溝 を措 置 し よう とす る動 きが高ま ってきた。
昭和 三 〇年代 に入 って道路 の交 通量 が急激 に増
交 付施 行 され、 整備 計 画、費 用負担、管 理方 法等
整備等 に関す る特 別措 置法」(
以下 「
共 同溝 法」)が
これを受 け て、 昭和 三 八年 四月 一日 「
共同溝 の
加 し、 地下埋設物件 に関す る工事 の対応 措 置 の必
が決定 され て以来、共同溝整備 は順 調 に拡大 し、
で は な か った 。
要性 の議論 が活発 にな り、単 に掘 り返 しを規制 す
平成 六年度末 の整備 延 長 は、約 三五 〇 如に達 し て
年度
るだ けで なく、掘 り返 しを恒久的 に防止で き る共
96 ,3
道行セ
ノ4
共同溝整備延長の推移
図2
共同 溝のイメ ー ジ図
図1
され る。 収容 す る物 件 も小 ロ径 、小 条数 とな る こ
易 さを確 保 す るた め、 一般 に歩 道部 の地 下 に設置
ペ ー スを 有 し て い る o
スペー ス、 照 明、 換気 、排 水等 の必要 な施 設 の ス
と か ら複 数 の物 件 を 同 室 に収 容 す る場 合 が 多 い
平成 八年度 にお いては、約 五九 八億 円 の道路事
四 平成八年度予算
共同溝 の内 空断 面 には公益物件 を 収容 す るた め
業費 (
ほ か企業 の負担す る附帯 工事 費 を併 せ て全
(
図4)。
の スペー スの他 に、 維持管 理 のた め の通路 や作 業
ノ5
漸
セ
96.3
いる (
図 2 ・表 ー )。
三 共同溝の種類と構造
共 同溝 は道路 の地下 に設置 され る コンクリ ート
構造物であ り、 一般 にそ の性格 により幹線 共同溝
と供 給管共同溝 の二種類 に大別 され る。
幹線 共同溝 と は沿道 への直 接 サ ービ スを目的 と
しな い幹線 ケーブ ルや幹線 管路を 収容す るも ので、
主 と し て車 道部 の地下 に設置 され る。 収容 され る
個 々の物 件 も大 ロ径 、 多条 数 と な る場合 が多 く、
管 理上、防災 上 の観点 から多 く は 一企業 一室構 造
と さ れ て いる (
図 3 )。
一方 、供 給管 共同溝 は沿 道 へ直 接 サ ービ スす る
ケーブ ルや管 路 を収容 す るも ので 、 そ の供給 の容
法
〔車道〕
廓総
注 1 , 平成 6 年度末現在
2 , 道府県分は政令市分を除く延長
3 , 延長は換算完成延 長
)
m q
し「
上代
) I^
h
︺r
bR
YR
VR
4“
︺1
/
k
. ・ ・7
(
3 2.9・2・3.6・2・8.5・
長 09 2
1
4 2
1
延
名
計
市
市
令 市 市 市市 市 屋 市市 市市 市
政 幌台 浜崎 葉古 阪都 戸島 岡 小
札仙 横 川 千名 大京 神 広 福
蝋
・
計
小 合
⑥ ガス
)
m
k
(
1 7 64 9鎖
長 2
1
延 1
麒
名
県
府 部 県 県府 県他
道 京 葉知 阪庫 の
都 束 千愛犬 兵 そ
供給管共同溝の断面例
図4
幹線共同溝の断面例
図3
都道府県 ・政令市別共同溝整備延長
表 1
体事業費約 一、 二〇〇億 円)を も って、仙台 、東
京 、横 浜、 川崎、 千葉 、名古 屋、 三重、京 都 、大
阪、神 戸、 岡 山、広島 、福 岡、熊本等 にお いて約
二〇 虹の共同溝 の整備 を実施す る ことと し て いる
(
表 2)。
五 今後の計画
平成 五年 度 を初年度 とす る第 は次道路 整備五箇
年計画 にお いて、共同溝 に ついては、県庁 所在 都
。
(
表 3)
六 今後の課題
より、 たと えば 熱供給 管 、都市廃 棄物 処 理管 路、
CA T V等 の新 たな施 設 の共同溝 への収容 の要請
が出 てき ており、 すで にこれら の収容 した共 同溝
都市 にも普及 し てき ており、今後 とも そ の需要 は
施 設と し て、 三大都 市 圏を はじ め、 地方部 の中核
要 求 され、施 設本 体 そ のも の の管 理 のほ か、 収容
さら に、共同溝 の管 理は高度 のセキ ュリ テ ィが
十分 な検 討を行う時期 にき て いると考 え ら れ る。
に類似 した施 設も各地で 実施 され始 めてき ており、
大 きく伸び て いくも のと考 えら れ るが、普 及を 一
共同溝 は、都 市部 におけ る公益事業 物 件 の収容
層進展 させ て いく た め の課題 もま た幾 つか存 在す
物件 の管 理も関係 す るた め複雑 な も のとな ってお
り、 整備 延長 が全国的 に伸び てき て いる中で 、総
る%
は さら に高度 な管 理方 法 に ついて の検 討 の必要 性
合 的 な監視管 理体 制 の充実 に努 めて いるが、今後
そ の 一つは、 地 下空 間 の計 画的利 用 の問題であ
る。都 市部 におけ る諸 機能 の集 積 ・高度化、 地下
市 及び 人 ロが概 ね三 〇万人 以上 の都市等 約 八 ○都
市 の幹線 道路 にお いて、占 用企業 者 と の調整 を図
も 高 ま って い る と こ ろ で あ る 。
め る こと が 必 要 で あ る。 こ のた め 、 建 設 省 で は 、
あ るが、今 日で は、都 市 の景観 の向 上 や道路 地下
害 を防ぐ た め の施 設と し て位置付 けら れたも ので
共 同溝 は、道路 の掘 り返 しを防止す る こと によ
り、 地下 埋設物件 の工事 に起 因す るさまざ まな障
七 おわりに
今後 道路 地下利用 の輻 輳 した都市 にお いて、道路
これら の需要 に対 し ては、道路構造 の保 全を 図 り
間利 用 に対す る ニーズ は急速 に高ま ってき て いる。
利 用技 術 開発 の進 展等 を 背景 と し て、 道路 地下空
末長
地下空 間利 用計画 を策定 し、計 画的 ・効 率的 な 地
空 間 の有 効利 用、 さら には平成 七年 一月 の阪神大
費
業
事
つ つ、計 画性及び 効率性 に十分配慮 した利 用を進
下空 間利 用を推進 し て いる。共同溝 もそ の 一翼を
震災 により共同溝 が特 段 の被害を受 けな か った こ
鱸
量
担う施 設と し て、 道路 地 下空 間利 用計 画 の中で 重
鹸
円
立
忌
′
4
I
I
n
U
ヤ
ー
n
ノ
ム
業
都市 の経済 ・社会 活動を支 え、 市 民生活 にと っ
と から都市防災 機能 の向上 と いう観点 からも、 そ
ま た、共同溝 を占 用で き る施 設 は、 現在 共同溝
て欠く べからざ る施設であ る共同溝 の整備を、種 々
要 な位 置を占 め てく るも のであ り、各 種計 画と の
法 にお いて、電話 ・電気 ・ガ ス ・上水道 ・下水道 ・
の課題 を解決 し つつ、今後 とも 一段 と強力 に推進
事
平整
画
計
年
箇
五
次
1
1
第
鰍
工業 用水道 の六種類 に限定 され て いるが、 社会 的
し て いく こ と と し て い る 。
の役 割 に対す る期待 が い っそう高 ま って いる。
末長
鰊延
藤備
平 整
溝業
事
訂
憐備
共整
な要請 と これ に応 じた技術 的 な シ ステ ムの開発 に
調整を 図り つつ、そ の積 極的 な整備 が必要であ る。
鯲備
度 邑
年 挺
りな がら約 一四〇 面 の整備 を 図 る こととし て いる
鰡
僧⋮
率
算
鰔
繖
翻
饑
前子
度算
年
費 長
業 塵
道 整
事彰
路鋸
繊
蜘
目
項
溝業
共整
同解
第11次道路圏蒲五箇年計画における共同溝の整備計画
表3
R
U
成
平 予
平成 8 年度予算
表2
遭離地下剩胴の騨状焉展望
地 下埋設 工事 に伴う諸問題
関す る工事 におけ る事例 に ついて紹介 す る。
ここで は、東京 国道 が管 理し て いる、東京 二三
表 2 に示すと おり、 一企業 あ たり 二〇 0% から 二
また、管 内道路 延長あ たり の埋設数量 を見 ると、
勘翰
亘
総
別
業
9
2
7
4,
1
1
5
2
6,
5
1
4
1,
1
誠⋮
0
0
2,
9
鰡彌職翻
3
0
8
4,
1
局
道
水
・
都
局 T ス 力
道
ガ 電
水
下 T 京 京
・
都 N 東 東
數㈱ 廓
数 )
m
k
長 (
亘
内
路
道
に 率 9.
路比 9
道 る
5
堀孵鴛鯏
行 わ れ て いた が、景気情 勢 から 一時減 少 した。 そ
数 は昭和 四五 !四八年 に約 三千件 を超 え る工事 が
工事 の面 から見 ると、管内 におけ る占 用 工事 件
建設省関東地方建設局東京国道 工事事務所管 理第 一課長 蓮
中I
m
川
地下空間の有効活用を安全、
嫌心なものに
一 はじめに
管 内 の道路 の地下 には、直 轄と し ても延長 の2
二 管内の地下埋設状況
地中 には電気 、水道、ガ ス等 のライ フライ ンの収
/ 3 にも達 す る 一〇〇 如を超 え る共 同溝 が敷設 さ
道路 は、 一般 交 通 の用 に供す るば かりで はなく、
容、 地下鉄等 の輸 送機関 の収容 な ど、 そ の利 用 は
れ て いるが、 これを縫う よう に各 種 の占 用企業 の
区内 の国道 一○路線 約 一五 〇 如 の現状と、道路 に
〇 0○% とな っており、 二管路 から数 一○管路 の
企
* 道路内亘長数は国道 ・ 都道 ・ 区道の合計値
多 岐 に わ た って い る 。
東京 二三区内 におけ る、 五企業 の地下 埋設管路
物 件 が収容 され て いる。
の教 訓を生 かした安全 ・安 心な震 災 対策 、高度情
から 一〇0%で あ り、 ほと んど の物件 が道路 に埋
一方、社会経済情勢 の変化 により、 阪神大震災
報 化 への対応 、道路 環境 の改善 が叫ば れ、 さら に
は、 渋滞 対策 の 一環と もな る工事 の縮減 、建 設 コ
占 用し て いる物件 のうち、 おも に五企業 (
電気 、
条数 が高密度 に埋設 され て いる。
の道路 への依存 率 は、 表 1 に示す と おり、九 一%
スト削減 な ども要請 され て いる。
設 さ れ て い る と い って も 過 言 で は な い。
電 話、ガ ス、上水道、 下水道) の地 下埋設管路 に
地下埋設管路の道路依存率(平成 7年 3月末)
表1
で の地道 な道路 工事 調整 の中身 に年度末 抑 制 や工
五五年 度 には当時 の件数 に近 づ いて いる。 これま
の後 、 徐 々 に増 加 し 、 図 1 の と お り 、 昭 和 五 二 -
下水道 の三企業 はネ ット ワー クと し ては概成 し、
はほ ぼ横ば い傾 向 にあ る。 一方、東京ガ ス、 水道、
情報 の多様 化 や新 サービ スに対応 す るた め、件 数
あ っては電線 類 地中 化 の促進 、 NTT にあ っては
る と 言 え る。
安 心 ・豊 かさ への対応 へと大 き く変化 し てき て い
総体的 にみれば 、生活 対応 の供給 から、安 全 ・
0
0
2
7,
7
5,
1
2
9
3
2
2
0
2
眺
0
2
2
%
8
3
0
1
鱒
※道路延長比率は10路線152 .okm に対する比率である。
Q
J
n
U
0
0
ス力
ガ電 T
道
水道 京京 T
下水東東 N
圏 皿 口 自 国
\
搦み
鯨
←平成六年度
三一
ー
ニ
ニ
ニ
ニ
室罪鬘箋 平成三年度
一
\
廉℃
綴 平成五年度
霊三
三
三
一
・
・
.
・
・
.
・
.
.
・
・
・
.
・
・
.
・
・
・
・
・
平成四年度
一
言
.
・
・
ね
︲
尋
↑
-
\\
"
\\
ミ
\
税認脚酬
皿一
⋮
n
V
nV
リム
節
AU
0
5
11
1
1
n
U
0
0
nV
0
5
.
昭和五五年度
昭和五〇年度
A
U
LL
-
昭和六〇年度
/
/
/ー
イ
ノ
/
ノ
一
三
三三三 三 平成二年度
ノ メ
\
1
形///
粉
"
き """ \
“‘
〆 //
輯
/
/ /
ジ
/
ヴ/
′
瀦
- 一
リム
関
1
図
占用工事件数 (管内占用許可分)
工事 調整
3年 5月
昭和 3
道路 局長通達 )
り返しに ついて (
地下占 用 工事 等 によ る道路 の堀
1年 4月 東京都道路工事調整協議会開催
昭和 3
9年 5月 道路上工事 の調整開始
昭和 2
工事 調整 に関す る主な経緯 は次 のと おりであ る。
連携 が必要 と な ってく るも のと思 わ れ る。
度道路交 通 シ ステ ム)が構築 されれば 、情報 提供
高
理 シ ステ ム」 の導 入参 画、 将来的 には ITS (
道路 管
高度 な調整 が要 求 され て いる。 このた め、「
対応 、防災 体制 の整備 な ど新 たな 視点 が加わ り、
近年 にお いては、電 線類 の地中化 、 高度情報 化
整 し てき た 。
踏 ま えた、施 工場所 、施 工時期 、施 工方法等 を調
から、 とう道 化 ・共同溝化 を進 め る ことが発想 さ
れ、占 用企業 者 と道路 管 理者 の間で 、長期計 画を
が開催 され、次 いで 、 道路 の掘 り返 し防止 の観点
設物 の埋設計画 は輻輳化 し、 そ の計画調整 のた め
東京 都道路 工事 調整協議 会 」
に、昭和 三 一年 から 「
対応 す べく、 各 種事業 が計画 ・実施 さ れ、 地 下埋
経 済 の発 展、都 市 の再 開発 、道路 環境 の整備 に
1
三 工事に関す る諸問題
事縮減 の工夫 が加えら れ、結果 と し て近年 は約 三
老朽管 の取 り替 え や防災 体制 の確立 と い った観点
上
皿以
"
LJ
長 率
道比
縦
計
で事業を進 めており減 少傾 向 にあ ると考 えられる。
千件 程度 に落 ち着 いて いる。
路
"
\" "
" \\ \\
8、
,
ラノ
ノ ノ、
臘 霊滋
各企業 におけ る工事 件数 の動 向 は、東京 電力 に
計
T
N
T
力
電
京
東
別
業
企
\
\
\
\
別
種 管
"
満 上満
未 以未
m
m
0
0
4
靴蹴鰡㈱
螂 彌鰔
ス
ガ
京
東
道
水
上
道
水
下
“獄““ %
脚劇翻㈱ 挑
*彌鸚緘 跳
却鰍 纖“ 艦
(単位 : m )
地下埋設管路数量一覧表 (平成 7年 3月末)
表2
年末抑制開始
組)調整部会 、保 安部 会 を 設置
6年 6月 東京都道路工事調整協議会 (
昭和 4
改
り
工事 が、首都高 速道路 を は じめと し て行 わ れ てお
一方で 、 阪神 大震災 の教 訓を踏 ま えた耐震 対策
整
調
画
計
目( 期
長
整
調
隔
① 工事 期間 の短縮 (
二次製 品等 の使 用 によ
の現在 取組中 の改善 対策 を さら に効率化 す る
道路 上 工事 縮減 対策 の主 な も のを 列挙 す ると、
が 必 要 と な って き て い る 。
等 ) に ついて 一層 の努 力 を し ており、新たな 工事
ライ ン施 設 の耐震 性 の向 上及び 保安措 置 (
地中化
ま た各 関係 企業 者 にお いても、 所管 のライ フ
3年度
昭和 4
年度末抑制開始
侃凋
3年度
昭和 6
期
月
3
整
詳
整 調
調 期
間
年
・ 目 月 月 月
時 2
1 m
Q
J 5 1
類
種
の
整
調
蹠 蹠
動 援肛
理
管
局
設
建
部
災い繋
ぎ。"
線
路
象
対 主
理
管
路
道
京
東
る工事期間の短縮)
② 工事 の共 同化、 同時施 工 の促 進
③ 非 開削 工法 の促 進 (
写真 1)
④ 共同溝 ・電線 共 同溝 (
C ・C ・BO X)
の促進 な ど
②実施 には多 く の課題 があ るが、施策的 観点 か
ら取 り組 む対策
①路線集中工事の実施
②工事規制延長の延伸
[施工後]
者
理
管
路
道
2 道 路上 工事縮減対策
道路 の維持修繕 工事 や上 ・下水道、ガ ス、電気 、
電 話等 、 公益物 件 の占 用 工事等 の路 上 工事 は、交
通渋滞 を招 くな ど円滑 な道路交通 を 阻害 す ること
が多 い。道路 上 工事 削減 対策 は可能 な 限り 工事 に
よ る渋滞 を少 な くし、 そ の削減 に つと め、特 に大
都市 東京 にお いては、 現在 の路 上 工事件 数 (
また
1次 道路 整備 五箇年計 画 (
は 日数)を第 1
H 51 9)
期 間中 に三割減 、 長期構想 にお いては半減 す る こ
と を 目 標 にし て い る。
非開削工法 例 (下水道 S P R 工法)
写真 1
調整の種類
③ 仮復 旧 の本復 旧化
舗装部 のみの工事等 )
④舗装施 工法 の工夫 (
対策
① 工事 の事前 予告、期 間中 の道路 上で のP
R (
住 民 ・道路 利 用者 )
② 道路上 工事 の必要性 のP R強化
年末、
③道路管 理者 の工事抑制努力 のPR (
年度末等)
④ 工事 の面的 調整 によ る迂 回路 の確 保 と迂
回路情報の提供
⑤ 工事 影響 区 間 の 一般 駐停車 車両 の指導 な
ど
工事 及び 施設 の安 全
n
U
n
U
り
“
4▲
年
n
U
0
06
0
纖拗勲即拗脚8 0 働 200 0
.
図
事 故 は年 々減 少 し てき て いるが、年 間 六 〇〇件 を
ハ
U
ハ
U
イ
梵
を 採用 し て いた が、施 工能 率 や作 業 員 の施 工環境
図 2)、ま た事 故 の大
超 え る事 故 が発 生 し ており (
︹
U
A
U
R
U
大な道路交 通 の下で の施 工と いう ことで 、 これ に
の改善 策とし て、自然気 圧で の施 工が可能 にな り、
半 は掘削時 (
図 3) に起 き て いる。 東京国道 工事
0
^
U
Q
O
伴 って災害 (
事故 )が生じる危険性も増大し て いる。
垂直 掘削 、 メガ ネ
ま た、大 断面化 (一0 m以上 )、
ことを考 えた施設であ ることが重要 にな って いる。
期 せ ぬ時 期 に起 こる大 地震 に対 し ても安 全で あ る
にや ってく る風水害 など の自然災 害 、 さら には予
も事 実で あ り、今後 にお いても、高度 な技術 と知
業員 (
職人) の経験 と勘 によ ると ころが大 き いの
し かし、新技 術 の反 面、実 際 の施 工現場で は作
立 ち 会 いが 行 わ れ て いな い」 な ど 、 基
て いな い」「
事前 協議 が行 わ れ
と ころ、事 故 の原 因 の多 く は 「
平成 四年 まで の三年間 の事故 の原 因究 明を行 った
平成 七年 にお いては約 二〇 〇件 と減 少 し て いる。
稻
ャ
撒
の た め の マ ニ ュア ルを 作 成 、実 行 に努 め た と こ ろ 、 第
本 的 な こと が行 わ れ て いな いこと がわ かり、 対応
さ て、 ライ フライ ン施設 の軽微 な も のを含 めた
のが 現状 と思 わ れ る。
識 はも と より、経験 の部 分も当 分 は無 視出来 な い
ルド 工事で 見 ると、 以前 は安全 のた め に圧気 工法
使 し た 施 工 が な さ れ てき て い る が 、た と え ば 、シ ー
技術 面で は、 近年 の技 術革新 により新技 術を駆
道路管 理者 も含 め重大 な責務で あ る。 ま た、頻繁
こう した環境 の中で災 害 を未 然 に防ぐ こと は、
n
U
n
U
n
U
︲
,
I
.
