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31〜40号
自立・共生・貢献 信頼 私らしく生きる 鴨居中だより or 横須賀市立鴨居中学校 平成25年(2013 年)8月27日(火) NO 31. 奇跡 ↑懸命の応援 ←ソフト部あと 一歩の惜敗 保護者の方と一緒に読みましょう 7月の県大会予選より 奇跡のバックホーム 阿 久 悠 (あく ゆう) 最後の最後 最も重要な場で こ の時 ここで しか出来ないことを きちっとやってのける選手に 敬意を表したい それは おそらく 突然の神がかり的美技ではなく 身体にも 心にも 頭にも 本能のように貯えられたものが 発揮されたことだと思う 選手交代の監督の決断 それに完璧に応えた選手 超美技 信頼とはたぶん 九百九十九回の退屈な練習が 千回目で開花することによって 生まれるものなのだろう 延長十 回 裏 松山商矢野右翼手 これで勝った それにしても 何という 素晴らしく 面白く 緊張する 決勝戦であったことか 古豪同士の対決の さすがと思わせる風格と そして 一 転 次々にくり出される劇的展開に ただ 感動し 血を熱くし 震えるほどであった 松山商・熊本工 この一戦は間違いなく歴史の中の 最も充実した試合にランクされる そればかりではなく 高校野球を再生した 記念碑的一戦だったともいえる ああ たっぷりとした 熱血感動小説であった 夏休みが終わりました。毎年熱戦を繰り広げている高校野球、今年は前橋育英高校(群馬県)が優勝した。少し残念だったのが、 ベスト4に残った東北2校。東北地区念願の優勝は、来年に持ち越しになってしまったことでした。 さて、先日テレビでも放映されたので知っている人もいると思いますが、作詞家の故・阿久悠さんが甲子園球児をテーマにし た多くの詩(甲子園の詩(うた))を残している。そのひとつが上の作品です。 1996年(第78回大会)の決勝戦は、松山商業(愛媛県)VS 熊本工業(熊本県)でした。野球が苦手な人は、あまりピンとこな いかもしれませんが、延長10回の裏、熊本工業は1死満塁のさよならのチャンスを得た。バッターは3番、初球を叩(たた)いた。 打球は外野へ一直線。ヒットならもちろんですが、外野フライのタッチアップでも1点が取れる。少なくとも熊本工業のベン チや応援団は勝ちを確信したと思う。 その奇跡を起こした選手は、松山商業の矢野選手(当時3年生)だった。彼はスターティングメンバーではなく、守備堅めの控 え選手だった。「決勝の大舞台。同点の延長10回裏、1死満塁で、監督から「矢野行け!」と言われたことを鮮明に覚えていま す」と語る。一目散(いちもくさん)に右翼(らいと)に走った。その直後に矢野選手のところにフライが飛んできた。勢いをつけて投 じた約75㍍のノーバウンド送球で、三塁走者を刺(さ)したそうです。 詩の中に「信頼(しんらい)とはたぶん 九百九十九回の退屈な練習が 千回目で開花することによって 生まれるもの なのだろう」とある。先生は、信頼を奇跡(きせき)と読み替えてもいいなと思いました。みなさんの部活動の練習を振り返って みて下さい。毎回、新しい特別な練習をしている…という部活の方が少ないと思います。むしろ毎回、基本的な同じ練習を繰り 返しているのではないでしょうか。 矢野選手が当時を振り返って、「ここまでやるのか…というくらい、日々の練習から追い込まれました」と語ります。 ピンチに監督から「矢野行け!」と言われる信頼の根拠は、「九百九十九回の退屈な練習」を矢野選手が、真剣に取り組ん でいた姿だったのでしょう。 大会の大小はあっても、君たちにも必ずこのような場面が巡ってくるはずです。一本のフリースロー・一本のフリーキック。 たった一回の演奏。たった一本のサーブ・パスが勝敗を左右する。そして信頼とは、顧問の先生との信頼だけを指しているので はありません。チームメイトとの信頼でもあるのです。どう日々の練習に取り組んでいるか…です。来年の夏を目指せ!! ←吹奏楽県大会 惜しくも 銀賞 1,2年生を 最後までリード した3年生たち 期末テスト(部活無し) 来週から期末テストが始まります。3年生は5教科ですが、1, 2年生は9教科。成績は、日常の授業への取り組み状況(提出物・ 参加姿勢・単元テスト等々)が中心ですが、定期テストが大きな資 料であることは間違いありません。 1年生にとっては、中学校での最初の評価が10月に出されま す。2年生は、学年末(3月)の成績が進路の資料となります。前 期と後期の総合が学年末ですから、その重要性は理解できると思 います。 さて3年生。前期の成績(中間テスト1回だけ)はすでに7月に出さ れています。従って、前期の終わりの通信表の成績は変わりませ ん。ですが…分かっていると思いますが、調査書(12月)の成績 は、ここからがさらに重要となってきます。 ましてや期末は5教科。後期に弾みをつける意味でも、勉強の 取り組みやすさでも重要です。是非頑張って下さい。 【連絡】 図書室を開放します。 家庭学習の場所として、 8月28日(水)・29日(木)・30日(金)の3日間、 15時~16時半までです。 学習支援ボランティアの方々も来て頂ける予定です。有効に活 用して下さい。 自立・共生・貢献 私らしく生きる 鴨居中だより そして挑戦し続けた吹奏楽部の県大会出場でしょう。昨年度は30人編成のバンドで東関 東に出場しましたが、今年は50人 編成のバンドでの県大会出場。課題 曲と自由曲の2曲を演奏しなければ ならいという難易度の高さ。何より も他の部活とは大きく違うのが、年 間1回の大会にすべてを込めるとい うことです。 横須賀市立鴨居中学校 大きなプレッシャーをはねのけて の結果だと思います。2年生は、確 かにバトンを受け取ってくれたので は無いでしょうか。 平成25年(2013 年)8月30日(金) NO 32. 保護者の方と一緒に読みましょう 一人の命を守ると言うことは… 今回の全校講話では、命を守る最前線で、ラ イフセーバー(命を救う者:※)として活躍して こられた本田先生のお話しを聞くことが出来ま した。 みなさんはどのような感想をもったでしょう。 さらに技術を高めるために、競技としてのラ イフセービングにも挑戦し、2006年全豪(オ ーストラリア)選手権(2kmビーチラン)で準 優勝。