ハラスメント防止啓発パンフレット

ハラスメントのないキャンパスを
実現するために…
「ハラスメントをなくす」
という意識を高めましょう
基本的な心構え
◆お互いの人格を尊重し、認めあいましょう。
◆性別に関する固定観念をなくしましょう。
◆個 人の 価 値 観や 宗 教 的 な差 異を相 互に認めあいま
しょう。
◆ハラスメントの意味や被害を十 分 認 識し、適切に行
動するように努めましょう。
◆日常的にコミュニケーションによる相互 理 解を深め
ましょう。
ハラスメントを起こさないために…
言動に対する受け止め方は
個人によって違うことを認識しましょう
◆言動に対する受け止め方には、個人により差があり、
ハラスメントにあたるか 否かについては、相 手 の 判
断が重要になります。
◆これぐらいなら相手も許容するだろうという勝 手な
憶測や思い込みはやめましょう。
◆たとえ悪 意がなくても、あなたの言動を相手が拒否
したり、嫌 がったりしていることが 分かった 場 合に
は、同じ言動を繰り返さないようにしましょう。
◆あなたの言 動を不快、不当に思っているかについて
は、相手からいつも意 思表 示があるとは限らないこ
とを十分認識しましょう。
◆学内だけではなく、学外でのゼミのコンパや職 場の
飲み会などにおいても言動に注意しましょう。
ハラスメント対応に関す る Ｑ ＆ Ａ
ハラスメントを受けたと感じたらどうすれ
Ｑ ばよいですか？
Ａ 一人で抱え込まないでください。
◆自分を責めたり、一人で抱え込んだりせず、どのよう
なことでも勇気を出して相談してください。
◆信頼できる身近な人に相談することもひとつの方法
です。
◆ハラスメントを無視したり、受け流しているだけでは
状 況は改 善されません。嫌 なことは、相 手に対して
はっきりと拒否の意思を伝えることも必要です。
◆「いつ・どこで・誰から・どのようなことをされたのか」
など、なるべく記録を残しましょう。問題解決に役立
ちます。
ハラスメント被害を目撃したらどうすれば
Ｑ よいですか？
当事者間の個人的な問題として見過ごすの
Ａ はやめましょう。
◆不快な 場面や言 動を見たり聞いたりしたら、注 意し
ましょう。
ハラスメントのない
キャンパスを目指して
◆被害を受けた方からの相談に応じましょう。相談機
関へ相談する場合など、必要があれば証人になりま
しょう。
◆被害を受けた 方に相 談 機 関 へ 相 談することをすす
めましょう。本人が相談できないときは代わりに相
談機関へ連絡しましょう。
Ｑ 相談内容について秘密は守られますか？
Ａ 守ります。
◆ハラスメントの相談に関与した相談機関には職 務上
知り得た情報について守秘義務が課せられています。
Stop
Harassment!
◆相談 者および関 係 者の 個 人情 報の 保 護と秘 密厳 守
には特に留意します。
学校法人福岡大学
ハラスメント防止対策委員会
〒814-0180 福岡市城南区七隈八丁目 19 番 1 号
パンフレットの掲載内容に関する問合せ
人事部人材開発課 TEL 092-871-6631（内線 2152）
2016 年 5 月発行
学校法人福岡大学は、
ハラスメントのない快適な環境を作り出し、
維持することに努めます。
ハラスメントとは？
ハラスメント対応の流れ
教育、研究、医療、就労の場におけるハラスメントは、主に以下の
4つが類型として挙げられます。いずれかのハラスメントに典型
的に該当する場合もありますが、相互に複雑に絡みあいながら発
生することも多く、それぞれの境界は明確なものではありません
ので注意が必要です。
セクシュアル・ハラスメント
例えば…
◆個人的な性的欲求への服従を教育・研究上の指導や評
価に反映させることを示唆したり、現実に反映させたり
すること。
申出
相談機関等
（ハラスメント防止対策委員・ハラスメント相談員・学生課）
◆相手が嫌がっているにもかかわらず、何度も交際を求
めたり、つきまとったりすること。
相談機関等
仮の措置
１. 相談
1.ハラスメントの中止命令
申出の内容に応じて助
言 をしな がら、解 決 策
を探ります。
申出を受けた事案が
