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資料2-1 温室効果ガス排出量の削減目標 (PDF形式 1.5MB)資料2
資料2-1 温室効果ガス排出量の削減目標 1 目標設定の考え方 (1) 目標設定 計画の温室効果ガス排出量の削減目標は、目標年における温室効果ガス排出量 を定めるものです。 策定マニュアルでは、目標年を原則として長期目標では2050年とし、その通過 点である中期目標は2020~2030年のいずれかの年について温室効果ガス排出量の 目標を設定することが推奨されています。 (2) 長期目標(2050)年における目標値 長期目標値については、策定マニュアルでは長期目標は国の目標値「2050 年に 温室効果ガス排出量を現状から 60~80%削減」を踏まえて設定することが推奨さ れています。 (3) 中期目標(2020)年における目標値 中期目標値については、策定マニュアルでは、現状と長期目標値を結び、2020 年の通過点の値を「長期目標から定めた中期目標値」とし、対策導入及び国等によ る削減量を勘案し、中期目標値を定めることとなっております。 2 削減目標 (1) 計画の目標年、基準年 本計画の期間は 2012(平成 24)年から 2050(平成 62)年とし、目標年及び基準年、 削減目標について、以下のとおり設定します。 〇 目標年 :中期目標年 2020(平成 32)年 長期目標年 2050(平成 62)年 〇 基準年:2008(平成 20)年 (2) 計画の目標(案) 本計画の目標について、以下のとおり設定します。 〇中期目標 2020 年における市域の温室効果ガスの排出量を、2008 年比で 17%削減する。 〇長期目標 2050 年における市域の温室効果ガスの排出量を、2008 年比で 60%削減する。 1 表1 数値目標 計画期間 区分 基準年 中 目標年 2008 年 期 2020 年 長 期 2050 年 削減率 - 17% 60% 1462.8 705.0 (2008 年比) 総排出量目標 1762.4 (千 t-CO2) (実績) 図1 長期目標を基準(2008)年比 60%における削減モデル 2 (3)市での対策による削減効果 市での対策による削減効果は表2のとおりです。 表2 分野 部門 再生可能エネル ギーの利用促進 市での対策による削減効果 想定される主な対策 家庭 住宅用太陽光発電の導入促進 業務 非住宅用太陽光発電の導入促進 CO2削減量 (千t-CO2) 1.87 高効率冷暖房機器の導入促進 高効率給湯機器の導入促進 家庭 省エネ型家電製品の導入促進 18.99 計測、制御システムの導入による省エネの推 進 市民・事業者の活 動促進 住宅断熱化の推進 高効率冷暖房機器の導入促進 高効率給湯機器の導入促進 業務 計測、制御システムの導入による運用効率改 善の推進 13.41 建築物の断熱化の推進 地域環境の整備 及び改善 次世代自動車等推進エコカーの導入促進 運輸 自動車利用の低炭素化(エコドライブ、カーシェアリン グ)の推進 合計 9.92 44.19 3