同年全日本選手権でも優勝された経験を お持ちです。 ↑県大会出場(芸術劇場にて) バドミントン部 も着実に結果を 残し始めてくれました。惜しくも、3位で県大会出場を 逃した男子団体ですが、確実な進歩でした。 全日本ジュニア地区予選 女子シングルス 優勝 阿部 女子ダブルス 3位 青木 科学部のロボコン班も頑張っていました。 残念ながら、県大会に出場することは出来ませんでし たが、特別賞を受賞してきました。 ↑県大会に出場した バドミントン部女子 技術賞 水上祥平・藤本空・田中海斗・小倉悠輔 チームワーク賞 長谷川瑞樹・髙橋凜・田邊春樹 通い合宿を行っていた陸上競技部。かなり厳しい練習 だったようですが、多くの保護者の方々から応援を頂い たと聞きます。その成果も大きく出た夏だったのではな いでしょうか 先生が一番心に残ったのは、「一人の命を守 ると言うことは、その周りの人たちの人生を も守ることになるんだ」 という言葉でした。 ↑ レスキューボードレース 2008 日本選手権優勝 本田t(矢印) 周りの人とは、家族や友達などです。 大切な人を亡くされた遺族の方たちが、「あの日から時間が止まってしまったようです」 とコメントされている場面を何度も見たことがあります。 ↑ブロック大会で団体3位に入賞 した男子チーム 県中総合 繋 が る ↑中総合から3大会連続個人優勝 の新栄・菊池ペア 泰平③ 第3位 (県大会出場) 800 M 山口 結己② 6位 四種競技 堀越龍太郎② 7位 100 M 青山 拓真③ 8位 110 MH 吉田 彩人② 6位 ↑ ↓ 鴨中生の躍動(夏編) 伊藤 陸上球技の部 女子総合7位入賞 連絡 ①9月2日放課後 図書室で学習会 15時~ ②9月5日英検・数検・漢検の申込〆切日です 横須賀地区大会 男子110Mハードル 命を守る最前線を離れ、先生という職業を選んだ本田先生。みなさんに伝えたい大きなことは、 まさに実体験から突き詰められた「命の大切さ」だと感 じました。 今年の夏も、3年生を中心に素晴らしい活躍を見せて くれた。圧巻は、ソフトテニス部の新栄・菊池ペアです。 最後の市民大会で優勝し、中総合から個人戦3大会連続 の優勝となった。それを支えたのは豊富な練習と精神的 な成長なのではないでしょうか。 晴菜 花奈・新井琉佳 200 M 福原 綾華③ 5位 900 M 川畑 里紗② 6位 100 MH 西田 早織① 6位 1500 M 宮崎 琴乃② 7位 4種競技 児島さくら① 8位 リレー共 福井彩乃③⇒福原綾華③⇒川上はるか① ⇒西田早織① 6位 リレー低 川畑里紗②⇒加山愛結①⇒佐藤まりん① ⇒宮崎琴乃② 8位 自立・共生・貢献 私らしく生きる 鴨居中だより 保護者の方へのお願い …熱中症予防 横須賀市立鴨居中学校 平成25年(2013 年)9月4日(木) NO 33. 保護者の方と一緒に読みましょう 明日から一気に駆け抜けるぞ 「いざ昇れ 天空向かい 疾風 (しっぷう) の如 く」 (ごと) 廣瀬 悠也 谷川 諒太 斉藤 篤郎 副団長 野上 綾香 益子 葵 久米 宗毅 団 長 谷口 雅弥 清藤 僚太 阿部 優菜 副団長 福原 綾華 星野 陸 水上 祥平 団 長 戸田のえる 西村 沙菜 佐藤 琳香 副団長 二本木裕奈 松田 紗季 青木 裕雅 第1学年 第2学年 3組 2・5組 1・4組 4組 2・5組 1・3組 第3学年 1・5組 2・4組 3組 作 戦 デ コ 押忍 団 (オス)の 精神を優先させよう です。まだどのカラーもすべての天 辺を制したことはありません。 さて、伝説となる最初の カラーはどこだろう!? それを作り出してくれる3年生の リーダー達は、夏休みから企画・運 営の準備を行っている。 今日の結団式がスタート。1,2 年生はどんなリーダーの姿を見ただ ろうか。 さて、まだまだ暑い日が続いています。少し 天気も心配な面もありますが、これから体育祭 の練習がスタートしたら、一番大切にしなければいけないことがカラー。まさに押忍の精神です。 苦しくても辛(つら)くてもじっと我慢し、優勝目指して最善を尽くしていく精神です。 先日テレビを観ていたら、川越高校の応援団の演技が出ていました。そこでは、 「応援団とは、 自分の全てをかけて、他者を応援する」というようなことを団長が言っていました。確かに、 高校野球の応援などを観ていると、本当に素晴らしい演技を見せ、選手を奮(ふる)い立たせてく れます。 さて鴨居中の応援のメインは応援合戦です。応援団を中心に自らのカラーを応援する…、自ら (最終) 水泳競技部 市内中学校新人スポーツ大会 50M自由形 種村 亜美 5位 県中総合横須賀ブロック予選大会 ○ 100M ○ 平泳ぎ 福田 瑛司 県標準記録を突破し、県大会出場 200M 背泳ぎ 天野 徹 第4位 千葉 皓太 第5位 400M 自由形 谷川 諒太 第4位 ○ ○ 卓球部 △ 長 応 援 援部門」 「デコ部門」 「大縄部門」 「行進部門」の5冠を制すること 夏の躍動 △ 新栄こころ 明日から毎日、体操服登校になります。全体練習は 学校指定の体操服となります。洗濯等も大変になると思いますが、 応援よろしくお願いいたします。 学年練習や5,6校時にあるカラー練習では、ワンポイント程 度の白のTシャツは許可しています。衛生面からも「タオル」「着 替え」の用意をさせて下さい。 健康面でも、まだまだ熱中症の心配があります。大きめの水筒(で きれば1㍑以上)は必ず用意させて下さい。予行練習や体育祭当日 は水筒を2本用意されても構いません。 また放課後の団活動の時に、水分が不足したときはスポーツド リンクの粉末を用意されても構いません。 ゴミは持ち帰るようご指導お願いいたします。 △ 8日後には、鴨中最大の行事「体育祭」の当日を迎える。まさに疾風の如く一気に駆け抜ける ことになる。一日の出遅れは、カラーの勝敗を左右する致命的なものとなるだろう。 1,2年生は、必死になって3年 生にしがみついていかなければなら 青軍 紅軍 黄軍 ない。そう受け継がれてきた体育祭。 カラー団 長 中村 光 萩原 涼太 ハント有沙 共通スローガンは「天辺(てっぺん)」 でしたね。 