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都市環境形成の方針

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都市環境形成の方針
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2−7 都市環境形成の方針
2−7
都市環境形成の方針
(1) 基本方針
事業所や家庭からの排出熱による環境への影響や、出されるごみの処理、資源の再
利用のありかたなどを、身近な日常生活と地球環境との関係として広く認識するべき
時代が到来しています。
このため、環境への負荷を可能な限り小さくした循環型社会の構築に向けた取り組
みが必要です。
また、地球温暖化等の環境問題の構造変化に対応し、身近な暮らしの中で環境への
関心の高まりが進む中、環境意識をさらに高め、環境保全の促進を図る必要がありま
す。
さらに、環境との共生を図り、より良い環境を次世代に引き継ぐため、行政が市民・
企業とともに努力する必要があります。
そのため、地球レベルの環境負荷の低減、ごみの減量、省エネルギーや資源の循環
に配慮し、環境に関する教育の推進や学習機会の充実を図る等、市民、企業、行政が
それぞれの役割と責任のもと、環境保全に関する取り組みが進められるよう総合的な
施策を進めます。
そして、市民の日常生活や産業活動などにおける、環境と共生したまちづくり意識
と共通認識のもとに、自然と社会が調和した環境共生型の都市を目指します。
(2)都市環境形成の整備方針
鎌ケ谷市には、市街地を取り巻く農地等があり、市街地内においても生産緑地地区
や寺社林等があって、これらは、景観のみならず、水循環・気温の維持など、快適な
都市環境の維持・向上のための確保が必要です。
さらに、日照や景観に関する紛争や幹線道路等の通過交通による大気汚染、騒音等
の公害といった、解決の難しい問題も生じてくるものと思われます。
今後は、市民・企業等の協力を得て、美しい鎌ケ谷のまちづくりに関する共通認識
を創り上げ、一層魅力ある都市環境を形成していく必要があります。
このため、河川・水路を整備して市街地における浸水被害や水質汚濁の改善への対
応や快適な緑地環境としてうるおいを感じられる水辺空間の形成、上・下水道整備と
環境衛生の充実や交通公害対策により、良好な居住環境の形成と良質な住宅の確保を
推進します。
ア
①
市街地環境の改善
居住環境の改善
都市の発展を図る上で、良好な居住環境の形成と良質な住宅が確保される必要
があるため、市街地整備事業の促進やまちづくりのルール化による市民の自主的
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なまちづくりへの取り組み、そして民間活力を活用した土地の有効利用への支援
とともに、公営住宅の整備促進、適切な建築指導や宅地開発の規制・誘導等に努
めます。
②
うるおいある水辺空間の整備
河川・水路は、線状の水辺や一部では斜面緑地等の形態をしていることから、
景観的役割や散策等、市民生活の中で身近な自然的環境としても役立つと考えら
れます。
このため、その整備にあたっては、市街地における浸水被害や水質汚濁の改善
に対応するとともに、斜面緑地や谷津田等のみどりと調和した魅力ある水辺環境
の創出に努める等、うるおいのある水辺空間としての整備に努めます。
③
上・下水道整備の推進
上・下水道は快適な都市生活を送る上で欠くことのできない施設であり、上水
道については、良質で安定的な水の供給と未供給区域の解消を関係機関に要請し
ていくとともに、水の有効利用や市民の節水意識の高揚に努めます。
また、下水道については、生活環境の改善や河川等の水質保全を念頭に、幹線
整備や面整備との整合を図りながら効率的な公共下水道事業を推進します。
④
環境衛生の充実
快適で豊かな市民生活のためには、清潔な生活環境等を構築する必要があるた
め、市内の環境衛生の向上や都市公園的要素を持つ霊園等の確保に努めるととも
に、し尿処理について、現行収集方式の効率的運営を図りながら、完全処理体制
の強化に努めます。
また、下水道の未普及地区の各家庭、事業所への合併処理浄化槽の設置を促進
し、公共用水域の水質保全に努めます。
イ
市街地部における水循環の改善
市街地を取り巻く農地などの大規模緑地の確保、公園や公共公益施設の緑化及び
関係者の協力を得た民有地の緑化等により、快適な都市環境の形成とともに水循環
の改善を図ります。
また、市街地の整備においては、道路の透水性舗装や浸透桝の設置等により、河
川への雨水排水量の抑制と水循環の改善を図ります。
ウ
交通公害対策
自動車交通量の多い幹線道路の沿道環境対策として、環境に配慮し、自動車の交
通制御に関する方策について関係機関に働きかけるほか、植樹帯の設置や道路構造
の改善について要請していきます。
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