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西洋史研究
研究テーマ 西洋史研究 担当者名 師尾 晶子 担当科目 ヨーロッパの歴史 募集人数 14名 先修科目 研究ⅠA・B 研究ⅡA・B 卒業研究 A・B 講 義 内 容 講 義 の 到達目標 準備学習 等の指示 ・・・ ・・・ ・・・ 研究基礎 A・B 研究 IA・B 研究ⅡA・B 英語の文献を読むことによって英語の読解能力を高め、日本語の文献だけでは知り得ないヨーロ ッパ史やヨーロッパ文化・社会に関する知識や情報を入手する力をつける。 研究Ⅰでは子ども向けに書かれた古代オリンピックに関する英語の本を読破することを目標とす る。これを通して、古代オリンピックの実際について学ぶとともに、ヨーロッパ文化の一断面につ いて考察を深めてゆく。単なるスポーツの歴史ではなく、スポーツと宗教、スポーツと社会制度、 スポーツと市民社会との関係について多面的に考察することから、最終的に歴史的なものの見方、 重層的な思考方法を学ぶ。 英語版ウィキペディアが読める程度の語学力の獲得をめざす。ヨーロッパの歴史と文化について 幅広い知識を身につける。 英語に親しんでいることがのぞましい。 【研究ⅠA・B】 研 究 の 概 要 ・ 授 業 計 画 Richard Woff, The Ancient Greek Olympics, Oxford 1999 を輪読する。英語の読解力をつけると ともに、古代オリンピックの内容を学び、またヨーロッパ史においてスポーツ競技会が果たした役 割について学ぶ。 【研究ⅡA・B】 引き続き英語文献を読む力をつける。近代ヨーロッパにおける競技会に関する文献を輪読する予定であ る。また、次年度にむけて自身の研究テーマを見いだしていく。春学期、秋学期それぞれ 1 回ずつ、そのテ ーマに関する報告をおこない、ディスカッションをおこなう。 【卒業研究 A・B】 自身の研究テーマについて、卒論を書くべく準備をすすめる。参考文献の収集、卒論の構想の決定を春 学期のうちにおこない、秋からは中間発表とディスカッションを中心にすすめる。最後に 3 年生をまねいて卒 論発表会を開催する。 評価方法 ゼミでの発表、および随時提出する翻訳レポート、研究レポートにより評価。 の注意 英語文献を読むので、毎週予習、復習をおこなうこと。またゼミには必ず、電子辞書もしくは紙媒体の英和辞典、 ないし英英辞典を持参すること。 教科書 テキストは初回時にコピーで配布する。 履修上 参考文献 桜井万里子・橋場弦編『古代オリンピック』岩波新書、村川堅太郎『オリンピア』中公新書ほか初 回に提示。