青山 拓真 福井 彩乃 十河 辰彦 カラー副団長 「競技部門」 「応 本当の天辺とは、 松元 琴音 が自らを奮い立たせる。そして、ひとりではできないが、互いに 支え合えば大きな力になることを証明するのです。明日から全力 で駆け抜けるぞ! 県中総合横須賀ブロック予選大会 男子団体 vs 初声中 1-3 ● 不審物を 見かけたら警察へ 公共機関でも、不審物を見かけたら…という看板がありますが、 不審物とは、施設などに日常と違う状態に置かれた物で、次のよ うなものをいうそうです。「管理、所有者の不明な物」「見慣れぬ 物」「その場にあることが不自然な物」です。 一番大切なことは、「触らない」ことです。 二番目は「保護者に知らせる」または「警 察に知らせる」です。 薬物(触ることによって被害が出る可能性の物もある)等も考え られます。 時々、公園等でライターを拾った…なんて話を聞き ます?が、これ以後はそのようなことも絶対にやめて下さい。拾 ったライターでいたずらをしていて、爆発・ケガといった報告も 聞きます。絶対に所持することはやめて下さい。 ↑県大会出場 水泳部 福田くん 自立・共生・貢献 私らしく生きる 鴨居中だより 横須賀市立鴨居中学校 平成25年(2013 年)9月10日(火) NO 34. 私はいろいろな学校からメッセージを集めて故郷に持ち帰り...私自身の経験を人々に話し ました。食糧も持って行きました。ほかのアスリートたちも同じことをしました。私達はい っしょになってスポーツ活動を準備し て、自信を取り戻すお手伝いをしました。 そのとき初めて、私はスポーツの真の力を目の当たりにしたのです。 新たな夢と笑顔を育む力。希望をもたらす力。人々を結びつける力。 200人を超えるアスリートたちが、日本そして世界から、被災地におよそ1,000回 も足を運びながら50,000人以上の子どもたちをインスパイア(※)しています。 保護者の方と一緒に読みましょう 2020年…あなたは何をしているでしょうか? 今から7年後…、中学1年生は20歳。中学2年生は21歳、そして、中学3年生は22歳。 オリンピック種目によっては、君たちの中からオリンピックアスリートが生まれてもおかしく ない未来なんだね。もちろん、選手として関わることができなくとも、運営スタッフ(ボランテ ィア)として関わることもできるだろう。 最終プレゼンターの太田雄貴選手(フェンシング)が、「日本の子どもたちに夢舞台を用意する ことが出来ました」とインタビューに答えておられました。 まさにその通りだと思います。 6年後にはプレ大会が開かれます。世界中から多くの方々が日本にやっています。それまでに 今、勉強している英語が話せたら…、また、英語でなくても、他の国の人たちと交流が出来たら 素晴らしいと思いませんか。 新たな夢と笑顔を育む力 希望をもたらす力 人々を結びつける力 もう一人、最終プレゼンター「佐藤 真海(まみ)【右の写真】」選手がおこなっていましたが、み なさんは観ましたか。プレゼンの大まかな内容を読んでみて下さい。 19歳の時に私の人生は一変しました。私は陸上選手 で、水泳もしていました。また、チアリーダーでもあり ました。そして、初めて足首に痛みを感じてからたった 数週間のうちに、骨肉種により足を失ってしまいました。 もちろん、それは過酷なことで、絶望の淵に沈みました。 でもそれは大学に戻り、陸上に取り組むまでのことで した。 私は目標を決め、それを越えることに喜びを感じ、新 しい自信が生まれました。そして何より、私にとって大 切なのは... 私が持っているものであって、 私が失った ものではないということを学びました。 私はアテネと 北京のパラリンピック大会に出場しました。スポーツの力に感動させられた私は、恵まれて いると感じ ました。2012年ロンドン大会も楽しみにしていました。 しかし、2011年3月11日、津波が私の故郷の町を襲いました。6日もの間、私は自 分の家族がまだ無事でいるかどうかわかりませんでした。そして家族を見つけ出したとき、 自分の個人的な幸せなど、国民の深い悲しみとは比べものにもなりませんでした。 私達が目にしたものは、かつて日本ではみられなかったオリンピックの価値が及ぼす力で す。そして、日本が目の当たりにしたのは、これらの貴重な価値...卓越、友情、尊敬...が、 言葉以上の大きな力をもつということです ※ インスパイア(inspire)…感化、啓発、鼓舞、または奮い立たせたり、ひらめきや刺激 を与えたりすること 彼女のプレゼンが、「東京オリンピック」の実現に大きく寄与したことは間違いありません。 そして、みなさんに彼女の言葉の重みを知ってほしいと思いました。 実は、先生が最初に佐藤 真海選手を知ったのは、今から10年前の新聞記事(裏面)でした。 そこにはインタビューで、「もうなにもかもいや。病院から逃げ出したい…と泣きながらお母 さんに電話した」と、右足の切断手術後を語っています。でも、「このままでは自分がダメにな ってしまう。何か打ち込めるものがほしい」と考え、水泳に陸上競技と挑戦しているという記事 でした。最後に、「若いからこそできることはたくさんある。何にでも挑戦したい」と締めくく られていました。 そして、再び現れた彼女は、東京オリンピック招致の最終プレゼンターとして、堂々と英語で スピーチをしていたのです。開催国になったことも嬉しかったのですが、それよりも、今でも 挑戦し続けていた佐藤選手を観ることができて本当に嬉しくなりました。 彼女はまさに、私はスポーツの真の力を自分自身の経験で知っていたのですね。 新たな夢と笑顔を育む力。希望をもたらす力。人々を結びつける力。 何か打ち込めるものがほしい と佐藤選手は10年前に言っていました。その通 りだと先生も思います。彼女に勇気を与えた「河合 さん(15歳で光を失った全盲の金メダリスト)」が言っていた、「夢から逃げ出すのはいつでも できる。けど、夢を追いかけるのは今しかない」という言葉です。 中学3年生は、少しずつ進路を考えていると思います。たんに「入れる(合格できる)学校ない かな~」と考えるのではなく、「○○高校に入学して、これを打ち込みたい。一生懸命に取り組 みたい」と思える高校を選択してほしいと願っています。 大縄飛びは、3年生が全校をリードする 職員室前の黒板に、「大縄を制す るカラーは競技を制する」と題して、 大縄跳びの全校の記録を書く場所があります。