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SYLLABUS 2016

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SYLLABUS 2016
SYLLABUS
2016
薬 学 部
薬 学 科
******
目
次
******
共通教育科目
初年次教育科目
教養ゼミ
1
共通教育科目
共通基礎科目
日本語表現
2
共通教育科目
共通基礎科目
情報リテラシー
4
共通教育科目
共通基礎科目
英語
10
共通教育科目
共通基礎科目
初修外国語
51
共通教育科目
教養教育科目
A群
69
共通教育科目
教養教育科目
B群
88
共通教育科目
教養教育科目
C群
99
共通教育科目
教養教育科目
D群
113
共通教育科目
教養教育科目
E群
118
共通教育科目
教養教育科目
F群
148
共通教育科目
キャリア教育科目
155
専 門 教 育 科 目
163
資 格 関 係 科 目
318
平成 27 年度改訂 薬学教育モデル・コアカリキュラム
301
薬学教育モデル・コアカリキュラムおよび実務実習モデル・
コアカリキュラム(平成 26 年度以前の入学者に適応)
364
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第11 回
初年次教育科目
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
教養ゼミ(教養講座を含む)
Introductory seminar for freshman
井上 裕文 他
①
1P
第12 回
第13 回
■授業のねらい・概要■
薬学生としてのモチベーションを高めるために、薬の専門家として身につけるべき基本的
知識、技能、態度を修得し、卒業生の活躍する現場などを体験する。【A】
なお、教養ゼミは薬学入門Ⅰと連携して実施し、各講義内容の欄に《 》付きの表記がある
ものは表記科目に関わる講義内容で、表記のないものは両方の科目に関わる講義内容であ
る。
第14 回
第15 回
第16 回
■授業(学修)の到達目標■
1 医療の担い手としてのふさわしい態度を感じ、概説できる。(SBOs1-3)
2 薬剤師が果たすべき役割と責任感を感じ、概説できる。(SBOs8-10,13,14,107)
3 「薬とは何か」について概説できる。(SBOs10,11,16)
4 薬剤師に求められる倫理観を感じ、概説できる。(SBOs33,34,37)
5 信頼関係を構築するためのコミュニケーション能力を涵養する。(SBOs41-49)
6 チーム医療について理解し、チームの一員として活躍するための態度を身につける。
(SBOs52-56)
7 生涯にわたって自ら学習する必要性・重要性を認識し、薬剤師の使命に後輩の育成が含
まれることを認識する。(SBOs58-60,64,66)
8 患者・生活者の視点に立って、様々な薬剤師の業務を見聞し、その体験から薬剤師業務
の重要性について討議する。(SBOs885)
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬学入門Ⅰ、薬学入門Ⅱ、キャリアデザインⅠ、コミュニュケーション交流学習、生命倫理、
患者の視点に立った行動
■準備学修等の指示■
「薬学で学びたいこと」、「社会で活躍する薬剤師」について自分の考えをまとめておく。
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
出席、態度、レポート、発表などで総合評価する。
■使用テキスト■
■参考書■
『薬学総論 Ⅰ.薬剤師としての基本事項』 日本薬学会編 東京化学同人 2015
978-4-8079-1700-6
『ヒューマニズム・薬学入門』 日本薬学会編 東京化学同人 2005
978-4-8079-1450-0
『フィジカルアセスメント~薬剤師に必要な知識と技能~』
978-4-86186-625-8
C3047
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
行動変容のための役立ち感と気づきの学習。(2 コマ、菅) 《薬学入門Ⅰのみ》
SBOs1-3,8,9,14,34,41-49,55,56
●準備学習
・これまでの授業で学んだこと、気付いたことを復習する。
第1 回教養講座に参加する。(クラス担任)《教養ゼミのみ》
●準備学習
・演題の内容を予習する。
第2 回教養講座に参加する。(クラス担任)《教養ゼミのみ》
●準備学習
・演題の内容を予習する。
第3 回教養講座に参加する。(クラス担任)《教養ゼミのみ》
●準備学習
・演題の内容を予習する。
第4 回教養講座に参加する。(クラス担任)《教養ゼミのみ》
●準備学習
・演題の内容を予習する。
第5 回教養講座に参加する。(クラス担任)《教養ゼミのみ》
●準備学習
・演題の内容を予習する。
今心にあることと今後の行動目標(2 コマ、全担当教員)
SBOs45-49,55,56,58-60,64
●準備学習
・大学生活が始まるにあたって自分の今の気持ちを自己分析しておく。
薬とは何か(3 コマ、全担当教員)
SBOs-18,19,42,43,44,45,46
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
薬剤師の活動分野 (3 コマ、全担当教員)
SBOs1-3,8,9,13, 64,66
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
病院や保険薬局の薬剤師の役割(3 コマ、全担当教員)
SBOs1-3,8-10,13,16,32,34,37,52-56,64,66,107
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
体験学習における学習課題や注意点(2 コマ、全担当教員)
SBOs1-3,8-10,13,16,32,34,37,52-56,64,66,107
●準備学習
・体験学習の施設について調査する。
・これまでの授業内容を復習する。
薬剤師のやり甲斐、薬剤師に求められるコミュニケーションスキル(2 コマ、石
原)《薬学入門Ⅰのみ》
SBOs1-3,8-10,13,16,34,41-44,55,56
●準備学習
・これまでの授業内容を復習する。
早期体験学習実施(病院)(2 コマ、全担当教員)
SBOs1-3,8-10,13,16,32,34,37,52-56,64,66,107,885
●準備学習
・これまでの授業内容を復習する。
早期体験学習実施(保険薬局)(2 コマ、全担当教員)
SBOs1-3,8-10,13,16,32,34,37,52-56,64,66,107,885
●準備学習
・これまでの授業内容を復習する。
早期体験学習の見学内容の発表準備(2 コマ、全担当教員)
SBOs1-3,8-10,13,16,32,34,37,52-56,64,66,107,885
●準備学習
・早期体験学習で学んだ内容を復習する。
早期体験学習の見学内容の発表(2 コマ、全担当教員)
SBOs1-3,8-10,13,16,32,34,37,52-56,64,66,107,885
●準備学習
・発表内容を復習し、発表練習する。
― 1 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
共通基礎科目(日本語表現)
共通基礎科目(日本語表現)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
日本語表現法
Japanese Expression
竹盛 浩二
②
1P①
日本語表現法
Japanese Expression
竹盛 浩二
②
1P②
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
これからの学修に必要となる言語運用能力の基礎を固め、これを向上させることを目指す。
前半では、日本語の総合的能力(敬語・文法・語彙・言葉の 意味・表記・漢字の6領域)の基
礎を固めるために、「日本語検定」に重点的に取り組む。後半では、日本語の円滑な表現能
力を身につけるために、 様々な表現活動(文章要約・意見文・通信文・敬語の場面・コミュニ
ケーションなど)のレッスン行なう。
これからの学修に必要となる言語運用能力の基礎を固め、これを向上させることを目指す。
前半では、日本語の総合的能力(敬語・文法・語彙・言葉の 意味・表記・漢字の6領域)の基
礎を固めるために、「日本語検定」に重点的に取り組む。後半では、日本語の円滑な表現能
力を身につけるために、 様々な表現活動(文章要約・意見文・通信文・敬語の場面・コミュニ
ケーションなど)のレッスン行なう。
■授業(学修)の到達目標■
■授業(学修)の到達目標■
①日本語表現の基礎力を身につける。
②日本語の総合的な能力の基礎固めのために、「日本語検定」3級取得を目指す。
③様々な表現活動において、適切な文章表現をすることができる。
①日本語表現の基礎力を身につける。
②日本語の総合的な能力の基礎固めのために、「日本語検定」3級取得を目指す。
③様々な表現活動において、適切な文章表現をすることができる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■履修しておくことが望ましい科目等■
■準備学修等の指示■
■準備学修等の指示■
日本語検定に向けての練習はしっかり積むこと。毎回の授業においては、小テストや課題の
提出を行なうこと。
日本語検定に向けての練習はしっかり積むこと。毎回の授業においては、小テストや課題の
提出を行なうこと。
■回数ごとの授業内容■
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
日本語表現法授業ガイダンス
日本語検定自己診断
日本語検定に向けて
伝えるための表現のあり方
日本語検定に向けて
効果的な説明のあり方
日本語検定に向けて
人の心をひきつける表現をさぐる
日本語検定に向けて
敬語と慣用句を考える 1
日本語検定に向けて
敬語と慣用句を考える 2
日本語検定に向けて
敬語の構造を知る
日本語検定に向けて
文章の論構造をつかむ
日本語検定に向けて
意見文の基本をつかむ
要約から意見文へ
文章を読んで要約文を書く
文章を読んで意見文を書く
データを解釈し意見文を書く
通信文を書く
広告を批評する
日本語表現のあり方を考える
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
日本語表現法授業ガイダンス
日本語検定自己診断
日本語検定に向けて
伝えるための表現のあり方
日本語検定に向けて
効果的な説明のあり方
日本語検定に向けて
人の心をひきつける表現をさぐる
日本語検定に向けて
敬語と慣用句を考える 1
日本語検定に向けて
敬語と慣用句を考える 2
日本語検定に向けて
敬語の構造を知る
日本語検定に向けて
文章の論構造をつかむ
日本語検定に向けて
意見文の基本をつかむ
要約から意見文へ
文章を読んで要約文を書く
文章を読んで意見文を書く
データを解釈し意見文を書く
通信文を書く
広告を批評する
日本語表現のあり方を考える
■定期試験■
■定期試験■
実施しない
実施しない
■成績評価の方法■
■成績評価の方法■
日本語検定の成績結果を加味するとともに、毎回の小テストと提出物への意欲的な取り組み
を評価する。
日本語検定の成績結果を加味するとともに、毎回の小テストと提出物への意欲的な取り組み
を評価する。
■使用テキスト■
■使用テキスト■
『日本語の総合的な能力をそなえるための日本語検定講座』 日本語検定委員会 ※オン
デマンド
『日本語の総合的な能力をそなえるための日本語検定講座』 日本語検定委員会 ※オン
デマンド
■参考書■
■参考書■
― 2 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
共通基礎科目(日本語表現)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
日本語表現法
Japanese Expression
竹盛 浩二
②
1P③
■授業のねらい・概要■
これからの学修に必要となる言語運用能力の基礎を固め、これを向上させることを目指す。
前半では、日本語の総合的能力(敬語・文法・語彙・言葉の 意味・表記・漢字の6領域)の基
礎を固めるために、「日本語検定」に重点的に取り組む。後半では、日本語の円滑な表現能
力を身につけるために、 様々な表現活動(文章要約・意見文・通信文・敬語の場面・コミュニ
ケーションなど)のレッスン行なう。
■授業(学修)の到達目標■
①日本語表現の基礎力を身につける。
②日本語の総合的な能力の基礎固めのために、「日本語検定」3級取得を目指す。
③様々な表現活動において、適切な文章表現をすることができる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■準備学修等の指示■
日本語検定に向けての練習はしっかり積むこと。毎回の授業においては、小テストや課題の
提出を行なうこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
日本語表現法授業ガイダンス
日本語検定自己診断
日本語検定に向けて
伝えるための表現のあり方
日本語検定に向けて
効果的な説明のあり方
日本語検定に向けて
人の心をひきつける表現をさぐる
日本語検定に向けて
敬語と慣用句を考える 1
日本語検定に向けて
敬語と慣用句を考える 2
日本語検定に向けて
敬語の構造を知る
日本語検定に向けて
文章の論構造をつかむ
日本語検定に向けて
意見文の基本をつかむ
要約から意見文へ
文章を読んで要約文を書く
文章を読んで意見文を書く
データを解釈し意見文を書く
通信文を書く
広告を批評する
日本語表現のあり方を考える
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
日本語検定の成績結果を加味するとともに、毎回の小テストと提出物への意欲的な取り組み
を評価する。
■使用テキスト■
『日本語の総合的な能力をそなえるための日本語検定講座』 日本語検定委員会 ※オン
デマンド
■参考書■
― 3 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
共通基礎科目(情報リテラシー)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
IT
information technology
上敷領 淳 他
②
1P(~H27)
第10 回
第11 回
■授業のねらい・概要■
情報の授受に効果的なコンピュータの利用法を理解し、必要なデータや情報を有効活用で
きるようになるために、インターネットを利用した情報の収集、開示、データベースの使用法、
応用などに関する基本的知識、技能、態度を修得する。【準備教育-(8)】
第12 回
■授業(学修)の到達目標■
1 コンピュータを構成する基本装置の機能と接続方法を説明できる。
2 ワープロソフト、表計算ソフト、グラフィックスソフトを用いることができる。
3 ソフトウエア使用上のルール、マナーを守る。
4 簡単なデータベース作成ソフトを利用してデータ管理ができる。
5 ネットワークを通じで、情報の受信、発信ができる
6 ネットワークセキュリティーについて概説できる。
7 ネットワーク使用上のマナーを遵守する。
8 化学構造式をコンピュータ上で作成できる。
9 与えられた課題に関する情報を、コンピュータを用いて収集、加工、発表することができ
る。
■履修しておくことが望ましい科目等■
コンピュータや学習支援システムの使用により効率的に学習することのできる科目(例えば
薬学入門、人体の構造と機能Ⅱ、実習Ⅰ、その他薬学系科目の予習・復習・定期試験対策
など)は多数あるので、積極的に活用されたい。
第13 回
第14 回
第15 回
■準備学修等の指示■
ほぼ毎回、その回で学習した技術・方法を使って解答する課題が出題されるので、確実に取
り組むこと。また大学での講義のみならず、日常生活においてもコンピュータを恐れることな
く触れてもらいたい。
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
■回数ごとの授業内容■
第1 回
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
インターネットを用いた情報検索
(上敷領、田淵、堤)準備-134,135,141,142,143,144,145,146,147,148
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
ChemDraw の基本操作
(上敷領、田淵、堤)準備-136,137,138
●準備学習
・パソコンを使った化学構造式の描写について予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
総合演習1:Microsoft Word 演習
(上敷領、田淵、堤)準備-137,139
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
総合演習2:Microsoft Excel グラフ演習
(上敷領、田淵、堤)準備-130,137,139,143
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
総合演習3:Microsoft Excel データベース演習
(上敷領、田淵、堤)準備-130,137,140,143
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
総合演習4:Microsoft PowerPoint 演習
(上敷領、田淵、堤)準備-137,139,143
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
試験、課題と受講出席により評価する。
情報リテラシーの必要性と PC の仕組みおよび学習支援システムの基本操作
(上敷領、田淵、堤)準備
-128,129,130,131,132,133,134,135,136,141,142,145,146,147,148
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
Microsoft Word の基本操作とさまざまな編集方法について
(上敷領、田淵、堤)準備-136,137
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
Microsoft Word における置換と検索
(上敷領、田淵、堤)準備-136,137
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・タッチタイピングをスムーズに行えるように練習しておく。
Microsoft Word における図の挿入と数式作成
(上敷領、田淵、堤)準備-136,137
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
Microsoft Excel の関数
(上敷領、田淵、堤)準備-136,137
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
Microsoft Excel のグラフ作成
(上敷領、田淵、堤)準備-136,137
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
Microsoft Excel のデータベース機能
(上敷領、田淵、堤)準備-137,140
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
Microsoft PowerPoint の基本操作
(上敷領、田淵、堤)準備-136,137
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
Microsoft PowerPoint によるスライドショー
(上敷領、田淵、堤)準備-136,137
●準備学習
■使用テキスト■
『Microsoft Office 2013 を使った情報リテラシーの基礎』 切田節子・三浦信宏・小林としえ・
乙名健 近代科学社 2014 978-4-7649-0448-4
■参考書■
― 4 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
共通基礎科目(情報リテラシー)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
情報処理基礎
Basic Information Processing
上敷領 淳 他
②
1P①
第10 回
第11 回
■授業のねらい・概要■
情報の授受に効果的なコンピュータの利用法を理解し、必要なデータや情報を有効活用で
きるようになるために、インターネットを利用した情報の収集、開示、データベースの使用法、
応用などに関する基本的知識、技能、態度を修得する。【準備教育-(8)】
第12 回
■授業(学修)の到達目標■
1 コンピュータを構成する基本装置の機能と接続方法を説明できる。
2 ワープロソフト、表計算ソフト、グラフィックスソフトを用いることができる。
3 ソフトウエア使用上のルール、マナーを守る。
4 簡単なデータベース作成ソフトを利用してデータ管理ができる。
5 ネットワークを通じで、情報の受信、発信ができる
6 ネットワークセキュリティーについて概説できる。
7 ネットワーク使用上のマナーを遵守する。
8 化学構造式をコンピュータ上で作成できる。
9 与えられた課題に関する情報を、コンピュータを用いて収集、加工、発表することができ
る。
■履修しておくことが望ましい科目等■
コンピュータや学習支援システムの使用により効率的に学習することのできる科目(例えば
薬学入門、人体の構造と機能Ⅱ、実習Ⅰ、その他薬学系科目の予習・復習・定期試験対策
など)は多数あるので、積極的に活用されたい。
第13 回
第14 回
第15 回
■準備学修等の指示■
ほぼ毎回、その回で学習した技術・方法を使って解答する課題が出題されるので、確実に取
り組むこと。また大学での講義のみならず、日常生活においてもコンピュータを恐れることな
く触れてもらいたい。
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
■回数ごとの授業内容■
第1 回
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
インターネットを用いた情報検索
(上敷領、田淵、堤)準備-134,135,141,142,143,144,145,146,147,148
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
ChemDraw の基本操作
(上敷領、田淵、堤)準備-136,137,138
●準備学習
・パソコンを使った化学構造式の描写について予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
総合演習1:Microsoft Word 演習
(上敷領、田淵、堤)準備-137,139
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
総合演習2:Microsoft Excel グラフ演習
(上敷領、田淵、堤)準備-130,137,139,143
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
総合演習3:Microsoft Excel データベース演習
(上敷領、田淵、堤)準備-130,137,140,143
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
総合演習4:Microsoft PowerPoint 演習
(上敷領、田淵、堤)準備-137,139,143
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
試験、課題と受講出席により評価する。
情報リテラシーの必要性と PC の仕組みおよび学習支援システムの基本操作
(上敷領、田淵、堤)準備
-128,129,130,131,132,133,134,135,136,141,142,145,146,147,148
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
Microsoft Word の基本操作とさまざまな編集方法について
(上敷領、田淵、堤)準備-136,137
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
Microsoft Word における置換と検索
(上敷領、田淵、堤)準備-136,137
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・タッチタイピングをスムーズに行えるように練習しておく。
Microsoft Word における図の挿入と数式作成
(上敷領、田淵、堤)準備-136,137
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
Microsoft Excel の関数
(上敷領、田淵、堤)準備-136,137
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
Microsoft Excel のグラフ作成
(上敷領、田淵、堤)準備-136,137
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
Microsoft Excel のデータベース機能
(上敷領、田淵、堤)準備-137,140
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
Microsoft PowerPoint の基本操作
(上敷領、田淵、堤)準備-136,137
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
Microsoft PowerPoint によるスライドショー
(上敷領、田淵、堤)準備-136,137
●準備学習
■使用テキスト■
『Microsoft Office 2013 を使った情報リテラシーの基礎』 切田節子・三浦信宏・小林としえ・
乙名健 近代科学社 2014 978-4-7649-0448-4
■参考書■
― 5 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
共通基礎科目(情報リテラシー)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
情報処理基礎
Basic Information Processing
上敷領 淳 他
②
1P②
第10 回
第11 回
■授業のねらい・概要■
情報の授受に効果的なコンピュータの利用法を理解し、必要なデータや情報を有効活用で
きるようになるために、インターネットを利用した情報の収集、開示、データベースの使用法、
応用などに関する基本的知識、技能、態度を修得する。【準備教育-(8)】
第12 回
■授業(学修)の到達目標■
1 コンピュータを構成する基本装置の機能と接続方法を説明できる。
2 ワープロソフト、表計算ソフト、グラフィックスソフトを用いることができる。
3 ソフトウエア使用上のルール、マナーを守る。
4 簡単なデータベース作成ソフトを利用してデータ管理ができる。
5 ネットワークを通じで、情報の受信、発信ができる
6 ネットワークセキュリティーについて概説できる。
7 ネットワーク使用上のマナーを遵守する。
8 化学構造式をコンピュータ上で作成できる。
9 与えられた課題に関する情報を、コンピュータを用いて収集、加工、発表することができ
る。
■履修しておくことが望ましい科目等■
コンピュータや学習支援システムの使用により効率的に学習することのできる科目(例えば
薬学入門、人体の構造と機能Ⅱ、実習Ⅰ、その他薬学系科目の予習・復習・定期試験対策
など)は多数あるので、積極的に活用されたい。
第13 回
第14 回
第15 回
■準備学修等の指示■
ほぼ毎回、その回で学習した技術・方法を使って解答する課題が出題されるので、確実に取
り組むこと。また大学での講義のみならず、日常生活においてもコンピュータを恐れることな
く触れてもらいたい。
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
■回数ごとの授業内容■
第1 回
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
インターネットを用いた情報検索
(上敷領、田淵、堤)準備-134,135,141,142,143,144,145,146,147,148
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
ChemDraw の基本操作
(上敷領、田淵、堤)準備-136,137,138
●準備学習
・パソコンを使った化学構造式の描写について予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
総合演習1:Microsoft Word 演習
(上敷領、田淵、堤)準備-137,139
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
総合演習2:Microsoft Excel グラフ演習
(上敷領、田淵、堤)準備-130,137,139,143
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
総合演習3:Microsoft Excel データベース演習
(上敷領、田淵、堤)準備-130,137,140,143
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
総合演習4:Microsoft PowerPoint 演習
(上敷領、田淵、堤)準備-137,139,143
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
試験、課題と受講出席により評価する。
情報リテラシーの必要性と PC の仕組みおよび学習支援システムの基本操作
(上敷領、田淵、堤)準備
-128,129,130,131,132,133,134,135,136,141,142,145,146,147,148
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
Microsoft Word の基本操作とさまざまな編集方法について
(上敷領、田淵、堤)準備-136,137
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
Microsoft Word における置換と検索
(上敷領、田淵、堤)準備-136,137
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・タッチタイピングをスムーズに行えるように練習しておく。
Microsoft Word における図の挿入と数式作成
(上敷領、田淵、堤)準備-136,137
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
Microsoft Excel の関数
(上敷領、田淵、堤)準備-136,137
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
Microsoft Excel のグラフ作成
(上敷領、田淵、堤)準備-136,137
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
Microsoft Excel のデータベース機能
(上敷領、田淵、堤)準備-137,140
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
Microsoft PowerPoint の基本操作
(上敷領、田淵、堤)準備-136,137
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
Microsoft PowerPoint によるスライドショー
(上敷領、田淵、堤)準備-136,137
●準備学習
■使用テキスト■
『Microsoft Office 2013 を使った情報リテラシーの基礎』 切田節子・三浦信宏・小林としえ・
乙名健 近代科学社 2014 978-4-7649-0448-4
■参考書■
― 6 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
共通基礎科目(情報リテラシー)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
情報処理基礎
Basic Information Processing
上敷領 淳 他
②
1P③
第10 回
第11 回
■授業のねらい・概要■
情報の授受に効果的なコンピュータの利用法を理解し、必要なデータや情報を有効活用で
きるようになるために、インターネットを利用した情報の収集、開示、データベースの使用法、
応用などに関する基本的知識、技能、態度を修得する。【準備教育-(8)】
第12 回
■授業(学修)の到達目標■
1 コンピュータを構成する基本装置の機能と接続方法を説明できる。
2 ワープロソフト、表計算ソフト、グラフィックスソフトを用いることができる。
3 ソフトウエア使用上のルール、マナーを守る。
4 簡単なデータベース作成ソフトを利用してデータ管理ができる。
5 ネットワークを通じで、情報の受信、発信ができる
6 ネットワークセキュリティーについて概説できる。
7 ネットワーク使用上のマナーを遵守する。
8 化学構造式をコンピュータ上で作成できる。
9 与えられた課題に関する情報を、コンピュータを用いて収集、加工、発表することができ
る。
■履修しておくことが望ましい科目等■
コンピュータや学習支援システムの使用により効率的に学習することのできる科目(例えば
薬学入門、人体の構造と機能Ⅱ、実習Ⅰ、その他薬学系科目の予習・復習・定期試験対策
など)は多数あるので、積極的に活用されたい。
第13 回
第14 回
第15 回
■準備学修等の指示■
ほぼ毎回、その回で学習した技術・方法を使って解答する課題が出題されるので、確実に取
り組むこと。また大学での講義のみならず、日常生活においてもコンピュータを恐れることな
く触れてもらいたい。
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
■回数ごとの授業内容■
第1 回
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
インターネットを用いた情報検索
(上敷領、田淵、堤)準備-134,135,141,142,143,144,145,146,147,148
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
ChemDraw の基本操作
(上敷領、田淵、堤)準備-136,137,138
●準備学習
・パソコンを使った化学構造式の描写について予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
総合演習1:Microsoft Word 演習
(上敷領、田淵、堤)準備-137,139
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
総合演習2:Microsoft Excel グラフ演習
(上敷領、田淵、堤)準備-130,137,139,143
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
総合演習3:Microsoft Excel データベース演習
(上敷領、田淵、堤)準備-130,137,140,143
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
総合演習4:Microsoft PowerPoint 演習
(上敷領、田淵、堤)準備-137,139,143
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
試験、課題と受講出席により評価する。
情報リテラシーの必要性と PC の仕組みおよび学習支援システムの基本操作
(上敷領、田淵、堤)準備
-128,129,130,131,132,133,134,135,136,141,142,145,146,147,148
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
Microsoft Word の基本操作とさまざまな編集方法について
(上敷領、田淵、堤)準備-136,137
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
Microsoft Word における置換と検索
(上敷領、田淵、堤)準備-136,137
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・タッチタイピングをスムーズに行えるように練習しておく。
Microsoft Word における図の挿入と数式作成
(上敷領、田淵、堤)準備-136,137
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
Microsoft Excel の関数
(上敷領、田淵、堤)準備-136,137
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
Microsoft Excel のグラフ作成
(上敷領、田淵、堤)準備-136,137
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
Microsoft Excel のデータベース機能
(上敷領、田淵、堤)準備-137,140
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
Microsoft PowerPoint の基本操作
(上敷領、田淵、堤)準備-136,137
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・練習課題を解き前回の講義内容を復習する。
Microsoft PowerPoint によるスライドショー
(上敷領、田淵、堤)準備-136,137
●準備学習
■使用テキスト■
『Microsoft Office 2013 を使った情報リテラシーの基礎』 切田節子・三浦信宏・小林としえ・
乙名健 近代科学社 2014 978-4-7649-0448-4
■参考書■
― 7 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
共通基礎科目(英語)
■使用テキスト■
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■参考書■
『The Ultimate Approach for the TOEIC Test』 Emiko Matsumoto, et al Seibido 2016
978-4-7919-4789-8
TOEIC(Ⅰ)
Toeic(Ⅰ)
中尾 佳行
2
1全(~H27)
■授業のねらい・概要■
本講義では、TOEICテストのスコアアップを目的に、TOEICテストで求められる英語力を養うと
ともに、TOEICの攻略法を学ぶ。また、TOEICテストに対応できるリスニング力を涵養すること
を目的とし、リスニングの基礎的訓練を行う。
■授業(学修)の到達目標■
TOEICのリーディングパートに対応できる語彙力・文法力を身につける。また、リスニングパー
トに対応できるよう、平易な会話や比較的短い連続した英語を聞き取るリスニング力を身に
つける。
■履修しておくことが望ましい科目等■
英語 I、英語 I
TOEIC のスコアアップを目指す講義のため、基礎的な文法事項をある程度理解していること
を求める。
■準備学修等の指示■
毎回指示する箇所に目を通し、単語の意味を確認しておくこと。予習・復習は必ず行うこと。
また、講義には辞書(電子辞書可)を持参すること。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
Introduction
Unit 1: Entertainment の問題、練習と解説 Part 1: Photographs,Part
2:Question-Response, Part 3: Short Conversation, Part 4: Short Talk, Part 5:
Incomplete Sentences, Part 6: Text Completion, Part 7: Single Passage
Unit 2: Transportation/Airport の問題、練習と解説 Part 1: Photographs,Part
2:Question-Response, Part 3: Short Conversation, Part 4: Short Talk, Part 5:
Incomplete Sentences, Part 6: Text Completion, Part 7: Single Passage
Unit 3: Technology の問題、練習と解説 Part 1: Photographs,Part
2:Question-Response, Part 3: Short Conversation, Part 4: Short Talk, Part 5:
Incomplete Sentences, Part 6: Text Completion, Part 7: Single Passage
Unit 4: Housing/Building/Construction の問題、練習と解説 Part 1:
Photographs,Part 2:Question-Response, Part 3: Short Conversation, Part 4:
Short Talk, Part 5: Incomplete Sentences, Part 6: Text Completion, Part 7: Single
Passage
Unit 5: Sightseeing/Guided Tour の問題、練習と解説 Part 1: Photographs,Part
2:Question-Response, Part 3: Short Conversation, Part 4: Short Talk, Part 5:
Incomplete Sentences, Part 6: Text Completion, Part 7: Single Passage
Unit 6: Eating out/Restraurant の問題、練習と解説 Part 1: Photographs,Part
2:Question-Response, Part 3: Short Conversation, Part 4: Short Talk, Part 5:
Incomplete Sentences, Part 6: Text Completion, Part 7: Single Passage
Unit 7: Hospital/Health の問題、練習と解説 Part 1: Photographs,Part
2:Question-Response, Part 3: Short Conversation, Part 4: Short Talk, Part 5:
Incomplete Sentences, Part 6: Text Completion, Part 7: Single Passage
Unit 8: Finance/Budget/Salary の問題、練習と解説 Part 1: Photographs,Part
2:Question-Response, Part 3: Short Conversation, Part 4: Short Talk, Part 5:
Incomplete Sentences, Part 6: Text Completion, Part 7: Single Passage
Unit 9: Hobby/Sports/Art の問題、練習と解説 Part 1: Photographs,Part
2:Question-Response, Part 3: Short Conversation, Part 4: Short Talk, Part 5:
Incomplete Sentences, Part 6: Text Completion, Part 7: Single Passage
Unit 10: Education/Schools の問題、練習と解説 Part 1: Photographs,Part
2:Question-Response, Part 3: Short Conversation, Part 4: Short Talk, Part 5:
Incomplete Sentences, Part 6: Text Completion, Part 7: Single Passage
Unit 11: Hotel/Service の問題、練習と解説 Part 1: Photographs,Part
2:Question-Response, Part 3: Short Conversation, Part 4: Short Talk, Part 5:
Incomplete Sentences, Part 6: Text Completion, Part 7: Single Passage
Unit 12: Shopping/Purchases の問題、練習と解説 Part 1: Photographs,Part
2:Question-Response, Part 3: Short Conversation, Part 4: Short Talk, Part 5:
Incomplete Sentences, Part 6: Text Completion, Part 7: Single Passage
Unit 13: Personnel/Training の問題、練習と解説 Part 1: Photographs,Part
2:Question-Response, Part 3: Short Conversation, Part 4: Short Talk, Part 5:
Incomplete Sentences, Part 6: Text Completion, Part 7: Single Passage
まとめ:問題のパタンを掴むことの重要性
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
講義への積極的参加を重視するので、興味・関心をもって毎回の講義に出席すること。講義
への参加度、および目標到達度確認等を勘案し、総合的に評価する。
― 8 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
共通基礎科目(英語)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
TOEIC(Ⅱ)
Toeic(Ⅱ)
中尾 佳行
2
1全(~H27)
■授業のねらい・概要■
前期に続き、本講義では、TOEIC テストのスコアアップを目的に、TOEIC テストで出題される
様々なトピックを扱う。前期で学んだ TOEIC 形式の問題に慣れ、TOEIC の攻略法を理解する
ことで、英語での情報処理能力を高めるとともに英語のリーディングおよびリスニング能力の
向上を目指す。
■授業(学修)の到達目標■
TOEIC のリーディングパートに対応できる基礎的な語彙力・文法力を身につける。また、リス
ニングパートに対応できるよう、平易な会話や比較的短い連続した英語を聞き取るリスニン
グ力を身につける。
■履修しておくことが望ましい科目等■
英語 I、英語 I 、TOEIC I
TOEIC のスコアアップを目指す講義のため、基礎的な文法事項をある程度理解していること
を求める。
■準備学修等の指示■
毎回指示する箇所に目を通し、単語の意味を確認しておくこと。予習・復習は必ず行うこと。
また、講義には辞書(電子辞書可)を持参すること。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
Introduction
Unit 1 Fashion and Shopping--Part 5: 現在時制、Part 6: 最新デザインのアナ
ウンス、Part 7: クーポン
Unit 2 Eating and Restaurants--Part 5: 過去時制、Part 6: ポイントで得るギフ
ト、Part 7: ホテルのビュフェ
Unit 3 Entertainment and the Movies--Part 5: 未来時制、Part 6: 映画予告編、
Part 7: ブロードウェイデビュー
Unit 4 Housing and Family Life--Part 5: 進行形、Part 6: 家で食事、Part 7: 家
の清掃広告
Unit 5 The Media and the Internet--Part 5: 完了時制、Part 6: メールで連絡、
Part 7: 募集のアナウンス
Unit 7 Travel and Airportsr--Part 5: 受動態、Part 6: ビデオゲーム、Part 7: 空
港のラウンジ
Unit 8 Hotels and Leisure--Part 5: 使役動詞、Part 6: ホテル施設の問題点、
Part 7: 旅行パッケージ
Unit 9 The Weather--Part 5: to不定詞、Part 6: 暖かい服で、Part 7: 休暇中の
収集日
Unit 10 The Environment and Recyling--Part 5: 動名詞、Part 6: アースディは
自転車で、Part 7: リサイクル品の収集日
Unit 11 Fitness and Health--Part 5: 助動詞、Part 6: 柔道教室に遅刻しない、
Part 7: 水泳教室の入会広告
Unit 13 Business Trips and Commuting--Part 5: 名詞ど動名詞、Part 6: ニュー
ヨークの地下鉄、Part 7: スマホでアプリをダウンロード
Unit 14 Advertising and Sales--Part 5: 冠詞、Part 6: 電話販売人の求人、Part
7: バスの車体広告
Unit 15 Getting a Job and Promotions--Part 5: 形容詞、Part 6: チームプレー
のできる人、Part 7: 教授に昇格
まとめ:問題のパタンを掴むことの重要性
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
講義への積極的参加を重視するので、興味・関心をもって毎回の講義に出席すること。講義
への参加度、および目標到達度確認等を勘案し、総合的に評価する。
■使用テキスト■
『Reading Breakthrough for the TOEIC Test』 Josua Cohen, et al Nan'un-do 2015
978-4-523-17811-8
■参考書■
― 9 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
共通基礎科目(英語)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
英語(Ⅰ)
English(Ⅰ)
若松 正晃
②
1全(~H27)
第14 回
第15 回
める。
・本文の内容に関して、自分の意見を簡単な文章で再生する。
・テキスト:Unit6-C,D,E
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取り、かつ英語でまと
める。
・本文の内容に関して、自分の意見を簡単な文章で再生する。
・テキスト:これまでの授業のまとめ
前期の授業内容の目標到達度確認を行う。
■授業のねらい・概要■
■定期試験■
高等学校における英語学習と、大学における英語学習への円滑な接続を目的とします。高
等学校における基礎的な学習内容を繰り返しつつ、英語総合能力の定着を図ります。授業
では、高等学校における基礎的な知識をさらに発展させ、実際に使えるために、多種多様な
言語活動を取り入れながら、的確に理解し、適切に伝える能力を養うことを目標とします。学
生が能動的に参加するアクティブラーニング型の授業が中心になります。
実施しない
■成績評価の方法■
■授業(学修)の到達目標■
『World English 1』 Martin Milner Cengage Learning 2015 978-1-285-84869-3
【語彙】JACET 単語レベル Level3 程度。
【音読】文字や符号を認識し、語と語の区切りなどに注意し、英語らしい発音やイントネーショ
ンで正しく音読できる。
【リスニング】自然な口調で話されたり読まれたりする英語を聞いて、情報を聞き取ることが
できる。
【リーディング】まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取ることができる。ま
た教科書の文章を 1 分間に 100 語以上のスピードで読むことができる。
【ライティング】学習した語彙や表現を利用して、パラグラフのある英文で正確に書くことがで
きる。
【スピーキング】身近なことについて簡単なやり取りができ、自分のことや個人的に関心のあ
ることなど 1 分程度述べることができる。
【自律学習】英語学習に当たり辞書を活用することができる。自分の学習方法を確立する。
授業参加度(20%)、課題(30%)、目標到達度確認(50%)
■使用テキスト■
■参考書■
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし
■準備学修等の指示■
毎回授業の予習・復習を行う。確認テストや小テストがある場合は、テスト勉強をし、授業に
臨むこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
オリエンテーション:授業の進め方、評価の仕方、予習・復習の仕方、統一テス
トの説明。
・辞書の使い方、また辞書の有効な活用方法、発音記号、学習に有効な音読
方法について学ぶ。
・テキスト:Unit1-A,B
・英文のまとまりごとに区切りながら内容をとらえていく練習を行う。
・短文レベルの平易な英語を読み、その内容を口頭でまとめる。
・テキスト:Unit1-C,D,E
・英文のまとまりごとに区切りながら内容をとらえていく練習を行う。
・短文レベルの平易な英語を聞き、その内容を口頭でまとめる。
・テキスト:Unit2-A,B
"・英文のまとまりごとに区切りながら内容をとらえていく練習を行う。
・短文レベルの平易な英語を聞き、その内容を口頭でまとめ、さらに英文でまと
めて書けるようにする。
・テキスト:Unit2-C,D,E
・ある程度のまとまりのある英語を読み、その内容をまとめる。
・与えられたトピックについて英語で述べられるようにする。
・テキスト:Unit3-A,B
・ある程度のまとまりのある英語を読み、その内容をまとめる。
・与えられたトピックについて、ペア、もしくはグループに英語で発表する。
・ある程度のまとまりのある英語を読み、その内容をまとめ、さらに英語で口頭
再生を行う。
・与えれたトピックについて、ペア、もしくはグループで英語で発表する。
・テキスト:Unit4-A,B
・ある程度のまとめ理のある英語を読み、その内容をまとめ、さらに英語で口頭
再生を行う。
・クラスメートが発表したスピーチの内容を聞き取り、それについて簡単な自分
のコメントを書く。
・テキスト:Unit4-C,D,E
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取る。
・クラスメートが発表したスピーチの内容を聞き取り、それについてグループ内
(もしくはペア)で簡単なやり取りを英語で行う。
・テキスト:Unit5-A,B
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取る。
・学習した語彙や表現を活用して簡単な文章で再生する。
・テキスト:Unit5-C,D,E
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取り、かつ英語でまと
める。
・学習した語彙や表現を活用して簡単な文章で再生する。
・テキスト:Unit6-A,B
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取り、かつ英語でまと
― 10 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
共通基礎科目(英語)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
英語(Ⅱ)
English(Ⅱ)
若松 正晃
②
1全(~H27)
第13 回
第14 回
■授業のねらい・概要■
前期の授業に引き続き、高等学校における英語学習と、大学における英語学習への円滑な
接続を目的とします。高等学校における基礎的な学習内容を繰り返しつつ、英語総合能力の
定着を図ります。授業では、高等学校における基礎的な知識をさらに発展させ、実際に使え
るために、多種多様な言語活動を取り入れながら、的確に理解し、適切に伝える能力を養う
ことを目標とします。学生が能動的に参加するアクティブラーニング型の授業が中心になり
ます。
■授業(学修)の到達目標■
【語彙】JACET 単語レベル Level3 程度。
【音読】文字や符号を認識し、語と語の区切りなどに注意し、英語らしい発音やイントネーショ
ンで正しく音読できる。
【リスニング】自然な口調で話されたり読まれたりする英語を聞いて、情報を聞き取ることが
できる。
【リーディング】まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取ることができる。ま
た教科書の文章を 1 分間に 100 語以上のスピードで読むことができる。
【ライティング】学習した語彙や表現を利用して、パラグラフのある英文で正確に書くことがで
きる。
【スピーキング】身近なことについて簡単なやり取りができ、自分のことや個人的に関心のあ
ることなど 1 分程度述べることができる。
【自律学習】英語学習に当たり辞書を活用することができる。自分の学習方法を確立する。
第15 回
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
統一テスト 40%、授業目標到達度確認60%
■使用テキスト■
『World English 1』 Martin Milner Cengage Learning 2015 978-1-285-84869-3
■参考書■
■履修しておくことが望ましい科目等■
英語I
■準備学修等の指示■
毎回授業の予習・復習を行う。確認テストや小テストがある場合は、テスト勉強をし、授業に
臨むこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
た内容をまとめる。
・テキスト:Unit12-A,B
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取り、かつ英語でまと
める。
・本文の内容に関して、自分の意見を簡単な文章で再生する。
・テキスト:Unit12-C,D,E
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取り、かつ英語でまと
める。
・本文の内容に関して、自分の意見を簡単な文章で再生する。
・テキスト:これまでの授業のまとめ
後期の授業内容の目標到達度確認を行う。
オリエンテーション:授業の進め方、評価の仕方、予習・復習の仕方、統一テス
トなどを説明
・英文のまとまりごとに区切りながら内容をとらえていく練習を行う。
・比較的平易な英語を読み、その内容を口頭でまとめる。
・テキスト:Unit7-A,B
・英文のまとまりごとに区切りながら内容をとらえていく練習を行う。
・比較的平易な英語を読み、その内容を口頭でまとめる。
・テキスト:Unit7-C,D,E
・英文のまとまりごとに区切りながら内容をとらえていく練習を行う。
・比較的平易な英語を聞き、その内容を口頭でまとめる。
・テキスト:Unit8-A,B
・英文のまとまりごとに区切りながら内容をとらえていく練習を行う。
・比較的平易な英語を聞き、その内容を口頭でまとめ、さらに英文でまとめて
書けるようにする。
・テキスト:Unit8-C,D,E
・ある程度のまとまりのある英語を読み、その内容をまとめる。
・与えられたトピックについて、ペア、もしくはグループに英語で発表する。
・テキスト:Unit9-A,B
・ある程度のまとまりのある英語を読み、その内容をまとめ、さらに英語で口頭
再生を行う。
・与えれたトピックについて、ペア、もしくはグループで英語で発表する。
・テキスト:Unit9-C,D,E
・ある程度のまとめ理のある英語を読み、その内容をまとめ、さらに英語で口頭
再生を行う。
・クラスメートが発表したスピーチの内容を聞き取り、それについて簡単な自分
のコメントを書く。
・テキスト:Unit10-A,B
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取る。
・クラスメートが発表したスピーチの内容を聞き取り、それについてグループ内
(もしくはペア)で簡単なやり取りを英語で行う。
・テキスト:Unit10-C,D,E
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取る。
・学習した語彙や表現を活用して簡単な文章で再生する。
・テキスト:Unit11-A,B
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取り、かつ英語でまと
める。
・学習した語彙や表現を活用して簡単な文章で再生する。
・テキスト:Unit11-C,D,E
・自然な口調で話されている英語を聞き取り、その内容をまとめる。
・グループ内で、自分のことや個人的に関心のあることを発表し、かつ発表され
― 11 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第13 回
共通基礎科目(英語)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
英語Ⅰ
EnglishⅠ
Lowes Jason
①
1P(A)
第14 回
第15 回
■授業のねらい・概要■
高等学校における英語学習と、大学における英語学習への円滑な接続を目的とします。高
等学校における基礎的な学習内容を繰り返しつつ、英語総合能力の定着を図ります。授業
では、高等学校における基礎的な知識をさらに発展させ、実際に使えるために、多種多様な
言語活動を取り入れながら、的確に理解し、適切に伝える能力を養うことを目標とします。学
生が能動的に参加するアクティブラーニング型の授業が中心になります。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
統一テスト 40%、授業目標到達度確認60%
■使用テキスト■
■授業(学修)の到達目標■
【語彙】JACET 単語レベル Level3 程度。
【音読】文字や符号を認識し、語と語の区切りなどに注意し、英語らしい発音やイントネーショ
ンで正しく音読できる。
【リスニング】自然な口調で話されたり読まれたりする英語を聞いて、情報を聞き取ることが
できる。
【リーディング】まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取ることができる。ま
た教科書の文章を 1 分間に 100 語以上のスピードで読むことができる。
【ライティング】学習した語彙や表現を利用して、パラグラフのある英文で正確に書くことがで
きる。
【スピーキング】身近なことについて簡単なやり取りができ、自分のことや個人的に関心のあ
ることなど 1 分程度述べることができる。
【自律学習】英語学習に当たり辞書を活用することができる。自分の学習方法を確立する。
『Bedside Manner』 Simon Capper Perceptia Press 2012 9784939130724
■参考書■
■履修しておくことが望ましい科目等■
英語 I and I
■準備学修等の指示■
毎回授業の予習・復習を行う。確認テストや小テストがある場合は、テスト勉強をし、授業に
臨むこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取り、かつ英語でまと
める。
・本文の内容に関して、自分の意見を簡単な文章で再生する。
・テキスト Unit7
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取り、かつ英語でまと
める。
・本文の内容に関して、自分の意見を簡単な文章で再生する。
・テキスト Unit8
前期の授業内容の目標到達度確認を行う。
オリエンテーション:授業の進め方、評価の仕方、予習・復習の仕方、統一テス
トの説明。
・辞書の使い方、また辞書の有効な活用方法、発音記号、学習に有効な音読
方法について学ぶ。
・テキスト:Unit1
・英文のまとまりごとに区切りながら内容をとらえていく練習を行う。
・短文レベルの平易な英語を読み、その内容を口頭でまとめる。
・テキスト:Unit1
・英文のまとまりごとに区切りながら内容をとらえていく練習を行う。
・短文レベルの平易な英語を聞き、その内容を口頭でまとめる。
・テキスト:Unit2
・英文のまとまりごとに区切りながら内容をとらえていく練習を行う。
・短文レベルの平易な英語を聞き、その内容を口頭でまとめ、さらに英文でまと
めて書けるようにする。
・テキスト:Unit2
・ある程度のまとまりのある英語を読み、その内容をまとめる。
・与えられたトピックについて英語で述べられるようにする。
・テキスト Unit3
・ある程度のまとまりのある英語を読み、その内容をまとめる。
・与えられたトピックについて、ペア、もしくはグループに英語で発表する。
・テキスト Unit3
・ある程度のまとまりのある英語を読み、その内容をまとめ、さらに英語で口頭
再生を行う。
・与えれたトピックについて、ペア、もしくはグループで英語で発表する。
・テキスト Unit4
・ある程度のまとめ理のある英語を読み、その内容をまとめ、さらに英語で口頭
再生を行う。
・クラスメートが発表したスピーチの内容を聞き取り、それについて簡単な自分
のコメントを書く。
・テキスト Unit4
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取る。
・クラスメートが発表したスピーチの内容を聞き取り、それについてグループ内
(もしくはペア)で簡単なやり取りを英語で行う。
・テキスト Unit5
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取る。
・学習した語彙や表現を活用して簡単な文章で再生する。
・テキスト Unit5
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取り、かつ英語でまと
める。
・学習した語彙や表現を活用して簡単な文章で再生する。
・テキスト Unit6
― 12 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第13 回
共通基礎科目(英語)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
英語Ⅰ
EnglishⅠ
Tang Warren
①
1P(A)
第14 回
第15 回
■授業のねらい・概要■
高等学校における英語学習と、大学における英語学習への円滑な接続を目的とします。高
等学校における基礎的な学習内容を繰り返しつつ、英語総合能力の定着を図ります。授業
では、高等学校における基礎的な知識をさらに発展させ、実際に使えるために、多種多様な
言語活動を取り入れながら、的確に理解し、適切に伝える能力を養うことを目標とします。学
生が能動的に参加するアクティブラーニング型の授業が中心になります。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
統一テスト 40%、授業目標到達度確認60%
■使用テキスト■
■授業(学修)の到達目標■
【語彙】JACET 単語レベル Level3 程度。
【音読】文字や符号を認識し、語と語の区切りなどに注意し、英語らしい発音やイントネーショ
ンで正しく音読できる。
【リスニング】自然な口調で話されたり読まれたりする英語を聞いて、情報を聞き取ることが
できる。
【リーディング】まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取ることができる。ま
た教科書の文章を 1 分間に 100 語以上のスピードで読むことができる。
【ライティング】学習した語彙や表現を利用して、パラグラフのある英文で正確に書くことがで
きる。
【スピーキング】身近なことについて簡単なやり取りができ、自分のことや個人的に関心のあ
ることなど 1 分程度述べることができる。
【自律学習】英語学習に当たり辞書を活用することができる。自分の学習方法を確立する。
『Bedside Manner』 Simon Capper Perceptia Press 2012 9784939130724
■参考書■
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■準備学修等の指示■
毎回授業の予習・復習を行う。確認テストや小テストがある場合は、テスト勉強をし、授業に
臨むこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取り、かつ英語でまと
める。
・本文の内容に関して、自分の意見を簡単な文章で再生する。
・テキスト Unit8
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取り、かつ英語でまと
める。
・本文の内容に関して、自分の意見を簡単な文章で再生する。
・テキスト Unit8
前期の授業内容の目標到達度確認を行う。
オリエンテーション:授業の進め方、評価の仕方、予習・復習の仕方、統一テス
トの説明。
・辞書の使い方、また辞書の有効な活用方法、発音記号、学習に有効な音読
方法について学ぶ。
・テキスト:Unit1
・英文のまとまりごとに区切りながら内容をとらえていく練習を行う。
・短文レベルの平易な英語を読み、その内容を口頭でまとめる。
・テキスト:Unit1
・英文のまとまりごとに区切りながら内容をとらえていく練習を行う。
・短文レベルの平易な英語を聞き、その内容を口頭でまとめる。
・テキスト:Unit2
・英文のまとまりごとに区切りながら内容をとらえていく練習を行う。
・短文レベルの平易な英語を聞き、その内容を口頭でまとめ、さらに英文でまと
めて書けるようにする。
・テキスト:Unit2 and 3
・ある程度のまとまりのある英語を読み、その内容をまとめる。
・与えられたトピックについて英語で述べられるようにする。
・テキスト Unit3
・ある程度のまとまりのある英語を読み、その内容をまとめる。
・与えられたトピックについて、ペア、もしくはグループに英語で発表する。
・テキスト Unit4
・ある程度のまとまりのある英語を読み、その内容をまとめ、さらに英語で口頭
再生を行う。
・与えれたトピックについて、ペア、もしくはグループで英語で発表する。
・テキスト Unit4
・ある程度のまとめ理のある英語を読み、その内容をまとめ、さらに英語で口頭
再生を行う。
・クラスメートが発表したスピーチの内容を聞き取り、それについて簡単な自分
のコメントを書く。
・テキスト Unit5
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取る。
・クラスメートが発表したスピーチの内容を聞き取り、それについてグループ内
(もしくはペア)で簡単なやり取りを英語で行う。
・テキスト Unit5
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取る。
・学習した語彙や表現を活用して簡単な文章で再生する。
・テキスト Unit6 and 7
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取り、かつ英語でまと
める。
・学習した語彙や表現を活用して簡単な文章で再生する。
・テキスト Unit7
― 13 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第15 回
共通基礎科目(英語)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
英語Ⅰ
EnglishⅠ
池田 幸恵
①
1P(I)
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
統一テスト 40%、授業目標到達度確認60%
■使用テキスト■
■授業のねらい・概要■
高等学校における英語学習と、大学における英語学習への円滑な接続を目的とします。高
等学校における基礎的な学習内容を繰り返しつつ、英語総合能力の定着を図ります。授業
では、高等学校における基礎的な知識をさらに発展させ、実際に使えるために、多種多様な
言語活動を取り入れながら、的確に理解し、適切に伝える能力を養うことを目標とします。学
生が能動的に参加するアクティブラーニング型の授業が中心になります。
『Reading Choice: Skils for Academic Success』 山梨美和子他 Cengage Learning 2013
978-1-285-19749-4
■参考書■
■授業(学修)の到達目標■
【語彙】JACET 単語レベル Level3 程度。
【音読】文字や符号を認識し、語と語の区切りなどに注意し、英語らしい発音やイントネーショ
ンで正しく音読できる。
【リスニング】自然な口調で話されたり読まれたりする英語を聞いて、情報を聞き取ることが
できる。
【リーディング】まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取ることができる。ま
た教科書の文章を 1 分間に 100 語以上のスピードで読むことができる。
【ライティング】学習した語彙や表現を利用して、パラグラフのある英文で正確に書くことがで
きる。
【スピーキング】身近なことについて簡単なやり取りができ、自分のことや個人的に関心のあ
ることなど 1 分程度述べることができる。
【自律学習】英語学習に当たり辞書を活用することができる。自分の学習方法を確立する。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■準備学修等の指示■
毎回授業の予習・復習を行う。確認テストや小テストがある場合は、テスト勉強をし、授業に
臨むこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
Chapter 7: The reliability of eyewitnesses 「目撃者の信頼性」(2) 目撃した事件
や出来事をグループで日本語と英語で話し合う。
オリエンテーション:授業の進め方、評価の仕方、予習・復習の仕方、統一テス
トなどを説明
Chapter 1:A cultural difference:Being on time 「時間厳守の意味:その文化的
差異」(1) 語彙形成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英答、復習及
び次回の予習・準備
Chapter 1:A cultural difference:Being on time 「時間厳守の意味:その文化的
差異」(2) 時間厳守について各自意見をグループで日本語と英語で話し合う。
Chapter 2 の予習
Chapter 2: Changing lifestyles and new eating habits 「ライフスタイルと食生活
の変遷」(1) 語彙形成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英答、復習
及び次回の予習・準備
Chapter 2: Changing lifestyles and new eating habits 「ライフスタイルと食生活
の変遷」(2)日本の食生活はどのように変わってきたかについて各自意見をグ
ループで日本語と英語で話し合う。Chapter 3 の予習
Chapter 3:Technology completes for family time 「技術の進歩が家族の時間を
奪う」(1) 語彙形成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英答、復習及
び次回の予習・準備
Chapter 3:Technology completes for family time 「技術の進歩が家族の時間を
奪う」(2) 相手に実際に会うのではなく e-mail, Facebook などでコミュニケーショ
ンする長所と短所について各自意見をグループで日本語と英語で話し合う。
Chapter 4 の予習
Chapter 4: Language: Is it always spoken? 「言語とは話すだけ?」(1) 語彙
形成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英答、復習及び次回の予習・
準備
Chapter 4: Language: Is it always spoken? 「言語とは話すだけ?」(2) 手話以
外に言葉によらないコミュニケーションの手段について各自意見をグループで
日本語と英語で話し合う。Chapter 5 の予習
Chapter 5: Loneliness: How can we overcome it? 「人は孤独をどのように克服
するか?」(1) 語彙形成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英答、復
習及び次回の予習・準備
Chapter 5: Loneliness: How can we overcome it? 「人は孤独をどのように克服
するか?」(2)孤独を感じた時どのようにして脱却するかについて各自意見をグ
ループで日本語と英語で話し合う。Chapter 6 の予習
Chapter 6: The importance of Grandmothers 「祖母の存在の重要性」(1)語彙形
成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英答、復習及び次回の予習・準
備
Chapter 6: The importance of Grandmothers 「祖母の存在の重要性」(2)祖母は
どのような人か、その存在はどのような意味があるか、各自意見をグループで
日本語と英語で話し合う。Chapter 7 の予習
Chapter 7: The reliability of eyewitnesses 「目撃者の信頼性」(1) 語彙形成、パ
ラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英答、復習及び次回の予習・準備
― 14 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第13 回
共通基礎科目(英語)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
英語Ⅰ
EnglishⅠ
森岡 悦子
①
1P(I)
第14 回
第15 回
■授業のねらい・概要■
高等学校における英語学習と、大学における英語学習への円滑な接続を目的とします。高
等学校における基礎的な学習内容を繰り返しつつ、英語総合能力の定着を図ります。授業
では、高等学校における基礎的な知識をさらに発展させ、実際に使えるために、多種多様な
言語活動を取り入れながら、的確に理解し、適切に伝える能力を養うことを目標とします。学
生が能動的に参加するアクティブラーニング型の授業が中心になります。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
統一テスト 40%、授業目標到達度確認60%
■使用テキスト■
■授業(学修)の到達目標■
【語彙】JACET 単語レベル Level3 程度。
【音読】文字や符号を認識し、語と語の区切りなどに注意し、英語らしい発音やイントネーショ
ンで正しく音読できる。
【リスニング】自然な口調で話されたり読まれたりする英語を聞いて、情報を聞き取ることが
できる。
【リーディング】まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取ることができる。ま
た教科書の文章を 1 分間に 100 語以上のスピードで読むことができる。
【ライティング】学習した語彙や表現を利用して、パラグラフのある英文で正確に書くことがで
きる。
【スピーキング】身近なことについて簡単なやり取りができ、自分のことや個人的に関心のあ
ることなど 1 分程度述べることができる。
【自律学習】英語学習に当たり辞書を活用することができる。自分の学習方法を確立する。
『Caring for People』 Michiko Mayuzumi et al. Cengage Lerning 2015
978-4-86312-256-7
■参考書■
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■準備学修等の指示■
毎回授業の予習・復習を行う。確認テストや小テストがある場合は、テスト勉強をし、授業に
臨むこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取り、かつ英語でまと
める。
・本文の内容に関して、自分の意見を簡単な文章で再生する。
・テキスト:Unit6
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取り、かつ英語でまと
める。
・本文の内容に関して、自分の意見を簡単な文章で再生する。
・テキス:これまでの授業のまとめ
前期の授業内容の目標到達度確認を行う。
オリエンテーション:授業の進め方、評価の仕方、予習・復習の仕方、統一テス
トの説明。
・辞書の使い方、また辞書の有効な活用方法、発音記号、学習に有効な音読
方法について学ぶ。
・テキスト:Unit1
・英文のまとまりごとに区切りながら内容をとらえていく練習を行う。
・短文レベルの平易な英語を読み、その内容を口頭でまとめる。
・テキスト:Unit1
・英文のまとまりごとに区切りながら内容をとらえていく練習を行う。
・短文レベルの平易な英語を聞き、その内容を口頭でまとめる。
・テキスト:Unit2
・英文のまとまりごとに区切りながら内容をとらえていく練習を行う。
・短文レベルの平易な英語を聞き、その内容を口頭でまとめ、さらに英文でまと
めて書けるようにする。
・テキスト:Unit2
・ある程度のまとまりのある英語を読み、その内容をまとめる。
・与えられたトピックについて英語で述べられるようにする。
・テキスト:Unit3
・ある程度のまとまりのある英語を読み、その内容をまとめる。
・与えられたトピックについて、ペア、もしくはグループに英語で発表する。
・テキスト:Unit3
・ある程度のまとまりのある英語を読み、その内容をまとめ、さらに英語で口頭
再生を行う。
・与えれたトピックについて、ペア、もしくはグループで英語で発表する。
・テキスト:Unit4
・ある程度のまとめ理のある英語を読み、その内容をまとめ、さらに英語で口頭
再生を行う。
・クラスメートが発表したスピーチの内容を聞き取り、それについて簡単な自分
のコメントを書く。
・テキスト:Unit4
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取る。
・クラスメートが発表したスピーチの内容を聞き取り、それについてグループ内
(もしくはペア)で簡単なやり取りを英語で行う。
・テキスト:Unit5
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取る。
・学習した語彙や表現を活用して簡単な文章で再生する。
・テキスト:Unit5
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取り、かつ英語でまと
める。
・学習した語彙や表現を活用して簡単な文章で再生する。
・テキスト:Unit6
― 15 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
共通基礎科目(英語)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
第15 回
英語Ⅱ
EnglishⅡ
高垣 裕子
①
1P(A)
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
統一テスト 40%、課題、テスト、授業参加など総合60%
■授業のねらい・概要■
高等学校における英語学習と、大学における英語学習への円滑な接続を目的とします。高
等学校における基礎的な学習内容を繰り返しつつ、英語総合能力の定着を図ります。授業
では、高等学校における基礎的な知識をさらに発展させ、実際に使えるために、多種多様な
言語活動を取り入れながら、的確に理解し、適切に伝える能力を養うことを目標とします。学
生が能動的に参加するアクティブラーニング型の授業が中心になります。
■使用テキスト■
『Reading Choice: Skils for Academic Success』 山科美和子、横山三鶴、沖野泰子
Cengage Learning 2013 978-1-285-19749-4
■参考書■
■授業(学修)の到達目標■
【語彙】JACET 単語レベル Level3 程度。
【音読】文字や符号を認識し、語と語の区切りなどに注意し、英語らしい発音やイントネーショ
ンで正しく音読できる。
【リスニング】自然な口調で話されたり読まれたりする英語を聞いて、情報を聞き取ることが
できる。
【リーディング】まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取ることができる。ま
た教科書の文章を 1 分間に 100 語以上のスピードで読むことができる。
【ライティング】学習した語彙や表現を利用して、パラグラフのある英文で正確に書くことがで
きる。
【スピーキング】身近なことについて簡単なやり取りができ、自分のことや個人的に関心のあ
ることなど 1 分程度述べることができる。
【自律学習】英語学習に当たり辞書を活用することができる。自分の学習方法を確立する。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■準備学修等の指示■
毎回授業の予習・復習を行う。確認テストや小テストがある場合は、テスト勉強をし、授業に
臨むこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
準備学習:テキストの予習と復習
Unit 1 & 2 まとめ
総復習
準備学習:Unit 1 & 2 の復習
オリエンテーション:授業の進め方、評価の仕方、予習・復習の仕方、統一テス
トの説明。
Pre-reading Preparation: リーディングのポイントを学習
タイトルとキーワード、トピックセンテンスの見つけ方、文章の読み進め方につい
て
準備学習:テキスト(Introduction)の予習
Text/ Unit 1 A Cultural Difference: Being on Time
トピックの導入とパラグラフ・りーディング
準備学習:語句の意味調べとテキストの予習
Text/ Unit 1 A Cultural Difference: Being on Time
パラグラフから文章全体の流れの確認
準備学習:テキストの予習と復習
Text/ Unit 1 Changing Lifestyles and New Eating Habits
トピックの導入とパラグラフ・りーディング
準備学習:語句の意味調べとテキストの予習
Text/ Unit 1 Changing Lifestyles and New Eating Habits
パラグラフから文章全体の流れの確認
準備学習:テキストの予習と復習
Text/ Unit 1 Technology Competes for Family Time
トピックの導入とパラグラフ・りーディング
準備学習:語句の意味調べとテキストの予習
Text/ Unit 1 Technology Competes for Family Time
パラグラフから文章全体の流れの確認
準備学習:テキストの予習と復習
Text/ Unit 2 Language: Is It Always Spoken?
トピックの導入とパラグラフ・りーディング
準備学習:語句の意味調べとテキストの予習
Text/ Unit 2 Language: Is It Always Spoken?
パラグラフから文章全体の流れの確認
準備学習:テキストの予習と復習
Text/ Unit 2 Loneliness: How Can We Overcome It?
トピックの導入とパラグラフ・りーディング
準備学習:語句の意味調べとテキストの予習
Text/ Unit 2 Loneliness: How Can We Overcome It?
パラグラフから文章全体の流れの確認
準備学習:テキストの予習と復習
Text/ Unit 2 The Importance of Grandmothers
トピックの導入とパラグラフ・りーディング
準備学習:語句の意味調べとテキストの予習
Text/ Unit 2 The Importance of Grandmothers
パラグラフから文章全体の流れの確認
― 16 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第15 回
共通基礎科目(英語)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
英語Ⅱ
EnglishⅡ
西田 正
①
1P(A)
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
授業の参加度30% 統一テスト 40% 定期テスト 30%
■使用テキスト■
■授業のねらい・概要■
高等学校における英語学習と、大学における英語学習への円滑な接続を目的とします。高
等学校における基礎的な学習内容を繰り返しつつ、英語総合能力の定着を図ります。授業
では、高等学校における基礎的な知識をさらに発展させ、実際に使えるために、多種多様な
言語活動を取り入れながら、的確に理解し、適切に伝える能力を養うことを目標とします。学
生が能動的に参加するアクティブラーニング型の授業が中心になります。
『Reading Choice: Skils for Academic Success』 山梨美和子他 Cengage Learning 2013
978-1-285-19749-4
■参考書■
■授業(学修)の到達目標■
【語彙】JACET 単語レベル Level3 程度。
【音読】文字や符号を認識し、語と語の区切りなどに注意し、英語らしい発音やイントネーショ
ンで正しく音読できる。
【リスニング】自然な口調で話されたり読まれたりする英語を聞いて、情報を聞き取ることが
できる。
【リーディング】まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取ることができる。ま
た教科書の文章を 1 分間に 100 語以上のスピードで読むことができる。
【ライティング】学習した語彙や表現を利用して、パラグラフのある英文で正確に書くことがで
きる。
【スピーキング】身近なことについて簡単なやり取りができ、自分のことや個人的に関心のあ
ることなど 1 分程度述べることができる。
【自律学習】英語学習に当たり辞書を活用することができる。自分の学習方法を確立する。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■準備学修等の指示■
毎回授業の予習・復習を行う。確認テストや小テストがある場合は、テスト勉強をし、授業に
臨むこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
Chapter 7: The reliability of eyewitnesses 「目撃者の信頼性」(2) 目撃した事件
や出来事をグループで日本語と英語で話し合う。
オリエンテーション:授業の進め方、評価の仕方、予習・復習の仕方、統一テス
トなどを説明
Chapter 1:A cultural difference:Being on time 「時間厳守の意味:その文化的
差異」(1) 語彙形成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英答、復習及
び次回の予習・準備
Chapter 1:A cultural difference:Being on time 「時間厳守の意味:その文化的
差異」(2) 時間厳守について各自意見をグループで日本語と英語で話し合う。
Chapter 2 の予習
Chapter 2: Changing lifestyles and new eating habits 「ライフスタイルと食生活
の変遷」(1) 語彙形成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英答、復習
及び次回の予習・準備
Chapter 2: Changing lifestyles and new eating habits 「ライフスタイルと食生活
の変遷」(2)日本の食生活はどのように変わってきたかについて各自意見をグ
ループで日本語と英語で話し合う。Chapter 3 の予習
Chapter 3:Technology completes for family time 「技術の進歩が家族の時間を
奪う」(1) 語彙形成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英答、復習及
び次回の予習・準備
Chapter 3:Technology completes for family time 「技術の進歩が家族の時間を
奪う」(2) 相手に実際に会うのではなく e-mail, Facebook などでコミュニケーショ
ンする長所と短所について各自意見をグループで日本語と英語で話し合う。
Chapter 4 の予習
Chapter 4: Language: Is it always spoken? 「言語とは話すだけ?」(1) 語彙
形成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英答、復習及び次回の予習・
準備
Chapter 4: Language: Is it always spoken? 「言語とは話すだけ?」(2) 手話以
外に言葉によらないコミュニケーションの手段について各自意見をグループで
日本語と英語で話し合う。Chapter 5 の予習
Chapter 5: Loneliness: How can we overcome it? 「人は孤独をどのように克服
するか?」(1) 語彙形成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英答、復
習及び次回の予習・準備
Chapter 5: Loneliness: How can we overcome it? 「人は孤独をどのように克服
するか?」(2)孤独を感じた時どのようにして脱却するかについて各自意見をグ
ループで日本語と英語で話し合う。Chapter 6 の予習
Chapter 6: The importance of Grandmothers 「祖母の存在の重要性」(1)語彙形
成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英答、復習及び次回の予習・準
備
Chapter 6: The importance of Grandmothers 「祖母の存在の重要性」(2)祖母は
どのような人か、その存在はどのような意味があるか、各自意見をグループで
日本語と英語で話し合う。Chapter 7 の予習
Chapter 7: The reliability of eyewitnesses 「目撃者の信頼性」(1) 語彙形成、パ
ラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英答、復習及び次回の予習・準備
― 17 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
共通基礎科目(英語)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
第13 回
英語Ⅱ
EnglishⅡ
森岡 悦子
①
1P(I)
第14 回
第15 回
■授業のねらい・概要■
高等学校における英語学習と、大学における英語学習への円滑な接続を目的とします。高
等学校における基礎的な学習内容を繰り返しつつ、英語総合能力の定着を図ります。授業
では、高等学校における基礎的な知識をさらに発展させ、実際に使えるために、多種多様な
言語活動を取り入れながら、的確に理解し、適切に伝える能力を養うことを目標とします。学
生が能動的に参加するアクティブラーニング型の授業が中心になります。
■授業(学修)の到達目標■
【語彙】JACET 単語レベル Level3 程度。
【音読】文字や符号を認識し、語と語の区切りなどに注意し、英語らしい発音やイントネーショ
ンで正しく音読できる。
【リスニング】自然な口調で話されたり読まれたりする英語を聞いて、情報を聞き取ることが
できる。
【リーディング】まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取ることができる。ま
た教科書の文章を 1 分間に 100 語以上のスピードで読むことができる。
【ライティング】学習した語彙や表現を利用して、パラグラフのある英文で正確に書くことがで
きる。
【スピーキング】身近なことについて簡単なやり取りができ、自分のことや個人的に関心のあ
ることなど 1 分程度述べることができる。
【自律学習】英語学習に当たり辞書を活用することができる。自分の学習方法を確立する。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
統一テスト 40%、授業目標到達度確認60%
■使用テキスト■
『Caring for People』 Michiko Mayuzumi et al. Cengage Learning 2015
978-4-86312-256-7
■参考書■
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■準備学修等の指示■
毎回授業の予習・復習を行う。確認テストや小テストがある場合は、テスト勉強をし、授業に
臨むこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
・テキスト:Unit6
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取り、かつ英語でまと
める。
・本文の内容に関して、自分の意見を簡単な文章で再生する。
・テキスト:Unit6
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取り、かつ英語でまと
める。
・本文の内容に関して、自分の意見を簡単な文章で再生する。
・テキスト:これまでの授業のまとめ
前期の授業内容の目標到達度確認を行う。
オリエンテーション:授業の進め方、評価の仕方、予習・復習の仕方、統一テス
トなどを説明
・英文のまとまりごとに区切りながら内容をとらえていく練習を行う。
・比較的平易な英語を読み、その内容を口頭でまとめる。
・テキスト:Unit1
・英文のまとまりごとに区切りながら内容をとらえていく練習を行う。
・比較的平易な英語を読み、その内容を口頭でまとめる。
・テキスト:Unit1
・英文のまとまりごとに区切りながら内容をとらえていく練習を行う。
・比較的平易な英語を聞き、その内容を口頭でまとめる。
・テキスト:Unit2
・英文のまとまりごとに区切りながら内容をとらえていく練習を行う。
・比較的平易な英語を聞き、その内容を口頭でまとめ、さらに英文でまとめて
書けるようにする。
・テキスト:Unit2
・ある程度のまとまりのある英語を読み、その内容をまとめる。
・与えられたトピックについて、ペア、もしくはグループに英語で発表する。
・テキスト:Unit3
・ある程度のまとまりのある英語を読み、その内容をまとめ、さらに英語で口頭
再生を行う。
・与えれたトピックについて、ペア、もしくはグループで英語で発表する。
・テキスト:Unit3
・ある程度のまとめ理のある英語を読み、その内容をまとめ、さらに英語で口頭
再生を行う。
・クラスメートが発表したスピーチの内容を聞き取り、それについて簡単な自分
のコメントを書く。
・テキスト:Unit4
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取る。
・クラスメートが発表したスピーチの内容を聞き取り、それについてグループ内
(もしくはペア)で簡単なやり取りを英語で行う。
・テキスト:Unit4
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取る。
・学習した語彙や表現を活用して簡単な文章で再生する。
・テキスト:Unit5
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取り、かつ英語でまと
める。
・学習した語彙や表現を活用して簡単な文章で再生する。
・テキスト:Unit5
・自然な口調で話されている英語を聞き取り、その内容をまとめる。
・グループ内で、自分のことや個人的に関心のあることを発表し、かつ発表され
た内容をまとめる。
― 18 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第15 回
共通基礎科目(英語)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
英語Ⅱ
EnglishⅡ
若松 正晃
①
1P(I)
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
統一テスト 40%、授業目標到達度確認60%
■使用テキスト■
■授業のねらい・概要■
高等学校における英語学習と、大学における英語学習への円滑な接続を目的とします。高
等学校における基礎的な学習内容を繰り返しつつ、英語総合能力の定着を図ります。授業
では、高等学校における基礎的な知識をさらに発展させ、実際に使えるために、多種多様な
言語活動を取り入れながら、的確に理解し、適切に伝える能力を養うことを目標とします。学
生が能動的に参加するアクティブラーニング型の授業が中心になります。
『Reading Choice: Skils for Academic Success』 山梨美和子他 Cengage Learning 2013
978-1-285-19749-4
■参考書■
■授業(学修)の到達目標■
【語彙】JACET 単語レベル Level3 程度。
【音読】文字や符号を認識し、語と語の区切りなどに注意し、英語らしい発音やイントネーショ
ンで正しく音読できる。
【リスニング】自然な口調で話されたり読まれたりする英語を聞いて、情報を聞き取ることが
できる。
【リーディング】まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取ることができる。ま
た教科書の文章を 1 分間に 100 語以上のスピードで読むことができる。
【ライティング】学習した語彙や表現を利用して、パラグラフのある英文で正確に書くことがで
きる。
【スピーキング】身近なことについて簡単なやり取りができ、自分のことや個人的に関心のあ
ることなど 1 分程度述べることができる。
【自律学習】英語学習に当たり辞書を活用することができる。自分の学習方法を確立する。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし
■準備学修等の指示■
毎回授業の予習・復習を行う。確認テストや小テストがある場合は、テスト勉強をし、授業に
臨むこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
Chapter 7: The reliability of eyewitnesses 「目撃者の信頼性」(2) 目撃した事件
や出来事をグループで日本語と英語で話し合う。
オリエンテーション:授業の進め方、評価の仕方、予習・復習の仕方、統一テス
トなどを説明
Chapter 1:A cultural difference:Being on time 「時間厳守の意味:その文化的
差異」(1) 語彙形成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英答、復習及
び次回の予習・準備
Chapter 1:A cultural difference:Being on time 「時間厳守の意味:その文化的
差異」(2) 時間厳守について各自意見をグループで日本語と英語で話し合う。
Chapter 2 の予習
Chapter 2: Changing lifestyles and new eating habits 「ライフスタイルと食生活
の変遷」(1) 語彙形成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英答、復習
及び次回の予習・準備
Chapter 2: Changing lifestyles and new eating habits 「ライフスタイルと食生活
の変遷」(2)日本の食生活はどのように変わってきたかについて各自意見をグ
ループで日本語と英語で話し合う。Chapter 3 の予習
Chapter 3:Technology completes for family time 「技術の進歩が家族の時間を
奪う」(1) 語彙形成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英答、復習及
び次回の予習・準備
Chapter 3:Technology completes for family time 「技術の進歩が家族の時間を
奪う」(2) 相手に実際に会うのではなく e-mail, Facebook などでコミュニケーショ
ンする長所と短所について各自意見をグループで日本語と英語で話し合う。
Chapter 4 の予習
Chapter 4: Language: Is it always spoken? 「言語とは話すだけ?」(1) 語彙
形成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英答、復習及び次回の予習・
準備
Chapter 4: Language: Is it always spoken? 「言語とは話すだけ?」(2) 手話以
外に言葉によらないコミュニケーションの手段について各自意見をグループで
日本語と英語で話し合う。Chapter 5 の予習
Chapter 5: Loneliness: How can we overcome it? 「人は孤独をどのように克服
するか?」(1) 語彙形成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英答、復
習及び次回の予習・準備
Chapter 5: Loneliness: How can we overcome it? 「人は孤独をどのように克服
するか?」(2)孤独を感じた時どのようにして脱却するかについて各自意見をグ
ループで日本語と英語で話し合う。Chapter 6 の予習
Chapter 6: The importance of Grandmothers 「祖母の存在の重要性」(1)語彙形
成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英答、復習及び次回の予習・準
備
Chapter 6: The importance of Grandmothers 「祖母の存在の重要性」(2)祖母は
どのような人か、その存在はどのような意味があるか、各自意見をグループで
日本語と英語で話し合う。Chapter 7 の予習
Chapter 7: The reliability of eyewitnesses 「目撃者の信頼性」(1) 語彙形成、パ
ラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英答、復習及び次回の予習・準備
― 19 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第13 回
共通基礎科目(英語)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
英語Ⅲ
EnglishⅢ
Lowes Jason
①
1P(A)
第14 回
第15 回
■授業のねらい・概要■
高等学校における英語学習と、大学における英語学習への円滑な接続を目的とします。高
等学校における基礎的な学習内容を繰り返しつつ、英語総合能力の定着を図ります。授業
では、高等学校における基礎的な知識をさらに発展させ、実際に使えるために、多種多様な
言語活動を取り入れながら、的確に理解し、適切に伝える能力を養うことを目標とします。学
生が能動的に参加するアクティブラーニング型の授業が中心になります。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
統一テスト 40%、授業目標到達度確認60%
■使用テキスト■
■授業(学修)の到達目標■
【語彙】JACET 単語レベル Level3 程度。
【音読】文字や符号を認識し、語と語の区切りなどに注意し、英語らしい発音やイントネーショ
ンで正しく音読できる。
【リスニング】自然な口調で話されたり読まれたりする英語を聞いて、情報を聞き取ることが
できる。
【リーディング】まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取ることができる。ま
た教科書の文章を 1 分間に 100 語以上のスピードで読むことができる。
【ライティング】学習した語彙や表現を利用して、パラグラフのある英文で正確に書くことがで
きる。
【スピーキング】身近なことについて簡単なやり取りができ、自分のことや個人的に関心のあ
ることなど 1 分程度述べることができる。
【自律学習】英語学習に当たり辞書を活用することができる。自分の学習方法を確立する。
『Bedside Manner』 Simon Capper Perceptia Press 2012 9784939130724
■参考書■
■履修しておくことが望ましい科目等■
英語 I and I
■準備学修等の指示■
毎回授業の予習・復習を行う。確認テストや小テストがある場合は、テスト勉強をし、授業に
臨むこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取り、かつ英語でまと
める。
・本文の内容に関して、自分の意見を簡単な文章で再生する。
・テキスト Unit14 and Unit 15
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取り、かつ英語でまと
める。
・本文の内容に関して、自分の意見を簡単な文章で再生する。
・テキスト Unit15
前期の授業内容の目標到達度確認を行う。
オリエンテーション:授業の進め方、評価の仕方、予習・復習の仕方、統一テス
トの説明。
・辞書の使い方、また辞書の有効な活用方法、発音記号、学習に有効な音読
方法について学ぶ。
・テキスト:Unit9
・英文のまとまりごとに区切りながら内容をとらえていく練習を行う。
・短文レベルの平易な英語を読み、その内容を口頭でまとめる。
・テキスト:Unit9
・英文のまとまりごとに区切りながら内容をとらえていく練習を行う。
・短文レベルの平易な英語を聞き、その内容を口頭でまとめる。
・テキスト:Unit10
・英文のまとまりごとに区切りながら内容をとらえていく練習を行う。
・短文レベルの平易な英語を聞き、その内容を口頭でまとめ、さらに英文でまと
めて書けるようにする。
・テキスト:Unit10
・ある程度のまとまりのある英語を読み、その内容をまとめる。
・与えられたトピックについて英語で述べられるようにする。
・テキスト Unit11
・ある程度のまとまりのある英語を読み、その内容をまとめる。
・与えられたトピックについて、ペア、もしくはグループに英語で発表する。
・テキスト Unit11
・ある程度のまとまりのある英語を読み、その内容をまとめ、さらに英語で口頭
再生を行う。
・与えれたトピックについて、ペア、もしくはグループで英語で発表する。
・テキスト Unit12
・ある程度のまとめ理のある英語を読み、その内容をまとめ、さらに英語で口頭
再生を行う。
・クラスメートが発表したスピーチの内容を聞き取り、それについて簡単な自分
のコメントを書く。
・テキスト Unit12
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取る。
・クラスメートが発表したスピーチの内容を聞き取り、それについてグループ内
(もしくはペア)で簡単なやり取りを英語で行う。
・テキスト Unit13
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取る。
・学習した語彙や表現を活用して簡単な文章で再生する。
・テキスト Unit13
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取り、かつ英語でまと
める。
・学習した語彙や表現を活用して簡単な文章で再生する。
・テキスト Unit14
― 20 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第13 回
共通基礎科目(英語)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
英語Ⅲ
EnglishⅢ
Tang Warren
①
1P(A)
第14 回
第15 回
■授業のねらい・概要■
高等学校における英語学習と、大学における英語学習への円滑な接続を目的とします。高
等学校における基礎的な学習内容を繰り返しつつ、英語総合能力の定着を図ります。授業
では、高等学校における基礎的な知識をさらに発展させ、実際に使えるために、多種多様な
言語活動を取り入れながら、的確に理解し、適切に伝える能力を養うことを目標とします。学
生が能動的に参加するアクティブラーニング型の授業が中心になります。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
統一テスト 40%、授業目標到達度確認60%
■使用テキスト■
■授業(学修)の到達目標■
【語彙】JACET 単語レベル Level3 程度。
【音読】文字や符号を認識し、語と語の区切りなどに注意し、英語らしい発音やイントネーショ
ンで正しく音読できる。
【リスニング】自然な口調で話されたり読まれたりする英語を聞いて、情報を聞き取ることが
できる。
【リーディング】まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取ることができる。ま
た教科書の文章を 1 分間に 100 語以上のスピードで読むことができる。
【ライティング】学習した語彙や表現を利用して、パラグラフのある英文で正確に書くことがで
きる。
【スピーキング】身近なことについて簡単なやり取りができ、自分のことや個人的に関心のあ
ることなど 1 分程度述べることができる。
【自律学習】英語学習に当たり辞書を活用することができる。自分の学習方法を確立する。
『Bedside Manner』 Simon Capper Perceptia Press 2012 9784939130724
■参考書■
■履修しておくことが望ましい科目等■
英語 I and I
■準備学修等の指示■
毎回授業の予習・復習を行う。確認テストや小テストがある場合は、テスト勉強をし、授業に
臨むこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取り、かつ英語でまと
める。
・本文の内容に関して、自分の意見を簡単な文章で再生する。
・テキスト Unit14 and 15
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取り、かつ英語でまと
める。
・本文の内容に関して、自分の意見を簡単な文章で再生する。
・テキスト Unit15
前期の授業内容の目標到達度確認を行う。
オリエンテーション:授業の進め方、評価の仕方、予習・復習の仕方、統一テス
トの説明。
・辞書の使い方、また辞書の有効な活用方法、発音記号、学習に有効な音読
方法について学ぶ。
・テキスト:Unit9
・英文のまとまりごとに区切りながら内容をとらえていく練習を行う。
・短文レベルの平易な英語を読み、その内容を口頭でまとめる。
・テキスト:Unit9
・英文のまとまりごとに区切りながら内容をとらえていく練習を行う。
・短文レベルの平易な英語を聞き、その内容を口頭でまとめる。
・テキスト:Unit10
・英文のまとまりごとに区切りながら内容をとらえていく練習を行う。
・短文レベルの平易な英語を聞き、その内容を口頭でまとめ、さらに英文でまと
めて書けるようにする。
・テキスト:Unit10
・ある程度のまとまりのある英語を読み、その内容をまとめる。
・与えられたトピックについて英語で述べられるようにする。
・テキスト Unit11
・ある程度のまとまりのある英語を読み、その内容をまとめる。
・与えられたトピックについて、ペア、もしくはグループに英語で発表する。
・テキスト Unit11
・ある程度のまとまりのある英語を読み、その内容をまとめ、さらに英語で口頭
再生を行う。
・与えれたトピックについて、ペア、もしくはグループで英語で発表する。
・テキスト Unit12
・ある程度のまとめ理のある英語を読み、その内容をまとめ、さらに英語で口頭
再生を行う。
・クラスメートが発表したスピーチの内容を聞き取り、それについて簡単な自分
のコメントを書く。
・テキスト Unit12
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取る。
・クラスメートが発表したスピーチの内容を聞き取り、それについてグループ内
(もしくはペア)で簡単なやり取りを英語で行う。
・テキスト Unit13
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取る。
・学習した語彙や表現を活用して簡単な文章で再生する。
・テキスト Unit13
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取り、かつ英語でまと
める。
・学習した語彙や表現を活用して簡単な文章で再生する。
・テキスト Unit14
― 21 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
共通基礎科目(英語)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■定期試験■
英語Ⅲ
EnglishⅢ
池田 幸恵
①
1P(I)
実施する
■成績評価の方法■
統一テスト 40%、授業目標到達度確認60%
■使用テキスト■
『Reading Choice: Skils for Academic Success』 山梨美和子他 Cengage Learning 2013
978-1-285-19749-4
■授業のねらい・概要■
前期に引き続き、将来専門分野で必要となる英語総合力を養うことを目的とします。専門書
を読むために必要な語彙習得、構文理解に終わるのではなく、読むこと及び書くことともに有
機的に関連付けた活動を行うことにより、聞くこと及び話すことの能力を養うことを目的としま
す。多様な場面における言語活動を経験しながら、将来専門分野で必要となる発信能力の
育成を養います。
■参考書■
■授業(学修)の到達目標■
【語彙】JACET 単語レベル Level3 程度。
【音読】文字や符号を認識し、語と語の区切りなどに注意し、英語らしい発音やイントネーショ
ンで正しく音読できる。
【リスニング】自然な口調で話されたり読まれたりする英語を聞いて、情報を聞き取ることが
できる。
【リーディング】まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取ることができる。ま
た教科書の文章を 1 分間に 100 語以上のスピードで読むことができる。
【ライティング】学習した語彙や表現を利用して、パラグラフのある英文で正確に書くことがで
きる。
【スピーキング】身近なことについて簡単なやり取りができ、自分のことや個人的に関心のあ
ることなど 1 分程度述べることができる。
【自律学習】英語学習に当たり辞書を活用することができる。自分の学習方法を確立する。
■履修しておくことが望ましい科目等■
英語 I
■準備学修等の指示■
毎回授業の予習・復習を行う。確認テストや小テストがある場合は、テスト勉強をし、授業に
臨むこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
オリエンテーション:授業の進め方、評価の仕方、予習・復習の仕方、統一テス
トなどを説明
Chapter 8:Innocent until proven guilty: The criminal court system 「推定無罪:ア
メリカの掲示裁判制度」(1) 語彙形成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英
問英答、復習と次回の予習・準備
Chapter 8:Innocent until proven guilty: The criminal court system 「推定無罪:ア
メリカの掲示裁判制度」(2) 日本の裁判員制度について各自意見をグループで
日本語と英語で話し合う。Chapter 9 の予習
Chapter 9: Solving crimes with modern technology 「現代科学が犯罪を裁く」(1)
語彙形成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英答、復習と次回の予
習・準備
Chapter 9: Solving crimes with modern technology 「現代科学が犯罪を裁く」(2)
犯罪現場で採集された指紋は犯人検挙に有力な方法か、各自意見をグルー
プで日本語と英語で話し合う。Chapter 10 の予習
Chapter 10:Ancient artifacts and ancient air「遺物に密封された古代の空気」(1)
語彙形成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英答、復習と次回の予
習・準備
Chapter 10:Ancient artifacts and ancient air「遺物に密封された古代の空気」(2)
世界遺産を取り上げ、その概要や問題点をグループで日本語と英語で話し合
う。Chapter 11 の予習
Chapter 11: Medicaltechinology: Saving lives with robotics 「医療技術の発達:ロ
ボットが命を救う」(1) 語彙形成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問
英答、復習と次回の予習・準備
Chapter 11: Medicaltechinology: Saving lives with robotics 「医療技術の発達:ロ
ボットが命を救う」(2) 医療現場でロボットはどのように医学の発展に貢献する
かについて各自意見をグループで日本語と英語で話し合う。Chapter 12 の予
習
Chapter 12: Mars: Our neighbor in space 「宇宙の中の隣人、火星」(1) 語彙形
成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英答、復習と次回の予習・準備
Chapter 12: Mars: Our neighbor in space 「宇宙の中の隣人、火星」(2)JAXA の
プロジェクトについて各自意見をグループで日本語と英語で話し合う。
配布英文資料での(1)語彙形成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英
答、復習と次回の予習・準備
配布英文資料での(1)語彙形成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英
答、復習と次回の予習・準備
配布英文資料での(1)語彙形成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英
答、復習と次回の予習・準備
配布英文資料での(1)語彙形成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英
答、復習と次回の予習・準備
― 22 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第12 回
共通基礎科目(英語)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
英語Ⅲ
EnglishⅢ
森岡 悦子
①
1P(I)
第13 回
第14 回
■授業のねらい・概要■
将来専門分野で必要となる英語総合力を養うことを目的とします。専門書を読むために必要
な語彙習得、構文理解に終わるのではなく、読むこと及び書くことともに有機的に関連付けた
活動を行うことにより、聞くこと及び話すことの能力を養うことを目的とします。多様な場面に
おける言語活動を経験しながら、将来専門分野で必要となる発信能力の育成を養います。
第15 回
■定期試験■
実施する
■授業(学修)の到達目標■
【語彙】JACET 単語レベル Level3 程度。
【音読】文字や符号を認識し、語と語の区切りなどに注意し、英語らしい発音やイントネーショ
ンで正しく音読できる。
【リスニング】自然な口調で話されたり読まれたりする英語を聞いて、情報を聞き取ることが
できる。
【リーディング】まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取ることができる。ま
た教科書の文章を 1 分間に 100 語以上のスピードで読むことができる。
【ライティング】学習した語彙や表現を利用して、パラグラフのある英文で正確に書くことがで
きる。
【スピーキング】身近なことについて簡単なやり取りができ、自分のことや個人的に関心のあ
ることなど 1 分程度述べることができる。
【自律学習】英語学習に当たり辞書を活用することができる。自分の学習方法を確立する。
■成績評価の方法■
統一テスト 40%、授業目標到達度確認60%
■使用テキスト■
『Caring for People』 Michiko Mayuzumi et al. Cengage Learning 2015
978-4-86312-256-7
■参考書■
■履修しておくことが望ましい科目等■
英語150
■準備学修等の指示■
毎回授業の予習・復習を行う。確認テストや小テストがある場合は、テスト勉強をし、授業に
臨むこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
・自然な口調で話されている英語を聞き取り、その内容をまとめる。
・グループ内で、自分のことや個人的に関心のあることを発表し、かつ発表され
た内容をまとめる。
・テキスト Unit12
・テキストの英文の概要や要点を読み取る。
・学習した本文の内容について再生する活動を行い、さらに自分の意見を加え
る練習をする。
・テキスト Unit12
・テキストの英文の概要や要点を読み取る。
・学習した本文の内容について再生する活動を行い、さらに自分の意見を加え
る練習をする。
・テキスト:これまでの授業のまとめ
前期の授業内容の目標到達度確認を行う。
・オリエンテーション:授業の進め方、評価の仕方、予習・復習の仕方、統一テ
ストなどを説明
・文字や符号を識別し、語と語の区切りなどに注意し、発音やイントネーションを
意識して正しく音読する練習をする。
・ある程度のまとまりのある英語を聞いて情報を聞き取ることができる。
・テキスト Unit7
・文字や符号を識別し、語と語の区切りなどに注意し、発音やイントネーションを
意識して正しく音読する練習をする。
・ある程度のまとまりのある英語を聞いて情報を聞き取ることができる。
・テキスト Unit7
・自然な口調で話されている英語を聞いて、情報を聞き取ることができる。
・学習した語彙や表現を活用して簡単な文章で再生する。
・テキスト Unit8
・自然な口調で話されている英語を聞いて、情報を聞き取ることができる。
・学習した語彙や表現を活用して簡単な文章で再生する。
・テキスト Unit8
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取り、かつ英語でまと
める。
・学習した語彙や表現を活用して、パラグラフのある英文で正確に書くことがで
きる。
・テキスト Unit9
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取り、かつ英語でまと
める。
・学習した語彙や表現を活用して、パラグラフのある英文で正確に書くことがで
きる。
・テキスト Unit9
・語と語の区切りなどに注意し、英語らしい発音やイントネーションで正しく音読
する。
・学習した語彙や表現を活用して、1~3パラグラフのある英文で書く。
・テキスト Unit10
・語と語の区切りなどに注意し、英語らしい発音やイントネーションで正しく音読
する。
・学習した語彙や表現を活用して、1~3パラグラフのある英文で書く。
・テキスト Unit10
・学習した英文の概要や要点を読み取り、その内容を英語で口頭でまとめる。
・クラスメートが発表したスピーチの内容を聞き取り、それについてグループ内
(もしくはペア)で簡単なやり取りを英語で行う。
・テキスト Unit11
・自然な口調で話されている英語を聞き取り、その内容をまとめる。
・クラスメートが発表したスピーチの内容を聞き取り、それについてグループ内
(もしくはペア)でやり取りを英語で行う。
・テキスト Unit11
― 23 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
共通基礎科目(英語)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■定期試験■
英語Ⅳ
EnglishⅢ
西田 正
①
1P(A)
実施する
■成績評価の方法■
授業の参加度30% 統一テスト 40% 定期テスト 30%
■使用テキスト■
『Reading Choice: Skils for Academic Success』 山梨美和子他 Cengage Learning 2013
978-1-285-19749-4
■授業のねらい・概要■
前期に引き続き、将来専門分野で必要となる英語総合力を養うことを目的とします。専門書
を読むために必要な語彙習得、構文理解に終わるのではなく、読むこと及び書くことともに有
機的に関連付けた活動を行うことにより、聞くこと及び話すことの能力を養うことを目的としま
す。多様な場面における言語活動を経験しながら、将来専門分野で必要となる発信能力の
育成を養います。
■参考書■
■授業(学修)の到達目標■
【語彙】JACET 単語レベル Level3 程度。
【音読】文字や符号を認識し、語と語の区切りなどに注意し、英語らしい発音やイントネーショ
ンで正しく音読できる。
【リスニング】自然な口調で話されたり読まれたりする英語を聞いて、情報を聞き取ることが
できる。
【リーディング】まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取ることができる。ま
た教科書の文章を 1 分間に 100 語以上のスピードで読むことができる。
【ライティング】学習した語彙や表現を利用して、パラグラフのある英文で正確に書くことがで
きる。
【スピーキング】身近なことについて簡単なやり取りができ、自分のことや個人的に関心のあ
ることなど 1 分程度述べることができる。
【自律学習】英語学習に当たり辞書を活用することができる。自分の学習方法を確立する。
■履修しておくことが望ましい科目等■
英語 I
■準備学修等の指示■
毎回授業の予習・復習を行う。確認テストや小テストがある場合は、テスト勉強をし、授業に
臨むこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
オリエンテーション:授業の進め方、評価の仕方、予習・復習の仕方、統一テス
トなどを説明
Chapter 8:Innocent until proven guilty: The criminal court system 「推定無罪:ア
メリカの掲示裁判制度」(1) 語彙形成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英
問英答、復習と次回の予習・準備
Chapter 8:Innocent until proven guilty: The criminal court system 「推定無罪:ア
メリカの掲示裁判制度」(2) 日本の裁判員制度について各自意見をグループで
日本語と英語で話し合う。Chapter 9 の予習
Chapter 9: Solving crimes with modern technology 「現代科学が犯罪を裁く」(1)
語彙形成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英答、復習と次回の予
習・準備
Chapter 9: Solving crimes with modern technology 「現代科学が犯罪を裁く」(2)
犯罪現場で採集された指紋は犯人検挙に有力な方法か、各自意見をグルー
プで日本語と英語で話し合う。Chapter 10 の予習
Chapter 10:Ancient artifacts and ancient air「遺物に密封された古代の空気」(1)
語彙形成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英答、復習と次回の予
習・準備
Chapter 10:Ancient artifacts and ancient air「遺物に密封された古代の空気」(2)
世界遺産を取り上げ、その概要や問題点をグループで日本語と英語で話し合
う。Chapter 11 の予習
Chapter 11: Medicaltechinology: Saving lives with robotics 「医療技術の発達:ロ
ボットが命を救う」(1) 語彙形成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問
英答、復習と次回の予習・準備
Chapter 11: Medicaltechinology: Saving lives with robotics 「医療技術の発達:ロ
ボットが命を救う」(2) 医療現場でロボットはどのように医学の発展に貢献する
かについて各自意見をグループで日本語と英語で話し合う。Chapter 12 の予
習
Chapter 12: Mars: Our neighbor in space 「宇宙の中の隣人、火星」(1) 語彙形
成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英答、復習と次回の予習・準備
Chapter 12: Mars: Our neighbor in space 「宇宙の中の隣人、火星」(2)JAXA の
プロジェクトについて各自意見をグループで日本語と英語で話し合う。
配布英文資料での(1)語彙形成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英
答、復習と次回の予習・準備
配布英文資料での(1)語彙形成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英
答、復習と次回の予習・準備
配布英文資料での(1)語彙形成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英
答、復習と次回の予習・準備
配布英文資料での(1)語彙形成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英
答
― 24 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第15 回
共通基礎科目(英語)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
英語Ⅳ
EnglishⅣ
高垣 裕子
①
1P(A)
Unit 4 まとめ
総復習
準備学習:テキストの復習
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
統一テスト 40%、課題、テスト、授業参加など総合60%
■授業のねらい・概要■
前期に引き続き、将来専門分野で必要となる英語総合力を養うことを目的とします。専門書
を読むために必要な語彙習得、構文理解に終わるのではなく、読むこと及び書くことともに有
機的に関連付けた活動を行うことにより、聞くこと及び話すことの能力を養うことを目的としま
す。多様な場面における言語活動を経験しながら、将来専門分野で必要となる発信能力の
育成を養います。
■使用テキスト■
『Reading Choice: Skils for Academic Success』 山科美和子、横山三鶴、沖野泰子
Cengage Learning 2013 978-1-285-19749-4
■参考書■
■授業(学修)の到達目標■
【語彙】JACET 単語レベル Level3 程度。
【音読】文字や符号を認識し、語と語の区切りなどに注意し、英語らしい発音やイントネーショ
ンで正しく音読できる。
【リスニング】自然な口調で話されたり読まれたりする英語を聞いて、情報を聞き取ることが
できる。
【リーディング】まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取ることができる。ま
た教科書の文章を 1 分間に 100 語以上のスピードで読むことができる。
【ライティング】学習した語彙や表現を利用して、パラグラフのある英文で正確に書くことがで
きる。
【スピーキング】身近なことについて簡単なやり取りができ、自分のことや個人的に関心のあ
ることなど 1 分程度述べることができる。
【自律学習】英語学習に当たり辞書を活用することができる。自分の学習方法を確立する。
■履修しておくことが望ましい科目等■
英語 I
■準備学修等の指示■
毎回授業の予習・復習を行う。確認テストや小テストがある場合は、テスト勉強をし、授業に
臨むこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
オリエンテーション:授業の進め方、評価の仕方、予習・復習の仕方、統一テス
トなどを説明
Text/ Unit 3 The Reliability of Eyewitness
トピックの導入とパラグラフ・リーディング
準備学習:語句の意味調べとテキストの予習
Text/ Unit 3 The Reliability of Eyewitness
パラグラフから文章全体の流れの確認
準備学習:テキストの予習と復習
Text/ Unit 3 Innocent until Proven Guilty: The Criminal Court System
トピックの導入とパラグラフ・リーディング
準備学習:語句の意味調べとテキストの予習
Text/ Unit 3 Innocent until Proven Guilty: The Criminal Court System
パラグラフから文章全体の流れの確認
準備学習:テキストの予習と復習
Text/ Unit 3 Solving Crimes with Modern Technology
トピックの導入とパラグラフ・リーディング
準備学習:語句の意味調べとテキストの予習
Text/ Unit 3 Solving Crimes with Modern Technology
パラグラフから文章全体の流れの確認
準備学習:テキストの予習と復習
Text/ Unit 4 Ancient Artifacts and Ancient Air
トピックの導入とパラグラフ・リーディング
準備学習:語句の意味調べとテキストの予習
Text/ Unit 4 Ancient Artifacts and Ancient Air
パラグラフから文章全体の流れの確認
準備学習:テキストの予習と復習
Text/ Unit 4 Medical Technology: Saving Lives with Robotics
トピックの導入とパラグラフ・リーディング
準備学習:語句の意味調べとテキストの予習
Text/ Unit 4 Medical Technology: Saving Lives with Robotics
パラグラフから文章全体の流れの確認
準備学習:テキストの予習と復習
Text/ Unit 4 Mars Our Neighbor in Space
トピックの導入とパラグラフ・リーディング
準備学習:語句の意味調べとテキストの予習
Text/ Unit 4 Mars Our Neighbor in Space
パラグラフから文章全体の流れの確認
準備学習:テキストの予習と復習
Unit 3 まとめ
総復習
準備学習:テキストの復習
― 25 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
共通基礎科目(英語)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
第12 回
英語Ⅳ
EnglishⅣ
森岡 悦子
①
1P(I)
第13 回
第14 回
■授業のねらい・概要■
前期に引き続き、将来専門分野で必要となる英語総合力を養うことを目的とします。専門書
を読むために必要な語彙習得、構文理解に終わるのではなく、読むこと及び書くことともに有
機的に関連付けた活動を行うことにより、聞くこと及び話すことの能力を養うことを目的としま
す。多様な場面における言語活動を経験しながら、将来専門分野で必要となる発信能力の
育成を養います。
第15 回
■定期試験■
実施する
■授業(学修)の到達目標■
【語彙】JACET 単語レベル Level3 程度。
【音読】文字や符号を認識し、語と語の区切りなどに注意し、英語らしい発音やイントネーショ
ンで正しく音読できる。
【リスニング】自然な口調で話されたり読まれたりする英語を聞いて、情報を聞き取ることが
できる。
【リーディング】まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取ることができる。ま
た教科書の文章を 1 分間に 100 語以上のスピードで読むことができる。
【ライティング】学習した語彙や表現を利用して、パラグラフのある英文で正確に書くことがで
きる。
【スピーキング】身近なことについて簡単なやり取りができ、自分のことや個人的に関心のあ
ることなど 1 分程度述べることができる。
【自律学習】英語学習に当たり辞書を活用することができる。自分の学習方法を確立する。
■成績評価の方法■
統一テスト 40%、授業目標到達度確認60%
■使用テキスト■
『Caring for People』 Michiko Mayuzumi et al. Cengage Learning 2015
978-4-86312-256-7
■参考書■
■履修しておくことが望ましい科目等■
英語 I
■準備学修等の指示■
毎回授業の予習・復習を行う。確認テストや小テストがある場合は、テスト勉強をし、授業に
臨むこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
・テキスト:Unit11
・自然な口調で話されている英語を聞き取り、その内容をまとめる。
・グループ内で、自分のことや個人的に関心のあることを発表し、かつ発表され
た内容をまとめる。
・テキスト:Unit12
・テキストの英文の概要や要点を読み取る。
・学習した本文の内容について再生する活動を行い、さらに自分の意見を加え
る練習をする。
・テキスト:Unit12
・テキストの英文の概要や要点を読み取る。
・学習した本文の内容について再生する活動を行い、さらに自分の意見を加え
る練習をする。
・テキスト:これまでの授業のまとめ
前期の授業内容の目標到達度確認を行う。
オリエンテーション:授業の進め方、評価の仕方、予習・復習の仕方、統一テス
トなどを説明
・文字や符号を識別し、語と語の区切りなどに注意し、発音やイントネーションを
意識して正しく音読する練習をする。
・ある程度のまとまりのある英語を聞いて情報を聞き取ることができる。
・テキスト:Unit7
・文字や符号を識別し、語と語の区切りなどに注意し、発音やイントネーションを
意識して正しく音読する練習をする。
・ある程度のまとまりのある英語を聞いて情報を聞き取ることができる。
・テキスト:Unit7
・自然な口調で話されている英語を聞いて、情報を聞き取ることができる。
・学習した語彙や表現を活用して簡単な文章で再生する。
・テキスト:Unit8
・自然な口調で話されている英語を聞いて、情報を聞き取ることができる。
・学習した語彙や表現を活用して簡単な文章で再生する。
・テキスト:Unit8
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取り、かつ英語でまと
める。
・学習した語彙や表現を活用して、パラグラフのある英文で正確に書くことがで
きる。
・テキスト:Unit9
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取り、かつ英語でまと
める。
・学習した語彙や表現を活用して、パラグラフのある英文で正確に書くことがで
きる。
・テキスト:Unit9
・語と語の区切りなどに注意し、英語らしい発音やイントネーションで正しく音読
する。
・学習した語彙や表現を活用して、1~3パラグラフのある英文で書く。
・テキスト:Unit10
・語と語の区切りなどに注意し、英語らしい発音やイントネーションで正しく音読
する。
・学習した語彙や表現を活用して、1~3パラグラフのある英文で書く。
・テキスト:Unit10
・学習した英文の概要や要点を読み取り、その内容を英語で口頭でまとめる。
・クラスメートが発表したスピーチの内容を聞き取り、それについてグループ内
(もしくはペア)で簡単なやり取りを英語で行う。
・テキスト:Unit11
・自然な口調で話されている英語を聞き取り、その内容をまとめる。
・クラスメートが発表したスピーチの内容を聞き取り、それについてグループ内
(もしくはペア)でやり取りを英語で行う。
― 26 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
共通基礎科目(英語)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■定期試験■
英語Ⅳ
EnglishⅣ
若松 正晃
①
1P(I)
実施する
■成績評価の方法■
統一テスト 40%、授業目標到達度確認60%
■使用テキスト■
『Reading Choice: Skils for Academic Success』 山梨美和子他 Cengage Learning 2013
978-1-285-19749-4
■授業のねらい・概要■
前期に引き続き、将来専門分野で必要となる英語総合力を養うことを目的とします。専門書
を読むために必要な語彙習得、構文理解に終わるのではなく、読むこと及び書くことともに有
機的に関連付けた活動を行うことにより、聞くこと及び話すことの能力を養うことを目的としま
す。多様な場面における言語活動を経験しながら、将来専門分野で必要となる発信能力の
育成を養います。
■参考書■
■授業(学修)の到達目標■
【語彙】JACET 単語レベル Level3 程度。
【音読】文字や符号を認識し、語と語の区切りなどに注意し、英語らしい発音やイントネーショ
ンで正しく音読できる。
【リスニング】自然な口調で話されたり読まれたりする英語を聞いて、情報を聞き取ることが
できる。
【リーディング】まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取ることができる。ま
た教科書の文章を 1 分間に 100 語以上のスピードで読むことができる。
【ライティング】学習した語彙や表現を利用して、パラグラフのある英文で正確に書くことがで
きる。
【スピーキング】身近なことについて簡単なやり取りができ、自分のことや個人的に関心のあ
ることなど 1 分程度述べることができる。
【自律学習】英語学習に当たり辞書を活用することができる。自分の学習方法を確立する。
■履修しておくことが望ましい科目等■
英語II
■準備学修等の指示■
毎回授業の予習・復習を行う。確認テストや小テストがある場合は、テスト勉強をし、授業に
臨むこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
オリエンテーション:授業の進め方、評価の仕方、予習・復習の仕方、統一テス
トなどを説明
Chapter 8:Innocent until proven guilty: The criminal court system 「推定無罪:ア
メリカの掲示裁判制度」(1) 語彙形成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英
問英答、復習と次回の予習・準備
Chapter 8:Innocent until proven guilty: The criminal court system 「推定無罪:ア
メリカの掲示裁判制度」(2) 日本の裁判員制度について各自意見をグループで
日本語と英語で話し合う。Chapter 9 の予習
Chapter 9: Solving crimes with modern technology 「現代科学が犯罪を裁く」(1)
語彙形成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英答、復習と次回の予
習・準備
Chapter 9: Solving crimes with modern technology 「現代科学が犯罪を裁く」(2)
犯罪現場で採集された指紋は犯人検挙に有力な方法か、各自意見をグルー
プで日本語と英語で話し合う。Chapter 10 の予習
Chapter 10:Ancient artifacts and ancient air「遺物に密封された古代の空気」(1)
語彙形成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英答、復習と次回の予
習・準備
Chapter 10:Ancient artifacts and ancient air「遺物に密封された古代の空気」(2)
世界遺産を取り上げ、その概要や問題点をグループで日本語と英語で話し合
う。Chapter 11 の予習
Chapter 11: Medicaltechinology: Saving lives with robotics 「医療技術の発達:ロ
ボットが命を救う」(1) 語彙形成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問
英答、復習と次回の予習・準備
Chapter 11: Medicaltechinology: Saving lives with robotics 「医療技術の発達:ロ
ボットが命を救う」(2) 医療現場でロボットはどのように医学の発展に貢献する
かについて各自意見をグループで日本語と英語で話し合う。Chapter 12 の予
習
Chapter 12: Mars: Our neighbor in space 「宇宙の中の隣人、火星」(1) 語彙形
成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英答、復習と次回の予習・準備
Chapter 12: Mars: Our neighbor in space 「宇宙の中の隣人、火星」(2)JAXA の
プロジェクトについて各自意見をグループで日本語と英語で話し合う。
配布英文資料での(1)語彙形成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英
答、復習と次回の予習・準備
配布英文資料での(1)語彙形成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英
答、復習と次回の予習・準備
配布英文資料での(1)語彙形成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英
答、復習と次回の予習・準備
配布英文資料での(1)語彙形成、パラグラフ単位の読解、情報の整理、英問英
答
― 27 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
共通基礎科目(英語)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■成績評価の方法■
上級英語
Advanced English
若松 正晃
2
1全(~H27)
授業参加度(発表、ディスカッションへの参加度等):50%
レポート:50%
■使用テキスト■
■参考書■
■授業のねらい・概要■
本抗議では、アメリカ作家の短編を丹念に読むことで、英語力を高めると同時に読解力の向
上を目指す。さらに、発表や他の受講生とのディスカッションを通して、論理的思考力を養う
とともに、異文化への理解をも深める。
■授業(学修)の到達目標■
"やや複雑な文法構造を理解し、英文を正確に読むことで、原文で物語を読む愉しみを味わ
えるようになる。さらに、自分の考えを論理的に組み立て、相手に伝えることができるように
なる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
英語(I)、英語(II)、英語発展(I)、英語発展(II)、中級英語
■準備学修等の指示■
全訳の必要はないが、事前に本文に目を通し、単語の意味を確認しておくこと。予習・復習は
必ず行い、授業に積極的に参加することを求める。講義には辞書(電子辞書可)を持参する
こと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
オリエンテーション:授業の進め方、評価基準、予習・復習のしかたの説明を行
う。
F.Scott Fitzgerald, ""Babylon Revisited" (1) 精読・ディスカッション
準備学習:復習及び毎回指定する箇所を予習し、内容を理解するよう努めるこ
と。
F.Scott Fitzgerald, "Babylon Revisited" (2) 精読・ディスカッション
準備学習:復習及び毎回指定する箇所を予習し、内容を理解するよう努めるこ
と。
F.Scott Fitzgerald, "Babylon Revisited" (3) 精読・ディスカッション
準備学習:復習及び毎回指定する箇所を予習し、内容を理解するよう努めるこ
と。
F.Scott Fitzgerald, "Babylon Revisited" (4) 精読・ディスカッション
準備学習:復習及び毎回指定する箇所を予習し、内容を理解するよう努めるこ
と。
F.Scott Fitzgerald, "Babylon Revisited" (5) 精読・ディスカッション
準備学習:復習及び毎回指定する箇所を予習し、内容を理解するよう努めるこ
と。
Joyce Carol Oates, "First View of the Enemy" (1) 精読・ディスカッション
準備学習:復習及び毎回指定する箇所を予習し、内容を理解するよう努めるこ
と。
Joyce Carol Oates, "First View of the Enemy" (2) 精読・ディスカッション
準備学習:復習及び毎回指定する箇所を予習し、内容を理解するよう努めるこ
と。
Joyce Carol Oates, "First View of the Enemy" (3) 精読・ディスカッション
準備学習:復習及び毎回指定する箇所を予習し、内容を理解するよう努めるこ
と。
Joyce Carol Oates, "First View of the Enemy" (4) 精読・ディスカッション
準備学習:復習及び毎回指定する箇所を予習し、内容を理解するよう努めるこ
と。
Joyce Carol Oates, "First View of the Enemy" (5) 精読・ディスカッション
準備学習:復習及び毎回指定する箇所を予習し、内容を理解するよう努めるこ
と。
Flannery O'connor, "Everything that Rises Must Converge" (1) 精読・ディスカ
ッション
準備学習:復習及び毎回指定する箇所を予習し、内容を理解するよう努めるこ
と。
Flannery O'connor, "Everything that Rises Must Converge" (2) 精読・ディスカ
ッション
準備学習:復習及び毎回指定する箇所を予習し、内容を理解するよう努めるこ
と。
Flannery O'connor, "Everything that Rises Must Converge" (3) 精読・ディスカ
ッション
準備学習:復習及び毎回指定する箇所を予習し、内容を理解するよう努めるこ
と。
Flannery O'connor, "Everything that Rises Must Converge" (4) 精読・ディスカ
ッション
準備学習:復習及び毎回指定する箇所を予習し、内容を理解するよう努めるこ
と。
■定期試験■
実施しない
― 28 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
共通基礎科目(英語)
共通基礎科目(英語)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
中級英語(Ⅰ)
Intermediate English (Ⅰ)
Tang Warren
2
1全(~H27)
中級英語(Ⅱ)
Intermediate English (Ⅱ)
Lowes Jason
2
1全(~H27)
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
Extensive Reading (多読)
This class wil introduce strategies to help students understand how to read texts more
effectively. You wil learn to summarize texts in English and/or Japanese, discuss its content in
English, focus on the language of a text, work on projects and practice reading with timed
quizzes. You wil expect to do reading outside of the classroom.
For students to:
improve confidence when speaking
be able to express their ideas with more clarity and nuance
improve their intonation, pronunciation, and fluency
to enjoy speaking English and feel good about using English as a tool of self expression
■授業(学修)の到達目標■
■授業(学修)の到達目標■
The aim of the course is to improve their ability to comprehend main ideas and key points of
texts, to learn to evaluate its content critically, learn reading fluency, and increase one's
receptive vocabulary and understanding of English syntax.
Students are expected to read at a steady pace throughout the fifteen weeks.
For students to:
improve confidence when speaking
participate as much as possible in the class discussions; contribute original ideas, support ideas
with information from the text
be organised and ready for each lesson, bring all materials, have assignments complete,
pre-read units and complete questionnaires before class
to comment and ask questions about the class content and opinions raised during the lessons,
to be wil ing to critique other's opinions in a supportive way
■回数ごとの授業内容■
■履修しておくことが望ましい科目等■
■履修しておくことが望ましい科目等■
■準備学修等の指示■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
第16 回
Introduction to Extensive Reading and its principles. Reading level check.
Vocabulary size check.
What is repeated time reading?
Learning to ignore unknown words and learning compensation strategies.
Preview and predicting strategies.
Peer discussion.
What is a genre?
Strategies for skiing for main ideas.
What is scanning?
Inferencing and seeing "signposts".
Peer discussion.
Skil s for summarising text.
Meaning from context.
What is authorial purpose?
Consultation.
Peer discussion.
Wrap up.
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
Class participation (30%), test (10%), reading improvement (20%), reading volume (target
140,000 words) (40%).
■使用テキスト■
未定
■参考書■
英語(I)、英語(II)、英語発展(I)、英語発展(II)
■準備学修等の指示■
Text book, supporting handouts for discussions, role-play scripts, writing materials
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
Week 1: Getting to know each other and the course/ Describing people
Week 2: Using ‘because’, ‘since’, and ‘therefore’ to discuss reasons / Discussing
rules and policies
Week 3: Using ‘however’ and ‘then’ to explain events in a narrative / Discussing
honesty
Week 4: Discussing stereotypes, prejudice, and parental expectations
Week 5: Discussing ‘helicopter parents’, dating, and independence
Week 6: Using order markers to describe a process
Week 7: Discussion and role-play
Week 8: Using prepositions of place / describing a scene
Week 9: Discussing options and hypothetical situations
Week 10: Using modal verbs / Discussing possibilities
Week 11: Discussion of relationships / affairs
Week 12: Using right / left dislocation in speaking / Imperative requests
Week 13: Discussion on information gathering v. right to privacy
Week 14: Discussion on fiction genres
Week15: Review of course and materials covered
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
Participation = 25%
Role play = 25%
Quizzes = 25%
Final test = 25%
■使用テキスト■
『Fiction in Action: Whodunit』 Adam Gray and Marcos Benevides ABAX 2012
978-1-896942-33-9
■参考書■
― 29 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
共通基礎科目(英語)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
第14 回
英語Ⅰ
EnglishⅠ
Tang Warren
①
H28 再履修
第15 回
・テキスト Unit6
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取り、かつ英語でまと
める。
・本文の内容に関して、自分の意見を簡単な文章で再生する。
・テキスト Unit6
前期の授業内容の目標到達度確認を行う。
■定期試験■
実施する
■授業のねらい・概要■
高等学校における英語学習と、大学における英語学習への円滑な接続を目的とします。高
等学校における基礎的な学習内容を繰り返しつつ、英語総合能力の定着を図ります。授業
では、高等学校における基礎的な知識をさらに発展させ、実際に使えるために、多種多様な
言語活動を取り入れながら、的確に理解し、適切に伝える能力を養うことを目標とします。学
生が能動的に参加するアクティブラーニング型の授業が中心になります。
■成績評価の方法■
■授業(学修)の到達目標■
■参考書■
統一テスト 40%、授業目標到達度確認60%
■使用テキスト■
『Smart Choice 1』 Ken Wilson Oxford University Press 2011 978-0194407373
【語彙】JACET 単語レベル Level3 程度。【音読】文字や符号を認識し、語と語の区切りなどに
注意し、英語らしい発音やイントネーションで正しく音読できる。【リスニング】自然な口調で話
されたり読まれたりする英語を聞いて、情報を聞き取ることができる。【リーディング】まとまり
のある英文や学習した英文の概要や要点を読み取ることができる。また教科書の文章を 1
分間に 100 語以上のスピードで読むことができる。【ライティング】学習した語彙や表現を利
用して、パラグラフのある英文で正確に書くことができる。【スピーキング】身近なことについ
て簡単なやり取りができ、自分のことや個人的に関心のあることなど1分程度述べることがで
きる。【自律学習】英語学習に当たり辞書を活用することができる。自分の学習方法を確立す
る。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし
■準備学修等の指示■
毎回授業の予習・復習を行う。確認テストや小テストがある場合は、テスト勉強をし、授業に
臨むこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
オリエンテーション:授業の進め方、評価の仕方、予習・復習の仕方、統一テス
トの説明。
・辞書の使い方、また辞書の有効な活用方法、発音記号、学習に有効な音読
方法について学ぶ。
・テキスト:Unit1
・英文のまとまりごとに区切りながら内容をとらえていく練習を行う。
・短文レベルの平易な英語を読み、その内容を口頭でまとめる。
・テキスト:Unit1
・英文のまとまりごとに区切りながら内容をとらえていく練習を行う。
・短文レベルの平易な英語を聞き、その内容を口頭でまとめる。
・テキスト:Unit2
・英文のまとまりごとに区切りながら内容をとらえていく練習を行う。
・短文レベルの平易な英語を聞き、その内容を口頭でまとめ、さらに英文でまと
めて書けるようにする。
・テキスト:Unit2
・ある程度のまとまりのある英語を読み、その内容をまとめる。
・与えられたトピックについて英語で述べられるようにする。
・テキスト Unit3
・ある程度のまとまりのある英語を読み、その内容をまとめる。
・与えられたトピックについて、ペア、もしくはグループに英語で発表する。
・テキスト Unit3
・ある程度のまとまりのある英語を読み、その内容をまとめ、さらに英語で口頭
再生を行う。
・与えれたトピックについて、ペア、もしくはグループで英語で発表する。
・中間テスト
・ある程度のまとめ理のある英語を読み、その内容をまとめ、さらに英語で口頭
再生を行う。
・クラスメートが発表したスピーチの内容を聞き取り、それについて簡単な自分
のコメントを書く。
・テキスト Unit4
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取る。
・クラスメートが発表したスピーチの内容を聞き取り、それについてグループ内
(もしくはペア)で簡単なやり取りを英語で行う。
・テキスト Unit4
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取る。
・学習した語彙や表現を活用して簡単な文章で再生する。
・テキスト Unit5
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取り、かつ英語でまと
める。
・学習した語彙や表現を活用して簡単な文章で再生する。
・テキスト Unit5
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取り、かつ英語でまと
める。
・本文の内容に関して、自分の意見を簡単な文章で再生する。
― 30 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
共通基礎科目(英語)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
第14 回
英語Ⅰ
EnglishⅠ
若松 正晃
①
H28 再履修
第15 回
・テキスト:Unit6-C,D,E
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取り、かつ英語でまと
める。
・本文の内容に関して、自分の意見を簡単な文章で再生する。
・テキスト:これまでの授業のまとめ
前期の授業内容の目標到達度確認を行う。
■定期試験■
実施する
■授業のねらい・概要■
高等学校における英語学習と、大学における英語学習への円滑な接続を目的とします。高
等学校における基礎的な学習内容を繰り返しつつ、英語総合能力の定着を図ります。授業
では、高等学校における基礎的な知識をさらに発展させ、実際に使えるために、多種多様な
言語活動を取り入れながら、的確に理解し、適切に伝える能力を養うことを目標とします。学
生が能動的に参加するアクティブラーニング型の授業が中心になります。
■成績評価の方法■
■授業(学修)の到達目標■
■参考書■
統一テスト 40%、授業目標到達度確認60%
■使用テキスト■
『World English 1』 Martin Milner Engage Learning 2015 978-1-285-84869-3
【語彙】JACET 単語レベル Level3 程度。【音読】文字や符号を認識し、語と語の区切りなどに
注意し、英語らしい発音やイントネーションで正しく音読できる。【リスニング】自然な口調で話
されたり読まれたりする英語を聞いて、情報を聞き取ることができる。【リーディング】まとまり
のある英文や学習した英文の概要や要点を読み取ることができる。また教科書の文章を 1
分間に 100 語以上のスピードで読むことができる。【ライティング】学習した語彙や表現を利
用して、パラグラフのある英文で正確に書くことができる。【スピーキング】身近なことについ
て簡単なやり取りができ、自分のことや個人的に関心のあることなど1分程度述べることがで
きる。【自律学習】英語学習に当たり辞書を活用することができる。自分の学習方法を確立す
る。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし
■準備学修等の指示■
毎回授業の予習・復習を行う。確認テストや小テストがある場合は、テスト勉強をし、授業に
臨むこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
オリエンテーション:授業の進め方、評価の仕方、予習・復習の仕方、統一テス
トの説明。
・辞書の使い方、また辞書の有効な活用方法、発音記号、学習に有効な音読
方法について学ぶ。
・テキスト:Unit1-A,B
・英文のまとまりごとに区切りながら内容をとらえていく練習を行う。
・短文レベルの平易な英語を読み、その内容を口頭でまとめる。
・テキスト:Unit1-C,D,E
・英文のまとまりごとに区切りながら内容をとらえていく練習を行う。
・短文レベルの平易な英語を聞き、その内容を口頭でまとめる。
・テキスト:Unit2-A,B
・英文のまとまりごとに区切りながら内容をとらえていく練習を行う。
・短文レベルの平易な英語を聞き、その内容を口頭でまとめ、さらに英文でまと
めて書けるようにする。
・テキスト:Unit2-C,D,E
・ある程度のまとまりのある英語を読み、その内容をまとめる。
・与えられたトピックについて英語で述べられるようにする。
・テキスト:Unit3-A,B
・ある程度のまとまりのある英語を読み、その内容をまとめる。
・与えられたトピックについて、ペア、もしくはグループに英語で発表する。
・テキスト:Unit3-C,D,E
・ある程度のまとまりのある英語を読み、その内容をまとめ、さらに英語で口頭
再生を行う。
・与えれたトピックについて、ペア、もしくはグループで英語で発表する。
・テキスト:Unit4-A,B
・ある程度のまとめ理のある英語を読み、その内容をまとめ、さらに英語で口頭
再生を行う。
・クラスメートが発表したスピーチの内容を聞き取り、それについて簡単な自分
のコメントを書く。
・テキスト:Unit4-C,D,E
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取る。
・クラスメートが発表したスピーチの内容を聞き取り、それについてグループ内
(もしくはペア)で簡単なやり取りを英語で行う。
・テキスト:Unit5-A,B
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取る。
・学習した語彙や表現を活用して簡単な文章で再生する。
・テキスト:Unit5-C,D,E
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取り、かつ英語でまと
める。
・学習した語彙や表現を活用して簡単な文章で再生する。
・テキスト:Unit6-A,B
・まとまりのある英文や学習した英文の概要や要点を読み取り、かつ英語でまと
める。
・本文の内容に関して、自分の意見を簡単な文章で再生する。
― 31 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
共通基礎科目(初修外国語)
共通基礎科目(初修外国語)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
中国語(Ⅰ)
Chinese(Ⅰ)
劉 国彬
1
1E以外(H28~)
中国語(Ⅰ)
Chinese(Ⅰ)
末葭 敏久
1
1E以外(H28~)
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
中国と日本は一衣帯水の隣国であり,歴史を見れば各領域で交流を行ってきました。特に近
年,中国人の様々な分野での活動が活発化しており,中国と相互協力を進めていく必要性
が益々高まっています。だから“国際公用語”とされる英語以外に,第二外国語として中国
語を修得する意義は大きいでしょう。この授業では中国語の基礎知識の習得,中国の文化,
社会の状況などをテキストと共に映像などを用いて楽しく学び,より中国の理解を深めること
を目的とする。
この授業では、初めて中国語を学ぶ学生にとって最も重要な①中国語の発音・②表記法・
③文法の基礎を習得し、中国語の基礎力を養成する。
■授業(学修)の到達目標■
当講義は,中国語発音の基礎ピンイン(ローマ字による発音表記)を学び,中国の簡体字を
覚え,基本的な文法をマスターすることによって,簡単なコミュニケーションを行う方法を習
得することと、HSK1 級と 2 級(中国政府が行われる資格試験)に合格する実力をつけること
を目指す。授業中には HSK の過去問題や単語表を利用した対策も行う。
■授業(学修)の到達目標■
中国語の基礎的な力(話す・聞く・書く)を養い、基本的なコミュニケーション能力を習得す
る。
具体的にはHSK1~2級に合格する実力をつけることを目指す。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特に無し。
■準備学修等の指示■
受講後の復習が大切である。次に進む単元を予習しておくことが望ましい。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■回数ごとの授業内容■
■準備学修等の指示■
予習(新しいレッスンと指示した内容の暗誦発表)および復習すること。
第1 回
第2 回
■回数ごとの授業内容■
第3 回
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
1)中国語の紹介
2)イントロダクション・単母音と声調
1)声調と軽声
2)複母音
3)鼻母音
1)子音
2)あいさつ2
1)変調
2)アル化
3)音節表
1)数字
2)発音のまとめ
3)音節表
第1 課 1)人称代名詞、動詞“是”“~は~です”“~は~ではない”
2)“~ですか?”
第2 課 1) “ちょっと…します”“どうぞ…してください”
2)“姓”“叫”“…といいます” 3)“~は?”
第3 課 1)指示代名詞、
2)形容詞述語文
第3 課 1)“也”“…も”
2)発音の復習 3)HSK 問題形式知るため、模擬問題をする
第4 課 1)年・日・曜日、
2)動詞文の構成ーー主語+述語+目的語
第4 課 3)反復疑問文
4)発音の復習
第5 課 1)場所指示代名詞,
2)“来/去+動詞(+目的語)”“(…へ)…しに来る/行く”
第5 課 3)“…しましょう”
4)発音の復習
1)数字の言い方
2)あいさつ3 3)HSK 問題形式知るため、模擬問題をする
まとめ復習
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
ガイダンス
発音 声調/母音・子音
・準備学習:ピンインについて確認しておく。
発音 有気音と無気音/-n と-ng
・準備学習:前回学習した発音を確認しておく。
第1課 人称代名詞/「是」の構文
・準備学習:発音・ピンインを復習し、第1課の内容を読んで確認しておく。
第1課 前回の続き
・準備学習:前回の学習内容を復習し、第1課の内容を読んで確認してお
く。
第2課 指示代名詞(1)/疑問文・否定文
・準備学習:前回の学習内容を復習し、第2課の内容を読んで確認してお
く。
第2課 前回の続き
・準備学習:前回の学習内容を復習し、第2課の内容を読んで確認してお
く。
中間試験
・準備学習:これまでの学習内容を総復習する。
試験の解答/発音・文法の復習
・準備学習:解答の確認をしておく。
第3課 指示代名詞(2)/形容詞述語文
・準備学習:前回の学習内容を復習し、第3課の内容を読んで確認してお
く。
第3課 前回の続き
・準備学習:前回の学習内容を復習し、第3課の内容を読んで確認してお
く。
第4課 数詞/数量を表す語
・準備学習:前回の学習内容を復習し、第4課の内容を読んで確認してお
く。
第4課 前回の続き
・準備学習:前回の学習内容を復習し、第4課の内容を読んで確認してお
く。
第5課 場所指示代名詞/動詞“在”
・準備学習:前回の学習内容を復習し、第5課の内容を読んで確認してお
く。
第5課 前回の続き
・準備学習:前回の学習内容を復習し、第5課の内容を読んで確認してお
く。
■定期試験■
■定期試験■
実施する
実施する
■成績評価の方法■
平常点20%(出席率5%,暗記発表と書き取り10%,課題5%),中間試験30%、期末試験50%、
合わせて総合評価する。検定を受験した場合、その結果も評価に加える。
■使用テキスト■
『やさしく楽しい 400語で学ぶ中国語入門ーー発音中心ーー』 郭春貴・郭久美子 著 白
帝社 2014 ISBN/978‐98‐029‐7
■参考書■
■成績評価の方法■
〈5点/授業態度〉+〈15点/出席〉+〈80点/中間試験+定期試験〉=100点満点で成
績を評価する。
■使用テキスト■
■参考書■
― 32 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
共通基礎科目(初修外国語)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
第12 回
中国語(Ⅰ)
Chinese(Ⅰ)
張 治清
1
1E以外(H28~)
第13 回
第14 回
■授業のねらい・概要■
本授業は日常生活の場面でよく使われる中国語の語彙,文法を身に付け,中国語で聴い
たり,話したり,読んだり,書いたり,翻訳・通訳したりするような総合的なコミュニケーション能
力を身につけることを目指す。
具体的には、中国語の表音記号(?
音=ピンイン)の構造と発音を理解する。また、中国語の単語や語句の発音と意味を理解する。
さらに、中国語の文法事項や単文作りのルールをを理解する。
■授業(学修)の到達目標■
第15 回
第16 回
・中国語の表音記号(?音=ピンイン)の構造を理解し、自ら発音できる。
・表音記号を頼りにして自ら中国語の単語や語句を発音できる。
・単語・語句の意味や文法事項を理解し、自ら中国語で単文作りができる。
・習った単語・語句・文法を使って、中国語でコミュニケーションできる。
・p20-21 の単語の発音を予習し、「練習問題」を事前に準備する。
第3課の学習②
●準備学習
・p20(補充単語)-21 の単語の発音を CD で予習する。
・p21 の練習問題を事前に準備する。
第3課の総合練習と第4課の学習①
●準備学習
・p23 の「総合練習問題」と配布した「補充練習問題」を事前に準備する。
・p26-27 の単語の発音を CD で予習し、練習問題を事前に準備する。
第4課の学習②
●準備学習
・p27(補充単語)-28 の単語の発音を CD で予習する。
・p26 の練習問題を事前に準備する。
第4課の学習②
●準備学習
・p27(補充単語)-28 の単語の発音を CD で予習する。
・p26 の練習問題を事前に準備する。
定期試験の実施
●準備学習
・これまで学習した内容をしっかり復習する。
■定期試験■
実施する
■履修しておくことが望ましい科目等■
中国の社会・文化に関連する科目
■成績評価の方法■
■準備学修等の指示■
・授業参加と学習態度(20%)
・練習問題の準備や小テストなど(30%)
・定期試験(50%)
授業の予習復習課題として,テキストに出ている「練習問題」や各課ごとに配布する「補充練
習問題」を徹底して準備すること。また、授業で行った「練習問題」及び「補充練習問題」を確
認し復習すること。
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
■使用テキスト■
『中国語精選サラダ』 劉郷英・嘉瀬達男・豊後宏記 朝日出版社 2003 年
978-4-255-45099-5
■回数ごとの授業内容■
中国語学習の意義について
●準備学習
・配布フリントを使って、中国や中国語に関する知識を学習する。
授業用語と中国語の名前の学習
●準備学習
・配布フリントを使って、授業中に使う中国語の挨拶を学習する。
・配布フリントを使って、各自の名前の中国語発音を学習する。
中国語の表音記号ピンイン学習①
●準備学習
・授業用の中国語の挨拶と各自の名前の中国語の発音を復習する。
・テキストの CD を使って、中国語の表音記号(「子音」の部分)の発音を予習す
る。
中国語の表音記号ピンイン学習②
●準備学習
・テキストの CD を使って、習った表音記号(「子音」の部分)をしっかり復習す
る。
・テキストの CD を使って、中国語の表音記号(「母音」の部分)予習する。
表音記号の総合練習
●準備学習
・テキストの CD を使って、習った「子音」と「母音」をしっかり復習する。
・習った表音記号を使って、日常に使う中国語の挨拶表現や数などの発音(テ
キスト p10ー11)を練習する。
第1課の学習①
●準備学習
・CD を使って、テキスト p12ー13 の単語(「補充単語」を除く)の発音を予習す
る。
・テキスト p12ー13 の練習問題を事前に準備する。
第1課の学習②
●準備学習
・p12-13 で習った単語・語彙・文法・練習問題をしっかり復習して、覚える。
・CD で、p13(補充単語)ー14 の単語の発音を予習し、p14 の練習問題を事前
に準備する。
第1課の総合練習と第2課の学習①
●準備学習
・p15 の総合練習問題と配布した「補充練習問題」を事前に準備する。
・テキストp16-17の単語の発音をCDで予習し、「練習問題」を事前に準備す
る。
第2課の学習②
●準備学習
・p17(補充単語)ー18 の単語の発音を予習する。
・p18 の「練習問題」を事前に準備する。
第2課の総合練習と復習
●準備学習
・p19 の「総合練習問題」を事前に準備する。
・配布した「補充練習問題」を事前に準備する。
小テストの実施と第3課の学習①
●準備学習
・今まで習った内容をしっかり復習する。
■参考書■
― 33 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
共通基礎科目(初修外国語)
共通基礎科目(初修外国語)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
中国語(Ⅰ)
Chinese(Ⅰ)
劉 国彬
2
1E以外(~H27)
中国語(Ⅰ)
Chinese(Ⅰ)
末葭 敏久
2
1E以外(~H27)
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
中国と日本は一衣帯水の隣国であり,歴史を見れば各領域で交流を行ってきました。特に近
年,中国人の様々な分野での活動が活発化しており,中国と相互協力を進めていく必要性
が益々高まっています。だから“国際公用語”とされる英語以外に,第二外国語として中国
語を修得する意義は大きいでしょう。この授業では中国語の基礎知識の習得,中国の文化,
社会の状況などをテキストと共に映像などを用いて楽しく学び,より中国の理解を深めること
を目的とする。
この授業では、初めて中国語を学ぶ学生にとって最も重要な①中国語の発音・②表記法・
③文法の基礎を習得し、中国語の基礎力を養成する。
■授業(学修)の到達目標■
当講義は,中国語発音の基礎ピンイン(ローマ字による発音表記)を学び,中国の簡体字を
覚え,基本的な文法をマスターすることによって,簡単なコミュニケーションを行う方法を習
得することと、HSK1 級と 2 級(中国政府が行われる資格試験)に合格する実力をつけること
を目指す。授業中には HSK の過去問題や単語表を利用した対策も行う。
■授業(学修)の到達目標■
中国語の基礎的な力(話す・聞く・書く)を養い、基本的なコミュニケーション能力を習得す
る。
具体的にはHSK1~2級に合格する実力をつけることを目指す。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特に無し。
■準備学修等の指示■
受講後の復習が大切である。次に進む単元を予習しておくことが望ましい。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■回数ごとの授業内容■
■準備学修等の指示■
予習(新しいレッスンと指示した内容の暗誦発表)および復習すること。
第1 回
第2 回
■回数ごとの授業内容■
第3 回
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
1)中国語の紹介
2)イントロダクション・単母音と声調
1)声調と軽声
2)複母音
3)鼻母音
1)子音
2)あいさつ2
1)変調
2)アル化
3)音節表
1)数字
2)発音のまとめ
3)音節表
第1 課 1)人称代名詞、動詞“是”“~は~です”“~は~ではない”
2)“~ですか?”
第2 課 1) “ちょっと…します”“どうぞ…してください”
2)“姓”“叫”“…といいます” 3)“~は?”
第3 課 1)指示代名詞、
2)形容詞述語文
第3 課 1)“也”“…も”
2)発音の復習 3)HSK 問題形式知るため、模擬問題をする
第4 課 1)年・日・曜日、
2)動詞文の構成ーー主語+述語+目的語
第4 課 3)反復疑問文
4)発音の復習
第5 課 1)場所指示代名詞,
2)“来/去+動詞(+目的語)”“(…へ)…しに来る/行く”
第5 課 3)“…しましょう”
4)発音の復習
1)数字の言い方
2)あいさつ3 3)HSK 問題形式知るため、模擬問題をする
まとめ復習
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
ガイダンス
発音 声調/母音・子音
・準備学習:ピンインについて確認しておく。
発音 有気音と無気音/-n と-ng
・準備学習:前回学習した発音を確認しておく。
第1課 人称代名詞/「是」の構文
・準備学習:発音・ピンインを復習し、第1課の内容を読んで確認しておく。
第1課 前回の続き
・準備学習:前回の学習内容を復習し、第1課の内容を読んで確認してお
く。
第2課 指示代名詞(1)/疑問文・否定文
・準備学習:前回の学習内容を復習し、第2課の内容を読んで確認してお
く。
第2課 前回の続き
・準備学習:前回の学習内容を復習し、第2課の内容を読んで確認してお
く。
中間試験
・準備学習:これまでの学習内容を総復習する。
試験の解答/発音・文法の復習
・準備学習:解答の確認をしておく。
第3課 指示代名詞(2)/形容詞述語文
・準備学習:前回の学習内容を復習し、第3課の内容を読んで確認してお
く。
第3課 前回の続き
・準備学習:前回の学習内容を復習し、第3課の内容を読んで確認してお
く。
第4課 数詞/数量を表す語
・準備学習:前回の学習内容を復習し、第4課の内容を読んで確認してお
く。
第4課 前回の続き
・準備学習:前回の学習内容を復習し、第4課の内容を読んで確認してお
く。
第5課 場所指示代名詞/動詞“在”
・準備学習:前回の学習内容を復習し、第5課の内容を読んで確認してお
く。
第5課 前回の続き
・準備学習:前回の学習内容を復習し、第5課の内容を読んで確認してお
く。
■定期試験■
■定期試験■
実施する
実施する
■成績評価の方法■
平常点20%(出席率5%,暗記発表と書き取り10%,課題5%),中間試験30%、期末試験50%、
合わせて総合評価する。検定を受験した場合、その結果も評価に加える。
■使用テキスト■
『やさしく楽しい 400語で学ぶ中国語入門ーー発音中心ーー』 郭春貴・郭久美子 著 白
帝社 2014 ISBN/978‐98‐029‐7
■参考書■
■成績評価の方法■
〈5点/授業態度〉+〈15点/出席〉+〈80点/中間試験+定期試験〉=100点満点で成
績を評価する。
■使用テキスト■
■参考書■
― 34 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
共通基礎科目(初修外国語)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
第12 回
中国語(Ⅰ)
Chinese(Ⅰ)
張 治清
2
1E以外(~H27)
第13 回
第14 回
■授業のねらい・概要■
本授業は日常生活の場面でよく使われる中国語の語彙,文法を身に付け,中国語で聴い
たり,話したり,読んだり,書いたり,翻訳・通訳したりするような総合的なコミュニケーション能
力を身につけることを目指す。
具体的には、中国語の表音記号(?
