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カイツブリは滋賀県の県の鳥で、琵琶湖を代表する水鳥(水辺にすむ鳥

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カイツブリは滋賀県の県の鳥で、琵琶湖を代表する水鳥(水辺にすむ鳥
へ
た
もの
やく
ほそなが
さかな
すいせいこんちゅう
カイツブリの食べ物は、約10cmまでの細長い魚やエビ、水生昆虫などで
くち
ちい
おお
さかな
はば
ひろ
さかな
た
まえ
び わ こ
す。口が小さいので大きい魚や幅の広い魚は食べられません。前から琵琶湖
し が けん
けん
とり
び わ こ
だいひょう
みずどり
みず べ
さかな
とり
カイツブリは滋賀県の県の鳥で、琵琶湖を代表する水鳥(水辺にすむ鳥)です。ところが
むかし
くら
かず
へ
べんきょう
び わ こ
し ぜん
へん か
た
もの
さいきん ふ
さかな
た
さかな
かし最近増えた魚のブラックバスやブルーギルが、これらの魚をたくさん食
こんかい
昔に比べると数が減ってしまいました。どうしてなんでしょうか。今回はカイツブリにつ
発行 平成14年6月
おも
にいた魚でモロコ、カワムツ、ハヤ、オイカワなどが主な食べ物でした。し
かんが
た
もの
へ
べるので、カイツブリの食べ物は減ってしまいました。
いて勉強をしながら琵琶湖の自然の変化を考えてみましょう。
つ
ひと
ふね
はら
ちか
うきす
たまご
あたた
ブラックバスを釣る人が船でヨシ原に近づくと、浮巣で卵を暖めていたカ
に ほん
たいりく
おんたい
おやどり
カイツブリは日本のほかオセアニア、アフリカ、ユーラシア大陸の温帯の
みず べ
とり
がつ
がつ
はら
みずくさ
つか
おやどり
水辺にすむ鳥です。たいてい4月から8月までに、ヨシ原などに水草を使っ
うき す
よ
す
みず
うえ
う
たまご
みずとり
かく
みず
つ
びと
イツブリの親鳥は、卵を水草などで隠して水にもぐります。釣り人がすぐほ
す
かえ
たまご
あたた
おや
かへ行くと親鳥は巣に帰って卵を暖めますが、そのままいるとこわがって親
す
どり
て「浮巣」と呼ばれる巣をつくります。水の上にプカプカ浮いている巣です。
す
ひ
き
たまご
し
鳥は巣にもどりません。冷え切った卵は死んでしまいます。またカラス、タ
しゃしん
とり
(写真2)
てき
おお
こども
の
こ
カなどの鳥も敵ですが、ブラックバスの大きいものは子供を飲み込んでしま
こ
こ
たまご
う
う
そこで3個から5個ぐらいの卵を産みます。こどもが産まれるとおんぶをし
そだ
うこともあるそうです。
しゃしん
て育てます。(写真1)
はね
ちい
と
にが て
と
み
羽が小さく飛ぶのは苦手で、あまり飛ぶのを見かけません。そのかわり「も
めいじん
あし
ゆび
べんそく
ひら
ぐり」の名人です。足の指が平たくふくれていて(弁足)、1∼2メートル
に
ふか
さかな
お
つか
ず
かく
の深さまで逃げる魚を追っかけて捕まえます。(図1)隠れるときもすばや
びょう
みず
みず
なか
く水にもぐり、30秒ぐらいは水の中にいられます。
ぼく
僕は、
みず
水かき
び
わ
こ
い ぜん
はら
ず
琵琶湖のまわりには、以前にはヨシ原がたくさんありました。(図2)
カイツブリくんは、
はら
ゆた
し ぜん
はる
さかな
たまご
う
たまご
ヨシ原には豊かな自然があります。春には魚が卵が産みにやってきて、卵か
弁足(べんそく)
こざかな
おお
はら
ちか
そだ
こざかな
らかえった小魚は大きくなるまでヨシ原の近くで育ちます。この小魚をエサ
みずどり
はら
ちか
せいかつ
にたくさんの水鳥がヨシ原の近くで生活をするのです。もちろんカイツブリ
うき す
だ
編集部
と
てき
み
まも
こ ども
う
そだ
へ
へ
げんいん
び わ
減ったのが、カイツブリの減った原因といわれています。カイツブリは琵琶
こ
かぎ
し ぜん
なか
い
すこ
くわ
かんが
湖の限られた自然の中でしか生きられないのです。もう少し詳しく考えてみ
ましょう。
より
ばしょ
カイツブリがエサを取ったり敵から身を守ったり子供を産み育てる場所が
せいかつ
ば
なか
はら
の浮巣や生活の場もこの中にたくさんありました。しかしヨシ原はいろいろ
げんいん
へ
な原因で減ってしまいました。
かわ
川や
るやかなつ い
ゆ
の
れ
シ原、流 す おや こ かんさ に行
近くのヨ
を観察
巣や親子
いけ
の
リ
ブ
ツ
池にカイ
せない
おや どり
っくりさ
び
を
鳥
だし、親かんさつ
こう。た
。
とお
察してね
観
ら
か
も
く
じんこう
ように遠
」とありま
藻
の
口
人
ぜんごう
l.6)で「
。
前号(voじんこう も
いでした
が
ち
ま
」の
人工の藻
したが「
ていせい
します。
訂正いた
はら なが
ちか
E-mail [email protected]
琵琶湖水鳥湿地センター
琵琶湖博物館
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