現在は3年4組が92回(連続72回)でトップを 走っています。それに3年5組の73回、3年3組の68回と続きます。この時期にこれだけの 記録を出せるのですから、夢の150回越えが達成できるのではないかと期待が膨らみます。ぜ ひ、新記録が更新されたら黒板に記録して、全校で切磋琢磨(せっさたくま)していきましょう。 自立・共生・貢献 体育祭プログラム 私らしく生きる 鴨居中だより Ⅰ 開 会 式 (行進スタート9:00) 一 二 三 四 五 六 七 八 九 十 横須賀市立鴨居中学校 平成25年(2013 年)9月13日(金) NO 35. 保護者の方と一緒に読みましょう 君たちの一生懸命は 見る者の 心を揺さぶる力を持っている 入場行進 開会の言葉 校旗掲揚・母校賛歌 学校長の言葉 PTA会長の言葉 生徒会長の言葉 審判長の言葉 優勝杯返還(赤軍 作戦団長) 選手宣誓(各カラー団長) スローガンコール(生徒会) 準備体操(文体委員会) Ⅱ 競 技 S G 本部 すべての練習が終わり、いよいよ明日の本番を残すのみとなりました。 入場行進…カラーの団結力が「行進賞」と 応援合戦は、アイデア・構成力はほぼ同じだと思っています。最後は団全体でやりきること して問われる重要な演技です。生徒会・団長 ができるかではないでしょうか。 を先頭に力強い入場をご覧ください。 では何をやりきるのか? ;黒矢印は生徒の動き それは声でしょう。またダンスなどの演技中時の笑顔でしょう。そして空手拍子の 突きの強さと腰の高さだったりするのだと思うのです。それをやりきることができるかが勝負 です。 2,100m走 さて競技は…接戦ですね。 (プログラム2,8,) 昨日の予行練習の大縄跳びの結果を紹 黄軍 紅軍 青軍 介しましょう。 結果は赤が1位。特に3年生が他のカ 2組 5組 1組 4組 3組 1年 ラーを圧倒しています。3年生の紅軍の 41 24 27 23 40 男子は、 「目指すのは優勝ではありません。 未踏の記録150回です」と言い切りま 1組 3組 4組 2組 5組 S G 2年 す。しかし、2年生が高いポテンシャル 33 58 51 45 50 を秘めている。2年3組が練習での全校 本部 新記録の100回に到達した。 3組 2組 4組 1組 5組 3組 ※ とにかくスピード勝負。ゴール付近が 64 92 89 62 71 その一生懸命さは、見る者の心を揺さ ベスト。応援に夢中になって、思わずコ ぶる力を間違いなく持っている。その力 ースに入ることの無いように!! 合計 284点 333点 317点 を見せるときです。 「行進」 「競技」 「大縄」 「応援」は、出し切ったカラーが必ず勝 ※単クラスについては、得点が2倍されてます。 ちます。感動を見せて下さい。 予定 9:30 12:00 12:45 種 目 1,エール交換 2,100m走 3,1000m走 4,台風の目 5,400mリレー 6,ムカデリレー 7,1年ミックスリレー 8,100m走 9,1500m走 10,一球入魂 11,3年ミックスリレー 昼 食 12,応援合戦 13,800mリレー 14,棒旗取り 15,2年ミックスリレー 16,我等跳人 18,一斉応援 19,カラー対抗リレー 学 年 全 員 1,2,3 男 1,2,3 女 1年全 3,2,1 女 2年全 1男女 1,2,3 女 1,2,3 男 1,2,3 男女 3男女 全員 3,2,1 男 3年全 2男女 全員 全員 1,2,3 選抜 Ⅲ 閉 会 式 保護者のみなさんへ 一人でも多くの保護者のみなさまに、(ビデオ)カメラを片手に応援に駆けつけてほしいと願っています。オリンピックの地元 開催の最大のメリットは、「多くの応援団が駆けつけることができる=選手(生徒)の気持ちが奮い立つ」です。ぜひ、保護者の みなさまと共に生徒の成長を感じたいと思います。また、敬老席も用意しております。 お願い1,お車・自転車等の乗り物での来校はご遠慮下さい。学校は校門を原則施錠します。来賓・学校関係者の方のみですので、 ご協力お願いいたします。 お願い2, 水筒を忘れずに!!スポーツドリンクの粉末での追加は可能です。 一 二 三 四 五 六 成績発表・表彰 学校長の言葉 生徒会長の言葉 講評 校旗降納 閉会の言葉 3,1000m走 (長距離) 6,ムカデ競争 (2年学年種目) 9,1500m走 (長距離) 14.棒旗取り(3年学年種目) S 2-3(黄) 2-1(黄) 2-4(紅) 2-5(青) 2-2(青) ○棒 ○棒 G(旗入れバケツ) SG △ △ △ △ G △ 本部 本部 ※1,2年生は同時スタートし、競技終了 後に3年生となります。生徒たちはトラ ックを5周走ります。 4,台風の目(1年学年種目) 1-2(黄) 1-5(黄) 1-1(紅) 1-4(紅) 1-3(青) 本部 ※ 班・学級の絆を深めるムカデ競争です。 コーンを回ってたすきを渡していきます。 まさにスピード勝負です。お楽しみくだ さい。 1年生と同様に、この学年種目の勝敗 が、全体の勝敗に大きく影響を与える競 技です。 短距離勝負です。撮影ポイントを間違 えないよう。正面からではお子さんを撮 影できない場合もあります。要注意! 最も得点が高く、クラスの絆が発揮さ れる競技です。それぞれのクラスの前に ある3つのコーン(台風の目)を回ります。 ぜひクラスの正面でベストショットを狙 ってください。 SG(奇数) ※ ※1,2年生は同時スタートし、競技終了 後に3年生となります。生徒たちはトラ ックを7周半走ります。天気が良いと、 厳しいレースになると予想されます。最後 まで懸命に走る生徒の応援をお願いします。 SG(奇数) 本部 ※ 同じリレーでも、男女混合のミックス リレー。1人100mずつを12名がバ トンをつなぎます。この種目には、例年、 先生方も出場。ただし、年齢等を考慮し て、20名以上でつなぎたいと思います。 2,3年のミックスリレーも同様のポ イントとなります。 あまりエキサイティングになりすぎないよう!!棒 を撮るか、バケツを撮るか?! 