音=ピンイン)の構造と発音を理解する。また、中国語の単語や語句の発音と意味を理解する。
さらに、中国語の文法事項や単文作りのルールをを理解する。
■授業(学修)の到達目標■
第15 回
第16 回
・中国語の表音記号(?音=ピンイン)の構造を理解し、自ら発音できる。
・表音記号を頼りにして自ら中国語の単語や語句を発音できる。
・単語・語句の意味や文法事項を理解し、自ら中国語で単文作りができる。
・習った単語・語句・文法を使って、中国語でコミュニケーションできる。
・p20-21 の単語の発音を予習し、「練習問題」を事前に準備する。
第3課の学習②
●準備学習
・p20(補充単語)-21 の単語の発音を CD で予習する。
・p21 の練習問題を事前に準備する。
第3課の総合練習と第4課の学習①
●準備学習
・p23 の「総合練習問題」と配布した「補充練習問題」を事前に準備する。
・p26-27 の単語の発音を CD で予習し、練習問題を事前に準備する。
第4課の学習②
●準備学習
・p27(補充単語)-28 の単語の発音を CD で予習する。
・p26 の練習問題を事前に準備する。
第4課の学習②
●準備学習
・p27(補充単語)-28 の単語の発音を CD で予習する。
・p26 の練習問題を事前に準備する。
定期試験の実施
●準備学習
・これまで学習した内容をしっかり復習する。
■定期試験■
実施する
■履修しておくことが望ましい科目等■
中国の社会・文化に関連する科目
■成績評価の方法■
■準備学修等の指示■
・授業参加と学習態度(20%)
・練習問題の準備や小テストなど(30%)
・定期試験(50%)
授業の予習復習課題として,テキストに出ている「練習問題」や各課ごとに配布する「補充練
習問題」を徹底して準備すること。また、授業で行った「練習問題」及び「補充練習問題」を確
認し復習すること。
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
■使用テキスト■
『中国語精選サラダ』 劉郷英・嘉瀬達男・豊後宏記 朝日出版社 2003 年
978-4-255-45099-5
■回数ごとの授業内容■
中国語学習の意義について
●準備学習
・配布フリントを使って、中国や中国語に関する知識を学習する。
授業用語と中国語の名前の学習
●準備学習
・配布フリントを使って、授業中に使う中国語の挨拶を学習する。
・配布フリントを使って、各自の名前の中国語発音を学習する。
中国語の表音記号ピンイン学習①
●準備学習
・授業用の中国語の挨拶と各自の名前の中国語の発音を復習する。
・テキストの CD を使って、中国語の表音記号(「子音」の部分)の発音を予習す
る。
中国語の表音記号ピンイン学習②
●準備学習
・テキストの CD を使って、習った表音記号(「子音」の部分)をしっかり復習す
る。
・テキストの CD を使って、中国語の表音記号(「母音」の部分)予習する。
表音記号の総合練習
●準備学習
・テキストの CD を使って、習った「子音」と「母音」をしっかり復習する。
・習った表音記号を使って、日常に使う中国語の挨拶表現や数などの発音(テ
キスト p10ー11)を練習する。
第1課の学習①
●準備学習
・CD を使って、テキスト p12ー13 の単語(「補充単語」を除く)の発音を予習す
る。
・テキスト p12ー13 の練習問題を事前に準備する。
第1課の学習②
●準備学習
・p12-13 で習った単語・語彙・文法・練習問題をしっかり復習して、覚える。
・CD で、p13(補充単語)ー14 の単語の発音を予習し、p14 の練習問題を事前
に準備する。
第1課の総合練習と第2課の学習①
●準備学習
・p15 の総合練習問題と配布した「補充練習問題」を事前に準備する。
・テキストp16-17の単語の発音をCDで予習し、「練習問題」を事前に準備す
る。
第2課の学習②
●準備学習
・p17(補充単語)ー18 の単語の発音を予習する。
・p18 の「練習問題」を事前に準備する。
第2課の総合練習と復習
●準備学習
・p19 の「総合練習問題」を事前に準備する。
・配布した「補充練習問題」を事前に準備する。
小テストの実施と第3課の学習①
●準備学習
・今まで習った内容をしっかり復習する。
■参考書■
― 35 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
共通基礎科目(初修外国語)
共通基礎科目(初修外国語)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
中国語(Ⅱ)
Chinese(Ⅱ)
劉 国彬
1
1E以外(H28~)
中国語(Ⅱ)
Chinese(Ⅱ)
末葭 敏久
1
1E以外(H28~)
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
当講義は前期に続き中国語の発音を復習しながら、簡体字を覚え、基本的な文法事項をマ
スターする。また中国の文化、社会の状況などをテキストと共に映像などを用いて楽しく学び、
中国語の基礎知識の習得する。
この授業では、中国語(Ⅰ)に引き続き中国語の基礎力を養成し、①中国語の発音・②表記
法・③文法の基礎習得を目指す。
■授業(学修)の到達目標■
■授業(学修)の到達目標■
中国語の基礎知識を習得することによって、簡単な中国語文章の読み、中国語で文章の書
き、中国語のヒヤリングと中国語で話すことができるようになることと、能力に応じて、HSK2
級に合格できる総合的な語学力をみにつける。授業では、HSK の過去問題も取り入れる。
中国語の基礎的な力(話す・聞く・書く)を養い、基本的なコミュニケーション能力を習得す
る。
具体的にはHSK1~2級に合格する実力をつけることを目指す。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■履修しておくことが望ましい科目等■
中国語(Ⅰ)
特になし。
■準備学修等の指示■
■準備学修等の指示■
受講後の復習が大切である。次に進む単元を予習しておくことが望ましい。
予習(新しいレッスンと指示した内容の暗誦発表)および復習すること。
■回数ごとの授業内容■
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
1)前期の内容(発音と第1 課~第5 課)の復習 2)あいさつ 3
第6 課 1)“…の”の用法 2)年月日
第6 課 1)週、月 2)発音の復習 3)数字の言い方
第7 課 1)量詞 2)“…がある/いる”“…を持ている”の言い方 3)会話と作文
練習
第7課 1)副詞“みんな”“全部”“ともに” 2)発音の復習 3)HSK過去問練
習
第8 課 1)年齢の言い方 2)“…と同じだ”の言い方 3)会話と書き取り練習
第8 課 1)“AはBより…だ”の言い方 2)発音の復習 3)会話と書き取り練習
第9 課 1)時間の言い方 2)“…になった”の言い方 3)時間に関する会話
練習
第9 課 1)過去のことを語る“…しましたか” 2)発音の復習 3)HSK2 級過去
問練習
第10 課 1)お金の言い方 2)“いくらですか?” 3)買い物会話練習と映像
第10 課 1)“ちょっと…する”“ちょっと…してください”の言い方 2)発音の復
習
1)外来語 2)あいさつ 4 3)HSK2 級過去問練習
第11 課 1)助動詞“…したい”の言い方
2)“しかし” 3)会話練習
第11 課 1)“…しないで”“…をやめて”の言い方 2)発音の復習 4)映像でリ
スニング
まとめ復習
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
■定期試験■
実施する
第11 回
■成績評価の方法■
平常点20%(出席率5%,暗記発表と書き取り10%,課題5%),中間試験30%、期末試験50%、
合わせて総合評価する。検定を受験した場合、その結果も評価に加える。
■使用テキスト■
第12 回
『やさしく楽しい 400語で学ぶ中国語入門ーー発音中心ーー』 郭春貴・郭久美子 著 白
帝社 2014 ISBN/978‐98‐029‐7
第13 回
■参考書■
第14 回
第15 回
ガイダンス
第6課 動詞“有”/助数詞
・準備学習:第6課の内容を読んで確認しておく。
第6課 前回の続き
・準備学習:前回の学習内容を復習し、第6課の内容を読んで確認してお
く。
第7課 時刻の言い方/時間詞と時間の長さを表す語
・準備学習:前回の学習内容を復習し、第7課の内容を読んで確認してお
く。
第7課 前回の続き
・準備学習:前回の学習内容を復習し、第7課の内容を読んで確認してお
く。
第8課 完了を表す“了”/選択疑問文
・準備学習:前回の学習内容を復習し、第8課の内容を読んで確認してお
く。
第8課 前回の続き
・準備学習:前回の学習内容を復習し、第8課の内容を読んで確認してお
く。
中間試験
・準備学習:これまでの学習内容を総復習しておく。
試験の解答/発音・文法の復習
・準備学習:解答の確認をしておく。
第9課 前置詞/2 つの目的語をもつ動詞“給”
・準備学習:前回の学習内容を復習し、第9課の内容を読んで確認してお
く。
第9課 前回の続き
・準備学習:前回の学習内容を復習し、第9課の内容を読んで確認してお
く。
第10課 助動詞“可以”・“能”・“会”/動詞の重ね用法
・準備学習:前回の学習内容を復習し、第10課の内容を読んで確認してお
く。
第10課 前回の続き
・準備学習:前回の学習内容を復習し、第10課の内容を読んで確認してお
く。
第11課 前置詞“給”/“去・来”+動詞
・準備学習:前回の学習内容を復習し、第11課の内容を読んで確認してお
く。
第11課 前回の続き
・準備学習:前回の学習内容を復習し、第11課の内容を読んで確認してお
く。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
〈5点/授業態度〉+〈15点/出席〉+〈80点/中間試験+定期試験〉=100点満点で成
績を評価する。
■使用テキスト■
■参考書■
― 36 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
共通基礎科目(初修外国語)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
第14 回
中国語(Ⅱ)
Chinese(Ⅱ)
張 治清
1
1E以外(H28~)
第15 回
第16 回
■授業のねらい・概要■
・p54ー55 の単語を予習し、練習問題を事前に準備する。
第10課の学習②
●準備学習
・p55(補充単語)ー56 の単語を予習する。
・p56 の練習問題を事前に準備する。
第10課の総合練習と総合復習
●準備学習
・p57 の「総合練習問題」と「補充練習問題」を事前に準備する。
定期試験の実施
●準備学習
・今まで習った内容をしっかり復習する。
本授業は日常生活の場面でよく使われる中国語の語彙,文法を身に付け,中国語で聴い
たり,話したり,読んだり,書いたり,翻訳・通訳したりするような総合的なコミュニケーション能
力を身につけることを目標とする。この段階の学習を通して,中国語検定試験(HSK)1~2
級に合格する実力をつけることを目指す。
■定期試験■
■授業(学修)の到達目標■
■成績評価の方法■
実施する
・表音記号がなくても中国語の発音ができる。
・習った単語,語句,文法を使って、自ら中国語で短文作りができる。
・習った中国語を使ってコミュニケーションができる。
・「中国語検定試験」(HSK)1 級ー2 級に合格できる。
・授業参加と学習態度(20%)
・練習問題の準備や小テストなど(30%)
・定期試験(50%)
■履修しておくことが望ましい科目等■
中国の社会・文化に関連する科目
『中国語精選サラダ』 劉郷英・嘉瀬達男・豊後宏記 朝日出版社 2003 年
978-4-255-45099-5
■準備学修等の指示■
■参考書■
■使用テキスト■
授業の予習復習課題として,テキストに出ている「練習問題」や各課ごとに配布する「補充練
習問題」を徹底して準備すること。また、授業で行った「練習問題」及び「補充練習問題」を確
認し復習すること。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
「中国語Ⅰ」で習った内容の復習
●準備学習
・配布したフリントを事前に準備する。
第5 課の学習①
●準備学習
・p30ー31 の単語を予習する。
・「練習問題」を事前に準備する。
第5 課の学習②
●準備学習
・p31(補充単語)ー32 の単語を予習する。
・p32 の「練習問題」を事前に準備する。
第5 課の総合練習と第6課の学習①
●準備学習
・p33 の「総合練習問題」と配布した「補充練習問題」を事前に準備する。
・p34ー35 の単語を予習し、練習問題を事前に準備する。
第6課の学習②
●準備学習
・p35(補充単語)ー36 の単語を予習する。
・p36 の練習問題を事前に準備する。
第6課の総合練習と復習
●準備学習
・p37 の「総合練習問題」と配布した「補充練習問題」を事前に準備する。
小テストの実施とと第7課の学習①
●準備学習
・今まで習った内容をしっかり復習する。
・p38ー39 の単語を予習し、練習問題を事前に準備する。
第7課の学習②
●準備学習
・p39(補充単語)ー40 の単語を予習する。
・p40 の練習問題を事前に準備する。
第7課の総合練習と第8課の学習①
●準備学習
・p41 の「総合練習問題」と配布した「補充練習問題」を事前に準備する。
・p44ー45 の単語を予習し、練習問題を事前に準備する。
第8課の学習②
●準備学習
・p45(補充単語)ー46 の単語を予習する。
・p46 の練習問題を事前に準備する。
第8課の総合練習と第9課の学習①
●準備学習
・p47 の「総合練習問題」と配布した「補充練習問題」を事前に準備する。
・p48ー49 の単語を予習し、「練習問題」を事前に準備する。
第9課の学習②
●準備学習
・p49(補充単語)ー50 の単語を予習する。
・p50 の練習問題を事前に準備する。
第9課の総合練習と第10 課の学習①
●準備学習
・p51 の「総合練習問題」と配布した「補充練習問題」を事前に準備する。
― 37 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
共通基礎科目(初修外国語)
共通基礎科目(初修外国語)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
中国語(Ⅱ)
Chinese(Ⅱ)
劉 国彬
2
1E以外(~H27)
中国語(Ⅱ)
Chinese(Ⅱ)
末葭 敏久
2
1E以外(~H27)
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
当講義は前期に続き中国語の発音を復習しながら、簡体字を覚え、基本的な文法事項をマ
スターする。また中国の文化、社会の状況などをテキストと共に映像などを用いて楽しく学び、
中国語の基礎知識の習得する。
この授業では、中国語(Ⅰ)に引き続き中国語の基礎力を養成し、①中国語の発音・②表記
法・③文法の基礎習得を目指す。
■授業(学修)の到達目標■
■授業(学修)の到達目標■
中国語の基礎知識を習得することによって、簡単な中国語文章の読み、中国語で文章の書
き、中国語のヒヤリングと中国語で話すことができるようになることと、能力に応じて、HSK2
級に合格できる総合的な語学力をみにつける。授業では、HSK の過去問題も取り入れる。
中国語の基礎的な力(話す・聞く・書く)を養い、基本的なコミュニケーション能力を習得す
る。
具体的にはHSK1~2級に合格する実力をつけることを目指す。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■履修しておくことが望ましい科目等■
中国語(Ⅰ)
特になし。
■準備学修等の指示■
■準備学修等の指示■
受講後の復習が大切である。次に進む単元を予習しておくことが望ましい。
予習(新しいレッスンと指示した内容の暗誦発表)および復習すること。
■回数ごとの授業内容■
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
1)前期の内容(発音と第1 課~第5 課)の復習 2)あいさつ 3
第6 課 1)“…の”の用法 2)年月日
第6 課 1)週、月 2)発音の復習 3)数字の言い方
第7 課 1)量詞 2)“…がある/いる”“…を持ている”の言い方 3)会話と作文
練習
第7課 1)副詞“みんな”“全部”“ともに” 2)発音の復習 3)HSK過去問練
習
第8 課 1)年齢の言い方 2)“…と同じだ”の言い方 3)会話と書き取り練習
第8 課 1)“AはBより…だ”の言い方 2)発音の復習 3)会話と書き取り練習
第9 課 1)時間の言い方 2)“…になった”の言い方 3)時間に関する会話
練習
第9 課 1)過去のことを語る“…しましたか” 2)発音の復習 3)HSK2 級過去
問練習
第10 課 1)お金の言い方 2)“いくらですか?” 3)買い物会話練習と映像
第10 課 1)“ちょっと…する”“ちょっと…してください”の言い方 2)発音の復
習
1)外来語 2)あいさつ 4 3)HSK2 級過去問練習
第11 課 1)助動詞“…したい”の言い方
2)“しかし” 3)会話練習
第11 課 1)“…しないで”“…をやめて”の言い方 2)発音の復習 4)映像でリ
スニング
まとめ復習
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
■定期試験■
実施する
第11 回
■成績評価の方法■
平常点20%(出席率5%,暗記発表と書き取り10%,課題5%),中間試験30%、期末試験50%、
合わせて総合評価する。検定を受験した場合、その結果も評価に加える。
■使用テキスト■
第12 回
『やさしく楽しい 400語で学ぶ中国語入門ーー発音中心ーー』 郭春貴・郭久美子 著 白
帝社 2014 ISBN/978‐98‐029‐7
第13 回
■参考書■
第14 回
第15 回
ガイダンス
第6課 動詞“有”/助数詞
・準備学習:第6課の内容を読んで確認しておく。
第6課 前回の続き
・準備学習:前回の学習内容を復習し、第6課の内容を読んで確認してお
く。
第7課 時刻の言い方/時間詞と時間の長さを表す語
・準備学習:前回の学習内容を復習し、第7課の内容を読んで確認してお
く。
第7課 前回の続き
・準備学習:前回の学習内容を復習し、第7課の内容を読んで確認してお
く。
第8課 完了を表す“了”/選択疑問文
・準備学習:前回の学習内容を復習し、第8課の内容を読んで確認してお
く。
第8課 前回の続き
・準備学習:前回の学習内容を復習し、第8課の内容を読んで確認してお
く。
中間試験
・準備学習:これまでの学習内容を総復習しておく。
試験の解答/発音・文法の復習
・準備学習:解答の確認をしておく。
第9課 前置詞/2 つの目的語をもつ動詞“給”
・準備学習:前回の学習内容を復習し、第9課の内容を読んで確認してお
く。
第9課 前回の続き
・準備学習:前回の学習内容を復習し、第9課の内容を読んで確認してお
く。
第10課 助動詞“可以”・“能”・“会”/動詞の重ね用法
・準備学習:前回の学習内容を復習し、第10課の内容を読んで確認してお
く。
第10課 前回の続き
・準備学習:前回の学習内容を復習し、第10課の内容を読んで確認してお
く。
第11課 前置詞“給”/“去・来”+動詞
・準備学習:前回の学習内容を復習し、第11課の内容を読んで確認してお
く。
第11課 前回の続き
・準備学習:前回の学習内容を復習し、第11課の内容を読んで確認してお
く。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
〈5点/授業態度〉+〈15点/出席〉+〈80点/中間試験+定期試験〉=100点満点で成
績を評価する。
■使用テキスト■
■参考書■
― 38 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
共通基礎科目(初修外国語)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
第14 回
中国語(Ⅱ)
Chinese(Ⅱ)
張 治清
2
1E以外(~H27)
第15 回
第16 回
■授業のねらい・概要■
・p54ー55 の単語を予習し、練習問題を事前に準備する。
第10課の学習②
●準備学習
・p55(補充単語)ー56 の単語を予習する。
・p56 の練習問題を事前に準備する。
第10課の総合練習と総合復習
●準備学習
・p57 の「総合練習問題」と「補充練習問題」を事前に準備する。
定期試験の実施
●準備学習
・今まで習った内容をしっかり復習する。
本授業は日常生活の場面でよく使われる中国語の語彙,文法を身に付け,中国語で聴い
たり,話したり,読んだり,書いたり,翻訳・通訳したりするような総合的なコミュニケーション能
力を身につけることを目標とする。この段階の学習を通して,中国語検定試験(HSK)1~2
級に合格する実力をつけることを目指す。
■定期試験■
■授業(学修)の到達目標■
■成績評価の方法■
実施する
・表音記号がなくても中国語の発音ができる。
・習った単語,語句,文法を使って、自ら中国語で短文作りができる。
・習った中国語を使ってコミュニケーションができる。
・「中国語検定試験」(HSK)1 級ー2 級に合格できる。
・授業参加と学習態度(20%)
・練習問題の準備や小テストなど(30%)
・定期試験(50%)
■履修しておくことが望ましい科目等■
中国の社会・文化に関連する科目
『中国語精選サラダ』 劉郷英・嘉瀬達男・豊後宏記 朝日出版社 2003 年
978-4-255-45099-5
■準備学修等の指示■
■参考書■
■使用テキスト■
授業の予習復習課題として,テキストに出ている「練習問題」や各課ごとに配布する「補充練
習問題」を徹底して準備すること。また、授業で行った「練習問題」及び「補充練習問題」を確
認し復習すること。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
「中国語Ⅰ」で習った内容の復習
●準備学習
・配布したフリントを事前に準備する。
第5 課の学習①
●準備学習
・p30ー31 の単語を予習する。
・「練習問題」を事前に準備する。
第5 課の学習②
●準備学習
・p31(補充単語)ー32 の単語を予習する。
・p32 の「練習問題」を事前に準備する。
第5 課の総合練習と第6課の学習①
●準備学習
・p33 の「総合練習問題」と配布した「補充練習問題」を事前に準備する。
・p34ー35 の単語を予習し、練習問題を事前に準備する。
第6課の学習②
●準備学習
・p35(補充単語)ー36 の単語を予習する。
・p36 の練習問題を事前に準備する。
第6課の総合練習と復習
●準備学習
・p37 の「総合練習問題」と配布した「補充練習問題」を事前に準備する。
小テストの実施とと第7課の学習①
●準備学習
・今まで習った内容をしっかり復習する。
・p38ー39 の単語を予習し、練習問題を事前に準備する。
第7課の学習②
●準備学習
・p39(補充単語)ー40 の単語を予習する。
・p40 の練習問題を事前に準備する。
第7課の総合練習と第8課の学習①
●準備学習
・p41 の「総合練習問題」と配布した「補充練習問題」を事前に準備する。
・p44ー45 の単語を予習し、練習問題を事前に準備する。
第8課の学習②
●準備学習
・p45(補充単語)ー46 の単語を予習する。
・p46 の練習問題を事前に準備する。
第8課の総合練習と第9課の学習①
●準備学習
・p47 の「総合練習問題」と配布した「補充練習問題」を事前に準備する。
・p48ー49 の単語を予習し、「練習問題」を事前に準備する。
第9課の学習②
●準備学習
・p49(補充単語)ー50 の単語を予習する。
・p50 の練習問題を事前に準備する。
第9課の総合練習と第10 課の学習①
●準備学習
・p51 の「総合練習問題」と配布した「補充練習問題」を事前に準備する。
― 39 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
共通基礎科目(初修外国語)
共通基礎科目(初修外国語)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
ドイツ語(Ⅰ)
German(Ⅰ)
岡 晃弘
1
1全(H28~)
ドイツ語(Ⅰ)
German(Ⅰ)
岡 晃弘
2
1全(~H27)
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
この授業で初修外国語としてドイツ語を学ぶ際にも、高校の英語学習で身につけた語学力が
基礎となる。ドイツ語と英語、日本語との比較をしながら、3 つの言語に共通する一般的な言
語能力を養う。そのような言語能力は論理的思考方法にもつながり、社会人としての生活に
役立ち、専門教育の基礎にもなる。ICT の時代、言語能力はますます必要になっている。ま
た、言語は文化の中の重要な要素であり、異文化理解とコミュニケーションの鍵になる。
授業の進め方としては、ドイツ語の初歩(読む、書く、聞く、話す)を学ぶことと並行して、英語、
日本語を含めて言語一般についての講義と演習を行う(下記の「回数ごとの授業内容」ではド
イツ語についてのみ記している)。定期試験でも上記の両方(ドイツ語/言語)から出題す
る。
注意:人間文化学部の学生がドイツ語を選択する場合、前期と後期で同じ教員の授業を履修
すること。
この授業で初修外国語としてドイツ語を学ぶ際にも、高校の英語学習で身につけた語学力が
基礎となる。ドイツ語と英語、日本語との比較をしながら、3 つの言語に共通する一般的な言
語能力を養う。そのような言語能力は論理的思考方法にもつながり、社会人としての生活に
役立ち、専門教育の基礎にもなる。ICT の時代、言語能力はますます必要になっている。ま
た、言語は文化の中の重要な要素であり、異文化理解とコミュニケーションの鍵になる。
授業の進め方としては、ドイツ語の初歩(読む、書く、聞く、話す)を学ぶことと並行して、英語、
日本語を含めて言語一般についての講義と演習を行う(下記の「回数ごとの授業内容」ではド
イツ語についてのみ記している)。定期試験でも上記の両方(ドイツ語/言語)から出題す
る。
注意:人間文化学部の学生がドイツ語を選択する場合、前期と後期で同じ教員の授業を履修
すること。
■授業(学修)の到達目標■
■授業(学修)の到達目標■
個別言語(日本語、英語、ドイツ語)についての知識を通じて、言語一般についての認識を得
る。そのことによって言語能力を強化し、社会人基礎力の養成を推進する。
個別言語(日本語、英語、ドイツ語)についての知識を通じて、言語一般についての認識を得
る。そのことによって言語能力を強化し、社会人基礎力の養成を推進する。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
特になし。
■準備学修等の指示■
■準備学修等の指示■
ドイツ語の練習問題を復習し、文章を反復練習する。
ドイツ語の練習問題を復習し、文章を反復練習する。
■回数ごとの授業内容■
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
オリエンテーション、アルファベート
●シラバスをよく読み、この授業を選択するかどうか考える。
ヨーロッパの3つの言語圏(文化圏)、ドイツ語圏
●この授業を履修する人は、テキストを入手する。筆記用具とノートを今後毎
回持参する。
発音と文字
●日本語と英語の母音・子音を参考のため確認する。
あいさつの表現、人称代名詞、動詞sein
●前回の発音を反復する。
練習(疑問文と答え)
●前回の内容を復習する。
名詞の性と格、不定冠詞
●前回の練習を復習する。
動詞の人称変化、動詞haben
●前回の内容を復習する。
練習(性と格、人称変化)
●前回の内容を復習する。
不規則動詞
●前回の練習を復習する。
命令文
●前回の内容を復習する。
練習(不規則動詞、命令文)
●前回の内容を復習する。
名詞の格変化
●前回の練習を復習する。
前置詞
●前回の内容を復習する。
練習(格変化、前置詞)
●前回の内容を復習する。
前期の総括(試験準備)
●前回の練習を復習する。
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
オリエンテーション、アルファベート
●シラバスをよく読み、この授業を選択するかどうか考える。
ヨーロッパの3つの言語圏(文化圏)、ドイツ語圏
●この授業を履修する人は、テキストを入手する。筆記用具とノートを今後毎
回持参する。
発音と文字
●日本語と英語の母音・子音を参考のため確認する。
あいさつの表現、人称代名詞、動詞sein
●前回の発音を反復する。
練習(疑問文と答え)
●前回の内容を復習する。
名詞の性と格、不定冠詞
●前回の練習を復習する。
動詞の人称変化、動詞haben
●前回の内容を復習する。
練習(性と格、人称変化)
●前回の内容を復習する。
不規則動詞
●前回の練習を復習する。
命令文
●前回の内容を復習する。
練習(不規則動詞、命令文)
●前回の内容を復習する。
名詞の格変化
●前回の練習を復習する。
前置詞
●前回の内容を復習する。
練習(格変化、前置詞)
●前回の内容を復習する。
前期の総括(試験準備)
●前回の練習を復習する。
■定期試験■
■定期試験■
実施する
実施する
■成績評価の方法■
■成績評価の方法■
定期試験を中心に、平常点を加えて評価する。
定期試験を中心に、平常点を加えて評価する。
■使用テキスト■
■使用テキスト■
『プレリュード―ドイツ語会話と文法の入門』 S.Trummer / 井口 靖 同学社 2000 年
978-4-8102-0961-7
『プレリュード―ドイツ語会話と文法の入門』 S.Trummer / 井口 靖 同学社 2000 年
978-4-8102-0961-7
■参考書■
■参考書■
『日本人のための日本語文法入門』 原沢伊都夫 講談社 2012 年
978-4-06-288173-9
『英語の論理・日本語の論理』 安藤貞雄 大修館書店 1986 年 978-4469240931
『日本人のための日本語文法入門』 原沢伊都夫 講談社 2012 年
978-4-06-288173-9
『英語の論理・日本語の論理』 安藤貞雄 大修館書店 1986 年 978-4469240931
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Fukuyama University SYLLABUS 2016
共通基礎科目(初修外国語)
共通基礎科目(初修外国語)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
ドイツ語(Ⅱ)
German(Ⅱ)
岡 晃弘
1
1全(H28~)
ドイツ語(Ⅱ)
German(Ⅱ)
岡 晃弘
2
1全(~H27)
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
この授業で初修外国語としてドイツ語を学ぶ際にも、高校の英語学習で身につけた語学力が
基礎となる。ドイツ語と英語、日本語との比較をしながら、3 つの言語に共通する一般的な言
語能力を養う。そのような言語能力は論理的思考方法にもつながり、社会人としての生活に
役立ち、専門教育の基礎にもなる。ICT の時代、言語能力はますます必要になっている。ま
た、言語は文化の中の重要な要素であり、異文化理解とコミュニケーションの鍵になる。
授業の進め方としては、ドイツ語の初歩(読む、書く、聞く、話す)を学ぶことと並行して、英語、
日本語を含めて言語一般についての講義と演習を行う(下記の「回数ごとの授業内容」ではド
イツ語についてのみ記している)。定期試験でも上記の両方(ドイツ語/言語)から出題す
る。
注意:人間文化学部の学生がドイツ語を選択する場合、前期と後期で同じ教員の授業を履修
すること。
この授業で初修外国語としてドイツ語を学ぶ際にも、高校の英語学習で身につけた語学力が
基礎となる。ドイツ語と英語、日本語との比較をしながら、3 つの言語に共通する一般的な言
語能力を養う。そのような言語能力は論理的思考方法にもつながり、社会人としての生活に
役立ち、専門教育の基礎にもなる。ICT の時代、言語能力はますます必要になっている。ま
た、言語は文化の中の重要な要素であり、異文化理解とコミュニケーションの鍵になる。
授業の進め方としては、ドイツ語の初歩(読む、書く、聞く、話す)を学ぶことと並行して、英語、
日本語を含めて言語一般についての講義と演習を行う(下記の「回数ごとの授業内容」ではド
イツ語についてのみ記している)。定期試験でも上記の両方(ドイツ語/言語)から出題す
る。
注意:人間文化学部の学生がドイツ語を選択する場合、前期と後期で同じ教員の授業を履修
すること。
■授業(学修)の到達目標■
■授業(学修)の到達目標■
個別言語(日本語、英語、ドイツ語)についての知識を通じて、言語一般についての認識を得
る。そのことによって言語能力を強化し、社会人基礎力の養成を推進する。
個別言語(日本語、英語、ドイツ語)についての知識を通じて、言語一般についての認識を得
る。そのことによって言語能力を強化し、社会人基礎力の養成を推進する。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■履修しておくことが望ましい科目等■
ドイツ語(Ⅰ)
ドイツ語(Ⅰ)
■準備学修等の指示■
■準備学修等の指示■
ドイツ語の練習問題を復習し、文章を反復練習する。
ドイツ語の練習問題を復習し、文章を反復練習する。
■回数ごとの授業内容■
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
前期の復習
●「ドイツ語(Ⅰ)」の内容を総括的に復習して思い出す。
名詞の複数形、練習
●「ドイツ語(Ⅰ)」の内容で理解が不十分な点を補う。
分離動詞、練習
●前回の内容と練習を復習する。
冠詞類、練習
●前回の内容と練習を復習する。
人称代名詞
●前回の内容と練習を復習する。
再帰動詞
●前回の内容と練習を復習する。
話法の助動詞
●前回の内容と練習を復習する。
練習(話法の助動詞)
●前回の内容を復習する。
過去分詞
●前回の練習を復習する。
現在完了形
●前回の内容を復習する。
練習(現在完了形)
●前回の内容を復習する。
過去形
●前回の練習を復習する。
練習(過去形)
●前回の内容を復習する。
時間表現
●前回の練習を復習する。
後期の総括(試験準備)
●前回の内容を復習する。
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
前期の復習
●「ドイツ語(Ⅰ)」の内容を総括的に復習して思い出す。
名詞の複数形、練習
●「ドイツ語(Ⅰ)」の内容で理解が不十分な点を補う。
分離動詞、練習
●前回の内容と練習を復習する。
冠詞類、練習
●前回の内容と練習を復習する。
人称代名詞
●前回の内容と練習を復習する。
再帰動詞
●前回の内容と練習を復習する。
話法の助動詞
●前回の内容と練習を復習する。
練習(話法の助動詞)
●前回の内容を復習する。
過去分詞
●前回の練習を復習する。
現在完了形
●前回の内容を復習する。
練習(現在完了形)
●前回の内容を復習する。
過去形
●前回の練習を復習する。
練習(過去形)
●前回の内容を復習する。
時間表現
●前回の練習を復習する。
後期の総括(試験準備)
●前回の内容を復習する。
■定期試験■
■定期試験■
実施する
実施する
■成績評価の方法■
■成績評価の方法■
定期試験を中心に、平常点を加えて評価する。
定期試験を中心に、平常点を加えて評価する。
■使用テキスト■
■使用テキスト■
『ドイツ語(Ⅰ)(岡担当)と同じテキストを使用する。』
『ドイツ語(Ⅰ)(岡担当)と同じテキストを使用する。』
■参考書■
■参考書■
『ドイツ語(Ⅰ)(岡担当)と同じ。』
『ドイツ語(Ⅰ)(岡担当)と同じ。』
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Fukuyama University SYLLABUS 2016
共通基礎科目(初修外国語)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
ドイツ語(Ⅱ)
German(Ⅱ)
原 千史
2
1全(~H27)
■授業のねらい・概要■
ドイツ語は母語とする話者人口が 5 カ国にわたって1億を超え、ロシアを除けばヨーロッパ最
大の言語である。英語と同じく西ゲルマン語族に属しており、単語や特に文法が比較的よく似
ており、英語を習ったものには比較的なじみやすい。 発音はほぼローマ字読みでよく、文法
は例外の少ない規則的な言語なので、初学者には英語以上に学びやすい外国語だと言え
る。
外国語を実践的技能として身につけるには、文法を原理的知識として覚えこむのではなく、
練習問題で運用するのがよい。そのため授業では、筆記やヒアリングなどの運用練習にでき
るだけ多くの時間をあてるので、練習問題に積極的に取り組んでもらいたい。出席を重視す
るので、必ず毎回出席して発表することを望む。またDVDを使って、ドイツの生活事情など
を紹介していく。
※科目名は同じ「ドイツ語(Ⅰ)・(Ⅱ)」であっても、担当教員によってテキストも進度も授業方
針も異なる。従って、同一の教員のもとで前/後期ともに履修すること。
■授業(学修)の到達目標■
ドイツ語の初歩から学び初めて、初級前半の内容を「読む」「書く」「聞く」「話す」の四技能にわ
たって偏りなく学び、ドイツ語検定4 級に合格する程度のレベルを目指す。
■履修しておくことが望ましい科目等■
ドイツ語(Ⅰ)
■準備学修等の指示■
授業中に指示された課題に取り組むこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
前期の復習
第4課 「学生食堂で」
〃
前置詞と名詞の格
〃
副文
〃
まとめとヒアリング
第5課 「お医者さんで」
〃
人称代名詞3・4格
〃
再帰代名詞・再帰動詞
〃
まとめとヒアリング
第6課 「ヴァンゼーへ」
〃
zu 不定詞
〃
分離動詞
〃
まとめとヒアリング
ドイツ映画鑑賞
まとめと復習
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
授業中に行う口頭発表、出席状況、小テストの成績により評価。
■使用テキスト■
『ドイツ語の時間[ビデオ教材 恋するベルリン] DVD 付』 清野智昭 朝日出版社 2007
9784255253039
■参考書■
『アポロン独和辞典』 根本道也他 同学社 2010 978-4810200065
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Fukuyama University SYLLABUS 2016
共通基礎科目(初修外国語)
共通基礎科目(初修外国語)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
フランス語(Ⅰ)
French (Ⅰ)
石井 成人
1
1全(H28~)
フランス語(Ⅰ)
French (Ⅰ)
赤松 頌也
1
1全(H28~)
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
フランス語の文字と発音、文法、仕組みの基礎を知り、理解を深める。また授業の中でフラン
ス語日常会話表現やフランス文化にも触れる事で、異文化理解を深める。
英語とは異なるフランス語の文字と発音、文法、仕組みの基礎を知り、理解を深める。また
授業の中でフランス語日常会話表現やフランス文化にも触れる事で、異文化理解を深め
る。
■授業(学修)の到達目標■
フランス語の文法を確認しつつ、基本的な会話表現に触れていく。また仏和辞書を活用しな
がら簡単な仏作文も出来るように練習をする。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■授業(学修)の到達目標■
フランス語の文法を確認しつつ、基本的なフランス語表現・会話表現に触れていく。また仏
和辞書を活用しながら簡単な仏作文も出来るように練習をする。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■準備学修等の指示■
■準備学修等の指示■
前回学習した内容の確認、復習
毎回学習したフランス語基礎内容の確認、復習
■回数ごとの授業内容■
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
ガイダンス
冠詞と名詞の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
冠詞と名詞の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
ER 規則動詞の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
ER 規則動詞の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
否定形・疑問形の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
否定形・疑問形の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
AVOIR 動詞の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
AVOIR 動詞の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
ETRE 動詞の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
ETRE 動詞の確認
準備学習 テキスト該当項目を予習
不規則動詞の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
不規則動詞の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
形容詞の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
形容詞の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
■定期試験■
ガイダンス
冠詞と名詞の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
冠詞と名詞の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
ER 規則動詞の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
ER 規則動詞の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
否定形・疑問形の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
否定形・疑問形の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
AVOIR 動詞の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
AVOIR 動詞の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
ETRE 動詞の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
ETRE 動詞の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
不規則動詞の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
不規則動詞の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
形容詞の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
形容詞の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
■定期試験■
実施する
実施する
■成績評価の方法■
授業の取り組み 30%、課題20%、複数回の小試験20%、定期試験30%などの総合評価
■成績評価の方法■
授業の取り組み 30%、課題20%、複数回の小試験20%、定期試験30%などの総合評価
■使用テキスト■
『新赤い風船』 大津・藤井 朝日出版社 2013 978-4-255-35227-5
■使用テキスト■
『新・赤い風船』 大津俊克、藤井宏尚 朝日出版社 2013 978-4-255-35227-5
■参考書■
■参考書■
― 43 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
共通基礎科目(初修外国語)
共通基礎科目(初修外国語)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
フランス語(Ⅰ)
French (Ⅰ)
石井 成人
2
1全(~H27)
フランス語(Ⅰ)
French (Ⅰ)
赤松 頌也
2
1全(~H27)
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
フランス語の文字と発音、文法、仕組みの基礎を知り、理解を深める。また授業の中でフラン
ス語日常会話表現やフランス文化にも触れる事で、異文化理解を深める。
英語とは異なるフランス語の文字と発音、文法、仕組みの基礎を知り、理解を深める。また
授業の中でフランス語日常会話表現やフランス文化にも触れる事で、異文化理解を深め
る。
■授業(学修)の到達目標■
フランス語の文法を確認しつつ、基本的な会話表現に触れていく。また仏和辞書を活用しな
がら簡単な仏作文も出来るように練習をする。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■授業(学修)の到達目標■
フランス語の文法を確認しつつ、基本的なフランス語表現・会話表現に触れていく。また仏
和辞書を活用しながら簡単な仏作文も出来るように練習をする。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■準備学修等の指示■
■準備学修等の指示■
前回学習した内容の確認、復習
毎回学習したフランス語基礎内容の確認、復習
■回数ごとの授業内容■
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
ガイダンス
冠詞と名詞の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
冠詞と名詞の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
ER 規則動詞の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
ER 規則動詞の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
否定形・疑問形の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
否定形・疑問形の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
AVOIR 動詞の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
AVOIR 動詞の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
ETRE 動詞の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
ETRE 動詞の確認
準備学習 テキスト該当項目を予習
不規則動詞の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
不規則動詞の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
形容詞の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
形容詞の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
■定期試験■
ガイダンス
冠詞と名詞の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
冠詞と名詞の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
ER 規則動詞の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
ER 規則動詞の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
否定形・疑問形の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
否定形・疑問形の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
AVOIR 動詞の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
AVOIR 動詞の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
ETRE 動詞の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
ETRE 動詞の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
不規則動詞の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
不規則動詞の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
形容詞の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
形容詞の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
■定期試験■
実施する
実施する
■成績評価の方法■
授業の取り組み 30%、課題20%、複数回の小試験20%、定期試験30%などの総合評価
■成績評価の方法■
授業の取り組み 30%、課題20%、複数回の小試験20%、定期試験30%などの総合評価
■使用テキスト■
『新赤い風船』 大津・藤井 朝日出版社 2013 978-4-255-35227-5
■使用テキスト■
『新・赤い風船』 大津俊克、藤井宏尚 朝日出版社 2013 978-4-255-35227-5
■参考書■
■参考書■
― 44 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
共通基礎科目(初修外国語)
共通基礎科目(初修外国語)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
フランス語(Ⅱ)
French (Ⅱ)
石井 成人
1
1全(H28~)
フランス語(Ⅱ)
French (Ⅱ)
赤松 頌也
1
1全(H28~)
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
フランス語の文字と発音、文法、仕組みの基礎を知り、理解を深める。また授業の中でフラン
ス語日常会話表現やフランス文化にも触れる事で、異文化理解を深める。
英語とは異なるフランス語の文字と発音、文法、仕組みの基礎を知り、理解を深める。また
授業の中でフランス語日常会話表現やフランス文化にも触れる事で、異文化理解を深め
る。
■授業(学修)の到達目標■
フランス語の文法を確認しつつ、基本的な会話表現に触れていく。また仏和辞書を活用しな
がら簡単な仏作文も出来るように練習をする。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■授業(学修)の到達目標■
フランス語の文法を確認しつつ、基本的なフランス語表現・会話表現に触れていく。また仏
和辞書を活用しながら簡単な仏作文も出来るように練習をする。
■履修しておくことが望ましい科目等■
フランス語I(前期)
フランス語(I)
■準備学修等の指示■
■準備学修等の指示■
前回学習した内容の確認、復習
毎回学習したフランス語基礎内容の確認、復習
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
■回数ごとの授業内容■
ガイダンス
関係代名詞の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
関係代名詞の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
半過去形の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
半過去形の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
複合過去形の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
複合過去形の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
人称代名詞の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
人称代名詞の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
代名動詞の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
代名動詞の確認
準備学習 テキスト該当項目を予習
現在分詞・ジェロンディフの学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
現在分詞・ジェロンディフの確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
条件法、接続法の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
条件法、接続法の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
■定期試験■
ガイダンス
関係代名詞の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
関係代名詞の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
半過去形の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
半過去形の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
複合過去形の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
複合過去形の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
人称代名詞の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
人称代名詞の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
代名動詞の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
代名動詞の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
現在分詞・ジェロンディフの学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
現在分詞・ジェロンディフの確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
条件法、接続法の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
条件法、接続法の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
■定期試験■
実施する
実施する
■成績評価の方法■
授業の取り組み 30%、課題20%、複数回の小試験20%、定期試験30%などの総合評価
■成績評価の方法■
授業の取り組み 30%、課題20%、複数回の小試験20%、定期試験30%などの総合評価
■使用テキスト■
『新赤い風船』 大津・藤井 朝日出版社 2013 978-4-255-35227-5
■使用テキスト■
『新・赤い風船』 大津俊克、藤井宏尚 朝日出版社 2013 978-4-255-35227-5
■参考書■
■参考書■
― 45 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
共通基礎科目(初修外国語)
共通基礎科目(初修外国語)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
フランス語(Ⅱ)
French (Ⅱ)
石井 成人
2
1全(~H27)
フランス語(Ⅱ)
French (Ⅱ)
赤松 頌也
2
1全(~H27)
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
フランス語の文字と発音、文法、仕組みの基礎を知り、理解を深める。また授業の中でフラン
ス語日常会話表現やフランス文化にも触れる事で、異文化理解を深める。
英語とは異なるフランス語の文字と発音、文法、仕組みの基礎を知り、理解を深める。また
授業の中でフランス語日常会話表現やフランス文化にも触れる事で、異文化理解を深め
る。
■授業(学修)の到達目標■
フランス語の文法を確認しつつ、基本的な会話表現に触れていく。また仏和辞書を活用しな
がら簡単な仏作文も出来るように練習をする。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■授業(学修)の到達目標■
フランス語の文法を確認しつつ、基本的なフランス語表現・会話表現に触れていく。また仏
和辞書を活用しながら簡単な仏作文も出来るように練習をする。
■履修しておくことが望ましい科目等■
フランス語I(前期)
フランス語(I)
■準備学修等の指示■
■準備学修等の指示■
前回学習した内容の確認、復習
毎回学習したフランス語基礎内容の確認、復習
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
■回数ごとの授業内容■
ガイダンス
関係代名詞の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
関係代名詞の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
半過去形の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
半過去形の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
複合過去形の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
複合過去形の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
人称代名詞の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
人称代名詞の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
代名動詞の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
代名動詞の確認
準備学習 テキスト該当項目を予習
現在分詞・ジェロンディフの学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
現在分詞・ジェロンディフの確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
条件法、接続法の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
条件法、接続法の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
■定期試験■
ガイダンス
関係代名詞の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
関係代名詞の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
半過去形の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
半過去形の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
複合過去形の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
複合過去形の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
人称代名詞の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
人称代名詞の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
代名動詞の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
代名動詞の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
現在分詞・ジェロンディフの学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
現在分詞・ジェロンディフの確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
条件法、接続法の学習
準備学習 テキスト該当項目を予習
条件法、接続法の確認、練習
準備学習 テキスト該当項目を予習
■定期試験■
実施する
実施する
■成績評価の方法■
授業の取り組み 30%、課題20%、複数回の小試験20%、定期試験30%などの総合評価
■成績評価の方法■
授業の取り組み 30%、課題20%、複数回の小試験20%、定期試験30%などの総合評価
■使用テキスト■
『新赤い風船』 大津・藤井 朝日出版社 2013 978-4-255-35227-5
■使用テキスト■
『新・赤い風船』 大津俊克、藤井宏尚 朝日出版社 2013 978-4-255-35227-5
■参考書■
■参考書■
― 46 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
共通基礎科目(初修外国語)
共通基礎科目(初修外国語)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
中級中国語Ⅰ
劉 国彬
1
2全
中級中国語Ⅱ
劉 国彬
1
2全
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
本講義は中国語Ⅰと中国語Ⅱに続き、さらなる一歩の中国語力を目指す。発音を復習しな
がら、動作の進行、継続、経験、完了、および方向補語、様態補語、助動詞などの文法事項
について学ぶ。
本講義は中級中国語Ⅰに続き、さらなる一歩の中国語力を目指す。発音を復習しながら、
中国語のよく使われる呼応文型、可能補語、結果補語、複雑な方向補語、受け身などの文
法事項について学ぶ。
■授業(学修)の到達目標■
■授業(学修)の到達目標■
中国語の単語量を増やし、文法を理解し、基本的な書く、聞く、読む及び会話ができる。能力
に応じて、目標は HSK2 級と 3 級(中国政府が行われる資格試験)に合格する実力をつける
ことを目指す。授業中には HSK の過去問題や単語表を利用した対策も行う。
中国語の単語量を増やし、文法を理解し、基本的な書く、聞く、読む及び会話ができる。能力
に応じて、目標は HSK3 級と 4 級(中国政府が行われる資格試験)に合格する実力をつける
ことを目指す。授業中には HSK の過去問題や単語表を利用した対策も行う。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■履修しておくことが望ましい科目等■
中国語Ⅰ・中国語Ⅱ
中級中国語(Ⅰ)
■準備学修等の指示■
■準備学修等の指示■
予習(新しいレッスンと指示した内容の暗誦発表)および復習すること。
予習(新しいレッスンと指示した内容の暗誦発表)および復習すること。
■回数ごとの授業内容■
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
1)ピンインの読み方と書き方 2)一年次勉強した文法事項の復習 3)簡単な
自己紹介文作成と発表
第12 課 1)「~にいる/にある」 2)動作の進行「~している」 3)「~で~して
いる」の三つの表現
第12 課 1)発音の復習 2)HSK3 級過去問(1)
第13 課 1)「~したことがる」の言い方 2)「~できる」の言い方「会」
第13 課 1)「…するのが~だ」の言い方 2)発音の復習 3)映像を通してリ
スニング練習
第14 課 1)場所詞の構成 2)「…に~している/してある」の言い方 3)会
話練習
第14 課 1)「~できる」の言い方「能」
2)発音の復習 3)映像を通してリス
ニング練習
1)あいさつ5 2)HSK3 級過去問(2)
第15 課 1)「再」の使い方 2)動詞+了+数量詞+目的語
第15 課 1)動作の継続の言い方 2)発音の復習 3)会話練習
第16課 1)動詞の重ね型 2)疑問文「AそれともB」の言い方 3)映像を通し
てリスニング練習
第16課 1)「何(どんな~)でも…」の言い方 2)発音の復習 3)2)HSK3級
過去問(3)
第17 課 1)「もうすぐ~する/になる」の言い方 2)方向動詞
第17 課 1)状態の継続「~している」の言い方 2)発音の復習 3)会話練習
まとめ復習
■定期試験■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
1)前期の文法事項の復習 2)テーマを設定し会話練習
第18 課 1)「(交通手段)で来る/行く」の言い方 2)「…から」「…から~す
る」の言い方 3)会話練習
第18 課 1)「…したのだ」の言い方 2)発音の復習 3)映像を通してリスニ
ング練習
第19 課 1)「ちょっと…」の言い方 2)「大変」「…すぎる」の言い方 3)「ちゃん
と…する」の言い方
1)19 課の会話練習 2)HSK4級過去問(1)
第20 課 1)「…に~をしに来る/行く」の言い方 2)「ちょっと…する」「ちょっと
…してみる」の言い方
第20課 1)「…に(のために)」「…に~してあげる」の言い方 2)会話練習 3)
映像を通してリスニング練習
1)第18 課~20 課までの文法事項まとめ 2)テーマ別で会
1)映像を通してリスニング練習 2)HSK4級過去問(2)
〈参考書〉1)「…しながら、…をする」の言い方 2)複合方向補語 3)映像を
通してリスニング練習
〈参考書〉 1)「…すると、…になる/する」の言い方 2)結果補語
〈参考書〉1)「ますます…」「…すればするほご…」の言い方 2)ある特定の目
的語を処置することを表す場合
〈参考書〉1)可能補語 2)二つの場所の距離を示す言い方 3)映像を通して
リスニング練習
〈参考書〉1)受け身の表し方 2)形容詞の重ね型
まとめ復習
■定期試験■
実施する
実施する
■成績評価の方法■
平常点20%(出席率5%,暗記発表と書き取り10%,課題5%),中間試験30%、期末試験50%、
合わせて総合評価する。検定を受験した場合、その結果も評価に加える。
■使用テキスト■
『やさしく楽しい 400語で学ぶ中国語入門ーー発音中心ーー』 郭春貴・郭久美子 白帝社
2014 ISBN/978‐98‐029‐7
■参考書■
■成績評価の方法■
平常点20%(出席率5%,暗記発表と書き取り10%,課題5%),中間試験30%、期末試験50%、
合わせて総合評価する。検定を受験した場合、その結果も評価に加える。
■使用テキスト■
『やさしく楽しい 400語で学ぶ中国語入門ーー発音中心ーー』 郭春貴・郭久美子 白帝社
2014 ISBN/978‐98‐029‐7
■参考書■
― 47 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(A群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
Webデザイン入門
Introduction to Web Design
前田 吉広
2
1全
第10 回
第11 回
■授業のねらい・概要■
第12 回
『今、ホームページ制作に専門的な知識や技術は必要ありません』
近年、ホームページの制作方法が急激に変化してきています。魅力的なホームページを
作るために、専門的な知識や技術を身につける必要があったのは、少し昔の話。LINE や
Twitter を操作できる程度のスキルがあれば、誰でも簡単にホームページが作れるサービ
スが少しずつ増えてきています。
この授業では、ホームページの制作経験が初めてという人でも、簡単にスタイリッシュなホ
ームページを作成することができる制作ソフト「BiND for WebLIFE」を使って、ホームページ
制作の基本的な考え方から作成方法、画像の編集や動画コンテンツの貼り付けなど、幅広く
Web デザインの知識とスキルを学習していきます。ホームページ制作課題は、受講者の皆
さんから制作したいテーマの希望を募り、希望が多いテーマに取り組んでいただく予定です。
第13 回
第14 回
第15 回
※ パソコンの台数に限りがあるため、受講希望者が多い場合は抽選となります。
抽選は第1 回目の授業に出席した者を優先しておこないます。
■定期試験■
■授業(学修)の到達目標■
実施しない
・ホームページの基本的な考え方や制作の手順について理解できている
・ホームページを利用して伝えたいことを明確にでき、表現することができる
・ホームページを構成する基本的な要素(文章や画像、動画など)を上手く組み込める
・制作したホームページを客観的に評価し、改善点や改善方法を導き出すことができる
■成績評価の方法■
60% リフレクションペーパー(振り返り) ※毎回、授業の最後に実施
30% ホームページ制作課題(3つ)
10% 受講態度(コメントワーク、グループワークへの積極的な参加 など)
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし
■使用テキスト■
■準備学修等の指示■
・次回の講義内容にあわせて、テキストの該当部分に目を通し、疑問点について整理してお
いてください。
・この授業では Google 社が提供する無料サービスを利用します。利用にあたって、無料の
Google アカウントが必要になります。(アカウントの取得方法は、別途説明があります。)
・授業中に調べた情報や作成したレポートは、USB メモリーなどを使用して各自で管理・保存
してください。
『BiNDの教科書 BiND8・BiNDクラウド対応版』 株式会社デジタルステージ 株式会社デジタ
ルステージ 2015.12
■参考書■
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、疑問を整理する
課題Ⅱの振り返り、ホームページの構成を考える
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・提出課題を振り返り、次回の課題制作での改善につなげる
Web デザイン実習①(画像編集の基礎)
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題の取り組みを開始する
Web デザイン実習②(画像編集の応用)
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、疑問を整理する
Web デザイン実習③(高度なデザイン編集、SEO 対策)
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、疑問を整理する
課題Ⅲ(自主テーマによる Web ページの作成)
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、疑問を整理する
課題Ⅲの振り返り、まとめ
●準備学習
・提出課題を振り返り、これまでの学びを整理する
はじめに(授業の目的、進め方、評価方法など)
●準備学習
・BiND for WebLiFE のサイトを事前にチェックしておく
・テキストを入手する
ホームページの基礎、Web デザインについて
●準備学習
・Google アカウントの取得
・テキストの該当事項を予習する
・課題の取り組みを開始する
ホームページ制作のポイント、参考サイトの紹介
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、疑問を整理する
BiND for WebLiFE の基本操作
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、疑問を整理する
課題Ⅰ(小規模Web ページの作成)
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、疑問を整理する
課題Ⅰの振り返り、ホームページの構成を考える
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・提出課題を振り返り、次回の課題制作での改善につなげる
制作者紹介ページの作成、フォームの組み込み
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題の取り組みを開始する
動画の組み込み、ソーシャルツールの組み込み
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、疑問を整理する
課題Ⅱ(中規模Web ページの作成)
●準備学習
― 48 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第8 回
教養教育科目(A群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
インターネット・リテラシ入門
Introduction to Internet Literacy
前田 吉広
2
1全
第9 回
第10 回
■授業のねらい・概要■
『皆さんは、インターネットを使いこなせていますか?』
Line や Twitter による友達とのやりとりや、Yahoo!などの検索エンジンを使った情報検索、
Youtube での人気動画の閲覧など、「インターネット」を利用した様々なサービスは、今では
大学生である皆さんの日常生活に欠かせないものの一つになっています。しかし、そんな便
利なインターネットサービスのほんの一部しか知らなかったり、知っていても十分に使いこな
せていなかったりする学生の皆さんが、数多く存在します。
この授業では、大学生活だけではなく、将来社会に出て働く上でも今や欠かすことのできな
くなったインターネットサービスの初歩的な活用法について、実際にパソコンを操作しながら
幅広く学習していきます。具体的には、先進的で利便性の高いインターネットサービスを提供
しているGoogleの無料サービス中心に、情報収集のテクニックから電子メールの使い方、ス
ケジュール管理にクラウドの活用方法など、普段の大学生活にもすぐに役立つ基本的なイン
ターネットスキルの習得を目指します。
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
※ パソコンの台数に限りがあるため、受講希望者が多い場合は抽選となります。
抽選は第1 回目の授業に出席した者を優先しておこないます。
第15 回
■授業(学修)の到達目標■
・インターネットの利用にあたっての基本的なスキルおよびマナーが身についている
・インターネットを使って目的の情報を取捨選択し、自分の意見として整理・編集できる
・インターネットサービスのメリットとデメリットを理解して利用することができる
・Google が提供する主要なインターネットサービスを日常生活で活用することができる
■定期試験■
実施しない
■履修しておくことが望ましい科目等■
■成績評価の方法■
特になし
■準備学修等の指示■
・次回の講義内容にあわせて、テキストの該当部分に目を通し、疑問点について整理してお
いてください。
・この授業では Google が提供する無料サービスを利用します。利用にあたって、無料の
Google アカウントの作成が必要になります。(アカウントの取得方法は、別途説明がありま
す。)
・授業中に調べた情報や作成したレポートは、USB メモリーなどを使用して各自で管理・保存
してください。
60% リフレクションペーパー(振り返り) ※毎回、授業の最後に実施
30% リーフレット制作課題(3つ)
10% 受講態度(コメントワーク、グループワークへの積極的な参加 など)
■使用テキスト■
『Google サービス超活用 Perfect GuideBook 2014 年改訂版』 佐野正弘 ソーテック社
2014.6.7 978-4800710482
■参考書■
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
IT スキルの必要性、グループワーク
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、疑問を整理する
課題Ⅱ(電子メールで課題を送付する)、グループワーク
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、疑問を整理する
これからのライフスタイル、クラウドとは、クラウドの活用法
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題の取り組みを開始する
テクノロジーの最先端、スマートフォンとの同期
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、疑問を整理する
オンラインカレンダーとは
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、疑問を整理する
インターネットのトレンド、オンラインカレンダーの活用法
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、疑問を整理する
IT 革命が与える影響、これからの情報発信
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、疑問を整理する
総合課題、まとめ
●準備学習
・提出課題を振り返り、これまでの学びを整理する
はじめに(授業の目的、進め方、評価方法、Google アカウントの取得 など)
●準備学習
・テキストを入手する
インターネット・リテラシとは
●準備学習
・Google アカウントの取得
・テキストの該当事項を予習する
・課題の取り組みを開始する
ウェブブラウザの使い方、検索エンジンの活用法
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、疑問を整理する
レポートの作成手順、著作権について
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、疑問を整理する
課題Ⅰ(テーマに関連する情報を検索する)
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題の取り組み、疑問を整理する
電子メールの活用法(メール・署名の作成など)、コピペについて
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題の取り組みを開始する電子メールの活用法(メール・署名の作成な
ど)、コピペについて
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題の取り組みを開始する
電子メールのマナー、グループワーク
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、疑問を整理する
― 49 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第13 回
教養教育科目(A群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
化学の基礎
Basic Chemistry
堤 広之 他
2
1全(H21~)
第14 回
第15 回
■授業のねらい・概要■
身の回りにある物質や現象と密接に関係している化学に興味を持ち、教養を深めるために、
原子構造、化学結合などを学んだ後、日常生活に関わりのある物質を通して、化学の基礎
的知識を習得する。テーマ:基礎化学
■授業(学修)の到達目標■
1
2
3
4
5
6
7
8
9
原子の構造と電子配置について説明できる。
元素の性質と電子配置の関係を周期表に基づいて説明できる。
化学結合の様式と分子構造の関係について説明できる。
物質の状態の特性を知り、その状態の変化について説明できる。
溶解度の概念、溶液の濃度、溶液の束一的性質について説明できる。
代表的な有機化学物を列挙し、分類できる。
有機化学物の立体化学について説明できる。
有機化合物における代表的な炭化水素誘導体を列挙し、説明できる。
代表的な有機化合物の反応と合成を列挙し、説明できる。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
定期試験及びレポートにより評価する。
■使用テキスト■
『物質とは何か:化学の基礎』 磯直道ほか 東京数学社 1996 8082-3023-2
■参考書■
■履修しておくことが望ましい科目等■
実感する化学
■準備学修等の指示■
講義内で次回の講義内容の予習項目を指示する。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
いろいろな有機化合物の性質(堤広之)
●準備学習
・有機化合物の立体化学について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
有機化合物はどのように応用されているのであろうか(松浦史登)
●準備学習
・有機化合物の性質について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
身の回りの有機化合物 (松浦史登)
●準備学習
・有機化合物の応用について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
生活の中の化学(概論)(堤広之)
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
原子の構造について(堤広之)
●準備学習
・化学の概論について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
元素の特徴を表す電子配置(上敷領淳)
●準備学習
・原子構造について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
周期律と元素の性質:典型元素と遷移元素(上敷領淳)
●準備学習
・元素の電子配置について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
周期律と元素の性質:金属元素と非金属元素(上敷領淳)
●準備学習
・典型元素と遷移元素について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
化学結合と分子構造:原子と原子のつながり(上敷領淳)
●準備学習
・金属元素と非金属元素について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
物質の状態:気体、液体、固体について(上敷領淳)
●準備学習
・化学結合と分子構造について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
溶液のもつ性質(上敷領淳)
●準備学習
・物質の状態について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
有機化学の基礎を知ろう(堤広之)
●準備学習
・溶液の性質について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
ベンゼン環をもたない脂肪族炭化水素について(堤広之)
●準備学習
・有機化学の基礎について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
ベンゼン環をもつ芳香族炭化水素について(堤広之)
●準備学習
・脂肪族炭化水素について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
有機化合物の立体化学(堤広之)
●準備学習
・芳香族炭化水素について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
― 50 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(A群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
化学の基礎B
Basic Chemistry B
前原 昭次
1
1L・P(~H26)
■授業のねらい・概要■
化学結合と分子の基本的概念、薬学を学ぶ上で必要な基礎力を身に付けるために、原子の
構成から分子の成り立ちなどに関する基本的知識と技能を習得する。
■授業(学修)の到達目標■
1.化学結合と分子の基本的概念を身に付ける。
2.化学反応を定量的に理解する。
3.化学に必要な基本的な濃度計算ができる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし
■準備学修等の指示■
高校の化学の復習
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
物質の状態変化について理解する。
●準備学習
・高校化学の「物質の状態」を復習する。
・化学の基礎A を復習する。
双極子モーメントと分子極性について理解する。
●準備学習
・前回講義の内容および質問事項を復習する。
分子間、イオン間相互作用について理解する。
●準備学習
・前回講義の内容および質問事項を復習する。
溶液の濃度計算と調整ができる。(演習を中心に)
●準備学習
・高校化学の「溶液の濃度」を復習する。
モル濃度と種々の%濃度の計算ができる。(演習を中心に)
●準備学習
・前回講義の演習問題を復習する。
密度を用いて重量%濃度・モル濃度を換算できる。(演習を中心に)
●準備学習
・前回講義の演習問題を復習する。
酸と塩基の基本的な性質及び強弱の概念を持つ。
●準備学習
・前回講義の演習問題を復習する。
・高校化学の「酸と塩基」を復習する。
反応速度と化学平衡について理解する。
●準備学習
・前回講義の内容および質問事項を復習する。
・高校化学の「反応速度・化学平衡」を復習する。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
筆記試験
■使用テキスト■
『プリントの配布』
■参考書■
『高校の教科書(化学Ⅰ、化学Ⅱ)』
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Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(A群)
■使用テキスト■
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■参考書■
基礎数学
Basic Mathematics
小野 太幹
2
1全
■授業のねらい・概要■
行列,逆行列,行列式,固有値・固有ベクトルなどの線形代数の基礎概念およびその応用に
ついて解説する.
■授業(学修)の到達目標■
線形代数の基礎概念を理解し、数学的な考え方を習熟させる。
・行列,逆行列,行列式の計算ができる。
・固有値・固有ベクトルを求めることができる。
・行列の対角化を理解する。
■履修しておくことが望ましい科目等■
ベクトル
■準備学修等の指示■
高校で数学Bを履修していること,特にベクトルを学んでいることが望ましい.また,授業中に
たくさん問題を解いてもらいますので、ノートを準備してください.
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
オリエンテーション
●準備学習
・高校の時に学んだ「ベクトル」について復習
行列
●準備学習
・高校の時に学んだ「ベクトル」について復習
行列の積
●準備学習
・行列について復習
連立1 次方程式
●準備学習
・行列の積について復習
逆行列
●準備学習
・連立方程式について復習
行列式
●準備学習
・逆行列について復習
行列式の性質
●準備学習
・行列式について復習
固有値・固有ベクトル
●準備学習
・逆行列、行列式について復習
行列の対角化(2×2 行列)
●準備学習
・固有値・固有ベクトルについて復習
前半まとめ
●準備学習
・第2 回から 9 回までの内容について復習
行列の対角化・べき乗(3×3 行列)
●準備学習
・行列の対角化(2×2 行列)について復習
行列の対角化・べき乗(3×3 行列)演習
●準備学習
・行列の対角化(3×3 行列)について復習
後半まとめ
●準備学習
・行列の対角化・べき乗(3×3 行列)について復習
行列の応用
●準備学習
・行列の対角化(2×2 行列)について復習
全体まとめ
●準備学習
・第2 回から 14 回までの内容について復習
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
試験により評価する.
― 52 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(A群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
暮らしとバイオ
Bioscience in Human Life
鶴崎 健一
2
1全
第14 回
第15 回
■授業のねらい・概要■
私たちの暮らしは、様々な技術の進歩により、快適な生活を送ることができるようになってい
ます。しかしながら、一方で、人口のアンバランスによる食糧問題、石油に代わりうるエネル
ギー問題、長寿化社会における健康問題など、多くの問題も抱えています。また、食の安全
なども課題となっています。バイオテクノロジーは近い将来これらの問題の多くを解決する糸
口となるでしょう。私たちの暮らしに関連するバイオの世界を平易に解説していきます。
・臓器移植について調べる
・教科書の該当ページを予習する
遺伝子診断とは---DNA で個人識別
●事前学習
・遺伝子で分かることを調べる
・教科書の該当ページを予習する
環境修復へのバイオの利用・まとめ:バイオが解決する地球と人類の未来
●事前学習
・生物多様性について調べる
・教科書の該当ページを予習する
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
■授業(学修)の到達目標■
期末試験(7割程度)、提出物(1 割程度)、授業態度(2割程度)をもとに、総合的に評価しま
す。
生命科学・バイオテクノロジーの基本概念を理解し、社会生活や産業に密着していることを知
ります。生物多様性を理解し、自然の恵みを享受できる感性を養うことを目指します。
■使用テキスト■
■履修しておくことが望ましい科目等■
『イラスト 暮らしとバイオ』 鶴崎 健一 東京教学社 2015 978-4-8082-4015-8
■参考書■
特になし。
■準備学修等の指示■
生命の基本原理をもとにした技術に興味を持って、その利用の将来性、問題点を考える姿
勢で受講してほしいと思います。
課題は必ず提出してください。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
序:生き物・生命・バイオ
●事前学習
・バイオのつく言葉を調べる
腹が減っては戦はできぬ---生物のエネルギー
●事前学習
・デンプンについて調べる
・教科書の該当ページを予習する
出汁は旨い---遺伝情報物質とアミノ酸
●事前学習
・味覚とはどのようなものか調べる
・教科書の該当ページを予習する
ホットな唐辛子とクールなミント---身近な植物と有効成分
●事前学習
・塩辛さと唐辛子の辛さの違いを予習する
・教科書の該当ページを予習する
もっと光を!---光合成とバイオマス
●事前学習
・光合成について復習しておく
・教科書の該当ページを予習する
大根は根か茎か?---植物の組織
●事前学習
・植物の基本組織について復習しておく
・教科書の該当ページを予習する
酒じゃ~---微生物と発酵食品
●事前学習
・発酵について予習する
・教科書の該当ページを予習する
抗生物質はなぜ効くの---抗生物質の作用
●事前学習
・免疫について予習する
・教科書の該当ページを予習する
遺伝子組換えとは何か---遺伝子操作技術
●事前学習
・メンデルの法則を復習しておく
・第3回の内容を復習しておく
・教科書の該当ページを予習する
遺伝子組換え植物の安全性は?---害虫に強いトウモロコシ
●事前学習
・前回の復習と遺伝子組み換え作物が利用されてるものを調べる
・教科書の該当ページを予習する
遺伝子組換え植物の安全性は?---リスクの考え方
●事前学習
・絶対安全なものがあるのか調べる
・教科書の該当ページを予習する
クローン生物---その有用性
●事前学習
・一卵性双生児について調べる
・教科書の該当ページを予習する
ES 細胞・iPS 細胞とは---再生医療への応用
●事前学習
― 53 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
・家電製品を使用するときその家電技術を理解して使用できるように復習
する。
教養教育科目(A群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
暮らしと物つくり
Manufacture in Human Life
伍賀 正典 他
2
1全
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
講義ごとに課す製作物や課題をその新規性と完成度で採点し、総計で最終評価を行う。
■使用テキスト■
■授業のねらい・概要■
皆さんが当たり前のように手にし、扱う様々な「物」。使う上でその中身を知る必要はない。ま
してや自分で作るのは面倒至極である。でも、その「物」の意外な秘密がわかり、それを自分
のアイデアを活かして作れたら面白くはないだろうか。「物」は道理を経て形作られ、そして、
その中には色々な工夫が盛り込まれている。それを知ってもらいたい。
■参考書■
■授業(学修)の到達目標■
身の回りに当たり前のようにある「物」に関心を持つ。「物」を過信せず、然るにいたずらに恐
れない。即ち、「物」を見る目を養い、正しく使う能力を身に着けることを目標とする。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■準備学修等の指示■
各担当の先生の指示に従うこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
ロボットのはなし(伍賀正典)
●準備学習:テレビなどのメディアに登場するロボットについて注目しておく
第2 回
ロボットの作り方(伍賀正典)
●準備学習 :身の回りにある機械、道具の構造を調べておく
ロボットの動かし方(伍賀正典)
●準備学習 :身の回りにある自動販売機、デジタル腕時計などボタン操作とそ
の結果の対応を調べておく
世界遺産をつくる(佐藤)
●事前学習:身近な世界遺産や建築について調べておく
建築と環境 ─エネルギーの地産地消─ (伊澤 康一)
●準備学習
・大震災が起き、電気・ガス・水道などのライフラインが断絶しても生存でき
る建築的備え(設備)をイメージする。
紙トンボを飛ばす(中村雅樹)
●準備学習
・良く飛ぶ紙トンボのイメージをインターネットなどで調べて想像しておく。
・紙トンボが良く飛ぶための力学条件を復習する。
日本の地震活動の立体模型を作る(中村雅樹)
●準備学習
・日本で発生した地震の大まかな活動状況を調べておく。
・作成した立体模型を見ながらプレートの動きを感じ取る。
首振りドラゴンを撮る(中村雅樹)
●準備学習
・錯視について調べておく。
・錯視による生理的錯覚が及ぼす効果を復習する。
暮らしに必要なインフラ技術を知る(中村雅樹)
●準備学習
・水道や道路、電力網、通信など社会基盤や事業基盤に必要な様々なイン
フラについて調べておく。
・日本では当たり前のように整備の行き届いたインフラの素晴らしさについて
復習する。
●準備学習
・空気を力で圧縮したり伸ばしたりすると何が起こるか、調べておく。
・エンジンとエアコンにどういう関係があるのか、考えておく。
自動車と人・社会・環境(内田)
●準備学習
・「シャッター街」や「買い物弱者」の問題がなぜ生じているのか、調べてお
く。
・自動車の増えすぎによる弊害とその解消策について考えておく。
情報整理と可視化(1) (中道)
●準備学習
・日常の学生生活の中から情報が見えないために生じた体験を振り返ること
・レポートの課題をもとに講義内容を復習すること
情報整理と可視化(2) (中道)
●準備学習
・日常の学生生活の中から情報が見えないために生じた体験を振り返ること
・レポートの課題をもとに講義内容を復習すること
体の寸法と建築(宮地 功)
●準備学習:
生活家電のしくみを知る(中村雅樹)
●準備学習
・身近によく使う家電製品およびその技術について、インターネットなどで調
べておく。
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
― 54 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(A群)
■成績評価の方法■
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■使用テキスト■
期末試験(7割程度)、提出物(1 割程度)、授業態度(2割程度)をもとに、総合的に評価しま
す。
自然と人間
Nature and Human
鶴崎 健一
2
1全
『新版 ヒトと自然 第2版』 荒井秋晴・白石哲・澄川精吾・船越公威・鶴崎健一 東京教学社
2011 978-4-8082-4013-4
■参考書■
■授業のねらい・概要■
人間は様々な自然環境要素に囲まれて生活を営み、自らも環境を形成する要因となってい
ます。しかし、有史以来、人間は自身の生活を快適にするために、数々の環境問題を引き起
こしてきました。また、発生した問題に対しては英知を絞って対処してきました。そこで、これ
まで生じた環境問題を題材に、自然環境と人間との関係を考察していきます。
■授業(学修)の到達目標■
自然環境に対する人間の影響を認識し、理解することを目指します。その上で、人間がどの
ように自然との関わりを持つべきか考えられるようになることを目指します。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■準備学修等の指示■
地球環境の成り立ち、また、環境問題に関心を持って受講してほしいと思います。
テキストを使うので、準備してください。
課題は必ず提出してください。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
ガイダンス・自然環境とは
●事前学習
・自然環境とはどのようなものか調べる
地球環境と生物の進化
●事前学習
・テキストの該当部分を予習する
水の循環・大気の循環
●事前学習
・テキストの該当部分を予習する
窒素、りんの循環・海洋の循環
●事前学習
・テキストの該当部分を予習する
熱帯林の破壊
●事前学習
・テキストの該当部分を予習する
砂漠化
●事前学習
・テキストの該当部分を予習する
身近な生活環境の破壊
●事前学習
・5 月31 日について調べる
大気汚染・酸性雨
●事前学習
・テキストの該当部分を予習する
オゾン層破壊
●事前学習
・テキストの該当部分を予習する
炭素の循環
●事前学習
・テキストの該当部分を予習する
地球温暖化
●事前学習
・テキストの該当部分を予習する
化学物質による環境問題(水質汚染・ダイオキシン)
●事前学習
・テキストの該当部分を予習する
放射性物質とは
●事前学習
・テキストの該当部分を予習する
放射性物質による汚染
●事前学習
・テキストの該当部分を予習する
ライフスタイルの見直し
●事前学習
・テキストの該当部分を予習する
■定期試験■
実施する
― 55 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(A群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
自然と人間A
Nature and Human A
杉原 成美
1
1L・P(~H26)
第8 回
第9 回
■授業のねらい・概要■
薬学を学ぶ上で必要な生物学の基礎力を身につけるために、細胞、組織、器官、個体、集
団レベルでの生命現象と、誕生から死への過程に関する基本的事項を修得する。
第10 回
■授業(学修)の到達目標■
1.多細胞生物である高等動物の成り立ちを、生体高分子、細胞、組織、器官、個体に関係づ
けて概説できる。
2.動物、植物、微生物の細胞について、それらの構造の違いを説明できる。
3.細胞内器官の構造と働きについて概説できる。
4.細胞膜の構造と性質について概説できる。
5.ウイルスとファージについて概説できる。
6.生体の持つホメオスタシス(恒常性)について概説できる。
7.生体の情報伝達系、防御機構(神経系、内分泌系、免疫系)について概説できる。
8.運動エネルギー、ポテンシャルエネルギー、熱エネルギー、化学エネルギーなどの相互
変化について例をあげて説明できる。
9.代謝(異化、同化)について説明できる。
10.独立栄養生物と従属栄養生物について説明できる。
11.嫌気呼吸および酸素呼吸について概説できる。
12.光合成について概説できる。
13.細胞の増殖、死について概説できる。
14.遺伝と DNA について概説できる。
15.遺伝の基本法則(メンデルの法則など)を説明できる。
16.遺伝子の組換え、連鎖を説明し、組換え価を求めることができる。
17.染色体地図について説明できる。
18.減数分裂について概説できる。
19.性染色体による性の決定と伴性遺伝を説明できる。
20.進化の基本的な考え方を説明できる。
21.卵割について説明できる。
22.個体と器官が形成される発生過程を概説できる。
23.外胚葉、中胚葉、内胚葉から分化する組織を特定できる。
24.細胞の分化の機構について概説できる。
25.多細胞生物における、細胞の多様性と幹細胞の性質について概説できる。
26.生殖の過程(性周期、妊娠、出産など)を概説できる。
27.ヒトの成長、老化に関する基本的現象を説明できる。
28.老化に関する学説を概説できる。
29.個体群の変動と環境変化との関係について例示できる。
30.生態系の構成について概説できる。
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
記述試験により評価する。
■使用テキスト■
『基礎生命科学』 竹島 浩 京都廣川書店 978-4-901789-87-5
『フィジカルアセスメント-薬剤師に必要な知識と技能-』 西尾廣昭他編 ふくろう出版
978-4-86186-625-8
■参考書■
■履修しておくことが望ましい科目等■
■準備学修等の指示■
授業毎に、次の授業の予習について学生に指示する。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
●準備学習等
・教科書により、電子伝達系について予習する。
・前回の授業内容を復習する。
細胞の増殖と死【準備88 】(道原)
●準備学習等
・教科書の第3 章「細胞死」を予習する。
・前回の授業内容を復習する。
生殖過程と老化 【準備101,102,103】(道原)
●準備学習等
・教科書の第3 章「受精と初期発生」ならびに前回の授業で配付したプリント
(受精と生殖器)について予習する。
・前回の授業内容を復習する。
発生と分化 【準備96,97,98,99】(道原)
●準備学習等
・教科書の第3 章「受精と初期発生」ならびに前回の授業で配付したプリント
(発生と分化)について予習する。
・前回の授業内容を復習する。
生態系 【準備104,105】(道原)
●準備学習等
・前回の授業で配付したプリント(生態系の構成)について予習する。
・前回の授業内容を復習する。
遺伝子とDNA【準備89】(松岡)
●準備学習等
・教科書の第7 章「DNA と遺伝子」について予習する。
・前回の授業内容を復習する。
遺伝の基本法則【準備90,91,92】(松岡)
●準備学習等
・教科書の第6 章「遺伝」ならびに、前回の授業で配布したプリント(メンデル
の法則等)について予習する。
・前回の授業内容を復習する。
細胞分裂と多様性【準備93,94,100】(松岡)
●準備学習等
・教科書の第3章「体細胞分裂、減数分裂、器官再生と幹細胞」ならびに、前
回の授業で配布したプリント(細胞分裂)について予習する。
・前回の授業内容を復習する。
オリエンテーション、生物・生命とは何か?【準備76 】(杉原)
●準備学習等
・教科書の第1 章「生命とは」、「生命の誕生」を予習する。
生体の基本的な構造と機能 Ⅰ 【準備77, 78 】(杉原)
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、細胞の構造を予習す
る。
・前回の授業内容を復習する。
生体の基本的な構造と機能 Ⅱ 【準備79, 80 】(杉原)
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、細胞内器官および細
胞膜の働きについて予習する。
・前回の授業内容を復習する。
生体の調節機構 【準備81, 82 】(杉原)
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、ホメオスタシスについ
て予習する。
・前回の授業内容を復習する。
エネルギー【準備83, 85, 87】 (坂根)
●準備学習等
・教科書により、代謝、解糖系について予習する。
代謝 Ⅰ【準備86】 (坂根)
●準備学習等
・教科書により、嫌気呼吸、クエン酸回路について予習する。
・前回の授業内容を復習する。
代謝 Ⅱ【準備84】 (坂根)
― 56 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(A群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
自然地理(1)
Phisical Geographic (1)
湯浅 清治
2
1全
第10 回
■授業のねらい・概要■
地表には様々な形態の地形がつくられ、その特徴に適応した人々の生活様式が展開してい
る。そうした地形の種類ごとに事例地域を紹介し、その発達形成過程を理解し、それが人間
社会に及ぼす影響や関係を考察する。学習内容としては、地球規模の特徴が捉えられる大
地形がもたらす特徴を把握した後に、河川・海洋・氷河などの項目ごとに地域事例を通して
取り扱い、身近な自然環境と人間社会との関係を考察する。
■授業(学修)の到達目標■
・自然環境の主要要素である地形の形成過程や形成要因を地域事例を取り上げて具体的に
説明できる。
・地形の種類や特徴を、人々が適応し生活を築い
てきた観点から理解できる。
・地形と人間活動との相互作用がもたらす現象を追求することを通して、自然地理的な見方
や考え方を習得して
いる。
第11 回
第12 回
第13 回
■履修しておくことが望ましい科目等■
■準備学修等の指示■
前時の学習内容や課題を振り返ることによって、本時への学習意欲を確認して講義に臨む
こと。
同時に、次回の主題に関わる資料プリントが配布されている場合は、その資料を参照して
おくこと。
第14 回
■回数ごとの授業内容■
第1 回
オリエンテーション
・当講座の構成の一覧表を提示して、半期の学習内容を大観させる。その上
で、地形に関わる研究が社会に応
用される事例を検討し、地形学の実用性を確認する。
第2 回
大地形(1)陸地の形成要因~プレートテクトニクスとプルームテクトニクスを事
例にして。
●準備学習
・前時の学習内容を確認しておく。
・前時の終了時に参考資料として配布された文章がある場合は読んでおく
こと。
大地形(2)大地形の種類と分布の特徴~世界の地帯構造を概観する。
●事前準備
・前時の学習内容を確認しておく。
・前時の終了時に参考資料として配布された文章がある場合は読んでおく
こと。
大地形(3)プレート境界と変動帯~なぜ日本列島には火山や地震また災害が
多いのかを考える。
●事前準備
・前時の学習内容を確認しておく。
・前時の終了時に参考資料として配布された文章がある場合は読んでおく
こと。
河川と地形(1)世界の河川と人々の生活~流域紀行を紹介し、運河のある生
活を見つめる。
●事前準備
・前時の学習内容を確認しておく。
・前時の終了時に参考資料として配布された文章がある場合は読んでおく
こと。
河川と地形(2)日本の河川の特徴とその利用~多彩な堆積平野と天井川の形
態。エコシステムとしての流域。
●事前準備
・前時の学習内容を確認しておく。
・前時の終了時に参考資料として配布された文章がある場合は読んでおく
こと。
海岸と地形(1)海底地形の特徴と海流の作用、波力発電と潮汐発電。
●事前準備
・前時の学習内容を確認しておく。
・前時の終了時に参考資料として配布された文章がある場合は読んでおく
こと。
海岸と地形(2)海岸地形の種類とそれに適した人々の生活~どのような海岸
に大都市が発達するか。
●事前準備
・前時の学習内容を確認しておく。
・前時の終了時に参考資料として配布された文章がある場合は読んでおく
こと。
氷河と地形(1)氷河期の特徴と現在の氷河~カナダ・ニュージーランドを事例
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第15 回
に地形的特徴を概観する。
●事前準備
・前時の学習内容を確認しておく。
・前時の終了時に参考資料として配布された文章がある場合は読んでおく
こと。
氷河と地形(2)氷河の影響と人々の生活~イギリスの湖水地方、アメリカ合衆
国の五大湖地方の特徴。
●事前準備
・前時の学習内容を確認しておく。
・前時の終了時に参考資料として配布された文章がある場合は読んでおく
こと。
カルスト地形とサンゴ地形(1)アドリア海沿岸、グレートバリアリーフを事例に地
形の特徴を概観する。
●事前準備
・前時の学習内容を確認しておく。
・前時の終了時に参考資料として配布された文章がある場合は読んでおくこ
と。
カルスト地形とサンゴ地形(2)隆起サンゴ礁の分布~沖縄のサトウキビ畑とガ
マの分布やカルスト台地。
●事前準備
・前時の学習内容を確認しておく。
・前時の終了時に参考資料として配布された文章がある場合は読んでおくこ
と。
微地形と生活~分水界・農作物・断層線上の土地利用・土石流の被災地・原子
力発電所の立地・地表の改変等。
●事前準備
・前時の学習内容を確認しておく。
・前時の終了時に参考資料として配布された文章がある場合は読んでおくこ
と。
水資源と生活~陸水の分布の特徴とその利用可能性を考察及びバーチャル
ウォーターを考える。
●事前準備
・前時の学習内容を確認しておく。
・前時の終了時に参考資料として配布された文章がある場合は読んでおくこ
と。
地形学習のまとめ~地形と生活の関わりを、生態系の観点から整理すると共
に、地形災害に対する防災・減災の
仕組みを身に付ける。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
定期試験、授業態度および出席点で評価する。
■使用テキスト■
『新詳高等地図初訂版』 帝国書院編集部 帝国書院 2015 978-4-8071-5973-4
■参考書■
― 57 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(A群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
自然地理(2)
Phisical Geographic (2)
湯浅 清治
2
1全
第13 回
第14 回
■授業のねらい・概要■
自然環境のうち、気候は特に人間生活に関わりが深い。この講座では、気候の基礎を理解し
たうえで、気候が人間社会に及ぼす影響や関係を考察する。学習内容としては、気候要素・
気候因子を基礎に各気候の特徴とそのもとで展開してきた生活・文化を中心に、事例地域を
取り上げながら比較考察する。後半では、気候と関わりの深い環境問題を題材に、その実態
と要因について探究し、持続可能な地球環境のあり方を検討する予定である。
■授業(学修)の到達目標■
・自然環境の主要要素である気候について、基礎概念を理解している。
・気候区分の意義を理解し、各気候区の地域的特色を事例研究を通して説明できる。
・気候の地域的特色を自然災害や環境問題と関連づけて考察し、持続可能な社会を求める
姿勢を培っている。
■履修しておくことが望ましい科目等■
第15 回
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
定期試験、授業態度および出席点で評価する。
■使用テキスト■
『新詳高等地図初訂版』 帝国書院編集部 帝国書院 2015 978-4-8071-5973-4
■参考書■
自然地理(1)
■準備学修等の指示■
前時の学習内容を振り返ることを通して、本時への学習意欲を確認して講義に臨むこと。
次回の主題に関わる資料プリントが配布されている場合は、その資料を参照しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
オリエンテーション
・当講座の構成の一覧表を提示して、半期の学習内容を大観させる。その上
で、気候に関わる研究が人間社会と深く関わっていることに気付かせ、自然環
境への関心を髙めさせる。
第2 回
気候の基礎(1)気候要素と気候因子、大気の大循環を日常の事象からとらえ
る。
●準備学習
・前時の学習内容を復習確認しておくこと。
・前時の終了時に参考資料が配布されている場合は読んでおくこと。
気候の基礎(2)気候区分の手法とその分類~世界の気候を概観する。
●準備学習
・前時の学習内容を復習確認しておくこと。
・前時の終了時に参考資料が配布されている場合は読んでおくこと
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
●準備学習
・前時の学習内容を復習確認しておくこと。
・前時の終了時に参考資料が配布されている場合は読んでおくこと
地球規模の環境問題(2)酸性雨・pm2.5、地球温暖化の視点
●準備学習
・前時の学習内容を復習確認しておくこと。
・前時の終了時に参考資料が配布されている場合は読んでおくこと
地球規模の環境問題(3)国際的な取組みの動向はどうか?
●準備学習
・前時の学習内容を復習確認しておくこと。
・前時の終了時に参考資料が配布されている場合は読んでおくこと
気候学習のまとめ~気候と生活の関わりを、生態系の観点から整理し、将来の
地球環境を展望する。
気候の基礎(3)世界の気候帯が植生帯と土壌帯を関連していることを理解す
る。
●準備学習
・前時の学習内容を復習確認しておくこと。
・前時の終了時に参考資料が配布されている場合は読んでおくこと
気候と生活(1)熱帯の特徴と生活
●準備学習
・前時の学習内容を復習確認しておくこと。
・前時の終了時に参考資料が配布されている場合は読んでおくこと
気候と生活(2)乾燥帯の特徴と生活
●準備学習
・前時の学習内容を復習確認しておくこと。
・前時の終了時に参考資料が配布されている場合は読んでおくこと
気候と生活(3)温帯の特徴と生活
●準備学習
・前時の学習内容を復習確認しておくこと。
・前時の終了時に参考資料が配布されている場合は読んでおくこと
気候と生活(4)冷帯(亜寒帯)と寒帯の特徴と生活
●準備学習
・前時の学習内容を復習確認しておくこと。
・前時の終了時に参考資料が配布されている場合は読んでおくこと
気候と生活(5)日本の気候の地域性
●準備学習
・前時の学習内容を復習確認しておくこと。
・前時の終了時に参考資料が配布されている場合は読んでおくこと
気候と風土~和辻哲郎の風土論
●準備学習
・前時の学習内容を復習確認しておくこと。
・前時の終了時に参考資料が配布されている場合は読んでおくこと
小気候・微気候~ヒートアイランド現象・ビル風・変形樹など
●準備学習
・前時の学習内容を復習確認しておくこと。
・前時の終了時に参考資料が配布されている場合は読んでおくこと
地球規模の環境問題(1)砂漠化・熱帯林や冷帯林の破壊、生物多様性の意義
― 58 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
■成績評価の方法■
教養教育科目(A群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
小テスト、定期試験
実感する化学
Chemistry in Context
赤﨑 健司 他
2
1全(H21~)
■使用テキスト■
『プリントを配布』
■参考書■
『実感する化学(上)』 廣瀬千秋 エヌ・ティー・エス 2006 4-86043-096-4
『実感する化学(下)』 廣瀬千秋 エヌ・ティー・エス 2006 4-86043-097-2
■授業のねらい・概要■
化学に対する興味を向上するために、身近な生活と幅広い観点から、一般的な問題を取り
上げ、生活には化学が深く関わっている事を理解する。
テーマ:身近な現象や生活の化学
■授業(学修)の到達目標■
生活には深く化学が関わっていることを理解する。
1.水環境、大気環境
2.栄養について
3.薬について
4.化学物質のヒトの健康への影響について
5.暮らしに役立つ化学について
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■準備学修等の指示■
高校教科書の予習、復習
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
身の回りにある化学物質(瀬尾)
●準備学習
・高校で習う化学の復習
食事の中の化学物質 (栄養編)(瀬尾)
●準備学習
・前回講義の内容および質問事項の復習
食事の中の化学物質 (食品添加物編)(瀬尾)
●準備学習
・前回講義の内容および質問事項の復習
生活を便利にする化学物質(瀬尾)
●準備学習
・前回講義の内容および質問事項の復習
化学物質と上手につきあう(瀬尾)
●準備学習
・前回講義の内容および質問事項の復習
ヒトの体をつくる物質(坂根)
●準備学習
・高校で習う化学の復習
ヒトの体に作用する化学物質(坂根)
●準備学習
・前回講義の内容および質問事項の復習
病原体に作用する化学物質(坂根)
●準備学習
・前回講義の内容および質問事項の復習
がんを引き起こす化学物質(坂根)
●準備学習
・前回講義の内容および質問事項の復習
ヒトの体に作用する化学物質2(坂根)
●準備学習
・前回講義の内容および質問事項の復習
大気環境と汚染物質について(赤﨑)
●準備学習
・高校で習う化学の復習
水環境と汚染物質について(赤﨑)
●準備学習
・前回講義の内容および質問事項の復習
窒素の循環について(赤﨑)
●準備学習
・前回講義の内容および質問事項の復習
フロンについて(赤﨑)
●準備学習
・前回講義の内容および質問事項の復習
電池について(赤﨑)
●準備学習
・高校で習う化学の復習(電池)
■定期試験■
実施する
― 59 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(A群)
■成績評価の方法■
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■使用テキスト■
期末試験(7割程度)、提出物(1 割程度)、授業態度(2割程度)をもとに、総合的に評価しま
す。
人体のしくみ
Biology of Human Body
鶴崎 健一
2
1全
『新版 ヒトと自然 第2版』 荒井秋晴・白石哲・澄川精吾・船越公威・鶴崎健一 東京教学社
2011 978-4-8082-4013-4
■参考書■
■授業のねらい・概要■
生物が地球上に発生して、およそ40億年が経つ中で、人間は数百万年前に発生したと言わ
れています。生物としては歴史の浅い人間ですが、他の生物とは違う特徴を持ちます。そこ
で、人間を理解するために、遺伝子などの分子のレベルからヒトという個体のレベルまで、ま
た、繁殖に必要な生殖などの仕組み、そして命とは何かを考えていきます。
■授業(学修)の到達目標■
人類発生の歴史・進化について理解する。体のしくみや各部位の役割を知る。遺伝や人間の
寿命について学ぶことで、生命の大切さを理解する。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■準備学修等の指示■
生物学を高校で勉強してきた学生には復習的な内容が多いかもしれませんが、最新の知見
も含めて説明していきますので、生き物としてのヒトに興味を持って受講してもらいたいと思
います。
テキストを使うので準備してください。
課題は必ず提出してください。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
ヒトへの道:背骨を持った動物
●事前学習
・テキストの該当部分を予習する
ヒトへの道:哺乳動物の誕生
●事前学習
・テキストの該当部分を予習する
ヒトへの道:人類のルーツ
●事前学習
・テキストの該当部分を予習する
細胞と組織
●事前学習
・テキストの該当部分を予習する
器官・体を支える
●事前学習
・テキストの該当部分を予習する
体を動かす
●事前学習
・テキストの該当部分を予習する
食べる
●事前学習
・テキストの該当部分を予習する
呼吸のしくみ
●事前学習
・テキストの該当部分を予習する
体内環境の調節(心臓・腎臓)
●事前学習
・テキストの該当部分を予習する
恒常性とホルモン
●事前学習
・テキストの該当部分を予習する
体を守る(免疫)
●事前学習
・テキストの該当部分を予習する
アレルギー
●事前学習
・テキストの該当部分を予習する
生命をつなぐ本体:遺伝子
●事前学習
・テキストの該当部分を予習する
子孫を残す細胞・生殖
●事前学習
・テキストの該当部分を予習する
いろいろな遺伝・老化と死
●事前学習
・テキストの該当部分を予習する
■定期試験■
実施する
― 60 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第15 回
教養教育科目(A群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
数理科学
Mathematical Sciences
小野 太幹
2
1全
全体まとめ
●準備学習
・第2 回から 14 回までの内容の復習
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
試験により評価する.
■授業のねらい・概要■
現代の社会において様々な局面で統計が重要な役割を担っている.本講義では,度数分布,
代表値,散布度,相関係数,2 項分布,正規分布,標本,推定,検定などの統計学の基本概
念を講義する.
■使用テキスト■
『計算力が身に付く統計基礎 』 佐野公朗 学術図書出版社 978-4-87361-291-1
■参考書■
■授業(学修)の到達目標■
代表値,散布度,相関係数,2 項分布,正規分布,標本,推定,検定などの統計学の基礎的
な事項を理解する.
■履修しておくことが望ましい科目等■
順列・組み合わせ・確率
■準備学修等の指示■
高校の時に学んだ「順列・組み合わせ・確率」について復習しておいてください.また,授業
中にたくさん問題を解いてもらいますので、ノートを準備してください.
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
オリエンテーション
●準備学習
・高校の時に学んだ「順列・組み合わせ・確率」について復習
度数分布・代表値
●準備学習
・テキストの該当部分を予習
レンジ・分散・標準偏差
●準備学習
・代表値の復習
・テキストの該当部分を予習
相関
●準備学習
・代表値、分散、標準偏差の復習
・テキストの該当部分を予習
確率変数
●準備学習
・高校の時に学んだ「確率」について復習
・テキストの該当部分を予習
2 項分布
●準備学習
・期待値、分散、標準偏差の復習
・テキストの該当部分を予習
密度関数
●準備学習
・確率変数の復習
・テキストの該当部分を予習
正規分布
●準備学習
・密度関数の復習
・テキストの該当部分を予習
正規分布の応用
●準備学習
・正規分布の復習
・テキストの該当部分を予習
前半まとめ
●準備学習
・第2 回から 9 回までの内容の復習
母集団と標本
●準備学習
・期待値、分散、標準偏差の復習
・テキストの該当部分を予習
母平均の推定
●準備学修
・期待値、分散、標準偏差、正規分布の復習
・テキストの該当部分を予習
仮説と検定
●準備学修
・期待値、分散、標準偏差、正規分布の復習
・テキストの該当部分を予習
2 項分布と検定
●準備学習
・期待値、分散、標準偏差、正規分布、2 項分布の復習
・テキストの該当部分を予習
― 61 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(A群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
生体のなりたち
第8 回
杉原 成美 他
1
1L・P(H27~)
第9 回
■授業のねらい・概要■
薬学を学ぶ上で必要な生物学の基礎力を身につけるために、細胞、組織、器官、個体、集
団レベルでの生命現象と、誕生から死への過程に関する基本的事項を修得する。
第10 回
■授業(学修)の到達目標■
1.多細胞生物である高等動物の成り立ちを、生体高分子、細胞、組織、器官、個体に関係づ
けて概説できる。
2.動物、植物、微生物の細胞について、それらの構造の違いを説明できる。
3.細胞内器官の構造と働きについて概説できる。
4.細胞膜の構造と性質について概説できる。
5.ウイルスとファージについて概説できる。
6.生体の持つホメオスタシス(恒常性)について概説できる。
7.生体の情報伝達系、防御機構(神経系、内分泌系、免疫系)について概説できる。
8.運動エネルギー、ポテンシャルエネルギー、熱エネルギー、化学エネルギーなどの相互
変化について例をあげて説明できる。
9.代謝(異化、同化)について説明できる。
10.独立栄養生物と従属栄養生物について説明できる。
11.嫌気呼吸および酸素呼吸について概説できる。
12.光合成について概説できる。
13.細胞の増殖、死について概説できる。
14.遺伝と DNA について概説できる。
15.遺伝の基本法則(メンデルの法則など)を説明できる。
16.遺伝子の組換え、連鎖を説明し、組換え価を求めることができる。
17.染色体地図について説明できる。
18.減数分裂について概説できる。
19.性染色体による性の決定と伴性遺伝を説明できる。
20.進化の基本的な考え方を説明できる。
21.卵割について説明できる。
22.個体と器官が形成される発生過程を概説できる。
23.外胚葉、中胚葉、内胚葉から分化する組織を特定できる。
24.細胞の分化の機構について概説できる。
25.多細胞生物における、細胞の多様性と幹細胞の性質について概説できる。
26.生殖の過程(性周期、妊娠、出産など)を概説できる。
27.ヒトの成長、老化に関する基本的現象を説明できる。
28.老化に関する学説を概説できる。
29.個体群の変動と環境変化との関係について例示できる。
30.生態系の構成について概説できる。
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
記述試験により評価する。
■使用テキスト■
『基礎生命科学』 竹島 浩 京都廣川書店 978-4-901789-87-5
『フィジカルアセスメント-薬剤師に必要な知識と技能-』 西尾廣昭他編 ふくろう出版
978-4-86186-625-8
■参考書■
■履修しておくことが望ましい科目等■
■準備学修等の指示■
授業毎に、次の授業の予習について学生に指示する。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
●準備学習等
・教科書により、電子伝達系について予習する。
・前回の授業内容を復習する。
細胞の増殖と死【準備88 】(道原)
●準備学習等
・教科書の第3 章「細胞死」を予習する。
・前回の授業内容を復習する。
生殖過程と老化 【準備101,102,103】(道原)
●準備学習等
・教科書の第3 章「受精と初期発生」ならびに前回の授業で配付したプリント
(受精と生殖器)について予習する。
・前回の授業内容を復習する。
発生と分化 【準備96,97,98,99】(道原)
●準備学習等
・教科書の第3 章「受精と初期発生」ならびに前回の授業で配付したプリント
(発生と分化)について予習する。
・前回の授業内容を復習する。
生態系 【準備104,105】(道原)
●準備学習等
・前回の授業で配付したプリント(生態系の構成)について予習する。
・前回の授業内容を復習する。
遺伝子とDNA【準備89】(松岡)
●準備学習等
・教科書の第7 章「DNA と遺伝子」について予習する。
・前回の授業内容を復習する。
遺伝の基本法則【準備90,91,92】(松岡)
●準備学習等
・教科書の第6 章「遺伝」ならびに、前回の授業で配布したプリント(メンデル
の法則等)について予習する。
・前回の授業内容を復習する。
細胞分裂と多様性【準備93,94,100】(松岡)
●準備学習等
・教科書の第3章「体細胞分裂、減数分裂、器官再生と幹細胞」ならびに、前
回の授業で配布したプリント(細胞分裂)について予習する。
・前回の授業内容を復習する。
オリエンテーション、生物・生命とは何か?【準備76 】(杉原)
●準備学習等
・教科書の第1 章「生命とは」、「生命の誕生」を予習する。
生体の基本的な構造と機能 Ⅰ 【準備77, 78 】(杉原)
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、細胞の構造を予習す
る。
・前回の授業内容を復習する。
生体の基本的な構造と機能 Ⅱ 【準備79, 80 】(杉原)
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、細胞内器官および細
胞膜の働きについて予習する。
・前回の授業内容を復習する。
生体の調節機構 【準備81, 82 】(杉原)
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、ホメオスタシスについ
て予習する。
・前回の授業内容を復習する。
エネルギー【準備83, 85, 87】 (坂根)
●準備学習等
・教科書により、代謝、解糖系について予習する。
代謝 Ⅰ【準備86】 (坂根)
●準備学習等
・教科書により、嫌気呼吸、クエン酸回路について予習する。
・前回の授業内容を復習する。
代謝 Ⅱ【準備84】 (坂根)
― 62 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(A群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■定期試験■
物質の基本概念
Fundamental Notion of Substance,Inorganic
Pharmaceutical Chemistry
前原 昭次・堤 広之
1
1L・P(H27~)
実施する
■成績評価の方法■
筆記試験、小テストをあわせて評価する。
■使用テキスト■
『高校の教科書(化学Ⅰ、化学Ⅱ)』
■参考書■
■授業のねらい・概要■
薬学を学ぶ上で必要な化学の基礎力を身につけるために、原子の構造から分子の成り立ち
などに関する基本事項を習得する。【準備60-75】
■授業(学修)の到達目標■
1.物質の基本概念
1 原子、分子、イオンの基本的構造について説明できる。
2 原子量、分子量を説明できる。
3 原子の電子配置について説明できる。
4 周期表に基づいて原子の諸性質(イオン化エネルギー、電気陰性度など)を説明でき
る。
5 同素体、同位体について、例を挙げて説明できる。
2.化学結合と分子
1 イオン結合、共有結合、配位結合、金属結合の成り立ちと違いについて説明できる。
2 分子の極性について概説できる。
3 共有結合性の化合物とイオン結合性の化合物の性質(融点、沸点など)の違いを説明
できる。
4 代表的な結晶構造について説明できる。
5 代表的な化合物の名称と構造を列挙できる。
3.化学反応を定量的に捉える
1 溶液の濃度計算と調製ができる。
2 質量保存の法則について説明できる。
3 代表的な化学変化を化学量論的に捉え、その量的関係を計算できる。
4 酸と塩基の基本的な性質および強弱の指標を説明できる。
5 酸化と還元について電子の授受を含めて説明できる。
4.化学反応の基本操作
1 化合物の秤量、溶解、抽出、乾燥、ろ過、濃縮を実施できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
高校化学
■準備学修等の指示■
高校化学の復習
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
・原子、分子、イオンの基本構造および原子量、分子量(堤) 準備60、61
・原子の電子配置と周期表(堤) 準備62、63、64
●準備学習
・高校化学の原子、分子、イオンにつて復習する。
共有結合、イオン結合の成り立ちと性質(堤) 準備65、67
●準備学習
・高校化学の化学結合につて復習する。
・前回講義の復習をする。
・配位結合と金属結合(堤) 準備65
・分子の極性と化合物の性質(堤) 準備66、68、69
●準備学習
・高校化学の化学結合につて復習する。
・前回講義の復習をする。
物質の状態および気体の状態方程式(前原) 準備71、72
●準備学習
・高校化学の物質の状態につて復習する。
・前回講義の復習をする。
溶液の濃度計算と調整-1濃度の単位と計算法(前原) 準備70、71、75
●準備学習
・高校化学の溶液の性質につて復習する。
・前回講義の復習をする。
溶液の濃度計算と調整-2濃度計算の演習(前原) 準備70、71、75
●準備学習
・前回講義の復習をする。
酸と塩基の基本的性質および中和反応(前原) 準備72、73
●準備学習
・高校化学の酸と塩基につて復習する。
・前回講義の復習をする。
酸化と還元の基本的性質および酸化還元反応(前原) 準備74
●準備学習
・高校化学の酸化還元につて復習する
・前回講義の復習をする。
― 63 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
●準備学習
・配布したプリント・教科書の指示した部分を復習・予習する。
教養教育科目(A群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
物理の世界
Introduction to Physics
地主 弘幸
2
1全
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
定期試験(7 割程度)、レポート提出(2 割程度)、学習態度(1 割程度)を総合して評価する。
■使用テキスト■
■授業のねらい・概要■
物理学は、極微の素粒子から広大な宇宙まで、その対象となる範囲が極めて広いため、
逆に対象が漠然として、興味がもてないという人も多い。「物理は難しい」という先入観にとら
われず、先ずは話を聞いてみてほしい。講義の前半では、いくつかの物理学関連の話題を
取り上げ、日常生活とのかかわりも含めて平易に解説する。後半では、科学進展の歴史にも
ふれながら、物体の落下運動など身近な自然現象を物理学的な視点から見るとどう説明さ
れるのか、基礎的な知識も含めて平易に解説していく。
『第3 版物理学入門』 原康夫 学術出版社 2015 年 978-4-7806-0500-6
■参考書■
■授業(学修)の到達目標■
現代社会では、科学と日常生活が密接にかかわり合っていることを理解する。また、身近
な自然現象が物理学の視点ではどのように説明されるのかについて理解を深め、科学的な
立場から物事を考える態度を養う。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■準備学修等の指示■
次回の講義内容にあわせて、教科書や事前に配布するプリントの該当部分に目を通し、疑
問点を整理しておく。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
はじめに
●準備学習
・第1 回目の講義では、簡単なアンケートを実施し、高校時代にどんな理数系
の科目を履修したかを調べることにしています。以後の授業内容に反映させる
ためです。各自、チェックしておいてください。
量と単位の話(1),単位の見方・作り方
●準備学習
・配布したプリント・教科書の指示した部分を予習する。
量と単位の話(2),単位で混乱しないように-放射能の単位を例として
●準備学習
・授業内容(単位系とそれに基づく単位の決め方)を復習しておく。
・配布したプリント・教科書の指示した部分を予習する。
原子核と放射能の話(1),同位体とは-原子の構造と放射能の関係
●準備学習
・配布したプリント・教科書の指示した部分を復習・予習する。
原子核と放射能の話(2),原子力発電とは
●準備学習
・原子の構造、同位体と放射能の関係について復習しておく。
・配布したプリント・教科書の指示した部分を復習・予習する。
宇宙の話,ビッグバンに始まる宇宙の歴史・宇宙観の変遷
●準備学習
・配布したプリント・教科書の指示した部分を復習・予習する。
車の性能の話,速い車の目安とは-速度と加速度
●準備学習
・配布したプリント・教科書の指示した部分を復習・予習する
近代科学の曙(1),ガリレイと落下運動
●準備学習
・授業内容(加速度とはどんな量か)を復習しておく。
・配布したプリント・教科書の指示した部分を復習・予習する。
近代科学の曙(2),ガリレイからニュートンへ
●準備学習
・重力加速度と自由落下について復習しておく。
・配布したプリント・教科書の指示した部分を復習・予習する。
運動の法則(1),慣性
●準備学習
・配布したプリント・教科書の指示した部分を復習・予習する。
運動の法則(2),加速度・質量・力
●準備学習
・配布したプリント・教科書の指示した部分を復習・予習する。
運動の法則(3),作用と反作用
●準備学習
・配布したプリント・教科書の指示した部分を復習・予習する。
万有引力
●準備学習
・配布したプリント・教科書の指示した部分を復習・予習する。
エネルギーとは何か(1),仕事とエネルギー
●準備学習
・配布したプリント・教科書の指示した部分を復習・予習する。
エネルギーとは何か(2),エネルギーの保存
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Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(A群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
物理へのファースト・ステップ
秦 季之
1
1L・P(H27~)
■授業のねらい・概要■
薬学を学ぶ上で必要な物理学の基礎力を身につけるために、物質および物体間の相互作
用に関する基本的事項を習得する。
【F(4)】
■授業(学修)の到達目標■
1.有効数字概念を説明できる。
2.物理量について説明できる。
3.運動の法則について理解し、数式を用いて説明できる。
4.エネルギーの相互変換について例を挙げて説明できる。
5.光、音、電磁波などの波の性質を理解し、反射、屈折などの特性を説明できる。
6.電荷と電流などの関連項目を説明できる。
7.電場と磁場に関して説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬学の基礎としての数学・統計A(B)
■準備学修等の指示■
数学の基礎を復習しておく。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
物理学の基本概念 準備42~45
●準備学習
教科書 第1章を読む。
運動の法則 準備46~48
●準備学習
教科書 第2 章を読む。
エネルギー 準備49~50
●準備学習
教科書 第3 章を読む。
波動 準備51
●準備学習
教科書 第5 章を読む。
光 準備51~52
●準備学習
教科書 第6 章を読む。
電荷と電流 準備53
●準備学習
教科書 第7 章を読む。
電場と磁場 準備55~56
●準備学習
教科書 第7 章を読む。
抵抗とコンデンサー 準備54
●準備学習
教科書 第8 章を読む。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
複数回の試験、レポートにより評価する。
■使用テキスト■
『わかりやすい薬学系の物理学入門』 小林賢、金長正彦、上田晴久 編 講談社 2015
978-4-06-156313-1
■参考書■
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Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(A群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■成績評価の方法■
物理現象の基礎
Basis of physical phenomena
地主 弘幸
2
1全
定期試験(7 割程度)、レポート提出(2 割程度)、学習態度(1 割程度)を総合して評価する。
■使用テキスト■
『第3 版物理学入門』 原康夫 学術図書出版社 2015 年 978-4-7806-0500-6
■参考書■
■授業のねらい・概要■
こだまや七色の虹、雷など、音や光、電気に関係する自然現象は印象的なものが多い。な
ぜ、そのような現象が起きるのか。私たちは日常生活の中で多様な電気器具を利用してい
る。なぜ、そのような働きをできるのか。これらのことを物理学の視点から、簡単な演示実験
もまじえながら説明していく。特別な予備知識を前提とせず、平易に解説する。
■授業(学修)の到達目標■
「波」と「電気」をメインテーマとして、その基本的知識を学習し、波や電気に関係する自然
現象や機器の働きを、科学的な立場から捉えて基本的な説明ができるようにする。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■準備学修等の指示■
次回の講義内容にあわせて、教科書や事前に配布するプリントの該当部分に目を通し、疑
問点を整理しておく。特に、波や電気に関係する基本的な用語・量の意味を確認しておくよう
にする。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
はじめに
・第1 回目の講義では、簡単なアンケートを実施し、高校時代にどんな理数系
の科目を履修したかを調べることにしています。以後の授業内容に反映させる
ためです。各自、チェックしておいてください。
波とは(1),風と音はどう違う?
●準備学習
・配布したプリント・教科書の指示した部分を予習しておく。
波とは(2),反射・屈折
●準備学習
・前回の授業内容(波の波長、振動数等の意味)を確認しておく。
・配布したプリント・教科書の指示した部分を復習・予習しておく。
波とは(3),回折・干渉
●準備学習
・配布したプリント・教科書の指示した部分を復習・予習しておく。
音とは(1),音の 3 要素・うなり
●準備学習
・配布したプリント・教科書の指示した部分を復習・予習しておく。
音とは(2),共鳴・ドップラー効果
●事前学習
・配布したプリント・教科書の指示した部分を復習・予習しておく。
光とは(1),電磁波・光の 3 原色
●準備学習
・配布したプリント・教科書の指示した部分を復習・予習しておく。
光とは(2),水鏡・レンズ(光の反射・屈折)
●準備学習
・配布したプリント・教科書の指示した部分を復習・予習しておく。
光とは(3),ヤングの実験・虹の七色(光の干渉・分散)
●準備学習
・配布したプリント・教科書の指示した部分を復習・予習しておく。
気とは(1),原子の構造と電気の関係
●準備学習
・配布したプリント・教科書の指示した部分を復習・予習しておく。
電気とは(2),イオン・静電気
●準備学習
・前回の授業内容(原子の基本的な構造)を確認しておく。
・配布したプリント・教科書の指示した部分を復習・予習しておく。
電気とは(3),導体と不導体・電流の正体
●準備学習
・配布したプリント・教科書の指示した部分を復習・予習しておく。
電のしくみ(電磁誘導)
●準備学習
・配布したプリント・教科書の指示した部分を復習・予習しておく。
電気器具のしくみ(1),電気コンロ(電力・ジュール熱)
●準備学習
・配布したプリント・教科書の指示した部分を復習・予習しておく。
電気器具のしくみ(2),電磁調理器・電子レンジ等
●準備学習
・配布したプリント・教科書の指示した部分を復習・予習しておく
■定期試験■
実施する
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Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(B群)
教養教育科目(B群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
教育原理
Principles of Education
大塚 豊
2
1全
教育制度論
Education System
大塚 豊
2
1全
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
教員免許取得を目指して学ぼうとする諸君、および教育とは何かについて理解を深めたい
諸君を対象として、教育の基礎理論について一緒に考えます。具体的には、学校とは何か、
学力とは何か、学習するとは何か、教育評価とは何か、教師の仕事とは何か、生涯にわたり
学ぶことの意味など、教育という営みについて幅広く検討します。
教職を目指して教育制度について学ぼうとする諸君、および教育制度とは何かについて理
解を深めたい諸君を対象に、本科目は「教育職員免許法施行規則」第六条別表第一の第三
欄「教育の基礎理論に関する科目」の 1 つとして、教育に関する社会的、制度的又は経営的
事項に関する事柄を学びます。
■授業(学修)の到達目標■
■授業(学修)の到達目標■
教育についての幅広い理解をもち、教員免許取得のための要件を満たすとともに、家庭人と
して、社会人として、私たちの身近な活動である教育に関して客観的に考えることができるよ
うになることを目標とします。
日本の教育関係諸法規についての基礎的な知識を習得することを通して、学校において生
じる可能性の高い事件、事故等に対して、教師として、また家庭人、社会人として適切・的確
な判断・選択を行うことができるようになる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■履修しておくことが望ましい科目等■
教育課程論
教育原理、教育課程論
■準備学修等の指示■
■準備学修等の指示■
本授業では、受講生のグループによる報告を求めます。所定の教科書の予習・復習を欠か
さず、授業中の議論に積極的に参加して下さい。
所定の教科書の予習・復習を欠かさず、次回の授業用に配布する関連資料を精読し、疑問
点をまとめておくこと、また、授業中の議論に積極的に参加すること。
■回数ごとの授業内容■
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
オリエンテーション:シラバスの記載内容を中心に講義方針について説明す
る。発表のためのグループ分けを行う。
教育とは何か:教科書の第1章を中心に、「人間とは何か」「なぜ教育が必要な
のか」「教育の諸類型」などについて考える。
学校の誕生とその性格:教科書の第2 章を中心に、学校とはどういう場所か、
なぜ学校が必要になったのか、どのような学校が生まれ、そして消えていった
かについて考察する。
日本の学校教育が辿った道筋:教科書の第3 章を中心に、日本の古代に始ま
り、現代まで続く学校の系譜について考察する。
こころとからだを育てる:教科書の第4 章を中心に、教育の目的論や発達論に
基づいて作られる教育の計画について考える。
よりよく学ばせ、教えるために:教科書の第5章を中心に、学ぶ喜びを実感でき
る教育を作り上げるには、どのような工夫が必要かについて考える。
教育評価とは何か:教科書の第6章を中心に、これまで取り入れられた各種の
教育評価を振り返りながら、教育の場にふさわしい評価の在り方について検討
する。
授業と学校の可能性:教科書の第7 章を中心に、特色ある「授業づくり」「学校
づくり」の事例を取り上げ検討する。
教師の仕事:教科書の第8 章を中心に、教師の養成、教師という仕事の実際
(ビデオ教材を含む)、教師の力量とは何かについて考える。
青年期と教育:教科書の第9 章を中心に、青年期のもつ意味と青年期教育の
課題について検討する。
社会教育と生涯教育:教科書の第10 章を中心に、社会教育および生涯教育
の理念・実際・課題について検討する。
教育への権利:教科書の第11 章を中心に、「子どもの権利条約」のもつ意義に
ついて、その導入の歴史や国内法との関係などを考える。
学べることの幸せ:開発途上にある国々の教育の事例(ビデオ教材を含む)を
取り上げ、現代日本において学ぶ意味について再考する。
よりよい教育を求めて:教科書の第12章1、2節を中心に、種々の「教育病理」
の実態とその解決策について考える。
社会の変化と教育政策の動向:教科書の第12 章3 節を中心に、わが国の教
育政策に見られる新しい動きとその意味について考える。
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
■定期試験■
実施する
第15 回
■成績評価の方法■
学期末の試験(70%)およびグループによるプレゼンテーションや授業中に実施する小テス
トなど平素の授業参加度(30%)をもとに総合的に評価
■使用テキスト■
『やさしい教育原理(新版補訂版)』 田嶋一・中野新之祐・福田須美子・狩野浩二 有斐閣ア
ルマ 2012 年 978-4-641-12426-4
■参考書■
オリエンテーション:シラバスの記載内容を中心に講義方針について説明する
とともに、わが国の教育法規の基本構造についての理解を深める。
「学校の法化現象」:教科書の第1 章を中心に、学校教育の法化現象の現状を
把握し、その影響を受けて教育訴訟の構造転換が生じていることに対する認識
を持つ。
学校教育と子ども・保護者の権利:教科書の第2 章を中心に、権利保障機能と
国民統合機能の葛藤についての理解を深める。子どもの権利ブーム、モンス
ターペアレントといった現代的状況に言及する。
教育権論争と学習指導要領の法的拘束力(1):旭川学力テスト訴訟や教科書
検定制度を通して戦後の教育法学において中心的テーマを形成してきた教育
権論争について、最高裁判所の判断を具体的に考える。
教育権論争と学習指導要領の法的拘束力(2):教科書の使用義務をめぐる諸
判例に基づき「教師の教育の自由論」について考える。
学校における平等と法:教科書の第4 章を中心に、教育の機会均等の意味お
よびマイノリティーの教育を受ける権利について考察する。
学校教育における信教の自由・政教分離と法:教科書の第5章を中心に、公立
学校における宗教と教育の問題について、関係各判例を取り上げながら考え
る。
学校事故と法 (1):教科書の第5章を中心に、学校事故をめぐる基本的な法制
度、損害賠償の実態と学校側が責任を負うべき範囲などについて検討する。
学校事故と法 (2):教科書の第7 章を中心に、学校事故の類型ごとに、関係判
例を取り上げ、内在する問題について考察する。
学校における体罰と法 :教科書の第8 章を中心に、近代以来、法律で禁止さ
れているにもかかわらず、なくなることのない体罰問題について、関係判例を
取り上げて論じる。
児童・生徒への懲戒と法:教科書の第9 章を中心に、生徒の問題行動への対
処方法としての懲戒について法制度上の観点から整理する。とくに性行不良に
よる出席停止措置に重点を置いて論じる。
学校と児童虐待防止法:教科書の第10章を中心に、深刻の度合いを強めてい
る児童虐待問題に関して、学校としての取り組みについて考察する。
学校教育と情報法制:教科書の第11 章を中心に、近年重要性がますます認
識されるようになった学校において収集・生産・保有されている情報をめぐるト
ラブルとその対処法についての理解を深める。
教職員の違法行為と法(1):教科書の第12 章を中心に、教員の非行に対する
懲戒の実態の全国的な状況について考察する。
教職員の違法行為と法(2):教科書の第13、14 章を中心に、教員の信用失墜
行為、飲酒運転、職務命令違反に焦点を絞って考察する。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
学期末の試験(70%)および授業中に実施する小テストなど平素の授業参加度(30%)をもと
に総合的に評価
■使用テキスト■
『学校と法』 坂田仰編 放送大学教育振興会 2012 年 978-4319641147
■参考書■
『必携教職六法(2014年版)』 杉原誠四郎監修 協同出版 2014年 978-4319641147
― 67 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(B群)
教養教育科目(B群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
経済学(1)
Economics(1)
尾田 温俊
2
1全(E除く)
経済学(2)
Economics(2)
尾田 温俊
2
1全(E除く)
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
現代の我々を取り巻く経済の基礎的知識を提供する。ここでの基礎的知識とは、経済主体、
市場、価格、企業、国民所得、金融、財政、国際収支、為替レートなどである。本講義を通し
て、これらの経済専門用語を十分に理解し、自分の暮らしている日常生活の経済面が明確と
なるように、現在の経済社会に対する問題意識を持つことができるように指導する。
現代の我々を取り巻く経済の基礎的知識を提供する。ここでの基礎的知識とは、日本経済の
歩み、格差社会、中小企業と農業、消費者問題、公害、労働問題、社会保障などである。本
講義を通して、これらの経済専門用語を十分に理解し、自分の暮らしている日常生活の経済
面が明確になるように、現在の経済社会に対する問題意識を持つことができるように指導す
る。
■授業(学修)の到達目標■
経済に関する日々の新聞記事やニュースが正確に理解できるようになること。例えば、量的
緩和、日本の国債累積問題、円高などである。この到達目標を達成するには、講義での学
びの他に、例えば家庭での保護者等との対話を通して理解を深めることが望ましく、効果的
である。
■履修しておくことが望ましい科目等■
現代社会と経済 自然と人間 世界史
■授業(学修)の到達目標■
経済に関する日々の新聞記事やニュースが正確に理解できるようになること。例えば、量的
緩和、日本の国債累積問題、円高などである。この到達目標を達成するには、講義での学
びの他に、例えば家庭での保護者等との対話を通して理解を深めることが望ましく、効果的
である。
■履修しておくことが望ましい科目等■
現代社会と経済 自然と人間 世界史
■準備学修等の指示■
セレッソ及び各講義において口頭で指示する。
■準備学修等の指示■
ゼルコバ、セレッソ、講義で指示する
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
経済主体と市場の働き
需要・供給と価格の関係
●準備学習 身近な価格とその変化の理由について考えてくる。
市場の限界
●準備学習 市場について調べておく。
企業の役割
●準備学習 企業の果たす役割について調べておく。
株式会社
●準備学習 株式会社の仕組みについて調べておく。
国民所得
●準備学習 経済活動の大きさを測る指標について調べておく。
経済成長と景気変動
●準備学習 経済成長や景気変動の要因について調べておく。
金融の役割
●準備学習 経済活動における資金の流れについて調べておく。
日本銀行の役割
●準備学習 金融政策について調べておく。
公開市場操作
●準備学習 量的緩和政策の意味を調べておく。
財政の役割と租税
●準備学習 日本の予算について調べておく。
国債累積問題
●準備学習 日本の国債残高を調べておく。
為替レート
●準備学習 円ドル為替レート、円ユーロの為替レートの値を調べておく。
国際収支
●準備学習 日本の国際収支について調べておく。
世界金融危機
●準備学習 リーマンショックを調べておく。
■定期試験■
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
実施する
■成績評価の方法■
戦後復興から高度成長へ
●準備学習 日本経済は戦後復興をどのように果たしたのか、また高度経済
成長の要因について調べておく。
安定成長からバブル経済へ
●準備学習 日本は石油危機に対してどのように対処したのか調べておく。
転機の日本経済
●準備学習 バブル崩壊後にどのような対策がとられたのか調べておく。
格差社会
●準備学習 なぜ格差が拡大しているかの調べておく。
中小企業と農業
●準備学習 身近な中小企業の現状と課題について調べておく。
消費者問題
●準備学習 消費者問題について具体例で調べておく。
公害防止と環境保全
●準備学習 公害はなぜ発生するのか考えておく。
労働問題と労働者の権利
●準備学習 労働基本権を具体化する労働三法を調べておく。
労働問題
●準備学習 日本の雇用形態はどのように変化したかを考えておく。
社会保障の役割
●準備学習 日本の社会保障制度の仕組みと課題について調べておく。
年金制度改革
●準備学習 年金制度について調べておく。
グローバル化の中の地域経済統合1 欧州連合
●準備学習 欧州連合について調べておく。
グローバル化の中の地域経済統合2 アセアン
●準備学習 アセアンについて調べておく。
新興国
●準備学習 新興国とは何か調べておく。
まとめ
●準備学習 全体の内容でわからなかった言葉を調べておく。
■定期試験■
受講態度と課題(50%) 期末テスト(50%)
実施する
■使用テキスト■
■成績評価の方法■
■参考書■
受講態度、課題(50%)、期末テスト(50%)
■使用テキスト■
■参考書■
― 68 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(B群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
憲法
Constitutional Law
溝淵 裕
2
1P(H26~)
■授業のねらい・概要■
日本国憲法の基本にある、人権尊重主義、民主主義、平和主義といった理念が、どのように
実現されているかを講義する。そのために日本国憲法の条文の意味を理解し、重要な憲法
判例についても検討する。
■授業(学修)の到達目標■
日本国憲法の重要な条項について、暗記し、重要な憲法判例についても理解することを目
標とする。日本国憲法を使った問題解決能力をつけてもらいたい。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし
■準備学修等の指示■
プリントを配布するので、あらかじめ読んでくること。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
近代立憲主義の意義と課題
日本国憲法の成立
憲法第9 条と平和主義
基本的人権総論(1)自由
基本的人権総論(2)平等
人身の自由と刑事手続
精神の自由と民主主義
経済の自由と生存権
国会と立法権
内閣と行政権
裁判所と司法権
財政の基本原則
地方自治制度
憲法の改正
日本国憲法の普遍性と特殊性
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
小テスト及び定期試験によって評価する。
■使用テキスト■
■参考書■
― 69 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(B群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
憲法(1)
Constitutional Law (1)
田中 宏和
2
1全(~H25)
第9 回
■授業のねらい・概要■
日本国憲法の基礎的知識を確認するだけでなく、同法の各論的な内容から知識を深めるこ
とを目的とした講義である。「社会科」、「現代社会」、「政治・経済」の授業などで後期中等教
育(高校レベル)までに習った知識の確認と定着化を図ると共に、高等教育(大学レベル)とし
て相応しい日本国憲法に対する教養と知識の伝達・修得を目的とする。
第10 回
■授業(学修)の到達目標■
1.日本国憲法が保障する人権および統治機構の内容について、実際の問題に照らして理
解を深める。
2.日本で起こる様々なニュースや事件などに対して、普段の生活では馴染みがない法律
論で考えるリーガルマインドを養う。
第11 回
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■準備学修等の指示■
事前に指示したテキストの該当事項を読んでおくこと。また配布したレジュメを再読し、授業
で学んだことを思い出しながら復習すること。
第12 回
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
法とは何か
キーワード:法、道徳、社会規範、法実証主義、自然法論
●準備学習
・高校の現代社会や政経の授業等で習った法や道徳に関する知識を予習
する。
・授業で配布したレジュメの内容を再確認し、法の性質や法学の特徴につい
て復習する。
子どもの人権・外国人の権利
キーワード:憲法、校則、子どもの人権、部分社会の法理、外国人の権利、文言
主義、外国人参政権
●準備学習
・高校の現代社会や政経の授業等で習った憲法に関する知識を予習する。
・授業で配布したレジュメの内容を再確認し、憲法の全体的な特徴について
復習する。
プライバシー権と幸福追求権
キーワード:プライバシー権、『宴のあと』事件判決、新しい人権、幸福追求権
●準備学習
・事前に指示したテキストの範囲を必ず一読し予習する。
・授業で配布したレジュメの内容を再確認し、プライバシー権の成り立ちにつ
いて復習する。
自己決定権と幸福追求権
キーワード:自己決定権、幸福追求権、公共の福祉
●準備学習
・事前に指示したテキストの範囲を必ず一読し予習する。
・授業で配布したレジュメの内容を再確認し、自己決定権をめぐる議論につ
いて復習する。
法の下の平等
キーワード:平等、法の下の平等、平等権、平等原則
●準備学習
・事前に指示したテキストの範囲を必ず一読し予習する。
・授業で配布したレジュメの内容を再確認し、法の下の平等について復習す
る。
信教の自由
キーワード:信教の自由、宗教、政教分離、愛媛玉串料違憲判決、砂川政教分
離訴訟
●準備学習
・事前に指示したテキストの範囲を必ず一読し予習する。
・授業で配布したレジュメの内容を再確認し、信教の自由・政教分離につい
て復習する。
表現の自由(1)
キーワード:表現の自由、検閲、表現内容規制、表現内容中立規制、わいせつ
物頒布罪(刑法175 条)、チャタレイ夫人の恋人事件判決、公共の福祉
●準備学習
・事前に指示したテキストの範囲を必ず一読し予習する。
・授業で配布したレジュメの内容を再確認し、表現の自由をめぐる議論につ
いて復習する。
表現の自由(2)
キーワード:表現の自由の価値、表現の自由に対する規制、アメリカの表現の
自由、明白かつ現在の危険の基準、LRA の基準、有害図書指定、思想の自由
市場、二重の基準論
第13 回
第14 回
第15 回
●準備学習
・事前に指示したテキストの範囲を必ず一読し予習する。
・授業で配布したレジュメの内容を再確認し、表現の自由に関する理解を深
める。
営業の自由
キーワード:営業の自由、経済的自由、職業選択の自由、財産権、浴場距離制
限判決、薬事法違憲判決、公共の福祉
●準備学習
・事前に指示したテキストの範囲を必ず一読し予習する。
・授業で配布したレジュメの内容を再確認し、営業の自由や職業選択の自
由などについて復習する。
生存権
キーワード:生存権、社会権、生活保護制度、朝日訴訟、堀木訴訟、プログラム
規定
●準備学習
・事前に指示したテキストの範囲を必ず一読し予習する。
・授業で配布したレジュメの内容を再確認し、生存権や生活保護をめぐる議
論について考察する。
教育権
キーワード:教育を受ける権利、教育をする権利、社会権、義務教育、国家教
育権説、国民教育権説、旭川学力テスト事件、学問の自由
●準備学習
・事前に指示したテキストの範囲を必ず一読し予習する。
・授業で配布したレジュメの内容を再確認し、教育権をめぐる各々の議論に
ついて復習する。
国会
キーワード:国会、国権の最高機関、唯一の立法機関、二院制、国会議員、国
民代表、選挙、国会議員の特権
●準備学習
・事前に指示したテキストの範囲を必ず一読し予習する。
・授業で配布したレジュメの内容を再確認し、国会の役割と機能について復
習する。
内閣
キーワード:内閣、行政権、内閣の範囲、内閣総理大臣、国務大臣、議院内閣
制、大統領制
●準備学習
・事前に指示したテキストの範囲を必ず一読し予習する。
・授業で配布したレジュメの内容を再確認し、内閣の役割と機能について復
習する。
裁判所と司法審査制
キーワード:裁判所、最高裁判所、下級裁判所、三審制、司法権、司法の独
立、裁判官、司法制度改革
●準備学習
・事前に指示したテキストの範囲を必ず一読し予習する。
・授業で配布したレジュメの内容を再確認し、裁判所の役割と機能について
復習する。
憲法に関する時事問題 ~最近の動き~
※1 年を通じて起きた憲法に関する判例・裁判例について解説します。
●準備学習
・授業期間中に起きた憲法に関連するニュースについて、新聞などを用い
て各自で調査する。
・授業中に解説された憲法に関連するニュースについて、各自で考察を加
え、試験に備える。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
成績評価は定期試験を主とする(論述試験:80%)が、各授業中に実施する質問を通じての授
業に対する積極的姿勢も評価する(20%)。
■使用テキスト■
『いちばんやさしい憲法入門 [第4 版補訂版]』 初宿正典ほか 有斐閣アルマ 2014
978-4641220249
■参考書■
『法学六法15』 石川明ほか編 信山社 978-4797257380
― 70 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(B群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
憲法(2)
Constitutional Law (2)
溝淵 裕
2
1全(~H25)
■授業のねらい・概要■
日本国憲法の基本にある、人権尊重主義、民主主義、平和主義といった理念が、どのように
実現されているかを講義する。そのために日本国憲法の条文の意味を理解し、重要な憲法
判例についても検討する。
■授業(学修)の到達目標■
日本国憲法の重要な条項について、暗記し、重要な憲法判例についても理解することを目
標とする。日本国憲法を使った問題解決能力をつけてもらいたい。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし
■準備学修等の指示■
プリントを配布するので、あらかじめ読んでくること。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
近代立憲主義の意義と課題
日本国憲法の成立
憲法第9 条と平和主義
基本的人権総論(1)自由
基本的人権総論(2)平等
人身の自由と刑事手続
精神の自由と民主主義
経済の自由と生存権
国会と立法権
内閣と行政権
裁判所と司法権
財政の基本原則
地方自治制度
憲法の改正
日本国憲法の普遍性と特殊性
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
小テスト及び定期試験によって評価する。
■使用テキスト■
■参考書■
― 71 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(B群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
現代社会と経済
Modern Society and Economy
平田 宏二
2
1全
第15 回
■定期試験■
実施しない
■授業のねらい・概要■
卒業後、社会人として生活をしていくうえで、経済に関する基礎的な理解は必須である。本
講義では、広い視野に立ち、経済学の基本事項を説明したあと、現在国内外で起こっている
様々な経済・社会問題についての解説・解釈を行う。なお、数式は使わず、図や言葉で理解
できるようにする。内容については国内外の社会経済状況によっては変更する可能性があ
る。
■授業(学修)の到達目標■
経済学の基礎的事項及び現代の社会・経済に関するニュースを理解するとともに、広い視
野で自分なりの意見を持ち、書くことができるようになること。
■成績評価の方法■
中間試験(50 点)・小テスト(30 点)(本・ノート・プリント持込可など、を基本に総合的に評価す
る。
■使用テキスト■
『池上彰の経済のニュースが面白いほどわかる本』 池上彰 中経文庫 2011
978-4-8061-4156-3
■参考書■
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし
■準備学修等の指示■
毎日、テレビや新聞などでニュースを見るとともに、考える習慣をつける。テキストの指定箇
所を読んでくるとともに、時間をかけて課題にも取り組む。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
●準備学習
・前回の学習内容(日本の政治機構)を復習する。
・関連テーマの該当箇所を予習する。
国際社会および小テスト
●準備学習
・第11 回から第14 回までの学習内容を復習する。
・関連テーマの該当箇所を予習する。
景気とは。経済成長のメカニズム(参考書第1 章)
●準備学習 テキストの該当箇所を予習する。
雇用と失業..(参考書第1 章)
●準備学習
・前回の学習内容(景気とは。経済成長のメカニズム)を復習する。
・テキストの該当箇所を予習する。
金融の仕組み(参考書第2 章)
●準備学習
・前回の学習内容(雇用と失業)を復習する。
・テキストの該当箇所を予習する。
銀行と中央銀行の役割(参考書第2 章)
●準備学習
・前回の学習内容(金融の仕組み)を復習する。
・テキストの該当箇所を予習する。
税金と消費税(参考書第3 章)
●準備学習
・前回の学習内容(銀行と中央銀行の役割)を復習する。
・テキストの該当箇所を予習する。
年金制度(参考書第3 章)
●準備学習
・前回の学習内容(税金と消費税)を復習する。
・テキストの該当箇所を予習する。
投資(参考書第4 章)
●準備学習
・前回の学習内容(年金制度)を復習する。
・テキストの該当箇所を予習する。
世界経済(参考書第5 章)
●準備学習
・前回の学習内容(投資)を復習する。
・テキストの授業内容を復習する。
日本の借金(参考書第6 章)
●準備学習
・前回の学習内容(世界経済)を復習する。
・テキストの該当箇所を予習する。
地方の財政および中間試験
●準備学習
・第1 回から第9 回までの学習内容を復習する。
・関連テーマの該当箇所を予習する。
民主政治
●準備学習
・前回の学習内容(地方の財政)を復習する。
・関連テーマの該当箇所を予習する。
日本国憲法の基本原理
●準備学習
・前回の学習内容(民主政治)を復習する。
・関連テーマの該当箇所を予習する。
日本の政治機構
●準備学習
・前回の学習内容(日本国憲法の基本原理)を復習する。
・関連テーマの該当箇所を予習する。
環境・資源
― 72 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(B群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
市民生活と法
Daily Life and Law
田中 宏和
2
1全
第10 回
第11 回
■授業のねらい・概要■
学問としての法律の世界に触れると同時に、私たちの日常の中で“法”というものがどのよう
な働きをしているかについて的確に認識することを目的とした講義である。後期中等教育(高
校レベル)ではあまり学ぶことが出来なかった法律の世界を、より具体的に学び理解するた
めに市民生活に密着した事例についての授業を行う。
第12 回
■授業(学修)の到達目標■
1.小・中・高校で習った法律・法学に関する基礎的知識の確認とその定着化を図ると共に、
大学生としてステップアップした知識を獲得する。
2.普段の生活で当たり前のように行っている売買契約などの法律行為について、きちんと
法律論に基づいて考えられるようなリーガルマインドを養う。
第13 回
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■準備学修等の指示■
事前に教科書の授業該当部分を読んでおくこと。また、授業で学んだことについて、ノートな
どを見直し、自分の実生活と照らし合わせながら復習すること。
第14 回
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
"法学の学習ガイダンス ~法学への招待~
キーワード:六法、公法、私法、任意規定、強行規定、法学、法律学、実定法
学、基礎法学
●準備学習
・教科書の該当範囲について必ず一読し予習する。
・授業で学んだ内容を基に、ノートをまとめながら復習する。
結んだ契約は絶対に守るべき?(1) ~契約編~
キーワード:契約、意思表示、法律行為、債権、債務、契約自由の原則、公序
良俗
●準備学習
・教科書の該当範囲について必ず一読し予習する。
・授業で学んだ内容を基に、ノートをまとめながら復習する。
結んだ契約は絶対に守るべき?(2) ~契約解除編~
キーワード:無効、取消し、未成年者による契約、錯誤、心裡留保、虚偽表示、
詐欺、強迫、クーリング・オフ
●準備学習
・教科書の該当範囲について必ず一読し予習する。
・授業で学んだ内容を基に、ノートをまとめながら復習する。
もし人にケガをさせてしまったら?(1) ~責任のとりかた編~
キーワード:自力救済の禁止、刑事責任、民事責任、損害賠償、過失責任原
則、不法行為責任
●準備学習
・教科書の該当範囲について必ず一読し予習する。
・授業で学んだ内容を基に、ノートをまとめながら復習する。
もし人にケガをさせてしまったら?(2) ~不法行為~
キーワード:不法行為、故意、過失、権利・利益侵害、損害、因果関係、責任能
力、積極的損害、逸失利益、慰謝料
●準備学習
・教科書の該当範囲について必ず一読し予習する。
・授業で学んだ内容を基に、ノートをまとめながら復習する。
愛は大切、だけど自分も大切(1) ~結婚編~
キーワード:家族法、婚姻、事実婚、戸籍、夫婦同氏原則、同居・協力・扶助義
務、貞操義務、成年擬制
●準備学習
・教科書の該当範囲について必ず一読し予習する。
・授業で学んだ内容を基に、ノートをまとめながら復習する。
愛は大切、だけど自分も大切(2) ~親子関係・離婚編~
キーワード:親子、実子、養子、認知、児童虐待、親権喪失、親権停止、協議離
婚、裁判離婚、離婚原因、家庭裁判所の審判
●準備学習
・教科書の該当範囲について必ず一読し予習する。
・授業で学んだ内容を基に、ノートをまとめながら復習する。
身近な生活と仕事の中で
キーワード:消費者法、特定商取引法、訪問販売、通信販売、クーリング・オ
フ、不実告知、威迫・困惑行為、消費者契約法、消費者取消権
●準備学習
・教科書の該当範囲について必ず一読し予習する。
・授業で学んだ内容を基に、ノートをまとめながら復習する。
民法と刑法はどう違う?
キーワード:民法、刑法、犯罪、罪刑法定主義、故意犯処罰原則
第15 回
●準備学習
・教科書の該当範囲について必ず一読し予習する。
・授業で学んだ内容を基に、ノートをまとめながら復習する。
交通事故はどんな罪になるの?
キーワード:行政上の責任、民事上の責任、刑事上の責任、未必の故意、故意
犯と過失犯、危険運転致死傷罪
●準備学習
・教科書の該当範囲について必ず一読し予習する。
・授業で学んだ内容を基に、ノートをまとめながら復習する。
はじめての選挙、大切な一票
キーワード:参政権、選挙権、国政選挙、二院制、唯一の立法機関、内閣、内
閣総理大臣、国務大臣、閣議、議院内閣制、解散権
●準備学習
・教科書の該当範囲について必ず一読し予習する。
・授業で学んだ内容を基に、ノートをまとめながら復習する。
情報化社会の中で自分を守るために
キーワード:情報化社会、個人情報、個人情報保護法、プライバシー権、自己
情報コントロール権、知る権利
●準備学習
・教科書の該当範囲について必ず一読し予習する。
・授業で学んだ内容を基に、ノートをまとめながら復習する。
世界の中の日本に生きる
キーワード:条約、国、国際慣習法、国連、国連総会、国連安全保障理事会、
国際環境法、国際私法
●準備学習
・教科書の該当範囲について必ず一読し予習する。
・授業で学んだ内容を基に、ノートをまとめながら復習する。
どこで生まれても一人の人間として
キーワード:人権、国籍、国際人権規約、人権差別撤廃条約、女性差別撤廃条
約、児童の権利条約、難民
●準備学習
・教科書の該当範囲について必ず一読し予習する。
・授業で学んだ内容を基に、ノートをまとめながら復習する。
法律学習リテラシー ~総括と展開~
※授業期間内に起きた時事問題についてピックアップし、法学的な観点から解
説します。
●準備学習
・授業期間中に起きた法律に関わるニュースについて各自で調査する。
・授業で説明した法律に関するニュースについて、各自で一考し、試験に備
える。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
成績評価は定期試験を主とする(論述試験:80%)が、各授業ごとに実施する質問票を通じて
の授業に対する積極的姿勢も評価する(20%)。
■使用テキスト■
『プレステップ法学 第3 版』 池田真朗編 弘文堂 2016 978-4335000942
■参考書■
『法学六法15』 石川明ほか編 信山社 2014 978-4797257380
『※但し、上記以外の六法でも良い。試験での使用は認めないが、電子機器のアプリケーシ
ョンソフトとして存在する六法(2014 年版)でも構わない。』
― 73 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(B群)
教養教育科目(B群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
社会学
Sociology
吉崎 一
2
1全
法学概論(1)
Legal Affairs(1)
古川 瓔子
2
1全(H22~)(E除く)
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
社会学の理論から、物事を「裏側から」見るチカラを育て、そこからよりよく生きるうえでの術
を見につけさせる。また、日常生活において問題が発生したときに、社会学的なアプローチ
から少しでも解決に導くことができるような能力を育成する。
法律問題を理解するために必要な用語、概念、法律体系、要件・効力を、具体的な事件に
条文をあてはめることを通じて理解し習得する。
■授業(学修)の到達目標■
■授業(学修)の到達目標■
社会を見る目を養う。特に、データの読み方を中心に、社会学的に読めるように努める
法律に関するニュースや新聞記事を正確に理解することができるような知識を習得すること
を目標とする。また、公務員試験などに対応できる基礎的な能力を養うことを目標とする。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■履修しておくことが望ましい科目等■
文化人類学、哲学
特になし
■準備学修等の指示■
■準備学修等の指示■
とくになし
テキストの該当箇所を読んで講義に出席すること。授業後は、配布したプリントで復習するこ
と。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
■回数ごとの授業内容■
1、社会学とは何か・・・社会的存在とは何か?(オリエンテーション、社会学の
視点を学ぶ)
2、自我とは何か・・・(社会的に心理はどのように成立しているかを学ぶ)
3、ブルデューの社会学・・・(階層とは何かを学ぶ)
4、ジェンダーとは何か・・・(漫画からジェンダーについて学ぶ)
5、ライフスタイルとは何か?(若者の生活について学ぶ)
グループワーク・・・(インタビューを実感する)
グループワーク・・・(発表・プレゼン能力を高める)
グループワーク(発表に向けての準備)
グループワーク(発表)
マックスウェーバーの社会学・・・意図せざる結果について学ぶ
自殺の社会学・・・(アノミー化する社会について理解を深める)
ハンセン病とはなにか?・・・(日本の強制隔離政策について理解を深める)
ハンセン病とは何か?・・・(国家権力がどこまで介入したのかということを学
ぶ)
福祉って何か?・・・(障害者の視点から今の日本の政策について学ぶ)
総括
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
■定期試験■
実施する
第8 回
■成績評価の方法■
出席態度、出席点、テストの点
第9 回
■使用テキスト■
■参考書■
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
「法を学ぶにあたって」
・予備学習 テキストで法律について概要を把握する。
「バイクで人身事故を起こしたら」(刑法と民法)
・予備学習 テキストの該当箇所を予習する。配布プリントの内容を復習す
る。
「インターネット上で中傷されたら」(名誉棄損、プライバシー権、表現の自由)
・予備学習 テキストの該当箇所を予習する。配布プリントの内容を復習す
る。
「買った自動車が故障していたら」(債権と物権)
・予備学習 テキストの該当事項を読んで理解する。確認問題を復習する。
「会社法と労働法」
・予備学習 テキストの該当箇所を予習する。配布プリントの内容を復習す
る。
「英会話教室に通ったら」
・予備学習 テキストの該当箇所を予習する。配布プリントの内容を復習す
る。
「友人に貸した自転車を取り戻したい」(使用貸借、即時取得)
・予備学習 テキストの該当箇所を予習する。配布プリントの内容を復習す
る。
「アパートを借りたら」(賃貸借、借地借家法)
・予備学習 テキストの該当箇所を予習する。配布プリントの内容を復習す
る。
「親が家を新築したら」(消費貸借契約)
・予備学習 テキストの該当箇所を予習する。配布プリントの内容を復習す
る。
「ある友達の『結婚』(1)婚姻」(婚姻、内縁)
・予備学習 テキストの該当箇所を予習する。配布プリントの内容を復習す
る。
ある友達の『結婚』(2)親子関係」
・予備学習 テキストの該当箇所を予習する。配布プリントの内容を復習す
る。
「親が離婚したら」(協議離婚、裁判離婚)
・予備学習 テキストの該当箇所を予習する。配布プリントの内容を復習す
る。
「祖父が亡くなったら」(相続)
・予備学習 テキストの該当箇所を予習する。配布プリントの内容を復習す
る。
「法律の制定」
・予備学習 国会での法律制定過程を調べる。配布プリントの内容を復習す
る。
「世界に関する『法』」
・予備学習 テキストの該当箇所を予習する。配布プリントの内容を復習す
る。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
定期試験(選択問題、記述問題)で評価する。
■使用テキスト■
『18歳から始める民法(第2版)』 潮見佳男ほか 法律文化社 2014年
978-4-589-03557
■参考書■
『プレステップ法学(第2 版)』 池田真朗編 弘文堂 2013年
― 74 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(B群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
法学概論(2)
Legal Affairs(2)
古川 瓔子
2
1全(H22~)(E除く)
■授業のねらい・概要■
法律概論(1)で学んだ知識を活用し、現代社会で問題になっているテーマについて、実際
に法律はどのように機能しているかを理解することができるようになる。憲法・刑法・民法など
の基本的な法律を学ぶとともに、具体的な事例を通じて、法がどのような働きをしているか
を学ぶ。
■授業(学修)の到達目標■
法律に関わる問題について、その問題点を把握し、問題解決の能力を養うこと。また、公務
員試験に対応できる基礎的な力を養うことを目標とする。
■履修しておくことが望ましい科目等■
法学概論(1)
■準備学修等の指示■
テキストの該当箇所を読んで理解して授業に出席すること。授業後、配布プリントで復習する
こと。授業には六法を持参すること。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
憲法・民法・刑法とは
・予備学習 六法で憲法・民法・刑法の条文を読む。
「なぜ罪を犯すと処罰されなければならないのか(1)」 刑法の基礎
・予備学習 テキストの該当箇所を予習する。配布プリントの内容を復習する。
「なぜ罪を犯すと処罰されなければならないのか(2)」 罪刑法定主義
・予備学習 テキストの該当箇所を予習する。配布プリントの内容を復習する。
「罪を犯した H の裁判(1)」 刑事訴訟法の基礎
・予備学習 テキストの該当箇所を予習する。配布プリントの内容を復習する。
「罪を犯した H の裁判(2)」 公判手続
・予備学習 テキストの該当箇所を予習する。配布プリントの内容を復習する。
「事故を起こした H の民事責任(1)」 私人間の紛争解決
・予備学習 テキストの該当箇所を予習する。配布プリントの内容を復習する。
「事故を起こした H の民事責任(2)」 不法行為の基礎
・予備学習 テキストの該当箇所を予習する。配布プリントの内容を復習する。
「旅行会社と病院の責任(1)」 契約法の基礎
・予備学習 テキストの該当箇所を予習する。配布プリンの内容を復習する。
「旅行会社と病院の責任(2)」 債務不履行と不法行為
・予備学習 テキストの該当箇所を予習する。配布プリンの確認問題を復習す
る。
「J と家族の物語(1)」 親子関係
・予備学習 テキストの該当箇所を予習する。配布プリントの内容を復習する。
「J と家族の物語(2)」 婚姻
・予備学習 テキストの該当箇所を予習する。配布プリントの内容を復習する。
「J と家族の物語(3)」 離婚
・予備学習 テキストの該当箇所を予習する。配布プリントの内容を復習す
る。
「J と家族の物語(4)」 相続
・予備学習 テキストの該当箇所を予習する。配布プリントの内容を復習す
る。
「法を決めるのは誰か」 統治機構
・予備学習 テキストの該当箇所を予習する。配布プリントの内容を復習す
る。
「多数者でも侵害することができない権利」 基本的人権の基礎
・予備学習 テキストの該当箇所を予習する。定期試験に向かって配布プリント
の全確認問題を復習する。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
定期試験を対象に評価する(○×問題、記述問題)
■使用テキスト■
『はじめての法律学 H と J の物語(第4 版補訂版)』 松井茂ほか 有斐閣 2014 年
978-4-641-22022-5
『法学六法16』 石川明ほか 信山社 2015 年
■参考書■
― 75 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(B群)
■成績評価の方法■
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■使用テキスト■
この授業は特に聴講することが重要なので,出席を重視し,学年末に与える課題についての
レポートと総合して評価を行う。
日本の政治・経済
Politics and Economy in Japan
田中 秀征
2
2全
『政治・経済資料2016』 とうほう 東京法令出版
■参考書■
■授業のねらい・概要■
授業は毎回,(A)時局問題と(B)事例学習の二つで構成する。(A)はその時点での重要な政治
経済の問題について解説。例えば,総選挙の結果分析,オバマ大統領の政治,あるいは景
気対策の評価など多方面にわたる。(B)はそれらを理解するための土台となる具体的な事例
の学習。その日の(A)と(B)は必ずしも関連しない。また,(B)の追加や変更もある。
■授業(学修)の到達目標■
(1)1年後には,現在の政治や経済の大筋の流れを知り,新聞やテレビのニュース報道に関
心を持つようになる。
(2)就職の面接で,当面の政治や経済の問題状況につて答えられる程度の社会常識を身に
つける。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■準備学修等の指示■
日頃より,新聞・テレビのニュースなどで日本の政治,および経済などに関心を持っておくこ
と。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
開講に当たっての説明,政治経済の概観
●準備学習
少なくとも講義前のニュースを知っておくこと
(A)時局問題 (B)現代日本の政治家
●準備学習
少なくとも講義前のニュースを知っておくこと
(A)時局問題 (B)戦後政治家
●準備学習
少なくとも講義前のニュースを知っておくこと
(A)時局問題 (B)幕末・維新の政治家
●準備学習
少なくとも講義前のニュースを知っておくこと
(A)時局問題 (B)欧米の政治家
●準備学習
少なくとも講義前のニュースを知っておくこと
(A)時局問題 (B)日本の政党
●準備学習
少なくとも講義前のニュースを知っておくこと
(A)時局問題 (B)日本の選挙制度
●準備学習
少なくとも講義前のニュースを知っておくこと
(A)時局問題 (B)戦後日本の経済
●準備学習
少なくとも講義前のニュースを知っておくこと
(A)時局問題 (B)日本の財政
●準備学習
少なくとも講義前のニュースを知っておくこと
(A)時局問題 (B)国連,憲法,歴史認識
●準備学習
少なくとも講義前のニュースを知っておくこと
(A)時局問題 (B)日米同盟と国際協調
●準備学習
少なくとも講義前のニュースを知っておくこと
(A)時局問題 (B)中東問題の背景
●準備学習
少なくとも講義前のニュースを知っておくこと
(A)時局問題 (B)グローバル経済の功罪
●準備学習
少なくとも講義前のニュースを知っておくこと
(A)時局問題 (B)日中関係と中国の行方
●準備学習
少なくとも講義前のニュースを知っておくこと
(A)時局問題 (B)医療,年金,国民負担
●準備学習
少なくとも講義前のニュースを知っておくこと
■定期試験■
実施しない
― 76 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第13 回
教養教育科目(C群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
イスラム文化
Islam: History and Culture
丹藤 浩二
2
1全
第14 回
第15 回
■授業のねらい・概要■
イスラムは 7 世紀にアラビア半島から起こって、瞬く間にササン朝ペルシアを滅ぼし、アフリ
カ北岸を征服し、イベリア半島まで進出して、地中海を「われらのうみ」にした。15 世紀まで
の中世を通じて、イスラム世界の文化活動はヨーロッパを遙かに凌駕しており、ヨーロッパの
近代的発展はイスラム文化の導入によって可能となったといっても良い。本講では、イスラ
ムの誕生からトルコ人の活躍、そしてオスマン帝国の衰退まで、宗教、文化、政治、経済の
諸分野にわたってそのダイナミズムを概説したい。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
■授業(学修)の到達目標■
イスラムは世界三大宗教の一つであるだけでなく、社会規範であり、行動原理であり、生活と
文化の全般を規定するものであることを理解する。
■履修しておくことが望ましい科目等■
学修の達成度を定期テストで測定するが、自学自習の成果としての課題レポートも評価の対
象に加え、また、受講態度、授業への積極的参加、毎回提出する授業のまとめも評価に加
える。
■使用テキスト■
高等学校「世界史」
『イスラームとは何か』 小杉泰 講談社 1994 9784061492103
■準備学修等の指示■
■参考書■
高等学校「世界史」の教科書のイスラム関係部分を読んでおくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
黄金期のイスラム世界2:オスマン帝国
●準備学習
オスマン帝国の興隆と衰退の歴史をヨーロッパ世界との関係を軸としてまと
めてみる。テキストに
基づいて年表を作成する。
現代世界とイスラム
●準備学習
20 世紀のイスラム世界について、植民地独立の歴史を中心に年表にまと
めてみる。
まとめ:イスラムの復権を求めて
●準備学習
イスラムの原理主義運動やテロリズムがイスラムの復権につながるのか、
各自の意見をまとめてみる。
新しい宗教の誕生1:イスラム前史
●準備学習
テキストの該当事項を予習する。ギリシア文明、ヘレニズム文明、ローマ文
明、ペルシア文明について
「世界史」の教科書を読んでおく。
新しい宗教の誕生2:ムハンマドの活動
●準備学習
テキストの該当事項を予習する。配布資料を予習しておく。
新しい宗教の誕生3:啓典
●準備学習
テキストの該当事項を予習する。配布資料に基づいて『クルアーン』の一部
を音読してみる。
新しい宗教の誕生4:イスラムの教義
●準備学習
神と預言者ムハンマド、ムスリム(イスラム教徒)の関係についてテキストの
該当事項をまとめてみる。
共同体と社会生活1:ムハンマド時代
●準備学習
ムハンマドの活動がアラビア社会に与えた変革について、テキストの該当個
所をまとめてみる。
共同体と社会生活2:正統カリフ時代
●準備学習
ムハンマドの死後の正統カリフ時代にイスラムはどのように発展したか、テ
キストを読んで年表に
まとめてみる。
ハディース(預言者言行録)
●準備学習
ハディースの重要性について、テキストの該当事項を予習する。
イスラムの知識人と法学派
●準備学習
テキストの該当事項を予習する。
イスラム神学の2つの道
●準備学習
テキストの該当事項を予習する。正統派のイスラム神学のみならず、神秘
主義も盛んであったことを
理解する。
スンナ派とシーア派1:ウマイア朝
●準備学習
スンナ派とシーア派の違いは何か、両者の対立がウマイア朝で起こった事
情について、テキストの
該当事項を予習する。
スンナ派とシーア派2:アッバース朝
●準備学習
ウマイア朝を打倒したアッバース朝でスンナ派とシーア派の対立が固定し
ていった事情について、
テキストの該当事項を予習する。
黄金期のイスラム世界1:拡大と分裂
●準備学習
アッバース朝以降、イスラム世界は拡大したがゆえに分裂していく。各王朝
の変遷についてテキストの
該当事項を予習し、年表や歴史地図に整理してみる。
― 77 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第11 回
教養教育科目(C群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
人文地理(1)
Human Geography(1)
湯浅 清治
2
1全
第12 回
第13 回
■授業のねらい・概要■
人間がいかに地理的視野を拡げてきたかを探検活動や地図の発展を通してたどり人文地
理学の発展をとらえたうえで、社会生活の基礎的生産活動である産業活動について主に農
業地理的視野からの地域性を考察する。
後半では、ますます強まる世界の人口・民族問題について具体的な事例を取り上げて分析
したうえで、日本の場合に当てはめながら将来像を展望する。
第14 回
第15 回
■授業(学修)の到達目標■
・人文地理学の発達に関心をもち、地理的視野の拡大を地図の発達と関連づけて説明する
ことができる。
・生活・生存の基礎である食料生産について、その歴史的展開を踏まえた上で現代の国際
的な食料需給関係のあ
り方を考察している。
・世界の人口・民族問題について、原因・課題を具体的事例を通して説明することができる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
人口問題(4)人口移動の多様性~外国人労働者・難民をどう受け止めるか?