▲
H 4 )の設備事故発生要因
三年間 (H 2
3
占用物件(ライフライン)設備事故発生件数(東京23区内)
図2
事 務 所で は関係 企業 者 と協力 し て、 平成 二年 から
平成 3 年度
③直 接的 対策 で はな いが、 工事 縮減 を支 援 す る
3
6 0 9件
化等 の新技術 が生ま れ て施 工 され てき て いる。
管内 の建 設 工事 は、人 口の集 中 す る市街 地、 膨
6 7 4
査車を使 用した 一次調査 、ハンデ ィ型地中 レーダ ー
る。
ち な み に、平成 七年度 から は重点 区間 は毎年 、
危機管理対策 (
路面下空洞探査)
及びド ー ロス コープを使 用し ての二次 調査を進 め
そ の他 の路 線 ・区 間 は三年 間で 一巡す るよう、 さ
4
東京国道管 内 にお いては 「
路面 下管 理連絡会議 」
(
写真 2)、次 いで、速 やか に路 面陥 没 のおそれ の
思 わ れ る。
者 が 一体 とな って問題解決 に努 め ることが 肝要 と
と な るよう、 道路 管 理者、交通管 理者、関係 企業
全 ・安 心な、道路 と地 下 埋設物 とが協 調したも の
や セキ ュリ テ ィにも配慮 しな がら、な お 一層 の安
場 な ど の新 し い分野 の こと も念 頭 に置 き つつ防 犯
る道路 空 間 は、今後 も熱供給 シ ステ ムや地下駐車
済 発 展 の基 盤で あ り、ま た高度情報 化 社会 を支 え
し て い る こと に起 因 し て い る 。 こ れ ま で の社 会 経
が多 く、沿 道 の建物 が密集 し、 地下 埋設物 が輻輳
地 下 埋設物 工事 に伴 う諸 問題 の多 く は、交通量
四 おわりに
だ と 考 え て いる。
え れば 、 地味で はあ るが、新 し い危 機管 理 の方法
き込 んだ大 きな陥 没事 故 を未 然 に防 いで いると考
これらを積極的 に行 う こと により、第 三者 を巻
る。
を設 け、 地下埋設物 関係企業 者 と調 整、年 間約 一
プ調査作業状況
ら に積 極的 な 取 り組 みをす る ことで協 力を 得 て い
写真 2
路面下空洞探査
あ る空洞確 認箇 所 の掘 削 、空洞 の処 理を行 って い
ハンディ 型地中レーダーによ るメ ッシュ調査
億 円余 の費 用を捻出 し て、 平成 二年 度 から空洞 探
路面下空洞探査車による空洞探査中
鱸離地下剩胴⑭騨駅こ展望
し て、 地価高 騰、 用地 不足、駐車 場経営 の採算 性
き起 こす。 二車線 道路 で は約 四 ○%交通 容量 が低
この都 市 におけ る路 上駐車 は、様 々な問題 を引
数
線
車
側
片
部
路
単
)
時
/
台
(
量
容
通
交
し
な
車
駐
)
く
除
を
帯
車
停
駐
(
- ⋮ -
9 1
9
蛔 2
1
4ハ
ソ
ムハ
リ
瑠鸚
り
あ
車
駐
鐐臟
量
容
通)
交%
る(
よ率
に下
車低
駐 の
内 の事 故 のうち約 四% が路 上駐車 が原 因とな って
建設省道路局道路環境課
地下空間を活用し燿駐車場整備
全国的 な駐車 実態 は、道路 交通 セ ンサ スの自動
二年 の道路交 通 セ ンサ スで は、 ピ ー ク時瞬間で は
車 起終点 調査 により把 握す る ことがで き る。 平成
約 一〇〇万台 の車 が市街 地部で 路上 駐車 し て いる
一 駐車の実態
自動 車交 通 は、都 市活動 を維 持 す る上で も最 も
東京 都内 及び大 阪府内 におけ る瞬間路 上駐車 台数
平成
は、 それぞ れ 一六万五千台 、 二八万三千台 (
と推測 され る。路 上駐車 は大 都 市で特 に著 しく、
重要 な役 割を 担 っており、特 に地方 都市 にお いて
は、く るま社会 が定着 し、交 通手段 と し ても 不可
行 だ けで なく目的 地で の停 止を 必要 とす るも ので
六年 警 察庁 調 べ)で あ り、 このう ち違 法 駐車 の
欠な も のとな って いる。 また、自動 車交 通 は、走
停 止 の場 」 と
あ り、「
走行 の場 」 と し ての道路 と、「
占 め る割合 は八割を 超 え る。
の低 下等 により、駐車場整備 が難 しくな ってき て
下 (
資料 1) し、交通 渋滞 の 一因とな って いる。
一一 路上駐車の問題点
し ての駐車 場 の整備 は、交通 対策 の両 輪 と し てと
も に重要で あ る。
おり、増大す る駐車 需要 に追 い ついて いな い状 況
ま た、駐車車両 によ る見通 し の悪化等 のため、都
消防救急活動の阻害
資料 1
し かしな がら、 自動 車 の保有 と 利 用 の増加 に対
にあ る 。
側国際交通安全学会 「駐車施策に関する提言 (1986)」
醐きこ簾
いる。 このほ か、路 上駐車 は地域 の社会 ・経 済活
動 にも悪影響 を及 ぼし ており、特 に地方 都 市 の中
心 の商 店街等 で は、 駐車 場 不足等 により、 買 い物
客 が駐車場 のあ る郊外 型店舗 に移 るなど、中 心市
街 地 の 活 力 の低 下 の 一因 と な って い る 。 さ ら に、
住 宅 地 にお いても、慢 性的 な車 庫 不足 により通路
にまで車 が置 かれ、住環境 が阻害 され て いるば か
設
等 創
正 の
改 )
度
、
設 制
付
創
の 貸
子
度
制 利
る 無
(
係
に 度
場 制
業
車
駐 事
資
融
路
道
料
有
・
等 が図ら れたと ころで あ る。 また、平成 三年度 予
算 にお いては、主 に商店街 対策 と し て実施す る民
間 の共同駐車場 への補助制度を創 設す るととも に、
す る駐車 場法 の改正、 駐車 場 整備 促進 税制 の拡充
や附置義務 地域 の住 居 地域等 への拡大等 を内容 と
マンシ ョン等 の 一般 建築物 に対す る附置義務 強化
さら に、平成 三年 には、従 来 から の施策 に加 え、
の規制 緩和等 、 一連 の措 置 が講 じら れた。
域 におけ る車庫問題 に対処 す るた め の建築 基準 法
度 の活 用 によ る容積 率 の 一層 の緩和措置 、住居 地
務 を 強化 す るた め の標準条例 の改正、 総合 設計 制
このた め、 平成 二年 には、道路 交通法 及び 自動
三 総合的な駐車対策の推進
いな ど深刻 な事 態 も生 じ て いる。
りで なく、消 防車 の到着 が遅 れ消 火活動 がで きな
車 の保管 場所 の確保等 に関す る法律 の 一部 を 改正
これまでの駐車場施策一覧
砺
瀦
2
蹴
繊位
繊
物
餌爛
締
ユ
設
創
の
)
度
制
付 鉈
貸 )
子 元設
利
低
( 正度
金 改制
資
発
開 法体
路
道
・
年
元
成
平
)
行
運
通
; )
車
駐
化等 達
強化 通
務務 1
) の義義 虹げ
へ
設
リ
堀
度
種
工
視
働
双
凱
蜥
場
緩
の
層
一
の
3大 駐
H拡 る
( のけ
正城 お
け
るの) 五
係物 姪 業
に築 卸 事
務建 ゆ 安
L収 1ず の 正 の
年
3
成
平
禽=
資
の に住
へ象 る
場 対 す
車 成 対
制 設
駐
る
ょ
に
群
鯛
)
布制
鱗
雛
H係
′
{
、
に
の駐 定
正場
改車
絲
実
硫
縦 趙
) 通
資
発
問
路
正
改
の
針
実
場
車
駐
融 船 査
の 高 調
象 へ実
対等 を
資者)
に の 施
策
充応
拡対
議 お 即
徹
鑓
鰯
L
6
H
綱a
金(態
の準
条の
準設
標施
る車
係駐 道 指 (
獺
ず
護
繃
与餌 (
r
o
H行 正
(施 改
)
定 の の置
策 法 例附
法る 策 画 基
許漣
準け の 計 築
基お 針
築に 指
建機 工 五 及 にの を エ ス
び地 施 備 法 務 め 場 施 サ
及途 ・ 整 画 義 た 車 ・ ン
駐
車
道 市
年
5
成
平
婉麗
年
7
成
平
鰤↑
蹴
わ
附き 応 設 通
年
6
成
平
駐( 体 駐 道
場 次 部 場捌 対 場 交
車荷 日 車 路
設
辯
法用 計 路 計 置 の 駐 計 セ 充
年
4
成
平
画系
法動 場置備 場特側 次加 交 の 住 場 の 計居
路目 車附整 車非 3 5追 定 間 営 車 制 市住
道( 駐(場 駐(
第 の 特 民 公 駐 税 都(
5者
3用
H利
(場
貸
箙
蘂
囎
駒
準
蹴
聡獅臟 鱗
(
和
1
1
a
H
施 趙 笏
字) 通
3等 n
H入 6
正)
改等
の化
例強
H
(
導 a
布の
公度
3制
7任
2責
(の
灘廉 願
正者 条務 率
積
容
る
よ
に
用
活
の
計
設
合
総
概
臟
讓鰍
蹴
颯
“
礬贓
勒
蹴
獅
改 用 準義
の使 標置
法 、る附
庫げ 係 の
車上 に物
務築
義建
置途
附用
場定
車待
駐(
びき
及引
法の
通金
交則
路反
道(
年
2
成
平
整備 五箇 年 計画」 にお いては、 公共 駐車 場 に対す
る補 助 (
特定交 安事業 ) 又 は無 利 子融資 (
有料融
発資金 ) により、 駐車 場 の整備 を 一層 推進 す る。
資事業等 )、民間駐車場 に対す る低利融資 (
道路 開
このよう に、駐車 対策 を推進 す るた め、各種施
都 市 の中 心部 な どで は、 土地 の有 効 利 用等 を図
五 地下駐車場の整備の推進
に 引 き 上 げ る こと と し て い る (
資 料 3 )。
七年度末)から約七五% (
平成 三 一
年度末)まで
これ により、駐車場 の充 足率 を、約 六 0% (
平成
平成 八年度 から の 「
第 6次特 定交通 安 全施 設等
四 第6次特定交通安全施設等整備五箇
年計画
(
資料 2)。
策 の創 設 及 び 改 正 が な さ れ てき た と ころで あ る
補助制度 に着 手 す る等 駐車 場整備 に関す る予算措
置 の拡充 を行 った。
交 通安 全 の観点 から新 た に道路事業 によ る駐車場
年
度 年
8 0
4 6
和 和
年 昭
昭
による反則金 の引き上げ等を行うととも に、デパー
ト ・事 務 所等 の特定 用途 の建築物 に対す る附 置義
資料 2
る観点 から、道路、 公園等 の公共施 設 の地下空 間
を活 用し て駐車 場を整備 す る ことが重要で あ る。
特 に、 日本 で は市街 地 の地価 が著 しく高 く、新 た
な適地を得 るのが困難 な状況であ る こと からも、
資料 3
平成 7年度末 五箇年計画中 平成 12年度末
駐車場充足率 = S / D
約60 %
離論
約75 %
134万台
170万台
36万台
2l6万台
226万台
(注 1 ) 駐車場は、 不特定多数に対する一時預かり駐車場。
(注 2 ) 供給量は過去 3 ヵ 年の増加台数の平均値をもとに推計。
(注 3 ) 需要量は平成 2 年の道路交通センサスをも げこす
性計。
(注 4 ) 駐車充足率 目よ、 市街地 (D I D ) における駐車場の需要量に
対する供給量の割合である。
参考 一時預かり駐車場の整備台数の推移
平成 2 年度末
第 5 次交安五計中 平成 7年度末 第 6 次交安五計中
地 下空間 の有 効 利 用が求 めら れ て いる。
駐車場 に ついては、 昭和 四八年 から有料 融資事
業等 の無 利 子融資 制度 により駐車場 整備 を進 め て
きた が、 地 下駐車 場 の建 設 には莫大 な資金 を要 す
充足率 = S / D
供 給 量 =
S
約75 %
約60 %
約50 %
100万
34万
134万
36万
170万
?ち道路事業計
4 .2万
5 .7万
9‐9万
6 .0万
15 .9万
特定交安事業
碆
騎馨霊
有料融資事業
1 .1万
0 .5万
1 ,0万
0‐5万
2 ,1万
1 .0万
1 .0万
1 .5万
3 .1万
34万
4 .2万
7 .3万
4 .0万
11 .3万
路開発資奄
道路開発資金
-道
l需 要 量
-
D
216万
200万
226万
G主 1 ) 平成 2 年度末の供給量は駐車場年報による調査
(注 2 ) ・ 平成 2 年度の路上駐車台数は、 約100万台
・一方、 都市における一時預かり駐車場の整備台数は約100万台
・平成 2 年度の駐車需要としては、 約200万台
公園地下 16
沿道地下 7
※幹線箇所 及び事業中箇所を対象。
※有料融資事業等は N T T - A 型事業を含む。
る こと から、事 業 採算 の観点 により、必ず しも道
ー、 !立体等 30
路 地 下 にお いて整備 が推進 され てき たわ けで はな
ル
か った。 これを解決 した のは、平成三年 に創 設 さ
有料道路融資事業等
れた特定 交 通安全施 設等 整備 事業 であ る。 駐車 可
公園地下 9 沿道地下 5
河川地下 1
能 台 数 は 一0 ○ -二〇〇台 と比較 的小 規模 な駐車
等25 !
体
」ぺ立
沙
も\
場 を 対象 と したも ので あ るが、補 助 制度 が創 設 さ
道路地下 76
れた こと により、 採算 に難 のあ った駐車 場 も整備
道路地下 32
平成 12年度末
ノ
′
可能 とな ったも ので あ る。 これ により、道路 の地
下空 間を活 用した駐車場 の整備 が大 幅 に進 む こと
と な った も ので あ る (
資 料 4 )。
また、 地下 にお いて、 駐輪場、 地下鉄、 融雪槽
等 と 一体的 に整備 す る こと により、 地下空 間を有
効 活 用 し て い る と こ ろで あ る (
資 料 5 )。
資料 4 ー 2
有料道路融資事業等 (こょる駐車場の整備箇所 昭 和48年度
整
備
箇
所
道路地 下空間に整備
を 設 け る場合 には、 円滑な道路 交 通 の確 保 や、交
このた め、沿道 の建築物内 の通路 や敷 地を 活 用
く
、
て
ミ
八
駐
差 点 と の関係 、沿道 と の関係等 に配慮 しな ければ
す るなど し て駐車 場 の出 入り ロを確保 す る こと が
重要と な ってく る。 ま た、 沿道 の建築物 内 に設 け
た駐車 場 と出 入 ロを 共 用す れば、ド ライ バーが利
て
六 地下駐車場の出入口の確保 (
沿道建
薬物との接続)
駐車 場 の出 入 ロ の確保 に当 た っては、様 々な問
題 があ る。幅員 の狭 い道路 にあ っては、道路 や出
入 ロを 設 け る こと は困難 な場合 が多 い。道路 の幅
員 が狭 くな くとも、 道路 の車線 を減 らし て出 入 口
な
ら
と な の な
な ど た い
o
っ し め
所
数
l5
17
箇所
箇所
計
32
箇
所
名
神戸市 ハーバーランド第 1 駐車場
岡山市 城下駐車場
芦屋市 J R 芦屋駅北駐車場
箇所 草加市 草加駅東口地下駐車場
与野市
公園地下空間に整備
沿道≠也下空間に整備
合
計
北与野駅北口地 下駐車場
13
3
16
箇所
箇所
箇所
2
5
7
箇所
箇所
箇所
24
6
30
箇所
箇所
箇所
54
31
85
箇所
箇所
箇所
仙台市
匂当台公園地下駐車場
厚木市
厚木中央公園歩樹下駐車場
千代田区
旭川市
等
清水谷公園地 下駐車場
等
七条駐車場
福岡市 川端駐車場
神戸市
北野駐車場
下館市 下館駅前駐車場
木更津市 木更津駅前西ロ駐車 場
掛川市
掛川大手門駐車場
等
(注) 有料道路融資事業等は、 N T T‐A 型事業を含む
。
交通安全事業による駐車場の整備箇所 (平成 3 年度から平成 7 年度新規)
整
備
箇
所
箇
所
完成 整備中
数
計
箇
所
名
青森市柳町地下駐車場
道路地下空間に整 備
0
76
箇所
箇所
東京都中央区銀座七 ・ 八丁目駐車場
府中市府中駅南口駅前地下駐車場
箇所 金沢市武蔵地区地下駐車場
大阪市本町地 下駐車場
76
高松市瓦町駅前駐車場
東京都港区白金駐車場 (営団 7 号線)
藤沢市湘南台駅前j也下駐車場
うち地下鉄と一体整備
こ
箇
完成 整備中
平成 7 年度新規)
練馬区 練馬駅北口地下駐車場
立体式駐車場等
た 重 す
駐 要 る
日
と 下 可
ま な 空 能
た つ 間 と
0
5
箇所
箇所
5
(横浜市営地下鉄 ・相模鉄道)
箇所 横浜市元町地 下駐車場 (M M 21線)
大阪市桜橋地 下駐車場 (片福連絡線)
神戸市和田岬駐車場 (地下鉄海岸線)
公園地下空間に整備
河川地下空間に整備
沿道地下空間に整備
立体式駐車場等
3
6
9
箇所
箇所
箇所
0
1
1
箇所
箇所
箇所
4
l
箇所
箇所
12
13
箇所
箇所
19
97
116
箇所
箇所
箇所
5
横浜市福富西公園地下駐車場
吹田市吹田西公園地下駐車場
和歌山市城北公園地下駐車場
東京都江戸川 区新川地下駐車場
高崎市高松第一駐車場 (市民ホール)
箇所 倉敷市中央第二駐車場 (市民ホール) 等
25
甲府都市圏 P & R 駐車場
大垣市大垣立体駐車場
箇所 神戸市舞子駅前駐車場
北九州市折尾駐車場
合
計
等
等
資料 5
有料融資駐車場と駐輪場との一体整備
(平成 8 年 3 月 末現在)
箇 所 名
都 市 名
山 形 市
立体
済生館前
特定交安駐車場と駐輪場との一体整備
(平成 8 年 3 月末現在)
構造 駐車場 駐輪場
和歌山市
けやき大通り
地下
352台
2019台
三 田 市
新三田駅前
立体
280台
2360台
町 田 市
町田駅前
立体
250台
700台
地下鉄等との一体整備
(平成 8 年 3 月末現在)
箇
所
港 区 白金駐車場
横浜市 元町地下駐車場
藤沢市
大阪市
神戸市
地 下 鉄 路 線 名
名
営団 7 号線
M M 21線
湘南台駅前地下駐車場 横浜市営 1 号線、 相鉄いづみ野線
桜橋地下駐車場
片福連絡線
和田岬駐車場
神戸市営海岸線
(平成 8 年 3 月末現在)
都市名
事
駐車場名
業
地下
中 央 区 浜町公園
地下
200台
300台
湘南台駅前
地下
180台
830台
相模原市 相模原駅前
立体
200台
2 ,600台
名古屋市 大曽根駅前
地下
200台
590台
豊 橋 市 豊橋駅前
地下
200台
1 ,200台
京 都 市 出町柳
地下
180台
400台
地下
200台
2 ,000台
高 槻 市 高槻駅南
立体
160台
1 ,750台
神 戸 市
地下
169台
410台
地下
140台
260台
舞子駅前
立体
176台
200台
米 子 市 米子駅前
地下
200台
L ooo台
広 島 市 西新天地公共広場 地下
95台
500台
松 山 市 松山市役所前
地下
200台
500台
北九州市
折尾駅前
立体
102台
1ユ00台
高 松 市 瓦町駅前
地下
184台
L O16台
吹 田 市
神 戸 市
防災施設との一体整備
駐輪場
札 幌 市 札幌駅北口
吹田西公園
新長田駅前
神 戸 市 和田岬
5 箇所
構造 駐車場
200台
藤 沢 市
駐輪場はミニバイクも含む
都市名
箇 所 名
都市名
410台
444台
700台
名
札幌市 札幌駅北ロ地下駐車場 雪寒事業 鍋虫雪槽)
再開発ビル その他
府中市 府中駅南n
112台
308台
狛江市 狛江駅北ロ
103台
88台
名古屋市 池下
190台
300台
合 計
入
出
ロ
420台 再開発ビルのみ 両方
191台 道路のみ
(再開発ビル経由)道路
490台 両方
両方
両方
神戸市 新長田駅前
169台
63台
421台 1,634台 両方
232台 道路のみ
神戸市 舞子駅前
176台
250台
426台 道路のみ
道路のみ
579台
865台 両方
両方
大阪市 大阪駅前
芦屋市 芦屋駅北
873台
340台
286台
n
道路のみ
伊丹市 宮ノ前
200台
170台
370台 両方
両方
奈良市 JR 奈良駅
200台
316台
516台 両方
両方
生駒市 生駒駅北ロ
l58台
326台
484台 両方
再開発ビルのみ
広島市 西新天地
95台
104台
199台 道路のみ
道路のみ
高松市 高松瓦町
184台
422台 両方
民間ビルのみ
238台
※民間の駐車場 (再開発ビル含む) の駐車台数は、 一時預かり駐車場及び専用駐車場の合計。
※再開発ビル揉ま
、 都市再開発法に基づく市街地再開発事業により建築される施設建築物。
※大阪駅前の再開発ビルは、(旧) 市街地改造法に基づく市街地改造事業により建築された施設建築物。
用し やす くな る こと、 駐車場 の規模 が拡大 し利 用
有料駐車場 交安駐車明
効 率 が向 上す る こと、交通 処 理上も より適 切なも
地域名
の と な る こと 等 、 メ リ ット が 多 い。
都市名
現 に、道路 ・建築物 内 にそ れぞれ出 入 ロがあ る
(平成 8 年 3 月末現在)
民間 駐 車 場
場合 、 入 ロは道路 ・出 口は建築 物内 にあ る場合 、
民間の駐車場等と一体的な駐車場 (事業中又は供用中)
入 ロも出 ロも建築物内 にあ る場合 など、様 々な事
資料 6
意 形成 が図ら れ るた めであ ろう。 この場合 、 地方
よ る場合 が多 いが、接続 に ついて比較的 容易 に合
事例で は、 民間駐車 場 は、市街 地再 開発事業 に
納 ます が配置 され て いる (
資料 7)。
車 があり、台車 走路 の両側 には自動 車 を納 める格
の格納段 からな り、各格納段 には車両 運 送用 の台
庫 バー ス) と格納 部 と の間を昇降 移動 す る入庫 リ
フト (
出庫 リ フト)で構 成 され る。格納部 は複数
。
例 があ る (
資料 6)
公共 団体 が当 該再 開発 ビ ルの車路 の床 を取得 し て
平面往復方 式駐車装 置 は、 下記 のと おり処 理能
力 の向 上 が図 ら れ て いる。
いたり、都 市計画事業 で あ る市街 地再 開発事業 に
よ る再 開発 ビ ルで あ るた め将来 にわ た ってあ る程
① 入庫 位 置 と出庫 位置を 分離 す ること により、
③ 入出庫 バー スと自動 車 の格納庫 が完 全 に分離
簡単 に駐車 で き る。
「
前 進 入庫 ・前 進出庫」 で あ る こと から誰で も
② 利 用者 が自 ら 駐 車 場 場 所 を 探 す 必 要 も な く
減 少す る。
① 車 と人 と の動 線 が分離 さ れ駐車 場内 の事 故 が
あ る。
ま た、 利 用者 にと っても次 のよう な メリ ット が
る%
台車 やリ フト によ る車両 の高 速 搬送 が可能で あ
④ 制御技術 の向 上 や セ ンサ ー技 術 の進歩 により
と が で き るo
空 間 にあ る各台車 の走行動作 を並 行 し て行う こ
③ 入庫 リ フト (
出庫 リ フト) の昇降動作 と格納
作 さ せ る こと が で き る 。
② 利用者 が入庫 (
出庫 ) し て いる間 に機械 を動
"
る0
入庫動作 と出庫動作 を並 行 し て行う こと がで き
度 公 共 側 の コ ント ロー ル下 に あ る な ど 、 一定 の担
保 があ り、協定 を結 んで いる。
ま た、 平成 五年度 より、 道路 地下等 の駐車 場と
民間駐車 場と の接続 を推進 す るた め、 民間主体 が
整備 す る駐車 場本 体 や接続部 分 に対す る道路 開発
資金 の低利融資制度 と し て 「
官 民 一体 型駐車 場整
備 事業」 を創 設したと ころで あ る。
七 地下空間を利用し彪新たな技術
今後 、 道路等 の地下空 間を活 用した駐車場 整備
を 強力 に推進 し て いくた め には、建 設費 の低減 、
経済的 な施 工法 の開発、 機械 式駐車装 置 の導 入 に
よる収容効 率 の向 上等を 図 ることが不 可欠であ る。
こ の た め 、道 路 地 下 の 駐 車 空 間 の コ ンパ ク ト 化 、
管 理 の省人化、安 全性 の向上等 の観点 から、平 面
往復方 式 と いわ れ る機 械式駐車装 置 の適 用が期待
さ れ て い る。
平 面 往 復 方 式 駐 車 装 置 の 一例 と し ては、 入庫
(
出庫 ) の際 に降 車 (
乗車 )す る入庫 バi ス (
出
され ており、従 来 の薄 暗 く、排気 ガ ス臭 いと い
う 地 下駐車 場 のイメージ を払拭す るも のであ る。
④ 従 来 の機械 式より高 速で 出庫でき ること から、
待 ち時 間 が大 幅 に短縮 され る。
さら に、平 面往復方 式 駐車 場 は、資料 7 のよう
に、 台車 走路 を設 け て いる こと から、基本 的 には
細 長 い形状 の土地 が適 し ており、道路 地 下空 間を
が狭 い場合で あ っても効率 よく収納 が可能 とな る
活 用す る場合 にた い へん効果的で あ る。 道路 幅員
法 改正前 と比 べて、 そ れ ぞれ 二五% 、 二0%減 少
都内 及び大 阪府 内 におけ る瞬 間路 上 駐車 台 数 は、
バー の モラ ルの向 上 が必要で あ り、 地域 の実情 に
りと、そ し て何 よ りも道路 の利 用者で あ るド ライ
台
坊
蜥お
坊坊
檜
坊
千
1
1
台 台
爾
"
お
台
千
り
乙
坊
n
U
千
台
リ
ム
坊
台
千
自
生
杤
拾
台 台
年 台
千許
6 千 1
u "
5 7 Q
成
平 万
6
1
リ
ム
年
5
成
平
坊
台
年 台
千
4
R
U
7
視
成
万
平
5
1
坊
台
掬
拾
珊
台
年 千
3
5 3
成 万 9
平 1
2
)
数
台
車
駐
法
違
ち
う
)
数
数
台 指
(
車
駐
上
路
間
瞬
数
台
車
駐
法
違
ち
う
台 台
台
台
年 千
千 千
千
2
o
0
1
0 5 7 o 1
l
成
1
万
万
万 万
平 3
6
l
0 3
3
2
2
数数
指
台(
車
駐
上
路
間
瞬
東京 都内 大 阪 府 内
ば な ら な い。
応 じ て、 これら の施策 を総合 的 に推進 し て いかね
し て いる (
資料 8
猟
利 用を図 るととも に、 適正な交 通規 制 ・取 り締ま
正な交通 機 関 の分担 のも と、 駐車場 の整備 ・有 効
る こ と か ら 、 そ の解 消 の た め に は 、 引 き 続 き 、 適
し かしな がら、未 だ相当 数 の路 上 駐車 が存在 す
警 視庁 調 べ)。
も ので あ り、今後 、道路 地下で この技術 が活 用さ
れ る こと を 期 待 し て い る と こ ろ で あ る 。
八 これからの駐車場整備
土地を確保 す るのが難 し い都市 の中 心部で駐車
場 を整備 す る にあ た っては、道路 ・公園 ・河 川 の
上 下空 間な ど公丑免エ間 の有 効 活 用、 地下鉄、物流
拠点、 防災拠点等 と の 一体的 整備 、公 共駐車 場と
民間駐車 場 の共 同整備 ・接続 整備 、立 体道路 制度
の活 用 によ る建 築物 一体整備等 を図 ること が不可
欠で あり、 このような整備 を推進 し て いると ころ
で あ る。
特 に、 民間駐車 場等 と の沿道 建築物で の車 路 の
担保
確 保 に ついては、 各 道路 管 理者 にお いて、 「
が と れ な い」 や 「道 路 管 理 上 や や こ し い」 な ど 、
消 極的な 対応 が みら れ るようであ る。 し かしなが
ら、交通処 理、 利 用者 の利便 の増進、事業 費 の節
減等 の観点 からも好ま し いも のであ り、今後 、 駐
車 場 の計画 に当 た っては、 まず 、 民間 駐車 場 と の
出入 ロ) の確保 を検 討
接続 や建築物 内で の車路 (
し、積 極的 に対応 す る こと が必要で あ る。
おわりに
駐車 対策 は、徐 々に効果 を挙 げ つつあ る。 東京
(注 1 ) 東京都は各年 4、 5 月警視庁調査、 大阪府は各年 5 月大阪府轡調査。
(注 2 ) 指数は、 平成 2 年度の瞬間路上駐車台数を100としたもの。
遭略地下剩騙⑭騨状と騨塾
穴深廳地下利用の検討について
.
