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身のまわりの役割分担 (PDF形式, 158.71KB)
■ 身のまわりの役割分担 家族の中での自分の役割を考えてみよう かいご 家族の役割分担について考えてみよう 家事・介護・育児に 「男」 「女」 といった性別が必要でしょう か。 「おたがいに協力する」 「分担する」 「家族みんなでする」 みなさんには、学校生活の中でさまざまな役割や仕事が という考え方で行動すれば、みなさんにもできることが多く 「固定的性別役割分担」 という言葉があります。 これは、 あり、 それぞれの場で力を発揮していると思います。 では、家 あると思います。 「男は外で仕事をし、女は家で家事をするというように、性別 の中ではどうでしょうか。一度、考えてみて下さい。食事の準 によって役割を固定化してしまう」 という意味です。 現代社会では、今まで以上におたがいを理解し、協力し 備やかたづけ、洗たくやごみ出しなどを行っている人もいる 〈図1〉は、 「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである」 と ながら生活していくことが重要になってきます。みなさんも ことでしょう。 しかし、その一方で、 「中学生だから、勉強さえ いう考え方についてどう思うかを調査したものです。 これを 家族の一員として、 「自分のことは自分でする」 「自分の分担 していればよい。」 「 家のことは、まわりの大人がすればよ 見て、みなさんはどのように思いますか。 を決めて家族のために役割を果たす」 「夕食のかたづけは い。」 と思ったりしたことはないでしょうか。 〈図2〉は、家事に費やす時間を調査したものです。 これを みんなで協力する」 というように、 「男」 「女」 といった性別で 見て思ったことを話し合ってみましょう。 はなく、家族の中における 「自分」の役割を考え行動するこ とが大切です。 図1 「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである」 といった 考え方について (男女別) 0 20 昭和54年5月調査(8,239人) 40 60 80 40.8 31.8 7.1 100(%) 16.1 ねんれい 図2 男女、年齢階級別家事関連時間(平成18年、23年) 週全体 (時間) 5 4.3 4 平成14年7月調査(3,561人) 32.1 14.8 平成16年11月調査(3,502人) 12.7 32.5 平成19年8月調査(3,118人) 13.8 31.0 平成21年10月調査(3,240人) 10.6 6.1 27.0 27.4 5.9 28.7 3.2 30.7 3.6 31.3 20.0 3 21.5 23.4 平成18年 女 平成23年 女 平成18年 男 平成23年 男 2 23.8 1 平成21年 9.5 男性(1,510人) 11.9 賛成 27.8 32.0 4.0 34.0 どちらかといえば賛成 3.1 わからない 26.6 30.4 どちらかといえば反対 内閣府「男女共同参画社会に関する世論調査」等により作成 メモ 20.7 反対 0 10 15 20 25 30 35 40 45 14 歳 19 24 29 34 39 44 49 メモ 身のまわりの役割分担 50 55 60 65 70 75 80 54 59 64 69 74 79 84 かいご 注)家事関連時間…家事、介護・看護、育児及び買い物 85 歳以上 内訳 女性(1,730人)