重 大 で、解 決 手 続 の
進 行中もハラスメン
トが継続しており、緊
急の救済が必要であ
ると委員長が判断し
た場合、委員長は学長
に対して仮にハラスメ
ントの中止を命 令す
るよう要請すること
ができます。
アカデミック・ハラスメント
ハラスメント防止対策委員
２. 通知
◆授業と関係のない活動への参加を学生に強要すること。
相談者に不利益が生じ
ないように配慮しつつ、
相手方に相談があった
ことを伝えます。
◆正当な理由なく、特定の学生に対して、学修の成果や
能力について不当に低い評価を行うこと。
◆学生の研究成果やアイディアを盗用すること。
例えば…
◆業務の指導や注意の範囲を超えて、人格を著しく傷つ
ける発言をすること。
◆一方的に過度に叱責したり、罵倒すること。
◆正当な理由なく、仕事を取り上げ、雑用だけをさせること。
◆日常的に私用を部下に言い付けたり、宴会への参加を
強要したりするなど、業務の範囲を超えるものを要求
すること。
その他のハラスメント
例えば…
◆お酒が飲めない人、弱い人にお酒を強要すること。
相談や通知で
解決しない場合
ハラスメント防止対策委員会
3. 意見の調整
4. 調停
5. 措置勧告
相 談 者と相 手
方 双 方 から意
見 の 提 出を求
め、双 方 に 助
言を与えます。
事 実関 係を調
査した 上で 双
方 が 解 決に向
けて合 意 が出
来るよう調 停
案 を 作 成しま
す。
事 実関 係を調
査した 上で 関
係 機 関に救 済
に向けた 適 切
な 措 置を実 施
する よう 勧 告
します。
◆上司を陥れるために、しめし合わせて仕事をしないこと。
◆相手の同意を得ることなく、インターネット上に他人の
写真や居場所を公開すること。
※SNS（ソーシャル・ネットワーキング・サービス）の
利用に際しては、たとえ悪意がなかったとしても、相
手を傷つけてしまうことやハラスメントに繋がることが
ありますので十分に注意しましょう。
◆「相 談」に限っては匿名による申出も可能です。ただし、
それ以外の解決方法を希望する場合は、匿名による申出
への対応はできません。
◆相談は、メール、電話、面談、手紙などで受け付けます。
①ハラスメント防止対策委員
◆「男のくせに」、「女のくせに」などの根拠のない性差別
発言をすること。
パワー・ハラスメント
◆所属する学部や部署にこだわらず、①∼③の相談機関を
含めてどの相談先にも自由に相談することができます。
相談者
◆同性愛や性同一性障害などの性的少数者をからかうな
どしていたずらに不快感を与えること。
例えば…（教員が）
◆学生の意に反する学修・研究計画、研究テーマを押し
つけること。
相談機関
な お、相 手 方 が 中止
命令に従わない場合
は、必 要 な 措 置 を 講
ずるよう学長に要請
することができます。
2.関係機関への命令
仮の中止命令のみで
は相談者の利益救
済が困難な場合、ま
たは事案の解決手続
が終結するまで待つ
ことでは相談者の利
益救済が妨げられる
場合、学長は相談者
の地位の変更等の措
置を講じるよう関係
機関に命令すること
ができます。
状態の改善、解決
※詳 細については、ハラスメント防止啓発ガイドライン（FUポータル掲載）をご参照
ください。
副学長
中 川 誠 士
人文学部教授
村 上 久美子
法学部准教授
石 川 友佳子
経済学部教授
井 手 豊 也
商学部准教授
篠 原 巨司馬
工学部教授
森 山 茂 章
薬学部准教授
山 内 淳 史
スポーツ科学部教授
築 山 泰 典
福岡大学病院助教
本 田 洋 子
福岡大学病院副看護部長
窪 山 矢 季
人事部長
四 俣 理 夫
HDセンター長（商学部教授）
永 星 浩 一
②ハラスメント相談員
人文学部講師
伊 藤 亜希子
理学部准教授
仁 部 芳 則
工学部助教
大 澤 恭 子
医学部看護学科准教授
岩 永 和 代
福岡大学筑紫病院副看護部長
山 口 美 和
附属大濠高等学校教諭
鬼 木 浩 子
附属若葉高等学校教諭
松 井 馨 代
③ハラスメント相談窓口
学生課
※2016年4月1日 現在
ハラスメント相談専用メールアドレス
[email protected]