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ステッカーの考え方(案) 1 作成の目的 飲食店の受動喫煙防止対策が
ステッカーの考え方(案) 1 作成の目的 飲食店の受動喫煙防止対策が店頭に表示されることにより、利用者は、店 内の状況を予め知ることができ、結果として、受動喫煙の機会を避けること につながるため、その促進を図っていくことは重要である。 「飲食店の受動喫煙防止対策に関する実態調査」では、全面禁煙又は分煙 の対策を実施しているのは全体の約2割で、そのうち全面禁煙又は分煙の表 示をしているのは 57.6%、さらに、そのうち、店頭に表示しているのは 45.4% であった。 このため、都は、飲食店が利用しやすいステッカーを作成し、関係団体等 と連携・協力しながら、その店頭表示の普及促進を図っていく。 2 作成するステッカーの種類 都内の飲食店は、業種・業態、規模、利用状況等の点で多様であり、ラン チタイム禁煙など取り組みやすい対策から着手し、その対策を店頭に表示し てもらうことが現実的である。 このため、以下の4種類の区分により、ステッカーを作成する。 (1) 禁煙 全ての営業時間帯において、店内で喫煙できない店舗 (2) 完全分煙 煙が流れないように、喫煙室又は仕切り壁を設置するなど、喫煙席と禁 煙席を区分している店舗 (3) 喫煙席と禁煙席に分ける分煙 喫煙席と禁煙席とを分けているが、禁煙席にも煙が流れる店舗 (4) 時間分煙 ランチタイムなど特定の時間帯においては、店内で喫煙できない店舗 3 ステッカーのデザイン委託 飲食店の利用者にとってわかりやすく、事業者にとって利用しやすいステ ッカーとなるよう、デザインに関する提案を企画競争方式により選定する。 (1) 仕様の案 ① 種類 2(1)∼(4)の4種類のデザインを2案提案させる。 ※ 飲食店利用者に対して、取組への理解と協力を求める内容(日本語) を付けることとする。 ② サイズ A6版、A7版の2つのサイズで作成する。 (2) 選定にあたっての着眼点 ① マークがわかりやすく、関心をひくこと 利用者に、どのような受動喫煙防止対策を実施しているかがわかりや すく、受動喫煙防止に関心を高める。外国人にもわかりやすい。 ② ステッカーとして利用しやすいこと 事業者が貼りやすいと感じるデザインである。 ③ デザインにオリジナリティーがあること 4 ステッカーの配布等 (1) 配布 予算の範囲内で、都が作成して配布する(1回限定)。 (2) 配布方法 関係団体、区市町村等の協力を得て配布する。 なお、既にステッカーを作成、配布している区市や保健所の対策を補完す るものと位置づける。 (3) 都ホームページへのアップ ステッカーのデザインを都のホームページにアップし、随時、事業者等 が任意に印刷して利用できるようにする。