1臨 時 大 深度 地 下利 用調査会 の設 置-
昨年 六月 に臨時大 深度 地下利 用調査会 設置法 が
に支払う補償 を原則 と し て不要 と し て いる ことな
す る制度 の創 設 や、権 利 設定 のた め に土 地所有 者
す る機関 と し て、 総 理府 に、臨時 大深 度 地 下利 用
の利 用 に関す る諸問題 に ついて専 門的 に調査審議
鎌原 宜文
成立 し、大深度 地下利 用 に関す る諸 問題 に ついて
どが挙 げら れ る。
建設省建設経済局調整課
総合 的 な検 討を行 う臨時大 深度 地 下利用調査会 が
○大 深度 地下と は
3
調査会 の概要
調査会 (
以下 「
調査会 」 と いう。)が設置 された。
設置さ れた ので、 そ の概 要 を紹介 した い。
大深度 地 下 に ついては、 一般 的 には、 土地所
① 調査会 の目的 及び 設置
土 地利 用 に関す る社会経済情 勢 の変化 にか
有 者等 の通常 の利 用が行 わ れな い地下、 具体的
には、建築物 の地 下室 が通常存 す る深 さより下
んが み、大深 度 地 下 の適正 か つ計画的 な利 用
大深度 地 下利 用構想 に ついて
大深度 地 下利 用構想 と は、大都市 圏等 におけ る
で 、 か つ、建築物 を支 持 す る こと がで き る地盤
の確保 と そ の公共的 利 用 の円滑化 に資 す る こ
1
社会資本 整備 の着 実な進 展 に資す る観点 から、 土
より下 の地 下を指すも のとし て捉 えら れ て いる。
に置 かれ、 そ の庶務 は国 土庁 が処 理す る こと
とを目的 と し て いる。 な お、 調査会 は総 理府
地所有 者 によ る通常 の利 用がな され て いな いと考
えら れ る大深度 地 下空 間を 公共的 な施 設整備 に利
臨 時大 深度 地 下利 用調査会 の設 置 に ついて
平成 七年六 月 に、議 員立法 により、臨時 大深度
2
この大深度 地 下利 用構 想 の特 徴 と し ては、社会
地下利 用調査会 設置法 が成立 し、 同法 に基 づき、
調査会 は、内 閣 総 理大 臣 の諮問 に応 じ、大
用しよう とす る構 想で あ る。
資本 整備 の緊急性 及び当 該空間 が土 地所有 者 によ
大深度 地 下 の適正 か つ計画的な 利 用 の確保 とそ の
深度 地下 の利用 に関す る諸問 題 に ついて、広
② 所掌事務
と さ れ て いる。
る通常 の利 用 がな され て いな い空 間で あ る ことを
公共的 利用 の円滑化 を図 る観 点 から、大 深度 地下
踏ま え、 迅速な大深度 地下使 用権 の設定を 可能 と
く、 か つ、総合 的 に検 討を加 え、大 深度 地 下
の利 用 に関す る基本 理念及び施策 の基本 とな
る事項並び に大 深度 地下 の公共的 利 用 の円滑
化 を 図 るた め の施策 に関す る事 項 に ついて調
査 審議 す るo
③ 答申等 の尊重
内 閣総 理大臣 は、調査会 の答 申及び意 見を
受 けたとき は、 これを尊 重す るととも に、国
会 に報 告 す る こと と さ れ て い る 。
④ 組織
人 以内で 組織す るとと
調査会 は、委 員 三 一
員助教授
鎌田
薫 早稲田大学法学部教
授
五代 利矢 子 評論家
今
東京都立大学工学部
田
徹
教授
鈴木 精 二 三菱化学株式会社相
談役
鈴木 礼治 愛知県知事
藤 田 宙靖 東北大学法学部教授
松本 嘉司 東京理科大学理工学
部教授
⑤ 資料 提出 そ の他 の協 力
要 があ ると認 め ると き は、 関係行 政 機関 の長
も に、委員 は、大 深度 地下 の利 用 に関す る諸
問題 に ついて優 れた識 見を有 す る者 のう ち か
ら、国会 の両議 院 の同意 を得 て、内閣 総 理大
及び 関係 地方 公共団 体 の長 に対 し て、資料 の
調査会 は、 そ の所 掌事 務 を遂行す るた め必
臣 が任命 す る。ま た、調査会 には、専 門 の事
提 出、意 見 の開陳等 の必要 な協力 を求 め る こ
検 討 が な さ れ る こと と な って い る 。
具 体的 には、
○大深度 地下 に土地所有権 が及 ぶ のかどう か
○ 土地所有権 が及 ぶと した場合 、損 失 ・補償 を
ど の よ う に考 え る か
○ 土地所有権 制 限 の考 え方、大 深度 地下を利 用
す る権 利 の性格
○大深度 地下 の定 義 ・範 囲 の考 え方
○適 用地域、適 用事業
耐震 性、工事 中 ・供 用中 の安 全、
○安全 の確保 (
防災、避 難)
○環境 の保 全 (
地下水 への影響 、 地盤沈 下、 土
壌の汚染等)
○事業者間の調整方法の確立
等 の項 目が挙 げら れ て いるo
1月 9日
平成 7年 1
項を 調査審議 さ せ るた め、専 門委員及び部会
第 1回
4日
物月 1
調査会 の開催 状況
るた め特 に必要 があ ると認 めるとき は、 そ れ
第 2回
と がで き ると とも に、 そ の所 掌事 務 を遂 行す
以外 の者 に対し ても、 必要 な協力 を依頼 す る
0日
平成 8年 1月 3
を置 く こと がで き る。
(
構成員)
第 3回
た っては、 土地所有 権 の考 え方 、補償 ・損 害賠償
こと が で き る と さ れ て い る 。
調査会 にお いては、今後 、 法制 面、技術 面、安
の要否等 の法 制度 に関す る課題 、安全 の確保 、環
4
調査会 にお いて今 後検討 され る事 項
調査会 の設置期 間 は三年 間と さ れ て いる。
⑥ 存続期間
全 面、環境 面な ど幅広 い分野 にわ たり、専 門的 な
大 深度 地下空 間 の利 用 に関す る制度 の確 立 に当
三〇 日)
平成 八年 一月
技術 ・安 全 ・環境部会 の設 置 (
寸
会
長 味村
治 弁 護 士 ・元最高 裁 判
所判事
会 長代 理 岸谷 孝 一 日本 大学 理工学 部教
授
委
員 芦 田甚之助 日本労働組合総連合
会会長
協 中部大学工学部教授
6
弘子 大阪大学経済学部客
大田
植下
境 の保全等 の技術 に関す る課題等 、事 前 に解決す
・安全 な避難 のため の対策
・地震 対策
園 田眞 理子
学研究科教授
杉本 有養 東京消防庁予防部長
・排気 、排水 、換気 対策
・火災 、爆 発 への対応等 消 防上 の対策
日本 電信電 話㈱ サービ
吉田
タ ー常務 理事
鰤水 道管路技術 セ ン
長
環境部地下環境研究室
鰯 日本建築 セ ンター主
究委員会委員
洸 東京 工業大 学 総合 理工
あこ
長谷川逸 子建築 計画 工
村岡 浩爾 大阪大学工学部教授
森地
茂 東京工業大学工学部教
授
森野 美徳 日本経済新聞社編集局
地方部編集委員
山本 毅史 問地盤工学会長期財務
計画推進委員会委員
筑波技術短期大学教授
房㈱代表取締役
水 谷 敏則 建設省土木研究所企画
部長
長 谷川逸 子
橋 元 良 明 東京大学社会情報研究
所助教授
中村 高 也
黒川
拙土木学会 地下空 間 研
べき課題 が数多 くあ る。
特 に、技術 、 環境、 安全 の分野 の調査審議 に当
た っては、各 々専門的 な知 見、経 験等 を必要とす
ること に加 え、検 討す べき課題 が極 め て多岐 にわ
・停 電 対策
・漠然 と した不安感 の払拭 、 精神衛 生 上 の対策
② 部会委員
部 会 長 岸谷 孝 一 日本大学 理工学部教 授
部会長代理 松本 嘉司 東京 理科大学 理工学部
委
教授
植下
協 中部大学工学部教授
五代利矢子 評論家
至大
今田
徹 東京都立大学工学部教
授
専門委員 荒木 幹夫 日本 開発 銀行企 画部 長
伊藤 信義 警視庁警備部災害対策
課長
上野
ス生産本 部 理事 設備 企
画部長
大門 信之 帝都高速度交通営団建
設本部副本部長
上條
一
貫 東京電力㈱理事建設部
長
河 田 博之
た るも ので あ る こと から、第 三 国臨時 大深度 地 下
・犯罪、事 故防止 対策
・浸水 ・冠水 、湧水 対策
利 用調査会 にお いて、技術 ・安全 ・環境部会 (
以
任研究員
辻本
誠 名古屋大学工学部教授
陶野 郁雄 国立環境研究 所水 土壌
下 「
部 会 」と いう 。)の設 置 が 行 わ れ る こと と な った 。
の 部 会 にお いて今後検 討さ れ る事 項
○技 術 に関す る分野
・掘 削技 術等 の到達 し て いる水準
・地 下調査技 術 、設計技術
・土 地所有 者等 が通常 利 用し て いる空 間 への影
響
・大 深度地 下空間 におけ る施設 が備 え る べき構
造上の条件
・大深度 地下 の定義 (
地質 ・地盤構 造、 地下空
間 の利 用状況等 から の検 討)
・経済 性
○環境 に関す る分野
・地盤 沈 下、陥 没 の防止
・地下水 汚染 、地下水 ・温泉 の流況 変化 の防止
・工事 中 ・供 用中 の地 下水 の汲 上 げ
・土壌汚染 の防止
・有 害 ガ ス への対策
○安全 に関す る分野
平成六年度の道路関係の判例紹介
(
その 一)
建設省道路局道路交通管理課訟務係
八月 にかけて全国 の道路 管 理者 (
地方 建 設局、都
建設省道路局道路交通 管 理課で は例 年 四月 から
一 はじめに
公団 (
高 速 自 動 車 国 道及 び 一般 有 料 道 路)、 首 都
、 市 町村 (
市町村 道)、 日本 道路
及び都 道府県 道)
直 轄 国 道 )、 都 道府 県 (
補 助国 道
地方 建 設 局 (
二 平成六年度判決の概要
控訴審)が
所 (
第 一審)が 一六件、高等裁判所 (
府県 一一件 、市 町村 七件 、 日本 道路 公団 三件、で
道府県、市 町村 、 公団 及び 公社) にお願 いし て、
及び 阪神高 速道路 公団 (
首 都及び 阪神 高 速道路 )、
裁判 の審級 別 の状況 は地方 裁判 所及び 簡易裁 判
な か った 。
道路 公社 にお いては平 成六年 度言 い渡 し の判決 は
あ り、首都 高速道路 公団 、 阪神高 速道路 公団及び
道路管 理瑕疵 に関す る調査 を行 っており、翌年 の
九件、最高裁 判所 (
上告審 ) が 一件 で あ る。
含 む) の各道路管 理者 にお いて平成 六年度 中 に判
公社管理の有料道路、高速道路公社を
道路公社 (
今般 、平成 六年度 分 の調査がま とま り つ つあ る
物 に関す るも のが 二件、 道路 崩壊 に関す るも のが
一件 、家 屋浸 水 に関す る事 件 が 一件 、路 肩で 発生
事故 の態様 別 の内 訳 は、 穴 ぼ こ ・段差 に関す る
も のが四件、 スリ ップ に関す るも のが 一件、 障害
全体 の有責 ・無 責 の割合 に ついては 二六件中 二
した事 故 に関す るも のが五件 、道路構 造 に関す る
決を受 けた案 件 は別表 のと おりで あ り、 そ の総数
分類 し、 二号 にわた って紹介す る こととす る。次
勝 訴) と され、
一件 に ついて道路 管 理者 は鉦坐貝 (
も のが 二件 、ガ ード レー ルの設置 不備 に関す るも
は 二六件で あ る。
号で はそ の後 半部 を、 さら にそ の次 の号で は全国
残 り の五件 に ついて道路管 理者 に何 ら か の責任 が
1 の類 型 に
まず 、今 号で は言 い渡 された判決を 1
の訴 訟、 示談 の件数 やそ の金額 の統 計 の結果 を 紹
のが五件、側溝 の蓋 不全 に関 す るも のが 一件 、 道
路 環 境 に関す るも のが 一件、 そ の他 の事件 が三件
認 めら れた。
道路管 理者 別 の内 訳 は、 地方建 設局五件 、都道
介 す る予定で あ る。
ので 、本誌で順次 そ の概要を 紹介 し てま いりた い。
三 月頃 にそ の結 果を 公表 し て いる。
llll1l!Illl1ll===llI==lIl川田川洲====川菱川=lll=1l1======l匙
別表
番号 類型
事
件
名
道路種別
道
路
、
事
故
の
状
況
被害状況 結果 過失相殺
書
無塀
鼬
1
1
兵庫国道372号歩行者段差転倒事件
補助国道 グレーチング周辺の突起したコンクリート角で転倒
1 名負傷
2
1
大分県道穴ぼこ原付転倒事件
県道
1 名負傷 有責
原付がマンホール凹部で転倒負傷 した
3
1
北海道道穴ぼこ自転車転倒事件
道道
自転車で走行中、 直径約1oc血深さ 7
4
1
札幌市道歩道陥没転落事件
市道
歩行中アスファル トが陥没し下の空洞に転落した
5
2
山梨国道413号トンネル内スリ ップ事件
補助国道
自動二輪車がトンネル内でスリップ転倒 して後続の乗用車が衝突
8 cm の穴で転倒
6割
所
年月 日
神戸地裁
6 .11‐30
福岡高裁
7. 3. 8
無蓑
札幌地裁
6 . 8 .31
札幌地裁
6・ 9. 8
2 名負傷 無責
横浜地裁
7 . L 20
車両損害 無蓑
東京簡裁
6 .12 .26
6
3
束名高速道路路上落下物衝突事件
7
3
大津市道トラック電柱衝突事件
市道
拡幅工事により電柱 が中央よりに位置することとなり衝突
1 名負傷 有責
8
4
横浜市道民地崖崩壊家屋倒壊事件
市道
台風で道路からの排水が民地崖を崩落させた
2 名負傷
9
5
大分国道212号原付緑石衝突転倒事件
補助国道
原付が路嶺=帯内を通行中19cm の緑石に衝突転倒 し死亡した
1 名死亡 無責
5割
無垢
蓑
5
広島県道迂回路 (芸北町道)路肩崩壊事件 町道
11
5
東予市道ショベルローダー転落事件
市道
1 名死亡 有責
7割
8割
1 名死亡
大阪高裁
6 .12 ・13
東京高裁
7 . 1 .25
大分地裁日田支部 6 .12 .21
車両損傷 無責
10
拡幅工事中路肩からショベルローダーが河川 に転落した
判
1 名負傷 無責
1 名負傷
有料道路 道路上にバンパーが落下しており、 それにより車両破損
県道の迂回路としての町道の路肩が崩落した
裁
青
無彰
"
広島高裁
7 - 2 .20
松山地裁
7 . 3 .15
新潟地裁高田支部 6 . 9 .22
7‐ 1 .10
大津地裁
12
5
新潟国道 8 号原付自転車転倒事件
直轄国道 原付が先行車両を追い越すため 路肩に侵入し泥土により転倒
13
5
滋賀国道161号自動二輪車転倒事件
直轄国道
原付が先行車両を追い越すため路肩に侵入し転倒
1 名死亡 有貴
14
6
静岡国道 1 号自動二輪車転倒事件
直轄国道
S 字カーブを曲がりきれず、 対向車線に侵入して衝突
1 名死亡 無責
東京高裁
7 . 9 ・27
15
6
青森県道下田町道交差点二輪車衝突事件 県道
Y 字交差点において一時停止せず侵入し、 トラックと衝突
1 名死亡 無責
東京高裁
6 ・ 7 .27
16
7
沖縄県道工事家屋浸水事件
県道
工事に当たっての仮排水及び側溝の設備が不全なため浸水した
家屋損害 無責
那覇地裁
6 .10 .11
17
8
岡山国道313号拡幅部自動車転落事件
補助国道
未舗装から舗装部へ入っ た所でカーブを曲がりきれず川に転落
2 名死亡 無責
広島高裁岡山支部
6. 8. 2
18
8
岩手県道ガー ドレール衝突事件
県道
トラックがカーブを曲がりきれず ガー ドレールを破って転落
1 名死亡 無責
盛岡地裁一関支部 6 . 6 . 8
幼児が自転車で防護柵のない箇所から転落した
1 名負傷 無責
滓地裁
6 -12 .27
19
8
三重県飯高町道幼児倶洪溝転落事件
町道
20
8
愛媛国道11号歩行者転落事件
直轄国道 歩行者がガー ドレールの外根りを歩道と見誤り落下
自動車が走行中カー ブの部分で逸脱 しダム湖に転落
21
8
岐阜国道L56号自動車転落事件
補助国道
22
9
直方市道歩行者側溝転落事件
市道
対向車両の照明に幻惑され無蓋側溝に転落した
県道供用により騒音、 照明等のため酪農に支障がでると提訴
1 名負傷
薔"
無鰺
福岡地裁
6 ・11 .29
1 名死亡
無蓑
名古屋高裁
6 .11 ・29
1 名負傷 無責
福岡地裁直方支部 6 .11 . 1
無黄
松山地裁西条支部 7 . 2 .28
環境
23
10
愛媛県道建築差止請求事件
県道
24
11
道央自動車道多重衝突事件
有料道路 追越車線を走行中の除雪車に気づき減速し、 後方から追突された 車両損傷 有責 なし
トンネル入り口で追い越しのため第二車線に出て清掃車に追突
1 名負傷 無責
車両損害 無責
25
11
岐阜国道258号般若谷トンネル内追突事件
直轄国道
26
11
中国縦貫道清掃車砂ぼこり追突事件
有料道路 路面清掃車の砂ぼこり“こより、 ブレーキをかけた先行車に追突
類型
札幌地裁
6 .10 .31
名古屋高裁
7 . 1 -19
最高裁
6. 4 . 8
1 : 穴ぼこ ・ 段差に関するもの。 2 :スリッ プに関するもの。 3 : 障害物 ・ 落下物に関するもの。 4 : 排水施設に関するもの。 5 :路肩部分で起こっ た事故に関するもの。 6 : 道路構造
に関するもの。 7 :工事不全に関するもの。 8 : ガー ドレールに関するもの。 9 :供=溝の蓋に関するもの。 10 :道路の環境に関するもの。 11 : その他。
が生 じたも のと認 めら れ、原 告 の転 倒原 因
れた後 に徐 々に砕 石が飛散 し路 面と の段差
のみで あ り、 一般車両 の通 行 の用 に開放 さ
本件 工事部 分 の砕石 は機械 により転圧 した
生を未 然 に防 止す べき注意義 務 があ ったも
誘導 す る矢 印識 を 設 け るな ど し て事 故 の発
識 又 は車両 を本 件 工事部 分を避 け るよう に
柵 を設 け るか、 工事中で あ る ことを示す 標
の管 理者 及び 工事 担当者 にお いては、 防護
で あ る。
◎
は この段差 や路 面 状態 の変化 にあ るも のと
ので 、本件道路 は通常有 す る べき通 行上 の
穴 ぼ こ ・段差 に関 す るも の
三 事故の形態別の判決の紹介
穴 ぼ こ ・段差 に関す る判決 は四件 あ り、 そ の中
いわ ざ る 得 な い。
で は三件 が道路 管 理者 は鉦坐貝と さ れ て いるが、 一
ま た、事 故 時 の走行 速度 は三 ○ 如-四○ 如
原動 機付自転車 を運転 す る に際 し、前方 を
・過 失 相 殺 に つ い て は 、 被 控 訴 人 に お い て、
安 全性 を欠 いて いたも ので あ る。
程度 の通 常 の範 囲 内で あ り、 そ の程度 から
注 視 し、進路 の安全を確認 し、 安全 な方 法
・原 告 は免許 取得 から年 数 も経 過 し ており、
①有責例
転 倒 した ことを考 え ると、本件道路 は二輪
で進行 す べき注意を怠 った過失 があ り、右
件 に つ い て有 責 と さ れ て い る 。
の 大 分県道穴 ぼ こ原 付転 倒事 件 へ確定 ﹀
車 の走行 に つき道路 の安 全性 に問題 があ っ
福 岡高等 裁 判所平成 七年 三 月八 日判決 、 平
成 四年 例第 二〇 二三号
札幌 地方 裁 判所平成 六年 九 月 八 日判決 、平
② 無責例
D 札幌市道歩道陥没転落事件 へ
確定﹀
る ので 、 六割を相 当とす る。
過失 が本 件事故 の 一因と な ったと認 めら れ
ことを 示す看 板等 を 設置す るな ど し て通行
トで 舗装 し、あ る いは工事 部 分が存 在 す る
圧 す る だ けで は な く 、 速 や か にア ス フ ァ ル
・したが って、掘 削部 を砕石で 埋 め戻 し て転
た と 考 え る ほ か な い。
成六年困第 一四 一号
(
原 審 ⋮大分地方裁判所平成六年 一月 一四
日判決 、平成 二年例第 五 二三 号)
車両 に危 険 が生 じな いよう にす べきで あ っ
へ
事件 の概要﹀
原 告 は、 昭和 六 二年 一月 二九 日午前 八時 五
たが、 これを行 わな か った こと は道路 管 理
平成元年 一一月 二日午前 六時 四〇分頃 、札
分頃 、原動 機付自転 車 を運転 し て、 大 分市 大
幌 市西 区発寒 地先市 道 の歩 道上 にお いて歩 行
事 件 の概要﹀
へ
・過失相 殺 に ついては、原 告 の注意義務 の欠
中 の原 告 が出勤 のた め歩 行 し て いたと ころ、
字賀 来字車 木地先 の大 分県道 大 分狭 間 バイ パ
走 行 中 、 マ ン ホ ー ルの ロ 環 取 り 替 え の た め に
如 と加速進 行を した ことを考慮 し て四割 と
に 瑕 疵 が あ った と いう ほ か な い。
円形 の マンホー ル蓋 を中 心 に 一辺 二 mの正方
す る。
ス上を狭 間方面 から大 分市街 地方 面 に向 け て
形 に掘 削 し、砕石 が敷 かれ て いた部 分と の三
歩 道 が突 然陥 没 し、陥 没箇 所 から舗装 部 分 の
分線 上 にあ り、通 常、原 付自転 車 の通行 が
幌市 と配水管 埋設 工事 を 請 け負 った 工事会 社
害 を お った。本件 訴 訟は道路管 理者で あ る札
下 にで き て いた空 洞 に転 落 し腰 椎捻 挫等 の傷
予想 され る位置 にあ る こと から、本件道路
・本 件 工事部 分 は、直 進車線 と左 折車線 の区
(
控訴審)
mの段差 によ って転 倒 し頭部を打 ち脳挫傷 の
障害 を負 ったも ので あ る。
へ
判決要 旨﹀
(
第 一審)
96 ,3
道イ
テセ
34
の双方 が訴 えら れた事 件 で あ る。
