沖縄県・鹿児島県で牛流行熱の発生がありました！

置 賜 家 畜 保 健 衛 生 所
Ｈ２７年１２月
Ｎｏ．２７－１４
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沖縄県・鹿児島県で牛流行熱の発生がありました！
９月上旬から 10 月初旬にかけて、７件の牛流行熱の発生がありました。
近年の発生は沖縄県の一部地域にとどまっていましたが、九州以北では 24
年間ぶりの発生となり、他地域への侵入リスクもあります。今回のウイルス
は海外の乳用牛で、発症牛の 10％が死亡したものと近縁であるとされている
ことから、注意が必要です。
＜牛流行病とは＞
牛が蚊及びヌカカなどの吸血昆虫から吸血された際に牛流行熱ウイルスの感染
を起こし、風邪に似た症状を起こす病気です。
症
状：発熱、起立困難、水様性鼻汁など
感染時期：主に吸血昆虫が活動する８月～1１月に感染します。
治 療 法：治療法はありません。
予 防 法：流行期前（4～６月）のワクチン接種により、予防ができます。
原因ウイルスは吸血昆虫により媒介されることから吸血昆虫の
活動開始以前に接種します。
毎日、所有牛の健康観察を行い、異状が認められた際には、かかりつけの
獣医師または、家畜保健衛生所まで連絡をください。
牛に異状があったら、置賜家畜保健衛生所まで連絡を！
0238-43-3217 / 080-1840-0705 (24 時間受付)