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こども医療費助成制度について[PDF:164KB]
H27.10.1 浦添市こども医療費助成制度のご案内 浦添市では、保護者の子育てに係る経済的負担の軽減とこどもの保健の向上を図り、もって安心して子育て ができる環境の充実に寄与することを目的に、中学校修了前までのお子さんの医療費について助成を行なっ ています。この制度は、病院等で診察を受け医療費を支払った場合、支払った医療費のうち、保険診療分の一部 負担金等を保護者に助成する制度です。 ■ 助成対象者 0歳から中学校修了前までのこどもの保護者 対象となるこどもが健康保険に加入し、本市の住民基本台帳に記録されていること。ただし、次に該当す る場合は対象になりません。 ① 生活保護法による保護を受けている場合 ② 他の条例等に基づき医療費の助成を受けることができる場合 ■ 助成対象年齢 外 来 医 療 費 0歳~小学校入学前まで(6歳の誕生日到達後の最初の3月31日まで) 入 院 医 療 費 0歳~中学校修了前まで(15歳の誕生日到達後の最初の3月31日まで) ※ ただし、転入者については転入日から該当となります。 ■ 助成対象となる医療費 保険診療による保険適用一部負担金等(自己負担額)です。ただし、高額療養費、家族療養費付加金、学校安 全・災害共済給付金等が支給される場合は、その分を除いた金額が助成されます。 ≪助成対象とならないものの例≫ ・検診 ・予防接種 ・文書料 ・薬の容器代 ・入院時の食事療養費標準負担額 などの自費分については対象外です。 また、3歳児以上の外来の場合のみ、保険医療機関ごとに1人につき1か月 1,000 円の自己負担金がかかります。 高額療養費とは 保険診療を受けるときに支払った自己負担額が高額になり、高額療養費算定基準額を超えたとき、超え た分が高額療養費として、加入する医療保険者へ申請すれば給付されます。 家族療養費附加金とは 加入する医療保険で家族療養費附加金制度がある場合は、ひと月に医療費の自己負担額が一定額(加入 する医療保険で異なります。)を超えたときは、超えた分について医療保険者から給付されます。 学校安全・災害共済給付とは 学校の管理下におけるこどもの負傷等に対して、独立行政法人スポーツ振興センター法による給付に該 当する場合は、こども医療費の助成は出来ません。 高額療養費制度や家族療養費付加金制度等の詳しい内容については、加入している医療保険者、学校 安全・災害共済給付については独立行政法人日本スポーツ振興センターへお問い合わせください。 こども医療費に関するお問合せ:浦添市 児童家庭課 こども医療費助成担当 電話 098-876-1234(内線 3611・3614) ■ 助成金の受給方法 1.自動償還払いによる受給 ① 市に受給資格認定の申請手続き ↓ ② 市が受給資格者証の交付 ↓ ③ 医療機関等で受給資格者証を提示 ↓ ④ 医療機関等で医療費の支払い ↓ ⑤ 医療機関等が市に受診情報を送付 ↓ ⑥ 市が助成金を指定口座に振り込む 2.市役所窓口での申請による受給(償還払い) ① 市に受給資格認定の申請手続き ↓ ② 市が受給資格者証の交付 ↓ ③ 医療機関等で医療費の支払い ↓ ④ 領収書の受け取り ↓ ⑤ 市に助成金申請書を提出 ↓ ⑥ 市が助成金を指定口座に振り込む ※ 自動償還制度を実施していない医療機関で受診した場合は、市役所窓口で申請手続が必要です。 ※ 入院医療費のみ助成対象となる方の場合は、入院をした時点で受給資格認定の申請を行ってください。 1.自動償還方式とは(沖縄県自動償還方式) 医療機関等を受診する際、窓口で受給資格者証を提示し、医療費の支払いをしていただくと、その後、 市役所での助成金支給申請(領収書の提出)を必要とせずに、後日、助成金が指定された口座へ自動的 に振り込まれる制度です。 ◆ 医療機関(歯科・調剤薬局を含む)で受診し、医療費助成を受けるまでの流れ ① 受給資格者証を医療機関等 の窓口で提示 ② 医療費を支払う ③ 助成金を指定の口座へ 振込み ※お手元にある領収書と振込金額をご確認ください。 ※ 自動償還方式での助成を受けるためには、こども医療費助成受給資格の登録が必要です。 ※ 振込先口座の変更・加入保険の変更がある方は、市役所での変更届が必要です。変更届の提出がない場 合、振り込みができないおそれがあります。 ◆ 助成金の支給方法 受給資格者証を提示し、医療費を支払った月の翌々月の月末に、指定された口座へ振り込みます。 振込通知書は送付しておりませんので、振込口座として指定した預金通帳を記帳し、ご確認ください。 ◆ 次の場合は、市役所窓口での申請手続が必要です。 ① 自動償還制度を導入していない医療機関・調剤薬局で受診した場合 (導入している医療機関については、担当までご確認ください。) ② 制度実施医療機関において、受給資格者証を提示せずに診療を受けた場合 (毎回の提示をお願いします。提示がない場合、医療機関で助成対象者であることを確認できませんの でご協力お願いします。) ③ 高額療養費、家族療養費附加金に該当する医療費が生じた場合。 2.市役所窓口での申請による受給(償還払い) ◆ 市役所窓口での助成金申請(償還払い)の手続に必要なもの ①健康保険証(対象のこども名が記載されているもの) ②印鑑(認め印) ③領収書 ④受給資格者証 ⑤普通預金通帳(口座変更がある場合のみ) ◆ 領収書の有効(申請)期限 診療した月の翌月から起算して1年以内です。(例:9月診療分の領収書の申請期限は翌年の9月末) 医療費の支払いが完了した月から1年ではありませんのでご注意ください。医療費を分割納付中で領収書 がないなどの事情がある方は、1 年を経過する前に児童家庭課窓口でご相談ください。 ◆ 助成金の振込み時期(償還払いの場合) 助成金の申請手続をした月の翌月末に、指定された預金口座へ振り込みます。 振込通知書は送付しておりませんので、振込口座として指定した預金通帳を記帳し、確認してください。 ◆ 助成金請求申請時の注意事項について 1 助成金申請手続は、ひと月に1回しかできません。その際、提出できる領収書は、申請を行う月の前月診 療分までとなります。(例:9 月に申請をする場合、前月の 8 月分までが申請対象となります。) 2 医療機関で領収書を受け取る際、受診者氏名、診療年月日、保険対象の総点数、自己負担金額、発行日、領収 印があるか確認してください。 不備があると申請ができませんのでご注意ください。 ※領収書は医療機関ごとの日付順に並べて提出するようご協力お願いします。 3 受給資格に次の変更が生じた場合は、受給資格変更届の提出が必要になります。 状 況 届出の際に必要なもの 医療保険に変更があった場合 印鑑・受給資格者証・新しい健康保険証(対象のこどものもの) 振込先の口座を変える場合 印鑑・受給資格者証・保護者の普通預金通帳 保護者が変わった場合 印鑑・受給資格者証・健康保険証(対象のこどものもの)・ 保護者の普通預金通帳 4 支給すべきでない助成金をすでに支給した場合、その後支給する助成金からその分を差し引いて支給を 行うことがあります。(例:高額療養費・家族療養費付加金との二重受給) ■ こんなときは・・・? 医療機関の窓口で高額な一部自己負担金の支払いがありました。支払いが高額でも 医療費助成金の対象になりますか? 高額療養費に該当する場合は、加入している医療保険者で高額療養費の請求手続を行い、高額療養費の給付を 受けた後にこども医療費助成の申請を行ってください。高額療養費として給付された金額を 差し引いた額をこども医療費 助成金として支給します。 なお、高額療養費の給付申請方法及び給付するまでに要する期間は、各医療保険者で異なりますので加入している 医療保険者にお問い合わせください。 ※ 非課税世帯で高額療養費を申請される際は、非課税証明書が必要となります。 ※ 診療日の翌月から1年を経過すると助成が受けられなくなります。 こども医療費助成金の申請の際は、次のものが必要になります。 ① 医療保険者より、高額療養費として支給された金額が確認できるもの (振込通知書、支給通知書、振込みされた預金通帳等) ② 高額療養費の給付対象となったすべての領収書 ③ 健康保険証(対象のこども名が記載されているもの) ④ 受給資格者証 ⑤ 印鑑(認め印) 高額療養費の給付対象 ① ひと月に、同じ人が同じ医療機関へ支払った自己負担金が、高額療養費算定基準額を超えたとき。 ② 同じ健康保険に加入している世帯員が、同じ月に1つの医療機関(調剤薬局含む。)ごとに 21,000円以上の自己負担額を2回以上支払った場合、合算して高額療養費算定基準額を超えた とき(世帯合算)。 上記①②のいずれかに該当する場合 【高額療養費算定基準額(限度額)】 旧ただし書所得 一般 210~600 万円以下 旧ただし書所得 210 万円以下 住民税課税 旧ただし書所得 世帯(者) 上位 901 万円超 所得者 旧ただし書所得 600~901 万円以下 住民税非課税世帯(者) 80,100 円+(医療費総額-267,000 円)×1% 57,600 円 252,600 円+(医療費総額-842,000 円)×1% 167,400 円+(医療費総額-558,000 円)×1% 35,400 円 ※ 旧ただし書所得とは、総所得金額等から基礎控除額33万円を控除した額です。 ※ 住民税の課税判断は、国民健康保険加入者は世帯員単位で判断。社会保険等加入者は被保険者単位で判断。 ※ 医療費総額とは、保険適用一部負担額ではなく実際にかかった総医療費のこと。 今度、入院することになりました。医療費が多額になる見込みです。負担が大きくなるので何か 良い方法はないですか? 医療機関に入院したとき、窓口負担が月単位で一定の限度額(高額療養費算定基準額)にとどめられ、窓口で多 額の現金を支払う必要がなくなるような制度が利用いただけます。 ただし、この制度を受けるためには、加入している医療保険者に事前の申請を行い、医療保険者から発行される「限 度額適用認定証」を医療機関の窓口に提示する必要があります。 この認定証を医療機関の窓口に提示することにより、窓口での支払いが限度額までとなり、限度額を超 えた分は医 療機関が各医療保険者に請求することになります。 高額療養費・限度額認定証について詳しく知りたい方は、加入している医療保険者へお問い合わせください。 ■3歳児になると、外来費の助成内容がかわります 3歳になるまでは保険適用一部負担金等が助成の対象になりますが、3歳 から小学校入学前(外来費のみ)は保険医 療機関ごとに1人につき1か月1,000円の自己負担額がかかります。 例えば、1か月の間に 病院 A病院 B病院 C 病院 診察代 2,000 円 1,500 円 300 円 調剤薬局 1,500 円 500 円 150 円 合計金額 3,500 円 2,000 円 450 円 と、3つの病院にかかった場合、1つの保険医療機関ごとに 1,000 円の負担があるため、 A病院の助成金支給額は 3,500 円-1,000 円=2,500 円 同じように計算すると、B病院の助成金支給額は 2,000 円-1,000 円=1,000 円 C病院の支払合計金額は 450 円で、1,000 円未満のため助成対象から外れます。 (助成対象とならない場合は、領収書は受付せずにお返しいたします。) したがって、この場合の助成金支給額は、A病院とB病院の合計である 2,500 円+1,000 円=3,500 円が支給されることになります。 ※ 1回の申請ごとに、自己負担額が発生します。そのため、医療費の領収書は1か月分まとめて申請してく ださい。(同じ月・同じ医療機関の受診分でも、2回に分けて申請した場合、それぞれの申請の時に自己 負担額がかかります。) ※ 自己負担額がかかる期間は、3歳の誕生日の前日が属する月の翌月から小学校入学前までの期間です。