●準備学習
・前時の学習内容を復習確認しておくこと。
・前時の終了時に参考資料が配布されている場合は事前に読んでおくこと。
レポート作成指導・個人面談(1)
●準備学習
・関心のある社会事象を念頭にテーマを選定し、レポート作成の計画を立て
てくる。
レポート作成指導・個人面談(2)
●準備学習
・関心のある社会事象を念頭にテーマを選定し、レポート作成の計画を立て
てくる。
レポート作成指導・個人面談(3)
●準備学習
・関心のある社会事象を念頭にテーマを選定し、レポート作成の計画を立て
てくる。
まとめ~日本のおける食糧生産、日本農業のあり方、世界各地の人口・民族問
題、難民状況を背景に、これか
らの社会を見つめる意義を考える。
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
レポートの提出・内容を中心に、授業態度及び出席点を加味して評価する。
■使用テキスト■
■準備学修等の指示■
『新詳高等地図初訂版』 帝国書院編集部 帝国書院 2015 年 978-4-8071-5973-4
・前時の学習内容を振り返ることを通して、本時への学習意欲を確認して講義に臨むこと。
・次回の主題に関わる資料プリントが配布されている場合は、その資料を参照して予習して
おくこと。
■参考書■
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
オリエンテーション
・当講座の内容の一覧表を提示して、半期の学習内容を大観する。
・人文地理学が社会の発展と関わって歩んできたことを理解させ、講座への
意欲を高めさせる。
生活圏の拡大と地図の発展過程を整理し、地図の用途を検討する。
●準備学習
・前時の学習内容を復習確認しておくこと。
・前時の終了時に参考資料が配布されている場合は事前に読んでおくこと。
生産活動の地域性(1)四大農耕文化と栽培作物の起源と伝播~農業の地域性
を考察する。
●準備学習
・前時の学習内容を復習確認しておくこと。
・前時の終了時に参考資料が配布されている場合は事前に読んでおくこと。
生産活動の地域性(2)産業革命と農業革命~伝統的・自給的農業から商業的・
企業的農業への変遷をたどる。
●準備学習
・前時の学習内容を復習確認しておくこと。
・前時の終了時に参考資料が配布されている場合は事前に読んでおくこと。
生産活動の地域性(3)穀物メジャーとグローバル化する世界農業は何をもたら
すか?
●準備学習
・前時の学習内容を復習確認しておくこと。
・前時の終了時に参考資料が配布されている場合は事前に読んでおくこと。
生産活動の地域性(4)世界を一体化する資源争奪戦(水資源、農地、鉱産資源
など)の行く末は?
●準備学習
・前時の学習内容を復習確認しておくこと。
・前時の終了時に参考資料が配布されている場合は事前に読んでおくこと。
生産活動の地域性(5)世界経済のあり方を考える~日本農業は輸出で成長しう
るか?
●準備学習
・前時の学習内容を復習確認しておくこと。
・前時の終了時に参考資料が配布されている場合は事前に読んでおくこと。
人口問題(1)世界人口の概要
●準備学習
・前時の学習内容を復習確認しておくこと。
・前時の終了時に参考資料が配布されている場合は事前に読んでおくこと。
人口問題(2)発展途上国の場合~フィリピンを事例に発展途上国の現状と課題
を考察する。
●準備学習
・前時の学習内容を復習確認しておくこと。
・前時の終了時に参考資料が配布されている場合は事前に読んでおくこと。
人口問題(3)先進国の場合~デンマークを事例に先進国の人口問題解消策を
考察する。
●準備学習
・前時の学習内容を復習確認しておくこと。
・前時の終了時に参考資料が配布されている場合は事前に読んでおくこと。
― 78 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第10 回
教養教育科目(C群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
人文地理(2)
Human Geography(2)
湯浅 清治
2
1全
第11 回
■授業のねらい・概要■
社会基盤の整備という観点から、日本の国土利用・国土開発の変遷をとりあげる。具体的に
は、総合開発、農村・農地利用、森林・林業を題材に学習し、それを受けて日本の将来像を
考察する。また、地域性の活用に結びつく観光産業の現状にも焦点をあてる。
後半は都市地理学をとりあげる。都市のもつ役割及び課題等に関して、先進国の事例と発
展途上国の事例から比較考察し、都市計画や都市再開発などの新しい動向を検討する。
最後に持続可能な社会の視点に立った地理的思考のあり方について考え、まとめとする。
■授業(学修)の到達目標■
・農林水産業や観光産業さらに村落や都市について、それらの特徴を地図及び資料から判
読することができる。
・持続可能な社会の視点に立った地理的な見方・考え方を用いて現代世界の特質を探究し
考察することができ
る。
第12 回
第13 回
第14 回
■履修しておくことが望ましい科目等■
人文地理(1)
■準備学修等の指示■
・前時の学習内容を振り返ることを通して、本時への学習意欲を確認して講義に臨むこと。
・次回の主題に関わる資料プリントが配布されている場合は、その資料を参照して予習して
おくこと。
第15 回
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
オリエンテーション
・当講座の構成の一覧表を提示して、半期の学習内容を大観させる。その上
で、人文地理学の今日的要請に
気づかせ、学習の意義を感じとらせる。
国土利用(1)日本の総合開発の変遷と国土開発計画への転換
●準備学習
・前時の学習内容を振り返り、本時の学習内容を確認しておくこと。
・前時の終了時に本時の主題に関わる参考資料が配布されている場合は
読んでおくこと。
国土利用(2)日本の林業とドイツの林業~日本林業は再生しうるか?
●準備学習
・前時の学習内容を振り返り、本時の学習内容を確認しておくこと。
・前時の終了時に本時の主題に関わる参考資料が配布されている場合は
読んでおくこと。
国土利用(3)農地利用のあり方を考える~日本農業は再生しうるか?
●準備学習
・前時の学習内容を振り返り、本時の学習内容を確認しておくこと。
・前時の終了時に本時の主題に関わる参考資料が配布されている場合は
読んでおくこと。
観光地理(1)国内観光の諸形態~テーマパークやツァー旅行~外国人観光客
を増やせるか?
●準備学習
・前時の学習内容を振り返り、本時の学習内容を確認しておくこと。
・前時の終了時に本時の主題に関わる参考資料が配布されている場合は
読んでおくこと。
観光地理(2)多様なツーリズムの展開~アグリツーリズム、エコツーリズム、世
界遺産めぐりなど
●準備学習
・前時の学習内容を振り返り、本時の学習内容を確認しておくこと。
・前時の終了時に本時の主題に関わる参考資料が配布されている場合は
読んでおくこと。
集落地理(1)村落の変遷とその保存運動の現状と課題
●準備学習
・前時の学習内容を振り返り、本時の学習内容を確認しておくこと。
・前時の終了時に本時の主題に関わる参考資料が配布されている場合は
読んでおくこと。
集落地理(2)都市の発達とその特徴
●準備学習
・前時の学習内容を振り返り、本時の学習内容を確認しておくこと。
・前時の終了時に本時の主題に関わる参考資料が配布されている場合は
読んでおくこと。
都市問題(1)悩む発展途上国~インド・メキシコなどの事例を考える
●準備学習
・前時の学習内容を振り返り、本時の学習内容を確認しておくこと。
・前時の終了時に本時の主題に関わる参考資料が配布されている場合は
読んでおくこと。
都市問題(2)変容する先進国~イギリスの事例を考える(ニューナラーク・田園都
市・大ロンドン計画)
●準備学習
・前時の学習内容を振り返り、本時の学習内容を確認しておくこと。
・前時の終了時に本時の主題に関わる参考資料が配布されている場合は
読んでおくこと。
都市問題(3)変容する先進国~フランス・オランダの事例を考える(景観保存・
自転車王国)
●準備学習
・前時の学習内容を振り返り、本時の学習内容を確認しておくこと。
・前時の終了時に本時の主題に関わる参考資料が配布されている場合は
読んでおくこと。
都市と生活(1)生活空間としての都市~フードデザート・エコシティ・コンパクトシ
ティなど
●準備学習
・前時の学習内容を振り返り、本時の学習内容を確認しておくこと。
・前時の終了時に本時の主題に関わる参考資料が配布されている場合は
読んでおくこと。
都市と生活(2)日本の「地方創生」は可能か
●準備学習
・前時の学習内容を振り返り、本時の学習内容を確認しておくこと。
・前時の終了時に本時の主題に関わる参考資料が配布されている場合は
読んでおくこと。
持続可能な開発のための教育(ESD)(1)「持続可能性」とは何か~レポート作
成手順の説明・テーマ確認
●準備学習
・前時の学習内容を振り返り、本時の学習内容を確認しておくこと。
・前時の終了時に本時の主題に関わる参考資料が配布されている場合は
読んでおくこと。
持続可能な開発のための教育(ESD)(2)「持続可能性」とは何か~講義とレポ
ート作成作業
●準備学習
・前時の学習内容をもとに、レポート提出の準備を進めておく。
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
レポート内容、授業態度及び出席点で評価する。
■使用テキスト■
『新詳高等地図初訂版』 帝国書院編集部 帝国書院 2015 年 978-4-8071-5973-4
■参考書■
― 79 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
どで次回の講義内容に関連する箇所を読み、講義内容の理解につなげる。
教養教育科目(C群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
世界史(1)
World History (1)
山川 廣司
2
1全
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
学習への取組み状況、毎回のコメントカードの記載内容および期末試験で総合的に評価す
る。
■使用テキスト■
■授業のねらい・概要■
古代世界から現代世界までヨーロッパ史を中心に、歴史の流れを概観することで、世界史の
流れを整理し、概要を把握する。「世界史1」では、ヨーロッパの前近代の歴史概観をテーマ
に、古代オリエント世界からはじめ、古代ギリシア史やローマ史が展開する地中海世界、ヨー
ロッパ中世世界を扱う。
■参考書■
『教養のための西洋史入門』 中井 義明 他 ミネルヴァ書房 2007 9784623049097
■授業(学修)の到達目標■
古代地中海世界から中世ヨーロッパ世界までの歴史の基本的な展開過程についてそれぞ
れの時代の重要事項を整理し、理解することで、(1)西洋の歴史の流れを理解し、説明する
ことができる。(2)歴史学の基本的に見方・考え方を身につけることができる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
高等学校世界史(A または B)、ヨーロッパの歴史と文化1
■準備学修等の指示■
・歴史を時系列で追いながら講義するので、高等学校世界史A または B の教科書を一読し
て講義に出席してもらいたい。・予復習では復習に重点を置き、自宅学習で得た情報を講義
ノートに書き加えてノートの充実を図り、講義の理解につなげる。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
ガイダンス 西洋史とは何か なぜ西洋史を学ぶのか●準備学習・世界史の
教科書や西洋史の概説書を予め読んで 知識を蓄積する。
古代オリエント世界の興亡(1) エジプト文明●準備学習・授業内容を自宅学
習で調べた情報も加えながら講義ノートに整理・確認する。・教科書・概説書な
どで次回の講義内容に関連する箇所を読み、講義内容の理解につなげる。
古代オリエント世界の興亡(2) メソポタミア文明●準備学習・授業内容を自宅
学習で調べた情報も加えながら講義ノートに整理・確認する。・教科書・概説書
などで次回の講義内容に関連する箇所を読み、講義内容の理解につなげる。
古代オリエント世界の興亡(3) オリエント諸国の衝突と交流●準備学習・授業
内容を自宅学習で調べた情報も加えながら講義ノートに整理・確認する。・教
科書・概説書などで次回の講義内容に関連する参考書を読み、講義内容の理
解につなげる。
古代地中海世界(1) エーゲ文明の黎明●準備学習・授業内容を自宅学習で
調べた情報も加えながら講義ノートに整理・確認する。・教科書・概説書などで
次回の講義内容に関連する箇所を読み、講義内容の理解につなげる。
古代地中海世界(2) 「東地中海世界」の展開●準備学習・授業内容を自宅学
習で調べた情報も加えながら講義ノートに整理・確認する。・教科書・概説書な
どで次回の講義内容に関連する箇所を読み、講義内容の理解につなげる。
古代地中海世界(3) ペルシア戦争とアテナイの発展●準備学習・授業内容
を自宅学習で調べた情報も加えながら講義ノートに整理・確認する。・教科書・
概説書などで次回の講義内容に関連する箇所を読み、講義内容の理解につ
なげる。
古代地中海世界(4) アレクサンドロス大王の東方遠征とヘレニズム文明●準
備学習・授業内容を自宅学習で調べた情報も加えながら講義ノートに整理・確
認する。・教科書・概説書などで次回の講義内容に関連する箇所を読み、講義
内容の理解につなげる。
古代地中海世界(5) 共和政ローマとその発展●準備学習・授業内容を自宅
学習で調べた情報も加えながら講義ノートに整理・確認する。・教科書・概説書
などで次回の講義内容に関連する箇所を読み、講義内容の理解につなげる。
古代地中海世界(6) 帝政ローマとパクス・ローマーナ●準備学習・授業内容
を自宅学習で調べた情報も加えながら講義ノートを整理・確認する。・教科書・
概説書などで次回の講義内容に関連する箇所を読み、講義内容の理解につ
なげる。
古代地中海世界(7) キリスト教の公認とローマ帝国の没落●準備学習・授業
内容を自宅学習で調べた情報も加えながら講義ノートに整理・確認する。・教
科書・概説書などで次回の講義内容に関連する箇所を読み、講義内容の理解
につなげる。
ヨーロッパ中世の世界(1) 中世初期の経済と社会●準備学習・授業内容を自
宅学習で調べた情報も加えながら講義ノートに整理・確認する。・教科書・概説
書などで次回の講義内容に関連する箇所を読み、講義内容の理解につなげ
る。
ヨーロッパ中世の世界(2) 封建製社会とキリスト教●準備学習・授業内容を自
宅学習で調べた情報も加えながら講義ノートに整理・確認する。・教科書・概説
書などで次回の講義内容に関連する箇所を読み、講義内容の理解につなげ
る。
ヨーロッパ中世の世界(3)都市の覚醒と発展●準備学習・授業内容を自宅学
習で調べた情報も加えながら講義ノートを整理・確認する。・教科書・概説書な
どで次回の講義内容に関連する箇所を読み、講義内容の理解につなげる。
ヨーロッパ中世の世界(4)中世の終焉・まとめ●準備学習・授業内容を自宅学
習で調べた情報も加えながら講義ノートを整理・確認する。・教科書・概説書な
― 80 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(C群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■定期試験■
世界史(2)
World History (2)
山川 廣司
2
1全
実施する
■成績評価の方法■
学習への取組み状況、毎回のコメントカードの記載内容および期末試験で総合的に評価す
る。
■使用テキスト■
■授業のねらい・概要■
いわゆるヨーロッパによる世界の一体化(支配)が推し進められる近現代のヨーロッパ史を中
心に、歴史の流れを概観することで、世界史の流れを整理し、概要を把握する。「世界史2」
では、ヨーロッパの近現代の歴史概観をテーマに、ルネサンス・大航海時代・宗教改革から
はじめ、市民革命、産業革命、19 世紀ヨーロッパ列強による世界支配を経て、20、21 世紀
までのグローバル化した世界史を扱う。
■参考書■
『教養のための西洋史入門』 中井 義明 他 ミネルヴァ書房 2007 9784623049097
『大学で学ぶ西洋史 近現代』 小山哲・山田史郎他 ミネルヴァ書房 2011
9784623059386
■授業(学修)の到達目標■
ルネサンスから現代までの歴史の基本的な展開過程についてそれぞれの時代の重要事項
を整理し、理解することで、(1)西洋の歴史の流れを理解し、説明することができる。(2)歴
史学の基本的に見方・考え方を身につけることができる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
高等学校世界史、世界史1・2、ヨーロッパの歴史と文化1・2
■準備学修等の指示■
歴史を時系列で追いながら講義するので、高等学校世界史AまたはBの教科書を一読して
講義に出席してもらいたい。・予復習では復習に重点を置き、自宅学習で得た情報を講義ノ
ートに書き加えてノートの充実を図り、講義の理解につなげる。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
ガイダンス 西洋史とは何か●準備学習・教科書・概説書などで次回の講義内
容に関連する箇所を読み、講義内容の理解につなげる。
ルネサンス(1) フィレンツェの隆盛とメディッチ家 (ビデオ・パワーポイント)
●準備学習・授業内容を自宅学習で調べた情報も加えながら講義ノートに整
理・確認する。・教科書・概説書などで次回の講義内容に関連する箇所を読
み、講義内容の理解につなげる。
ルネサンス(2)バチカンを中心とするローマの繁栄●準備学習・授業内容を自
宅学習で調べた情報も加えながら講義ノートに整理・確認する。・教科書・概説
書などで次回の講義内容に関連する箇所を読み、講義内容の理解につなげ
る。
大航海時代(1)インディアスへの到達とヨーロッパ世界の拡大●準備学習・授
業内容を自宅学習で調べた情報も加えながら講義ノートに整理・確認する。・
教科書・概説書などで次回の講義内容に関連する箇所を読み、講義内容の理
解につなげる。
大航海時代(2)ヨーロッパ社会の変質と絶対王政●準備学習・授業内容を自
宅学習で調べた情報も加えながら講義ノートに整理・確認する。・教科書・概説
書などで次回の講義内容に関連する箇所を読み、講義内容の理解につなげ
る。
宗教改革と反宗教改革:カトリックとプロテスタント●準備学習・授業内容を自宅
学習で調べた情報も加えながら講義ノートに整理・確認する。・教科書・概説書
などで次回の講義内容に関連する箇所を読み、講義内容の理解につなげる。
市民革命の時代(1)イギリス革命●準備学習・授業内容を自宅学習で調べた
情報も加えながら講義ノートに整理・確認する。・教科書・概説書などで次回の
講義内容に関連する箇所を読み、講義内容の理解につなげる。
市民革命の時代(2)フランス革命●準備学習・授業内容を自宅学習で調べた
情報も加えながら講義ノートに整理・確認する。・教科書・概説書などで次回の
講義内容に関連する箇所を読み、講義内容の理解につなげる。
市民革命の時代(3)ナポレオン・ボナパルトとヨーロッパ諸国●準備学習・授業
内容を自宅学習で調べた情報も加えながら講義ノートに整理・確認する。・教
科書・概説書などで次回の講義内容に関連する箇所を読み、講義内容の理解
につなげる。
産業革命の時代:産業革命とイギリスの発展●準備学習・授業内容を自宅学
習で調べた情報も加えながら講義ノートに整理・確認する。・教科書・概説書な
どで次回の講義内容に関連する箇所を読み、講義内容の理解につなげる。
19 世紀の世界(1)国民国家の展開●準備学習・授業内容を自宅学習で調べ
た情報も加えながら講義ノートに整理・確認する。・教科書・概説書などで次回
の講義内容に関連する箇所を読み、講義内容の理解につなげる。
19 世紀の世界(2)帝国主義の時代●準備学習・授業内容を自宅学習で調べ
た情報も加えながら講義ノートを整理・確認する。・教科書・概説書などで次回
の講義内容に関連する箇所を読み、講義内容の理解につなげる。
20世紀の世界(1)第1次世界大戦と戦間期●準備学習・授業内容を自宅学習
で調べた情報も加えながら講義ノートに整理・確認する。・教科書・概説書など
で次回の講義内容に関連する箇所を読み、講義内容の理解につなげる。
20 世紀の世界(2)第2次世界大戦と終戦 ●準備学・授業内容を自宅学習で
調べた情報も加えながら講義ノートに整理・確認する。・教科書・概説書などで
次回の講義内容に関連する箇所を読み、講義内容の理解につなげる。
20・21 世紀の世界:戦後の世界情勢と世界のグローバル化 まとめ●準備学
習 ・授業内容を自宅学習で調べた情報も加えながら講義ノートに整理・補足
し、世界史全体の流れと内容理解を確認する。
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Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(C群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
地誌
Regional Geography
湯浅 清治
2
1全
第12 回
第13 回
■授業のねらい・概要■
地誌とは、地域の自然環境・歴史的背景・産業(農業・工業など)・商業・交通・都市などの特
徴や相互関係を色々な角度から把握することを通して、地域性を明らかにするものである。
この講座では、アジアとヨーロッパ及びアングロアメリカを取りあげ、基礎的な項目を学習した
うえで地誌的考察を行う。さらに、現代社会の急速な変化にも着目し、ダイナミックな動態地
誌についても学ぶことをねらいとする。
■授業(学修)の到達目標■
・地誌を構成する基礎的な概念を理解し考察することができている。
・アジア、ヨーロッパ、アングロアメリカの国々を理解することを通して現代世界を構成する主
な国々を把握し
ている。
・世界地図のうえで、日本が世界各地の国々と関わって動いていることを考察・説明すること
ができる。
第14 回
第15 回
・前時の学習内容を復習確認しておくこと。
・前時の終了時に参考資料が配布されている場合は読んでおくこと
ヨーロッパの地域性(6)東ヨーロッパの地域性と欧州連合
●準備学習
・前時の学習内容を復習確認しておくこと。
・前時の終了時に参考資料が配布されている場合は読んでおくこと
アメリカ合衆国の地域性(1)自然環境と農業
●準備学習
・前時の学習内容を復習確認しておくこと。
・前時の終了時に参考資料が配布されている場合は読んでおくこと
アメリカ合衆国の地域性(2)産業と民族・文化、カナダの地域性
●準備学習
・前時の学習内容を復習確認しておくこと。
・前時の終了時に参考資料が配布されている場合は読んでおくこと
地誌学習のまとめ~国・地域を選定し、地誌的調査をおこないレポート作成に
取り組む。
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
レポートの提出・内容、授業態度および出席点で評価する。
■使用テキスト■
■履修しておくことが望ましい科目等■
『新詳高等地図初訂版』 帝国書院編集部 帝国書院 2015 年 978-4-8071-5973-4
■準備学修等の指示■
■参考書■
・前時の学習内容を振り返ることを通して、本時への学習意欲を確認して講義に臨むこと。
・次回の主題に関わる資料プリントが配布されている場合は、その資料を参照しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
オリエンテーション
・当講座の構成の一覧表を提示して、半期の学習内容を大観させる。その上
で、地域性が形成される要因へ
の関心を高めさせる。また、世界地図を使って国名アンケート調査も予定し
ている。
第2 回
アジアの地誌(1)地域単元としてのアジアの地域性~世界地図におけるアジア
の特徴を概観する。
●準備学習
・前時の学習内容を復習確認しておくこと。
・前時の終了時に参考資料が配布されている場合は読んでおくこと。
アジアの地誌(2)東アジアの地域性
●準備学習
・前時の学習内容を復習確認しておくこと。
・前時の終了時に参考資料が配布されている場合は読んでおくこと
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
アジアの地誌(3)東南アジアの地域性
●準備学習
・前時の学習内容を復習確認しておくこと。
・前時の終了時に参考資料が配布されている場合は読んでおくこと
アジアの地誌(4)南アジアの地域性
●準備学習
・前時の学習内容を復習確認しておくこと。
・前時の終了時に参考資料が配布されている場合は読んでおくこと
アジアの地誌(5)西アジアと中央アジアの地域性
●準備学習
・前時の学習内容を復習確認しておくこと。
・前時の終了時に参考資料が配布されている場合は読んでおくこと
ヨーロッパの地域性(1)地域単元としてのヨーロッパの地域性
●準備学習
・前時の学習内容を復習確認しておくこと。
・前時の終了時に参考資料が配布されている場合は読んでおくこと
ヨーロッパの地域性(2)西ヨーロッパの地域性(イギリス・ドイツ)
●準備学習
・前時の学習内容を復習確認しておくこと。
・前時の終了時に参考資料が配布されている場合は読んでおくこと
ヨーロッパの地域性(3)西ヨーロッパの地域性(フランス・ベネルクス3国)
●準備学習
・前時の学習内容を復習確認しておくこと。
・前時の終了時に参考資料が配布されている場合は読んでおくこと
ヨーロッパの地域性(4)北ヨーロッパの地域性
●準備学習
・前時の学習内容を復習確認しておくこと。
・前時の終了時に参考資料が配布されている場合は読んでおくこと
ヨーロッパの地域性(5)南ヨーロッパの地域性
●準備学習
― 82 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(C群)
教養教育科目(C群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
日本史(1)
Japanese History (1)
柳川 真由美
2
1全
日本史(1)
Japanese History (1)
齋藤 拓海
2
1全
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
高校で日本史を受講していない人も対象として、良く知られている日本史のできごとやテー
マについて、簡単な史料を使いながら講義を進めていきます。受験勉強のように年号や用
語を丸暗記するのではなく、歴史や文化に興味を持ち、歴史的な出来事の性質や関連性、
よく知られている語句について、自身の言葉で簡潔に説明できるようになることを目指しま
す。
日本古代・中世史の対外戦争の展開とその時代背景から前近代の日本史における外交と戦
争について学ぶ。
■授業(学修)の到達目標■
■履修しておくことが望ましい科目等■
①原始から近世にかけての歴史の大まかな流れを把握する。
②歴史上の出来事や語句について、資料を用いながら自身の言葉で説明できる。
③国内外の歴史や文化について興味を持つ。
■授業(学修)の到達目標■
日本古代・中世史の対外戦争の展開を理解する。
特に無し
■準備学修等の指示■
毎回の配布プリントを復習しておくこと。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特にはありませんが、日本史の大まかな時代区分(平安時代の次は鎌倉時代など)がイメー
ジできることを前提に授業をすすめて行きます。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
■準備学修等の指示■
●配布した資料などには、授業前・授業後に必ず目を通すようにしてください。
●事前に指示をした場合、書籍やインターネットを使って調べておくようにして下さい。
●興味をもった出来事やテーマについては、授業後に独自に調べ、学期末のレポートに備
えるようにして下さい。
第2 回
第3 回
第4 回
■回数ごとの授業内容■
第5 回
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
ガイダンス
縄文時代と弥生時代
小国家の分立と統合
大和政権の成立
律令制度の成立と動揺
藤原氏の繁栄と摂関政治
院政と平氏政権
鎌倉時代と武士
南北朝の動乱と室町時代
応仁の乱と戦国時代
織豊期の政治
江戸幕府の成立と展開
江戸時代の諸改革
幕末の動乱と開国
まとめ
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
■定期試験■
実施しない
第14 回
■成績評価の方法■
第15 回
授業の際に提出する出席表を兼ねた小レポート(質問用紙)及び学期末のレポートを中心に
評価する。また、授業に臨む姿勢も併せて評価の対象とする。
はじめに
準備学習:特に無し
華夷思想と冊封体制
準備学習:前回配布プリントの復習
倭の五王の戦争・外交
準備学習:前回配布プリントでの予習・復習
白村江の戦い
準備学習:前回配布プリントでの予習・復習
藤原四卿の対新羅臨戦態勢
準備学習:前回配布プリントでの予習・復習
藤原仲麻呂の新羅出兵計画
準備学習:前回配布プリントでの予習・復習
征夷と造作
準備学習:前回配布プリントでの予習・復習
寛平新羅海賊
準備学習:前回配布プリントでの予習・復習
刀伊の入寇
準備学習:前回配布プリントでの予習・復習
前九年の役・後三年の役・奥州合戦
準備学習:前回配布プリントでの予習・復習
蒙古襲来① 文永の役
準備学習:前回配布プリントでの予習・復習
蒙古襲来② 弘安の役
準備学習:前回配布プリントでの予習・復習
応永の外寇
準備学習:前回配布プリントでの予習・復習
豊臣秀吉の「唐入り」① 文禄の役
準備学習:前回配布プリントでの予習・復習
豊臣秀吉の「唐入り」② 慶長の役
準備学習:前回配布プリントでの予習・復習
■定期試験■
■使用テキスト■
実施する
■参考書■
■成績評価の方法■
出席状況、各種レポート、試験で総合的に判断。
■使用テキスト■
■参考書■
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Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(C群)
教養教育科目(C群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
日本史(2)
Japanese History (2)
柳川 真由美
2
1全
日本史(2)
Japanese History (2)
菊池 達也
2
1全
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
歴史を知るための資料は、文字で書かれたものだけではなく、絵画や彫刻、工芸品などの美
術作品、生活の道具まで様々です。また、事件や政治経済の変化だけではなく、日常生活
を含む人間の営みの全てに「歴史」があります。
このような観点から、後期は歴史として、大きく取り上げられることのない身近な文化や生活
をテーマに講義を進めます。また、絵画や工芸品といった文字以外の資料に親しみ、博物
館や美術館、歴史的建造物の見学・鑑賞・旅行など、今後の文化的な活動の楽しみ方の基
礎を身につけます。
日本の開国から第2次世界大戦にまでいたる歴史的展開を、大きな時代的枠組を意識しつ
つ、各時代の政治・社会をそれぞれ学習する。
■授業(学修)の到達目標■
■履修しておくことが望ましい科目等■
①歴史的な絵画や工芸品、建造物などの鑑賞・見学に興味を持つ
②講義の内容や紹介した資料の性質等を文章や口頭で説明できる
歴史を学ぶことにより、多種多様な価値観とその歴史的・社会的背景を理解することで、相
互理解の重要性を認識する。また歴史の展開を学ぶことにより、物事を論理的に考察・叙述
する能力を身につける。
特にありません。
■準備学修等の指示■
■履修しておくことが望ましい科目等■
特にはありませんが、日本史の大まかな時代区分(平安時代の次は鎌倉時代など)がイメー
ジできることを前提に授業をすすめて行きます。
■準備学修等の指示■
●事前に資料を配布した場合は授業前・授業後に目を通して下さい。
●授業をきっかけに興味を持ったテーマがあれば、書籍やインターネットを使って詳しく調
べるなどして、学期末のレポートに備えてください。
●授業とは別に、博物館や美術館などに足をはこんでみてください。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
■授業(学修)の到達目標■
特にありません。基本的に1回の講義で1つのトピックを取り上げます。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
ガイダンス
古代文化の国際色
文化の国風化
私貿易と文化交流
美術に見る仏教
絵画に見るくらし①貴族と武士
絵画に見るくらし②庶民と生業
戦の描かれ方
南蛮図屏風と貿易
洛中洛外図とかぶき者
城絵図と城下町の暮らし
浮世絵美人と情報伝達
『守貞謾稿』の江戸時代
西洋文化の導入
まとめ
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
■定期試験■
実施しない
第10 回
■成績評価の方法■
授業の際に提出する小レポート及び学期末のレポートを中心に評価する。また、授業に臨む
姿勢も併せて評価の対象とする。
第11 回
■使用テキスト■
■参考書■
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
ガイダンス
●準備学習
・授業の進め方についてのルール確認、評価の方法について理解する。
欧米の台頭
●準備学習
・授業ルールについて再確認する。
江戸幕府の終焉
●準備学習
・前回講義の配布プリントについて復習する。
明治新政府の構想と展開
●準備学習
・前回講義の配布プリントについて復習する。
国会開設と憲法制定に向けて
●準備学習
・前回講義の配布プリントについて復習する。
初期議会と条約改正
●準備学習
・前回講義の配布プリントについて復習する。
日清戦争と日露戦争
●準備学習
・前回講義の配布プリントについて復習する。
第1次世界大戦の展開
●準備学習
・前回講義の配布プリントについて復習する。
第1次世界大戦の構造
●準備学習
・前回講義の配布プリントについて復習する。
国際協調の時代
●準備学習
・前回講義の配布プリントについて復習する。
政党政治の展開
●準備学習
・前回講義の配布プリントについて復習する。
世界恐慌
●準備学習
・前回講義の配布プリントについて復習する。
二大政党と日中戦争
●準備学習
・前回講義の配布プリントについて復習する。
第2次世界大戦
●準備学習
・前回講義の配布プリントについて復習する。
まとめ
●準備学習
・前回講義の配布プリントについて復習する。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
定期試験の成績、出席状況を総合的に判断して評価します。
■使用テキスト■
■参考書■
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Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(C群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
第12 回
日本史(2)
Japanese History (2)
柴原 直樹
2
1全
第13 回
■授業のねらい・概要■
日本列島内における、主として文化にかかわる歴史的事象を取り上げ考察します。その際、
これまで日本史を学んだことのない学生にも取り組みやすくなるように、時代を代表する特
定のテーマに絞ります。また、作家・作品の羅列ではなく、社会経済史的な背景を含めた文
化の理解に努め、ひいては現代の文化を理解し、継承・発展させることのできる、社会人とし
て必須の教養を身につけることを目標とします。
第14 回
第15 回
■授業(学修)の到達目標■
日本文化の展開過程を、単なる文芸・芸術作品の羅列としてではなく、それぞれの時代的・
社会的背景との関わりとともに理解し、現代日本文化の源流として正確に理解してください。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■定期試験■
日本史(1)
実施する
■準備学修等の指示■
事前にテキストの該当部分に目を通すとともに、講義終了後にはその内容を、ノートなどを用
いて整理しておいてください。
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
■成績評価の方法■
期末にテストを行い、その結果によって評価します。その際、出席状況なども加味します。
■使用テキスト■
■回数ごとの授業内容■
第1 回
てください。
アジア太平洋戦争とラジオ
●事前準備
・テキストの237~260ページを読んでおいてください。
・前回の講義を、学制反対一揆発生の背景に注目しながらノートにまとめ
てください。
戦後改革と新聞報道
●事前準備
・テキストの263~278ページを読んでおいてください。
・前回の講義を、戦争拡大にマスコミが果たした役割に注目しつつノート
にまとめてください。
戦後の経済大国化とテレビ
●事前準備
・テキストの283~296ページを読んでおいてください。
・前回の講義を、戦後改革をどう新聞が報じたかに注目しつつノートにまと
めてください。
総括
●事前準備
・前回の講義を、高度成長期にテレビが果たした役割に注目しつつノートに
まとめてください。
『概論 日本歴史』 佐々木潤之介他 吉川弘文館刊 2000 年 4-642-07710-3
ガイダンス
●事前準備
・テキストを入手して、目次に目をとおしておいてください。
原始の日本列島-文化とは?●事前準備
・テキストの3~16ページを読んでおいてください。
・前回の講義をノートにまとめておいてください。
古代国家の成立と文字
●事前準備
・テキストの17~32ページを読んでおいてください。
・前回の講義を、広義の文化とは何かについて注意しながらノートにまとめ
ておいてください。
古代国家の変容と仏教
●事前準備
・テキストの22~32ページを読んでおいてください。
・前回の講義を、文字使用が国家支配に果たした役割に注意しながらノー
トにまとめてください。
中世文化の成立と顕密仏教体制
●事前準備
・テキストの90~99ページを読んでおいてください。
・前回の講義を、天平文化の背景としての社会課題に注意してノートにまと
めてください。
中世国家の解体と文化の流動化-悪党と婆娑羅●事前準備
・テキストの61~67・99~101ページを読んでおいてください。
・前回の講義を、顕密仏教体制が果たした役割に注意してノートにまとめ
てください。
戦国の争乱と伝統芸能・文化の創造
●事前準備
・テキストの81~89・101~112ページを読んでおいてください。
・前回の講義を、顕密仏教体制の後退要因に注意してノートにまとめてくだ
さい。
幕藩体制の安定と都市文化
●事前準備
・テキストの134~137・168~177ページを読んでおいてください。
・前回の講義を、伝統文化を戦国武将がどう利用したかに注意してノート
にまとめてください。
幕藩体制の動揺と学問の隆盛
●事前準備
・テキストの138~153・179~180ページを読んでおいてください。
・前回の講義を、元禄文化成立の社会背景に注目しつつノートにまとめてく
ださい。
幕末の動乱と民衆文化-庶民剣士の登場●事前準備
・テキストの138~161・182~185ページを読んでおいてください。
・前回の講義を、江戸時代の教育制度に注目しつつノートにまとめてくださ
い。
近代国家の形成と文化-文明開化と学制●事前準備
・テキストの189~199ページを読んでおいてください。
・前回の講義を、庶民剣士登場の社会背景に注目しながらノートにまとめ
■参考書■
― 85 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(C群)
教養教育科目(C群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
日本民俗論
Japanese Folklore
橋本 裕之
2
1全
文学との出会い
Encounter with Literature
青木 美保・清水 洋子
2
1全
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
年中行事・祭り・昔話・都市伝説……。日本の民俗学が扱ってきた諸領域を概観することに
よって,日本の民俗に関する豊饒な世界を紹介する一方,受講者にとっても身近な民俗をと
りあげることによって,日常生活を見つめなおす手がかりを提供したい。また,日本の民俗が
サブカルチャーに積極的に受容されている今日的な状況についても検討する。
日本文学とアメリカ文学の代表的な作品に焦点を当てて、文学と出会う楽しさを学び、さらに
作品を著した作家や、その背後にある社会や歴史の問題についての見識を深めます。西欧
文学や批評文も読みながら、文学の周辺に拡がる文化についての関心を拡げること、人間
性について、自分と関連付けて理解すること、主体的に文学作品が読めるようになることを
目指す。前半を青木が担当、後半を田中が担当します。
■授業(学修)の到達目標■
日本の民俗が持つ意義と魅力を実感する。また,日本の民俗が地域によって異なっている
ことを理解して,多様な文化が共存する社会の重要性を認識する手がかりを獲得する。
■授業(学修)の到達目標■
特になし。
日本文学とアメリカ文学の代表作についての基本的な読み方(1)と基礎的知識(2)を修得す
る。
1、文学作品について、独自の着眼点から鑑賞文を書ける。
2、文学の批評文を読み、自分の鑑賞を批判できる。
■準備学修等の指示■
■履修しておくことが望ましい科目等■
■履修しておくことが望ましい科目等■
第1 回の授業からテキストを使用するので,必ず事前に購入した上で持参することが求めら
れる。テキストを購入しないで受講することはできない。
「アメリカ文化入門」「日本文化入門」「日本の歴史と文化」等で身につけた知識は、文学が発
生する背景について理解を拡げることに役立ちます。
■回数ごとの授業内容■
■準備学修等の指示■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
授業で取り上げる作品を前もって読み、鉛筆で、印象に残るところ、疑問点、等についてライ
ンを引き、それについて思ったこと、コメントをメモする。
授業紹介
民俗学の歴史
民俗学の理論
年中行事
冠婚葬祭
神仏
妖怪
祭り
芸能
昔話
都市伝説
サブカルチャーと民俗学
民俗学の課題
授業総括
教場レポート
■回数ごとの授業内容■
第1 回
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
出席・講義中に数回実施するクイズ(小レポート)・最終回に実施する教場レポートを総して評
価する。
■使用テキスト■
『心をそだてる子ども歳時記12 か月』 橋本裕之 講談社 978-4062131438
■参考書■
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
文学とは何か(青木) 毎時間、作品について、講義についてのコメントを書くワ
ークシートを配布し、授業の最後の 15 分で書いて提出する。このコメントから、
学生の疑問、着眼点を引き出し、次回の授業は、それから展開する。
「宮沢賢治」との出会い(青木)
『注文の多い料理店』─もう一つの世界から(青木)
「心象スケッチ」─自分と世界の関係を発見(青木)
「おれは一人の修羅なのだ」─自己の発見(青木)
「銀河鉄道の夜」はどうして生まれたか?─「死」とは?(青木)
「農民芸術概論綱要」─社会の設計図(青木)
鉛筆を持ったセールスマン─文語詩の世界(青木)
中国文学における「小説」について(清水)
伝奇小説、志怪小説-「奇」と「怪」を求める人々(清水)
『三国志演義』-乱世を駆け抜けた智謀の人々(清水)
『西遊記』-求道の世界と妖魔たちの宴-(清水)
『水滸伝』-梁山泊の猛者たちとその心的世界-(清水)
『金瓶梅』-暗躍する欲望・冷徹な世俗風刺-(清水)
『紅楼夢』-夢幻文学の最高峰・世俗と仙界を行き交う少女たち-(清水)
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
レポート(70%)、ワークシート、出席率と授業態度(30%)で、総合的に評価する。
■使用テキスト■
■参考書■
『図説 宮澤賢治』 天沢退二郎 ちくま学芸文庫 2011 448009377X
『宮沢賢治』 吉本隆明 ちくま学芸文庫 1996 4480082794
『兄のトランク』 宮沢清六 ちくま文庫 1991 448002574X
『年譜 宮沢賢治伝』 堀尾青史 中公文庫 1991 4122017823
『中国の五大小説〈上〉〈下〉』 井波律子 岩波書店
― 86 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第15 回
教養教育科目(C群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
メディア文化論
Studies in Media and Culture
阿部 純
2
1全(H除く)
備後地域とメディア②―備後地域のローカル・メディア
●準備学習
・事前配布のテキストを読んでくること
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
授業時間内の小レポート(20%)、中間課題(20%)、期末試験(60%)によって評価する。
■授業のねらい・概要■
本講義の前半では、日本におけるメディアの生態系を概説しながら、メディア論やマスコミュ
ニケーション論といった理論枠組みを押さえつつ、メディア・リテラシーやメディア実践を中心
とした概念の今日的意義を学んでいく。また、講義の後半では、備後地域に根づきつつある
メディア文化、ローカル・メディアに焦点をあて、その特性を具体的に解説する。並行して、
映画や演劇、メディアアートなどの文化作品を紹介しながら、メディアとテクノロジー、ジェン
ダー、そして身体との関係性について考察する時間を設けていきたい。
■使用テキスト■
『メディア文化論―メディアを学ぶ人のための 15 話 改訂版』 吉見俊哉 有斐閣 2012
4-641-12190-7
■参考書■
『21 世紀メディア論 』 水越伸 放送大学教育振興会 2011 978-459513970
■授業(学修)の到達目標■
・現代社会におけるメディアと文化や習慣といった日常の営みとの関わりについて理解するこ
と。
・情報技術の発展とコミュニケーションの変容・展開とともに培われてきたメディア論の思考
法で、メディア文化を分析できるようになること。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■準備学修等の指示■
テキストは事前に該当箇所を読んでおくことを必須とする。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
はじめに―メディアとは何か
●準備学習
・テキストを購入し、「はじめに」の部分を読んでおくこと
メディアと報道―東日本大震災から学ぶこと
●準備学習
・当時の震災報道について書き出してくること
・自身のメディア史をまとめておくこと
日本のマスメディアの生態系①―新聞とジャーナリズム
●準備学習
・テキストの該当箇所をよく読んでくること
日本のマスメディアの生態系②―ラジオ・テレビ
●準備学習
・テキストの該当箇所をよく読んでくること
・新聞学の内容について、自身の言葉でまとめておくこと
メディア論、マス・コミュニケーション論の展開
●準備学習
・テキストの該当箇所をよく読んでくること
・ラジオやテレビの普及の様相について、自身の言葉でまとめておくこと
カルチュラル・スタディーズ
●準備学習
・テキストの該当箇所をよく読んでくること
・カルチュラル・スタディーズの用語をまとめておくこと
記憶メディア―「動く写真」映画論
●準備学習
・テキストの該当箇所をよく読んでくること
モバイル・メディア―電話の誕生からケータイへ
●準備学習
・テキストの該当箇所をよく読んでくること
・写真~映像の流れと身体との関係性について、自身の言葉でまとめておくこ
と
メディアと身体、メディア・アート
●準備学習
・テキストの該当箇所をよく読んでくること
メディア・リテラシー①―メディア・リテラシーとは何か
●準備学習
・メディア・アート作品を検索し、メディア論の観点で読み解いてくること
日本のマスメディアの生態系③―雑誌・フリーペーパー・ミニコミ
●準備学習
・テキストの該当箇所をよく読んでくること
メディア・リテラシー②―メディアとジェンダー
●準備学習
・事前配布資料を読み込んでくること。
メディア・リテラシー③―メディア実践の展開
●準備学習
・テキストの該当箇所をよく読んでくること
・福山地域を写真と簡単な文章で伝える表現練習
備後地域とメディア①―プロジェクト M の展開
●準備学習
・第13 回の地域活動の概要について復習すること
― 87 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第15 回
教養教育科目(C群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
歴史と人間(1)
History and Humanity (1)
丹藤 浩二
2
1全
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
■授業のねらい・概要■
私たちは歴史を創り出す人間を「英雄」と考える。では、歴史を英雄的人間の何によって創り
出されるのであろうか。英雄の個人的才能、努力、環境、時代性などさまざまな要素が考え
られる。この点を明らかにするために、(1)では伝記文学の成立を扱い、英雄の条件につい
て考察する。
学修の達成度を定期テストで測定するが、自学自習の成果としての課題レポートも評価の対
象に加え、また、受講態度、授業への積極的参加、毎回提出する授業のまとめも評価に加
える。
■使用テキスト■
■参考書■
■授業(学修)の到達目標■
優れた能力や人格をもつ個人が歴史の中で果たした役割について考察し、集団を動かすリ
ーダーシップが英雄の条件であることを理解する。
■履修しておくことが望ましい科目等■
高等学校「世界史」
■準備学修等の指示■
オリエント・ギリシア・ローマの神話を読んでおいてほしい。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
まとめ
●準備学習
これまでの学習においてまとめてきたものを資料として、各自の「英雄」観に
ついて考えてくる。
西洋古代における伝記文学・序論
●準備学習
「世界史」の教科書のメソポタミア文明の事項を予習する。
最古の英雄物語・ギルガメッシュ叙事詩
●準備学習
配布資料に基づいてギルガメッシュ叙事詩を予習する。
オリエント的専制君主と英雄
●準備学習
配布資料に基づいてオリエント史の特色をまとめる。
旧約聖書の英雄
●準備学習
配布資料に基づいて、ノアやモーセなど旧約聖書の英雄について予習す
る。
ギリシア神話の英雄
●準備学習
図書館でギリシア神話を読み、神話に登場する英雄たちについてまとめて
みる。
神と人としてのヘラクレス
●準備学習
配布資料に基づいてヘラクレスの功業についてまとめてみる。
歴史時代の英雄テセウス
●準備学習
プルタルコスの「テセウス伝」を読んで、テセウスとアテネのシノイキスモス
の関係を考えてみる。
ホメロス叙事詩の英雄像
●準備学習
ホメロスの英雄叙事詩「イリアス」ないし「オデュッセイア」を読んで、登場す
る英雄の特色をまとめる。
アルカイック時代の英雄像
●準備学習
配布資料に基づいて、紀元前7、6 世紀の英雄像についてまとめる。
英雄不在のギリシア民主政
●準備学習
配布資料に基づいてギリシア民主政の成立過程を予習し、なぜ民主政時代
に英雄が不在であったのか、
各自の意見をまとめる。
ヘレニズム時代における伝記文学
●準備学習
ペロポネソス戦争後のギリシアで伝記文学が成立した理由について、配布
資料に基づいて予習する。
ローマ時代の伝記文学
●準備学習
ヘレニズム時代からローマ時代にかけて伝記文学はどのように発展した
か、配布資料に基づいてまとめる。
プルタルコスと対比列伝
●準備学習
ローマ時代の代表的な伝記作者プルタルコスの生涯と作品について、配布
資料に基づいて予習し、まとめ
る。
プルタルコスにおける英雄の条件
●準備学習
プルタルコスの伝記作品のいずれかを読んで、彼の考える「英雄」とは何か
についてまとめる。
― 88 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
英雄が歴史を創るという説に対して、各自、自分の意見をまとめて、授業に
臨んでほしい。
教養教育科目(C群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
歴史と人間(2)
History and Humanity (2)
丹藤 浩二
2
1全
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
学修の達成度を定期テストで測定するが、自学自習の成果としての課題レポートも評価の対
象に加え、また、受講態度、授業への積極的参加、毎回提出する授業のまとめも評価に加
える。
■授業のねらい・概要■
私たちは歴史を創り出す人間を「英雄」と考える。では、歴史は英雄的人間の何によって創り
出されるのか。英雄の個人的才能、努力、環境、時代性などさまざまな要素が考えられる。
この点を明らかにするために、(2)ではアレクサンドロスからジャンヌ・ダルクまで歴史上の英
雄を取り上げる。
■使用テキスト■
■参考書■
■授業(学修)の到達目標■
優れた能力や人格をもつ個人が歴史の中で果たした役割について考察し、集団を動かすリ
ーダーシップが英雄の条件であることを理解する。
■履修しておくことが望ましい科目等■
高等学校「世界史」、歴史と人間(1)
■準備学修等の指示■
高等学校の「世界史」の教科書、特にヘレニズム時代、ローマ帝国、ヨーロッパ中世、イスラ
ーム世界の成立と発展についての説明を読んで講義に臨んでほしい。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
東西世界の融合1:アレクサンドロス伝
●準備学習
高等学校「世界史」の教科書でギリシア史に関する事項を予習する。
東西世界の融合2:ペルシア遠征
●準備学習
配布資料でペルシア遠征について予習する。
東西世界の融合3:ヘレニズム世界
●準備学習
配布資料によって、ヘレニズム時代の概要についてまとめる。
ローマ元首政1:共和政時代のローマの発展
●準備学習
配布資料によって、共和政時代のローマ史の概要を予習する。
ローマ元首政2:アウグストゥス伝
●準備学習
なぜオクタウィアヌスは初代皇帝になったのか、配布資料によってまとめ
る。
ローマ元首政3:アウグストゥス死後の元首政と専制君主政
●準備学習
配布資料によって、アウグストゥス死後、西ローマ帝国滅亡までのローマ史
を概観する。
アラブエネルギーの解放1:イスラーム以前の諸文明
●準備学習
配布資料によって、イスラーム文明に影響を与えた諸文明、ギリシア文明、
ローマ文明、ペルシア文明など
についてまとめる。
アラブエネルギーの解放2:ムハンマド伝
●準備学習
配布資料によって、ムハンマドの生涯について予習する。
アラブエネルギーの解放3:イスラーム世界の拡大
●準備学習
配布資料によって、イスラーム世界の拡大について予習する。
ヨーロッパの成立1:フランク王国の歴史
●準備学習
配布資料ににって、ゲルマン民族大移動以後、カロリング朝フランク王国の
成立までの歴史を概観する。
ヨーロッパの成立2:カール大帝伝
●準備学習
配布資料ににって、カール大帝の生涯についてまとめる。
ヨーロッパの成立3:古典文化の復興とキリスト教
●準備学習
配布資料によってカール大帝の政策をまとめ、カロリング・ルネサンスとキリ
スト教的ヨーロッパの成立の
2点について予習する。
フランスの英雄1:百年戦争と国民国家の成立
●準備学習
配布資料によって「百年戦争」の概観を予習する。
フランスの英雄2:ジャンヌ・ダルク伝
●準備学習
配布資料によって、ジャンヌ・ダルクの「英雄の条件」についてまとめる。
まとめ
●準備学習
― 89 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(D群)
■使用テキスト■
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■参考書■
心と健康
Mind and Health
松本 明生
2
1全(HP除く:H27~)
『心理学概論[第2 版]』 岡市廣成・鈴木直人(監修) ナカニシヤ出版 2014
『ヒルガードの心理学[第16 版]』 内田一成(監訳) 金剛出版 2015
『対人的かかわりからみた心の健康』 森脇愛子・坂本真士(編著) 北樹出版 2015
■授業のねらい・概要■
この講義は,学生の皆さんが心という対象を通して,自分や身の回りの他者についての理解
を深めていくことを第1の目的としています。特に自分の行動や人間関係,学習に関すること
など,大学での生活を送る上でのいくつかの事柄について,心理学の観点から学んでいきま
す。また,ストレスの多い現代社会においては,心を健康に保っていくことが必要なスキルと
言われています。そこで,皆さんが心を健康に保っていくために必要な知識や技術について
も学び,それを大学生活で生かせるようになることが第2 の目的となります。
講義資料は随時配布します。
■授業(学修)の到達目標■
・心の働きに関する基本的な知見を心理学の各研究領域ごとに説明できる。
・心の健康を維持するための基本的な知識を得る。
・適応的な大学生活を過ごすためには何に着目すればよいかを説明できる。
・自分や身の回りの人の心の健康について意識し,それらについて主体的に考えることがで
きる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
受講人数にもよりますが,講義の中で 2 人ペア,もしくは少人数による話し合いや体験学習
が行われることがあります。事情によりこのような形式での授業に参加が困難な場合でも,履
修を希望する学生は事前に担当教員に相談に来てください。
■準備学修等の指示■
毎回の講義終了後に次回までの事前学習を提示します。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
オリエンテーション
事前学習:シラバスをよく読み,講義の概要を理解してくる。
自己の心理学:自分とは何か,見せる自分と見せない自分
事前学習:自分とは何かについて考えてくる。
発達の特徴:心の成長過程を理解する
事前学習:反抗期の自分や他者との関係について考えてくる。
青年期の心:大学生の発達について考える
事前学習:卒業までに生じると思われる自分の変化について考えてくる。
記憶・動機づけ
事前学習:学習する際の自分の記憶法や,学習へのやる気の高め方について
整理してくる。
意思決定と問題解決の方法
事前学習:自分が物事を決断するとき,何を手がかりにしているか考えてくる。
人間関係の性質とそれを作るための技術
事前学習:新しい友人関係を作ったり,その関係を維持する際に気をつけてい
ることについて整理してくる。
助けを求める行動
事前学習:自分は他人に悩みを相談したいか,また誰であれば相談できるか
を考えてくる。
精神障害・不適応
事前学習:学校に行きたくないなと思うときの自分について考えてくる。
カウンセリング・心理療法
事前学習:カウンセリングに対して持っている自分のイメージについてまとめてく
る。
行動マネジメント 1(基礎:学習の基本原理)
事前学習:自分の行動を変えるために工夫していることについて考えてくる。
行動マネジメント 2(実践:日常行動の変容法)
事前学習:変えてみたい自分の行動について考えてくる。
パーソナリティ・性格
事前学習:性格は遺伝するのか,環境によって変わるのか,その両方かにつ
いて考えてくる。
ストレスの自己管理法
事前学習:自分のストレスは何がその原因なのか,またそのときの自分には何
が生じているか考えてくる。
まとめ(重要事項の確認,試験に際しての注意など)
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
筆記試験(70%)と,授業中に提出するワークシートや質問用紙の提出などの平常点
(30%)により総合的に評定します。
― 90 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(D群)
教養教育科目(D群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
ジェンダーの心理学
青野 篤子
2
1全(H26~)
哲学(1)
philosophy(1)
上村 嘉子
2
1全
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
今,女性と男性の生き方は問い直されている。「女は弱く男は強い」というような男女の定義
をジェンダーというが,これがどのように生まれ,どのようにして人々の心の中に定着するの
か,また人々の行動にどのような影響を与えるのか,さらに,ジェンダーといかに向き合うの
か,いかにジェンダーにとらわれない生き方ができるのかについて,主に討論や実習を通し
て考えていく。
哲学とは「あたりまえ」と思われていることの根拠をあらためて問い直す学問です。西洋哲学
の歴史(ギリシャ哲学から近代哲学まで)をふりかえり、時代ごとに何が問われてきたのか、
哲学者たちが取り組んだ課題とは何であったかについて概説を行います。本授業を通して、
様々な問題を抱える現代社会の中で考えるべき「問い」を自分で発見し、考え続ける姿勢を
身につけることを目標とします。
■授業(学修)の到達目標■
■授業(学修)の到達目標■
・セックス(生物学的性)とは異なるジェンダー(社会的性)という概念を理解すること。
・人々の行動や社会現象をジェンダーの視点から読み解くことができるようにすること。
・西洋哲学で問われてきた問題の所在、歴史的経緯、主な立場などを把握する。
・西洋哲学の基本的な考え方や知識をもとに、自分で「問い」を発見できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■履修しておくことが望ましい科目等■
一般の心理学,社会心理学,社会学など。
倫理学(1)
■準備学修等の指示■
■準備学修等の指示■
課題が出たら次週には必ず提出すること。テキストの予習・復習。
本授業はレジュメを用いた講義形式で行います。テキストは使用しません。基本用語につい
て調べたり、配布資料で概念を復習するなど、積極的に授業に参加してください。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
■回数ごとの授業内容■
イントロダクション:現代の女性と男性(ビデオ視聴含む),授業の進め方
●準備学習:序章を読んでおく
性別とは何か:性別とは何かを話し合う
●準備学習:テキスト第1 章を読んでおく
子どものジェンダー化:おもちゃ屋の広告調べから
●準備学習:おもちゃ屋に行っておく,おもちゃ屋の広告をもってくる
物語におけるジェンダー:女性像と男性像の変化について分析する
●準備学習:テキスト第3 章に出てくる物語を調べてくる
エイジングとジェンダー:写真を通して老いを考える
●準備学習:テキスト第4 章を読んで,写真を写してくる
精神疾患とジェンダー・バイアス:女性と男性に多い病気からジェンダーを考え
る
●準備学習:テキスト第5 章を読んでおく
親密な関係における暴力:デート DV の予防プログラムをつくる
●準備学習:テキスト第6 章を読んでおく
母娘関係に見るジェンダー:マンガ「イグアナの娘」の分析を通して
●準備学習:マンガ「イグアナの娘」を読んでおく
キャリアと金融リテラシー:人生でかかるお金を計算してみる
●準備学習:教育費と老後の資金について自分で調べてくる
ロールモデルに学ぶキャリア:インタビューを通して
●課題:インタビューをしてみる
家事と社会と日常生活:その前提にあるジェンダー観を考察する
●課題:家事についての言説をインターネットの記事から分析してみる
結婚・家族制度とジェンダー:結婚の条件を実験で調べる
●準備学習:テキスト第11 章を読んでおく
日本社会とジェンダー:論争から読み解く(1)ディベートのテーマを決める
●準備学習:テキスト第12 章を読んでおく
日本社会とジェンダー:論争から読み解く(2)ディベートを行う
●準備学習:チームごとに資料を調べディベートの作戦をたてておく
発表:ジェンダーを学んで考えたこと
●準備学習:総復習をしておく
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
■定期試験■
ガイダンスー「哲学」とはどのような学問か?
●準備学習:「哲学」とはなにか、各自考えてみる
ギリシャ哲学①哲学のはじまりー世界の根源とはなにか?
●準備学習:世界は何からできていると思うか、各自考えてみる
ギリシャ哲学②ソフィストとソクラテスー真理を問うということ
●準備学習:ギリシャ哲学の思想を整理してソフィストとソクラテスについて調
べる
ギリシャ哲学③プラトンー(1)イデアの世界
●準備学習:ソクラテスの思想を復習して、「イデア」について調べる
ギリシャ哲学④プラトンー(2)哲人政治
●準備学習:哲人政治について調べる
ギリシャ哲学⑤アリストテレスー倫理学と政治学
●準備学習:プラトンの思想を整理して、アリストテレスの思想について調べる
ギリシャ哲学⑥ストア派とエピクロス派ー心の平静を得るために
●準備学習:プラトン・アリストテレスの倫理思想を整理しておく
中世哲学ー神学と哲学の区別
●準備学習:ギリシャ哲学をまとめて「神学」について調べる
近代哲学①ルネサンスー人間の復興
●準備学習:「ルネサンス」の言葉の意味とルネサンス期の文化について調べ
る
近代哲学②デカルトー近代的自我の確立
●準備学習:「われ思う、故にわれあり」というデカルトの言葉について調べる
近代哲学③イギリス経験論ー近代科学の確立
●準備学習:帰納法という推論方法について調べる
近代哲学④カントー(1)合理論と経験論の統合
●準備学習:合理論と経験論についてまとめておく
近代哲学⑤カントー(2)永遠平和のために
●準備学習:カントの認識論をまとめておく 国際連合について調べておく
近代哲学⑥ヘーゲルー市民社会と国家
●準備学習:法律と道徳の違いについて調べておく
近代的思考の枠組みへの対決ー現代思想の展開
●準備学習:これまでの講義についてまとめておく
実施する
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
試験の成績50%と平常点(出席態度,提出物など)50%で評価する。
■成績評価の方法■
授業終了後のコメント記入など授業への取り組み(30%)、定期試験(70%)によって総合的
に評価する。
■使用テキスト■
『アクティブラーニングで学ぶジェンダー』 青野篤子(編著) ミネルヴァ書房 2016
978-623-07552-2
■使用テキスト■
■参考書■
『ジェンダーの心理学 改訂版』 青野篤子他 ミネルヴァ 2006 978-4-623-04153-4
『ジェンダーの心理学』 鈴木・柏木 培風館 2006 978-4563058845
『ジェンダーの神話』 ファウスト・スターリング 工作舎 1990 978-4875021674
『ジェンダー心理学』 福富 護(編) 朝倉書店 2006 978-4254526745
■参考書■
― 91 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(D群)
教養教育科目(D群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
哲学(2)
philosophy(2)
上村 嘉子
2
1全
発達心理学
Developmental Psychology
赤澤 淳子
2
1全(HP除く)
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
哲学とは「あたりまえ」と思われていることの根拠をあらためて問い直す学問です。近代以降
の西洋哲学の歴史をふりかえり、何が問われてきたのか、哲学者たちが取り組んだ課題とは
何であったかについて概説を行います。本授業を通して、様々な問題を抱える現代社会の
中で考えるべき「問い」を自分で発見し、考え続ける姿勢を身につけることを目標とします。
本講義では、受胎から死に至るライフコースを通じての、人間の行動の恒常性と変化につい
て理解することを目的とする。また、その過程において、過去の自分の発達を見つめ直し、
自身や他者への理解を深めることを目指す。
■授業(学修)の到達目標■
■授業(学修)の到達目標■
・各発達段階の特徴について理解し、説明することができる。
・ライフコースを通じての人間の行動の恒常性と変化について理解し、説明することができ
る。
・発達の特徴をふまえ、自身や他者の発達について理解し、自分の言葉で記述することがで
きる。
・西洋哲学で問われてきた問題の所在、歴史的経緯、主な立場などを把握する。
・西洋哲学の基本的な考え方や知識をもとに、自分で「問い」を発見できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
哲学(1)、倫理学(1)(2)
■履修しておくことが望ましい科目等■
■準備学修等の指示■
特に無し
本授業はレジュメを用いた講義形式で行います。テキストは使用しません。基本用語につい
て調べたり、配布資料で概念を復習するなど、積極的に授業に参加してください。
■準備学修等の指示■
■回数ごとの授業内容■
復習として、授業開始時に前回学んだ内容についての小テストを行うので、必ずノートや資料
をみて理解しておくこと。
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
ガイダンスーヘーゲル哲学との対決、現代思想の展開
●準備学習:近代的思考の枠組みを整理しておく
近代市民社会の原理①ヘーゲル哲学と功利主義
●準備学習:「最大多数の最大幸福」というベンサムの言葉について調べてお
く
近代市民社会の原理②マルクスー疎外論
●準備学習:マルクスにおける「労働」の意味を調べておく
近代市民社会の原理③社会主義の思想の誕生
●準備学習:社会主義について調べておく
フロイトー「無意識」の問題
●準備学習:フロイトの考えた自我について調べておく
実存哲学①キェルケゴールー今・ここに生きる私の存在
●準備学習:「主体的真理」というキェルケゴールの言葉を調べておく
実存哲学②ハイデガーとヤスパースー真の自己にめざめるために
●準備学習:「限界状況」というヤスパースの言葉について調べておく
実存哲学③サルトルー人間の自由と主体性の根拠
●準備学習:「人間は自由の刑に処されている」というサルトルの言葉について
調べておく
ニーチェーニヒリズムの到来
●準備学習:ニーチェが「神は死んだ」と宣言した時代背景について調べておく
フッサールー現象学の構想
●準備学習:主観と客観の問題について整理しておく
構造主義ーレヴィ・ストロースとフーコー
●準備学習:「構造主義」という言葉について調べておく
アメリカの政治哲学ーロールズとノージック
●準備学習:「リベラリズム」と「リバタリアニズム」という言葉について調べておく
ハンナ・アーレントー豊かな社会をめざして
●準備学習:「全体主義」という言葉について調べておく
フェミニズムの思想ーフェミニズムの系譜
●準備学習:「フェミニズム」という言葉について調べておく
「あたりまえ」を疑うーこれからも「哲学する」ために
●準備学習:これまでの講義についてまとめておく
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
生涯発達心理学とは
発達段階理論①ピアジェ、フロイト
準備学習:指示した語句について調べておくこと
発達段階理論②エリクソン
準備学習:指示した語句について調べておくこと
発達を規定する要因
準備学習:指示した語句について調べておくこと
人間の発達の特徴
準備学習:指示した語句について調べておくこと
出生前の発達
準備学習:指示した語句について調べておくこと
乳児期の発達
準備学習:配付資料を事前に読んでおくこと
幼児期の発達
準備学習:配付資料を事前に読んでおくこと
児童期の発達①
準備学習:いじめについて定義を調べ、自分なりの定義を考えておくこと
児童期の発達②
準備学習:テキストの指示した箇所を読んでくること
青年期の発達
準備学習:テキストの指示した箇所を読んでくること
成人期の発達
準備学習:テキストの指示した箇所を読んでくること
成人期の発達
準備学習:指示した語句について調べてくること
老年期の発達
準備学習:テキストの指示した箇所を読んでくること
まとめ
■定期試験■
実施する
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
■成績評価の方法■
定期試験(70%)・平常点(30%)(平常点は授業への参加状況、受講態度、質問用紙への
提出状況及び内容等を総合して判断します)
授業終了後のコメント記入など授業への取り組み(30%)、定期試験(70%)によって総合的
に評価する。
■使用テキスト■
■使用テキスト■
■参考書■
『昔話ケース・カンファレンス』 大野木裕明他 ナカニシヤ出版 2009
■参考書■
― 92 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(D群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
倫理学(1)
Ethics (1)
上村 崇
2
1全
第15 回
理性とはなにか理解しておくこと
近代史について基本的な流れを理解しておくこと
現代社会の倫理的諸問題
● 準備学習
これまでの倫理学理論について包括的に理解しておくこと
■定期試験■
実施する
■授業のねらい・概要■
■成績評価の方法■
この授業では倫理学に関する基礎的な知識を習得し、現代社会で起こっている様々な問題
について倫理学の視点から考察し、自分自身の意見を、根拠を提示しながら、主張できるよ
うになることをめざす。
毎回の出席、授業態度、試験などを総合的に判断する。
■使用テキスト■
■授業(学修)の到達目標■
■参考書■
『授業で適宜紹介する。』
①倫理学に関する基礎的な知識を習得すること。
②倫理的な問題に関して、自分の意見を根拠づけて主張することができるようになる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
哲学(1)・哲学(2)
■準備学修等の指示■
倫理学理論を的確に理解するために、講義中に取り扱う事例や講義で解説した倫理学理論
について予習・復習すること
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
倫理学ってなに?-倫理と倫理学
● 準備学習
シラバスの内容を理解して、倫理学のイメージをつかんでおくこと
きまりってなに?-倫理と法律
● 準備学習
倫理学のイメージを理解しておくこと
倫理と法律の違いを調べておくこと
倫理は文化によって違うの?-倫理的文化相対主義
● 準備学習
倫理と法律の違いを理解しておくこと
文化的な規範の相違を調べておくこと
倫理は人によって違うの?-情動主義
● 準備学習
文化相対主義を理解しておくこと
価値観の相違とはどのようなものか把握しておくこと
自分勝手ではいけないの?-利己主義
● 準備学習
情動主義を理解しておくこと
利己心とはどのようなものか調べておくこと
どうして嘘をついてはいけないの?-義務論
● 準備学習
利己主義を理解しておくこと
利己心と義務感の違いを調べておくこと
きまりを守る理由-義務論と功利主義
● 準備学習
義務論を理解しておくこと
嘘をつく理由の違いを調べておくこと
幸せな社会の実現-功利主義
● 準備学習
功利主義の概要を理解しておくこと
義務論と功利主義のポイントを押さえておくこと
現代社会と功利主義-現代の功利主義
● 準備学習
功利主義を理解しておくこと
現代社会と功利について考えておくこと
正義ってなに?-功利と公平性
● 準備学習
公平性について事前に調べておくこと
正義と公平性の関連について調べておくこと
社会正義の思想(1)-自由主義
● 準備学習
正義について理解しておくこと
自由主義について事前に調べておくこと
社会正義の思想(2)-自由至上主義と共同体主義
● 準備学習
正義と自由主義の関係について理解しておくこと
自由至上主義と共同体主義について事前に調べておくこと
誰かを気遣うこと-ケアの倫理学
● 準備学習
ケアとはどのようなことか調べておくこと
正義とケアの関係性について考えておくこと
理性の系譜-啓蒙の弁証法
● 準備学習
― 93 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(D群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■定期試験■
倫理学(2)
Ethics (2)
上村 崇
2
1全
実施する
■成績評価の方法■
毎回の出席、授業態度、試験などを総合的に判断する。
■使用テキスト■
■授業のねらい・概要■
■参考書■
この授業では、科学技術の発達がもたらす様々な問題について倫理学の視点から考察し、
自分自身の意見を、根拠を提示しながら、主張できるようになることをめざす。
『授業で適宜紹介する。』
■授業(学修)の到達目標■
①科学技術の発達がもたらす問題点を理解する。
②科学技術の社会への適用について、自分の意見を倫理的な視点から根拠づけて主張す
ることができるようになる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
倫理学(1)
■準備学修等の指示■
倫理学理論について適宜参照を求めるので、講義の内容に関わる倫理学理論はきちんと復
習しておくこと
現代社会の諸問題について議論するので、取り扱うテーマについて調べておくこと
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
倫理学と応用倫理学
● 準備学習
倫理学と応用倫理学のイメージをつかんでおく
科学技術と社会
● 準備学習
倫理学と応用倫理学について理解しておく
科学技術の発展がもたらす諸問題について事前に調べておく
情報と倫理(1)-情報の倫理とは?
● 準備学習
インターネットの歴史を調べておく
情報社会の諸問題を調べておく
情報と倫理(2)-プライバシーの権利
● 準備学習
プライバシーの侵害に関する事例を調べておく
情報と倫理(3)-監視社会と自由
● 準備学習
社会における監視について調べておく
情報と倫理(4)-著作権と情報社会
● 準備学習
MAD 動画について理解しておく
著作権侵害について調べておく
生命と倫理(1)-生命の倫理とは?
● 準備学習
生命技術の発達がもたらす問題について調べておく
生命と倫理(2)-中絶の問題
● 準備学習
日米の中絶に関する議論を調べておく
生命と倫理(3)-エンハンスメントと優生学
● 準備学習
エンハンスメントの意味や効果について調べておく
優生思想について調べておく
生命と倫理(4)-脳死と臓器移植
● 準備学習
臓器移植法案について調べておく
脳死の議論について調べておく
環境と倫理(1)-環境の倫理とは?
● 準備学習
環境問題について調べておく
環境と倫理(2)-自然の権利
● 準備学習
自然保護について調べておく
環境と倫理(3)-動物の権利
● 準備学習
動物実験について調べておく
環境と倫理(4)-環境正義
● 準備学習
環境運動について調べておく
現代社会と倫理
● 準備学習
これまでの議論と倫理学理論との関係をまとめておく
― 94 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第14 回
教養教育科目(E群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
囲碁から学ぶ人間学
Igo and Anthropology
山本 賢太郎
1
1全(~H27)
第15 回
技術の解説と対局(7)<19 路盤> 布石(序盤の打ち方)
●準備学習
・「囲碁」についてわかったこと。
・教科書の該当事項を予習する。
まとめ
●準備学習
・「東大教養囲碁講座」の9子局のページをよく読んでおく。
■定期試験■
■授業のねらい・概要■
実施しない
囲碁を学ぶことで、判断力、分析力、集中力を養うとともに、伝統文化である囲碁の世界を学
ぶ。
■成績評価の方法■
■授業(学修)の到達目標■
出欠状況、授業態度、実技で総合的に評価する。
・囲碁のルールを理解でき、囲碁の対局ができる。
・囲碁の歴史など、囲碁の世界を理解できる。
・礼儀作法や物事の判断力、分析力、集中力を身につける。
■使用テキスト■
■履修しておくことが望ましい科目等■
■参考書■
『東大教養囲碁講座』 石倉昇 梅沢由香里 黒瀧正憲 兵頭俊夫 光文社新書
978-4-334-03410-8
なし
■準備学修等の指示■
なし
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
ガイダンス <囲碁の世界の紹介>
●準備学習
・身の回りにある「囲碁」を見つけてみよう。
・教科書の該当事項を予習する。
ルール解説(1)<6 路盤> 石の取り方 コウの説明
●準備学習
・囲碁の5つのルールについての復習。
・教科書の該当事項を予習する。
ルール解説(2)<6 路盤> 二眼生き 欠け眼の説明
●準備学習
・第2回授業の復習。とくにコウについて。
・教科書の該当事項を予習する。
ルールの復習及び初歩技術の解説(1)<9 路盤>
囲碁終局の解説
●準備学習
・危ないナナメの復習。
・教科書の該当事項を予習する。
ルールの復習及び初歩技術の解説(2)<9 路盤>
石を取るテクニック
●準備学習
・「まわりにきたらごあいさつ」の復習。
・教科書の該当事項を予習する。
技術の解説と対局(1)<19 路盤> 模範対局の解説
●準備学習
・石を取るテクニックの復習。
・教科書の該当事項を予習する。
技術の解説と対局(2)<19 路盤> 囲碁の心得
●準備学習
・模範碁の復習。
・教科書の該当事項を予習する。
技術の解説と対局(3)<19 路盤> 石の切断 ナナメ
●準備学習
・一線のハネツギの復習。
・教科書の該当事項を予習する。
技術の解説と対局(4)<19 路盤> 石の距離感
●準備学習
・ネットで「囲碁」を検索してみよう。
・教科書の該当事項を予習する。
技術の解説と対局(5)<19 路盤> 石の連絡 二間ビラキ
●準備学習
・ネットで「囲碁対局」を体験してみよう。
・「東大教養囲碁講座」の 222 ページからの 9 子局対局を読んでおく。
9 子局(ハンデ対局)解説 <19 路盤>
●準備学習
・弱い石から動くことの復習。
・教科書の該当事項を予習する。
技術の解説と対局(6)<19 路盤> 陣地に入った石への対処
●準備学習
・日常用語「ダメ」などの囲碁由来の言葉を探してみよう。
・教科書の該当事項を予習する。
ペア碁対局 <19 路盤>
●準備学習
・囲碁のタイトル戦について調べてみよう。
・教科書の該当事項を予習する。
― 95 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第14 回
教養教育科目(E群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
囲碁から学ぶ人間学(1)
Igo and Anthropology(1)
山本 賢太郎
1
1全(H28~)
第15 回
技術の解説と対局(7)<19 路盤> 布石(序盤の打ち方)
●準備学習
・「囲碁」についてわかったこと。
・教科書の該当事項を予習する。
まとめ
●準備学習
・「東大教養囲碁講座」の9子局のページをよく読んでおく。
■定期試験■
■授業のねらい・概要■
実施しない
囲碁を学ぶことで、判断力、分析力、集中力を養うとともに、伝統文化である囲碁の世界を学
ぶ。
■成績評価の方法■
■授業(学修)の到達目標■
出欠状況、授業態度、実技で総合的に評価する。
・囲碁のルールを理解でき、囲碁の対局ができる。
・囲碁の歴史など、囲碁の世界を理解できる。
・礼儀作法や物事の判断力、分析力、集中力を身につける。
■使用テキスト■
■履修しておくことが望ましい科目等■
■参考書■
『東大教養囲碁講座』 石倉昇 梅沢由香里 黒瀧正憲 兵頭俊夫 光文社新書
978-4-334-03410-8
なし
■準備学修等の指示■
なし
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
ガイダンス <囲碁の世界の紹介>
●準備学習
・身の回りにある「囲碁」を見つけてみよう。
・教科書の該当事項を予習する。
ルール解説(1)<6 路盤> 石の取り方 コウの説明
●準備学習
・囲碁の5つのルールについての復習。
・教科書の該当事項を予習する。
ルール解説(2)<6 路盤> 二眼生き 欠け眼の説明
●準備学習
・第2回授業の復習。とくにコウについて。
・教科書の該当事項を予習する。
ルールの復習及び初歩技術の解説(1)<9 路盤>
囲碁終局の解説
●準備学習
・危ないナナメの復習。
・教科書の該当事項を予習する。
ルールの復習及び初歩技術の解説(2)<9 路盤>
石を取るテクニック
●準備学習
・「まわりにきたらごあいさつ」の復習。
・教科書の該当事項を予習する。
技術の解説と対局(1)<19 路盤> 模範対局の解説
●準備学習
・石を取るテクニックの復習。
・教科書の該当事項を予習する。
技術の解説と対局(2)<19 路盤> 囲碁の心得
●準備学習
・模範碁の復習。
・教科書の該当事項を予習する。
技術の解説と対局(3)<19 路盤> 石の切断 ナナメ
●準備学習
・一線のハネツギの復習。
・教科書の該当事項を予習する。
技術の解説と対局(4)<19 路盤> 石の距離感
●準備学習
・ネットで「囲碁」を検索してみよう。
・教科書の該当事項を予習する。
技術の解説と対局(5)<19 路盤> 石の連絡 二間ビラキ
●準備学習
・ネットで「囲碁対局」を体験してみよう。
・「東大教養囲碁講座」の 222 ページからの 9 子局対局を読んでおく。
9 子局(ハンデ対局)解説 <19 路盤>
●準備学習
・弱い石から動くことの復習。
・教科書の該当事項を予習する。
技術の解説と対局(6)<19 路盤> 陣地に入った石への対処
●準備学習
・日常用語「ダメ」などの囲碁由来の言葉を探してみよう。
・教科書の該当事項を予習する。
ペア碁対局 <19 路盤>
●準備学習
・囲碁のタイトル戦について調べてみよう。
・教科書の該当事項を予習する。
― 96 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第14 回
教養教育科目(E群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
囲碁から学ぶ人間学(2)
Igo and Anthropology(2)
山本 賢太郎
1
1全
第15 回
技術の解説と対局(7)<19 路盤> 布石(序盤の打ち方)
●準備学習
・「囲碁」についてわかったこと。
・教科書の該当事項を予習する。
まとめ
●準備学習
・「東大教養囲碁講座」の9子局のページをよく読んでおく。
■定期試験■
■授業のねらい・概要■
実施しない
囲碁を学ぶことで、判断力、分析力、集中力を養うとともに、伝統文化である囲碁の世界を学
ぶ。
■成績評価の方法■
■授業(学修)の到達目標■
出欠状況、授業態度、実技で総合的に評価する。
・囲碁のルールを理解でき、囲碁の対局ができる。
・囲碁の歴史など、囲碁の世界を理解できる。
・礼儀作法や物事の判断力、分析力、集中力を身につける。
■使用テキスト■
■履修しておくことが望ましい科目等■
■参考書■
『東大教養囲碁講座』 石倉昇 梅沢由香里 黒瀧正憲 兵頭俊夫 光文社新書
978-4-334-03410-8
なし
■準備学修等の指示■
なし
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
ガイダンス <囲碁の世界の紹介>
●準備学習
・身の回りにある「囲碁」を見つけてみよう。
・教科書の該当事項を予習する。
ルール解説(1)<6 路盤> 石の取り方 コウの説明
●準備学習
・囲碁の5つのルールについての復習。
・教科書の該当事項を予習する。
ルール解説(2)<6 路盤> 二眼生き 欠け眼の説明
●準備学習
・第2回授業の復習。とくにコウについて。
・教科書の該当事項を予習する。
ルールの復習及び初歩技術の解説(1)<9 路盤>
囲碁終局の解説
●準備学習
・危ないナナメの復習。
・教科書の該当事項を予習する。
ルールの復習及び初歩技術の解説(2)<9 路盤>
石を取るテクニック
●準備学習
・「まわりにきたらごあいさつ」の復習。
・教科書の該当事項を予習する。
技術の解説と対局(1)<19 路盤> 模範対局の解説
●準備学習
・石を取るテクニックの復習。
・教科書の該当事項を予習する。
技術の解説と対局(2)<19 路盤> 囲碁の心得
●準備学習
・模範碁の復習。
・教科書の該当事項を予習する。
技術の解説と対局(3)<19 路盤> 石の切断 ナナメ
●準備学習
・一線のハネツギの復習。
・教科書の該当事項を予習する。
技術の解説と対局(4)<19 路盤> 石の距離感
●準備学習
・ネットで「囲碁」を検索してみよう。
・教科書の該当事項を予習する。
技術の解説と対局(5)<19 路盤> 石の連絡 二間ビラキ
●準備学習
・ネットで「囲碁対局」を体験してみよう。
・「東大教養囲碁講座」の 222 ページからの 9 子局対局を読んでおく。
9 子局(ハンデ対局)解説 <19 路盤>
●準備学習
・弱い石から動くことの復習。
・教科書の該当事項を予習する。
技術の解説と対局(6)<19 路盤> 陣地に入った石への対処
●準備学習
・日常用語「ダメ」などの囲碁由来の言葉を探してみよう。
・教科書の該当事項を予習する。
ペア碁対局 <19 路盤>
●準備学習
・囲碁のタイトル戦について調べてみよう。
・教科書の該当事項を予習する。
― 97 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(E群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
教養教育科目(E群)
音楽
Music
神野 靖子
2
1全(~H25)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
音楽
Music
神野 靖子
1
1全(H26~)
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
人前で緊張せずに話したい、歌を上手に歌いたい、良い声になりたい等、声に関連した悩み
の解消やスキルアップに歌を用いて応える。
人前で緊張せずに話したい、歌を上手に歌いたい、良い声になりたい等、声に関連した悩み
の解消やスキルアップに歌を用いて応える。
■授業(学修)の到達目標■
■授業(学修)の到達目標■
①呼吸法、発声法、歌唱法の習得
②詞や楽曲への理解を深める
③課題曲より1曲選択し、個々の課題を解決する
①呼吸法、発声法、歌唱法の習得
②詞や楽曲への理解を深める
③課題曲より1曲選択し、個々の課題を解決する
■履修しておくことが望ましい科目等■
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし
特になし
■準備学修等の指示■
■準備学修等の指示■
呼吸法、発声法、歌唱、詞の朗読等、可能な範囲での自主練習
呼吸法、発声法、歌唱、詞の朗読等、可能な範囲での自主練習
■回数ごとの授業内容■
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
オリエンテーション
基礎 呼吸法と発声法(1)
①説明と練習
②課題曲を歌唱し、1曲選択する
使用曲例:ハナミズキ、世界に一つだけの花、翼をください 等
基礎 呼吸法と発声法(2)
①基礎練習
②選択曲における個々の適正キー(高さ)を決め、歌唱練習
基礎 呼吸法と発声法(3)
①基礎練習
②歌唱練習(可能であれば、個々に指導する)
基礎 呼吸法と発声法(4)
歌唱又は朗読による発表
応用Ⅰビブラート(1)
①説明と練習
②課題曲より1曲選択し、適正キーを決め、歌唱練習
使用曲例:涙そうそう、千の風になって、Lovers Again 等
応用Ⅰビブラート(2)
①基礎練習
②歌唱練習
応用Ⅰビブラート(3)
歌唱練習(可能であれば、個々に指導する)
応用Ⅰビブラート(4)
歌唱または朗読による発表
応用Ⅱファルセット(1)
①説明と練習
②課題曲より1曲選択し、適正キーを決め、歌唱練習
使用曲例:さくら(独唱)、花、三日月 等
応用Ⅱファルセット(2)
①基礎練習
②歌唱練習
応用Ⅱファルセット(3)
歌唱練習(可能であれば、個々に指導)
応用Ⅱファルセット(4)
歌唱または朗読による発表
応用Ⅲ自由曲(1)
適正キーを決め、可能な限り個別指導
応用Ⅲ自由曲(2)
可能な限り個別指導
応用Ⅲ自由曲(3)
歌唱又は朗読による発表
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
オリエンテーション
基礎 呼吸法と発声法(1)
①説明と練習
②課題曲を歌唱し、1曲選択する
使用曲例:ハナミズキ、世界に一つだけの花、翼をください 等
基礎 呼吸法と発声法(2)
①基礎練習
②選択曲における個々の適正キー(高さ)を決め、歌唱練習
基礎 呼吸法と発声法(3)
①基礎練習
②歌唱練習(可能であれば、個々に指導する)
基礎 呼吸法と発声法(4)
歌唱又は朗読による発表
応用Ⅰビブラート(1)
①説明と練習
②課題曲より1曲選択し、適正キーを決め、歌唱練習
使用曲例:涙そうそう、千の風になって、Lovers Again 等
応用Ⅰビブラート(2)
①基礎練習
②歌唱練習
応用Ⅰビブラート(3)
歌唱練習(可能であれば、個々に指導する)
応用Ⅰビブラート(4)
歌唱または朗読による発表
応用Ⅱファルセット(1)
①説明と練習
②課題曲より1曲選択し、適正キーを決め、歌唱練習
使用曲例:さくら(独唱)、花、三日月 等
応用Ⅱファルセット(2)
①基礎練習
②歌唱練習
応用Ⅱファルセット(3)
歌唱練習(可能であれば、個々に指導)
応用Ⅱファルセット(4)
歌唱または朗読による発表
応用Ⅲ自由曲(1)
適正キーを決め、可能な限り個別指導
応用Ⅲ自由曲(2)
可能な限り個別指導
応用Ⅲ自由曲(3)
歌唱又は朗読による発表
■定期試験■
■定期試験■
実施しない
実施しない
■成績評価の方法■
■成績評価の方法■
授業態度、目標達成度、出席状況等を総合的に判断し評価する。各自の目標達成度を判断
するため、各シリーズの最終回で歌唱又は朗読による発表を行う。
授業態度、目標達成度、出席状況等を総合的に判断し評価する。各自の目標達成度を判断
するため、各シリーズの最終回で歌唱又は朗読による発表を行う。
■使用テキスト■
■使用テキスト■
■参考書■
■参考書■
『たった5分の裏声トレーニングで歌が【突然】うまくなる!』 高牧 康 青春出版社 2013
年 978-4-413-11089-1
『たった5分の裏声トレーニングで歌が【突然】うまくなる!』 高牧 康 青春出版社 2013
年 978-4-413-11089-1
― 98 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第14 回
教養教育科目(E群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
絵画
Painting
渋谷 清
2
1全(H26~)
第15 回
第16 回
■授業のねらい・概要■
絵画を描くことを中心に学習を展開する。内容は素描,色彩や構図,油彩絵具を使用しての
風景画や静物画の制作など,できるだけ基礎的な表現技術の習得と,その向上をめざす。
なお,主題性,二次元性など絵画の今日的意味や課題についても,作品制作の過程で具体
的に考えていきたい。
第17 回
第18 回
■授業(学修)の到達目標■
鉛筆による対象を観察した再現的描写ができること,そして油彩絵具を色材とした基礎的な
絵画表現技術を習得した上で,自己のイメージ表現ができることを目標としたい。
第19 回
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■準備学修等の指示■
全期を通じて油彩絵具,スケッチブック,キャンバスが必要になります。その他各制作課題
について必要な準備物は,前週に指示します。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第20 回
第21 回
美術(絵画)の意味とその内容
●準備学習
・シラバスに記入されている内容(授業の概要及び到達目標等)について理
解しておく。
構図について
●準備学習
・前回の授業内容を復習するとともに、制作課題に必要な準備物を調達し
ておく。
鉛筆で描く(1)素描・風景
●準備学習
・前回の制作内容を復習するとともに、基準進度より遅れている場合は制作
を進めておく。
色彩の基礎知識
●準備学習
・前回の制作内容を復讐するとともに、基準進度より遅れている場合は制作
を進めておく。
油彩画の特色と用具の扱い方
●準備学習
・前回の授業内容を復習するとともに、制作課題に必要な準備物を調達し
ておく。
風景画を描く-油彩制作(1)下描き
●準備学習
・前回の制作内容を復習するとともに、基準進度より遅れている場合は制作
を進めておく。
風景画を描く-油彩制作(2)混色の方法
●準備学習
・前回の制作内容を復習するとともに、基準進度より遅れている場合は制作
を進めておく。
風景画を描く-油彩制作(3)遠近の表現
●準備学習
・前回の制作内容を復習するとともに、基準進度より遅れている場合は制作
を進めておく。
風景画を描く-油彩制作(4)仕上げ
●準備学習
・前回の制作内容を復習するとともに、基準進度より遅れている場合は制作
を進めておく。
合評会
●準備学習
・合評会に向けて課題作品の仕上げと、各自の制作経過について復習して
おく。
鉛筆で描く(2)静物デッサン
●準備学習
・合評会での講評内容を復習するとともに、制作課題に必要な準備物を調
達しておく。
静物画を描く-油彩制作(1)重ね塗り
●準備学習
・前回の制作内容を復習するとともに、基準進度より遅れている場合は制作
を進めておく。
静物画を描く-油彩制作(2)明暗の表現
●準備学習
・前回の制作内容を復習するとともに、基準進度より遅れている場合は制作
を進めておく。
第22 回
第23 回
第24 回
第25 回
第26 回
第27 回
第28 回
第29 回
第30 回
静物画を描く-油彩制作(3)量感と空間
●準備学習
・前回の制作内容を復習するとともに、基準進度より遅れている場合は制作
を進めておく。
静物画を描く-油彩制作(4)仕上げ
●準備学習
・前回の制作内容を復習するとともに、基準進度より遅れている場合は制作
を進めておく。
下地作りについて
●準備学習
・制作課題に必要な準備物を調達しておく。
細密画を描く-制作(1)形のトレース
●準備学習
・前回の制作内容を復習するとともに、基準進度より遅れている場合は制作
を進めておく。
細密画を描く-制作(2)暗部分の描写
●準備学習
・前回の制作内容を復習するとともに、基準進度より遅れている場合は制作
を進めておく。
細密画を描く-制作(3)明部分の描写
●準備学習
・前回の制作内容を復習するとともに、基準進度より遅れている場合は制作
を進めておく。
細密画を描く-制作(4)仕上げ
●準備学習
・前回の制作内容を復習するとともに、基準として示された進度より遅れて
いる場合は制作を進めておく。
合評会
●準備学習
・合評会に向けて課題作品の仕上げと、各自の制作経過について復習して
おく。
鉛筆で描く(3)応用表現
●準備学習
・合評会での講評内容を復習するとともに、制作課題に必要な準備物を調
達しておく。
油彩での応用制作(1)下絵とイメージ
●準備学習
・前回の制作内容を復習するとともに、基準進度より遅れている場合は制作
を進めておく。
油彩での応用制作(2)トリミング
●準備学習
・前回の制作内容を復習するとともに、基準進度より遅れている場合は制作
を進めておく。
油彩での応用制作(3)デフォルメ
●準備学習
・前回の制作内容を復習するとともに、基準進度より遅れている場合は制作
を進めておく。
油彩での応用制作(4)ナイフでの表現
●準備学習
・前回の制作内容を復習するとともに、基準進度より遅れている場合は制作
を進めておく。
油彩での応用制作(5)マチエールづくり
●準備学習
・前回の制作内容を復習するとともに、基準進度より遅れている場合は制作
を進めておく。
油彩での応用制作(6)グレイジング
●準備学習
・前回の制作内容を復習するとともに、基準進度より遅れている場合は制作
を進めておく。
油彩での応用制作(7)仕上げ
●準備学習
・前回の制作内容を復習するとともに、基準進度より遅れている場合は制作
を進めておく。
合評会
●準備学習
・合評会に向けて課題作品の仕上げと、各自の制作経過について復習して
おく。
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
授業への出席状況とそれにともなった毎時ごとの制作目標が達成できているかどうか,そし
て最終的な絵画制作作品をもって総合的に評価をする。
■使用テキスト■
■参考書■
― 99 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第14 回
教養教育科目(E群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
絵画
Painting
渋谷 清
4
1全(~H25)
第15 回
第16 回
■授業のねらい・概要■
絵画を描くことを中心に学習を展開する。内容は素描,色彩や構図,油彩絵具を使用しての
風景画や静物画の制作など,できるだけ基礎的な表現技術の習得と,その向上をめざす。
なお,主題性,二次元性など絵画の今日的意味や課題についても,作品制作の過程で具体
的に考えていきたい。
第17 回
第18 回
■授業(学修)の到達目標■
鉛筆による対象を観察した再現的描写ができること,そして油彩絵具を色材とした基礎的な
絵画表現技術を習得した上で,自己のイメージ表現ができることを目標としたい。
第19 回
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■準備学修等の指示■
全期を通じて油彩絵具,スケッチブック,キャンバスが必要になります。その他各制作課題
について必要な準備物は,前週に指示します。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第20 回
第21 回
美術(絵画)の意味とその内容
●準備学習
・シラバスに記入されている内容(授業の概要及び到達目標等)について理
解しておく。
構図について
●準備学習
・前回の授業内容を復習するとともに、制作課題に必要な準備物を調達し
ておく。
鉛筆で描く(1)素描・風景
●準備学習
・前回の制作内容を復習するとともに、基準進度より遅れている場合は制作
を進めておく。
色彩の基礎知識
●準備学習
・前回の制作内容を復讐するとともに、基準進度より遅れている場合は制作
を進めておく。
油彩画の特色と用具の扱い方
●準備学習
・前回の授業内容を復習するとともに、制作課題に必要な準備物を調達し
ておく。
風景画を描く-油彩制作(1)下描き
●準備学習
・前回の制作内容を復習するとともに、基準進度より遅れている場合は制作
を進めておく。
風景画を描く-油彩制作(2)混色の方法
●準備学習
・前回の制作内容を復習するとともに、基準進度より遅れている場合は制作
を進めておく。
風景画を描く-油彩制作(3)遠近の表現
●準備学習
・前回の制作内容を復習するとともに、基準進度より遅れている場合は制作
を進めておく。
風景画を描く-油彩制作(4)仕上げ
●準備学習
・前回の制作内容を復習するとともに、基準進度より遅れている場合は制作
を進めておく。
合評会
●準備学習
・合評会に向けて課題作品の仕上げと、各自の制作経過について復習して
おく。
鉛筆で描く(2)静物デッサン
●準備学習
・合評会での講評内容を復習するとともに、制作課題に必要な準備物を調
達しておく。
静物画を描く-油彩制作(1)重ね塗り
●準備学習
・前回の制作内容を復習するとともに、基準進度より遅れている場合は制作
を進めておく。
静物画を描く-油彩制作(2)明暗の表現
●準備学習
・前回の制作内容を復習するとともに、基準進度より遅れている場合は制作
を進めておく。
第22 回
第23 回
第24 回
第25 回
第26 回
第27 回
第28 回
第29 回
第30 回
静物画を描く-油彩制作(3)量感と空間
●準備学習
・前回の制作内容を復習するとともに、基準進度より遅れている場合は制作
を進めておく。
静物画を描く-油彩制作(4)仕上げ
●準備学習
・前回の制作内容を復習するとともに、基準進度より遅れている場合は制作
を進めておく。
下地作りについて
●準備学習
・制作課題に必要な準備物を調達しておく。
細密画を描く-制作(1)形のトレース
●準備学習
・前回の制作内容を復習するとともに、基準進度より遅れている場合は制作
を進めておく。
細密画を描く-制作(2)暗部分の描写
●準備学習
・前回の制作内容を復習するとともに、基準進度より遅れている場合は制作
を進めておく。
細密画を描く-制作(3)明部分の描写
●準備学習
・前回の制作内容を復習するとともに、基準進度より遅れている場合は制作
を進めておく。
細密画を描く-制作(4)仕上げ
●準備学習
・前回の制作内容を復習するとともに、基準として示された進度より遅れて
いる場合は制作を進めておく。
合評会
●準備学習
・合評会に向けて課題作品の仕上げと、各自の制作経過について復習して
おく。
鉛筆で描く(3)応用表現
●準備学習
・合評会での講評内容を復習するとともに、制作課題に必要な準備物を調
達しておく。
油彩での応用制作(1)下絵とイメージ
●準備学習
・前回の制作内容を復習するとともに、基準進度より遅れている場合は制作
を進めておく。
油彩での応用制作(2)トリミング
●準備学習
・前回の制作内容を復習するとともに、基準進度より遅れている場合は制作
を進めておく。
油彩での応用制作(3)デフォルメ
●準備学習
・前回の制作内容を復習するとともに、基準進度より遅れている場合は制作
を進めておく。
油彩での応用制作(4)ナイフでの表現
●準備学習
・前回の制作内容を復習するとともに、基準進度より遅れている場合は制作
を進めておく。
油彩での応用制作(5)マチエールづくり
●準備学習
・前回の制作内容を復習するとともに、基準進度より遅れている場合は制作
を進めておく。
油彩での応用制作(6)グレイジング
●準備学習
・前回の制作内容を復習するとともに、基準進度より遅れている場合は制作
を進めておく。
油彩での応用制作(7)仕上げ
●準備学習
・前回の制作内容を復習するとともに、基準進度より遅れている場合は制作
を進めておく。
合評会
●準備学習
・合評会に向けて課題作品の仕上げと、各自の制作経過について復習して
おく。
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
授業への出席状況とそれにともなった毎時ごとの制作目標が達成できているかどうか,そし
て最終的な絵画制作作品をもって総合的に評価をする。
■使用テキスト■
■参考書■
― 100 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(E群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
教養教育科目(E群)
剣道(1)
Kendo(1)
菅波 眞吾
2
1全(~H25)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
剣道(1)
Kendo(1)
菅波 眞吾
1
1全(H26~)
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
「剣道は、剣の理法の修錬による人間形成の道である。」私は、礼儀を基底に据えた真の剣
道を求め、そして、有形の技によって、無形の心を磨きながら、精神面を重視した心豊かな
人づくりの授業を進めていきたい。
「剣道は、剣の理法の修錬による人間形成の道である。」私は、礼儀を基底に据えた真の剣
道を求め、そして、有形の技によって、無形の心を磨きながら、精神面を重視した心豊かな
人づくりの授業を進めていきたい。
■授業(学修)の到達目標■
■授業(学修)の到達目標■
「礼に始まり、礼を以って行い、礼に終る」礼儀作法を通して、相手を尊重した態度ができる
ようにする。
「礼に始まり、礼を以って行い、礼に終る」礼儀作法を通して、相手を尊重した態度ができる
ようにする。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
特になし。
■準備学修等の指示■
■準備学修等の指示■
特になし。
特になし。
■回数ごとの授業内容■
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
ガイダンス(剣道の特性他)
●準備学習
人間としてのありようについて各自の考え方をもって出席すること。
基本動作(礼法・刀法・構え)・剣道講話
●準備学習
剣道教本の該当事項を予習する。
基本動作(足さばき・素振り・基本形①)・剣道講話
●準備学習
前回の授業内容を復習するとともに剣道教本の該当事項を予習する。
基本動作(基本技の打ち方・基本形②)・剣道講話
●準備学習
前回の授業内容を復習するとともに剣道教本の該当事項を予習する。
基本動作(基本技の受け方・基本形③)・剣道講話
●準備学習
前回の授業内容を復習するとともに剣道教本の該当事項を予習する。
基本動作(剣道具の装着や名称理解)・剣道講話
●準備学習
剣道教本の該当事項を予習する。
指導法(模範稽古・指導稽古)・剣道講話
●準備学習
前回までの授業内容を復習するとともに剣道教本の該当事項を予習する。
基本稽古(しかけ技…二・三段の技)・剣道講話
●準備学習
剣道教本の該当事項を予習する。
基本稽古(しかけ技…払い技・引き技)・剣道講話
●準備学習
剣道教本の該当事項を予習する。
基本稽古(かわす技…抜き技・返し技)・剣道講話
●準備学習
剣道教本の該当事項を予習する。
指導法(模範稽古・指導稽古)・剣道講話
●準備学習
前回までの授業内容を復習する。
総合練習(打ち込み稽古・互格稽古)・剣道講話
●準備学習
剣道教本の該当事項を予習する。
総合練習(掛り稽古・互格稽古)・剣道講話
●準備学習
前回の授業内容を復習する。
総合練習(試合稽古・審判法)
●準備学習
剣道教本の該当事項を予習する。
総合練習(試し斬り会)
●準備学習
授業内容をよく理解して参加すること。
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
ガイダンス(剣道の特性他)
●準備学習
人間としてのありようについて各自の考え方をもって出席すること。
基本動作(礼法・刀法・構え)・剣道講話
●準備学習
剣道教本の該当事項を予習する。
基本動作(足さばき・素振り・基本形①)・剣道講話
●準備学習
前回の授業内容を復習するとともに剣道教本の該当事項を予習する。
基本動作(基本技の打ち方・基本形②)・剣道講話
●準備学習
前回の授業内容を復習するとともに剣道教本の該当事項を予習する。
基本動作(基本技の受け方・基本形③)・剣道講話
●準備学習
前回の授業内容を復習するとともに剣道教本の該当事項を予習する。
基本動作(剣道具の装着や名称理解)・剣道講話
●準備学習
剣道教本の該当事項を予習する。
指導法(模範稽古・指導稽古)・剣道講話
●準備学習
前回までの授業内容を復習するとともに剣道教本の該当事項を予習する。
基本稽古(しかけ技…二・三段の技)・剣道講話
●準備学習
剣道教本の該当事項を予習する。
基本稽古(しかけ技…払い技・引き技)・剣道講話
●準備学習
剣道教本の該当事項を予習する。
基本稽古(かわす技…抜き技・返し技)・剣道講話
●準備学習
剣道教本の該当事項を予習する。
指導法(模範稽古・指導稽古)・剣道講話
●準備学習
前回までの授業内容を復習する。
総合練習(打ち込み稽古・互格稽古)・剣道講話
●準備学習
剣道教本の該当事項を予習する。
総合練習(掛り稽古・互格稽古)・剣道講話
●準備学習
前回の授業内容を復習する。
総合練習(試合稽古・審判法)
●準備学習
剣道教本の該当事項を予習する。
総合練習(試し斬り会)
●準備学習
授業内容をよく理解して参加すること。
■定期試験■
■定期試験■
実施しない
実施しない
■成績評価の方法■
■成績評価の方法■
出席状況、授業態度、実技で総合的に評価する。
出席状況、授業態度、実技で総合的に評価する。
■使用テキスト■
■使用テキスト■
■参考書■
■参考書■
― 101 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(E群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
教養教育科目(E群)
剣道(2)
Kendo(2)
菅波 眞吾
2
1全(~H25)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
剣道(2)
Kendo(2)
菅波 眞吾
1
1全(H26~)
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
「剣道は、剣の理法の修錬による人間形成の道である。」私は、礼儀を基底に据えた真の剣
道を求め、そして、有形の技によって、無形の心を磨きながら、精神面を重視した心豊かな
人づくりの授業を進めていきたい。
「剣道は、剣の理法の修錬による人間形成の道である。」私は、礼儀を基底に据えた真の剣
道を求め、そして、有形の技によって、無形の心を磨きながら、精神面を重視した心豊かな
人づくりの授業を進めていきたい。
■授業(学修)の到達目標■
■授業(学修)の到達目標■
「礼に始まり、礼を以って行い、礼に終る」礼儀作法を通して、相手を尊重した態度ができる
ようにする。
「礼に始まり、礼を以って行い、礼に終る」礼儀作法を通して、相手を尊重した態度ができる
ようにする。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
特になし。
■準備学修等の指示■
■準備学修等の指示■
特になし。
特になし。
■回数ごとの授業内容■
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
ガイダンス(剣道の特性他)
●準備学習
人間としてのありようについて各自の考え方をもって出席すること。
基本動作(礼法・刀法・構え)・剣道講話
●準備学習
剣道教本の該当事項を予習する。
基本動作(足さばき・素振り・基本形①)・剣道講話
●準備学習
前回の授業内容を復習するとともに剣道教本の該当事項を予習する。
基本動作(基本技の打ち方・基本形②)・剣道講話
●準備学習
前回の授業内容を復習するとともに剣道教本の該当事項を予習する。
基本動作(基本技の受け方・基本形③)・剣道講話
●準備学習
前回の授業内容を復習するとともに剣道教本の該当事項を予習する。
基本動作(剣道具の装着や名称理解)・剣道講話
●準備学習
剣道教本の該当事項を予習する。
指導法(模範稽古・指導稽古)・剣道講話
●準備学習
前回までの授業内容を復習するとともに剣道教本の該当事項を予習する。
基本稽古(しかけ技…二・三段の技)・剣道講話
●準備学習
剣道教本の該当事項を予習する。
基本稽古(しかけ技…払い技・引き技)・剣道講話
●準備学習
剣道教本の該当事項を予習する。
基本稽古(かわす技…抜き技・返し技)・剣道講話
●準備学習
剣道教本の該当事項を予習する。
指導法(模範稽古・指導稽古)・剣道講話
●準備学習
前回までの授業内容を復習する。
総合練習(打ち込み稽古・互格稽古)・剣道講話
●準備学習
剣道教本の該当事項を予習する。
総合練習(掛り稽古・互格稽古)・剣道講話
●準備学習
前回の授業内容を復習する。
総合練習(試合稽古・審判法)
●準備学習
剣道教本の該当事項を予習する。
総合練習(試し斬り会)
●準備学習
授業内容をよく理解して参加すること。
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
ガイダンス(剣道の特性他)
●準備学習
人間としてのありようについて各自の考え方をもって出席すること。
基本動作(礼法・刀法・構え)・剣道講話
●準備学習
剣道教本の該当事項を予習する。
基本動作(足さばき・素振り・基本形①)・剣道講話
●準備学習
前回の授業内容を復習するとともに剣道教本の該当事項を予習する。
基本動作(基本技の打ち方・基本形②)・剣道講話
●準備学習
前回の授業内容を復習するとともに剣道教本の該当事項を予習する。
基本動作(基本技の受け方・基本形③)・剣道講話
●準備学習
前回の授業内容を復習するとともに剣道教本の該当事項を予習する。
基本動作(剣道具の装着や名称理解)・剣道講話
●準備学習
剣道教本の該当事項を予習する。
指導法(模範稽古・指導稽古)・剣道講話
●準備学習
前回までの授業内容を復習するとともに剣道教本の該当事項を予習する。
基本稽古(しかけ技…二・三段の技)・剣道講話
●準備学習
剣道教本の該当事項を予習する。
基本稽古(しかけ技…払い技・引き技)・剣道講話
●準備学習
剣道教本の該当事項を予習する。
基本稽古(かわす技…抜き技・返し技)・剣道講話
●準備学習
剣道教本の該当事項を予習する。
指導法(模範稽古・指導稽古)・剣道講話
●準備学習
前回までの授業内容を復習する。
総合練習(打ち込み稽古・互格稽古)・剣道講話
●準備学習
剣道教本の該当事項を予習する。
総合練習(掛り稽古・互格稽古)・剣道講話
●準備学習
前回の授業内容を復習する。
総合練習(試合稽古・審判法)
●準備学習
剣道教本の該当事項を予習する。
総合練習(試し斬り会)
●準備学習
授業内容をよく理解して参加すること。
■定期試験■
■定期試験■
実施しない
実施しない
■成績評価の方法■
■成績評価の方法■
出席状況、授業態度、実技で総合的に評価する。
出席状況、授業態度、実技で総合的に評価する。
■使用テキスト■
■使用テキスト■
■参考書■
■参考書■
― 102 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(E群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
教養教育科目(E群)
柔道(1)
Judo(1)
中村 和裕
2
1全(~H25)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
柔道(1)
Judo(1)
中村 和裕
1
1全(H26~)
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
柔道の原理は、「精力善用自他共栄」であるが精力善用とは、柔道の攻防の学習を通して心
身を最も有効に使用することを探求する道である。柔道は運動種目の分類からみれば開放
系種目と閉鎖系種目の中間にあり、この中にはレスリングやサンボも含まれる。また、エネル
ギーの消費のされ方からみると断続的種目の領域に入ることになるが、技能構造の特性か
らみると技能の正確さを基盤とした速さ、強さという構造から学習することになる。しかし、根
本的には心構え、気構え等精神的なものがその中核にあって統一されなければならないこ
とは先人の教訓である。したがって、このような観点から授業・学習していくことにする。
柔道の原理は、「精力善用自他共栄」であるが精力善用とは、柔道の攻防の学習を通して心
身を最も有効に使用することを探求する道である。柔道は運動種目の分類からみれば開放
系種目と閉鎖系種目の中間にあり、この中にはレスリングやサンボも含まれる。また、エネル
ギーの消費のされ方からみると断続的種目の領域に入ることになるが、技能構造の特性か
らみると技能の正確さを基盤とした速さ、強さという構造から学習することになる。しかし、根
本的には心構え、気構え等精神的なものがその中核にあって統一されなければならないこ
とは先人の教訓である。したがって、このような観点から授業・学習していくことにする。
■授業(学修)の到達目標■
■授業(学修)の到達目標■
柔道に対する関心と知識の向上
柔道に対する関心と知識の向上
■履修しておくことが望ましい科目等■
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
特になし。
■準備学修等の指示■
■準備学修等の指示■
各自柔道着を用意すること(売店で購入可)
柔道(1)を履修して柔道(2)を受講することが望ましい
各自柔道着を用意すること(売店で購入可)
柔道(1)を履修して柔道(2)を受講することが望ましい
■回数ごとの授業内容■
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
はじめに 柔道とは 1)理念と歴史 2)ルール
投技の手ほどきと基本動作
投技の基本技術 1)腰技 2)約束練習
投技の基本技術 1)足技 2)約束練習
投技の基本技術 1)手技 2)約束練習
投技の連続変化
講道館柔道 投の形を学習する
固技の手ほどき、基本動作の動きづくり
固技の基礎技術、抑枝え込み技・抑枝え込み技の連続変化
固技の基礎技術、絞技
固技の基礎技術、関節技、固技の連続変化
講道館柔道 固の形を学習する
講義…近年の柔道について
講義…柔道のゲーム分析法について
講義…柔道のトレーニング法について
はじめに 柔道とは 1)理念と歴史 2)ルール
投技の手ほどきと基本動作
投技の基本技術 1)腰技 2)約束練習
投技の基本技術 1)足技 2)約束練習
投技の基本技術 1)手技 2)約束練習
投技の連続変化
講道館柔道 投の形を学習する
固技の手ほどき、基本動作の動きづくり
固技の基礎技術、抑枝え込み技・抑枝え込み技の連続変化
固技の基礎技術、絞技
固技の基礎技術、関節技、固技の連続変化
講道館柔道 固の形を学習する
講義…近年の柔道について
講義…柔道のゲーム分析法について
講義…柔道のトレーニング法について
■定期試験■
■定期試験■
実施しない
実施しない
■成績評価の方法■
■成績評価の方法■
実技と授業態度で評価する
実技と授業態度で評価する
■使用テキスト■
■使用テキスト■
■参考書■
■参考書■
― 103 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(E群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
教養教育科目(E群)
柔道(2)
Judo(2)
中村 和裕
2
1全(~H25)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
柔道(2)
Judo(2)
中村 和裕
1
1全(H26~)
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
柔道の原理は、「精力善用自他共栄」であるが精力善用とは、柔道の攻防の学習を通して心
身を最も有効に使用することを探求する道である。柔道は運動種目の分類からみれば開放
系種目と閉鎖系種目の中間にあり、この中にはレスリングやサンボも含まれる。また、エネル
ギーの消費のされ方からみると断続的種目の領域に入ることになるが、技能構造の特性か
らみると技能の正確さを基盤とした速さ、強さという構造から学習することになる。しかし、根
本的には心構え、気構え等精神的なものがその中核にあって統一されなければならないこ
とは先人の教訓である。したがって、このような観点から授業・学習していくことにする。
柔道の原理は、「精力善用自他共栄」であるが精力善用とは、柔道の攻防の学習を通して心
身を最も有効に使用することを探求する道である。柔道は運動種目の分類からみれば開放
系種目と閉鎖系種目の中間にあり、この中にはレスリングやサンボも含まれる。また、エネル
ギーの消費のされ方からみると断続的種目の領域に入ることになるが、技能構造の特性か
らみると技能の正確さを基盤とした速さ、強さという構造から学習することになる。しかし、根
本的には心構え、気構え等精神的なものがその中核にあって統一されなければならないこ
とは先人の教訓である。したがって、このような観点から授業・学習していくことにする。
■授業(学修)の到達目標■
■授業(学修)の到達目標■
柔道に対する関心と知識の向上
柔道に対する関心と知識の向上
■履修しておくことが望ましい科目等■
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
特になし。
■準備学修等の指示■
■準備学修等の指示■
各自柔道着を用意すること(売店で購入可)
柔道(1)を履修して柔道(2)を受講することが望ましい
各自柔道着を用意すること(売店で購入可)
柔道(1)を履修して柔道(2)を受講することが望ましい
■回数ごとの授業内容■
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
はじめに 柔道とは 1)理念と歴史 2)ルール
投技の手ほどきと基本動作
投技の基本技術 1)腰技 2)約束練習
投技の基本技術 1)足技 2)約束練習
投技の基本技術 1)手技 2)約束練習
投技の連続変化
講道館柔道 投の形を学習する
固技の手ほどき、基本動作の動きづくり
固技の基礎技術、抑枝え込み技・抑枝え込み技の連続変化
固技の基礎技術、絞技
固技の基礎技術、関節技、固技の連続変化
講道館柔道 固の形を学習する
講義…近年の柔道について
講義…柔道のゲーム分析法について
講義…柔道のトレーニング法について
はじめに 柔道とは 1)理念と歴史 2)ルール
投技の手ほどきと基本動作
投技の基本技術 1)腰技 2)約束練習
投技の基本技術 1)足技 2)約束練習
投技の基本技術 1)手技 2)約束練習
投技の連続変化
講道館柔道 投の形を学習する
固技の手ほどき、基本動作の動きづくり
固技の基礎技術、抑枝え込み技・抑枝え込み技の連続変化
固技の基礎技術、絞技
固技の基礎技術、関節技、固技の連続変化
講道館柔道 固の形を学習する
講義…近年の柔道について
講義…柔道のゲーム分析法について
講義…柔道のトレーニング法について
■定期試験■
■定期試験■
実施しない
実施しない
■成績評価の方法■
■成績評価の方法■
実技と授業態度で評価する
実技と授業態度で評価する
■使用テキスト■
■使用テキスト■
■参考書■
■参考書■
― 104 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
■成績評価の方法■
教養教育科目(E群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
1.課題に対する学習成果を、提出作品により評価する。
2.目標の到達度・学習意欲と態度・出席の状況など。
書道
Calligraphy
金川 洋臣
2
1全(~H25)
■使用テキスト■
■参考書■
■授業のねらい・概要■
コンピュータが私達の生活も社会も覆いつくし、人間の“暖かさ”が置き忘れられている中、日
本の伝統文化が見直されつつある。今だからこそ、心に潤いを持たせる「書道」は大切なも
のと信じている。書道学習を通して、文字の起源を知ると同時に“手書き文字”を大事にした
い。そして芸術的能力を伸ばし、情緒を豊かにして、個性豊かな人間の育成を目指したい。
■授業(学修)の到達目標■
実技-書写能力を高める(基本の習熟)。表現力・鑑賞力・想像力も高める。
理論-書体の変遷・文房四宝・執筆法・用筆法・結構法など書法について理解する。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■準備学修等の指示■
ほとんど毛筆授業なので、必需品として、大筆、硯、墨(墨汁)を準備しておくこと。(小・中学校
で使用していた物でよい。)
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
「漢字」から「カタカナ」「ひらがな」の字源
●準備学習
<出席者の参加状況を見ながら進める-臨機応変->
文房四宝や執筆法・用筆法・結構法
●準備学習
18 才までの経験と書道史をふまえて!!
漢字五体と「かな」を知り、書体の変遷を理解する
●準備学習
中国と日本の相異点をみつめながら
漢字の基本点画・筆順・字形の整え方
●準備学習
白と黒の調和があって一字のバランスが大切
楷書体と行書体そして実用書体
●準備学習
虚画と実画の大切さ,運筆の速度
行書体の筆使いと古典の必要性
●準備学習
美しい格調の高い昔の作品と現代の作品を見せながら
中国の古典「蘭亭叙」の臨書
●準備学習
臨書とは「まねる」こと まねぶ→「学ぶ」,大学は大いに学ぶであるからまね
よう
「書聖」と言われた王羲之とは。
●準備学習
書を学ぶ人間は「王羲之」抜きでは考えられない
日本の能書家「空海」の臨書
●準備学習
”弘法大師も筆のあやまり”という諺
応用学習<半切1/4 に>王羲之か空海の臨書
●準備学習
書道文化は中国は唐時代,日本は平安時代が最盛期
空海か王羲之のどちらかを半切に2行書き
●準備学習
書道文化は中国は唐時代,日本は平安時代が最盛期
前時の添削作品を基にして清書<芸術制作>
●準備学習
11 時間の学習をこの一枚に!!と半切半紙3 枚を渡す -清書-<試験
>
国語の中の書写授業 小3・小4・小5の指導案
●準備学習
楷書体の筆法を復習する為”永”を書く
小6・中学生の指導案(小6からは行書体も)
●準備学習
書く文字は,個々につくらす
(前)色紙に1字か2字の創作。(後)書き初め作品。まとめ
●準備学習
最後よければすべてよし「有終の美」を,立つ鳥後を濁さず<大掃除>
■定期試験■
実施しない
― 105 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
■成績評価の方法■
教養教育科目(E群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
1.課題に対する学習成果を、提出作品により評価する。
2.目標の到達度・学習意欲と態度・出席の状況など。
書道
Calligraphy
金川 洋臣
1
1全(H26~)
■使用テキスト■
■参考書■
■授業のねらい・概要■
コンピュータが私達の生活も社会も覆いつくし、人間の“暖かさ”が置き忘れられている中、日
本の伝統文化が見直されつつある。今だからこそ、心に潤いを持たせる「書道」は大切なも
のと信じている。書道学習を通して、文字の起源を知ると同時に“手書き文字”を大事にした
い。そして芸術的能力を伸ばし、情緒を豊かにして、個性豊かな人間の育成を目指したい。
■授業(学修)の到達目標■
実技-書写能力を高める(基本の習熟)。表現力・鑑賞力・想像力も高める。
理論-書体の変遷・文房四宝・執筆法・用筆法・結構法など書法について理解する。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■準備学修等の指示■
ほとんど毛筆授業なので、必需品として、大筆、硯、墨(墨汁)を準備しておくこと。(小・中学校
で使用していた物でよい。)
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
「漢字」から「カタカナ」「ひらがな」の字源
●準備学習
<出席者の参加状況を見ながら進める-臨機応変->
文房四宝や執筆法・用筆法・結構法
●準備学習
18 才までの経験と書道史をふまえて!!