16,我等跳人 10,一球入魂 ○紅軍 ○黄軍 7,ミックスリレー (1年) (偶数) ※ 5.400mリレー (女子) (偶数) 本部 3 班 本部 3-3 2-3 1-5 ○青軍 3-2 2-4 1-4 3-5 2-5 1-1 3-1 2-2 1-3 PTA 本部 本部 ※ 生徒会種目です。今年はPTA・地域 の方々との種目にもなっています。競技時 間は2分間。女子の部と男子の部それぞれ 1回ずつ実施。 2回戦の合計で順位を決め、得点が配分 されます。頑張れ団長! ※ 間違いなく、この種目がすべての鍵を握っているでし ょう。現在職員室前の黒板に、連続最高記録が記入して あります。 今年の3分間の累積回数の優勝予想回数は、110回程 度ではないでしょうか。体力・クラスの人数から間違いな く3年生が有利でしょう。大縄を制する者 は、学年・カラーを制する! 12.応援合戦(午後) 黄 青 紅 演技時間7分間 18.カラー対抗リレー S 応援 場所 G 本部 8,100m走女子 体育祭の花形種目のひとつがリレー。偶 ※上記2,をご覧ください。 数走者の保護者は、左側のコーナーがベス ト。奇数走者は、バトンパスの緊張の瞬間 11.15 か、その直後がベストポジションでしょう。 ミックスリレー 出走は、3年→2年→1年の順です。 (3,2年) 男子は800mリレーでプログラム14です。 ※上記7,をご覧ください。 3-4 2-1 1-2 審査員 本部 ※ まさに、カラーの団結力を表現する鴨 居中体育祭のメインイベント!迫力・笑 い等々をお楽しみください。 本部 ※ カラーの最も速い選手が選抜され、競技最後を飾り ます。得点によっては、この種目で勝敗が決すると言 えます。男子1人200m(1週)で、1年→2年→ 3年へとバトンが受け継がれていきます。白熱した レースをお楽しみください。 自立・共生・貢献 筋書きのないドラマを観た 私らしく生きる 鴨居中だより 横須賀市立鴨居中学校 平成25年(2013 年)9月18日(水) NO 36. 保護者の方と一緒に読みましょう まさに「疾風 の如 く」駆け抜けた (しっぷう) (ごと) さぁ~14日(土)の雨を見て、「絶対にできる!」と信じていた人はどれだけいただろうか。 雨天のため、登校後もカラー別練習で、天候の回復を待った。しかし、時に激しく降り続く雨 に加え、これではたとえ雨が上がってもグラウンドが使えない…と、体育祭の延期を考えた人も 少なくなかったはずです。 実際、10時12分に雨が上がりましたが、グラウンドは水たま りばかりでした。そこから始まったのが、多くの保護者の方々によ るグラウンド整備です。方法は雑巾で水を吸い取りバケツに絞る… という地道な作業。手を真っ黒にしながら、途方もない作業が繰り 返される姿を見てほしかったし、見せたかった。 感謝 よく 協力 とか 団結 とか 絆 という美しい言葉がありますが、その 本当の姿を知るときは、苦しいときに初めて見えてくるものだと思っています。 そして、それに応(こた)えようと、懸命な姿を見せてくれた君たちの底知れぬパワー。 2時間半の遅れでスタートしたにも関わらず、あれだけスムーズに進行できたことは本当に素 晴らしい力をもっていると確信できた体育祭だった。 君たちは素晴らしい力をもっている! でも振り返ってみてください。もっとすごい行進ができたと思いませんか。もっとすごいラジ オ体操が演技として見せることができたと思いませんか。もっとすごい応援の声が出たと思いま せんか。あれが私たちのすべてでしょうか。 間違いなく、君たちはもっとできる力をもって いる。それは1,2年生に引き継がれていくのです。それが伝統なのです。 競技部門を制したのは 紅軍 黄軍…8点差に涙する この得点結果を見て、みなさんはどんな思いをもちましたか。青軍の得点は~、できるならもう 1点欲しかったなと思いますね。でも黄軍と紅軍の得点差はわずか8点。総合計が2,000 点以上もあるのにわずか8点。だけどあまりにも遠い8点となった。 最後のカラー対抗リレー(優 勝は紅)を2,3位と合計得点 大縄跳びの結果 で制した黄軍だったが、最後ま 黄軍 紅軍 青軍 で大縄跳びの結果が勝敗を分け 2組 5組 1組 4組 3組 たと言える。 1年 26 35 20 42 70 1組 3組 4組 2組 5組 2年 55 96 83 67 91 3組 2組 4組 1組 5組 3組 70 108 108 71 78 合計 352点 444点 447点 ※単クラスについては、得点が2倍されてます。 ハイレベルの戦いとなった 我等跳人(大縄跳び) 大縄跳びの全校表彰では、昨年度の113回には及ばなかった が、3年2組(紅)、3年4組(紅)が108回の同数で全校優勝を 飾った。それよりも特筆するべきことは、鴨居中の大縄跳びのレ ベルが昨年に比べるとはるかにレベルが上がっている!というこ とです。昨年度の全校2位が82回、3位は70回です。それに 比べたら驚異的(きょういてき)なレベルアップとなっている。 ↑美術部の作品 3年生もすごいが、2年生のレベルの高さは凄(すさ)まじい。 90回越えが2クラ スも現れるとは思っ てもいませんでした。 来年こそは、夢の 150回越えを観る ことができるのでは ないでしょうか ←閉会式で雄叫びを上げる各カラーの様子 デコレーションの部 最優秀賞 黄軍 ↑1年優勝 3組(青) ↑2年生で驚異的な記録を 出した3組(96回) ↑同じく2年5組(91回) 最優秀行進賞 ↑同じく2年4組(83回) 青軍 ←最優秀行進賞を受賞した青軍の行進。 先頭は、カラー団長の中村くん グラウンドに一歩足を踏み入れると、最初に 飛び込んでくるのが各カラーのデコレーション (黄軍団長…佐藤琳香さん/紅軍団長…西村沙 菜さん/青軍団長…戸田のえるさん)です。 体育祭前日から、会場の雰囲気を盛り上げて くれているデコですが、応援や競技と違って、 デコ団だけでの取り組みが中心です。でもその 取り組みは、とてもていねいな作業で、どのカ ラーの作品も素晴らしいものばかりです。 そんな中、今年は最優秀デコレーション賞に 黄軍の 「雷神 (らいじん) 」 が選ばれました。 来年度はどんな作品が、会場を盛り上げてくれ るのでしょうか。 ↑吹奏楽部の演奏での入場 2年生の中から、来年度の団長・副団長が選 ばれます。「こんなデコを作りたい!」