︿判決 要旨﹀
つれ て散歩中 、歩 道 上 の用水路 の鉄蓋周 辺 の
へ判決要 旨﹀
傷 した。
コア の抜 き取 り跡 の穴で あ ったと認 め るに
ら れ るが、本 件 全証拠 によ っても、右 穴 が
いし 一○ 血の穴 が開存 し て いた こと が認 め
・証拠 によれば事故 当時本 件 現場 に直 径五 な
己し
m程
と五 皿
呈度 の コンクリ
B分
した
突起
トに
こ足
ト角部
1ト
1ー
を引 っかけ て転倒 し、右 手指骨 折等 の傷 害 を
負 った 。
・本 件空 洞 を生 じた原 因 は配水管 埋設 工事 の
後 の通 水 の際、仕 切り弁 の閉塞 が不十分で
へ判決 要 旨﹀
・五 鰤の突 起 をも って、本 件歩 道 に歩 道 と し
あ った た め、本 件事故 現場を 含 む付 近 一帯
に漏 水 状態 が発 生 し、右漏 水 が本 件事 故 現
足 り な い。
・原 告 の証言 は変遷 し、符 合 しな い部 分も多
ての安全性を欠 く瑕疵 があ ったと認 め る こ
・グ レーチ ング部 分 は歩 道 の中 で も歩 行 に注
く、 そ の他 全証拠 によ っても原 告 が穴 に自
場付 近歩道 の舗装 した部 分 の土砂 を流 した
・工事会社 には必要な点検を十分 に行わな か っ
意を要 す る部 分で あ ること がそ の外観 から
転 車 のタイ ヤを落ち 込ま せ て転 倒 したと認
・石 の存 在 に つ い て は 認 め ら れ な い。
た過失 が認 めら れ るが、道路 管 理者で あ る
明白で あ り、 かか る部 分 に本件 程度 の角 の
め る に 足 り な い。
と はで きな い。
札幌市 にお いては、空洞 の発 生 が深夜 で、
突 起 があ っても、 これを も って通常 の歩 行
こと に よ る も の と 認 め ら れ る 。
事 故 の発 生 は早朝で あ る ことを も ってす る
者 が予想 で きな い危険 な 凹凸と いう こと は
へ
原告控 訴﹀
山梨国 道四 一三号 ト ンネ ル内 スリ ップ事 件
管 理者 は無 責 と され て いるo
スリ ップ に関す る事 件 は 一件 のみで あ り、道路
スリ ップ に関す るも の
と、空洞 の発 生を 知り又 は知 る可能 性 はな
②
で き な い。
へ
事 故 の概要 ﹀
平成 四年 の第五 〇八 一号
札幌 地方 裁 判所平 成六年 八月 三 一日判決、
の 北海道道 穴 ぼ こ自転車 転 倒事 件 へ確定 ﹀
か ったと いう ほ かはな く、事 故発 生を 阻止
しう る余 地 がな か ったと いう べきで あ るか
ら、 被告 札幌 市 が道路 管 理を怠 ったと いう
瑕疵 により本 件事 故 が発 生 したと は いえな
い。
平成二年の第八 一一号
横 浜 地方 裁 判所平成 七年 一月 二〇 日判決、
後六時三〇分頃北海道雨竜郡北竜町地先道道
へ
事 件 の概要 ﹀
(
原 告 の主 張で は、)平成 元年 五 月 二五 日午
へ
確定﹀
増毛 稲 田線 路 上 を自転車で 通行 し て いたと こ
の 兵庫国道三七二号歩行者段差転倒事件
神戸地方裁判所平成六年 一一月三 〇日判決、
伽の細 長 い石 が落ち 込 み、 石 の 一部 が突
(コア) の抜 き取り跡 に黒色 の直 径 五 伽長 さ
ろ直 径 一○ 伽深 さ七な いし八 釦の舗装検 査体
走行中 、前 方 にバ スが停 止 し て いる のを 認 め
山伏 ト ンネ ル内 にお いて原 告 が自動 二輪 車で
梨県南都留郡道志村地先の 一般国道四 一三号
昭和 六三年 四月九 日午後 二時 五 〇分頃、 山
平成五年例第六九七号
き出 し て いたた め、自転 車 の前 輪 が穴 に落ち
た ため対向 車線 に侵 入 したと ころ転 倒 し、相
平成 四年 七月 二二日午前 九時 三 〇分頃、 兵
へ
事 件 の概要﹀
庫県姫路市飾東町山崎地先の 一般国道三七二
込 むととも に石 の突出部 分 に衝 突 し転 倒 、負
=
号 の北側歩 道を原 告 (
三 八歳、女 性) が犬 を
ネタ
96.3
道行セ
被告 の運転 す る普 通乗 用自動 車 が転 倒 し て横
す る適応 な 被害 車両 の運転操作 によ って危
故 の発 生 を未 然 に防 ぐ ことがで きた こと は
付 近 に防護 柵 を 設 け るな どす れば 、本件事
基 づく損 害賠償 責任 があ る。
あ ったと いう べきで あ り、 民法 七〇九条 に
で 衝突事 故 の発 生を 防止 す べき注意義務 が
険 のあ る道路 を 現出 させた 工事施 工者 と し
て、電 柱 が電 柱 設置者 により撤 去 され るま
・宅 地造成 開発者 に ついても、 このよう な危
条 一項 に基 づき賠償 の責任 があ る。
疵 があ ったと いう べきで あり、 民法 七 一七
・電柱 の設置者 に ついてはそ の保存 方 法 に瑕
が あ る。
明ら かで 、国賠 法 に基 づく賠償 を行 う責 任
険 防止が 可能で あ ったと いう べきで あ る。
障害 物 ・落 下物 に関 す るも の
例 、無責 例 が そ れぞ れ 一つず つあ る 。
障害物 、 落 下物 に関す る事 件 は二件 あ り、有 責
③
臥 し て いた原 告 に衝突 し、負傷 した。
へ
判決 要旨﹀
・本 件事故 当時 のト ンネ ル内 は、 坑 ロ付近が
除 雪作業 の際排 土板 から横 には み出 した雪
が車道両 端 の監 査廊 に溜 まり、車 道路 面上
に も 除 雪 さ れ ず に 残 った 雪 が シ ャ ー ベ ット
① 有責例
大津 市道 ト ラ ック電 柱衝 突事 件 へ
確定 ﹀
状あ る いは圧雪され 一部凍結 した状態 とな っ
ており、 この路 面状況 は全体 と し て自動 二
大阪高等裁 判所平成六年 一二月 一三日判決 、
(
原 審)大津 地裁 平成 六年 四月 一九 日判決、
平成 六年困第 一四三 八号
輪車 の走行 にと って危 険 な状態で あ った こ
と は否 めな いと ころで あ る。
・ま た、ト ンネ ルに至 るまで の当該道路 上 は、
平成五年回第 一九七号
原 告 は、 平成 四年 六月 一八 日午後 五時 三 〇
路肩あ るいは日陰部分の路面上 にシャーベ ッ
ぼ乾 いて いる状態で あ り、「この先路 面凍 結
分頃 、大津 市 田上里町 地先 の大津 市 道 にお い
・過失相 殺 に ついては、前方 不注 視を 理由 に
スピ ード 落 と せ」、 「これよ り先路 面凍 結 の
て普 通貨物 自動車 を 運転 中 、電柱 に衝突 す る
東名高速道路路上落下物衝突事件 へ
確定﹀
事件 の概要 ﹀
へ
た め注意 し て下 さ い」、 「
路 面凍 結 スリ ップ
事故 を起 こし た。 この電柱 はもと も と幅員 四
東京簡易裁判所平成六年 一二月 二六日判決 、
ト状 にな った雪 が残 って いた が、路 面 は ほ
注意」等 の路 面凍結 を警戒 さ せる大 小 の標
mの道路 の端 に設置 され て いたも のであ るが、
否 かの判断 は、道路 の危 険性 の有 無 、 管 理
・路 面 が通常有 す べき安 全性を備 え て いる か
道路端 から二 mの地点 に設置 されたまま にな っ
拡幅 され、幅員 六 mにな った際 に移設 されず、
そ の後 宅 地造成 に伴 い開発 者 によ って道路 が
乗用自動車を運転 し東名高速道路 の海老名パー
へ
事 件 の概要 ﹀
平成 六年 内第 四 一〇 四号
② 無責例
五割と した。
識 が設置 され て いた。
者 の管 理状況等 と道路 を通行す る車両 の運
て いた 。
損 した。
落 下 し て いた バ ンパi に乗 り上 げ、同車 が破
平成 六年 四月五 日午後 五時 三 〇分頃 、普 通
転者 に期 待 しう る危険 防止措 置 と の総合的
キ ング の手前 の上 り車線 を 走行中、 道路 上 に
・道路 管 理者で あ る大津 市 は このよう な危 険
へ判決要 旨﹀
ル内 の路 面 の危険 な状況 は いず れも原 告 に
性 を容易 に予測す る こと がで き、本件電 柱
判断で あ ると解 され ると ころ、本 件 ト ンネ
お いて認識 しう るも ので あ り、 これ に対応
96 .3
道行セ
36
へ判決要 旨﹀
昭和五七年 の台風 一七号の影響で、原告所
平成五年の第五二七号
を知 り、 ラジ オで落 下物 の情報 を 放送 し、
ら の通報 で当該落 下物 が落 下し て いる事 実
水 設備 がな か った ため雨水 が流 れ込 んだた め
工事 を 行 わな か った ことと隣接 す る市 道 に排
そ の原 因 は崩 壊 地 の所有者 が適 切な崩 壊防止
ラ ックを約 八 〇 如で追 い越 そう と し て道路 左
お いて被害 者 が自動 二輪車 を運転中前 方 のト
賀 県高島 郡高島 町鵜 川地先 の国道 一六 一号 に
平成 二年 九 月 二三 日午後 六時 一五 分項 、滋
屍要 ﹀
へ
︿
事牛
件 の概
﹀
電 光板 によ っても警 告 し、 か つ、 回収車 が
崩壊 を助 長したと し て関係 者 を訴 え た。
側路 肩 (
路側 帯 ) に出 たと ころ、前 方 の橋梁
有 建物 の裏手 の崖 が崩 壊 し損害 を負 った が、
緊急 出動 し、同 三 七分な いし三 八分 ごろ に
へ判決 要 旨﹀
・公団 は、午後 五時 一七分 に 一般 の通行者 か
現場 に到着 し、同 四〇分 ごろ当 該落 下物を
地 の方 へ流 れて いく ことは 一応 推定で き る。
れ死亡 した。
ハンド ル操 作 を 誤 り、 当該 ト ラ ック に礫 過 さ
部 に お い て路 肩 が 減 少 し て い る こと に気 づ き
・当 日 の巡 回報 告等 から判断 し て、落 下物 の
し かしな が ら、 そ の雨水 が本 件崖崩 れ にど
・本件 市道 に降 った雨 があ る程度 は原 告所有
落 下 から原 告 が衝 突 したと考 えられ る時 間
のような影響を与えた のか明らかで はなく、
・自動 二輪車 が路側 帯 を通行す る こと は 日常
路 肩 に排除 した。
まで の間 は三 〇分程度 し か存 しな いも のと
因果関係 が認 めら れな いし、 排水設備 を設
的で あ り、 道路管 理者 はそ のため の事 故 回
大 字大和 川 地先 の国道 八号 にお いて被害者 が
平成 三年 一月 二 一日午後 六時頃 、糸魚 川市
事件 の概要﹀
へ
日判決 、平成 四年@第 六 二号
新潟地方裁判所高田支部平成六年九月二二
へ
被告控 訴﹀
の 新潟国道八号原付自転車転倒事件
前方 不注 視等 を考 慮 し て八割 とす る。
・過失相 殺 に ついては、被害 者側 の速度違反 、
こと に ついて道路管 理上 の瑕疵 があ る。
明示す る施 設 の設置がな され て いな か った
・路 肩 が 減 少 し て い る こ と に つ い て 、 こ れ を
(
判決 要旨 ﹀
考 え るのが相当で あ る。
けな か った こと が直 ち に違 法で あ ると は言
・被告 にと って三 〇分程度 で は落 下物 を除 去
路 肩 部 分 で起 こ った事 故 に関 す るも の
避措 置を とらな ければ な らな い。
③
え な い。)
し て事故 を未 然 に防止す る こと は不可能 と
言 え るから、 被告 の本 件 道路 の管 理 に何等
の瑕疵は存在 しな か ったも のと解 せられる。
五体 あ り、路 肩が崩 壊 した 二例 は いず れも運転 者
路 肩部 分で 起 こ った事 故 に関す るも のと し ては
④ 排水施設に関するもの (
無賣例)
の 不 注 意 に よ る も の と し て鉦坐貝と さ れ て い る が 、
大津 地方裁 判所 平成 七年 一月 一〇日判決 、
被告控 訴﹀
へ
① 有責例
D 滋賀国道 一六 一号自動二輪車転倒事件
事 故を起 こした件であ る二件 は有 責とされ ている。
最 近問題 とな って いる路 肩部 分を 二輪 車 が走行 し
排水施 設 に関す る事 件 は 一件 あ り、鉦堂貝と さ れ
て い る。
横浜市 道 民 地崖崩壊家 屋倒壊事件 (
確定 ﹀
東京 高等 裁判所平成 七年 一月 二五 日判決 、
原 審 、横浜 地裁 昭和 五 八年 例第 一四五六号
平成五年黛第五二〇七号
外
事件 の概要﹀
へ
37
96.3
道行セ
原 動 機 付自転車で 走行中 、同 地点 が渋滞 し て
いた た め 、 約 二 〇 蝿 の スピ ー ド で 大 型 ト ラ ッ
松 山地方 裁 判所西条支部 平成 七年 三月 一五
日判決 、 昭和 六 〇年 例第 一三九号
た被害者 が同所 付 近 に土留 のた め設置 され て
いた高 さ約 一九 伽の緑石 に衝突転 倒 し、 死 亡
した。
東予市 道 にお いて道路 拡 幅 工事中 路 肩 にお
められ るが、当時 の交通 の状 況 からす ると
・被害者 は路 側 帯内 を通行 し て いた ことが認
へ判決 要 旨﹀
い て タ イ ヤ 付 シ ョベ ル ロー ダ ー を 運 転 中 に路
被害者 が路側 帯内 を やむを得 ず通行 せざ る
へ
事 件 の概要 ﹀
進 入 し た と こ ろ 、 路 肩 に存 し て いた 泥 土 に ス
肩が崩 落 し て同車 が道路 脇 の河川 に転 落 し運
を得な か ったと は認 めら れな い。
クの左側 から同車を追 い越 そう とし て路 肩 に
リ ップ、転 倒し同車 に礫 過 され て死 亡 した。
転者 が死 亡した。
・被害車 の通行 した路 肩 には、当時 厚 さ約 三
へ
判決 要旨﹀
へ判決 要 旨﹀
・路 肩 はそ の目的 からし て車両 が 一時的 に車
行 った が 、 そ れ 以 降 は 行 って いな か った 。
・路 肩 の清掃 に ついては前 年 一一月 一三 日 に
った 。
わ れ てそ の標識 が は っき り しな い部 分 があ
線 は車両 のタイ ヤ に削ら れたり、 泥土 に覆
態 で あ り、車道 と路 肩を 区 分す る車 道外測
の と いえ ず 、 道 路 の 設 置 、 管 理 に つ い て は
道路 は通常有 す べき安 全性を 欠 いて いたも
的 に転 倒 したと いうも ので あ るから、本件
分以上 はず れた こと により崩壊 が生 じ全面
きなが ら横滑 りし、左前 後 輪 が路 肩 から半
えたも のの右前後 輪 とも落輪 し て右側 に傾
が落輪 し、直後 に左 側 に ハンド ルを 切り替
行中右側 に ハンド ルが 切ら れたた め右前 輪
・本 件事故 は運転 者 が道路 舗装部 分中央 を 走
で はな いこと、② 同 人 は本 件 道路 を通行 し
・① 被害者 は やむなく路側 帯を 通行 したも の
も のと考 えら れ る。
原 因は同 人 の前 方 不注視 と いう 過失 によ る
衝 突を 回避で きたも のと考 えられ、衝突 の
から、緑石 に衝 突 す る前 にそ れを発 見 し、
本 件事故 現場付 近 の見通 し はよ いので あ る
て いな いが、法定速度 を 遵守 し て いれば、
・被害者 は衝突す るまで 、全く制動措置を行 っ
皿の泥 土が ほ ぼ路 肩 の幅 に堆積 し て いた状
道 を は み出 し て走行 す る こと があ る ことを
た こと があ り、路 肩 の幅 や路 面 状況 が変化
た こと、③同 人 が法定 速度 を 遵守 し て いれ
す る こと が予測 され得 るよう な状態で あ っ
瑕疵 はな い。
へ
原 告控 訴 ﹀
緑 石 が原 因とな った事 故 は他 に報 告 され て
ば事故 は回避で きたと考 えられ る こと、④
いな こと等考 慮 す ると事 故原 因 は本 人 の過
め 広島県道迂回路 (
芸北町道)路肩崩壊事件
ないい 。
失 のみで あ り、 道路 の管 理瑕疵 は認 めら れ
決 、 平成 四年例第 一 エ ハ号
号上 にお いて、原 動 機付自転車 を運転 し て い
大 分県 日田市大 字花 月地先 の 一般 国道 二 三 一
平成 二年 一〇月 一七 日午後 六時 四五 分頃 、
へ
事 件 の概要 ﹀
月 二 一日判
大 分地裁 日田支部 平成 六年 三 一
の 大分国道二 一二号原付緑石衝突転倒事件
予定 し て いるも ので あ り、道路 管 理者 と し
ては、車 両 が車 道を は み出 し て走行 したと
き にお いても安全 が確 保 され るよう管 理す
べき義務 があ ると いう べきで あ る。
・過失相 殺 に ついては、 一般 的な注意義 務 違
反 を考慮 七割 とす る。
②生霊貝例
D 東 予市道 シ ョベ ルローダ ー転 落事 件
へ
原 告控 訴﹀
へ
確定 ﹀
広島高等 裁判所平成 七年 二月 二〇 日判決 、
平成 四年 ㈱第 二四九号
原 審 、広島 地裁平成 二年 例第 三 七八号
へ
事 件 の概要 ﹀
平成 元年 一〇月 一六 日午後 一〇時頃 、(
天候
⋮雨 )普 通貨 物 自動車 が県道 が 工事 中 のた め
迂 回路 に指定 され て いた町道を 通行中路 肩が
崩 壊 し、左 下 の川 に転落 した。
へ
判決要旨﹀
・県道 の通行 を止 め る標識等 を設置 す れば 、
町道 が 迂回路 と し て利用 さ れ る可能 性 が高
くな る こと は十分予測で き る。
・本 件 町道 は本 件事 故車 のよう な幅と 長 さと
重量を も つ自動車を 安全 に通 過 さ せ る こと
は通常 の運転技 術を も ってし ても かな り困
難で あ る。
・し かしそ れが通行 止 めをした者 に町道 への
そ のような自動 車 の進 入防止を義 務 づけた
も の と は いえ な い。
・結 論 と し て、本 件 町道 に存す る程度 の危 険
性 は通常 の注意 を払う運転 者 にと って十 分
に予測 可能 なも ので あ る から、本件 町道 に
事 故車 程度 の自動車 が進 入しな いような措
置を講 じな か った ことをも って本 件 町道 の
設置又 は管 理 の瑕疵 があ ったと いう こと は
で き な い。
以 下、次 号
現場における道路管理の一端
所
誠
建設省北陸地方建設局富山工事事務所
上田
道路管理第一課長
能 登半 島と一般国道 160号
の他 の管 理を 実施 し て いる総合事務 所で 、加
〇号 の改築 、維 持修繕 、交通 安 全事業 及び そ
富 山工事事 務 所 は、河 川事業 のほ か富 山県
内 の 一般 国道 八号、 四 一号、 一五 六号、 一六
化 に大 きく寄与 す る重要 な路線で す。
地域 の均衡 あ る発 展を促 す など、 地域 の活 性
滑化 を図 り、産業 の振 興、 リゾ ート開発等 の
とも に地域間 の連 結を 強化 し、人 や物流 の円
能越自動 車 道 の新 設 工事 も実施 し て います。
ま た、本 地域 の豊富 な水 産、観 光等 の資源
と三大都 市 圏と の高 速交通 体 系を確立 す ると
え て高 規格幹線 道路 であ る 一般 国道 四七〇号
道 路 管 理 延 長 は、 四 路 線 で 一八 四 ・八 畑
①起終点
m
起点 高岡市五十里
①区間)
高岡砺波道路区間 (
・計 画 の経緯
しま す。
を有 機的 に連結 し、新 たな需要 を創 出す るな
ど、 地域産業 と観光等 を支 援す る役 割 も果 た
(
表 1)、 富 山、 高 岡、 黒 部 の三 国 道 維 持 出
張所で業務 を担当 し て います が、 そ の 一端 を
紹介 しま す。
一 能越自動車道
能越 自動 車 道 (一般 国道 四七〇号 ) は、小
終点 礪波市鷹巣
昭和六三年度
一三ニ・五
一八 ・0 00 如
②延長
矢部 砺波 J CT から高 岡市付 近、 七尾市 付近
を通過 し て輪島 市 に至 る延長約 一〇0 mの自
③車線数及び幅員 四車線
④事業化年度
動 車専 用道路 で す。
この能 越自動 車道 は、 二 一世紀 への望ま し
平成二年度延伸
平成元年度
い国 土構 造 形成 の方 向 を踏 ま え、道路交 通 の
⑤用地着手
平成 二年 一二月
量 適拡大 と広 域化 にこたえ て いくた め、また、
有料道路認可
平成 三年 一月
平成二年度
ト ワー ク の整備 拡充を 目的と した 「
高 規格幹
有料工事告示
平成 五年 四月
⑥工事着手
線 道路 網計 画 (ハイウ エイプ ラ ン)」の 一環 と
指定区間指定
平成二年 一 一月
高速性 、定時 性 と い った道路 利 用者 の ニーズ
して計 画 されたも ので 、既定 の北陸 自動車 道、
区域決定
⑦ そ の他
東海北陸自動車道等 の高速自動車国道網と有
目専道指定予定 平成 八年 三月
にこたえ て いくため、規格 の高 い広域幹線 ネ ッ
機的 に結合 し、富 山県西部 地域 及び 能 登 地域
供用開始予定
福 岡 ICまで )
(
平成 八年 三月
終点
m
m
高 岡市 五 十里
起点 氷見市大野
氷見高岡道路区間 (
②区間)
①起終点
②延長
一二 ・00o
ニニ ・o
平成四年度
③車線数及び幅員 四車線
④事業化年度
救
者
ね
、
、
‘
︲"
砺 屋
市 市
屋
号
0
6
1
道
国
般
一
(
き
書
外
で
間
区
線
複
は
)
鰡 搬 加鞠
◎
県 市
号
6
5
1
道
国
般
一
湾
鰹
路道道
道草
高高直
ハ
.
