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土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律
40 「土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法 律」の円滑な実施について (国土交通省関係) 要望内容 土砂災害特別警戒区域における移転者に対する税財政上の支援措置 の拡充 (要 旨) 土砂災害警戒区域等は,平成 11 年 6 月 29 日の集中豪雨により甚大な被害 が発生したのを機に制定された「土砂災害警戒区域等における土砂災害防止 対策の推進に関する法律」に基づき,広島県において区域指定のための基礎 調査を行い,順次,指定されております。 同法の施行に当たっては,区域指定前に地元説明会及び広報紙等により住 民へ十分な周知を図るとともに,土砂災害による人的被害を回避するための 可能な限りの支援措置の実施により,着実な土砂災害防止対策を進めていき たいと考えております。 つきましては,同法の円滑な実施と土砂災害の防止を図るため,移転者に 対する税財政上の支援措置の拡充について,格別の御配慮をお願いいたしま す。 ‐90‐ (参 考) 1 「土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律(土 砂災害防止法)」制定等の経緯 ・平成11年 6月29日 広島市・呉市を中心に発生した集中豪雨により土石流・がけ 崩れ災害が多発し,甚大な被害が発生 ・平成12年 5月 8日 「土砂災害防止法」公布 ・平成13年 4月 1日 同法施行 ・平成13年 7月 9日 国土交通大臣が「土砂災害防止対策基本指針」を制定 ・平成17年 7月 1日 「土砂災害防止法」改正 ・平成18年 9月25日 国土交通大臣が「土砂災害防止対策基本指針」を変更 ・平成22年11月25日 「土砂災害防止法」改正 ・平成23年 4月28日 国土交通大臣が「土砂災害防止対策基本指針」を変更 ・平成23年 5月 1日 「土砂災害防止法」改正 2 土砂災害防止法の概要 ・土砂災害防止対策基本指針の制定 ・土砂災害防止のための対策に必要な基礎調査の実施 ・土砂災害警戒区域の指定及び警戒避難体制の整備 ・土砂災害特別警戒区域の指定及び住宅等の立地抑制等 3 取組状況 ・平成13年 4月 1日 土砂災害防止対策を所管する組織(都市防災担当)を設置 土砂災害警戒区域等の指定告示の状況(市域内) ・平成15年 3月31日 〔勝木(大毛寺),上河内(堂ヶ原)地区 13箇所〕 ・平成16年 2月26日 〔伴東,長楽寺地区 8箇所〕 ・平成16年 3月29日 〔上小深川(野登呂)地区 23箇所〕 ・平成16年 6月10日 〔上小深川(古野)地区 26箇所〕 ・平成16年 8月12日 〔勝木(上行森)地区 60箇所〕 ・平成17年 3月24日 〔大塚,上河内(魚切)地区 164箇所〕 ・平成18年 3月23日 〔伴地区 73箇所〕 ・平成18年12月25日 〔伴東,安西,彩が丘地区 105箇所〕 ・平成19年 3月26日 〔安,河内地区 173箇所〕 ・平成19年12月25日 〔安東,安西,伴東地区ほか 134箇所〕 ・平成20年 3月27日 〔伴,亀山,八幡地区 308箇所〕 ・平成21年10月19日 〔亀山南地区 71箇所〕 ・平成21年12月10日 〔五日市観音西地区 73箇所〕 ・平成22年 8月 2日 〔安北地区 73箇所〕 ・平成22年11月15日 〔可部地区 161箇所〕 ・平成23年 5月30日 〔安東,上安,五日市地区ほか 135箇所〕 ・平成23年11月10日 〔河内(白川)地区 48箇所〕 ・平成24年 5月17日 〔大町,園地区 109箇所〕 ・平成24年 7月30日 〔可部(東部)地区 31箇所〕 ・平成24年11月 5日 〔可部南地区 25箇所〕 ・平成25年 3月28日 〔長束西地区 64箇所〕 合計 1,877 箇所(なお,箇所数は土砂災害警戒区域を示す。) ‐91‐