「こんな カラーにしていきたい」「こんな応援をやりた い」と思える人がリーダーとして、鴨中体育祭 を受け継いでいって欲しいと願っています。 ※ 応援・競技については、次号に掲載させて 頂きます。 ↑3年4組 ↓3年2組 同数108回で 全校優勝 ↑校旗をもった生徒会役員 を先頭に入場 ↑紅軍 ↑黄軍カラー団長 ハント有沙さん 鳳凰 ↑紅軍カラー団長の萩原くん を先頭に入場 ↑青軍 翔 自立・共生・貢献 私らしく生きる 鴨居中だより 横須賀市立鴨居中学校 平成25年(2013 年)9月20日(金) NO 37. 保護者の方と一緒に読みましょう 我慢して 頑張った先に感動がある do my 主役は 君たち best. どんな時も最善を尽くすのです。今できる最善を尽くせ ば、結果を受け止めることはできるはずです。 応援合戦は、7分間のショータイム。そのわずか7 分間の中に、迫力・笑い・動きが構成され、カラーが ひとつになっていく。鍵を握るのは、応援団長を中心 とした一般応援団の動きだ。 どのカラーも、ダンス等を取り入れ、一般との一体 感を前面に出している。どれをとってもハイレベルな 戦いだったことは間違いありません。 地域の審査員の方々も、「中学生でも、ここまでで きるんだなぁ~」と感心していました。 左からハントさん・萩原くん・中村くん 体育祭はそのためにあるとも言えます。そして、「一人 ではできないけど仲間となら乗り越えることができる」と いう絆を実感して欲しいと願っているのです。 will さぁ~2年生は、どんな応援合戦を来年度つくりた いと思いましたか。 ↑選手宣誓のカラー団長 これは全員が必ず、経験する面接です。 I 青軍 もちろん3年生の中には、演技としての到達度は、 まだまだ高められる!と考えているはずです。 さて、それを2年生、1年生がどう受け継いでくれる かが重要となってきます。 体育祭でリーダーを務めた人は、誰もが感じただろう。 「(大縄跳びや応援合戦の練習で)上手(うま)くいかないと、 どうして気持ちがひとつにならないのだろう」と悩んだり しませんでしたか。 それでも諦(あきら)めずに、我慢して頑張った3年生のリ ーダーたち。だから感動もするし、悔しさに涙もするので す。3年生だけでなく、みなさん覚えておいて下さい。 次へのステップを踏むとき、どうしても知識量を問われ る場面(=入試・入社試験)があります。 でも先生は自信をもって言えます。社会に出たときに、 「諦めない強い意思」「我慢して努力できる力」が最も大 切だと。そして、「笑顔」「挨拶」「自分の考えをしっかり と相手を見て伝えられる」ことが問われます。 最優秀応援賞 ↑団旗でカラー団長を支える応援団長 左から齋藤くん・谷川くん・廣瀬くん 生徒会長が全校講話で話してくれたが、「主役は君 (生徒)たち」だ。当たり前だけど、時として見失って しまう。 だけど考えてくれ! 主役を輝かせるのは、最高の脇役(わきやく)と言われ ている。保護者も地域も、そして先生方も、君たちを 輝かせる最高の脇役でいたいと思っています。 来年度は60回の記念大会。新たな歴史を残してい くであろう。 ←↑最優秀応援賞の青軍の演技 3年生へ告ぐ。 卒業へ向けてひとつひとつ終わっていく。次は鴨中 祭での学級合唱を中心とした合唱コンクール。そこに 3年生の最後の意地を見せてほしい。 ←バトンを 受け継ぐよ うに次の学 年へ ↑ ←3年学年種目 「某旗取り」 ↑演出された結果発表 結果を見つめる紅軍の面々たち→ 各団の解団式 の様子→ 1,2年生の保護者・生徒もどうぞ! よこすか私学フェア 今年度から、鴨居中学校に私学の進路担当の先生をお招きしての説明会を実施いたしまし た。次年度も実施したいと考えています。今回のご案内は、3年生にはポスターも配られま すが、1,2年生には配布されないのでお知らせいたします。1年生の保護者の方も、お子 さんが中学校に入学し、高校進学が気になり始めてきた方は、気軽に参加してみて下さい。 申込等は一切不要です。3年生は、前期の成績をもっていくと良いでしょう。 来年はどんなドラマが 待っているだろうか (60回記念大会) 感動的な体育祭も終わり、日常の学校生活が戻ってきた。しかし、 前期が終わるという節目を迎える重要な時期でもある。 3年生の前期の成績はすでに出されているが、1,2年生はこれか ら前期の成果が出される。また、駅伝競走大会や鴨中祭への取り組 みもすでにスタートしている。合唱…、期待していますよ。 1,日 時 10月14日(月) 祝日 10:30~15:00 2,会 場 セントラルホテル 京急横須賀中央駅前 3,参加資格 生徒・保護者(学年問わず) 4,参加校 ① 鎌倉女子大学中等部・高等部 ⑭ 横須賀学院中学校・高等学校 ② 北鎌倉女子学園中学校・高等学校 ⑮ 横浜創学館高等学校 ③ 鵠沼高等学校 ⑯ 横浜隼人中学校・高等学校 ④ 秀英高等学校 ⑤ 湘南学院高等学校 【資料のみ提供】 ⑥ 湘南国際学院(広域通信制サポート校) ⑦ 清心女子高等学校 ㋐ 高木学園女子高等学校 ⑧ 聖和学院中学校・高等学校 ㋑ 鶴見大学附属中学校・高等学校 ⑨ 白鵬女子高等学校 ㋒ 桐蔭学園中学校・高等学校 ⑩ 法政大学女子高等学校 ㋓ 藤沢翔陵高等学校 ⑪ 三浦学苑高等学校 ㋔ 武相中学校・高等学校 ⑫ 緑ヶ丘女子中学校・高等学校 ㋕ 横浜中学校・高等学校 ⑬ 山手学院中学校・高等学校 ㋖ 横浜創英中学・高等学校 自立・共生・貢献 私らしく生きる 鴨居中だより 私たちは十分備えているだろうか 横須賀市立鴨居中学校 平成25年(2013 年)9月25日(水) 準備と集中力 NO 38. 私たちは本当に集中しているだろうか 保護者の方と一緒に読みましょう 下の新聞記事を読んでみてください。どんな感想をもちますか。前期も終わり、1,2年生も前期の学習に対する評価が示されます。特に、1年生 にとっては、初めての5段階評価・評定となります。生徒諸君は、保護者の方々が、中学校の評定は、いずれ進路の資料としても扱われることを知っ ています。そのため、「このままでいったら…」と考えて、不安になられる方も多いことも事実です。 従って、みなさんの家庭学習の姿勢・取り組み時間や、学校での授業に対する姿勢が問われてくるのです。そのときに、とかく被害を受けるのが「部活動」です。 