漢字五体と「かな」を知り、書体の変遷を理解する
●準備学習
中国と日本の相異点をみつめながら
漢字の基本点画・筆順・字形の整え方
●準備学習
白と黒の調和があって一字のバランスが大切
楷書体と行書体そして実用書体
●準備学習
虚画と実画の大切さ,運筆の速度
行書体の筆使いと古典の必要性
●準備学習
美しい格調の高い昔の作品と現代の作品を見せながら
中国の古典「蘭亭叙」の臨書
●準備学習
臨書とは「まねる」こと まねぶ→「学ぶ」,大学は大いに学ぶであるからまね
よう
「書聖」と言われた王羲之とは。
●準備学習
書を学ぶ人間は「王羲之」抜きでは考えられない
日本の能書家「空海」の臨書
●準備学習
”弘法大師も筆のあやまり”という諺
応用学習<半切1/4 に>王羲之か空海の臨書
●準備学習
書道文化は中国は唐時代,日本は平安時代が最盛期
空海か王羲之のどちらかを半切に2行書き
●準備学習
書道文化は中国は唐時代,日本は平安時代が最盛期
前時の添削作品を基にして清書<芸術制作>
●準備学習
11 時間の学習をこの一枚に!!と半切半紙3 枚を渡す -清書-<試験
>
国語の中の書写授業 小3・小4・小5の指導案
●準備学習
楷書体の筆法を復習する為”永”を書く
小6・中学生の指導案(小6からは行書体も)
●準備学習
書く文字は,個々につくらす
(前)色紙に1字か2字の創作。(後)書き初め作品。まとめ
●準備学習
最後よければすべてよし「有終の美」を,立つ鳥後を濁さず<大掃除>
■定期試験■
実施しない
― 106 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
■成績評価の方法■
教養教育科目(E群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
筆記試験、実技試験、出席・授業態度、課題提出(食事記録、調理ノート)により、総合評価
する。
食と健康
Healthy Cooking
石井 香代子
2
1全(~H25)
■使用テキスト■
『資料プリントを配布』
■参考書■
『ビジュアルクッキング』 教育図書
■授業のねらい・概要■
望ましい食生活を送るための基礎知識として、食事計画、献立の組合せ、食材料の知識、栄
養量の把握について講義を進める。さらに料理の様式別の食事のマナーについても概説す
る。調理実習を通して食材の扱い方、基本的な調理手法、衛生的な調理操作の修得を目指
す。料理づくりの楽しさや家庭でも自作できるよう料理のこつも解説する。
■授業(学修)の到達目標■
調理手法の基礎を理解して、調理器具を用いて料理づくりの企画・実施ができる。食品や料
理の選び方を学び、健康的な食生活をおくるための基礎力を養う。衛生的な食品の扱いを
学習し、安全な食事作りができる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
なし
■準備学修等の指示■
毎回の調理実習では、身支度を整えて衛生的にまた安全に調理作業ができるようにエプロ
ン、三角巾を用意しておくこと。授業は講義と実習を組み合わせて、2 コマずつで進行する
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
講義/オリエンテーション、調理の基本(野菜の切り方など)[石井・髙橋]
●準備学習
・調理に必要な身支度、基本的な切り方、衛生管理、食べ方の作法について講
義するのでノートを取る事
実習/包丁の磨ぎ方、衛生管理(手洗い、器具の使用法 他)[石井・髙橋]
●準備学習
・前回での解説を踏まえながら、調理準備(手洗い、包丁研ぎ)を行う
講義/日本料理の基礎とマナー[石井・髙橋]
●準備学習
・切り方の確認、第1 回での衛生的な調理作業のための身支度を整える
実習/炊き込み飯、青菜のお浸し、わらび餅[石井・髙橋]
●準備学習
・第3 回の説明より調理作業を行い、課題料理を作る
講義/日本料理、魚のおろし方、揚げ物料理[石井・髙橋]
●準備学習
・切り方の確認、第1 回での衛生的な調理作業のための身支度を整える
実習/ご飯、魚の立田揚げ、酢の物、みそ汁[石井・髙橋]
●準備学習
・第5 回の説明より調理作業を行い、課題料理を作る
講義/食事・献立計画、食事のバランスと摂り方[石井]
●準備学習
・切り方の確認、第1 回での衛生的な調理作業のための身支度を整える
実習/スパゲティミートソース、プリン[石井]
●準備学習
・第7 回の説明より調理作業を行い、課題料理を作る
講義/健康と食生活、栄養量の把握、中華料理の基本とマナー[石井]
●準備学習
・第7 回での課題を提出、第1 回での衛生的な調理作業のための身支度を整
える
実習/炒飯、涼拌三絲[石井]
●準備学習
・第9 回の説明より調理作業を行い、課題料理を作る
講義/西洋料理のマナー[石井・髙橋]
●準備学習
・切り方の確認、第1 回での衛生的な調理作業のための身支度を整える
実習/ライス、ハンバーグステーキ、スープ、フルーツゼリー[石井・髙橋]
●準備学習
・第11 回の説明より調理作業を行い、課題料理を作る
講義/食材料の知識、日本料理(寿司)[石井・髙橋]
●準備学習
・切り方、だしの取り方の確認、衛生的な調理作業のための身支度を整える
実習/ちらし寿司、うしお汁、和菓子[石井・髙橋]
●準備学習
・第13 回の説明より調理作業を行い、課題料理を作る
まとめ[石井・髙橋]
●準備学習
・全授業での調理ポイント、第7 回・第9 回の栄養情報について確認する
■定期試験■
実施する
― 107 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
■成績評価の方法■
教養教育科目(E群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
筆記試験、実技試験、出席・授業態度、課題提出(食事記録、調理ノート(1 冊にまとめて提
出))により、総合評価する。
食と健康
Healthy Cooking
石井 香代子
2
1全(H26~)
■使用テキスト■
『資料プリントを配布』
■参考書■
■授業のねらい・概要■
望ましい食生活を送るための基礎知識として、食事計画、献立の組合せ、食材料の知識、栄
養量の把握について講義を進める。さらに料理の様式別の食事のマナーについても概説す
る。調理実習を通して食材の扱い方、基本的な調理手法、衛生的な調理操作の修得を目指
す。料理づくりの楽しさや家庭でも自作できるよう料理のこつも解説する。
■授業(学修)の到達目標■
調理手法の基礎を理解して、調理器具を用いて料理づくりの企画・実施ができる。食品や料
理の選び方を学び、健康的な食生活をおくるための基礎力を養う。衛生的な食品の扱いを
学習し、安全な食事作りができる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
なし
■準備学修等の指示■
毎回の調理実習では、身支度を整えて衛生的かつ安全に調理作業ができるようにエプロン、
三角巾を着用すること講義・実習を組み合わせて 2 コマずつで進行する
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
講義/オリエンテーション、調理の基本(野菜の切り方など)[石井・髙橋]
●準備学習
・調理に必要な身支度、基本的な切り方、衛生管理、食べ方の作法について講
義するのでノートを取る事
実習/包丁の磨ぎ方、衛生管理(手洗い、器具の使用法 他)[石井・髙橋]
●準備学習
・前回での解説を踏まえながら、調理準備(手洗い、包丁研ぎ)を行う
講義/日本料理の基礎とマナー[石井・髙橋]
●準備学習
・切り方の確認、第1 回での衛生的な調理作業のための身支度を整える
実習/親子丼(又は炊き込み飯)、青菜のお浸し、わらび餅[石井・髙橋]
●準備学習
・第3 回の説明より調理作業を行い、課題料理を作る
講義/日本料理、魚のおろし方、揚げ物料理[石井・髙橋]
●準備学習
・切り方の確認、第1 回での衛生的な調理作業のための身支度を整える
実習/ご飯、魚の立田揚げ、酢の物、みそ汁[石井・髙橋]
●準備学習
・第5 回の説明より調理作業を行い、課題料理を作る
講義/食事・献立計画、食事のバランスと摂り方[石井]
●準備学習
・切り方の確認、第1 回での衛生的な調理作業のための身支度を整える
実習/スパゲティミートソース、プリン[石井]
●準備学習
・第7 回の説明より調理作業を行い、課題料理を作る
講義/健康と食生活、栄養量の把握、中華料理の基本とマナー[石井]
●準備学習
・第7 回での課題を提出、第1 回での衛生的な調理作業のための身支度を整
える
実習/炒飯、涼拌三絲[石井]
●準備学習
・第9 回の説明より調理作業を行い、課題料理を作る
講義/西洋料理のマナー[石井・髙橋]
●準備学習
・切り方の確認、第1 回での衛生的な調理作業のための身支度を整える
実習/ライス、ハンバーグステーキ、スープ、フルーツゼリー[石井・髙橋]
●準備学習
・第11 回の説明より調理作業を行い、課題料理を作る
講義/食材料の知識、日本料理(寿司)[石井・髙橋]
●準備学習
・切り方、だしの取り方の確認、衛生的な調理作業のための身支度を整える
実習/ちらし寿司、うしお汁、和菓子[石井・髙橋]
●準備学習
・第13 回の説明より調理作業を行い、課題料理を作る
まとめ[石井・髙橋]
●準備学習
・全授業での調理ポイント、第7 回・第9 回の栄養情報について確認する
■定期試験■
実施する
― 108 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第17 回
教養教育科目(E群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
水泳(1)
swimming(1)
林 浩之
1
1全
第18 回
第19 回
第20 回
■授業のねらい・概要■
水とのふれあいを楽しみながら4泳法(クロール・背泳ぎ・平泳ぎ・バタフライ)を習得する。
第21 回
■授業(学修)の到達目標■
4泳法(クロール・背泳ぎ・平泳ぎ・バタフライ)が 25m以上泳げるようにする。
第22 回
■履修しておくことが望ましい科目等■
■準備学修等の指示■
準備物
水着・キャップ・ゴーグル・タオル
※化粧はしない (ネックレス・ピアス・時計は外してください。)
第23 回
■回数ごとの授業内容■
第24 回
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
第16 回
・水なれ(顔付け・ホビング・水中に潜って物を取る)・けのび・壁キック・板キッ
ク、板なしキック
水中ウオーキング
・水なれ、けのび、壁キック、板キック、板なしキック・手を回しての練習、面か
ぶりクロール
水中ウオーキング
水に対して身体が受ける抵抗と浮力を復習する。
・けのび、壁キック、板キック、板なしキック、面かぶりクロール
浮力と水進力を復習する。
・けのび壁キック、板キック、面キック、面かぶりクロール・背面けのび、背面キ
ック
上向きでの浮力を復習する。
浮力のお蔭で水泳は、水平姿勢で運動が出来ることを習得する。
・板キック、面キック、面かぶりクロール、クロール呼吸練習、クロール・背面け
のび、背面キック
呼吸することにより、長く泳ぐことが出来ることを復習する。
・板キック、面キック、面かぶりクロール、クロール呼吸練習、クロール・背面キ
ック
クロールを上手に泳ぐためにキック・手を回すことの大切さを復習する。
・板キック、面かぶりクロール、クロール呼吸練習、クロール・背面キック、背泳
ぎ手回し、背泳ぎ
クロールを上手に泳ぐためにキック・手を回す・呼吸をする、3つの動作を復
習する。
背泳ぎの手を回すことも復習する。
・板キック、面かぶりクロール、クロール呼吸練習、クロール・背面キック、背泳
ぎ手回し、背泳ぎ
背泳ぎのキック・手を回すタイミングを復習する。
・板キック、クロール呼吸練習、クロール・背面キック、背泳ぎ
クロールと背泳ぎ 呼吸・キック・手を回すタイミングを復習する。
・背面キック、背泳ぎ(ドリル練習)・背泳ぎ、板キック、クロール(ドリル練習)、ク
ロール
クロール・背泳ぎをより上手に泳ぐためのドリル練習を復習する。
・背面キック(25m)、背泳ぎ(ドリル練習)、背泳ぎ(25m)・板キック、クロール
(ドリル練習)、
クロール(25m)
クロール・背泳ぎをより上手に泳ぐためのドリル練習を復習する。
・背面キックドリル、背泳ぎストロークドリル、背泳ぎ・クロールキックドリル、クロー
ルストロークドリル
クロール
クロール・背泳ぎをより上手に泳ぐためのドリル練習を復習する。
・板キック、クロールドリル、クロールスイム・平泳ぎキック練習(壁キック)、ビー
ト版キック、
背面キック、背泳ぎ
クロール・背泳ぎの復習と平泳ぎのキック(足首を曲げて蹴る)を習得する。
・背面キック、背泳ぎストロークドリル、背泳ぎ・平泳ぎキック練習、平泳ぎビート
板キック・
クロールキック、クロール
クロールのドリル・背泳ぎのドリル練習を復習する。
・クロールキック、クロールストロークドリル、クロール・平泳ぎ壁キック、平泳ぎ
キック、
平泳ぎの手の練習・背面キック、背泳ぎ
平泳ぎのキックを復習する。
・クロール板キック、クロールストロークドリル、クロール・背面キック、背泳ぎスト
ロークドリル、
背泳ぎ・平泳ぎキック、平泳ぎ手の練習
平泳ぎのキックを復習する。
第25 回
第26 回
第27 回
第28 回
第29 回
第30 回
・背面キック、背泳ぎ・平泳ぎキック、平泳ぎ・クロールストロークドリル、クロール
平泳ぎの手のタイミングを復習する。
・平泳ぎキックドリル、平泳ぎ・背泳ぎストロークドリル、背泳ぎ・クロールストロー
クドリル、クロール
平泳ぎの手のタイミングを復習する。
・平泳ぎキックドリル、平泳ぎストロークドリル・背泳ぎストロークドリル、背泳ぎ・
クロールストロークドリル、クロール
平泳ぎの手のタイミングを復習する。
・クロール(キックスイム)・バタフライ壁キック、バタフライドリル、バタフライ・
背泳ぎストロークドリル、背泳ぎ・平泳ぎキック、平泳ぎ
バタフライキック(両足を揃えて蹴り下ろす)を復習する。
・クロール・バタフライキック、バタフライドリル、バタフライ・平泳ぎキック、平泳
ぎ・背泳ぎキック、
背泳ぎ
バタフライキックと手のタイミングを復習する。
・クロール・バタフライキック、バタフライドリル、バタフライ・平泳ぎキック、平泳
ぎ・背泳ぎキック、
背泳ぎ
バタフライキックと手のタイミングを復習する。
・クロールキック、クロール・バタフライキック、バタフライドリル、バタフライ・背泳
ぎキック、背泳ぎ・
平泳ぎキック、平泳ぎ
バタフライキックと手のタイミングを復習する。
・バタフライキック、バタフライドリル、バタフライ・平泳ぎキック、平泳ぎ・背泳
ぎ・クロール
バタフライキックと手のタイミングを復習する。
・バタフライキック、バタフライドリル、バタフライ・平泳ぎキック、平泳ぎドリル、
平泳ぎ・背泳ぎ・
クロール
バタフライとターン練習を復習する。
・クロール(キックドリル・ストロークドリル)、クロールスイム・(背泳ぎ・平泳ぎ・バ
タフライ)キック・(背泳ぎ・平泳ぎ・バタフライ)スイム
バタフライとターン練習を復習する。
・背泳ぎ(キックドリル・ストロークドリル)、背泳ぎスイム・(クロール・平泳ぎ・バタ
フライ)キック・(クロール・平泳ぎ・バタフライ)スイム
バタフライとターン練習を復習する。
・平泳ぎ(キックドリル・ストロークドリル)、平泳ぎスイム・(クロール・背泳ぎ・バタ
フライ)キック・(クロール・背泳ぎ・バタフライ)スイム
バタフライとターン練習を復習する。
・バタフライ(キックドリル・ストロークドリル)、バタフライスイム・(クロール・背泳
ぎ・平泳ぎ)
キック・(クロール・背泳ぎ・平泳ぎ)スイム
4泳法(クロール・背泳ぎ・平泳ぎ・バタフライ)とターンの復習
・クロール(25m)、背泳(25m)、平泳ぎ(25m)、バタフライ(25m)、(100m個
人メドレー)の完成
4泳法(クロール・背泳ぎ・平泳ぎ・バタフライ)とターンの復習
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
実技・出席
■使用テキスト■
■参考書■
― 109 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第17 回
教養教育科目(E群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
水泳(2)
swimming(2)
林 浩之
1
1全
第18 回
第19 回
第20 回
■授業のねらい・概要■
水とのふれあいを楽しみながら4泳法(クロール・背泳ぎ・平泳ぎ・バタフライ)を習得する。
第21 回
■授業(学修)の到達目標■
4泳法(クロール・背泳ぎ・平泳ぎ・バタフライ)が 25m以上泳げるようにする。
第22 回
■履修しておくことが望ましい科目等■
■準備学修等の指示■
準備物
水着・キャップ・ゴーグル・タオル
※化粧はしない (ネックレス・ピアス・時計は外してください。)
第23 回
■回数ごとの授業内容■
第24 回
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
第16 回
・水なれ(顔付け・ホビング・水中に潜って物を取る)・けのび・壁キック・板キッ
ク、板なしキック
水中ウオーキング
・水なれ、けのび、壁キック、板キック、板なしキック・手を回しての練習、面か
ぶりクロール
水中ウオーキング
水に対して身体が受ける抵抗と浮力を復習する。
・けのび、壁キック、板キック、板なしキック、面かぶりクロール
浮力と水進力を復習する。
・けのび壁キック、板キック、面キック、面かぶりクロール・背面けのび、背面キ
ック
上向きでの浮力を復習する。
浮力のお蔭で水泳は、水平姿勢で運動が出来ることを習得する。
・板キック、面キック、面かぶりクロール、クロール呼吸練習、クロール・背面け
のび、背面キック
呼吸することにより、長く泳ぐことが出来ることを復習する。
・板キック、面キック、面かぶりクロール、クロール呼吸練習、クロール・背面キ
ック
クロールを上手に泳ぐためにキック・手を回すことの大切さを復習する。
・板キック、面かぶりクロール、クロール呼吸練習、クロール・背面キック、背泳
ぎ手回し、背泳ぎ
クロールを上手に泳ぐためにキック・手を回す・呼吸をする、3つの動作を復
習する。
背泳ぎの手を回すことも復習する。
・板キック、面かぶりクロール、クロール呼吸練習、クロール・背面キック、背泳
ぎ手回し、背泳ぎ
背泳ぎのキック・手を回すタイミングを復習する。
・板キック、クロール呼吸練習、クロール・背面キック、背泳ぎ
クロールと背泳ぎ 呼吸・キック・手を回すタイミングを復習する。
・背面キック、背泳ぎ(ドリル練習)・背泳ぎ、板キック、クロール(ドリル練習)、ク
ロール
クロール・背泳ぎをより上手に泳ぐためのドリル練習を復習する。
・背面キック(25m)、背泳ぎ(ドリル練習)、背泳ぎ(25m)・板キック、クロール
(ドリル練習)、
クロール(25m)
クロール・背泳ぎをより上手に泳ぐためのドリル練習を復習する。
・背面キックドリル、背泳ぎストロークドリル、背泳ぎ・クロールキックドリル、クロー
ルストロークドリル
クロール
クロール・背泳ぎをより上手に泳ぐためのドリル練習を復習する。
・板キック、クロールドリル、クロールスイム・平泳ぎキック練習(壁キック)、ビー
ト版キック、
背面キック、背泳ぎ
クロール・背泳ぎの復習と平泳ぎのキック(足首を曲げて蹴る)を習得する。
・背面キック、背泳ぎストロークドリル、背泳ぎ・平泳ぎキック練習、平泳ぎビート
板キック・
クロールキック、クロール
クロールのドリル・背泳ぎのドリル練習を復習する。
・クロールキック、クロールストロークドリル、クロール・平泳ぎ壁キック、平泳ぎ
キック、
平泳ぎの手の練習・背面キック、背泳ぎ
平泳ぎのキックを復習する。
・クロール板キック、クロールストロークドリル、クロール・背面キック、背泳ぎスト
ロークドリル、
背泳ぎ・平泳ぎキック、平泳ぎ手の練習
平泳ぎのキックを復習する。
第25 回
第26 回
第27 回
第28 回
第29 回
第30 回
・背面キック、背泳ぎ・平泳ぎキック、平泳ぎ・クロールストロークドリル、クロール
平泳ぎの手のタイミングを復習する。
・平泳ぎキックドリル、平泳ぎ・背泳ぎストロークドリル、背泳ぎ・クロールストロー
クドリル、クロール
平泳ぎの手のタイミングを復習する。
・平泳ぎキックドリル、平泳ぎストロークドリル・背泳ぎストロークドリル、背泳ぎ・
クロールストロークドリル、クロール
平泳ぎの手のタイミングを復習する。
・クロール(キックスイム)・バタフライ壁キック、バタフライドリル、バタフライ・
背泳ぎストロークドリル、背泳ぎ・平泳ぎキック、平泳ぎ
バタフライキック(両足を揃えて蹴り下ろす)を復習する。
・クロール・バタフライキック、バタフライドリル、バタフライ・平泳ぎキック、平泳
ぎ・背泳ぎキック、
背泳ぎ
バタフライキックと手のタイミングを復習する。
・クロール・バタフライキック、バタフライドリル、バタフライ・平泳ぎキック、平泳
ぎ・背泳ぎキック、
背泳ぎ
バタフライキックと手のタイミングを復習する。
・クロールキック、クロール・バタフライキック、バタフライドリル、バタフライ・背泳
ぎキック、背泳ぎ・
平泳ぎキック、平泳ぎ
バタフライキックと手のタイミングを復習する。
・バタフライキック、バタフライドリル、バタフライ・平泳ぎキック、平泳ぎ・背泳
ぎ・クロール
バタフライキックと手のタイミングを復習する。
・バタフライキック、バタフライドリル、バタフライ・平泳ぎキック、平泳ぎドリル、
平泳ぎ・背泳ぎ・
クロール
バタフライとターン練習を復習する。
・クロール(キックドリル・ストロークドリル)、クロールスイム・(背泳ぎ・平泳ぎ・バ
タフライ)キック・(背泳ぎ・平泳ぎ・バタフライ)スイム
バタフライとターン練習を復習する。
・背泳ぎ(キックドリル・ストロークドリル)、背泳ぎスイム・(クロール・平泳ぎ・バタ
フライ)キック・(クロール・平泳ぎ・バタフライ)スイム
バタフライとターン練習を復習する。
・平泳ぎ(キックドリル・ストロークドリル)、平泳ぎスイム・(クロール・背泳ぎ・バタ
フライ)キック・(クロール・背泳ぎ・バタフライ)スイム
バタフライとターン練習を復習する。
・バタフライ(キックドリル・ストロークドリル)、バタフライスイム・(クロール・背泳
ぎ・平泳ぎ)
キック・(クロール・背泳ぎ・平泳ぎ)スイム
4泳法(クロール・背泳ぎ・平泳ぎ・バタフライ)とターンの復習
・クロール(25m)、背泳(25m)、平泳ぎ(25m)、バタフライ(25m)、(100m個
人メドレー)の完成
4泳法(クロール・背泳ぎ・平泳ぎ・バタフライ)とターンの復習
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
実技・出席
■使用テキスト■
■参考書■
― 110 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(E群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
セルフメディケーション
Self-medication
杉原 成美 他
2
1全(~H26)
第13 回
第14 回
■授業のねらい・概要■
自らの健康は自己管理し守ることの大切さを自覚すると共に、そのために必要な基礎知識を
修得する。疾病予防や健康増進に関する 1 次予防、ならびに早期発見を中心とした 2 次予
防対策を学び、自己の健康管理に活用する。また、セルフメディケーションの実践に役立つ
医薬品や健康食品の利用に関する基礎知識を修得する。備後地域において展開されてい
る健康増進対策や福祉対策について学習する。
■授業(学修)の到達目標■
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
第15 回
第16 回
セルフメディケーションの目的と意義を説明できる。
生活習慣と疾病の関わりを理解する。
自分の健康状態を把握し、健康管理に活用できる。
緊急時に適切に対応できる救急救命の基礎を修得する。
種類や効き方など薬に関する基礎的な知識を修得する。
薬を適正に使用できる。
セルフメディケーションのために OTC 薬を選択できる。
セルフメディケーションで対応できない症状と受診の必要性を理解する。
第17 回
第18 回
■履修しておくことが望ましい科目等■
■準備学修等の指示■
授業終了時に次回の授業内容の予習を指示する。
■定期試験■
実施する
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
原)
●準備学習等
・前回の授業の復習と配付した資料により、参加する地域事業での自分の役
割と参加する意義を確認する。
フィールドワーク (松岡、石津、田中、小嶋、大西、上敷領、西尾、瀬尾、杉
原)
●準備学習等
・前回の授業の復習と配付した資料により、参加する地域事業の意義と効果
について考えをまとめておく。
事後学習Ⅰ:フィールドワークのまとめ(SGD) (松岡、石津、田中、小嶋、大
西、上敷領、西尾、瀬尾、杉原)
●準備学習等
・参加した地域事業の感想をまとめておく。
事後学習Ⅱ:フィールドワークの学習成果報告(松岡、石津、田中、小嶋、大
西、上敷領、西尾、瀬尾、杉原)
●準備学習等
・参加した地域事業の内容を発表できるように、準備する。
生活習慣と健康 運動と食事、保健機能食品(上敷領)
●準備学習等
・健康に及ぼす生活習慣の影響について予習する。
・身の周りにあるサプリメントやトクホマークのついた商品を確認する。
生活習慣と健康 喫煙と飲酒、医薬品の不適切使用(杉原)
●準備学習等
・喫煙と飲酒、医薬品の不適切使用の問題について予習する。
・授業の復習をする。
危険ドラッグが及ぼす健康と社会への影響(石津)
●準備学習等
・危険ドラッグの問題について情報を収集し予習する。
・授業の復習をする。
セルフメディケーションの意義(杉原)
●準備学習等
・セルフメディケーションの意味について予習する。
セルフメディケーションにおけるバイタルサイン(1)血圧、脈拍、呼吸、体温(西
尾・上敷領)
●準備学習等
・バイタルサインの意味について予習する。
セルフメディケーションにおけるバイタルサイン(2)意識、救急救命処置(西尾・
上敷領)
●準備学習等
・救急救命現場におけるバイタルサイン取得の意義について予習する。
・授業の復習をする。
薬の種類(金尾)
●準備学習等
・薬にはどのような種類があるか,身の回りのものについて予習する。
薬の効き方(金尾)
●準備学習等
・薬を使う目的について予習する。
・授業の復習をする。
安全で有効な薬の使用方法(金尾)
●準備学習当
・薬の副作用について予習する。
・授業の復習をする。
OTC 医薬品とは?かぜ薬の成分(大西)
●準備学習等
・自宅にある常備薬の箱を見て、含有される成分の名前をいくつか挙げられ
るようにしておく。
正しい薬の選び方、受診すべき症状~かぜとの見分け~(大西)
●準備学習等
・自宅にある OTC 医薬品の添付文書を少なくとも 1 つ読んでおく。
・授業の復習をする。
身近に潜むアレルギー(瀬尾)
●準備教育等
・アレルギーと呼ばれる病気はどのようなものがあるかを予習しておく。
事前学習:地域における健康増進施策(SGD)(松岡、石津、田中、小嶋、大
西、上敷領、西尾、瀬尾、杉原)
●準備学習等
・少子高齢社会によってもたらされる医療や福祉に関する社会的問題につ
いて考えをまとめておく。
・厚生労働省ならびに福山市のホームページに掲載されている健康増進な
らびに福祉対策について閲覧しておく。
フィールドワーク (松岡、石津、田中、小嶋、大西、上敷領、西尾、瀬尾、杉
原)
●準備学習等
・前回の授業の復習と配付した資料により、参加する地域事業の目的につい
て予習する。
フィールドワーク (松岡、石津、田中、小嶋、大西、上敷領、西尾、瀬尾、杉
■成績評価の方法■
記述試験により評価する。
■使用テキスト■
『フィジカルアセスメント-薬剤師に必要な知識と技能-』 西尾廣昭他編 ふくろう出版
978-4-86186-625-8
■参考書■
― 111 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(E群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
セルフメディケーションⅠ
Self-medication Ⅰ
杉原 成美 他
1
1全
■授業のねらい・概要■
自らの健康は自己管理し守ることの大切さを自覚すると共に、そのために必要な基礎知識を
修得する。疾病予防や健康増進に関する 1 次予防、ならびに早期発見を中心とした 2 次予
防対策を学び、自己の健康管理に活用する。また、セルフメディケーションの実践に役立つ
医薬品や健康食品の利用に関する基礎知識を修得する。備後地域において展開されてい
る健康増進対策や福祉対策について学習する。
■授業(学修)の到達目標■
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
セルフメディケーションの目的と意義を説明できる。
生活習慣と疾病の関わりを理解する。
自分の健康状態を把握し、健康管理に活用できる。
緊急時に適切に対応できる救急救命の基礎を修得する。
種類や効き方など薬に関する基礎的な知識を修得する。
薬を適正に使用できる。
セルフメディケーションのために OTC 薬を選択できる。
セルフメディケーションで対応できない症状と受診の必要性を理解する。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■準備学修等の指示■
授業終了時に次回の授業内容の予習を指示する。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
セルフメディケーションの意義(杉原)
●準備学習等
・セルフメディケーションの意味について予習する。
セルフメディケーションにおけるバイタルサイン(1)血圧、脈拍、呼吸、体温(西
尾・上敷領)
●準備学習等
・バイタルサインの意味について予習する。
セルフメディケーションにおけるバイタルサイン(2)意識、救急救命処置(西尾・
上敷領)
●準備学習等
・救急救命現場におけるバイタルサイン取得の意義について予習する。
・授業の復習をする。
薬の種類(金尾)
●準備学習等
・薬にはどのような種類があるか,身の回りのものについて予習する。
薬の効き方(金尾)
●準備学習等
・薬を使う目的について予習する。
・授業の復習をする。
安全で有効な薬の使用方法(金尾)
●準備学習当
・薬の副作用について予習する。
・授業の復習をする。
OTC 医薬品とは?かぜ薬の成分(大西)
●準備学習等
・自宅にある常備薬の箱を見て、含有される成分の名前をいくつか挙げられ
るようにしておく。
正しい薬の選び方、受診すべき症状~かぜとの見分け~(大西)
●準備学習等
・自宅にある OTC 医薬品の添付文書を少なくとも 1 つ読んでおく。
・授業の復習をする。
身近に潜むアレルギー(瀬尾)
●準備教育等
・アレルギーと呼ばれる病気はどのようなものがあるかを予習しておく。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
記述試験により評価する。
■使用テキスト■
『フィジカルアセスメント-薬剤師に必要な知識と技能-』 西尾廣昭他編 ふくろう出版
978-4-86186-625-8
■参考書■
― 112 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(E群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■使用テキスト■
セルフメディケーションⅡ
Self-medication Ⅱ
杉原 成美 他
1
1全
『フィジカルアセスメント-薬剤師に必要な知識と技能-』 西尾廣昭他編 ふくろう出版
978-4-86186-625-8
■参考書■
■授業のねらい・概要■
備後地域における健康や疾病にかかわる課題や対策について、備後の特性、ならびに歴史
や文化を踏まえた視点から学ぶ。さらに、フィールドワークを通して「健康日本21」の備後地
域における取り組みを体験し、備後地域を支える市民として果たすべき役割を考える。
■授業(学修)の到達目標■
1. 備後地域が抱える健康や疾病、福祉にかかわる課題を列挙できる。
2. 全国との比較から備後地域の健康や疾病、福祉に関する課題の特性を概説できる。
3. 歴史や文化の中で育まれてきたコニュニティーで健康対策に取り組む意義を説明でき
る。
4. 備後地域で実践されている健康や福祉の事業の目的と意義について概説できる。
5. 備後地域で実践されている健康や福祉の事業を体験し、市民としての役割を自覚する。
6. 健康におよぼす生活習慣の重要性について説明できる。
7. 健康増進や疾病予防におけるセルフメディケーションの意識について概説できる。
8. 危険ドラッグなどの乱用薬物による社会的弊害について説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■準備学修等の指示■
授業終了時に次回の授業内容の予習を指示する。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
事前学習:地域における健康増進施策(SGD)(松岡、石津、田中、小嶋、大
西、上敷領、西尾、瀬尾、杉原)
●準備学習等
・少子高齢社会によってもたらされる医療や福祉に関する社会的問題につ
いて考えをまとめておく。
・厚生労働省ならびに福山市のホームページに掲載されている健康増進な
らびに福祉対策について閲覧しておく。
フィールドワーク (松岡、石津、田中、小嶋、大西、上敷領、西尾、瀬尾、杉
原)
●準備学習等
・前回の授業の復習と配付した資料により、参加する地域事業の目的につい
て予習する。
フィールドワーク (松岡、石津、田中、小嶋、大西、上敷領、西尾、瀬尾、杉
原)
●準備学習等
・前回の授業の復習と配付した資料により、参加する地域事業での自分の役
割と参加する意義を確認する。
フィールドワーク (松岡、石津、田中、小嶋、大西、上敷領、西尾、瀬尾、杉
原)
●準備学習等
・前回の授業の復習と配付した資料により、参加する地域事業の意義と効果
について考えをまとめておく。
事後学習Ⅰ:フィールドワークのまとめ(SGD) (松岡、石津、田中、小嶋、大
西、上敷領、西尾、瀬尾、杉原)
●準備学習等
・参加した地域事業の感想をまとめておく。
事後学習Ⅱ:フィールドワークの学習成果報告(松岡、石津、田中、小嶋、大
西、上敷領、西尾、瀬尾、杉原)
●準備学習等
・参加した地域事業の内容を発表できるように、準備する。
生活習慣と健康 運動と食事、保健機能食品(上敷領)
●準備学習等
・健康に及ぼす生活習慣の影響について予習する。
・身の周りにあるサプリメントやトクホマークのついた商品を確認する。
生活習慣と健康 喫煙と飲酒、医薬品の不適切使用(杉原)
●準備学習等
・喫煙と飲酒、医薬品の不適切使用の問題について予習する。
・授業の復習をする。
危険ドラッグが及ぼす健康と社会への影響(石津)
●準備学習等
・危険ドラッグの問題について情報を収集し予習する。
・授業の復習をする。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
態度、レポート、定期試験
― 113 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(E群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■定期試験■
ダンス
Dance
生関 文翔
1
1全
実施しない
■成績評価の方法■
出席40%,課題レポート 30%,実技試験30%
■使用テキスト■
■参考書■
■授業のねらい・概要■
この授業では,学校体育(小・中・高)で学習する 3 領域のダンス(表現系ダンス,フォークダ
ンス,リズム系ダンス)を通して,イメージや各ダンスの歴史およびリズムを捉えた身体表現
ができることを目指しています。そのため,ダンスの楽しさを共有することはもちろん,体育科
および保健体育科の教員を目指す学生にとっては,学校現場で使える教材や指導法を学ぶ
ことができる内容になっています。
■授業(学修)の到達目標■
①身体表現のテクニック(身体のコントロール・リズム感)の習得
②①のテクニックを使いながら,ダンスを通して自己表現をすることができる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■準備学修等の指示■
①室内用シューズ
②タオル
③水分補給のための飲料
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
●オリエンテーション
●体ほぐしの運動
●リズム系ダンス①…リズムに合わせて HIPHOP:HIPHOP のステップを組み合
わせたダンス【習得】
●リズム系ダンス②…リズムに合わせて HIPHOP:HIPHOP のステップを組み合
わせたダンス【探求】
⇒ルーブリックを用いた自己評価を行い,改善点をみつける
●リズム系ダンス③…リズムに合わせて HIPHOP:HIPHOP のステップを組み合
わせたダンス【探求】
⇒ルーブリックを用いた自己評価を行い,前回の動きと今回
の動きを比較する
(自分の良くなった点について気づきを記入)
●リズム系ダンス④…リズムに合わせて HIPHOP:オリジナル作品づくり【活用】
+途中発表会
⇒事前準備:YoutubeやPVから自分の気に入った動きを探して自分なりにアレ
ンジを加え,
取り入れたい動きを用意しておく(同じグループの人に教えることが出来るよ
うにしておく)
●リズム系ダンス⑤…リズムに合わせて HIPHOP:オリジナル作品づくり【活用】
+途中発表会
●リズム系ダンス⑥…リズムに合わせて HIPHOP:ミニ発表会【振り返り】
⇒ルーブリックを用いた自己評価を行い,振り返りを行う
●体ほぐしの運動
●フォークダンス①…踊りが生まれた歴史とその踊りを学ぶ
外国のフォークダンス
●体ほぐしの運動
●フォークダンス②…踊りが生まれた歴史とその踊りを学ぶ
国内のフォークダンス
●体ほぐしの運動
●フォークダンス・表現系ダンス・リズム系ダンスの MIX①…国内のフォークダ
ンスアレンジ
●フォークダンス・表現系ダンス・リズム系ダンスの MIX②…国内のフォークダ
ンスアレンジ:ミニ発表会
⇒ルーブリックを用いた自己評価を行い,振り返りを行う
●体ほぐしの運動
●表現系ダンス①…新聞紙を使った身体表現(個の動き⇒群の動き
●体ほぐしの運動
●表現系ダンス②…もの(小道具)を使って
⇒小道具(ゴム・椅子・カラーコーンなど)から連想を広げて動く:グループで
小作品をつくる
●体ほぐしの運動
●表現系ダンス③…もの(小道具)を使って
⇒小道具(ゴム・椅子・カラーコーンなど)から連想を広げて動く:グループで
小作品をつくる
●体ほぐしの運動
●表現系ダンス④…もの(小道具)を使って【振り返り】
⇒小道具(ゴム・椅子・カラーコーンなど)から連想を広げて動く:ミニ発表会
●その他のダンス…エアロビクス
●まとめ
― 114 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(E群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■定期試験■
体育(1)
Physical Education(1)
新谷 士朗
2
1全(~H25)
実施しない
■成績評価の方法■
出席状況,授業への意欲・関心・態度,技術習得などを総合的に判断して評価する。
■使用テキスト■
■参考書■
■授業のねらい・概要■
今日における学生の「健康体力の保持増進」は極めて重要な課題となっている。また,大学
生活の中においてスポーツに関わる機会は減少しており「スポーツの楽しさ」を忘れがちで
ある。そこで本授業ではバレーボールとバスケットボール等の球技を中心に,その基礎技術
やルールを習得・理解するとともに,マナーやコミュニケーション,また「生涯スポーツ」の重
要性を理解し生涯にわたり豊かなスポーツライフに取り組むことができることをねらいとす
る。
■授業(学修)の到達目標■
1,各スポーツ種目の基礎技術及びルール,審判法を習得する。
2,球技を中心にスポーツを楽しみながら,チームメイトとの協調性を持てる。
3,「生涯スポーツ」の重要性を理解する。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■準備学修等の指示■
授業で取り上げるスポーツ種目について,これまでの学習経験を想起し,基礎技術及びル
ール等を事前学習として確認しておくこと。また,各授業で行った内容を復讐内容として確認
すること。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
授業内容に関するガイダンス
●準備学習
高等学校までに学習した球技の内容を想起し,自己の技術習得状況等を把握
しておく。
ストレッチ及びバレーボールのチーム編成とルール確認
●準備学習
ストレッチの方法とバレーボールのチーム編成の在り方・ルールを調べておく。
バレーボールの基礎技術の練習(パス・スパイク)
●準備学習
パスの種類やスパイクの方法を調べておく。
バレーボールのチーム戦術の練習
●準備学習
チーム戦術としての方法を調べておく。
バレーボールのリーグ戦
●準備学習
チームの戦術や作戦を確認しておく。
バレーボールのリーグ戦
●準備学習
チームの戦術や作戦を確認しておく。
バレーボールのリーグ戦
●準備学習
チームの戦術や作戦を確認しておく。
バレーボールのまとめとバスケットボールのオリエンテーション
●準備学習
これまでの授業の振り返りと反省をしておく。
バスケットボールのチーム編成とルール確認
●準備学習
バスケットボールのチーム編成の在り方・ルールを調べておく。
バスケットボールの基礎技術の練習(パス・ドリブル・シュート)
●準備学習
パス,ドリブル及びシュートの方法を調べておく。
バスケットボールのチーム戦術の練習
●準備学習
チームの戦術の方法を確認しておく。
バスケットボールのリーグ戦
●準備学習
チームの戦術や作戦を確認しておく。
バスケットボールのリーグ戦
●準備学習
チームの戦術や作戦を確認しておく。
バスケットボールのリーグ戦
●準備学習
チームの戦術や作戦を確認しておく。
バスケットボールのまとめと授業の反省
●準備学習
これまでの授業の振り返りと反省をしておく。
― 115 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(E群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
体育(1)
Physical Education(1)
吉田 卓史
2
1全(~H25)
■授業のねらい・概要■
現代社会における学生の「健康体力の保持増進」は極めて重要な課題となっています。しか
も大学生活の中でスポーツに携わる機会は極めて減少し、「スポーツの楽しさ」を忘れがち
になります。そこで本授業ではバドミントンとバレーボール等の球技を中心に、その基本技術
やルールを習得するとともに、マナーやコミュニケーション、さらには「生涯スポーツ」の重要
性を理解し将来にわたりスポーツ活動に取り組めるよう指導していきたい。(他の種目の場合
もあります)
■授業(学修)の到達目標■
1,「生涯スポーツ」の重要性を理解できる。
2,球技を中心にスポーツを楽しむ事が出来、チームメイトとの協調性をもてる。
3,各スポーツ種目の基本技術及びルール、審判法を習得する。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■準備学修等の指示■
特になし。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
オリエンテーション
身体ほぐし運動(ストレッチ)
身体ほぐし運動(筋力エクササイズ)
バレーボール 基本技術(パス)
バレーボール 基本技術(スパイク)
バレーボール チーム戦術の練習
バレーボール チーム戦術の練習
バレーボール リーグ戦
バレーボール リーグ戦
バドミントン 基本技術(ラリー)
バドミントン 基本技術(スマッシュ)
バドミントン ルールと審判法(講義)
バドミントン ダブルスでのゲーム
バドミントン ダブルスでのゲーム
まとめ
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
出席及び実技テスト等、授業への積極的な参加、マナー等を総合的に評価
■使用テキスト■
■参考書■
― 116 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(E群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■定期試験■
体育(1)
Physical Education(1)
新谷 士朗
2
1全(~H25)
実施しない
■成績評価の方法■
出席状況,授業への意欲・関心・態度,技術習得などを総合的に判断して評価する。
■使用テキスト■
■参考書■
■授業のねらい・概要■
今日における学生の「健康体力の保持増進」は極めて重要な課題となっている。また,大学
生活の中においてスポーツに関わる機会は減少しており「スポーツの楽しさ」を忘れがちで
ある。そこで本授業ではバレーボールとバスケットボール等の球技を中心に,その基礎技術
やルールを習得・理解するとともに,マナーやコミュニケーション,また「生涯スポーツ」の重
要性を理解し生涯にわたり豊かなスポーツライフに取り組むことができることをねらいとす
る。
■授業(学修)の到達目標■
1,各スポーツ種目の基礎技術及びルール,審判法を習得する。
2,球技を中心にスポーツを楽しみながら,チームメイトとの協調性を持てる。
3,「生涯スポーツ」の重要性を理解する。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■準備学修等の指示■
授業で取り上げるスポーツ種目について,これまでの学習経験を想起し,基礎技術及びル
ール等を事前学習として確認しておくこと。また,各授業で行った内容を復讐内容として確認
すること。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
授業内容に関するガイダンス
●準備学習
高等学校までに学習した球技の内容を想起し,自己の技術習得状況等を把握
しておく。
ストレッチ及びバレーボールのチーム編成とルール確認
●準備学習
ストレッチの方法とバレーボールのチーム編成の在り方・ルールを調べておく。
バレーボールの基礎技術の練習(パス・スパイク)
●準備学習
パスの種類やスパイクの方法を調べておく。
バレーボールのチーム戦術の練習
●準備学習
チーム戦術としての方法を調べておく。
バレーボールのリーグ戦
●準備学習
チームの戦術や作戦を確認しておく。
バレーボールのリーグ戦
●準備学習
チームの戦術や作戦を確認しておく。
バレーボールのリーグ戦
●準備学習
チームの戦術や作戦を確認しておく。
バレーボールのまとめとバスケットボールのオリエンテーション
●準備学習
これまでの授業の振り返りと反省をしておく。
バスケットボールのチーム編成とルール確認
●準備学習
バスケットボールのチーム編成の在り方・ルールを調べておく。
バスケットボールの基礎技術の練習(パス・ドリブル・シュート)
●準備学習
パス,ドリブル及びシュートの方法を調べておく。
バスケットボールのチーム戦術の練習
●準備学習
チームの戦術の方法を確認しておく。
バスケットボールのリーグ戦
●準備学習
チームの戦術や作戦を確認しておく。
バスケットボールのリーグ戦
●準備学習
チームの戦術や作戦を確認しておく。
バスケットボールのリーグ戦
●準備学習
チームの戦術や作戦を確認しておく。
バスケットボールのまとめと授業の反省
●準備学習
これまでの授業の振り返りと反省をしておく。
― 117 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(E群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
体育(1)
Physical Education(1)
吉田 卓史
1
1全(H26~)
■授業のねらい・概要■
現代社会における学生の「健康体力の保持増進」は極めて重要な課題となっています。しか
も大学生活の中でスポーツに携わる機会は極めて減少し、「スポーツの楽しさ」を忘れがち
になります。そこで本授業ではバドミントンとバレーボール等の球技を中心に、その基本技術
やルールを習得するとともに、マナーやコミュニケーション、さらには「生涯スポーツ」の重要
性を理解し将来にわたりスポーツ活動に取り組めるよう指導していきたい。(他の種目の場合
もあります)
■授業(学修)の到達目標■
1,「生涯スポーツ」の重要性を理解できる。
2,球技を中心にスポーツを楽しむ事が出来、チームメイトとの協調性をもてる。
3,各スポーツ種目の基本技術及びルール、審判法を習得する。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■準備学修等の指示■
特になし。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
オリエンテーション
身体ほぐし運動(ストレッチ)
身体ほぐし運動(筋力エクササイズ)
バレーボール 基本技術(パス)
バレーボール 基本技術(スパイク)
バレーボール チーム戦術の練習
バレーボール チーム戦術の練習
バレーボール リーグ戦
バレーボール リーグ戦
バドミントン 基本技術(ラリー)
バドミントン 基本技術(スマッシュ)
バドミントン ルールと審判法(講義)
バドミントン ダブルスでのゲーム
バドミントン ダブルスでのゲーム
まとめ
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
出席及び実技テスト等、授業への積極的な参加、マナー等を総合的に評価
■使用テキスト■
■参考書■
― 118 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(E群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■定期試験■
体育(2)
Physical Education(2)
新谷 士朗
1
1全(H26~)
実施しない
■成績評価の方法■
出席状況,授業への意欲・関心・態度,技術習得などを総合的に判断して評価する。
■使用テキスト■
■参考書■
■授業のねらい・概要■
今日における学生の「健康体力の保持増進」は極めて重要な課題となっている。また,大学
生活の中においてスポーツに関わる機会は減少しており「スポーツの楽しさ」を忘れがちで
ある。そこで本授業ではバスケットボールやサッカー等の球技を中心に,その基礎技術やル
ールを習得・理解するとともに,マナーやコミュニケーション,また「生涯スポーツ」の重要性
を理解し生涯にわたり豊かなスポーツライフに取り組むことができることをねらいとする。
■授業(学修)の到達目標■
1,各スポーツ種目の基礎技術及びルール,審判法を習得する。
2,球技を中心にスポーツを楽しみながら,チームメイトとの協調性を持てる。
3,「生涯スポーツ」の重要性を理解する。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■準備学修等の指示■
授業で取り上げるスポーツ種目について,これまでの学習経験を想起し基礎技術及びルー
ルを事前学習として調べておくこと。また,各授業で行った内容を復讐内容として確認してお
くこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
授業内容に関するガイダンス
●準備学習
・高等学校までに学習した球技の内容を想起し,自己の技術習得状況等を把
握しておく。
ストレッチの方法とバスケットボールのチーム編成とルール確認
●準備学習
・ストレッチの方法とバスケットボールのチーム編成の在り方・ルールを調べて
おく。
バスケットボールの基礎技術の練習(パス・ドリブル・シュート)
●準備運動
・パス,ドリブル及びシュートの方法を調べておく。
バスケットボールのチーム戦術の練習
●準備学習
・チーム戦術の方法を調べておく。
バスケットボールのリーグ戦
●準備学習
・チームの戦術や作戦を確認しておく
バスケットボールのリーグ戦
●準備学習
・チームの戦術や作戦を確認しておく
バスケットボールのリーグ戦
●準備学習
・チームの戦術や作戦を確認しておく
バスケットボールのまとめとサッカーについてのオリエンテーション
●準備学習
・これまでの授業の振り返りをしておく。
サッカーのチーム編成とルール確認
●準備学習
・バスケットボールのチーム編成の在り方・ルールを調べておく。
サッカーの基礎技術の練習(パス・ドリブル・シュート)
●準備学習
・パス,ドリブル及びシュートの方法を調べておく。
サッカーのチーム戦術の練習
●準備学習
・チーム戦術の方法を調べておく。
サッカーのリーグ戦
●準備学習
・チームの戦術や作戦を確認しておく。
サッカーのリーグ戦
●準備学習
・チームの戦術や作戦を確認しておく。
サッカーのリーグ戦
●準備学習
・チームの戦術や作戦を確認しておく。
サッカーのまとめと授業の反省
●準備学習
これまでの授業の振り返りと反省をしておく。
― 119 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(E群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
体育(2)
Physical Education(2)
吉田 卓史
1
1全(H26~)
■授業のねらい・概要■
現代社会における学生の「健康体力の保持増進」は極めて重要な課題となっています。しか
も大学生活の中でスポーツに携わる機会は極めて減少し、「スポーツの楽しさ」を忘れがち
になります。そこで本授業ではサッカーとバスケットボールの球技を中心に、その基本技術
やルールを習得するとともに、マナーやコミュニケーション、さらには「生涯スポーツ」の重要
性を理解し将来にわたりスポーツ活動に取り組めるよう指導していきたい。(他の種目の場合
もあります)
■授業(学修)の到達目標■
1,「生涯スポーツ」の重要性を理解できる。
2,球技を中心にスポーツを楽しむ事が出来、チームメイトとの協調性をもてる。
3,各スポーツ種目の基本技術及びルール、審判法を習得する。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし
■準備学修等の指示■
特になし
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
オリエンテーション
身体ほぐし運動(ストレッチ)
身体ほぐし運動(筋力エクササイズ)
サッカー 個人技術(ボールタッチ)
サッカー グループ戦術(攻撃)
サッカー ルールと審判法(講義)
サッカー リーグ戦
サッカー リーグ戦
バスケットボール 基本技術(パス・ドリブル)
バスケットボール 基本技術(シュート)
バスケットボール ルールと審判法(講義)
バスケットボール チーム戦術の練習
バスケットボール リーグ戦
バスケットボール リーグ戦
まとめ
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
出席及び実技テスト等、授業への積極的な参加、マナー等を総合的に評価
■使用テキスト■
■参考書■
― 120 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(E群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■定期試験■
体育(2)
Physical Education(2)
新谷 士朗
2
1全(~H25)
実施しない
■成績評価の方法■
出席状況,授業への意欲・関心・態度,技術習得などを総合的に判断して評価する。
■使用テキスト■
■参考書■
■授業のねらい・概要■
今日における学生の「健康体力の保持増進」は極めて重要な課題となっている。また,大学
生活の中においてスポーツに関わる機会は減少しており「スポーツの楽しさ」を忘れがちで
ある。そこで本授業ではバスケットボールやサッカー等の球技を中心に,その基礎技術やル
ールを習得・理解するとともに,マナーやコミュニケーション,また「生涯スポーツ」の重要性
を理解し生涯にわたり豊かなスポーツライフに取り組むことができることをねらいとする。
■授業(学修)の到達目標■
1,各スポーツ種目の基礎技術及びルール,審判法を習得する。
2,球技を中心にスポーツを楽しみながら,チームメイトとの協調性を持てる。
3,「生涯スポーツ」の重要性を理解する。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■準備学修等の指示■
授業で取り上げるスポーツ種目について,これまでの学習経験を想起し基礎技術及びルー
ルを事前学習として調べておくこと。また,各授業で行った内容を復讐内容として確認してお
くこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
授業内容に関するガイダンス
●準備学習
・高等学校までに学習した球技の内容を想起し,自己の技術習得状況等を把
握しておく。
ストレッチの方法とバスケットボールのチーム編成とルール確認
●準備学習
・ストレッチの方法とバスケットボールのチーム編成の在り方・ルールを調べて
おく。
バスケットボールの基礎技術の練習(パス・ドリブル・シュート)
●準備運動
・パス,ドリブル及びシュートの方法を調べておく。
バスケットボールのチーム戦術の練習
●準備学習
・チーム戦術の方法を調べておく。
バスケットボールのリーグ戦
●準備学習
・チームの戦術や作戦を確認しておく
バスケットボールのリーグ戦
●準備学習
・チームの戦術や作戦を確認しておく
バスケットボールのリーグ戦
●準備学習
・チームの戦術や作戦を確認しておく
バスケットボールのまとめとサッカーについてのオリエンテーション
●準備学習
・これまでの授業の振り返りをしておく。
サッカーのチーム編成とルール確認
●準備学習
・バスケットボールのチーム編成の在り方・ルールを調べておく。
サッカーの基礎技術の練習(パス・ドリブル・シュート)
●準備学習
・パス,ドリブル及びシュートの方法を調べておく。
サッカーのチーム戦術の練習
●準備学習
・チーム戦術の方法を調べておく。
サッカーのリーグ戦
●準備学習
・チームの戦術や作戦を確認しておく。
サッカーのリーグ戦
●準備学習
・チームの戦術や作戦を確認しておく。
サッカーのリーグ戦
●準備学習
・チームの戦術や作戦を確認しておく。
サッカーのまとめと授業の反省
●準備学習
これまでの授業の振り返りと反省をしておく。
― 121 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(E群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
体育(2)
Physical Education(2)
吉田 卓史
2
1全(~H25)
■授業のねらい・概要■
現代社会における学生の「健康体力の保持増進」は極めて重要な課題となっています。しか
も大学生活の中でスポーツに携わる機会は極めて減少し、「スポーツの楽しさ」を忘れがち
になります。そこで本授業ではサッカーとバスケットボールの球技を中心に、その基本技術
やルールを習得するとともに、マナーやコミュニケーション、さらには「生涯スポーツ」の重要
性を理解し将来にわたりスポーツ活動に取り組めるよう指導していきたい。(他の種目の場合
もあります)
■授業(学修)の到達目標■
1,「生涯スポーツ」の重要性を理解できる。
2,球技を中心にスポーツを楽しむ事が出来、チームメイトとの協調性をもてる。
3,各スポーツ種目の基本技術及びルール、審判法を習得する。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし
■準備学修等の指示■
特になし
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
オリエンテーション
身体ほぐし運動(ストレッチ)
身体ほぐし運動(筋力エクササイズ)
サッカー 個人技術(ボールタッチ)
サッカー グループ戦術(攻撃)
サッカー ルールと審判法(講義)
サッカー リーグ戦
サッカー リーグ戦
バスケットボール 基本技術(パス・ドリブル)
バスケットボール 基本技術(シュート)
バスケットボール ルールと審判法(講義)
バスケットボール チーム戦術の練習
バスケットボール リーグ戦
バスケットボール リーグ戦
まとめ
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
出席及び実技テスト等、授業への積極的な参加、マナー等を総合的に評価
■使用テキスト■
■参考書■
― 122 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(E群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
体育理論
Sports theory
吉田 卓史
2
1全
第14 回
第15 回
■授業のねらい・概要■
スポーツは年齢、性別を問わず全ての人々に親しまれています。しかも実際にプレーする
だけではなく、観戦等様々な楽しみ方が存在しています。また、経済活動の中で「スポーツ」
も重要な位置を担っています。さらに健康的な生活を送るためにも体を動かすこと、またそ
の仕組みを知ることは大変重要です。本講義ではスポーツを様々な局面から理解し、スポ
ーツ及び体育の理論的な背景を学びます。スポーツに関する情報や映像をもとに自ら考え
てもらう講義方法をとります。
●準備学習
スポーツに関するニュースの中から興味あるものを見つける
得意なスポーツの技術的な面を予習する
現代スポーツの諸問題
●準備学習
スポーツに関するニュースの中から興味あるものを見つける
生涯スポーツの重要性
●準備学習
スポーツに関するニュースの中から興味あるものを見つける
自分の将来構想をまとめる
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
出席 定期試験 毎時間ごとのレポート等を総合的に判断
■授業(学修)の到達目標■
■使用テキスト■
現代スポーツの問題点について、理解し意見出来る
自分の身体の仕組み、運動学習について理解する
様々なスポーツ種目の発展について理解する
■参考書■
『教養としてのスポーツ科学』 早稲田大学スポーツ科学部 大修館書店 2003
978-4469265217
■履修しておくことが望ましい科目等■
■準備学修等の指示■
スポーツ関連の新聞雑誌等の記事に関心をもつこと
レポート課題を必ず提出すること。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
オリエンテーション
●準備学習
スポーツに関するニュースの中から興味あるものを見つける
好きなスポーツやスポーツに関する興味ある点を整理する
スポーツの意義
●準備学習
スポーツに関するニュースの中から興味あるものを見つける
「スポーツの魅力」について予習する
スポーツの起源と歴史
●準備学習
スポーツに関するニュースの中から興味あるものを見つける
自分の興味あるスポーツの成立過程について予習する
スポーツのルールの変遷
●準備学習
スポーツに関するニュースの中から興味あるものを見つける
ルールはなぜ制定され、なぜ守るのか整理する
スポーツと経済
●準備学習
スポーツに関するニュースの中から興味あるものを見つける
「スポーツとお金」について予習する
スポーツとメディア
●準備学習
スポーツに関するニュースの中から興味あるものを見つける
スポーツ経済について復習する
スポーツと教育
●準備学習
スポーツに関するニュースの中から興味あるものを見つける
スポーツから学べることをまとめる
スポーツと倫理
●準備学習
スポーツに関するニュースの中から興味あるものを見つける
フェアプレーに関する調査
スポーツによる身体活動
●準備学習
スポーツに関するニュースの中から興味あるものを見つける
身体活動を行ってくる
筋肉の動く仕組み
●準備学習
スポーツに関するニュースの中から興味あるものを見つける
筋肉に関する予習をする
コンディショニング
●準備学習
スポーツに関するニュースの中から興味あるものを見つける
身体活動、筋肉について復習する
スポーツ指導とコーチング
●準備学習
スポーツに関するニュースの中から興味あるものを見つける
コーチングに関する予習をする
スポーツの技術戦術
― 123 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(E群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
陶芸
CERAMIC ART
藤本 明成
2
1全(~H25)
■授業のねらい・概要■
“粘土を使用して自己の今の心象風景を具現化させる”との試験用テーマを期首にまず課し、
授業では専門的なロクロを使った制作を重点におこなう。難易度に応じた課題を示し、実技
試験形式にてすすめる。
■授業(学修)の到達目標■
ロクロを使用しての制作では、少なくとも初期段階の基礎レベルには全員が到達することを目
標とする。
課題作品においては独創性、特に発想のユニークさを重視する。複数回提出を求め、作品
のレベルの向上をめざす。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■準備学修等の指示■
身近にある食器に接する時、制作の観点から注意深く観ることが非常に大切なことです。新
しい切り口を発見し特徴ある自己の作品をうみだす原動力としましょう。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
授業の進行の説明、特に試験について。茶碗をつくる。
どんぶり状の器を、上部が波打たないよう注意してつくる。
四角形の鉢をつくる。
伸ばす方向に注意しながら皿をつくる。
一塊の粘土から複数個の湯のみをつくり、土台から切り離す。
高杯状のカップを器が揺れないようにつくる。
粘土で自己表現した具象作品を提出する。
丸い花瓶をつくる。口の径は手が入らない位細くする。
首の長い花瓶をつくる。上部に粘土を残しておくこと。
瓢箪花瓶をつくる。丸い花瓶が重なった形。
自己表現作品の制作。粘土での自己主張を強くすること。
蓋のついた容器をつくる。蓋とうつわがきっちり合うようにする。
抽象作品の提出にむけてテーマを決め準備の制作をする。
抽象作品の提出日。
ろくろの実技デスト。
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
課題作品の評価、出席状況、授業態度を総合的に判断して採点する。各自の到達レベルの
確認の必要から、授業中複数回試験を実施する。オブジェ作品の採点では、発想のユニー
クさに重視をおいている。
■使用テキスト■
■参考書■
― 124 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(E群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
教養教育科目(F群)
陶芸
CERAMIC ART
藤本 明成
1
1全(H26~)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
松永に学ぶ産業と文化
鶴崎 健一
1
1全
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
“粘土を使用して自己の今の心象風景を具現化させる”との試験用テーマを期首にまず課し、
授業では専門的なロクロを使った制作を重点におこなう。難易度に応じた課題を示し、実技
試験形式にてすすめる。
松永の「はきもの資料館 足あとスクエア」には、世界中のはきものを始め、地域の伝統産業
に関わるものや文化に関するものが展示されています。この資料館を見学することで、産業
の栄枯盛衰、文化の継承など、様々な観点から地域について学ぶことができます。そこで、
この資料館の見学を通じて、学習者自身の観点で地域の産業や文化について考えてもらい
ます。成果については、12 月17 日(土)にはきもの資料館で発表してもらう予定です。
■授業(学修)の到達目標■
ロクロを使用しての制作では、少なくとも初期段階の基礎レベルには全員が到達することを目
標とする。
課題作品においては独創性、特に発想のユニークさを重視する。複数回提出を求め、作品
のレベルの向上をめざす。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■授業(学修)の到達目標■
地域の産業や文化について自身で課題を考え、調査研究することで、地域社会のあり方を
考えることができることを目指します。また、その成果をもとに、地域を育み、地域に貢献す
る精神を身に付けることを目指します。また、学修を通じて、コミュニケーション能力を身につ
けることも目指します。
特になし。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■準備学修等の指示■
身近にある食器に接する時、制作の観点から注意深く観ることが非常に大切なことです。新
しい切り口を発見し特徴ある自己の作品をうみだす原動力としましょう。
関連科目として「備後地域学」、「備後に学ぶ地域の課題」を履修しておくと良いでしょう。また、
福山市、尾道市にある資料館の見学をしておくことも良いでしょう。
■準備学修等の指示■
はきもの資料館には、はきものだけではなく、松永の伝統産業、あるいは日本各地の玩具な
ども展示されています。はきもの資料館の事前の見学は必要ありませんが、ホームページ
などを見て、何を課題として調べてみたいか、想像を膨らませておきましょう。
履修登録に関して、説明会(学習の進め方)を 4 月10 日から 15 日の昼休みに行います。
受講希望者は 1 号館3 階の学習支援相談室に集合してください。
事前学修として「はきもの資料館の見学」を行います。履修者は、4 月16 日(土)に見学会を
行いますので、必ず出席してください。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
授業の進行の説明、特に試験について。茶碗をつくる。
どんぶり状の器を、上部が波打たないよう注意してつくる。
四角形の鉢をつくる。
伸ばす方向に注意しながら皿をつくる。
一塊の粘土から複数個の湯のみをつくり、土台から切り離す。
高杯状のカップを器が揺れないようにつくる。
粘土で自己表現した具象作品を提出する。
丸い花瓶をつくる。口の径は手が入らない位細くする。
首の長い花瓶をつくる。上部に粘土を残しておくこと。
瓢箪花瓶をつくる。丸い花瓶が重なった形。
自己表現作品の制作。粘土での自己主張を強くすること。
蓋のついた容器をつくる。蓋とうつわがきっちり合うようにする。
抽象作品の提出にむけてテーマを決め準備の制作をする。
抽象作品の提出日。
ろくろの実技デスト。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
■定期試験■
実施しない
第6 回
■成績評価の方法■
第7 回
課題作品の評価、出席状況、授業態度を総合的に判断して採点する。各自の到達レベルの
確認の必要から、授業中複数回試験を実施する。オブジェ作品の採点では、発想のユニー
クさに重視をおいている。
■使用テキスト■
■参考書■
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
学修の進め方・受講の説明(4 月11 日から 15 日の昼休みに学習支援相談室
で実施)
はきもの資料館見学(1):はきもの資料館の概要 4 月16 日(土)実施予定
はきもの資料館見学(2):はきもの資料館の展示物の見学 4 月16 日(土)実
施予定
研究背景の調査:研究テーマを決めるための事前調査を担当教員と相談しな
がら行う
研究テーマの設定:はきもの資料館の見学および事前調査をもとに、担当教員
と相談しながら研究テーマを決める
調査・研究の準備:決定した研究テーマに則した調査・研究の方法を担当教員
と共に検討する
調査・研究(1):研究テーマに沿って、はきもの資料館の見学、資料の閲覧、ま
た、その他の調査(図書館、現地調査)などを行い、学修を進め、担当教員に
定期的に報告し、指導を受け、内容の深化を図る
中間報告:調査・研究(1)の成果をまとめて報告し、調査・研究の修正を行う
調査・研究(2):内容の深化を図るため、中間報告での成果をもとに学修を進
め、担当教員に、定期的に報告し、指導を受ける
まとめ・ポスターなどの作成:学修成果をもとに、模造紙1枚程度の発表用のポ
スターと発表に必要な資料を、担当教員の指導のもと作成する
ポスターの展示とプレゼンテーション:はきもの資料館にポスターを展示し発表
を行う。プレゼンテーションおよび展示ポスターは、一般の方にも公開する
12 月17 日(土)に実施を予定しています
研究報告書作成:プレゼンテーション時の質疑を反映させて研究報告書の作
成を担当教員の指導のもと作成する
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
事前学修(はきもの博物館見学)に参加した上で、指導教員のもと課題を設定し、調査・研究
を行う。成果について発表会を行い、その結果を受けてレポートを作成する。以上を満たし
た上で、総合的に判断して、評価を行う。
■使用テキスト■
■参考書■
― 125 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(F群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■定期試験■
地域防災応用
Disasters Competency
宮内 克之
2
1全(~H24)
実施する
■成績評価の方法■
毎週のレポートと定期試験の結果を総合して評価する。
■使用テキスト■
『地域防災基礎と同一の教科書を使用』
■授業のねらい・概要■
災害時に自分の身を自分で守り、また周囲の人たちと協力して被災者を支援できる防災リー
ダーの養成を目的としている。そのためには、災害への備えに対する知識や災害対応技術
を習得して、災害対応能力を高める必要がある。
■参考書■
■授業(学修)の到達目標■
1.地震、風水害などの自然災害や火災等を予防する知識を活用して、災害への備えを行う
ことができる。
2.災害や防災に関する情報を積極的に取得し、自分の身を守り、周囲の人を支援すること
ができる。
3.本講義と前期の「地域防災基礎」を受講し、防災士認定試験の受験資格を得ることを目
指す。
■履修しておくことが望ましい科目等■
地域防災基礎
■準備学修等の指示■
シラバスに記されたテキスト部分に目を通しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
災害とライフライン (宮内:工学部教授)
準備学習:ライフラインにはどのようなものがあるか調べておく。
テキストを持っている学生は、第5 講に目を通しておく。
行政の災害対策と支援制度 (武部:国土交通省中国地方整備局企画部防災
課長)
準備学習:支援制度にはどのようなものがあるか調べておく。
テキストを持っている学生は、第8 講に目を通しておく。
耐震診断と耐震補強 (山田:工学部講師)
準備学習:過去の地震被害について調べておく。
テキストを持っている学生は、第4 講に目を通しておく。
身近でできる防災対策 (箱上:日本防災士会広島県支部長)
準備学習:過去の身近な災害について調べておく。
テキストを持っている学生は、第3 講に目を通しておく。
地域の防災活動 (青木:福山市西学区自主防災組織事務局長)
準備学習:自主防災組織とは何か調べておく。
テキストを持っている学生は、第11 講に目を通しておく。
参事ストレスと心のケア (橋本:人間文化学部教授)
準備学習:PTSD とは何か調べておく。
テキストを持っている学生は、第7 講に目を通しておく。
災害と危機管理 (山本:広島県危機管理監危機管理課防災担当監)
準備学習:自分に関しての危機とは何か考えてみる。
テキストを持っている学生は、第28 講に目を通しておく。
ゲリラ豪雨等災害と避難 (熊谷:気象予報士:日本気象予報士会広島県支部)
準備学習:過去の大雨について調べておく。
テキストを持っている学生は、第26 講に目を通しておく。
災害ボランティア活動と避難所の運営 (鳥海:福山市社会福祉協議会ボラン
ティアセンター長)
準備学習:ボランティア組織にはどのようなものがあるか調べておく。
テキストを持っている学生は、第12 講に目を通しておく。
災害と損害保険 (吉田:日本損害保険協会中国支部事務局長)
準備学習:保険のしくみについて調べておく。
テキストを持っている学生は、第30 講に目を通しておく。
訓練と防災研修 (磯打:香川大学危機管理研究センター特命准教授)
準備学習:いざという時の避難経路について考えてみる。
テキストを持っている学生は、第14 講に目を通しておく。
事業継続計画と地域継続計画 (宮内:工学部教授)
準備学習:BCP の意味について調べておく。
テキストを持っている学生は、第29 講に目を通しておく。
災害と応急手当 (河村:福山地区消防組合消防局警防部救急救助課 課長
補佐)
準備学習:応急手当てにはどのようなものがあるか調べておく。
テキストを持っている学生は、第13 講に目を通しておく。
都市防災 (宮内:工学部教授)
準備学習:都市固有の特徴は何か考えてみる。
テキストを持っている学生は、第27 講に目を通しておく。
地域の復興と再建 (宮内:工学部教授)
準備学習:東日本大震災からの復興の現状を調べてみる。
テキストを持っている学生は、第31 講に目を通しておく。
― 126 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(F群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■定期試験■
地域防災応用
Disasters Competency
宮内 克之
2
1全(H25~)
実施する
■成績評価の方法■
毎週のレポートと定期試験の結果を総合して評価する。
■使用テキスト■
『地域防災基礎と同一の教科書を使用』
■授業のねらい・概要■
災害時に自分の身を自分で守り、また周囲の人たちと協力して被災者を支援できる防災リー
ダーの養成を目的としている。そのためには、災害への備えに対する知識や災害対応技術
を習得して、災害対応能力を高める必要がある。
■参考書■
■授業(学修)の到達目標■
1.地震、風水害などの自然災害や火災等を予防する知識を活用して、災害への備えを行う
ことができる。
2.災害や防災に関する情報を積極的に取得し、自分の身を守り、周囲の人を支援すること
ができる。
3.本講義と前期の「地域防災基礎」を受講し、防災士認定試験の受験資格を得ることを目
指す。
■履修しておくことが望ましい科目等■
地域防災基礎
■準備学修等の指示■
シラバスに記されたテキスト部分に目を通しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
災害とライフライン (宮内:工学部教授)
準備学習:ライフラインにはどのようなものがあるか調べておく。
テキストを持っている学生は、第5 講に目を通しておく。
行政の災害対策と支援制度 (武部:国土交通省中国地方整備局企画部防災
課長)
準備学習:支援制度にはどのようなものがあるか調べておく。
テキストを持っている学生は、第8 講に目を通しておく。
耐震診断と耐震補強 (山田:工学部講師)
準備学習:過去の地震被害について調べておく。
テキストを持っている学生は、第4 講に目を通しておく。
身近でできる防災対策 (箱上:日本防災士会広島県支部長)
準備学習:過去の身近な災害について調べておく。
テキストを持っている学生は、第3 講に目を通しておく。
地域の防災活動 (青木:福山市西学区自主防災組織事務局長)
準備学習:自主防災組織とは何か調べておく。
テキストを持っている学生は、第11 講に目を通しておく。
参事ストレスと心のケア (橋本:人間文化学部教授)
準備学習:PTSD とは何か調べておく。
テキストを持っている学生は、第7 講に目を通しておく。
災害と危機管理 (山本:広島県危機管理監危機管理課防災担当監)
準備学習:自分に関しての危機とは何か考えてみる。
テキストを持っている学生は、第28 講に目を通しておく。
ゲリラ豪雨等災害と避難 (熊谷:気象予報士:日本気象予報士会広島県支部)
準備学習:過去の大雨について調べておく。
テキストを持っている学生は、第26 講に目を通しておく。
災害ボランティア活動と避難所の運営 (鳥海:福山市社会福祉協議会ボラン
ティアセンター長)
準備学習:ボランティア組織にはどのようなものがあるか調べておく。
テキストを持っている学生は、第12 講に目を通しておく。
災害と損害保険 (吉田:日本損害保険協会中国支部事務局長)
準備学習:保険のしくみについて調べておく。
テキストを持っている学生は、第30 講に目を通しておく。
訓練と防災研修 (磯打:香川大学危機管理研究センター特命准教授)
準備学習:いざという時の避難経路について考えてみる。
テキストを持っている学生は、第14 講に目を通しておく。
事業継続計画と地域継続計画 (宮内:工学部教授)
準備学習:BCP の意味について調べておく。
テキストを持っている学生は、第29 講に目を通しておく。
災害と応急手当 (河村:福山地区消防組合消防局警防部救急救助課 課長
補佐)
準備学習:応急手当てにはどのようなものがあるか調べておく。
テキストを持っている学生は、第13 講に目を通しておく。
都市防災 (宮内:工学部教授)
準備学習:都市固有の特徴は何か考えてみる。
テキストを持っている学生は、第27 講に目を通しておく。
地域の復興と再建 (宮内:工学部教授)
準備学習:東日本大震災からの復興の現状を調べてみる。
テキストを持っている学生は、第31 講に目を通しておく。
― 127 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
■成績評価の方法■
教養教育科目(F群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
毎週のレポートと定期試験の結果を総合して評価する。
地域防災基礎
Disasters Literacy
宮内 克之
2
1全(~H24)
■使用テキスト■
『防災士教本』 日本防災士機構 2016
■参考書■
■授業のねらい・概要■
災害時に自分の身を自分で守り、また周囲の人たちと協力して被災者を支援できる防災リー
ダーの養成を目的としている。そのためには、災害への備えに対する知識や災害対応技術
を習得して、災害対応能力を高める必要がある。
■授業(学修)の到達目標■
1.地震、風水害などの自然災害や火災等を予防する知識を活用して、災害への備えを行う
ことができる。
2.災害や防災に関する情報を積極的に取得し、自分の身を守り、周囲の人を支援すること
ができる。
3.本講義と後期の「地域防災応用」を受講し、防災士認定試験の受験資格を得ることを目
指す。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし
■準備学修等の指示■
シラバスに記されたテキスト部分に目を通しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
概説、防災士の役割 (宮内:工学部教授)
準備学習:新聞、WEB 等で最近発生した災害の様子を調べておく。
近年の自然災害に学ぶ (山本:広島県危機管理監危機管理課防災担当監)
準備学習:新聞、WEB 等で最近発生した災害の様子を調べておく。
意思決定訓練 (磯打:香川大学危機管理研究センター特命准教授)
準備学習:新聞、WEB 等で最近発生した災害の様子を調べておく。
地震・津波のしくみと被害 (宮内:工学部教授)
準備学習:新聞、WEB 等で最近発生した地震の様子を調べておく。
テキストを持っている学生は、第15,16 講に目を通しておく。
最新の地震活動、地震危険情報 (中村:工学部助教)
準備学習:新聞、WEB 等で最近発生した地震の様子を調べておく。
テキストを持っている学生は、第24 講に目を通しておく。
先人の教えに学ぶ (尾島:福山大学名誉教授 宮地茂記念館長)
準備学習:新聞、WEB 等で過去に発生した洪水の様子を調べておく。
テキストを持っている学生は、第18 講に目を通しておく。
風水害と対策 (尾島:福山大学名誉教授 宮地茂記念館長)
準備学習::新聞、WEB 等で過去に発生した洪水の様子を調べておく。
テキストを持っている学生は、第19 講に目を通しておく。
土砂災害と対策 (宮内:工学部教授)
準備学習::新聞、WEB 等で過去に発生した土砂災害の様子を調べておく。
テキストを持っている学生は、第18 講に目を通しておく。
火山噴火のしくみと被害 (田辺:工学部教授)
準備学習:新聞、WEB 等で過去に発生した火山噴火の様子を調べておく。
テキストを持っている学生は、第17 講に目を通しておく。
防災気象情報の知識と活用 (熊谷:気象予報士:日本気象予報士会広島県
支部)
準備学習:新聞、WEB 等で過去に発生した大雨による災害の様子を調べてお
く。
テキストを持っている学生は、第23 講に目を通しておく。
ライフラインと被害 (足立:国土交通省中国地方整備局企画部防災総括調整
官)
準備学習:ライフラインにはどのようなものがあるか調べておく。
テキストを持っている学生は、第6 講に目を通しておく。
火災と防火対策 (佐藤:福山地区消防組合消防局警防部予防課長)
準備学習:新聞、WEB 等で過去に発生した火災の様子を調べておく。
テキストを持っている学生は、第20 講に目を通しておく。
災害・避難情報の入手と発信 (矢野:福山市危機管理防災課長)
準備学習:災害情報の入手手段にはどのようなものがあるか調べておく。
テキストを持っている学生は、第17 講に目を通しておく。
災害情報と災害報道 (衣川:中國新聞備後本社)
準備学習:新聞、WEB 等で過去の流言・風評等を調べておく。
テキストを持っている学生は、第22 講に目を通しておく。
被害想定・ハザードマップと避難行動 (矢野:福山市危機管理防災課長)
準備学習:ハザードマップにはどのようなものがあるか調べておく。
テキストを持っている学生は、第25 講に目を通しておく。
■定期試験■
実施する
― 128 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
■成績評価の方法■
教養教育科目(F群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
毎週のレポートと定期試験の結果を総合して評価する。
地域防災基礎
Disasters Literacy
宮内 克之
2
1全(H25~)
■使用テキスト■
『防災士教本』 日本防災士機構 2016
■参考書■
■授業のねらい・概要■
災害時に自分の身を自分で守り、また周囲の人たちと協力して被災者を支援できる防災リー
ダーの養成を目的としている。そのためには、災害への備えに対する知識や災害対応技術
を習得して、災害対応能力を高める必要がある。
■授業(学修)の到達目標■
1.地震、風水害などの自然災害や火災等を予防する知識を活用して、災害への備えを行う
ことができる。
2.災害や防災に関する情報を積極的に取得し、自分の身を守り、周囲の人を支援すること
ができる。
3.本講義と後期の「地域防災応用」を受講し、防災士認定試験の受験資格を得ることを目
指す。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし
■準備学修等の指示■
シラバスに記されたテキスト部分に目を通しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
概説、防災士の役割 (宮内:工学部教授)
準備学習:新聞、WEB 等で最近発生した災害の様子を調べておく。
近年の自然災害に学ぶ (山本:広島県危機管理監危機管理課防災担当監)
準備学習:新聞、WEB 等で最近発生した災害の様子を調べておく。
意思決定訓練 (磯打:香川大学危機管理研究センター特命准教授)
準備学習:新聞、WEB 等で最近発生した災害の様子を調べておく。
地震・津波のしくみと被害 (宮内:工学部教授)
準備学習:新聞、WEB 等で最近発生した地震の様子を調べておく。
テキストを持っている学生は、第15,16 講に目を通しておく。
最新の地震活動、地震危険情報 (中村:工学部助教)
準備学習:新聞、WEB 等で最近発生した地震の様子を調べておく。
テキストを持っている学生は、第24 講に目を通しておく。
先人の教えに学ぶ (尾島:福山大学名誉教授 宮地茂記念館長)
準備学習:新聞、WEB 等で過去に発生した洪水の様子を調べておく。
テキストを持っている学生は、第18 講に目を通しておく。
風水害と対策 (尾島:福山大学名誉教授 宮地茂記念館長)
準備学習::新聞、WEB 等で過去に発生した洪水の様子を調べておく。
テキストを持っている学生は、第19 講に目を通しておく。
土砂災害と対策 (宮内:工学部教授)
準備学習::新聞、WEB 等で過去に発生した土砂災害の様子を調べておく。
テキストを持っている学生は、第18 講に目を通しておく。
火山噴火のしくみと被害 (田辺:工学部教授)
準備学習:新聞、WEB 等で過去に発生した火山噴火の様子を調べておく。
テキストを持っている学生は、第17 講に目を通しておく。
防災気象情報の知識と活用 (熊谷:気象予報士:日本気象予報士会広島県
支部)
準備学習:新聞、WEB 等で過去に発生した大雨による災害の様子を調べてお
く。
テキストを持っている学生は、第23 講に目を通しておく。
ライフラインと被害 (足立:国土交通省中国地方整備局企画部防災総括調整
官)
準備学習:ライフラインにはどのようなものがあるか調べておく。
テキストを持っている学生は、第6 講に目を通しておく。
火災と防火対策 (佐藤:福山地区消防組合消防局警防部予防課長)
準備学習:新聞、WEB 等で過去に発生した火災の様子を調べておく。
テキストを持っている学生は、第20 講に目を通しておく。
災害・避難情報の入手と発信 (矢野:福山市危機管理防災課長)
準備学習:災害情報の入手手段にはどのようなものがあるか調べておく。
テキストを持っている学生は、第17 講に目を通しておく。
災害情報と災害報道 (衣川:中國新聞備後本社)
準備学習:新聞、WEB 等で過去の流言・風評等を調べておく。
テキストを持っている学生は、第22 講に目を通しておく。
被害想定・ハザードマップと避難行動 (矢野:福山市危機管理防災課長)
準備学習:ハザードマップにはどのようなものがあるか調べておく。
テキストを持っている学生は、第25 講に目を通しておく。
■定期試験■
実施する
― 129 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
■使用テキスト■
教養教育科目(F群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
備後に学ぶ地域の課題
■参考書■
鶴崎 健一
1
1全
■授業のねらい・概要■
備後地域の様々な課題を題材に、学外調査やグループワークなどを行なうことで地域社会
への貢献のあり方を考えていきます。
本年度は、福山市経済環境局環境部環境保全課の協力のもとに、福山市を流れる芦田川に
ついて考えます。福山市では芦田川の水質について、報道等でワーストワンというイメージ先
行で取り上げられているため、芦田川本来の良さが伝わっていないという問題を抱えていま
すので、そのイメージを払拭するために以下の案のような施策(アイデア)を考えます。
案1 芦田川をテーマとしたガイドブックを企画する。(例:るるぶ芦田川)
案2 芦田川をテーマとした小学生向け授業(実験,観察)の(指導案)を作成する。
案3 芦田川をテーマとしたイベントを企画する。
■授業(学修)の到達目標■
地域を育み、地域に貢献する精神を身に付けることを目指します。
グループワークや学外活動を通じて、コミュニケーション能力、さらには成果の発表によるプ
レゼンテーション能力も身につけることを目指します。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特にありません。
■準備学修等の指示■
今年度は、芦田川がテーマとなりますので、福山市ホームページなどで芦田川について事
前に調べて下さい。
講義だけでなく、グループワークがあるので、欠席しないようにして下さい。
また、第3 回から第5 回は同一日に実施予定で、「ふくやま環境大学」 に参加してもらいま
す(必修です)。
実施日は、10 月1 日(土)を予定しています。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
ガイダンス(本講義の目的・進め方などの説明)
福山市を流れる芦田川の現状について
●事前学習
芦田川について調べておく
芦田川のイメージアップのための施策を考える1
課題の説明・グループ分け・自己紹介・課題の整理・行事参加の分担
●事前学習
芦田川のイメージに関する問題点を考えておく
ふくやま環境大学(芦田川~水の旅~)1:芦田川の水質 10月1日(土)実施
予定
●事前学習
第2 回での分担内容を整理しておく
ふくやま環境大学(芦田川~水の旅~)2:芦田川の水のゆくえ 10 月1 日
(土)実施予定
●事前学習
第2 回での分担内容を整理しておく
ふくやま環境大学(芦田川~水の旅~)3:芦田川の生物 10月1日(土)実施
予定
●事前学習
第2 回での分担内容を整理しておく
芦田川のイメージアップのための施策を考える2:成果物の構想
ふくやま環境大学での知識の整理・課題の洗い出し・課題解決方法の検討
●事前学習
ふくやま環境大学で得た知識を整理しておく
芦田川のイメージアップのための施策を考える3:成果物の作成
施策の具体的な検討・成果物の作成
●事前学習
第6 回の議論を踏まえ、成果物づくりの準備を進める(各グループで、プロジェ
クトラウンジなどを利用して実施)
芦田川のイメージアップのための施策を考える4:成果発表と討論
グループ発表・ふりかえり・理解度チェックテスト・レポート課題説明
●事前学習
第7回の議論を踏まえ、成果物づくりを進め完成させ、発表内容を考える(各グ
ループで、プロジェクトラウンジなどを利用して実施)
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
グループワークでの発表などの授業態度(2 割程度)、最終回の理解度チェックテスト(2 割
程度)、レポート(3 割程度)、グループ課題の成果物(3 割程度)で、総合的に評価する。
― 130 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
教養教育科目(F群)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■定期試験■
備後地域学
Regional Study of Bingo
鶴崎 健一
2
1全
実施しない
■成績評価の方法■
講義毎に課す課題の提出物で採点し、総計で総合評価を行う。
■使用テキスト■
■参考書■
■授業のねらい・概要■
「自然と共生する地域」をテーマとして、備後地域の風土、歴史、文化、芸術、社会、経済お
よび産業などを題材に、様々な切り口で地域のことについて学修します。多くの側面から地
域のことを学修することによって、自然と共に生きる地域のあり方を考えていきます。
■授業(学修)の到達目標■
地域をよく理解しつつ、自然を畏敬し、自然と共生する地域社会のあり方を考えることができ
ることを目指します。
地域を育み、地域に貢献する精神を身に付けることを目指します。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特にありません。
■準備学修等の指示■
本学の教員だけではなく、備後地域の文化、文学、環境などに造詣の深い方や福山市職員
に授業をお願いしています。
福山市ホームページの都市ブランドサイトを見て、福山市の魅力についてイメージを膨らま
せておいてください。
課題を必ず提出してください。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
備後地域学 ─福山の魅力─ (松浦史登・鶴崎健一)
●事前学習
・福山市のホームページを見る
瀬戸内の水産業(1) ─豊饒の海─ (有瀧真人)
●事前学習
・本学海洋生物学科のホームページを見る
瀬戸内の水産業(2) ─課題と今後─ (有瀧真人)
●事前学習
・本学海洋生物学科のホームページを見る
備後地域経済のダイナミズム(1) ─戦前期─ (張楓)
●事前学習
・府中家具についてのホームページを見る
備後地域経済のダイナミズム(2) ─戦後期─ (張楓)
●事前学習
・府中家具についてのホームページを見る
福山市制施行100 周年について (福山市企画政策課 渡邉真悟)
●事前学習
・福山市のホームページを見る
備後圏域における新たな広域連携 (福山市企画政策課 前原由幸)
●事前学習
・福山市のホームページを見る
福山の都市計画 (福山市都市計画課 亀山暢俊)
●事前学習
・福山市のホームページを見る
びんご史探訪 ―謎の古墳と戦国山城― (田口義之)
●事前学習
・備陽史探訪の会のホームページを見る
戦国武将水野勝成の野望 ―近世城郭の到達点、福山城と城下町― (田口
義之)
●事前学習
・備陽史探訪の会のホームページを見る
明治元年1月9日 ―近代福山の原点、福山戦争― (田口義之)
●事前学習
・備陽史探訪の会のホームページを見る
地域史としてみた福山の歴史 ―二子塚古墳の保存と活用― (福山市教育委
員会文化課 内田実)
●事前学習
・福山市のホームページを見る
河川・沿岸地域の生態系および生態系サービス(1) ─地域生態系─ (高田
詔民)
●事前学習
・日本総合科学のホームページを見る
河川・沿岸地域の生態系および生態系サービス(2) ─生態系サービス─
(高田詔民)
●事前学習
・日本総合科学のホームページを見る
地域の未来 -循環型社会- (鶴崎健一)
●事前学習
・福山市のホームページを見る
― 131 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第9 回
キャリア教育科目
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
キャリアデザインⅠ
Career Design Ⅰ
井上 裕文 他
①
1P
第10 回
第11 回
■授業のねらい・概要■
薬学生としてのモチベーションを高めるために、薬の専門家として身につけるべき基本的
知識、技能、態度を修得し、卒業生の活躍する現場などを体験する。【A】
なお、キャリアデザインⅠは薬学入門Ⅱと連携して行い、各講義内容の欄に《 》付きの表
記があるものは表記科目に関わる講義内容で、表記のないものは両方の科目に関わる講義
内容である。
■授業(学修)の到達目標■
1 医療の担い手としてのふさわしい態度を感じ、概説できる。(SBOs1-3)
2 薬剤師が果たすべき役割と責任感を感じ、概説できる。(SBOs8-10,12-14,107)
3 薬剤師に求められる倫理観を感じ、概説できる。(SBOs33,34,37)
4 薬学の歴史と薬剤師の役割の変遷の歴史(医薬分業含む)について概説できる。
(SBOs23-25)
5 信頼関係を構築するためのコミュニケーション能力を涵養する。(SBOs41-49)
6 チーム医療について理解し、チームの一員として活躍するための態度を身につける。
(SBOs52-56)
7 生涯にわたって自ら学習する必要性・重要性を認識し、薬剤師の使命に後輩の育成が含
まれることを認識する。(SBOs6458-60,62-64,66)
8 患者・生活者の視点に立って、様々な薬剤師の業務を見聞し、その体験から薬剤師業務
の重要性について討議する。(SBOs885)
9 地域の保健・福祉を見聞した具体的体験に基づきその重要性や課題を討議する。
(SBOs886)
10 一次救命処置(心肺蘇生、外傷対応等)を説明し、シミュレータを用いて実施できる。
(SBOs887)
第12 回
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
出席、態度、レポート、発表などで総合評価する。
■使用テキスト■
■参考書■
『薬学総論 Ⅰ.薬剤師としての基本事項』 日本薬学会編 東京化学同人 2015
978-4-8079-1700-6
『ヒューマニズム・薬学入門』 日本薬学会編 東京化学同人 2005
978-4-8079-1450-0
『フィジカルアセスメント~薬剤師に必要な知識と技能~』
978-4-86186-625-8
C3047
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬学入門Ⅰ、薬学入門Ⅱ教養ゼミ、コミュニュケーション交流学習、生命倫理、患者の視点
に立った行動
■準備学修等の指示■
薬学入門Ⅰ、教養ゼミで学んだ内容を十分に理解した上で、学習に取り組んで下さい。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
行動変容のための役立ち感とホスピタリティーの気づきの学習(2 コマ、菅)《薬
学入門Ⅱのみ》
SBOs1-3,8,9,14,34,41-49,55,56
●準備学習
・これまでの授業で学んだこと、気付いたことを復習する。
今心にあることと今後の行動目標(2 コマ、全担当教員)
SBOs45-49,55,56,58-60,64
●準備学習
・大学で一年過ごした自分の今の気持ちを自己理解しておく。
一次救命処置(1 コマ、全担当教員)SBOs887
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
医師からみた薬剤師の役割(1 コマ、浜田)《薬学入門Ⅱのみ》
SBOs1-3,8-10,52-54
●準備学習
・病院や保険薬局の薬剤師の役割について復習する。
前期の早期体験学習の振り返り(2 コマ、全担当教員)
SBOs1-3,8-10,45-49,55,56,62,64
●準備学習
・薬学入門Ⅰで学んだこと、気付いたことを復習する。
薬剤師の業種、これからの薬剤師に求められるもの(2 コマ、石原)《薬学入門
Ⅱのみ》
SBOs1-3,8-10,13,16,34,41-44,55,56
●準備学習
・薬学入門Ⅰで学んだこと、気付いたことを復習する。
体験学習施設や薬剤師の役割(3 コマ、全担当教員)
SBOs1-3,8-10,13,14,16,32,37,64,66
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・これまでの授業内容を復習する。
体験学習における学習課題や注意点(2 コマ、全担当教員)
SBOs1-3,8-10,13,14,16,32,37,64,66
●準備学習
・体験学習の施設について調査する。
・これまでの授業内容を復習する。
早期体験学習実施(ドラッグストア、企業、卸、薬剤師会など)(2 コマ、全担当
教員)
SBOs1-3,8-10,13,14,16,32,37,64,66,885,886
●準備学習
・これまでの授業内容を復習する。
早期体験学習の見学内容の発表準備(2 コマ、全担当教員)
SBOs1-3,8-10,13,14,16,32,37,64,66,885,886
●準備学習
・早期体験学習で学んだ内容を復習する。
早期体験学習の見学内容の発表(2 コマ、全担当教員)
SBOs1-3,8-10,13,14,16,32,37,64,66,885,886
●準備学習
・発表内容を復習し、発表練習する。
薬学の歴史、医療において薬学・薬剤師が果す役割(2 コマ、全担当教員)
SBOs1-3,8-10,23-25,32,62,63
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・これまでの授業内容を復習する。
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Fukuyama University SYLLABUS 2016
キャリア教育科目
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
インターンシップⅠ
InternshipⅠ
津田 将行
1
2全
第14 回
第15 回
■授業のねらい・概要■
インターンシップ参加前に企業見学をおこない、実習への意識を高め、企業理解を深めます。
その後、3 年次生とともに「BINGO OPEN インターンシップ」に参加し、実社会における知識・
技術・ビジネスマナーなどに触れることで、自身の課題を把握すると同時に、コミュニケーシ
ョン能力を高めていくことを目的としています。インターンシップでの学びや経験をより充実さ
せるため、事前研修で動機付けやマナー研修の実施、事後研修で他社体験者との情報交
換を行います。体験発表会では、実習体験による学びを整理し発表する過程を通じて、自己
の成長を再確認します。
■授業(学修)の到達目標■
実社会で必要とされる能力やスキルを理解し、コミュニケーション能力を高め、自分の強み
と弱みについて確認をすること。
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
授業や研修、発表会への出席とレポート、プレゼンテーション、自宅学習課題を含む提出物
で総合的に評価します。特に、出席と受講態度は高く評価します。
■使用テキスト■
■参考書■
■履修しておくことが望ましい科目等■
キャリアデザインⅠ、Ⅱ
■準備学修等の指示■
実習に関しては各自スケジュールが変則的となるため、ゼルコバ、セレッソ、配付資料等を
確認し、参加して下さい。研修前後には、授業外での自己学習が必要となります。また、発表
会前には資料等の準備が求められます。インターンシップは企業の協力によって行われる
ことを理解し、福山大学の学生として責任ある行動をして下さい。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
●準備学習
・インターンシップ期間中に学んだこと、気づいたことを事前に書き出す
学内発表会
プレゼンの実施。パワーポイント、発表原稿の提出。振り返りシート作成。
他者発表を評価し、自己の課題を考える。
●準備学習
・与えられた時間で発表の練習をおこなう
学外発表会
プレゼンの実施(※選考者のみ)。発表会レポート(感想)の作成
●準備学習
・与えられた時間で発表の練習をおこなう
インターンシップとは
BINGO OPEN インターンシップの概要、インターンシップ申込手続きなど。
●準備学習
・インターンシップについて事前に理解を深める
インターンシップ合同会社説明会
職業研究。備後圏の企業紹介および業種理解。その後、会社説明会に参加。
●準備学習
・インターンシップの参加目的を事前に考える
インターンシップ参加手続き、履歴書の作成
働くこと。コスト意識を持つ。履歴書・自己PR の作成。
●準備学習
・参加を希望する企業について詳しく調べる
事前研修(1 日目:インターンシップ先の企業事前調査)
インターンシップ先について一般的開示されている情報を収集・整理し、レポ
ートを作成する。
●準備学習
・見学先の企業について事前に調べる
事前研修(2 日目:インターンシップ先の企業事前調査の発表)
インターンシップ先について情報を収集・整理したものを発表する。
●準備学習
・見学先の企業について事前に調べた事柄を発表する
事前研修(3 日目:動機付け)
実習における行動確認。目標設定、報告書の書き方。コミュニケーショントレー
ニング。
●準備学習
・募集要項や履歴書の内容について事前確認する
事前研修(4 日目:マナー研修)
企業への電話連絡、挨拶練習。コミュニケーショントレーニング。
●準備学習
・事前研修1 日目の復習をおこなう
インターンシップ実習1 日目、プログラム報告書作成
●準備学習
・参加目的・目標を事前に確認し、実習に参加する
インターンシップ実習2 日目、プログラム報告書作成
●準備学習
・1 日目の振り返りをおこない、2 日目の目標を設定する
インターンシップ実習3 日目、プログラム報告書作成
●準備学習
・2 日目の振り返りをおこない、3 日目の目標を設定する
インターンシップ実習4 日目、プログラム報告書作成
●準備学習
・3 日目の振り返りをおこない、4 日目の目標を設定する
インターンシップ実習5 日目、プログラム報告書作成
●準備学習
・4 日目の振り返りをおこない、5 日目の目標を設定する
事後研修
お礼状の作成。実習の振り返り。他者との情報交換と報告書のまとめ。
― 133 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
キャリア教育科目
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
第10 回
キャリアデザインⅡ
Career Design Ⅱ
前田 吉広
1
2全
第11 回
■授業のねらい・概要■
第12 回
『知っている』だけでは不十分。あなたは、知っていることを『実行』できますか?
知っていること(知識量)が価値だった時代は、インターネットの普及によって終焉を迎えよ
うとしています。今、大学生である皆さんが社会から求められている力は、大学で学んだ専
門的な知識を実社会での様々な課題に応用し、仲間と協力しながらその課題に粘り強く取り
組み、成果へと結びつけることができる「実行力」です。そのような社会で求められている汎
用的な力のことを「社会人基礎力」と呼んでいます。
この授業では、これからの社会を生き抜くために必要な「社会人基礎力」のベースとなる3
つの能力(飛び込む力、考える力、会話する力)を高め、自らの将来を主体的に考える機会
を学生の皆さんに提供します。その中でも特に、福山大学教育プログラムで2年次の教育目
標として掲げられている「対話」力を向上させるため、毎回の授業の3分の1以上はSGDを
中心とするアクティブラーニングを取り入れています。
多様な視点や考え方の存在を知り、学びあえるグループワークをおこなうために、全学部・
学科から幅広い受講生を募集しています。総合大学の特徴でもある「様々な学部・学科の学
生が集い、お互いに学び合う授業」に、あなたも参加してみませんか。
第13 回
第14 回
第15 回
■定期試験■
実施しない
■授業(学修)の到達目標■
・「知っていてもできないこと」の存在に気づき、自身の能力を客観的に把握できる
・成長につながる新たな挑戦を開始し、継続的に取り組むことができる(飛び込む力)
・身の回りの「あたりまえ」に疑問を持ち、本質に向き合うことができる(考える力)
・良好な対人関係を築くための基本的なスキルを理解し、実際に活用できる(会話する力)
■履修しておくことが望ましい科目等■
■成績評価の方法■
60% リフレクションペーパー(振り返り) ※毎回、授業の最後に実施
30% 課題の提出(3つ)とプレゼンテーション
10% 受講態度(授業およびグループワークへの積極的な参加 など)
■使用テキスト■
キャリアデザインⅠ
『ビジネスモデル YOU』 ティム・クラーク 翔泳社 2012/10 978-4798128146
■準備学修等の指示■
■参考書■
・授業で学んだことを十分に復習し、「実行できる」ようになること
・課題に対して積極的かつ継続的に取り組み、自らの行動を変容させること。
・学外活動を積極的におこない、自らの能力やスキルを客観的に把握すること
『CAREER DESIGN NOTE Ⅱ』 福山大学キャリア形成支援センター
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
・課題に取り組み、中間報告書(2回目)を作成する
課題:中間報告(2回目)、グループワーク 後半「新しい使い方、付加価値を生
み出す」
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、進捗を記録する
プレゼンテーションとは、プレゼン資料の制作
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、進捗を記録する
パーソナルビジネスモデルをつくる
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、進捗を記録する
履歴書の作成(2回目)、自身の価値を表現する
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題の取り組みを振り返り、発表資料と最終報告書を作成する
プレゼンテーション(前半)
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・発表の練習をおこない、最終報告書を作成する
プレゼンテーション(後半)、講評とまとめ
●準備学習
・発表の練習をおこなう
・これまでの学びを整理する
はじめに、1 年次を振り返る、将来について考える
●準備学習
・1年次にあった出来事について事前に書き出しておく
履歴書の作成(1回目)、キャリアデザインとは、自身を知る(満足度を確認す
る)
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する
・課題の取り組みを開始する
履歴書作成のポイント。理想の仕事とは、これまでを振り返る
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、進捗を記録する
インターンシップとは、参加のメリット
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、進捗を記録する
グループワーク「自分のこととして考える」
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、中間報告書(1回目)を作成する
課題:中間報告(1回目)、共通点を探す、「関係」について考える
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、進捗を記録する
「知る」と「できる」の違い、就職体験談
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、進捗を記録する
チームワークとは、考える力の重要性、問題を見つける力を養う
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、進捗を記録する
アイデアの重要性、グループワーク 前半「新しい使い方、付加価値を生み出
す」
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
― 134 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
キャリア教育科目
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
キャリアデザインⅡ
Career Design Ⅱ
津田 将行
1
2全
第14 回
第15 回
■授業のねらい・概要■
この授業では、大学生活を積極的かつ有意義に過ごすために、自らを成長させる基本的な
3つの能力(飛び込む力、考える力、会話する力)を高め、将来の自分のありたい姿を主体的
に描いていきます。また、様々な体感型ワークを通じて、「知っている」ことと「できる」ことの
違いを再認識します。
■授業(学修)の到達目標■
自らを成長させる基本的な3つの能力(飛び込む力、考える力、会話する力)を高めることを
目標とします。
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
授業への出席とレポート、プレゼンテーション、自宅学習課題を含む提出物で総合的に評価
します。特に、出席と受講態度は高く評価します。
■使用テキスト■
『ビジネスモデル YOU』 ティム・クラーク 翔泳社 2012 978-4798128146
■履修しておくことが望ましい科目等■
キャリアデザインⅠ
■参考書■
■準備学修等の指示■
授業で出された課題を必ず提出し、授業の内容を十分に復習すること。社会との接触、学内
外の課外活動を積極的におこなうこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、進捗を記録する
プレゼンテーション(前半)
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・発表の練習をおこない、最終報告書を作成する
プレゼンテーション(後半)、講評とまとめ
●準備学習
・発表の練習をおこなう
・これまでの学びを整理する
はじめに、1 年次を振り返る、将来について考える
●準備学習
・1年次にあった出来事について事前に書き出しておく
履歴書の作成(1回目)、キャリアデザインとは、自身を知る(満足度を確認す
る)
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する
・課題の取り組みを開始する
履歴書作成のポイント。理想の仕事とは、これまでを振り返る
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、進捗を記録する
インターンシップとは、参加のメリット
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、進捗を記録する
グループワーク「自分のこととして考える」
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、中間報告書(1回目)を作成する
課題:中間報告(1回目)、共通点を探す、「関係」について考える
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、進捗を記録する
「知る」と「できる」の違い、就職体験談
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、進捗を記録する
チームワークとは、考える力の重要性、問題を見つける力を養う
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、進捗を記録する
アイデアの重要性、グループワーク 前半「新しい使い方、付加価値を生み出
す」
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、中間報告書(2 回目)を作成する
課題:中間報告(2 回目)、グループワーク 後半「新しい使い方、付加価値を生
み出す」
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、進捗を記録する
プレゼンテーションとは、プレゼン資料の制作
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、進捗を記録する
パーソナルビジネスモデルをつくる
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、進捗を記録する
パーソナルビジネスモデルをつくる
●準備学習
― 135 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第9 回
キャリア教育科目
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
インターンシップⅡ
InternshipⅡ
前田 吉広
1
3全
第10 回
第11 回
第12 回
■授業のねらい・概要■
今、大学生の約3分の2以上が、『インターンシップ』に参加しています。
近年、インターンシップに参加する大学生が急増しています。ある調査会社では、2016 年
卒大学生の 70%が、インターンシップに 1 社以上参加しているという結果を発表しています。
将来の就職活動を見据えてインターンシップに参加することは、大学生にとってあたりまえと
いう世の中に、少しずつ変わってきています。
福山大学では、備後地域を中心とする様々な企業・団体へのインターンシップを積極的に
推進しています。インターンシップを通じて、実社会における知識・技術・ビジネスマナーなど
を肌で体験し、自己の職業適性を見極め、将来の進路選択について考える機会を提供しま
す。特にインターンシップⅡでは、大学生ならではの視点や発想を活かした提案によって、
企業に+αの価値を提供することが求められます。
インターンシップでの学びや気づきを自身の成長へと最大限活かすために、インターンシ
ップ前後の研修や学内外での報告会、ワークシートや報告書の作成など、様々な学習機会
を提供しています。他の授業と比較すると少し大変かもしれませんが、将来に対する確かな
力と自信が得られる授業です。皆さんの積極的な受講をお待ちしています。
■授業(学修)の到達目標■
第13 回
第14 回
第15 回
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
・就業意識が高まり、自身の将来について主体的に考えることができる
・自己に対する理解が深まり、大学生活を通じて高めたい知識・スキルが整理できる
・大学生ならではの視点や発想を活かし、企業の課題を特定し解決策を提案できる
・社会人基礎力の能力指標に照らし合わせて、強みと弱み、今後の課題を特定できる
60% 出席 ※インターンシップに関係する全行事に対して出席確認あり
30% 提出物(履歴書、実習中のワークシート、報告書、パワーポイント など)
10% 参加態度(研修および実習での参加態度 など)
※ インターンシップで単位を取得する場合は、合計5日間以上の実習期間が必要となりま
す。期間が5日に満たないインターンシップに参加を希望する人は、複数の企業へのインタ
ーンシップに参加し、合計5日間以上になるよう調整をおこなってください。
■履修しておくことが望ましい科目等■
キャリアデザインⅠ、Ⅱ
インターンシップⅠ
■使用テキスト■
■準備学修等の指示■
・実習に関しては各自スケジュールが変則的となるため、ゼルコバ、配付資料等を確認し、
参加して下さい。
・研修前後には,授業外での自己学習が必要となります。また、発表会前には資料等の準備
が求められます。
・インターンシップは企業の協力によっておこなわれることを理解し、福山大学の学生として
責任ある行動をして下さい。
■参考書■
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
インターンシップ実習2日目、プログラム報告書作成
●準備学習
・1日目の振り返りをおこない、2日目の目標を設定する
インターンシップ実習3日目、プログラム報告書作成
●準備学習
・2日目の振り返りをおこない、3日目の目標を設定する
インターンシップ実習4日目、プログラム報告書作成
●準備学習
・3日目の振り返りをおこない、4日目の目標を設定する
インターンシップ実習5日目、プログラム報告書作成
●準備学習
・4日目の振り返りをおこない、5日目の目標を設定する
事後研修
お礼状の作成。実習の振り返り。他者との情報交換と報告書のまとめ。
●準備学習
・インターンシップ期間中に学んだこと、気づいたことを事前に書き出す
学内発表会
プレゼンの実施。パワーポイント、発表原稿の提出。振り返りシート作成。他者発
表を評価し,自己の課題を考える。
●準備学習
・与えられた時間で発表の練習をおこなう
学外発表会
プレゼンの実施(※選考者のみ)。発表会レポート(感想)の作成
●準備学習
・与えられた時間で発表の練習をおこなう
インターンシップとは
BINGO OPEN インターンシップの概要、インターンシップ申込手続きなど。
●準備学習
・インターンシップについて事前に理解を深める
インターンシップ会社説明会
職業研究。福山市の企業紹介および業種理解。その後、会社説明会に参加。
●準備学習
・インターンシップの参加目的を事前に考える
インターンシップ参加手続き、履歴書の作成
働くこと。コスト意識を持つ。履歴書・自己PRの作成。
●準備学習
・参加を希望する企業について詳しく調べる
企画・課題解決手法(1)
企画とは、課題解決のプロセス、アイデアの作り方
●準備学習
・身の回りに存在する課題について書き出す
企画・課題解決手法(2)
ブレインストーミング、アイデアの検証、提案
●準備学習
・前回の授業の復習と、身の回りの課題解決のアイデアを考える
事前研修(1日目:動機付け)
実習における行動確認。目標設定、報告書の書き方。コミュニケーショント
レーニング。
●準備学習
・募集要項や履歴書の内容について事前確認する
事前研修(2日目:マナー研修)
企業への電話連絡、挨拶練習。コミュニケーショントレーニング。
●準備学習
・事前研修1日目の復習をおこなう
インターンシップ実習1日目、プログラム報告書作成
●準備学習
・参加目的・目標を事前に確認し、実習に参加する
― 136 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
キャリア教育科目
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
キャリアデザインⅢ
Career Design Ⅲ
前田 吉広
1
3全
第10 回
第11 回
■授業のねらい・概要■
第12 回
『卒業後の進路』について、あなたはもう『準備万端』ですか?
この質問に、自信を持って「はい」と答えられる三年生は、かなり少ないのではないでしょう
か。就職活動では売り手市場と言われる近年、「卒業後の進路は4年生からでも十分」と考え
ている人もまだまだ多いのではないかと思います。しかし、一般的に名前が知られている企
業に就職できれば、とりあえず将来は安泰・・・なんて時代はもう過去の話。大学生のうちに
自分と社会との関係を主体的に考え、行動できる力を養うことが、皆さんには強く求められて
います。
この授業では、これからの社会を生き抜くために必要な「社会人基礎力(前に踏み出す力、
考え抜く力、チームで働く力)」を高め、自身の望む将来を主体的に構築していくことができる
力を養っていきます。その中でも特に、福山大学教育プログラムで3年生の教育目標として
掲げられている「社会参加」を促すべく、地元産業界の人々と連携した授業および課題に取り
組んでいきます。
第13 回
第14 回
第15 回
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、進捗を記録する
職種・業界研究2(業界とは何か?)
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、進捗を記録する
エントリーシート1(エントリーシートとは?自己PR を考えよう)
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、進捗を記録する
エントリーシート1(エントリーシートとは?自己PR を考えよう)
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、進捗を記録する
面接1(面接試験の目的とは?、集団面接とは?)
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題の取り組みを振り返り、発表資料と最終報告書を作成する
面接2(グループディスカッションとは?)
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・発表の練習をおこない、最終報告書を作成する
面接3(個人面接とは?、面接とコミュニケーション)
●準備学習
・発表の練習をおこなう
・これまでの学びを整理する
毎回の授業の3分の1以上がアクティブラーニングによる参加型授業であり、学生同士の
意見交換や発表を通じて学びや気づきを得られることも、本授業の魅力の一つです。総合
大学だからこそできる「様々な学部・学科の学生が集い、お互いに学び合う授業」を、一緒に
作り上げていきませんか。全学部・学科からの幅広い受講生をお待ちしています。
■定期試験■
■授業(学修)の到達目標■
■成績評価の方法■
実施しない
・卒業後のイメージが明確になり、将来に向けた準備を主体的に始めることができる
・自分の弱みを理解した上で、目標達成に向けて積極的に行動できる(前に踏み出す力)
・問い続ける習慣を身につけ、物事の本質を導き出すことができる(考え抜く力)
・他者の視点や考え方を受け入れ、協働して課題解決に取り組める(チームで働く力)
60% リフレクションペーパー(振り返り) ※毎回、授業の最後に実施
30% 課題の提出(3つ)とプレゼンテーション
10% 受講態度(授業およびグループワークへの積極的な参加 など)
■履修しておくことが望ましい科目等■
『ワークデザイン』 長沼博之 阪急コミュニケーションズ 2013/10
978-4-484-13232-7
キャリアデザインⅠ、Ⅱ
インターンシップⅠ
■準備学修等の指示■
■使用テキスト■
■参考書■
『CAREER DESIGN NOTE Ⅲ』 福山大学キャリア形成支援センター
・授業で学んだことを十分に復習し、「実行できる」ようになること
・課題に対して積極的かつ継続的に取り組み、自らの行動を変容させること。
・学外活動を積極的におこない、自らの能力やスキルを客観的に把握すること
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
はじめに、2 年次までの振り返り
●準備学習
・2年次にあった出来事について事前に書き出しておく
就職することとは
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する
・課題の取り組みを開始する
さまざまな働き方
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、進捗を記録する
就職活動スケジュールを立てる
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、進捗を記録する
情報収集
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、進捗を記録する
筆記試験(時事・一般常識問題)
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、進捗を記録する
自己分析1(自己分析の目的を理解する)
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、進捗を記録する
自己分析2(仕事に対する価値観チェック)
●準備学習
・前回の授業内容を復習し、テキストの該当事項を予習する
・課題に取り組み、進捗を記録する
職種・業界研究1(職種の研究と理解)
●準備学習
― 137 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
キャリア教育科目
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■成績評価の方法■
キャリアデザインⅣ
Career Design Ⅳ
平 喜美恵
1
4全
課題の提出状況、授業内での発表、小テストにより評価する
■使用テキスト■
■参考書■
■授業のねらい・概要■
本講義は、就職活動に消極的な学生や未内定の学生を対象とし、授業プログラムに沿って
課題を遂行することで、一連の就職活動の準備ができ、自発的で円滑な就職活動に移行し
ていくことを目的とする。さらに、グループワークを取り入れることで発言力、傾聴力を身につ
け、簡潔に相手に伝える技術を身につける。また、新聞記事のスクラップを取り入れ、時事
問題に興味を持たせる。
■授業(学修)の到達目標■
現在の社会情勢を踏まえ、企業の情報を自分で収集し、本人の適性に合った就職先を自選
する。さらに、自己分析を通して自分自身をプレゼンできるようにする。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■準備学修等の指示■
事前準備では新聞のスクラップを行い時事問題に備える。一般常識・漢字プリントを予習し、
小テストを実施する。
また、指示された宿題および、時間内にできなかった課題は次回までに必ず記入しておくこ
と。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
授業日程・授業の進め方のオリエンテーション。 新聞の読み方およびスクラッ
プの仕方。 <前田先生同席>
●準備学習・・・新聞を読んでみる。1部持参する(購読していない場合は、就
職課で事前に受け取ること)
自己分析1 職業レディネステストを用いて仕事に対する興味や自信度を測
る。今までの自分を振り返り,自己分析を行い,自分の強みを確認する。
●準備学習・・・漢字テストの予習。新聞スクラップ①の提出。
自己PR作成 自己分析した自分の強みを,どのように相手に伝えるか,伝え
方や言葉の選び方を学習する
●準備学習・・・漢字テストの予習。自己分析の課題の完成させておく
エントリーシート/履歴書作成① 履歴書の書き方を確認しながら、実際に記入練
習。大学指定履歴書を持参。
●準備学習・・・漢字テストの予習。今まで自分が書いた履歴書を持参する
エントリーシート/履歴書作成② 履歴書の自己PR を面接用へと書き直す。
履歴書を完成させて持参後、個別添削実施。
●準備学習・・・漢字テストの予習。履歴書を完成させておく。 新聞スクラップ
②の提出
面接練習① 面接のマナーや行動ポイントを解説。 一般的な質問に対する
回答を話し合い、自分らしい回答を完成させる。
●準備学習・・・漢字テストの予習。想定質問の回答を考えてくる。
面接練習② 集団面接の実践練習。 質問に対する回答練習。
●準備学習・・・漢字テストの予習。 新聞スクラップの提出③
合同企業説明会参加 福山大学主催の合同説明会参加を振り替えとする。
●準備学習 事前に配布される企業情報を読んでおき,質問を準備して企業
を 5 社訪問する。
面接練習③ 集団面接の実践練習。 ビデオ撮影を行い、自分を振り返る。
<前田先生面接官として同席>
●準備学習・・・漢字テストの予習。自己PR を覚えておく。
企業選び 就職課を利用し,求人検索のしかたを再確認し企業を複数選択
し,企業研究を行う。
●準備学習・・・就職情報サイトに登録しておく。新聞スクラップ④の提出
志望動機作成 個別カウンセリングを行いながら,希望する企業に応じた志
望動機を作成する。
●事前準備・・・履歴書を完成させておく
面接練習④ 個別面接の実践練習。 入室から退室まで一連の流れを練習す
る。
●準備学習・・・漢字テストの予習。
総合演習 模擬面接練習。実際の本番と同様の設定で練習。また、自分が面
接官側に座り、面接官目線を経験する。
●準備学習・・・漢字テストの予習。想定質問を作成しておく。
総合演習 模擬面接練習。実際の本番と同様の設定で練習。<前田先生面
接官として同席>
●準備学習・・・漢字テストの予習。
社会人のマナー講義。 文書の書き方、食事のマナー、慶弔のマナーなどビジ
ネスに必要な常識を身につける
(就職課主催の内定者マナー講座を振り替えとする)
●準備学習・・・漢字テストの予習。 新聞スクラップ⑤の提出。
■定期試験■
実施しない
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Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■定期試験■
官能基の性質・反応・合成
Properties, Reaction, and Synthesis of Functional
Groups
町支 臣成・石津 隆
①
1P(~H26)
実施する
■成績評価の方法■
中間試験、期末試験を総合して評価する。
■使用テキスト■
■授業のねらい・概要■
官能基が有機化合物に与える効果を理解するために、ヒドロキシル基などの官能基を有す
る有機化合物について、反応性およびその他の性質に関する基本的知識を修得し、それら
を応用するための基本的技能を身につける。
芳香族炭化水素の性質を理解するために、それぞれの基本構造、物理的性質、反応性に
関する基本的知識を修得する。 【C4 (2),(3), C5 (1) 】
『ソロモンの新有機化学 第9版上』 花房昭静、池田正澄、上西潤一監訳 廣川書店
2013 ISBN4-567-23500-2 C3043
『ソロモンの新有機化学 第9版下』 花房昭静、池田正澄、上西潤一監訳 廣川書店
2013 ISBN4-567-23501-0 C3043
『ソロモン有機化学スタディガイド』 池田・上西他監訳 廣川書店 廣川書店2013
ISBN978-4-567-23505-1 C3043
『基礎有機化学問題集』 廣田耕作 他 廣川書店 廣川書店2013
ISBN978-4-567-46250-1 C3043
■参考書■
■授業(学修)の到達目標■
1. アルコール類の代表的な性質と反応を列挙し、説明できる。
2. フェノール類の代表的な性質と反応を列挙し、説明できる。
3. フェノール類、チオール類の抗酸化作用について説明できる。
4. エーテル類の代表的な性質と反応を列挙し、説明できる。
5. オキシラン類の開環反応における立体特異性と位置選択性を説明できる。
6. アルコール、チオール、フェノール、カルボン酸などの酸性度を比較して説明できる。
7. アルコール、フェノール、カルボン酸、およびその誘導体の酸性度に影響を及ぼす因子
を列挙し、説明できる。
8. 代表的な芳香族化合物を列挙し、その物性と反応性を説明できる。
9. 芳香族性(ヒュッケル則)の概念を説明できる。
10. 芳香族化合物の求電子置換反応の機構を説明できる。
11. 芳香族化合物の求電子置換反応の反応性および配向性に及ぼす置換基の効果を説明
できる。
12. 芳香族化合物の代表的な求核置換反応について説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
有機化学入門A、有機化合物の骨格と性質
■準備学修等の指示■
講義の復習をすることが大切です。復習し、疑問に感じたこと分からないことを質問するなど
して解決してください。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
アルコール類の代表的な性質 (石津) SBOs-262
●準備学習
・アルコールの一般的な性質について復習する。
アルコール類の代表的な反応 (石津)SBOs-262
●準備学習
・アルコールの代表的な合成法、反応について復習する。
エーテル類の代表的な性質と反応(石津)SBOs-265, 266
●準備学習
・エーテルの一般的な性質・合成法・反応について復習する。
フェノール類の代表的な性質 (石津)SBOs-263
●準備学習
・フェノール類の一般的な性質について復習する。
フェノール類の代表的な性質 (石津)SBOs-264
●準備学習
・フェノール類の代表的な合成法、反応について復習する。
アルコール、チオール、フェノールなどの酸性度 (石津)SBOs-272, 273
●準備学習
・アルコール、チオール、フェノール類の酸性度の強弱について復習する。
代表的な芳香族化合物およびその物性(町支)SBOs-248
●準備学習
・芳香族化合物の一般的な性質について復習する。
芳香族性(ヒュッケル則)の概念 (町支)SBOs-249
●準備学習
・芳香族性について復習する。
芳香族化合物の求電子置換反応の機構 (町支)SBOs-250
●準備学習
・芳香族化合物の求電子置換反応について復習する。
芳香族化合物の求電子置換反応の反応性 (町支)SBOs-25
●準備学習
・芳香族化合物の求電子置換反応の種類について復習する。
芳香族化合物の求電子置換反応の配向性に及ぼす置換基の効果 (町支)
SBOs-251
●準備学習
・芳香族化合物の求電子置換反応の置換基の効果について復習する。
芳香族化合物の代表的な求核置換反応(町支)SBOs-252
●準備学習
・芳香族化合物の求核置換反応について復習する。
― 139 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
漢方医学概説
岡村 信幸
1
1P(H27~)
漢方薬物Ⅰ
Kampo Medicinal Science Ⅰ
岡村 信幸
△1
1P(~H26)
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
現代医療で使用されている漢方薬の適正使用や処方設計について理解するために、漢方
医学の基本概念、漢方薬の処方原則、代表的な漢方薬の適用に基づいた生薬の特性を系
統的に修得する。【E2(10)】
現代医療で使用されている漢方薬の適正使用や処方設計について理解するために、漢方
医学の基本概念、漢方薬の処方原則、代表的な漢方薬の適用に基づいた生薬の特性を系
統的に修得する。【C7(3)】
■授業(学修)の到達目標■
■授業(学修)の到達目標■
1
2
3
4
1
2
3
4
漢方医学の特徴について概説できる。
漢方医学と西洋医学の診断・治療法の違いを概説できる。
構成生薬の特性を理解し、漢方薬の適応(証)を説明できる。
代表的な漢方薬の治療指針を概説できる。
漢方医学の特徴について概説できる。
漢方医学と西洋医学の診断・治療法の違いを概説できる。
構成生薬の特性を理解し、漢方薬の適応(証)を説明できる。
代表的な漢方薬の治療指針を概説できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■履修しておくことが望ましい科目等■
■準備学修等の指示■
■準備学修等の指示■
毎回授業の最初に小テストを実施しますので、前回の講義の要点を復習しておくこと。
毎回授業の最初に小テストを実施しますので、前回の講義の要点を復習しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
漢方に関する基本的知識[1]-現代医療における漢方薬の役割
SBOs-747,749,751,753,962,アド 181,182,185
【準備学習】テキスト第1 章を予習する。
漢方に関する基本的知識[2]-漢方薬の特性(1) SBOs-747,748,749,750,ア
ド 181,182,185
【準備学習】現代医療における漢方薬の役割を確認する。
漢方に関する基本的知識[3]-漢方薬の特性(2) SBOs-747,748,749,750,ア
ド 181,182,185
【準備学習】漢方薬の特性を確認する。
漢方に関する基本的知識[4]-漢方薬の特性(3) SBOs-747,748,749,750,ア
ド 181,182,185
【準備学習】漢方薬の特性を確認する。
漢方に関する基本的知識[5]-漢方薬の特性(4) SBOs-747,748,749,750,ア
ド 181,182,185
【準備学習】漢方薬の特性を確認する。
桂麻剤について[1]-桂枝湯、葛根湯など
SBOs-748,749,751,752,753,754,1056,アド 183,184
【準備学習】漢方薬の特性を確認する。
桂麻剤について[2]-麻黄湯など SBOs-748,749,751,752,753,754,1056,ア
ド 183,184
【準備学習】桂枝湯と葛根湯の適応の違いを確認する。
桂麻剤について[3]-小青竜湯など SBOs-748,749,751,752,753,754,1056,
アド 183,184
【準備学習】麻黄湯などの適応を確認する。
桂麻剤について[4]-麻黄附子細辛湯など
SBOs-748,749,751,752,753,754,1056,アド 183,184
【準備学習】小青竜湯などの適応を確認する。
柴胡剤について[1]-小柴胡湯など SBOs-748,749,751,752,753,754,1056,
アド 183,184
【準備学習】麻黄附子細辛湯などの適応を確認する。
柴胡剤について[2]-柴朴湯など SBOs-748,749,751,752,753,754,1056,アド
183,184
【準備学習】小柴胡湯などの適応を確認する。
大黄剤について-大黄甘草湯など SBOs-748,749,751,752,753,754,1056,ア
ド 183,184
【準備学習】柴朴湯などの適応を確認する。
桂枝湯類について-小建中湯など SBOs-748,749,751,752,753,754,1056,ア
ド 183,184
【準備学習】大黄剤の適応を確認する。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
漢方に関する基本的知識[1]-現代医療における漢方薬の役割
SBOs-386,387,388,389,392
[準備学習]テキスト第1 章を予習する。
漢方に関する基本的知識[2]-漢方薬の特性(1)
SBOs-386,387,388,389,394
[準備学習]現代医療における漢方薬の役割を確認する。
漢方に関する基本的知識[3]-漢方薬の特性(2)
SBOs-386,387,388,389,394
[準備学習]漢方薬の特性を確認する。
漢方に関する基本的知識[4]-漢方薬の特性(3)
SBOs-386,387,388,389,394
[準備学習]漢方薬の特性を確認する。
漢方に関する基本的知識[5]-漢方薬の特性(4)
SBOs-386,387,388,389,394
[準備学習]漢方薬の特性を確認する。
桂麻剤について[1]-桂枝湯、葛根湯など SBOs-390,391,393,394
[準備学習]漢方薬の特性を確認する。
桂麻剤について[2]-麻黄湯など SBOs-390,391,393,394
[準備学習]桂枝湯と葛根湯の違いを確認する。
桂麻剤について[3]-小青竜湯など SBOs-390,391,393,394
[準備学習]麻黄湯などの適応を確認する。
桂麻剤について[4]-麻黄附子細辛湯など SBOs-390,391,393,394
[準備学習]小青竜湯などの適応を確認する。
柴胡剤について[1]-小柴胡湯など SBOs-390,391,393,394
[準備学習]麻黄附子細辛湯などの適応を確認する。
柴胡剤について[2]-柴朴湯など SBOs-390,391,393,394
[準備学習]小柴胡湯などの適応を確認する。
大黄剤について-大黄甘草湯など SBOs-390,391,393,394
[準備学習]柴朴湯などの適応を確認する。
桂枝湯類について-小建中湯など SBOs-390,391,393,394
[準備学習]大黄剤の適応を確認する。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
期末試験で評価する。
■使用テキスト■
『病態からみた漢方薬物ガイドライン第2 版』 岡村信幸 京都廣川書店 2012
978-4-901789-16-5
■参考書■
期末試験で評価する。
■使用テキスト■
『病態からみた漢方薬物ガイドライン第3 版』 岡村信幸 京都廣川書店 2016
■参考書■
― 140 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
漢方薬物Ⅱ
Kampo Medicinal Science Ⅱ
岡村 信幸
①
1P(~H26)
漢方薬物治療
岡村 信幸
①
1P(H27~)
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
現代医療で使用されている漢方薬の適正使用や処方設計について理解するために、漢方
医学の基本概念、漢方薬の処方原則、代表的な漢方薬の適用に基づいた生薬の特性を系
統的に修得する。【C7(3)】
現代医療で使用されている漢方薬の適正使用や処方設計について理解するために、漢方
医学の基本概念、漢方薬の処方原則、代表的な漢方薬の適用に基づいた生薬の特性を系
統的に修得する。【E2(10)】
■授業(学修)の到達目標■
■授業(学修)の到達目標■
1
2
3
4
1
2
3
4
漢方医学の特徴について概説できる。
漢方医学と西洋医学の診断・治療法の違いを概説できる。
構成生薬の特性を理解し、漢方薬の適応(証)を説明できる。
代表的な漢方薬の治療指針を概説できる。
漢方医学の特徴について概説できる。
漢方医学と西洋医学の診断・治療法の違いを概説できる。
構成生薬の特性を理解し、漢方薬の適応(証)を説明できる。
代表的な漢方薬の治療指針を概説できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■履修しておくことが望ましい科目等■
漢方薬物Ⅰ
漢方医学概説
■準備学修等の指示■
■準備学修等の指示■
毎回授業の最初に小テストを実施しますので、前回の講義の要点を復習しておくこと。
毎回授業の最初に小テストを実施しますので、前回の講義の要点を復習しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
気血水による病態の把握 SBOs-386,389,,391,393,394
[準備学習]前期の内容を復習する。
人参剤について-六君子湯など SBOs-386,389,,391,393,394
[準備学習]気血水による病態の把握を確認する。
理気剤について-香蘇散など SBOs-386,389,,391,393,394
[準備学習]六君子湯などの適応を確認する。
苓朮剤と半夏剤について-五苓散など SBOs-386,389,,391,393,394
[準備学習]香蘇散などの適応を確認する。
滋陰剤・補血剤-麦門冬湯・四物湯など SBOs-386,389,,391,393,394
[準備学習]五苓散などの適応を確認する。
補血剤について-当帰芍薬散など SBOs-386,389,,391,393,394
[準備学習]麦門冬湯・四物湯などの適応を確認する。
駆オ血剤について-桂枝茯苓丸など SBOs-386,389,,391,393,394
[準備学習]当帰芍薬散などの適応を確認する。
ゴン連剤について-黄連解毒湯など SBOs-386,389,,391,393,394
[準備学習]桂枝茯苓丸などの適応を確認する。
石膏剤について-白虎加人参湯など SBOs-386,389,,391,393,394
[準備学習]黄連解毒湯などの適応を確認する。
竜骨牡蛎剤・附子剤について-桂枝加竜骨牡蠣湯・真武湯など
SBOs-386,389,,391,393,394
[準備学習]白虎加人参湯などの適応を確認する。
地黄丸類について-八味地黄丸など SBOs-386,389,,391,393,394
[準備学習]桂枝加竜骨牡蠣湯・真武湯などの適応を確認する。
EBM・NBMならびに医療経済からみた漢方薬-補中益気湯など
SBOs-386,389,,391,393,394
[準備学習]八味地黄丸などの適応を確認する。
漢方薬の服薬指導と処方設計 SBOs-386,389,,391,393,394
[準備学習]現代医療における漢方薬の意義を確認する。
■定期試験■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
実施する
■成績評価の方法■
第12 回
中間試験と期末試験で評価する。
■使用テキスト■
第13 回
『病態からみた漢方薬物ガイドライン第2 版』 岡村信幸 京都廣川書店 2012
978-4-901789-84-4C3047
■参考書■
気血水による病態の把握 SBOs-747,748,751,753,754,アド 183
【準備学習】漢方医学概説の内容を復習する。
人参剤について-六君子湯など SBOs-748,749,751,752,753,754,1056,アド
183,184
【準備学習】気血水による病態の把握を確認する。
理気剤について-香蘇散など SBOs-748,749,751,752,753,754,1056,アド
183,184
【準備学習】六君子湯などの適応を確認する。
苓朮剤と半夏剤について-五苓散など
SBOs-748,749,751,752,753,754,1056,アド 183,184
【準備学習】香蘇散などの適応を確認する。
滋陰剤と補血剤について-麦門冬湯・四物湯など
SBOs-748,749,751,752,753,754,1056,アド 183,184
【準備学習】五苓散などの適応を確認する。
補血剤について-当帰芍薬散など SBOs-748,749,751,752,753,754,1056,
アド 183,184
【準備学習】麦門冬湯・四物湯などの適応を確認する。
駆オ血剤について-桂枝茯苓丸など
SBOs-748,749,751,752,753,754,1056,アド 183,184
【準備学習】当帰芍薬散などの適応を確認する。
ゴン連剤について-黄連解毒湯など SBOs-748,749,751,752,753,754,1056,
アド 183,184
【準備学習】桂枝茯苓丸などの適応を確認する。
石膏剤について-釣藤散など SBOs-748,749,751,752,753,754,1056,アド
183,184
【準備学習】黄連解毒湯などの適応を確認する。
竜骨牡蛎剤・附子剤について-桂枝加竜骨牡蠣湯・真武湯など
SBOs-748,749,751,752,753,754,1056,アド 183,184
【準備学習】釣藤散などの適応を確認する。
地黄丸類について-八味地黄丸など
SBOs-748,749,751,752,753,754,1056,アド 183,184
【準備学習】桂枝加竜骨牡蠣湯・真武湯などの適応を確認する。
EBM/NBM ならびに医療経済からみた漢方薬 SBOs-744,751,753,1056,アド
185
【準備学習】八味地黄丸などの適応を確認する。
漢方薬の服薬指導と処方設計 SBOs-750,751,752,753,754,965,1056,アド
185
【準備学習】現代医療における漢方薬の意義を確認する。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
中間試験と期末試験で評価する。
■使用テキスト■
『病態からみた漢方薬物ガイドライン第3 版』 岡村信幸 京都廣川書店 2016
■参考書■
― 141 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
第11 回
基礎分析化学A
井上 裕文・小嶋 英二朗
△1
1P(H27~)
第12 回
■授業のねらい・概要■
化学物質(医薬品を含む)を適切に分析できるようになるために、溶液中の化学平衡、化学
物質の定性分析および定量分析に関する基本的事項を修得する。【C2(2)、(3)】
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
■授業(学修)の到達目標■
中間試験、定期試験により評価する。
1 質量保存の法則について説明できる。
2 代表的な化学変化を化学量論的に捉え、その量的関係を計算できる。(技能)
3 酸と塩基の基本的な性質および強弱の指標を説明できる。
4 酸・塩基平衡の概念について説明できる。
5 pH および解離定数について説明できる。
6 緩衝作用や緩衝液について説明できる。
7 錯体・キレート生成平衡について説明できる。
8 沈殿平衡について説明できる。
9 酸化還元平衡について説明できる。
10 分配平衡について説明できる。
11 中和滴定(非水滴定を含む)の原理、操作法および応用例を説明できる。
12 キレート滴定の原理、操作法および応用例を説明できる。
13 沈殿滴定の原理、操作法および応用例を説明できる。
14 酸化還元滴定の原理、操作法および応用例を説明できる。
15 代表的な無機イオンの定性反応を説明できる。
16 日本薬局方収載の代表的な医薬品の確認試験を列挙し、その内容を説明できる。
17 日本薬局方収載の代表的な純度試験を列挙し、その内容を説明できる。
18 日本薬局方収載の重量分析法の原理および操作法を説明できる。
■使用テキスト■
『薬学領域の分析化学 第2 版』 財津潔,鶴田泰人編 廣川書店 2012
978-4-567-25493-9
『演習で理解する薬学の分析化学』 山口政俊,鶴田泰人,能田均編 廣川書店 2010
978-4-567-25670-4
■参考書■
■履修しておくことが望ましい科目等■
「機器分析学」、「分析技術の臨床応用」、「薬局方収載の試験法」、「応用分析科学」につな
がる基礎科目である。
■準備学修等の指示■
各回の授業内容に該当するテキストと配布プリントの範囲を読んでおくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
・前回の授業内容に関連した問題や演習を確認して復習する。
酸化還元平衡(小嶋英二朗)SBOs-182, 準備74
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・前回の授業内容に関連した問題や演習を確認して復習する。
酸化還元滴定(小嶋英二朗)SBOs-189,準備72
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・前回の授業内容に関連した問題や演習を確認して復習する。
質量作用の法則、酸塩基平衡と溶液の pH(井上裕文)SBOs-176,177,準備
71,73
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
緩衝作用と緩衝液、分配平衡(井上裕文)SBOs-176,177,179
●準備学習
・テキストと配布プリントの該当事項を予習する。
・前回の授業内容に関連した問題や演習を確認して復習する。
容量分析法の概要、中和滴定(井上裕文)SBOs-186、準備72
・テキストと配布プリントの該当事項を予習する。
・前回の授業内容に関連した問題や演習を確認して復習する。
非水滴定(井上裕文)SBOs-186,準備72
●準備学習
・テキストと配布プリントの該当事項を予習する。
・前回の授業内容に関連した問題や演習を確認して復習する。
無機イオンの定性反応、医薬品の確認試験と純度試験(井上裕文)
SBOs-184,185,191
●準備学習
・テキストと配布プリントの該当事項を予習する。
・前回の授業内容に関連した問題や演習を確認して復習する。
重量分析法(井上裕文)SBOs-192,準備72
●準備学習
・テキストと配布プリントの該当事項を予習する。
・前回の授業内容に関連した問題や演習を確認して復習する。
沈殿平衡(小嶋英二朗)SBOs-181
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
沈殿滴定(小嶋英二朗)SBOs-188,準備72
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・前回の授業内容に関連した問題や演習を確認して復習する。
錯体・キレート生成平衡(小嶋英二朗)SBOs-180
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・前回の授業内容に関連した問題や演習を確認して復習する。
キレート滴定(小嶋英二朗)SBOs-187,準備72
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
― 142 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
■成績評価の方法■
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
臨時試験により評価する。
基礎分析化学B
■使用テキスト■
『薬学領域の分析化学 第2 版』 財津潔,鶴田泰人編 廣川書店 2012
978-4-567-25493-9
『演習で理解する薬学の分析化学』 山口政俊,鶴田泰人,能田均編 廣川書店 2010
978-4-567-25670-4
井上 裕文・小嶋 英二朗
△1
1P(H27~)
■参考書■
■授業のねらい・概要■
化学物質(医薬品を含む)を適切に分析できるようになるために、溶液中の化学平衡、化学
物質の定性分析および定量分析に関する基本的事項を修得する。【C2(2)、(3)】
■授業(学修)の到達目標■
1 質量保存の法則について説明できる。
2 代表的な化学変化を化学量論的に捉え、その量的関係を計算できる。(技能)
3 酸と塩基の基本的な性質および強弱の指標を説明できる。
4 酸・塩基平衡の概念について説明できる。
5 pH および解離定数について説明できる。
6 緩衝作用や緩衝液について説明できる。
7 錯体・キレート生成平衡について説明できる。
8 沈殿平衡について説明できる。
9 酸化還元平衡について説明できる。
10 分配平衡について説明できる。
11 中和滴定(非水滴定を含む)の原理、操作法および応用例を説明できる。
12 キレート滴定の原理、操作法および応用例を説明できる。
13 沈殿滴定の原理、操作法および応用例を説明できる。
14 酸化還元滴定の原理、操作法および応用例を説明できる。
15 代表的な無機イオンの定性反応を説明できる。
16 日本薬局方収載の代表的な医薬品の確認試験を列挙し、その内容を説明できる。
17 日本薬局方収載の代表的な純度試験を列挙し、その内容を説明できる。
18 日本薬局方収載の重量分析法の原理および操作法を説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
「機器分析学」、「分析技術の臨床応用」、「薬局方収載の試験法」、「応用分析科学」につな
がる基礎科目である。
■準備学修等の指示■
「基礎分析化学A」の内容を復習しておくこと。
各回の授業内容に該当するテキストと配布プリントの範囲を読んでおくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
質量作用の法則、酸塩基平衡と溶液の pH(井上裕文)SBOs-176,177,準備
71,73
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
緩衝作用と緩衝液、分配平衡(井上裕文)SBOs-176,177,179
●準備学習
・テキストと配布プリントの該当事項を予習する。
・前回の授業内容に関連した問題や演習を確認して復習する。
容量分析法の概要、中和滴定と非水滴定(井上裕文)SBOs-186、準備72
・テキストと配布プリントの該当事項を予習する。
・前回の授業内容に関連した問題や演習を確認して復習する。
無機イオンの定性反応、医薬品の確認試験と純度試験(井上裕文)
SBOs-184,185,191
●準備学習
・テキストと配布プリントの該当事項を予習する。
・前回の授業内容に関連した問題や演習を確認して復習する。
重量分析法(井上裕文)SBOs-192,準備72
●準備学習
・テキストと配布プリントの該当事項を予習する。
・前回の授業内容に関連した問題や演習を確認して復習する。
沈殿平衡と沈殿滴定(小嶋英二朗)SBOs-181,188,準備72
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
錯体・キレート生成平衡とキレート滴定(小嶋英二朗)SBOs-180,187,準備
72
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・前回の授業内容に関連した問題や演習を確認して復習する。
酸化還元平衡と酸化還元滴定(小嶋英二朗)SBOs-182,189,準備72,74
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・前回の授業内容に関連した問題や演習を確認して復習する。
■定期試験■
実施しない
― 143 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■定期試験■
基礎有機化学Ⅰ
実施する
■成績評価の方法■
