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農村社会学基礎 必修 2年次

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農村社会学基礎 必修 2年次
農村社会学基礎
2年次/ 2 単位
必修
前期
水野 正己【教授】/山下 哲平【助教】
学科・クラス
指 定 等
学習目標
本講義では、「社会」(相互行為の体系)すなわち、家族・親族、村落、都市について、その特徴と構造を把握するための基礎的能力の修得を目標とし
ている。社会的人間であるとはどのようなことか、特定の状況におかれた人間であるとはどのようなことか、という問いに対して「明晰な認識」を行うこ
とが社会学の本質的な目的である。
これを踏まえ、急速なグローバル化とともに変動する農村社会の中でヒトを中心とした諸課題について、「そこで暮らす人びとの相互関係」、「その関
係はどのように組織化され制度を形成しているのか」、「どのような集合的観念が人びとと制度を動かしているのか」、権力・階級・地域・人種・民族性
について具体的事例を持って検討していく。
学 び の 社会的状況, 社会的相互行為, 社会関係資本、家族,貧困,教育,ジェンダー,社会的排除
キーワード
準備学習及び復習
の内容・履修条件
参考書並びに授業内で提示する予習事項について毎回確認し、各自まとめてくること。
※その他については授業内で適宜提示
オフィスアワー:授業終了後
参考書およびレジュメに基づく講義及び視聴覚資料
授業方法
学期期末試験(70%)と中間評価レポート(30%)による評価。学期末試験受験資格として、3分の2以上の出席がある事を条件とします。
成績評価
基 準
備 考
アンソニー・ギデンズ(2010)『社会学 第五版』而立書房
靏理恵子(2007)『農家女性の社会学』コモンズ
渡辺秀樹ら編著(2014)『越境する家族社会学』学文社
高橋昭雄(2012)『ミャンマーの国と民』明石書店
回 数
授 業 内 容
ガイダンス: 農村社会学の視点と意義、講義の進め方、参考資料の紹介
1
「農村と都市」
2
「農村と女性」
3
「社会学の問い」
4
「社会的相互行為と日常生活」
5
「家族社会学」家族と緊密な関係性①
6
7
「家族社会学」家族と緊密な関係性②
中間評価レポートの課題発表
「農村社会と女性」
8
9
「農村社会と貧困及び社会的排除、福祉」①
中間評価レポートの回収
「農村社会と貧困及び社会的排除、福祉」②
10
「農村社会における教育の位置付け」
11
「農村社会におけるマイノリティの存在」
12
「農村社会の変容とグローバリゼーション」
13
「農村社会への介入、支援」
14
総括
15
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