「部活動をやっているから勉強ができないんだ」と言われ、時には部活動を辞める生徒までいると聞きます。 勉強と部活動…、もちろん、部活動は自分が好きなものを選んでいますから、勉強よりはるかに一生懸命取り組んでしまうのは分かります。学校だよりでも、何度かみな さんに伝えてきたのですが、私たちは部活動を通して何を学んでいるのでしょうか…という問いです。 ひとつのことに集中し懸命に努力し、優(すぐ)れた技術を取得(しゅとく)する。そして、運動部ならば、仲間や先生と苦難※(くなん)を乗り越えて掴(つか)んだ勝利という 目標を達成する喜びを知ること。 ※苦難 → 目標を決める。それを達成するために必要な練習(内容や量)やプレッシャー。時としては、仲間との関係もあるでしょう。 みなさんは…どう考えますか。でも、先生方はさらに広く考えています。なぜならば、多くの場合はその専門性(競技等)=職業とはならない場合が多いですから、「相手を 尊敬する気持ち」「礼儀作法」「協力することの大切さ」「地道に取り組むことの大切さ」等を学んで欲しいと強く願っています。ある意味、部活動を通して「人生」で 大切なことはすべて学ぶことができるとも言えます。 試合に勝つために、一生懸命練習する(=準備する)。それは学習(=予習)でも大切なことなのです。もちろん復習を大切にすることも重要です。みなさんの中には、 「授業は分かっているんだけど…、テストになると…」という人も少なくありません。 また、最も大切な集中力です。「これが欠けているんだ~」という人もいますね。でもこの力を身につけるには、長い時間とあらゆる場面での意識が必要なのです。 新聞記事にも書かれていますね。「そのときできることを一生懸命やるという心がけで磨きます」とあります。さぁ~前期も終わりますが、後期(授業・鴨中祭・駅伝 競走大会・定期テスト【2,3年生は実力テストが11月にあります】)に向けてしっかりと備えましょう。 試合観戦 先日、サッカーの試合を観戦していたら、対戦チームにも鴨中の生徒がいるのです。聞くところによると、サッカーの市民大会はクラブチームも出場できるそうです。 もちろん、鴨中を応援するのですが、なんと先制点を入れたのが鴨中3年の木村くんなんです。よく見ると、2年生の髙橋くんも相手チームとして頑張っているのです。 結果的には0-2で鴨中が惜敗したのですが、もしみんなが同じチームで頑張っていたらな~と思ってしまいました。これは野球でも言えるのですよね。残念です。でも、それぞれの場所 で頑張ってほしいなと思います。 ↑↓競り合う鴨中生 自立・共生・貢献 私らしく生きる 鴨居中だより 横須賀市立鴨居中学校 保護者の方と一緒に読みましょう 総合順位 5位 堅実な成長を遂げている陸上 競技部が、市内中学校新人大会 で学校対抗で総合順位を5位と した。決してエース的な存在が いるわけではないと思います。 ですが、一人ひとりが確実に力をつけてきていると感じます。特に今年の夏は、通い合宿で多く の保護者のみなさまからも応援を頂いていたと聞きます。 ↑ ↑800m優勝の山口くんと 3位の川畑さん 女子ソフトテニス部の伝統をどう引き継ぐか…、というプ レッシャーの中での新人戦だったのではないでしょうか。そ んな中の最初の新人戦でしたが、ベスト8に入賞し、2ペア (永澤・馬場ペア・丹生・野元ペア)が県大会出場権を得た。 対戦を見ている限り、優勝する力を秘めていると思います。 男子も山崎・髙岡ペアが、ベスト8で県大会出場権を得た。 団体戦に向けて、さらに頑張ってほしいと願っています。 平成25年(2013 年)10月2日(水) NO 39. 男子総合 6位 女子総合 4位 決勝進出者の結果 【男子】 100m 望月 丈太郎(2年) 7位 400m 榛澤 光 (2年) 7位 800m 山口 結己 (2年)優勝 1500m 太田 輝之 (2年) 8位 110mH 吉田 彩人 (2年) 6位 堀越 龍太郎(2年) 8位 4×100mR 山口結己⇒中川航哉⇒望月丈太郎 ⇒堀越龍太郎 準優勝 ソフトテニス部 県大会出場を決めるも… 【女子】 200m 加山 愛結 (1年) 7位 800m 川畑 里紗 (2年)3位 1500m 三浦 陽日 (1年) 8位 100mH 西田 早織 (1年)準優勝 4×100mR 佐藤まりん⇒川上はるか⇒加山愛結 ⇒西田 早織 第4位 走り高跳び 内藤 真有 (1年)準優勝 走り幅跳び 川上 はるか(1年) 6位 砲丸投げ 児島 さくら(1年) 7位 ハードルの西田さん→ 今回は、女子が総合4位に入賞したが、1年生の活躍を見るとさらに上位進出の夢が膨らんで きますね。総合得点では、3位の久里浜中との差もわずか8点です。これからもさらに一人ひと りが力をつけていけるといいですね。 ←↑ 準々決勝で惜敗し た丹生・野元ペア 同じく ↓永澤・馬場ペア 駅伝競走大会に向けて 横須賀市中学校駅伝競走大会が、男子が第64回、女子が 第30回をむかえる。今年も10月19日(土)に馬堀海岸通 りで開催される。 全校でのタイムトライアルで、下記のメンバーが選出され た。まさに鴨中のベストメンバーと言えますね。昨年度の記 録を更新できたらとも思いますが、最後まで襷(たすき)が 繋(つな)がることが一番です。応援することしかできませんが、 精一杯頑張って下さい。 男子メンバー 女子メンバー 大石 誠 (3-1 ) 竹下 日向(2-1) 青柳 璃虹(3-4) 十河 辰彦(3-3) 柳田 啓幸(2-3) 川畑 里紗(2-2) 阿部 大海(3-3) 岡島 広周(2-5) 宮崎 琴乃(2-2) 木村 圭佑(3-4) 石井 優也(1-1) 小濱 優花(2-5) 久松 龍介(3-4) 大野 龍人(1-2) 清野 希美(1-1) 志田 柊平(3-5) 岡島 光作(1-2) 深堀 朱里(1-1) 山口 結己(2-1) 柴崎 優作(1-2) 三浦 陽日(1-2) 太田 輝之(2-1) 久保田 新(1-4) 佐藤まりん(1-3) ↑同じく山崎・髙岡ペア 活動の場を大きく広げる吹奏楽部 先日の土曜日 に、鴨居小学校 のグラウンドで、 鴨居幼稚園の 園児たちが運動 会をやっていま した。 その昼食時間 帯に吹奏楽部が 飛び入り演奏。 そして、日曜日には、なんと「どけんまつり(ヴェルニー公園)」での演奏と…活動の場を大き く広げつつある吹奏楽部。