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家庭用浄水器に関する JIS を制定
資料2 家庭用浄水器に関する JIS を制定 −更なる品質の向上と消費者の信頼確保に向けて− 平成27年7月21日 家庭用浄水器 として必要な品質(浄水能力、耐圧性能、耐久性能など)、各試験方法など を規定した JIS S3241(ミズヨイ)を制定しました。これにより、家庭用浄水器の更なる品質の向 上や消費者が正しく商品選択することが可能となり、消費者利益の確保が期待されます。 (※) ※ ろ材を用いて水道水中の溶存物質、濁りなどを減少させる機能をもつ水処理器具 1.規格制定の目的・背景 家庭用浄水器は、水道水が臭うなどの苦情が多発していたことを受け、1960年代か ら広く使用されるようになってきました。その後、生活環境の変化とともに水への志向も 変化したこと、また、世界的な飲用水の危機がけん(喧)伝され、浄水器への要求が多様 になってきたことから、家庭用浄水器の製品規格として必要な品質を定めた JIS を制定し ました。 2.主な規定内容 適用範囲、種類、浄水能力(対象物質は遊離残留塩素、濁り、揮発性有機化合物、かび 臭、溶解性鉛など13物質、その内、遊離残留塩素は必須です。 ) 、耐圧性能、逆流防止性 能、操作性能、耐久性能、各試験方法、表示事項などを規定しました。 (アンダーシンク形) (蛇口直結形) (据置形) (ポット・ピッチャー形) <JIS S3241 で規定している家庭用浄水器の種類> ただし、逆浸透膜浄水器、水栓一体形浄水器などは、JIS S3241 の対象外です。 【担当】 経済産業省 産業技術環境局 国際標準課(03-3501-9277、内線 3423∼3425) (課長)福田 泰和 (補佐)永田 邦博 (担当)山城 丈 経済産業省 商務情報政策局 日用品室 (室長)髙橋 政義 (補佐)山本 克己、関澤 和広