」
′
︲
/
:
ノ
・・
ノー、
、
\
‘
・事 務 処 理
今 回供 用開始を 予定 し て いる区 間 におけ る
能 越自動 車道 に与 えら れた 肩書 き は、「一般国
道 四七 〇号」 「
指定 区間内 (
直 轄 )国道」 「
地
号
8
道
国
般
一
20hm
10
0
方 道 路 公 社 が 新 設 し、 管 理す る有 料 道 路」
長
延
境折
樹
点
県 市
終
臓
酊
酪
軌
び 朝幅
粧
郡 津棡
糊鰤榔鷆
及
名
線
路
号
1
4
道
国
般
一
山 川 阜 山 山岡 見 岡
起 富
石 岐 富 富高 氷高
県 県
点 下河 吉金 東 四 脇 四
指定区間の現況
表 1
道路管理事務担当者便り
ト ンまで O K道路 」等 々、名 刺 に刷 ったら余
ぐ らず に入 ら れ る道路 」 「
車 両 総 重量 が 二五
高 速 道路 へゲ ートを く
自 動 車専 用道 路 」 「
「
おり、建 設大 臣 の許 可を受 け て地方 道路 公社
特 措法」 と呼び ます。)に規定 され て
(
以下 「
有 料道路 」 に ついては、道路 整備 特 別措置法
地方 道 路 公 社 が新 設 し、管 理す る
ま ず、 「
n .8 4 1
11J
6.0
嫡県
!2,0
2.4 4.5 6.7 4 5
/ " 、、 / い
く 、
\
、 \〉 、、
\
、
装 及び 道路 附属物等 は道路公社 が施 工す る方
道路本 体 の大部 分 は道路 管 理者 が施 工し、舗
分 に 、 か つ、 円 滑 に 行 わ れ て い る こと が 重 要
画 、施 工等 そ れぞ れ の段 階 におけ る調整 が十
使 います。指定 に係 るも のだ けで はな く、計
な お、措 置法 の規定 によ る、 あ ら かじ め道
施 行上 の管 理等 が複雑 に絡 み合 い、頭 の中 を
路法 の規定 によ る権 限 の行使 及び受 託 工事 の
県 公安委員 会 の意 見を 聴く こと にな って いま
が 二五ト ンまで O K道路 」の指定 にお いては、
車両 総重 量
また、 車両 制 限令 の規定 により 「
路 公社 の意 見を聴 かな ければ な りま せん。
整 理す るた め に事 務 所内担当者勉 強会 を何 回
す が、 この意 見照会 は地方 建 設局 長 が行 いま
大 臣協議 が成立 しな いこと があ っては大 変で
この協議 は建 設大 臣 が行 います。 もち ろん、
あ り、県 公安委員 会 と の協議 が必要で す が、
自動 車専 用道路 の指定」 が
者 が行う も の に 「
ます。
とき は遅滞 な く供 用開始 す る こと にな って い
の検 査を受 け、建 設大 臣 は検 査を合 格 と した
道路 公社 は工事 が完 了した場合 には建 設大 臣
供 用開始 に ついては、特 措法 の規定 により、
す。
す から、事 務 所 におけ る事前 調整 には神 経を
次 に、道路 公 社 が権 限代 行 せず、道路管 理
も 開催 しま した。
このた め、 工事 開始告 示 のタイ ミ ング、道
りま した。
で す。
散居村に伸びる能越自動車道
式で あ る こと に加 え て、道路 公社 の施 工範 囲
ミいき"ミミきざ
"\
を 道路管 理者 が受 託 工事 で 実施 す る こと にな
越 自 動 車 道 に 関 し て は 、 や っか いな こと に、
この こと自体 には問題 はな いので す が、能
路 公社 が行う こととな ります。
法 の規定 によ る道路 管 理者 の権 限 の多くを道
の新 設 のた め の工事 開始 告 示をす ると、道路
以下 「
道路 公社」 と呼び ます。)が有 料道路
(
白 がな くな りそうで すが、 そ の資格を 取 るた
め の事務 処 理 には大 変苦 労 さ せら れました。
能越自動車道 (一般国道470号) の計画概要
、
こ こで は て ? と思案 した こと は、 テー
プ カ ットを主 催す る のは誰 かしらと いう こと
過す る観光 道路で もあ ります が、海食崖 の露
岩が連続す る海岸斜面下を通過し て いるため、
過去 にお いて、落 石、 土砂崩 落等 の災 害 が発
生 し やす い路 線であ りま した。
以上 の手続 き はまだ進行中で す し、今後 に
お いても、例 えば 、道路 台帳 の調整、保 管及
び 閲覧 は道路管 理者 が行 う と か、 区域変 更 は
道路管 理者 の意 見を聴 いて道路 公社 が行う が
で し た。
本来道路管理者? 権限代行者? 供用開
官報 告示 の手続 き は実質道路 管 理者 が行う と
波
阿
尾
理もあ るで し ょう が、 も つれた糸 を解 く よう
風時期 には毎 年 のよう に、 幾度 と な く通行 規
ら富 山県氷 見市 阿尾 間 は迂 回す る道路 がな い
し かし、当該路 線 の石 川県 七尾市大 田町 か
制 を実施 し てきま した。
一般国道 一六〇号規制緩和
うえ に、入江毎 に集落が張 り付き、地元 にと っ
ては大事 な生活道路 とな って います。
石 川県側 も含 め ると 四箇 所 の規制 区間 が続
いて いる こともあ って、 地域住 民 の生活 を脅
かす こと のな いよう早 く道路 整備 をし て規 制
のな い道路 にと 強 く要 望 され て いると ころで
す。
事 務 所で は、氷 見市 と高 岡市 の連携 強化 及
び 能 登 半島 の発展 に寄与す るた め にも当該路
県境 から高 岡市 まで の路線 平均交 通量 は、
を受 け て危険度 の高 いラ ンクより 工事 を実施
こと が重 要 と し て、平成 二年 防災点検 の結 果
線 を整備 促 進 し て通 行規 制基準値 を緩和 す る
約 一○、七四〇台/ 日 (
平成 六年度 脇地点 ピー
この こと により、平成 八年度 から規制基準
し てきま した。
ま た、当 該道路 は富 山県 と能 登半島 を結 ぶ
す。
値 の緩和 を 図 るべく取り組 んで いると ころで
て能 登 半島 国定 公園 の風光 明娼 な海岸 線 を通
産業上 の大動脈であ ると同時 に、富 山湾 に沿 っ
ク時) と県内有 数 の交 通量 を誇 って います。
指定 区間 に指定 され て いま す。
され、 昭和 四八年 には県内 の全区 間 二七 額が
富 山県側 は、 昭和 四〇年 から 一部直 轄 に移管
とす る総 延長四六 ・一如 の国道で 、 このう ち
と し、富 山県氷 見市を経由 し、高岡市 を終点
一般国 道 一六〇号 は、 石 川県 七尾 市 を起点
て いる区間 が 二箇 所 あ りま す。
建 設局管内で も最 も き つい基準 値で管 理を し
区 間 があ ります が、 一六 〇号 には、 北陸 地方
管内 には、五箇 所 (
表 2) の 一般 通 行規 制
二
に根気 よく処 理した いと 思 って います。
と いう よう な 一筋 縄で は行 かな い事 務処
始 した人 ? 料金徴収者? 真面目な議論と
崩
雪 落
落
等
等 崩 臟等 崩 等
石崩 石砂 砂石 砂石
落雪 落 土 土落 土落
纖臓纖纖
牧
中
号
0
6
1
力
このた め、雨量 によ る事前 通行 規制基準 値
は 一〇〇 皿、 一二〇 皿と低 く、梅 雨時期、台
落
崩
砂
土
なりまし て、結 局両 者合 同主 催 とな りま した。
容
内
制
規
値
準
基
徴轆
み僻 浄れ 鉢就
れ 筑
牧 屋
谷原 小 金
猪 楡 阿阿
村村 .-・
1
1
・
眠隣
細細
入 入
4
9 郊
1
4り
“血“
ワ
ム
蜷 如 稀 如 芻 如 稍如 鯛 如
轆
件
条
制
規
止
行
通
長
延
媒“
標 か弘
間
距
間 離
区
制
皮皮
中宇
市市 市 市
谷
小
号
0
6
1
見 見
氷氷 氷氷
猪
号
6
5
1
見 見
婦婦
寺
楽
安
号
1
4
囃鰡
鄭鰡騙
繊
折
九
町
幡
津
郡
北
河
県
川
石
号
R
U
寺
楽
安
市
区 部
矢
小
称
名
名
線
路
規
規制区間
表2
道路管理事務担当者便り
行事 は、 県内 三箇 所 (
富 山市 ・高 岡市 ・黒部
平 成 七年度 の富 山県 における 「
道 の日」 の
用 し た お 祭 り 」 と い った 催 し 物 と 、「道 の 日 」
ン ケ ン、 輪 投 げ 、 ポ ップ コー ン等 々、「道 を 利
中 心 に、そ の 他 金 魚 す く い、ぬ いぐ る み と ジ ャ
ト リ ー ト パ フ ォ ー マ ン ス、 いわ ゆ る大 道 芸 を
カ ス ・ジ ャグ リ ング ・サ ウ ンド マシ ー ン の ス
レット にまと め て各 関係機関 に配布、 PRを
平成 七年 度 は、 七回分 の優 秀作 品を パ ンフ
五 七点 も の多 く の作 品が寄 せら れま した。
「ラ イ ト は 早 め に」“ を は じ め楽 し い標識 で
道路 利 用者 、ド ライバ ー に呼び かけた 一、 二
をす てるな」“ “
富 山名物 ホタ ルイ カを使 った
「
道 の日」行事
市 )で 八月 一〇 日 に同時 に実施 し てします。
のP R品 の配布 を交 互 に配置 し、効 果的 に街
しま したが、今後 、 道路 、 公園、 パーキ ング
三
富 山 市 の メ イ ン会 場 で は 「%出 会 いふ れ
頭啓発 を行 いま した。
設 弘済会 、 ぺん て る㈱ そ の他占 用企業 者 の後
富 山県教 育委員 会、北 日本 放送 ㈱、 間北陸 建
公団で構 成)の主 催 により、富 山県警 察本 部 、
富 山 工事事 務 所、富 山県、富 山市 、 日本 道路
富山市内の道路管理者、
管理者連絡協議会 (
を PR出 来 たと 思 います。
道 の日」
う な雰 囲気 の中で、 多 く の市 民 に 「
りま きがで き、 さなが ら野外 コンサ ート のよ
所であ り、大 道 芸 が始 ま ると何 千人 と いう 取
J R、富 山地方鉄道 の利用者 が沢 山通 る場
で す。
え るよう、新 たな発 展を期待 し て いると ころ
そ の他 の公共施 設等 の現場で 実 用化 し ても ら
あ い の 道 フ ェ ス テ ィ バ ル」 と 銘 打 って 、 道 路
援、協 力 を得 て、富 山駅前 周 辺で 、 、
さ サー
、
午前 中 に式典 も行 わ れました が、 この中 で
は、県内 各道路 管 理者 推薦 の道路 功労者 ・愛
/
道
識
双品
「おも しる アイ ディ ア道 路標識コ ンテス ト」
護 団 体 の表 彰、 県 内 の小 学 生 を 対 象 と し た
"
グラ ン プリ ・ 準 グラ ン プリ等優秀作品
「お も し ろ ア イ デ ィ ア 道 路 標 識 コ ン テ スト 」
の表 彰 を お こな って いま す 。
「お も し る ア イ デ ィ ア 道 路 標 識 コ ン テ スト 」
カ ン の ロ を バ ケ ット に 見 立 て た 「走 行 中 ゴ ミ
グ ラ ンプ リ 、 準 グ ラ ンプ リ を 争 った "ペ リ
聞 い て いま す 。
的 にも珍 しく、内 容的 にも ユ ニー クで あ ると
対 にこれだ け地元 に定 着 し て いる行事 は全国
マンネ リ化 と いう捉 え方 もあ ります が、反
み前 の年中 行事 にな って いる学校もあります。
は、平成 七年度で 七回目 にな ります が、夏休
世界で一番小さいサーカスのはじまり、 はじまり
四 道路 一一〇番の利用状況
相 談件数 は、取 り立 て て多 くはな いと 思 い
たが、補助 国道 ・県道 、市 町村 道で は大 幅 に
す と、 まず 「
管 理」 が直 轄 で は若 干増 えま し
平 成 六年度 は、年 間六 一件 の相 談があ り、
ます が、 この二年 間 の相 談内容 、年度 比較等
番 ) は、当事務 所 と富 山県 土木部 、富 山市建
う ち 直 轄 国 道 に関 す るも のが 三 三 件 (
五四
ま た、 平成 六年度 に多 か った 「
窓 口に対す
減 り、全体 の件 数 も かな り減 って います 。
設部 の県内 三道路 管 理者で協議 を進 め、 平成
% )、補 助 国 道 ・県 道 に関 す るも のが 二 〇 件
る意見 ・批判」 は、今年度 は今 のと ころ 一件
に つ い て 、 簡 単 に報 告 し た いと 思 いま す 。
六 年 四 月 か ら当 事 務 所 の道 路 管 理第 一課 に
(
三 三%)、
市 町村道 に関す るも のが 八件 (一
富 山県 におけ る 「
道路相 談室 」(
道路 = ○
「
窓 ロ」 を 開設 し、 以来約 二年 間、広 く道路
三%)で、約 半分 が直 轄国道 に関す るも のと
道路相談室 (道路110番)内容別円グラフ(平成 6年度)
が 増 え て いま す 。
し かし、「
落下物 、排水 の処 理」と 「
規制」
利 用者 や地域住 民 の問 い合 わ せや意 見 に対応
「
道路 及び 附属物 の管 理」 に関す る相 談であ
り、他 には 「
規制 に関す る問 い合 わ せ」「
占用
と め ると、「
道路 に関す る相 談窓 ロが開 いてお
二年 間 の 「
道路 相 談室 」 の効果 を 三 日で ま
透 し、受 け入 れられた結果で はな いかと考 え
等 に関 す る問 い合 わ せ」 がそ れぞれ五件 (
八
り、 ど んな相 談 にも何 ら か の対応を し てく れ
て いま す 。
%) と 目立 ち、「
窓 ロ に対す る意 見 ・批判」 が
ると いう こと により、今 まで よりも道路管 理
者 と道路 利 用者 ・地域住 民 の間 に信頼 ら しき
も の が 生 ま れ て き つ つあ る ので は な い か 」 と
いう点 で す。
これ からも、「
道路相 談室 」 をそう いう 目で
補助国道 ・県道で は、「
管 理」 が 一四件 (
七
に わ た って いま す が 、 全 て に 万 全 と な る よ う
最後 にな ります が、道路 管 理 の業 務 は多岐
見 て いき た いと 思 いま す 。
0% )と大 半を占 め、 そ の他 の件数 は少な い
て 頑 張 って いき た いと 思 いま す 。
に努 力 しな が ら、今後 も道路 管 理担当 者 とし
次 に、 平成 六年度 と 七年 度 を比較 し てみま
と な って いま す 。
市 町村 道 も同様 に、「
管 理」が五件 (
六三%)
と いう 結 果 に な って いま す 。
「
窓 □」 が 七件 (
二 一%) と はね 上 がります。
が そ れ ぞ れ五 件 (一五 % )と 比 率 が 上 が り、
と比率 が下 がり、 かわ り に 「
規制」 「
占 用等 」
直轄国 道で は、「
管 理」 は 一〇件 (
三 0%)
もあ りま した。
開設初年度 と いう こと もあ り八件 (一三% )
相 談内容 別 に見 ると、全 体で は、約 半分 が
いう 結 果 に な って いま す 。
も き て いま せん。「
道路相 談室 」 の行 政 サ ービ
スが、 あ る程度、道路 利用者 や地域住民 に浸
し てきま した。
61件
体
建設省道路局道路総務課
・歩 行者 の立 場 から道路 整備 に望 む こと
・大 地震発 生 の際 の道路 の安 全性等
・道路 や自動 車 の通 行 によ る迷惑 に対す る利
身近 な存 在で あ るた め、 そ の存 在 が見過 ごされが
を支 え る最 も基本 的な施 設で あ るが、あま り にも
調査項 目 に ついては、実 際 の施策 と の連携 を重 視
○○ 0人 を 対象 と し約 七割 の者 から 回答 を得 た。
計画策 定 の基礎資 料 とす るた め に実施 したも ので
あ る。調査 は昨年 三 月、全国 二〇歳 以上 の者 三、
・「
道 の駅」 の周知度
・活力あ る地域 づくり のた め の道路 整備
便 性 に つ いて
ちで あ る。 し かし、「
道路」 は、国 民が特 に整 備 し
1次道路 整備 五箇年 計 画 の柱 に
す る立 場 から、第 1
ており、今 回 の調査 にお いては、主 に今後 の道路
「
道路 に関す る世論 調査」 は、過 去 四 回実施 し
二 概⋮ 要
﹃
通路に関する世論調査辰総理府)について
一 背 景
道路 に関す る世論
平成 八年 二月、総 理府 より 「
社
てほし い社会資本 の第 一位 に挙 げら れ て いる (
「
沿 って構成 し、併 せて現時点で 世論 の関 心 の高 い
.高 速道路 の料金 設定 に ついて
調査」 の結果 が発表 された。
会 資本 の整備 に関す る世論 調査」 平成 七年 六月総
テー マ、次期 五箇年 計画 を にら み つつ重点的 に取
③ 今後 の道路整備 に関す る意 識
.新 し い道 路 交 通 シ ス テ ム
費用負担
・高 速道路 のサービ ス水準 を維 持す るた め の
② 道路 整備 の費 用負 担等 に関す る意 識
・自動車 によ る迷惑 を な くす た め の対策
理府調査)。このよう な 「
道路 」 に対す る国民 の意
り組んで いるテー マ等 を追 加 し て いる。具 体的 に
「
道路 」 は国 民生活 ・国 民経済 のあ ら ゆる分野
識を把握 し、道路 行政 に反映 さ せると とも に、今
・道路 の安 全性向 上 のた め の対策
道路 一般 に関す る意 識
は以下 の通 り。
①
後 の道路計画策 定 の基礎 資料 とす るた め、今 回、
道路 に関す る世論 調査を実施す る ことと したも の
で あ る。
一般 道路 におけ る交 通渋滞 に ついて、 半数 以
三 主な調査結果について
の
上 の人 (
五三 ・七% ) が 「
渋滞 があ る」 と答 え
て いる。都市 規模 別 に見 ると、大 都市 、特 に東
京 都 区部 にお いてそ の割合 が大 きく減 少 (
大都
市 "六七 ・五%← 五 七 ・七%、東京 都 区部 ⋮六
五 ・七 % ← 五 0 ・0 % ) し て い る。 し か し 、 町
村 にお いては、絶 対数 はさほど大 きくな いが、
そ の割合 は増加 (
三五 ・五%← 四五 ・0% ) し
て お り 、 地 方 部 に お い て 渋 滞 緩 和 に 対 す る ニー
ズ が 高 ま って い る こ と が わ か る (
図 1 )。
ま た、 交 通 渋 滞 を 解 決 す る方 法 と し て は、
「
車 線 数 を 増 やす」 「バイ パ ス (
市 街 地を 避 け
て通 る迂回路 ) ・環 状道路 を建 設 し て、通過交
通を排除 す る」 「
路 上駐車 を減 らす」 「
路 上 工事
(
補修 工事 、ガ ス、水道 工事 な ど) の集 中 化等
により、通 行規制 の回数、時 間を少な くす る」
「
時差 出勤や フ レック スタイ ムの導 入等を 図り、
通勤 ラ ッシ ュを 緩和 す る」 の順で高 くな って い
る。 このうち、東京 都区部で は 「
路 上 工事 の集
中化等 により、通行規制 の回数 、時間を 少な く
す る」 を挙 げた者 の割合 が高 く、 また、 政令 指
定都 市で は 「
路 上駐車 を減 らす」を挙 げた者 の
割合 が高 いなど、大 都市 問題 と し てそ の対策 の
重要性 が認識 された。
ゆ
め
o
が困難で あ る」等 を挙 げ て いる (
図 2)。
2
6
回
5
賑
翔
擬 の倒
道 路 の陥 没 、地 割 れ
路
道
事
す
る)
沿 道 の建 物 ゃ ブ ロ ック 塀 等
道路 が 抜 く避 競 や 消 防 活 動 など が 困
“
筍
、阪
申・
・沿道建
阪神
・て、
炎路 大 地
れは
也震 に
こお い
これ
は、
こ
・淡
る
あ
め
割 を越 え る人 が 「
不安 があ る」 と答 え、 不安 の
ゆ
物 、電柱等 の倒壊 に伴 う道路 の閉鎖 が避難 活動
る
あ
0
6
0
7
0
5
内 容 とし て 「
道路 が狭 く、避難 や消 防活動 な ど
② 大 地震 発 生 の際 の道路 の安 全性 に ついて、 六
%
大地震発生の際、 道路に対する不安の要因
図2
0
1
救急
ま た、大 地震 に備 えた道路 整備 とし て、「
国 民 の意 識 に影響 し て いるも のと考 えら れ る。
等 に起 因す る火災 の延焼等 、 地震 被害 の発 生 が
が狭 いこと や道路 の渋滞 に伴 う消防活動 の遅 れ
休 憩施 設 の数
通情 報 の不 十 分 さ、 不正 確 さ」 「
一 ・二 % ) し て お り 、 そ の 内 容 を 見 る と 、 「交
答 した割合 が前 回 に比 べ増 加 (
三 0 ・四%← 四
ス面 に つ い て質 問 し た と こ ろ 、「不 満 あ り 」 と 回
③ 高 速道路 を 利 用した こと のあ る方 へ、 サ ービ
く影響 し て いるも のと考 えら れ る。
活動等 の確 実 な実施 に必要 な道路 整備 」 や 「ラ
や駐車場 の数」 に対す る不満 が多 く、 利 用者 が
や消 防活動等 に支 障を与 え た こと、 ま た、道路
イ フライ ン確保 に必要 な共 同溝等 の整備 」等 か
・より快 適性 ・利便 性 を求 め て いる ことが伺 え る
リ
図4
て
(
地域ごとの料金を設定す
ることはやむを得ない
「
交 通渋滞 対策 」 「
歩行者 の立 場 から の道路 整備 」
外 の地域で 異な る傾 向 が見 ら れ る。具 体的 には、
今 回 の調査 の特徴 と し て、大都 市 地域 と それ以
四 おわりに
れる (
図 4 )。
金 制度 が概 ね受 け入 れら れ て いるも のと考 えら
金 制を支 持す る割合 が上 回 っており、 現行 の料
三 一・
やむを得 な い」 と 回答 した者 が約 三割 (
、「
ニ%)
地域毎 の料 金 の設定 す べき、 も しく は
四四 ・
むを得な い」と回答した者 が約 四 ・五割 (
れば 、「
全国 均 一の料 金水準 が適 切、 も しく は や
て新 た に追 加 された項 目で あ る。調査結果 にょ
の費 用負 担等 に関す る意 識 」 の調査 の 一環 と し
ま た、高 速道路 の料金 設定 に ついては、 現時
結 果 と な って い る (
図 3 )。
挙 って いる。阪神 ・淡路 大 地震 にお いて、水道、
地域ことの料金を
設定すべきである
H
高速道 路の料金設定 につ いて ( H 7 )
う供給停 止等 地震 被害 の発 生 が国 民 の意 識 に強
全国均一の料金水準とすることが適切である
図3
高速道 路のサー ビスの不満の内容
電気 、 電話、ガ ス等 のライ フライ ンの被災 に伴
交通情報を伝える情報板が少ないなど 交通情報が遅れてたり
、サービスエリアが パーキングエリア、サービスエリアの
、不正確である パーキングエリア
駐車場が少ない
少ない
交通情報が不十分
等 の項 目 に ついて、大都市 地域で は、道路 の利 用
のあり方 に関す る ソフト面 の対策 を挙 げ る者 が多
いの に対 し、 それ以外 の地域で は道路 そ のも のの
施 設整備 の 一層 の充実 の要 望 が増 し てき て いる。
ま た、今後 の道路 整備 に対す る ニーズ に ついて
は、 特 に都 市 部 にお いて、 「
歩 道 ・生活 道 路 の整
備」 に関す る要 望 が大 き く、 一方 、特 に地方 部 に
お いては、「
幹線 道路 の整 備 」 「
高 速ネ ット ワー ク
の整備」等 交流 ネ ット ワー ク の整備 を 望 む声 が大
き いな ど、大都 市 地域、 そ れ以外 の地域 そ れぞれ
の ニーズ に合 った道路 整備 が望ま れ て いる こと が
伺 え る結 果 とな った。
き る等 安全な運転 の支 援を行 う シ ステ ムに対す る
度 、誌面 のな お 一層 の充実 のた め、読者 の皆様 方 から の原 稿 を 掲載 す る コーナ
本 誌 は、平成 二年 四月 の創 刊 以来、 皆様 の御支 援を頂 いております が、 こ の
さら に、自動 的 に車 が障害物を 避 け る こと がで
要望が大 き いことなど、 より安全、快適で 環境 に
一
T一○○
東京 都千代 田区霞 が関 ニー 一- 三
局 に御 一任 下さ い。掲載原稿 に つきま し ては、薄 謝を進 呈 いたします 。
な お、投 稿原 稿 の採否、 掲載 号、 送 り ガナ等 文章表 現 に つきま し ては、事 務
奮 って の御応募 お待ち申 し上 げ ております 。
四〇〇字詰 め原稿 用紙五 - -0枚 程度 にま とめ てく ださ い。
クな 試 み、海外 への出張報 告等 、 それぞれ の御立場 から自由 にテー マを 選 び、
日頃 道路 ・道路 行政 に対 し て感 じ て いる こと、 現場 から の生 の話題 、 ユニー
ーを 設 ける こと に致 しま した。
圏靴
迎,
や さ し い新 し い道 路 交 通 シ ス テ ム に 対 す る ニーズ
か増 し て き て いる と 言 え る。
今 回 の調査 結果 を受 け て、五箇 年計 画な ど今後
の道路 計画策定 の際 の基礎資 料 とす るとと も に・
国民 の 二-ズ に的確 に対応した道路行政を重点的 ・
集 中 的 に推進 し て ぃく こと が重要で ぁ る。
鍬
宛先
建設省道路局路政課内
道路 行政 セミナー」事務 局
「
r筑紫の国』いまむかし
友添 和彦
福岡県土木部道路維持課
福 岡県 と聞 いて、 みな さん は
は じめ に
洲 の歓楽 街を連想 され るで し ょ
こ つラ ー メ ン、 そ し て 屋 台 や 中
ら 、 め ん た い こ、 も つ鍋 、 と ん
多市」 への改称 が市議会 に提案
博
たと い います。 翌 二三年 に 「
市名 を福岡 に、駅名 を博 多 にし
岡と博多が互 いに譲らな いので 、
何 を 思 い浮 べま す か。
うo
されま す。昨 年 開催 された ユニ
ム名で 登場 し、 そ の活 躍が期 待
に 「ア ビ スパ福 岡 」と いう 新 チ ー
ル ック スが 、 今 年 か ら J リ ー グ
サ ッカーで は、J F L の福 岡ブ
を 真 っ先 にあ げ るで し ょう。
督 率 いる福 岡ダ イ エー ホー ク ス
陽気 で 明 る いけれど骨 があ ると
にはあ ります。県 民 の気 質 は、
さ せな い活気 と 明 るさが福 岡県
離 れ て は い て も 、「地 方 」 を 感 じ
し かし、大都会 東京 から遠 く
や転勤先 の 一つかも し れ ま せ ん 。
に勤務 し て いる人 な ら、 出張 先
福 岡県 に支 社 な どを持 つ会 社
と ころで 、空 の玄 関 ロ の空港
の名 は今も親 しま れ て います。
笠、博 多人 形、博 多織など博 多
博 多湾 に臨 む港 は博 多 港で す
し、博多 ど んたく、博 多紙 園山
改称 されま せんで した。
同 数 だ った た め に、議 長裁決で
されま したが、賛成反 対 とも に
スポ ー ツ好 き の人な ら、王監
バ ー シアード 福 岡大会 は、 一三
いわ れ て いま す 。
むしろだ
は福 岡空港 と いいます。 か つて
○を超 え る国 と 地域 から選手を
チ ュ ー リ ップ 、 甲 斐 バ ン ド 、
身 の ミ ュージ シ ャ ン、井 上 腸 水 、
音楽好 き の人 な ら、福 岡県出
氏発 祥 の地であ る備前 国 邑久 郡
に入国 し て築城 した地を、黒 田
福 岡県北部 )
黒田長政 が筑 前 国 (
県名 の福 岡 は、 一六〇 一年 に
福 岡と博多
し て供 用開始 され、「
福 岡空港」
臣 が設置管 理す る第 二種空港 と
から正 式 に返 還 され て、 運輸 大
そ の後 、 昭和 四 七年 四月 に米軍
板 付飛行 場と改 められま した。
○年 一一月 に米軍 に接 収 され て
の陸軍 の席 田飛行場で、 昭和 二
チ ェ ッカ ーズ 、 チ ャゲ & 飛 鳥 な
岡山県邑久 郡長船 町福岡)
福岡 (
が正 式名 称 と なりま した。
迎 え、大 成 功 のうち に幕 を閉 じ
どを 思 い浮 かべ るので はな いで
にちな んで 「
福 岡」 と命名 した
びぜんのくにお くぐん
福 岡市政 の施行 と九州 鉄道 の
「
羽形」と呼ば れ るよう にな っ
た ような地形で あ ると ころ から
きり しま せん。鳥 が 羽を伸ば し
おさふね÷
茎う
開業 は、 いず れも明治 二二年 の
ふくおか
ことで す が、市名 を めぐ って福
使 わ れ て いま すが、由 来 は は っ
博 多 と いう 地名 は奈 良期 から
いたづけ
し ょう か。女 性 アイド ルで は、
こと に由来 します。県庁所在 地
ま した。
松 田聖 子、 酒井 法子、森 ロ博 子
名も福 岡で す。
く
に
くるだながまき ちくぜんの
などが います。音楽だ けでなく、
テ レビ で 活 躍 し て いる芸 能 人 は 、
数 えきれな いく ら いで す。
お いし いも の に 目 の な い人 な
“
“
‘
‘
可
推
大平村
酬
回
馴細
一隙
蟻
一
数
村
口
人
分
区
域
地
鮒鮒
顔
掘
2 7
3
,
1
3
1
6 5
9 4
5 9
4 9
4
9
4
1
7
2
,8
,3
,
L 0, 7
3
1 6
7 8
3
2
3
9
8
4
-上
,
2
4
)
域 域 域 域 県
地 地 地 地 岡
州
岡 九 後 豊 福
(
福 北 筑 筑 計
鰔
翔
減邸
u
摯爛
郁滋棘
う
ミ癩増
鯰郁餌
餌餌
芻栩
短
M認減率鯰
俶芻
数増 し
こ
数鮒
数
村鮒 鮒 鑓
村鮒
村
3 ?