これは、神奈川土建横須賀三浦支部主催のイベントだそうです。十河 先生も、ダンスで出演していたそうです。 さまざまなジャンルの人々に音楽を届ける。表彰状も優勝カップもありません。「ありがとう ございました」「素敵な音楽でした」という感謝の言葉だけを受け取ってくる吹奏楽部。 きっと心が育ち、音が成長していくのかな~と思います。頑張って下さい。 自立・共生・貢献 私らしく生きる 鴨居中だより 横須賀市立鴨居中学校 平成25年(2013 年)10月7日(月) NO 40. 保護者の方と一緒に読みましょう 鴨居中…これでいいのだろうか? 3年生は国語の授業で、『鴨居中学校への提案』に全員が取り組んでいます。資料には、「現在 の鴨居中学校で話題になっていることや、問題だと感じることの中から、宣言や提言として取り 上げたい課題を選びましょう」とある。 さて1,2年生は、現在の鴨居中学校で「これが課題だな~!」「これはみんなで注意した方 がいいな~!」と思うことは何でしょう。3年生のすごいところは、課題を解決するために、 「具 体的な方法」までも考え、話し合っていました。先生が見学したクラスではちょうど、 「ベル席」 について発表されていました。 先生が見ている限り3年生は、ほぼ100%ベル席は守られていますね。しかし、ほんの数人 のことを無視しないで、全体の課題だと考えていることは、意識が高いと言えるでしょう。 前期も今週で終わります。前期を振り返り、さらに鴨居中が成長していくために、みなさんに 考えてほしいと願っています。(別紙に記入できる用紙を作りました。全員の書いたものを読ませていただきま そしてもうひとつが、「10分間のチャレンジ学習」でしょう。わずか10分、されど積み重 なれば年間、約1750分のチャレンジ学習の時間が確保されています。早く終われば、自分の 課題の学習にあてることも可能でしょう。 基本的なひとつの単語、ひとつの計算…、その基礎がさらに積み上がる学習を支えるはずです。 みなさんが少しでも集中して前向きに取り組んでほしいと、チャレンジ学習での頑張りは、成 績にも入れています。でも一番は、地道な活動を大切にしてほしいと願って取り組んでいるひと つです。 心配なことがひとつあります。それは公共物 の扱いです。 鴨居中は他校に比べて、校舎が綺麗(歴史のわりに…) です。でもそれは、大変な努力で綺麗に保たれているこ とを全員に知ってほしい。 今年の猛暑の中、用務員さんが学校中の壁のペンキ塗 りをして下さいました。でも校舎を回っていると靴の痕(あと)が残っているのを見て悲しくなり ます。 また毎朝、用務員さんが、みなさんの安全のため校舎を回って下さっています。 壊れた場所があれば、黙々と直して下さっています。学校が古いから、壊れることがあっても 仕方がありません。でも、故意に壊された所を直すのは悲しいですし、やはり心配です。 心配!大丈夫ですか? さて、3年生の国語の真似(まね)ですが、全校生徒に考えてほしい。その目的は「誰もが安 心して、安全に過ごせる鴨居中にするため」です。 決して、暴力が怖くて、従わされるような学校にはなってほしくありませんよね。誰だって、 一部の人のわがままだけが通る学校になってほしくありませんよね。 でも、「今私が被害を受けていないから関係ない。黙っていよう」と思ってはいけません。あ なたが被害を受けたとき、周りが「関係ないや~」という雰囲気になってしまいます。校舎を綺 麗にするのも、みんなが住みやすい学校にするためにも、全員の力が必要なのです。 す。必要であれば直接会ってお話ししたいと思います。) 先生は気になることが1つ。心配なことが1つあります。 みなさんの中で、何か解決策があれば一緒に考えてほしいな~と思っています。 気になることは清掃です。各クラス・各分担場所ではそれぞれ、細かい分担(階 段なら、○~□までは誰といったようにです)がされているはずです。漠然と廊下を掃く・拭くとい った分担では、効率も悪いですし、責任も曖昧(あいまい)になってしまうためでもありますね。 そして、一番の目的である全員で取り組み、素早く綺麗(きれい)にするためでしょう。 それが清掃分担場所に「来ない人」「(理由を いろいろつけて)遅れてくる人」「作業をしない 人」がいると聞きます。 また、それが許されたままになっていると聞 きます。鴨居中学校は、「地道な活動をしっかり とできる人になってほしい」と願って、先生方 はみなさんに接しているはずです。体育祭の団員選出の時も話されていたと思います。「目立つ 所だけやって、毎日の地道な取り組みができない人は、リーダーにふさわしくない!」と…。 地道な活動を大切に でも1,2年生のリーダーの人たちも知ったはずです。華やかな体育祭の活動も、地道な練習 (活動)の上に成り立っていることを…。みんなと協力しなければ成し遂げられないことを知った はずです。 地道な活動の代表が「清掃」なのです。 検定試験の準備は大丈夫ですか さて10月は、検定試験ラッシュです。英語検定の10月11日(金)を皮切りに、漢字検定が 10月18日(金)。数学検定が10月25日(金)です。 職員室前の新聞書架に、検定関係の対策本があります。今回は、英語検定の「リスニング対策 (準2級~5級)」を充実させました。貸し出しはノートに記入してくれれば自由です。前回は大 変高い合格率でしたが、今回も頑張って下さい。 3年生は面接シートに記載するには、これが最後のチャンスとなります。 1,2年生には、1月以降にもすべての検定試験のチャンスがあるのですが、3年生には結果 が間に合いません。頑張って下さい。 【最後に連絡】 「えー」とか「や 2,3年生へ連絡です。11月18日(月)は、実力テスト(5教科)です。 だー」といった声が聞こえてきそうですが、自分の実力を知ることはとても重要ですよ。部活だ って練習試合で、今の自分の力ってものを知るのです。3年生は6月の結果と比較して、どれだ け自分が成長し、今後(入試までに)どれだけの成長の可能性があるかを知る重要なものです。ま た2年生は、今現在、神奈川県内でどれだけの力をもっているのかを知ることは、来年への大き なステップになると考えています。三者面談までには結果が返却されます。