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こうじたによしあき匪覿
●発行/2014年9月
NEWS
に よ し あ き
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千‘二 =丁
■深刻な人口減少問題
」悲願の舞若道全線開通
今任期の最終年度に入った6月定例県議会では、人口
減少問題に論点が集中した感があり、私も会派の代表質
遂に舞鶴若狭自動車道が、7月20日、敦賀まで全通。
所要時間の短縮による嶺南・嶺北の一体化をはじめ、関
西、中京圏だけではなく、中園、四国地方とも高速ネット
問において、この問題を先ず取り上げた。
議会からは、若者の県外流出対策として、県内大学等
への進学率の向上、県外大学等へ進学した者の∪ターン
就職支援、雇用拡大を図るための企業誘致。さらに、少子
ワークで結ばれ、観光客ら交流人口や物流の拡大、さらに
防災道路としての役割などが期待される。
化・子育て支援対策として、育児休業支援、児童手当の増
北陸自動車道の米原・福井間の開通は1980年であっ
た。まさに、34年もの間、嶺南の人びとは交通格差に甘ん
額、学童保育の整備、三世代同居の推進、また県外からの
じてきたのだ。それだけに、今回の全線開通を千載一遇の
就農者の誘致など、様々な提言がなされた。
県も、庁内に副知事をトップに、組織にとらわれず柔軟
な立場で議論できるメンバーで構成する「人口減対策検討
チャンスとしてとらえなければならない。
た。成り立ちが、越前国と若狭国という歴史的背景のなか
チーム」を設置。福井県らしい全国トップ級の施策を打ち
で、気候・風土・人情などの差違をのりこえた福井県民意
出していくとの見解が示された。
識の醸成、地域アイデンティティーの形成は県政上の重要
いずれにしても、人口減少問題が将来にわたる深刻な
重要課題として、国・地方を問わずこ認識されてきたことは
間違いない。そのための政策に実効性を持たせるには、国
が地方からの政策提案を広く求め、地方重視の視点と政
策を本気になって進めることが肝要である。
これまで、嶺北から嶺南への人の流れは限定的であっ
二軍翌: ̄
な課題であり続けてきた。
この他、6月議会では、北陸新幹線の早期整備、原子力
防災対策としての広域避難計画の検討状況、また原子力
発電所運転停止の影響が大きい嶺両地域の経済振興とと
もに、県が国へ提案したエネルギー成長戦略特区の見通
し等々についても活発な議論が行われた。
敦賀衣掛大橋(H25年11月建設途中)と敦賀市街地
今臥舞若道が全通し、敦賀で北陸道と結節したことに
より、南北一体化という長年の悲願を名実ともに具体化し
ていく不断の努力こそ、嶺南はもとより福井県全体の産業
や観光などの活性化と飛躍に結びつくことを、県民ひとし
く感じて欲しいと願うのは私ひとりではないはずだ。
こうじ谷好晃の県議会における主な国闇と提言
今年3月、本県議会は「議会基本条例」を制定。執行機関の監視と政策立案機能の充実を基本理念とした。
また、昨年6月「福井県議会だより」を創刊。直近5匝lの定例会・本議会における私の質疑応答に関わる掲
載分をここに引用します。
政策合意について
エネルギー政策について
◎知事が各部局長と年度ごとに結ぶ「政策合
意」の平成25年度の結果が発表され、施策
◎県が「国家戦略特区」に提案した「エネル
ギー成長戦略特区」構想は、LNG関連施
の達成は90%であった。「政策合意」における目
標数値は、部局長等が自ら設定したものであり、
達成率はその結果に過ぎないという指摘が常につ
設の誘致が重要なファクターになる。「LNGイ
いて回る。県民が生活の質の向上等どれだけ実感
できているのか、将来に希望を持てる持続可能
な地域社会作りに、この「政策合意」がどこまで
ンフラ整備研究会」は、誘致先を敦賀潜と決め
ており、県が描く誘致施設は、受け入れ基地、
火力発電所、パイプラインの3点セットである。
マッチ出来ているのか、内部評価と外部から見る
目とのギャップをいかに埋めていくのか、これま
いかに民間に積極的に事業参画してもらうかが鍵
になるが、逆に言えば、民間事業者は行政、とり
わけ県の出方、対応について、その本気度を注視
している。事業化へ向けた県の戦略、今後のスケ
での総括も含めて知事の所見を伺う。
ジュールについて伺う。
◎各部局長には、現場に直接足を運ぶ機会を
ふやして、県民の考え方を政策に反映でき
◎県としては、国が主体となり広域ガスパイ
プラインネットワーク構想を早期に策定す
るよう言っている。各部局長との合意項目には、
こうした県民の声が反映されていると考えてお
り、平成23年度からの4年間で約3分の1の新
しい政策の置きかえを行っている。第三者の視点
から見た一例としては、「幸福度日本一」の総
合評価を得ている。
一方で外国人の宿泊
るよう求めてきた。また、国や電気・ガス事業者
などをメンバーとする「L NGインフラ整備研
究会」で検討を行っているが、民間投資を呼び
込む環境整備のためには、国の主体的な関与が不
可欠と考えている。このため、まずは特区を利用
して規制緩和を行うた
め、本年4月、「エネ
者数、事業所の開業
率、ごみの減量化な
ど、全回的には下位
ルギー成長戦略特区」
を提案した。さらに特
区では、財政支援が十
の指標については、
その改善指標を政策
合意に盛り込むな
ど、県民の暮らしの
さらなる向上を図っ
分でないため、エネル
ギー供給網の強靭化に
対する財政支援など、
国の積極的な関
与を求めていきたい。
ていく。
〈追記〉
この6月定例会に提出された請願のうち、敦賀市分として、地元の地区区長会会長ら提出の「栗野交番の移設に関する請願」と、「敦賀
市東浦地区の国道8号バイパス(田結∼元比田問)の早期建設に関する請願」の2件を、全会一致で採択。これには、石川議員ともども
もちろん私糀谷も紹介議員として名を連ねた。
こうじ谷妬晃の県議会における主娼間と提言
∃舞苦運を活用した嶺南地域の振興!