“
J速
村 町 町 町 町 T
町
7卸 揃薊 “
1
杠 郡 町
郡 部邨
甜 リ
Q
J
郡 5 ハ
市 市 市 市蹄
市 8 バ
マ
膚
自
修“
年国勢調査結果 (速報値)
図 幅
分 行
岡
たと いう説 な ど があ りますo
・鱗
揆︹
取偽
矩
旧
爾
酬
刑
め
は・検
現前
旧
跟
小
捌
“-一
国
凶
選ぜれゆボポ
が“-つ ﹄
」な った ,
oのソ
メ
!サン0
≦
・
1
つや、▲ トrl
、
′
{′ ・
も
てノ
・ ▲ す と いう説 もあ ります 。
地 の果 て、 つま り尽 きた地を指
て い る と い いま す 。 都 か ら 遠 い
ば れ、尽 くす と いう意 味 から来
は 「
「
筑紫・
」は
ち く し」 とも呼
で す。
の二国 、 つま り福 岡県 の大 部 分
資料 :福岡県発行 『福岡県21世紀へのプラン第 2 次実施計画』
舳
顔
福岡県市町村区分図
」
に
シリーズ / あの道 この道
郡 と筑紫 野市 で す。 明治 二九年
ぐん ちくし の し
「
筑紫」 の名 が付く のは、 筑紫
現 在 県 内 の市 町 村 及 び 郡 に
勤圏 とし て急 速 に都市 化 が進 ん
円 と便 利 にな り、福 岡市 への通
列車で 一〇分、 運賃 片道 二九 〇
開業 し、博 多駅 まで 新幹線 回送
き出 されたも のです。
唐書 ﹄等 )とを比較 分析 し て導
階書﹄﹃旧
宗書﹄﹃
﹃
後漢書﹄﹃
ふで の見聞を基 に中 国人 が書 き
﹃
漢書﹄ ﹃
三国志﹄
残 した文献 (
速報
平成七年国勢調査結果 (
りま した。
併 した 那珂川町を 残す だ け にな
四市 とな り、 現在で は三村 が合
紫 野、春 日、大 野城、太宰 府 の
福 岡市 に編 入 され二町 七村 が筑
て いま し た が 、 そ の後 一○村が
しず つ形を変 え る か又 は消 え て
地名 も、 そ の変貌 にあ わ せ て少
した。 生 きた歴史 の化石で あ る
丘陵 地 は宅 地 開発で 切り崩 さ れ
て、自 然景観 は大 きく変貌 しま
中高層建築物が視界を さえぎり、
地 は、鉄道 や道路が縦横 に走 り、
か つての 「
筑紫 の国 」 の中 心
や ﹃
日本 書紀 ﹄ には、九州 王朝
古事記﹄
を握 ったと いう のです。﹃
まり 天皇家 が 八世紀 初頭 に権 力
の分派で あ る近畿 の地方 豪 族 つ
に完 敗 し て力を失 い、代 ってそ
六 六三年 )で 唐
白村 江 の戦 い (
とす る九州王朝だ った のですが、
紀元後七世紀末まで筑紫を中心
わが国 は、紀 元前 二世紀 から
ふつかいち
当時、 筑紫 郡 は太宰 府、 二 日市
で いま す。
値 ) によ ると、 旧筑紫 郡 の五市
いく の か も し れ ま せ ん 。
だざいふ
の二町と 二〇 の村 から構 成 され
は大幅な人 ロ増とな って います。
の史 実 が 盗 用 さ れ て い る と い い
塑糊字!脳斬 メピ凋ん
国 語〆 諸
九州 王朝 説
も っと も、 九州王朝 の史 実を
舗
失 わ れた九州
古 田武彦 氏 は、﹃
記 した確実な文献 が、 すで に禁
京都郡勝山町松田と田川郡香
現筑紫郡 の那珂川町も、 平成 二
年 四月 に町内 の新幹線 車両 基 地
盗 ま れた神話I 記 ・紀
王朝﹄、 ﹃
書 と し て廃 棄 さ れ て いる にし ろ 、
春 町鏡 山を結 ぶ標高 三三 三 ・五
資料 : 平成 7 年国勢調査結果 (速報値)
がみ
やま
わらまちか
みやこぐんかつやままちまつだ
あ ります。
たがわぐんか
五代 ) にま つわ る説 話 が数 多 く
博 多南駅」 と し て
が博 多南線 「
の秘密- ﹄ な ど 一連 の著作 の中
現 存 し て いな い こと が こ の説 の
粥碗鰕駝 如瑯 稀
で 、 近畿 天皇家 に先立 つ九州 王
率
加
増
仲 哀峠」 と いいます
mの峠 を 「
福 岡県 には、 景行 天皇 (三 一
古代 説話 と道 路
全 長四
三年 に旧仲哀ト ンネ ル (
いう伝 説 に由来 します。 明治 二
が、仲 哀 天皇 が これを 越 え たと
力 階級 が政治 的な意 図 から作 成
そ れを さ か のぼ る数 百年前 に日
び ﹃日本 書 紀﹄ (
七二〇年 ) と、
、
応神天皇 (一
后 (
仲哀天皇妃)
代 )、仲 哀天皇 (一四代 )、神功皇
全 長 一二二
に新仲哀 ト ンネ ル (
三二 m) が開通 し、昭和 四 二年
ゆ
ち
あい
う
した ﹃
年) 及
七三一
古 事 記﹄ (
九州 王朝説 は、奈 良時代 の権
弱点で す。
ます。
資料 :昭文社刊 『福岡県都市地図』
資料 汀昭文社刊 『福岡県都市地図』
朝 の存在 を主張 され て いま す。
那
鰔那搬贓
箏
鰡緘鑓
鬱
5
数 9
7 8
減 6, 6,
1
7 1
増 4
1 8
8
4
7 9
, ,
4 1
8
8
2
1,
数
総
臼
人
名 市 市 市 市 市 町
野 日 城 府 川 計
町 岡 紫
野 宰 珂
市 福 筑 春 大 太 那
筑紫郡の人
表2
が 一〇以上 もあ り、 そ の中で も
福 岡市 、特 に博 多湾 に臨 む平
に邪馬 台国 を統 治 し て いた女 王
から、神 功皇后 は紀 元後 三世紀
と ころで 、﹃
日本書紀 ﹄ の記述
其 の国 、
月。ー !! ・
本 亦男 子を
の都 す る所、水行 十 日陸行 一
南 、 邪馬 壼国 に至 る、女 王
「
そ こから裏 付 けとな る遺物 (
漢
と、弥生期 の遺跡が多数 分布 し、
と (
候補 地はす べてそうです が)
された方 角 と里 程 に合 致す る こ
い か と いわ れ て いま す 。
哀ト ンネ ルは勝 山町と香春 町 の
卑 弥 呼だ、 と いう説を 唱 え る人
以 って王と為 し、住 ま る こと
式鏡、鋼 矛等 )が出 土 し て いる
o m) が 開 通 し て いま す 。 旧 仲
野と周辺 丘陵部 を 邪馬 台国 とす
町道で、新 仲 哀ト ンネ ルは国道
もあ ります 。
七 ・八〇年 。倭国 乱 れ、相攻
ことな ど によります 。大 陸 と の
あまぎ し
有 力 な のが福岡市、甘木市 それ
二〇 一号で す。
邪馬台国論争
伐 す る こと歴年 、 乃ち 一女 子
窓 ロで 、当 時九州 一の人 ロを擁
ま た、嘉穂郡 筑穂 町内住 と粕
やぐんす えまちきたに
ごえ
屋郡須恵町佐谷を結ぶ標高約五
0o mの 峠 を 「シ ョウ ケ 越 」と い
に山門郡で す。
名
旧
どうほこ
氏 など が そ の立場で す 。
和都濃 騨野伊摩勢方糊倒 月
伏 妃鈴
献田
+
地村 G 彎
大 滋 美 飛 熊 紀 志 伊 灘 大 有 五
齢
大 大 川
阿安五
灘
郡 滋 三 飛 熊 紀 志ぃ
伊
職印
m
u
ぁ吾 伊
た田 鈴
阿 伊
潴
磨離島 土
な
髓
ぃ
轢 摩と土
き基 志 ぃ
恰
熊
山 志 耳 日 球 三 糸 恰 博
門賀 納
郡 島 山 田 川 都 部 村 多
摩
名 止 賀 野 騨 野 伊 摩そ蘇
現
る根拠 は、﹃
醜志 倭 人伝﹄ に記載
います が、神 功皇后 が生 ま れた
邪馬 台国 の所在 地 に ついは、
を立 て て王と為 す。名 づけ て
す る都市 だ ったと推定 され る こ
やまとぐん
ば か り の応 神 天 皇 を シ ョウ ケ
候補 地 が多 くあ ります が、大 き
卑 弥 呼 と 曰 う。」 (
﹃
巍志 倭 人
か ほぐんちくぼまちないじゅ
う かす
竹篭 ) に寝 かせ て越 えたと い
(
く九州 説と近畿 説 に分 け る こと
とも有 力 な根拠で す。古 田武彦
資料 :安本美典著 『邪馬台国と卑弥呼の謎』
わこく
う伝 説 に由 来 します 。 昭和 五 四
伝﹄
)
いいづか
近
畿 名
がで きま す。福 岡県 には候補 地
賀
年 に主要地方道飯塚大野城線が
開通 し、 か つて の難 所も容 易 に
行き来で き るよう になりました。
う
﹃
古事 記﹄ によ ると、仲哀 天
しらぎ
皇 は新羅 を 討 てと の神 託を信 じ
かしひ
う
州
現
旧 *山 志 み耳ひ日
九 名 と門 賀の納た田
1 2 3 4 5 6 7 8 9
資料 :安本美典著 『邪馬台国と卑弥呼の謎』
な か った ので 詞志 比 (
福岡市 東
区 香椎 )で 没 し、代 り に神 功皇
后 が新 羅親征 を行 って帰還 した
う み
と い います 。神功皇 后 が応 神 天
皇 を生 んだ 地 が宇美 (
粕 屋郡宇
みまち
美 町)で す 。宇美 八幡宮 は古 く
から安産 の神と し て信 仰 さ れ、
けいだい
ぎ し わじんでん
九州と近畿の似た地名
表3
境内 には子安 の木 や子安 の石な
ふ みこく
どがあ ります 。﹃
巍志 倭 人伝 ﹄ に
いう 「
不弥国 」 は、 宇美で はな
大和郷と夜須郡の地名
シリーズ / あの道 この道
を 退 け て いま す 。 強 引 に 「ヤ マ
「
台 」を あ てる これまで の通 説
の書 き誤 りだ と し て当 用漢 字 の
薹」
壼」を 「
はな か った﹄で、「
初代 )
えら れま す。 神武 天皇 (
住 し て故 郷 の地名を 付 けたと考
邪馬 台国 が、 近畿 大和 地方 に移
ど によります 。甘木 市 にあ った
格 の高 い神 社 が多 くあ る ことな
と 地 名 が 一致 し て い る こと と
旧
呼 の 里 キ ャ ン ペ ー ン レデ ィ (
卑弥
弥 呼 ま つり」 が 行 わ れ、 「
卑
瀬 高 町で は、毎 年 七月 に 「
わ れ て いま す 。
卑 弥 呼 の居 城 跡で はな いかと い
国史跡)が
石遺溝女山神篭石 (
ど によりま す。瀬 高 町 にあ る巨
大 宰府 に集 め てから都 に搬送 し
九州各 地 の産物 は、 い った ん
壱岐 ・対馬 路
登望駅 から壱岐 ・対馬 に渡 る
⑥ 筑前 ・肥前 の海岸 を経 て肥前
る肥前 路
⑤ 肥前 国 府 を経 て島原 半島 に至
大 隅国 府 に向 かう西路
ト」 と読 もうと したた め の誤 り
東征 の伝説 は、 邪馬 台国 東遷 の
ミ ス卑 弥 呼)」 が ま つり に花 を
たと考 え ら れま す。ち な み に大
ぞやまこうご いし
で 、当 然 の ことな が ら九州説 と
史 的事 実 を中核 と したも のかも
添 えます。
「
古 田氏 はそ の著 ﹃
邪馬 台国」
近畿 説 の代 表格で あ る筑後 山門
し れま せん。
甘 木市 には弥 生 期 の遺 跡が多
宰 府 と都 と の行 程 は、 上 り 二七
日、 下 り 一四 日、博多湾 から の
じんむ
地方 と 近畿 大和 地方 は候補 地 か
古代 九州 の道
やすもとび でん
ら外 れ ると い います。
海路だと三〇日だ ったそうです 。
えんぎ しき
九二
延喜 式﹄(
足利健亮 氏 は、﹃
道路 は経 済的役 割 のほ か、全
どう
う
あしかがけんりよ
くあ り、最 近 にな って弥 生後期
七年 ) から 一〇世紀 初頭 の西海
国を統 治 し、従 わな い部 族 は征
ひらつかかわぞえ
し かし、安本美 典 氏 はそ の著
の多重 環濠集 落 ・平 塚川添遺 跡
道す な わち九州 の駅路 を復原 さ
かんごう
﹃
「
邪馬 愛国 」 はな か った﹄で 、
(
国 史 跡)が発 掘 され、考 古 学
伐 す ると い った 軍 事 的 役 割 も
さいかい
」
が「
台与)
薹與 (
醜志倭人伝﹄
﹃
れ て います。 (
﹃日本 歴 史地 理総
古 代 の道 が発 展 し て、 そ のま
者 の関 心を集 め て いま す。
現在 地 元で は、 そ れら古代 遺
ま 現代 の道 にな った のかどう 力
や またい
を 「
壼與 (
壱与 )」と書 き誤 って
い る こと や 、「邪 馬 薹 」 と 記 し た
跡 や近代 の城下町など の様 々な
「
遠 の朝 廷」 と呼ば れた大宰
はは っき りしま せん。 当時 の地
持 って いま し た 。
中 国 の史書 が多数あ る こと など
歴 史資源を 見学 ルートと し て つ
府 から、都 及び 各国府 に向 かう
名 のほと んど が、市 町村 名 、郡
みかど
壼」 は 「
薹」 の書 き
を 根拠 に、「
甘木 朝倉 歴 史 回廊構想 」
なぐ 「
六本 の路 が放射 状 に広 が って い
説古代編﹄
)
誤 りと考 え る方 が正 し いと主張
が検 討 され て いま す。
た こと が わ か り ま す 。
名、大字名 な ど、千 年以上 た っ
とお
され て いま す。 そし て、最 近刊
瀬 高町、大和
最後 に山門郡 (
① 大宰 府 から到津 駅 を経 て都 へ
た現在 も何 ら かの形で残 って い
やまと
町、 三橋 町、 山川町) を邪馬 台
向かう令制大路ー大宰府路
ます ので、 そ の地を 通 過し て い
せたかまち
独断 と
行の ﹃
虚妄 の九州 王朝ー・
国 とす る根拠 は、筑後 川下流 の
②豊前 国 府 へ向 かう 田河道
た こと は間違 いな さそうで す。
④ 筑後 ・肥後 ・薩摩国 府 を経 て
そ の延長で あ る日向路
いたむつ
ー﹄
古 田武彦 説」を撃 つ・
歪曲 の「
広 大な筑後 平 野 に位置 す る農 業
③ 豊後 国 府 へ向 かう豊後 路 及び
やまかわまち
で 、九州 王朝 説 な ど の古 田氏 の
が盛 んな 地域で 、縄 文期 や弥 生
みつはしまち
諸 説を痛 烈 に批 判 し て います。
「ヤ マト」 と同 音で あ る ことな
期 の遺跡が分布 して いることと
まち
そ の安本氏 な ど は、甘 木市 を
邪馬台 国 とす る説を唱 え て いま
す。 そ の根拠 は、 近畿 大 和 地方
963
1満行セ
‘4
駅在官 以 以
式現式 式 式 府 府 界
涎 延延延大 国国
硼﹀縁
(
打
市
)"
腱炉 睡 由布院じ
(
\
・
下毛軍 滓) ︹
玖球?ご 蚊繋
)
j
却 桝ゾ
)敷
j鰡 幌
ご
鯛 深江?
水水
.
安
資 料 がな いので は っきり しま せ
ん が、 ﹃日本 書 紀﹄ に 「筑 紫 大
宰」 の名 が見 え る のは六 ○九年
をのっ
の ことで す。そ の前 身 は、五 三 六
みやげ
みやげ
年 に博 多湾 岸 の郡津 (
福 岡市南
みまな
区 三宅付近 )に置 かれた 「
宮家 」
と いわ れ て いま す 。
五 六 二年 に朝 鮮 半島 の任 那 日
本 府 が新 羅 に滅 ぼさ れ・ さら に
百済救 援 に端 を発 した 六六三年
の白村 江 の戦 いで 、唐 ・新 羅連
合 軍 に大敗 を喫 し て朝鮮 半島 か
ら完 全撤 退す ると、大宰府 は国
防基 地 の役 割を い っそう強 めま
す。大陸 から の攻撃 に備 え て、
大 宰府 を 郡津 から内陸側 に後 退
させます 。 現在 の大 宰府 政庁 跡
がそ れで す。
点でもあ った からです。「
大宰府」
た官庁で あ り、大 陸 と の交流 拠
いう のも大宰 府 が九州を統 括 し
終点 だ ったわ けで す が、 そ れと
大宰 府 は、 九州 の交 通網 の起
が友 好的 にな り、侵 略 の危険 が
ぃます。唐 や新 羅 と の外交 関係
よ って大陸 文化 の摂 取 に努 め て
遣唐 使 (
六三 0 -八九四年 ) に
遣 階便 (
六 〇 七 ー六 一四年 ) や
戦闘状態 にあ ったわ けで な く、
もち ろんわが国 は大 陸と常時
と は、大 いな る国府 の意 味です 。
酵
小 さくな る にしたが い、大 宰府
安本美興著 『邪馬台国と卑弥呼の謎』
大宰 府 の設置年 は、直 接的 な
大宰 府
︼
協
継
続
⋮楜輛拝でし 、
・
鮑贓弱ガリ叩 く蓑弼焔烟謝り)
で
、
等′
(
朽蝮主 大
弼調 J.′ 拜 拝 , 帥 長崎)
o佐逡尾寺)
) 高来
比菩
資料 :井上光貞ほか著 『詳説日本史』
,
}!