町支 臣成・藤岡 晴人
1
1P(H27~)
中間、定期試験の2回の試験、提出物により評価する。
■使用テキスト■
■授業のねらい・概要■
薬学の専門科目を学ぶ上で必要な化学の基礎力を身につけるための入門科目である。高
校の化学で学習したことを復習しながら、化学物質(医薬品および生体物質を含む)に含ま
れる官能基の性質およびその化学構造に関する基本的知識を修得する。【C3 (1),(2)】
■授業(学修)の到達目標■
1. 代表的な化合物を IUPAC 規則に基づいて命名することができる。
2. 薬学領域で用いられる代表的な化合物を慣用名で記述できる。
3. 構造異性体と立体異性体の違いについて説明できる。
4. キラリティーと光学活性の関係を概説できる。
5. エナンチオマーとジアステレオマーについて説明できる。
6. ラセミ体とメソ体について説明できる。
7. 絶対配置の表示法を説明し、キラル化合物の構造を書くことができる。
8. 炭素―炭素二重結合の立体異性(cis, trans ならびに E,Z 異性)について説明できる。
9. フィッシャー投影式とニューマン投影式を用いて有機化合物の構造を書くことができる。
10. エタン、ブタンの立体配座とその安定性について説明できる。
11. アルカンの基本的な性質について説明できる。
12. アルカンの構造異性体を図示することができる。
13. シクロアルカンの環のひずみを決定する要因について説明できる。
14. シクロヘキサンのいす形配座における水素の結合方向(アキシアル、エクアトリアル)を
図示できる。
15. 置換シクロヘキサンの安定な立体配座を決定する要因について説明できる。
『全有機化合物名称のつけ方』 廖 春栄 三共出版 ISSN-4-7827-0401-1
『ソロモンの新有機化学 [Ⅰ]』 池田正澄 他 廣川書店 ISSN978-4-567-23506-8
『ソロモンの新有機化学 [Ⅱ]』 池田正澄 他 廣川書店 ISSN978-4-567-23507-5
『ソロモンの新有機化学 [Ⅲ]』 池田正澄 他 廣川書店 ISSN978-4-567-23508-2
『ソロモン新有機化学・スタディガイド』 池田正澄 他 廣川書店
ISSN978-4-567-23509-9
『基礎有機化学問題集』 廣田 耕作 他 廣川書店 ISBN978-4-567-46250-1
『HGS 分子構造模型(有機学生用セット)』 丸善
■参考書■
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし
■準備学修等の指示■
講義の復習をすることが大切です。復習し、疑問に感じたこと分からないことを質問するなど
して解決してください。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
アルカンの構造と命名(町支) SBOs-218,219,235,236
●準備学習
・アルカンについて確認・復習する。
アルケンとアルキンの構造と命名(町支) SBOs-218,219
●準備学習
・アルケンとアルキンについて確認・復習する。
シクロアルカンの構造と命名(町支) SBOs-218,219
●準備学習
・シクロアルカンについて確認・復習する。
ベンゼン誘導体の構造と命名(町支) SBOs-218,219
●準備学習
・ベンゼン誘導体について確認・復習する。
ハロゲン化合物の構造と命名(町支) SBOs-218,219
●準備学習
・ハロゲン化合物について確認・復習する。
アルコール・フェノール・エーテルの構造と命名(町支) SBOs-218,219
●準備学習
・アルコール・フェノール・エーテルについて確認・復習する。
アミン・カルボン酸の構造と命名(町支) SBOs-218,219
●準備学習
・アミン・カルボン酸について確認・復習する。
アルデヒド・ケトンの構造と命名(町支) SBOs-218,219
●準備学習
・アルデヒド・ケトンについて確認・復習する。
構造異性体と立体異性体(町支) SBOs-227
●準備学習
・構造異性体と立体異性体について確認・復習する。
エナンチオマーとジアステレオマー、その絶対配置表示法(町支)
SBOs-228,229,231,323
●準備学習
・テキストの該当項目を予習する。
メソ化合物とラセミ体、Fischer 投影式と Newman 投影式の表現方法(藤岡)
SBOs-230,233
●準備学習
・テキストの該当項目を予習する。
エタンおよびブタンの立体配座と安定性、置換シクロアルカンの性質について
(藤岡) SBOs-234,237,238,239
●準備学習
・テキストの該当項目を予習する。
― 144 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
基礎有機化学Ⅱ
第11 回
藤岡 晴人・町支 臣成
1
1P(H27~)
第12 回
■授業のねらい・概要■
ハロゲン化アルキル、アルケン及びアルキンの性質を理解するために、それぞれの基本構
造、物理的性質、反応性に関する基本的知識を修得する。【C3 (1), (2)】
■定期試験■
実施する
■授業(学修)の到達目標■
1 基本的な有機反応(置換、付加、脱離)の特徴を理解し、分類できる。
2 炭素原子を含む反応中間体(カルボカチオン、カルボアニオン、ラジカル)の構造と性質
を説明できる。
3 反応の過程を、エネルギー図を用いて説明できる。
4 アルケンへの代表的な付加反応を列挙し、その特徴を説明できる。
5 アルケンの代表的な酸化、還元反応を列挙し、その特徴を説明できる。
6 アルキンの代表的な反応を列挙し、その特徴を説明できる。
7 代表的な官能基を列挙し、性質を説明できる。
8 有機ハロゲン化合物の基本的な性質と反応を列挙し、説明できる。
9 求核置換反応の特徴について説明できる。
10 脱離反応の特徴について説明できる。
11 官能基が及ぼす電子効果について概説できる。
12 炭素酸などの酸性度を比較して説明できる。
■成績評価の方法■
中間、定期試験の2回の試験、提出物により評価する。
■使用テキスト■
『ソロモンの新有機化学[上]』 池田正澄他訳 廣川書店 2006 978-4-567-23506-8
『ソロモンの新有機化学[下]』 池田正澄他訳 廣川書店 2008 978-4-567-23507-5
『ソロモン新有機化学・スタディガイド』 池田正澄他訳 廣川書店 2008
978-4-567-23509-9
『基礎有機化学問題集』 廣田耕作 他 廣川書店 2008 978-4-567-46250-1
■参考書■
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬学の基礎となる化学A、基礎有機化学Ⅰ
■準備学修等の指示■
予習・復習を行うこと。特に、復習は力を入れて行うこと。理解できないときは積極的に質問
すること。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
・関連項目について予習しておく。
・アルケンの性質・反応について復習する。
共役ジエンヘのハロゲンの付加反応と安定性(藤岡)SBOs-223, 224, 240,
248, 259
●準備学習
・関連項目について予習しておく。
・共役ジエンへの付加反応について復習する。
共役ジエンと 1,4・付加環化反応(藤岡)SBOs-223, 224, 240, 248, 259
●準備学習
・関連項目について予習しておく。
・共役ジエンの反応性について復習する。
有機ハロゲン化合物の代表的な性質、反応と合成法(町支)SBOs-248, 250
●準備学習
・関連項目について予習しておく。
・有機ハロゲン化合物の性質、反応と合成法について復習する。
求核置換反応(SN1 および SN2 反応)の機構(町支)SBOs-223, 224, 225,
250, 251
●準備学習
・関連項目について予習しておく。
・求核置換反応(SN1 および SN2 反応)の機構について復習する。
ハロゲン化アルキルの脱ハロゲン化水素の機構および位置選択性(町支)
SBOs-223, 224, 252
●準備学習
・関連項目について予習しておく。
・ハロゲン化アルキルの脱ハロゲン化水素の機構および位置選択性について
復習する。
カルボカチオンの級数と安定性(町支)SBOs224, 259
●準備学習
・関連項目について予習しておく。
・ハロゲン化アルキルの脱ハロゲン化水素の機構および位置選択性について
復習する。
アルケンの代表的な合成法(町支)SBOs-223, 240, 248, 252
●準備学習
・関連項目について予習しておく。
・アルケンの代表的な合成法について復習する。
アルキンの合成と代表的な反応(町支)SBOs-223, 248, 252, 260
●準備学習
・関連項目について予習しておく。
・アルケンの代表的な合成法について復習する。
アルケンヘのハロゲンの付加反応(藤岡)SBOs-223, 224, 240,
●準備学習
・関連項目について予習しておく。
・アルケンへのハロゲンの付加反応について復習する。
アルケンヘのハロゲン化水素の付加反応(逆Markovnikov 則)(藤岡)
SBOs-223, 224, 240,
●準備学習
・関連項目について予習しておく。
・アルケンへのハロゲン化水素の付加反応について復習する。
アルケンへの代表的な付加反応(藤岡)SBOs-223, 224, 240,
●準備学習
・関連項目について予習しておく。
・アルケンへの代表的な付加反応について復習する。
アルケンの酸化的開裂反応(藤岡)SBOs-241
●準備学習
― 145 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
第10 回
実習Ⅰ
ExperimentⅠ (Organic Chemistry)
小嶋 英二朗 他
①
1P(H27~)
第11 回
■授業のねらい・概要■
試料中に存在する代表的な医薬品、その他の化学物質の濃度を、容量分析法に準拠して
正確に測定することによって、薬学における実習に必要となる基本的知識と技能を修得する。
【C2(1)~(3)】
第12 回
■授業(学修)の到達目標■
1
2
3
4
5
6
7
溶液の濃度計算と調製ができる。
測定値を適切に取り扱うことができる。
代表的な化学変化を化学量論的にとらえ、その量的関係を計算できる。
溶液のpH を測定できる。
実験値を用いた計算ができる。
中和滴定の原理、操作法および応用例を説明できる。
日本薬局方収載の代表的な医薬品の容量分析を実施できる。
第13 回
第14 回
■履修しておくことが望ましい科目等■
化学平衡、化学物質の検出と定量
■準備学修等の指示■
化学平衡、化学物質の検出と定量の内容を復習しておくこと。
実習書を配布するので予習しておくこと。
第15 回
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
容量分析の実習講義、概要および標定(鶴田・小嶋・井上)SBOs-173, 174,
186, 190
●準備学習等
・中和滴定の標準液の標定について復習しておく。
0.5mol/L HCl 標準液の標定(直接法)1、準備(鶴田・小嶋・井上)SBOs-173,
174, 186, 190
●準備学習等
・実習書の該当項目を予習し、実験操作についてイメージトレーニングをし
ておく。
・理解が曖昧だったところは復習しておく。
0.5mol/L HCl 標準液の標定(直接法)2、操作(鶴田・小嶋・井上)SBOs-173,
174, 186, 190
●準備学習等
・実習書の該当項目を予習し、実験操作についてイメージトレーニングをし
ておく。
・理解が曖昧だったところは復習しておく。
0.5mol/L HCl 標準液の標定(直接法)3、データ処理(鶴田・小嶋・井上)
SBOs-173, 174, 186, 190
●準備学習等
・実習書の該当項目を予習し、実験操作についてイメージトレーニングをし
ておく。
・理解が曖昧だったところは復習しておく。
0.5mol/L NaOH 標準液の標定(直接法および間接法)1、準備(鶴田・小嶋・井
上)SBOs-173, 174, 186, 190
●準備学習等
・実習書の該当項目を予習し、実験操作についてイメージトレーニングをし
ておく。
・理解が曖昧だったところは復習しておく。
0.5mol/L NaOH 標準液の標定(直接法および間接法)2、操作(鶴田・小嶋・井
上)SBOs-173, 174, 186, 190
●準備学習等
・実習書の該当項目を予習し、実験操作についてイメージトレーニングをし
ておく。
・理解が曖昧だったところは復習しておく。
0.5mol/L NaOH 標準液の標定(直接法および間接法)3、データ処理(鶴田・
小嶋・井上)SBOs-173, 174, 186, 190
●準備学習等
・実習書の該当項目を予習し、実験操作についてイメージトレーニングをし
ておく。
・理解が曖昧だったところは復習しておく。
容量分析の実習講義,定量(鶴田・小嶋・井上)SBOs-173, 174, 177, 178,
186, 190,
●準備学習等
・中和滴定の医薬品の定量について復習しておく。
NaOH,Na2CO3 の定量1、操作(鶴田・小嶋・井上)SBOs-173, 174, 186, 190
●準備学習等
・実習書の該当項目を予習し、実験操作についてイメージトレーニングをし
ておく。
・理解が曖昧だったところは復習しておく。
NaOH,Na2CO3 の定量2、データ処理(鶴田・小嶋・井上)SBOs-173, 174,
186, 190
●準備学習等
・実習書の該当項目を予習し、実験操作についてイメージトレーニングをし
ておく。
・理解が曖昧だったところは復習しておく。
酢酸の定量1、操作(鶴田・小嶋・井上)SBOs-173, 174, 177, 178, 186, 190
●準備学習等
・実習書の該当項目を予習し、実験操作についてイメージトレーニングをし
ておく。
・理解が曖昧だったところは復習しておく。
酢酸の定量2、データ処理(鶴田・小嶋・井上)SBOs-173, 174, 177, 178, 186,
190
●準備学習等
・実習書の該当項目を予習し、実験操作についてイメージトレーニングをし
ておく。
・理解が曖昧だったところは復習しておく。
アスピリンの定量1、操作(鶴田・小嶋・井上)SBOs-173, 174, 186, 190
●準備学習等
・実習書の該当項目を予習し、実験操作についてイメージトレーニングをし
ておく。
・理解が曖昧だったところは復習しておく。
アスピリンの定量2、データ処理(鶴田・小嶋・井上)SBOs-173, 174, 186, 190
●準備学習等
・実習書の該当項目を予習し、実験操作についてイメージトレーニングをし
ておく。
・理解が曖昧だったところは復習しておく。
容量分析の復習講義、標定および定量(鶴田・小嶋・井上)SBOs-173, 174,
177, 178, 186, 190
●準備学習等
・実習全般について、理解が曖昧だったところは復習しておく。
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
試験、レポート、口頭試問、実習態度を総合して評価する。
■使用テキスト■
■参考書■
― 146 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
人体の構造と機能Ⅰ
Morphology and Function of Human BodyⅠ
田村 豊
①
1P(~H26)
■授業のねらい・概要■
本講義のねらいは、人体を構成する器官、および器官系の機能を学ぶことにある。これによ
りヒトの生命、あるいは健康がどのようなメカニズムで維持されているかを知り、次学年以降
で学ぶ疾患を理解するための基礎知識を修得することを目標とする。【C8(1)、C8(2)、
C8(3)】
■授業(学修)の到達目標■
人体を構成する器官の、位置、大きさ、機能について説明できる。また、器官系の機能につ
いても説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■準備学修等の指示■
高等学校の生物Ⅰの人体の機能に関する部分を復習しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
細胞の基本構造と機能を説明できる。SBOs-412
●準備学習:
・教科書の該当箇所を予習しておく。
ヒトの体を構成する細胞について説明できる。SBOs-413
●準備学習:
・教科書の該当箇所を予習しておく。
細胞、組織、器官について説明できる。SBOs-395
●準備学習:
・教科書の該当箇所を予習しておく。
ヒトの身体を構成する器官の名称および体内での位置を説明できる。
SBOs-396
●準備学習:
・教科書の該当箇所を予習しておく。
人の身体を構成する各器官の機能を概説できる。SBOs-396
●準備学習:
・教科書の該当箇所を予習しておく。
神経系の構成と機能の概要を説明できる。SBOs-397,425,426
●準備学習:
・教科書の該当箇所を予習しておく。
末梢神経系の構成と機能の概要を説明できる。SBOs-398
●準備学習:
・教科書の該当箇所を予習しておく。
循環器系を構成する器官の構造と機能を説明できる。SBOs-402,403,404
●準備学習:
・教科書の該当箇所を予習しておく。
消化器系を構成する器官の構造と機能を説明できる。SBOs-405,406
●準備学習:
・教科書の該当箇所を予習しておく。
骨格・筋系を構成する器官の構造と機能を説明できる。SBOs-400,401,428
●準備学習:
・教科書の該当箇所を予習しておく。
呼吸器系を構成する器官の構造と機能を説明できる。SBOs-405
●準備学習:
・教科書の該当箇所を予習しておく。
泌尿器、感覚器を構成する器官の構造と機能を説明できる。
SBOs-402,407,408,410,434,435
●準備学習:
・教科書の該当箇所を予習しておく。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
臨時試験および定期試験により評価する。
■使用テキスト■
『体の地図帳』 高橋 長雄 講談社 9784062610254
■参考書■
― 147 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
人体の構造と機能Ⅱ
Morphology and Function of Human BodyⅡ
田村 豊 他
△1
1P(~H26)
第12 回
■定期試験■
実施する
■授業のねらい・概要■
本講義は、前期に行った人体の構造と機能Ⅰの学習内容を基本として、さらに詳細な器官
系の機能を学ぶ。さらに、器官の機能を調節する化合物が、どのような疾患に対する治療薬
として使用できるかについても学んでいく。本講義は、すべての講義を 6 名の教員(田村 豊、
西尾廣昭、佐藤英治、渡邉正知、道原明宏、田淵紀彦)全員で担当する。すなわち、1 学年
を 18 のグループに分け、1人の教員が3 つのグループを担当し、スモールグループディス
カッション(SGD)を基本とした PBL チュートリアル方式により進めていく。【C8(1)、(2)、(3)】
■成績評価の方法■
授業態度(自己学修内容を含む)15%、レポート 15%、中間試験・定期試験(70%)により評価
する。
■使用テキスト■
■参考書■
■授業(学修)の到達目標■
器官系の機能と生命維持、および器官系の機能異常と疾患の関係について説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
人体の構造と機能Ⅰ
■準備学修等の指示■
人体の構造と機能Ⅰ、薬学の基礎そしての生物A などの学修内容を復習しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
・人体の構造と機能Ⅰの関連カ所を復習しておく。
・教科書の該当箇所を予習しておく。
内分泌系の機能と疾患③(内分泌系の機能と疾患との関連について発
表)SBOs-409,429,430
●準備学習:
・人体の構造と機能Ⅰの関連カ所を復習しておく。
・教科書の該当箇所を予習しておく。
神経・感覚器系の機能と疾患①(神経・感覚器系の機能についての
SGD)SBOs-410,425,426,427
●準備学習:
・人体の構造と機能Ⅰの関連カ所を復習しておく。
・教科書の該当箇所を予習しておく。
神経・感覚器系の機能と疾患②(神経・感覚器系の疾患に関する
SGD)SBOs-410,425,426,427
●準備学習:
・人体の構造と機能Ⅰの関連カ所を復習しておく。
・教科書の該当箇所を予習しておく。
神経・感覚器系の機能と疾患③(神経・感覚器の機能と疾患との関連について
発表)SBOs-410,425,426,427
●準備学習:
・人体の構造と機能Ⅰの関連カ所を復習しておく。
・教科書の該当箇所を予習しておく。
循環器系の機能と疾患①(循環器系の機能についての
SGD)SBOs-402,403,404,431,435,438
●準備学習:
・人体の構造と機能Ⅰの関連カ所を復習しておく。
・教科書の該当箇所を予習しておく。
循環器系の機能と疾患②(循環器系の疾患に関する
SGD)SBOs-402,403,404,431,435,438
●準備学習:
・人体の構造と機能Ⅰの関連カ所を復習しておく。
・教科書の該当箇所を予習しておく。
循環器系の機能と疾患③(循環器の機能と疾患との関連について発
表)SBOs-402,403,404,431,435,438
●準備学習:
・人体の構造と機能Ⅰの関連カ所を復習しておく。
・教科書の該当箇所を予習しておく。
消化器系の機能と疾患①(消化器系の機能についての
SGD)SBOs-405,406,436,437
●準備学習:
・人体の構造と機能Ⅰの関連カ所を復習しておく。
・教科書の該当箇所を予習しておく。
消化器系の機能と疾患②(消化器系の疾患に関する
SGD)SBOs-405,406,436,437
●準備学習:
・人体の構造と機能Ⅰの関連カ所を復習しておく。
・教科書の該当箇所を予習しておく。
消化器系の機能と疾患③(消化器の機能と疾患との関連について発
表)SBOs-405,406,436,437
●準備学習:
・人体の構造と機能Ⅰの関連カ所を復習しておく。
・教科書の該当箇所を予習しておく。
内分泌系の機能と疾患①(内分泌系の機能についての
SGD)SBOs-409,429,430
●準備学習:
・人体の構造と機能Ⅰの関連カ所を復習しておく。
・教科書の該当箇所を予習しておく。
内分泌系の機能と疾患②(内分泌系の疾患に関する SGD)SBOs-409,429,430
●準備学習:
― 148 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
●準備学習
・授業前に教科書の該当箇所を読んでおく。
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
人体の成り立ちと機能ⅠA
Morphology and Function of Human BodyⅠA
田村 豊
△1
1P(H27~)
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
原則、中間試験(50%)と定期試験(50%)で評価する。
ただし、学修状況に応じて追試験を実施して、総括評価に加味する場合もある。
■授業のねらい・概要■
本授業のねらいは、人体を構成する器官、および器官系の機能を学ぶことにある。これによ
りヒトの生命、あるいは健康がどのようなメカニズムで維持されているかを知り、次学年以降
で学ぶ疾患、病態、薬物治療を理解するための基礎知識を修得することを目標とする。【C7
(1)】
■使用テキスト■
『からだの地図帳』 佐藤達夫 講談社 2013 9784062610254
■参考書■
■授業(学修)の到達目標■
1.人体を構成する器官の位置、名称を説明できる。
2.細胞、組織の構造と機能を説明できる。
3.神経伝達の仕組みを受容体、酵素、トランスポーターと関連づけて説明できる。
4.末梢神経系の働きについて概説できる。
5.循環器系を構成する器官の構造と機能、および循環器系の役割について説明できる。
6.リンパ系を構成する器官の構造と機能、およびリンパ系の役割について説明できる。
7.筋・骨格の名称および構造と機能を説明できる。
8.呼吸器系を構成する器官の構造と機能、および呼吸器系の役割について説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■準備学修等の指示■
毎回の授業の前に、配付資料および教科書の該当部分を読んでおくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
人体を構成する器官、器官系の名称、形態、体内での位置および機能を説明
できる。SBOs 405
実験動物・人体模型・シミュレーターなどを用いて各種臓器の名称と位置を確
認できる。SBO s407
●準備学習
・授業前に教科書の該当箇所を読んでおく。
細胞膜を構成する代表的な生体成分を列挙し、その機能を分子レベルで説明
できる。SBOs338
組織、器官を構成する代表的な細胞の種類(上皮、内皮、間葉系など)を列挙
し、形態的および機能的特徴を説明できる。 SBOs406
●準備学習
・授業前に教科書の該当箇所を読んでおく。
細胞膜チャネル内蔵型受容体を介する細胞内情報伝達について説明できる。
SBOs388
●準備学習
・授業前に教科書の該当箇所を読んでおく。
神経細胞の興奮と伝導、シナプス伝達の調節機構について説明できる。
SBOs425
●準備学習
・授業前に教科書の該当箇所を読んでおく。
末梢(体性・自律)神経系について概説できる。SBOs410
代表的な神経伝達物質を挙げ、生理活性および作用機構について概説でき
る。SBOs426
●準備学習
・授業前に教科書の該当箇所を読んでおく。
心臓について概説できる。SBOs414
●準備学習
・授業前に教科書の該当箇所を読んでおく。
血管系について概説できる。SBOs415
リンパ管系について概説できる。SBOs416
●準備学習
・授業前に教科書の該当箇所を読んでおく。
血液・造血器系について概説できる。SBOs424
●準備学習
・授業前に教科書の該当箇所を読んでおく。
薬物が作用するしくみについて、受容体、酵素、イオンチャネルおよびトランス
ポーターを例に挙げて説明できる。SBOs569
●準備学習
・授業前に教科書の該当箇所を読んでおく。
骨、筋肉について概説できる。SBOs411
●準備学習
・授業前に教科書の該当箇所を読んでおく。
代表的な骨格筋および関節の名称を挙げ、位置を示すことができる。
SBOs412
●準備学習
・授業前に教科書の該当箇所を読んでおく。
神経による筋収縮の調節機構について説明できる。SBOs428
肺、気管支について概説できる。SBOs417
― 149 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
●準備学習
・授業前に教科書の該当箇所を読んでおく。
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
人体の成り立ちと機能ⅠB
Morphology and Function of Human BodyⅠB
田村 豊
△1
1P(H27~)
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
定期試験により評価する。
■使用テキスト■
■授業のねらい・概要■
本授業のねらいは、人体を構成する器官、および器官系の機能を学ぶことにある。これによ
りヒトの生命、あるいは健康がどのようなメカニズムで維持されているかを知り、次学年以降
で学ぶ疾患、病態、薬物治療を理解するための基礎知識を修得することを目標とする。【C7
(1)】
■参考書■
■授業(学修)の到達目標■
1.人体を構成する器官の位置、名称を説明できる。
2.細胞、組織の構造と機能を説明できる。
3.神経伝達の仕組みを受容体、酵素、トランスポーターと関連づけて説明できる。
4.末梢神経系の働きについて概説できる。
5.循環器系を構成する器官の構造と機能、および循環器系の役割について説明できる。
6.リンパ系を構成する器官の構造と機能、およびリンパ系の役割について説明できる。
7.筋・骨格の名称および構造と機能を説明できる。
8.呼吸器系を構成する器官の構造と機能、および呼吸器系の役割について説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■準備学修等の指示■
毎回の授業の前に、配付資料および教科書の該当部分を読んでおくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
人体を構成する器官、器官系の名称、形態、体内での位置および機能を説明
できる。SBOs 405
実験動物・人体模型・シミュレーターなどを用いて各種臓器の名称と位置を確
認できる。SBO s407
●準備学習
・授業前に教科書の該当箇所を読んでおく。
細胞膜を構成する代表的な生体成分を列挙し、その機能を分子レベルで説明
できる。SBOs338
組織、器官を構成する代表的な細胞の種類(上皮、内皮、間葉系など)を列挙
し、形態的および機能的特徴を説明できる。 SBOs406
●準備学習
・授業前に教科書の該当箇所を読んでおく。
細胞膜チャネル内蔵型受容体を介する細胞内情報伝達について説明できる。
SBOs388
●準備学習
・授業前に教科書の該当箇所を読んでおく。
神経細胞の興奮と伝導、シナプス伝達の調節機構について説明できる。
SBOs425
●準備学習
・授業前に教科書の該当箇所を読んでおく。
末梢(体性・自律)神経系について概説できる。SBOs410
代表的な神経伝達物質を挙げ、生理活性および作用機構について概説でき
る。SBOs426
●準備学習
・授業前に教科書の該当箇所を読んでおく。
心臓について概説できる。SBOs414
●準備学習
・授業前に教科書の該当箇所を読んでおく。
血管系について概説できる。SBOs415
リンパ管系について概説できる。SBOs416
●準備学習
・授業前に教科書の該当箇所を読んでおく。
血液・造血器系について概説できる。SBOs424
●準備学習
・授業前に教科書の該当箇所を読んでおく。
薬物が作用するしくみについて、受容体、酵素、イオンチャネルおよびトランス
ポーターを例に挙げて説明できる。SBOs569
●準備学習
・授業前に教科書の該当箇所を読んでおく。
骨、筋肉について概説できる。SBOs411
●準備学習
・授業前に教科書の該当箇所を読んでおく。
代表的な骨格筋および関節の名称を挙げ、位置を示すことができる。
SBOs412
●準備学習
・授業前に教科書の該当箇所を読んでおく。
神経による筋収縮の調節機構について説明できる。SBOs428
肺、気管支について概説できる。SBOs417
― 150 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
第9 回
人体の成り立ちと機能Ⅱ
Morphology and Function of Human BodyⅡ
渡邊 正知
①
1P(H27~)
第10 回
第11 回
■授業のねらい・概要■
人体を構成する器官、および器官系の機能を学びます。これによりヒトの生命、あるいは健
康がどのようなメカニズムで維持されているかを知り、次学年以降の各種「薬・病態・治療」を
理解するための基礎知識が養われます。
第12 回
■授業(学修)の到達目標■
人体の成り立ちを個体、器官、細胞の各レベルで理解できるようになるために、人体の構造、
機能、調節に関する基本的事項を修得する。
尚、各項目の具体的到達目標は、項目ごとに配布する資料プリントに記載する。
第13 回
■履修しておくことが望ましい科目等■
人体の成り立ちと機能I、基礎となる生物(教養)
■準備学修等の指示■
配布プリントを、自分の理解に合わせてまとめなおすなど、当該講義内容をしっかり復習する
ことが大切です。予習はしなくても対応できる講義を心掛けますので、復習に時間を費やす
ようにしてください。
講義では適宜プリントを配布します。尚、欠席者分の配布資料は保管しませんので、欠席し
た場合は、クラスメートにコピーさせてもらってください。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第14 回
・前回の授業内容を復習するとともに、テキストの該当事項を予習する。
【消化器系:口腔-食道-胃などの消化管の構造と機能】
胃、小腸、大腸などの消化管について概説できる。SBOs-418
●準備学習
・前回の授業内容を復習するとともに、テキストの該当事項を予習する。
【消化器系:小腸-大腸などの消化管の構造と機能】
胃、小腸、大腸などの消化管について概説できる。SBOs-418
●準備学習
・前回の授業内容を復習するとともに、テキストの該当事項を予習する。
【消化器系:肝臓、膵臓、胆?の構造と機能】
肝臓、膵臓、胆?について概説できる。SBOs-419
●準備学習
・前回の授業内容を復習するとともに、テキストの該当事項を予習する。
【生殖器系:男性生殖器の構造と機能】
生殖器系について概説できる。SBOs-421
代表的なホルモンを挙げ、その産生器官、生理活性および作用機構について
概説できる。SBOs-429
●準備学習
・前回の授業内容を復習するとともに、テキストの該当事項を予習する。
【生殖器系:女性生殖器の構造と機能】
生殖器系について概説できる。SBOs-421
代表的なホルモンを挙げ、その産生器官、生理活性および作用機構について
概説できる。SBOs-429
●準備学習
・前回の授業内容を復習するとともに、テキストの該当事項を予習する。
【内分泌系:代表的な内分泌系の仕組みと働き】
内分泌系について概説できる。SBOs-422
●準備学習
・前回の授業内容を復習するとともに、テキストの該当事項を予習する。
■定期試験■
【神経細胞の興奮と伝導およびそれらの調節機構】
神経細胞の興奮と伝導、シナプス伝達の調節機構について説明できる。
SBOs-425
代表的な神経伝達物質を挙げ、生理活性および作用機構について概説でき
る。SBOs-426
●準備学習
・前期の人体の成り立ちと機能I で習ったところを復習する。
【中枢神経系:脊髄の構造と反射の仕組み】
中枢神経系について概説できる。SBOs-409
神経細胞の興奮と伝導、シナプス伝達の調節機構について説明できる。
SBOs-425
代表的な神経伝達物質を挙げ、生理活性および作用機構について概説でき
る。SBOs-426
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
【中枢神経系:呼吸中枢と循環中枢】
中枢神経系について概説できる。SBOs-409
神経細胞の興奮と伝導、シナプス伝達の調節機構について説明できる。
SBOs-425
代表的な神経伝達物質を挙げ、生理活性および作用機構について概説でき
る。SBOs-426
血圧の調節機構について概説できる。SBOs-432
●準備学習
・前回の授業内容を復習するとともに、テキストの該当事項を予習する。
【中枢神経系:脳の構造と機能】
中枢神経系について概説できる。SBOs-409
神経細胞の興奮と伝導、シナプス伝達の調節機構について説明できる。
SBOs-425
代表的な神経伝達物質を挙げ、生理活性および作用機構について概説でき
る。SBOs-426
●準備学習
・前回の授業内容を復習するとともに、テキストの該当事項を予習する。
【中枢神経系:脳脊髄液と頭頸部の血管の構造と機能】
中枢神経系について概説できる。SBOs-409
●準備学習
・前回の授業内容を復習するとともに、テキストの該当事項を予習する。
【泌尿器系:腎臓の構造と機能】
泌尿器系について概説できる。SBOs-420
尿の生成機構、尿量の調節機構について概説できる。SBOs-435
●準備学習
・前回の授業内容を復習するとともに、テキストの該当事項を予習する。
【泌尿器系:膀胱の構造と機能】
泌尿器系について概説できる。SBOs-420
●準備学習
・前回の授業内容を復習するとともに、テキストの該当事項を予習する。
【感覚器系:目・耳・鼻および皮膚の構造と機能】
皮膚について概説できる。SBOs-413
感覚器系について概説できる。SBOs-423
●準備学習
実施する
■成績評価の方法■
中間試験(50%)および定期試験(50%)により評価する。
授業態度が悪い、あるいは宿題未提出などの場合は、成績評価に影響(5-20%低下)するこ
とがあります。
■使用テキスト■
『からだの地図帳』 佐藤健夫(監修) 講談社 2014 978-4-06-261025-4
■参考書■
― 151 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第10 回
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
生体機能の調節Ⅰ
Regulation of Human Body FunctionⅠ
田村 豊 他
1
1P(H27~)
第11 回
■授業のねらい・概要■
生体の維持に関わる情報ネットワークを担う代表的な情報伝達物質の種類、作用発現機構
に関する基本的事項を修得する。本授業は、6 名の教員(田村 豊、西尾廣昭、佐藤英治、
渡邉正知、道原明宏、田淵紀彦)全員で担当する。すなわち、1 学年を 18 のグループに分
け、1人の教員が3つのグループを担当し、スモールグループディスカッション(SGD)を基本
とした PBL チュートリアル方式により進めていく。【C7(2)、C8(1)、(2)、(3)】
■授業(学修)の到達目標■
下記の4項目の学修を到達目標とする。
①血圧調節の仕組み(関係する神経、ホルモン、器官の構造と機能)について説明できる。
②体温調節の仕組み(関係する神経、ホルモン、器官の構造と機能)について説明できる。
③消化・吸収の仕組み(関係する神経、ホルモン、器官の構造と機能)について説明でき
る。
④視覚・嗅覚・平衡感覚の仕組み(関係する神経、器官の構造と機能)について説明できる。
第12 回
視覚・嗅覚・平衡感覚の仕組み①SBOs423,427
課題文に関連する知識のブレインストーミングを行う。
●準備学習
・授業前に教科書の該当箇所を読んでおく。
・人体の成り立ちと機能Ⅰの関連内容を復習しておく。
視覚・嗅覚・平衡感覚の仕組み②SBOs423,427
グループ学修内容、および自己学修内容に基づき視覚・嗅覚・平衡感覚の仕
組みに関する SGD を行う。
●準備学習
・授業前に教科書の該当箇所を読んでおく。
・人体の成り立ちと機能Ⅰの関連内容を復習しておく。
視覚・嗅覚・平衡感覚の仕組み③SBOs423,427
視覚・嗅覚・平衡感覚の仕組みに関する発表と質疑応答を行う。
●準備学習
・授業前に教科書の該当箇所を読んでおく。
・人体の成り立ちと機能Ⅰの関連内容を復習しておく。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
授業態度(自己学修内容を含む)20%、レポート 20%、中間試験・定期試験(60%)により評価
する。
■使用テキスト■
■履修しておくことが望ましい科目等■
人体の成り立ちと機能ⅠA、人体の成り立ちと機能Ⅱ
『体の地図帳』 高橋 長雄 講談社 9784062610254
■準備学修等の指示■
■参考書■
人体の成り立ちと機能ⅠA、人体の成り立ちと機能Ⅱの学修内容を復習しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
血圧調節の仕組み①SBOs414,415,422,425,426,432
課題文に関連する知識のブレインストーミングを行う。
●準備学習
・授業前に教科書の該当箇所を読んでおく。
・人体の成り立ちと機能Ⅰの関連内容を復習しておく。
血圧調節の仕組み②SBOs414,415,422,425,426,432
グループ学修内容、および自己学修内容に基づき血圧調節の仕組みに関す
る SGD を行う。
●準備学習
・授業前に教科書の該当箇所を読んでおく。
・人体の成り立ちと機能Ⅰの関連内容を復習しておく。
血圧調節の仕組み③SBOs414,415,422,425,426,432
血圧調節の仕組みに関する発表と質疑応答を行う。
●準備学習
・授業前に教科書の該当箇所を読んでおく。
・人体の成り立ちと機能Ⅰの関連内容を復習しておく。
体温調節の仕組み①SBOs422,426,434
課題文に関連する知識のブレインストーミングを行う。
●準備学習
・授業前に教科書の該当箇所を読んでおく。
・人体の成り立ちと機能Ⅰの関連内容を復習しておく。
体温調節の仕組み②SBOs422,426,434
グループ学修内容、および自己学修内容に基づき体温調節の仕組みに関す
る SGD を行う。
●準備学習
・授業前に教科書の該当箇所を読んでおく。
・人体の成り立ちと機能Ⅰの関連内容を復習しておく。
体温調節の仕組み③SBOs422,426,434
体温調節の仕組みに関する発表と質疑応答を行う。
●準備学習
・授業前に教科書の該当箇所を読んでおく。
・人体の成り立ちと機能Ⅰの関連内容を復習しておく。
消化・吸収の仕組み①SBOs418,419,422,433
課題文に関連する知識のブレインストーミングを行う。
●準備学習
・授業前に教科書の該当箇所を読んでおく。
・人体の成り立ちと機能Ⅰの関連内容を復習しておく。
消化・吸収の仕組み②SBOss418,419,422,433
グループ学修内容、および自己学修内容に基づき消化・吸収の仕組みに関す
る SGD を行う。
●準備学習
・授業前に教科書の該当箇所を読んでおく。
・人体の成り立ちと機能Ⅰの関連内容を復習しておく。
消化・吸収の仕組み③SBOss418,419,422,433
消化・吸収の仕組みに関する発表と質疑応答を行う。
●準備学習
・授業前に教科書の該当箇所を読んでおく。
・人体の成り立ちと機能Ⅰの関連内容を復習しておく。
― 152 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
生命情報を担う遺伝子
Gene structure and function
松岡 浩史・道原 明宏
1
1P(H27~)
■授業のねらい・概要■
遺伝子 DNA の基本構造や、遺伝情報の維持・伝達とその発現のメカニズムについて学習し、
正常な生命活動の維持における遺伝子の働きについて理解する。また、遺伝子が相互に関
係し合って一つのシステムとして機能するゲノムについて理解する。【C6 (4)】
■授業(学修)の到達目標■
1
2
3
4
5
6
DNA および RNA の構造と種類、相違点について説明できる。
核酸の構成成分とその代謝について説明できる。
染色体DNA の構造を説明できる。
遺伝子の複製・変異・修復について説明できる。
遺伝情報の発現の流れ(転写・翻訳)について説明できる。
遺伝子の発現調節システムについて説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
「人体の成り立ちと機能」「生命体の基本単位としての細胞」
■準備学修等の指示■
「人体の成り立ちと機能」「生命体の基本単位としての細胞」の復習をしておくこと
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
セントラルドグマ、核酸の構造、染色体の構造(道原)
SBOs-360, 361, 362
●準備学習 : テキスト「chapter1.3 DNA および RNA の構造」「chapter2.2,
2.3 クロマチン、染色体」を予習する。
核酸塩基の代謝(道原)
SBOs-385
●準備学習 : 配布プリントの該当箇所を予習する。
DNA の複製、半保存的複製(道原)
SBOs-365
●準備学習 : テキスト「chapter5 DNA 複製」を予習する。
DNA 末端の複製(道原)
SBOs-362, 365
●準備学習 : テキスト「chapter5.7 テロメアの複製」を予習する。
DNA の変異と修復(道原)
SBOs-371
●準備学習 : テキスト「chapter10 DNA の損傷・修復」を予習する。
転写、RNA の構造と種類(松岡)
SBOs-363, 364
●準備学習 : テキスト「chapter6.1 転写とは」を予習する。
RNA のプロセシング(松岡)
SBOs-363, 364, 366, 369
●準備学習 : テキスト「chapter7 RNA プロセシング」を予習する。
翻訳、遺伝暗号、リボソームの機能(松岡)
SBOs-364, 370
●準備学習 : テキスト「chapter8 翻訳の調節」を予習する。
原核生物の転写調節、糖代謝・アミノ酸合成系のオペロン(松岡)
SBOs-363, 364, 366, 368
●準備学習 : テキスト「chapter6.2 原核生物における転写調節」を予習す
る。
真核生物の転写調節、エピジェネティック制御(松岡)
SBOs-363, 364, 366, 367, 368
●準備学習 : テキスト「chapter6.3 真核生物における転写調節」
「chapter15.1 エピジェネティクスとは」を予習する。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
中間試験(50%)と期末試験(50%)の結果を基本とし、総合的に評価する。
■使用テキスト■
『ベーシックマスター分子生物学(改正2 版)』 東中川徹ほか オーム社 2013 年
978-4-274-21468-4
■参考書■
『Essential 細胞生物学(第3 版)』 中村桂子ほか 南江堂 2011 年
978-4-524-26214-4
『薬学のための分子生物学』 金田典雄ほか 廣川書店 2014 年 978-4-567-44120-9
― 153 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■成績評価の方法■
生命体の基本単位としての細胞
Basic Cell Biology
赤﨑 健司 他
①
1P(H27~)
出席と定期試験により評価する。
■使用テキスト■
『基礎生命科学』 竹島 浩 京都廣川 2012 978-4-901789-87-5
■参考書■
『Essenential 細胞生物学』 中村桂子・松原謙一 南江堂 2011
ISBN978-4-524-26214-4
■授業のねらい・概要■
細胞の構成分子である糖質、脂質、タンパク質、核酸の構造と役割に関する基本知識を習
得する。また多細胞生物の成り立ちを細胞レベルで理解するために、細胞の構造、細胞小
器官、細胞の増殖、分化、死の制御および組織構築に関する基本知識を習得する。【C6
(1)(2)(6)(7)】
■授業(学修)の到達目標■
1
2
3
4
5
糖質、脂質、タンパク質および核酸の構造、性質、役割を説明できる。
細胞の構造と細胞小器官について説明できる。
細胞分裂および細胞死の機構について説明できる。
細胞間接着および細胞外マトリックスの構造について説明できる。
細胞集合による組織および器官の構築について説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
生体のなりたち、人体の成り立ちと機能
■準備学修等の指示■
テキストの該当項目を予習する。前回の授業の確認テストを解答する。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
糖質 (本屋敷)SBOs342-344
●準備学習
・教科書の糖質の項目を予習する。
脂質 (赤﨑)SBOs342
●準備学習
・教科書の脂質の項目を予習する。
・糖質の確認テストを解答する。
アミノ酸とタンパク質(赤﨑)SBOs345,346
●準備学習
・教科書のアミノ酸とタンパク質の項目を予習する。
・脂質の確認テストを解答する。
ヌクレオチドと核酸(赤﨑) SBOs347
●準備学習
・教科書のヌクレオチドと核酸の項目を予習する。
・アミノ酸とタンパク質の確認テストを解答する。
細胞膜とエンドサイトーシス、エキソサイトーシス(赤﨑)SBOs338,339
●準備学習
・教科書の細胞膜とエンドサイトーシス、エキソサイトーシスの項目を予習する。
・ヌクレオチドと核酸の確認テストを解答する。
細胞小器官と細胞骨格(赤﨑)SBOs395,396
●準備学習
・教科書の細胞小器官と細胞骨格の項目を予習する。
・細胞膜とエンドサイトーシス、エキソサイトーシスの確認テストを解答する。
細胞周期と細胞分裂(赤﨑)SBOs395,396
●準備学習
・教科書の細胞周期と細胞分裂の項目を予習する。
・細胞膜と細胞小器官と細胞骨格の確認テストを解答する。
細胞死(アポトーシスとネクローシス)(坂根)SBOs397
●準備学習
・教科書の細胞死(アポトーシスとネクローシス)の項目を予習する。
・細胞周期と細胞分裂の確認テストを解答する。
正常細胞とがん細胞(坂根)SBOs398
●準備学習
・教科書の正常細胞とがん細胞の項目を予習する。
・細胞死(アポトーシスとネクローシス)の確認テストを解答する。
細胞間接着構造(坂根)SBOs393,394
●準備学習
・教科書の細胞間接着構造の項目を予習する。
・正常細胞とがん細胞の確認テストを解答する。
細胞外マトリックス(坂根)SBOs394
●準備学習
・教科書の細胞外マトリックスの項目を予習する。
・細胞間接着構造の確認テストを解答する。
ビタミンと必須微量元素(杉原)SBOs348,349
●準備学習
・ビタミンと必須微量元素の項目を予習する。
・細胞外マトリックスの確認テストを解答する。
■定期試験■
実施する
― 154 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
■成績評価の方法■
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
出席と定期試験により評価する。
生命体の基本単位としての細胞
Basic Cell Biology
赤﨑 健司 他
△1
1P(~H26)
■使用テキスト■
『基礎生命科学』 竹島 浩 京都廣川 2012 978-4-901789-87-5
■参考書■
■授業のねらい・概要■
細胞の構成分子である糖質、脂質の構造と役割に関する基本知識を習得する。また多細
胞生物の成り立ちを細胞レベルで理解するために、細胞の構造、細胞の増殖、分化、死の制
御および組織構築に関する基本知識を修得する。【C8(2),C9(1)】
■授業(学修)の到達目標■
1
2
3
4
5
糖質および脂質の構造、性質、役割を説明できる。
細胞の構造について説明できる。
細胞分裂および細胞死の機構について説明できる。
細胞間接着および細胞外マトリックスの構造について説明できる。
細胞集合による組織および器官の構築について説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬学の基礎としての生物A
■準備学修等の指示■
テキストの該当項目を予習する。前回の授業の確認テストを解答する。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
糖質(1)グルコース(本屋敷)SBOs-465
●準備学習
・テキストの「グルコース」の項目を予習する。
糖質(2)二糖、多糖(赤﨑)SBOs-466,467
●準備学習
・テキストの「二糖、多糖」の項目を予習する。
・「グルコース」の確認テストを解答する。
脂質(1)脂質の構造、分類(赤﨑) SBOs-461
●準備学習
・テキストの「脂質の構造、分類」の項目を予習する。
・「二糖、多糖」の確認テストを解答する。
ビタミンの構造、分類(杉原) SBOs-462
●準備学習
・テキストの「脂肪酸の構造、分類」の項目を予習する。
・「脂質の構造、分類」の確認テストを解答する。
細胞膜(1)細胞膜構成分子(赤﨑)SBOs-415,416
●準備学習
・テキストの「細胞膜構成分子」の項目を予習する。
・「脂肪酸の構造、分類」の確認テストを解答する。
細胞膜(2)物質移動(赤﨑)SBOs-417
●準備学習
・テキストの「物質移動」の項目を予習する。
・「細胞膜構成分子」の確認テストを解答する。
細胞小器官(赤﨑)SBOs-414,418
●準備学習
・テキストの「細胞小器官」の項目を予習する。
・「物質移動」の確認テストを解答する。
細胞分裂(坂根)SBOs-419,420
●準備学習
・テキストの「細胞分裂」の項目を予習する。
・「細胞小器官」の確認テストを解答する。
細胞死(坂根)SBOs-421
●準備学習
・テキストの「細胞死」の項目を予習する。
・「細胞分裂」の確認テストを解答する。
細胞間接着構造(坂根)SBOs-423
●準備学習
・テキストの「細胞間接着構造」の項目を予習する。
・「細胞死」の確認テストを解答する。
細胞外マトリックス(坂根)SBOs-424
●準備学習
・テキストの「細胞外マトリックス」の項目を予習する。
・「細胞間接着構造」の確認テストを解答する。
細胞と組織(赤﨑)SBOs-412,413,422
●準備学習
・テキストの「細胞と組織」の項目を予習する。
・「細胞外マトリックス」の確認テストを解答する。
■定期試験■
実施する
― 155 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
第11 回
病原体としての微生物
田淵 紀彦
①
1P(H27~)
第12 回
第13 回
■授業のねらい・概要■
微生物の性状・生態やヒトと微生物の関わりを理解するために、微生物の分類、構造、生活
環などを学ぶとともに、代表的な感染症を引き起こす病原微生物の種類、感染経路、予防に
関する基本的知識を修得する。【C8(3),(4)】
■定期試験■
■授業(学修)の到達目標■
実施する
1.原核生物、真核生物およびウイルスの特徴について説明できる。
2.細菌の分類、性質および構造と増殖機構について説明できる。
3.細菌の異化作用および同化作用について説明できる。
4.細菌の遺伝子伝達について説明できる。
5.薬剤耐性菌および薬剤耐性化機構について概説できる。
6.代表的な細菌毒素について説明できる。
7.真菌の性状について概説できる。
8.原虫および蠕虫の性状について概説できる。
9.滅菌、消毒と殺菌、静菌の概念および主な滅菌法と消毒法について説明できる。
10.感染の成立と共生について説明できる。
11.日和見感染と院内感染について説明できる。
12.DNA および RNA ウイルスについて概説できる。
13.グラム陽性球菌および陰性球菌について概説できる。
14.グラム陰性らせん菌およびスピロヘータについて概説できる。
15.抗酸菌について概説できる。
16.マイコプラズマ、リケッチア、クラミジアについて概説できる。
■成績評価の方法■
臨時試験および定期試験の成績によって評価する。
■使用テキスト■
『微生物学 病原微生物学の基礎 改定第6 版』 今井康之、増澤俊幸 南江堂 2011
978-4-524-4-40301-1
■参考書■
『戸田新細菌学 第34 版』 吉田眞一、柳 雄介、吉開泰信 南山堂 2013
978-4-525-16114-9
『医科細菌学 改定第4 版』 笹川千尋、林哲也 南江堂 2008 978-4-524-24204-7
『標準微生物学 第11 版』 平松啓一、中込治 医学書院 2012 978-4-260-01471-7
■履修しておくことが望ましい科目等■
生体のなりたち、生命情報を担う遺伝子、生命体の基本単位としての細胞
■準備学修等の指示■
生体のなりたち(教養A群)により生物の基礎的事項を復習することで理解を深め、同時進行
で履修する生命情報を担う遺伝子、生命体の基本単位としての細胞の内容と関連させなが
ら、本科目の授業内容を復習すること。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
事項を予習する。
代表的な病原体4 (結核菌、らい菌など) SBOs-483
●準備学修
・前回までの授業内容を復習するとともに、配布プリントおよびテキストの該当
事項を予習する。
代表的な病原体5 (マイコプラズマ、リケッチア、クラミジア) SBOs-484
●準備学修
・前回までの授業内容を復習するとともに、配布プリントおよびテキストの該当
事項を予習する。
代表的な病原体6 (真菌、原虫、蠕虫) SBOs-469,470,485,486
●準備学修
・前回までの授業内容を復習するとともに、配布プリントおよびテキストの該当
事項を予習する。
微生物発見の歴史、微生物の特徴 SBOs-461
●準備学修
・配布プリントおよびテキストの該当事項を予習する。
細菌の分類、性質、構造および増殖機構1 SBOs-462,463
●準備学修
・前回の授業内容を復習するとともに、配布プリントおよびテキストの該当事項
を予習する。
細菌の分類、性質、構造および増殖機構2 SBOs-462,463,464
●準備学修
・前回の授業内容を復習するとともに、配布プリントおよびテキストの該当事項
を予習する。
細菌の遺伝子伝達および薬剤耐性機構 SBOs-465,466
●準備学修
・前回までの授業内容を復習するとともに、配布プリントおよびテキストの該当
事項を予習する。
細菌毒素について SBOs-467
●準備学修
・前回までの授業内容を復習するとともに、配布プリントおよびテキストの該当
事項を予習する。
ウイルスの分類、性質、構造および増殖機構 SBOs-468
●準備学修
・前回までの授業内容を復習するとともに、配布プリントおよびテキストの該当
事項を予習する。
感染の成立と共生および滅菌と消毒 SBOs-471,472,476,477
●準備学修
・前回までの授業内容を復習するとともに、配布プリントおよびテキストの該当
事項を予習する。
代表的な病原体1(DNA および RNA ウイルス) SBOs-478,479
●準備学修
・前回までの授業内容を復習するとともに、配布プリントおよびテキストの該当
事項を予習する。
代表的な病原体2(グラム陽性球菌とグラム陰性球菌) SBOs-480,481
●準備学修
・前回までの授業内容を復習するとともに、配布プリントおよびテキストの該当
事項を予習する。
代表的な病原体3 (グラム陰性らせん菌) SBOs-482
●準備学修
・前回までの授業内容を復習するとともに、配布プリントおよびテキストの該当
― 156 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
前回までの内容を復習する。
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
物質のエネルギー
■定期試験■
実施する
秦 季之
1
1P(H27~)
■成績評価の方法■
複数回の試験、レポートにより評価する。
■使用テキスト■
■授業のねらい・概要■
物質の状態および相互変換過程を解析できるようになるために、熱力学の基本知識と技能
を修得する。【C1(2)】
『薬学物理化学 第5版、松島美一』 松島美一 監修、小野行雄 編集 廣川書店 2010
978-4-567-22118-4
■参考書■
『化学サポートシリーズ エントロピーから化学ポテンシャルまで』 渡辺 啓 裳華房 1997
4-7853-3402-9
『薬学物理化学演習 第3版』 小野行雄 編集 廣川書店 2011 978-4-567-22292-1
■授業(学修)の到達目標■
1 ファンデルワールスの状態方程式について説明できる。
2 気体の分子運動とエネルギーの関係について説明できる。
3 仕事および熱の概念を説明できる。
4 熱力学第一法則について式を用いて説明できる。
5 エンタルピーについて説明できる。
6 標準生成エンタルピーについて説明できる。
7 エントロピーについて説明できる。
8 熱力学第二法則について説明できる。
9 熱力学第三法則について説明できる。
10 自由エネルギーについて説明できる。
11 熱力学関数の計算結果から、自発的な変化の方向と程度を予測できる。
12 自由エネルギーと平衡定数の温度依存性について説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬学の基礎としての数学・統計A(B)、薬学の基礎としての物理
■準備学修等の指示■
薬学の基礎としての物理を復習しておく。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
理想気体、混合気体と分圧(秦)SBOs-138
●準備学習
該当する教科書の項目を読む。
気体分子の運動とエネルギー、ファンデルワールスの状態方程式(秦)
SBOs-139,140
●準備学習
該当する教科書の項目を読む。
系と外界、状態関数、熱力学第一法則(秦)SBOs-141~143
●準備学習
該当する教科書の項目を読む。
系の変化、体積変化による仕事、エンタルピー (秦)SBOs-146、147
●準備学習
前回の内容を復習する。
該当する教科書の項目を読む。
気体の熱容量(秦)SBOs-145
●準備学習
前回の内容を復習する。
該当する教科書の項目を読む。
可逆と不可逆過程、可逆過程における熱と仕事(秦)SBOs-144
●準備学習
前回の内容を復習する。
該当する教科書の項目を読む。
配布プリントを復習する。
可逆と不可逆過程、可逆過程における熱と仕事(秦)SBOs-148
●準備学習
前回の内容を復習する。
該当する教科書の項目を読む。
エントロピー、熱力学第二法則、エントロピーの統計的性質(秦)SBOs-148,149
●準備学習
前回の内容を復習する。
該当する教科書の項目を読む。
エントロピーの温度変化と熱力学第三法則(秦)SBOs-150
●準備学習
前回の内容を復習する。
該当する教科書の項目を読む。
自由エネルギーと平衡定数(秦)SBOs-151, 152
●準備学習
前回の内容を復習する。
該当する教科書の項目を読む。
平衡定数の温度依存性、ルシャトリエの法則(秦)SBOs-153~155
●準備学習
前回の内容を復習する。
該当する教科書の項目を読む。
まとめ(秦)SBOs-138~156
●準備学習
― 157 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第11 回
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
物質の基本概念A
Fundamental Notion of Substance,Inorganic
Pharmaceutical ChemistryA
石津 隆
△1
1P(~H26)
第12 回
■定期試験■
■授業のねらい・概要■
基本的な無機および有機化合物の構造、物性、反応性を理解するために、電子配置、電
子密度、化学結合の性質などに関する基本的知識を修得する。【C4(1)】
実施する
■成績評価の方法■
中間試験、期末試験を総合して評価する。
■授業(学修)の到達目標■
1. 代表的な典型元素を列挙し、その特徴を説明できる。
2. 代表的な遷移元素を列挙し、その特徴を説明できる。
3. 窒素酸化物の名称、構造、性質を列挙できる。
4. イオウ、リン、ハロゲンの酸化物、オキソ化合物の名称、構造、性質を列挙できる。
5. 代表的な無機医薬品を列挙できる。
6. 有機化合物の性質に及ぼす共鳴の影響について説明できる。
7. 有機反応における結合の開裂と生成の様式について説明できる。
8. 基本的な有機反応(置換、付加、脱離、転位)の特徴を概説できる。
9. ルイス酸・塩基を定義することができる。
10. 炭素原子を含む反応中間体(カルボカチオン、カルバニオン、ラジカル、カルベン)の
構造と性質を説明できる。
11. 反応の進行を、エネルギー図を用いて説明できる。
12. 有機反応を、電子の動きを示す矢印を用いて説明できる。
■使用テキスト■
『薬学のための無機化学』 桜井 弘編著 化学同人 978-4-7598-0988-0
『ソロモン新有機化学[Ⅰ]』 池田 正澄監訳 廣川書店 2015 978-4-567-23506-8
『ソロモン新有機化学スタデイガイド』 池田 正澄監訳 廣川書店 2015
978-4-567-23509-9
■参考書■
『CBT 対策と演習 有機化学』 薬学教育研究会 廣川書店 978-4-567
『ソロモン新有機化学[Ⅱ]』 池田 正澄監訳 廣川書店 2015 978-4-567-23507-5
『ソロモン新有機化学[Ⅲ]』 池田 正澄監訳 廣川書店 2015 978-4-567-23508-2
『基礎有機化学問題集』 廣田 耕作編集 廣川書店 978-4-567-46250-1
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■準備学修等の指示■
予習・復習を行うこと。特に、復習は力を入れて行うようにし、よく理解できなかったことに
ついては質問し、次回の講義までには理解しておくように努める。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
反応のエネルギー図(石津)SBOs-213
●準備学習
・炭素原子を含む反応中間体(カルボカチオン、カルバニオン、ラジカル、カ
ルベン)について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
有機反応における電子の動きを示す矢印について(石津)SBOs-214
●準備学習
・反応のエネルギー図について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
原子の電子配置と周期表(石津) SBOs-222,223
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
典型元素(石津) SBOs-222
●準備学習
・原子の電子配置と周期表について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
遷移元素(石津)SBOs-223
●準備学習
・元素の周期表における典型元素について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
元素の一般的性質(石津)SBOs-222,223
●準備学習
・元素の周期表における遷移元素について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
窒素酸化物、イオウ、リン、ハロゲンの酸化物、オキソ化合物の名称、構造、性
質(石津)SBOs-224,225
●準備学習
・元素の一般的性質について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
代表的な無機医薬品(石津)SBOs-226
●準備学習
・窒素酸化物、イオウ、リン、ハロゲンの酸化物、オキソ化合物の名称、構造、
性質について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
有機反応における結合の開裂と生成の様式(石津)SBOs-209
●準備学習
・代表的な無機医薬品について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
基本的な有機反応(置換、付加、脱離、転位)(石津)SBOs-210
●準備学習
・有機反応における結合の開裂と生成の様式について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
ルイス酸・塩基(石津)SBOs-211
●準備学習
・置換、付加、脱離、転位について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
炭素原子を含む反応中間体(カルボカチオン、カルバニオン、ラジカル、カル
ベン)(石津)SBOs-212
●準備学習
・ルイス酸・塩基について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
― 158 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第11 回
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
物質の基本概念B
Fundamental Notion of Substance,Inorganic
Pharmaceutical ChemistryB
堤 広之
△1
1P(~H26)
第12 回
■定期試験■
■授業のねらい・概要■
基本的な無機および有機化合物の構造、物性、反応性を理解するために、電子配置、電
子密度、化学結合の性質などに関する基本的知識を修得する。【C4(1)】
実施する
■成績評価の方法■
期末試験を総合して評価する。
■授業(学修)の到達目標■
1. 代表的な典型元素を列挙し、その特徴を説明できる。
2. 代表的な遷移元素を列挙し、その特徴を説明できる。
3. 窒素酸化物の名称、構造、性質を列挙できる。
4. イオウ、リン、ハロゲンの酸化物、オキソ化合物の名称、構造、性質を列挙できる。
5. 代表的な無機医薬品を列挙できる。
6. 有機化合物の性質に及ぼす共鳴の影響について説明できる。
7. 有機反応における結合の開裂と生成の様式について説明できる。
8. 基本的な有機反応(置換、付加、脱離、転位)の特徴を概説できる。
9. ルイス酸・塩基を定義することができる。
10. 炭素原子を含む反応中間体(カルボカチオン、カルバニオン、ラジカル、カルベン)の
構造と性質を説明できる。
11. 反応の進行を、エネルギー図を用いて説明できる。
12. 有機反応を、電子の動きを示す矢印を用いて説明できる。
■使用テキスト■
『薬学のための無機化学』 桜井 弘編著 化学同人 978-4-7598-0988-0
『基礎有機化学問題集』 廣田耕作編集 廣川書店 978-4-567-46250-1
■参考書■
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■準備学修等の指示■
予習・復習を行うこと。特に、復習は力を入れて行うようにし、よく理解できなかったことに
ついては質問し、次回の講義までには理解しておくように努める。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
反応のエネルギー図(堤)SBOs-213
●準備学習
・炭素原子を含む反応中間体(カルボカチオン、カルバニオン、ラジカル、カ
ルベン)について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
有機反応における電子の動きを示す矢印について(堤)SBOs-214
●準備学習
・反応のエネルギー図について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
原子の電子配置と周期表(堤) SBOs-222,223
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
典型元素(堤) SBOs-222
●準備学習
・原子の電子配置と周期表について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
遷移元素(堤)SBOs-223
●準備学習
・典型元素について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
元素の一般的性質(堤)SBOs-222,223
●準備学習
・遷移元素について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
窒素酸化物、イオウ、リン、ハロゲンの酸化物、オキソ化合物の名称、構造、性
質(堤)SBOs-224,225
●準備学習
・元素の一般的性質について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
代表的な無機医薬品(堤)SBOs-226
●準備学習
・窒素酸化物、イオウ、リン、ハロゲンの酸化物、オキソ化合物の名称、構造、
性質について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
有機反応における結合の開裂と生成の様式(堤)SBOs-209
●準備学習
・代表的な無機医薬品について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
基本的な有機反応(置換、付加、脱離、転位)(堤)SBOs-210
●準備学習
・有機反応における結合の開裂と生成の様式について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
ルイス酸・塩基(堤)SBOs-211
●準備学習
・基本的な有機反応(置換、付加、脱離、転位)について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
炭素原子を含む反応中間体(カルボカチオン、カルバニオン、ラジカル、カル
ベン)(堤)SBOs-212
●準備学習
・ルイス酸・塩基について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
― 159 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
前回までの内容を復習する。
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
物質の状態Ⅰ
State of MatterⅠ
秦 季之
△1
1P(~H26)
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
複数回の試験、レポートにより評価する。
■使用テキスト■
■授業のねらい・概要■
物質の状態および相互変換過程を解析できるようになるために、熱力学の基本知識と技能
を修得する。【C1(2)】
■授業(学修)の到達目標■
1 ファンデルワールスの状態方程式について説明できる。
2 気体の分子運動とエネルギーの関係について説明できる。
3 仕事および熱の概念を説明できる。
4 熱力学第一法則について式を用いて説明できる。
5 エンタルピーについて説明できる。
6 標準生成エンタルピーについて説明できる。
7 エントロピーについて説明できる。
8 熱力学第二法則について説明できる。
9 熱力学第三法則について説明できる。
10 自由エネルギーについて説明できる。
11 熱力学関数の計算結果から、自発的な変化の方向と程度を予測できる。
12 自由エネルギーと平衡定数の温度依存性について説明できる。
『薬学物理化学 第5版、松島美一』 松島美一 監修、小野行雄 編集 廣川書店 2010
978-4-567-22118-4
■参考書■
『化学サポートシリーズ エントロピーから化学ポテンシャルまで』 渡辺 啓 裳華房 1997
4-7853-3402-9
『薬学物理化学演習 第3版』 小野行雄 編集 廣川書店 2011 978-4-567-22292-1
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬学の基礎としての数学・統計A(B)、薬学の基礎としての物理
■準備学修等の指示■
薬学の基礎としての物理を復習しておく。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
理想気体、混合気体と分圧 SBOs-81
●準備学習
該当する教科書の項目を読む。
気体分子の運動とエネルギー、ファンデルワールスの状態方程式
SBOs-82,83
●準備学習
該当する教科書の項目を読む。
系と外界、状態関数、熱力学第一法則 SBOs-84,85,88
●準備学習
該当する教科書の項目を読む。
系の変化、体積変化による仕事、エンタルピー SBOs-86,91,92
●準備学習
前回の内容を復習する。
該当する教科書の項目を読む。
気体の熱容量 SBOs-87,89
●準備学習
前回の内容を復習する。
該当する教科書の項目を読む。
可逆と不可逆過程、可逆過程における熱と仕事 SBOs-93
●準備学習
前回の内容を復習する。
該当する教科書の項目を読む。
配布プリントを復習する。
可逆過程における熱と仕事 SBOs-93
●準備学習
前回の内容を復習する。
該当する教科書の項目を読む。
エントロピー、熱力学第二法則、エントロピーの統計的性質 SBOs-93,94
●準備学習
前回の内容を復習する。
該当する教科書の項目を読む。
エントロピーの温度変化と熱力学第三法則 SBOs-95,96
●準備学習
前回の内容を復習する。
該当する教科書の項目を読む。
自由エネルギーと平衡定数 SBOs-97,98
●準備学習
前回の内容を復習する。
該当する教科書の項目を読む。
平衡定数の温度依存性、ルシャトリエの法則 SBOs-98,99,100
●準備学習
前回の内容を復習する。
該当する教科書の項目を読む。
まとめ SBOs-93~100
●準備学習
― 160 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
薬学の基礎としての数学・統計A
Basic Mathematics and Statistics for Pharmacists A
冨田 久夫・白川 真
△1
1P(~H26)
薬学の基礎としての数学・統計B
Basic Mathematics and Statistics for Pharmacist B
冨田 久夫
△1
1P(H27~)
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
薬学を学ぶ上で基礎となる数学・統計学に関する基本的知識を修得し、それらを薬学領域
で応用するための基本的技能を身につける。【F(6)】
薬学を学ぶ上で基礎となる数学・統計学に関する基本的知識を習得し、それらを薬学領域
で応用するための基本的知識および技能を身につける。
■授業(学修)の到達目標■
■授業(学修)の到達目標■
1 一次および二次関数の基本概念を理解し、それを用いた計算ができる。
2 指数関数、対数関数の基本概念を理解し、それを用いた計算ができる。
3 三角関数の基本概念を理解し、それを用いた計算ができる。
4 微分、積分の基本概念を理解し、それを用いた計算ができる。
5 基本的な微分方程式の計算ができる。
6 間隔・比率尺度のデータを用いて、度数分布表、ヒストグラムをつくり、平均値、中央値、
分散、標準偏差を計算できる。
7 相関と回帰について説明できる。
1 一次および二次関数の基本概念を理解し、それを用いた計算ができる。
2 指数関数、対数関数の基本概念を理解し、それを用いた計算ができる。
3 三角関数の基本概念を理解し、それを用いた計算ができる。
4 微分、積分の基本概念を理解し、それを用いた計算ができる。
5 基本的な微分方程式の計算できる。
6 間隔・比率尺度のデータを用いて、度数分布表、ヒストグラムをつくり、平均値、中央値、
分散、標準偏差を計算できる。
7 相関と回帰について説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■履修しておくことが望ましい科目等■
高等学校の数学(「数学Ⅰ」、「数学Ⅱ」、「数学A」、「数学B」)
高等学校の数学(「数学Ⅰ」、「数学Ⅱ」、「数学A」、「数学B」)
■準備学修等の指示■
■準備学修等の指示■
高等学校の数学で特に対数、指数、微分、積分について講義前に復習をしておくこと。また、
講義時に配布するプリント演習問題を予習してくること。
薬学の基礎としての数学・統計A の講義で配付の演習問題を復習しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
数と式の計算 SBOs-1551
●準備学習
・高等学校の数学(数と式)の内容を復習をしておく。
関数とグラフ SBOs-1551
●準備学習
・配付演習問題(関数とグラフの問題)の予習をしておく。
三角関数 SBOs-1553
●準備学習
・配付演習問題(三角関数)の予習をしておく。
指数と指数関数 SBOs-1552
●準備学習
・配付演習問題(指数と指数関数)の予習をしておく。
対数と対数関数 SBOs-1552
●準備学習
・配付演習問題(対数と対数関数)の予習をしておく。
関数の極限 SBOs-1551,1552
●準備学習
・配付演習問題(関数の極限)の予習をしておく。
微分(1)微分係数 SBOs-1554
●準備学習
・配付演習問題(微分)の予習をしておく。
微分(2)導関数 SBOs-1554
●準備学習
・配付演習問題(微分)の予習をしておく。
微分(3)微分計算 SBOs-1555
●準備学習
・配付演習問題(微分)の予習をしておく。
不定積分、微分方程式 SBOs-1555
●準備学習
・配付演習問題(積分)の予習をしておく。
測定値の統計的処理(1)平均値、分散、標準偏差 SBOs-1558,1559
●準備学習
・平均値、分散、標準偏差について予習をしておく。
測定値の統計的処理(2)回帰分析 SBOs-1560
●準備学習
・回帰分析について予習をしておく。
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
一次および二次関数と薬学のかかわり SBOs-1551
●準備学習
・高等学校の数学で一次関数、二次関数の内容について復習しておく。
指数関数、対数関数、三角関数と薬学のかかわり SBOs-1552,1553
●準備学習
・配付演習問題の予習をしておく。
関数の極限、関数とグラフ SBOs-1551,1552
●準備学習
・配付演習問題の予習をしておく。
微分係数、導関数、微分計算 SBOs-1554
●準備学習
・配付演習問題の予習をしておく。
積分 SBOs-1554
●準備学習
・配付演習問題の予習をしておく。
微分方程式 SBOs-1555
●準備学習
・配付演習問題の予習をしておく。
測定結果の統計学的処理(1) 平均値、分散、標準偏差 SBOs-1558,1559
●準備学習
・配付演習問題の予習をしておく。
測定結果の統計学的処理(2) 回帰分析 SBOs-1560
●準備学習
・配付演習問題の予習をしておく。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
小テスト、レポートおよび定期試験の成績により総合的に評価する。
■使用テキスト■
■参考書■
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
中間試験および定期試験の成績を総合して評価する。
■使用テキスト■
■参考書■
― 161 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
薬学の基礎としての数学A
Basic Mathematics for Pharmacists A
冨田 久夫・白川 真
△1
1P(H27~)
薬学の基礎としての数学B
Basic Mathematics for Pharmacists B
冨田 久夫・白川 真
△1
1P(~H26)
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
薬学を学ぶ上で基礎となる数学・統計学に関する基本的知識を修得し、それらを薬学領域
で応用するための基本的技能を身につける。
薬学を学ぶ上で基礎となる数学・統計学に関する基本的知識を習得し、それらを薬学領域
で応用するための基本的知識および技能を身につける。
■授業(学修)の到達目標■
■授業(学修)の到達目標■
1 大きな数や小さな数を SI 接頭語、べき、および対数を使い、的確に表すことができる。
2 有効数字の概念を説明し、有効数字を含む値の計算ができる。
3 指数関数および対数関数を、式およびグラフを用いて説明できる。
4 三角関数を、式およびグラフを用いて説明できる。
5 極限の基本概念を概説できる。
6 導関数の基本概念を理解し、代表的な関数の微分ができる。
7 原始関数の基本概念を理解し、代表的な関数の不定積分および定積分ができる。
8 微分方程式の成り立ちを理解し、基本的な部分方程式(変数分離型)の一般解と特殊解
を求めることができる。
9 平均値、分散、標準誤差、標準偏差などの基本的な統計量について説明し、求めること
ができる。
10 データの相関と、それに基づく基本的な回帰分析(直線回帰)ができる。
1 大きな数や小さな数を SI 接頭語、べき、および対数を使い、的確に表すことができる。
2 有効数字の概念を説明し、有効数字を含む値の計算ができる。
3 指数関数および対数関数を、式およびグラフを用いて説明できる。
4 三角関数を、式およびグラフを用いて説明できる。
5 極限の基本概念を概説できる。
6 導関数の基本概念を理解し、代表的な関数の微分ができる。
7 原始関数の基本概念を理解し、代表的な関数の不定積分および定積分ができる。
8 微分方程式の成り立ちを理解し、基本的な部分方程式(変数分離型)の一般解と特殊解
を求めることができる。
9 平均値、分散、標準誤差、標準偏差などの基本的な統計量について説明し、求めること
ができる。
10 データの相関と、それに基づく基本的な回帰分析(直線回帰)ができる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■履修しておくことが望ましい科目等■
高等学校の数学(「数学Ⅰ」、「数学Ⅱ」、「数学A」、「数学B」)
高等学校の数学(「数学Ⅰ」、「数学Ⅱ」、「数学A」、「数学B」)
■準備学修等の指示■
■準備学修等の指示■
高等学校の数学で特に対数、指数、微分、積分について講義前に復習をしておくこと。また、
講義時に配布するプリント演習問題を予習してくること。
薬学の基礎としての数学A の講義で配付の演習問題を復習しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
数と式の計算 準備110,111
●準備学習
・高等学校の数学(数と式)の内容を復習をしておく。
関数とグラフ 準備112
●準備学習
・配付演習問題(関数とグラフの問題)の予習をしておく。
三角関数 準備113
●準備学習
・配付演習問題(三角関数)の予習をしておく。
指数と指数関数 準備112
●準備学習
・配付演習問題(指数と指数関数)の予習をしておく。
対数と対数関数 準備112
●準備学習
・配付演習問題(対数と対数関数)の予習をしておく。
関数の極限 準備114
●準備学習
・配付演習問題(関数の極限)の予習をしておく。
微分(1)微分係数 準備115
●準備学習
・配付演習問題(微分)の予習をしておく。
微分(2)導関数 準備115
●準備学習
・配付演習問題(微分)の予習をしておく。
微分(3)微分計算 準備115
●準備学習
・配付演習問題(微分)の予習をしておく。
不定積分、微分方程式 準備116,117
●準備学習
・配付演習問題(積分)の予習をしておく。
測定値の統計的処理(1)平均値、分散、標準偏差 準備122,123,124
●準備学習
・平均値、分散、標準偏差について予習をしておく。
測定値の統計的処理(2)回帰分析 準備125
●準備学習
・回帰分析について予習をしておく。
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
一次および二次関数と薬学のかかわり 準備110,111
●準備学習
・高等学校の数学で一次関数、二次関数の内容について復習しておく。
指数関数、対数関数、三角関数と薬学のかかわり 準備112、113
●準備学習
・配付演習問題の予習をしておく。
関数の極限、関数とグラフ 準備114
●準備学習
・配付演習問題の予習をしておく。
微分係数、導関数、微分計算 準備115
●準備学習
・配付演習問題の予習をしておく。
積分 準備116
●準備学習
・配付演習問題の予習をしておく。
微分方程式 準備117
●準備学習
・配付演習問題の予習をしておく。
測定結果の統計学的処理(1) 平均値、分散、標準偏差 準備122,123,124
●準備学習
・配付演習問題の予習をしておく。
測定結果の統計学的処理(2) 回帰分析 準備125
●準備学習
・配付演習問題の予習をしておく。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
小テスト、レポートおよび定期試験の成績により総合的に評価する。
■使用テキスト■
■参考書■
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
中間試験および定期試験の成績を総合して評価する。
■使用テキスト■
■参考書■
― 162 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
薬学の基礎としての生物A
Basic Biology for Pharmaceutical Sciences A
杉原 成美 他
△1
1P(~H26)
第7 回
第8 回
■授業のねらい・概要■
薬学を学ぶ上で必要な生物学の基礎力を身につけるために、細胞、組織、器官、個体、集
団レベルでの生命現象と、誕生から死への過程に関する基本的事項を修得する。
■授業(学修)の到達目標■
1.多細胞生物である高等動物の成り立ちを、生体高分子、細胞、組織、器官、個体に関係づ
けて概説できる。
2.動物、植物、微生物の細胞について、それらの構造の違いを説明できる。
3.細胞内器官の構造と働きについて概説できる。
4.細胞膜の構造と性質について概説できる。
5.ウイルスとファージについて概説できる。
6.生体の持つホメオスタシス(恒常性)について概説できる。
7.生体の情報伝達系、防御機構(神経系、内分泌系、免疫系)について概説できる。
8.運動エネルギー、ポテンシャルエネルギー、熱エネルギー、化学エネルギーなどの相互
変化について例をあげて説明できる。
9.代謝(異化、同化)について説明できる。
10.独立栄養生物と従属栄養生物について説明できる。
11.嫌気呼吸および酸素呼吸について概説できる。
12.光合成について概説できる。
13.細胞の増殖、死について概説できる。
14.遺伝と DNA について概説できる。
15.遺伝の基本法則(メンデルの法則など)を説明できる。
16.遺伝子の組換え、連鎖を説明し、組換え価を求めることができる。
17.染色体地図について説明できる。
18.減数分裂について概説できる。
19.性染色体による性の決定と伴性遺伝を説明できる。
20.進化の基本的な考え方を説明できる。
21.卵割について説明できる。
22.個体と器官が形成される発生過程を概説できる。
23.外胚葉、中胚葉、内胚葉から分化する組織を特定できる。
24.細胞の分化の機構について概説できる。
25.多細胞生物における、細胞の多様性と幹細胞の性質について概説できる。
26.生殖の過程(性周期、妊娠、出産など)を概説できる。
27.ヒトの成長、老化に関する基本的現象を説明できる。
28.老化に関する学説を概説できる。
29.個体群の変動と環境変化との関係について例示できる。
30.生態系の構成について概説できる。
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
記述試験により評価する。
■使用テキスト■
『基礎生命科学』 竹島 浩 京都廣川書店 978-4-901789-87-5
■参考書■
■履修しておくことが望ましい科目等■
■準備学修等の指示■
授業毎に、次の授業の予習について学生に指示する。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
養生物と従属栄養生物とについて予習する。
・学習到達度クイズに備えて、前回の授業内容を復習する。
代謝 Ⅱ【準備86、87】 (坂根)
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、(1)嫌気呼吸および
酸素呼吸、(2)光合成とについて予習する。
・学習到達度クイズに備えて、前回の授業内容を復習する。
細胞の増殖と死【準備88 】(道原)
●準備学習等
・教科書の第3 章「細胞死」を予習する。
生殖過程と老化 【準備101,102,103】(道原)
●準備学習等
・教科書の第3 章「受精と初期発生」ならびに前回の授業で配付したプリント
(受精と生殖器)について予習する。
発生と分化 【準備96,97,98,99】(道原)
●準備学習等
・教科書の第3 章「受精と初期発生」ならびに前回の授業で配付したプリント
(発生と分化)について予習する。
生態系 【準備104,105】(道原)
●準備学習等
・前回の授業で配付したプリント(生態系の構成)について予習する。
遺伝と細胞分裂 【準備89,93】(松岡)
●準備学習等
・教科書の第3章「体細胞分裂」「減数分裂」ならびに教科書の第7章「DNAと
遺伝子」について予習する。
遺伝の基本法則 【準備90,91,92,94】(松岡)
●準備学習等
・教科書の第6章「遺伝」ならびに前回の授業で配付したプリント(メンデルの
法則等)について予習する。
細胞の多様性と進化 【準備95,100】(松岡)
●準備学習等
・教科書の第3 章「器官再生と幹細胞」ならびに前回の授業で配付したプリン
ト(細胞の多様性と進化)について予習する。
オリエンテーション、生物・生命とは何か?【準備76 】(杉原)
●準備学習等
・教科書の第1 章「生命とは」、「生命の誕生」を予習する。
生体の基本的な構造と機能 Ⅰ 【準備77, 78 】(杉原)
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、細胞の構造を予習す
る。
・学習到達度クイズに備えて、前回の授業内容を復習する。
生体の基本的な構造と機能 Ⅱ 【準備79, 80 】(杉原)
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、細胞内器官および細
胞膜の働きについて予習する。
・学習到達度クイズに備えて、前回の授業内容を復習する。
生体の調節機構 【準備81, 82 】(杉原)
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、ホメオスタシスについ
て予習する。
・学習到達度クイズに備えて、前回の授業内容を復習する。
エネルギー【準備83】 (坂根)
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントによりエネルギーの相互変
換とについて予習する。
・学習到達度クイズに備えて、前回の授業内容を復習する。
代謝 Ⅰ【準備84、85】 (坂根)
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、(1)代謝、(2)独立栄
― 163 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
薬学の基礎としての物理
Introduction to Pharmaceutical Physics
秦 季之
△1
1P(~H26)
■授業のねらい・概要■
薬学を学ぶ上で必要な物理学の基礎力を身につけるために、物質および物体間の相互作
用に関する基本的知識を習得する。
【F(3)】
■授業(学修)の到達目標■
1.有効数字概念を説明できる。
2.物理量について説明できる。
3.運動の法則について理解し、数式を用いて説明できる。
4.エネルギーの相互変換について例を挙げて説明できる。
5.光、音、電磁波などの波の性質を理解し、反射、屈折などの特性を説明できる。
6.電荷と電流などの関連項目を説明できる。
7.電場と磁場に関して説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬学の基礎としての数学・統計A(B)
■準備学修等の指示■
数学の基礎を復習しておく。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
物理量と単位、力、SBOs-1492~1496
●準備学習
教科書 第1章から第3章までを読む。
力のモーメント、偶力、速さと速度 SBOs-1496~1497
●準備学習
教科書 第4 章から第5 章までを読む。
等速直線運動 SBOs-1496~1497
●準備学習
教科書 第5 章を読む。
加速度 SBOs-1496~1497
●準備学習
第3回の復習と教科書 第6 章を読む。
等加速度運動 SBOs-1496~1497
●準備学習
第4 回の復習と教科書 第6 章を読む。
力と運動、運動量と力積、仕事 SBOs-1496~1498
●準備学習
教科書 第7 章から第8 章までを読む。
エネルギー SBOs-1499
●準備学習
教科書 第10 章を読む。
円運動、波動1(光、音、電磁波) SBOs-1498、1500
●準備学習
教科書 第11 章、第15-17 章を読む。
波動2(反射、屈折、干渉) SBOs-1500,1501
●準備学習
教科書 第18~19 章を読む。
電荷と電流1(電荷と電流、電圧) SBOs-1502
●準備学習
教科書 第20~21 章を読む。
電荷と電流2(電場、コンデンサ) SBOs-1503
●準備学習
教科書 第22~23 章を読む。
電場と磁場(電場と磁場の相互作用) SBOs-1504、1505
●準備学習
教科書 第24 章を読む。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
複数回の試験、レポートにより評価する。
■使用テキスト■
『薬学の基礎としての物理学』 日本薬学会 東京化学同人 2013 9784807916528
■参考書■
― 164 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■定期試験■
薬学の基礎となる化学A
Basic Chemistry for Pharmacists A
石津 隆
△1
1P(H27~)
実施する
■成績評価の方法■
中間試験、期末試験を総合して評価する。
■使用テキスト■
化学物質を理解できるようになるために、代表的な有機化合物の構造、性質、反応、および
無機化合物の構造と性質に関する基本的事項を修得する。【C3】
『薬学のための無機化学』 桜井 弘編著 化学同人 978-4-7598-0988-0
『ソロモン新有機化学[Ⅰ]』 池田 正澄監訳 廣川書店 2015 978-4-567-23506-8
『ソロモン新有機化学スタデイガイド』 池田 正澄監訳 廣川書店 2015
978-4-567-23509-9
■授業(学修)の到達目標■
■参考書■
■授業のねらい・概要■
1.基本的な有機化合物の命名法、電子配置、反応、立体構造などに関する基本的事項を
修得する。【C3(1)】
2.有機化合物の基本骨格となる脂肪族および芳香族化合物の構造、性質、反応性などに
関する基本的事項 を修得する。【C3(2)】
3.官能基を有する有機化合物の性質、反応性に関する基本的事項を修得する。【C3(3)】
『CBT 対策と演習 有機化学』 薬学教育研究会 廣川書店 978-4-567-71180-7
『ソロモン新有機化学[Ⅱ]』 池田 正澄監訳 廣川書店 2015 978-4-567-23507-5
『ソロモン新有機化学[Ⅲ]』 池田 正澄監訳 廣川書店 2015 978-4-567-23508-2
『基礎有機化学問題集』 廣田 耕作編集 廣川書店 978-4-567-46250-1
■履修しておくことが望ましい科目等■
入学直後の1年生前期科目であるので、高校の化学の内容を復習しておくこと。
■準備学修等の指示■
予習・復習を行うこと。特に、復習は力を入れて行うようにし、よく理解できなかったことに
ついては質問し、次回の講義までには理解しておくように努める。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
典型元素と遷移元素(石津) SBOs-274
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
無機酸化物とオキソ化合物(石津) SBOs-275
●準備学習
・典型元素と遷移元素について復習する。
・無機化合物とオキソ化合物について予習する。
活性酸素と窒素酸化物(石津)SBOs-276
●準備学習
・無機酸化物とオキソ化合物について復習する。
・活性酸素と窒素酸化物について予習する。
代表的な錯体の名称、構造、性質(石津)SBOs-277
●準備学習
・活性酸素と窒素酸化物について復習する。
・代表的な錯体の名称、構造、性質について予習する。
医薬品として用いられる代表的な無機化合物と錯体(石津)SBOs-278
●準備学習
・代表的な錯体の名称、構造、性質について復習する。
・医薬品として用いられる代表的な無機化合物と錯体について予習する。
IUPAC規則による命名法および異性体(石津)SBOs-218-219, 227-238
●準備学習
・医薬品として用いられる代表的な無機化合物と錯体について復習する。
・IUPAC規則による命名法および異性体について予習する。
ルイス構造について(石津)SBOs-220
●準備学習
・IUPAC規則による命名法および異性体について復習する。
・ルイス構造について予習する。
有機化合物の性質と共鳴について(石津)SBOs-221
●準備学習
・ルイス構造について復習する。
・有機化合物の性質と共鳴についてを予習する。
ルイス酸・塩基およびブレンステッド酸・塩基(石津)SBOs-222
●準備学習
・有機化合物の性質と共鳴について復習する。
・ルイス酸・塩基およびブレンステッド酸・塩基について予習する。
炭素原子を含む反応中間体(カルボカチオン、カルバニオン、ラジカル、カル
ベン)(石津)SBOs-224
●準備学習
・ルイス酸・塩基およびブレンステッド酸・塩基について復習する。
・炭素原子を含む反応中間体(カルボカチオン、カルバニオン、ラジカル、カ
ルベン)について予習する。
反応のエネルギー図について(石津)SBOs-225
●準備学習
・炭素原子を含む反応中間体(カルボカチオン、カルバニオン、ラジカル、カ
ルベン)について復習する。
・反応のエネルギー図について予習する。
有機反応における電子の動きを示す矢印について(石津)
SBOs-223,226,239-242,248,250-252,259-260
●準備学習
・反応のエネルギー図について復習する。
・有機反応における電子の動きを示す矢印について予習する。
― 165 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
■成績評価の方法■
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
中間試験、期末試験を総合して評価する。
薬学の基礎となる化学B
Basic Chemistry for Pharmacists B
前原 昭次
△1
1P(H27~)
■使用テキスト■
■授業のねらい・概要■
化学物質を理解できるようになるために、代表的な有機化合物の構造、性質、反応、および
無機化合物の構造と性質に関する基本的事項を修得する。【C3】
『薬学のための無機化学』 桜井 弘編著 化学同人 978-4-7598-0988-0
『ソロモン新有機化学[Ⅰ]』 池田 正澄監訳 廣川書店 2015 978-4-567-23506-8
『ソロモン新有機化学[Ⅱ]』 池田 正澄監訳 廣川書店 2015 978-4-567-23507-5
『ソロモン新有機化学[Ⅲ]』 池田 正澄監訳 廣川書店 2015 978-4-567-23508-2
『ソロモン新有機化学スタデイガイド』 池田 正澄監訳 廣川書店
978-4-567-23509-9
『基礎有機化学問題集』 廣田 耕作編集 廣川書店 978-4-567-46250-1
■参考書■
■授業(学修)の到達目標■
1.基本的な有機化合物の命名法、電子配置、反応、立体構造などに関する基本的事項を
修得する。【C3(1)】
2.有機化合物の基本骨格となる脂肪族および芳香族化合物の構造、性質、反応性などに
関する基本的事項 を修得する。【C3(2)】
3.官能基を有する有機化合物の性質、反応性に関する基本的事項を修得する。【C3(3)】
■履修しておくことが望ましい科目等■
入学直後の1年生前期科目であるので、高校の化学の内容を復習しておくこと。
■準備学修等の指示■
予習・復習を行うこと。特に、復習は力を入れて行うようにし、よく理解できなかったことに
ついては質問し、次回の講義までには理解しておくように努める。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
典型元素と遷移元素 SBOs-274、 無機酸化物とオキソ化合物 SBOs-275
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・無機化合物とオキソ化合物について予習する。
活性酸素と窒素酸化物 SBOs-276
●準備学習
・典型元素と遷移元素について復習する。
・無機酸化物とオキソ化合物について復習する。
・活性酸素と窒素酸化物について予習する。
代表的な錯体の名称、構造、性質 SBOs-277
医薬品として用いられる代表的な無機化合物と錯体 SBOs-278
●準備学習
・活性酸素と窒素酸化物について復習する。
・代表的な錯体の名称、構造、性質について予習する。
・医薬品として用いられる代表的な無機化合物と錯体について予習する。
IUPAC規則による命名法および異性体 SBOs-218-219, 227-238
●準備学習
・代表的な錯体の名称、構造、性質について復習する。
・医薬品として用いられる代表的な無機化合物と錯体について復習する。
・IUPAC規則による命名法および異性体について予習する。
ルイス構造について SBOs-220
有機化合物の性質と共鳴について SBOs-221
●準備学習
・IUPAC規則による命名法および異性体について復習する。
・ルイス構造について予習する。
・有機化合物の性質と共鳴についてを予習する。
ルイス酸・塩基およびブレンステッド酸・塩基 SBOs-222
●準備学習
・ルイス構造について復習する。
・有機化合物の性質と共鳴について復習する。
・ルイス酸・塩基およびブレンステッド酸・塩基について予習する。
炭素原子を含む反応中間体(カルボカチオン、カルバニオン、ラジカル、カル
ベン) SBOs-224
●準備学習
・ルイス酸・塩基およびブレンステッド酸・塩基について復習する。
・炭素原子を含む反応中間体(カルボカチオン、カルバニオン、ラジカル、カ
ルベン)について予習する。
反応のエネルギー図について SBOs-225
有機反応における電子の動きを示す矢印について
SBOs-223,226,239-242,248,250-252,259-260
●準備学習
・炭素原子を含む反応中間体(カルボカチオン、カルバニオン、ラジカル、カ
ルベン)について復習する。
・反応のエネルギー図について予習する。
・有機反応における電子の動きを示す矢印について予習する。
■定期試験■
実施する
― 166 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第11 回
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
薬学入門Ⅰ
Introduction to PharmacyⅠ
井上 裕文 他
②
1P(H26~)
第12 回
第13 回
■授業のねらい・概要■
薬学生としてのモチベーションを高めるために、薬の専門家として身につけるべき基本的
知識、技能、態度を修得し、卒業生の活躍する現場などを体験する。【A】
なお、薬学入門Ⅰは教養ゼミと連携して実施し、各講義内容の欄に《 》付きの表記がある
ものは表記科目に関わる講義内容で、表記のないものは両方の科目に関わる講義内容であ
る。
第14 回
第15 回
第16 回
■授業(学修)の到達目標■
1 医療の担い手としてのふさわしい態度を感じ、概説できる。(SBOs1-3)
2 薬剤師が果たすべき役割と責任感を感じ、概説できる。(SBOs8-10,13,14,107)
3 「薬とは何か」について概説できる。(SBOs10,11,16)
4 薬剤師に求められる倫理観を感じ、概説できる。(SBOs33,34,37)
5 信頼関係を構築するためのコミュニケーション能力を涵養する。(SBOs41-49)
6 チーム医療について理解し、チームの一員として活躍するための態度を身につける。
(SBOs52-56)
7 生涯にわたって自ら学習する必要性・重要性を認識し、薬剤師の使命に後輩の育成が含
まれることを認識する。(SBOs58-60,64,66)
8 患者・生活者の視点に立って、様々な薬剤師の業務を見聞し、その体験から薬剤師業務
の重要性について討議する。(SBOs885)
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬学入門Ⅱ、教養ゼミ、キャリアデザインⅠ、コミュニュケーション交流学習、生命倫理、患
者の視点に立った行動
■準備学修等の指示■
「薬学で学びたいこと」、「社会で活躍する薬剤師」について自分の考えをまとめておく。
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
出席、態度、レポート、発表などで総合評価する。
■使用テキスト■
■参考書■
『薬学総論 Ⅰ.薬剤師としての基本事項』 日本薬学会編 東京化学同人 2015
978-4-8079-1700-6
『ヒューマニズム・薬学入門』 日本薬学会編 東京化学同人 2005
978-4-8079-1450-0
『フィジカルアセスメント~薬剤師に必要な知識と技能~』
978-4-86186-625-8
C3047
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
行動変容のための役立ち感と気づきの学習。(2 コマ、菅) 《薬学入門Ⅰのみ》
SBOs1-3,8,9,14,34,41-49,55,56
●準備学習
・これまでの授業で学んだこと、気付いたことを復習する。
第1 回教養講座に参加する。(クラス担任)《教養ゼミのみ》
●準備学習
・演題の内容を予習する。
第2 回教養講座に参加する。(クラス担任)《教養ゼミのみ》
●準備学習
・演題の内容を予習する。
第3 回教養講座に参加する。(クラス担任)《教養ゼミのみ》
●準備学習
・演題の内容を予習する。
第4 回教養講座に参加する。(クラス担任)《教養ゼミのみ》
●準備学習
・演題の内容を予習する。
第5 回教養講座に参加する。(クラス担任)《教養ゼミのみ》
●準備学習
・演題の内容を予習する。
今心にあることと今後の行動目標(2 コマ、全担当教員)
SBOs45-49,55,56,58-60,64
●準備学習
・大学生活が始まるにあたって自分の今の気持ちを自己分析しておく。
薬とは何か(3 コマ、全担当教員)
SBOs-18,19,42,43,44,45,46
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
薬剤師の活動分野 (3 コマ、全担当教員)
SBOs1-3,8,9,13, 64,66
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
病院や保険薬局の薬剤師の役割(3 コマ、全担当教員)
SBOs1-3,8-10,13,16,32,34,37,52-56,64,66,107
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
体験学習における学習課題や注意点(2 コマ、全担当教員)
SBOs1-3,8-10,13,16,32,34,37,52-56,64,66,107
●準備学習
・体験学習の施設について調査する。
・これまでの授業内容を復習する。
薬剤師のやり甲斐、薬剤師に求められるコミュニケーションスキル(2 コマ、石
原)《薬学入門Ⅰのみ》
SBOs1-3,8-10,13,16,34,41-44,55,56
●準備学習
・これまでの授業内容を復習する。
早期体験学習実施(病院)(2 コマ、全担当教員)
SBOs1-3,8-10,13,16,32,34,37,52-56,64,66,107,885
●準備学習
・これまでの授業内容を復習する。
早期体験学習実施(保険薬局)(2 コマ、全担当教員)
SBOs1-3,8-10,13,16,32,34,37,52-56,64,66,107,885
●準備学習
・これまでの授業内容を復習する。
早期体験学習の見学内容の発表準備(2 コマ、全担当教員)
SBOs1-3,8-10,13,16,32,34,37,52-56,64,66,107,885
●準備学習
・早期体験学習で学んだ内容を復習する。
早期体験学習の見学内容の発表(2 コマ、全担当教員)
SBOs1-3,8-10,13,16,32,34,37,52-56,64,66,107,885
●準備学習
・発表内容を復習し、発表練習する。
― 167 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第11 回
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
薬学入門Ⅰ
Introduction to PharmacyⅠ
井上 裕文 他
②
1P②(H27~)
第12 回
第13 回
■授業のねらい・概要■
薬学生としてのモチベーションを高めるために、薬の専門家として身につけるべき基本的
知識、技能、態度を修得し、卒業生の活躍する現場などを体験する。【A】
なお、薬学入門Ⅰは教養ゼミと連携して実施し、各講義内容の欄に《 》付きの表記がある
ものは表記科目に関わる講義内容で、表記のないものは両方の科目に関わる講義内容であ
る。
第14 回
第15 回
第16 回
■授業(学修)の到達目標■
1 医療の担い手としてのふさわしい態度を感じ、概説できる。(SBOs1-3)
2 薬剤師が果たすべき役割と責任感を感じ、概説できる。(SBOs8-10,13,14,107)
3 「薬とは何か」について概説できる。(SBOs10,11,16)
4 薬剤師に求められる倫理観を感じ、概説できる。(SBOs33,34,37)
5 信頼関係を構築するためのコミュニケーション能力を涵養する。(SBOs41-49)
6 チーム医療について理解し、チームの一員として活躍するための態度を身につける。
(SBOs52-56)
7 生涯にわたって自ら学習する必要性・重要性を認識し、薬剤師の使命に後輩の育成が含
まれることを認識する。(SBOs58-60,64,66)
8 患者・生活者の視点に立って、様々な薬剤師の業務を見聞し、その体験から薬剤師業務
の重要性について討議する。(SBOs885)
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬学入門Ⅱ、教養ゼミ、キャリアデザインⅠ、コミュニュケーション交流学習、生命倫理、患
者の視点に立った行動
■準備学修等の指示■
「薬学で学びたいこと」、「社会で活躍する薬剤師」について自分の考えをまとめておく。
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
出席、態度、レポート、発表などで総合評価する。
■使用テキスト■
■参考書■
『薬学総論 Ⅰ.薬剤師としての基本事項』 日本薬学会編 東京化学同人 2015
978-4-8079-1700-6
『ヒューマニズム・薬学入門』 日本薬学会編 東京化学同人 2005
978-4-8079-1450-0
『フィジカルアセスメント~薬剤師に必要な知識と技能~』
978-4-86186-625-8
C3047
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
行動変容のための役立ち感と気づきの学習。(2 コマ、菅) 《薬学入門Ⅰのみ》
SBOs1-3,8,9,14,34,41-49,55,56
●準備学習
・これまでの授業で学んだこと、気付いたことを復習する。
第1 回教養講座に参加する。(クラス担任)《教養ゼミのみ》
●準備学習
・演題の内容を予習する。
第2 回教養講座に参加する。(クラス担任)《教養ゼミのみ》
●準備学習
・演題の内容を予習する。
第3 回教養講座に参加する。(クラス担任)《教養ゼミのみ》
●準備学習
・演題の内容を予習する。
第4 回教養講座に参加する。(クラス担任)《教養ゼミのみ》
●準備学習
・演題の内容を予習する。
第5 回教養講座に参加する。(クラス担任)《教養ゼミのみ》
●準備学習
・演題の内容を予習する。
今心にあることと今後の行動目標(2 コマ、全担当教員)
SBOs45-49,55,56,58-60,64
●準備学習
・大学生活が始まるにあたって自分の今の気持ちを自己分析しておく。
薬とは何か(3 コマ、全担当教員)
SBOs-18,19,42,43,44,45,46
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
薬剤師の活動分野 (3 コマ、全担当教員)
SBOs1-3,8,9,13, 64,66
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
病院や保険薬局の薬剤師の役割(3 コマ、全担当教員)
SBOs1-3,8-10,13,16,32,34,37,52-56,64,66,107
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
体験学習における学習課題や注意点(2 コマ、全担当教員)
SBOs1-3,8-10,13,16,32,34,37,52-56,64,66,107
●準備学習
・体験学習の施設について調査する。
・これまでの授業内容を復習する。
薬剤師のやり甲斐、薬剤師に求められるコミュニケーションスキル(2 コマ、石
原)《薬学入門Ⅰのみ》
SBOs1-3,8-10,13,16,34,41-44,55,56
●準備学習
・これまでの授業内容を復習する。
早期体験学習実施(病院)(2 コマ、全担当教員)
SBOs1-3,8-10,13,16,32,34,37,52-56,64,66,107,885
●準備学習
・これまでの授業内容を復習する。
早期体験学習実施(保険薬局)(2 コマ、全担当教員)
SBOs1-3,8-10,13,16,32,34,37,52-56,64,66,107,885
●準備学習
・これまでの授業内容を復習する。
早期体験学習の見学内容の発表準備(2 コマ、全担当教員)
SBOs1-3,8-10,13,16,32,34,37,52-56,64,66,107,885
●準備学習
・早期体験学習で学んだ内容を復習する。
早期体験学習の見学内容の発表(2 コマ、全担当教員)
SBOs1-3,8-10,13,16,32,34,37,52-56,64,66,107,885
●準備学習
・発表内容を復習し、発表練習する。
― 168 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第11 回
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
薬学入門Ⅰ
Introduction to PharmacyⅠ
井上 裕文 他
△2
1P(~H25)
第12 回
第13 回
■授業のねらい・概要■
薬学生としてのモチベーションを高めるために、薬の専門家として身につけるべき基本的
知識、技能、態度を修得し、卒業生の活躍する現場などを体験する。【A】
なお、薬学入門Ⅰは教養ゼミと連携して実施し、各講義内容の欄に《 》付きの表記がある
ものは表記科目に関わる講義内容で、表記のないものは両方の科目に関わる講義内容であ
る。
第14 回
第15 回
第16 回
■授業(学修)の到達目標■
1 医療の担い手としてのふさわしい態度を感じ、概説できる。(SBOs1-3)
2 薬剤師が果たすべき役割と責任感を感じ、概説できる。(SBOs8-10,13,14,107)
3 「薬とは何か」について概説できる。(SBOs10,11,16)
4 薬剤師に求められる倫理観を感じ、概説できる。(SBOs33,34,37)
5 信頼関係を構築するためのコミュニケーション能力を涵養する。(SBOs41-49)
6 チーム医療について理解し、チームの一員として活躍するための態度を身につける。
(SBOs52-56)
7 生涯にわたって自ら学習する必要性・重要性を認識し、薬剤師の使命に後輩の育成が含
まれることを認識する。(SBOs58-60,64,66)
8 患者・生活者の視点に立って、様々な薬剤師の業務を見聞し、その体験から薬剤師業務
の重要性について討議する。(SBOs885)
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬学入門Ⅱ、教養ゼミ、キャリアデザインⅠ、コミュニュケーション交流学習、生命倫理、患
者の視点に立った行動
■準備学修等の指示■
「薬学で学びたいこと」、「社会で活躍する薬剤師」について自分の考えをまとめておく。
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
出席、態度、レポート、発表などで総合評価する。
■使用テキスト■
■参考書■
『薬学総論 Ⅰ.薬剤師としての基本事項』 日本薬学会編 東京化学同人 2015
978-4-8079-1700-6
『ヒューマニズム・薬学入門』 日本薬学会編 東京化学同人 2005
978-4-8079-1450-0
『フィジカルアセスメント~薬剤師に必要な知識と技能~』
978-4-86186-625-8
C3047
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
行動変容のための役立ち感と気づきの学習。(2 コマ、菅) 《薬学入門Ⅰのみ》
SBOs1-3,8,9,14,34,41-49,55,56
●準備学習
・これまでの授業で学んだこと、気付いたことを復習する。
第1 回教養講座に参加する。(クラス担任)《教養ゼミのみ》
●準備学習
・演題の内容を予習する。
第2 回教養講座に参加する。(クラス担任)《教養ゼミのみ》
●準備学習
・演題の内容を予習する。
第3 回教養講座に参加する。(クラス担任)《教養ゼミのみ》
●準備学習
・演題の内容を予習する。
第4 回教養講座に参加する。(クラス担任)《教養ゼミのみ》
●準備学習
・演題の内容を予習する。
第5 回教養講座に参加する。(クラス担任)《教養ゼミのみ》
●準備学習
・演題の内容を予習する。
今心にあることと今後の行動目標(2 コマ、全担当教員)
SBOs45-49,55,56,58-60,64
●準備学習
・大学生活が始まるにあたって自分の今の気持ちを自己分析しておく。
薬とは何か(3 コマ、全担当教員)
SBOs-18,19,42,43,44,45,46
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
薬剤師の活動分野 (3 コマ、全担当教員)
SBOs1-3,8,9,13, 64,66
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
病院や保険薬局の薬剤師の役割(3 コマ、全担当教員)
SBOs1-3,8-10,13,16,32,34,37,52-56,64,66,107
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
体験学習における学習課題や注意点(2 コマ、全担当教員)
SBOs1-3,8-10,13,16,32,34,37,52-56,64,66,107
●準備学習
・体験学習の施設について調査する。
・これまでの授業内容を復習する。
薬剤師のやり甲斐、薬剤師に求められるコミュニケーションスキル(2 コマ、石
原)《薬学入門Ⅰのみ》
SBOs1-3,8-10,13,16,34,41-44,55,56
●準備学習
・これまでの授業内容を復習する。
早期体験学習実施(病院)(2 コマ、全担当教員)
SBOs1-3,8-10,13,16,32,34,37,52-56,64,66,107,885
●準備学習
・これまでの授業内容を復習する。
早期体験学習実施(保険薬局)(2 コマ、全担当教員)
SBOs1-3,8-10,13,16,32,34,37,52-56,64,66,107,885
●準備学習
・これまでの授業内容を復習する。
早期体験学習の見学内容の発表準備(2 コマ、全担当教員)
SBOs1-3,8-10,13,16,32,34,37,52-56,64,66,107,885
●準備学習
・早期体験学習で学んだ内容を復習する。
早期体験学習の見学内容の発表(2 コマ、全担当教員)
SBOs1-3,8-10,13,16,32,34,37,52-56,64,66,107,885
●準備学習
・発表内容を復習し、発表練習する。
― 169 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第9 回
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
薬学入門Ⅱ
Introduction to Pharmacy Ⅱ
井上 裕文 他
②
1P(H27~)
第10 回
第11 回
■授業のねらい・概要■
薬学生としてのモチベーションを高めるために、薬の専門家として身につけるべき基本的
知識、技能、態度を修得し、卒業生の活躍する現場などを体験する。【A】
なお、薬学入門ⅡはキャリアデザインⅠと連携して実施し、各講義内容の欄に《 》付きの
表記があるものは表記科目に関わる講義内容で、表記のないものは両方の科目に関わる講
義内容である。
■授業(学修)の到達目標■
1 医療の担い手としてのふさわしい態度を感じ、概説できる。(SBOs1-3)
2 薬剤師が果たすべき役割と責任感を感じ、概説できる。(SBOs8-10,12-14,107)
3 薬剤師に求められる倫理観を感じ、概説できる。(SBOs33,34,37)
4 薬学の歴史と薬剤師の役割の変遷の歴史(医薬分業含む)について概説できる。
(SBOs23-25)
5 信頼関係を構築するためのコミュニケーション能力を涵養する。(SBOs41-49)
6 チーム医療について理解し、チームの一員として活躍するための態度を身につける。
(SBOs52-56)
7 生涯にわたって自ら学習する必要性・重要性を認識し、薬剤師の使命に後輩の育成が含
まれることを認識する。(SBOs6458-60,62-64,66)
8 患者・生活者の視点に立って、様々な薬剤師の業務を見聞し、その体験から薬剤師業務
の重要性について討議する。(SBOs885)
9 地域の保健・福祉を見聞した具体的体験に基づきその重要性や課題を討議する。
(SBOs886)
10 一次救命処置(心肺蘇生、外傷対応等)を説明し、シミュレータを用いて実施できる。
(SBOs887)
第12 回
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
出席、態度、レポート、発表などで総合評価する。
■使用テキスト■
■参考書■
『薬学総論 Ⅰ.薬剤師としての基本事項』 日本薬学会編 東京化学同人 2015
978-4-8079-1700-6
『ヒューマニズム・薬学入門』 日本薬学会編 東京化学同人 2005
978-4-8079-1450-0
『フィジカルアセスメント~薬剤師に必要な知識と技能~』
978-4-86186-625-8
C3047
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬学入門Ⅰ、教養ゼミ、キャリアデザインⅠ、コミュニュケーション交流学習、生命倫理、患
者の視点に立った行動
■準備学修等の指示■
薬学入門Ⅰ、教養ゼミで学んだ内容を十分に理解した上で、学習に取り組んで下さい。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
行動変容のための役立ち感とホスピタリティーの気づきの学習(2 コマ、菅)《薬
学入門Ⅱのみ》
SBOs1-3,8,9,14,34,41-49,55,56
●準備学習
・これまでの授業で学んだこと、気付いたことを復習する。
今心にあることと今後の行動目標(2 コマ、全担当教員)
SBOs45-49,55,56,58-60,64
●準備学習
・大学で一年過ごした自分の今の気持ちを自己理解しておく。
一次救命処置(1 コマ、全担当教員)SBOs887
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
医師からみた薬剤師の役割(1 コマ、浜田)《薬学入門Ⅱのみ》
SBOs1-3,8-10,52-54
●準備学習
・病院や保険薬局の薬剤師の役割について復習する。
前期の早期体験学習の振り返り(2 コマ、全担当教員)
SBOs1-3,8-10,45-49,55,56,62,64
●準備学習
・薬学入門Ⅰで学んだこと、気付いたことを復習する。
薬剤師の業種、これからの薬剤師に求められるもの(2 コマ、石原)《薬学入門
Ⅱのみ》
SBOs1-3,8-10,13,16,34,41-44,55,56
●準備学習
・薬学入門Ⅰで学んだこと、気付いたことを復習する。
体験学習施設や薬剤師の役割(3 コマ、全担当教員)
SBOs1-3,8-10,13,14,16,32,37,64,66
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・これまでの授業内容を復習する。
体験学習における学習課題や注意点(2 コマ、全担当教員)
SBOs1-3,8-10,13,14,16,32,37,64,66
●準備学習
・体験学習の施設について調査する。
・これまでの授業内容を復習する。
早期体験学習実施(ドラッグストア、企業、卸、薬剤師会など)(2 コマ、全担当
教員)
SBOs1-3,8-10,13,14,16,32,37,64,66,885,886
●準備学習
・これまでの授業内容を復習する。
早期体験学習の見学内容の発表準備(2 コマ、全担当教員)
SBOs1-3,8-10,13,14,16,32,37,64,66,885,886
●準備学習
・早期体験学習で学んだ内容を復習する。
早期体験学習の見学内容の発表(2 コマ、全担当教員)
SBOs1-3,8-10,13,14,16,32,37,64,66,885,886
●準備学習
・発表内容を復習し、発表練習する。
薬学の歴史、医療において薬学・薬剤師が果す役割(2 コマ、全担当教員)
SBOs1-3,8-10,23-25,32,62,63
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・これまでの授業内容を復習する。
― 170 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
第10 回
有機化学入門A
Introduction to Organic ChemistryA
町支 臣成
△1
1P(~H26)
第11 回
■授業のねらい・概要■
薬学の専門科目を学ぶ上で必要な化学の基礎力を身につけるための入門科目である。高
校の化学で学習したことを復習しながら、化学物質(医薬品および生体物質を含む)に含ま
れる官能基の性質およびその化学構造に関する基本的知識を修得する。【C4 (1),(2),(3)】
第12 回
■授業(学修)の到達目標■
1. 基本的な化合物を命名し、ルイス構造式で書くことができる。
2. 薬学領域で用いられる代表的化合物を慣用名で記述できる。
3. 代表的な官能基を列挙し、個々の官能基を有する化合物を IUPAC の規則に従って命名
できる。
4. 複数の官能基を有する化合物を IUPAC の規則に従って命名できる
5. 基本的な炭化水素およびアルキル基を IUPAC の規則に従って命名することができる。
6. アルカンの基本的な物性について説明できる。
7. アルカンの構造異性体を図示し、その数を示すことができる。
8. シクロアルカンの環の歪みを決定する要因について説明できる。
9. シクロヘキサンのいす形配座と舟形配座を図示できる。
10. シクロヘキサンのいす形配座における水素の結合方向(アキシアル、エクアトリアル)を
図示できる。
11. 置換シクロヘキサンの安定な立体配座を決定する要因について説明できる。
12. 構造異性体と立体異性体について説明できる。
13. キラリティーと光学活性を概説できる。
14. エナンチオマーとジアステレオマーについて説明できる。
15. ラセミ体とメソ化合物について説明できる。
16. 絶対配置の表示法を説明できる。
17. Fischer 投影式と Newman 投影式を用いて有機化合物の構造を書くことができる。
18. エタンおよびブタンの立体配座と安定性について説明できる。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
中間、定期試験の2回の試験、提出物により評価する。
■使用テキスト■
『全有機化合物名称のつけ方』 廖 春栄 三共出版 ISSN-4-7827-0401-1
『ソロモンの新有機化学 上』 花房 昭静 他 廣川書店 ISSN-4-567-23500-2
『ソロモンの新有機化学 下』 花房 昭静 他 廣川書店 ISSN-4-567-23501-0
『ソロモン新有機化学・スタディガイド』 花房 昭静 他 廣川書店
ISSN-4-567-23502-9
『HGS 分子構造模型(有機学生用セット)』 丸善
『基礎有機化学問題集』 廣田 耕作 他 廣川書店 ISBN978-4-567-46250-1
■参考書■
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし
■準備学修等の指示■
講義の復習をすることが大切です。復習し、疑問に感じたこと分からないことを質問するなど
して解決してください。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
・構造異性体と立体異性体について復習する。
エナンチオマーとジアステレオマー、その絶対配置表示法(町支)
SBOs-216,217,219,298
●準備学習
・立体異性体の性質について予習しておく。
・エナンチオマーとジアステレオマー、その絶対配置表示法について復習
する。
メソ化合物とラセミ体、Fischer 投影式と Newman 投影式の表現方法(町支)
SBOs-218,220
●準備学習
・立体異性体の性質について予習しておく。
・メソ化合物とラセミ体、Fischer投影式とNewman投影式の表現方法につい
て復習する。
エタンおよびブタンの立体配座と安定性、置換シクロアルカンの性質について
(町支) SBOs-221,237,238,239,240
●準備学習
・立体配座と安定性、置換シクロアルカンについて予習しておく。
・エタンおよびブタンの立体配座と安定性、置換シクロアルカンの性質につ
いて復習する。
アルカンの性質と命名(町支) SBOs-206,207,234,235,236,253,254
●準備学習
・アルカンの性質について予習しておく。
・アルカンの命名法について復習しておく。
アルケンとアルキンの性質と命名(町支) SBOs-253,254
●準備学習
・アルケンとアルキンの性質について予習しておく。
・アルケン・アルキンの命名法について復習しておく。
シクロアルカンの性質と命名(町支) SBOs-259,253,254
●準備学習
・シクロアルカンの性質について予習しておく。
・シクロアルカンの命名法について復習しておく。
ベンゼン誘導体の性質と命名(町支) SBOs-248,253,254
●準備学習
・ベンゼンの性質について予習しておく。
・ベンゼン誘導体の命名法について復習しておく。
ハロゲン化合物の性質と命名(町支) SBOs-253,254,259
●準備学習
・ハロゲン化合物の性質について予習しておく。
・ハロゲン化合物の命名法について復習しておく。
アルコール・フェノール・エーテルの性質と命名(町支) SBOs-253,254,262
●準備学習
・アルコール・フェノール・エーテルの性質について予習しておく。
・アルコール・フェノール・エーテルの命名法について復習する。
アミン・カルボン酸の性質と命名(町支) SBOs-253,254,263
●準備学習
・アミン・カルボン酸の性質について予習しておく。
・アミン・カルボン酸の命名法について復習する。
アルデヒド・ケトンの性質と命名(町支) SBOs-253,254,267
●準備学習
・アルデヒド・ケトンの性質について予習しておく。
・アルデヒド・ケトンの命名法について復習する。
構造異性体と立体異性体(町支) SBOs-253,254,215
●準備学習
・異性体について予習しておく。
― 171 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■定期試験■
有機化学入門B
Introduction to Organic ChemistryB
前原 昭次
△1
1P(~H26)
実施しない
■成績評価の方法■
筆記試験(定期試験期間外に実施)、小テストを合わせて評価する。
■使用テキスト■
■授業のねらい・概要■
薬学の専門科目を学ぶ上で必要な化学の基礎力を身につけるための入門科目である。高
校の化学で学習したことを復習しながら、化学物質(医薬品および生体物質を含む)に含ま
れる官能基の性質およびその化学構造に関する基本的知識を修得する。【C4 (1),(2),(3)】
『全有機化合物名称の付け方』 廖 春栄 三共出版 4-7827-0401-1
『ソロモンの新有機化学 上』 花房昭静 他 廣川書店 4-567-23500-2
『ソロモンの新有機化学 下』 花房昭静 他 廣川書店 4-567-23501-0
『ソロモン新有機化学・スタディガイド』 花房昭静 他 廣川書店 4-567-23502-9
■参考書■
■授業(学修)の到達目標■
1. 基本的な化合物を命名し、ルイス構造式で書くことができる。
2. 薬学領域で用いられる代表的化合物を慣用名で記述できる。
3. 代表的な官能基を列挙し、個々の官能基を有する化合物を IUPAC の規則に従って命名
できる。
4. 複数の官能基を有する化合物を IUPAC の規則に従って命名できる
5. 基本的な炭化水素およびアルキル基を IUPAC の規則に従って命名することができる。
6. アルカンの基本的な物性について説明できる。
7. アルカンの構造異性体を図示し、その数を示すことができる。
8. シクロアルカンの環の歪みを決定する要因について説明できる。
9. シクロヘキサンのいす形配座と舟形配座を図示できる。
10. シクロヘキサンのいす形配座における水素の結合方向(アキシアル、エクアトリアル)を
図示できる。
11. 置換シクロヘキサンの安定な立体配座を決定する要因について説明できる。
12. 構造異性体と立体異性体について説明できる。
13. キラリティーと光学活性を概説できる。
14. エナンチオマーとジアステレオマーについて説明できる。
15. ラセミ体とメソ化合物について説明できる。
16. 絶対配置の表示法を説明できる。
17. Fischer 投影式と Newman 投影式を用いて有機化合物の構造を書くことができる。
18. エタンおよびブタンの立体配座と安定性について説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
有機化学入門A
■準備学修等の指示■
有機化学入門A で履修した内容を復習して、本講義に臨んでください。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
アルカンとシクロアルカンの性質と命名法 SBOs-206,207,234,235,236,253,
254, 259
●準備学習
・テキスト「ソロモンの新有機化学」p1-p152 を予習する
・テキスト「全有機化合物名称のつけ方」p1-p62 を予習する。
ベンゼン誘導体の性質と命名 SBOs-248,253,254
●準備学習
・テキスト「ソロモンの新有機化学」p57-p86 を予習する
・テキスト「全有機化合物名称のつけ方」p62-p90 を予習する。
アルコール・アルデヒド・ケトン・フェノール・エーテルの性質と命名
SBOs-253, 254,262, 267
●準備学習
・テキスト「ソロモンの新有機化学」p89-p126 を予習する
・テキスト「全有機化合物名称のつけ方」p95-p142 を予習する。
アミン・ハロゲン化合物の性質と命名 SBOs-253,254,259, 263
●準備学習
・テキスト「ソロモンの新有機化学」p131-p151 を予習する
・テキスト「全有機化合物名称のつけ方」p91-94 および p143-p178 を予習す
る。
構造異性体と立体異性体 SBOs-253,254,215
●準備学習
・テキスト「ソロモンの新有機化学」p152-p165 を予習する。
エタンおよびブタンの立体配座と安定性、置換シクロアルカンの性質について
SBOs-221,237,238,239,240
●準備学習
・テキスト「ソロモンの新有機化学」p166-p184 を予習する。
エナンチオマーとジアステレオマー、その絶対配置表示法
SBOs-216,217,219,298
●準備学習
・テキスト「ソロモンの新有機化学」p187-p201 を予習する。
メソ化合物とラセミ体、Fischer 投影式と Newman 投影式の表現方法
SBOs-218,220
●準備学習
・テキスト「ソロモンの新有機化学」p201-p226 を予習する。
― 172 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
有機化合物の骨格と性質
Structure and Properties of Organic Compound
藤岡 晴人・町支 臣成
①
1P(~H26)
第11 回
第12 回
■授業のねらい・概要■
ハロゲン化アルキル、アルケン及びアルキンの性質を理解するために、それぞれの基本構
造、物理的性質、反応性に関する基本的知識を修得する。【C3 (1), (2)】
■定期試験■
実施する
■授業(学修)の到達目標■
1 基本的な有機反応(置換、付加、脱離)の特徴を理解し、分類できる。
2 炭素原子を含む反応中間体(カルボカチオン、カルボアニオン、ラジカル)の構造と性質
を説明できる。
3 反応の過程を、エネルギー図を用いて説明できる。
4 アルケンへの代表的な付加反応を列挙し、その特徴を説明できる。
5 アルケンの代表的な酸化、還元反応を列挙し、その特徴を説明できる。
6 アルキンの代表的な反応を列挙し、その特徴を説明できる。
7 代表的な官能基を列挙し、性質を説明できる。
8 有機ハロゲン化合物の基本的な性質と反応を列挙し、説明できる。
9 求核置換反応の特徴について説明できる。
10 脱離反応の特徴について説明できる。
11 官能基が及ぼす電子効果について概説できる。
12 炭素酸などの酸性度を比較して説明できる。
■成績評価の方法■
中間、定期試験の2回の試験、提出物により評価する。
■使用テキスト■
『ソロモンの新有機化学[上]』 池田正澄他訳 廣川書店 2006 978-4-567-23506-8
『ソロモンの新有機化学[下]』 池田正澄他訳 廣川書店 2008 978-4-567-23507-5
『ソロモン新有機化学・スタディガイド』 池田正澄他訳 廣川書店 2008
978-4-567-23509-9
『基礎有機化学問題集』 廣田耕作 他 廣川書店 2008 978-4-567-46250-1
■参考書■
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬学の基礎となる化学A、基礎有機化学Ⅰ
■準備学修等の指示■
予習・復習を行うこと。特に、復習は力を入れて行うこと。理解できないときは積極的に質問
すること。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
・関連項目について予習しておく。
・アルケンの性質・反応について復習する。
共役ジエンヘのハロゲンの付加反応と安定性(藤岡)SBOs-223, 224, 240,
248, 259
●準備学習
・関連項目について予習しておく。
・共役ジエンへの付加反応について復習する。
共役ジエンと 1.4・付加環化反応(藤岡)SBOs-223, 224, 240, 248, 259
●準備学習
・関連項目について予習しておく。
・共役ジエンの反応性について復習する。
有機ハロゲン化合物の代表的な性質、反応と合成法(町支)SBOs-248, 250
●準備学習
・関連項目について予習しておく。
・有機ハロゲン化合物の性質、反応と合成法について復習する。
求核置換反応(SN1 および SN2 反応)の機構(町支)SBOs-223, 224, 225,
250, 251
●準備学習
・関連項目について予習しておく。
・求核置換反応(SN1 および SN2 反応)の機構について復習する。
ハロゲン化アルキルの脱ハロゲン化水素の機構および位置選択性(町支)
SBOs-223, 224, 252
●準備学習
・関連項目について予習しておく。
・ハロゲン化アルキルの脱ハロゲン化水素の機構および位置選択性について
復習する。
カルボカチオンの級数と安定性(町支)SBOs224, 259
●準備学習
・関連項目について予習しておく。
・ハロゲン化アルキルの脱ハロゲン化水素の機構および位置選択性について
復習する。
アルケンの代表的な合成法(町支)SBOs-223, 240, 248, 252
●準備学習
・関連項目について予習しておく。
・アルケンの代表的な合成法について復習する。
アルキンの合成と代表的な反応(町支)SBOs-223, 248, 252, 260
●準備学習
・関連項目について予習しておく。
・アルケンの代表的な合成法について復習する。
アルケンヘのハロゲンの付加反応(藤岡)SBOs-223, 224, 240,
●準備学習
・関連項目について予習しておく。
・アルケンへのハロゲンの付加反応について復習する。
アルケンヘのハロゲン化水素の付加反応(逆Markovnikov 則)(藤岡)
SBOs-223, 224, 240,
●準備学習
・関連項目について予習しておく。
・アルケンへのハロゲン化水素の付加反応について復習する。
アルケンへの代表的な付加反応(藤岡)SBOs-223, 224, 240,
●準備学習
・関連項目について予習しておく。
・アルケンへの代表的な付加反応について復習する。
アルケンの酸化的開裂反応(藤岡)SBOs-241
●準備学習
― 173 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
■成績評価の方法■
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
定期試験により評価する。
医薬品開発Ⅰ
Development of DrugⅠ
堤 広之・藤岡 晴人
△1
2P(~H26)
■使用テキスト■
『NEW 医薬品化学』 日比野俐、夏苅英昭、廣田耕作 廣川書店 2010
978-4-567-46155-9
■参考書■
■授業のねらい・概要■
基礎的な無機および有機化合物の構造、物性、反応性を理解するために、電子配置、電
子密度、化学結合の性質などに関する基本的知識を修得する。【C4 (1)】
生体分子の機能を理解するために、生体分子の基本構造とその化学的性質に関する基本
的知識を修得する。【C6 (1)】
医薬品の作用を化学構造と関連づけて理解するために、医薬品に含まれる代表的な構
造とその性質に関する基本的知識と技能を修得する。【C6 (2)】
ドラッグデザインの科学的な考え方を理解すために、標的生体分子との相互作用および
基盤となるサイエンスと技術に関する基本的知識と技能を修得する。【C17 (2)】
■授業(学修)の到達目標■
1 錯体
2 医薬品創製の歴史
3 生体分子の化学構造
4 生体内で機能する錯体・無機化合物
5 化学から見る生体ダイナミクス
6 医薬品のコンポーネント
7 医薬品と生体高分子
8 標的生体分子と相互作用
9 スクリーニング
10 リード化合物の最適化
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■準備学修等の指示■
予習・復習を行うこと。特に復習には力を入れて行うようにし、よく理解できなかったことにつ
いては質問し、次回の講義までには理解しておくように努める。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
代表的な錯体の名称、立体構造、基本的性質 (藤岡)SBOs-227,228
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
代表的なドナー原子、配位基、キレート試薬 (藤岡)SBOs-229
●準備学習
・代表的な錯体の名称、立体構造、基本的性質について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
錯体の安定性と反応性 (藤岡)SBOs-230~233
●準備学習
・代表的なドナー原子、配位基、キレート試薬について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
生体内で機能する複素環や錯体・無機化合物 (堤)SBOs-1057、SBOs-324
~334
●準備学習
・錯体の安定性と反応性について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
化学から観る生体ダイナミクス (堤)SBOs-335-337,494
●準備学習
・生体内で機能する複素環や錯体・無機化合物について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
医薬品のコンポーネント (堤)SBOs-338~344
●準備学習
・化学から観る生体ダイナミクスについて復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
医薬品と生体高分子 (堤)SBOs-255,345,346,1057~1060
●準備学習
・医薬品のコンポーネントについて復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
リード化合物の最適化 (堤)SBOs-1064,1065,1066
●準備学習
・医薬品と生体高分子について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
代表的なスクリーニング法 (堤)SBOs-1062,1063
●準備学習
・リード化合物の最適化について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
■定期試験■
実施する
― 174 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
化学物質の検出と定量
Detection & Determination of Chemical Substance
井上 裕文・小嶋 英二朗
①
2P(~H26)
第12 回
・前回の授業内容に関連した問題や演習を確認して復習する。
酸化還元滴定(小嶋英二朗)SBOs-160
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・前回の授業内容に関連した問題や演習を確認して復習する。
■定期試験■
実施する
■授業のねらい・概要■
■成績評価の方法■
試料中に存在する化学物質(医薬品を含む)の種類および濃度を正確に知るために,代表
的な医薬品,その他の化学物質の定性・定量法を含む各種の分離分析法の基本的知識を
修得する。【C2(1)、(2)】
■使用テキスト■
■授業(学修)の到達目標■
1 代表的な化学変化を化学量論的にとらえ、その量的関係を計算できる。
2 日本薬局方収載の重量分析法の原理および操作法を説明できる。
3 日本薬局方収載の容量分析法について列挙できる。
4 中和滴定の原理,操作法および応用例を説明できる。
5 非水滴定の原理,操作法および応用例を説明できる。
6 沈殿平衡(溶解度と溶解度積)について説明できる。
7 沈殿滴定の原理,操作法および応用例を説明できる。
8 錯体・キレート生成平衡について説明できる。
9 キレート滴定の原理,操作法および応用例を説明できる。
10 酸化と還元について、電子の授受を含めて説明できる。
11 酸化還元電位について説明できる。
12 酸化還元平衡について説明できる。
13 酸化還元滴定の原理,操作法および応用例を説明できる。
14 電気滴定(電位差滴定、電気伝導度滴定など)の原理,操作法および応用例を説明で
きる。
複数回の試験により評価する。
『薬学領域の分析化学 第2 版』 財津潔,鶴田泰人編 廣川書店 2012
978-4-567-25493-9
■参考書■
『演習で理解する薬学の分析化学』 山口政俊,鶴田泰人,能田 均編 廣川書店 2010
978-4-567-25670-4
『スタンダード薬学シリーズ2 』 日本薬学会編 東京化学同人 2011
978-4-8079-1472-2
■履修しておくことが望ましい科目等■
化学平衡,3 年次科目の「薬局方収載の試験法」につながる
■準備学修等の指示■
化学平衡(酸塩基平衡)の内容を復習しておくこと
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
重量分析法(井上裕文)SBOs-153, 1521
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
容量分析法・電気滴定(井上裕文)SBOs-154, 161
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・前回の授業内容に関連した問題や演習を確認して復習する。
中和滴定(1),終点決定法・酸塩基指示薬(井上裕文)SBOs-156
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・前回の授業内容に関連した問題や演習を確認して復習する。
中和滴定(2),滴定曲線と終点決定(井上裕文)SBOs-156
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・前回の授業内容に関連した問題や演習を確認して復習する。
非水滴定(井上裕文)SBOs-157
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・前回の授業内容に関連した問題や演習を確認して復習する。
まとめ・演習(井上裕文)
●準備学習
・配布プリントについて予習する。
・第1~5回までの授業内容を確認して復習する。
沈殿平衡(小嶋英二朗)SBOs-143
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
沈殿滴定(小嶋英二朗)SBOs-159
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・前回の授業内容に関連した問題や演習を確認して復習する。
錯体・キレート生成平衡(小嶋英二朗)SBOs-142
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・前回の授業内容に関連した問題や演習を確認して復習する。
キレート滴定(小嶋英二朗)SBOs-158
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
・前回の授業内容に関連した問題や演習を確認して復習する。
酸化還元電位と酸化還元平衡(小嶋英二朗)SBOs-144, 145, 1523
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
― 175 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
化学物質の分析,臨床応用
Analytical and Clinical Chemistry
小嶋 英二朗 他
△1
2P(~H26)
第12 回
■授業のねらい・概要■
化学物質(医薬品を含む)をその性質に基づいて分析できるようになるために、物質の定
性、定量などに必要な基本的知識と技能を修得する。さらに、薬学研究や臨床現場で分析
技術を適切に応用するために、代表的な分析法の基本的知識と技能を修得する。【C2(3)】
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
定期試験、その他により評価する。
■授業(学修)の到達目標■
1 臨床分析における精度管理および標準物質の意義を説明できる。
2 臨床分析の分野で用いられる代表的な分析法を列挙できる。
3 免疫反応を用いた分析法の原理、実施法および応用例を説明できる。
4 酵素を用いた代表的な分析法の原理を説明できる。
5 電気泳動法の原理を説明できる。
6 代表的なセンサーを列挙し、原理および応用例を説明できる。
7 代表的なドライケミストリーの原理を説明できる。
8 代表的な画像診断技術(Ⅹ線検査、CTスキャン、MRI、超音波、核医学検査など)につい
て概説できる。
9 画像診断薬(造影剤、放射線医薬品など)について概説できる。
10 薬学領域で繁用されるその他の分析技術(バイオイメージング、マイクロチップなど)につ
いて概説できる。
11 毒物中毒における生体試料の取扱いについて説明できる。
12 代表的な中毒原因物質(乱用薬物を含む)のスクリーニング法を列挙し、説明できる。
■使用テキスト■
『薬学領域の機器分析学』 財津潔、鶴田泰人編 廣川書店 978-4-567-25542-4
『放射化学・放射薬品学』 五郎丸 毅、堀江正信編 廣川書店 978-4-567-26078-7
■参考書■
『演習で理解する薬学の分析化学』 山口政俊ら編 廣川書店 978-4-567-25670-4
『スタンダード薬学シリーズ2 物理系薬学 Ⅱ.化学物質の分析』 日本薬学会編 東京化
学同人 4-8079-1452-9
『薬学生のための臨床化学(改訂第2版)』 後藤順一ら編 南江堂 4-524-40206-3
『【DVD】画像医学の知識と技術』 米本恭三総監修 医学映像教育センター
■履修しておくことが望ましい科目等■
化学平衡、化学物質の検出と定量、物質の構造Ⅱ、その他の科目で扱った確認試験
■準備学修等の指示■
1.テキストの各回の授業内容に該当する部分を読んでおくこと。
2.配布資料の演習問題や「演習で理解する薬学の分析化学」の演習問題を解いて理解を
深めること。
3.日常生活で見聞きする様々な数値や画像の測定方法にはどんなものがあるか考えてみ
ましょう。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
●準備学習等
・前回の授業で配付したプリントを使い、予習する。
・講義の前におこなう授業習熟度のテストに備えて、授業内容を復習すると
よい。
薬物中毒(3).中毒原因物質の分析、スクリーニング法(杉原成美)
SBOs-181, 182
●準備学習等
・前回の授業で配付したプリントを使い、予習する。
・講義の前におこなう授業習熟度のテストに備えて、授業内容を復習する。
臨床分析総論(小嶋英二朗) SBOs-169, 170
●準備学習等
・臨床で求められる分析法とはどういうものか、イメージをもっておくように。
・授業内容を復習し、練習問題や関連する演習問題で習熟度を確認する。
イムノアッセイ(小嶋英二朗) SBOs-171
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・授業内容を復習し、練習問題や関連する演習問題で習熟度を確認する。
酵素を用いた代表的な分析法(小嶋英二朗) SBOs-172
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・授業内容を復習し、練習問題や関連する演習問題で習熟度を確認する。
電気泳動法(小嶋英二朗) SBOs-173
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・授業内容を復習し、練習問題や関連する演習問題で習熟度を確認する。
センサー、ドライケミストリー(小嶋英二朗) SBOs-174, 175
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・授業内容を復習し、練習問題や関連する演習問題で習熟度を確認する。
まとめ(第1回~第5 回)(小嶋英二朗) SBOs-169~175
●準備学習等
・演習問題をあらかじめ自分なりに解いておく。
・知識や理解が曖昧だったところは確実なものにしておく。
画像診断(1)放射性医薬品による画像診断(本屋敷敏雄) SBOs-176~178
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
画像診断(2)X 線、CT による画像診断(本屋敷敏雄) SBOs-176~178
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
画像診断(3)MRI、超音波による画像診断(本屋敷敏雄) SBOs-176~178
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
薬物中毒(1).薬物中毒の現状と、起因物質の同定の意義(杉原成美)
SBOs-181
●準備学習等
・中毒情報センターのHPで、中毒事故の現状を調べておく。
薬物中毒(2).薬物中毒における生体試料の取り扱い(杉原成美) SBOs-180
― 176 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
●準備学習
・IR スペクトルの概要と測定法について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
官能基と構造解析
Functional Group and Analysis of Chemical Structure・
Organic Chemistry
藤岡 晴人・石津 隆
①
2P(~H26)
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
中間試験、期末試験を総合して評価する。
■使用テキスト■
■授業のねらい・概要■
官能基が有機化合物に与える効果を理解するために、カルボニル基を有する有機化合物
について、反応性およびその他の性質に関する基本的知識を修得し、それらを応用するた
めの基本的技能を身につける。【C4(2)】
基本的な化学物質の構造決定ができるようになるために、核磁気共鳴(NMR)スペクトル、
赤外吸収(IR)スペクトル、マススペクトルなどの代表的な機器分析法の基本的知識と、デー
タ解析のための基本的技能を修得する。【C4(4)】
『第11 版ソロモンの新有機化学[Ⅰ]』 池田正澄他訳 廣川書店 2015
978-4-567-23506-8
『第11 版ソロモンの新有機化学[Ⅱ]』 池田正澄他訳 廣川書店 2015
978-4-567-23507-5
『第11 版ソロモンの新有機化学[Ⅲ]』 池田正澄他訳 廣川書店 2015
978-4-567-23508-2
■参考書■
■授業(学修)の到達目標■
『第11 版ソロモン新有機化学・スタディガイド』 池田正澄他訳 廣川書店 2015
978-4-567-23509-9
1. アルデヒドおよびケトン
2. 官能基の導入・変換
3.炭素骨格の構築法
4. 1HNMR スペクトル
5. 13C NMR スペクトル
6. IR スペクトル
7. マススペクトル
■履修しておくことが望ましい科目等■
有機化学入門A、有機化合物の骨格と性質、官能基の性質・反応・合成
■準備学修等の指示■
予習・復習を行うこと。特に、復習は力を入れて行うようにし、よく理解できなかったことに
ついては質問し、次回の講義までには理解しておくように努める。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
カルボニル基の酸化還元反応(藤岡)SBOs-304,1523
