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【参加者の主な意見】 【知事の主な発言】
【参加者の主な意見】 【知事の主な発言】 ⃝1つの商店街であるにも関わらず、景観形成のモデル事業を使って一部地域のみ景観整 備ということになっている。再度、身延山をどういう地域にしたいのかという目的を持って、み んなでこの地域の全体像を考えていかなければいけないと思っている。 ⃝景観形成のモデル事業を含めた効果と目的については、私もおっしゃるとおりだと思って いる。いわゆるモデル事業というのは、5年ぐらいの事業ですが、継続的な支援の仕組みと いうものを上手に活用しながら、地域の活性化をする仕組みというものは当然あります。県 土整備部と身延町で、どういうメニュー作りができるのか、検討させていただきたいと思って います。 ⃝電線類の地中化に関しては、かなり大事業だとお見受けします。地元的には、全体的に すっきりしたような電柱地中化を、県で主導権を取って、やっていただきたいという思いが強い ので、今後どのような形で計画を立てているのか、お聞きしたい。 ⃝電線類の地中化というのは、ある意味では景観づくりと一体ですので、今、計画が実際進 んでいる157メートルについては、平成30年度までに県主体で対応することになっておりま す。それを延伸する部分も、電線管理者や身延町とが相談をしていただいて、31年度から スムーズにできるかどうかも含めて、まず検証をしてもらいたい。 ⃝景観事業できれいになりましたが、それをどうにか観光のキャンペーン等に使ってアピール はできないものでしょうか。 ⃝峡南地域の歴史・文化ツーリズム構想というものを、2年後の中部横断自動車道が開通 するまでに、つくっておかなければいけない。峡南地域全体で1つの歴史・文化の周遊がで きるようにしていきたい。 ⃝久遠寺を観光資源の一番のシンボルとしてとらえていますが、その山門で一息ついていた だいて、なおかつ身延山の門内の商店街も散策してもらえるような形になればと思っておりま すので、ぜひその周辺の整備等もよろしくお願いできたらと思っております。 ⃝市町村が駐車場や公衆トイレ等の観光振興に必要な施設を整備する場合に補助をする 制度があります。補助率2分の1で、上限が1千万円です。駐車場もですが、観光案内所、 案内看板、公衆トイレ、休憩舎の整備に使えます。 ◇景観形成モデル事業、峡南地域の歴史・文化ツーリズムの振興構想については、次ページ ◇景観形成モデル事業について ○目的 景観形成モデル事業は、景観計画策定に着手した 市町村が行う修景事業等に支援し、その成果を先駆 的に示すことで他の市町村の計画策定を促すために 創設した事業である。 殆どの市町村が景観計画を策定したことから、事業 の目的は達成したと判断し廃止した。 ○門内地区 県・町・地元3者で賑わいのある景観形成を目指し、H21.7より勉強会等を開始。 平成24年11月に修景計画策定。 ・当地区の景観整備は、「無電柱化」と「民間建築物の修景」がセット ・景観整備の目的は、ハード整備ではなく「にぎわいの創出(観光入込客数の 増加など」 ◇峡南地域の歴史・文化ツーリズムの振興構想について 目的 H29年度の中部横断自動車道開通を契機に、峡南地域において神社仏閣など「歴史・文化」を核とした 観光地づくりの気運が高まっていることをふまえ、地元自治体を中心とした会議に県も参画し、全線開通 時の観光プログラムの検討など、カルチャーを核とした観光振興の取り組みに向けた構想を策定する。 経緯 ・峡南地域の観光入込客は県全体の7%(H26)であり、他地域より「高齢」「日帰り」の率が高い。 ・同地域には身延山久遠寺をはじめ歴史・文化に関する観光素材が多く、H29年度の中部横断 自動車道開通を契機にアクセスが飛躍的に向上することから、地元自治体により組織された 峡南広域行政組合を中心に、H28年度に歴史・文化を核とした観光振興構想策定を行う。 ・県としても、これまで集客力の低かった中京圏以西からの新たな観光客の獲得を通じて、県内 全域への周遊観光の促進につながることから、構想策定に参画することとした。