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ふかうら学

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ふかうら学
包括ケアの更なる発展を目指して
ふ か う ら 学
9月5日、県全体の包括ケアシステムの底上げを図
ろうと、三村知事が当町を訪れ、町民文化ホールで町
保健師と意見交換を行いました。
包括ケアシステムとは、地域住民が生涯にわたり健
康で安心した生活を送るために、保健・医療・福祉の
【社会教育】ってなに? 【人づくり、町づくり】につながります。
各サービスを、一体的に提供するもの。町では、地域
包括ケアセンターが中心となって、健康づくり対策は
社会教育とは、学校(学校教育)以外の社会のいたるところで
行われる教育・学習のことです。 例えば、小学生「生きる力」育成研修会
「アドベンチャーキャンプ夏・秋編」
(教育課主催)
子供たちが現代の便利な日常生活から離れ、自然の中で
共同生活を行うことにより、自主性や協調性を養い、たく
ましく「生きる力」を身につけさせることを目的としています。
その他、深浦町文化祭(公民館)・歴史教室(資料館)・太宰治
講演会(文学館)・町民スポーツフェスティバル(教育課)など。
もちろん、医療機関、福祉施設等と連携を取りながら、
介護予防と生活支援にも力を注いでいます。
意見交換会では、県の包括ケアシステムについて説
明後、町の取組状況について情報提供。和やかな雰囲
気の中、三村知事は「保健師活動が包括ケアの基盤。
住民と直接対話する皆さんの今後の活動に期待します」
と保健師にエールを送りました。
健 康
万歩計
健康万歩計は、西北五医師会が、皆さんが
健康で元気に過ごすための必要な情報を提供
し、ドクターからのアドバイスを紹介するコ
ーナーです。
五十肩について
医学が進歩した現在では、五十肩の原因になる病気
に「五十肩」と呼ばれています。痛みのために腕を挙
がいくつも明らかにされてきました。なかでも多いの
げることが困難となり、夜間の痛みのために不眠に陥
が「腱板断裂」と「石灰性腱炎」です。「なかなか治ら
る。患者さんは、「シャンプーができない」「エプロン
ない五十肩」の場合に最も多いのが腱板断裂です。1
の紐が結べない」「服の脱ぎ着が困難だ」と訴えられ
年以上痛みが続いている人の4人に1人に実は腱板断
る。
裂が隠れています。
けん えん
江戸時代、世間一般に使われていた言葉を集めた用
上腕骨と肩甲骨との連結部を肩関節と呼び、その肩
語集「俚言集覧」に次のような記載があります。「凡
関節を包み込む4つの筋を総称して腱板と呼びます。
(およそ)、人五十歳ばかりの時、手腕、関節痛む事あ
腱板断裂発生には腱板そのものの加齢に伴う脆弱化が
り、程過ぎれば薬せずして癒ゆるものなり、俗にこれ
基盤にあり、挙上時に腱板が肩峰と上腕骨頭との間で
を五十腕とも五十肩ともいう。また、長命病という」
。
圧迫、摩擦を受けることで徐々に断裂していくものと
しかし、人生八十年の現在では全くおめでたい病気
考えられています。
ではありません。また、五十肩は自然に治るのでしょ
腱板断裂の多くは明らかな外傷がなく徐々に生じま
うか。半数の人は2年以上も痛みに苦しみます。した
すが、転倒して手を強く突いたり、肩を直接強くぶつ
がって「五十肩だから放置してよい」理由はひとつも
けたりして発生する場合もあります。腱板断裂が生じ
なく「五十肩だから原因をはっきりさせ、しっかり治
ると骨頭が上方へ移動し、肩峰下滑液包が強い圧迫を
療する」ことが大切といえます。
受けます。
一般的な治療法は、非ステロイド性抗炎症薬やトラ
肩峰下滑液包は痛みを感知する神経が豊富で、疼痛を
ンキライザー(不眠に対して)の内服、湿布薬の貼
引き起こす部位と考えられています。
付、ヒアルロン酸ナトリウムの肩関節内注入などであ
体のパーツが耐用年数を過ぎて起こる障害の代表が
り、運動療法も広く行われています。自宅でのアイロ
“四十腰”、“五十肩”です。しかし「もうポンコツな
ン体操(アイロン程度の重さの物を持って、振子運動
んだ」とクサることはありません。だって「四十、五
を繰り返す)も拘縮予防には効果的です。
十は鼻たれ小僧」。まだ前途遼遠なエイジなのだから。
げんしゅうらん
い
こうしゅく
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これもすべて社会教育です。文化祭を見に行くのも、美術館の絵を見に行くのも、すべて社会教育
(学習)を行っているのです。あなたも何か始めてみませんか。
深浦町には社会教育(学習)施設がいっぱいあります。次回から「歴史民俗資料館・美術館、文学館、
町民体育館・武道館」など社会教育・社会体育施設について紹介します。
「ラーメン食べるんだば違うべ!」それもある意味「食育」という教育です。これぞ「生きる力!」
ドクター 山内クリニック・院長
中高年の人たちが悩まされる肩の痛みは、広く一般
り
■ 広報ふかうら ■■■
ぜいじゃく
けん ぽう
けん ぽう か
かつ えき ほう
とう つう
りょうえん
[丸太を使った自作のイカダでレース]
「野菜づくり学習会」、
「漁法を親から子に伝授」これも社会教育?
今 月 の 山 内 誠 先生
けん ばん だん れつ
アドベンチャーキャンプ 13夏
2020年東京オリンピック・パラリンピック開催決定!
2020年東京オリンピック・パラリンピック開催が決定しました。
【招致の動機】 スポーツには、人々が元気や活力を持ち、子どもたちの健全な成長に寄与し、
人間の尊厳に基づく平和の実現に貢献する力がある。こうしたスポーツの力を信じ、その最
大の祭典であるオリンピック・パラリンピックを開催することこそが、今の東京そして日本
には必要である。そのための絶好の機会である2020年にオリンピック・パラリンピックを
東京で開催したい。
深浦町でも毎年「オリンピック」を開催!
深浦町でも毎年6月に「オリンピック」を開催し、多くの町民の方にご参加いただいています。
それは、
「町民スポーツフェステバル」
(小学校体育大会同時開催)です。
【開催の趣旨】 町民一人一人が生涯にわたり健やかで活力に満ちた生活ができるよう、町民
がスポーツに親しみ、運動や健康を意識させるための環境づくりに積極的に取組んでいます。
また、小学校体育大会と同時開催することにより、多くの参加者がスポーツを通じ地域住民
間相互の親睦や子どもから高齢者までの世代間交流を行うなうことができ明るく豊かな町民
生活の実現を目指します。
※来年は「深浦町のオリンピック」に参加してみませんか。
「秋の軽スポーツフェスティバル」を10月14日(月・祝)開催します。
(町民体育館)
子供から大人まで気軽にスポーツを楽しめるよう、チャンバラ・グランドゴルフなど簡単な
スポーツのイベントを実施します。ぜひ遊びに来てください。お待ちしています。
■■■ 広報ふかうら ■
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