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
Grignard 反応(藤岡)SBOs-316
●準備学習
・カルボニル基の酸化還元反応について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
アルデヒドとケトンの合成法(藤岡)SBOs-307
●準備学習
・Grignard 反応について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
アルコールや有機金属試薬の付加反応(藤岡)SBOs-316
●準備学習
・アルデヒドとケトンの合成法(ついて復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
ケト-エノール互変異性(藤岡)SBOs-267
●準備学習
・アルコールや有機金属試薬の付加反応ついて復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
アルドール縮合(藤岡)SBOs-316
●準備学習
・ケト-エノール互変異性について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
NMR スペクトルの概要と測定法(石津)SBOs-276
●準備学習
・アルドール縮合について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
有機化合物中の代表的水素原子の化学シフト値(石津)SBOs-277~280
●準備学習
・NMR スペクトルの概要と測定法について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
1HNMR のシグナルのカップリングとスピン結合定数(石津)SBOs-281~283
●準備学習
・有機化合物中の代表的水素原子の化学シフト値について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
13CNMR の測定により得られる情報(石津)SBOs-284,285
●準備学習
・1HNMR のシグナルのカップリングとスピン結合定数について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
IR スペクトルの概要と測定法(石津)SBOs-286,287
●準備学習
・13CNMR の測定により得られる情報について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
マススペクトルの概要と測定法(石津)SBOs-289~295
― 177 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
機器分析学
第12 回
鶴田 泰人・小嶋 英二朗
①
2P(H27~)
●準備教育と復習
・教科書(p-171~177)をよく読んでおくこと。講義後は再度確認する
こと。関連する演習問題を解くこと。
まとめ(小嶋英二朗)
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
■授業のねらい・概要■
複数回の試験により評価する。
化学物質(医薬品を含む)を適切に分析できるようになるために、物質の定性、定量に関
する基本的事項、特に、機器を用いる分析法の原理とその応用に関する基本的事項を修得
する。(C2(4))
■使用テキスト■
■授業(学修)の到達目標■
1 紫外可視吸光度測定法の原理および応用例を説明できる。
2 蛍光光度法の原理および応用例を説明できる。
3 原子吸光光度法、誘導結合プラズマ(ICP)発光分光分析法およびICP質量分析法の原理
および応用例を説明できる。
4 赤外吸収(IR)スペクトル測定法の原理および応用例を説明できる。
5 熱重量測定法の原理を説明できる。
6 示差熱分析法および示差走査熱量測定法について説明できる。
7 旋光度測定法(旋光分散)の原理および応用例を説明できる。
8 核磁気共鳴(NMR)スペクトル測定法の原理および応用例を説明できる。
9 質量分析法の原理および応用例を説明できる。
10 X線結晶解析の原理および応用例を概説できる。
11 粉末X線回折測定法の原理と利用法について概説できる。
『薬学領域の機器分析学 第2版』 財津潔、鶴田泰人編 廣川書店 平成25年
978-4-567-25543-1
■参考書■
『第16改正日本薬局方解説書』 廣川書店 2011 978-4-567-01522-6
『演習で理解する薬学の分析化学』 山口政俊、鶴田泰人、能田均(編) 廣川書店 平成22
年度 978-4-567-25670-4
■履修しておくことが望ましい科目等■
物質の構造と放射線(2 年生)、実習Ⅱ(2年生)と関連します。
3 年生の「薬局方収載の試験法」につながります。
■準備学修等の指示■
教科書をよく読むこと。配布するプリントの内容を理解しておくこと。講義の前後で、「演習で
理解する薬学の分析化学」の演習問題を解いて理解を深めること。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
紫外可視吸光度測定法(原理)(鶴田泰人) SBOs-193
●準備教育と復習
・教科書(p-6~9)をよく読んでおくこと。講義後は再度確認すること。
関連する演習問題を解くこと。
紫外可視吸光度測定法(応用)(鶴田泰人) SBOs-193
●準備教育と復習
・教科書(p-6~20)をよく読んでおくこと。講義後は再度確認すること。
関連する演習問題を解くこと。
蛍光光度法(鶴田泰人) SBOs-194
●準備教育と復習
・教科書(p-26~38)をよく読んでおくこと。講義後は再度確認するこ
と。関連する演習問題を解くこと。
原子吸光光度法(鶴田泰人) SBOs-196
●準備教育と復習
・教科書(p-49~61)をよく読んでおくこと。講義後は再度確認するこ
と。関連する演習問題を解くこと。
誘導結合プラズマ(ICP)発光分光分析法(鶴田泰人) SBOs-196
●準備教育と復習
・教科書(p-63~74)をよく読んでおくこと。講義後は再度確認するこ
と。関連する演習問題を解くこと。
赤外・ラマン分光スペクトル測定法(鶴田泰人) SBOs-195
●準備教育と復習
・教科書(p-76~92)をよく読んでおくこと。講義後は再度確認するこ
と。関連する演習問題を解くこと。
熱分析(鶴田泰人) SBOs-203,204
●準備教育と復習
・教科書(p-244~250)をよく読んでおくこと。講義後は再度確認する
こと。関連する演習問題を解くこと。
旋光度測定法(旋光分散)円偏光二色性測定法(小嶋英二朗) SBOs-197
●準備教育と復習
・教科書(p-152~168)をよく読んでおくこと。講義後は再度確認する
こと。関連する演習問題を解くこと。
核磁気共鳴スペクトル測定法(小嶋英二朗) SBOs-199
●準備教育と復習
・教科書(p-98~118)をよく読んでおくこと。講義後は再度確認するこ
と。関連する演習問題を解くこと。
質量分析法(小嶋英二朗) SBOs-200
●準備教育と復習
・教科書(p-119~133)をよく読んでおくこと。講義後は再度確認する
こと。関連する演習問題を解くこと。
X 線結晶解析(小嶋英二朗) SBOs-201,202
― 178 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
薬になる動植鉱物
Pharmacognosy
岡村 信幸・髙山 健人
①
2P(H27~)
薬になる動植鉱物
Pharmacognosy
岡村 信幸・髙山 健人
△1
2P(~H26)
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
薬として用いられる植物・動物・鉱物由来の生薬の基本的性質を理解するために、それら
の基原、特色、臨床応用などについての基本的知識を修得する。【C5(1)、(2)、E5(1)】
薬として用いられる植物・動物・鉱物由来の生薬の基本的性質を理解するために、それら
の基原、特色、臨床応用などについての基本的知識を修得する。【C5(1)、(2)、E5(1)】
■授業(学修)の到達目標■
■授業(学修)の到達目標■
1
2
3
4
1
2
3
4
代表的な生薬を列挙し、その特徴を概説できる。
代表的な生薬の基原植物、薬用部位、薬効、主成分などを説明できる。
抗癌剤や鎮痛剤などの重要な医薬品原料となる生薬を列挙できる。
代表的な生薬の同定と品質評価法について概説できる。
代表的な生薬を列挙し、その特徴を概説できる。
代表的な生薬の基原植物、薬用部位、薬効、主成分などを説明できる。
抗癌剤や鎮痛剤などの重要な医薬品原料となる生薬を列挙できる。
代表的な生薬の同定と品質評価法について概説できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■履修しておくことが望ましい科目等■
漢方医学概説、漢方薬物治療
漢方医学概説、漢方薬物治療
■準備学修等の指示■
■準備学修等の指示■
毎回授業の最初に小テストを実施しますので、前回の講義の要点を復習しておくこと。
毎回授業の最初に小テストを実施しますので、前回の講義の要点を復習しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
生薬ならびに基原植物 (岡村)
SBOs-315、317、319、320、322、323、325、326、868、アド 108、110、
111
[準備学習]生薬と漢方薬の違いを確認する。
アルカロイド含有生薬について[1]-アヘンなど (岡村)
SBOs-315、318、319、320、321、325、331、アド 108、109、110、111
[準備学習]生薬に関する基本事項を確認する。
アルカロイド含有生薬について[2]-オウレンなど (岡村)
SBOs-315、319、320、321、325、331、アド 108、109、110,111
[準備学習]アルカロイド含有生薬を確認する。
アルカロイド含有生薬について[3]-ロートコンなど (岡村)
SBOs-315、319、320、321、325、331、アド 108、109、110、111
[準備学習]アルカロイド含有生薬を確認する。
アルカロイド含有生薬について[4]-マオウなど (岡村)
SBOs-315、319、320、321、325、331、アド 108、109、110、111
[準備学習]アルカロイド含有生薬を確認する。
アルカロイド含有生薬について[5]-ブシなど (岡村)
SBOs-315、319、320、321、325、331、アド 108、109、110、111
[準備学習]アルカロイド含有生薬を確認する。
精油含有生薬 (高山)
SBOs-315、319、320、322、325、326、329、330、アド 108、110、111
[準備学習]アルカロイド含有生薬を確認する。
イソプレノイド含有生薬 (高山)
SBOs-315、319、320、322、325、330、アド 108、110、111
[準備学習]精油含有生薬を確認する。
サポニン含有生薬 (高山)
SBOs-315、319、320、322、325、330、アド 108、110、111
[準備学習]イソプレノイド含有生薬を確認する。
強心配糖体・強心ステロイド含有生薬 (高山)
SBOs-315、319、320、321、322、325、330、アド 108、110、111
[準備学習]サポニン含有生薬を確認する。
苦味配糖体・青酸配糖体・アントラキノン誘導体含有生薬 (高山)
SBOs-315、319、320、321、322、325、329、アド 108、110、111
[準備学習]強心配糖体・強心ステロイド含有生薬を確認する。
タンニン・フラボノイド・フェノール性化合物含有生薬 (高山)
SBOs-315、319、320、322、325、329、アド 108、110、111
[準備学習]苦味配糖体・青酸配糖体・アントラキノン誘導体含有生薬を確認す
る。
多糖類含有生薬・動物・鉱物生薬 (高山)
SBOs-315、319、320、322、325、328、アド 108、110、111
[準備学習]タンニン・フラボノイド・フェノール性化合物含有生薬を確認する。
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
生薬ならびに基原植物 (岡村)
SBOs-315、317、319、320、322、323、325、326、868、アド 108、110、
111
[準備学習]生薬と漢方薬の違いを確認する。
アルカロイド含有生薬について[1]-アヘンなど (岡村)
SBOs-315、318、319、320、321、325、331、アド 108、109、110、111
[準備学習]生薬に関する基本事項を確認する。
アルカロイド含有生薬について[2]-オウレンなど (岡村)
SBOs-315、319、320、321、325、331、アド 108、109、110,111
[準備学習]アルカロイド含有生薬を確認する。
アルカロイド含有生薬について[3]-ロートコンなど (岡村)
SBOs-315、319、320、321、325、331、アド 108、109、110、111
[準備学習]アルカロイド含有生薬を確認する。
アルカロイド含有生薬について[4]-マオウなど (岡村)
SBOs-315、319、320、321、325、331、アド 108、109、110、111
[準備学習]アルカロイド含有生薬を確認する。
アルカロイド含有生薬について[5]-ブシなど (岡村)
SBOs-315、319、320、321、325、331、アド 108、109、110、111
[準備学習]アルカロイド含有生薬を確認する。
精油含有生薬 (高山)
SBOs-315、319、320、322、325、326、329、330、アド 108、110、111
[準備学習]アルカロイド含有生薬を確認する。
イソプレノイド含有生薬 (高山)
SBOs-315、319、320、322、325、330、アド 108、110、111
[準備学習]精油含有生薬を確認する。
サポニン含有生薬 (高山)
SBOs-315、319、320、322、325、330、アド 108、110、111
[準備学習]イソプレノイド含有生薬を確認する。
強心配糖体・強心ステロイド含有生薬 (高山)
SBOs-315、319、320、321、322、325、330、アド 108、110、111
[準備学習]サポニン含有生薬を確認する。
苦味配糖体・青酸配糖体・アントラキノン誘導体含有生薬 (高山)
SBOs-315、319、320、321、322、325、329、アド 108、110、111
[準備学習]強心配糖体・強心ステロイド含有生薬を確認する。
タンニン・フラボノイド・フェノール性化合物含有生薬 (高山)
SBOs-315、319、320、322、325、329、アド 108、110、111
[準備学習]苦味配糖体・青酸配糖体・アントラキノン誘導体含有生薬を確認す
る。
多糖類含有生薬・動物・鉱物生薬 (高山)
SBOs-315、319、320、322、325、328、アド 108、110、111
[準備学習]タンニン・フラボノイド・フェノール性化合物含有生薬を確認する。
■定期試験■
■定期試験■
実施する
実施する
■成績評価の方法■
■成績評価の方法■
中間試験・期末試験で評価する。
中間試験・期末試験で評価する。
■使用テキスト■
■使用テキスト■
『薬学生・薬剤師のための知っておきたい生薬100第2版』 日本薬学会編 東京化学同人
2012 979-4-8079-0791-5
『薬学生・薬剤師のための知っておきたい生薬100第2版』 日本薬学会編 東京化学同人
2012 979-4-8079-0791-5
■参考書■
■参考書■
― 179 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
薬の効くメカニズム
第11 回
田村 豊
①
2P(H27~)
第12 回
■授業のねらい・概要■
生体内における薬物の動きと作用に関する基本的知識を習得し、薬物の作用(薬効)の発現
と消失や副作用発現の仕組み、ならびに薬物併用による効果について理解できる能力を養
う。【E1(1)】【E4(1)】
■授業(学修)の到達目標■
【薬の種類とメカニズム】
1.細胞膜受容体の種類と細胞内情報伝達系について説明できる。
2.薬物の用量と作用の関係を説明できる(含:副作用・有害作用)。
3.アゴニストとアンタゴニストについて説明できる。
4 薬物作用に影響を及ぼす因子について説明できる。。
5.代表的な薬物相互作用の機序について説明できる。
6.薬物依存性について具体例を挙げて説明できる。
【薬の動態】
1.薬物の体内動態(吸収、分布、代謝、排泄)と薬効発現の関わりについて説明できる。
2.薬物の代表的な投与方法(剤形、投与経路)を列挙し、その意義を説明できる。
3.経口投与された製剤が吸収されるまでに受ける変化(崩壊、分散、溶解など)を説明でき
る。
4.薬物の生体内分布における循環系の重要性を説明できる。
5.生体内の薬物の主要な排泄経路を、例を挙げて説明できる。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
原則、中間試験(50%)と定期試験(50%)により評価する。
ただし、学修状況により追加試験の結果を総括評価に加えることもある。
■使用テキスト■
『薬が見える vol.1』 メディックメディア 2014 978-4-89632-549-2
■参考書■
■履修しておくことが望ましい科目等■
人体の成り立ちと機能Ⅰ、人体の成り立ちと機能Ⅱ、生体機能調節Ⅰ
■準備学修等の指示■
人体の成り立ちと機能Ⅰ、人体の成り立ちと機能Ⅱ、生体機能調節Ⅰの内容を復習しておく
こと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
●準備学習:
・教科書および配付資料の該当箇所を予習しておく。
薬物代謝酵素の分子種と酵素阻害、酵素誘導のメカニズムを説明できる。ま
た、プロドラッグと活性代謝物について、例を挙げて説明できる。
SBOs831,832,833
●準備学習:
・教科書および配付資料の該当箇所を予習しておく。
薬物の排泄機構(尿中排泄、胆汁排泄)のメカニズムを具体例を挙げて説明で
きる。SBOs834,835,836,837,838
●準備学習:
・教科書および配付資料の該当箇所を予習しておく。
薬物の作用点(受容体、酵素、イオンチャネル、トランスポーター)とイオンチャ
ネル内蔵型受容体を介する細胞内情報伝達について説明できる。
SBOs388,569
●準備学習:
・教科書および配付資料の該当箇所を予習しておく。
G タンパク質共役型受容体の種類と細胞内情報伝達経路について説明でき
る。SBOs389,391
●準備学習:
・教科書および配付資料の該当箇所を予習しておく。
細胞内(核内)受容体を介する細胞内情報伝達について説明できる。
SBOs390,392
●準備学習:
・教科書および配付資料の該当箇所を予習しておく。
薬物の種類と用量-作用関係について説明できる。SBOs567,568
●準備学習:
・教科書および配付資料の該当箇所を予習しておく。
代表的な受容体が活性化あるいは抑制された場合の生理反応を細胞内情報
伝達経路に基づいて説明できる。SBOs570,571
●準備学習:
・教科書および配付資料の該当箇所を予習しておく。
薬物の体内動態の概要と薬物相互作用について説明できる。
SBOs572,573,574
●準備学習:
・教科書および配付資料の該当箇所を予習しておく。
薬物依存、耐性、副作用、毒性、有害事象について説明できる。
SBOs575,591,592
●準備学習:
・教科書および配付資料の該当箇所を予習しておく。
血液障害・電解質異常、肝障害、腎障害、消化器障害、循環器障害、精神障
害、皮膚障害、呼吸器障害、薬物アレルギー(ショックを
●準備学習:
・教科書および配付資料の該当箇所を予習しておく。含む)、代謝障害呈する
代表的な副作用疾患について、推定される原因医薬品、身体所見、検査所見
および対処方法を説明できる。また代表的な薬害と薬物乱用について説明で
きる。SBOs593,594
経口および非経口投与された薬物の吸収について、影響を及ぼす因子を含め
て説明できる。SBOs818,819,820,821,822
●準備学習:
・教科書および配付資料の該当箇所を予習しておく。
薬物代謝の第Ⅰ相反応(酸化・還元・加水分解)、第Ⅱ相反応(抱合)を具体例
を挙げて説明できる。SBOs829,830
― 180 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
第10 回
薬の作用と生体内運命
General principles of pharmacodynamics and
pharmacokinetics
田村 豊
①
2P(~H26)
第11 回
第12 回
■授業のねらい・概要■
生体内における薬物の動きと作用に関する基本的知識を習得し、薬物の作用(薬効)の発現
と消失や副作用発現の仕組み、ならびに薬物併用による効果について理解できる能力を養
う。【C13(1)】【C17(2)】
■定期試験■
実施する
■授業(学修)の到達目標■
【薬の作用】
1.薬物の用量と作用の関係を説明できる(含:副作用・有害作用)。
2.アゴニストとアンタゴニストについて説明できる。
3.薬効に個人差が生じる要因を列挙できる。
4.代表的な薬物相互作用の機序について説明できる。
5.薬物依存性について具体例を挙げて説明できる。
【薬の運命】
1.薬物の体内動態(吸収、分布、代謝、排泄)と薬効発現の関わりについて説明できる。
2.薬物の代表的な投与方法(剤形、投与経路)を列挙し、その意義を説明できる。
3.経口投与された製剤が吸収されるまでに受ける変化(崩壊、分散、溶解など)を説明でき
る。
4.薬物の生体内分布における循環系の重要性を説明できる。
5.生体内の薬物の主要な排泄経路を、例を挙げて説明できる。
■成績評価の方法■
原則、中間試験(50%)と定期試験(50%)で評価する。
ただし、学修状況により追試験の評価を総括評価に加える場合もある。
■使用テキスト■
『薬が見える vol.1』 メディックメディア 2014 978-4-89632-549-2
■参考書■
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬学の基礎としての生物、人体の構造と機能Ⅰ、人体の構造と機能Ⅱ、生命体の基本単位
としての細胞、生命活動を担うタンパク質、生理活性分子とシグナル分子、生体機能調節、
漢方薬物Ⅰ、漢方薬物Ⅱ
■準備学修等の指示■
1 年次科目、「人体の構造と機能Ⅰ」、「人体の構造と機能Ⅱ」、「生体機能調節Ⅰ」の内容を
よく理解しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
・教科書および配付資料の該当箇所を予習しておく。
薬物相互作用-1:薬物相互作用の種類とそれぞれの機序。SBOs-728、
SBOs-730、SBOs-731、SBOs-732、SBOs-733、SBOs-734
●準備学習:
・教科書および配付資料の該当箇所を予習しておく。
薬物相互作用-2:薬物相互作用の実際(相互作用を起こす薬物の実際)。
SBOs-728、SBOs-730、SBOs-731、SBOs-732、SBOs-733、SBOs-734
●準備学習:
・教科書および配付資料の該当箇所を予習しておく。
薬の副作用-1:薬物の主作用と副作用(有害作用)、毒性発現のしくみ、薬物
アレルギー、薬物依存と耐性。BOs-729、SBOs-735、SBOs-736
●準備学習:
・教科書および配付資料の該当箇所を予習しておく。
薬物作用の基本:薬とは何か、促進と抑制、直接作用と間接作用、局所作用と
全身作用、主作用と副作用、選択的作用と一般作用。SBOs-722、
SBOs-723、SBOs-724、SBOs-725、SBOs-726、SBOs-735、SBOs-736
●準備学習:
・教科書および配付資料の該当箇所を予習しておく。
用量反応関係:薬物受容体、アゴニストとアンタゴニスト、用量反応曲線、
ED50、LD50、安全域(治療係数)、用量効力、最大効力、受容体親和性。
SBOs-722、SBOs-723、SBOs-724、SBOs-725、SBOs-726、SBOs-1061
●準備学習:
・教科書および配付資料の該当箇所を予習しておく。
薬物の作用機序-1:化学的機序、物理化学的機序、生化学的機序、生体内情
報伝達系を介する機序。SBOs-722、SBOs-723、SBOs-724、SBOs-725、
SBOs-726
●準備学習:
・教科書および配付資料の該当箇所を予習しておく。
薬物の作用機序-2:化学的拮抗、機能的拮抗、薬理学的拮抗、競合拮抗、非
競合拮抗。SBOs-722、SBOs-723、SBOs-724、SBOs-725、SBOs-726
●準備学習:
・教科書および配付資料の該当箇所を予習しておく。
薬の運命-1:薬物の体内動態(吸収、分布、代謝、排泄)と薬効発現。
SBOs-730、SBOs-731、SBOs-732、SBOs-733、SBOs-734
●準備学習:
・教科書および配付資料の該当箇所を予習しておく。
薬の運命-2:薬物の代表的な投与方法(剤形、投与経路)とその意義。
SBOs-730、SBOs-731、SBOs-732、SBOs-733、SBOs-734
●準備学習:
・教科書および配付資料の該当箇所を予習しておく。
薬の運命-3:経口投与された製剤が吸収されるまでに受ける変化(崩壊、分
散、溶解など)。SBOs-730、SBOs-731、SBOs-732、SBOs-733、
SBOs-734
●準備学習:
・教科書および配付資料の該当箇所を予習しておく。
薬の運命-4:薬物の生体内分布と循環系、生体内の薬物の主要な排泄経路。
SBOs-730、SBOs-731、SBOs-732、SBOs-733、SBOs-734
●準備学習:
・教科書および配付資料の該当箇所を予習しておく。
薬効に影響を与える因子:環境因子・心理因子、病態因子・遺伝的因子。
SBOs-727、SBOs-730、SBOs-731、SBOs-732、SBOs-733、SBOs-734
●準備学習:
― 181 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
■参考書■
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
『Essential 細胞生物学』 中村桂子・松原謙一監訳 南江堂 2011 年
978-524-26214-4
『薬学のための分子生物学』 金田典雄・伊藤進編集 廣川書店 2014 年
978-4-567-44120-9
ゲノム情報と創薬
道原 明宏・松岡 浩史
①
2P(H27~)
■授業のねらい・概要■
遺伝情報・遺伝子工学技術に関する基本的知識、技能、態度を修得するとともに、医学・薬
学分野でのその活用方法について学習する。【C9-(6)】
■授業(学修)の到達目標■
1 遺伝子の基本的性質・構造・種類について説明できる。
2 遺伝情報の保存と流れ(セントラルドグマ)と DNA の複製過程について説明できる。
3 遺伝子の転写制御とタンパク質の翻訳過程について説明できる。
4 DNA の変異と修復について説明できる。
5 遺伝子工学技術(遺伝子クローニング、PCR、組み換えタンパク質発現法など)につい
て説明できる。
6 遺伝子改変動物(遺伝子導入・欠損動物、クローン動物、遺伝子組み換え植物など)に
ついて説明できる。
7 組み換え体医薬品の特色・有効性・安全性について概説できる。
8 遺伝子治療・移植医療の原理・方法、および倫理的問題点を概説できる。
9 移植医療(培養組織、血液幹細胞、ES 細胞、iPS 細胞)について概説できる。
10 遺伝子多型と遺伝子疾患、およびがん遺伝子と抑制遺伝子について概説できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
「生命情報を担う遺伝子」
■準備学修等の指示■
「生命情報を担う遺伝子」を復習する。 特に、DNA→RNA→タンパク質の遺伝情報の流れを
十分に理解しておく。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
遺伝子の基本的性質と複製・転写制御・翻訳・変異の修復(道原)
SBOs-347, 360, 361, 362, 363, 364, 365, 366, 367,368, 369, 370, 371
●準備学習 : 「生命情報を担う遺伝子」を復習する。
組換え DNA の実験指針と遺伝子クローニング(道原)
SBOs-363, 366, 368, 369, 370, 371, 372
●準備学習 : 配布プリントの該当事項を予習する。
遺伝子ライブラリーの構築(道原)
SBOs-372
●準備学習 :配布プリントの該当事項を予習する。
PCR による遺伝子増幅(道原)
SBOs-372
●準備学習 : 配布プリントの該当事項を予習する。
組み換えタンパク質発現法(道原)
SBOs-363, 366, 368, 369, 370, 371, 372
●準備学習 : 配布プリントの該当事項を予習する。
遺伝子構造の解析法(松岡)
SBOs-372
●準備学習 : 配布プリントの該当事項を予習する。
遺伝子機能の解析法(松岡)
SBOs-363, 366, 368, 369, 370, 371, 372
●準備学習 : 配布プリントの該当事項を予習する。
遺伝子改変動物の作製(松岡)
SBOs-363, 366, 368, 369, 370, 371, 373
●準備学習 : 配布プリントの該当事項を予習する。
バイオインフォマティクスと遺伝子工学技術の医療への応用(松岡)
SBOs-731, 732, 733, 734, 735
●準備学習 : 配布プリントの該当事項を予習する。
遺伝子多型と遺伝子疾患(松岡)
SBOs-399, 400, 401, 402
●準備学習 : 配布プリントの該当事項を予習する。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
中間試験(50%)と期末試験(50%)の結果を基本とし、総合的に評価する。
■使用テキスト■
『配布プリント』
『ベーシックマスター分子生物学(改訂2 版)』 東中川徹ほか オーム社 2013 年
4-274-21468-4
― 182 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
■使用テキスト■
授業科目
英 文 名
■参考書■
担当教員
単 位 数
対象学生
血液・造血器系疾患の薬・病態・治療
Sanguineous and Hematinic Disease and Drug
Therapeutics
西尾 廣昭・藤井 清香
①
2P(H27~)
『薬理学』 金子周司(編) 化学同人 2009 ISBN978-4-7598-1266-4
『薬物治療学』 平井みどり、三木知博(編) 化学同人 2009 ISBN978-4-7598-1269-5
■授業のねらい・概要■
適切な薬物療法に貢献できるようになるために、代表的な血液・造血器系疾患の病態生
理、症状を理解すると共に、これらの疾患の治療薬とその作用機序、使用上の注意について
の理解を深める。【C13(3), C14(1),(2),(5)】
■授業(学修)の到達目標■
1.血液・造血器における代表的な疾患を挙げることができる。
2.貧血の病態生理、および代表的治療薬の薬理作用、主な副作用について説明できる。
3.白血病の病態生理、および代表的治療薬の薬理作用、主な副作用について説明でき
る。
4.播種性血管内凝固症候群(DIC)の病態生理、および代表的治療薬の薬理作用、主な副
作用について説明できる。
5.血友病、悪性リンパ腫、紫斑病、白血球減少症、血栓・塞栓などの疾患について概説でき
る。
■履修しておくことが望ましい科目等■
生体機能調節、生理活性分子とシグナル分子
■準備学修等の指示■
「生体機能調節・循環系の調節機構」での学習内容を充分に理解し、復習しておくことが望ま
しい。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
血液・造血器系疾患と薬物治療の概説 (西尾) SBOs-849
●準備学習
・血液・造血器系に関する解剖生理学的基礎事項を予習する。
貧血の病態生理 (西尾) SBOs-850
●準備学習
・血液・造血器系に関する解剖生理学的基礎事項を予習する。
貧血の治療薬 (西尾) SBOs-772
●準備学習
・血液・造血器系に関する病態生理学的基礎事項を復習する。
血栓・塞栓症の病態生理 (西尾) SBOs-853
●準備学習
・血液凝固・線溶系に関する解剖生理学的基礎事項を予習する。
血栓・塞栓症の治療薬 (西尾) SBOs-771
●準備学習
・血液凝固・線溶系に関する病態生理学的基礎事項を復習する。
播種性血管内凝固症候群の病態生理 (西尾) SBOs-852
●準備学習
・血液凝固・線溶系に関する解剖生理学的基礎事項を予習する。
播種性血管内凝固症候群の治療薬 (西尾) SBOs-770,771
●準備学習
・血液凝固・線溶系に関する病態生理学的基礎事項を復習する。
血友病、紫斑病の病態生理、治療薬 (西尾) SBOs-770,853
●準備学習
・血液凝固・止血系に関する解剖生理学的基礎事項を予習する。
白血球減少症・白血球増加症の病態生理 (藤井) SBOs-851,853
●準備学習
・血液・造血器系に関する解剖生理学的基礎事項を予習する。
骨髄性白血病の病態生理 (藤井) SBOs-851
●準備学習
・血液・造血器系に関する解剖生理学的基礎事項を予習する。
リンパ性白血病の病態生理 (藤井) SBOs-851
●準備学習
・血液・造血器系に関する解剖生理学的基礎事項を予習する。
悪性リンパ腫の病態生理 (藤井) SBOs-853
●準備学習
・血液・造血器系に関する解剖生理学的基礎事項を予習する。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
臨時試験並びに定期試験の成績によって評価する。評価は、臨時試験50%、定期試験50%
とする。
― 183 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第12 回
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
コミュニケーション
Communication
井上 裕文 他
△2
2P(~H26)
第13 回
第14 回
第15 回
■授業のねらい・概要■
医療の担い手の一員である薬学専門家として、患者、他の医療従事者、地域社会との信頼
関係を確立できるようになるために、相手の心理、立場、環境を理解するための基本的知識、
技能、態度を修得する。幼児・高齢者との交流を通してコミュニケーション能力を培うと同時
に、他者に対する自己の役立ち感に気づいて、自己肯定感・自尊感情を育んでホスピタリテ
ィを培う。【A(3)】
●準備学習
・全8回の交流学習を振り返り、自分の出来たこと、頑張った自分、新たに発見
した自分などについてまとめる。
■定期試験■
実施しない
■授業(学修)の到達目標■
1 言語的および非言語的コミュニケーションの方法を概説できる。
2 意思、情報の伝達に必要な要素を列挙できる。
3 相手の立場、文化、習慣などによって、コミュニケーションのあり方が異なることを例示で
きる。
4 対人関係に影響を及ぼす心理的要因を概説できる。
5 相手の心理状態とその変化に配慮し、適切に対応する。
6 対立意見を尊重し、協力してよりよい解決法を見出すことができる。
7 自分の特徴を知ることによって、自己を表現することができる。
8 相手の気持ちを理解する「話の聴き方」をすることができる。
9 自分が他者に対して役立っていることを実感することができる。
10 今の自分を認めて受容し、自分を大切にすることができる。
11 ハンディキャップ体験を通じて他者への心配りを体験することができる。
■成績評価の方法■
態度、日誌、振り返りなどで評価する。
■使用テキスト■
■参考書■
『ヒューマニズム・薬学入門』 日本薬学会編 東京化学同人 2005
978-4-8079-1450-0
■履修しておくことが望ましい科目等■
1年生:薬学入門Ⅰ・Ⅱ(教養ゼミ)、教養講座、
3年生:生命倫理、医療コミュニケーション
に関連している
■準備学修等の指示■
ホスピタリティーについて考えましょう。自分の役立ち感を体験しましょう。他者とのコミュニケ
ーションが上手くいかなかったと思っても焦らず、他の仲間や教員とも相談し次への対応策
を考えるようしましょう。日誌には、その日に体験したことをポジティブな観点から考えてでき
るだけ多く書くように努めてください。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
幼児・高齢者との交流学習(6)(各施設担当教員) SBOs-23、24
●準備学習
・前回の交流学習を振り返り、目標を立てる。
幼児・高齢者との交流学習(7)(各施設担当教員) SBOs-23、24
●準備学習
・前回の交流学習を振り返り、目標を立てる。
幼児・高齢者との交流学習(8)(各施設担当教員) SBOs-23、24
●準備学習
・前回の交流学習を振り返り、目標を立てる。
施設ごとの交流学習のまとめ(担当全教員)
コミュニケーションと交流学習のオリエンテーション(担当全教員)SBOs-20、
21、22a、22b
●準備学習
・コミュニケーションやホスピタリティーについて自分の考えをまとめる。
・幼児または高齢者施設のどちらで交流学習を行うか考えておく。
ハンディキャップ体験実施(ブラインドウォーク)(担当全教員) SBOs-29
●準備学習
・ハンディキャップ体験での注意点や心構えについて自分の考えをまとめる。
ハンディキャップ体験の振り返り(担当全教員) SBOs-29
●準備学習
・ハンディキャップ体験を行って感じたことついて自分の考えをまとめる。
気づきの体験学習1 交流分析(菅) SBOs-20、21、22a、22b
●準備学習
・前回の授業で得た体験をまとめておく。
・コミュニケーション能力やホスピタリティーについて自分の考えをまとめる。
気づきの体験学習2 人間関係(菅) SBOs-20、21、22a、22b
●準備学習
・前回の授業で得た体験をまとめておく。
・コミュニケーション能力やホスピタリティーについて自分の考えをまとめる。
交流学習施設ごとオリエンテーション(担当全教員)
●準備学習
・前回の授業で得た体験をまとめる。
・交流学習での注意点や心構えについて自分の考えをまとめる。
幼児・高齢者との交流学習(1)(各施設担当教員) SBOs-23、24
●準備学習
・どのようなパートナーとどのように接したいかをまとめて目標を立てる。
幼児・高齢者との交流学習(2)(各施設担当教員) SBOs-23、24
●準備学習
・前回の交流学習を振り返り、目標を立てる。
幼児・高齢者との交流学習(3)(各施設担当教員) SBOs-23、24
●準備学習
・前回の交流学習を振り返り、目標を立てる。
幼児・高齢者との交流学習(4)(各施設担当教員) SBOs-23、24
●準備学習
・前回の交流学習を振り返り、目標を立てる。
幼児・高齢者との交流学習(5)(各施設担当教員) SBOs-23、24
●準備学習
・前回の交流学習を振り返り、目標を立てる。
― 184 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
コミュニケーション交流学習
第11 回
井上 裕文 他
②
2P(H27~)
第12 回
第13 回
■授業のねらい・概要■
医療の担い手の一員である薬学専門家として、患者、他の医療従事者、地域社会との信頼
関係を確立できるようになるために、相手の心理、立場、環境を理解するための基本的知識、
技能、態度を修得する。幼児・高齢者との交流を通してコミュニケーション能力を培うと同時
に、他者に対する自己の役立ち感に気づいて、自己肯定感・自尊感情を育んでホスピタリテ
ィを培う。【A】
第14 回
第15 回
■授業(学修)の到達目標■
1 意思、情報の伝達に必要な要素について説明できる。
2 言語的及び非言語的コミュニケーションについて説明できる。
3 相手の立場、文化、習慣等によって、コミュニケーションの在り方が異なることを例を挙げ
て説明できる。
4 対人関係に影響を及ぼす心理的要因について概説できる。
5 相手の心理状態とその変化に配慮し、対応する。
6 自分の心理状態を意識して、他者と接することができる。
7 適切な聴き方、質問を通じて相手の考えや感情を理解するように努める。
8 適切な手段により自分の考えや感情を相手に伝えることができる。
9 他者の意見を尊重し、協力してよりよい解決法を見出すことができる。
10 自分の特徴を知ることによって、自己を表現することができる。
11 自分が他者に対して役立っていることを実感することができる。
12 今の自分を認めて受容し、自分を大切にすることができる。
13 ハンディキャップ体験を通じて、他者の心身の状態に配慮した行動を体験する。
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
態度、日誌、振り返りなどで評価する。
■使用テキスト■
■参考書■
『薬学総論 Ⅰ.薬剤師としての基本事項』 日本薬学会編 東京化学同人 2015
978-4-8079-1700-6
『ヒューマニズム・薬学入門』 日本薬学会編 東京化学同人 2005
978-4-8079-1450-0
■履修しておくことが望ましい科目等■
1年生:薬学入門Ⅰ・Ⅱ(教養ゼミ)、教養講座、
3年生:生命倫理、患者の視点に立った行動 に関連している
■準備学修等の指示■
ホスピタリティーについて考えましょう。
自分の役立ち感を体験しましょう。
他者とのコミュニケーションが上手くいかなかったと思っても焦らず、他の仲間や教員とも相
談し次への対応策を考えるようしましょう。
日誌には、その日に体験したことをポジティブな観点から考えてできるだけ多く書くように努
めてください。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
●準備学習
・前回の交流学習を振り返り、目標を立てる。
幼児・高齢者との交流学習(5)(各施設担当教員) SBOs-45~49
●準備学習
・前回の交流学習を振り返り、目標を立てる。
幼児・高齢者との交流学習(6)(各施設担当教員) SBOs-45~49
●準備学習
・前回の交流学習を振り返り、目標を立てる。
幼児・高齢者との交流学習(7)(各施設担当教員) SBOs-45~49
●準備学習
・前回の交流学習を振り返り、目標を立てる。
幼児・高齢者との交流学習(8)(各施設担当教員) SBOs-45~49
●準備学習
・前回の交流学習を振り返り、目標を立てる。
施設ごとの交流学習のまとめ(担当全教員)
●準備学習
・全8回の交流学習を振り返り、自分の出来たこと、頑張った自分、新たに発見
した自分などについてまとめる。
コミュニケーションと交流学習のオリエンテーション(担当全教員)SBOs-41~
44
●準備学習
・コミュニケーションやホスピタリティーについて自分の考えをまとめる。
・幼児または高齢者施設のどちらで交流学習を行うか考えておく。
ハンディキャップ体験実施(ブラインドウォーク)(担当全教員) SBOs-45、
46、48、51
●準備学習
・ハンディキャップ体験での注意点や心構えについて自分の考えをまとめる。
ハンディキャップ体験の振り返り(担当全教員) SBOs-45、46、48、51
●準備学習
・ハンディキャップ体験を行って感じたことついて自分の考えをまとめる。
気づきの体験学習1 交流分析(菅) SBOs-41~44
●準備学習
・前回の授業で得た体験をまとめておく。
・コミュニケーション能力やホスピタリティーについて自分の考えをまとめる。
気づきの体験学習2 人間関係(菅) SBOs-41~44
●準備学習
・前回の授業で得た体験をまとめておく。
・コミュニケーション能力やホスピタリティーについて自分の考えをまとめる。
交流学習施設ごとオリエンテーション(担当全教員) SBOs-41~44
●準備学習
・前回の授業で得た体験をまとめる。
・交流学習での注意点や心構えについて自分の考えをまとめる。
幼児・高齢者との交流学習(1)(各施設担当教員) SBOs-45~49
●準備学習
・どのようなパートナーとどのように接したいかをまとめて目標を立てる。
幼児・高齢者との交流学習(2)(各施設担当教員) SBOs-45~49
●準備学習
・前回の交流学習を振り返り、目標を立てる。
幼児・高齢者との交流学習(3)(各施設担当教員) SBOs-45~49
●準備学習
・前回の交流学習を振り返り、目標を立てる。
幼児・高齢者との交流学習(4)(各施設担当教員) SBOs-45~49
― 185 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
細胞を構成する分子
Cell-constituting molecules
森田 哲生・本屋敷 敏雄
△1
2P(~H26)
■授業のねらい・概要■
生命の活動単位としての細胞の成り立ちを分子レベルで理解するために、その構成分子の
構造、生合成、性状、機能に関する基本知識を修得し、それらを取り扱うための基本知識を
身につける。【C8(3).C9(1).(3).(4).(5)】
■授業(学修)の到達目標■
栄養成分とその消化と吸収および血糖の調節、肺や気管支の機能と構造ガス交換、筋収縮
の機構ならびに主要なホルモンの産生臓器や生理作用および分泌調節機構を説明でき
る。
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬学の基礎としての生物、生命体の基本単位としての細胞。
■準備学修等の指示■
1年次の生物系化学系科目の基礎を十分復習すること。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
糖質の消化と吸収(森田)SBOs-437,510
○準備学習:・本教科の基礎となる該当事項を1 年次薬学の基礎としての生物
などで復習しておくこと。・テキストの該当事項を予習する。
脂質・タンパク質の消化と吸収(森田)SBOs-437,510
○準備学習:・前回の該当事項を復習するとともに、テキストの該当事項を予
習する。・栄養素による消化酵素の差異を確認する。
呼吸の生化学(本屋敷)SBOs-432
○準備学習:・前回の該当事項を復習するとともに、テキストの該当事項を予
習する。・呼吸性アシドーシスやアルカローシスを確認する。
ヘム蛋白質の生化学(本屋敷)SBOs-432
○準備学習:・前回の該当事項を復習するとともに、テキストの該当事項を予
習する。・ヘムの合成及び分解系を確認する。
筋収縮機構の生化学(本屋敷)SBOs-428
○準備学習:・前回の該当事項を復習するとともに、テキストの該当事項を予
習する。・筋タンパク質の役割を確認する。
筋収縮のエネルギー(本屋敷)SBOs-428
○準備学習:・前回の該当事項を復習するとともに、テキストの該当事項を予
習する。・クレアチンリン酸の合成と分解を確認する。
ホルモン作用機構(森田)SBOs-429
○準備学習:・前回の該当事項を復習するとともに、テキストの該当事項を予
習する。・恒常性を保つホルモンの概要を確認する。
ペプチドホルモン各論(森田)SBOs-529
○準備学習:・前回の該当事項を復習するとともに、テキストの該当事項を予
習する。・インスリンなどペプチドホルモンとその受容体を確認する。
アミノ酸誘導体ホルモン各論(森田)SBOs-530
○準備学習:・前回の該当事項を復習するとともに、テキストの該当事項を予
習する。・T3やT4などのホルモンとその受容体を確認する。
ステロイドホルモン各論(森田)SBOs-531
○準備学習:・前回の該当事項を復習するとともに、テキストの該当事項を予
習する。・ステロイドホルモンの合成系とその受容体を確認する。
ホルモンの相互作用(森田)SBOs-429,430
○準備学習:・前回の該当事項を復習するとともに、テキストの該当事項を予
習する。・ホルモンのフィードバック調節を確認する。
ホルモンのまとめ (森田)SBOs-532
○準備学習:・これまでの該当事項を復習する。・各ホルモンの分泌調節を確
認する。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
臨時試験並びに定期試験の成績によって評価する。
■使用テキスト■
『生命活動と生化学への展開』 森田哲生著 京都廣川書店 978-4-901789-28-8
『薬学領域の生化学』 伊東晃編集 廣川書店 978-4-567-24411-4
■参考書■
― 186 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
実習Ⅱ
ExperimentⅡ
冨田 久夫 他
③
2P(~H26)
第3 回
第4 回
■授業のねらい・概要■
○有機化学系実習 (担当者:藤岡晴人・石津隆・町支臣成・堤広之)
薬学における「有機化学入門」、「物質の基本概念」、「有機化合物の骨格と性質」、「官能
基の性質・反応・合成」、「ターゲット分子の合成」、「生体分子・医薬品を化学で理解する」で
学ぶ基本的知識、専門的知識を実践の場で総合的に理解することが本実習の目的である。
1年次実習Ⅰ(有機化学)で基本的操作はすでに十分理解していることを前提とする。本実
習では局方収載医薬品の確認についても行う。更に、この実習の中で、有機化合物の構造
解析、同定に有効な手段となる機器(IR、NMR、UV、Mass スペクトル)の測定、解説の演習も
行っていく。【C4 (1)・(3)・(4)・ C5 (1)・(2)】
○分析化学系実習(担当者:鶴田泰人・小嶋英二朗・井上裕文)
試料中に存在する物質の濃度を正確に知るために、代表的な医薬品,その他の化学物質
の容量分析法による定量法の基本的知識と技能を修得する。【C2(1),(2)、F(4)】
○物理化学系実習(担当者:冨田久夫・秦季之)
分子間相互作用中の電荷移動相互作用、電荷移動錯体の生成、熱力学的パラメータ、溶液
中での物質の性質、状態および相互変換過程を解析できるようになるために、各種の化学
平衡に関する基本的な知識と測定の基本的技術を修得する。
実習項目としては、『電荷移動錯体』、『医薬品の油水分配』を行う。【C1(1),(2),(3),C2
(1)】
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
■授業(学修)の到達目標■
○有機化学系実習
1 代表的な官能基の定性試験を実施できる。
2 官能基の性質を利用した分離精製を実施できる。
3 代表的な官能基選択的反応を列挙し、その機構と応用例について説明できる。
4 代表的な官能基を他の官能基に変換できる。
5 課題として与えられた化合物の合成法を立案できる。
6 課題として与えられた医薬品を合成できる。
7 反応廃液を適切に処理する。
8 代表的化合物の部分構造を 1HNMR から決定できる。
9 IR スペクトル上の基本的な官能基の特性吸収を列挙し、帰属することができる。
10 代表的な機器分析法を用いて、基本的な化合物の構造決定ができる。
○分析化学系実習
1 溶液の濃度計算と調製ができる。
2 代表的な化学変化を化学量論的にとらえ、その量的関係を計算できる。
3 溶液のpH を計算できる。
4 中和滴定の原理、操作法および応用例を説明できる。
5 実験値を用いた計算ができる。
6 身近な医薬品を日本薬局方などを用いて調べる。
7 日本薬局方収載の代表的な医薬品の容量分析を実施できる。
○物理化学系実習
1 電荷移動について例を挙げて説明できる。
2 代表的な物理変化、化学変化に伴うエンタルピー変化を説明し、計算できる。
3 自由エネルギーについて説明できる。
4 代表的な物理変化、化学変化に伴うエントロピー変化を説明し、計算できる。
5 自由エネルギーと平衡定数の温度依存性(van't Hoff の式)について説明できる。
6 物質の溶解平衡について説明できる。
7 代表的な物理平衡を観測し、平衡定数を求めることができる。
8 溶液の水素イオン濃度(pH)を測定できる。
9 化学物質のpH による分子形、イオン形の変化を説明できる。
10 分配平衡について説明できる。
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
第16 回
第17 回
■履修しておくことが望ましい科目等■
有機化学入門A(B)、物質の基本概念A(B)、有機化合物の骨格と性質、官能基の性質・反
応・合成、実習Ⅰ、官能基と構造解析、化学平衡、化学物質の検出と定量、薬学の基礎とし
ての数学・統計A(B)、薬学の基礎としての物理、物質の状態Ⅰ
第18 回
第19 回
■準備学修等の指示■
・有機化学系実習: 実習は予習が大切です。翌日の実習の下調べをして実習に臨むとより
理解が深まります。
・分析化学系実習: 化学平衡、化学物質の検出と定量の内容を復習しておくこと。
・物理化学系実習: 実習書の内容を把握し理解した上で実習に臨むこと。関数電卓を使い
こなせるようにしておくこと。
第20 回
第21 回
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
構造解析のための各種スペクトルの演習・NMR(藤岡・石津・町支・堤)
SBOs-276-283
●準備学習
・NMR について予習しておく。
構造解析のための各種スペクトルの演習・IR・MS(藤岡・石津・町支・堤)
SBOs-275,286,287,300, 289-295
第22 回
第23 回
― 187 ―
●準備学習
・IR・MS について予習しておく。
医薬品の合成①:N-アセチルトルイジンの合成(藤岡・石津・町支・堤)
SBOs-257,312,321,322,323
●準備学習
・N-アセチルトルイジンの合成について予習しておく。
医薬品の合成②:N-アセトアミド安息香酸の合成(藤岡・石津・町支・堤)
SBOs-257,312,321,322,323
●準備学習
・N-アセトアミド安息香酸の合成について予習しておく。
医薬品の合成③:P-アミノ安息香酸の合成(藤岡・石津・町支・堤)
SBOs-257,312,321,322,323
●準備学習
・P-アミノ安息香酸の合成について予習しておく。
医薬品の合成④:P-アミノ安息香酸エチルの合成(藤岡・石津・町支・堤)
SBOs-257,312,321,322,323
●準備学習
・P-アミノ安息香酸エチルの合成について予習しておく。
医薬品の合成⑤:P-アミノ安息香酸エチルの精製(藤岡・石津・町支・堤)
SBOs-257,312,321,322,323
●準備学習
・P-アミノ安息香酸エチルの精製について予習しておく。
日本薬局方医薬品の確認試験①:アミノ安息香酸エチル・アセタゾラミドノ安息
香酸エチル・アセタゾラミド(藤岡・石津・町支・堤)SBOs-256
●準備学習
・アミノ安息香酸エチル・アセタゾラミドノ安息香酸エチル・アセタゾラミドの
確認試験について予習しておく。
芳香族求電子置換反応および芳香族求電子置換反応の復習講義(藤岡・石
津・町支・堤)SBOs-248-252
●準備学習
・芳香族求電子置換反応および芳香族求電子置換反応について予習して
おく。
日本薬局方医薬品の確認試験②:アンチピリン・エタクリン酸(藤岡・石津・町
支・堤)SBOs-256
●準備学習
・アンチピリン・エタクリン酸の確認試験について予習しておく。
付加反応と縮合反応について実習講義(藤岡・石津・町支・堤)SBOs-210
●準備学習
・付加反応と縮合反応について予習しておく。
日本薬局方医薬品の確認試験③:フェニルブタゾン、転位反応について実習
講義(藤岡・石津・町支・堤)SBOs-210,256
●準備学習
・フェニルブタゾンの確認試験、転位反応について予習しておく。
日本薬局方医薬品の確認試験④:ケトプロフェン・トラネキサム酸(藤岡・石津・
町支・堤)SBOs-256
●準備学習
・ケトプロフェン・トラネキサム酸の確認試験について予習しておく。
カルボニル基の性質について実習講義(藤岡・石津・町支・堤)SBOs-267
●準備学習
・カルボニル基の性質について予習しておく。
有機化学系実習のまとめ(藤岡・石津・町支・堤)
●準備学習
・前回までの実習内容を復習しておく。
容量分析の実習講義,0.5mol/L HCl 標準液の標定(鶴田・小嶋・井上)
SBOs-151, 156, 1519, 1521
●準備学習
・0.5mol/L HCl 標準液の標定について予習しておく。
容量分析の実習講義,0.5mol/L NaOH 標準液の標定および実習準備(鶴田・
小嶋・井上)SBOs-151, 156, 1519, 1521
●準備学習
・0.5mol/L NaOH 標準液の標定について予習しておく。
0.5mol/L HCl 標準液の調製(鶴田・小嶋・井上)SBOs-1519
●準備学習
・0.5mol/L HCl 標準液の調製について予習しておく。
0.5mol/L NaOH 標準液の調製(鶴田・小嶋・井上)SBOs-1519
●準備学習
・0.5mol/L NaOH 標準液の調製について予習しておく。
0.5mol/L HCl 標準液の標定,直接法(鶴田・小嶋・井上)SBOs-151, 156,
1521
●準備学習
・0.5mol/L HCl 標準液の標定,直接法について予習しておく。
0.5mol/L NaOH 標準液の標定,直接法(鶴田・小嶋・井上)SBOs-151, 156,
1521
●準備学習
・0.5mol/L NaOH 標準液の標定,直接法について予習しておく。
0.5mol/L NaOH 標準液の標定,間接法(鶴田・小嶋・井上)SBOs-151, 156,
1521
●準備学習
・0.5mol/L NaOH 標準液の標定,間接法について予習しておく。
容量分析の実習講義,NaOH,Na2CO3 の定量(鶴田・小嶋・井上)SBOs-151,
156, 162, 1521
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第24 回
第25 回
第26 回
第27 回
第28 回
第29 回
第30 回
第31 回
第32 回
第33 回
第34 回
第35 回
第36 回
第37 回
第38 回
第39 回
第40 回
第41 回
第42 回
第43 回
第44 回
第45 回
●準備学習
・NaOH,Na2CO3 の定量について予習しておく。
容量分析の実習講義,酢酸,アスピリンの定量(鶴田・小嶋・井上)SBOs-138,
151, 156, 162, 1521
●準備学習
・酢酸,アスピリンの定量について予習しておく。
NaOH,Na2CO3 の定量(鶴田・小嶋・井上)SBOs-151, 156, 162, 1521
●準備学習
・NaOH,Na2CO3 の定量について確認する。
酢酸の定量(鶴田・小嶋・井上)SBOs-138, 151, 156, 162, 1521
●準備学習
・酢酸の定量について確認する。
アスピリンの定量(鶴田・小嶋・井上)SBOs-52, 151, 156, 162, 1521
●準備学習
・アスピリンの定量について確認する。
容量分析の復習講義,標定(鶴田・小嶋・井上)
●準備学習
・前回までの実習内容を復習しておく。
容量分析の復習講義,定量(鶴田・小嶋・井上)
●準備学習
・前回までの実習内容を復習しておく。
分析化学系実習のまとめ(鶴田・小嶋・井上)
●準備学習
・前回までの実習内容を復習しておく。
電荷移動についての実習講義(秦)
SBOs-66,72,90,91,92,93,94,95,96,97,98,184
●準備学習
・電荷移動について予習しておく。
標準試料溶液の調製(秦)SBOs-66,72,90,91,92,93,94,95,96,97,98,184
●準備学習
・標準試料溶液の調製について予習しておく。
電荷移動スペクトルの測定(秦)SBOs-66,72,90,91,92,93,94,95,96,97,98,184
●準備学習
・電荷移動スペクトルの測定について予習しておく。
電荷移動スペクトルのデータ整理(秦)
SBOs-66,72,90,91,92,93,94,95,96,97,98,184
●準備学習
・電荷移動スペクトルのデータの解析法について予習しておく。
電荷移動スペクトルの演習(秦)SBOs-66,72,90,91,92,93,94,95,96,97,98,184
●準備学習
・電荷移動スペクトルについて予習しておく。
復習講義(秦)SBOs-66,72,90,91,92,93,94,95,96,97,98,184
●準備学習
・前回までの実習内容を復習しておく。
口頭試問(秦)SBOs-66,72,90,91,92,93,94,95,96,97,98,184
●準備学習
・前回までの実習内容を復習しておく。
緩衝液の調製(冨田) SBOs-105,109,136,137,140,141,146
●準備学習
・緩衝液について予習しておく。
緩衝液の調製(冨田) SBOs-105,109,136,137,140,141,146
●準備学習
・緩衝液について予習しておく。
緩衝液の pH 測定(冨田) SBOs-105,109,136,137,140,141,146
●準備学習
・pH 測定について予習しておく。
吸光度法による安息香酸の定量(冨田)
SBOs-105,109,136,137,140,141,146
●準備学習
・ 吸光度法による安息香酸の定量について予習しておく。
安息香酸の油水分配実験(冨田) SBOs-105,109,136,137,140,141,146
●準備学習
・油水分配実験について予習しておく。
データ整理と解析(冨田) SBOs-105,109,136,137,140,141,146
●準備学習
・検量線,回帰直線式について予習しておく。
実験結果発表および演習(冨田) SBOs-105,109,136,137,140,141,146
●準備学習
・前回までの実習内容を復習しておく。
物理化学系実習のまとめ(冨田・秦)
SBOs-66,72,90,91,92,93,94,95,96,97,98,105,109,136,137,140,141,146,18
4
●準備学習
・前回までの実習内容を復習しておく。
■使用テキスト■
■参考書■
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
試験、レポート、口頭試問、実習態度を総合して評価する。
― 188 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
各回の授業内容に該当する実習書の範囲を読んでおくこと。
〇分析化学系実習
各回の授業内容に該当する実習書の範囲を読んでおくこと。
〇物理化学系実習
実習書の内容を把握し理解した上で実習に望むこと。
関数電卓を使いこなせるようにしておくこと。
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
実習Ⅱ
ExperimentⅡ
町支 臣成 他
③
2P(H27~)
■回数ごとの授業内容■
第1 回
■授業のねらい・概要■
○有機化学系・天然物系実習
薬学における「有機化学入門」、「物質の基本概念」、「基礎有機化学Ⅰ」、「基礎有機化学
Ⅱ」、「有機化学Ⅰ」、「有機化学Ⅱ」「ターゲット分子の合成」「天然物化学」「薬物の宝庫とし
ての天然物」で学ぶ基本的知識、専門的知識を実践の場で総合的に理解することが本実習
の目的である。本実習では局方収載医薬品の確認についても行う。更に、この実習の中で、
有機化合物の構造解析、同定に有効な手段となる機器(IR スペクトル)の測定、演習も行っ
ていく。【C3 (1)・(2) ・(3)・(4)・ C4 (1)・(2)】
代表的な医薬品の合成とその際得られる官能基の性質を利用した分離精製を通して、基
本的技能の修得と有機化学物質(医薬品および生体物質を含む)の基本的な性質を理解す
る。【C3 (1)・(2) ・(3)・(4)・ C4 (1)・(2)】
天然生物活性物質の抽出および分離精製を実施し、代表的な天然物の抽出法・分離精製
法を習得する。【C5 (1)・(2)】
〇分析化学系実習
代表的な医薬品、その他の試料中に存在する物質の濃度を正確に知るために、液体クロ
マトグラフィー及び紫外可視吸光度測定法による分析法の基本的知識と技能を修得する。
【C2(3),(4)】
〇物理化学系実習
物質の変換過程を理解するために、反応速度論に関する基本的な知識と技能を修得する。
【C1(3) ,C2(1),C2(2)】
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
■授業(学修)の到達目標■
○有機化学系・天然物系実習
1 代表的な官能基の定性試験を実施できる。
2 代表的な官能基を他の官能基に変換できる。
3 代表的な官能基選択的反応を列挙し、その機構と応用例について説明できる。
4 官能基の性質を利用した分離精製を実施できる。
5 課題として与えられた化合物の合成法を立案できる。
6 課題として与えられた医薬品を合成できる。
7 反応廃液を適切に処理する。
8 IR スペクトル上の基本的な官能基の特性吸収を列挙し、帰属することができる。
9 代表的な機器分析法を用いて、基本的な化合物の構造決定ができる。
10 天然物から生物活性物質の代表的な抽出法を説明し、実施することができる。
11 天然生物活性物質の代表的な分離精製法を説明し、実施することができる。
〇分析化学系実習
1 溶液の濃度計算と調製ができる。
2 紫外可視吸光度測定法の原理および応用例を説明できる。
3 分光分析法を用いて、日本薬局方収載の代表的な医薬品の分析を実施できる。
4 分光分析法を用いて、日本薬局方収載の代表的な医薬品の確認試験を実施できる。
5 液体クロマトグラフィーの特徴と代表的な検出法を説明できる。
6 クロマトグラフィーを用いて、日本薬局方収載の代表的な医薬品を定性・定量できる。
7 測定値を適切に取り扱うことができる。
8 分析法のバリデーションについて説明できる。
9 日本薬局方の意義と構成について説明できる。
10 実験の実施において、安全性・協調性などの事項に配慮できる。
11 実験成果を報告書としてまとめることができる。
〇物理化学系実習
1 分析に用いる器具を正しく使用できる。
2 測定値を適切に取り扱うことができる。
3 溶液の pH を測定できる。
4 緩衝作用や緩衝液について説明できる。
5 反応次数と速度定数について説明できる。
6 微分型速度式を積分型速度式に変換できる。
7 代表的な反応次数の決定法を列挙し、説明できる。
8 代表的な(擬)一次反応分解反応の反応速度を測定し、速度定数を求めることができる。
9 反応速度と温度との関係を説明できる。
10 代表的な触媒反応(酸・塩基触媒反応)について説明できる。
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
■履修しておくことが望ましい科目等■
○有機化学系・天然物系実習
物質の基本概念A、基礎有機化学Ⅰ、基礎有機化学Ⅱ、漢方薬物治療、漢方医学概説
〇分析化学系実習
基礎分析化学A・B、機器分析学、分析技術の臨床応用。3 年次の薬局方収載の試験法、
応用分析科学に繋がる。
〇物理化学系実習
薬学の基礎としての数学A、物理へのファーストステップ、物質のエネルギー、基礎分析
化学A
第15 回
■準備学修等の指示■
第17 回
〇有機化学系・天然物系実習
各回の実習書の範囲を読み理解して望むこと。
〇分析化学系実習
第16 回
― 189 ―
有機化合物に関連する文献検索の仕方について(藤岡・石津・町支・堤)
SBOs-248
●準備学習
・有機化学化合物の物性等を調べるには、どのような方法があるのか予習
しておく。
有機化学実験を安全に行うために・実験器具の取り扱い方(藤岡・石津・町支・
堤) SBOs-248
●準備学習
・どのような実験器具があり、その取り扱い方ついて予習しておく
有機化学実験の基本操作:ガラス細工(藤岡・石津・町支・堤)SBOs-248
●準備学習
・ガラス細工について予習しておく。
官能基の性質を利用した分離操作:薄層クロマトグラフィーの基本操作(藤岡・
石津・町支・堤)SBOs-248
●準備学習
・薄層クロマトグラフィーの基本操作について予習しておく。
官能基の性質を利用した分離操作:抽出分離の基本操作1(藤岡・石津・町支・
堤)SBOs-248
●準備学習
・抽出分離(酸性・中性・塩基性物質の分離)について予習しておく。
官能基の性質を利用した分離操作:抽出分離の基本操作2(藤岡・石津・町支・
堤)SBOs-248
●準備学習
・抽出分離(強酸性・弱酸性物質の分離)について予習しておく。
官能基の性質を利用した分離操作:ろ過の基本操作(藤岡・石津・町支・堤)
SBOs-248
●準備学習
・自然ろ過および吸引ろ過の操作法について予習しておく。
医薬品の合成①:N-アセチルトルイジンの合成(藤岡・石津・町支・堤)
SBOs-248,265,267,271,272
●準備学習
・アミノ基とアミドの性質と再結晶および吸引ろ過の操作法について予習して
おく。
医薬品の合成②:N-アセトアミド安息香酸の合成(藤岡・石津・町支・堤)
SBOs-248,265,267,271,272
●準備学習
・酸化反応、カルボキシ基の性質、その性質を利用した分離精製法ついて
予習しておく
医薬品の合成③:P-アミノ安息香酸の合成(藤岡・石津・町支・堤)
SBOs-248,265,267,271,272
●準備学習
・アミドの加水分解、アミノ基、カルボキシ基の性質を利用した分離精製法
の操作について予習しておく。
医薬品の合成④:P-アミノ安息香酸エチルの合成(藤岡・石津・町支・堤)S
SBOs-248,265,267,271,272
●準備学習
・エステル化反応、エステルの性質と抽出分離について予習しておく。
医薬品の合成⑤:P-アミノ安息香酸エチルの精製(藤岡・石津・町支・堤)
SBOs-248,265,267,271,272
●準備学習
・再結晶、自然ろ過および吸引ろ過の操作法について予習しておく。
日本薬局方医薬品の確認試験:P-アミノ安息香酸エチル(藤岡・石津・町支・
堤)SBOs-248,265,267,271,272
●準備学習
・日本薬局方医薬品の確認試験について予習しておく。
医薬品の構造解析と実習のまとめ(藤岡・石津・町支・堤)
SBOs-248,265,267,271,272
●準備学習
・各種スペクトルの解析方法について予習しておく。有機化学系実習の内容
について復習する。
天然生物活性物質の抽出・分離精製①:カイカの水抽出(前原)
SBOs-334
●準備学習
・天然生物活性物質の代表的な抽出法、分離精製法について予習する。
天然生物活性物質の抽出・分離精製②:カイカの水抽出エキスからルチンの
分離精製(前原)
SBOs-334
●準備学習
・実習テキストを予習する。
天然生物活性物質の抽出・分離精製③:ルチンの加水分解および分離精製
(前原)
SBOs-334
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第18 回
第19 回
第20 回
第21 回
第22 回
第23 回
第24 回
第25 回
第26 回
第27 回
第28 回
第29 回
第30 回
第31 回
第32 回
第33 回
第34 回
第35 回
第36 回
●準備学習
・実習テキストを予習する。
天然生物活性物質の抽出・分離精製④:非糖部(アグリコン)および糖の精製・
同定(前原)
SBOs-334
●準備学習
・実習テキストを予習する。
液体クロマトグラフィーの実習講義および実習準備(鶴田, 小嶋, 井上)
SBOs-88, 207, 209
●準備学習
・実習書の該当箇所を予習しておく
液体クロマトグラフィー(1),HPLC の装置概略と基本操作(鶴田, 小嶋, 井上)
SBOs-88, 207, 209
●準備学習
・実習書の該当箇所を予習しておく
液体クロマトグラフィー(2),医薬品標準品の分析とデータ処理(鶴田, 小嶋,
井上)SBOs-88, 174, 175, 207, 209
●準備学習
・実習書の該当箇所を予習しておく
液体クロマトグラフィー(3),検量線の作成(鶴田, 小嶋, 井上)SBOs-88, 174,
175, 207, 209
●準備学習
・実習書の該当箇所を予習しておく
液体クロマトグラフィー(4),製剤中医薬品の定量(鶴田, 小嶋, 井上)
SBOs-88, 174, 175, 207, 209
●準備学習
・実習書の該当箇所を予習しておく
液体クロマトグラフィー(5),製剤中医薬品の定量とバリデーション(鶴田, 小嶋,
井上)SBOs-88, 174, 175, 207, 209
●準備学習
・実習書の該当箇所を予習しておく
紫外可視吸光度測定法の実習講義および実習準備(鶴田, 小嶋, 井上)
SBOs-88, 185, 193, 198
●準備学習
・実習書の該当箇所を予習しておく
紫外可視吸光度測定法(1),吸光光度法の原理と基本操作(鶴田, 小嶋, 井
上)SBOs-88, 193, 198
●準備学習
・実習書の該当箇所を予習しておく
紫外可視吸光度測定法(2),医薬品標準品の分析(吸収スペクトル)(鶴田,
小嶋, 井上)SBOs-88, 174, 175, 193, 198
●準備学習
・実習書の該当箇所を予習しておく
紫外可視吸光度測定法(3),医薬品標準品の分析(検量線)(鶴田, 小嶋, 井
上)SBOs-88, 174, 175, 193, 198
●準備学習
・実習書の該当箇所を予習しておく
紫外可視吸光度測定法(4),医薬品の確認試験(鶴田, 小嶋, 井上)
SBOs-88, 174, 185, 193, 198
●準備学習
・実習書の該当箇所を予習しておく
紫外可視吸光度測定法(5),医薬品の定量(鶴田, 小嶋, 井上)SBOs-88,
174, 193, 198
●準備学習
・実習書の該当箇所を予習しておく
反応速度に関する実習講義(冨田, 秦)SBOs-166,167,168,169,171,172
●準備学習
・薬学の基礎としての数学Aの復習(指数・対数)および実習書を予習する。
溶液の調製と pH 測定(冨田,秦)SBOs-173,178
●準備学習
・濃度計算および緩衝液に関する基本的事項を復習する。
アスピリンの加水分解速度実験(1)溶液pH の影響(冨田, 秦)
SBOs-172,173,174
●準備学習
・実習書の該当部分について予習する。
アスピリンの加水分解速度実験(2)温度の影響(冨田, 秦)
SBOs-171,173,174
●準備学習
・実習書の該当部分について予習する。
データ解析と結果のグループ発表(冨田, 秦)SBOs-168,169,171,172
●準備学習
・関数電卓を用いて回帰分析ができるように予習する。
反応速度に関する演習と実習のまとめ(冨田, 秦)
SBOs-166,167,168,169,171,172
●準備学習
・物理化学系実習の内容について復習する。
■成績評価の方法■
試験、レポート、口頭試問、実習態度を総合して評価する。
■使用テキスト■
『配付の実習書』
■参考書■
『薬学領域の機器分析学』 財津潔・鶴田泰人編集 廣川書店 978-4-567-25542-4
『演習で理解する分析化学』 山口政俊・鶴田泰人・能田均編集 廣川書店
978-4-567-25670-4
■定期試験■
実施しない
― 190 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
漢方生薬系実習
漢方薬物Ⅰ・Ⅱ、薬になる動植鉱物 の復習
物理化学系実習
実習書の内容を把握し理解した上で実習に望むこと。
関数電卓を使いこなせるようにしておくこと。
天然物化学系実習
実習ⅠおよびⅡの有機化学の基本操作の復習、および天然物化学の復習
分析化学系実習
化学平衡、化学物質の検出と定量、化学物質の分析・臨床応用、生体中の金属・分子を分
析する方法の内容を復習をしておく
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
実習Ⅲ
ExperimentⅢ
井上 裕文 他
④
2P(~H26)
■授業のねらい・概要■
漢方生薬系実習 (担当者:岡村信幸)
現代医療で使用される生薬・漢方薬について理解するために、代表的な生薬の基原、性
状、含有成分、品質評価、臨床応用及び漢方医学の考え方、代表的な漢方処方の適用につ
いての基本的知識と技能を修得する。【C7(1)、(3)】
■回数ごとの授業内容■
第1 回
物理化学系実習(担当者:冨田久夫、秦季之)
物質を構成する基本単位である原子および分子の性質を理解するために、化学結合や分
子間相互作用に関する基本的知識と技能を修得する。また、物質の変換過程を速度論的に
理解するために、溶解速度論、化学反応速度論、およびこれら速度に影響を与える諸因子
に関する基本的な知識と技能を修得する。【C1(1) ,(4)】
第2 回
天然物化学系実習 (担当者:大橋一慶、新任教員)
天然薬物からの植物第二次代謝産物の抽出法、分離・精製法、及び化学構造解析に関す
る技能・知識を習得する。【C7 (2)】
第4 回
第3 回
第5 回
分析化学系実習(担当者:鶴田泰人、小嶋英二朗、井上裕文)
代表的な医薬品、その他の試料中に存在する物質の濃度を正確に知るために、液体クロ
マトグラフィー及び吸光光度法による定量法の基本的知識と技能を修得する。【C2(2),
(3)】
第6 回
■授業(学修)の到達目標■
第7 回
漢方生薬系実習
1 代表的な薬用植物の形態を観察する。
2 代表的な生薬を鑑別できる。
3 代表的な生薬の確認試験を実施できる。
4 漢方医学の特徴について概説できる。
5 代表的な漢方処方の適応症と配合生薬を説明できる。
6 漢方処方に配合されている代表的な生薬を例示し、その有効成分を説明できる。
7 漢方エキス製剤の特徴を煎液と比較して列挙できる。
第8 回
第9 回
第10 回
物理化学系実習
1 分子の極性および双極子モーメントについて概説できる。
2 周期表に基づいて原子の諸性質(イオン化エネルギー、電気陰性度など)を説明でき
る。
3 双極子間相互作用について例を挙げて説明できる。
4 分散力について例を挙げて説明できる。
5 固体薬品の代表的な溶解速度実験法を説明し、実施できる。
6 溶解速度に及ぼす温度、溶液撹拌速度等の要因について説明できる。
7 微分型速度式を積分型速度式に変換できる。
8 代表的な擬一次反応分解反応の反応速度を測定し、速度定数を求めることができる。
9 Arrhenius の式を適用して、活性化エネルギーおよび頻度因子を求めることができる。
天然物化学系実習
1 植物第二次代謝産物の抽出法について説明できる。
2 植物第二次代謝産物の分離・精製法について説明できる。
3 植物第二次代謝産物の化学構造解析法について説明できる。
4 天然有機化合物の立体化学について概説できる。
5 発酵による有用物質の生産について概説でできる。
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
第16 回
分析化学系実習
1 溶液の濃度計算と調製ができる。
2 身近な医薬品を日本薬局方などを用いて調べる。
3 紫外可視吸光度測定法の原理を説明し、生体分子の解析への応用例について説明でき
る。
4 クロマトグラフィーで用いられる代表的な検出法と装置を説明できる。
5 液体クロマトグラフィーを用いて代表的な医薬品(化学物質)を分析できる。
6 代表的な生体試料について,目的に即した前処理と適切な取り扱いができる。
7 臨床分析の分野で用いられている代表的な分析法の原理を説明し,実地できる。
8 実験値を用いた計算および統計処理ができる。
9 医薬品分析法のバリデーションについて説明できる。
10 臨床分析における精度管理および標準物質の意義を説明できる。
第17 回
第18 回
第19 回
第20 回
第21 回
■履修しておくことが望ましい科目等■
漢方生薬系実習: 漢方薬物Ⅰ・Ⅱ、薬になる動植鉱物
物理化学系実習: 薬学の基礎としての数学・統計A、薬学の基礎としての物理、物質の状
態I、物質の構造I
天然物化学系実習: 漢方薬物Ⅰ・Ⅱ、薬になる動植鉱物、天然物化学
分析化学系実習: 化学平衡、化学物質の検出と定量、化学物質の分析・臨床応用、生体中
の金属・分子を分析する方法。 3年次開講の「薬局方収載の試験法」に繋がる。
第22 回
第23 回
■準備学修等の指示■
― 191 ―
漢方生薬系第1回
実習講義(岡村)
漢方生薬系第2回
漢方薬物治療演習(スモールグループディスカッション:SGD-1)(岡村)
SBOs-386,387,388,389,390, 393,394
漢方生薬系第3回
薬局製剤(煎剤の調製)(岡村)
SBOs-386,388,390,391,392,393
漢方生薬系第4回
薬局製剤(丸剤・散剤の調製)(岡村)
SBOs-386,388,390,391,393
漢方生薬系第5回
薬局製剤(軟膏剤の調製)(岡村)
SBOs-386,388,390,391,393
漢方生薬系第6回
漢方薬製剤(ゼリー剤の調製)(岡村)
SBOs-386,388,390
漢方生薬系第7回
漢方薬製剤(坐剤の調製)(岡村)
SBOs-386,388,390
漢方生薬系第8回
漢方薬鑑定(生薬鑑別)(岡村)
SBOs-360,363,374
漢方生薬系第9回
生薬鑑定(形態観察)(岡村)
SBOs-356,359,360,361,362,374
漢方生薬系第10 回
生薬鑑定(確認試験)(岡村)
SBOs-356,363,364,373,374,375
漢方生薬系第11 回
漢方薬物治療演習(SGD-2)(岡村)
SBOs-386,387,388,389,390, 393,394
漢方生薬系第12 回
漢方薬物治療演習(SGD-3)(岡村)
SBOs-386,387,388,389,390, 393,394
漢方生薬系第13 回
漢方薬物治療演習(発表準備)(岡村)
SBOs-386,387,388,389,390, 393,394
漢方生薬系第14 回
漢方薬物治療演習(発表)(岡村)
SBOs-386,387,388,389,390, 393,394
漢方生薬系第15 回
漢方薬物治療演習(討議)(岡村)
SBOs-386,387,388,389,390, 393,394
物理化学系第1回
双極子モーメントについての実習講義(秦)
SBOs-61,62,63,64,71,1516
物理化学系第2回
試料溶液の調製(秦)
SBOs-61,62,63,64,71,1516
物理化学系第3回
双極子モーメントの測定(1) 誘電率(秦)
SBOs-61,62,63,64,71,1516
物理化学系第4回
双極子モーメントの測定(2) 密度(秦)
SBOs-61,62,63,64,71,1516
物理化学系第5回
双極子モーメントの測定(3) 屈折率(秦)
SBOs-61,62,63,64,71,1516
物理化学系第6回
データ整理(秦)
SBOs-61,62,63,64,71,1516
物理化学系第7回
双極子モーメントの復習講義(秦)
SBOs-61,62,63,64,71,1516
物理化学系第8回
溶解度、溶解速度、反応速度に関する実習講義(冨田)
SBOs-105,124,125,126,128,133,1015
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第24 回
第25 回
第26 回
第27 回
第28 回
第29 回
第30 回
第31 回
第32 回
第33 回
第34 回
第35 回
第36 回
第37 回
第38 回
第39 回
第40 回
第41 回
第42 回
第43 回
第44 回
第45 回
第46 回
第47 回
第48 回
第49 回
第50 回
物理化学系第9回
複合体形成によるパラベンの溶解度増加実験(冨田)
SBOs-105,133,1012,1015
物理化学系第10 回
溶解度データの解析およびレポート作成(冨田)
SBOs-109
物理化学系第11 回
テオフィリンの溶解速度実験(冨田)
SBOs-133
物理化学系第12 回
溶解速度データの解析およびレポート作成(冨田)
SBOs-133
物理化学系第13 回
アスピリンの加水分解反応速度実験(冨田)
SBOs-124,126, 137
物理化学系第14 回
反応速度データの解析およびレポート作成(冨田)
SBOs-124,126,128,137
物理化学系第15 回
物理化学系総合演習(冨田、秦)
SBOs-61,62,63,64,71,105,109,124,125,126,128,133,137,1015,1516
天然物化学系第1回
天然物化学実習概説(大橋、新任教員)
SBOs-369
天然物化学系第2回
天然薬物の抽出操作(大橋、新任教員)
SBOs-381
天然物化学系第3回
分離精製操作(大橋、新任教員)
SBOs-381
天然物化学系第4回
誘導体の合成・酸加水分解(大橋、新任教員)
SBOs-382
天然物化学系第5回
非糖部(アグリコン)の精製(大橋、新任教員)
SBOs-382
天然物化学系第6回
糖の同定(大橋、新任教員)
SBOs-382
天然物化学系第7回
誘導体の合成・アセチル化(大橋、新任教員)
SBOs-382
天然物化学系第9回
誘導体の定性反応試験(大橋、新任教員)
SBOs-382
天然物化学系第9回
誘導体の定性反応試験(大橋、新任教員)
SBOs-382
天然物化学系第10 回
誘導体の同定(大橋、新任教員)
SBOs-382
天然物化学系第11 回
化学構造解析(大橋、新任教員)
SBOs-382
天然物化学系第12 回
機器分析演習(大橋、新任教員)
SBOs-382
天然物化学系第13 回
立体化学演習(大橋、新任教員)
SBOs-382
天然物化学系第14 回
発酵による有用物質の生産(大橋、新任教員)
SBOs-385
天然物化学系第15 回
天然物化学総合演習(大橋、新任教員)
SBOs-381, 382
分析化学系第1回
液体クロマトグラフィーの実習講義および実習準備(鶴田, 小嶋, 井上)
SBOs-152, 166, 167
分析化学系第2回
液体クロマトグラフィー(1),HPLC の装置概略と基本操作(鶴田, 小嶋, 井上)
SBOs-166, 167, 1519
分析化学系第3回
液体クロマトグラフィー(2),HPLC のデータ処理(鶴田, 小嶋, 井上)
SBOs-151,167, 1519
分析化学系第4回
液体クロマトグラフィー(3),医薬品標準品の定量(鶴田, 小嶋, 井上)
SBOs-52, 151,167, 1519
分析化学系第5回
液体クロマトグラフィー(4),検量線の作成(鶴田, 小嶋, 井上)
SBOs-151, 152, 167, 1519
第51 回
第52 回
第53 回
第53 回
第54 回
第55 回
第56 回
第57 回
第58 回
第59 回
第60 回
分析化学系第6回
液体クロマトグラフィー(5),製剤中医薬品の定量(鶴田, 小嶋, 井上)
SBOs-151,167, 1519
分析化学系第7回
液体クロマトグラフィー(6),製剤中医薬品の定量とバリデーション(鶴田, 小嶋,
井上)
SBOs-151, 152, 167, 1519
分析化学系第8回
吸光光度法による生体成分の分析の実習の講義および実習準備(鶴田, 小嶋,
井上)
SBOs-170, 183
分析化学系第8回
吸光光度法による生体成分の分析の実習の講義および実習準備(鶴田, 小嶋,
井上)
SBOs-170, 183
分析化学系第9回
吸光光度法による生体成分の分析(1),吸光光度法の原理と基本操作(鶴田,
小嶋, 井上)
SBOs-183, 1519
分析化学系第10 回
吸光光度法による生体成分の分析(2),ピクリン酸の吸収スペクトルと検量線
(鶴田, 小嶋, 井上)
SBOs-151, 183, 1519
分析化学系第11 回
吸光光度法による生体成分の分析(3),クレアチニン分析の原理と基本操作
(鶴田, 小嶋, 井上)
SBOs-170, 183
分析化学系第12 回
吸光光度法による生体成分の分析(4),クレアチニンの検量線(鶴田, 小嶋,
井上)
SBOs-151, 169, 183, 1519
分析化学系第13 回
吸光光度法による生体成分の分析(5),生体試料中クレアチニンの定量と試
料前処理(鶴田, 小嶋, 井上)
SBOs-151, 168, 183, 1519
分析化学系第14 回
吸光光度法による生体成分の分析(6),生体試料中クレアチニンの定量とバリ
デーション(鶴田, 小嶋, 井上)
SBOs-151, 169, 183, 1519
分析化学系第15 回
分析化学系実習のまとめ(鶴田, 小嶋, 井上)
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
各実習系における実習態度、レポート、口頭試問、実習試験結果等を総合して評価する。
■使用テキスト■
『病態からみた漢方薬物ガイドライン(漢方生薬系)』 岡村信幸 京都廣川書店
978-4-901789-84-4
『薬学生・薬剤師のための知っておきたい生薬100(漢方生薬系)』 日本薬学会編 東京化
学同人 4-8079-0590-2
『配布の実習書(物理化学系、天然物化学系、分析化学系)』
■参考書■
『スタンダード薬学シリーズ2 物理系薬学 Ⅰ.物質の物理的性質』 日本薬学会編 東京
化学同人 4-8079-1451-0
『各種の物理化学関係の成書』
『薬学生のための天然物化学』 木村孟淳 南江同 978-4-524-40261-8
『薬学領域の機器分析化学』 廣川書店 78-4-567-25542-4
『演習で理解する薬学の分析化学』 廣川書店 978-4-567-25670-4
― 192 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第7 回
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
実習Ⅲ
ExperimentⅢ
森田 哲生 他
③
2P(H27~)
第8 回
第9 回
■授業のねらい・概要■
本実習は生化学、微生物学、遺伝子工学及び漢方生薬系の各系から構成される。生化学
系では、タンパク質や酵素の分類、構造、性質に関する基本的知識を修得し、タンパク質や
酵素を取り扱うための基本的技能を身につける。微生物学系では、微生物の分類、構造、生
活史に関する基本的知識を修得し、微生物を取り扱うための基本的技能を身につける。遺伝
子工学系では、遺伝子組換え実験に関する倫理・安全性に関する基本的知識を修得し、遺
伝子工学実験のための基本的技能を身につける。【C6(2),(3),C8(2),(3)】
漢方生薬系実習では現代医療で使用される生薬・漢方薬について理解するために、代表的
な生薬の基原、性状、含有成分、品質評価、臨床応用及び漢方医学の考え方、代表的な漢
方処方の適用についての基本的知識と技能を修得する。【C5、F、E】
第10 回
第11 回
■授業(学修)の到達目標■
生化学系
1.酵素の活性など基本的性質の検討法を理解することができる。
2.酵素の動力学的性質を理解することができる。
3.酵素の活性を変動する薬物を理解することができる。
微生物学系
1.主な滅菌法を実施できる。
2.グラム染色を実施できる。
3.無菌操作を実施できる。
4.代表的な細菌の分離培養、純培養が実施できる。
5.細菌の同定に用いる代表的な試験法(生化学的性 状試験、血清型別試験、分子生物学
的試験)について説明できる。
6.代表的な細菌を同定できる。
遺伝子工学系
1.組換え DNA 実験指針を理解し、DNA の構造の分析に関する基本操作を理解することが
できる。
2.組換え DNA の作成法を理解することができる。
3.DNA の塩基配列の同定と構造解析法を理解することができる。
漢方生薬系
1 代表的な薬用植物の形態を観察する。
2 代表的な生薬を鑑別できる。
3 代表的な生薬の確認試験を実施できる。
4 漢方医学の特徴について概説できる。
5 代表的な漢方処方の適応症と配合生薬を説明できる。
6 漢方処方に配合されている代表的な生薬を例示し、その有効成分を説明できる。
7 漢方エキス製剤の特徴を煎液と比較して列挙できる。
第12 回
第13 回
第14 回
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
筆記試験、口頭試問、レポート、実習成果により評価する。
■使用テキスト■
『後日、指示する。』
■参考書■
『後日、指示する。』
■履修しておくことが望ましい科目等■
生化学分野、微生物学分野、遺伝子工学分野における基本的科目群及び漢方生薬系にお
いては、漢方医薬概説、漢方薬物治療、薬になる動植鉱物に関する科目群
■準備学修等の指示■
本実習に関連する生化学分野、微生物学分野および遺伝子工学分野、漢方生薬分野にお
ける事項を復習する。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
遺伝子工学系実習講義(道原・松岡)SBOs350
○準備学習:・分子生物学の授業テキストにおける本実習とその関連事項を復
習する。・実習プリントの該当事項を予習する。
DNA の制限酵素処理と電気泳動法による分離する。(道原・松岡)SBOs350
○準備学習:・分子生物学の授業テキストにおけるDNAの構造解析とその関
連事項を復習する。・前回の実習内容を復習するとともに次回実習について実
習プリントの該当事項を予習する。
形質転換を実施する。プラスミドDNA の単離とPCR 法による同定する。(道原・
松岡)SBOs350
○準備学習:・分子生物学の授業テキストにおける形質転換とDNAの構造解
析とその関連事項を復習する。・前回の実習内容を復習するとともに次回実習
について実習プリントの該当事項を予習する。・分子生物学の授業テキストにお
けるDNAの構造解析とその関連事項を復習する。・前回の実習内容を復習す
るとともにこれまでの実習内容について確認する。
漢方生薬系第1回
実習講義(岡村、高山)
[準備学習]漢方医薬概説、漢方薬物治療、薬になる動植鉱物を復習する
漢方生薬系第2回
生薬鑑定(岡村、高山)
SBOs-316、324、アド 112
[準備学習]代表的な生薬の性状、確認試験、主要成分・化合物群・生合成経
路、性状的特徴を予習する。
漢方生薬系第3回
薬局製剤(煎剤・散剤・丸剤の調製)(岡村、高山)
SBOs-1051、1053、1056、アド 210、223
[準備学習]代表的な漢方薬の煎剤、散剤、丸剤の調製方法ならびに適正使
用について予習する。
漢方生薬系第4回
薬局製剤(軟膏剤・ゼリー剤・坐剤の調製)(岡村、高山)
SBOs-1051、1053、1056、アド 210、223
[準備学習]代表的な漢方薬の軟膏剤、ゼリー剤、坐剤の調製方法ならびに適
正使用について予習する。
参考)実習は A,B,C,の4グループに別れ、ローテーション方式で、順次、各
系のテーマを行う。
生化学系実習講義(森田・上敷領)SBOs357
○準備学習:・生化学の授業テキストにおける酵素とその関連事項を復習す
る。・実習プリントの該当事項を予習する。
代表的な酵素の活性を測定する(森田・上敷領)SBOs357
○準備学習:・生化学の授業テキストにおける酵素反応とその関連事項を復習
する。・実習プリントの該当事項を予習する。
酵素の動力学的性質を同定する。酵素活性に変動を与える物質を検討する。
(森田・上敷領)SBOs357
○準備学習:・生化学の授業テキストにおける酵素のVmax等の性質を復習
する。・前回の実習内容を復習するとともに次回実習について実習プリントの該
当事項を予習する。・生化学の授業テキストにおける酵素阻害剤とその関連事
項を復習する。
微生物学演習(田淵)SBOs490,475
○準備学習:・微生物学の授業テキストにおける本実習とその関連事項を復習
する。・実習プリントの該当事項を予習する。
代表的な染色法による細菌観察(福長・田淵)SBOs460,475
○準備学習:・微生物学の授業テキストにおける微生物の染色法とその関連事
項を復習する。・前回の実習内容を復習するとともに次回実習について実習プ
リントの該当事項を予習する。
ヒト常在菌の分離培養と観察と代表的な細菌の同定(田淵)SBOs460,475
○準備学習:・微生物学の授業テキストにおける細菌の種類、特徴等とその関
連事項を復習する。・前回の実習内容を復習するとともにこれまでの実習内容
について確認する。
― 193 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■成績評価の方法■
生活環境と健康
Living Environment and Health
赤﨑 健司
①
2P(H27~)
定期試験により評価する。
■使用テキスト■
『予防薬学としての衛生薬学 第2版』 吉原新一他 廣川書店 2012
978-4-567-47201-2
■参考書■
■授業のねらい・概要■
生態系や生活環境を保全、維持するために、それらに影響を及ぼす自然現象、人為的活
動を理解し、環境汚染物質などの成因、人体への影響、汚染防止、汚染除去などに関する
基本知識と技能を修得し、環境改善に向かって努力する態度を身につける。【C12(2)】
■授業(学修)の到達目標■
1 地球環境と生態系について説明できる。
2 生活環境における化学物質の動態、ヒトの健康に及ぼす影響について説明できる。
3 水環境における水の浄化法、水質基準について説明できる。
4 水環境における水質汚濁および富栄養化要因とその除去、下水処理法について説明で
きる。
5 大気の成分、大気汚染物質とその健康への影響について説明できる。
6 室内環境を評価するする指標と室内環境の保全について説明できる。
7 シックハウス症候群の成因とその対策について説明できる。
8 廃棄物の種類と処理について説明できる。
9 環境保全と法的規制について説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
細胞を構成する分子
■準備学修等の指示■
関連する項目の予習し、疑問点を抽出する。前回の授業内容の確認テストを解答し、内容の
理解を深める。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
地球環境の成り立ち、生態系の生体構成員 SBOs-690, 691
●準備学習
・テキストの「地球環境の成り立ち、生態系構成員」の項目を予習する。
環境問題の成因 SBOs-693
●準備学習
・テキストの「環境問題の成因」の項目を予習する。
・「地球環境の成り立ち、生態系構成員」の確認テストを解答する。
化学物質の生物濃縮と環境内動態 SBOs-694, 695
●準備学習
・テキストの「化学物質の生物濃縮と環境内動態」の項目を予習する。
・「環境問題の成因」の確認テストを解答する。
水の種類、浄化法 SBOs-697, 698
●準備学習
・テキストの「水の種類、浄化法」の項目を予習する。
・「化学物質の生物濃縮と環境内動態」の確認テストを解答する。
塩素処理、水質基準 SBOs-699, 700
●準備学習
・テキストの「塩素処理、水質基準」の項目を予習する。
・「水の種類、浄化法」の確認テストを解答する。
水質汚濁、富栄養化、下水処理 SBOs-701, 702, 704
●準備学習
・テキストの「水質汚濁、富栄養化、下水処理」の項目を予習する。
・「塩素処理、水質基準」の確認テストを解答する。
大気の成分、大気汚染物質 SBOs-705~708
●準備学習
・テキストの「大気の成分、大気汚染物質」の項目を予習する。
・「水質汚濁、富栄養化、下水処理」の確認テストを解答する。
室内環境と健康、室内環境評価指標 SBOs-709, 710
●準備学習
・テキストの「室内環境と健康、室内環境評価指標」の項目を予習する。
・「大気の成分、大気汚染物質」の確認テストを解答する。
室内環境保全、シックハウス症候群 SBOs-711, 712
●準備学習
・テキストの「室内環境保全、シックハウス症候群」の項目を予習する。
・「室内環境と健康、室内環境評価指標」の確認テストを解答する。
廃棄物の種類、廃棄物の処理 SBOs-713~714, 716, 717
●準備学習
・テキストの「廃棄物の種類、廃棄物の処理」の項目を予習する。
・「室内環境保全、シックハウス症候群」の確認テストを解答する。
環境保全と法的規制 SBOs-718~721
●準備学習
・テキストの「環境保全と法的規制」の項目を予習する。
■定期試験■
実施する
― 194 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
生殖器系・内分泌系疾患の薬・病態・治療
Pharmacotherapy for Geniatl and Endocrinological
Diseases
渡邊 正知・森田 哲生
1
2P(H27~)
第7 回
■授業のねらい・概要■
将来、薬剤師として内分泌疾患や生殖器疾患に関する適切な薬物治療に貢献できるように
なるために、代表的な内分泌疾患に関する病態生理を理解した上で、各疾患の治療に用い
られる代表的な医薬品およびその適正使用に関する基本的知識を修得する。
第8 回
■授業(学修)の到達目標■
【一般目標】内分泌系・生殖器系に作用する医薬品の薬理および疾患の病態・薬物治療に関
する基本的知識を修得し、治療に必要な情報収集・解析および医薬品の適正使用に関する
基本的事項を修得する。さらに、患者に安全・最適な薬物療法を提供するために、適切に患
者情報を収集した上で、状態を正しく評価し、適切な医薬品情報を基に、個々の患者に適し
た薬物療法を提案・実施・評価できる能力を修得する。
第9 回
■履修しておくことが望ましい科目等■
人体の成り立ちと機能I、人体の成り立ちと機能II、生体機能の調節I、生体機能の調節II、薬の
効くメカニズム
■準備学修等の指示■
講義開始時までに、以下の項目が概説できるようにしておきましょう。
・下垂体ホルモンの機能とその調節機構について
・副腎皮質ホルモンの機能とその調節機構について
・甲状腺ホルモンの機能とその調節機構について
・性ホルモンの機能とその調節機構について
第10 回
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
【森田】下垂体機能異常(先端巨大症、高プロラクチン血症、下垂体機能低下
症)・副甲状腺機能異常症(副甲状腺機能亢進症?低下症)について、病態(病
態生理、症状等)および治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)を説明
できる。SBOs676, 677
また、各疾患における薬物治療、食事療法、その他の非薬物治療(外科手術
など)の位置づけとそれぞれの役割が説明できる。SBOs589, 590
●準備学習
・「細胞構成する分子」における“ホルモンと代謝”に相当する項目を復習す
る。
・テキストの該当事項を予習す
【森田】下垂体機能異常(先端巨大症、高プロラクチン血症、下垂体機能低下
症)・副甲状腺機能異常症(副甲状腺機能亢進症?低下症)の薬物治療におい
て、医薬品の選択および用法・用量、警告・禁忌、副作用、相互作用を列挙で
きる。SBOs676, 677, 914
ガイドラインに基づいて薬物治療方針が確認でき、処方設計が立案できる。
SBOs995, 999, 1000, 1005, 1006, 1007, 1012
薬物治療の効果と副作用に関して、モニタリングすべき症状と予測される検査
所見などを具体的に説明できる。
【森田】副腎皮質機能異常(Cushing(クッシング)症候群、アルドステロン症、褐
色細胞腫、副腎不全(急性、慢性)、アジソン病)について、病態(病態生理、症
状等)および治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)を説明できる。
SBOs676, 677
また、各疾患における薬物治療、食事療法、その他の非薬物治療(外科手術
など)の位置づけとそれぞれの役割が説明できる。SBOs589, 590
●準備学習
・前回までの学習内容を復習するとともに、テキストの該当事項を予習する。
・視床下部⇒下垂体⇒標的臓器
【森田】副腎皮質機能異常(Cushing(クッシング)症候群、アルドステロン症、褐
色細胞腫、副腎不全(急性、慢性)、アジソン病)の薬物治療において、医薬品
の選択および用法・用量、警告・禁忌、副作用、相互作用を列挙できる。
SBOs676, 677, 914
ガイドラインに基づいて薬物治療方針が確認でき、処方設計が立案できる。
SBOs995, 999, 1000, 1005, 1006, 1007, 1012
薬物治療の効果と副作用に関して、モニタリングすべき症状と予測される検査
所見などを具体的に説明でき
【森田】尿崩症、ADH 不適合分泌症候群(SIADH)について、病態(病態生理、
症状等)および治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)を説明できる。
SBOs676, 677
また、各疾患における薬物治療、食事療法、その他の非薬物治療(外科手術
など)の位置づけとそれぞれの役割が説明できる。SBOs589, 590
●準備学習
・前回までの学習内容を復習するとともに、テキストの該当事項を予習する。
・下垂体後葉ホルモンの種類、構造、その役割について確認する。
【森田】尿崩症、ADH 不適合分泌症候群(SIADH)の薬物治療において、医薬品
の選択および用法・用量、警告・禁忌、副作用、相互作用を列挙できる。
第11 回
第12 回
SBOs676, 677, 914
ガイドラインに基づいて薬物治療方針が確認でき、処方設計が立案できる。
SBOs995, 999, 1000, 1005, 1006, 1007, 1012
薬物治療の効果と副作用に関して、モニタリングすべき症状と予測される検査
所見などを具体的に説明できる。
SBOs1013, 1014, 1016, 1017, 1018,
【渡邊】甲状腺機能異常(Basedow(バセドウ)病、甲状腺炎(慢性(橋本病)、亜
急性))について、病態(病態生理、症状等)および治療薬の薬理(薬理作用、
機序、主な副作用)を説明できる。SBOs673, 674
また、各疾患における薬物治療、食事療法、その他の非薬物治療(外科手術
など)の位置づけとそれぞれの役割が説明できる。SBOs589, 590
●準備学習
・甲状腺ホルモンの生理作用および分泌調節機構を復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
【渡邊】甲状腺機能異常(Basedow(バセドウ)病、甲状腺炎(慢性(橋本病)、亜
急性))の薬物治療において、医薬品の選択および用法・用量、警告・禁忌、副
作用、相互作用を列挙できる。SBOs673, 674, 914
ガイドラインに基づいて薬物治療方針が確認でき、処方設計が立案できる。
SBOs995, 999, 1000, 1005, 1006, 1007, 1012
薬物治療の効果と副作用に関して、モニタリングすべき症状と予測される検査
所見などを具体的に説明できる。
SBOs1013, 1014,
【渡邊】女性生殖器系疾患(子宮内膜症、子宮筋腫、子宮癌、卵巣癌、乳が
ん、異常妊娠、異常分娩、不妊症)について、病態(病態生理、症状等)および
治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)を説明できる。SBOs651, 652,
653, 654, 672, 725, 727
また、各疾患における薬物治療、食事療法、その他の非薬物治療(外科手術
など)の位置づけとそれぞれの役割が説明できる。SBOs589, 590
●準備学習
・女性ホルモンの生理作用および分泌調節機構を復習する。
・テキストの該当事項を
【渡邊】女性生殖器系疾患(子宮内膜症、子宮筋腫、子宮癌、卵巣癌、乳が
ん、異常妊娠、異常分娩、不妊症)の薬物治療において、医薬品の選択および
用法・用量、警告・禁忌、副作用、相互作用を列挙できる。SBOs651, 652,
725, 727
ガイドラインに基づいて薬物治療方針が確認でき、処方設計が立案できる。
SBOs995, 999, 1000, 1005, 1006, 1007, 1012
薬物治療の効果と副作用に関して、モニタリングすべき症状と予測される検査
所見などを具体的に説明できる。
SBOs1
【渡邊】男性泌尿器・生殖器疾患(前立腺肥大症、前立腺がん、過活動膀胱)に
ついて、病態(病態生理、症状等)および治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な
副作用)を説明できる。SBOs649, 651. 654, 672, 725, 726
また、各疾患における薬物治療、食事療法、その他の非薬物治療(外科手術
など)の位置づけとそれぞれの役割が説明できる。SBOs589, 590
●準備学習
・男性ホルモンの生理作用および分泌調節機構を復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
【渡邊】男性泌尿器・生殖器疾患(前立腺肥大症、前立腺がん、過活動膀胱)の
薬物治療において、医薬品の選択および用法・用量、警告・禁忌、副作用、相
互作用を列挙できる。SBOs649, 651, 725, 726
ガイドラインに基づいて薬物治療方針が確認でき、処方設計が立案できる。
SBOs995, 999, 1000, 1005, 1006, 1007, 1012
薬物治療の効果と副作用に関して、モニタリングすべき症状と予測される検査
所見などを具体的に説明できる。
SBOs1013, 1014, 1016
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
臨時(中間)試験並びに定期試験の成績によって評価する。
■使用テキスト■
『代謝・内分泌疾患と薬物治療への展開』 石毛久美子、伊藤芳久、田村豊、森田哲生 京
都廣川書店 978-4-901789-76-9
『薬が見える vol.2』 メディックメディア 2015 978-4-89632-585-0
■参考書■
『今日の治療薬2016 解説と便覧』 浦部晶夫 他編 南江堂 2016
978-4-524-25927-4
『薬物治療学 改訂5版 (2016 年版)』 吉尾隆 他 南山堂 2016 未定
― 195 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■使用テキスト■
生体エネルギー
Bioenergy
本屋敷 敏雄・上敷領 淳
①
2P(~H26)
『薬学領域の生化学』 伊東 晃 他 廣川書店 2013 978-4-567-24410-7
■参考書■
『ZERO からの生命科学』 木下 勉 他 南山堂
『生命活動と生化学への展開』 森田 哲生 京都廣川
■授業のねらい・概要■
生命活動が生体エネルギーにより支えられていることを理解するために、食物成分からの
エネルギーの産生、および糖質、脂質、タンパク質の代謝に関する基本的知識を修得し、そ
れらを取り扱うための基本技能を身につける。【C9(4)】
■授業(学修)の到達目標■
生体におけるエネルギーの通貨である ATP を理解し、ATP 産生に関与する糖代謝、脂質
代謝系について説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
生命体の基本単位としての細胞
■準備学修等の指示■
毎回の授業終了時に、次回の講義予定範囲を伝達するので、各自予習しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
解糖系(本屋敷)SBOs-511,512
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
アルコール発酵、乳酸発酵(本屋敷)SBOs-520
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・前回の授業内容を復習しておく。
クエン酸回路(本屋敷)SBOs-513
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・前回の授業内容を復習しておく。
電子伝達系・酸化的リン酸化(本屋敷)SBOs-514
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・前回の授業内容を復習しておく。
ペントースリン酸回路、糖新生(本屋敷)SBOs-519,522,525,526,528
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・前回の授業内容を復習しておく。
グリコーゲンの合成と分解(本屋敷)SBOs-521,524
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・前回の授業内容を復習しておく。
ミトコンドリアの役割、ATP 産生阻害物質およびその阻害機構(本屋敷)
SBOs-516,517,518
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・前回の授業内容を復習しておく。
脂質の構造(上敷領)SBOs-461,462
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・前回の授業内容を復習しておく。
脂肪酸の生合成、β酸化、(上敷領)SBOs-463,515,527
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・前回の授業内容を復習しておく。
飢餓状態のエネルギー代謝(上敷領)SBOs-523
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・前回の授業内容を復習しておく。
コレステロールの生合成経路(上敷領)SBOs-464
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・前回の授業内容を復習しておく。
コレステロールの代謝(上敷領)SBOs-464
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・前回の授業内容を復習しておく。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
中間試験並びに定期試験の成績によって評価する。
― 196 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■使用テキスト■
生体エネルギー代謝
Bioenergy
本屋敷 敏雄・上敷領 淳
①
2P(H27~)
『薬学領域の生化学』 伊東 晃 他 廣川書店 2013 978-4-567-24410-7
■参考書■
『ZERO からの生命科学』 木下 勉 他 南山堂
『生命活動と生化学への展開』 森田 哲生 京都廣川
■授業のねらい・概要■
生命活動が生体エネルギーにより支えられていることを理解するために、食物成分からの
エネルギーの産生、および糖質、脂質、タンパク質の代謝に関する基本的知識を修得し、そ
れらを取り扱うための基本技能を身につける。【C6(5)】
■授業(学修)の到達目標■
生体におけるエネルギーの通貨である ATP を理解し、ATP 産生に関与する糖代謝、脂質
代謝系について説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
生命体の基本単位としての細胞
■準備学修等の指示■
毎回の授業終了時に、次回の講義予定範囲を伝達するので、各自予習しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
解糖系(本屋敷)SBOs-374,375
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
アルコール発酵、乳酸発酵(本屋敷)SBOs-375,アド 157
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・前回の授業内容を復習しておく。
クエン酸回路(本屋敷)SBOs-376
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・前回の授業内容を復習しておく。
電子伝達系・酸化的リン酸化(本屋敷)SBOs-377
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・前回の授業内容を復習しておく。
ペントースリン酸回路、糖新生(本屋敷)SBOs-379,386,アド 160
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・前回の授業内容を復習しておく。
グリコーゲンの合成と分解(本屋敷)SBOs-378
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・前回の授業内容を復習しておく。
ミトコンドリアの役割、ATP 産生阻害物質およびその阻害機構(本屋敷)
SBOs-377,アド 156,アド 158
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・前回の授業内容を復習しておく。
脂質の構造(上敷領)SBOs-380,342,アド 159
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・前回の授業内容を復習しておく。
脂肪酸の生合成、β酸化、(上敷領)SBOs-380
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・前回の授業内容を復習しておく。
飢餓状態のエネルギー代謝(上敷領)SBOs-382,383,アド 160
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・前回の授業内容を復習しておく。
コレステロールの生合成経路(上敷領)SBOs-381
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・前回の授業内容を復習しておく。
コレステロールの代謝(上敷領)SBOs-381
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・前回の授業内容を復習しておく。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
中間試験並びに定期試験の成績によって評価する。
― 197 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
■使用テキスト■
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■参考書■
生体機能の調節Ⅱ
Regulation of Human Body FunctionⅡ
井上 敦子 他
①
2P(H27~)
■授業のねらい・概要■
生体機能調節機構を物質や細胞レベルで理解するために、代表的なシグナル分子(神経
伝達物質、オータコイド、ホルモン、サイトカイン・増殖因子・ケモカイン)の種類、作用発現機
構に関する基本的知識を獲得する。また、シグナル分子による生体機能調節について基礎
的知識を獲得する。【C7(2)、E2(3)、E2(5)、E2(7)】
■授業(学修)の到達目標■
1.シグナル分子を挙げ、その生合成経路、分解経路、生理活性を説明できる。
2.シグナル分子による生体機能調節について説明できる。
3.シグナル分子の関わる疾患について、病態生理と治療薬の薬理を説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
「生体のなりたち」、「人体の成り立ちと機能I」、「人体の成り立ちと機能II」、「生命体の基本単
位としての細胞」
■準備学修等の指示■
履修しておくことが望ましい科目の内容を復習し充分に理解しておく。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
神経伝達物質の生合成・代謝経路、生理活性について説明できる。 (井上)
SBOs425, 426, 427, 428
●準備学習
・神経伝達物質に関する生化学的基礎事項を予習しておく。
オータコイドの生合成・代謝経路、生理活性について説明できる。 (井上)
SBOs430
●準備学習
・オータコイドに関する生化学的基礎事項を予習しておく。
ホルモンの生合成・代謝経路、生理活性について説明できる。
(渡邊)
SBOs429
●準備学習
・ホルモンに関する生化学的基礎事項を予習しておく。
サイトカインの生合成・代謝経路、生理活性について説明できる。
(大西)
SBOs431
●準備学習
・サイトカインに関する生化学的基礎事項を予習しておく。
シグナル分子による血圧調節機構について説明できる。 (井上) SBOs432
●準備学習
・生体の生理的血圧調節機構について予習しておく。
シグナル分子による血糖調節機構について説明できる。 (井上) SBOs433
●準備学習
・生体の生理的血糖調節機構について予習しておく。
シグナル分子による体液、尿生成調節機構について説明できる。 (大西)
SBOs434, 435
●準備学習
・生体の生理的体液、尿生成調節機構について予習しておく。
シグナル分子による体温調節機構について説明できる。 (井上) SBOs436
●準備学習
・生体の生理的体温調節機構について予習しておく。
シグナル分子による血液凝固調節機構について説明できる。 (井上)
SBOs437
●準備学習
・生体の生理的血液凝固調節機構について予習しておく。
シグナル分子による性周期調節機構について説明できる。 (渡邊)
SBOs438
●準備学習
・生体の生理的性周期調節機構について予習しておく。
循環器系、泌尿器系、生殖器系の疾患の病態生理とその治療薬の薬理を説明
できる。 (渡邊) SBOs649, 651, 652, 653, 654, 725, 726
●準備学習 ・循環器系、泌尿器系、生殖器系の機構について復習してお
く。
代謝系、内分泌系の疾患の病態生理とその治療薬の薬理を説明できる。 (渡
邊) SBOs672, 673, 674, 675, 676, 677, 727
●準備学習・代謝系、内分泌系の機構について復習しておく。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
定期試験の成績によって評価する。
― 198 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
生体機能調節
Regulation of Human Body Function
西尾 廣昭 他
△1
2P(~H26)
■授業のねらい・概要■
ホメオスタシス(恒常性)の維持機構を個体レベルで理解するために、生体のダイナミック
な調節機構に関する基礎的知識を修得する。【C8(1),(3)】
■授業(学修)の到達目標■
1.生体ホメオスタシス維持機構のダイナミックスを説明できる。
2.体液の調節機構を説明できる。
3.自律神経系による生体調節機構を説明できる。
4.循環系による生体調節機構を説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
人体の構造と機能Ⅰ、人体の構造と機能Ⅱ
■準備学修等の指示■
「薬学の基礎としての生物A」での学習内容を充分に理解し、復習しておくことが望ましい。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
生体ホメオスタシス維持機構 (大西) SBOs-1528
●準備学習
・生体ホメオスタシス機構に関する解剖生理学的基礎事項を予習する。
体液の調節機構(1) 生理的調節機構 (大西) SBOs-434
●準備学習
・生体ホメオスタシス機構に関する生体機能的基礎事項を復習する。
体液の調節機構(2) 尿の生成・調節機構 (大西) SBOs-435
●準備学習
・体液の調節機構に関する生体機能的基礎事項を復習する。
体液の調節機構(3) 腎機能の調節機構 (大西) SBOs-407
●準備学習
・腎臓に関する生体機能的基礎事項を復習する。
自律神経系による調節機構(1) 交感神経と副交感神経 (井上)
SBOs-399,425,426,427
●準備学習
・交感神経および副交感神経に関する解剖生理学的基礎事項を予習す
る。
自律神経系による調節機構(2) 自律神経系の機能 (井上)
SBOs-399,425,426,427
●準備学習
・交感神経および副交感神経に関する生体機能調節的基礎事項を復習す
る。
自律神経系による調節機構(3) 副交感神経系に作用する薬 (井上)
SBOs-399,425,426,427
●準備学習
・副交感神経系に関する生体機能調節的基礎事項を予習する。
自律神経系による調節機構(4) 交感神経系に作用する薬 (井上)
SBOs-399,425,426,427
●準備学習
・交感神経系に関する生体機能調節的基礎事項を予習する。
循環系の調節機構(1) 血液の機能 (西尾) SBOs-403
●準備学習
・血液に関する解剖生理学的基礎事項を予習する。
循環系の調節機構(2) 造血機構 (西尾) SBOs-411
●準備学習
・造血器系に関する解剖生理学的基礎事項を予習する。
循環系の調節機構(3) 血液凝固/線溶機構 (西尾) SBOs-433
●準備学習
・血液凝固・線溶系に関する解剖生理学的基礎事項を予習する。
循環系の調節機構(4) 血圧調節機構 (西尾) SBOs-431
●準備学習
・血圧調節系に関する解剖生理学的基礎事項を予習する。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
臨時試験並びに定期試験の成績によって評価する。評価は、臨時試験50%、定期試験50%
とする。
■使用テキスト■
■参考書■
『新生理学』 木幡邦彦ほか 文光堂 2003 ISBN4-8306-0221-X
『機能形態学』 玄番宗一(編) 化学同人 2008 ISBN978-4-7598-1264-0
― 199 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
第12 回
生体中の金属,分子を解析する方法
Instrumental Analysis
鶴田 泰人・小嶋 英二朗
△1
2P(~H26)
こと。関連する演習問題を解くこと。
まとめ(小嶋英二朗)
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
複数回の試験により評価する。
■使用テキスト■
■授業のねらい・概要■
化学物質(医薬品を含む)をその性質に基づいて分析できるようになるために、物質の定
性、定量などに必要な基本的知識を修得する。さらに、生体分子の立体構造などを解析す
る手法に関する基本的知識を修得する。(C2(2),C3(1)(2))
『薬学領域の機器分析学 第2版』 財津潔、鶴田泰人編 廣川書店 平成25年
978-4-567-25543-1
■授業(学修)の到達目標■
『第16改正日本薬局方解説書』 廣川書店 2011 978-4-567-01522-6
『演習で理解する薬学の分析化学』 山口政俊、鶴田泰人、能田均(編) 廣川書店 平成22
年度 978-4-567-25670-4
1 紫外可視吸光度測定法の原理と応用例について説明できる。
2 蛍光光度法の原理と応用例について説明できる。
3 原子吸光光度法の原理、操作法および応用例を説明できる。
4 発光分析法の原理、操作法および応用例を説明できる。
5 赤外・ラマン分光スペクトルの原理と応用例について説明できる。
6 旋光度測定法(旋光分散)、円偏光二色性測定法の原理と応用例について説明できる。
7 核磁気共鳴スペクトル測定法の原理と応用例について説明できる。
8 質量分析法の原理と応用例について説明できる。
9 電子スピン共鳴(ESR)スペクトル測定法の原理と応用例について説明できる。
10 X 線結晶解析の原理と応用例について説明できる。
■参考書■
■履修しておくことが望ましい科目等■
物質の構造Ⅰ(2 年生)。実習Ⅲ(2年生)と関連します。
3 年生の「薬局方収載の試験法」につながります。
■準備学修等の指示■
教科書をよく読むこと。配布するプリントの内容を理解しておくこと。講義の前後で、「演習で
理解する薬学の分析化学」の演習問題を解いて理解を深めること。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
紫外可視吸光度測定法(原理)(鶴田泰人) SBOs-183
●準備教育と復習
・教科書(p-6~9)をよく読んでおくこと。講義後は再度確認すること。
関連する演習問題を解くこと。
紫外可視吸光度測定法(応用)(鶴田泰人) SBOs-183、188
●準備教育と復習
・教科書(p-6~20)をよく読んでおくこと。講義後は再度確認すること。
関連する演習問題を解くこと。
蛍光光度法(鶴田泰人) SBOs-184
●準備教育と復習
・教科書(p-26~38)をよく読んでおくこと。講義後は再度確認するこ
と。関連する演習問題を解くこと。
原子吸光光度法(鶴田泰人) SBOs-163
●準備教育と復習
・教科書(p-49~61)をよく読んでおくこと。講義後は再度確認するこ
と。関連する演習問題を解くこと。
発光分析法(鶴田泰人) SBOs-164
●準備教育と復習
・教科書(p-63~74)をよく読んでおくこと。講義後は再度確認するこ
と。関連する演習問題を解くこと。
赤外・ラマン分光スペクトル測定法(鶴田泰人) SBOs-185
●準備教育と復習
・教科書(p-76~92)をよく読んでおくこと。講義後は再度確認するこ
と。関連する演習問題を解くこと。
旋光度測定法(旋光分散)円偏光二色性測定法(小嶋英二朗) SBOs-187
●準備教育と復習
・教科書(p-152~168)をよく読んでおくこと。講義後は再度確認する
こと。関連する演習問題を解くこと。
核磁気共鳴スペクトル測定法(小嶋英二朗) SBOs-189、190
●準備教育と復習
・教科書(p-98~118)をよく読んでおくこと。講義後は再度確認するこ
と。関連する演習問題を解くこと。
質量分析法(小嶋英二朗) SBOs-191、192
●準備教育と復習
・教科書(p-119~133)をよく読んでおくこと。講義後は再度確認する
こと。関連する演習問題を解くこと。
電子スピン共鳴(ESR)スペクトル測定法(小嶋英二朗) SBOs-186
●準備教育と復習
・教科書(p-232~243)をよく読んでおくこと。講義後は再度確認する
こと。関連する演習問題を解くこと。
X 線結晶解析(小嶋英二朗) SBOs-193、194、195
●準備教育と復習
・教科書(p-171~177)をよく読んでおくこと。講義後は再度確認する
― 200 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
■使用テキスト■
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■参考書■
『物理系薬学 (スタンダード薬学シリーズ3) ; 生体分子・化学物質の構造決定』 日本薬学
会編 東京化学同人 2006 ISBN 4-8079-1453-7
生体分子の立体構造
Steric Structure of Biomolecule
秦 季之・上敷領 淳
△1
2P(~H26)
■授業のねらい・概要■
生体分子の機能および医薬品の働きを立体的、動的にとらえるために、タンパク質、核酸お
よび脂質などの立体構造やそれらの相互作用に関する基本的知識と技能を修得する。【C3
(2)】
■授業(学修)の到達目標■
1 生体分子(タンパク質、核酸、脂質など)の立体構造を概説できる。
2 タンパク質、核酸、生体膜の立体構造を規定する因子(疎水性相互作用、静電相互作用、
水素結合など)について、具体例を用いて説明できる。
3 タンパク質の折りたたみ過程をについて概説できる。
4 鍵と鍵穴モデルおよび誘導適合モデルについて、具体例を挙げて説明できる。
5 転写・翻訳、シグナル伝達における代表的な生体分子間相互作用について、具体例を挙
げて説明できる。
6 脂質の水中における分子集合構造(膜、ミセル、膜タンパク質など)について説明できる。
7 生体高分子と医薬品の相互作用における立体構造的要因の重要性を、具体例を挙げて
説明できる。
8 生体膜を構成する脂質の化学構造の特徴を説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬学の基礎としての物理、物質の構造I
■準備学修等の指示■
薬学の基礎としての物理、物質の構造I、その他生物系科目を復習しておく。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
タンパク質と核酸と脂質(上敷領)SBOs-196
●準備学習
該当する教科書の項目を読む。
生物系科目を復習する。
タンパク質の立体構造を規定する因子1 静電相互作用(上敷領)SBOs-198
●準備学習
該当する教科書の項目を読む。
タンパク質の立体構造を規定する因子2 ファンデルワールス相互作用(上敷
領)SBOs-198
●準備学習
該当する教科書の項目を読む。
タンパク質の折りたたみ機構(上敷領)SBOs-199
●準備学習
該当する教科書の項目を読む。
核酸のコンホメーション(上敷領)SBOs-200
●準備学習
該当する教科書の項目を読む。
タンパク質と核酸の立体構造のまとめ(上敷領)SBOs-196,198~200
●準備学習
第1回から5階までの復習を行う。
生体膜の基本構造(秦)SBOs-201
●準備学習
該当する教科書の項目を読む。
生体膜の動的構造(秦)SBOs-201
●準備学習
該当する教科書の項目を読む。
鍵と鍵穴モデル(秦)SBOs-202
●準備学習
該当する教科書の項目を読む。
転写・翻訳・シグナル伝達における分子間相互作用(秦)SBOS-203
●準備学習
該当する教科書の項目を読む。
水中における分子集合構造(秦)SBOs-204
●準備学習
該当する教科書の項目を読む。
生体高分子と医薬品の相互作用(秦)SBOs-205
●準備学習
該当する教科書の項目を読む。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
複数回の試験、レポートにより評価する。
― 201 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
生命活動を担うアミノ酸・タンパク質代謝系
森田 哲生
①
2P(H27~)
生命活動を担うタンパク質
Protein for Life Action
森田 哲生
①
2P(~H26)
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
生命活動の担い手であるタンパク質、酵素について理解するために、その構造、性状,代
謝についての基本的知識を修得する。【C6(3)】
生命活動の担い手であるタンパク質、酵素について理解するために、その構造、性状,代
謝についての基本的知識を修得する。【C9(3)】
■授業(学修)の到達目標■
■授業(学修)の到達目標■
タンパク質の構造・機能・発現や酵素の特性・役割・反応速度論・活性調節・補酵素につい
て説明できる。脂質等の輸送や情報伝達等に関与するタンパク質について説明できる。
タンパク質の構造・機能・発現や酵素の特性・役割・反応速度論・活性調節・補酵素につい
て説明できる。脂質等の輸送や情報伝達等に関与するタンパク質について説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬学の基礎としての生物、生命体の基本単位としての細胞。
薬学の基礎としての生物、生命体の基本単位としての細胞。
■準備学修等の指示■
■準備学修等の指示■
1年次生物系および化学系科目の復習を行うこと。
1年次生物系および化学系科目の復習を行うこと。
■回数ごとの授業内容■
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
アミノ酸の構造と機能 (森田)SBOs351-353
○準備学習:1年次生物系科目におけるアミノ酸の構造・分類・特徴を復習す
る。・テキストの該当事項を予習する。
タンパク質の構造と機能(森田)SBOs351-353
○準備学習:前回までの学習内容を復習するとともに、テキストの該当事項を
予習する。・アミノ酸とタンパク質の性質の相違、タンパク質構成及び非構成ア
ミノ酸とその生体内利用を確認する。
酵素論(森田)SBOs354-356
○準備学習:前回までの学習内容を復習するとともに、テキストの該当事項を
予習する。・酵素の役割や性質またその臨床への応用を確認する。
タンパク質代謝各論(森田)SBOs384
○準備学習:前回までの学習内容を復習するとともに、テキストの該当事項を
予習する。・タンパク質の消化管組織、細胞内及び外における消化(分解)、吸
収、排出、再利用の過程を確認する。
アミノ酸代謝各論(森田)SBOs384
○準備学習:前回までの学習内容を復習するとともに、テキストの該当事項を
予習する。・アミノ酸の生体内利用について確認する。
情報受容タンパク質論(森田)SBOs358,359
○準備学習:前回までの学習内容を復習するとともに、テキストの該当事項を
予習する。・細胞外刺激を仲介する受容体タンパク質の仕組みを確認する。
物質輸送タンパク質論(森田)SBOs358,359
○準備学習:前回までの学習内容を復習するとともに、テキストの該当事項を
予習する。・脂質の血管内輸送タンパク質など栄養素の目的臓器・細胞への輸
送系をを確認する。
血漿タンパクの機能論(森田)SBOs358
○準備学習:前回までの学習内容を復習するとともに、テキストの該当事項を
予習する。・アルブミンやグロブリンなど生成とその役割について確認する。
細胞内情報伝達とタンパク質(森田)SBOs352
○準備学習:前回までの学習内容を復習するとともに、テキストの該当事項を
予習する。・細胞内情報伝達系の関わる酵素やタンパク質を確認する。
細胞内情報伝達とアミノ酸(森田)SBOs352
○準備学習:前回までの学習内容を復習するとともに、テキストの該当事項を
予習する。・アルギニンとNO合成系など情報伝達系に関わるアミノ酸を確認す
る。
細胞骨格形成タンパク質の生化学(森田)SBOs351
○準備学習:前回までの学習内容を復習するとともに、テキストの該当事項を
予習する。・細胞骨格に関わるアクチンやケラチンなどの機能を確認する。
総括(森田)SBOs351-356,358,359,384
○準備学習:これまでの学習内容を復習する。・タンパク質・アミノ酸代謝と他
の栄養素との関わりを確認する。
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
アミノ酸の構造と機能 (森田)SBOs-469
○準備学習:1年次生物系科目におけるアミノ酸の構造・分類・特徴を復習す
る。・テキストの該当事項を予習する。
タンパク質の構造と機能(森田)SBOs-493
○準備学習:前回までの学習内容を復習するとともに、テキストの該当事項を
予習する。・アミノ酸とタンパク質の性質の相違、タンパク質構成及び非構成ア
ミノ酸とその生体内利用を確認する。
酵素論(森田)SBOs-496,497,498,499,500
○準備学習:前回までの学習内容を復習するとともに、テキストの該当事項を
予習する。・酵素の役割や性質またその臨床への応用を確認する。
タンパク質代謝各論(森田)SBOs-504,505
○準備学習:前回までの学習内容を復習するとともに、テキストの該当事項を
予習する。・タンパク質の消化管組織、細胞内及び外における消化(分解)、吸
収、排出、再利用の過程を確認する。
アミノ酸代謝各論(森田)SBOs-470
○準備学習:前回までの学習内容を復習するとともに、テキストの該当事項を
予習する。・アミノ酸の生体内利用について確認する。
情報受容タンパク質論(森田)SBOs-505
○準備学習:前回までの学習内容を復習するとともに、テキストの該当事項を
予習する。・細胞外刺激を仲介する受容体タンパク質の仕組みを確認する。
物質輸送タンパク質論(森田)SBOs-503
○準備学習:前回までの学習内容を復習するとともに、テキストの該当事項を
予習する。・脂質の血管内輸送タンパク質など栄養素の目的臓器・細胞への輸
送系をを確認する。
血漿タンパクの機能論(森田)SBOs-504
○準備学習:前回までの学習内容を復習するとともに、テキストの該当事項を
予習する。・アルブミンやグロブリンなど生成とその役割について確認する。
細胞内情報伝達とタンパク質(森田)SBOs-505
○準備学習:前回までの学習内容を復習するとともに、テキストの該当事項を
予習する。・細胞内情報伝達系の関わる酵素やタンパク質を確認する。
細胞内情報伝達とアミノ酸(森田)SBOs-505
○準備学習:前回までの学習内容を復習するとともに、テキストの該当事項を
予習する。・アルギニンとNO合成系など情報伝達系に関わるアミノ酸を確認す
る。
細胞骨格形成タンパク質の生化学(森田)SBOs-506
○準備学習:前回までの学習内容を復習するとともに、テキストの該当事項を
予習する。・細胞骨格に関わるアクチンやケラチンなどの機能を確認する。
総括(森田)SBOs-470,510
○準備学習:これまでの学習内容を復習する。・タンパク質・アミノ酸代謝と他
の栄養素との関わりを確認する。
■定期試験■
■定期試験■
実施する
実施する
■成績評価の方法■
■成績評価の方法■
臨時試験並びに定期試験の成績によって評価する。
臨時試験並びに定期試験の成績によって評価する。
■使用テキスト■
■使用テキスト■
『生命活動と生化学への展開』 森田哲生著 京都廣川書店 978-4-901789-28-8
『薬学領域の生化学』 伊東晃編集 廣川書店 978-4-567-24411-4
『生命活動と生化学への展開』 森田哲生著 京都廣川書店 978-4-901789-28-8
『薬学領域の生化学』 伊東晃編集 廣川書店 978-4-567-24411-4
■参考書■
■参考書■
― 202 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
生命情報を担う遺伝子
Gene structure and function
松岡 浩史・道原 明宏
①
2P(~H26)
■授業のねらい・概要■
遺伝子 DNA の基本構造や、遺伝情報の維持・伝達とその発現のメカニズムについて学習し、
正常な生命活動の維持における遺伝子の働きについて理解する。また、遺伝子が相互に関
係し合って一つのシステムとして機能するゲノムについて理解する。【C9 (2)】
■授業(学修)の到達目標■
1
2
3
4
5
6
核酸の構成成分とその代謝について説明できる。
DNA および RNA の構造を説明できる。
染色体DNA の構造を説明できる。
遺伝情報の維持・伝達について説明できる。
遺伝情報の発現について説明できる。
遺伝子多型について説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
「人体の成り立ちと機能」「生命体の基本単位としての細胞」
■準備学修等の指示■
「人体の成り立ちと機能」「生命体の基本単位としての細胞」の復習をしておくこと
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
セントラルドグマ、核酸の構造、染色体の構造(道原)
SBOs-476, 477, 478, 479, 480, 481
テキスト「chapter1.3 DNA および RNA の構造」を予習する。
核酸塩基の代謝(道原)
SBOs-475
配布プリンとテキストの該当箇所を予習する。
DNA の複製、半保存的複製(道原)
SBOs-489
配布プリンとテキストの該当箇所を予習する。
DNA 末端の複製(道原)
SBOs-489
配布プリンとテキストの該当箇所を予習する。
DNA の変異と修復(道原)
SBOs-490, 491
配布プリンとテキストの該当箇所を予習する。
転写、RNA のプロセシング(松岡)
SBOs-478, 480, 482, 483, 484 , 486
配布プリンとテキストの該当箇所を予習する。
翻訳、遺伝暗号、リボソームの機能(松岡)
SBOs-487, 488
配布プリンとテキストの該当箇所を予習する。
原核生物の転写制御、糖代謝・アミノ酸合成系のオペロン(松岡)
SBOs-482, 484, 485
配布プリンとテキストの該当箇所を予習する。
真核生物の転写制御、エピジェネティク制御(松岡)
SBOs-482, 484, 485
配布プリンとテキストの該当箇所を予習する。
突然変異と遺伝子多型、スニップ(松岡)
SBOs-492
配布プリンとテキストの該当箇所を予習する。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
中間試験(50%)および定期試験(50%)を基本として、総合的に評価する
■使用テキスト■
『分子生物学』 東中川徹ほか オーム社 4-274-20320-4
■参考書■
『Essential 細胞生物学』 中村桂子ほか 南江堂 978-4-524-26214-4
『薬学のための分子生物学』 金田典雄ほか 廣川書店 978-4-567-44120-9
― 203 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
■成績評価の方法■
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■使用テキスト■
臨時試験並びに定期試験の成績によって評価する。評価は、臨時試験50%、定期試験50%
とする。
生理活性分子とシグナル分子
Bioactive Factor and Signal Molecule
西尾 廣昭 他
△1
2P(~H26)
■参考書■
『新生理学』 木幡邦彦ほか 文光堂 2003 ISBN4-8306-0221-X66-4
『機能形態学』 玄番宗一(編) 化学同人 2008 ISBN978-4-7598-1264-0
■授業のねらい・概要■
生体のダイナミックな情報ネットワーク機構を物質や細胞レベルで理解するために、代表
的な情報伝達物質(神経伝達物質、オータコイド、ホルモン、サイトカイン・増殖因子・ケモカ
イン)の種類、作用発現機構および細胞内情報伝達などに関する基本的知識を獲得する。
【C9(5)】
■授業(学修)の到達目標■
1.神経伝達物質を挙げ、その生合成経路、分解経路、生理活性を説明できる。
2.オータコイドを挙げ、その生合成、生理作用および生体内での役割について説明できる。
3.代表的ホルモンを挙げ、その産生臓器、生理作用および分泌調節機構を説明できる。
4.代表的サイトカイン・増殖因子・ケモカインを挙げ、その役割を概説できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
人体の構造と機能Ⅰ、人体の構造と機能Ⅱ
■準備学修等の指示■
「薬学の基礎としての生物A」での学習内容を充分に理解し、復習しておくことが望ましい。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
カテコールアミン系神経伝達物質:生合成・代謝経路、生理活性 (井上)
SBOs-539
●準備学習
・カテコールアミンに関する生化学的基礎事項を予習する。
アセチルコリン:生合成・代謝経路、生理活性 (井上) SBOs-542
●準備学習
・アセチルコリンに関する生化学的基礎事項を予習する。
アミノ酸系神経伝達物質:生合成・代謝経路、生理活性
(井上)
SBOs-540
●準備学習
・アミノ酸に関する生化学的基礎事項を予習する。
生理活性アミン:生合成・代謝経路、生体内での役割
(西尾) SBOs-536
●準備学習
・モノアミン、ジアミンに関する生化学的基礎事項を予習する。
生理活性ペプチド:生合成・代謝経路、生体内での役割 (西尾)
SBOs-537
●準備学習
・ペプチドに関する生化学的基礎事項を予習する。
エイコサノイド、一酸化窒素:生合成経路、生理活性 (西尾)
SBOs-533,534,535,538
●準備学習
・エイコサノイドに関する生化学的基礎事項および一酸化窒素の化学的基
礎事項を予習する。
サイトカイン:種類、生体内での役割 (大西) SBOs-543
●準備学習
・サイトカインに関する生化学的基礎事項を予習する。
ケモカイン、増殖因子:種類、生体内での役割 (大西) SBOs-544,545
●準備学習
・ケモカイン、増殖因子に関する生化学的基礎事項を予習する。
ホルモン:産生臓器、生理作用および分泌調節機構
(渡邊)
SBOs-529,530
●準備学習
・ホルモンに関する生化学的基礎事項および産生臓器の生物学的基礎事
項を予習する。
ステロイドホルモン:産生臓器、生理作用および分泌調節機構
(渡邊)
SBOs-531
●準備学習
・ステロイドホルモンに関する生化学的基礎事項および産生臓器の生物学
的基礎事項を予習する。
ホルモン異常による疾患とその病態 (渡邊) SBOs-532
●準備学習
・ホルモンの生理活性物質としての機能について復習する。
細胞内情報伝達:G-タンパク、セカンドメッセンジャー、核内受容体の役割
(大西) SBOs-546,547,548,549
●準備学習
・細胞内情報伝達物質に関する生化学的基礎事項を復習する。
■定期試験■
実施する
― 204 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
ターゲット分子の合成
Synthesis of Target Molecule
町支 臣成・藤岡 晴人
△1
2P(~H26)
第11 回
第12 回
■定期試験■
■授業のねらい・概要■
官能基が有機化合物に与える効果を理解するために、アミノ基やカルボニル基を有する
有機化合物について、反応性およびその他の性質に関する基本的知識を修得し、それらを
応用するための基本的技能を身につける。
医薬品を含む目的化合物を合成するために、入手容易な化合物を出発物質として代表的
な炭素骨格の構築法などに関する基本的知識、技能、態度を修得する。【C4 (3), C5 (1),
(2) 】
■授業(学修)の到達目標■
1. アミン類の代表的な性質と反応を列挙し、説明できる。
2. 代表的な生体内アミンを列挙し、構造式を書くことができる。
3. 含窒素化合物の塩基性度を説明できる。
4. アミンの代表的な合成法について説明できる。
5. カルボン酸の代表的な性質と反応を列挙し、説明できる。
6. カルボン酸誘導体(酸ハロゲン化物、酸無水物、エステル、アミド、ニトリル)の代表的な
性質と反応を列挙し、説明できる。
7. カルボン酸の代表的な合成法について説明できる。
8. カルボン酸誘導体(エステル、アミド、ニトリル、酸ハロゲン化物、酸無水物)の代表的な
合成法について説明できる。
9. 転位反応を用いた代表的な炭素骨格の構築法を列挙できる。
10. 代表的な炭素-炭素結合生成反応(アルドール反応、マロン酸エステル合成、アセト酢
酸エステル合成、Michael付加、Mannich反応、Grignard反応、Wittig反応など)について概説
できる。
11. 代表的な位置選択的反応を列挙し、その機構と応用例について説明できる。
12. 代表的な立体選択的反応を列挙し、その機構と応用例について説明できる。
実施する
■成績評価の方法■
中間、定期試験の2回の試験、提出物により評価する。
■使用テキスト■
『ソロモンの新有機化学 下』 花房 昭静 他 廣川書店 ・ISSN-4-567-23501-0
『基礎有機化学問題集』 廣田 耕作 他 廣川書店 ISBN978-4-567-46250-1
■参考書■
■履修しておくことが望ましい科目等■
有機化学入門A、有機化合物の骨格と性質、官能基の性質・反応・合成、官能基と構造解析
■準備学修等の指示■
講義の復習をすることが大切です。復習し、疑問に感じたこと分からないことを質問するなど
して解決してください。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
・エノレートイオンの化学、クライゼン縮合、アセト酢酸エステル合成、マロン
酸エステル合成について予習しておく。
ジカルボニル化合物の合成と反応:クネーベナーゲル反応(町支)SBOs-316
●準備学習
・クネーベナーゲル反応について予習しておく。
ジカルボニル化合物の合成と反応:マイケル付加(町支)SBOs-316
●準備学習
・マイケル付加について予習しておく。
アミンの性質、構造と塩基性(藤岡) SBOs-274
●準備学習
・アミンの性質、構造と塩基性について予習しておく。
アミンの合成:求核置換反応(藤岡) SBOs-270,271,310
●準備学習
・アミンの合成:求核置換反応について予習しておく。
アミンの合成:還元反応(藤岡)SBOs-270,271,310
●準備学習
・アミンの合成:還元反応について予習しておく。
アミンの反応:ジアゾ化、ニトロソ化、スルホンアミド、Sandmeyer 反応(藤岡)
SBOs-274,310
●準備学習
・アミンの反応:ジアゾ化、ニトロソ化、スルホンアミド、Sandmeyer 反応につ
いて予習しておく。
アミンの反応:スルホンアミド、 Sandmeyer 反応(藤岡)SBOs-274,310
●準備学習
・アミンの反応:スルホンアミド、 Sandmeyer 反応について予習しておく。
カルボン酸:性質および合成法(藤岡)SBOs-268,308
●準備学習
・カルボン酸の性質および合成法について予習しておく。
カルボン酸誘導体:酸ハロゲン化物、酸無水物の合成と反応(町支)
SBOs-269,309
●準備学習
・酸ハロゲン化物、酸無水物の合成と反応について予習しておく。
カルボン酸誘導体:エステル、アミドおよびニトリルの合成と反応(町支)
SBOs-269,309
●準備学習
・エステル、アミドおよびニトリルの合成と反応について予習しておく。
カルボン酸誘導体:エステル、アミドおよびニトリルの性質と加水分解反応(町
支)SBOs-269,309
●準備学習
・エステル、アミドおよびニトリルの性質と加水分解反応について予習してお
く。
ジカルボニル化合物の合成と反応:エノレートイオンの化学、クライゼン縮合、
アセト酢酸エステル合成、マロン酸エステル合成(町支)SBOs-315,316
●準備学習
― 205 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
について理解する。
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
小さな生き物たち
Microbes
田淵 紀彦
①
2P(H26)
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
中間試験(40%)、期末学科試験(40%)、授業時間における発言、質問などの積極的態
度(20%)を総合評価する。合格基準は「個々の微生物の性状、相互関係と環境中での役
割を概説できること」とする。
■授業のねらい・概要■
微生物の性状・生態やヒトとの関わりを理解するために微生物の分類、構造、生活史ならび
に発見・研究の歴史などに関する基礎的知識をまなび、微生物の多様性ならびにそれぞれ
の生態系での役割を理解するとともに、環境保全や消毒、感染予防など健康維持に努める
ことのできる態度を修得する。
■使用テキスト■
『微生物学―病原微生物学の基礎―』 』 今井康之ほか 南江堂 2011
4-524-40172-5
■参考書■
■授業(学修)の到達目標■
生態系における微生物の役割について説明できる。
2 原核生物と真核生物の違いを説明できる。
3 細菌の構造と増殖機構を説明できる。
4 細菌の系統分類について説明でき、主な細菌を列挙できる。
5 グラム陽性菌と陰性菌、好気性菌と嫌気性菌の違いを説明できる。
6 マイコプラズマ、リケッチア、クラミジア、スピロヘータ、放線菌についてその特性を説明
できる。
7 腸内細菌の役割について説明できる。
8 細菌の遺伝子伝達(接合、形質導入、形質転換)について説明できる。
9 代表的な細菌毒素の作用を説明できる。
10 代表的なウイルスの構造と増殖過程を説明できる。
11 ウイルスの分類法について概説できる。
12 代表的な動物ウイルスの培養法、定量法について説明できる。
13 主な真菌の性状について説明できる。
14 主な原虫、寄生虫の生活史について説明できる。
15 滅菌、消毒、防腐および殺菌、静菌の概念を説明できる。
16 細菌の同定に用いる代表的な試験法(生化学的性状試験、血清型別試験、分子生物学
的試験)について説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
自然と人間および生物学と化学に関する基礎科目を修得しておくことが望ましい。
■準備学修等の指示■
生物学と化学に関する基本的な知識があれば特に予習する必要はありませんが、授業の
後必ず学んだことを復習してまとめを作成して下さい。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
微生物とはどのような生き物か(SBOs 439、40, 444)
●準備学修
・一般の生物学の復習と微生物と高等生物を比較しながら整理する。
細菌の構造と増殖様式(SBOs 441,2,3, 6)
●準備学修
・細菌の構成成分とその機能、役割を整理しておく、また増殖に必要な成分を
分類する。
正常細菌叢、細菌の遺伝、細菌毒素(SBOs 445, 7)
●準備学修
・細菌種とひととの関わりを整理、遺伝様式を理解すること、毒素の種類と性状
を知っておく。
微生物遺伝学と生物多様性(SBOs 441,2,3,4,5)
●準備学修
・多様な微生物が存在することの意味を考える、微生物と高等生物の関係を理
解する。
細菌の病原性と細菌感染症(SBOs 441,2,3,4,5,6,7)
●準備学修
・病原性があるということはどういうことか考える、宿主側の抵抗性を分類して微
生物の毒力との関係を理解する。
ウイルスの構造と増殖(SBOs 448, 450)
●準備学修
・ウイルスの構造をあらかじめ知っておくこと、増殖のメカニズムを典型的なウ
イルス毎に整理する。
ウイルスの分類と感染症(SBOs 448,9,50)
●準備学修
・多様なウイルスをその感染様式と病態の両面から整理して記憶する。
真菌、原虫と寄生虫(SBOs 451, 2)
●準備学修
・細菌との比較において真菌や原虫の性状と、生態を理解する、また代表的な
寄生虫と感染経路、予防法を整理して記憶する。
滅菌と消毒(SBOs 453,4,5)
●準備学修
・滅菌や消毒の原理と実際を、実例とともに説明できるように整理する。
感染を防止する、予防、免疫の基礎(SBOs 453,4,5)
●準備学修
・主たる病原微生物の感染経路を知り、予防法、感染した場合の治療のあり方
― 206 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■成績評価の方法■
天然物化学
Natural Product Chemistry
前原 昭次
①
2P(H27~)
中間試験及び学期末試験を総合して評価する。
■使用テキスト■
『薬学生のための天然物化学』 木村孟淳 南江堂 2009 978-4-524-40261-8
■参考書■
■授業のねらい・概要■
「天然物由来の医薬品」の概要を理解するために、植物第二次代謝産物のうち、脂肪酸関
連化合物、強心配糖体、テルペノイド、フェニルプロパノイド、ポリケチドの化学構造の特徴と
生合成、及び基原植物について理解する。【C5 (2)】
■授業(学修)の到達目標■
代表的な脂肪酸関連化合物、強心配糖体、テルペノイド、フェニルプロパノイド、ポリケチド
の化学構造を生合成経路に基づいて説明し、その化学構造と基原植物を関係づけることが
できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬になる動植鉱物
■準備学修等の指示■
「薬になる動植鉱物」の内容を復習するとともに、各回の講義内容を復習する。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
天然物化学序論 SBOs-327, 328, 329, 330, 331, 332, 333, 334, 335, 336.
337
●準備学習
・テキスト緒論の項を予習する。
・講義内容に関して配布プリントを参考に復習する。
植物第二次代謝産物の生合成概論 SBOs-327, 328, 329, 330, 331, 332,
333, 335, 336, 337
●準備学習
・テキスト植物成分の生合成の項を予習する。
・講義内容に関して配布プリントを参考に復習する。
糖質 SBOs-327, 328
●準備学習
・テキスト糖類の項を予習する。
・講義内容に関して配布プリントを参考に復習する。
配糖体 SBOs-327, 328
●準備学習
・プリント配糖体の項を予習する。
・講義内容に関して配布プリントを参考に復習する。
酢酸ーマロン酸経路 SBOs-327, 328, 329
●準備学習
・テキスト脂質,ポリケチドの項を予習する。
・講義内容に関して配布プリントを参考に復習する。
飽和脂肪酸・不飽和脂肪酸の生合成 SBOs-327, 328
●準備学習
・テキスト脂質,ポリケチドの項を予習する。
・講義内容に関して配布プリントを参考に復習する。
シキミ酸経路 SBOs-328, 329
●準備学習
・テキスト芳香族植物成分の項を予習する。
・講義内容に関して配布プリントを参考に復習する。
フラボノイド・タンニン SBOs-328, 329
●準備学習
・テキストフラボノイドの項を予習する。
・講義内容に関して配布プリントを参考に復習する。
メバロン酸経路:テルペノイド(1); C10・C15 SBOs-330
●準備学習
・テキストテルペン化合物の項を予習する。
・講義内容に関して配布プリントを参考に復習する。
メバロン酸経路:テルペノイド(2); C20 及び C30 SBOs-330
●準備学習
・テキストテルペン化合物の項を予習する。
・講義内容に関して配布プリントを参考に復習する。
サポニン・ステロイド SBOs-330
●準備学習
・テキストステロイドの項を予習する。
・講義内容に関して配布プリントを参考に復習する。
強心配糖体、植物色素 SBOs-330
●準備学習
・テキスト強心配糖体の項を予習する。
・講義内容に関して配布プリントを参考に復習する。
■定期試験■
実施する
― 207 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■成績評価の方法■
天然物化学
Natural Product Chemistry
前原 昭次
①
2P(~H26)
中間試験及び学期末試験を総合して評価する。
■使用テキスト■
『薬学生のための天然物化学』 木村孟淳 南江堂 2009 978-4-524-40261-8
■参考書■
■授業のねらい・概要■
「天然物由来の医薬品」の概要を理解するために、植物第二次代謝産物のうち、脂肪酸関
連化合物、強心配糖体、テルペノイド、フェニルプロパノイド、ポリケチドの化学構造の特徴と
生合成、及び基原植物について理解する。【C5 (2)】
■授業(学修)の到達目標■
代表的な脂肪酸関連化合物、強心配糖体、テルペノイド、フェニルプロパノイド、ポリケチド
の化学構造を生合成経路に基づいて説明し、その化学構造と基原植物を関係づけることが
できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬になる動植鉱物
■準備学修等の指示■
「薬になる動植鉱物」の内容を復習するとともに、各回の講義内容を復習する。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
天然物化学序論 SBOs-327, 328, 329, 330, 331, 332, 333, 334, 335, 336.