句
頌田(
“方)
高
圏 翻刻鞍へ
『延喜式』 の駅家と交通路
‘
Q
J
稻
セ
T
一
繖
シリーズ / あの道 この道
集権体制が確固とな るに つれ て、
を 変 え て いきます。 さら に中央
は国防都 市 から外交都 市 に性 格
鴻臘館と平和台
て いま す 。
路 の整備 が、課題 の 一つと な っ
り、建 設予定 地 へのア ク セ ス道
博 物館 」 の誘 致運動 を進 め て お
九州国立
現在太 宰府市で は、「
た。
場 跡 に昭和 二五年 に完 成 しまし
和 台 球場 は、 そ のサ ッカー競技
ンズ の フ ラ ン チ ャ イ ズ だ った 平
と命名 されました。 西鉄 ライ オ
平和台 」
ート台 と いう意味で 「
技施 設が建設 され、平 和 の スタ
・ボ ク シ ング ・ラグ ビ ー の各競
す。
史 の表舞 台 にたび たび 登場 しま
現在 の福 岡県 に当 た る地域 は歴
秀吉 の全国統 一と朝鮮出兵など、
蒙古襲 来 、南 北朝 の動 乱、豊 臣
一〇世紀 以降 も源平 の争 乱、
有 明海 沿岸道 路
だざいのごんのそつ
左 遷 の意 味 を持 つよう にな りま
都 から遠 く離 れた辺境 の地とな
り、大宰 府 の官職 に就 く こと は
す。 大宰権 帥 に 左 遷 さ れ た 右
唐 や新羅 から の外 交団 を接待
筑紫館 」 の 名 で 六 八 八 年 に
「
す る 迎 賓 館 は、﹃日本 書 紀 ﹄ に
国 体道路 」と呼ば
交差 点 ) は、「
区間 (
枇園交差点 -大濠 一丁目
国 道 二〇二号 の平和台 付近 の
る こと に し ま す 。
に ま つわ る 話 題 を いく つか 述 べ
(
福 岡県南部 ) に移 し て、 道路
戻 し、場 所 を筑前 国 から筑後 国
ら
みちざね
ずがわ
の
鴻臆
登場 しま す が、これが後 の「
れ て います。 昭和 四四年 に、福
福 岡県 南部 を含 む有 明海 ・八
し かし、 ここで 時代 を 現代 に
八四五 ⋮九 〇三
大臣菅原道真 (
現在で は、大宰府 と いえば そ
九〇
館 」で す。﹃
日本 三代 実 録﹄(
岡市制施行 八〇周年 記念事業 と
代海 の沿岸 地域 には、広域的 な
和 通 り、大博 通 り、渡 辺通 り、
昭
で 愛称 が付 けら れた六路線 (
によ って 一体的 な発展を 図 ろう
経済文化交流 圏 を形成 す る こと
道路 で お互 いを環 状 に連結 し、
年 )な どが そうで す。
太
の菅原 道真 公を祭神 とす る 「
鴻
一年 ) の八六九年 の記事 に 「
し て、市 内主要幹線 道路 に公募
昭和 六 二年 三 一
月、 平和 台球
国 体道路 、筑 紫通 り、住 吉通 り)
と いう 「
有 明海 ・八代 海 沿岸 地
ぎ おん
宰 府 天満 宮 」を連 想す る人 が多
廳館 」 の名 が見 えます。
場外 野席 の改修 工事中 にそ の遺
﹃
福 岡市 史第 十巻
の 一つで す。 (
域 開発構 想」 があ ります 。 そ の
つくしのむろづみ
いので す が、社殿 の造営 は大宰
太宰 府」 の表記 は、中
な お、「
構 が発 掘 されま した。以前 から
二≦)
昭和編続編 (
やつ
府 の設置 よりず っと後 の九 一九
世 から混 用され て いま したが、
「
鴻 腫館」 の所在 地 と し て想定
年 の ことで す。
明治 にな って村名 と し て使 わ れ
され て いま した が、確 認で きな
有 明海
構 想 の 一部 を なす のが、「
てから は、太 宰 府市 、太宰 府 天
いで いた も ので す 。
と ころで 、 二巡 目 の第 四五 回
満宮 、 西鉄太 宰 府線太 宰府 駅 の
そ のうち大牟 田市を 起点 と し
指定 されま した。福 岡 県内 の延
域高規 格道路 の計画路線 と し て
おおむ た し
とびうめ国体」
国民体育大会 は、「
沿岸道路 」で す。
か つて福岡 城 があ り、 明治 に
を テー マに、福 岡市博 多区 の東
佐賀 県鹿島 市を 終点 とす る延長
太宰府 」 の方 が 一般 的
よう に 「
歩 兵第 二十四聯隊 」本
な って 「
平尾公園博多の森陸上競技場を
月 に地
六 ○ 如が、 平成 六年 三 一
にじゅうしれんたい
営 が置 かれ てから は軍施 設だ っ
中 心会 場 と し て、平成 二年 に開
にな り ま し た 。
ただ し、古代 の政庁 に関す る
た所で す。そ の地 に、昭和 二三年
第 三 回国 民体育大会 の中 心会 場
と し て、 陸上競技 場 やサ ッカi
催 されま した。
も のは、 大宰府政 庁 跡、大宰府
大宰府 」 と書
展 示館 のよう に、「
き表 します 。
963
道イ
テセ
56
ン 水
J 出
ノを
枌
鰹 “
陸 上交 通 を遮 断 した筑後 川 に
は、昔 から多 く の渡 し船 があ り
筑 後 川 の渡 し船
調査区間 に、 三 一
如が整備 区 間
に、 そ れぞれ指定 さ れま した。
ま し たが、架 橋技術 が向 上し、
長 は二九 如で 、そ のうち 五 如が
「
有 明海 沿岸道路 」 はまた、
平成 一o年夏 に開港 予定 の佐賀
自動 車 交 通量 が増 大 す るに つれ
て、 長大橋 が架 けら れ るよう に
こそ .
で一 〉
‘
^-く
〉
/
℃
溌を、ま し
や"渡
三潴 郡城島 町浮島 から対岸 の中
よ
みずまぐん約
し
じままちうきしま
う
「
青木 の渡 し」 の朝 の光景で 、
あおき
写 真 は、 昭 和 五 一年 当 時 の
空港 (
第 三種空 港) へのアク セ
なり、次 々と廃 止 さ れま した。
]
ス機能 と し ても期 待 され て いま
す。
載
蝉を ︲
ず 縦
ふき
(昭和51年)
八代
有明海 ・八代海を環状に結ぶ広域的道路構想
7
5
3
セ
テ
漸
シリーズ / あの道 この道
船
渡
田
下
田
浜
渡
・ \
き
二七年、 筑後 川上流 に夜 明ダ ム
ぎ
で す。 市名 の由来 は、 川幅 の広
(
大 分市 日田市 )が完 成 す ると幕
も
が る河 ロ近 く の筑後 川を、昔 か
を閉 じ、代 わ って外材 の利 用が
勘
社会教 育 の資料 と し て城島町 が
ら 「
大 川 」 と 呼 ん で いた こと に
主流 にな ります。市場 は全国 に
よあげ
無償 譲渡 を受 け、 近く整備 され
よりま す。
ひたし
下 田 の渡 し記念広 場 」 に保
る 「
年着工で全長四五六 m、総事業
ちな み に、 下 田大 橋 は平成 二
てき たと いいま す。製 品化す る
た丸太 が、筏 に組ま れ て運ば れ
大 分県 日田地方 から 切り出 され
材 料 の木 材 は、 筑後 川上流 の
二〇八号 があ り、東西 にはそ れ
熊本 県 から佐賀県 へ向 かう国 道
大 川市内 には、有 明海沿 いに
拡大 し、輸 送手段 は大 型 ト ラ ッ
費 は四三億 六千 万 円で す。
と、有 明海 から船で 各 地 に輸 送
を 終 点 と す る国 道 四 四 二号 が
ク にな ります 。
水路 から陸路 ヘー大 川市
した そうです。 一六八 〇年代 か
あ って、 九州縦 貫自動 車道 八女
ひた
大 川市 は、筑後 川河 □の左 岸
ら始ま った この筏流 しは、昭和
やめ
に位置す る木 工業 の盛 んなま ち
おおかわ
存 展 示 され る予定 で す。
昇開橋
学 校 に通う生徒達 が写 って いま
船
渡
木
青
路
青
福岡県総務部広報課発行 『グラフ福岡1995 .11』
青
す。 昭和五 七年 四月五 日 に 「
船
渡
江
ヶ
鐘
路
海
鐘
下田
木中津 大橋」 が 開通 し、 そ の翌
日 にお別 れ式 が行 われ て廃 止 に
な りま した。
下
最後 まで 残 って いた のが 「
田 の渡 し」です が、 そ れも平 成
下
六年 三 月 二七 日 に行 わ れた 「
下 田 の渡 し
田大橋 開通 式」 と 「
廃 船 式」 によ って、 三 〇〇年 の
とせん
長 い歴 史 に幕 を閉 じま した。
下
田
橋
大
浜丸」は、
役 目を終 えた渡船 「
款
橋
名 橋 橋
大 大
江
梁
田 ケ 中
木
橋 新 鐘 青
鯛
船
渡
山
新
路
鉾鴎
廟
日
旧
日 5旧
2
月 月 目“ 目 日"
イ
優 “
性
4
年
年
年
A
V
止 8
4
榔
成
廃 和
平
昭 昭
路
新
路 野 道 浮
大
下
・
・ 江 ・
航 田
・
ヶ 木
航 航
名 島 島 航 航
島
船
名
渡
筑後川下流の主な県営渡船
表4
邱
セ
丁
一
道
8
5
〇年 に全線 開通 し、大 川市内 を
佐賀駅 とを 結 ぶ佐賀 線 が昭和 一
鹿児島本線瀬高駅と長崎本線
画 が検 討 さ れ て いま す。
拡幅 も 困難 な た め、 バイパ ス計
は いえ、 いず れも片側 一車線で
分市 へと通 じ て いま す。国 道 と
イ ン タ ー チ ェ ンジ 、 さ ら に は 大
には遊歩 道と し て 一般 に開放 さ
譲渡を受 け ており、平成 八年夏
富町が国鉄清算事業団から無償
すで に大 川市 と佐賀県佐賀 郡諸
仕組みの 「
筑後川昇開橋」は、
列車 通 過時 に中央 部 分が 下が る
地 の道路化が進 められ て います。
三月 に廃 止 され、 現在 はそ の跡
がありま す。「丘を越 え て橋」 は
と い った ユ ニー ク な 名 前 の橋 梁
を越 え て橋」や 「
影 を慕 いて橋」
には古賀 政男記念館 のほ か、「
丘
三瀦郡 田 口村 ) の出身で 、市内
四 - 一九 七八年 )は、
大 川市 (
旧
賞 した作 曲家古 賀 政男 (一九〇
と ころで 、国 民栄誉 賞 をを受
咲 かせて、 通行す る人 の目を楽
道」 があ り、秋 には可憐な花を
三 如 にも及 ぶ 「
夢 の コスモ ス街
三井郡北 野町 には、 延長 四 ・
夢 の コスモ ス街道・ー北 野町
0
1000
鯲賀
メ ロデ ィ ー が 流 れ ま す 。
み いぐんきた のまち
かくみつみちお
近 く に住 む会 社員角 光 迪夫 さ
ん (
五 四歳) が、 昭和 四 七年 五
月 に、娘 の誕生 と筑後 川 堤防 の
美 化 を 願 って 、 コ ス モ ス の 種 を
一0 mほどま いた のが始ま りだ
そうです 。沿 道住民 の協力で コ
ス モ ス の帯 は 年 々伸 び 続 け て い
とよたきたの
えがわ
ます 。筑後 川 堤防を中 心 にして、
とうのきよこまち
とうのきおお
一般 県 道豊 田北野線 や町道江川
ぐちせんで
つぼ
ロ千 出線 、当木横 町線 、当木大
坪線 など が コスモ ス街 道 にな っ
て いま す 。
と ころで、角 光 さん は願 いが
か な って 、 そ の年 の 七 月 に娘 さ
んが生 れたそうで す。 平成 七年
一〇月 一四日、 そ の美奈 子 さん
(
二三歳 ) が挙 式前 に白 むく姿
59
96.3
道行セ
セ ンサ ー感 知で、 そ れ ぞれ古賀
走 って いま した が、 昭和 六 二年
-
2000
一--}--
moonn m0
県
しま せ てく れます 。
3000
と0〇
0
押 ボ タ ンで 、「
影を慕 いて橋」 は
‘-----‐
-‐
‐ -----‐
-‐--.--
れ る予定で す 。
網 ) “
内 、
道 管 -
(柳川 土木事務 所管内図 ) 諺箋
虹
三豊
シリーズ / あの道 この道
ま し た。
で 、満 開 の コスモ ス街 道 を歩き
ああ、 そう だ よ、
あ の雲 は い つか見 た雲 、
にな る の か も し れ ま せ ん 。
れ る 、か け が え の な い 「こ の道 」
と っては、 将来懐 かしく 回想 さ
旧 山門郡沖 端村)の出身
柳 川市 (
秋 (一八八五 - 一九 四 二年 )は、
童 謡 「この道」 の作者北原白
さんざ し
山査 子 の枝 も垂 れ てる。
おわ り に
こ の 道 は い つか 来 た 道 、
で す。 詩 人、歌 人 とし て大 きな
道
ああ、 そうだ よ、
業 績を 残 したほ か、「からたち の
の
あ か し や の花 が 咲 い て る。
赤 い鳥 小鳥 」 な ど の童
花」 や 「
こ
あ の 丘 は い つか 見 た 丘 、
謡 も数多く残 し て います。
道 の変 わり方 は、 社会 的 ・経済
白秋 が生きた時代 に比 べると、
この道 は い つか来 た道 、
的 変化 とあ いま って、速 く そ し
ほら、白 い時計 台 だ よ。
ああ 、 そう だ よ、
て激 しくな りま した。
道 を整備 す る こと は、沿道 の
風景 や住 民 の生活 を変 え て いく
こと で も あ り 、「こ の道 」 の よ う
な幼年 期 の回想 を、 ますます 困
難 に 、 あ る いは 不 可 能 に し て い
きます。 道路 行政 への批 判的意
見 には、 そう いう感傷 的 な気 持
ち が遠 因 にな って いるような気
がします。
し か し 、 ア ス フ ァ ルト で 舗 装
さ れ、自動 車 が頻繁 に行 き交 う
道で あ っても、 今 の子供 たち に
"
怪
96 .3
道イ
テセ
60
ああ、 そう だよ、
資料 :福岡県総務部広報課発行『グラフ福岡l995 .12』
お母 さま と馬 車 で 行 った よ。
コス モ ス街道 を歩 む花嫁
◎ 幽 9醐 o醐 o諦 o崗 Q閥!
世界 の動 き
国 内 の動 き
月 ・日
事
項
月 ・日
事
項
日
月・
3 ○ フラ ンスの シラク大統領 が、 一 二七 日
1
▲・0
リ
ノ
“
の
六
月
回
目
の
実
.
○
政
が
府
臨
時
閣
議
で
「
一
九
九
六
年
度
の
経
済
見通 しと経済 2
験を最後 に、今後 一切 の核実験を やめ ると発表 、包括的
運営 の基本的態度」を決定 、国内総生産 (
GDP) の実
道 路 行 政 の動 き
事
項
○北海道古平郡古 平町 の国道 二二九号豊浜 ト ンネ ルで岩
盤が崩落、通行中 の乗 用車と バ スが下敷 きとな った。 一
質成長率を 二 ・五%とした。
国民 の道路 に対す る意識を調査 し、今後 の施策 の参考 に
る範 囲が東 日本を中 心 に拡大。束名、名神全線等 、 一五
路線 (一般有料道路含む)で利 用が可能 とな った。
○ 日本道路公団 の高速道路等で ク レジ ット カード が使 え
収数 は七 一・八%、平成七年 一月 一六 ー二六 日に実施)
○総 理府 が道路 に関す る世論調査を発表。今 回 の調査 は
七 日夜まで に二〇八 の遺体が収容 された。
核実験禁止条約 (
CTBT)に調印す る方針を表 明した。
「
再び 回復 し つつあ る」 と の見解 を示した。
す る ことを 目的 に行 わ れた。 (
標本 数 は三千人、有 効 回
比 マイナ スにな った のは初めて。円高 によ る安 い輸 入品、
に比 べて○ ・一% の下落、全国 の消費者物価指数 が前年 3
年 = -00)を発表。 それ によ ると 一〇七 ・0で、前年
○ 日本 銀行 が景気 の現状 に ついて情勢 判断資料を発表、
○米連邦準備制度 理事会 (
FRB) は、公定歩合と短期
金利 の指標とな って いる フ ェデ ラ ルファンド (
FF)金
○総務庁 が九五年度 の年平均全国消費者物価指数 (
九〇
利 の誘導 目標を それぞれ○ ・二五%引 き下げ、年五 ・0
%、五 ・二五% にす ることを決 め、 即日実施 した。公定
歩合 の引き下げは 一九九 二年 七月以来で 、景気 のテ コ入
れがねら いと され て いる。
○ クリ ント ン米大統領 が、九七財政年度 (
九六年 一〇月 ;
九 七年九月) の連邦予算案と 二〇〇 二年度末 まで の財政
流通合 理化 などが要 因。
○全国 の乗 用車、ト ラ ック、 二輪車 など自動車保有 台数
が、九五年 三 月末 に七、 000万台を超えた ことが運
輸省 の調 べで わ か った。総数 七、 ○○○万 一、三 一五台
で、 このうち乗 用車 (
軽を含 む)が六四%を占 めた。
○衆院予算委員会 が政府提出 の住宅金融専門会社 (
住専)
料を公開。昨年六月末時点で延 べ二五 〇社 ・グ ループ に
七社 の大 ロ融資先上位五〇社 の焦 げ付き状況を示した資
金利 の市場介 入金利を 四 ・0五% から○ ・一五%引き下
計 四兆四、0五〇億 円を融資。「
損失」 は二兆七、 七二 一
R
U ○ フラ ンス銀行 (
中央 銀行)が公定歩合 に相当す る政策
を実 現す ることが柱とな って いる。
施、 二〇〇二年度 まで に赤字ゼ ロを達成、議会 と の約束
見通 しを盛 り込 んだ 「
予算教書」を議会 に提出 した。内
容 は本年度を含 む七年 間で約 六千億ド ルの歳出削減を実
“
二月 の月例経済報 告を提出。景気 の現状 に ついて 「
穏や
かながら再び 回復 の動 き かみられ始 め て いる」と の判断
○田中秀征経済企画庁長官が、月例経済報 告閣僚会議 に
億 円 にのぼる。
げ て三 ・九0% とす ることを決 め、即 日実施 した。 二週
連続 の引き下げで、景気 回復 がね ら い。
○ド イ ツ連邦雇 用庁発表 の 一月 の雇 用統 計 によ ると、ド
イ ツの失業者 は四 一五万九、 ○○0八で、統 一後で は最
悪記録。
を示した。
6ノ
96.3
道行セ
す から、橋はだめ、舟も危 いとな ると足で渉
質を多量 に含んだ濁流 は河床を絶えず変えま
し る し の つ いた 六 本 の木 片 に示 さ れま す 。
道具を使 って出た卦は、算木と いう陰と陽 の
く こと を わ た ると い いま す 。 漢 字 にす ると 渡
り終えた」と いう意味です。川 の向う岸 に行
既 に川をわた
に関係があります。既済とは 「
え いた し ま す 。 既 済 と は 既 に済 ん だ と いう こ
と で す 。 済 の字 は シが つ いて いる と お り 、 川
が あ る の か、 と の質 問 が あ り ま し た ので お答
本欄末尾 のサイ ン- 既済ー にはどんな意味
ろな困難を乗り切 った安堵感 は、易が作 られ
な った ので す 。 現 代 に生 き る私 達 で も いろ い
の 一つを通過した、 やれ/ \と言う気持ち に
喜び は大きなも のがありました。 これで難所
で す か ら 川 を 渉 り 終 え て対 岸 に立 った と き の
その首を ぬらす。あやうし)人 々は無事
藺 (
流 さ れ て し ま う 人 も お り ま し た 。 濡 ニ其 首 一
終えてやれ/\ と思 った気持ちと安堵感におい
た こと、また現代 の人達が 一つの仕事を成 し
川を無事 にわたることが出来てやれ/ \と思 っ
出来 てやれノ\ と言う気 持は、先に述べた大
燃 え拡がろうとした火事 を無事 に消 す ことが
火 は水 にかな いま せん から 消 え てし ま いま す 。
が上 から押 え つけ て いると想 像 し てみ て下 さ い。
の卦となります。 卦 の印象 は水が上 にあ って
うo獸
た る、 渉 る にな り ま す 。 渡 る は 渡 船 の よ う に
た古 い時代 の中国 の人 々と同じ気持ちだと思
ん
きせ
いか
て共 通 し た も のが あ り ま す 。 これ を 既 済 感 と
左 右 す る ほ ど 重 要 な こと だ った ので す 。
大きな川を無事 に渉 ることは、人 々の運命を
と い \ます。易が作 られた紀元前 の古 い昔、
りも、も っと深 い意味があります。易は八卦
いう易 の卦名 の 一つで これは字面上 の説明よ
し た こと に は な り ま せ ん 。 既 済 は 水 火 既 済 と
いま す 。 が これ だ けで は 既 済 のす べ てを 説 明
字面上 の既済 の説明はこの程度でよ いと思
目 配 り を 忘 れ な いよ う に) と 注 意 し て いる の
之。 (
安堵ば か
患而橡防し
上 -既済。君子以思し
油断す るなと言 っているのです。象日水在ニ火
ことで す 。 一つの困 難 を 克 服 し た から と 言 って
告 し て いるのは、 やれ/ \ と 思 った そ のあ と の
だけでは占 いになりません。易 の既済 の卦で警
火が下にあります。燃 え上ろうとす る火を水
これを名付 けて既済 という六三番 目
物 を 使 って わ た る こと で す 。 渉 る は シ に歩 で
います。私が昨年 の四月号 から既済 のサイ ン
言 ってもよいでしょう。易は人間の事 即ち人事
算 木 の上 に示された象が水と火としま しょ
す か ら 、 水 の中 を 歩 いてわ た ると いう こと に
いう 一つの節目を無事 に越す ことが出来た自
を使 った のは、本誌創刊満五年六〇号発行と
を占 う ことを目的としますから、 その安堵感
るよ り ほ かあ り ま せ ん 。流 れ に足 を と ら れ て、
なります。易で 一つの決断を示すとき大川を
視 の意味もあ った のです。
中国大陸 には大きな川が沢山あります。中
と いわ れ る よ う に天 と 地 の間 にあ る 天
です。
地 の八 つの自
り し て いな いで 、 これ から が 大 切 。 気 配 り 、
セ
広
路
道
道 ! , 東円料
「 修 人
節送
刊
月 監 発 嗣翹 魯
6
セ 道 春日細銘
の
政 省
ナ 局
9
ミ 路 男 掛7
一
T E L 03 (3234)4310・4349
F A X 03 (3234)4471
一番町野田 ビル 5 階
に渉 れ るよう 神 意 を 問 い祈 った ことで し ょう 。
たいせん
わ た る によ ろ し (
利し渉 二大 川 こ と か、 大 川
五、四六四粁)
でも黄土高原を源とす る黄河 (
火 雷 (
地震) 風 水 山
(
既済)
ン夕 一
振込銀行 :富士銀行虎ノ門支店
口座番号 :普 通 預 金 7 7 1 3 0 3
口 座 名 :道 路 広 報 セ ンタ ー
東京都千代田区一番町lo番 6
円 (本体価格679円)
渉ニ大川 こ
をわたるによろしからず (
不し
利し
は、 荒 れ 河 と し て人 々 に恐 れ ら れ て お り ま し
8×8)を組み立
然現象を自乗 して六四卦 (
あ
んど
た。しかし この河 の流域で中国古代文明が発
ぐ
じ
を
も
ら
か
め
ふ
ん
し
もっ
い
を
お
い
あ
こ
れ
せ
く
て
う
れ
達 したのです から、氾濫を繰り返す荒れ河は
てま す 。 組 み立 て か た は 唯 竹 を 使 いま す が 、
沢
恵 みの河でもあ った のです。沈殿 の早 い黄土
4月号の特集テーマは 「各種道路の最近の動向」 の予定です。
「
道路 行政 セミ ナー」 一九九 五年 度 既刊号 目次
、
○魅力と活力あ ふれ る地域 づくり の推進
○平成 八年度 重点施策 に ついて
道路局道路環境課
道路局地方道課市町村道室
道路局国道課道路整備調整室
道路局道路総務課企画係
7年9月号(
第“号)
劉頁
7年9月号(
第“号)
"頁
7年9月号(
第“号)
お頁
7年9月号(
第“号)
u頁
7年9月号(
第“号)
3頁
.