知事は、新年度予算編成方針
で、全線開通する舞若道を生
かした嶺商地域の振興を強調し、そ
1診
−」■■l
B
原子わ規制委員会の一連の対応
【⑳
日本原子力発電㈱敦賀原発
2号機周辺の破砕帯に関し、
原電側が7月に提出した活断層を否
定する追加調査に対する原子力規制委員会の再審
のための事業予算が随所に投入されていることを評
価する。嶺南振興r新段階へ」という知事発言を重視
する「人として、その意図など基本的所見を伺う。
査に係るスケジュールが未定である。敦賀原発だけ
が「たなざらし」になっていると地元で囁かれている
◎現在、舞若道の全線開通や、原発の課題を背景
に、嶺南振興を進めていく局面にある。まず嶺
が、破砕帯の現地確認等、今回の動きも含めた原子
力規制委員会の一連の対応についての認識と見解
を伺う。
両地域を、企業立地の促進、ロボット開発、大規模園
芸施設等の整備により産業の振興や働く場を充実さ
せ、バランスのある産業構造にする。また、食や歴史、
◎原子力規制委員会は、再審査のスケジュールを
早急に示し、進めるべきであり、スケジュール
文化、自然を生かし、県内外から多くの人を呼び込む
場とするため、関西の観光地から全国の観光地へス
を示さないままでは、関係者の対応が定まらずこ県民
の理解も得られない。また、地震や破砕帯の問題は、
テップアップを目指す気概で観光振興を図る。
独立した別の組織で調査研究を十分に行うことに
その他の質問事項
○福井ふるさと文学館(仮称)の開設
○敦賀港の整備計画等
よって科学的な結論が出ると考えるので、新しい政府
機関を設置するよう国に求めている。
茎の川水系の整備促進
港湾行政 敦賀港の観光誘客
Fi弓
⑳敦賀市街地を貫流する笠の川
の河川整備は、行政と市民が
一体で早期の整備を目指しており、
その他の質問事項
○舞鶴若狭自動車道の全通と観光行政等
⑳敦賀港は、クルーズ客船の寄
港数が近年減少している一方
で、国際コンテナ貨物取扱量は昨年
か、新規事業採択へ向けての課題、今後の見通しに
まで3年連続で過去最高を更新している。クルーズ
客船の寄港で交流人口が拡大すれば港活性化へ向
けての両輪が動き出すことになるので、クルーズ客
船誘致への戦略構築のためのハード・ソフト両面の
ついて伺う。
テコ入れが不可欠であり、見解を伺う。
⑳笠の川の整備計画は、50年に1回の大雨に対
して安全となるよう、木の芽川合流点から下流
◎4月から、旅客船の誘致をコンテナ誘致と一体
的かつ効率的に行うため、クルーズ客船誘致業
務を産業労働部に移管し、日本や外囲の大手船会社
2009年に整備計画について国土交通省の同意も得
られていて、早期の事業が可能となっているが、一方
の井のロ川の改修事業と比較して、なぜ進まないの
の河道の掘削、三島橋のつけかえ、河道の掘削に伴
う補強を行うとしている。事業着手に当たっては、漁
業関係者などとの調整が必要であること、また、井の
□川の治水安全度が笠の川より低いため、現在は井
の□川の整備を優先している。
その他の質問事項
○地域医療の将来像と県の責任等
を訪問して、誘致活動を強化している。その中で、福
井の文化や歴史、また、敦賀から京都方面へのアクセ
スのよさも注目されていることから、これらを生かし
たハードの整備も行いたい。
その他の質問事項
○嶺南の活性化 〇億康行政
H268 総務教育常任委員会県内視察(越前町内)
H268 新婦模敦賀≡両基地予定地視察(坂ノ下)
H267 璧務教育常任委員会県外視察(愛媛県庁)
H267 北陸新幹線の整備を推進する議員の会
H268 快進撃の敦賀気比冨応接(甲子固辞q)
H267 羽田雄一郎参議院議員(元国土交通大臣)と
(参議院議昌会館)
こうじ谷好晃
情熱・誠意・信頼
トー 「「・+∩
こ.;萎む活動スナップ
H259 台圧し18号災冨現場視察(常神半島)
l1262 介㌫施設訪問(致㌍市内)
L 一山止血.1讐 ユ∴:r〝,帆.“
濾
H258 世界少年野球大会福井大会にて
H254 ゆうあい倶文部の中部電力ソーラー発電所
王貞治氏一左から3人目−と(敦賀市内ノ
見芋に同行(知多市内)
H243 7リーケージトレイン現地視察(香川県内)
H2311日中友好諸員連盟にて
中園江蘇省江陰市政府を表敬訪問
H247 横穴古漬群調盃研究(故賀半島)
H2311欄野蚕志衆議院議員(当時環境大臣)と
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