337
●準備学習
・テキスト緒論の項を予習する。
・講義内容に関して配布プリントを参考に復習する。
植物第二次代謝産物の生合成概論 SBOs-327, 328, 329, 330, 331, 332,
333, 335, 336, 337
●準備学習
・テキスト植物成分の生合成の項を予習する。
・講義内容に関して配布プリントを参考に復習する。
糖質 SBOs-327, 328
●準備学習
・テキスト糖類の項を予習する。
・講義内容に関して配布プリントを参考に復習する。
配糖体 SBOs-327, 328
●準備学習
・プリント配糖体の項を予習する。
・講義内容に関して配布プリントを参考に復習する。
酢酸ーマロン酸経路 SBOs-327, 328, 329
●準備学習
・テキスト脂質,ポリケチドの項を予習する。
・講義内容に関して配布プリントを参考に復習する。
飽和脂肪酸・不飽和脂肪酸の生合成 SBOs-327, 328
●準備学習
・テキスト脂質,ポリケチドの項を予習する。
・講義内容に関して配布プリントを参考に復習する。
シキミ酸経路 SBOs-328, 329
●準備学習
・テキスト芳香族植物成分の項を予習する。
・講義内容に関して配布プリントを参考に復習する。
フラボノイド・タンニン SBOs-328, 329
●準備学習
・テキストフラボノイドの項を予習する。
・講義内容に関して配布プリントを参考に復習する。
メバロン酸経路:テルペノイド(1); C10・C15 SBOs-330
●準備学習
・テキストテルペン化合物の項を予習する。
・講義内容に関して配布プリントを参考に復習する。
メバロン酸経路:テルペノイド(2); C20 及び C30 SBOs-330
●準備学習
・テキストテルペン化合物の項を予習する。
・講義内容に関して配布プリントを参考に復習する。
サポニン・ステロイド SBOs-330
●準備学習
・テキストステロイドの項を予習する。
・講義内容に関して配布プリントを参考に復習する。
強心配糖体、植物色素 SBOs-330
●準備学習
・テキスト強心配糖体の項を予習する。
・講義内容に関して配布プリントを参考に復習する。
■定期試験■
実施する
― 208 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
該当する教科書の項目を読む。
配布プリントを復習する。
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
物質の構造Ⅰ
Structure of MatterⅠ
秦 季之
△1
2P(~H26)
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
複数回の試験、レポートにより評価する。
■使用テキスト■
■授業のねらい・概要■
物質を構成する基本単位である原子および分子の性質を理解するために、原子構造、分子
構造および化学結合に関する基本的知識と技能を修得する。【C1(1)、F3】
『薬学物理化学 第5 版』 松島美一 監修、小野行雄 編集 廣川書店 2010
978-4-567-22118-4
■授業(学修)の到達目標■
■参考書■
1
2
3
4
5
6
7
8
9
『薬学物理化学演習 第3版』 小野行雄 編集 廣川書店 978-4-567-22292-1
化学結合の成り立ちについて説明できる。
軌道の混成について説明できる。
分子軌道の基本概念を説明できる。
共役や共鳴を説明できる。
分子の分極と双極子モーメントについて説明できる。
エネルギーの量子化ボルツマン分布について説明できる。
電磁波の性質および物質との相互作用を説明できる。
分子の振動、回転、電子遷移について説明できる。
スピンとその磁気共鳴について説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬学の基礎としての数学・統計A(B)、薬学の基礎としての物理
■準備学修等の指示■
1年生で学習した化学結合について復習しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
原子軌道の概念、量子数の意味 SBOs-1506
●準備学習
該当する教科書の項目を読む。
波動方程式 SBOs-1507
●準備学習
前回の講義内容を復習する。
該当する教科書の項目を読む。
不確定性原理 SBOs-1508
●準備学習
前回の講義内容を復習する。
該当する教科書の項目を読む。
化学結合と軌道の混成 SBOs-57,58
●準備学習
前回の講義内容を復習する。
該当する教科書の項目を読む。
分子軌道と共役、共鳴 SBOs-59、60
●準備学習
前回の講義内容を復習する。
該当する教科書の項目を読む。
分子間相互作用1 静電相互作用、ファンデルワールス相互作用(双極子間
相互作用、分散力) SBOs-62、63、64
●準備学習
前回の講義内容を復習する。
該当する教科書の項目を読む。
配布プリントを復習する。
分子間相互作用2 水素結合、電荷相互作用、疎水性相互作用 SBOs-67
●準備学習
前回の講義内容を復習する。
該当する教科書の項目を読む。
電磁波の性質および物質との相互作用 SBOs-68
●準備学習
前回の講義内容を復習する。
該当する教科書の項目を読む。
分子の振動、回転、電子遷移 SBOs-69
●準備学習
前回の講義内容を復習する。
該当する教科書の項目を読む。
電子スピンと磁気共鳴 SBOs-72
●準備学習
前回の講義内容を復習する。
該当する教科書の項目を読む。
分子の分極と双極子モーメント SBOs-71
●準備学習
前回の講義内容を復習する。
該当する教科書の項目を読む。
偏光、旋光性、散乱、干渉、回折 SBOS-73、74、75
●準備学習
前回の講義内容を復習する。
― 209 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
■成績評価の方法■
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
定期試験、臨時試験およびレポートの結果を総合して評価する。
物質の構造Ⅱ
Structure of Matter Ⅱ
本屋敷 敏雄
①
2P(~H26)
■使用テキスト■
『放射化学・放射薬品学[第2版]』 五郎丸、堀江編 廣川書店 2011
978-4-567-26078-7
■参考書■
■授業のねらい・概要■
物質を構成する基本単位である原子および分子の性質を理解するために、物質の構造Ⅰ
に続いて原子構造、分子構造および放射性壊変、放射線についての基本的知識を修得する。
【C1(1)】
■授業(学修)の到達目標■
放射性壊変現象に関わる次の事項を説明できる。原子の構造と放射性壊変、電離放射線の
種類と物質との相互作用、放射性核種の物理的性質、核反応および放射平衡、放射線の測
定原理。また次の事項を説明できる。偏光および旋光性、散乱および干渉、結晶構造と回折
現象。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■準備学修等の指示■
毎回の授業終了時に、次回の講義予定範囲を伝達するので、各自予習しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
原子核の構造とその安定性 SBOs-76
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
放射性壊変現象(α、β) SBOs-76,78
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・授業内容を復習し、練習問題を確認する。
放射性壊変現象(γ) SBOs-76,78
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・授業内容を復習し、練習問題を確認する。
放射性壊変速度と放射能 SBOs-76,78
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・授業内容を復習し、練習問題を確認する。
放射平衡とその機構 SBOs-79
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・授業内容を復習し、練習問題を確認する。
放射線と物質の相互作用(α、β) SBOs-77
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・授業内容を復習し、練習問題を確認する。
放射線と物質の相互作用(γ) SBOs-77
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・授業内容を復習し、練習問題を確認する。
放射線の測定(電離作用) SBOs-80
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・授業内容を復習し、練習問題を確認する。
放射線の測定(蛍光作用) SBOs-80
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・授業内容を復習し、練習問題を確認する。
原子核反応と核分裂 SBOs-79
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・授業内容を復習し、練習問題を確認する。
光の特性 SBOs-73,74
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・授業内容を復習し、練習問題を確認する。
結晶構造と回折現象 SBOs-75
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・授業内容を復習し、練習問題を確認する。
■定期試験■
実施する
― 210 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
第11 回
物質の構造と相互作用
秦 季之
1
2P(H27~)
第12 回
■授業のねらい・概要■
物質を構成する原子・分子の構造、および化学結合に関する基本的事項を修得する。【C1
(1)】
■授業(学修)の到達目標■
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
1 化学結合の様式について説明できる。
2 分子軌道の基本概念および軌道の混成について説明できる。
3 共役や共鳴の概念を説明できる。
4 ファンデルワールス力について説明できる。
5 静電相互作用について例を挙げて説明できる。
6 双極子間相互作用について例を挙げて説明できる。
7 分散力について例を挙げて説明できる。
8 水素結合について例を挙げて説明できる。
9 電荷移動相互作用について例を挙げて説明できる。
10 疎水性相互作用について例を挙げて説明できる。
11 電磁波の性質および物質との相互作用を説明できる。
12 分子の振動、回転、電子遷移について説明できる。
13 電子や核のスピンとその磁気共鳴について説明できる。
14 光の屈折、偏光、および旋光性について説明できる。
15 光の散乱および干渉について説明できる。
16 結晶構造と回折現象について概説できる。
複数回の試験、レポートにより評価する。
■使用テキスト■
『薬学物理化学 第5 版』 松島美一 監修、小野行雄 編集 廣川書店 2010
978-4-567-22118-4
■参考書■
『薬学物理化学演習 第3版』 小野行雄 編集 廣川書店 978-4-567-22292-1
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬学の基礎としての数学・統計A(B)、物理へのファーストステップ
■準備学修等の指示■
1年生で学習した化学結合について復習しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
該当する教科書の項目を読む。
分子の分極と双極子モーメント SBOs117,120,122
●準備学習
前回の講義内容を復習する。
該当する教科書の項目を読む。
偏光、旋光性、散乱、干渉、回折 SBOs130-132
●準備学習
前回の講義内容を復習する。
該当する教科書の項目を読む。
配布プリントを復習する。
原子軌道の概念、量子数の意味 SBOs118
●準備学習
該当する教科書の項目を読む。
波動方程式 SBOs118
●準備学習
前回の講義内容を復習する。
該当する教科書の項目を読む。
不確定性原理 SBOs118
●準備学習
前回の講義内容を復習する。
該当する教科書の項目を読む。
化学結合と軌道の混成 SBOs118
●準備学習
前回の講義内容を復習する。
該当する教科書の項目を読む。
分子軌道と共役、共鳴 SBOs119
●準備学習
前回の講義内容を復習する。
該当する教科書の項目を読む。
分子間相互作用1 静電相互作用、ファンデルワールス相互作用(双極子間
相互作用、分散力) SBOs120-123
●準備学習
前回の講義内容を復習する。
該当する教科書の項目を読む。
配布プリントを復習する。
分子間相互作用2 水素結合、電荷相互作用、疎水性相互作用
SBOs124-126
●準備学習
前回の講義内容を復習する。
該当する教科書の項目を読む。
電磁波の性質および物質との相互作用 SBOs127
●準備学習
前回の講義内容を復習する。
該当する教科書の項目を読む。
分子の振動、回転、電子遷移 SBOs128
●準備学習
前回の講義内容を復習する。
該当する教科書の項目を読む。
電子スピンと磁気共鳴 SBOs129
●準備学習
前回の講義内容を復習する。
― 211 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■使用テキスト■
物質の構造と放射線
『放射化学・放射薬品学[第2版]』 五郎丸、堀江編 廣川書店 2011
978-4-567-26078-7
本屋敷 敏雄
①
2P(H27~)
■参考書■
■授業のねらい・概要■
物質を構成する基本単位である原子および分子の性質を理解するために、原子構造、分
子構造および放射性壊変、放射線についての基本的知識を修得する。【C1(1)】
■授業(学修)の到達目標■
放射性壊変現象に関わる次の事項を説明できる。原子の構造と放射性壊変、電離放射線の
種類と物質との相互作用、放射性核種の物理的性質、核反応および放射平衡、放射線の測
定原理。また次の事項を説明できる。偏光および旋光性、散乱および干渉、結晶構造と回折
現象。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■準備学修等の指示■
毎回の授業終了時に、次回の講義予定範囲を伝達するので、各自予習しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
原子核の構造とその安定性 SBOs-133,117-129
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
放射性壊変現象(α、β) SBOs-133
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・授業内容を復習し、練習問題を確認する。
放射性壊変現象(γ) SBOs-133,127
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・授業内容を復習し、練習問題を確認する。
放射性壊変速度と放射能 SBOs-135
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・授業内容を復習し、練習問題を確認する。
放射平衡とその機構 SBOs-136
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・授業内容を復習し、練習問題を確認する。
放射線と物質の相互作用(α、β) SBOs-134
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・授業内容を復習し、練習問題を確認する。
放射線と物質の相互作用(γ) SBOs-134
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・授業内容を復習し、練習問題を確認する。
放射線の測定(電離作用) SBOs-137,543
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・授業内容を復習し、練習問題を確認する。
放射線の測定(蛍光作用) SBOs-137,543
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・授業内容を復習し、練習問題を確認する。
原子核反応と核分裂 SBOs-136,542
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・授業内容を復習し、練習問題を確認する。
光の特性 SBOs-130,131,544
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・授業内容を復習し、練習問題を確認する。
結晶構造と回折現象 SBOs-132
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・授業内容を復習し、練習問題を確認する。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
定期試験、臨時試験およびレポートの結果を総合して評価する。
― 212 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
■成績評価の方法■
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
中間試験および定期試験の成績によって総合的に評価する。
物質の状態
State of Matter
冨田 久夫・白川 真
①
2P(H27~)
■使用テキスト■
『スタンダード薬学シリーズⅡ2 物理系薬学 Ⅰ.物質の物理的性質』 日本薬学会編 東
京化学同人 2015 978-4-8079-1702-0
『薬学物理化学(第5版)』 松島美一 監修 廣川書店 978-4-567-22118-4
■参考書■
■授業のねらい・概要■
物質の状態および相互変換過程を熱力学に基づき解析できるようになるために、相平衡、
溶液の性質および電気化学に関する基本的知識と技能を修得する。【C1(2)】
■授業(学修)の到達目標■
1
2
3
4
5
6
7
8
9
相変化に伴う熱の移動について説明できる。
相平衡と相律について説明できる。
状態図について説明できる。
希薄溶液の束一的性質について説明できる。
活量と活量係数について説明できる。
電解質溶液の電気伝導率およびモル伝導率の濃度による変化を説明できる。
イオン強度について説明できる。
起電力とギブズエネルギーの関係について説明できる。
電極電位(酸化還元電位)について説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬学の基礎としての数学・統計A(B)
■準備学修等の指示■
毎回の講義の初めに前回の講義内容についての確認テストを実施するので、前回の復習
をして講義に出席すること。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
相平衡(1) 相と相転移、一成分系の状態図
SBOs-138,139,140,141,142,157
●準備学習
・水の状態図(圧力と温度の図)について予習しておく。
相平衡(2) 相転移の熱力学 SBOs-143,144,145,146,157
●準備学習
・前回の内容および化学ポテンシャル、エンタルピー、エントロピーについ
て復習しておく。
相平衡(3) 相平衡と相律 SBOs-147,148,158
●準備学習
・前回の内容および水の状態図について復習しておく。
相平衡(4) 二成分系の液相-気相および液相-液相平衡
SBOs-149,150,159
●準備学習
・前回の内容および相転移に伴う熱の移動について復習しておく。
相平衡(5) 二成分系の固相-液相平衡 SBOs-159
●準備学習
・前回の内容および相転移に伴う熱の移動について復習しておく。
相平衡(6) 三成分系の相平衡 SBOs-159
●準備学習
・前回の内容および濃度の表現方法について復習しておく。
溶液の性質(1) 理想溶液とラウールの法則、活量と活量係数 SBOs-160
●準備学習
・前回の内容および相転移に伴う熱の移動について復習しておく。
溶液の性質(2) 希薄溶液の束一的性質 SBOs-160
●準備学習
・前回の内容および化学ポテンシャルについて復習しておく。
溶液の性質(3) 溶液の電気伝導 SBOs-162
●準備学習
・前回の内容および電解質の電離度について復習しておく。
溶液の性質(4) 活量と活量係数、イオン強度 SBOs-161,163
●準備学習
・前回の内容および化学ポテンシャル、溶液の束一的性質について復習
しておく。
電気化学(1) 電極電位(酸化還元電位) SBOs-165
●準備学習
・前回の内容および酸化、還元、化学電池について復習しておく。
電気化学(2) 起電力とギブズエネルギーの関係
SBOs-151,152,153,154,155,156,164
●準備学習
・前回の内容およびギブズエネルギーと平衡定数の関係について復習し
ておく。
■定期試験■
実施する
― 213 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■成績評価の方法■
物質の状態Ⅱ
State of Matter Ⅱ
冨田 久夫・白川 真
①
2P(H27~)
中間試験および定期試験の成績によって総合的に評価する。
■使用テキスト■
『スタンダード薬学シリーズ2 物理系薬学 Ⅰ.物質の物理的性質』 日本薬学会編 東京
化学同人 4-8079-1451-0
『薬学物理化学(第5版)』 松島美一 監修 廣川書店 978-4-567-22118-4
■参考書■
■授業のねらい・概要■
複雑な系における物質の状態および相互変換過程を熱力学に基づき解析できるようにな
るために、溶液および電気化学に関する基本的知識と技能を修得する。【C1(3)】
■授業(学修)の到達目標■
1 相変化に伴う熱の移動(Clausius-Clapeyron の式など)について説明できる。
2 相平衡と相律について説明できる。
3 代表的な状態図(一成分系、二成分系、三成分系相図)について説明できる。
4 物質の溶解平衡について説明できる。
5 溶液の束一的性質(浸透圧、沸点上昇、凝固点降下など)について説明できる。
6 化学ポテンシャル、活量、活量係数について説明できる。
7 電解質のモル伝導率の濃度変化、イオンの輸率と移動度について説明できる。
8 イオン強度について説明できる。
9 電解質の活量係数の濃度依存性(Debye-Huckel の式)につ いて説明できる。
10 代表的な化学電池の種類とその構成について説明できる。
11 標準電極電位について説明できる。
12 起電力と標準自由エネルギー変化の関係を説明できる。
13 Nernst の式が誘導できる。
14 濃淡電池について説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬学の基礎としての数学・統計A(B)
■準備学修等の指示■
毎回の講義の初めに前回の講義内容についての確認テストを実施するので、前回の復習
をして講義に出席すること。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
相転移、一成分系の相図 SBOs-103,104
●準備学習
・水の状態図(圧力と温度の図)について予習しておく。
相転移の熱力学、相平衡 SBOs-102,103
●準備学習
・前回の内容および微分方程式について復習しておく。
相律、溶液の束一的性質 SBOs-103,106
●準備学習
・前回の内容および溶液の凝固点降下、沸点上昇、浸透圧について復習
しておく。
二成分系の相図(1)気相-液相、液相-液相 SBOs-104
●準備学習
・前回の内容および濃度の表現方法、沸点について復習しておく。
二成分系の相図(2)固相-液相 SBOs-104
●準備学習
・前回の内容および融点について復習しておく。
三成分系の相図 SBOs-104
●準備学習
・前回の内容および溶液の濃度について復習しておく。
薬品の溶解平衡、分配平衡 SBOs-105,107,108
●準備学習
・前回の内容および溶液の凝固点降下、沸点上昇、浸透圧について復習
しておく。
化学ポテンシャル SBOs-110,112
●準備学習
・前回の内容およびギブズの自由エネルギーについて復習しておく。
溶液の電気伝導、イオンの輸率と移動度 SBOs-113,114
●準備学習
・前回の内容および元素の周期表について復習しておく。
活量と活量係数、イオン強度 SBOs-111,115,116
●準備学習
・前回の内容および各種濃度の表わし方について復習しておく。
化学電池の種類、標準電極電位 SBOs-117,118
●準備学習
・前回の内容および酸化、還元、電池について復習しておく。
電池の起電力と Nernst の式、濃淡電池 SBOs-119,120,121
●準備学習
・前回の内容および金属のイオン化傾向、平衡定数の一般的定義式につ
いて復習しておく。
■定期試験■
実施する
― 214 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第10 回
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
分析技術の臨床応用
第11 回
小嶋 英二朗 他
①
2P(H27~)
第12 回
■授業のねらい・概要■
化学物質(医薬品を含む)をその性質に基づいて分析できるようになるために、物質の定
性、定量などに必要な基本的知識と技能を修得する。さらに、薬学研究や臨床現場で分析
技術を適切に応用するために、代表的な分析法の基本的知識と技能を修得する。【C2(5),
(6)】
■授業(学修)の到達目標■
1 分析目的に即した試料の前処理法を説明できる。
2 臨床分析における精度管理および標準物質の意義を説明できる。
3 臨床分析で用いられる代表的な分析法を列挙できる。
4 免疫化学的測定法の原理を説明できる。
5 酵素を用いた代表的な分析法の原理を説明できる。
6 電気泳動法の原理および応用例を説明できる。
7 代表的なセンサー、ドライケミストリーについて概説できる。
8 クロマトグラフィーの分離機構を説明できる。
9 薄層クロマトグラフィーの特徴と代表的な検出法を説明できる。
10 液体クロマトグラフィーの特徴と代表的な検出法を説明できる。
11 ガスクロマトグラフィーの特徴と代表的な検出法を説明できる。
12 代表的な画像診断技術(Ⅹ線検査、CT スキャン、MRI、超音波、核医学検査など)につ
いて概説できる。
13 画像診断薬(造影剤、放射線医薬品など)について概説できる。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
定期試験、その他により評価する。
■使用テキスト■
『薬学領域の機器分析学』 財津潔、鶴田泰人編 廣川書店 978-4-567-25542-4
『放射化学・放射薬品学』 五郎丸 毅、堀江正信編 廣川書店 978-4-567-26078-7
■参考書■
『演習で理解する薬学の分析化学』 山口政俊ら編 廣川書店 978-4-567-25670-4
『スタンダード薬学シリーズ2 物理系薬学 Ⅱ.化学物質の分析』 日本薬学会編 東京化
学同人 4-8079-1452-9
『薬学生のための臨床化学(改訂第2版)』 後藤順一ら編 南江堂 4-524-40206-3
『【DVD】画像医学の知識と技術』 米本恭三総監修 医学映像教育センター
■履修しておくことが望ましい科目等■
化学平衡、化学物質の検出と定量、物質の構造Ⅱ、その他の科目で扱った確認試験
■準備学修等の指示■
1.テキストの各回の授業内容に該当する部分を読んでおくこと。
2.配布資料の演習問題や「演習で理解する薬学の分析化学」の演習問題を解いて理解を
深めること。
3.日常生活で見聞きする様々な数値や画像の測定方法にはどんなものがあるか考えてみ
ましょう。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
画像診断(1)放射性医薬品による画像診断(本屋敷敏雄) アド 49
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
画像診断(2)X 線、CT による画像診断(本屋敷敏雄) SBOs-217、586
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
画像診断(3)MRI、超音波による画像診断(本屋敷敏雄) SBOs-217、586
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
臨床分析総論(小嶋英二朗) SBOs-211、212
●準備学習等
・臨床で求められる分析法とはどういうものか、イメージをもっておくように。
・授業内容を復習し、練習問題や関連する演習問題で習熟度を確認する。
イムノアッセイ(小嶋英二朗) SBOs-214
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・授業内容を復習し、練習問題や関連する演習問題で習熟度を確認する。
酵素を用いた代表的な分析法(小嶋英二朗) SBOs-215
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・授業内容を復習し、練習問題や関連する演習問題で習熟度を確認する。
電気泳動法(小嶋英二朗) SBOs-210
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・授業内容を復習し、練習問題や関連する演習問題で習熟度を確認する。
センサー、ドライケミストリー(小嶋英二朗) SBOs-216, アド 47
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習する。
・授業内容を復習し、練習問題や関連する演習問題で習熟度を確認する。
まとめ(第1回~第5 回)(小嶋英二朗) SBOs-210~216、アド 47
●準備学習等
・演習問題をあらかじめ自分なりに解いておく。
・知識や理解が曖昧だったところは確実なものにしておく。
クロマトグラフィー(1).分離機構および薄層クロマトグラフィー(鶴田泰人)
SBOs-205、206
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習しておく。
・講義の復習をし、関連する演習問題を解いて理解すること。
クロマトグラフィー(2).液体クロマトグラフィー(鶴田泰人) SBOs-207
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習しておく。
・講義の復習をし、関連する演習問題を解いて理解すること。
クロマトグラフィー(3).ガスクロマトグラフィー(鶴田泰人) SBOs-208
●準備学習等
・テキストの該当箇所について予習しておく。
・講義の復習をし、関連する演習問題を解いて理解すること。
― 215 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
末梢神経系に作用する薬
田村 豊
①
2P(H27~)
第8 回
■授業のねらい・概要■
生体内における薬物作用に関する基本的知識を修得し、自律神経系、知覚神経系・運動神
経系に作用する薬物、および抗悪性腫瘍薬の作用機序について学ぶとともに、その薬物作
用に対する生体側の制御的調節機構による薬効修飾についても理解できる能力を養う。
【E2(1)】【E2(6)】【F(2)】【E(3)】【E(4)】
第9 回
■授業(学修)の到達目標■
【自律神経系に作用する薬】
1.交感神経系に作用し、その支配器官の機能を修飾する代表的な薬物を挙げ、薬理作用、
機序、主な副作用について説明できる。
2.副交感神経系に作用し、その支配器官の機能を修飾する代表的な薬物を挙げ、薬理作用、
機序、主な副作用について説明できる。
3.神経節に作用する代表的な薬物を挙げ、薬埋作用、機序、主な副作用について説明でき
る。
4.眼に作用する代表的な薬物を挙げ、薬埋作用、機序、主な副作用について説明できる。
【知覚神経系・運動神経系に作用する薬】
1.知覚神経に作用する代表的な薬物(局所麻酔薬、NSAIDs など)を挙げ、薬理作用、機序、
主な作用について説明できる。
2.運動神経系に作用する代表的な薬物を挙げ、薬理作用、機序、主な副作用について説
明できる。
第10 回
第11 回
■履修しておくことが望ましい科目等■
人体の成り立ちと機能Ⅰ、人体の成り立ちと機能Ⅱ、生体機能の調節Ⅰ、生体機能の調節
Ⅱ、薬の効くメカニズム
■準備学修等の指示■
人体の成り立ちと機能Ⅰ、Ⅱ、生体機能の調節Ⅰ、Ⅱ、薬の効くメカニズムの関連カ所を復
習しておく。
第12 回
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
交感神経系に作用する薬物の薬理作用、作用機序、副作用、適応症を説明で
きる。SBOs595
●準備学習:
・人体の成り立ちと機能Ⅰ、Ⅱ、生体機能の調節Ⅰ、Ⅱ、薬の効くメカニズム
の関連カ所を復習しておく。
・教科書の該当箇所を予習しておく。
副交感神経系および神経節に作用する薬物の薬理作用、作用機序、副作用、
適応症を説明できる。SBOs596,597
●準備学習:
・人体の成り立ちと機能Ⅰ、Ⅱ、生体機能の調節Ⅰ、Ⅱ、薬の効くメカニズム
の関連カ所を復習しておく。
・教科書の該当箇所を予習しておく。
知覚神経に作用する代表的な薬物(局所麻酔薬など)を挙げ、薬理作用、機
序、主な副作用を説明できる。SBOs599
●準備学習:
・人体の成り立ちと機能Ⅰ、Ⅱ、生体機能の調節Ⅰ、Ⅱ、薬の効くメカニズム
の関連カ所を復習しておく。
・教科書の該当箇所を予習しておく。
運動神経系に作用する代表的な薬物を挙げ、薬理作用、機序、主な副作用を
説明できる。また、進行性筋ジストロフィー、Guilain-Barre(ギラン・バレー)症候
群、重症筋無力症について説明できる。SBOs600,602
●準備学習:
・人体の成り立ちと機能Ⅰ、Ⅱ、生体機能の調節Ⅰ、Ⅱ、薬の効くメカニズム
の関連カ所を復習しておく。
・教科書の該当箇所を予習しておく。
末梢神経系が発症に関与する代表的な疾患(高血圧、低血圧、運動麻痺・不
随意運動・筋力低下など)における薬物治療、食事療法、その他の非薬物治療
(外科手術など)の位置づけを説明できる。SBOs589,590
●準備学習:
・人体の成り立ちと機能Ⅰ、Ⅱ、生体機能の調節Ⅰ、Ⅱ、薬の効くメカニズム
の関連カ所を復習しておく。
・教科書の該当箇所を予習しておく。
眼の疾患(緑内障、白内障、加齢性黄斑変性、、結膜炎、網膜症、ぶどう膜
炎、網膜色素変性症)の病態、症状、薬物治療について説明できる。
SBOs678,679,680,681
●準備学習:
・人体の成り立ちと機能Ⅰ、Ⅱ、生体機能の調節Ⅰ、Ⅱ、薬の効くメカニズム
の関連カ所を復習しておく。
・教科書の該当箇所を予習しておく。
感覚器・皮膚の疾患に用いられる代表的な薬物の基本構造と薬効(薬理・薬物
動態)の関連を概説できる。また、骨肉腫について、病態(病態生理、症状等)・
薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。SBOs688,721
●準備学習:
・人体の成り立ちと機能Ⅰ、Ⅱ、生体機能の調節Ⅰ、Ⅱ、薬の効くメカニズム
の関連カ所を復習しておく。
・教科書の該当箇所を予習しておく。
末梢神経系が発症に関与する代表的な疾患(高血圧、低血圧、運動麻痺・重
症筋無力症、緑内障など)に使用される医薬品について効能・効果、用法・用
量、警告・禁忌、副作用、相互作用を列挙できる。SBOs914,995
●準備学習:
・人体の成り立ちと機能Ⅰ、Ⅱ、生体機能の調節Ⅰ、Ⅱ、薬の効くメカニズム
の関連カ所を復習しておく。
・教科書の該当箇所を予習しておく。
末梢神経系が発症に関与する代表的な疾患(高血圧、低血圧、運動麻痺・重
症筋無力症、緑内障など)に使用される医薬品について重症度等に応じて科
学的根拠に基づいた処方設計ができる。SBOs999,1000
●準備学習:
・人体の成り立ちと機能Ⅰ、Ⅱ、生体機能の調節Ⅰ、Ⅱ、薬の効くメカニズム
の関連カ所を復習しておく。
・教科書の該当箇所を予習しておく。
代表的な疾患の患者について、診断名、病態、科学的根拠等からガイドライン
に基づいて薬物治療方針を確認できる。また、医薬品の効果、副作用に関して
モニタリングすべき症状と検査所見等を具体的に説明できる。
SBOs1005,1006,1007
●準備学習:
・人体の成り立ちと機能Ⅰ、Ⅱ、生体機能の調節Ⅰ、Ⅱ、薬の効くメカニズム
の関連カ所を復習しておく。
・教科書の該当箇所を予習しておく。
代表的な疾患に用いられる医薬品の効果、副作用に関してモニタリングすべ
き症状と検査所見等を具体的に医師、看護師に分かりやすく説明できる。ま
た、代表的な疾患における薬物療法の評価に必要な患者情報を列挙できる。
●準備学習:
・人体の成り立ちと機能Ⅰ、Ⅱ、生体機能の調節Ⅰ、Ⅱ、薬の効くメカニズム
の関連カ所を復習しておく。
・教科書の該当箇所を予習しておく。SBOs1012,1013,1014
薬物治療の効果、副作用の発現、薬物血中濃度等に基づき、医師に対し、薬
剤の種類、投与量、投与方法、投与期間等の変更を提案できる。
SBOs1016,1017,1018,1019,1020,1021,1022
●準備学習:
・人体の成り立ちと機能Ⅰ、Ⅱ、生体機能の調節Ⅰ、Ⅱ、薬の効くメカニズム
の関連カ所を復習しておく。
・教科書の該当箇所を予習しておく。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
原則、中間試験(50%)と定期試験(50%)で評価する。
ただし、学修状況により追加試験の結果を総括評価に加えることもある。
■使用テキスト■
『薬が見える vol.1』 メディックメディア 2014 978-4-89632-549-2
■参考書■
『薬がみえる vol.2』 メディックメディア 2015 978-4-89632-585-0
『薬物治療学(改訂4版)』 南山堂 2015 978-4-525-72054-4
― 216 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
薬学英語Ⅰ
English Communication in Pharmaceutical ScienceⅠ
大西 正俊 他
△1
2P(H22~)
■授業のねらい・概要■
薬学に学ぶ学生諸君は1年次に習得した英語力に加えて、専門用語や慣用句を理解する
語学力vocabulary および情報交換能力communication を持つことが必須である。 本講義に
おいては、薬学専門分野の化学、物理、生物および医療薬学に関する基礎的な英語表現に
ついて、「読む」、「書く」さらに「聞く・話す」に関する基本的知識と技能を修得する【A(5),
G(3)】
■授業(学修)の到達目標■
1.薬学専門分野の化学、物理、生物および医療薬学に関する簡単な英語表現を読んで、
その内容を説明できる。
2.薬学専門分野の化学、物理、生物および医療薬学に関する簡単な英語表現を列記でき
る。
3.薬学専門分野の化学、物理、生物および医療薬学に関する簡単な表現を英語で発音で
きる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
英語Ⅰ-Ⅳ
■準備学修等の指示■
通常の大学生として常識レベルの予習と復習
学術論文を検索し、期間内に少なくとも 1 本は読むこと
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
イントロダクション -なぜ薬学で英語を学ぶのか- (大西)
●準備学習
学術論文がどのようなものか見ておくこと
論文読解の基礎(大西)SBOs:58, 772, 776, 1073
●準備学習
テキストの予習
薬学における基本的単位、数値の英語表現<読む・書く> (西尾) SBOs:58, 772,
776, 1073
●準備学習
特に必要としない
薬学における基本的単位、数値の英語表現<聞く・話す> (西尾) SBOs:58, 772,
776, 1073
●準備学習
配布プリントの予習・復習
有機化学の基礎(1)脂肪族・芳香族化合物 (堤) SBOs:58, 772, 776, 1073
●準備学習
特に必要としない
有機化学の基礎(2)官能基 (堤) SBOs:58, 772, 776, 1073
●準備学習
配布プリントの予習・復習
核酸と遺伝情報 (松岡) SBOs:58, 772, 776, 1073
●準備学習
特に必要としない
遺伝子の発現 (松岡) SBOs:58, 772, 776, 1073
●準備学習
配布プリントの予習・復習
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
定期試験
■使用テキスト■
『Reading Dynamics』 山科美和子 他 センゲージラーニング 2016
978-4-86312-287-1
■参考書■
『わかりやすい薬学英語』 伊藤智夫 廣川書店 1996 4-567-00521-X
『山中iPS 細胞・ノーベル賞受賞論文を読もう』 西川伸一 一灯舎 2012
978-4-903532-88-2
『薬学生・薬剤師のための 英会話ハンドブック 』 原博 他 東京化学同人 2014
9784807908530
『薬学英語Ⅰ』 日本薬学英語研究会 成美堂 2009 978-4-7919-5039-3
― 217 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
薬物作用の基礎
Pharmacological bases of drug actions
田村 豊
①
2P(~H26)
第6 回
■授業のねらい・概要■
生体内における薬物作用に関する基本的知識を修得し、自律神経系、知覚神経系・運動神
経系に作用する薬物の作用機序について学ぶとともに、その薬物作用に対する生体側の制
御的調節機構による薬効修飾についても理解できる能力を養う。【C13(1)】、【C13(2)】、
【C14(1)】、【C14(2)】
第7 回
■授業(学修)の到達目標■
【薬物作用の基礎】
1.薬物の作用するしくみについて、受容体、酵素およびチャネルを例に挙げて説明できる。
2.代表的な薬物受容体を列挙し、刺激あるいは阻害された場合の生理反応を説明できる。
3.薬物の作用発現に関連する代表的な細胞内情報伝達系を列挙し、活性化された場合の
生理機能変化を説明できる。
【自律神経系に作用する薬】
1.交感神経系に作用し、その支配器官の機能を修飾する代表的な薬物を挙げ、薬理作用、
機序、主な副作用について説明できる。
2.副交感神経系に作用し、その支配器官の機能を修飾する代表的な薬物を挙げ、薬理作
用、機序、主な副作用について説明できる。
3.神経節に作用する代表的な薬物を挙げ、薬埋作用、機序、主な副作用について説明で
きる。
【知覚神経系・運動神経系に作用する薬】
1.知覚神経に作用する代表的な薬物(局所麻酔薬など)を挙げ、薬理作用、機序、主な作
用について説明できる。
2.運動神経系に作用する代表的な薬物を挙げ、薬理作用、機序、主な副作用について説
明できる。
第8 回
第9 回
第10 回
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬学の基礎としての生物、人体の構造と機能Ⅰ、人体の構造と機能Ⅱ、生命体の基本単位
としての細胞、生命活動を担うタンパク質、生理活性分子とシグナル分子、生体機能調節、
薬の作用と生体内運命、漢方薬物Ⅰ、漢方薬物Ⅱ
第11 回
■準備学修等の指示■
1年次科目、「人体の構造と機能Ⅰ」、「人体の構造と機能Ⅱ」、2年次前期科目、「生体機能
調節」、「生理活性分子とシグナル分子」、「薬の作用と生体内運命」の講義内容を充分理解
しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
薬物作用の基礎:薬物の作用発現に関与する、受容体、酵素およびチャネ
ル、細胞内情報伝達系と生理反応。SBOs-425、SBOs-426、SBOs-427、
SBOs-428、SBOs-722、SBOs-723、SBOs-724、SBOs-725、SBOs-726、
SBOs-539、SBOs-540、SBOs-541、SBOs-542、SBOs-546、SBOs-547、
SBOs-548、SBOs-549
●準備学習:
・人体の構造と機能Ⅰ、Ⅱ、生理活性分子とシグナル分子、生体機能調節、
薬の作用と生体内
自律神経系に作用する薬-1:自律神経系概説(機能、自律神経の優位性、自
律神経反射と自律神経薬の反応、薬物の作用部位、受容体サブタイプ)。
SBOs-399、SBOs-425、SBOs-426、SBOs-427、SBOs-428、SBOs-431、
SBOs-722、SBOs-723、SBOs-724、SBOs-725、SBOs-726
●準備学習:
・人体の構造と機能Ⅰ、Ⅱ、生理活性分子とシグナル分子、生体機能調節、
薬の作用と生体内運命の関連カ所を復習しておく。
・教科書の該当箇所を予習しておく。
自律神経系に作用する薬-2:コリン作用薬、アセチルコリン誘導体の薬理作用
と臨床応用・副作用。SBOs-431、SBOs-546、SBOs-547、SBOs-548、
SBOs-549、SBOs-735、SBOs-747
●準備学習:
・人体の構造と機能Ⅰ、Ⅱ、生理活性分子とシグナル分子、生体機能調節、
薬の作用と生体内運命の関連カ所を復習しておく。
・教科書の該当箇所を予習しておく。
自律神経系に作用する薬-3:ムスカリン受容体作用薬、コリンエステラーゼ阻
害薬の薬理作用と臨床応用・副作用。SBOs-431、SBOs-546、SBOs-547、
SBOs-548、SBOs-549、SBOs-735、SBOs-747
●準備学習:
・人体の構造と機能Ⅰ、Ⅱ、生理活性分子とシグナル分子、生体機能調節、
薬の作用と生体内運命の関連カ所を復習しておく。
・教科書の該当箇所を予習しておく。
自律神経系に作用する薬-4:ムスカリン受容体遮断薬の薬理作用と臨床応
用・副作用。SBOs-431、SBOs-546、SBOs-547、SBOs-548、SBOs-549、
SBOs-735、SBOs-747
●準備学習:
第12 回
・人体の構造と機能Ⅰ、Ⅱ、生理活性分子とシグナル分子、生体機能調節、
薬の作用と生体内運命の関連カ所を復習しておく。
・教科書の該当箇所を予習しておく。
自律神経系に作用する薬-5:神経節興奮薬、神経節遮断薬の薬理作用と臨
床応用・副作用。SBOs-431、SBOs-546、SBOs-547、SBOs-548、
SBOs-549、SBOs-735、SBOs-748
●準備学習:
・人体の構造と機能Ⅰ、Ⅱ、生理活性分子とシグナル分子、生体機能調節、
薬の作用と生体内運命の関連カ所を復習しておく。
・教科書の該当箇所を予習しておく。
自律神経系に作用する薬-6:アドレナリンα受容体作用薬、α遮断薬のの薬
理作用と臨床応用・副作用。SBOs-431、SBOs-546、SBOs-547、
SBOs-548、SBOs-549、SBOs-735、SBOs-746
●準備学習:
・人体の構造と機能Ⅰ、Ⅱ、生理活性分子とシグナル分子、生体機能調節、
薬の作用と生体内運命の関連カ所を復習しておく。
・教科書の該当箇所を予習しておく。
自律神経系に作用する薬-7:アドレナリンβ受容体作用薬の薬理作用と臨床
応用・副作用。SBOs-431、SBOs-546、SBOs-547、SBOs-548、
SBOs-549、SBOs-735、SBOs-746、SBOs-759
●準備学習:
・人体の構造と機能Ⅰ、Ⅱ、生理活性分子とシグナル分子、生体機能調節、
薬の作用と生体内運命の関連カ所を復習しておく。
・教科書の該当箇所を予習しておく。
自律神経系に作用する薬-8:アドレナリンβ受容体遮断薬の薬理作用と臨床
応用・副作用。SBOs-431、SBOs-546、SBOs-547、SBOs-548、
SBOs-549、SBOs-735、SBOs-746
●準備学習:
・人体の構造と機能Ⅰ、Ⅱ、生理活性分子とシグナル分子、生体機能調節、
薬の作用と生体内運命の関連カ所を復習しておく。
・教科書の該当箇所を予習しておく。
自律神経系に作用する薬-9:アドレナリンα、β受容体遮断薬、アドレナリン作
用性神経遮断薬、α-メチルドーパの薬理作用と臨床応用・副作用。
SBOs-431、SBOs-546、SBOs-547、SBOs-548、SBOs-549、SBOs-735、
SBOs-746
●準備学習:
・人体の構造と機能Ⅰ、Ⅱ、生理活性分子とシグナル分子、生体機能調節、
薬の作用と生体内運命の関連カ所を復習しておく。
・教科書の該当箇所を予習しておく。
末梢性骨格筋弛緩薬の薬理作用と臨床応用・副作用:骨格筋収縮の生理機
構、神経筋接合部興奮薬、神経筋接合部遮断薬(競合性遮断薬・脱分極性遮
断薬・ダントロレン)。SBOs-431、SBOs-546、SBOs-547、SBOs-548、
SBOs-549、SBOs-735、SBOs-751
●準備学習:
・人体の構造と機能Ⅰ、Ⅱ、生理活性分子とシグナル分子、生体機能調節、
薬の作用と生体内運命の関連カ所を復習しておく。
・教科書の該当箇所を予習しておく。
局所麻酔薬の薬理作用と臨床応用・副作用。SBOs-431、SBOs-546、
SBOs-547、SBOs-548、SBOs-549、SBOs-735、SBOs-750
●準備学習:
・人体の構造と機能Ⅰ、Ⅱ、生理活性分子とシグナル分子、生体機能調節、
薬の作用と生体内運命の関連カ所を復習しておく。
・教科書の該当箇所を予習しておく。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
原則、中間試験(50%)と定期試験(50%)で評価する。
ただし、学修状況により追加試験の結果を総括評価に加えることもある。
■使用テキスト■
『薬が見える vol.1』 メディックメディア 2014 978-4-89632-549-2
■参考書■
― 218 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第9 回
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
有機化学Ⅰ
Organic Chemistry
藤岡 晴人・石津 隆
1
2P(H27~)
第10 回
第11 回
■授業のねらい・概要■
化学物質を理解できるようになるために、代表的な有機化合物の構造、性質、反応、分離法、
構造決定法、および無機化合物の構造と性質に関する基本的事項を修得する。 【C3】
基本的な有機化合物の命名法、電子配置、反応、立体構造などに関する基本的事項を修
得する。【C3(1)】 有機化合物の基本骨格となる脂肪族および芳香族化合物の構造、性質、
反応性などに関する基本的事項を修得する。【C3(2)】代表的な機器分析としての核磁気共
鳴(NMR)、赤外吸収(IR)、質量分析による構造決定法の基本的事項を修得する。【C3(4)】
第12 回
■定期試験■
■授業(学修)の到達目標■
1 基本的な有機反応(置換、付加、脱離)の特徴を理解し、分類できる。
2 代表的な芳香族炭化水素化合物の性質と反応性を説明できる。
3 炭素原子を含む反応中間体(カルボカチオン、カルボアニオン、ラジカル)の構造と性質
を説明できる。
4 芳香族性の概念を説明できる。
5 芳香族炭化水素化合物の求電子置換反応の反応性、配向性、置換基の効果について説
明できる。
6 代表的な芳香族複素環化合物の性質を芳香族性と関連づけて説明できる。
7 代表的な芳香族複素環の求電子置換反応の反応性、配向性、置換基の効果について説
明できる。
8 1H および 13C NMR スペクトルより得られる情報を概説できる。
9 有機化合物中の代表的プロトンについて、おおよその化学シフト値を示すことができる。
10 1H NMR の積分値の意味を説明できる。
11 1H NMR シグナルが近接プロトンにより分裂(カップリング)する基本的な分裂様式を説明
できる。
12 代表的な化合物の部分構造を 1H NMR から決定できる。
13 IR スペクトルより得られる情報を概説できる。
14 IR スペクトル上の基本的な官能基の特性吸収を列挙し、帰属することができる。
15 マススペクトルより得られる情報を概説できる。
16 測定化合物に適したイオン化法を選択できる。
17 ピークの種類(基準ピーク、分子イオンピーク、同位体ピーク、フラグメントピーク)を説明
できる。
18 代表的な化合物のマススペクトルを解析できる。
19 代表的な機器分析法を用いて、代表的な化合物の構造決定ができる。
実施する
■成績評価の方法■
前期中間試験と前期定期試験で成績評価を行う。
■使用テキスト■
『ソロモンの新有機化学 Ⅰ』 花房 昭静 他訳 廣川書店 2015
ISSN978-4-567-23506-8
『ソロモンの新有機化学 Ⅱ』 花房 昭静 他訳 廣川書店 2015
ISSN978-4-567-23507-5
『ソロモン新有機化学・スタディガイド』 花房 昭静 他訳 廣川書店 2015
ISSN978-4-567-23509-9
『基礎有機化学問題集』 廣田耕作 他 廣川書店 2013 ISSN978-4-567-46250-1
■参考書■
■履修しておくことが望ましい科目等■
物質の基本概念A、基礎有機化学Ⅰ、基礎有機化学Ⅱ
■準備学修等の指示■
これまでの化学系の科目内容を充分に復習しておく。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
マススペクトルより得られる情報およびイオン化法(石津)SBOs- 269,270
●準備学習
・1H NMR スペクトルにおけるカップリングと積分値について復習する。
・マススペクトルより得られる情報およびイオン化法について予習する。
マススペクトルにおけるヒピークの種類(石津)SBOs- 271
●準備学習
・マススペクトルより得られる情報およびイオン化法について復習する。
・マススペクトルにおけるヒピークの種類について予習する。
IR スペクトルから得られる情報と官能基の帰属(石津)SBOs-267,268
●準備学習
・マススペクトルにおけるヒピークの種類について復習する。
・IR スペクトルから得られる情報と官能基の帰属について予習する。
代表的な機器分析法を用いた構造決定(石津)SBOs- 266,272,273
●準備学習
・IR スペクトルから得られる情報と官能基の帰属について復習する。
・代表的な機器分析法を用いた構造決定について予習する。
代表的な芳香族化合物およびその物性(藤岡)SBOs-225, 243
●準備学習
・芳香族化合物の一般的な性質について復習する。
芳香族性(ヒュッケル則)の概念 (藤岡)SBOs-225, 244, 259
●準備学習
・芳香族性について復習する。
芳香族化合物の求電子置換反応の機構 (藤岡)SBOs-223, 224, 245, 246,
247
●準備学習
・芳香族化合物の求電子置換反応について復習する。
芳香族化合物の求電子置換反応の反応性 (藤岡)SBOs-223, 245, 246,
247
●準備学習
・芳香族化合物の求電子置換反応の種類について復習する。
芳香族化合物の求電子置換反応の配向性に及ぼす置換基の効果 (藤岡)
SBOs-223, 245, 246, 247
●準備学習
・芳香族化合物の求電子置換反応の置換基の効果について復習する。
芳香族化合物の代表的な求核置換反応(藤岡)SBOs-223, 245, 246, 247
●準備学習
・芳香族化合物の求核置換反応について復習する。
1H, 13C NMR スペクトルから得られる情報(石津)SBOs- 262,263
●準備学習
・芳香族化合物の代表的な求核置換反応について復習する。
・1H, 13C NMR スペクトルから得られる情報について予習する
1H NMR スペクトルにおけるカップリングと積分値(石津)SBOs- 264,265
●準備学習
・1H, 13C NMR スペクトルから得られる情報について復習する。
・1H NMR スペクトルにおけるカップリングと積分値について予習する。
― 219 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
■使用テキスト■
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
『ソロモンの新有機化学 Ⅰ』 花房 昭静 他訳 廣川書店 2015
ISSN978-4-567-23506-8
『ソロモンの新有機化学 Ⅱ』 花房 昭静 他訳 廣川書店 2015
ISSN978-4-567-23507-5
『ソロモン新有機化学・スタディガイド』 花房 昭静 他訳 廣川書店 2015
ISSN978-4-567-23509-9
『基礎有機化学問題集』 廣田耕作 他 廣川書店 2013 ISSN978-4-567-46250-1
有機化学Ⅱ
Organic Chemistry
藤岡 晴人・石津 隆
1
2P(H27~)
■参考書■
■授業のねらい・概要■
化学物質を理解できるようになるために、代表的な有機化合物の構造、性質、反応、分離法、
構造決定法、および無機化合物の構造と性質に関する基本的事項を修得する。 【C3】
官能基を有する有機化合物の性質、反応性に関する基本的事項を修得する。【C3(3)】
■授業(学修)の到達目標■
1
2
3
4
5
6
7
8
代表的な官能基を列挙し、性質を説明できる。
官能基の性質を利用した分離精製を実施できる。
アルコール、フェノール類の基本的な性質と反応を列挙し、説明できる。
エーテル類の代表的な性質と反応を列挙し、説明できる。
アルコールの代表的な合成法について説明できる。
フェノールの代表的な合成法について説明できる。
エーテルの代表的な合成法について説明できる。
官能基が及ぼす電子効果について概説できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬学の基礎としての化学A または B、基礎有機化学Ⅰ、基礎有機化学Ⅱ
■準備学修等の指示■
これまでの化学系の科目内容を充分に復習しておく。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
代表的な官能基の性質(石津) SBOs-248
●準備学習
・代表的な官能基の性質について予習する。
官能基の性質を利用した分離精製(石津) SBOs-249
●準備学習
・代表的な官能基の性質について復習する。
・官能基の性質を利用した分離精製について予習する。
アルコール類の基本的な性質と反応(石津)SBOs-253
●準備学習
・官能基の性質を利用した分離精製について復習する。
・アルコール類の基本的な性質と反応について予習する。
フェノール類の基本的な性質と反応(石津)BOs-253
●準備学習
・アルコール類の基本的な性質について復習する。
・フェノール類の基本的な性質と反応について予習する。
エーテル類の基本的な性質と反応(石津)SBOs-254
●準備学習
・フェノール類の基本的な性質と反応について復習する。
・エーテル類の基本的な性質と反応について予習する。
官能基が及ぼす電子効果(藤岡)SBOs-259
●準備学習
・エーテル類の基本的な性質と反応について復習する。
・官能基が及ぼす電子効果について予習する。
アミンの性質、構造と塩基性(藤岡) SBOs-249, 258, 261
●準備学習
・アミンの性質、構造と塩基性について予習しておく。
アミンの合成:求核置換反応(藤岡) SBOs-223, 224, 258
●準備学習
・アミンの合成:求核置換反応について予習しておく。
アミンの合成:還元反応(藤岡)SBOs-223, 224, 258
●準備学習
・アミンの合成:還元反応について予習しておく。
アミンの反応:ジアゾ化、ニトロソ化反応(藤岡)SBOs-223, 224, 258
●準備学習
・アミンの反応:ジアゾ化、ニトロソ化反応について予習しておく。
アミンの反応:スルホンアミド、 Sandmeyer 反応(藤岡)SBOs-223, 224, 258
●準備学習
・アミンの反応:スルホンアミド、 Sandmeyer 反応について予習しておく。
複素環化合物とアルカロイド(藤岡)SBOs-223, 224, 258, 261
●準備学習
・複素環について予習しておく。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
後期中間試験と後期定期試験で成績評価を行う。
― 220 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
臨床検査
Laboratory Medicine
小嶋 英二朗・鶴田 泰人
①
2P(H27~)
第10 回
第11 回
■授業のねらい・概要■
適正な薬物治療に参画できるようになるために、肝臓、腎臓、呼吸器、循環器などの代表
的な疾病の診断に伴う臨床検査に関する基本的知識を修得し、身体の病的変化を病態生
理学的に理解する。【C14(1)】
第12 回
■授業(学修)の到達目標■
1 代表的な肝機能検査を列挙し、その検査値の異常から推測されるおもな疾病をあげるこ
とができる。
2 代表的な腎機能検査を列挙し、その検査値の異常から推測されるおもな疾病をあげるこ
とができる。
3 代表的な呼吸機能検査を列挙し、その検査値の異常から推測されるおもな疾病をあげる
ことができる。
4 代表的な心臓機能検査を列挙し、その検査値の異常から推測されるおもな疾病をあげる
ことができる。
5 代表的な血液および血液凝固検査を列挙し、その検査値の異常から推測されるおもな
疾病をあげることができる。
6 代表的な内分泌・代謝疾患に関する検査を列挙し、その検査値の異常から推測されるお
もな疾病をあげることができる。
7 感染時および炎症時に認められる代表的な臨床検査値の変動を述べることができる。
8 悪性腫瘍に関する代表的な臨床検査を列挙し、推測される腫瘍部位をあげることができ
る。
9 尿および糞便を用いた代表的な臨床検査を列挙し、その検査値の異常から推測される
おもな疾病をあげることができる。
10 動脈血ガス分析の検査項目を列挙し、その検査値の臨床的意義を説明できる。
11 代表的なバイタルサインを列挙できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
1.薬物治療系の科目で学んだ検査法・検査値について復習しておくこと。
2.項目ごとにミニテストを実施するので、各回の講義内容を復習しておくこと。
3.統合型学習は「薬物動態の解析Ⅱ」との統合形式でおこなうため、本講義を受講するも
のは「薬物動態の解析Ⅱ」も受講すること(相談に応ず)。
■回数ごとの授業内容■
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
■定期試験■
実施する
第10 回までの小テスト、定期試験および総合演習の態度・提出物で評価する。
■準備学修等の指示■
第2 回
第14 回
■成績評価の方法■
薬物治療系の科目
第1 回
第13 回
●準備学習等
・テキストの該当箇所を予習しておく。
・ミニテストに対応できるように復習する。
脳波・筋電図検査(小嶋英二朗)
●準備学習等
・テキストの該当箇所を予習しておく。
・この項目のミニテストは実施しないが、検査の概要は理解しておくこと。
統合型学習(1)、バイタルサインの測定(小嶋、鶴田、吉富、田中、佐藤、岡
村、上敷領) SBOs-840
●準備学習等
・統合型学習は小グループに分かれて変則的に実施するので、案内・説明
に注意するように。
・バイタルサインについて復習しておく。
総合型学習(2)、調査・研究(小嶋、鶴田、吉富、田中、佐藤、岡村、上敷領 )
SBOs-830~840
●準備学習等
・統合型学習は小グループに分かれて変則的に実施するので、案内・説明
に注意するように。
・少しでも疑問に思うことは、根気よく調査するように努める。
統合型学習(3)、資料作成(小嶋、鶴田、吉富、田中、佐藤、岡村、上敷領)
SBOs-830~840
●準備学習等
・統合型学習は小グループに分かれて変則的に実施するので、案内・説明
に注意するように。
・資料作成は人任せにせず、積極的に参加し、分かり易い資料作成に努め
る。
統合型学習(4)、発表・討論(小嶋、鶴田、吉富、田中、佐藤、岡村、上敷領)
SBOs-830~840
●準備学習等
・統合型学習は小グループに分かれて変則的に実施するので、案内・説明
に注意するように。
・質疑応答に積極的に参加しましょう。
■使用テキスト■
『知っておきたい臨床検査値』 日本薬学会編 東京化学同人 978-4-8079-0658-1
■参考書■
『異常値の出るメカニズム第5 版』 河合忠他編 医学書院 978-4-260-00560-9
『【DVD】目で見る臨床検査(第2 版)』 猪狩淳総監修 医学映像教育センター
概要・バイタルサイン SBOs-840
●準備学習等
・テキストの該当箇所を予習しておく。
・ミニテストに対応できるように復習する。
一般検査(小嶋英二朗) SBOs-838
●準備学習等
・テキストの該当箇所を予習しておく。
・ミニテストに対応できるように復習する。
血液学検査(小嶋英二朗) SBOs-834
●準備学習等
・テキストの該当箇所を予習しておく。
・ミニテストに対応できるように復習する。
血液生化学検査(小嶋英二朗) SBOs-830~833, 836
●準備学習等
・テキストの該当箇所を予習しておく。
・ミニテストに対応できるように復習する。
代謝・内分泌検査(小嶋英二朗) SBOs-835
●準備学習等
・テキストの該当箇所を予習しておく。
・ミニテストに対応できるように復習する。
微生物学検査・病理検査(小嶋英二朗) SBOs-836
●準備学習等
・テキストの該当箇所を予習しておく。
・この項目のミニテストは実施しないが、検査の概要は理解しておくこと。
免疫血清検査(小嶋英二朗) SBOs-836
●準備学習等
・テキストの該当箇所を予習しておく。
・ミニテストに対応できるように復習する。
臓器機能(肝・膵・腎・心機能および腫瘍マーカー)検査(鶴田泰人)
SBOs-830, 831, 837
●準備学習等
・テキストの該当箇所を予習しておく。
・ミニテストに対応できるように復習する。
呼吸機能・循環機能検査(小嶋英二朗) SBOs-832, 833, 839
― 221 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
遺伝子を操作する
Genetic Engineering
道原 明宏・松岡 浩史
△1
3P
■授業のねらい・概要■
組換えDNA 技術に関する基本的知識、技能、態度を修得するとともに、医学・薬学分野での
その活用方法について学習する。【C9-(6)】
■授業(学修)の到達目標■
1
2
3
4
5
6
組換え DNA 技術の概要を説明できる。
組換え実験指針を理解し、その概要を説明できる。
遺伝子クローニング法の概要を説明できる。
遺伝子ライブラリーについて説明できる。
遺伝子の構造・機能解析の原理および方法を説明できる。
遺伝子改変動物を説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
「生命情報を担う遺伝子」
■準備学修等の指示■
「生命情報を担う遺伝子」を復習する。 特に、DNA→RNA→タンパク質の遺伝情報の流れを
十分に理解しておく。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
組換え DNA の実験指針(道原)
SBOs-553, 554
●準備学習 : 「生命情報を担う遺伝子」を復習する。
組換え DNA の作製(道原)
SBOs-550, 551, 552
●準備学習 : テキスト「chapter3」および配布プリントの該当事項を予習する。
遺伝子クローニング(道原)
SBOs-555, 556
●準備学習 : テキスト「chapter3」および配布プリントの該当事項を予習する。
遺伝子ライブラリーの構築(道原)
SBOs-557, 559
●準備学習 : テキスト「chapter3」および配布プリントの該当事項を予習する。
PCR による遺伝子増幅(松岡)
SBOs-558
●準備学習 : テキスト「chapter3」の該当事項を予習する。
遺伝子構造の解析法(松岡)
SBOs-560, 561
●準備学習 : 配布プリントの該当事項を予習する。
遺伝子機能の解析法(松岡)
SBOs-562, 563, 564
●準備学習 : 配布プリントの該当事項を予習する。
遺伝子改変動物の作製(松岡)
SBOs-564, 565
●準備学習 : 配布プリントの該当事項を予習する。
バイオインフォマティクス、遺伝子工学の応用(松岡)
SBOs-561, 565
●準備学習 : 配布プリントの該当事項を予習する。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
中間試験(50%)と期末試験(50%)の結果を基本とし、総合的に評価する。
■使用テキスト■
『配布プリント』
『ベーシックマスター分子生物学(改訂2 版)』 東中川徹ほか オーム社 2013 年
4-274-21468-4
■参考書■
『Essential 細胞生物学』 中村桂子・松原謙一監訳 南江堂 2011 年
978-524-26214-4
『薬学のための分子生物学』 金田典雄・伊藤進編集 廣川書店 2014 年
978-4-567-44120-9
― 222 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
・医薬品副作用救済制度について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
医薬品開発Ⅱ
Development of Drug Ⅱ
堤 広之 他
△1
3P(H22~)
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
中間試験、定期試験及びレポート提出により評価する。
■使用テキスト■
■授業のねらい・概要■
医薬品は生理作用を有する物質というだけでなく、財貨と交換可能な経済性の要素や生命
と直結している商品であるため倫理性という要素をもつ。したがって、医薬品の研究開発・治
験・生産のプロセスにおける規範を理解しつつ、社会的重要性に目を向ける態度を習得する。
【C17(1)】【C17(4)】
『NEW 医薬品化学』 日比野俐, 夏苅英昭, 廣田耕作編 廣川書店 2010
978-4-567-46155-9
『わかりやすい薬事関係法規・制度〔第3版〕』 木方 正他編、石津 隆他著 廣川書店
2015 978-4-567-01651-3
■授業(学修)の到達目標■
■参考書■
1 医薬品開発を計画する際に考慮すべき因子を列挙でき、日本の疾病の特徴について説
明できる。
2 国内外の市場で売上高上位の医薬品を列挙でき、価格を決定する要因について概説で
きる。
3 ジェネリック医薬品・希少疾病医薬品開発の重要性について説明できる。
4 医薬品開発における規範とその意義について説明できる。
5 研究開発段階の合成過程と工業的規模の製造工程を対比して説明ができる。
6 医薬品の品質管理と薬剤師の役割について説明できる。
7 医薬品製造における環境保全に配慮すべき点を列挙し、その対処法を概説できる。
8 非臨床試験の目的と実施概要を説明できる。
9 医薬品創製における治験の役割と意義について説明できる。
10 臨床試験(治験)の内容について説明できる。
11 公正な治験の推進を確保するための制度について説明できる。
12 治験業務に携わる各組織の役割と責任について説明できる。
13 治験における薬剤師の役割(治験管理者など)について説明できる。
14 治験コーディネーターの業務と責任について説明できる。
15 治験に際し、被験者に説明すべき項目を列挙できる。
16 代表的な薬害の原因と社会的背景について説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
「ヒューマニズムについて学ぶ」、「化学系薬学講義」、「医薬品開発 I」など
■準備学修等の指示■
予習・復習を行うこと。特に、復習は力を入れて行うようにし、よく理解できなかったことに
ついては質問し、次回の講義までに理解しておくように努める。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
医薬品開発の歴史・コンセプト・計画時の考慮因子及び日本の疾病の特徴
(堤)
SBOs-1040,1041,1042
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
ジェネリック医薬品・希少疾病医薬品・市販後調査制度他 (堤)
SBOs-1042,1043,1045,1046,1047,1048
●準備学習
・医薬品開発の歴史・コンセプト・計画時の考慮因子及び日本の疾病の特徴
について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
臨床試験(治験)の意義と業務 (片山)
SBOs-1078,1079,1080,1081,1082,1083,1084
●準備学習
・ジェネリック医薬品・希少疾病医薬品・市販後調査制度について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
治験業務の種類と治験コーディネーターの役割と責任 (遠山)
SBOs-1084,1085,1086,1087
●準備学習
・臨床試験(治験)の意義と業務について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
薬害について (石津)SBOs-1056
●準備学習
・治験業務の種類と治験コーディネーターの役割と責任について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
サリドマイド薬害について (増山)SBOs-1056
●準備学習
・薬害について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
医薬品副作用救済制度 (堤)SBOs-1107
●準備学習
・サリドマイド薬害について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
医薬品の研究開発と生産、原末・製品の品質管理 (伴)
SBOs-1051,1052,1053
●準備学習
― 223 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
医薬品情報
Drug Information
片山 博和 他
①
3P
■授業のねらい・概要■
「くすり」は物と情報が一緒になってはじめて適正な使用ができます。「くすり」の有効性、安全
性および使用性を高めるため、医療関係者は使用者(患者さん)にわかりやすい医薬品情報
の提供をしなければなりません。本講義では、医薬品情報にはどのようなものがあるのか、
利用の仕方、評価法について学びます。医薬品情報の重要性について再認識するため薬
害事件の経緯についても学びます【C15(1)】【C17(1)】
■授業(学修)の到達目標■
医薬品情報の代表的な資料について列挙し、それらの特徴を説明できる。医薬品情報に
関係する代表的な法律と制度について概説できる。代表的な薬害から得られた教訓につい
て説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■準備学修等の指示■
テキスト、または配付資料について予め目を通しておく。講義の始めに前回講義の要点につ
いて確認テストを行う予定。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
医薬品情報の必要性と薬害事件の実例(サリドマイドなど)(片山)
SBOs-950,1056
●準備学習 ・代表的な薬害事件について調べておく。
薬害事件の実例(ソリブジンなど)(片山)SBOs-950,1056
●準備学習 ・プリントの該当事項を予習する。
・サリドマイド事件について復習しておく。
医薬品情報の必須情報、医薬品情報にかかわる職種(片山)SBOs-946,947
●準備学習 ・プリントの該当事項を予習する。
・ソリブジン事件について復習しておく。
代表的な医薬品情報(片山)SBOs-948,949,953
●準備学習 ・プリントの該当事項を予習する。
・医薬品情報の必須情報、医薬品情報にかかわる職種につい
て復習しておく。
医薬品情報に関係する代表的な法律と制度、医療用医薬品添付文書(片山)
SBOs-950,954
●準備学習 ・プリントの該当事項を予習する。
・代表的な医薬品情報を分類して復習しておく。
医療用医薬品添付文書記載事項(片山)SBOs-955
●準備学習 ・プリントの該当事項を予習する。
・医薬品情報に関係する代表的な法律と制度、医療用医薬品添
付文書について復習しておく。
現場の医薬品情報(保険薬局)(大林)SBOs-947,949,950,962
●準備学習 ・保険薬局における医薬品情報業務について調べ、質問を考え
ておく。
・医療用医薬品添付文書の主な記載事項について復習しておく。
現場の医薬品情報(医薬品卸)(土屋)SBOs-947,959,961
●準備学習 ・医薬品卸における医薬品情報業務について調べ、質問を考え
ておく。
・保険薬局における主な医薬品情報業務について復習してお
く。
医薬品インタビューフォーム、一般用医薬品(片山)SBOs-9 54,955,956
●準備学習 ・プリントの該当事項を予習する。
・医薬品卸における主な医薬品情報業務について復習してお
く。
情報検索、医薬品情報の評価(片山)SBOs-951,952,959
●準備学習 ・プリントの該当事項を予習する。
・医薬品インタビューフォームの位置づけ・用途、一般用医薬
品添付文書の主な記載項目について復習しておく。
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
授業態度及び試験による。
■使用テキスト■
■参考書■
― 224 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
化学物質の生体への影響
Influence of Chemicals on Human Health
杉原 成美・坂根 洋
①
3P(H26~)
第10 回
第11 回
■授業のねらい・概要■
有害な化学物質などによる生体への影響を学び、化学物質による健康被害を科学的に理
解するための知識を修得する。健康被害の回避を図る知識と、これに関連する技能と態度
を身につける。 【C12(1)】
第12 回
第13 回
■授業(学修)の到達目標■
1. 代表的な有害化学物質の吸収、分布、代謝、排泄の基本的なプロセスについて説明で
きる。
2. 第一相反応が関わる代謝、代謝的活性化について概説できる。
3. 第二相反応が関わる代謝、代謝的活性化について概説できる。
4. 発がん性物質などの代謝的活性化の機構を列挙し、その反応機構を説明できる。
5. 代表的ながん遺伝子と抑制遺伝子を挙げ、それらの異常とがん化との関連を説明でき
る。
6. 化学物質の毒性を評価するための主な試験法を列挙し、概説できる。
7. 重金属、農薬、PCB、ダイオキシンなどの代表的な有害化学物質の急性毒性、慢性毒
性の特徴について説明できる。
8. 環境ホルモンが人の健康に及ぼす影響と予防策を説明できる。
9. 化学物質の中毒量、作用器官、中毒症状、救急処置法、解毒法を検索することができ
る。
10. 人に影響を与える電離放射線の種類を列挙できる。
11. 電離放射線を防御する方法、医療への応用について概説できる。
12. 非電離放射線の種類が列挙でき、その特徴と生体に及ぼす影響について説明できる。
第14 回
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
2 回の記述試験により評価する。
■使用テキスト■
『予防薬学としての衛生薬学 第2版』 吉原新一 廣川書店 978-4-567-47201-2
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬学の基礎としての生物(A)、生命体の基本単位としての細胞、化学物質の分析、臨床応用
■参考書■
■準備学修等の指示■
授業終了後に次回講義内容の予習の指示を行う。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
●準備学習等
・教科書により該当箇所 (発癌性物質の種類と反応機構) を予習する。
変異原性試験の原理と評価(坂根)SBOs-668
●準備学習等
・教科書により該当箇所 (変異原性試験の原理) を予習する。
・前回の授業内容を復習する。
発癌遺伝子と発癌抑制遺伝子(坂根)SBOs-670
●準備学習等
・教科書により該当箇所 (癌遺伝子と癌抑制遺伝子) を予習する。
・前回の授業内容を復習する。
非電離放射線の種類と生体への影響(坂根)SBOs-687,688,689
●準備学習等
・教科書により該当箇所 (非電離放射線) を予習する。
・前回の授業内容を復習する。
電離放射線の種類と線量(坂根)SBOs-681,682
●準備学習等
・教科書により該当箇所 (電離放射線) を予習する。
・前回の授業内容を復習する。
電離放射線の生体への影響、防御方法、医療への応用 (坂根) SBOs-683,
684, 685, 686
●準備学習等
・教科書により該当箇所 (電離放射線の生体への影響、医療への応用) を
予習する。
・前回の授業内容を復習する。
化学物質の吸収、分布、代謝、排泄(杉原)SBOs-664
●準備学習等
・教科書を読んで化学物質の吸収、分布、代謝、排泄について予習する。
化学物質の第一相反応、第二相反応(杉原)SBOs-665、666
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、化学物質の代謝を
予習する。
・講義の前におこなう授業習熟度のテストに備えて、授業内容を復習する。
化学物質の毒性と評価(杉原)SBOs-671、675、676、677
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、化学物質の毒性評
価を予習する。
・講義の前におこなう授業習熟度のテストに備えて、授業内容を復習する。
有害化学物質の急性毒性、慢性毒性(杉原)SBOs-48、673、678
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、有害化学物質につい
て予習する。
・講義の前におこなう授業習熟度のテストに備えて、授業内容を復習する。
化学物質による中毒と標的器官(杉原)SBOs-672
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、生体の防御機能に
ついて予習する。
・講義の前におこなう授業習熟度のテストに備えて、授業内容を復習する。
生体の防御機能(杉原)SBOs-674
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、生体の防御機能に
ついて予習する。
・講義の前におこなう授業習熟度のテストに備えて、授業内容を復習する。
急性中毒の処置と治療(杉原)SBOs-679、680
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、急性中毒の応急処
置を予習する。
・講義の前におこなう授業習熟度のテストに備えて、授業内容を復習する。
代表的な中毒起因物質(乱用薬物を含む)の中毒症状と解毒処置法(杉原)
SBOs-679、680
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、解毒剤について予習
する。
・講義の前におこなう授業習熟度のテストに備えて、授業内容を復習する。
発癌性物質の種類と反応機構(坂根)SBOs-667、669
― 225 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
化学物質の生体への影響
Influence of Chemicals on Human Health
杉原 成美・坂根 洋
△1
3P(~H25)
第10 回
第11 回
■授業のねらい・概要■
有害な化学物質などによる生体への影響を学び、化学物質による健康被害を科学的に理
解するための知識を修得する。健康被害の回避を図る知識と、これに関連する技能と態度
を身につける。 【C12(1)】
第12 回
第13 回
■授業(学修)の到達目標■
1. 代表的な有害化学物質の吸収、分布、代謝、排泄の基本的なプロセスについて説明で
きる。
2. 第一相反応が関わる代謝、代謝的活性化について概説できる。
3. 第二相反応が関わる代謝、代謝的活性化について概説できる。
4. 発がん性物質などの代謝的活性化の機構を列挙し、その反応機構を説明できる。
5. 代表的ながん遺伝子と抑制遺伝子を挙げ、それらの異常とがん化との関連を説明でき
る。
6. 化学物質の毒性を評価するための主な試験法を列挙し、概説できる。
7. 重金属、農薬、PCB、ダイオキシンなどの代表的な有害化学物質の急性毒性、慢性毒
性の特徴について説明できる。
8. 環境ホルモンが人の健康に及ぼす影響と予防策を説明できる。
9. 化学物質の中毒量、作用器官、中毒症状、救急処置法、解毒法を検索することができ
る。
10. 人に影響を与える電離放射線の種類を列挙できる。
11. 電離放射線を防御する方法、医療への応用について概説できる。
12. 非電離放射線の種類が列挙でき、その特徴と生体に及ぼす影響について説明できる。
第14 回
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
2 回の記述試験により評価する。
■使用テキスト■
『予防薬学としての衛生薬学 第2版』 吉原新一 廣川書店 978-4-567-47201-2
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬学の基礎としての生物(A)、生命体の基本単位としての細胞、化学物質の分析、臨床応用
■参考書■
■準備学修等の指示■
授業終了後に次回講義内容の予習の指示を行う。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
●準備学習等
・教科書により該当箇所 (発癌性物質の種類と反応機構) を予習する。
変異原性試験の原理と評価(坂根)SBOs-668
●準備学習等
・教科書により該当箇所 (変異原性試験の原理) を予習する。
・前回の授業内容を復習する。
発癌遺伝子と発癌抑制遺伝子(坂根)SBOs-670
●準備学習等
・教科書により該当箇所 (癌遺伝子と癌抑制遺伝子) を予習する。
・前回の授業内容を復習する。
非電離放射線の種類と生体への影響(坂根)SBOs-687,688,689
●準備学習等
・教科書により該当箇所 (非電離放射線) を予習する。
・前回の授業内容を復習する。
電離放射線の種類と線量(坂根)SBOs-681,682
●準備学習等
・教科書により該当箇所 (電離放射線) を予習する。
・前回の授業内容を復習する。
電離放射線の生体への影響、防御方法、医療への応用 (坂根) SBOs-683,
684, 685, 686
●準備学習等
・教科書により該当箇所 (電離放射線の生体への影響、医療への応用) を
予習する。
・前回の授業内容を復習する。
化学物質の吸収、分布、代謝、排泄(杉原)SBOs-664
●準備学習等
・教科書を読んで化学物質の吸収、分布、代謝、排泄について予習する。
化学物質の第一相反応、第二相反応(杉原)SBOs-665、666
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、化学物質の代謝を
予習する。
・講義の前におこなう授業習熟度のテストに備えて、授業内容を復習する。
化学物質の毒性と評価(杉原)SBOs-671、675、676、677
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、化学物質の毒性評
価を予習する。
・講義の前におこなう授業習熟度のテストに備えて、授業内容を復習する。
有害化学物質の急性毒性、慢性毒性(杉原)SBOs-48、673、678
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、有害化学物質につい
て予習する。
・講義の前におこなう授業習熟度のテストに備えて、授業内容を復習する。
化学物質による中毒と標的器官(杉原)SBOs-672
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、生体の防御機能に
ついて予習する。
・講義の前におこなう授業習熟度のテストに備えて、授業内容を復習する。
生体の防御機能(杉原)SBOs-674
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、生体の防御機能に
ついて予習する。
・講義の前におこなう授業習熟度のテストに備えて、授業内容を復習する。
急性中毒の処置と治療(杉原)SBOs-679、680
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、急性中毒の応急処
置を予習する。
・講義の前におこなう授業習熟度のテストに備えて、授業内容を復習する。
代表的な中毒起因物質(乱用薬物を含む)の中毒症状と解毒処置法(杉原)
SBOs-679、680
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、解毒剤について予習
する。
・講義の前におこなう授業習熟度のテストに備えて、授業内容を復習する。
発癌性物質の種類と反応機構(坂根)SBOs-667、669
― 226 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
感染症にかかる
Infectious Diseases
田淵 紀彦
①
3P
■授業のねらい・概要■
代表的な感染症を理解するため、病原微生物の種類、性状、感染経路、予防に関する基
本的知識を修得する。あわせて寄生虫、プリオンについても学ぶ【C10(3)】。
■授業(学修)の到達目標■
1 主な DNA ウイルスが引き起こす疾患について概説できる。
2 主な RNA ウイルス(レトロウイルスを含む)が引き起こす疾患について概説できる。
3 グラム陽性菌の細菌学的特徴とそれが引き起こす疾患について概説できる。
4 グラム陰性菌の細菌学的特徴とそれが引き起こす疾患について概説できる。
5 抗酸菌の細菌学的特徴とそれが引き起こす疾患について概説できる。
6 らせん菌、スペロヘータ、マイコプラズマ、リケッチア、クラミジアの細菌学的特徴とそれ
が引き起こす疾患について概説できる。
7 真菌の微生物学的特徴とそれらが引き起こす疾患について概説できる。
8 原虫、寄生虫が引き起こす疾患について概説できる。
9 プリオンの特徴と発症機構について概説できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
小さな生き物たち、細胞を構成する分子、人体の構造と機能、生命体の基本単位としての
細胞、生命活動を担うタンパク質、生命活動を担う遺伝子
■準備学修等の指示■
人体の構造と小さな生き物たちで習った内容の復習
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
授業予定ならびに概要説明、感染症概説(SBO 609)
シラバスを読んで回数毎の授業内容に対する予備知識を持つ
感染症の原因となる代表的な微生物とその性状を説明できるようにしておく
DNA ウイルスと疾患(SBO 596)
DNAウイルスの種類を予習しておく
代表的なDNAウイルスの性状と感染症、感染経路、予防、対処法を学ぶ
RNA ウイルスと疾患1(SBOs 597、598)
RNAウイルスの種類と性状をあらかじめ知っておく
代表的なRNAウイルスと感染症を整理してその病状、予防、治療法もあわせ
て記憶する
RNA ウイルス(レトロウイルスを含む)と疾患2(SBOs 597、598)
RNAウイルスの種類と性状をあらかじめ知っておく
代表的なRNAウイルスと感染症を整理してその病状、予防、治療法もあわせ
て記憶する
グラム陽性菌(抗酸菌を含む)の細菌学的特徴と疾患(SBOs 599, 601)
グラム陽性菌の種類を予習しておく
代表的なグラム陽性菌感染症を説明してその予防法や治療法を概説できるよ
うになる
グラム陰性菌の細菌学的特徴と疾患(SBOs 600, 602)
グラム院生菌の種類を予習しておく
代表的なグラム院生菌感染症を説明してその予防法や治療法を概説できるよ
うになる
らせん菌、スペロヘータ、マイコプラズマ、リケッチア、クラミジアの細菌学的特
徴と疾患(SBOs 603、604,605)
例示されたグループの細菌の性状を復習しておく
それぞれの微生物の感染経路、病態、予防、治療法を整理して記憶する
真菌の生物学的特徴と疾患(SBO 606)
真菌の性状を予習する
代表的な真菌感染症と病態、予防、治療法を整理して理解する
原虫、寄生虫と疾患、プリオンと発症機構(SBOs 607、608)
原虫や寄生虫の種類を予習する
原虫感染症、代表的な寄生虫感染症、あるいはプリオンによる病態を理解する
院内感染、日和見感染とその防止(SBOs 609)
院内感染、日和見感染とはどのようなことか予習しておく
具体例をあげて院内感染、日和見感染を説明でき、予防法や対処法を理解す
る
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
中間試験50%、期末学科試験を 50%としてその合計点数を最終評価とする。
■使用テキスト■
『微生物学―病原微生物学の基礎―』 』 今井康之ほか 南江堂 2011
4-524-40172-5
■参考書■
― 227 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
■参考書■
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
『薬理学』 金子周司(編) 化学同人 2009 ISBN978-4-7598-1266-4
『薬物治療学』 平井みどり、三木知博(編) 化学同人 2009 ISBN978-4-7598-1269-5
血液・造血器系疾患と薬物治療
Sanguineous and Hematinic Disease and Drug
Therapeutics
西尾 廣昭・藤井 清香
△1
3P(H22~)
■授業のねらい・概要■
適切な薬物療法に貢献できるようになるために、代表的な血液・造血器系疾患の病態生
理、症状を理解すると共に、これらの疾患の治療薬とその作用機序、使用上の注意について
の理解を深める。【C13(3), C14(1),(2),(5)】
■授業(学修)の到達目標■
1.血液・造血器における代表的な疾患を挙げることができる。
2.貧血の病態生理、および代表的治療薬の薬理作用、主な副作用について説明できる。
3.白血病の病態生理、および代表的治療薬の薬理作用、主な副作用について説明でき
る。
4.播種性血管内凝固症候群(DIC)の病態生理、および代表的治療薬の薬理作用、主な副
作用について説明できる。
5.血友病、悪性リンパ腫、紫斑病、白血球減少症、血栓・塞栓などの疾患について概説でき
る。
■履修しておくことが望ましい科目等■
生体機能調節、生理活性分子とシグナル分子
■準備学修等の指示■
「生体機能調節・循環系の調節機構」での学習内容を充分に理解し、復習しておくことが望ま
しい。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
血液・造血器系疾患と薬物治療の概説 (西尾) SBOs-849
●準備学習
・血液・造血器系に関する解剖生理学的基礎事項を予習する。
貧血の病態生理 (西尾) SBOs-850
●準備学習
・血液・造血器系に関する解剖生理学的基礎事項を予習する。
貧血の治療薬 (西尾) SBOs-772
●準備学習
・血液・造血器系に関する病態生理学的基礎事項を復習する。
血栓・塞栓症の病態生理 (西尾) SBOs-853
●準備学習
・血液凝固・線溶系に関する解剖生理学的基礎事項を予習する。
血栓・塞栓症の治療薬 (西尾) SBOs-771
●準備学習
・血液凝固・線溶系に関する病態生理学的基礎事項を復習する。
播種性血管内凝固症候群の病態生理 (西尾) SBOs-852
●準備学習
・血液凝固・線溶系に関する解剖生理学的基礎事項を予習する。
播種性血管内凝固症候群の治療薬 (西尾) SBOs-770,771
●準備学習
・血液凝固・線溶系に関する病態生理学的基礎事項を復習する。
血友病、紫斑病の病態生理、治療薬 (西尾) SBOs-770,853
●準備学習
・血液凝固・止血系に関する解剖生理学的基礎事項を予習する。
白血球減少症・白血球増加症の病態生理 (藤井) SBOs-851,853
●準備学習
・血液・造血器系に関する解剖生理学的基礎事項を予習する。
骨髄性白血病の病態生理 (藤井) SBOs-851
●準備学習
・血液・造血器系に関する解剖生理学的基礎事項を予習する。
リンパ性白血病の病態生理 (藤井) SBOs-851
●準備学習
・血液・造血器系に関する解剖生理学的基礎事項を予習する。
悪性リンパ腫の病態生理 (藤井) SBOs-853
●準備学習
・血液・造血器系に関する解剖生理学的基礎事項を予習する。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
臨時試験並びに定期試験の成績によって評価する。評価は、臨時試験50%、定期試験50%
とする。
■使用テキスト■
― 228 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第14 回
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
剤形をつくる
Industrial Pharmacy
片山 博和・田中 哲郎
①
3P(H22~)
製剤試験法(田中)SBOs-1027
●準備学習 ・前回の講義内容を復習し、テキストの該当事項を予習する。
・生薬固有の液状製剤のポイントを復習しておく。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
出席、授業態度及び試験による。
■授業のねらい・概要■
薬物はさまざまな投与経路(経口、皮膚、注射など)により投与されるため、加工する必要が
ある。加工する過程を製剤(化)、及び加工されたものを製剤と呼ぶ。医薬品の有効性・安全
性を高めるため,又,患者さんの負担を軽減するため(例えば放出制御型製剤の利用により
投与回数を減らす等)に優れた製剤の開発は不可欠である。製剤学では各種製剤の特徴,
製造法について学ぶ。製剤学の知識は,医薬品の適正使用・評価を担う薬剤師業務におい
ては,製剤業務のみならず処方点検,服薬指導並びに品質管理(製剤の安定性、溶出性な
ど)を行う上でも重要である。【C16(2)】
■使用テキスト■
『最新薬剤学(第10版)』 林 正弘 等 廣川書店 2012
■参考書■
■授業(学修)の到達目標■
代表的な剤形と製剤添加物の種類と特徴を説明できる。製剤化の単位操作および汎用さ
れる製剤機械について説明できる。汎用される容器、包装の種類や特徴について説明でき
る。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■準備学修等の指示■
テキスト、または配布資料について予め目を通しておく。講義の始めに前回講義の要点につ
いて確認テストを行う予定。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
薬剤学概論、剤形の種類と特徴 (片山)SBOs-1016,1023
●準備学習 ・テキストの p3 から p8、p256 から 264 を予習する。
経口投与する固形製剤1(散剤、顆粒剤)(片山)SBOs-1017
●準備学習 ・前回の講義内容を復習し、テキスト(p264,265,p278 から 286)
を予習する。
・製剤の定義全般、製剤総則のポイントを確認し、内用、外用、注射
剤(全身・局所作用)について復習しておく。
経口投与する固形製剤2(錠剤、カプセル剤)(片山)SBOs-1017
●準備学習 ・前回の講義内容を復習し、テキスト(p286 から 293)を予習す
る。
・散剤、顆粒剤の特徴、製造法などについて復習しておく。
口腔内に適用する固形製剤、添加剤と吸入剤など(片山)SBOs-1017,1021、
1022
●準備学習 ・前回の講義内容を復習し、テキスト(p296,297、299、300、
p272 から 275、p341,343、p331 から 335、p343)を予習する。
・錠剤、カプセル剤の特徴、製造法などについて復習しておく。
固形製剤の試験法
●準備学習 ・前回の講義内容を復習し、テキスト(p388 から 396、p406 から
411)を予習する。
・口腔内に適用する固形製剤、吸入剤などの特徴と製造法、及び添
加剤の種類、使用目的を復習しておく。
製剤の単位操作1(粉砕、混合、造粒)(片山)SBOs-1024
●準備学習 ・前回の講義内容を復習し、テキスト(p413 から 426)を予習す
る。
・崩壊試験法、溶出試験法、製剤均一性試験法などのポイントを復習
しておく。
製剤の単位操作2(乾燥、打錠、コーティング、容器・包装)(片
山)SBOs-1024,1026
●準備学習 ・前回の講義内容を復習し、テキスト(p426 から 437,p439 から
441)を予習する。
・粉砕、混合、造粒のポイントを復習しておく。
経口液剤 (田中)SBOs-1018
●準備学習 ・テキストの該当事項を予習する。
皮膚に適用する半固形製剤 (田中)SBOs-1018
●準備学習 ・前回の講義内容を復習し、テキストの該当事項を予習する。
・経口液剤のポイントを復習しておく。
目に適用する液状製剤(田中)SBOs-1019
●準備学習 ・前回の講義内容を復習し、テキストの該当事項を予習する。
・半固形製剤のポイントを復習しておく。
耳、鼻に適用する液状製剤(田中)SBOs-1019
●準備学習 ・前回の講義内容を復習し、テキストの該当事項を予習する。
・点眼剤のポイントを復習しておく。
注射剤および透析に用いる製剤(田中)SBOs-1020
●準備学習 ・前回の講義内容を復習し、テキストの該当事項を予習する。
・耳、鼻に適用する液状製剤のポイントを復習しておく。
生薬固有の液状製剤(田中)SBOs-1019
●準備学習 ・前回の講義内容を復習し、テキストの該当事項を予習する。
・注射剤および透析に用いる製剤のポイントを復習しておく。
― 229 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
実習Ⅳ
ExperimentⅣ
井上 敦子 他
④
3P(H22~)
第13 回
第14 回
第15 回
■授業のねらい・概要■
実習IV は、薬理学実習、放射化学実習ならびに衛生化学実習の3つからなる。
薬理学実習では、薬物の生体作用についての基礎的項目について理解することを目的とす
る。【C13(1)(2)】
放射化学実習では、放射性医薬品の測定、取扱いに必要な基礎的事項に対する実験的理
解を深めることを目的とする。【C1(1)】
衛生化学実習では、人の健康に影響を及ぼす環境物質についての基本的知識とそれを取
り扱う技能を習得する。【C9(3), C10(2), C11(1), C12】
第16 回
第17 回
第18 回
■授業(学修)の到達目標■
1.薬理学実習:摘出臓器、実験動物を用いて、薬物の作用点、作用様式および作用機序に
ついて検討し、作用部位に達した薬物の料と作用により薬効が決まることを理解するための
基本的知識、技能、態度を修得できる。
2.放射化学実習:医療の場において疾病の診断や治療に広く使用されている放射性医薬品
となる放射性同位元素について基礎的知識を修得し、その安全取扱い、ミルキング、標識合
成などの知識、技能を修得できる。
3.衛生化学実習:健康維持に必要な栄養を化学的に理解するために、栄養素、代謝、食品
の安全性と衛生管理などに関する基本的知識と技能を修得できる。
第19 回
■履修しておくことが望ましい科目等■
第22 回
薬理学実習:「薬の作用と生体内運命」「薬物作用の基礎」
質の構造II」
衛生化学実習:「生活環境と健康」
放射化学実習:「物
第20 回
第21 回
第23 回
■準備学修等の指示■
上記関連講義の内容を復習しておくこと。
第24 回
■回数ごとの授業内容■
第25 回
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
薬理学実習総論講義(井上)SBOs-722~739, 751, 752, 879
●準備学習
「薬の作用と生体内運命」「薬物作用の基礎」を復習する。
催眠薬の検定・実験動物の取り扱いと薬物投与(井上、大西)SBOs-722~
739、SBOs-741, 745
●準備学習
「薬の作用と生体内運命」「薬物作用の基礎」を復習する。
催眠薬の検定・実験動物の行動解析(井上、大西)SBOs-722~739、
SBOs-741, 745
●準備学習
前回までの実習を復習する。
催眠薬の検定・演習(井上、大西)SBOs-722~739、SBOs-741, 745
●準備学習
前回までの実習を復習する。
血圧に影響を与える薬物-実験動物・実験(田村、渡邉)SBOs-722~739、
SBOs-746-749、SBOs-756
●準備学習
「薬の作用と生体内運命」「薬物作用の基礎」を復習する。
血圧に影響を与える薬物-薬物作用の検定・実験(田村、渡邉)SBOs-722~
739、SBOs-746-749、SBOs-756
●準備学習
前回までの実習を復習する。
血圧に影響を与える薬物・演習(田村、渡邉)SBOs-722~739、
SBOs-746-749、SBOs-756
●準備学習
前回までの実習を復習する。
神経筋接合部に影響を与える薬物-実験動物・標本作成演習(井上)722-739
751,752
●準備学習
「薬の作用と生体内運命」「薬物作用の基礎」を復習する。
神経筋接合部に影響を与える薬物-薬物作用の検定演習(井上)SBOs-722
~739、 SBOs-751,752
●準備学習
前回までの実習を復習する。
神経筋接合部に影響を与える薬物-薬効評価演習(井上)SBOs-722~739、
SBOs-751,752
●準備学習
前回までの実習を復習する。
薬理学実習の総合演習・討論・考察(西尾、田村、井上、渡邊、大西)
●準備学習
前回までの実習を復習する。
薬理学実習の総合まとめ・レポート作成(西尾、田村、井上、渡邊、大西)
第26 回
第27 回
第28 回
第29 回
第30 回
●準備学習
前回までの実習を復習する。
放射化学実習総論講義(本屋敷)SBOs-76, 77
●準備学習
「物質の構造II」を復習する。
RI の取り扱い上の注意(本屋敷)SBOs-78
●準備学習
前回までの実習を復習する。
ミルキングの利用と半減期の測定(本屋敷)SBOs-79
●準備学習
前回までの実習を復習する。
タンパク質の放射性ヨウ素標識(本屋敷)SBOs-78
●準備学習
前回までの実習を復習する。
飽和分析による血清中濃度の測定(本屋敷)SBOs-80
●準備学習
前回までの実習を復習する。
放射化学実習の総合演習・討論・考察(本屋敷)
●準備学習
前回までの実習を復習する。
放射化学実習の総合まとめ・レポート作成(本屋敷)
●準備学習
前回までの実習を復習する。
衛生化学実習総論講義(赤崎)
●準備学習
「生活環境と健康」を復習する。
食肉加工品に含まれる発色剤の定量(杉原、上敷領)SBOs-625
●準備学習
前回までの実習を復習する。
水道水中の残留塩素濃度の測定(杉原、上敷領)SBOs-699
●準備学習
前回までの実習を復習する。
ジアゾ化法による亜硝酸窒素の定量(杉原、上敷領)SBOs-700
●準備学習
前回までの実習を復習する。
DO, BOD, COD の測定法の原理(杉原、上敷領)SBOs-703
●準備学習
前回までの実習を復習する。
油脂の変質試験と判定(赤崎、道原)SBOs-619
●準備学習
前回までの実習を復習する。
変異原物質の Ames 試験(赤崎、道原)SBOs-668
●準備学習
前回までの実習を復習する。
免疫グロブリン G の精製(赤崎、道原)SBOs-508
●準備学習
前回までの実習を復習する。
オクタロニーテストによる抗原抗体反応の観察(赤崎、道原)SBOs-594
●準備学習
前回までの実習を復習する。
衛生化学実験の総合演習・討論・考察(赤崎、杉原、道原、上敷領)
●準備学習
前回までの実習を復習する。
衛生化学実習の総合まとめ・レポート作成(赤崎、杉原、道原、上敷領)
●準備学習
前回までの実習を復習する。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
実習中の態度、実習レポート、実習試験により総合的に評価する。
■使用テキスト■
■参考書■
― 230 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
実習Ⅴ
ExperimentⅤ(Biological Field)
森田 哲生 他
②
3P(H22~)
第11 回
第12 回
■授業のねらい・概要■
第13 回
連事項を復習する。・前回の実習内容を復習するとともに次回実習について実
習プリントの該当事項を予習する。
形質転換を実施する。(道原・松岡)SBOs-553
○準備学習:・分子生物学の授業テキストにおける形質転換とその関連事項を
復習する。・前回の実習内容を復習するとともに次回実習について実習プリント
の該当事項を予習する。
プラスミド DNA の単離と PCR 法による同定する。(道原・松岡)SBOs-558
○準備学習:・分子生物学の授業テキストにおけるDNAの構造解析とその関
連事項を復習する。・前回の実習内容を復習するとともにこれまでの実習内容
について確認する。
参考)実習はA,B,Cの3グループに別れ、ローテーション方式で、順次、各系
のテーマを行う。
本実習は生化学、微生物学および遺伝子工学の各系から構成される。生化学系では、タン
パク質や酵素の分類、構造、性質に関する基本的知識を修得し、タンパク質や酵素を取り扱
うための基本的技能を身につける。微生物学系では、微生物の分類、構造、生活史に関す
る基本的知識を修得し、微生物を取り扱うための基本的技能を身につける。遺伝子工学系で
は、遺伝子組換え実験に関する倫理・安全性に関する基本的知識を修得し、遺伝子工学実
験のための基本的技能を身につける。【C8(4),C9(2),(3)】
■定期試験■
■授業(学修)の到達目標■
筆記試験、口頭試問、レポート、実習成果により評価する。
生化学系
1.酵素の活性など基本的性質の検討法を理解することができる。
2.酵素の動力学的性質を理解することができる。
3.酵素の活性を変動する薬物を理解することができる。
微生物学系
1.主な滅菌法を実施できる。
2.グラム染色を実施できる。
3.無菌操作を実施できる。
4.代表的な細菌の分離培養、純培養が実施できる。
5.細菌の同定に用いる代表的な試験法(生化学的性 状試験、血清型別試験、分子生物学
的試験)について説明できる。
6.代表的な細菌を同定できる。
遺伝子工学系
1.組換え DNA 実験指針を理解し、DNA の構造の分析に関する基本操作を理解することが
できる。
2.組換え DNA の作成法を理解することができる。
3.DNA の塩基配列の同定と構造解析法を理解することができる。
実施しない
■成績評価の方法■
■使用テキスト■
『後日、指示する。』
■参考書■
『後日、指示する。』
■履修しておくことが望ましい科目等■
生化学分野、微生物学分野および遺伝子工学分野に関する科目群
■準備学修等の指示■
本実習に関連する生化学分野、微生物学分野および遺伝子工学分野における事項を復習
する。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
生化学系実習講義(森田・上敷領)SBOs-496
○準備学習:・生化学の授業テキストにおける酵素とその関連事項を復習す
る。・実習プリントの該当事項を予習する。
代表的な酵素の活性を測定する(森田・上敷領)SBOs-501
○準備学習:・生化学の授業テキストにおける酵素反応とその関連事項を復習
する。・実習プリントの該当事項を予習する。
酵素の動力学的性質を同定する。(森田・上敷領)SBOs-499
○準備学習:・生化学の授業テキストにおける酵素のVmax等の性質を復習
する。・前回の実習内容を復習するとともに次回実習について実習プリントの該
当事項を予習する。
酵素活性に変動を与える物質を検討する。(森田・上敷領)SBOs-500
○準備学習:・生化学の授業テキストにおける酵素阻害剤とその関連事項を復
習する。・前回の実習内容を復習するとともにこれまでの実習内容について確
認する。
微生物学演習(田淵)SBOs-459
○準備学習:・微生物学の授業テキストにおける本実習とその関連事項を復習
する。・実習プリントの該当事項を予習する。
代表的な染色法による細菌観察(福長・田淵)SBOs-455, 456, 457
○準備学習:・微生物学の授業テキストにおける微生物の染色法とその関連事
項を復習する。・前回の実習内容を復習するとともに次回実習について実習プ
リントの該当事項を予習する。
ヒト常在菌の分離培養と観察(田淵)SBOs-455, 458
○準備学習:・微生物学の授業テキストにおけるヒト常在菌とその関連事項を復
習する。・前回の実習内容を復習するとともに次回実習について実習プリントの
該当事項を予習する。
代表的な細菌の同定(田淵)SBOs-455, 457, 460
○準備学習:・微生物学の授業テキストにおける細菌の種類、特徴等とその関
連事項を復習する。・前回の実習内容を復習するとともにこれまでの実習内容
について確認する。
遺伝子工学系実習講義(道原・松岡)SBOs-550
○準備学習:・分子生物学の授業テキストにおける本実習とその関連事項を復
習する。・実習プリントの該当事項を予習する。
DNA の制限酵素処理と電気泳動法による分離する。(道原・松岡)
SBOs-551,552
○準備学習:・分子生物学の授業テキストにおけるDNAの構造解析とその関
― 231 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
循環器・腎疾患と薬物治療
Pathology of Cardiovascular & Nephric Disorders and
Drug Therapeutics
井上 敦子・大西 正俊
①
3P(H22~)
■授業のねらい・概要■
循環器疾患は罹病患者数が多く、また生命に関わる疾患である。将来、薬剤師として循環
器疾患に関する適切な薬物治療に貢献できるようになるために、心臓と血管系ならびに腎
臓の疾患に関する病態生理を理解した上で、各疾患の治療に用いられる代表的な医薬品に
関する基本的知識を修得する。【C13(2)】、【C14(1), (2)】
■授業(学修)の到達目標■
循環器系と腎臓および尿路における代表的疾患について説明でき、特に、虚血性心疾患、
不整脈、心不全、高血圧、腎不全、ネフローゼ症候群の病態生理、およびその治療薬の薬
理作用、主な副作用について説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
「生理活性分子とシグナル分子」、「生体機能調節」、「薬物作用の基礎」
■準備学修等の指示■
これまで修得した「人体の構造と機能」「生理活性分子とシグナル分子」、「生体機能調節」、
「薬物作用の基礎」を復習しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
循環器疾患の概要:生活習慣病と循環器疾患の関連(井上)SBOs-843
●準備学習
これまで学んだ生体機能関連科目から循環器系の機能形態を復習する。
循環器機能のしくみ(井上)SBOs-843
●準備学習
これまで学んだ生体機能関連科目から循環器系の機能形態を復習する。
虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)の病態生理と治療薬(井上)SBOs-847,
755
●準備学習
前回までの授業内容を復習する。
不整脈の病態生理と治療薬(井上)SBOs-844, 753
●準備学習
前回までの授業内容を復習する。
心不全の病態生理と治療薬(井上)SBOs-845, 754
●準備学習
前回までの授業内容を復習する。
閉塞性動脈硬化症、心原性ショックの病態生理と治療、
心臓疾患患者の薬物治療(井上)SBOs-848, 994
●準備学習
前回までの授業内容を復習する。
高血圧の病態生理(大西)SBOs-846
●準備学習
これまで学んだ生体機能関連科目から血圧調節機能を復習する。
高血圧の治療薬(大西)SBOs-846, 756
●準備学習
前回までの授業内容を復習する。
腎不全の病態生理(大西)SBOs-862
●準備学習
これまで学んだ生体機能関連科目から腎臓の機能形態を復習する。
腎不全の治療薬(大西)SBOs-862
●準備学習
前回までの授業内容を復習する。
ネフローゼ症候群の病態生理と治療薬(大西)SBOs-863
●準備学習
前回までの授業内容を復習する。
糸球体腎炎、糖尿病性腎炎、尿路感染症、薬剤性腎炎、尿路結石の病態生理
と治療(大西)SBOs-861, 864, 769
●準備学習
前回までの授業内容を復習する。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
試験により判定する。
■使用テキスト■
『薬がみえる vol.1』 メディックメディア
■参考書■
― 232 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■参考書■
消化器系疾患と薬物治療
Alimentary Disease and Drug Therapeutics
西尾 廣昭 他
△1
3P
『薬理学』 金子周司(編) 化学同人 2009 ISBN978-4-7598-1266-4
『薬物治療学』 平井みどり、三木知博(編) 化学同人 2009
ISBN-978-4-7598-1269-5
■授業のねらい・概要■
適切な薬物療法に貢献できるようになるために、代表的な消化器系疾患の病態生理、症
状を理解すると共に、これらの疾患の治療薬とその作用機序、使用上の注意についての理
解を深める。【C13(3), C14(1),(2),(5)】
■授業(学修)の到達目標■
1.消化器系の部位別に代表的な疾患を挙げることができる。2.消化性潰瘍の病態生理、
および代表的治療薬の薬理作用、主な副作用について説明できる。
3.代表的な催吐薬と制吐薬を挙げ、作用機序および主な副作用を説明できる。
4.腸炎の病態生理、および代表的治療薬の薬理作用、主な副作用について説明できる。
5.代表的な肝臓疾患の病態生理、および代表的治療薬の薬理作用、主な副作用について
説明できる。
6.代表的な膵臓疾患の病態生理、および代表的治療薬の薬理作用、主な副作用について
説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
人体の構造と機能Ⅰ、人体の構造と機能Ⅱ、生体機能調節
■準備学修等の指示■
「人体の構造と機能・消化器系」での学習内容を充分に理解し、復習しておくことが望ましい。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
消化性潰瘍、胃炎の病態生理 (西尾) SBOs-855,859
●準備学習
・上部消化器系に関する解剖生理学的基礎事項を予習する。
消化性潰瘍、胃炎の治療薬 (西尾) SBOs-764,765
●準備学習
・上部消化器系に関する病態生理学的基礎事項を復習する。
食道疾患および催吐薬、制吐薬 (西尾) SBOs-765,766,854,859
●準備学習
・上部消化器系に関する病態生理学的基礎事項を復習する。
肝臓疾患の病態生理、治療薬 (大西) SBOs-767,857
●準備学習
・肝臓に関する解剖生理学的基礎事項を予習する。
膵臓疾患の病態生理、治療薬 (大西) SBOs-768,858
●準備学習
・膵臓に関する解剖生理学的基礎事項を予習する。
炎症性腸疾患の病態生理 (井上) SBOs-856
●準備学習
・下部消化器系に関する解剖生理学的基礎事項を予習する。
炎症性腸疾患の治療薬 (井上) SBOs-765,777
●準備学習
・下部消化器系に関する病態生理学的基礎事項を復習する。
過敏性腸症候群の病態生理、治療薬 (井上) SBOs-765,856,859
●準備学習
・下部消化器系に関する解剖生理学的基礎事項を予習する。
臨床医からみた消化性潰瘍の病態生理と治療 (吉田) SBOs-855
●準備学習
・上部消化器系に関する病態生理学的基礎事項を復習する。
臨床医からみた腸炎の病態生理と治療 (吉田) SBOs-856
●準備学習
・下部消化器系に関する病態生理学的基礎事項を復習する。
臨床医からみた肝炎・肝硬変の病態生理と治療 (吉田) SBOs-857
●準備学習
・肝臓に関する病態生理学的基礎事項を復習する。
臨床医からみた膵炎の病態生理と治療 (吉田) SBOs-858
●準備学習
・膵臓に関する病態生理学的基礎事項を復習する。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
臨時試験並びに定期試験の成績によって評価する。評価は、臨時試験50%、定期試験50%
とする。
■使用テキスト■
― 233 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
食品衛生
Nutrition and Hygienics
杉原 成美・瀬尾 誠
△1
3P(H22~)
第7 回
第8 回
■授業のねらい・概要■
人とその集団の健康の維持、向上に貢献するために、食と健康に関する知識、態度を修得
する。栄養素やその動態、食品の安全性や衛生管理などに関する知識を修得し、健康維持
に必要な栄養と食の安全性について科学的に理解する。【C11(1),C9(1)】
第9 回
■授業(学修)の到達目標■
1. 栄養素(三大栄養素、ビタミン、ミネラル)を列挙し、それぞれの役割について説明でき
る。
2. 各栄養素の消化、吸収、代謝のプロセスを概説できる。
3. 脂質の体内運搬における血漿リポタンパク質の栄養学的意義を説明できる。
4. 食品中のタンパク質の栄養的な価値(栄養価)を説明できる。
5. エネルギー代謝に関わる基礎代謝量、呼吸商、エネルギー所要量の意味を説明でき
る。
6. 栄養素の栄養所要量の意義について説明できる。
7. 日本における栄養摂取の現状と問題点について説明できる。
8. 栄養素の過不足による主な疾病を列挙し、説明できる。
9. 食品が腐敗する機構について説明できる。
10. 油脂が変敗する機構を説明し、油脂の変質試験を列挙できる。
11. 食品の褐変を引き起こす主な反応とその機構を説明できる。
12. 食品の変質を防ぐ方法(保存法)を説明できる。
13. 食品成分由来の発がん物質を列挙し、その生成機構を説明できる。
14. 食品添加物の法的規制と問題点について説明できる。
15. 主な食品添加物の試験法を列挙できる。
16. 代表的な保健機能食品を列挙し、その特徴を説明できる。
17. 遺伝子組換え食品の現状とその問題点を説明できる。
18. 食中毒の種類を列挙し、発生状況を説明できる。
19. 代表的な細菌性・ウイルス性食中毒を列挙し、それらの原因をなる微生物の性質、症状、
原因食品および予防法について説明できる。
20. 食中毒の原因となる自然毒を列挙し、その原因物質、作用機構、症状の特徴を説明で
きる。
21. 代表的なマイコトキシンを列挙し、それによる健康被害について概説できる。
22. 化学物質(重金属、残留農薬など)による食品汚染の具体例を挙げ、ヒトの健康に及ぼ
す影響を説明できる。
薬学の基礎としての生物(A)、生命体の基本単位としての細胞、生命活動を担うタンパク質、
生体エネルギー
授業終了時に次回の講義内容の予習を指示する。
第4 回
第5 回
第6 回
第13 回
第14 回
実施する
■成績評価の方法■
■使用テキスト■
『予防薬学としての衛生薬学 第2版』 吉原新一 廣川書店 2012
978-4-567-47201-2
『健康寿命の延伸支援に役立つ基礎知識』 杉原成美・古野浩二・上敷領淳 ふくろう出版
2015 978-4-86186-624-1
■回数ごとの授業内容■
第3 回
第12 回
2 回の記述試験により評価する。
■準備学修等の指示■
第2 回
第11 回
■定期試験■
■履修しておくことが望ましい科目等■
第1 回
第10 回
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、保健機能食品制度
について予習する。
・講義の前におこなう授業習熟度のテストに備えて、授業内容を復習する。
化学物質による食品汚染(杉原)SBOs-632
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、食品汚染による健康
被害について予習する。
・講義の前におこなう授業習熟度のテストに備えて、授業内容を復習する。
・講義の前におこなう授業習熟度のテストに備えて、授業内容を復習する。
食品の変質機構(瀬尾)SBOs-618、619、620、621
●準備学習等
・教科書を読んで、食品の変質機構について予習する。
食品成分由来の発がん物質(瀬尾)SBOs-622
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、食品由来の発がん
物質について予習する。
・講義の前におこなう確認テストに備えて、授業内容を復習する。
代表的な食品添加物とその試験法(瀬尾)SBOs-623、625
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、代表的な食品添加
物について予習する。
・講義の前におこなう確認テストに備えて、授業内容を復習する。
食品添加物の法的規制(瀬尾)SBOs-624
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、食品添加物の法的
規制について予習する。
・講義の前におこなう確認テストに備えて、授業内容を復習する。
遺伝子組換食品の現状と問題点(瀬尾)SBOs-627
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、食品添加物の法的
規制について予習する。
・講義の前におこなう確認テストに備えて、授業内容を復習する。
食中毒の種類、細菌性・ウイルス性食中毒(瀬尾)SBOs-628、629
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、食中毒の種類、細菌
性食中毒、ウイルス性食中毒について予習する。
・講義の前におこなう確認テストに備えて、授業内容を復習する。
自然毒による食中毒、マイコトキシンによる健康被害(瀬尾)SBOs-630、631
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、自然毒による食中
毒、マイコトキシンによる健康被 害について予習する。
・講義の前におこなう確認テストに備えて、授業内容を復習する。
栄養素の役割、ならびに消化、吸収、代謝(杉原)SBOs-610、611、612
●準備学習等
・教科書を読んで、三大栄養素、ビタミン、ミネラルについて予習する。
食品中のタンパク質の栄養価(杉原)SBOs-613
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、タンパク質の栄養価
について予習する。
・講義の前におこなう授業習熟度のテストに備えて、授業内容を復習する。
食品中の栄養素とエネルギー代謝(杉原)SBOs-614
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、タンパク質の栄養価
について予習する。
・講義の前におこなう授業習熟度のテストに備えて、授業内容を復習する。
栄養素の栄養所要量の意義、栄養素の過不足による主な疾病(杉原)SBOs
-615、617
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、栄養素の過不足によ
る疾患について予習する。
・講義の前におこなう授業習熟度のテストに備えて、授業内容を復習する。
日本人の栄養摂取の現状と問題点(杉原)SBOs-616、626、472、 473、
474
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、日本人の栄養摂取
量の現状を予習する。
・講義の前におこなう授業習熟度のテストに備えて、授業内容を復習する。
保健機能食品制度(杉原)SBOs-616、626、472、 473、474
●準備学習等
■参考書■
― 234 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
●準備学習
・前回の授業内容を復習するとともに、テキストの該当事項を予習する
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
神経・精神疾患と薬物治療
Pathophysiology of Neural & Psychic Disorders and
Drug Therapeutics
渡邊 正知
△1
3P(H22~)
■授業のねらい・概要■
将来、適切な薬物治療に貢献出来るようになるために、代表的な精神・神経疾患の病態生
理とその症状を理解するとともに、それらの疾患の治療薬の作用機序、副作用、使用上の注
意について理解を深める。【C13(2)】、【C14(2)】、【C14(3)】、【C14(4)】
■授業(学修)の到達目標■
各疾病の薬物治療の基本方針を提案できるようになるために、薬物治療ガイドラインに沿っ
た疾病の病態、特徴的な各種臨床検査値、および適応される治療薬の作用機序、副作用、
使用上の注意を理解し修得する。
尚、各項目の到達目標は、項目ごとに配布する資料プリントに記載する。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
中間試験(42.5%), 定期試験(42.5%), 課題(15%) より評価する。
授業態度が悪い、あるいは宿題未提出などの場合は、成績評価に影響(5-20%低下)するこ
とがあります。
■使用テキスト■
『薬が見える vo.1』 メディックメディア 2014 978-4-89632-549-2
■参考書■
『今日の治療薬2016 解説と便覧』 浦部晶夫 他編 南江堂 2016
978-4-524-25927-4
『薬物治療学 改訂5版 (2016 年版)』 吉尾隆 他 南山堂 2016 未定
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬学の基礎としての生物、人体の構造と機能Ⅰ、人体の構造と機能Ⅱ、生命体の基本単位
としての細胞、生命活動を担うタンパク質、生理活性分子とシグナル分子、生体機能調節、
薬の作用と生体内運命、薬物作用の基礎、漢方薬物Ⅰ、漢方薬物Ⅱ
■準備学修等の指示■
2年次科目、「薬の作用と生体内運命」、「薬物作用の基礎」の内容をよく理解しておくこと。
講義では適宜プリントを配布します。尚、欠席者分の配布資料は保管しませんので、欠席し
た場合は、クラスメートにコピーさせてもらってください。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
【中枢神経系概説】中枢神経系の機能・伝達物質・受容体ならびに主な神経・
精神疾患。SBOs-397、SBOs-539、SBOs-540、SBOs-541、SBOs-542、
SBOs-546、SBOs-547、SBOs-740、SBOs-743、SBOs-744、SBOs-879、
SBOs-884、SBOs-885、SBOs-886、SBOs-889
●準備学習
・中枢神経系の構造と機能を復習する
全身麻酔薬と麻酔補助薬。SBOs-740、SBOs-829、SBOs-840
●準備学習
・前回の授業内容を復習するとともに、テキストの該当事項を予習する
睡眠障害の病態生理と薬物治療。SBOs-741、SBOs-840、SBOs-841、
SBOs-842、SBOs-889
●準備学習
・前回の授業内容を復習するとともに、テキストの該当事項を予習する
神経症(心身症)の病態生理と薬物治療。SBOs-744、SBOs-840、
SBOs-841、SBOs-886、SBOs-889
●準備学習
・前回の授業内容を復習するとともに、テキストの該当事項を予習する
気分障害(うつ病)の病態生理。SBOs-744、SBOs-840、SBOs-841、
SBOs-842、SBOs-886、SBOs-888
●準備学習
・前回の授業内容を復習するとともに、テキストの該当事項を予習する
気分障害(うつ病)の薬物治療。SBOs-744、SBOs-840、SBOs-841、
SBOs-842、SBOs-886、SBOs-888
●準備学習
・前回の授業内容を復習するとともに、テキストの該当事項を予習する
気分障害(そう病)の病態生理と薬物治療。SBOs-744、SBOs-840、
SBOs-841、SBOs-842、SBOs-886、SBOs-888
●準備学習
・前回の授業内容を復習するとともに、テキストの該当事項を予習する
統合失調症の病態生理。SBOs-744、SBOs-840、SBOs-841、SBOs-886、
SBOs-887
●準備学習
・前回の授業内容を復習するとともに、テキストの該当事項を予習する
統合失調症の薬物治療。SBOs-744、SBOs-840、SBOs-841、SBOs-842、
SBOs-886、SBOs-887
●準備学習
・前回の授業内容を復習するとともに、テキストの該当事項を予習する
アルツハイマー病の病態と薬物治療。SBOs-744、SBOs-840、SBOs-841、
SBOs-842、SBOs-883
●準備学習
・前回の授業内容を復習するとともに、テキストの該当事項を予習する
パーキンソン病の病態と薬物治療。SBOs-743、SBOs-840、SBOs-842、
SBOs-882
●準備学習
・前回の授業内容を復習するとともに、テキストの該当事項を予習する
てんかんの病態生理と薬物治療。。SBOs-743、SBOs-840、SBOs-842、
SBOs-881
― 235 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
生活環境と健康
Living Environment and Health
赤﨑 健司
①
3P
第12 回
・テキストの「廃棄物の種類、廃棄物の処理」の項目を予習する。
・「廃棄物の種類と処理方法」の確認テストを解答する。
環境保全と法的規制 SBOs-550, 551, 552
●準備学習
・テキストの「環境保全と法的規制」の項目を予習する。
■定期試験■
実施する
■授業のねらい・概要■
■成績評価の方法■
地球生態系や生活環境を保全、維持できるようになるために、環境汚染物質などの成因、
測定法、生体への影響、汚染防止、汚染除去などに関する基本的事項を修得する。【D2
(2)】
■使用テキスト■
■授業(学修)の到達目標■
1 地球環境と生態系について説明できる。
2 生活環境における化学物質の動態、ヒトの健康に及ぼす影響について説明できる。
3 水環境における水の浄化法、水質基準について説明できる。
4 水環境における水質汚濁および富栄養化要因とその除去、下水処理法について説明で
きる。
5 大気の成分、大気汚染物質とその健康への影響について説明できる。
6 室内環境を評価するする指標と室内環境の保全について説明できる。
7 シックハウス症候群の成因とその対策について説明できる。
8 廃棄物の種類と処理について説明できる。
9 環境保全と法的規制について説明できる。
定期試験により評価する。
『予防薬学としての衛生薬学 第3版』 吉原新一他 廣川書店 2016
978-4-567-47201-2
■参考書■
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬学の基礎となる化学
基礎分析化学
基礎有機化学I 基礎有機化学Ⅱ
■準備学修等の指示■
関連する項目の予習し、疑問点を抽出する。前回の授業内容の確認テストを解答し、内容の
理解を深める。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
地球環境と生態系 SBOs-545, 546
●準備学習
・テキストの「地球環境の成り立ち、生態系」の項目を予習する。
化学物質の環境内動態と環境保全 SBOs-547, 548, 549
●準備学習
・テキストの「化学物質の環境内動態と環境保全」の項目を予習する。
・「地球環境の成り立ち、生態系」の確認テストを解答する。
原水の種類と浄化法 SBOs-553, 554
●準備学習
・テキストの「原水の種類と浄化法」の項目を予習する。
・「化学物質の環境内動態と環境保全」の確認テストを解答する。
塩素処理と水質基準 SBOs-554, 555
●準備学習
・テキストの「塩素処理と水質基準」の項目を予習する。
・「原水の種類と浄化法」の確認テストを解答する。
下水処理とび排水処理の主な方法 SBO-556,
●準備学習
・テキストの「下水処理と排水処理の主な方法」の項目を予習する。
・「塩素処理と水質基準」の確認テストを解答する。
水質汚濁と富栄養化 SBOs- 557, 558
●準備学習
・テキストの「水質汚濁と富栄養化」の項目を予習する。
・「下水処理と排水処理の主な方法」の確認テストを解答する。
大気汚染物質の発生源と健康への影響 SBO-559
●準備学習
・テキストの「大気汚染物質の発生源と健康への影響」の項目を予習する。
・「水質汚濁と富栄養化」の確認テストを解答する。
大気汚染物質の測定と大気汚染に影響する気象要因 SBOs-560, 561
●準備学習
・テキストの「大気汚染物質の測定と大気汚染に影響する気象要因」の項目を
予習する。
・「大気汚染物質の発生源と健康への影響」の確認テストを解答する。
室内環境と健康および室内環境評価指標 SBOs-562, 563
●準備学習
・テキストの「室内環境と健康および室内環境評価指標」の項目を予習する。
・「大気汚染物質の測定と大気汚染に影響する気象要因」の確認テストを解答
する。
廃棄物の種類と処理方法 SBO-564,
●準備学習
・テキストの「廃棄物の種類と処理方法」の項目を予習する。
・「室内環境と健康、室内環境評価指標」の確認テストを解答する。
廃棄物の処理の問題点とマニュフェスト制度 SBOs-565, 566
●準備学習
― 236 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
生殖器・内分泌疾患と薬物治療
Pharmacotherapy for Geniatl and Endocrinological
Diseases
渡邊 正知・森田 哲生
△1
3P
■授業のねらい・概要■
将来、薬剤師として内分泌疾患に関する適切な薬物治療に貢献できるようになるために、代
表的な内分泌疾患に関する病態生理を理解した上で、各疾患の治療に用いられる代表的
な医薬品に関する基本的知識を修得することを本授業の一般学習目標とする。【C13(3)、
C14(3)】
■授業(学修)の到達目標■
将来、薬剤師として内分泌疾患に関する適切な薬物治療に貢献できるようになるために、代
表的な内分泌疾患に関する病態生理を理解した上で、各疾患の治療に用いられる代表的
な医薬品に関する基本的知識を修得することを本授業の一般学習目標とする。【C13(3)、
C14(3)】
■履修しておくことが望ましい科目等■
第12 回
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
臨時(中間)試験並びに定期試験の成績によって評価する。
■使用テキスト■
『代謝・内分泌疾患と薬物治療への展開』 石毛久美子、伊藤芳久、田村豊、森田哲生 京
都廣川書店 978-4-901789-76-9
『薬が見える vol.2』 メディックメディア 2015 978-4-89632-585-0
■参考書■
『今日の治療薬2016 解説と便覧』 浦部晶夫 他編 南江堂 2016
978-4-524-25927-4
『薬物治療学 改訂5版 (2016 年版)』 吉尾隆 他 南山堂 2016 未定
生理活性分子とシグナル分子、生体機能調節、薬物作用の基礎
■準備学修等の指示■
内分泌系による生体機能調節について概説できる。また、下垂体ホルモン、副腎皮質ホル
モン、甲状腺ホルモン、性ホルモンが関与する疾患の病態と薬物治療について説明でき
る。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
●準備学習
・前回の授業を復習するとともに、テキストの該当事項を予習する。
男性ホルモンと薬物治療:男性ホルモンが関与する疾患に対する薬物治療を
学ぶ。(渡邊)SBOs-865,866,867,871
●準備学習
・男性ホルモンの生理作用および分泌調節機構を復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
代表的なホルモン過剰症・欠乏症について学ぶ。(森田)SBOs-871
●準備学習
・「細胞構成する分子」における“ホルモンと代謝”に相当する項目を復習す
る。
・テキストの該当事項を予習する。
下垂体機能異常の病態生理と薬物治療について学ぶ。(森田)SBOs-409
●準備学習
・前回までの学習内容を復習するとともに、テキストの該当事項を予習する。
・代表的なホルモンの化学構造からの分類、受容体について確認する。
副腎皮質機能低下症、副腎皮質機能亢進症の病態生理について学ぶ。(森
田)SBOs-873,875
●準備学習
・前回までの学習内容を復習するとともに、テキストの該当事項を予習する。
・視床下部⇒下垂体⇒標的臓器等の各ホルモンの連係について確認する。
副腎皮質機能異常に対する薬物治療について学ぶ。(森田)SBOs-873
●準備学習
・前回までの学習内容を復習するとともに、テキストの該当事項を予習する。
・各ステロイドホルモンの生合成や化学構造の特徴について確認する。
副腎皮質ステロイドの臨床適用につい学ぶ(クッシング症候群、アジソン病、ア
ルドステロン症候群)(森田)SBOs-873
●準備学習
・前回までの学習内容を復習するとともに、テキストの該当事項を予習する。
・副腎髄質のホルモンの生成とその役割について確認する。
尿崩症の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について学ぶ。
(森田)SBOs-874
●準備学習
・前回までの学習内容を復習するとともに、テキストの該当事項を予習する。
・下垂体後葉ホルモンの種類、構造、その役割について確認する。
甲状腺ホルモンと薬物治療Ⅰ:甲状腺機能異常の病態生理について学ぶ(渡
邊)SBOs-872
●準備学習
・甲状腺ホルモンの生理作用および分泌調節機構を復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
甲状腺ホルモンと薬物治療Ⅱ:甲状腺機能亢進症に対する薬物治療について
学ぶ。(渡邊)SBOs-872
●準備学習
・前回の授業を復習するとともに、テキストの該当事項を予習する。
甲状腺ホルモンと薬物治療Ⅲ:甲状腺機能低下症に対する薬物治療を学ぶ。
(渡邊)SBOs-872
●準備学習
・前回の授業を復習するとともに、テキストの該当事項を予習する。
女性ホルモンと薬物治療Ⅰ:女性ホルモン異常の病態生理について学ぶ。
(渡邊)SBOs-865,867,871
●準備学習
・女性ホルモンの生理作用および分泌調節機構を復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
女性ホルモンと薬物治療Ⅱ:女性ホルモン異常に対する薬物治療について学
ぶ。(渡邊)SBOs-865,867,871
― 237 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
生体分子,医薬品を化学で理解する
Medicinal Chemistry
町支 臣成・石津 隆
△1
3P
第12 回
●準備学習
・利尿薬、抗高血圧薬の構造・性質について復習する。
抗糖尿病薬、抗高脂血症薬(町支) SBOs-352
●準備学習
・抗糖尿病薬、抗高脂血症薬の構造・性質について復習する。
■定期試験■
実施する
■授業のねらい・概要■
■成績評価の方法■
医薬品や生体内で機能する複素環とその性質に関する基本的知識を修得する。また、生
体分子を模倣した医薬品や生体内分子と反応する医薬品について、その化学構造から分類
し、その性質や特徴について学び、基本的知識を修得する。【C6 (1),(2)】
■使用テキスト■
■授業(学修)の到達目標■
1. 生体内に存在する代表的な複素環化合物を列挙し、構造式を書くことができる。
2. 核酸塩基の構造を書き、水素結合を形成する位置を示すことができる。
3. 複素環を含む代表的な補酵素(フラビン、NAD、チアミン、ピリドキサール、葉酸など)の
機能を化学反応性と関連させて説明できる。
4. 医薬品として複素環化合物が繁用される根拠を説明できる。
5. 医薬品に含まれる代表的な複素環化合物を指摘し、分類することができる。
6. 代表的な芳香族複素環化合物の性質を芳香族性と関連づけて説明できる。
7. 代表的芳香族複素環の求核試薬に対する反応性および配向性について説明できる。
8. カテコールアミンアナログの医薬品を列挙し、化学構造を比較できる。
9. アセチルコリンアナログの医薬品を列挙し、化学構造を比較できる。
10. ステロイドアナログの医薬品を列挙し、化学構造を比較できる。
11. 核酸アナログの医薬品を列挙し、化学構造を比較できる。
12. ペプチドアナログの医薬品を列挙し、化学構造を比較できる。
13. アルキル化剤と DNA 塩基の反応を説明できる。
14. インターカレーターの作用機序を図示し、説明できる。
中間、定期試験の2回の試験、提出物により評価する。
『NEW 医薬品化学』 日比野, 夏苅, 廣田編 廣川書店 2009
ISBN978-4-567-46154-2
『CBT 対策演習「医薬品化学」』 薬学教育研究会編 廣川書店 2009
ISBN978-4-567-71240-8
■参考書■
■履修しておくことが望ましい科目等■
有機化学入門ほか、化学系薬学の講義科目
■準備学修等の指示■
講義の復習をすることが大切です。復習し、疑問に感じたこと分からないことを質問するなど
して解決してください。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
生体内物質と複素環(町支) SBOs-329,330,331
●準備学習
・複素環を含む生体内物質について復習する。
医薬品と複素環化合物及び芳香族性(町支)SBOs-340, 341, 342
●準備学習
・複素環の芳香族性について復習する。
芳香族複素環の求電子置換反応と配向性(町支) SBOs-343
●準備学習
・複素環の芳香族求電子置換反応について復習する。
芳香族複素環の求核置換反応(付加・脱離及び脱離・付加)(町支)
SBOs-344
●準備学習
・複素環の芳香族求核置換反応について復習する。
自律神経に作用する薬物:交感神経興奮薬、交感神経遮断薬(石津)
SBOs-348
●準備学習
・自律神経に作用する薬物:交感神経興奮薬、交感神経遮断薬の構造・性質
について復習する。
自律神経に作用する薬物:副交感神経興奮薬、副交感神経遮断薬(石津)
SBOs-349
●準備学習
・自律神経に作用する薬物:副交感神経興奮薬、副交感神経遮断薬の構造・
性質について復習する。
ステロイドホルモン・循環器作用薬:抗炎症ステロイド、経口避妊薬、(町支)
SBOs-350
●準備学習
・ステロイドホルモン・循環器作用薬:抗炎症ステロイド、経口避妊薬の構造・
性質について復習する。
抗腫瘍薬:アルキル化剤、代謝拮抗薬、白金錯化合物(町支) SBOs-353,
354
●準備学習
・抗腫瘍薬の構造・性質について復習する。
抗生物質:ペニシリン系化合物、セファロスポリン系化合物、アミノグリコシド系
化合物、マクロライド系化合物(町支) SBOs-351, 355
●準備学習
・抗生物質の構造・性質について復習する。
抗炎症薬、抗アレルギー薬(町支)SBOs-350
●準備学習
・抗炎症薬、抗アレルギー薬の構造・性質について復習する。
利尿薬、抗高血圧薬(町支)SBOs-350, 352
― 238 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
■成績評価の方法■
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
臨時試験および定期試験の成績で評価する。
生体防御Ⅰ
BioregulationⅠ
田淵 紀彦・道原 明宏
①
3P
■使用テキスト■
『薬学領域のコア免疫学』 今井康之 廣川書店 2013 978-4-567-53030-9
■参考書■
■授業のねらい・概要■
生体の恒常性が崩れた時に生ずる変化を理解するために、生体防御機構について概説す
る。その中でも特にヒトの主な生体防御反応について、その機構を組織、細胞、分子レベル
で理解するために、免疫系に関する基本的知識を修得する。【C10(1)】
■授業(学修)の到達目標■
1.自然免疫と獲得免疫の特徴とその違いを説明できる。
2.異物の侵入に対する物理的、生理的、化学的バリアーについて説明できる。
3.補体について、その活性化経路と機能を説明できる。
4.免疫反応の特徴(自己と非自己、特異性)を説明できる。
5.クローン選択説、記憶を説明できる。
6.体液性免疫と細胞性免疫を比較して説明できる。
7.免疫に関与する組織と細胞を列挙できる。
8.免疫担当細胞の種類と役割を説明できる。
9.食細胞が自然免疫で果たす役割を説明できる。
10.免疫反応におけるおもな細胞間ネットワークについて説明できる。
11.抗体分子の種類、構造、役割を説明できる。
12.MHC 抗原の構造および抗原提示経路での役割について説明できる。
13.T 細胞による抗原の認識について説明できる。
14.抗体分子および T 細胞抗原受容体の多様性を生み出す機構を概説できる。
15.免疫系にかかわるおもなサイトカイン、ケモカインをあげ、その作用を説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし
■準備学修等の指示■
指定したテキストに沿って講義を行うので、予習をしておく。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
免疫応答のあらまし(田淵)SBOs-569
●準備学習
・テキストの該当する項目を予習する。
免疫担当細胞と組織(田淵)SBOs-568, 576
●準備学修
・テキストの該当する項目を予習する。
自然免疫(田淵)SBOs-566, 567, 571, 574
●準備学修
・テキストの該当する項目を予習する。
抗原と抗体(田淵)SBOs-568
●準備学修
・テキストの該当する項目を予習する。
抗原受容体の多様性獲得機構(田淵)SBOs-570, 579
●準備学修
・テキストの該当する項目を予習する。
主要組織適合抗原(田淵)SBOs-577
●準備学修
・テキストの該当する項目を予習する。
抗原特異的なリンパ球活性化(田淵)SBOs-578, 579
●準備学修
・テキストの該当する項目を予習する。
免疫応答の全体像:自然免疫と獲得免疫の連携(田淵)SBOs-573, 575
●準備学修
・テキストの該当する項目を予習する。
サイトカイン(田淵)SBOs-580
●準備学修
・テキストの該当する項目を予習する。
白血球の移動(田淵)SBOs-575
●準備学修
・テキストの該当する項目を予習する。
リンパ球の分化成熟機構1(道原)SBOs-573, 575
●準備学修
・テキストの該当する項目を予習する。
リンパ球の分化成熟機構2(道原)SBOs-573, 575
●準備学修
・テキストの該当する項目を予習する。
■定期試験■
実施する
― 239 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
■参考書■
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
『医学・薬学のための免疫学』 豊島聰・田坂捷雄・尾崎承一 東京化学同人 2010
ISBN978-4-8079-0679-6
『薬系免疫学』 植田正・前仲勝実 南江堂 2012 ISBN978-4-524-40296-0
『シンプル免疫学』 中島泉・高橋利忠・吉開泰信 南江堂 2011
ISBN978-4--524-26358-5
『免疫学概説』 宿前利郎・大野尚仁 廣川書店 2010 ISBN978-4--567-53422-2
『もっとよくわかる!免疫学』 河本宏 羊土社 2012 ISBN978-4-7581-2200-9
生体防御Ⅱ
BioregulationⅡ
道原 明宏・田淵 紀彦
①
3P(H22~)
■授業のねらい・概要■
免疫反応に基づく生体異常を理解するために、炎症とアレルギー反応のメカニズム、代表
的なアレルギー疾患・自己免疫疾患・免疫不全症などの免疫関連疾患の成因と特徴、感染
免疫・腫瘍免疫・移植免疫などの免疫制御システム、免疫賦活療法・ワクチン接種・モノクロ
ナール抗体などの臨床応用に関する基本的知識を身につける。【C10(2)】
■授業(学修)の到達目標■
1 炎症の症状、担当細胞および発症機序を説明できる。
2 アレルギー反応をアレルギータイプで分類できる。
3 各種アレルギー反応の症状と発症機序を説明できる。
4 代表的なアレルギー疾患の成因と特徴を説明できる。
5 代表的な自己免疫疾患の成因と特徴を説明できる。
6 代表的な免疫不全症候群の成因と特徴を説明できる。
7 感染症と免疫反応との関わりについて説明できる。
8 腫瘍排除に関する免疫反応について説明できる。
9 代表的な免疫賦活法について説明できる。
10 移植免疫と免疫反応の関わりについて説明できる。
11 主なワクチンについて基本的特徴を説明できる。
12 予防接種について、その種類と実施状況を説明できる。
13 モノクロナール抗体とポリクロナール抗体の作成方法を説明できる。
14 代表的な免疫学的検査方法の原理を説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
生体防御Ⅰ(3P)
■準備学修等の指示■
講義毎に CBT 用問題および確認問題プリントを配布するので、講義終了毎に配布問題を解
き、復習しておく。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
炎症反応のメカニズム(道原) SBOs-582
●準備学習 :炎症反応のメカニズムと NSAIDs の種類について整理しておく
アレルギー反応のメカニズム(道原) SBOs-581
●準備学習 :アレルギータイプのメカニズムとそれに基づく疾患について整理
しておく
アレルギー疾患の成因と特徴(道原) SBOs-581
●準備学習 :アレルギー疾患の種類、成因および特徴について整理しておく
自己免疫疾患の成因と特徴(道原) SBOs-583
●準備学習 :自己免疫疾患の種類、成因および特徴について整理しておく
免疫不全症の成因と特徴(道原) SBOs-584
●準備学習 :免疫不全症の種類、成因および特徴について整理しておく
感染免疫のメカニズム(道原) SBOs-586
●準備学習 :各種感染症に関わる免疫反応のメカニズムについて整理してお
く
腫瘍免疫のメカニズムと免疫療法(道原) SBOs-587,588
●準備学習 :悪性腫瘍に関わる免疫反応のメカニズムとその免疫療法につい
て整理しておく
移植免疫と免疫抑制薬(道原) SBOs-585
●準備学習 :移植に関わる免疫反応のメカニズムおよび免疫抑制薬の種類と
作用機序について整理しておく
ワクチンと予防接種(道原) SBOs-589,590,591
●準備学習 :ワクチンの種類、特徴および接種方法について整理しておく
抗体の調製法(田淵) SBOs-592,593
●準備学習 :ポリクローナル抗体やモノクローナル抗体について整理しておく
免疫学的分析法(田淵) SBOs-593,594
●準備学習 :免疫学的分析法の種類と原理について整理しておく
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
中間試験(50%)と期末試験(50%)の結果を基本とし、総合的に評価する。
■使用テキスト■
『薬学領域のコア免疫学』 伊奈田宏康、今井康之、宇野勝次ら 廣川書店 2013
ISBN978-4-567-53030-9
― 240 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
生命倫理
Bioethics
吉冨 博則 他
△2
3P(H22~)
第13 回
第14 回
■授業のねらい・概要■
この授業では、生命の尊さを認識し、人の誕生から死までの間に起こりうる様々な問題を通
して医療における倫理の重要性を学ぶ。講義だけではなく、SGDを通じて自己の倫理観を
形成し、医療人としての自覚をもち、医療チームの一員として社会に貢献できる倫理的心構
えを身につける。[A(1)(2)]
第15 回
■定期試験■
■授業(学修)の到達目標■
1. 人の誕生、成長、加齢、死の意味を考察し、討議する。(知識・態度)
2. 誕生に関わる倫理的問題(生殖技術、クローン技術、出生前診断など)の概略と問題点を
説明できる。
3. 医療に関わる倫理的問題を列挙し、その概略と問題点を説明できる。
4. 死に関わる倫理的問題(安楽死、尊厳死、脳死など)の概略と問題点を説明できる。
5. 自らの体験を通して、生命の尊さと医療の関わりについて討議する。(態度)
6.代表的な薬害について その背景を説明できる。
7.医療と薬剤師の関わりについて自分の考えを述べることができる。
実施しない
■成績評価の方法■
レポート、SGD の態度、小試験などで総合評価する。
■使用テキスト■
『スタンダード薬学シリーズ 1「ヒューマニズム・薬学入門」』 東京化学同人 2005
■参考書■
■履修しておくことが望ましい科目等■
コミュニケーション、バイオ医薬品とゲノム情報、医薬品情報1、医薬品開発Ⅱ、法制度
■準備学修等の指示■
事前に使用テキストの該当ページを通読し、倫理学的な用語を知っておく。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
●準備学習 提示されたシナリオについてのSGDの経過と、自分の考えをレ
ポートにまとめる
死に関わる倫理的問題について討議する(3)(吉富、長崎、岡村、佐藤、井上
(裕)ほか)SBOs-1,2,3,4,5,6
●準備学習 提示されたシナリオについてのSGDの経過と、自分の考えをレ
ポートにまとめる
死に関わる倫理的問題について討議する(4)(吉富、長崎、岡村、佐藤、井上
(裕)ほか)SBOs-1,2,3,4,5,6
●準備学習 提示されたシナリオについてのSGDの経過と、自分の考えをレ
ポートにまとめる
死に関わる倫理的問題について討議する(5)(吉富、長崎、岡村、佐藤、井上
(裕)ほか)SBOs-1,2,3,4,5,6
●準備学習 提示されたシナリオについてのSGDの経過と、自分の考えをレ
ポートにまとめる
医療倫理の基本(長崎)SBOs-3、4
●準備学習
・テキストの該当ページを確認しておく
患者の権利と生命倫理(長崎)SBOs-6
●準備学習
・前回の学習内容を復習する
・テキストの該当ページを確認しておく
薬剤師の職業倫理(長崎)SBOs-3、SBOs-7
●準備学習
・前回の学習内容を復習する
・テキストの該当ページを確認しておく
人の生命と移植・再生医療()SBOs-1、SBOs-2
●準備学習
・前回の学習内容を復習する
・テキストの該当ページを確認しておく
生殖医療と人の尊厳(若井)SBOs-2
●準備学習
・前回の学習内容を復習する
・テキストの該当ページを確認しておく
脳死と臓器移植(若井)SBOs-4
●準備学習
・前回の学習内容を復習する
・テキストの該当ページを確認しておく
緩和ケアと生命倫理(長崎)SBOs-6
●準備学習
・前回の学習内容を復習する
・テキストの該当ページを確認しておく
代表的な薬害(ソリブジン事件)についてその経緯などを調査し、薬剤師として
の関わりを討議する。(吉富、長崎)SBOs-39、40、49、51
●準備学習
・前回の学習内容を復習する
・テキストの該当ページを確認しておく
代表的な薬害サリドマイド)経緯などを調査し、薬剤師としての関わりを討議す
る。((吉富、長崎)SBOs-39、40、49、51
●準備学習
・前回の学習内容を復習する
・テキストの該当ページを確認しておく
代表的な薬害患者の講演を聞いて薬剤師としてのかかわりを討議する
(吉富、長崎)SBOs-39、40、49、51
●準備学習
・前回の学習内容を復習する
・テキストの該当ページを確認しておく
死に関わる倫理的問題について討議する(1)(吉富、長崎、岡村、佐藤、井上
(裕)ほか)SBOs-1,2,3,4,5,6
●準備学習 提示されたシナリオについての自分の考えをレポートにまとめる
死に関わる倫理的問題について討議する(2)(吉富、長崎、岡村、佐藤、井上
(裕)ほか)SBOs-1,2,3,4,5,6
― 241 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
■成績評価の方法■
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
中間試験および定期試験の成績によって総合的に評価する。
製剤材料の性質
Property of Drug Materials
冨田 久夫
△1
3P
■使用テキスト■
『New パワーブック物理薬剤学・製剤学 第2版』 金尾義治、北河修治 編集 廣川書店
978-4-567-48077-2
■参考書■
■授業のねらい・概要■
薬物と製剤材料の性質を理解し、応用するために、それらの物性および取扱いに関する基
本的知識を修得する。【C16(1)】
■授業(学修)の到達目標■
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
溶液の濃度と性質について説明できる。
物質の溶解とその速度について説明できる。
溶解した物質の膜透過速度について説明ができる。
物質の溶解に対して酸・塩基反応が果たす役割を説明できる。
界面の性質について説明できる。
代表的な界面活性剤の種類と性質について説明できる。
乳剤の型と性質について説明できる。
代表的な分散系を列挙し、その性質について説明できる。
分散粒子の沈降現象について説明できる。
流動と変形(レオロジー)の概念を理解し、代表的なモデルについて説明できる。
高分子の構造と高分子溶液の性質について説明できる。
製剤分野で汎用される高分子の物性について説明できる。
粉体の性質について説明できる。
製剤材料としての分子集合体について説明できる。
薬物と製剤材料の安定性に影響する要因、安定化方法を列挙し、説明できる。
粉体X線回析測定法の原理と利用法について概略を説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬学の基礎としての数学・統計A(B)、物質の状態Ⅱ
■準備学修等の指示■
毎回の講義の初めに前回の講義内容についての確認テストを実施するので、前回の復習
をして講義に出席すること。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
粉体の性質(1)粒子径、粒度分布 SBOs-134, 1011
●準備学習
・当日の内容についてテキストを読んでおく。
粉体の性質(2)集合体としての性質 SBOs-1011
●準備学習
・前回の内容の復習および当日の内容についてテキストを読んでおく。
固体の性質(1)結晶、結晶多形、無晶形 SBOs-1012,1013,1014
●準備学習
・前回の内容の復習および当日の内容についてテキストを読んでおく。
固体の性質(2)熱分析 SBOs-1012
●準備学習
・前回の内容の復習および当日の内容についてテキストを読んでおく。
物質の溶解(1)溶解の理論、温度、pH の影響 SBOs-999,1002
●準備学習
・前回の内容の復習および当日の内容についてテキストを読んでおく。
物質の溶解(2)溶解速度式 SBOs-1000,1001
●準備学習
・前回の内容の復習および当日の内容についてテキストを読んでおく。
分散系(1)界面現象、界面活性 SBOs-1003
●準備学習
・前回の内容の復習および当日の内容についてテキストを読んでおく。
分散系(2)界面活性剤の種類と用途 SBOs-1004
●準備学習
・前回の内容の復習および当日の内容についてテキストを読んでおく。
分散系(3)コロイド分散系の分類と特徴 SBOs-1006
●準備学習
・前回の内容の復習および当日の内容についてテキストを読んでおく。
分散系(4)乳剤、懸濁剤の性質 SBOs-1005,1007
●準備学習
・前回の内容の復習および当日の内容についてテキストを読んでおく。
レオロジー(1)各種流動の性質、粘弾性 SBOs-135,1008,1009
●準備学習
・前回の内容の復習および当日の内容についてテキストを読んでおく。
レオロジー(2)粘度とその測定法 SBOs-1009,1010
●準備学習
・前回の内容の復習および当日の内容についてテキストを読んでおく。
■定期試験■
実施する
― 242 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
第19 回
総合薬学演習Ⅰ
General Pharmacy Practice Ⅰ
赤﨑 健司 他
△4
3P
第20 回
第21 回
■授業のねらい・概要■
5年次に課せられる実務実習には薬学に関する総合的な知識と問題解決能力が必要である。
本演習では、2 年次までに学んだ内容に対する演習問題を解くことにより、薬学の基礎領域
の知識と理解を深め、問題解決能力を増進する。
第22 回
第23 回
■授業(学修)の到達目標■
薬学モデルコアカリキュラム含まれる内容に関する演習問題を解き、理解度を深める。授業
内容の末尾の記号は薬学モデル・コアカリキュラムの記号を示す。
第24 回
■履修しておくことが望ましい科目等■
第25 回
1,2年時に開講されるすべての専門科目
■準備学修等の指示■
問題演習を行うので、演習項目に関連する1,2年次の科目を復習して演習に臨むことが必
要である。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
第16 回
第17 回
第18 回
物質の状態Ⅰ【C1(2)】(秦)
●準備学習
・「物質の状態」で修得した内容の復習
有機化学入門【C4(1),(2),(3),】(町支)
●準備学習
・「有機化学入門」で修得した内容の復習
人体の構造と機能Ⅰ【C8(1),(3),(5)】(田村)
●準備学習
・「人体の構造と機能Ⅰ」で修得した内容の復習
物質の状態Ⅱ【C1(3)】(冨田)
●準備学習
・「物質の状態Ⅱ」で修得した内容の復習
生体中の金属、分子を解析する方法【C2(2),C3(1),(2)】(鶴田)
●準備学習
・「生体中の金属、分子を解析する方法」で修得した内容の復習
生体分子の立体構造【C1(3)】(秦)
●準備学習
・「生体分子の立体構造」で修得した内容の復習
化学物質の分析、臨床応用【C2(3)】(杉原)
●準備学習
・「化学物質の分析、臨床応用」で修得した内容の復習
有機化合物の骨格と性質【C4(2),(3),C5(1),(2)】(町支)
●準備学習
・「有機化合物の骨格と性質」で修得した内容の復習
生体機能調節【C8(1),(3)】(田村)
●準備学習
・「生体機能調節」で修得した内容の復習
細胞を構成する分子【C8(3),C9(1),(3),(4),(5)】(森田)
●準備学習
・「細胞を構成する分子」で修得した内容の復習
官能基の性質・反応・合成【C4(2),(3),C5(1)】(町支)
●準備学習
・「官能基の性質・反応・合成」で修得した内容の復習
生理活性分子とシグナル分子【C9(5)】(井上敦子)
●準備学習
・「生理活性分子とシグナル分子」で修得した内容の復習
人体の構造と機能Ⅱ【C8(1),(3),(5)】(佐藤)
●準備学習
・「人体の構造と機能Ⅱ」で修得した内容の復習
生命活動を担うタンパク質【C9(3)】(本屋敷)
●準備学習
・「生命活動を担うタンパク質」で修得した内容の復習
化学平衡【C2(1)】(井上裕文)
●準備学習
・「化学平衡」で修得した内容の復習
物質の構造Ⅰ【C1(1)】(秦)
●準備学習
・「物質の構造Ⅰ」で修得した内容の復習
生命体の基本単位としての細胞【C8(2),C9(1)】(赤﨑)
●準備学習
・「生命体の基本単位としての細胞」で修得した内容の復習
官能基と構造解析【C4(2),(4)】(藤岡)
●準備学習
第26 回
第27 回
第28 回
第29 回
第30 回
第31 回
第32 回
・「官能基と構造解析」で修得した内容の復習
生命情報を担う遺伝子【C9(3)】(松岡)
●準備学習
・「生命情報を担う遺伝子」で修得した内容の復習
薬の作用と生体内運命【C13(1)】(渡邊)
●準備学習
・「薬の作用と生体内運命」で修得した内容の復習
漢方薬物Ⅰ【C7(3)】(岡村)
●準備学習
・「漢方薬物Ⅰ」で修得した内容の復習
漢方薬物Ⅱ【C7(3)】(岡村)
●準備学習
・「漢方薬物Ⅱ」で修得した内容の復習
化学物質の検出と定量(小嶋)
●準備学習
・「化学物質の検出と定量」で修得した内容の復習
小さな生き物たち【C8(4)】(田淵)
●準備学習
・「小さな生き物たち」で修得した内容の復習
生体エネルギー【C9(4)】(道原)
●準備学習
・「生体エネルギー」で修得した内容の復習
天然物化学【C7(1)】(前原)
●準備学習
・「天然物化学」で修得した内容の復習
薬になる動植鉱物【C7(1)】(岡村)
●準備学習
・「薬になる動植鉱物」で修得した内容の復習
物質の基本概念【C4(1)】(石津)
●準備学習
・「物質の基本概念」で修得した内容の復習
医薬品開発Ⅰ【C4(1),C6(2),C17(2)】(堤)
●準備学習
・「医薬品開発Ⅰ」で修得した内容の復習
薬物作用の基礎【C13(1),(2),C14(1),(2)】(大西)
●準備学習
・「薬物作用の基礎」で修得した内容の復習
遺伝子を操作する【C9(6)】(松岡)
●準備学習
・「遺伝子を操作する」で修得した内容の復習
物質の構造Ⅱ【C1(1)】(秦)
●準備学習
・「物質の構造Ⅱ」で修得した内容の復習
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
出席と確認テスト
■使用テキスト■
■参考書■
― 243 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■定期試験■
代謝性・呼吸器疾患と薬物治療
Pharmacotherapy for Metabolic Diseases and
Respiratory
田村 豊・森田 哲生
△1
3P(H22~)
実施する
■成績評価の方法■
原則、中間試験(50%)と定期試験(50%)で評価する。
ただし、学修状況により追加試験やレポートなどの結果を総括評価に加えることもある。
■使用テキスト■
『代謝・内分泌疾患と薬物治療への展開』 石毛久美子、伊藤芳久、田村豊、森田哲生 京
都廣川書店 978-4-901789-76-9
■授業のねらい・概要■
将来、薬剤師として代謝性疾患、呼吸器疾患に関する適切な薬物治療に貢献できるように
なるために、代謝性疾患、呼吸器疾患に関する病態生理を理解した上で、各疾患の治療に
用いられる代表的な医薬品に関する基本的知識を修得することを本授業の一般学習目標と
する。【C13(3)、C14(3)】
■参考書■
『薬物治療薬(改訂4版)』 南山堂 2015 978-4-525-72054-4
■授業(学修)の到達目標■
高脂血症、糖尿病、骨粗鬆症、気管支喘息の病態とその治療に用いられる薬物の作用メカ
ニズム、使用方法、副作用について説明できる。また、呼吸促進薬、鎮咳薬、去痰薬の作用
機序と適応症について説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
人体の構造と機能Ⅰ、生理活性分子とシグナル分子、生体機能調節、薬物作用の基礎、生
殖器・内分泌疾患と薬物治療
■準備学修等の指示■
3年前期までに学習した脂質代謝、糖代謝、カルシウム代謝に関する内容を復習しておくこ
と。また呼吸器系の構造と機能についても復習しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
脂質代謝について学ぶ。SBOs-774(森田)
●準備学習:
・2年次生化学授業における脂質の消化・吸収さらにその利用を復習する。・
テキストの該当事項を予習する。
脂質異常症の病態生理について学ぶ。SBOs-774(森田)
●準備学習:
・2年次生化学授業におけるコレステロール、中性脂肪の代謝を復習する。
・前回の授業内容を復習するとともに、テキストの該当事項を予習する。
脂質異常症の薬物治療について学ぶ。SBOs-774(森田)
●準備学習:
・2年次生化学授業における脂質代謝における関係酵素、受容体などを復習
する。
・前回の授業内容を復習するとともに、テキストの該当事項を予習する。
尿酸代謝について学ぶ。SBOs-775(森田)
●準備学習:
・2年次生化学授業における核酸代謝を復習する。
・前回の授業内容を復習するとともに、テキストの該当事項を予習する。
痛風の病態生理について学ぶ。SBOs-775(森田)
●準備学習:
・2年次生化学授業におけるプリン代謝を復習する。
・前回の授業内容を復習するとともに、テキストの該当事項を予習する。
高尿酸血症の薬物治療について学ぶ。SBOs-775(森田)
●準備学習:
・2年次生化学授業における核酸代謝関係酵素、受容体などについて復習す
る。
・前回の授業内容を復習するとともに、テキストの該当事項を予習する。
糖尿病の病態生理について学ぶ。SBOs-773(田村)
●準備学習
・3 年生前期までに学修した膵臓の構造と機能、インスリンの作用、糖代謝に
ついて復習しておく。
糖尿病治療薬の薬理作用について学ぶ。SBOs-773(田村)
●準備学習
・前回の授業内容を復習しておく。
・糖尿病治療薬の種類と作用機序について予習しておく。
骨粗しょう症の病態生理について学ぶ。SBOs-776(田村)
●準備学習
・カルシウム代謝に関わるビタミン、ホルモンについて復習しておく。
骨粗しょう症の薬物治療について学ぶ。SBOs-776(田村)
●準備学習
・前回の授業内容について復習しておく。
・骨粗鬆症治療薬の種類と作用機序について予習しておく。
気管支喘息の薬物治療の薬理作用と適正使用について学ぶ。SBOs-868,869
(田村)
●準備学習
・これまでに学修した呼吸器の構造と機能について復習しておく。
・抗アレルギー薬、抗炎症薬について復習しておく。
呼吸促進薬、鎮咳薬、去痰薬などについて学ぶ。SBOs-870(田村)
●準備学習
・これまでに学修した延髄の機能と呼吸生理について復習しておく。
― 244 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
調剤
Dispensing Pharmacy andPharmaceutical Health Care
吉冨 博則 他
①
3P(H22~)
■授業のねらい・概要■
薬剤師の基本的な業務である処方せん調剤を行うためには、医薬品の薬効と副作用の十
分な理解、治療効果を最大に発揮させ製剤の特長、適切な用量と用法、他の薬物との相互
作用等についての知識が必要となる。この授業では、調剤を正確に実施するために必要な
処方せん授受から薬剤交付までの基本的な知識、技能について習得することを目標とす
る。
また、医療チームの構成や役割、問題指向型システムと SOAP 形式での患者記録について
も概説する。。【B(1)、C13(4)、C15(2)、D1(1)、(2)、(4)】
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
■授業(学修)の到達目標■
1 調剤業務とは何か説明できる。
2 処方せんの法的位置づけと機能について説明できる。
3 処方せんの種類、特徴、必要記載事項について説明できる。
4 調剤を法的根拠に基づいて説明できる。
5 不適切な処方せん例について、その理由を説明できる。
6 代表的な処方せん例の鑑査における注意点を説明できる。
7 代表的な医薬品の用法・用量および投与計画について説明できる。
8 代表的な医薬品について相互作用を列挙できる。
9 疑義照会の流れを説明できる。
10 代表的な医薬品について相互作用を列挙できる。
11 医療チームの構成や各構成員の役割、連携と責任体制を説明できる。
12 薬剤師業務の中で起こりやすい事故事例を列挙し、その原因を説明できる。
13 誤りを生じやすい投薬例を列挙できる。
14 誤りを生じやすい調剤例を列挙できる。
15 問題志向型システム(POS)を説明できる。
16 SOAP などの形式で患者記録を作成できる。
17 注射剤調剤の概念・流れについて説明できる。
18 注射剤の処方せんの特徴と記載内容について説明できる。
19 抗悪性腫瘍薬の注射剤調剤について説明できる。
第13 回
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
定期試験(100 点満点)の結果で評価する
■使用テキスト■
『調剤学総論』 堀岡 正義 南山堂 978-4-525-77229-1
■参考書■
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬物の作用と生体内運命、薬物作用の基礎、薬物の臓器への到達と消失、薬物動態の解析
Ⅰ、剤形をつくる、
■準備学修等の指示■
「薬物の臓器への到達と消失」を復習しておくこと。
前回の授業の復習をして、当日の授業に臨むこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
・代表的なトランスポーターを介する薬物相互作用をまとめる
医療チームの構成と患者情報(佐藤)SBOs-37、38、976-982
●準備学習
・教科書の該当ページを復習する
・病院内での医療職種を整理する
調剤ミスと調剤過誤、誤りを生じやすい投薬例、調剤例(佐藤)
SBOs-1155-1159
●準備学習
・教科書の該当ページを復習する
・調剤ミスを起こす原因を整理する
問題志向型システム(POS)と SOAP(佐藤)SBOs-976-982
●準備学習
・教科書の該当ページとプリントを復習する
・例示された症例についてSOAP形式で記録してみる
注射剤調剤の概念・流れ(五郎丸)SBOs-1222,1250,1251
●準備学習
・教科書の該当ページとプリントを復習する
・内用剤と注射剤の調剤の違いをまとめる
注射剤の処方せんの特徴と記載内容(五郎丸)
SBOs-1151,1153,1154,1161,1250,1251
●準備学習
・教科書の該当ページとプリントを復習する
抗悪性腫瘍薬の注射剤調剤(江藤)SBOs-1257
●準備学習
・教科書の該当ページとプリントを復習する
・悪性腫瘍薬調製の注意をリストアップする
序論:調剤業務とは何か。(長崎)SBOs-1149
●準備学習
・教科書の該当ページを復習する
・代表的医薬品の処方を作成する
処方せんの法律的意義、処方箋の形式(長崎)SBOs-1149,1151
●準備学習
・教科書の該当ページを復習する
・代表的医薬品の用法用量をまとめる
調剤時の疑問点と医師への疑義照会のあり方(長崎)
SBOs-1153,1154,1166,1169
●準備学習
・教科書の該当ページを復習する
・疑義照会に必要な手順を復習し、整理する
薬物相互作用の考え方(吉富)SBOs-810,811,1172
●準備学習
・「薬物の臓器への到達と消失」を復習しておく
・教科書の該当ページを復習する
生物薬剤学的相互作用(吸収)が考えられる処方せんへの対処(吉富)
SBOs-1149,1172
●準備学習
・教科書の該当ページを復習する
・薬物の消化管吸収での相互作用をまとめる
生物薬剤学的相互作用(代謝)が考えられる処方せんへの対処(吉富)
SBOs-1149,1172
●準備学習
・教科書の該当ページを復習する
・薬物代謝に関する相互作用をまとめる
生物薬剤学的相互作用(排泄)が考えられる処方せんへの対処(吉富)
SBOs-1149,1172
●準備学習
・教科書の該当ページを復習する
― 245 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
病原微生物とたたかう
Antibiotics and Chemotherapy
今 重之
△1
3P(H22~)
■授業のねらい・概要■
微生物感染症治療に用いられる化学療法剤の分類、作用機序、薬剤感受性と薬剤耐性メカ
ニズム、副作用としての直接作用、アレルギーおよび二次的作用について学習する。さらに
臨床応用として用法容量ならびに治療例を学ぶとともに、医薬品情報を理解し、正しく取り扱
うための知識や応用力を習得する【C14(5)】
■授業(学修)の到達目標■
1 抗菌薬の基本構造を示し、作用点にもとづいて分類できる。
2 細胞壁合成阻害により抗菌力を発揮する薬物を分類し、有効な感染症を列挙できる。
3 蛋白合成系に作用する抗菌薬を分類し、有効な感染症を列挙できる。
4 サルファ剤、キノロン系抗菌薬の抗菌スペクトルと有効な感染症を列挙できる。
5 結核菌、真菌、原虫、寄生虫に作用する薬を列挙し、作用機序および臨床応用を説明で
きる。
6 抗ウイルス薬を列挙し、作用機序および臨床応用を説明するとともに併用療法における
注意点を概説できる。
7 主要な化学療法薬の耐性獲得機構を説明するとともに、副作用や症状を説明できる。
8 特徴的な吸収、分布、組織移行性を示す抗菌薬を列挙できる。
9 生物学的製剤を挙げて、作用機序を概説するとともに使用上の注意点を説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
小さな生き物たち、感染症にかかる、薬の作用と生体内運命、薬物作用の基礎
■準備学修等の指示■
授業毎に配布した資料や板書を良く復習して理解すること。毎週講義の最初に小テスト等を
行います。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
微生物学と化学療法の歴史。形態やグラム染色による細菌の分類。
SBOs-441, 442
細菌の分類を整理しておく。
細菌の生育。
SBOs-443
細菌の生育を整理しておく。
細菌の遺伝。
SBOs-446
細菌ゲノムと遺伝子伝達を整理できる。
感染症と免疫。
SBOs-572, 573, 588, 923
感染における免疫応答を整理しておく。
微生物感染の生態。
SBOs-447, 453
細菌の感染経路と予防法、消毒法を整理しておく。
病原細菌。
SBOs-444, 913
代表的な病原細菌を整理しておく。
抗菌薬の作用と耐性。
SBOs-914, 915, 927
代表的な抗菌薬の作用機序と薬剤耐性を整理しておく。
ウイルスの分類と増殖機構。
SBOs-448, 449, 450, 928, 929
病原ウイルスとウイルス感染症を整理しておく。
病原性真菌と原虫。
SBOs-451, 452, 926, 927
抗真菌薬と抗原虫薬を整理しておく。
化学療法の基礎。
SBOs-916, 917, 918, 919, 920,
感染症の治療法を整理しておく。
化学療法と作用機序。
SBOs-921, 922, 925, 930, 931
主な化学療法の作用機序を整理しておく。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
定期試験と小テスト等の成績から総合的に評価する。
■使用テキスト■
『微生物学―病原微生物学の基礎―』 今井康之ほか 南江堂 2011 4-524-40172-5
■参考書■
― 246 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■定期試験■
物質の変化
Change of Matter
秦 季之・冨田 久夫
①
3P
実施する
■成績評価の方法■
複数回の試験、レポートにより評価する。
■使用テキスト■
『薬学物理化学 第5 版』 松島美一 監修、小野行雄 編集 廣川書店 2010
978-4-567-22118-4
■授業のねらい・概要■
薬学の分野で特に重要な一般の化学反応速度を学んだ上で、酵素反応の速度、阻害剤に
よる酵素反応の阻害機構について講義する。さらに、生体構成物質であるタンパク質やリン
脂質の物理化学的性質より、タンパク質―薬物結合の結合量測定法、結合様式、生理活性
との関係及び生体膜の構造について述べる。
【C1(4)】
■参考書■
