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職業別講演会
①『職業別壁新聞を制作して 』 昨年 10 月末~11 月初旬にかけて、夏休み中に実施した職業人インタビューのさらなるま とめとして職業別壁新聞を制作しました。生徒たちは自分がインタビューした内容をさら に深め、研究し、自分の考えや思いを新聞に表現しました。みんな一生懸命に制作に励ん でいました。良かった者は優秀賞、さらに最優秀賞として学年集会で表彰しました。 [優秀賞] 1組 本山 芹香さん 2 組 入江 碧さん 3 組 砂田 拳斗君 5組 竹中 真君 6 組 黒田 啓太君 7 組 香山 叶咲さん [最優秀賞] 2組 入江 碧さん 4 組 清水 友太君 8組 見里 安利紗 ②『様々な分野で活躍する人物から学ぶ講演会 ~3 人の講師の先生をお迎えして~ 2・3 限 (9:40 ~ 11:30) 』 [日時] 2013 年 12 月 16 日(月) [特編中] [目的] 実社会で活躍する人物の豊富な経験に裏付けられた生の声を聴くことを通し て、自分の将来の進路に向けた道すじや生き方をしっかりと考えていくヒント や手立てとする。 [場所(人数)] [講師] 体育館(185 名)、図書室(65 名)、会議室(70 名) ①弁護士(兵庫県弁護士会所属) 谷神 禎尚さん ②新聞記者(神戸新聞社) 前川 茂之さん ③建築士(兵庫県建設業協会) 水元 要輔さん [ 講演会を終えての感想のまとめ ] K さん 今回、人生で初めて生で弁護士の方を見ました。そして改めて話を聴いて弁護士という 職業が私が思っていたものと違ったりしていて、とても良かったです。裁判所で 1 日に 100 件の裁判が行われているというところは一番驚きました。しかし、その後聞いた民事裁判 が書面などだけで行われるとわかったので、だいたいそのくらいの数になるのか・・と理 解できました。もし、自分が 4.、5 年経って裁判員裁判に選ばれた時はどうなるのか・・ と少々不安にもなりますが、弁護士の方たちと同じ体験ができるという事の素晴らしさを 感じられ、とても良い経験になるのではと思いました。神戸には裁判所があるので、ぜひ 一度裁判の様子を見てみたいと思いました。 S君 新聞記者は取材をするだけでなく、その内容を人に伝えるため新聞の記事にしなくては いけないということがわかって、とても大変な仕事だと改めて思いました。正しく内容の 濃い情報を伝えたいという強い気持ちをもっていてすごく新聞記者としての熱意を感じま した。最後にやった模擬裁判は裁判に参加したことがなかったので、裁判の流れを知るこ とが出来て良かったです。将来の夢が新聞記者ということではないけど、どの仕事にも大 切な一生懸命にやるということを学べて良かったです。 K君 僕は2年生で理系なので建築士を選びました。講演でのデンマークの数々の写真はすご くきれいで、こんな家に住んでみたいなと思いました。建築士は未来に残る大切な仕事だ と理解し、憧れもした。デンマークの家は白が多かったと思ったし、町並みも家の中もす べてがきれいでデザインした人は本当にすごいなと思いました。お客様が自分の設計した 家を感激してくれる時がこの仕事のやりがいだと聞いて尊敬しました。僕も建築士のよう に人の役に立ち、そして人に感謝される仕事がしたいです。今回の講演でより一層将来自 分がどうなりたいか、どうしたいかということを考えることができて良かったです。 Y さん 私はいつもリーガルハイという弁護士が主役のドラマを見ていたので、弁護士に興味を もって谷神さんの話を聞くことにしました。よくドラマの中の裁判と本当の裁判は全然違 うと聞いていたので、具体的にどのように違うのかを知ることができて良かったです。私 が谷神さんの話を聞いて一番驚いたことは、実際の裁判が 30 分以内に終わってしまうこと があるということです。もっと互いの意見などを言い合って、すごく時間がかかりそうな イメージだったので驚きました。他にも1日に 100 回くらいの裁判が行われているなど、 知らないことばかりでした。裁判は自分が事件に巻き込まれたりしない限りあまり関係の ないことだと思っていたけれど、自ら裁判に興味をもって、見学に行ってみるのもありだ なと思いました。 S君 新聞記者はそんなに自分たちの生活に関わりがないように思っていたけれど、実はとて も強く地域に根付いている職業なんだと感じました。地元の目線で取材をしているから、 様々な事柄、一見地元と関係なさそうな出来事でもしっかりと調べて報じることができる んだと感じました。僕の家は神戸新聞をとっていてたまに見たり読んだりすると、とても 詳しく神戸の情報が載っていたりするので、見ていて楽しくなるときもあります。そんな 楽しくなる記事を作るために記者さんが様々な努力をして、一日中仕事をした上でできあ がるのだということがわかりました。20~30 年目の記者は段ボール 20 箱のノートを使うと いう話には驚きました。今回は自分の知らない色々な話が聞けてとても有意義な時間とな りました。 I君 今回の講演会で一番驚いたことはデンマークの照明が天井にくっついていない事です。 日本に住んでいるとデンマークの家を見る機会がほとんどないので、照明は天井にくっつ いているのが普通だと思っていたけれど、そんなことはありませんでした。その他にも夕 焼けと同じように少し赤くすることでリラックスさせる効果があったりと意味があるのが 驚きました。あとデンマークで『機能しないデザインはデザインではない』と言っていま したが、本当にその通りだと思いました。僕は少し建築に興味があるので、テレビのビフ ォーアフターも毎回見ていて、一つの家をリフォームするのにデザイナーや実際に組み立 てる人も合わせて何人ぐらいの人が関わっているのかが気になっていました。また、話を 聞いていて、例えば法隆寺の釘は木の木目などに当たると曲がって固まるけれど、今の時 代にはそんな釘はないし、その他にも昔の良い貴重な建物が(その建築様式をまねて)今の 時代にないのはとてももったいないことだと思いました。 [各会場での様子]