浅
平成
八
年度踞
道路ね
ー
蛭
関逢
係 重点
施鰺
策ー
L
○ウ オーキ ング ・ト レイ ル事業 の創設
道路局道路環境課
7年9月号(
第“号)
“頁
(
肩書 は筆 跡時または座談会 実施時 のも のです)
○道路における情報化施策の推進
道路局企画課道路防災対策室
7年9月号(
第“号)
鵠頁
長
道路局道路環境課
7年9月号(
第“号)
幻頁
局
道路局企画課道路経済調査室
0月号(
7年1
第“号)
5頁
路
○第 6次特定交通安全施策等 整備事業 五箇年
計画 (
案 )に ついて
道路局道路総務課 佐 木
々
基
企
画
官
0月号(
7年1
第“号)
拗頁
○ シ ルク ロード に思う 日本 の道路
0ITSと道路交通管 理 ・運用
○妖精横断注意
○ 二 一世紀 の エネ ルギ ーと道路
武蔵野女子大学教授 岡
(
比 較 都 市 論)
政 治 評 論 家
慶應義塾大学
理工学部教授
㈱日刊自動車新聞社
常 務 ・編 集 局 長
明治学 院大学
国際学部講師
三宅
久之
川嶋 弘尚
栗 山 定幸
田中 紀夫
橋本鋼太郎
杉 山 武彦
藤川 寛之
7年0
第鋼号)
1頁
1月号(
7年9月号(
第“号)
1頁
7年8月号(
第節号)
1頁
7年7月号(
第“号)
3頁
7年7月号(
第“号)
1頁
7年6月号(
第鎚号)
1頁
7年5月号(
第鋭号)
1頁
○就 任挨拶
○遊牧国家 の草が危な い
道
の概算要求
昌司
○新法 の成立 にあた って
2月号(
7年1
第鱒号)
1頁
○平成八年度道路関係予算概算要求 の概要
道路局国道課
建 設 専 門 官 木村
一橋 大 学 教 授
並木
8年1月号(
第"号)
︼頁
○ 一般 国道関係予算 の概要
○国土 づくり の理念 と道路整備
橋本鋼太郎
8年3月号(
第“号)
1頁
平成 八年度道路 関係 予算
○交通需要 マネジ メ ント (
TDM)によ る道路
の有効活 用
○安全で安 心で き る国土 づくり のため の道路
整備 の推進
○良好な沿道環境 づくり のため の総合的施策
の推進
○年頭 のあ いさ つ
田村 喜 子
収
山田 篤司
7年6月号(
第邱号)
3頁
佐 々木 基
8年2月号(
第れ号)
u頁
0月号(
7年1
第“号)
即頁
0月号(
7年1
第“号)
鬚頁
○ ﹃
土木 の こころ﹄ に魅 せられ て
道路局国道 課
建 設 専 門 官
西岡 秀三
7年7月号(
第“号)
5頁
道路局有料道路課 吉崎
課 長 補 佐
山谷えり子
7年8月号(
第鋳号)
3頁
○有 料道路 関係 予算 の概要
国立環境研究所 地
球環境研究センター
博
②予算
道路局道路総務課
画
官
昌文
Q未 来 から みて今を作 る
㈱サンケイリビング
新聞社編集長
真鍋
7年齢月号(
第“号)
3頁
○平成 八年度道路 関係 予算 の概要
8年2月号(
第れ号)
笏頁
山田 篤司
昌司
道路局高速国道課 森
課 長 補 佐
9人が輝く道 づくり
イラスト・レー・
夕・︻
清子
1月号(
7年1
第鎚号)
1頁
道路局国道課
建 設 専 門 官 木村
修
Q歩道 は、文化空間/︲
㈱ N E X T
代 表 取 締 役 村岡
公夫
○ 一般 国道関係 予算 の概要
道路局国道課
建 設 専 門 官
道路 局地方 道 課
建 設 専 門 官 下保
U移動 と スト レス
道路局道路総務課長 倉林
8年l月号(
第夘号)
3頁
○地方道関係予算 の概要
U十七歳 の地図
道 路 局 路 政 課 長 峰久 幸義
8年2月号(
第れ号)
︼頁
孝
道路局道路交通管
理
課
長 塩島 高雄
道路局地方道課市町
村道室建設専門官 福井
Uつぼ の いしぶみ
下保
道路局有料道路課 吉崎
課 長 補 佐
道路局高速国道課 奥谷
課 長 補 佐
修
収
正
8年2月号(
第れ号)
“頁
5頁
第ね号)
8年2月号(
3
第ね号)
鍵頁
8年2月号(
○有料道路関係予算 の概要
道 路 局 地方 道 課
建 設 専 門 官
孝
○高速自動車国道関係 予算 の概要
○地方道関係予算 の概要
道路局地方道課市町
村道室建設専門官 福井
第れ号)
7頁
8年2月号(
第れ号)
5頁
8年2月号(
第ね号)
3頁
8年2月号(
第錐号)
第頁
7年2
1月号(
第れ号)
8年2月号(
菊頁
親
杉 山 雅洋
都 市 局 街 路 課 斎藤
街路 事 業 調整 官
○街路関係予算の概要
道路局有料道路課
道路局高速国道課
○今後 の有 料道路 制度 のあ り方 に ついての中
高速自動車国道 に ついて)
間答申 (
早 稲 田大 学教 授
平松 守彦
3頁
7年盟月号(
第鋤号)
9頁
8年2月号(
第ね号)
建 設 経 済 局
事業調査官室調整官 板倉信 一郎
9頁
7年2
第鞘号)
1月号(
大 分 県 知 事
○料金水準抑制 への対応策
○も っと知 られて良 い-こ んど の答申
○高速道路 の早期整備 への期待
○道路審議会 の中 間答申 を読 んで
○建設省 における地域 の連携 ・交流 への取組
み
富山県企画部計画課 向井 文雄
幹
主
副
[
国土軸 地 域連携等 -
○ 日本中央横断軸を はじめとす る地域連携軸
構想 と国 土開発
7年蟷月号露 号髭 頁
会
三遠南信地域づくり
員
7年4月号(
第鋭号)ー頁
口絵
7年4月号(
第錠号)
粥頁
8年2月号(
第ね号)
加頁
7年乾月号第等 )
競 艇 皸 黍嶋 久好
麟曜 ト
委
議鯛割 竹内
纖鰓論
鳥 取 県企 画部 長
志二
野 幸︲
功
国土庁計画 ・調整局計画課
轢
舩
薇
酬
縦
縞
謳
驚
繃
功
o三遠南信地域 の新 し 還 づくりと地域 づく
o新 し い国土 づ-りをリ ードす る西 日本中央
連携軸 の形成 に向 け て
1世紀 の国土 のグ ラ ンド デザ イ ン ^
新し い
○2
全国統合 開発計画 の基本 的な考 え方 の概要﹀
阪神 ・淡路大震災
グ ラビ ア)
○阪神 ・淡路大震災 (
鷲“
災によ る阪神崗速道路 の交
0阪神"・淡路大“
通規制と開通状況 に ついて
観纜
蝋銀*
野網 孝之
神
柳
弘夫
格昭
第の号)
n頁
8年1月号(
8年1月号(
第知号)
5頁
第錠号)
船頁
7年4月号(
7年4月号(
第錠号)
7頁
0阪神 淡路大震災‘‘る高速自動車国道等
鶏
鯰
鉢
烟
訓
訓
幅翻鷺
山下 良男
第亢号)
胆頁
8年1月号(
一
阪神 淡 路大震災から一生
調
道路局企画課
道 路 防災 対策室
小河 保之
の被災と復 旧 に ついて
○阪神 ・淡路大震災 と道路 防災 対策
近 畿 地方 建 設局
道路部道路管理課長
岡田
0阪神 ・淡路大震災と本州 四国連絡道路
○直轄国道 におけ る復 旧工事
兵庫 県土木部
参事兼道路建設課長
淳
兵庫県土木部
参事兼道路補修課長
JH臼本道路公団保
全交通部保全第二課
課 長 代 理
第"号)
即頁
8年1月号(
○兵庫県及び市 町管 理道路 の復 旧と復 興 に つ
いて
OJ H日本道路公団 の震災復 旧状況と今後 の
震災対策 に ついて
首都高速道路公団保
全施設部保全技術課
総頁
8年1月号(
第"号)
虹頁
第"号)
8年1月号(
5頁
8年1月号^
第"号)
2
○首都高速道路 の耐震性向上対策
阪神高速道路公団
計画部計画第 一課 雪本 雄彦
裏史
章
第"号)
儀頁
8年1月号(
道路局路政課
7年5月号(
第鉱号)
9頁
3頁
7年5月号(
第硴号)
第"号)
姫頁
8年1月号(
道路局路 政課
7年5月号(
第鎚号)
第頁
久川憲 四郎
奈良県土木部
道 路 維 持 課 長 津本 恒和
7年5月号(
第鉈号)
総頁
趨
湯
鰯
“
教
聰
噸
鰡
噸
翻
節日本道路交通情報センター
阪神高速道路公団 仲
工務部工務第 一課
≦
;雄
明﹃
石 達
○阪神高速道路 公団 の震災復 旧
○兵庫県南部地震 の明石海峡大橋 への影響 と
そ の後
○阪神 ・淡路大震災時 の道路交通情報活動
○阪神 ・淡路大震災 と道路管 理 システ ム
同鬮圓皿
○大和 ・万葉 におけ る電線 類 の地中化 に つい
て
福島 県土木部
道 路 維 持 課 長 高野 佳久
○電線共同溝 の整備等 に関す る特別措置法 の
制定 に ついて
=福島県
7年5月号(
第秘号)
如頁
条解説
○電線共同溝 の整備等 に関す る特別措置法逐
○電線共同溝 の整備 に係 る地方 から の期待
潤
第“号)
綿頁
7年7月号(
横 浜 市 道 路 局 木村
道路 部 管 理課 長
道 路 法令 研 究 会
情報化 への対応
○横浜市 の道路 における電線類地中化 と高度
○電線共同溝 の整備等 に関す る特 別措置法施
行令等 に ついて
○電線共同溝 の整備等 に関す る特別措置法 の
施行 に ついて (
通達 )
日本道路公団保全交通部交通対策課
日本 道 路 公 団 企 画 部 企 画 課
道路局企画課道路経済調査室
7年8月号(
第邸号)
“頁
7年8月号(
第稀号)
蛇頁
7年8月号(
第鋭号)
5頁
7年8月号(
第範号)
髭頁
首都高速道路公団計画部
渋滞対策事業推進室
道 路 法令 研 究 会
8年3月号(
第“号)
3頁
○首都高速道路公団 の渋滞 対策
○交通需要 マネジ メ ント施策 によ る渋滞 対策
への取り組 み
道路局路政課
道 路 利 用 調 整室
8年3月号(
第残号)
9頁
道路 地下利用 の現状と展望
○道路 の地下利用 に ついて
道路局道路環境課
情報 システム係長 荻原 直彦
7年8月号(
第$号)
卸頁
-渋滞スト レス解消作戦ー
○ 日本道路公団 の渋滞対策
○情報 ハイウ ェイ の整備推進
道路局道路交通管理課
○「
道 の日」 (
八月 一〇 日) に ついて
道路局道路総務課
7年7月号(
第“号)
劫頁
8年3月号(
第“号)
盤頁
道路局道路交通管理課訟務係
7年9月号(
第“号)
"頁
7年9月号(
第“号)
姫頁
7年9月号(
第“号)
“頁
7年9月号(
第“号)
口絵
7年8月号(
第鐙号)
鍔頁
○平成 七年度 「
道 の日」 記念 道 の日ま つり鋸
グ ラビア)
(
○平成 七年度 「
道 の日」中央行事 に ついて
○平成 七年度 「
道路をまも る月間」行事
道路関係争皿
○国道 四三号訴訟最高裁判決及び西淀川訴訟
第 二次 ー第 四次)
(
第 一審判決 に ついて
1月号(
0頁
7年1
第鎚号)
5
7年m月号(
第“号)
靴頁
道路局道路交通管理課訟務係
2月号(
7年1
第鶏号)
鞘頁
麗
騎
攝
穰酪
漣
蝸
鱗 湯本 俊明
○最近言渡 された 二 つの行政事件 の判決 に つ
いて
道路局道路交通管理課訟務係
8年1月号(
第加号)
即頁
違法確認請求事件の判決内容
○滋賀県道大津信楽線土砂崩壊損害賠償請求
事件の控訴審判決について
道路局道路交通管理課訟務係
8年3月号(
第“号)
乾頁
○平成六年度 の道路関係 の判例紹介 (
その ご
決 に ついて
○滋賀県道大津信楽線土砂崩落事件控訴審判
道路局道路交通管理課訟務係
○都道上 には み出 した自動 販売機設置 に係 る
道路局道路総務課
道路局道路交通管理課
7年6月号(
第鎚号)
5頁
○平成 七年度 「
道路 をまも る月間」推進標語
道路局道路環境課環境調査係
7年6月号(
第錨号)
祖頁
8年3月号(
第“号)
“頁
8年3月号第“呂 頁
○道路交通情報通信 システ ム (
VICS) の
実 用化 に向 け て
宜文
誠
8年3月号(
聡頁
第複号)
中川
道路局国道 課
方
0共同溝 の整備
関
道路局道路環境課
東地 建設局墾夙
鯉ェ
讓鱗逼
○地下空 間を活 用した駐車場整備
建設経済局調整課 鎌倉
○地下埋設工事 に伴う諸問題
地下空間 の有 効活 用を安全、安心なも のに
○大深度 地下利 用 の検 討 に ついて
○道路 環境施策 を めぐ って
道路局道路交通管理課訟務係
7年6月号(
第鎚号)
卸頁
環境と道路の調和一
○道路環境訴 訟 の判例 の紹介
関東地方建設局道路
部道路計画第 一課
7年7月号(
第“号)
7頁
0月号(
7年1
第“号)
“頁
7年6月号(
第鎚号)
蛇頁
7年6月号(
第“号)
第頁
0外 かん のグリ ー ンベ ルト
富一
大阪市建設局土木部
交通安全施設課長 原
誠
○商業 ・業務地 におけ る沿道環境 と歩道整備
に ついて
祢屋
○ 一般国道 瑯号鬼首 道路 エコロード に ついて
道路局道路環境課
建 設 専 門 官
東北地方建設局道路
部道路計画第 一課
向
○建設省等 における沿道環境施策 の最近 の動
一
大都市圏の道路 「
環状と放射二
中川 雅之
7年7月号(
第餌号)
露頁
繃路魂 稲 熱
関東地方建設局道路部計画調整課
7年7月号(
第“号)
れ頁
○ スウ ェーデ ンにおけ る環状道路整備 と ロー
ドプ ライ シング の導 入状況 の報 告
○首都圏 における環状道路 の整備
中部地方建設局道路
部道路計画第二課
7年7月号(
第“号)
“頁
備
○名古 屋圏 におけ る環状道路 と放射道路 の整
近畿地方建設局道路
部道路計画第二課
○京 阪神地域を中 心とす る道路整備 に ついて
局局局局局局局局局局課
冬期 の道路管 理
0冬期 の安全な道路交通確保
趨鰡晦火
事細録
防災第 二係長
翔
翻
道
籍
強潴駕譲
登
藤間 秀之
7年u月曼 第“号滋 頁
7年n自愛 第邱号露 頁
1月号(
7年1
第邸号)
8頁
7年u月口
友第鉈号)
3頁
0冬期路 面管 理 の充実 に向 けて
評
蹠詠塾筋競鍬
賜 菅原 道治
第邸号)
7年n月号(
第頁
前佛 和秀
0冬期 の道路交通対策 に ついて
北陸地方建設局道路部道路管理課
7年1
1月号第 鯛号酒 頁
日本 道路 公 団 像
全交通部保全第 一課
課 長 代 理
○冬期 の道路管 理 ・北陸 の現場特性
鵜 取掬 訝木鸚 丸岡 耕平
1月号(
7年1
第鎚号)
鋭頁
○高速道路 の雪氷 対策
0冬期 の道路管 理 に ついて
道路局道路交通管理課訟務係
②道路管理事務担当者便り
○ 一般 国道 四六号 「
仙岩道路」 と仙岩ト ンネ
ル防災 訓練
0道路管 理 におけ る住 民参加 に ついて
0道路環境問題を中 心 に
o痛 児島県道路情報総合,さま だ っい
0現場 における道路管 理 の -端
7年u月号(
第鎚号)
製頁
2月号(
7年1
第醇号)
頴頁
昌虚
横
石原
第"号)
8年1月号(
醇頁
8年2月曼 第れ呈 鰓頁
勝又 正秀
東北地方建設局道路部路政課
囃
せ
婉
み
螂
嗣棚
認
爛
粃,豚
繊鰊蹴筋醸緘騙
鹿児島県土木部道路維持課
0道路 局 の組織編成 に ついて
道路局高速国道課
鰯
磧蠣鰊蝋趨
鬆
繭覊[癈椚
傷
ゞ
鰡憲
艶頁
7年6月号(
第“号)
7年6月号(
第邸号)
姫頁
島村 喜 一 7年4月号(
第撃 涌 頁
大 野 和也
第鈴号)
錐頁
7年6月号(
8年3月号(
聽後 号)
卿頁
0適 の駅」 に ついて
日本高速通信株式会社
誠
○開 かれた SA ・PA
土砂災害防止実行委員会
第“号)
娚頁
7年7月号(
難
襲
鱒
鰔
麗
遂
麟
繊
蝋上
田
○ 日本高速通信株 式会社 の全国 エリ ア展開 に
に ついて
○土砂災害防止月間
道 路 局道 路 交 通
管 理課企画係
7年8月号(
第稀号)
鱒頁
○平成五年度道路交通管 理統計 に ついて
道路 局国道課
7年8月号(
第範号)
“頁
そ の4)
○特殊車両 の通行許 可制度 に ついて (
籟路晦 が政憲
道路 法令 研 究会
O PHS無線基 地局 の道路占 用 の取扱 いに つ
いて
○道路標識、区画線 及び道路標示 に関す る命
令 の改正 に ついて
道 路 法令 研 究 会
矢島
⋮
鰯繊維購
皆
(
買
蛔洌醒悪 金子 清
○道路標識、区画線及び道路 標示 に関す る命
令 の改正 に ついて
に ついて
-取得は
対策⋮
0公共團用地等 の先行"
7年4月号菊 鎚号滋 頁
7年n月号(
第邸号)
“頁
7年溜月号(
第鋤号)
即頁
o九州縦貫自動車道 人吉え びの間の開通
青森 から鹿児島 ・宮 崎が高速道路で直結
○第 二回ITS世界会議 鉱横浜 の開催報告
防 災 第 一係 長
漣禮端濃輻憲
日本道路 公団
難破諦虻絲儲椴
道路局企画課
兼澤 秀和
第鰯 )
贅
7年め月号(
-郎⋮
7年m月曼 第g 幼頁
土屋
ロ絵
第“号)
8年3月号(
第加号)
邱頁
8年1月号(
沓掛 敏夫
7年4月号(
第錠号)
"頁
○三一
箇所 の 「
歴史国道」 の紹介
道路局道路総務課企画係
7年9月号(
第稀号)
鋳頁
中谷
○冬期 の道路管 理 に関す る裁判例
○平成 七年 国 土建設 の現況 (
建設白書)の概要
(
そ の1)
道路局道路総務課企画係
7年n月号(
第鎚号)“頁
建設白書 )の概要
○平成 七年 国土建設 の現況 (
そ の2)
(
7年4月号(
第鋭号)
“頁
第"詫 頁
7年# 号(
道路局道路交通管理課技術係
道路局路政課道路利用調整室
靖
o穰 法施行令の ︲部を改正する政令につい
8年2月号(
第れ号)
即頁
斂w
7年4月号{
第錠号)
頁
纜触胸中蛔録
道路局路政課道路利用調整室
諮
纏
鬮
鰡
繃
鉛
圏
灘聯
線
林
醸
州幽
持企画課
0平成 七年度 越 路防災週間」 に ついて
○道路法施行令 の 一部を改正す る政令 の運 用
上 の留意事項 に ついて
の道路管 理 の実態報 告
及び)
道
管理概籍
要M
0本3
四囲=
連絡堀
道路 における⋮
州"
路情報提供施設 に ついて
○ 一般 国道 二二九号 豊浜ト ンネ ル崩落事故
グ ラビア)
(
○「
道路 に関す る世論 調査」(
総 理府) に ついて
「
道と文化」 シリーズ ・あ の道 この道
の「
道と文化」 イ ンタビ ュー
○ いつで も人と出会 う準備 があ れば道 はすぐ
で き る!
道路局道路総務課
雨宮
僻徊れハ
も汁承綬 刊脚ま砿硯
協枉齦鰍篇
菅野 光男
② シリ ーズ/あ の道 この道
○中山道を自然と歴史 と ロ マンの道 に
讓操
牀
趾
諦
離鰊
8年3月号(
第“号)
鮑頁
7年8月号(
窮裔呈 斜頁
○「
住 みよ いふるさと宮崎」 への道 づくリ
ー 神話街道 (一般国道 二 一八号)-・
○沖縄 の道 のう つり かわり
○東海道の脇住還姫街道
0時 を超 えた道 づくり へ
大久保道路﹀
秋田県土木部道路建設課
宮崎県土木部道路保全課
沖縄県土木建築部道路維持課
静岡県土木部道路維持課
四国地方建設局道路都路政課
7年7月号(
第“号)
"頁
7年6月号(
第“号)
"頁
7年6月号(
第鎚号)
篤頁
7年5月号(
第鉈号)
“頁
?年5月号(
第鏡号)
韓頁
7年4月号(
第鋭号)
“頁
恒夫^ 7年4月号(
第鋭号)
域“
頁
○会津 の道を訪ね て
羽後 のみち
7年8月号(
第琉号)
“頁
0秋 田 のみち
富山県土木部道路課
7年u月号(
第鎚号)
頁
“一
0月号(
7年1
第“号)
篤頁
0月号(
7年1
第鋼号)
騎頁
7年9月号(
第“号)雛頁
○北陸道 ﹃
倶利伽羅峠﹄を訪ね て
正昭
7年8月号(
第篤号)
“頁
鎌田
大阪府上木部道路課
醗糊鰊鉱鮴郎
○大 阪旧街道 めぐり
○三 頭 越
東京都建設局道路管理部路放課
○統計資料 の指標 から みる、浜 田自動車道建 設 島根県土木部道路整備課
のイ ンパクト に ついての 一考察
島根県土木部道路建設課
○東京道路案内
英雄
1月号(
7年1
第邸号)
“頁
東
愛媛県土木部道路局道路維持課
7年2
第御号)
④頁
1月号(
鰯
絢
霜
綱
鰓
鰤
執
稲
靜
○伊予 の道事古 道 から の旅立ち-・
山臼県土木建築部道路整備課
2月号(
7年1
第館号)
“頁
○洋上国道五八号
○歴史 が通 った防長路
長野県土木部道路建設課
8年2月号(
第ね号)邱頁
○信仰 の道 からオリ ンピ ックを迎え る道 へ
晃
8年1月号(
第夘号)
“頁
堀田
青森県土木部道路維持課
箙纐纈粃鮴跡
○ やすらぎ ・豊 かさ ・創造 ・輝く “
あ おもり“
の道
0鈴木山脈 の峠越 え
0「
筑 紫 の国」 いま む かし
鰤緋旧
凄
も鰍眺
友添 和彦
8年3月号第 “号湧 頁
Fly UP