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[なにを評価するか:観点] 道徳的心情 道徳的判断力 道徳的実践意欲 と
倶知安町立 倶知安小学校 道徳教育推進 研修資料 H26.11.4 評価について考えてみましょう まずは、「道徳」の「目標」から・・・ 「道徳的な心情、判断力、実践意欲と態度などの道徳性を養う。 」~学習指導要領 道徳的な心情、道徳的判断力、道徳的実践意欲と態度 + 道徳的習慣 これら道徳性の諸様相(という)が、目標の中に言葉として位置付いているので、言い換えればこ れらの諸様相がそのまま、「評価の観点」としてとらえることができます。 道徳的心情 道徳的判断力 道徳的実践意欲 と態度 道徳的価値の大 切さを感じ取り、 善を行うことをよ ろこび、悪を憎む 感情のこと。道徳 的行為への動機と して強く作用する。 それぞれの場 面において善悪 を判断する能力。 人間としてどの ように対処する ことが望まれる かを判断する力。 「意欲」は心情や 判断力を基盤とし 道徳的価値を実現 しようとする意思 の働き。「態度」は 心情、判断力、意 欲に裏付けられた 具体的な道徳的行 為への身構え。 道徳的習慣 長い間繰り返し て行われているう ちに習慣として身 につけられた望ま しい日常的行動の 在り方であり、そ の最も基本となる ものが基本的な生 活習慣と呼ばれて いる。 [なにを評価するか:観点] [どのように評価するのか:方法] ◇児童による自己評価(授業のふりかえりで) ① 主人公の行動についてどう思いましたか。 →道徳的心情へ ② 同じような場面に出会ったとき、あなた はどう行動すると思いますか。 →道徳的判断力へ ③ 主人公が大切にしなければいけないこと は何だと思いますか。→道徳的判断力へ →道徳的判断力へ ④ ③について、あなたの実生活の中で 「○○の場面で、××することができそう。」 と思うことがあったら書いてください。 →道徳的実践意欲へ ◇ワークシートやふり返りカードなどのファイル 化「その時に自分はどう考えたか。」を後で振 り返られる。 ◇教師による積極的記録(特活、日常) [いつ評価するか:場面、時期] ◇道徳の時間の授業前(診断的評価、レディネス) ◇道徳の時間の授業中(形成的評価、補助発問) ◇道徳の時間の授業後(総括的評価、質問紙) ◇特別活動での行動、発言、表情 ◇日常生活での行動、発言、表情 [なぜ評価するか:役割] ◇自身の成長を振り返る契機として(児童) ◇授業改善の要素として(指導計画) 観点については、さらに細かく「何を見 と る か ・ ・ ・」 と い う 視 点 も 必 要 で す 。 こ れ については、また改めて。 ま ず は 、「 や り っ 放 し 」に な ら な い よ う 、 児童自身や教師の「記録」を「残す」意識 を持っておきましょう。