...

近代世界システムと 現代社会

by user

on
Category: Documents
20

views

Report

Comments

Transcript

近代世界システムと 現代社会
研究
テーマ
近代世界システムと
現代社会
H27年度
担当科目 イギリスの文学と文化、ヨーロッパの歴史
先修
科目
研 究 内 容
研究の
到達目標
担当
者名
募集
人数
師尾 晶子
(18257)
15 名
研究ⅠA・B…………… 研究基礎A・B
研究ⅡA・B ………… 研究ⅠA・B
卒業研究A・B………… 研究ⅡA・B
社会科学分野における古典的名著であるウォーラーステインの『 近代世界システム』I- IV を読みながら、
近代世界の成り立ちを学ぶ。同時に重厚な書物を手に取り読みこなす力を身につけていく。単にある現象だ
けを取り上げて満足するのではなく、当該現象の文化的背景、歴史に目を向け、ものごとの複雑な成り立ち
について理解できる思考力を養う。なお、随時、関連英語文献も使うことによって、日本語の文献だけでは知
り得ない情報を入手できる力を獲得することもめざす。
重厚な書物を読み解く力を習得すると同時に、英語版ウィキペディアや英語ニュース、海外旅行案内ウェブ
サイトの英語が読める程度の語学力の獲得をめざす。ヨーロッパひいては世界の歴史と文化について幅広い
知識を身につけ、今日の社会を読み解く力を培う。
準備学習 きちんとした本を読みたい、将来的に仕事で多少なりとも英語を使いたいという意欲を持ち合わせていることが
等の指示 のぞましい。
各 研 究 の 概 要 ・ 授 業 計 画
評価
方法
【研究Ⅰ A・B】
ウォーラーステインの『 近代世界システム』I - I V からいくつかの章を輪読しながら、本の読み方、要約の
仕方、配付資料の作り方、報告の仕方、レポートの書き方を学び合う。同時に、関連書籍、関連英語サイ
トの文章を少しずつ輪読する。これらの作業を進めつつ、秋学期には、近代ヨーロッパにおける商人の活動
や商品の流れを具体的に調べ、こうした活動を通じてウォーラーステインの近代世界システム論の理解を深め
ていく。グループ作業と個人作業とを適宜組み合わせながらゼミをすすめていく。
【研究Ⅱ A・B】
研究 I の内容を継続しつつ、各自が徐々に特定の地域、特定の問題、特定の交易や商品の流れへの関
心を深め、卒論のテーマを模索していく。
【卒業研究 A・B】
自身の研究テーマについて、卒論を書くべく準備をすすめる。参考文献の収集、卒論の構想の決定を春
学期のうちにおこない、秋からは中間発表とディスカッションを中心にすすめる。最後に 3 年生をまねいて卒論
発表会を開催する。
ゼミへの参加と発表、学期中に随時提出する研究レポートにより評価。
履修上の
注意
毎週予習、復習をおこないつつゼミに参加すること。英文講読のために、電子辞書もしくは紙媒体の辞典を
持参すること。
教科書
初回に指示する。
参考文献
上述の本のほか随時紹介する。
Fly UP