■授業(学修)の到達目標■
1
2
3
4
5
6
7
8
反応速度と速度定数について説明できる。
微分型速度式を積分型速度式に変換できる
代表的な(擬)1次反応の反応速度を測定し、速度定数を求めることができる。
代表的な複合反応(可逆反応、平行反応、連続反応など)の特徴について説明できる。
反応速度と温度の関係(Arrhenius の式)を説明できる。
代表的な触媒反応(酸・塩基触媒反応など)について説明できる。
酵素反応速度論について説明できる。
酵素反応、およびその拮抗阻害と非拮抗阻害の機構について説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬学の基礎としての数学・統計A(B)
物質の状態I
生体分子の立体構造
■準備学修等の指示■
薬学の基礎としての数学・統計 において学習した、微分、積分の基礎を復習しておくこと。
物質の状態I で学習した、エンタルピー、自由エネルギーなどを復習しておくこと。
生体分子の立体構造などで学習した、基質ータンパク質複合体について復習しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
反応速度と反応次数(冨田)SBOs-123
●準備学習
・反応速度の表し方について予習をしておく。
1次反応の微分型速度式と積分型速度式(冨田)SBOs-124
●準備学習
・前回の内容および微分、積分について復習をしておく。
2次反応の微分型速度式と積分型速度式(冨田)SBOs-124
●準備学習
・前回の内容および微分、積分について復習をしておく。
(擬)0次反応と(擬)1次反応の積分型速度式(冨田)SBOs-124
●準備学習
・前回の内容および関数とグラフについての復習をしておく。
複合反応(1)平行反応と可逆反応(冨田)SBOs-127
●準備学習
・前回の内容および関数とグラフについての復習をしておく。
複合反応(2)連続反応(冨田)SBOs-127
●準備学習
・前回の内容および関数とグラフについての復習をしておく。
反応速度と温度(1)反応の型と活性化エネルギー(秦)SBOs-128
●準備学習
・第1~6回で学習した内容を復習する。
・教科書 10.5.1 反応のタイプ、10.5.2. 活性化エネルギー を読む。
反応速度と温度(2)アレニウスの式(秦)SBOs-128
●準備学習
・教科書 10.5.3. アレニウスの式 を読む。
特殊酸―塩基触媒反応と pH-rate プロファイル(秦)SBOs-131
●準備学習
・講義中に配布した練習問題を復習する。
・教科書 10.5.6. 素反応の理論、 10.5.7. 触媒反応速度 を読む。
酵素反応機構と酵素反応速度(秦)SBOs-132
●準備学習
・講義中に配布した練習問題を復習する。
・教科書 10.8.1. 酵素反応速度 を読む。
酵素反応(1)拮抗阻害(秦) SBOs-132
●準備学習
・講義中に配布した練習問題を復習する。
・教科書 10.8.2. 酵素反応と阻害剤 を読む。
酵素反応(2)非拮抗阻害と不拮抗阻害(秦)SBOs-132
●準備学習
・講義中に配布した練習問題を復習する。
・教科書 10.8.2. 酵素反応と阻害剤 を読む。
― 247 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
第12 回
法制度
Law System
堤 広之 他
①
3P(H22~)
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
■授業のねらい・概要■
社会において薬剤師が果たすべき責任、義務等を正しく理解できるようになるために、薬
学を取り巻く法律、制度、経済および薬局業務に関する基本的知識を修得し、それらを活用
するための基本的技能と態度を身につける。また、患者の権利を考慮し、責任をもって医療
に参画できるようになるために、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等
に関する法律(医薬品医療機器等法)、薬剤師法などの医療および薬事関係法規、制度の
精神とその施行に関する基本的知識を修得し、それらを遵守する態度を身につける。【C18
(1)】
中間試験及び定期試験の結果を総合して評価する。
■使用テキスト■
『わかりやすい薬事関係法規・制度〔第3版〕』 木方 正他編、石津 隆他著 廣川書店
2015 978-4-567-01651-3
■参考書■
■授業(学修)の到達目標■
1. 薬剤師に関連する法令の構成について説明できる。
2. 医薬品医療機器等法の重要な項目を列挙し、その内容について説明できる。
3. 薬剤師法の重要な項目を列挙し、その内容について説明できる。
4. 薬剤師に関わる医療法の内容について説明できる。
5. 医師法、歯科医師法、保健師助産師看護師法などの関連法規と薬剤師の関わりについ
て説明できる。
6. 製造物責任法について概説できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■準備学修等の指示■
予習・復習を行うこと。特に、復習は力を入れて行うようにし、よく理解できなかったことに
ついては質問し、次回の講義までに理解しておくように努める。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
・テキストの該当事項を予習する。
医師法、歯科医師法などの関連法規(佐藤英冶)SBOs-1106
●準備学習
・医事関係法規について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
法・制度・倫理(法・制度と倫理)(石津)SBOs-1100,1102
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
医薬品医療機器等法1(規制対象物の定義と分類)(堤)SBOs-1103
●準備学習
・法の成り立ちや倫理規範について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
医薬品医療機器等法2(医薬品等の販売業)(堤)SBOs-1103
●準備学習
・規制対象物の定義と分類について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
医薬品医療機器等法3(品質確保・製造責任)(堤)SBOs-1103,1108
●準備学習
・医薬品等の販売業について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
医薬品創製における非臨床試験の目的と概要・医薬品の承認へのプロセス(佐
藤隆)SBOs-1046,1047,1048,1049,1050
●準備学習
・品質確保・製造責任について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
医薬品開発における規範、特許(佐藤隆)SBOs-1054,1055
●準備学習
・医薬品創製における非臨床試験の目的と概要・医薬品の承認へのプロセ
スについて復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
医薬品医療機器等法4(承認審査システム)(堤)SBOs-1103
●準備学習
・医薬品開発における規範、特許について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
医薬品医療機器等法5(医薬品の取扱い)(堤)SBOs-1103
●準備学習
・承認審査システムについて復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
血液供給体制(小嶋)SBOs-1179,1180
●準備学習
・医薬品の取扱いについて復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
薬剤師法(佐藤英冶)SBOs-1104,1105
●準備学習
・血液供給体制について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
医事関係法規(佐藤英冶)SBOs-1106
●準備学習
・薬剤師法について復習する。
― 248 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第10 回
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
薬局方収載の試験法
The Japanese Pharmacopoeia
鶴田 泰人・井上 裕文
△1
3P(H22~)
第11 回
■授業のねらい・概要■
医療に必要な安全で有効な医薬品を国民に供給する目的で、「日本薬局方」が制定され
ている。これには医療上重要な医薬品が収載され、適正な品質と試験法が定められている。
この「日本薬局方」の意義と内容の理解を目的として、一般試験法を中心に講義を進める。
化学物質(医薬品を含む)をその性質に基づいて分析できるようになるために、物質の定性、
定量などに必要な基本的知識を修得する。【B(1)】【C2(2)】
第12 回
■定期試験■
■授業(学修)の到達目標■
1. 日本薬局方の意義と内容について概説できる。
2. 日本薬局方収載の代表的な一般試験法を列挙し、その内容を説明できる。
3. 日本薬局方収載の代表的な医薬品の確認試験を列挙し、その内容を説明できる。
4. クロマトグラフィーの種類を列挙し、それぞれの特徴と分離機構を説明できる。
5. クロマトグラフィーで用いられる代表的な検出法と装置を説明できる。
6. 薄層クロマトグラフィー、液体クロマトグラフィーなどのクロマトグラフィーを用いて代表的
な化学物質を分離分析できる。(知識・技能)
7. 日本薬局方収載の代表的な医薬品の純度試験を列挙し、その内容を説明できる。
8. 医薬品分析法のバリデーションについて説明できる。
9. 日本薬局方収載の代表的な医薬品の容量分析法による定量法を列挙し、その内容を説
明できる。
10. 代表的な無機イオンの定性反応を説明できる。
11. 日本薬局方収載の生物学的定量法の特徴を説明できる。
実施する
■成績評価の方法■
複数回の試験により評価する。
■使用テキスト■
『薬学領域の機器分析学』 財津潔/鶴田泰人(編) 廣川書店 平成25年
978-4-567-25543-1 C3043
『演習で理解する薬学の分析化学』 山口政俊/鶴田泰人/能田均(編) 廣川書店 平成
22年 978-4-567-25670-4 C3043
■参考書■
『第十六改正日本薬局方解説書』 廣川書店 2011 978-4-567-01522-6
■履修しておくことが望ましい科目等■
化学平衡、(1年生)、化学物質の検出と定量(2年生)、生体中の金属・分子を解析する方法
(2年生)、実習Ⅱ、実習Ⅲ
■準備学修等の指示■
配布したプリントの内容を理解すること。「演習で理解する薬学の分析化学」にある演習問題
を解いてよく理解すること。「化学平衡」や「化学物質の検出と定量」と関連するところは過去
の講義を参考にして復習すること。また、実習Ⅱや実習Ⅲと関連した内容は、実習書を参考
に学修すること。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
容量分析法による医薬品の定量法,中和滴定,非水滴定,キレート滴定(井上
裕文) SBOs-154
●準備教育と復習
・演習で理解する薬学の分析化学(p-46~63)をよく読んでおくこと。講
義後は再度確認すること。関連する演習問題を解くこと。
容量分析法による医薬品の定量法,沈殿滴定,酸化還元滴定(井上裕文)
SBOs-154
●準備教育と復習
・演習で理解する薬学の分析化学(p-63~77)をよく読んでおくこと。講
義後は再度確認すること。関連する演習問題を解くこと。
一般試験法(7)医薬品確認試験・定性反応・生物学的定量法(井上裕文)
SBOs-148、149、155
●準備教育と復習
・演習で理解する薬学の分析化学(p-85~87)をよく読んでおくこと。講
義後は再度確認すること。関連する演習問題を解くこと。
概要(鶴田泰人) SBOs-50
●準備教育と復習
薬局方とはなにかを調べておくこと。第16改正日本薬局方について、概
要を調べておくこと。
通則(鶴田泰人) SBOs-50
●準備教育と復習
第16改正日本薬局方の通則について、概要を調べておくこと。
一般試験法(1)機器分析(HPLCの原理)(鶴田泰人) SBOs-165、166、167
●準備教育と復習
・薬学領域の機器分析学の教科書(p-200~202、p-192~196)をよ
く読んでおくこと。講義後は再度確認すること。関連する演習問題を解くこと。
一般試験法(2)機器分析(HPLCクロマトグラムの解析と定量)(鶴田泰人)
SBOs-165、166、167
●準備教育と復習
・薬学領域の機器分析学の教科書(p-179~199)をよく読んでおくこ
と。講義後は再度確認すること。関連する演習問題を解くこと。
一般試験法(3)機器分析(GC)(鶴田泰人) SBOs-165、166、167
●準備教育と復習
・薬学領域の機器分析学の教科書(p-204~211)をよく読んでおくこ
と。講義後は再度確認すること。関連する演習問題を解くこと。
一般試験法(4)機器分析(熱分析)(鶴田泰人)
●準備教育と復習
・薬学領域の機器分析学の教科書(p-244~253)をよく読んでおくこ
と。講義後は再度確認すること。関連する演習問題を解くこと。
一般試験法(5)化学的分析法―純度試験と限度試験(鶴田泰人)SBOs-150
●準備教育と復習
・演習で理解する薬学の分析化学(p-94~97)をよく読んでおくこと。講
義後は再度確認すること。関連する演習問題を解くこと。
分析法のバリデーション(鶴田泰人) SBOs-152
●準備教育と復習
・演習で理解する薬学の分析化学(p-227~229)をよく読んでおくこと。
講義後は再度確認すること。関連する演習問題を解くこと。
一般試験法(6)容量分析用標準液(中和・非水・キレート・沈殿・酸化還元滴
定)(井上裕文) SBOs-154
●準備教育と復習
・演習で理解する薬学の分析化学(p-46~63)をよく読んでおくこと。講
義後は再度確認すること。関連する演習問題を解くこと。
― 249 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
薬物の臓器への到達と消失
Biopharmaceutics
金尾 義治・田中 哲郎
①
3P(~H26)
第5 回
第6 回
■授業のねらい・概要■
「薬物の臓器への到達と消失」【C13(4)】は、時代の要請に応じて近年急速に発展してき
た分野で、医薬品化合物の生体内での動態、すなわち吸収・分布・代謝・排泄を研究し、得
られた知見をもとに、最も合理的な製剤化や投与法を確立しようとする学問である。本講義
では薬物の吸収・分布・代謝・排泄を中心に、生体内で繰り広げられる様々な現象を分かり
易く,そして具体的に解説する。
■授業(学修)の到達目標■
【吸収】
到達目標:
1.薬物の主な吸収部位を列挙できる。
2.消化管の構造、機能と薬物吸収の関係を説明できる。
3.受動拡散(単純拡散)、促進拡散の特徴を説明できる。
4.能動轍送の特徴を説明できる。
5.非経口投与後の薬物吸収について部位別に説明できる。
6.薬物の吸収に影響する因子を列挙し説明できる。
【分布】
到達目標:
1.薬物が生体内に取り込まれた後、組織間で濃度差が生じる要因を説明できる。
2.薬物の脳への移行について、その機構と血液-脳関門の意義を説明できる。
3.薬物の胎児への移行について、その機構と血液-胎盤関門の意義を説明できる。
4.薬物の体液中での存在状態(血漿タンパク結合など)を組織への移行と関連づけて説明で
きる。
5.薬物分布の変動要因(血流量、タンパク結合性、分布容積など)について説明できる。
6.分布容積が著しく大きい代表的な薬物を列挙できる。
【代謝】
到達目標:
1.薬物分子の体内での化学的変化とそれが起こる部位を列挙して説明できる。
2.薬物代謝が薬効に及ぼす影響について説明できる。
3.薬物代謝様式とそれに関わる代表的な酵素を列挙できる。
4.シトクロム P-450 の構造、性質、反応様式について説明できる。
5.薬物の酸化反応について具体的な例を挙げて説明できる。
6.薬物の還元・加水分解、抱合について具体的な例を挙げて説明できる。
7.薬物代謝酵素の変動要因(誘導、阻害、加齢、SNPs など)について説明できる。
8.初回通過効果について説明できる。
9.肝および固有クリアランスについて説明できる。
【排泄】
到達目標:
1.腎における排泄機構について説明できる。
2.腎クリアランスについて説明できる。
3.糸球体ろ過速度について説明できる。
4.胆汁中排泄について説明できる。
5.腸肝循環を説明し、代表的な腸肝循環の薬物を列挙できる。
6.唾液・乳汁中への排泄について説明できる。
7.尿中排泄率の高い代表的な薬物を列挙できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
人体の構造と機能Ⅰ、人体の構造と機能Ⅱ
■準備学修等の指示■
概略を必ず下読みしておくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
酵素誘導と阻害
代謝に影響を及ぼす生体要因
代謝反応速度
●準備学習 ・テキストの「薬物の代謝」を予習する。
薬物の排泄 (金尾)SBOs-803,804,805,806,807,808,809
腎排泄
胆汁中排泄と腸肝循環
その他からの排泄
●準備学習 ・テキストの「薬物の排泄」を予習する。
問題演習(1) (金尾)
薬物の吸収
薬物の体内分布
薬物の排泄
●準備学習 ・テキストの「章末演習」を予習する。
問題演習(2) (田中)
薬物の代謝
●準備学習 ・テキストの「章末演習」を予習する。
総合問題演習(金尾・田中)
吸収・分布・代謝・排泄
●準備学習 ・テキストの「章末演習」を予習する。
薬物相互作用 (田中)SBOs-810,811
薬物相互作用の分類
体内における薬物相互作用
体外における薬物相互作用
薬物相互作用試験の実施
主な薬物相互作用のまとめ
●準備学習 ・テキストの「薬物相互作用」を予習する。
薬物治療管理(TDM) (田中)SBOs-824,825,827
TDM の臨床的意義
薬物血中濃度の測定
母集団薬物速度論とベイジアン解析
病態と薬物体内動態
●準備学習 ・テキストの「薬物治療管理(TDM)」を予習する。
問題演習(3) (金尾)
吸収・分布
●準備学習 ・テキストの「国家試験過去問」を予習する。
問題演習(4) (金尾)
代謝・排泄
●準備学習 ・テキストの「国家試験過去問」を予習する。
問題演習(5) (田中)
薬物相互作用
TDM
●準備学習 ・テキストの「国家試験過去問」を予習する。
まとめ (金尾)
薬物の吸収・体内分布・代謝・排泄
薬物相互作用
TDM
●準備学習 ・テキストの「国家試験過去問」を予習する。
総合問題演習(金尾・田中)
吸収・分布・代謝・排泄・薬物相互作用・TDM
●準備学習 ・テキストの「国家試験過去問」を予習する。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
前期中間試験並びに定期試験における得点に基づき評価する。
■使用テキスト■
『NEW パワーブック生物薬剤学』 金尾義治・森本一洋編 廣川書店 4-567-48088-8
■参考書■
生物薬剤学序説 (金尾)SBOs-781
●準備学習 ・テキストの「生物薬剤学序説」を予習する。
薬物の吸収 (金尾)SBOs-122,781,782,783,784,785,786
生体膜の構造と透過性
消化管の構造と吸収
消化管吸収に及ぼす因子
消化管以外からの薬物吸収
●準備学習 ・テキストの「薬物の吸収」を予習する。
薬物の体内分布 (金尾)SBOs-787,788,789,790,791,792
組織分布を支配する因子
リンパ管系移行性
脳移行
胎児への移行
●準備学習 ・テキストの「薬物の体内分布」を予習する。
薬物の代謝 (金尾)SBOs-794,795,796,797,798,799,800,801,802
薬物代謝の様式
薬物代謝酵素
― 250 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
薬物の宝庫としての天然物
Natural Product Chemistry as Pharmaceutical Seeds
前原 昭次
△1
3P
■成績評価の方法■
中間試験及び学期末試験を総合して評価する。
■使用テキスト■
『薬学生のための天然物化学』 木村孟淳 南江堂 2009 年 978-4-524-40261-8
■参考書■
■授業のねらい・概要■
医薬品の宝庫であるアルカロイドの化学構造の特徴と生合成、及び基原植物について理解
し、抗生物質等を含めた天然由来の生理活性成分に関する基本的知識を学ぶとともに、天
然有機化合物の化学構造決定法について修得する。【C7 (1) (2)】
■授業(学修)の到達目標■
1 代表的なアルカロイドの化学構造を生合成経路に基づいて説明し、その化学構造と基原
植物を関係づけることができる。
2 医薬品開発における天然物由来のシーズ(医薬品の種)及び抗生物質に関する基本的
知識を概説できる。
3 代表的な天然有機化合物の化学構造決定法について具体例を挙げて概説できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬になる動稙鉱物、天然物化学
■準備学修等の指示■
「薬になる動稙鉱物」、および「天然物化学」で習った内容の復習をしてこの科目に臨んでく
ださい。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
伝統医学・伝承薬と薬用資源 SBOs-379, 380
●準備学習
・講義内容に関して配布プリントを参考に復習する。
アルカロイドの生合成概要 SBOs-368, 378
●準備学習
・テキスト p93-p97 を予習する。
・講義内容に関して配布プリントを参考に復習する。
アルカロイド(1) チロシン・オルニチン由来 SBOs-368
●準備学習
・テキスト p98-p109 を予習する。
・講義内容に関して配布プリントを参考に復習する。
アルカロイド(2) トリプトファン由来 SBOs-368
●準備学習
・テキスト p109-p114 を予習する。
・講義内容に関して配布プリントを参考に復習する。
アルカロイド(3) 他のアミノ酸由来 SBOs-368
●準備学習
・テキスト p115-p119 を予習する。
・講義内容に関して配布プリントを参考に復習する。
アルカロイドの化学構造と生理活性 SBOs-368, 378
●準備学習
・テキスト p121-p139 を予習する。
・講義内容に関して配布プリントを参考に復習する。
抗生物質の化学構造と生理活性 SBOs-383
●準備学習
・配布プリントを予習する。
・講義内容に関して配布プリントを参考に復習する。
発酵工学による医薬品の生産 SBOs-384, 385
●準備学習
・配布プリントを予習する。
・講義内容に関して配布プリントを参考に復習する。
農薬、化粧品への応用・植物ホルモン SBOs-372
●準備学習
・配布プリントを予習する。
・講義内容に関して配布プリントを参考に復習する。
化学構造解析(1) UV,IR, MS SBOs-382
●準備学習
・テキスト p151-p156 および p160-p161 を予習する。
・講義内容に関して演習問題を参考に復習する。
化学構造解析(2)1H-NMR SBOs-382
●準備学習
・テキスト p156-p158 を予習する。
・講義内容に関して演習問題を参考に復習する。
化学構造解析(3)13C-NMR SBOs-382
●準備学習
・テキスト p158-p160 を予習する。
・講義内容に関して配布プリントを参考に復習する。
■定期試験■
実施する
― 251 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
薬物動態の解析Ⅰ
Clinical PharmacokineticsⅠ
金尾 義治・田中 哲郎
△1
3P
第11 回
■授業のねらい・概要■
「薬物動態の解析Ⅰ【(C13(5)】は、体内での薬物の動きを速度論的手法に基づいて定量
的に解析する学問である。体内に投与された薬物が、ある時間に、どこにどれだけ存在する
かを知ることは、適正な製剤化を行う上でも必要不可欠である。また、ベッドサイドで薬物投
与計画を立てるときに、速度論的解析に基づく予測は、いまや必須の事柄になろうとしている。
本講は、これから研究開発や医療薬学に従事するための必修科目のひとつである。
第12 回
第13 回
■授業(学修)の到達目標■
【薬動学C13(5)】
到達目標:
1.薬物動態に関わる代表的なパラメーターを列挙し、概説できる。
2.薬物の生物学的利用能の意味とその計算法を説明できる。
3.線形1-コンパートメントモデルを説明し、これに基づいた計算ができる。(知識・技能)
4.線形2-コンパートメントモデルを説明し、これに基づいた計算ができる。(知識・技能)
5.線形コンパートメントモデルと非線形コンパートメントモデルの違いを説明できる。
6.生物学的半減期を説明し、計算できる。(知識・技能)
7.全身クリアランスについて説明し、計算できる。(知識・技能)
8.非線形性の薬物動態について具体例を挙げて説明できる。
9.モデルによらない薬物動態の解析法を列挙し説明できる。
10.薬物の肝および腎クリアランスの計算ができる。(技能)
11.点滴静注の血中濃度計算ができる。(技能)
12.連続投与における血中濃度計算ができる。(技能)
【TDM(Therapeutic Drug Monitoring)】
到達目標:
1.治療的薬物モニタリング(TDM)の意義を説明できる。
2.TDM が必要とされる代表的な薬物を列挙できる。
3.薬物血中濃度の代表的な測定法を実施できる。(技能)
4.至適血中濃度を維持するための投与計画について、薬動学的パラメーターを用いて説明
できる。
5.代表的な薬物についてモデルデータから投与計画をシミュレートできる。(技能)
■履修しておくことが望ましい科目等■
第14 回
第15 回
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
中間試験ならびに定期試験における得点に基づき評価する。
■使用テキスト■
『入門薬物動態学』 金尾義治著 金尾義治著 978-4-901789-01-1
■参考書■
薬学の基礎としての数学・統計A、薬学の基礎としての数学・統計B
■準備学修等の指示■
薬物の臓器への到達と消失を復習しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
モーメントの計算法
1-コンパートメントモデルとモーメント
モーメント解析によるデコンボリューション
●準備学習 ・テキストの「モーメント解析」を予習する。
バイオアベイラビリティ(金尾)SBOs-813
バイオアベイラビリティの定義
バイオアベイラビリティの指標
相対的および絶対的バイオアベイラビリティ
バイオアベイラビリティに影響する因子
バイオアベイラビリティとバイオエクイバレンス
●準備学習 ・テキストの「バイオアベイラビリティ」を予習する。
問題演習(1)(田中)
静注
経口投与
点滴
●準備学習 ・テキストの「静注,経口投与,点滴」を予習する。
問題演習(2)(田中)
繰り返し投与
クリアランス
●準備学習 ・テキストの「繰り返し投与,クリアランス」を予習する。
まとめ(金尾)
コンパートメント理論
クリアランス理論
非線形理論
モーメント解析
バイオアベイラビリティ
●準備学習 ・テキストの「演習問題」を予習する。
総合演習(金尾)
静脈内投与・経口投与・点滴・繰り返し投与
クリアランス・非線形・モーメント・バイオアベイラビリティ
●準備学習 ・テキストの「演習問題」を予習する。
イントロダクション(金尾)SBOs-812
●準備学習 ・テキスト第1章「はじめに」を予習する。
1-コンパートメントモデル(金尾)SBOs-814,817
静脈内投与
●準備学習 ・テキストの「静脈内投与」を予習する。
経口投与(金尾)SBOs-814
●準備学習 ・テキストの「経口投与」を予習する。
点滴(金尾)SBOs-822
●準備学習 ・テキストの「点滴」を予習する。
繰り返し投与(金尾)SBOs-823
●準備学習 ・テキストの「繰り返し投与」を予習する。
総合演習(田中)
静脈内投与・経口投与・点滴・繰り返し投与
●準備学習 ・テキストの「静脈内投与・経口投与・点滴・繰り返し投与」を予習
する。
2-コンパートメントモデル(金尾)SBOs-815
コンパートメントモデルと理論式
●準備学習 ・テキストの「2-コンパートメントモデル」を予習する。
クリアランスと生理学的モデル(金尾)SBOs-818,820,821
薬物速度論とクリアランス
組織クリアランス
固有クリアランス
初回通過効果とクリアランス
生理学的モデル
●準備学習 ・テキストの「クリアランス」を予習する。
非線形薬物速度論(金尾)SBOs-816,819
非線形性の原因
消失過程の飽和に由来する非線形薬物速度論
たん白結合の飽和に由来する非線形薬物速度論
●準備学習 ・テキストの「非線形」を予習する。
モーメント解析(金尾)SBOs-820
モーメントの定義
― 252 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
DDS
Drug Delivery System
片山 博和 他
△1
4P
■授業のねらい・概要■
医薬品の製剤化の過程で「薬を必要な時に必要な時間だけ、必要な場所に届ける」という概
念(DDS)に基づき開発されたものがいくつかあります。DDS 製剤は医薬品原末のもつ効力を
最大限に発揮させ、あわせて患者の生活の質(QOL)を向上させることが可能です。本講義
では、DDS 製剤を開発する上で重要な放出制御、標的化について学ぶと共にプロドラッグ
(親化合物を化学的に修飾し合目的化したもの)について学びます。市販されている DDS 製
剤の特徴について理解することは、服薬指導などを行う際に重要です。【C16(3)】
■授業(学修)の到達目標■
DDS の概念について説明できる。放出制御型製剤の特徴について説明できる。ターゲティ
ングの目的と意義について説明できる。代表的なプロドラッグを列挙し、そのメカニズムと有
用性について説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
剤形をつくる
■準備学修等の指示■
テキスト、または配付資料について予め目を通しておく。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
DDS の必要性(金尾)SBOs-1029,1030
●準備学習 ・テキスト第1 章夢の宅急便,第3 章DDS発展の歴史,4-3リ
ュープリン,4-4スプレキュアを予習する。
放出制御型製剤(1)(徐放性製剤)(片山)SBOs-1031,1032,1033,1034
●準備学習 ・参考書(最新薬剤学10版)の p362-371、p99-104 を予習す
る。
放出制御型製剤(2)(経皮吸収型製剤、腸溶性製剤)(片山)SBOs-1035
●準備学習 ・テキスト(4-1、4-2、4-5、6-7)、及び前回配布プリントについ
て予習する。
・経口徐放製剤の種類と放出機構について復習しておく。
放出制御型製剤(3)(市販の製剤)(片山)SBOs-1036
●準備学習 ・テキストの該当事項を予習する。
・経皮吸収型製剤、腸溶性製剤の種類と放出機構について復習して
おく。
ターゲティング(1)(内用剤)(田中)SBOs-1037,1038
●準備学習 ・テキストの該当事項を予習する。
・代表的な経口ターゲティング製剤について調べておく。
ターゲティング(2)(外用剤、注射剤)(田中)SBOs-1037,1038
●準備学習 ・テキストの該当事項を予習する。
・代表的な経口ターゲティング製剤について復習しておく。
プロドラッグ(田中)SBOs-1039
●準備学習 ・テキストの該当事項を予習する。
・代表的な外用、注射のターゲティング製剤について復習しておく。
その他の DDS(金尾)SBOs-1040
●準備学習 ・テキストの該当事項(5-7ハーセプチン,DDSコラム(10,1
1,12),6-1ポリフル)を予習する。
・これまで学んだ DDS 製剤についてメカニズム毎に、復習しておく。
薬物治療DDS最前線(金尾)SBOs-1029,1030,1040
●準備学習 ・テキストの該当事項(6-3ADAGEN,6-4ペグイントロン・ペガ
シス,DDSコラム14,
6-2ニコレット・ニコチネルTTS,DDSコラム13)を予習する。
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
授業態度及び試験による。
■使用テキスト■
『進歩する薬物治療DDS最前線 -第2版-』 金尾義治 廣川書店 2010
978-4-567-483216
■参考書■
『最新薬剤学(第10版)』 林 正弘 等 廣川書店 2012
― 253 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■定期試験■
悪性腫瘍と薬物治療
Pharmacotherapy for malignant tumor
田村 豊 他
△1
4P
実施する
■成績評価の方法■
定期試験により実施する(田村45%、江藤45%、長崎10%)。
■使用テキスト■
■参考書■
■授業のねらい・概要■
本講義は、悪性新生物に対する薬物の作用機序を理解し、薬物治療へ応用できるようにな
るために、抗悪性腫瘍薬の適正使用、および、化学療法に伴う副作用対策に関する基本的
な知識を修得することを目的とする。【C12(1)、C14(4)、(5)】
■授業(学修)の到達目標■
抗悪性腫瘍薬の作用機序および副作用を説明することができる。さらに、代表的ながん化
学療法について概説できると同時に、副作用軽減のための対処法も説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
生理活性分子とシグナル分子、薬物作用の基礎、血液・造血器疾患と薬物治療、生殖器・内
分泌疾患と薬物治療
■準備学修等の指示■
1年次から 3年次までに学習した、人体の構造と機能、生体機能調節、薬物作用の基礎、お
よび疾患と薬物治療系などの内容を全て必要とする。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
悪性腫瘍の病態生理、症状、治療について概説できる。
SBOs-667,668,669,932,933(田村)
●準備学習
・これまでに学んだ細胞増殖、細胞周期、アポトーシスについて復習してお
く。
代表的なアルキル化薬、代謝拮抗薬を列挙し、作用機序を説明できる。
SBOs-935,936,937,942(田村)
●準備学習
・前回の授業内容を復習しておく。
・抗がん剤の種類と作用機序について予習しておく。
代表的な抗腫瘍抗生物質、植物アルカロイドを列挙し、作用機序を説明でき
る。SBOS-938,939(田村)
●準備学習
・前回の授業内容を復習しておく。
・抗がん剤の種類と作用機序について予習しておく。
代表的なホルモン関連薬、白金錯体、分子標的薬を列挙し、作用機序を説明
できる。SBOs-940,941(田村)
●準備学習
・前回の授業内容を復習しておく。
・抗がん剤の種類と作用機序、および性ホルモンについて予習しておく。
肺がん治療に用いられる代表的ながん化学療法(レジメン)を説明できる。
SBOs-934,944,945(江藤)
●準備学習
・抗がん剤についてこれまでに学んだ講義内容を予習する。
・肺がんの代表的レジメンについて、治療効果、主な副作用及びその軽減の
ための対処法について復習する。
大腸がん治療に用いられる代表的ながん化学療法(レジメン)を説明できる。
SBOs-934,944,945(江藤)
●準備学習
・抗がん剤についてこれまでに学んだ講義内容を予習する。
・大腸がんの代表的レジメンについて、治療効果、主な副作用及びその軽減
のための対処法について復習する。
骨髄系造血器腫瘍の治療に用いられる代表的ながん化学療法(レジメン)を説
明できる。SBOs-934,944,945(江藤)
●準備学習
・抗がん剤についてこれまでに学んだ講義内容を予習する。
・代表的レジメンについて、治療効果、主な副作用及びその軽減のための対
処法について復習する。
リンパ系造血器腫瘍の治療に用いられる代表的ながん化学療法(レジメン)を
説明できる。SBOs-934,944,945(江藤)
●準備学習
・抗がん剤についてこれまでに学んだ講義内容を予習する。
・代表的レジメンについて、治療効果、主な副作用及びその軽減のための対
処法について復習する。
がん患者の疼痛評価と疼痛緩和の基本的な考え方を説明できる。
SBOs-910,911(長崎)
●準備学習
・医療における緩和ケアの意味について、適切な書籍を参考に認識しておく。
オピオイド製剤の特徴を理解し、緩和ケアにおける各薬剤の使用の実際につい
て説明できる。SBOs-910,911(長崎)
●準備学習
・テキストを参考に、WHO 三段階除痛ラダーについて事前に把握しておく。
― 254 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
医薬品管理
Medicine Management
石津 隆・町支 臣成
△1
4P
第12 回
■定期試験■
実施する
■授業のねらい・概要■
麻薬、向精神薬、覚せい剤、大麻、あへん、毒薬及び劇薬に関する法律を学び、これらの
化学的な性質、乱用の危険性、および医薬品としての管理法についての知識を修得するとと
もに、医療の現場における管理法についても学ぶ。また、医療過誤を未然に防止するための
リスクマネージメントの観点から、これまで学んできた有機化学などの知識をもとにした医薬
品の性質や相互作用についての知識も修得する。【C18(1)】
■授業(学修)の到達目標■
1
2
3
4
5
■成績評価の方法■
中間試験、期末試験を総合して評価する。
■使用テキスト■
『わかりやすい薬事関係法規・制度 第3版』 木方正他編集 廣川書店 2015
978-4-567-01651-3
■参考書■
麻薬及び向精神薬取締法を概説し、規制される代表的な医薬品を列挙できる。
覚せい剤取締法を概説し、規制される代表的な医薬品を列挙できる。
大麻取締法およびあへん取締法を概説できる。
毒物及び劇物取締法を概説できる。
医療過誤、リスクマネージメントにおける薬剤師の責任と義務を果たす。
■履修しておくことが望ましい科目等■
2年次~3年次の法・制度関連専門科目
■準備学修等の指示■
予習・復習を行うこと。特に、復習は力を入れて行うようにし、よく理解できなかったことにつ
いては質問し、次回の講義までには理解しておくように努める。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
・酸化・還元、光分解などの化学反応による医薬品の配合変化について復
習する。
化学反応による抗がん剤の配合変化(町支)SBOs-1101
●準備学習
・加水分解、光学活性とその異性化などの化学反応による医薬品の配合変
化について復習する。
麻薬及び向精神薬取締法1(目的、取扱者)(石津)SBOs-1109,1178
●準備学習
・麻薬及び向精神薬の名称、種類、化学構造式について復習する。
・麻薬及び向精神薬取締法の目的、麻薬の取扱者について予習する。
麻薬及び向精神薬取締法2(禁止行為、施用、所持、譲渡・譲受、廃棄など)(石
津)SBOs-1109,1178
●準備学習
・麻薬及び向精神薬取締法の目的、麻薬の取扱者について復習する。
・麻薬の施用、所持、譲渡・譲受、廃棄に関する法規について予習する。
向精神薬について (石津)SBOs-1109,1178
●準備学習
・麻薬の施用、所持、譲渡・譲受、廃棄に関する法規について復習する。
・向精神薬の輸入・輸出、施用、所持、譲渡・譲受、廃棄に関する法規につ
いて予習する。
覚せい剤 (石津)SBOs-1110
●準備学習
・向精神薬の輸入・輸出、施用、所持、譲渡・譲受、廃棄に関する法規につ
いて復習する。
・覚せい剤取締法の目的、覚せい剤の取扱者について予習する。
覚せい剤原料(石津)SBOs-1110
●準備学習
・覚せい剤取締法の目的、覚せい剤の取扱者について復習する。
・覚せい剤原料の輸入・輸出、施用、所持、譲渡・譲受、廃棄に関する法規
について予習する。
大麻取締法およびあへん取締法(石津)SBOs-1111
●準備学習
・覚せい剤原料の輸入・輸出、施用、所持、譲渡・譲受、廃棄に関する法規
について復習する。
・大麻及びあへんの取扱者や取扱いに関する法規について予習する。
毒物及び劇物取締法1(目的、登録)(石津)SBOs-1112
●準備学習
・大麻及びあへんの取扱者や取扱いに関する法規について復習する。
・毒物及び劇物取締法の目的、登録について予習する。
毒物及び劇物取締法2(取扱いについて)(石津)SBOs-1112
●準備学習
・毒物及び劇物取締法の目的、登録について復習する。
・毒物及び劇物の取扱いに関する法規について予習する。
社会における薬物乱用(石津)
●準備学習
・毒物及び劇物の取扱いに関する法規について復習する。
・指定薬物の制度や包括指定について予習する。
化学反応による医薬品の配合変化(酸化・還元、光分解)
(町支)
SBOs-1101
●準備学習
・社会における薬物乱用について復習する。
化学反応による医薬品の配合変化(加水分解、光学活性とその異性化) (町
支)SBOs-1101
●準備学習
― 255 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
医療コミュニケーション
Health Communication
大西 正俊 他
△1
4P(H22~)
医療の担い手の心構え
Ethics and Attitude of Medical Staff
吉冨 博則 他
△1
4P(H22~)
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
医療現場において、薬剤師は調剤や服薬指導だけでなく、メンタル・ケアの部分においても
期待されている。この授業では、患者と適切に関わることや、患者の気持ちを理解する態度
や技能を身につけるために、言語的・非言語的コミュニケーションの方法など、医療コミュニ
ケーションに必要な知識、技能、態度を修得することを目的とする。講義形式で行い、ワーク
シート(授業内容を書き込むプリント)を作成することもある【A(3)】
常に社会に目を向け、生涯にわたって医療を通して社会に貢献できるようになるために必
要なこころ構えを身につける。【A(2)、実務実習事前教育(2)】
■授業(学修)の到達目標■
1.言語的・非言語的コミュニケーションの方法を説明できる。 2.病気が患者に及ぼす心理的
影響について説明できる。 3.患者や患者家族の心理状態を把握して、配慮することができ
る。
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬学入門Ⅰ・Ⅱ、コミュニケーション、生命倫理
■準備学修等の指示■
講義では学生諸君の積極的な発言を求む。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
イントロダクション(大西)
●準備学習
特に必要としない
言語的および非言語的コニュミケーション(菅、大西、岡村、井上(裕)、松岡)
SBOs:20
●準備学習
これまでの講義内容を復習しておく
コミュニケーションの構成要素(菅、大西、岡村、井上(裕)、松岡)SBOs:21
●準備学習
これまでの講義内容を復習しておく
傾聴とアサーション(菅、大西、岡村、井上(裕)、松岡)SBOs:22-29
●準備学習
これまでの講義内容を復習しておく
患者と患者家族の心理(菅、大西、岡村、井上(裕)、松岡)SBOs:25-29
●準備学習
これまでの講義内容を復習しておく
服薬指導におけるカウンセリングテクニックの基礎(菅、大西、岡村、井上
(裕)、松岡)SBOs:20-29
●準備学習
これまでの講義内容を復習しておく
ゲートキーパーとしての薬剤師の役割(菅、大西、岡村、井上(裕)、松岡)
●準備学習
ゲートキーパーについて予習しておく
プロセスレコードの作成および総括(大西)SBOs:20-34
●準備学習
これまでの講義を振り返り、自分なりにまとめておく
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
レポート
■使用テキスト■
■授業(学修)の到達目標■
1. 医療の担い手として、社会の二一ズに常に目を向ける。
2. 医療の担い手として、社会の二一ズに対応する方法を提案する。
3. 医療の担い手にふさわしい態度を示す。
4. ヘルシンキ宣言の内容を概説できる。
5. 医療の担い手が守るべき倫理規範を説明できる。
6. インフォームド・コンセントの定義と必要性を説明できる。
7. 患者の基本的権利と自己決定権を尊重する。
8. 医療事故回避の重要性を自らの言葉で表現する。
9. 研究に必要な独創的考え方、能力を醸成する。
10. 研究者に求められる自立した態度を見に付ける。
11. 他の研究者の意見を理解し、討論する能力を身につける。
12. 医薬品の創製と供給が社会に及ぼす影響に常に目を向ける。
13. 医薬品の使用に関わる事故回避の重要性を自らの言葉で表現する。
14. 医療に関わる諸問題から、自ら課題を見出し、それを解決する能力を醸成する。
15. 医療の担い手として、生涯にわたって自ら学習する大切さを認識する。
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬学入門Ⅰ&Ⅱ、コミュニケーション、生命倫理、調剤学
■準備学修等の指示■
毎回の授業を復習すること。宿題が出た場合には、期限までに提出する。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
■参考書■
『ヒューマニズム・薬学入門』 日本薬学会編 東京化学同人
『薬剤師のカウンセリングハンドブック』 (訳)佐藤幸一、井手口直子 じほう
『薬剤師の会話レッスン』 間辺利江 薬事日報社
『アサーショントレーニング』 平木典子 日本・精神技術研究所
『目からウロコのコーチング』 播磨早苗 PHP 研究所
第9 回
第10 回
"序論 医療とは(吉富)SBO8,9,10a
●準備教育
・3 年次に学んだ科目「調剤学」の処方箋鑑査と疑義照会のありかたの部分を
復習しておく。
・教科書の SBO8,9,10 の該当ページを復習する"
"ヘルシンキ宣言とインフォームドコンセント(吉富)SBO10b
●準備教育
・薬剤師の臨床試験へのかかわりを復習しておく"
"社会が薬剤師へ期待すること(吉富)SBO18,19,1100
●準備教育
・教科書の SBO8,9,10 の該当ページを復習する
・薬剤師の臨床試験へのかかわりを復習する"
"チーム医療での薬剤師の役割(長崎)SBO11
●準備教育
・3 年次に学んだ科目「調剤学」のチーム医療を復習する
・薬剤師のチーム医療へのかかわりを復習して整理する"
"疑義照会とモラルジレンマ(長崎)SBO11
●準備教育
・薬剤師の代表的モラルジレンマの例を復習して整理する"
"医療事故の回避(長崎)SBO14,17
●準備教育
・代表的ヒヤリハット事例を復習してまとめる"
"セルフメディケーションと介護への関わり(村上)SBO16,17
●準備教育
・薬剤師のセルフメディケーションと介護への関わりを復習する"
"医薬品の供給と保険医療、薬剤師の社会活動(村上)SBO16b,17
●準備教育
・医薬品供給に係る薬剤師の役目を復習する。"
"科学者としての薬剤師(佐藤)SBO14,15,16a
●準備教育
・研究する態度に関し、自省する。"
"研究する態度とは(討議)(佐藤)SBO18,19
●準備教育
・薬剤師に必要な研究態度について、自分の意見をレポートとしてまとめる。"
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
試験(70 点)、レポート(20 点)と討議での態度(10 点)によって評価する。
■使用テキスト■
『ヒューマニズム・薬学入門』 東京化学同人 978-4-8079-1450-0
■参考書■
― 256 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
患者情報
Patient information
江藤 精二・五郎丸 剛
△1
4P
第10 回
第11 回
■授業のねらい・概要■
個々の患者への適正な薬物治療に貢献できるようになるために、患者からの情報の収集、
評価に必要な基本的知識、技能、態度を修得する。【C15(2)】
第12 回
■授業(学修)の到達目標■
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
薬物治療に必要な患者基本情報を列挙できる。
患者情報源の種類を列挙し、それぞれの違いを説明できる。
問題志向型システム(POS)を説明できる。
薬歴、診療録、看護記録などから患者基本情報を収集できる。
患者、介護者との適切なインタビューから患者基本情報を収集できる。
得られた患者情報から医薬品の効果および副作用などを評価し、対処法を提案する。
SOAP などの形式で患者記録を作成できる。
チーム医療において患者情報を共有することの重要性を感じとる。
患者情報の取扱いにおいて守秘義務を遵守し、管理の重要性を説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
・参考書および前回の講義を参考にして、診療録と患者面談からの副作用発
現状況の収集について復習する。
SOAP などの形式による患者記録の作成(五郎丸)SBOs-980
●準備学習
・患者情報のまとめ方について、配付資料と参考書を基本に予習する。
・これまでの講義を基本に、診療録と患者面談からの得られた患者情報のまと
め方について復習する。
チーム医療において患者情報を共有することの重要性(五郎丸)SBOs-981
●準備学習
・患者情報のまとめ方について、配付資料を基本に予習する。
・これまでの講義を基本に、他の医療従事者との患者情報の共有化について
考える。
患者情報の取扱いにおける守秘義務の遵守と管理の重要性(江藤)
SBOs-982
●準備学習
・患者情報の守秘義務について考える。
・参考書および前回の講義を参考にして、薬剤師の立場から患者情報の守秘
義務について復習する。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
中間試験、期末試験を総合して評価する。
1~3年生:薬物治療及び臨床検査に関連した科目
■使用テキスト■
■準備学修等の指示■
■参考書■
1~3年生で学習した各種疾患の薬物治療について十分に復習すること。特に、各領域のエ
ッセンシャルな薬物の使用目的と主な副作用についてまとめておくこと。毎回の講義におい
て、十分に理解できなかったことについてはオフィスアワーなどを利用して、次回の講義まで
には理解しておくように努めること。
『調剤学総論 第12 版』 堀岡正義 南山堂 2015 9784525772321
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
薬物治療に必要な患者基本情報(江藤)SBOs-974
●準備学習
・参考書から適正な処方せん監査に必要な患者情報を調べる。
患者情報源の種類と違い(五郎丸)SBOs-975
●準備学習
・参考書などから、患者基本情報の入手方法について予習する。
・前回の講義あるいは参考書などから、患者基本情報について復習する。
問題志向型システム(POS)(五郎丸)SBOs-976
●準備学習
・参考書から患者指向型システムの考え方について予習する。
・前回の講義あるいは参考書などから、患者情報源について復習する。
薬歴、診療録、看護記録などからの患者基本情報の収集①、診断情報(江藤)
SBOs-977
●準備学習
・参考書および配付資料から患者情報の収集法について予習する。
・前回の講義および参考書から、診療録からの患者情報収集について復習す
る。
薬歴、診療録、看護記録などからの患者基本情報の収集②、治療情報(江藤)
SBOs-977
●準備学習
・参考書および前回の講義を参考に、患者情報の収集法について予習する。
・参考書および前回の講義を参考にして、診療録からの患者情報収集につい
て復習する。
患者、介護者とのインタビューからの患者基本情報の収集:入院患者(江藤)
SBOs-978
●準備学習
・配付資料と前回の講義から患者情報の収集法について予習する。
・参考書および前回の講義を参考にして、診療録からの患者情報収集につい
て復習する。
薬歴、服薬指導記録などからの患者基本情報の収集:保険薬局(五郎丸)
SBOs-977
●準備学習
・配付資料と前回の講義から患者情報の収集法について予習する。
・参考書および前回の講義を参考にして、患者面談からの患者情報収集につ
いて復習する。
患者情報による医薬品の効果および副作用の評価と対処法:入院患者(江藤)
SBOs-979
●準備学習
・医薬品の効果および副作用の評価について予習する。
・参考書および前回の講義を参考にして、診療録と患者面談からの副作用発
現状況の収集について復習する。
患者情報による医薬品の効果および副作用の評価と対処法:保険薬局(五郎
丸)SBOs-979
●準備学習
・医薬品の効果および副作用の評価について予習する。
― 257 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
■成績評価の方法■
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
レポート
基礎病態解析学
Basic Pathology and Therapeutics
金尾 義治 他
△1
4P
■使用テキスト■
■参考書■
■授業のねらい・概要■
○体の変化を知る
身体の病的変化を病態生理学的に理解するために、代表的な症候(呼吸困難、発熱など)と
臨床検査値に関する基本的知識を修得する。
【C14(1)】
■授業(学修)の到達目標■
1. 以下の症候について、生じる原因とそれらを伴う代表的疾患を説明できる。
発熱、頭痛、発疹、黄疸、チアノーゼ、脱水、浮腫、悪心・嘔吐、嚥下障害、腹痛・下痢、便秘、
腹部膨満、貧血、出血傾向、胸痛、心悸亢進・動悸、高血圧、低血圧、ショック、呼吸困難、
咳、口渇、月経異常、痛み、意識障害、運動障害、知覚障害、記憶障害、しびれ、けいれん、
血尿、頻尿、排尿障害、視力障害、聴力障害、めまい
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし
■準備学修等の指示■
医薬品情報集を準備する
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
総論(金尾)SBOs-829
各種症候を含む症例検討①(長崎)SBOs-829,836
感染症・免疫疾患等
●準備学習 ・該当する疾病についてこれまでに学んだ講義内容を予習す
る。
・講義で学んだ各種症候と疾患の関連性をレポートにまとめ復習す
る。
各種症候を含む症例検討②(佐藤)SBOs-829,835
内分泌疾患等
●準備学習 ・該当する疾病についてあらかじめ講義内容を予習する。
・講義で学んだ各種症候と疾患の関連性をレポートにまとめ復習す
る。
各種症候を含む症例検討③(五郎丸)SBOs-829,833,834
循環器疾患等
●準備学習 ・該当する疾病についてあらかじめ講義内容を予習する。
・講義で学んだ各種症候と疾患の関連性をレポートにまとめ復習す
る。
各種症候を含む症例検討④(江藤)SBOs-829,837
悪性腫瘍等
●準備学習 ・該当する疾病についてあらかじめ講義内容を予習する。
・講義で学んだ各種症候と疾患の関連性をレポートにまとめ復習す
る。
各種症候を含む症例検討⑤(長崎)SBOs-829,836,876,877
代謝・栄養疾患等 糖尿病、高脂血症等
●準備学習 ・該当する疾病についてあらかじめ講義内容を予習する。
・講義で学んだ各種症候と疾患の関連性をレポートにまとめ復習す
る。
内科系疾患総論1(吉田)SBOs-829,854~859
特に消化器系疾患について
●準備学習 ・該当する疾病について予習する。
内科系疾患総論2(吉田)SBOs-829,830
肝疾患
●準備学習 ・該当する疾病について予習する。
腎疾患1(畠)SBOs-829,831
腎疾患と腎機能
●準備学習 ・該当する疾病について予習する。
腎疾患2(畠)SBOs-829,831
腎疾患と腎透析
●準備学習 ・該当する疾病について予習する。
麻酔薬(中川)SBOs-829,839,840
●準備学習 ・該当する疾病について予習する。
外科系疾患(中川)SBOs-829,840
●準備学習 ・該当する疾病について予習する。
NST(中川)SBOs-829,840,841,1193
●準備学習 ・該当する疾病について予習する。
■定期試験■
実施しない
― 258 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
コミュニティーファマシー
Community Pharmacy
片山 博和 他
△1
4P(H22~)
■授業のねらい・概要■
医薬分業の進展と共に益々コミュニティーファーマシー(地域薬局)の重要性が高まってい
ます。本講義では、コミュニティーファーマシーのあり方と業務を理解するために、薬局の役
割や業務内容、医薬分業の意義、セルフメディケーションなどに関する基本的知識とそれら
を活用するための基本的態度を習得することを目指しています。【C18(3)】
■授業(学修)の到達目標■
かかりつけ薬局・薬剤師の意義を説明できる。在宅医療および居宅介護における薬局と薬
剤師の役割を説明できる。主な一般用医薬品(OTC医薬品)、サプリメント、保健機能食品に
ついて概説できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■準備学修等の指示■
必要に応じ指示する。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
医薬分業と地域薬局の役割(村上)SBOs-1129、1131、1132,1133,1134
●準備学習 ・医薬分業について予習する。
第2 回
調剤報酬(村上)SBOs-1115,1116,1117,1118,1119,1120,1121,1124
●準備学習 ・調剤報酬点数について予習する。
・医薬分業について配布プリントなどで復習しておく。
薬局の業務運営(村上)SBOs-1135,1136,1137,1138
●準備学習 ・調剤薬局の業務内容について予習する。
・調剤報酬点数について配布プリントなどで復習しておく。
在宅医療、居宅介護と薬剤師(村上)SBOs-1117,1118,1129,1130
●準備学習 ・在宅と居宅の違い、薬剤師の関わりについて予習する。
・薬局の主な業務や運営について配布プリントなどで復習してお
く。
OTC薬・セルフメディケーション(1)(サプリメントなど)(吉富)SBOs-1139,1141
●準備学習 ・代表的なサプリメントについて予習する。
OTC薬・セルフメディケーション(2)(保健機能食品など)(吉
富)SBOs-1139,1141
●準備学習 ・主な保健機能食品について予習する。
・代表的なサプリメントについて配布プリントなどで復習しておく。
OTC薬・セルフメディケーション(3)(OTC 薬)(片山)SBOs-1140
●準備学習 ・代表的な OTC 薬の効能・効果について予習する。
OTC薬・セルフメディケーション(4)(まとめと演習)(片山)SBOs-1140
●準備学習 ・代表的な OTC 薬の分類について予習する。
・OTC薬の使い方に関する課題(グループ毎)について話し合
い、発表できるようにしておく。
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
授業態度及び試験による。
■使用テキスト■
■参考書■
― 259 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
事前学習
Pharmacy practice
五郎丸 剛 他
④
4P(H22~)
第7 回
第8 回
■授業のねらい・概要■
卒業後、医療、健康保険事業に参画できるようになるために、病院実務実習・薬局実務実
習に先立って、大学内で調剤および製剤、服薬説明などの薬剤師職務に必要な基本的知
識と技能、および医療人としての態度を修得する。【D1-(1)~(7)】
■授業(学修)の到達目標■
1. 事前学習に積極的に取り組むために、病院と薬局での薬剤師業務の概要と社会的使命を
理解する。
2. 医療チームの一員として調剤を正確に実施できるようになるために、処方せん授受から
服薬指導までの流れに関連する基本的知識、技能、態度を修得する。
3. 処方せん上の問題点が指摘できるようになるために、用法・用量、禁忌、相互作用などを
含む調剤上注意すべき事項に関する基本的知識、技能、態度を修得する。
4. 病院・薬局における医薬品の管理と供給を正しく行うために、内服薬、注射剤などの取扱
い、および院内製剤・薬局製剤に関する基本的知識と技能を修得する。
5. 薬剤師業務が人命にかかわる仕事であることを認識し、患者が被る危険を回避できるよ
うになるために、医薬品の副作用、調剤上の危険因子とその対策、院内感染などに関する
基本的知識、技能、態度を修得する。
6. 患者の安全確保と QOL 向上に貢献できるようになるために、服薬指導などに関する基本
的知識、技能、態度を修得する。
7. 病院実務実習、薬局実務実習に先立って大学内で行った事前学習の効果を高めるため
に、調剤および服薬指導などの薬剤師職務を総合的に実習する。
(注:記載している目標は一般目標であり、到達目標ではない。到達目標は 77 項目あり、項
目が多いためにこのシラバスには記載しない。本書末尾の薬学教育モデル・コアカリキュラ
ムを参照されたい。事前学習の77項目は、106.5コマの時間をかけて修得することになる。
なお、事前学習のSBOs1142~1144、SBOs1165は4年次前期の実習Ⅵにおいて学習す
る。また、事前学習の SBOs には含まれていないが、より効果的に学習するため SBOs960、
SBOs972 も事前学習において学習する。)
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
■履修しておくことが望ましい科目等■
医療薬学系専門科目すべて
第13 回
■準備学修等の指示■
実務実習モデル・コアカリキュラムを熟読しておくこと。各回を受講する前には、これまで学
んできた対応する医療薬学専門科目の復習を実施しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
【チーム医療に注目する】、【医薬分業に注目する】 SGD(5コマ)(吉富、佐藤)
医療チームの構成員と薬剤師の役割
SBOs-1145~1148
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【処方せんの基礎】 講義(1 コマ)(五郎丸)
処方せん・調剤の法的位置づけ、処方オーダリングシステムなど
SBOs-1149~1154
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【疑義照会の意義と根拠】、【疑義照会入門】 講義(2 コマ)(村上)
疑義照会、不適切な処方せん、代表的な医薬品の使用法と注意点
SBOs-1166、1168、1170~1173
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【処方せんの基礎】、【医薬品の用法用量】、【疑義照会入門】 演習(5コマ)
(吉富、佐藤)
代表的な処方例の処方鑑査
SBOs-1151、1153~1159、1161、1170~1172
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【服薬指導の基礎】、【服薬指導に必要な技能と態度】 講義(1コマ)(村上)
服薬指導の意義、患者の権利
SBOs-1160、1204
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【服薬指導の基礎】、【服薬指導に必要な技能と態度】 講義(1コマ)(村上)
服薬指導上の注意点、生活指導
SBOs-1205~1206
第14 回
第15 回
第16 回
第17 回
第18 回
第19 回
― 260 ―
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【調剤室業務入門】 実習(2 コマ)(吉富、佐藤)
計数計量調剤(錠剤、散剤)
SBOs-1162~1163
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【調剤室業務入門】 実地試験(2 コマ)(吉富、佐藤)
計数計量調剤(錠剤、散剤)
SBOs-1162~1163
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【調剤室業務入門】 実習(2 コマ)(長崎、大濵)
調剤鑑査(錠剤、水剤、散剤)
SBOs-1164
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【調剤室業務入門】 実地実習(2 コマ)(長崎、大濵)
調剤鑑査(錠剤、水剤、散剤)
SBOs-1164
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【服薬指導に必要な技能と態度】 演習(2コマ)(田村、井上(敦)、渡邊、大西)
初回面談時の手順の検討
SBOs-1207~1210
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【服薬指導に必要な技能と態度】 ロールプレイ(1コマ)(田村、井上(敦)、渡
邊、大西)
初回面談のロールプレイ
SBOs-1207~1210
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【患者情報の重要性に注目する】、【服薬指導入門】 演習(2コマ)(田村、井上
(敦)、渡邊、大西)
服薬指導のシナリオ作成
SBOs-1210~1217
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【患者情報の重要性に注目する】、【服薬指導入門】 ロールプレイ(1コマ)(田
村、井上(敦)、渡邊、大西)
服薬指導のロールプレイとシナリオの検討
SBOs-1210~1217
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【患者情報の重要性に注目する】、【服薬指導入門】 演習(2コマ)(田村、井上
(敦)、渡邊、大西)
服薬指導のシナリオ修正
SBOs-1210~1217
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【患者情報の重要性に注目する】、【服薬指導入門】 ロールプレイ(1コマ)(田
村、井上(敦)、渡邊、大西)
シナリオを用いた服薬指導のロールプレイ
SBOs-1210~1217
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【患者情報の重要性に注目する】、【服薬指導入門】 ロールプレイ(2コマ)(田
村、井上(敦)、渡邊、大西)SP との初回面談ロールプレイ
SBOs-1210~1217
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【患者情報の重要性に注目する】、【服薬指導入門】 ロールプレイ(1コマ)(田
村、井上(敦)、渡邊、大西)SP との服薬指導jのロールプレイ
SBOs-1210~1217
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【患者情報の重要性に注目する】、【服薬指導入門】 実習(4 コマ)(田村、井上
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第20 回
第21 回
第22 回
第23 回
第24 回
第25 回
第26 回
第27 回
第28 回
第29 回
第30 回
第31 回
第32 回
(敦)、渡邊、大西)
OTC カウンター実習
SBOs-1210~1217
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【医薬品の安定性に注目する】 講義(1コマ)(村上)
医薬品管理と剤形の安定性、保存性
SBOs-1175~1176
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【特別な配慮を要する医薬品】 講義(1コマ)(本屋敷)
放射性医薬品
SBOs-1184~1185
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【特別な配慮を要する医薬品】 講義(2 コマ)(長崎、石津)
毒薬、劇薬、麻薬、向精神薬、血液製剤、生物製剤などの管理と取り扱い
SBOs-1177~1182
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【特別な配慮を要する医薬品】 演習、発表(2 コマ)(長崎、大濵、石津)
毒薬、劇薬、麻薬、向精神薬、血液製剤、生物製剤などの管理と取り扱い
SBOs-1177、1179~1183
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【注射剤と輸液】 講義(1コマ)(長崎、大濵)
輸液、経管栄養剤、体内電解質の過不足
SBOs-1193~1194
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【注射剤と輸液】 演習・実習(2.5 コマ)(片山)
輸液、経管栄養剤、体内電解質の過不足
SBOs-1193~1194
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【消毒薬】 講義(1コマ)(長崎、大濵)
消毒薬の用途、使用濃度、調製時の注意点
SBOs-1195~1196
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【製剤化の基礎】 実習(3 コマ)(長崎、大濵)
無菌操作、ケミカルハザードの回避方法
SBOs-1189~1190
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【製剤化の基礎】 実習(2 コマ)(金尾、田中)
院内製剤の調製
SBOs-1188
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【注射剤と輸液】 講義(1コマ)(町支)
注射剤の配合変化
SBOs-1191
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【製剤化の基礎】 実習(3.5 コマ)(片山)
無菌操作の原理と操作
SBOs-1189
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【疑義照会の意義と根拠】、【疑義照会入門】、【製剤化の基礎】 実習(3.5コマ)
(江藤、五郎丸)
配合変化の原因、検出
SBOs-1167、1191~1192
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【リスクマネージメント】、【副作用に注目する】 講義(1コマ)(江藤、長崎)
医薬品の副作用と初期症状、院内感染の回避
第33 回
第34 回
第35 回
第36 回
第37 回
第38 回
第39 回
第40 回
第41 回
第42 回
第43 回
第44 回
第45 回
― 261 ―
SBOs-1199~1200
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【リスクマネージメント】、【副作用に注目する】 演習、発表(3 コマ)(江藤、長
崎、大濵)
医薬品の副作用と初期症状、検査所見
SBOs-1200
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【安全管理に注目する】 講義(1コマ)(江藤、長崎)
薬剤師業務中の事故事例、医薬品の採用
SBOs-972、1197~1198
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【リスクマネージメント入門】 演習、発表(3コマ)(江藤、長崎、大濵)
誤りを生じやすい調剤例とリスクを回避するための具体例
SBOs-1201~1202
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【リスクマネージメント入門】 演習、発表(3コマ)(江藤、長崎、大濵)
事故が起こった場合の対処法
SBOs-1203
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【処方せんの基礎】、【医薬品の用法用量】、【疑義照会入門】 演習・発表(5コ
マ)(吉富、佐藤)
代表的な処方例の処方鑑査
SBOs-1151、1153~1159、1161、1170~1172
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【調剤室業務入門】 実習(2コマ)(金尾、田中)
水剤、軟膏剤の調剤
SBOs-1163
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【調剤室業務入門】 実習(2コマ)(金尾、田中)
水剤、軟膏剤の調剤
SBOs-1163
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【調剤室業務入門】 実地試験(2コマ)(金尾、田中)
水剤、軟膏剤の調剤
SBOs-1163
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【調剤室業務入門】 実習(4コマ)(吉富、佐藤)
処方鑑査、計数・計量調剤、調剤鑑査、薬剤情報提供書、服薬指導
SBOs-960、1161~1164
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【疑義照会入門】 演習・発表(3コマ)(江藤、五郎丸)
処方せんの問題点を解決するための薬剤師と医師の連携
SBOs-1169
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【疑義照会入門】 演習・発表(3コマ)(江藤、五郎丸)
処方せん鑑査と疑義照会
SBOs-1170~1174
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
【総合実習】 実習(9コマ)
(吉富、佐藤、長崎、江藤、五郎丸、金尾、田中、片山、田村、渡邊、井上
(敦)、大西)
これまで実施した実習の総合学習
●準備学習
・該当する SBO について、これまで学んだ関連する専門科目の復習をしてお
くこと。
事前学習のまとめ講義(2コマ)(原)
病院薬剤師の職能
Fukuyama University SYLLABUS 2016
●準備学習
・各SBO の自己評価を確認し、評価の低い目標に関して復習しておくこと。
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
実地試験(50 点)、事前学習日誌(40 点)、提出物(SGD プロダクト、レポートなど)(10 点)に
よって評価する。また、事前学習に取り組む姿勢に積極性が認められない場合は減点(最大
20 点)する。
■使用テキスト■
『スタンダード薬学シリーズ 10 実務実習事前学習 』 日本薬学会編 東京化学同人
2006 9784807914678
■参考書■
― 262 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
疾病の予防
Prevention of Disease
杉原 成美・上敷領 淳
△1
4P
第11 回
第12 回
■授業のねらい・概要■
現代社会における疾病の動向、母子保健、高齢者問題、職業病、ならびにその予防対策
に関して学び、公衆衛生の領域で必要とされる知識、態度を修得する。【C11(3)】
■授業(学修)の到達目標■
1. 健康と疾病の概念の変遷と、その理由について説明できる。
2. 世界保健機構(WHO)の役割について概説できる。
3. 疾病の予防について、一次、二次、三次予防という言葉を用いて説明できる。
4. 疾病の予防における予防接種の意義について説明できる。
5. 新生児マススクリーニングの意義について説明し、代表的な検査項目を列挙できる。
6. 疾病予防における薬剤師の役割について概説できる。
7. 生活習慣病の種類とその動向について説明できる。
8. 生活習慣病のリスク要因を列挙できる。
9. 食生活と喫煙などの生活習慣と疾病の関わりについて説明できる。
10. 主な職業病を列挙し、その原因と症状を説明できる。
食品衛生、化学物質の生体への影響
2 回の記述試験により評価する。
授業終了後に次回の授業内容の予習について指示を行う。
■使用テキスト■
■回数ごとの授業内容■
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
■定期試験■
■成績評価の方法■
■準備学修等の指示■
第2 回
第14 回
実施する
■履修しておくことが望ましい科目等■
第1 回
第13 回
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、がんの危険因子とそ
の予防について予習する。
・講義の前におこなう確認テストに備えて、授業内容を復習する。
心疾患、脳血管疾患の動向とその予防 (杉原) SBOs-41、650、660、661
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、心疾患と脳血管疾患
の発症状況を予習する。
・講義の前におこなう授業習熟度のテストに備えて、授業内容を復習する。
健康寿命に影響を与える危険因子と防御因子(杉原) SBOs-41、650、661、
662
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、健康寿命の危険因
子について予習する。
・講義の前におこなう授業習熟度のテストに備えて、授業内容を復習する。
高齢者のQOLの維持 (杉原)SBOs-1、650、660、66、1118
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、高齢者のQOLにつ
いて予習する。
・講義の前におこなう授業習熟度のテストに備えて、授業内容を復習する。
疾病予防における薬剤師の役割(杉原) SBOs-1、33、41、650、653、648、
640、660、661、1130
●準備学習等
・疾病予防における薬剤師の役割について自分の考えをまとめておく。
・授業内容を復習する。
健康と疾病および疾病予防の概念、WHO の役割 (杉原) SBOs-6、41、
648、649、650、651
●準備学習等
・教科書を読んで、WHOが提唱している健康の概念について予習する。
・講義の前におこなう授業習熟度のテストに備えて、授業内容を復習する。
母子保健 (杉原) SBOs-652、657
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、母子保健を予習す
る。
・講義の前におこなう授業習熟度のテストに備えて、授業内容を復習する。
職業病とその予防 (杉原) SBOs-663
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、職業病について予習
する。
・講義の前におこなう授業習熟度のテストに備えて、授業内容を復習する。
生活習慣病の動向と予防対策(杉原) SBOs-638、650、660
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、生活習慣病の動向
を予習する。
・講義の前におこなう授業習熟度のテストに備えて、授業内容を復習する。
健康寿命と生活習慣、メタボリックシンドローム(杉原) SBOs-41、661、662
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、健康寿命、メタボリッ
クシンドロームについて予習する。
・講義の前におこなう授業習熟度のテストに備えて、授業内容を復習する。
生活習慣病の予防(1)耐糖能異常と糖尿病 (杉原) SBOs-41、650、660、
661、662
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、耐糖能異常、糖尿病
について予習する。
・講義の前におこなう授業習熟度のテストに備えて、授業内容を復習する。
生活習慣病の予防(2)高血圧 (杉原) SBOs-41、650、660、661
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、高血圧について予習
する。
・講義の前におこなう授業習熟度のテストに備えて、授業内容を復習する。
生活習慣病の予防(3)脂質異常症 (上敷領) SBOs-41、650、660、661
●準備学習等
・教科書を読み、脂質異常症について予習する。
・講義の前におこなう授業習熟度のテストに備えて、授業内容を復習する。
がんの動向と対策 (上敷領) SBOs-638、650、660、661
●準備学習等
・教科書ならびに前回の授業で配付したプリントにより、がんの動向と対策に
ついて予習する。
・講義の前におこなう確認テストに備えて、授業内容を復習する。
がんの危険因子とその予防 (上敷領) SBOs-41、650、651、653、661、
662
『健康寿命の延伸支援に役立つ基礎知識』 杉原成美、古野浩二、上敷領淳 ふくろう出版
2015 978-4-86186-624-1 C3047
『予防薬学としての衛生薬学』 吉原新一、他 廣川書店 2012 978-4-567-47201-2
■参考書■
『フィジカルアセスメント』 西尾廣昭、杉原成美、小嶋英二朗、他 ふくろう出版 2015
978-4-86186-625-8 C3047
― 263 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
第14 回
実習Ⅵ
ExperimentⅥ
田中 哲郎 他
②
4P(H22~)
第15 回
第16 回
第17 回
■定期試験■
実施する
■授業のねらい・概要■
実習Ⅵは薬剤学実習と事前学習の一部からなる。
薬剤学実習では、日本薬局方や調剤指針に基づき、主要な製剤の製造ならびに各種剤形
に関する基礎的知識と技術を習得する。さらに、医薬品の評価に関しても製剤学ならびに生
物薬剤学的観点から検討を加えるとともに、薬物治療管理に関してもその基本的な概念を
体得する。
事前学習では、院内製剤や薬局製剤についての基本的な概念を修得するとともに、基本
的な処方せんを用いた調剤について技術を習得する。
■成績評価の方法■
出席、レポート、実習書の完成度ならびに実習試験により総合的に評価する。
■使用テキスト■
■参考書■
■授業(学修)の到達目標■
1.代表的な剤形の種類と特徴を説明できる。
2.代表的な固形製剤の種類と性質について説明できる。
3.代表的な半固形製剤の種類と性質について説明できる。
4.代表的な液状製剤の種類と性質について説明できる。
5.代表的な無菌製剤の種類と性質について説明できる。
6.代表的な製剤添加物の種類と性質について説明できる。
7.製剤化の単位操作および汎用される製剤機械について説明できる。
8.単位操作を組み合わせて代表的な製剤を調製できる。
9.汎用される容器、包装の種類や特徴について説明できる。
10.日本薬局方の製剤に関する試験法を列挙できる。
11.日本薬局方の製剤に関する代表的な試験法を実施し、品質管理に適用できる。
12.線形1-コンパートメントモデルを説明し、これに基づいた計算ができる。
13.生物学的半減期を説明し、計算できる。
14.全身クリアランスについて説明し、計算できる。
15.院内製剤の意義、調製上の手続き、品質管理などについて説明できる。
16.薬局製剤の意義、調製上の手続き、品質管理などについて説明できる。
17.処方せんの種類、特徴、必要記載事項について説明できる。
18.処方せんの形式、種類および掲載事項について説明できる。
19.処方せん例に従って、計量調剤をシミュレートできる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
「剤形をつくる」、「薬物動態の解析Ⅰ」、「調剤」
■準備学修等の指示■
実習書にしたがって,使用する医薬品の物性、用途・適応などを事前に調査する。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
SBOs1017, 1022, 1028, 1151, 1163, 1224
事前学習1(処方せんの基礎と処方せん例に従った調剤
SBOs1151, 1163, 1224
事前学習2(処方せんの基礎と処方せん例に従った調剤
SBOs1151, 1163, 1224
実習の総括
実習(事前学習関係分)の総括
講義3 回、7 項目の実習ローテーション、実習総括1 回、実習試験1 回。
金尾29回、吉富29回、片山29回、田中29 回、宇野29回、江藤29回、
佐藤29 回、五郎丸29 回、長崎29 回
薬剤学実習総論講義
薬剤学実習各論講義
●準備学習 ・実習書の問を解いておくこと.
錠剤・顆粒剤の調製と評価
SBOs1017, 1024, 1025, 1027
●準備学習 ・実習書の問を解いておくこと.
軟膏剤の調製と評価
SBOs1018, 1024, 1025, 1026
●準備学習 ・実習書の問を解いておくこと.
内用液剤の調製と評価(院内製剤を含む)
SBOs1019, 1026, 1163, 1186, 1187
●準備学習 ・実習書の問を解いておくこと.
外用液剤の調製と評価(院内製剤を含む
SBOs1019, 1026, 1163, 1186, 1187
●準備学習 ・実習書の問を解いておくこと.
カプセル剤の調製と評価
SBOs1017, 1022
●準備学習 ・実習書の問を解いておくこと.
注射剤および点眼剤の調製と評価
SBOs1020, 1022, 1025, 1027, 1028
●準備学習 ・実習書の問を解いておくこと.
静注モデル実験
SBOs814, 817, 818
●準備学習 ・実習書の問を解いておくこと.
消化管吸収モデル実験
SBOs814, 817, 818
製剤試験法
SBOs1027, 1028
事前学習総論講義
散剤の調製と評価
― 264 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
社会・集団と健康
Public Health and Epidemiology
赤﨑 健司・坂根 洋
△1
4P
■授業のねらい・概要■
人間の集団である社会を対象として、疾病の予防と健康の増進を目的とする公衆衛生を理
解するために保健統計、疾病発生状況、疫学および集団発生する感染症について習得する。
さらに、薬剤師がどのようにして公衆衛生に寄与するかを考察する。本科目は「疾病の予防」
と合わせて修得することが必要である。【C11(2)(3)】
■授業(学修)の到達目標■
集団の健康と疾病の現状を把握する上での人口統計の意義を概説できる。疾病予防にお
ける疫学の役割を説明できる。感染症予防法により分類される主要な感染症を列挙し、予防
法を説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
疾病の予防、食品衛生、化学物質の生体への影響
■準備学修等の指示■
テキストの関連項目を予習して、理解できない点を抽出する。前回の授業の項目の確認テ
ストを解答して、理解を深める。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
保健統計(1)保健統計の意義(赤﨑)SBO-633
●準備学習
・テキストの「保健統計の意義」の項目を予習する。
保健統計(2)人口静態と人口動態(赤﨑)SBOs-634, 635
●準備学習
・テキストの「人口静態と人口動態」の項目を予習する。
保健統計(3)死亡に関する指標、人口の将来予測(赤﨑)SBOs-636, 637
●準備学習
・テキストの「死亡に関する指標、人口の将来予測」の項目を予習する。
健康と疾病をめぐる日本の現状(赤﨑)SBOs-638, 639, 640
●準備学習
・テキストの「健康と疾病をめぐる日本の現状」の項目を予習する。
疫学(1)疫学の三要因(赤﨑)SBOs-641, 642
●準備学習
・テキストの「疫学の三要因」の項目を予習する。
疫学(2)記述疫学(赤﨑)SBO-643
●準備学習
・テキストの「記述疫学」の項目を予習する。
疫学(3)分析疫学(赤﨑) SBOs-644, 645
●準備学習
・テキストの「分析疫学」の項目を予習する。
疫学(5)疫学と薬学(赤﨑)SBO-646
●準備学習
・テキストの「疫学と薬学」の項目を予習する。
感染症の現状とその予防(1)感染症の特徴(坂根)SBOs-654, 655
●準備学習
・テキストの「感染症の特徴」の項目を予習する。
感染症の現状とその予防(2)感染症の分類(坂根)SBO-656
●準備学習
・テキストの「感染症の分類」の項目を予習する。
感染症の現状とその予防(3)母子感染症と性行為感染症(坂根)SBOs-657,
658
●準備学習
・テキストの「母子感染症と性行為感染症」の項目を予習する。
感染症の現状とその予防(4)予防接種(坂根)SBO-659
●準備学習
・テキストの「予防接種」の項目を予習する。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
定期試験によって評価する。
■使用テキスト■
『予防薬学としての衛生薬学』 吉原新一、山野 茂、戸田晶久 廣川書店 2012
978-4-567-47201-2
■参考書■
― 265 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
●準備学習
・薬物治療の経済評価手法について調査する
・テキストやプリントで前回までの授業内容を復習する
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
社会保障制度と薬剤経済
Social security system
五郎丸 剛・村上 信行
△1
4P
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
中間試験および定期試験により評価する
■授業のねらい・概要■
公平で質の高い医療を受ける患者の権利を保障するしくみを理解するために、社会保障
制度と薬剤経済の基本的知識と技能を修得する。【C18(2)】
■授業(学修)の到達目標■
■使用テキスト■
『わかりやすい薬事関係法規・制度 第3版(法制度で使用したテキストを使用)』 廣川書
店 2015 978-4-567-01651-3
■参考書■
1.日本における社会保障制度のしくみを説明できる。
2.社会保障制度の中での医療保険制度の役割を概説できる。
3.介護保険制度のしくみを説明できる。
4.高齢者医療保健制度のしくみを説明できる。
5.医療保険の成り立ちと現状を説明できる。
6.医療保険のしくみを説明できる。
7.医療保険の種類を列挙できる。
8.国民の福祉健康における医療保険の貢献と問題点について概説できる。
9.国民医療費の動向を概説できる。
10.保険医療と薬価制度の関係を概説できる。
11.診療報酬と薬価基準について説明できる。
12.医療費の内訳を概説できる。
13.薬物治療の経済評価手法を概説できる。
14.代表的な症例をもとに、薬物治療を経済的な観点から解析できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
法制度
■準備学修等の指示■
日本における社会保障制度および医療保険制度の現状をニュース・新聞等で把握しておく
こと
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
社会保障制度のしくみ SBOs-1115(村上)
●準備学習
・社会保障制度の現状をニュース・新聞等で調査する
医療保険制度の役割 SBOs-1116(村上)
医療保険の成り立ちと現状 SBOs-1119(村上)
●準備学習
・医療保険制度について調査する
・テキストやプリントで前回の授業内容を復習する
医療保険のしくみ SBOs-1120(村上)
●準備学習
・医療保険のしくみについて調査する
・テキストやプリントで前回までの授業内容を復習する
保険医療と薬価制度 SBOs-1124(村上)
診療報酬と薬価基準 SBOs-1125(村上)
●準備学習
・保険医療と薬価制度について調査する
・診療報酬と薬価基準について調査する
・テキストやプリントで前回までの授業内容を復習する
医療費の内訳 SBOs-1126(村上)
●準備学習
・医療費の内訳について調査する
・テキストやプリントで前回までの授業内容を復習する
介護保険制度のしくみ SBOs-1117(五郎丸)
●準備学習
・介護保険制度の現状をニュース・新聞等で調査する
・テキストやプリントで前回までの授業内容を復習する
高齢者医療保健制度のしくみ SBOs-1118(五郎丸)
●準備学習
・高齢者医療保健制度の現状をニュース・新聞等で調査する
・テキストやプリントで前回までの授業内容を復習する
医療保険の種類 SBOs-1121(五郎丸)
医療保険の貢献と問題点 SBOs-1122(五郎丸)
●準備学習
・医療保険の種類について調査する
・医療保険制度の現状をニュース・新聞等で調査する
・テキストやプリントで前回までの授業内容を復習する
国民医療費の動向 SBOs-1123(五郎丸)
●準備学習
・国民医療費の現状をニュース・新聞等で調査する
・テキストやプリントで前回までの授業内容を復習する
薬物治療の経済評価手法 SBOs-1127(五郎丸)
薬物治療の経済的解析 SBOs-1128(五郎丸)
― 266 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第19 回
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
総合薬学演習Ⅱ
General Pharmacy Practice Ⅱ
赤﨑 健司 他
④
4P(H22~)
第20 回
第21 回
第22 回
■授業のねらい・概要■
5年次に課せられる実務実習には薬学に関する総合的な知識と問題解決能力が必要である。
本演習では、3年次、4年次で学んだ科目の内容に対応する演習問題を解くことにより、薬学
の基礎領域の知識と理解を深め、問題解決能力を増進する。
■授業(学修)の到達目標■
薬学モデルコアカリキュラム含まれる内容に関する演習問題を解き、理解度を深める。授業
内容の末尾の記号は薬学モデル・コアカリキュラムの記号を示す。
■履修しておくことが望ましい科目等■
第23 回
第24 回
第25 回
3、4年次に開講されるすべての専門科目
■準備学修等の指示■
第26 回
問題演習を行うので、演習項目に関連する3、4年次の科目の復習を行う。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
第16 回
第17 回
第18 回
化学物質の生体への影響 【C12-(1)】 (道原)
●準備学習
・「化学物質の生体への影響」の内容を復習する。
薬物の臓器への到達と消失 【C13-(4)】 (金尾)
●準備学習
・「薬物の臓器への到達と消失」の内容を復習する。
生殖器・内分泌疾患と薬物治療 【C13-(3)】 (森田)
●準備学習
・「生殖器・内分泌疾患と薬物治療」の内容を復習する。
医薬品情報 【C15-(1)】 (片山)
●準備学習
・「医薬品情報」の内容を復習する。
感染症にかかる 【C14-(5)】 (田淵)
●準備学習
・「感染症にかかる」の内容を復習する。
病原微生物とたたかう 【C14-(5)】 (田淵)
●準備学習
・「病原微生物とたたかう」の内容を復習する。
医薬品開発 【C17】 (藤岡)
●準備学習
・「医薬品開発」の内容を復習する。
ターゲット分子の合成 【C5】 (町支)
●準備学習
・「ターゲット分子の合成」の内容を復習する。
薬物の宝庫としての天然物 【C7-(2)】 (前原)
●準備学習
・「薬物の宝庫としての天然物」の内容を復習する。
食品衛生 【C11-(1)】 (杉原)
●準備学習
・「食品衛生」の内容を復習する。
生活環境と健康 【C12-(2)】 (赤﨑)
●準備学習
・「生活環境と健康」の内容を復習する。
生体防御 【C10】 (田淵)
●準備学習
・「生体防御」の内容を復習する。
剤形を作る 【C16-(2)】 (田中)
●準備学習
・「剤形を作る」の内容を復習する。
生体分子、医薬品を化学で理解する 【C6】 (町支)
●準備学習
・「生体分子、医薬品を化学で理解する」の内容を復習する。
消化器系疾患と薬物治療 【C14-(2)】 (渡邊)
●準備学習
・「消化器系疾患と薬物治療」の内容を復習する。
薬局方収載の試験法 【C16-(2)】 (鶴田)
●準備学習
・「薬局方収載の試験法」の内容を復習する。
生命倫理 【A】 (長崎)
●準備学習
・「生命倫理」の内容を復習する。
物質の変化 【C1-(4)】 (秦)
●準備学習
・「物質の変化」の内容を復習する。
第27 回
第28 回
第29 回
第30 回
第31 回
第32 回
代謝性・呼吸器疾患と薬物治療 【C13-(3)】 (田村)
●準備学習
・「代謝性・呼吸器疾患と薬物治療」の内容を復習する。
血液・造血器系疾患と薬物治療 【C14-(2)】 (西尾)
●準備学習
・「血液・造血器系疾患と薬物治療」の内容を復習する。
循環器・腎疾患と薬物治療 【C14-(2),(3)】 (井上敦子)
●準備学習
・「循環器・腎疾患と薬物治療」の内容を復習する。
製剤材料の性質 【C16-(1)】 (冨田)
●準備学習
・「製剤材料の性質」の内容を復習する。
法制度 【C18-(1)】 (堤)
●準備学習
・「法制度」の内容を復習する。
調剤 【D1】 (吉富)
●準備学習
・「調剤」の内容を復習する。
神経・精神疾患と薬物治療 【C14-(4)】 (大西)
●準備学習
・「神経・精神疾患と薬物治療」の内容を復習する。
薬物動態の解析 【C13-(5)】 (金尾)
●準備学習
・「薬物動態の解析」の内容を復習する。
医薬品管理 【C18-(1)】 (石津)
●準備学習
・「医薬品管理」の内容を復習する。
社会・集団と健康 【C11-(2)】 (赤﨑)
●準備学習
・「社会・集団と健康」の内容を復習する。
疾病の予防 【C11-(3)】 (杉原)
●準備学習
・「疾病の予防」の内容を復習する。
悪性腫瘍と薬物治療 【C14-(5)】 (江藤)
●準備学習
・「悪性腫瘍と薬物治療」の内容を復習する。
患者情報 【C15-(2)】 (五郎丸)
●準備学習
・「患者情報」の内容を復習する。
臨床検査 【C14-(1)】(小嶋)
●準備学習
・「臨床検査」の内容を復習する。
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
出席と確認テスト
■使用テキスト■
■参考書■
― 267 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第53 回
第53 回
第54 回
第55 回
第56 回
第57 回
第58 回
第59 回
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
総合薬学演習Ⅲ
General Pharmacy Practice Ⅲ
赤﨑 健司 他
⑦
4P
薬学と社会: 社会保障制度と薬剤経済 【C18-(2)】
薬学と社会: 社会保障制度と薬剤経済 【C18-(2)】
薬学と社会: コミュニティーファーマシー 【C18-(3)】
薬学と社会: 確認テスト 【C18】
実務実習事前学習: 事前学習を始めるにあたって 【D1)】
実務実習事前学習: 病院実習 【D2】
実務実習事前学習: 薬局実習 【D3】
実務実習事前学習: 確認テスト 【D1~D3】
■授業のねらい・概要■
■定期試験■
5年次に課せられる実務実習には薬学に関する総合的な知識と問題解決能力が必要である。
本演習では、4年次までに学んだ内容に関する演習問題を解くことにより、薬学全般の知識
を深め、問題解決能力を増進する。
本演習は薬学部教員全員が適宜分担する。
実施しない
■成績評価の方法■
■授業(学修)の到達目標■
■使用テキスト■
薬学モデルコアカリキュラム含まれる内容に関する演習問題を解き、理解度を深める。授業
内容の記号は薬学モデル・コアカリキュラムの記号を示す。
■参考書■
出席と確認テストによって評価する。
■履修しておくことが望ましい科目等■
総合薬学演習Ⅰ、総合薬学演習Ⅱ
■準備学修等の指示■
領域ごとに確認テストを実施するので、演習問題の解説を復習する。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
第16 回
第17 回
第18 回
第19 回
第20 回
第21 回
第22 回
第23 回
第24 回
第25 回
第26 回
第27 回
第28 回
第29 回
第30 回
第31 回
第32 回
第33 回
第34 回
第35 回
第36 回
第37 回
第38 回
第39 回
第40 回
第41 回
第42 回
第43 回
第44 回
第45 回
第46 回
第47 回
第48 回
第49 回
第50 回
第51 回
第52 回
ヒューマニズム: 生命の尊厳、医療の担い手としての心構え、信頼関係の確
立 【A】
イントロダクション: 薬学への招待 【B】
物理系薬学: 物質の構造 【C1-(1)】
物理系薬学: 物質の状態 【C1-(2)】
物理系薬学: 物質の変化 【C1-(3)】
物理系薬学: 化学物質の分析 【C2-(1)】
物理系薬学: 化学物質の検出と定量 【C2-(2)】
物理系薬学: 生体分子の解析 【C3】
物理系薬学: 確認テスト 【C1~C3】
化学系薬学: 化学物質の基本性質、有機化合物の骨格 【C4-(1)(2)】
化学系薬学: 官能基、化学物質の構造決定 【C4-(3)(4)】
化学系薬学: 官能基の導入・変換、複雑な化合物の合成 【C5-(1)(2)】
化学系薬学: 生体分子のコアとパーツ 【C6-(1)】
化学系薬学: 医薬品のコアとパーツ 【C6-(2)】
化学系薬学: 薬になる動植鉱物 【C7-(1)】
化学系薬学: 薬の宝庫としての天然物 【C7-(2)】
化学系薬学: 現代医療の中の生薬・漢方薬 【C7-(3)】
化学系薬学: 確認テスト 【C4~C7】
生物系薬学: 生命体の成り立ち 【C8】
生物系薬学: 細胞を構成する分子 【C9-(1)】
生物系薬学: 生命情報を担う遺伝子 【C9-(2)】
生物系薬学: 生命活動を担うタンパク質 【C9-(3)】
生物系薬学: 生体エネルギー 【C9-(4)】
生物系薬学: 生理活性分子とシグナル分子 【C9-(5)】
生物系薬学: 遺伝子を操作する 【C9-(6)】
生物系薬学: 生体防御 【C10】
生物系薬学: 確認テスト 【C8~C10】
健康と環境: 栄養と健康 【C11-(1)】
健康と環境: 社会・集団と健康 【C11-(2)】
健康と環境: 疾病の予防 【C11-(3)】
健康と環境: 化学物質の生体への影響 【C12-(1)】
健康と環境: 生活環境と健康 【C12-(2)】
健康と環境: 確認テスト 【C11,C12】
薬と疾病: 薬の作用と生体内運命 【C13-(1)】
薬と疾病: 薬の効き方 【C13-(2)(3)】
薬と疾病: 薬物の臓器への到達と消失 【C13-(4)】
薬と疾病: 薬物動態の解析 【C13-(5)】
薬と疾病: 疾患と薬物治療 【C14-(2)(3)(4)】
薬と疾病: 疾患と薬物治療 【C14-(2)(3)(4)】
薬と疾病: 病原微生物・悪性新生物とたたかう 【C14-(5)】
薬と疾病: 医薬品情報 【C15-(1)】
薬と疾病: 患者情報 【C15-(2)】
薬と疾病: テーラーメイド薬物治療 【C15-(3)】
薬と疾病: 確認テスト 【C13~C15】
医薬品をつくる: 製剤材料の性質 【C16-(1)】
医薬品をつくる: 剤形をつくる 【C16-(2)】
医薬品をつくる: DDS 【C16-(3)】
医薬品をつくる: 医薬品の開発と生産 【C17-(1)】
医薬品をつくる: リード化合物の最適化 【C17-(2)】
医薬品をつくる: バイオ医薬品とゲノム情報、治験 【C17-(3)(4)】
医薬品をつくる: 確認テスト 【C16,C17】
薬学と社会: 薬剤師を取り巻く法律と制度 【C18-(1)】
― 268 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
テーラーメイド薬物治療
Tailor-made Medication
田中 哲郎 他
△1
4P
バイオ医薬品とゲノム情報
Genome-based Drug Discovery
道原 明宏・松岡 浩史
△1
4P
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
医薬品の投与は,薬効発現の個体差を考慮して行う必要がある.本講義では,薬物動態
学的な個体差の例として,薬物代謝酵素やトランスポーターの遺伝子多型などを学ぶ.また,
新生児や乳児,小児,高齢者,妊婦や授乳婦などの特殊な生理条件下での医薬品の投与
計画,基礎疾患(腎疾患,肝疾患,心疾患など)を背景とする患者への医薬品の投与計画,
さらに薬物動態学的パラメータを活用した医薬品の投与計画の設計に関わる考え方などを
学ぶ.【C15(3)】
ヒトゲノムの多様性について理解し、癌や生活習慣病などの疾患に関連する遺伝子の同定
方法やそれらの機能について学習する。さらに、ゲノム情報を利用した創薬や、疾患関連遺
伝子および薬物動態関連遺伝子の多型情報を利用したテーラーメイド医療について学習す
る。【C17 (3)】
■授業(学修)の到達目標■
1
2
3
4
5
6
7
■授業(学修)の到達目標■
1.医薬品の作用発現や薬物動態に影響する遺伝的素因について説明できる.
2.遺伝的素因を考慮した薬物治療の注意点について説明できる.
3.年齢的・生理的要因ならびに合併症を考慮した薬物治療について説明できる.
4.薬物動態学的パラメータを活用した医薬品の投与計画を立案できる.
組換え医薬品の特色や有用性について説明できる。
ヒトゲノムの構造と多様性について説明できる。
代表的な疾患関連遺伝子について説明できる。
ゲノム情報を利用した創薬の流れについて説明できる。
代表的な分子標的薬について説明できる。
遺伝子治療や再生医療の原理、方法、問題点を概説できる。
個別化医療(テーラーメイド医療)について概説できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬物の作用ならびに作用機序,薬物動態の解析,薬物の臓器への到達と消失
「生命情報を担う遺伝子」および「遺伝子を操作する」
■準備学修等の指示■
受講前に,参考書として指定している「スタンダード薬学シリーズ6「薬と疾病」Ⅲ」の「薬物治
療(2)」および「薬物治療に役立つ情報」の該当ページを通読し,薬理学や薬物動態学と関
連づけて知識を整理しておく.
■準備学修等の指示■
上記2科目の復習をしておくこと
■回数ごとの授業内容■
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第1 回
合併症(肝・腎疾患)を伴った患者に対する薬物治療(長崎)SBOs-992,993
参考書の該当箇所を通読してくること.
第2 回
合併症(心疾患)を伴った患者に対する薬物治療(長崎)SBOs-994
参考書の該当箇所を通読してくること.
新生児・幼児・小児に対する薬物治療(長崎)SBOs-986,987
参考書の該当箇所を通読してくること.
妊婦・授乳婦に対する薬物治療(長崎)SBOs-989,990
参考書の該当箇所を通読してくること.
高齢者に対する薬物治療(長崎)SBOs-988
参考書の該当箇所を通読してくること.
栄養障害を有する患者に対する薬物治療(長崎)SBOs-991
参考書の該当箇所を通読してくること.
中間試験
薬物の作用発現と遺伝的素因(新任教員)SBOs-983
参考書の該当箇所を通読してくること.
薬物動態に影響する遺伝的素因(新任教員)SBOs-984
参考書の該当箇所を通読してくること.
遺伝的素因を考慮した薬物治療(新任教員)SBOs-985
参考書の該当箇所を通読してくること.
ポピュレーションファーマコキネティクスの概念と応用(田中)SBOs-996
参考書の該当箇所を通読してくること.
患者固有の薬物動態学的パラメータ並びに薬動力学的パラメータを用いた薬
物投与計画(田中)SBOs-995,997
参考書の該当箇所を通読してくること.
薬物作用の日内変動と薬物投与計画(田中)SBOs-998
参考書の該当箇所を通読してくること.
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
■定期試験■
実施する
組換え医薬品、特色と有用性、安全性(道原)
SBOs-1067, 1068, 1069
●準備学習 : 「遺伝子を操作する」の配布プリントを予習する。
ヒトゲノムの構造と多様性(道原)
SBOs-1072
●準備学習 : 配布プリントの該当事項を予習する。
疾患関連遺伝子(1)、癌(道原)
SBOs-1076
●準備学習 :配布プリントの該当事項を予習する。
疾患関連遺伝子(2)、生活習慣病(道原)
SBOs-1076
●準備学習 :配布プリントの該当事項を予習する。
ゲノム情報と創薬(1)、トランスクリプトーム、プロテオーム、バイオインフォマテ
ィクス(道原)
SBOs-1073
●準備学習 :配布プリントの該当事項を予習する。
ゲノム情報と創薬(3)、標的分子の探索と評価(松岡)
SBOs-1075,1077
●準備学習 :配布プリントの該当事項を予習する。
遺伝子多型と疾患(松岡)
SBOs-1076
●準備学習 :配布プリントの該当事項を予習する。
遺伝子多型と薬物作用(松岡)
SBOs-1076
●準備学習 :配布プリントの該当事項を予習する。
遺伝子診断と遺伝子治療(松岡)
SBOs-1070
●準備学習 :配布プリントの該当事項を予習する。
幹細胞と再生医療(松岡)
SBOs-1071
●準備学習 :配布プリントの該当事項を予習する。
■成績評価の方法■
■定期試験■
臨時試験並びに定期試験の成績,出席状況などを総合して評価する.
実施する
■使用テキスト■
■成績評価の方法■
■参考書■
中間試験(50%)、期末試験(50%)を基本に総合評価する。
■使用テキスト■
■参考書■
『医薬品開発と生産』 日本薬剤師会編 東京化学同人 4-8079-1465
『次世代ゲノム創薬』 日本薬剤師会編 中山書店 978-4-5210-1551-4
『よくわかるゲノム医学』 服部成介・菅野純子 羊土社 978-4-7581-0928-4
『薬学のための分子生物学』 金田典雄・伊藤進 廣川書店 978-4-567-44120-9
― 269 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
骨・関節,アレルギー・免疫疾患と薬物治療
Phthophysiology of
Bone&Articular&Allergic&lmmunedisorder and Drug
Therapeutics
今 重之
△1
4P
■授業のねらい・概要■
■成績評価の方法■
定期試験と小テスト等の成績から総合的に評価する。
■使用テキスト■
■参考書■
『スタンダート薬学シリーズ 6 薬と疾病 Ⅱ.薬物治療(1)』 日本薬学会編 東京化学同人
2012 978-4-8079-1625-2
『薬局増刊号 病気と薬 パーフェクト BOOK 2012 』 池田宇一・大越教夫・横田千津子
南山堂 2012 0044-0035
『疾病と病態生理』 豊島聰 南江堂 2012 978-4-524-40274-8
適切な薬物治療に貢献できるために、アレルギー・免疫疾患、骨・関節疾患および皮膚疾
患の病態生理を理解し、それらの疾患の治療に用いられる代表的な医薬品に関する基本的
知識を修得し、代表的疾患の症例を解析する基本的技能やその薬物治療の実施に必要な
情報を自ら収集するための基本技能を身に付ける。【C14(4)】
■授業(学修)の到達目標■
1 代表的な骨・関節疾患を挙げることができる。
2 骨粗鬆症の病態生理と薬物治療を説明できる。
3 関節リウマチの病態生理と薬物治療を説明できる。
4 変形性関節症や骨軟化症の病態生理と治療を説明できる。
5 代表的な皮膚疾患を挙げることができる。
6 アトピー性皮膚炎の病態生理と薬物治療を説明できる。
7 皮膚真菌症の病態生理と薬物治療を説明できる。
8 代表的なアレルギー疾患を挙げることができる。
9 アナフィラキシーショックの病態生理と薬物治療を説明できる。
10 その他のアレルギー疾患の病態生理と薬物治療を説明できる。
11 代表的な自己免疫疾患を挙げることができる。
12 自己免疫疾患の病態生理と薬物治療を説明できる。
13 代表的な免疫不全症を挙げることができる。
14 AIDS の病態生理と薬物治療を説明できる。
15 移植の拒絶反応と免疫抑制剤を説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
生体防御Ⅱ(3P)
■準備学修等の指示■
授業毎に配布した資料や板書を良く復習して理解すること。毎回小テスト等 を行います。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
免疫学総論。
SBOs-571, 572, 573, 575, 581, 905, 906, 907, 908, 1529
免疫学に登場する細胞を整理しておく。
アレルギー疾患のタイプ分類と病態生理。
SBOs-581, 905, 906
免疫学総論(一回目講義)を復習して理解しておく。
アレルギー疾患の病態生理と薬物治療。
SBOs-905, 906
免疫学総論とアレルギー分類講義(一回目、二回目講義)を復習して理解して
おく。
関節リウマチと変形性関節症、その他骨疾患(骨粗鬆症、骨軟化症等)の病態
生理と薬物治療。
SBOs-901, 902, 903, 904
カルシウムと骨の関係を整理しておく。
皮膚疾患(薬疹・乾癬・水疱症・光線過敏症など)の病態生理・薬物治療。
SBOs-893, 895, 896
種々の皮膚疾患の病態を整理しておく。
蕁麻疹とアトピー性皮膚炎、皮膚感染症の病態生理と薬物治療。
SBOs-894
アトピー性皮膚炎の病態と抗ヒスタミン薬の種類と特徴を整理しておく。
免疫不全症(AIDS 等)の病態生理と薬物治療。
SBOs-584, 908
先天性、後天性免疫不全症を整理しておく。
移植免疫の病態生理と薬物治療。
SBOs-585, 909, 1466
移植の免疫応答と免疫抑制剤を整理しておく。
自己免疫疾患の病態生理と薬物治療。
SBOs-583, 907
自己免疫疾患発症機構を整理しておく。
分子標的薬(生物学的製剤)を用いたアレルギー、自己免疫疾患、癌治療。
SBOs-576, 579, 592, 923, 1181
抗体医薬のメリット、デメリットを整理しておく。
遺伝子治療、再生医療の原理と現状、および倫理的問題点。
SBOs-1070, 1071
遺伝子治療、再生医療の基礎を整理しておく。
■定期試験■
実施する
― 270 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
眼・耳鼻咽喉・皮膚疾患と薬物治療
Pharmacotherapy for
Ophthalmological,Otorhinolaryngological and
Dermatological Diseases
渡邊 正知
△1
4P(H22~)
第12 回
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
■授業のねらい・概要■
将来、適切な薬物治療に貢献出来るようになるために、代表的な眼・耳鼻咽喉・皮膚疾患の
病態生理とその症状を理解するとともに、それらの疾患の治療薬の作用機序、副作用、使用
上の注意について理解を深める。【C14(4)】
また、神経・精神疾患と薬物治療(3年次開講)において、講義未了の項目をこの科目の中で
講じる。内容は、脳血管疾患、疼痛、片頭痛、めまい、メニエール病を対象とする。
【C13(2)】、【C13(3)】、【C14(1)】、【C14(2)】、【C14(3)】、【C14(4)】
中間試験(42.5%), 定期試験(42.5%), 課題(15%) より評価する。
授業態度が悪い、あるいは宿題未提出などの場合は、成績評価に影響(5-20%低下)するこ
とがあります。
■使用テキスト■
『薬が見える vo.1』 メディックメディア 2014 978-4-89632-549-2
■参考書■
■授業(学修)の到達目標■
各疾病の薬物治療の基本方針を提案できるようになるために、薬物治療ガイドラインに沿っ
た疾病の病態、特徴的な各種臨床検査値、および適応される治療薬の作用機序、副作用、
使用上の注意を理解し修得する。
尚、各項目の到達目標は、項目ごとに配布する資料プリントに記載する。
『今日の治療薬2016 解説と便覧』 浦部晶夫 他編 南江堂 2016
978-4-524-25927-4
『薬物治療学 改訂5版 (2016 年版)』 吉尾隆 他 南山堂 2016 未定
『薬が見える vol.2』 メディックメディア 2015 978-4-89632-585-0
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬学の基礎としての生物、人体の構造と機能Ⅰ、人体の構造と機能Ⅱ、生命体の基本単位
としての細胞、生命活動を担うタンパク質、生理活性分子とシグナル分子、生体機能調節、
「薬の作用と生体内運命」、薬物作用の基礎、漢方薬物Ⅰ、漢方薬物Ⅱ、神経・精神疾患と
薬物治療、および疾患と薬物治療系の科目全般。
■準備学修等の指示■
履修しておくことが望ましい科目をしっかり復習のこと。
講義では適宜プリントを配布します。尚、欠席者分の配布資料は保管しませんので、欠席し
た場合は、クラスメートにコピーさせてもらってください。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
●準備学習
・皮膚の構造と機能を復習する。
アトピー性皮膚炎・皮膚真菌症・蕁麻疹・薬疹・水疱症・乾癬・接触性皮膚炎・光
線過敏症の薬物治療。SBOs-777、SBOs-779、SBOs-894、SBOs-895、
SBOs-896、SBOs-905
●準備学習
・前回の授業内容を復習する。
脳血管疾患の病態生理。SBOs-397、SBOs-421、SBOs-880、SBOs-884
●準備学習
・中枢神経系の構造と機能を復習する。
脳血管疾患の薬物治療。SBOs-397、SBOs-421、SBOs-880、SBOs-884
●準備学習
・前回の授業内容を復習する。
痛みの生理機構(侵害受容器を介する痛みと神経障害性疼痛) と鎮痛薬の
作用機序概説 SBOs-742、SBOs-777、SBOs-910
●準備学習
・前回の授業内容を復習する。
中枢性鎮痛薬各論(麻薬性鎮痛薬・非麻薬性鎮痛薬・鎮痛薬以外の薬物の疼
痛抑制への応用)。SBOs-742、SBOs-777、SBOs-910、SBOs-912、
SBOs-945
●準備学習
・前回の授業内容を復習する。
末梢性鎮痛薬各論(非ステロイド性、ステロイド性、鎮痛補助薬)SBOs-742、
SBOs-750、SBOs-777、SBOs-910、SBOs-945
●準備学習
・前回の授業内容を復習する。
緩和医療における鎮痛薬使用の実際。SBOs-742、SBOs-750、SBOs-777、
SBOs-884、SBOs-910、SBOs-911、SBOs-945
●準備学習
・前回の授業内容を復習する。
偏頭痛の病態生理と薬物治療。SBOs-742、SBOs-829
●準備学習
・前回の授業内容を復習する。
めまい・メニエール病の薬物治療。SBOs-891、SBOs-892
●準備学習
・感覚器の構造と機能を復習する。
眼に関する代表的な疾患の病態生理と薬物治療(緑内障・白内障・結膜炎・網
膜症)SBOs-410、SBOs-897、SBOs-898、SBOs-899、SBOs-900
●準備学習
・感覚器の構造と機能を復習する。
耳鼻咽喉に関する代表的な疾患の病態生理(アレルギー性鼻炎、花粉症、副
鼻腔炎、中耳炎)と薬物治療。SBOs-410、SBOs-777、SBOs-779、
SBOs-890、SBOs-891、SBOs-892、SBOs-905
●準備学習
・感覚器の構造と機能を復習する。
皮膚に関する代表的な疾患の病態生理。(アトピー性皮膚炎・皮膚真菌症・蕁
麻疹・薬疹・水疱症・乾癬・接触性皮膚炎・光線過敏症)SBOs-402、
SBOs-581、SBOs-582、SBOs-777、SBOs-779、SBOs-893、SBOs-894、
SBOs-895、SBOs-896、SBOs-905
― 271 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
薬物動態の解析Ⅱ
Clinical PharmacokineticsⅡ
吉冨 博則 他
△1
4P
第12 回
第13 回
■授業のねらい・概要■
3年までに学んできた薬物動態の理論に基づく投与計画の知識と技能を、個々の患者の
治療に利用する考え方と方法を身につける。医療現場で使用されている実際の資料、即ち
処方箋、カルテ、血中濃度測定データ、医薬品添付文書等を用い、講義と演習形式で行う。
【C13(5)、実務実習事前教育(2)】
第14 回
■定期試験■
■授業(学修)の到達目標■
1. 治療的薬物モニタリング(TDM)の意義を説明できる。
2. TDM が必要とされる代表的な薬物を列挙できる。
3. 至適血中濃度を維持するための投与計画について、薬動学的パラメーターを用いて説
明できる。
4. 代表的な薬物についてモデルデータから投与計画をシュミレートできる。(技能)
5. 静注と経口での薬物連続投与後の血中濃度をグラフ化出来る。
6. 添付文書情報により、処方せんの用法用量で示した投与計画の妥当性が評価できる。
7. 投与計画の妥当性と患者ノンコンプライアンス時の問題点を討議する。
8. 代表的な疾病への薬剤師の薬物療法への関与のあり方を説明できる。
9. 代表的な疾病への薬剤師の薬物療法への関与の重要性を討議する。
10.代表的なバイタルサインを列挙できる。
実施する
■成績評価の方法■
定期試験(80 点)と総合演習(20 点)の成績によって評価
■使用テキスト■
■参考書■
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬の作用と生体内運命、薬物動態の解析Ⅰ、臨床検査、調剤、医薬品情報Ⅰ
■準備学修等の指示■
前回の授業の復習を必ずやること。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
●準備教育
・PBLのシナリオを調査する"
"総合演習(2)、調査・研究(小嶋、鶴田、長崎、吉富、佐藤、田中、岡村)
SBOs-830~840,841,842,860,885,912
●準備教育
・PBLのシナリオを調査する"
"総合演習(3)、資料作成(小嶋、鶴田、長崎、吉富、佐藤、田中、岡村、上敷
領)SBOs-830~842,860,885,912
●準備教育
・SGDの結果をまとめる"
"総合演習(4)、発表・討論(小嶋、鶴田、長崎、吉富、佐藤、田中、岡村、上敷
領)SBOs-830~842,860,885,912
●準備教育
・PBLでの他のグループ発表を復習する"
"序論、薬物投与計画(処方箋における用法・用量の意味づけ)(吉富)
SBO812,814,824
●準備教育
・調剤学での処方箋調剤の基本事項を復習しておく。
・配布プリントの復習する"
"静注での薬物投与計画(講義)(吉富)SBO814
●準備教育
・薬物動態Ⅰの速度論の基礎を復習しておく
・配布プリントの復習する"
"静注での薬物投与計画(演習)(吉富)SBO814,823,
●準備教育
・配布プリントの復習する
・課題の血中濃度曲線を作成する"
"点滴と経口投与での薬物投与計画(講義)(吉富)SBO814,823,822
●準備教育
・薬物動態Ⅰの速度論の基礎を復習しておく
・配布プリントの復習する"
"点滴と経口投与での薬物投与計画(演習)(吉富)SBO814,823,822
●準備教育
・薬物動態Ⅰの速度論の基礎を復習しておく
・配布プリントの復習する"
"病態による投与計画の変更(吉富)SBO992,993,1157,1158,1159
●準備教育
・薬物動態Ⅰの速度論の基礎を復習しておく
・配布プリントの復習する"
"添付文書情報の投与計画への利用(テトラサイクリン等)(吉富)SBO828,955
●準備教育
・薬物動態Ⅰの速度論の基礎を復習しておく
・配布プリントの復習する"
"添付文書情報の投与計画への利用(セフゾン等)(吉富)SBO828,955
●準備教育
・薬物動態Ⅰの速度論の基礎を復習しておく
・配布プリントの復習する"
"モデルデータからバンコマイシン投与計画をシュミレートできる。(田中)
SBO828
●準備教育
・薬物動態Ⅰの速度論の基礎を復習しておく
・配布プリントの復習する"
"モデルデータからテオフィリン投与計画をシュミレートできる。(田中)SBO828
●準備教育
・薬物動態Ⅰの速度論の基礎を復習しておく
・配布プリントの復習する"
"総合演習(1)、オリエンテーション(小嶋、鶴田、長崎、吉富、佐藤、田中 、岡
村、上敷領) SBOs-830~842,860,885,912
― 272 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第12 回
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
臨床検査
Laboratory Medicine
小嶋 英二朗 他
△1
4P
病理組織検査(鶴田泰人) SBOs-586
●準備学習等
・テキストの該当箇所を予習しておく。
・ミニテストに対応できるように復習する。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
■授業のねらい・概要■
第10 回までの小テスト、定期試験および総合演習の態度・提出物で評価する。
適正な薬物治療に参画できるようになるために、肝臓、腎臓、呼吸器、循環器などの代表
的な疾病の診断に伴う臨床検査に関する基本的知識を修得し、身体の病的変化を病態生
理学的に理解する。【E1(2)②】
■使用テキスト■
■授業(学修)の到達目標■
1 尿検査および糞便検査の検査項目を列挙し、目的と異常所見を説明できる。
2 血液検査、血液凝固機能検査および脳脊髄液検査の検査項目を列挙し、目的と異常所
見を説明できる。
3 血液生化学検査の検査項目を列挙し、目的と異常所見を説明できる。
4 免疫学的検査の検査項目を列挙し、目的と異常所見を説明できる。
5 動脈血ガス分析の検査項目を列挙し、目的と異常所見を説明できる。
6 代表的な生理機能検査(心機能、腎機能、肝機能、呼吸機能等)、病理組織検査および
画像検査の検査項目を列挙し、目的と異常所見を説明できる。
7 代表的な微生物検査の検査項目を列挙し、目的と異常所見を説明できる。
8 代表的なフィジカルアセスメントの検査項目を列挙し、目的と異常所見を説明できる。
『知っておきたい臨床検査値』 日本薬学会編 東京化学同人 978-4-8079-0658-1
『フィジカルアセスメント-薬剤師に必要な知識と技能-』 西尾廣昭他編 ふくろう出版
978-4-86186-625-8
■参考書■
『異常値の出るメカニズム第5 版』 河合忠他編 医学書院 978-4-260-00560-9
『【DVD】目で見る臨床検査(第2 版)』 猪狩淳総監修 医学映像教育センター
■履修しておくことが望ましい科目等■
生物系、医療薬学系の科目
■準備学修等の指示■
1.これまでに学んだ人体の構造、機能および各種生体マーカーについて復習しておくこと。
2.項目ごとにミニテストを実施するので、各回の講義内容を復習しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
概要・バイタルサイン SBOs-588
●準備学習等
・テキストの該当箇所を予習しておく。
・ミニテストに対応できるように復習する。
一般検査(小嶋英二朗) SBOs-581
●準備学習等
・テキストの該当箇所を予習しておく。
・ミニテストに対応できるように復習する。
血液学検査(小嶋英二朗) SBOs-582
●準備学習等
・テキストの該当箇所を予習しておく。
・ミニテストに対応できるように復習する。
血液生化学検査(小嶋英二朗) SBOs-583
●準備学習等
・テキストの該当箇所を予習しておく。
・ミニテストに対応できるように復習する。
免疫血清検査(小嶋英二朗) SBOs-584
●準備学習等
・テキストの該当箇所を予習しておく。
・ミニテストに対応できるように復習する。
微生物学検査(小嶋英二朗) SBOs-587
●準備学習等
・テキストの該当箇所を予習しておく。
・この項目のミニテストは実施しないが、検査の概要は理解しておくこと。
動脈血ガス分析、代謝・内分泌検査(小嶋英二朗) SBOs-585
●準備学習等
・テキストの該当箇所を予習しておく。
・ミニテストに対応できるように復習する。
循環機能検査(小嶋英二朗) SBOs-586
●準備学習等
・テキストの該当箇所を予習しておく。
・ミニテストに対応できるように復習する。
呼吸機能検査(小嶋英二朗) SBOs-586
●準備学習等
・テキストの該当箇所を予習しておく。
・ミニテストに対応できるように復習する。
脳波・筋電図検査(小嶋英二朗) SBOs-586
●準備学習等
・テキストの該当箇所を予習しておく。
・この項目のミニテストは実施しないが、検査の概要は理解しておくこと。
臓器機能(肝・膵・腎・心機能および腫瘍マーカー)検査(鶴田泰人)
SBOs-586
●準備学習等
・テキストの該当箇所を予習しておく。
・ミニテストに対応できるように復習する。
― 273 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
課題研究Ⅰ
Subject Study
鶴田 泰人 他
⑧
5P(H22~)
実務実習後学習
Problems in Pharmacy Practice
佐藤 英治 他
①
5P
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
配属研究室における研究活動を通して、以下の一般目標を達成していく。
薬学の知識を総合的に理解し、医療社会に頁献するために、研究課題を通して、新しいこと
を発見し、科学的根拠に基づいて問題点を解決する能力を修得し、それを生涯にわたって
高め続ける態度を養う。【E1】
将来、研究活動に参画できるようになるために、必要な基本的理念および態度を修得する。
【E1(1)】
将来、研究を自ら実施できるようになるために、研究課題の達成までの研究プロセスを体験
し、研究活動に必要な基本的知識、技能、態度を修得する。【E1(2)】
研究活動を通して、創造の喜びと新しいことを発見する研究の醍醐味を知り、感動する。
【E1(3)】
病院実務実習、薬局実務実習で経験した代表的な薬物治療について知識を深めると共に
治療に携わる医療スタッフの連携や患者対応のあり方について討議し、薬剤師の業務と責
任を理解する。
■授業(学修)の到達目標■
■履修しておくことが望ましい科目等■
1. 課題を理解し、その達成に向けて積極的に取り組む。(態度)SBOs-1438
2. 問題点を自ら進んで解決しようと努力する。(態度)SBOs-1439
3. 課題の達成を目指して論理的思考を行い、生涯にわたって醸成する。(態度)
SBOs-1440
4. 課題達成のために、他者の意見を理解し、討論する能力を醸成する。(態度)
SBOs-1441
5. 研究活動に関わる諸規則を遵守し、倫理に配慮して研究に取り組む。(態度)
SBOs-1442
6. 環境に配慮して、研究に取り組む。(態度)SBOs-1443
7. チームの一員としてのルールやマナーを守る。(態度)SBOs-1444
8. 課題に関連するこれまでの研究成果を調査し、評価できる。(知識・技能)SBOs-1445
9. 課題に関連するこれまでの発表論文を読解できる。SBOs-1446
10. 課題達成のために解決すべき問題点を抽出できる。(技能)SBOs-1447
11. 実験計画を立案できる。(知識・技能)SBOs-1448
12. 実験系を組み、実験を実施できる。(技能)SBOs-1449
13. 実験に用いる薬品、器具、機器を正しく取扱い、管理する。(技能・態度)SBOs-1450
14. 研究活動中に生じたトラブルを指導者に報告する。(態度)SBOs-1451
15. 研究の各プロセスを正確に記録する。(技能・態度)SBOs-1452
16. 研究の結果をまとめることができる。(技能)SBOs-1453
17. 研究の結果を考察し、評価できる。(技能)SBOs-1454
18. 研究の成果を発表し、適切に質疑応答ができる。(技能・態度)SBOs-1455
19. 研究の成果を報告書や論文としてまとめることができる。(技能)SBOs-1456
20. 自らの研究成果に基づいて、次の研究課題を提案する。(知識・技能)SBOs-1457
21. 研究課題を通して、現象を的確に捉える観察眼を養う。(知識・技能・態度)SBOs-1458
22. 新規な課題に常にチャレンジする研究者としての創造的精神を醸成する。(態度)
SBOs-1459
23. 科学の発展におけるセレンディピティについて説明できる。(知識・態度)SBOs-1460
■授業(学修)の到達目標■
1. 実務実習で経験した薬剤師の業務と責任について討議する。
2. 実習中に関与した症例検討患者の薬物療法の妥当性を討議する。
3. 代表的な疾病に関する薬物療法の薬効と副作用のモニタリングプランを討議する。
4. 常に患者の存在を念頭におき、倫理観を持ち、かつ責任感のある薬剤師のこころがまえ
について討議する。
事前学習、病院実務実習、薬局実務実習
■準備学修等の指示■
実習日誌、実習中に得た資料を整理しておくこと。また、実習中に実習施設の指導薬剤師お
よび担当教員と発表内容について討議しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
討議・質疑の態度(50 点)、発表内容(50 点)で評価する
■使用テキスト■
■参考書■
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬学部専門基礎科目および専門科目
■準備学修等の指示■
与えられた課題研究テーマについて、最新の論文を検索し読んでおくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
実務実習の成果について担当教員と討議する。討議・再調査を繰り返して発
表ポスターを作成する(7 コマ)。8コマ目に実務実習の成果をポスターで発表
する。助教以上の全教員が分担してチューターとなり、ポスター作成と発表に
おける討議をサポートする。
吉富・赤崎・石津・井上(敦)・井上(裕)・江藤・大西・大濵・岡村・片山・金尾・
上敷領・小嶋・五郎丸・佐藤・杉原・田中・田淵・田村・町支・堤・鶴田・冨田・西
尾・秦・藤岡・松岡・道原・村上・本屋敷・森田・前原・長崎・渡邊・瀬尾・坂根
授業(学習)の到達目標1~23 について、課題研究Ⅰ(5年次)および課題研
究Ⅱ(6年次)で達成していく(薬学部全教員が担当)。 SBOs-1433~1460
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
課題研究Ⅰの判定は、課題研究発表会における発表内容で評価する。それに加えて、研究
活動に取り組む態度、知識の修得状況、および実験技能の修得状況における評価も含まれ
る。
■使用テキスト■
■参考書■
― 274 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
病院実務実習
Hospital Pharmacy Practice
佐藤 英治 他
⑩
5P(H22~)
薬局実務実習
Pharmacy Practice
佐藤 英治 他
⑩
5P(H22~)
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
病院薬剤師の業務と責任を理解し、チーム医療に参画できるようになるために、調剤およ
び製剤、服薬指導などの薬剤師業務に関する基本的知識、技能、態度を修得する。【D2(1)
~(6)】
薬局の社会的役割と責任を理解し、地域医療に参画できるようになるために、保険調剤、
医薬品などの供給・管理、情報提供、健康相談、医療機関や地域との関わりについての基本
的な知識、技能、態度を修得する。【D3(1)~(6)】
■授業(学修)の到達目標■
■授業(学修)の到達目標■
1. 病院において調剤を通して患者に最善の医療を提供するために、調剤、医薬品の適正な
使用ならびにリスクマネージメントに関連する基本的知識、技能、態度を修得する。
2. 医薬品を正確かつ円滑に供給し、その品質を確保するために、医薬品の管理、供給、保
存に必要な基本的知識、技能、態度を修得する。
3. 医薬品の適正使用に必要な情報を提供できるようになるために、薬剤部門における医薬
品情報管理(DI)業務に必要な基本的知識、技能、態度を修得する。
4. 入院患者に有効性と安全性の高い薬物治療を提供するために、薬剤師病棟業務の基本
的知識、技能、態度を修得する。
5. 患者個々の状況に応じた適切な剤形の医薬品を提供するため、院内製剤の必要性を認
識し、院内製剤の調製ならびにそれらの試験に必要とされる基本的知識、技能、態度を修得
する。
6. 常に患者の存在を念頭におき、倫理観を持ち、かつ責任感のある薬剤師となるために、
医療の担い手としてふさわしい態度を修得する。
(注:記載している目標は一般目標であり、到達目標ではない。到達目標は、項目が多いた
めにこのシラバスには記載しない。別途、薬学教育モデル・コアカリキュラムを参照されたい。
病院実務は 275 コマの時間をかけて習得することになる。)
1. 薬局で取り扱うアイテム(品目)の医療、保健・衛生における役割を理解し、それらの管理と
保存に関する基本的知識と技能を修得する。
2. 医薬品の適正使用に必要な情報を提供できるようになるために、薬局における医薬品情
報管理業務に関する基本的知識、技能、態度を修得する。
3. 薬局調剤を適切に行うために、調剤、医薬品の適正な使用、リスクマネージメントに関連
する基本的知識、技能、態度を修得する。
4. 地域社会での健康管理における薬局と薬剤師の役割を理解するために、薬局カウンター
での患者、顧客の接遇に関する基本的知識、技能、態度を修得する。
5. 地域に密着した薬剤師として活躍できるようになるために、在宅医療、地域医療、地域福
祉、災害時医療、地域保健などに関する基本的知識、技能、態度を修得する。
6. 調剤、服薬指導、患者・顧客接遇などの薬局薬剤師の職務を総合的に実習する。
(注:記載している目標は一般目標であり、到達目標ではない。到達目標は、項目が多いた
めにこのシラバスには記載しない。別途、薬学教育モデル・コアカリキュラムを参照されたい。
薬局実務は 275 コマの時間をかけて習得することになる。)
■履修しておくことが望ましい科目等■
医療系専門科目および事前学習
■履修しておくことが望ましい科目等■
医療系専門科目および事前学習
■準備学修等の指示■
■準備学修等の指示■
実務実習コア・カリキュラムを熟読しておくこと。また、実習開始前には事前学習の内容につ
いて復習し、モデル薬局等において調剤などの実技について練習しておくこと。
実務実習コア・カリキュラムを熟読しておくこと。また、実習開始前には事前学習の内容につ
いて復習し、モデル薬局等において調剤などの実技について練習しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第1 回
(1)病院調剤を実践する(110 コマ)SBOs-1218~1266
(2)医薬品を動かす・確保する(14 コマ)SBOs-1267~1280
(3)情報を正しく使う(40 コマ)SBOs-1281~1291
(4)ベッドサイドで学ぶ(81 コマ)SBOs-1292~1313
(5)薬剤を造る・調べる(27 コマ)SBOs-1314~1317
(6)医療人としての薬剤師(3 コマ)SBOs-1318~1323
275 コマの実習は、教育協力病院の指導薬剤師が指導すると同時に助教以
上の薬学部全教員が分担して
(1)薬局アイテムと管理(11 コマ)SBOs-1324~1334
(2)情報のアクセスと活用(32 コマ)SBOs-1335~1346
(3)薬局調剤を実践する(119 コマ)SBOs-1347~1409
(4)薬局カウンターで学ぶ(63 コマ)SBOs-1410~1419
(5)地域で活躍する薬剤師(23 コマ)SBOs-1420~1434
(6)薬局業務を総合的に学ぶ(27 コマ)SBOs-1435~1437
275 コマの実習は、教育協力病院の指導薬剤師が指導すると同時に助教以
上の薬学部全教員が分
■定期試験■
実施しない
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
■成績評価の方法■
実習中に作成する実習日誌、自己評価表、実習中3 回実施する実習セミナー、指導薬剤
師の評価で成績を評価する。配点は、日誌・自己評価表(40 点)、セミナーの資料・セミナー
時の態度・指導薬剤師の評価(60 点)とする
実習中に作成する実習日誌、自己評価表、実習中3 回実施する実習セミナー、指導薬剤
師の評価で成績を評価する。配点は、日誌・自己評価表(40 点)、セミナーの資料・セミナー
時の態度・指導薬剤師の評価(60 点)とする
■使用テキスト■
■使用テキスト■
■参考書■
■参考書■
― 275 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
●準備学習 ・テキストの該当事項を予習すること.
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
医薬品をつくる特講
Advanced drug development including phamarcology,
phamracotherapy, physical pharmacy and
pharmaceutics
田中 哲郎 他
△1
6P
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
中間試験ならびに定期試験の結果に基づき総合的に評価する。
■使用テキスト■
■参考書■
■授業のねらい・概要■
薬物と製剤材料の性質を理解し、応用するために、それらの物性に関する基本的知識を
修得する。代表的な半固形製剤の種類と性質について基本的知識を修得する。製剤の製造
工程や剤形の品質などに関する知識と、日本薬局方の製剤に関連する試験法について基
本的知識を修得する。さらには、バイオアベイラビリティ,治療的薬物モニタリング(TDM),
相互作用に関する基本的知識を修得する。
将来、適切な薬物治療に貢献できるようになるために、心臓と血管系疾患、消化器系疾患、
腎臓と尿路の疾患、およびこれらの治療に用いられる代表的な医薬品に関する基本知識を
修得する。生体内で異常に増殖あるいは複製することにより人体に疾患を生じる細菌、ウイ
ルスなど、および悪性新生物に対する薬物の作用機序を理解し、薬物治療へ応用できるよ
うになるために、抗菌薬、抗悪性腫瘍薬などに関する基本的知識を修得する。
【コアカリ】C13(4), C13(5), C14(2), C14(4), C14(5), C15(3), C16(1), C16(2)
■授業(学修)の到達目標■
・高分子の構造と高分子溶液の性質について説明できる。
・日本薬局方の製剤に関する代表的な試験法を実施し、品質管理に適用できる。
・代表的な半固形製剤と液状製剤の種類と性質について説明できる。
・薬物動態に起因する相互作用の代表的な例を挙げ,回避のための方法を説明できる。
・治療的薬物モニタリング(TDM)の意義を説明できる。
・TDM が必要とされる代表的な薬物を列挙できる。
・薬物血中濃度の代表的な測定法や代表的な薬物についてモデルデータから投与計画を
シミュレートできる。
・閉塞性動脈硬化症、心原性ショック、食道癌、胃癌、肝癌、大腸癌、胃炎、薬剤性肝障害、
胆石症、虫垂炎、クローン病について概説できる。
・腸炎、皮膚真菌症、後天性免疫不全症の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の
注意について説明できる。
・細菌感染症に関係する代表的な生物学的製剤を挙げ、その作用機序を説明できる。
・代表的な抗原虫薬、寄生虫薬、抗真菌薬、抗ウイスル薬を列挙し、作用機序および臨床応
用を説明できる。
・抗ウイルス薬の併用治療において考慮すべき点を挙げ、説明できる。
・悪性腫瘍の治療おける薬物治療の位置づけについて概説できる。
・化学療法薬が有効な悪性腫瘍を、治療例を挙げて説明できる。
・代表的な抗悪性腫瘍薬の基本構造を示すことができる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし.
■準備学修等の指示■
講義予定表にしたがって,テキストを用いて講義内容の予習を行うこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
高分子の構造と高分子溶液の性質(冨田)SBOs-1009
●準備学習 ・テキストの該当事項を予習すること.
粉末X 線回折測定法の原理と利用法,製剤材料の物性の測定(冨田)
SBOs-1014, 1015
●準備学習 ・テキストの該当事項を予習すること.
日本薬局方の製剤に関連する代表的な試験法,品質管理への適用(片山)
SBOs-1028
●準備学習 ・テキストの該当事項を予習すること.
製剤化の単位操作と容器・包装(片山)SBOs-1024, 1026
●準備学習 ・テキストの該当事項を予習すること.
代表的な半固形製剤と液状製剤の種類と性質(田中)SBOs-1018, 1019
●準備学習 ・テキストの該当事項を予習すること.
薬物動態の変動要因とバイオアベイラビリティ(田中)SBOs-813, 992, 993,
994
●準備学習 ・テキストの該当事項を予習すること.
TDM と薬物相互作用(田中)SBOs-810, 811, 824, 825, 827
●準備学習 ・テキストの該当事項を予習すること.
心筋症・弁膜症、虫垂炎、痔疾患(西尾)SBOs-843,859, 860
●準備学習 ・テキストの該当事項を予習すること.
血液・造血器系疾患とその治療(西尾)SBOs-850, 851, 852
●準備学習 ・テキストの該当事項を予習すること.
リンパ系、血液に作用する薬物(西尾)SBOs-849, 850, 851, 852, 853
●準備学習 ・テキストの該当事項を予習すること.
感染症と疾患―病原微生物に起因する疾患と薬物治療―(長崎)SBOs-923,
926, 929, 930
●準備学習 ・テキストの該当事項を予習すること.
悪性腫瘍の病態と薬物治療―抗悪性腫瘍薬―(田村)SBOs-933, 934, 942
― 276 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■成績評価の方法■
医療薬学演習
Seminar in Clinical Pharmacy
赤﨑 健司 他
⑥
6P(~H21)
各回の確認テストの合計点により評価する。
■使用テキスト■
■参考書■
■授業のねらい・概要■
新しい医薬品が社会のニーズに応え、医療の発展にいかに貢献してきたかを理解するため
に、代表的な疾患あるいは画期的な現代医薬品を取上げて調査し、考察する。その過程を
通して医薬品を多面的に評価する能力を身に付ける。
■授業(学修)の到達目標■
汎用される医薬品を選び出し、それらについて探索、合成、構造活性相関、薬理作用、臨床
応用、体内動態、副作用、相互作用などについて調査し、説明できる。薬学教育モデルコア
カリ全般の復習である。
■履修しておくことが望ましい科目等■
6 年前期の全ての特講科目
■準備学修等の指示■
授業当日に必ず内容を復習し、不明な点は担当教員に質問に行くこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
序論:医療薬学演習を始めるにあたって(吉富)
●準備学習
・予め配布する演習問題を解いておく。
物理領域からの評価(鶴田・冨田・小嶋・井上(裕)・秦)
●準備学習
・予め配布する演習問題を解いておく。
化学領域からの評価(藤岡・岡村・石津・町支)
●準備学習
・予め配布する演習問題を解いておく。
生物領域からの評価(森田・本屋敷・田淵・上敷領・松岡)
●準備学習
・予め配布する演習問題を解いておく。
衛生領域からの評価(赤﨑・杉原・道原・瀬尾・坂根)
●準備学習
・予め配布する演習問題を解いておく。
薬理領域からの評価1 神経系、循環器系、呼吸器系作用薬(西尾・井上(敦)・
田村・渡邊・大西)
●準備学習
・予め配布する演習問題を解いておく。
薬理領域からの評価2 内分泌系、消化器系等の作用薬(西尾・井上(敦)・田
村・渡邊・大西)
●準備学習
・予め配布する演習問題を解いておく。
薬剤領域からの評価1 経口投与剤(金尾・片山・田中)
●準備学習
・予め配布する演習問題を解いておく。
薬剤領域からの評価2 経粘膜投与剤、経皮投与剤、注射剤(金尾・吉富・片
山・田中)
●準備学習
・予め配布する演習問題を解いておく。
製剤領域からの評価1 固形製剤、半固形製剤(江藤・佐藤・五郎丸)
●準備学習
・予め配布する演習問題を解いておく。
製剤領域からの評価2 液状製剤、無菌製剤(江藤・佐藤・五郎丸)
●準備学習
・予め配布する演習問題を解いておく。
病態・薬物治療領域からの評価1 病態(西尾・井上(敦)・田村・渡邊)
●準備学習
・予め配布する演習問題を解いておく。
病態・薬物治療領域からの評価2 薬物治療(西尾・井上(敦)・田村・渡邊)
●準備学習
・予め配布する演習問題を解いておく。
法規・制度・倫理領域からの評価1 薬事法、薬剤師法、医療法(堤・石津・小
嶋・佐藤・村上)
●準備学習
・予め配布する演習問題を解いておく。
法規・制度・倫理領域からの評価2 薬害、副作用被害(堤・石津・小嶋・佐
藤・村上)
●準備学習
・予め配布する演習問題を解いておく。
■定期試験■
実施しない
― 277 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
第11 回
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
化学系薬学特講
Advanced Lecture for Chemistry and Pharmacy
石津 隆 他
△1
6P
第12 回
アルカンの立体配座(町支)SBOs-234~240
●準備学習
・酸化・還元反応、転位反応、ラジカル反応について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
官能基の反応性2(カルボン酸、アミン)(藤岡)SBOs-268~271, 308~310
●準備学習
・アルカンの立体配座について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
■定期試験■
■授業のねらい・概要■
化学物質(医薬品および生体物質を含む)の基本的な反応性を理解するために、代表的
な反応、分離法、構造決定法などについての基本的知識と、それらを実施するための基本
的技能を修得する。【C4】
自然界に存在する物質を医薬品として利用するために、代表的な天然物質の起源、特色、
臨床応用および天然物質の含有成分の単離、構造、物性、生合成系などについての基本的
知識と、それらを活用するための基本的技能を修得する。【C7】
実施する
■授業(学修)の到達目標■
■参考書■
■成績評価の方法■
定期試験で評価する。
■使用テキスト■
1.化学物質の基本的性質
2.有機化合物の立体構造
3.無機化合物
4.錯体
5.芳香族化合物の反応性
6.官能基の酸性度・塩基性度
7.化学物質の構造決定
8.薬になる動植鉱物
9.薬の宝庫としての天然物
■履修しておくことが望ましい科目等■
1 年次~3年次の化学系専門科目
■準備学修等の指示■
予習・復習を行うこと。特に、復習は力を入れて行うようにし、よく理解できなかったことに
ついては質問し、次回の講義までには理解しておくように努める。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
電子配置と化学結合(石津)SBOs-222~226
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
立体配置(町支)SBOs-215~222, 320
●準備学習
・原子構造、電子配置、元素の周期表、化学結合について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
錯体と無機化合物、構造解析(石津)SBOs-227~233, 275~299
●準備学習
・異性体、光学活性、各種構造式、立体配置などにについて復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
生薬及び天然物由来医薬品(岡村)SBOs-356~385
●準備学習
・無期化合物、錯体、NMR、MS、IR について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
命名法、複素環、芳香族化合物(町支)SBOs-206~214, 248~252
●準備学習
・生薬及び天然物由来医薬品について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
官能基の酸性度・塩基性度(藤岡)SBOs-272~274
●準備学習
・命名法、複素環、芳香族化合物について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
分子間相互作用と物性(藤岡)SBOs-61~67, 235, 345~346
●準備学習
・官能基の酸性度・塩基性度について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
官能基の反応性1(水酸基、オキシラン、カルボニル基)(石津)SBOs-262~
269, 304~307
●準備学習
・分子間相互作用と物性について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
化合物の代表的な反応1(求核置換反応、求電子置換反応、求核付加反応、
求電子付加反応)(町支)SBOs-259~261, 248~252
●準備学習
・水酸基、オキシラン、カルボニル基について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
化合物の代表的な反応2(酸化・還元反応、転位反応、ラジカル反応)(石津)
SBOs-209, 210, 313~316
●準備学習
・求核置換反応、求電子置換反応、求核付加反応、求電子付加反応について
復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
― 278 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
課題研究
Subject Study
鶴田 泰人 他
⑥
6P(~H21)
課題研究Ⅱ(演習含)
Subject Study Ⅱ
鶴田 泰人 他
⑭
6P(H22~)
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
配属研究室における研究活動を通して、以下の一般目標を達成していく。
薬学の知識を総合的に理解し、医療社会に頁献するために、研究課題を通して、新しいこと
を発見し、科学的根拠に基づいて問題点を解決する能力を修得し、それを生涯にわたって
高め続ける態度を養う。【E1】
将来、研究活動に参画できるようになるために、必要な基本的理念および態度を修得する。
【E1(1)】
将来、研究を自ら実施できるようになるために、研究課題の達成までの研究プロセスを体験
し、研究活動に必要な基本的知識、技能、態度を修得する。【E1(2)】
研究活動を通して、創造の喜びと新しいことを発見する研究の醍醐味を知り、感動する。
【E1(3)】
配属研究室における研究活動を通して、以下の一般目標を達成していく。
薬学の知識を総合的に理解し、医療社会に頁献するために、研究課題を通して、新しいこと
を発見し、科学的根拠に基づいて問題点を解決する能力を修得し、それを生涯にわたって
高め続ける態度を養う。【E1】
将来、研究活動に参画できるようになるために、必要な基本的理念および態度を修得する。
【E1(1)】
将来、研究を自ら実施できるようになるために、研究課題の達成までの研究プロセスを体験
し、研究活動に必要な基本的知識、技能、態度を修得する。【E1(2)】
研究活動を通して、創造の喜びと新しいことを発見する研究の醍醐味を知り、感動する。
【E1(3)】
■授業(学修)の到達目標■
■授業(学修)の到達目標■
1. 課題を理解し、その達成に向けて積極的に取り組む。(態度)SBOs-1438
2. 問題点を自ら進んで解決しようと努力する。(態度)SBOs-1439
3. 課題の達成を目指して論理的思考を行い、生涯にわたって醸成する。(態度)
SBOs-1440
4. 課題達成のために、他者の意見を理解し、討論する能力を醸成する。(態度)
SBOs-1441
5. 研究活動に関わる諸規則を遵守し、倫理に配慮して研究に取り組む。(態度)
SBOs-1442
6. 環境に配慮して、研究に取り組む。(態度)SBOs-1443
7. チームの一員としてのルールやマナーを守る。(態度)SBOs-1444
8. 課題に関連するこれまでの研究成果を調査し、評価できる。(知識・技能)SBOs-1445
9. 課題に関連するこれまでの発表論文を読解できる。SBOs-1446
10. 課題達成のために解決すべき問題点を抽出できる。(技能)SBOs-1447
11. 実験計画を立案できる。(知識・技能)SBOs-1448
12. 実験系を組み、実験を実施できる。(技能)SBOs-1449
13. 実験に用いる薬品、器具、機器を正しく取扱い、管理する。(技能・態度)SBOs-1450
14. 研究活動中に生じたトラブルを指導者に報告する。(態度)SBOs-1451
15. 研究の各プロセスを正確に記録する。(技能・態度)SBOs-1452
16. 研究の結果をまとめることができる。(技能)SBOs-1453
17. 研究の結果を考察し、評価できる。(技能)SBOs-1454
18. 研究の成果を発表し、適切に質疑応答ができる。(技能・態度)SBOs-1455
19. 研究の成果を報告書や論文としてまとめることができる。(技能)SBOs-1456
20. 自らの研究成果に基づいて、次の研究課題を提案する。(知識・技能)SBOs-1457
21. 研究課題を通して、現象を的確に捉える観察眼を養う。(知識・技能・態度)SBOs-1458
22. 新規な課題に常にチャレンジする研究者としての創造的精神を醸成する。(態度)
SBOs-1459
23. 科学の発展におけるセレンディピティについて説明できる。(知識・態度)SBOs-1460
1. 課題を理解し、その達成に向けて積極的に取り組む。(態度)SBOs-1438
2. 問題点を自ら進んで解決しようと努力する。(態度)SBOs-1439
3. 課題の達成を目指して論理的思考を行い、生涯にわたって醸成する。(態度)
SBOs-1440
4. 課題達成のために、他者の意見を理解し、討論する能力を醸成する。(態度)
SBOs-1441
5. 研究活動に関わる諸規則を遵守し、倫理に配慮して研究に取り組む。(態度)
SBOs-1442
6. 環境に配慮して、研究に取り組む。(態度)SBOs-1443
7. チームの一員としてのルールやマナーを守る。(態度)SBOs-1444
8. 課題に関連するこれまでの研究成果を調査し、評価できる。(知識・技能)SBOs-1445
9. 課題に関連するこれまでの発表論文を読解できる。SBOs-1446
10. 課題達成のために解決すべき問題点を抽出できる。(技能)SBOs-1447
11. 実験計画を立案できる。(知識・技能)SBOs-1448
12. 実験系を組み、実験を実施できる。(技能)SBOs-1449
13. 実験に用いる薬品、器具、機器を正しく取扱い、管理する。(技能・態度)SBOs-1450
14. 研究活動中に生じたトラブルを指導者に報告する。(態度)SBOs-1451
15. 研究の各プロセスを正確に記録する。(技能・態度)SBOs-1452
16. 研究の結果をまとめることができる。(技能)SBOs-1453
17. 研究の結果を考察し、評価できる。(技能)SBOs-1454
18. 研究の成果を発表し、適切に質疑応答ができる。(技能・態度)SBOs-1455
19. 研究の成果を報告書や論文としてまとめることができる。(技能)SBOs-1456
20. 自らの研究成果に基づいて、次の研究課題を提案する。(知識・技能)SBOs-1457
21. 研究課題を通して、現象を的確に捉える観察眼を養う。(知識・技能・態度)SBOs-1458
22. 新規な課題に常にチャレンジする研究者としての創造的精神を醸成する。(態度)
SBOs-1459
23. 科学の発展におけるセレンディピティについて説明できる。(知識・態度)SBOs-1460
■履修しておくことが望ましい科目等■
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬学部専門基礎科目および専門科目
薬学部専門基礎科目および専門科目
■準備学修等の指示■
■準備学修等の指示■
与えられた課題研究テーマについて、最新の論文を検索し読んでおくこと。
与えられた課題研究テーマについて、最新の論文を検索し読んでおくこと。
■回数ごとの授業内容■
■回数ごとの授業内容■
第1 回
授業(学習)の到達目標1~23 について、3年次後期から6年次後期の期間を
かけて達成していく(薬学部全教員が担当)。 SBOs-1433~1460
第1 回
授業(学習)の到達目標1~23 について、課題研究Ⅰ(5年次)および課題研
究Ⅱ(6年次)で達成していく(薬学部全教員が担当)。 SBOs-1433~1460
■定期試験■
■定期試験■
実施しない
実施しない
■成績評価の方法■
■成績評価の方法■
課題研究の判定は、論文(卒業論文)に基づき判定する。
論文の評価には課題研究発表会における評価も含まれる。
課題研究Ⅱの判定は、論文(卒業論文)に基づき判定する。
■使用テキスト■
■参考書■
■使用テキスト■
■参考書■
― 279 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
健康と環境特講
Advanced Lectures for Health and Living
Environment
赤﨑 健司 他
△1
6P
■授業のねらい・概要■
人とその集団の健康の維持、向上に貢献できるようになるために、栄養と健康、現代社会
で問題となる疾病の疫学とその予防に関する高度な知識、技能、態度を習得する。さらに、
ヒトにとってより良い環境の維持と向上に貢献できるように、化学物質の人への影響、および
生活環境や地球生態系と人の健康との関わりついての高度な知識、技能、態度を習得する。
【C11,C12】
■授業(学修)の到達目標■
以下の項目を理解し、説明できる。
1. アレルギー原因食品の法的規制。
2. 主な食品添加物の試験法。
3. 疫学データを解釈する上での注意点。
4. 医薬品の作用・副作用の調査における疫学。
5. 現代社会で問題となる疾病の予防における薬剤師の役割。
6. 代表的な中毒原因物質(乱用薬物を含む)の分析法。
7. 変異原性試験。
8. 生態系の破壊と健康問題。
9. DO、BOD、COD の測定。
10. 医療廃棄物の安全な廃棄、処理。
■履修しておくことが望ましい科目等■
生活環境と健康、食品衛生、化学物質の生体への影響、疾病の予防、社会・集団と健康
■準備学修等の指示■
関連する項目の演習問題を解き、疑問点を抽出する。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
アレルギー原因食品・食品添加物(杉原) SBO-619
疾病予防における薬剤師の役割(杉原)SBO-653
実際の疫学データの分析および解釈・ 医薬品の作用の調査における疫学(赤
﨑)SBO-647
DO および BOD の COD の測定(赤﨑)SBO-703
医療廃棄物の廃棄・医療廃棄物の処理(赤﨑)SBO-715
中毒原因物質の分析法・変異原性試験(坂根)SBO-670
環境中に存在する主な放射性核種(天然、人工)の人の健康への影響(道原)
SBO-696
ヒトの健康と環境(瀬尾)SBO-692
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
確認試験および定期試験により評価する。
■使用テキスト■
『予防薬学としての衛生薬学』 吉原新一、山野茂、戸田晶久 廣川書店 2012
978-4-567-47201-2
■参考書■
― 280 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
生物系薬学特講
Advanced Lecture in Biological Sciences
森田 哲生 他
△1
6P
■授業のねらい・概要■
細胞・組織の仕組みとその構成分子である糖質、脂質、アミノ酸・タンパク質、核酸の構造、
代謝、取り扱いを修得する。微生物の検出、取扱いと免疫応答の制御や利用等を修得する。
【C8(2),C9(1)C10(2)】
■授業(学修)の到達目標■
細胞・組織の仕組みとその構成分子である糖質、脂質、アミノ酸・タンパク質、核酸の構造、
代謝、取り扱いを説明できる (C9-(1)-2,-3)。微生物の検出、取扱いと免疫応答の制御や
利用等について説明できる(C8-(2)-1, C8-(4)-6,-7; C10-(2)-2,-4)。
■履修しておくことが望ましい科目等■
5年次までの生物系薬学科目
■準備学修等の指示■
5年次までの生物系薬学科目について、復習しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
【糖質】:糖質の種類・構造(本屋敷)SBOs-465,466,467
○準備学習:・授業科目「生体エネルギー」の該当事項を復習する。・指示テ
キストの該当事項を予習する。
【糖質】:糖質の特性と定性・定量試験法(本屋敷)SBOs-467
○準備学習:・授業科目「生体エネルギー」の該当事項を復習する。・指示テ
キストの該当事項を予習する。
【細胞と組織】:細胞と組織の仕組み SBOs-412,413,415,416,418【脂質】:脂
質の種類・構造(上敷領)SBOs-469,470
○準備学習:・授業科目「細胞を構成する分子」等の該当事項を復習する。・指
示テキストの該当事項を予習する。
【アミノ酸】:アミノ酸・タンパク質の取り扱いと定性・定量試験法(森田)
SBOs-471
○準備学習:・授業科目「生命活動を担うタンパク質」の該当事項を復習す
る。・指示テキストの該当事項を予習する。
【消毒と滅菌】, 【検出方法】:消毒と滅菌および検出方法(田淵)SBOs-453,459
○準備学習:・微生物系授業科目の該当事項を復習する。・指示テキストの該
当事項を予習する。
【免疫応答のコントロール・免疫反応の利用】:SBOs-588 モノクローナル抗体、
ポリクローナル抗体、抗原の検出、代表的な免疫賦活療法(田淵)SBOs-592
○準備学習:・免疫学系授業科目の該当事項を復習する。・指示テキストの該
当事項を予習する。
【脂質の代謝】:脂質の異化及び同化(上敷領)SBOs-465,466,467
○準備学習:・授業科目「生体エネルギー」の該当事項を復習する。・指示テ
キストの該当事項を予習する。
【アミノ酸の代謝】:アミノ酸の異化及び同化(森田)SBOs-469,470
○準備学習:・授業科目「生命活動を担うタンパク質」の該当事項を復習す
る。・指示テキストの該当事項を予習する。
【栄養素の代謝経路】,【核酸の代謝】:栄養素の代謝経路の特長と性質、核酸
の代謝(森田)SBOs-469,470
○準備学習:・授業科目「細胞を構成する分子」の該当事項を復習する。・指示
テキストの該当事項を予習する。
【DNAとRNA】:DNAとRNAの構造、性質、類似性(道原)SBOs-470
○準備学習:・分子生物学分野の授業科目における該当事項を復習する。・指
示テキストの該当事項を予習する。
【遺伝情報の発現】:セントラルドグマ・複製、転写、翻訳(松岡)SBOs-470
○準備学習:・分子生物学分野の授業科目における該当事項を復習する。・指
示テキストの該当事項を予習する。
【エネルギーの産生】:生体エネルギーの産生過程(本屋敷)
SBOs-465,466,467
○準備学習:・授業科目「生体エネルギー」の該当事項を復習する。・指示テ
キストの該当事項を予習する。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
臨時試験並びに定期試験による。
■使用テキスト■
『後日、指示する。』
■参考書■
『後日、指示する。』
― 281 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
到達目標:
1)それぞれの感染症の特徴をみつける。
2)病態から病原体を類推できる。
3)患者情報から感染経路を推定できる。
4)作用メカニズム別による適切な治療薬の選択が出来る。
5)薬物の副作用を想定し対応できる。
6)二次選択薬を考慮できる。
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
ファーマシューティカルケア総合演習
Seminar in Pharmaceutical Care
吉冨 博則 他
②
6P(H22~)
■授業のねらい・概要■
【一般目標】卒業後、医療現場などでファーマシューティカルケアを実践するために、実務
実習で習得した薬剤師としての基礎的知識や技能を基に、より専門性が高い薬剤師に必要
な知識・技能・態度を習得する。
【授業概要】5 年次の実務実習で経験した薬剤師業務を基礎に、各学生が進路希望する将
来への専門性を発展させる事を目的に開講する。学生は、20 のプログラムの中から自分の
ニーズに合わせて 2-4 プログラム(合計2 単位以上)を選択して履修する。
■授業(学修)の到達目標■
プログラム 1 最新の医薬情報(0.5 単位)
担当: 片山博和
講義: 4 コマ
人数制限:10 人程度
一般目標:最新の医薬情報について解析できるようになる。
プログラム 2
薬物乱用防止と薬物(麻薬、覚せい剤など)の適正使用について
(0.5 単位)
担当 石津隆
講義 4 コマ
人数制限:15 人
一般目標:患者の権利を考慮し、責任をもって医療に参画できるようになるために、麻薬及
び向精神薬取締法、覚せい剤取締法、大麻取締法、あへん取締法、および毒物及び劇物取
締法薬事法などの薬事関係法規、制度の精神とその施行に関する基本的知識を修得し、そ
れらを遵守する態度を身につける。
到達目標:
1)麻薬及び向精神薬取締法を概説し、規制される代表的な医薬品を列挙できる。
2)覚せい剤取締法を概説し、規制される代表的な医薬品を列挙できる。
3)大麻取締法およびあへん取締法を概説できる。
4)毒物及び劇物取締法を概説できる。
5)医療現場における麻薬、向精神薬、覚せい剤原料の管理体制について討議する。
6)薬物乱用防止について討議する。
プログラム 3
街角薬局【薬局のオーナーに成るためには】(1 単位)
担当 村上信行、吉富博則
講義&演習: 4 コマ
人数制限:50 人以内
一般目標: 薬局を開設して薬剤師職能を具現化し、街の科学者として活動するために、必
要な基本的知識・技能・態度を身につける。
到達目標:
1)薬局が、セルフメディケーション等を通じて地域の人々の健康にどの様に寄与出来るか討
議する。
2)薬局開設のために必要な物的資源(建物、備品、薬など)と人的資源(薬剤師、事務員な
ど)を列記する。
3)薬局開設に必要な経費を算出できる。
4)薬局の安定経営のために必要な社会的資源(環境)を討議する。
5)自分の理想的とする薬局を設計する。
6)薬局開設・保険薬局指定に必要な法律を説明できる。
7)薬局開設に必要な手続きをシミュレートする。
8)在宅医療参画に必要なスキルを身につける。
プログラム 4
治験コーディネーター業務と健康食品に関する薬剤師の役割について(1 単位)
担当:町支臣成
講義4 コマ、演習2 コマ、発表討論2 コマ 人数制限:20 人
一般目標:
1)医薬品開発また最近注目されている健康食品開発において、治験がどのように行われる
かを理解するために、治験に関する基本的知識とそれを実施する上で求められる適切な態
度について修得する。
2)地域住民の健康維持に貢献できるようになるために、必要な健康食品やサプリメントに関
する基本的知識、技能、態度を修得する。
到達目標:
1) 医薬品及び健康食品創製における治験の役割を説明できる。
2)治験における薬剤師の役割(治験薬管理者など)を説明できる。
3)代表的な健康食品を列挙し、また医療用医薬品との相互作用を列挙し、それぞれの特徴
を説明できる。
4)治験における被験者の人権の保護と安全性の確保、および福祉の重要性について討議す
る。(態度)
5)インフォームド・コンセントと治験情報に関する守秘義務の重要性について討議する。(態
度)
プログラム 5
感染症を学ぶ(1 単位)
担当 新任教員の予定
講義&演習: 2 コマX4 回
人数制限:30 人以内
一般目標:感染症治療薬が適正であるか判断出来るようになるために,感染症の病態につい
て理解する。
プログラム 6
現代医療における適正な漢方薬治療(1 単位)
教員名:岡村信幸、小林宏
講義 2 コマX4 回
人数制限:30 人程度
一般目標:患者の治療や QOL に貢献するために、代表的な疾患に対する漢方薬の適正使
用を修得する。
到達目標:
1)EBM と NBM に基づいた漢方薬物治療を概説できる。
2)代表的な疾患と漢方医学的な病態を関連づける。
3)代表的な漢方薬の適正使用を説明できる。
4)代表的な疾患について漢方薬の処方設計を立案できる。
5)代表的な漢方薬の薬学的管理(副作用・服薬指導)を指摘できる。
プログラム 7
代表的疾患の薬物療法と薬剤師の役割(1 単位)
教員名:佐藤英治
講義&演習: 2 コマX4 回
人数制限:36 人
一般目標:実務実習で習得した代表的疾患(市中肺炎、糖尿病など)の基礎的知識を基に、
将来専門薬剤師(ICTやDM療養指導士など)になるために、病態と薬物療法の知識を深め、
それを応用できる技能と態度を身につける。
到達目標:
1)代表的な疾患の標準薬物療法を検索できる。
2)市中肺炎を原因菌によって分類できる。
3)適切な抗生物質を選択できる。
4)患者特有の情報を考慮して、抗生物質の投与計画を立案できる。
5)代表的な抗生物質の副作用対策を説明できる。
6)肺炎患者への服薬指導をシミュレートする。
7)糖尿病の病態生理を説明できる
8)従来の経口血糖降下薬の作用メカニズムと用法を整理する。
9)新しい DM 薬の作用メカニズムと利点を説明できる
10)DM への栄養指導と服薬指導をシミュレートする。
プログラム 8
医薬品有害反応解析(1 単位)
教員名:新任教員の予定
講義 2 コマX4 回
人数制限:20 人以内
一般目標:臨床現場でドラッグセーフティマネジャーとして活躍できるために,医薬品による
有害事例を臨床解析する能力を修得する。
到達目標:
1)薬剤性有害事象(薬疹,薬剤熱,薬剤性ショック,薬剤性肝障害,薬剤性血液障害,薬剤
性肺障害,薬剤性腎障害など)の好発医薬品,有害症状,検査値異常および発症機序を説
明できる。
2)有害症例の解析により病名(副作用名)と起因薬,並びにそれらの根拠を説明できる。
3)有害症例の解析により発症機序と重症度,並びにそれらの根拠を説明できる。
プログラム 9
NST に必要な臨床栄養学ミニマムエッセンシャル(1 単位)
教員名:大濱修、森田哲生
講義 2 コマX4 回
人数制限:20 人程度
一般目標:将来、NST に携わる薬剤師となるために、最低限必要な臨床栄養学の知識、そ
れを応用できる技能とチーム医療に必要な態度を身につける。
到達目標:
1)生命維持に必要な栄養について説明できる。
2)栄養アセスメントの理論と手法に基づいて実践できる。
3)栄養管理に必要な技術を説明できる
4)病態別の栄養管理の要点を説明できる
5)代表的な栄養と薬物との相互作用を説明できる
6)栄養治療のチーム医療的アプローチに触れる
プログラム 10
緩和医療プログラム(1 単位)
教員名:田村豊,渡邊正知「
講義 2 コマX4 回
人数制限:25 人
一般目標:クリティカルケアを必要とする患者とその家族に対して、苦痛の予防、あるいは直
面する苦痛を和らげ、QOLを改善するために全人的ケア(身体的痛み、精神的痛み、社会
的痛み、スピリチュアルペイン)で対応できる素養を身につけると共に、苦痛の中心を成す身
体的痛み、即ち疼痛緩和に対するマネジメント能力を修得する。
到達目標:
1)死から生といのちを考える(医療倫理)。
2)クリティカルケアを必要とする患者とその家族の苦痛の理解し、その緩和についての在り
方について説明できる(全人的ケア)。
3)クリティカルケアを必要とする患者とその家族への援助的かかわりについて説明できる。
4)緩和ケアにおけるチーム医療について理解し、その中での薬剤師の役割を説明できる。
5)クリティカルな状況にある患者に対する疼痛管理の在り方について説明できる。
― 282 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
プログラム 11
カルテ(診療録)からみる病態と治療モニタリング
教員名:鶴田泰人、小嶋英二郎、井上裕文、秦季之
講義&演習: 2 コマX4 回
人数制限:40 人
一般目標:適正な薬物治療に参画できるようになるために、病態に特徴的な情報をカルテ、
診療録および処方箋等から読み取り、診断、治療、薬物療法に利用される種々の検査法と
の関連を総合的に理解する。
到達目標:
1)カルテ、診療録および処方箋から病態に特徴的な情報を読み取ることができる。
2)病態と深く関連する検査値および検査法の原理について説明できる。
3)代表的な病態と治療モニタリングの関係について討議し、例示することができる。
プログラム 12
精神神経疾患の薬物治療(1 単位)
教員名:井上敦子
講義&演習: 2 コマX4 回
人数制限:20 人
一般目標:精神神経系疾患治療に携わる薬剤師となるために、その治療薬の作用と作用機
序、および臨床での使用方法や使用状況に関する基本的知識を修得し、応用できる能力を
身につける。
到達目標:
1)代表的精神神経系疾患の病態と薬剤師としての対応方法について説明できる。
2)代表的精神神経系疾患の治療薬を挙げ、その薬理作用、機序、副作用につい
て分子レベルで説明できる。
3)精神神経系疾患治療薬の使用方法、注意すべきことについて説明できる。
プログラム 13
TDM-臨床薬物動態解析演習(1 単位)
教員名:金尾義治
講義&演習: 2 コマX4 回
人数制限:約40 人
一般目標:薬効や副作用を体内の薬物動態から定量的に理解できるようになるため,薬物
動態の理論的解析に関する基本的知識と技能を修得する.
到達目標:
1)治療薬物モニタリング(TDM)の意義を説明できる.
2)至適血中濃度血中濃度を維持するための投与計画について,薬物動態学的パラメータ
ーを用いて説明できる.
3)代表的な薬物について、モデルデータから投与計画をシミュレートできる.
プログラム 14
救急救命薬剤師のためのプログラム (1 単位)
教員名:西尾廣昭、杉原成美、数野博、田中哲郎、上敷領淳
講義&演習: 2 コマX4 回
人数制限:16 人
一般目標:高機能患者シミュレータ、救急救命モデル人形を教材として用い、患者のバイタ
ルサイン取得、薬物の薬理作用解析、薬物の体内動態解析、救急救命の演習を行い、救急
救命医療における薬剤師の技能を修得する。
到達目標:
1)薬剤師業務におけるバイタルサイン取得の意義と重要性を説明できる。
2) 救急救命処置、バイタルサイン取得の技法を習得する。
3)薬物中毒救急における標準治療のガイドラインについて説明できる。
4)救急救命現場において、適切な薬剤選択・用量などを医師に提言できる。
プログラム 15
地域薬局の機能~セルフメディケーションと在宅医療を支える~(1 単位)
教員名:杉原成美、西尾廣昭、上敷領淳、数野博
講義&演習: 2 コマX4 回
人数制限:20 人
一般目標:地域住民のセルフメディケーションや在宅医療を支える上で必要とされる知識、
技能および態度を修得する。
到達目標:
1)地域住民に対してセルフメディケーションの情報を提供し、必要に応じて受診勧告が行え
る。
2)在宅医療や居宅介護における医薬品や医療機材の情報と供給、ならびに適正使用を図り、
多職種と連携して地域住民を支えることができる。
3)セルフメディケーションや在宅医療の支援に必要なバイタルサインを把握できる。
一般目標:安全で有効な医療の実施には、科学的根拠に基づいて、個々の患者に応じた
治療法の決定が重要である。 本演習では、個別的かつ合理的な薬物療法を行うために、
薬物の血中濃度に影響するCYPなど薬物代謝酵素の遺伝子多型についての基本的な知識
と遺伝子多型の検出技法について修得する。
到達目標:
1)薬物代謝酵素の遺伝子多型と薬物効果・毒性発現の関連性について説明できる。
2)薬物代謝酵素やトランスポーターなどの遺伝子多型について説明できる。
3)薬物代謝酵素の遺伝子多型を考慮した薬物投与設計について説明できる。
プログラム 18
基礎薬学(1)(1 単位) 教員名 冨田久夫、吉富博則、福長将仁
演習 8 コマ
受講者制限あり
一般目標:ファーマシューティカルケアを効果的に学ぶために、薬学の基本的知識を修得
する。
到達目標:
1)薬学における種々の分野の基本的知識を述べることができる。
プログラム 19
基礎薬学(2)(1 単位) 教員名 冨田久夫、赤崎健司、
大橋一慶、道原明宏、藤岡晴人、本屋敷敏雄、田淵紀彦
演習 8 コマ
受講者制限あり
一般目標:ファーマシューティカルケアの理解を深めるために、薬学の各分野における基本
的知識を統合して考える力を身につける。
到達目標:
1)薬学における種々の分野間の関連性を基礎知識に基づいて説明できる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
事前学習、病院実務実習、薬局実務実習
■準備学修等の指示■
プログラムは、5年次病院・薬局実務実習を発展した内容となっているため、実習で作成した
自らの日誌などのポートフォリオを参照するように努めること。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
プログラムの単位によって回数は変わる。授業は、原則として各プログラムの
到達目標順にに実施する
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
各プログラム毎に、試験、レポートと討議での態度によって評価する。
■使用テキスト■
■参考書■
プログラム 16
がん専門薬剤師の基本的スキルと役割を学ぶ(1 単位)
教員名:江藤精二、五郎丸剛、橋本佳浩
講義&演習: 2 コマX4 回
人数制限:30 人
一般目標:がん専門薬剤師に必要な基礎知識と基本的スキルを習得し、がん専門薬剤師の
役割について学ぶ。
到達目標:
1)がん診療ガイドラインの臨床適用を説明できる
2)症例検討によりがん診療ガイドラインの読み方を習得する
3)がん関連臨床試験の検索法を習得する
4)がん関連臨床試験に関連した論文のエビデンスレベルを検討する
5)がん専門薬剤師になるための過程を説明できる
6)がん専門薬剤師に必要な基礎知識を習得する
7)がん専門薬剤師の役割を説明できる
8)がん専門薬剤師の役割を症例検討により検討する
プログラム 17
テーラーメイド医療~遺伝子診断による薬物治療の個別化(1 単位)
教員名:松岡浩史
講義、演習&実習: 2 コマX4 回
人数制限:30 人
― 283 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■使用テキスト■
物理系薬学特講
Advanced Physical Pharmacy
冨田 久夫 他
△1
6P
■参考書■
■授業のねらい・概要■
物質の構造、熱力学、化学反応速度論、および反応速度に影響を与える諸因子に関する
基本的知識と技能を修得したうえで、物質の変換過程に応用する知識と技能を修得する。
【C1(1)~(4),C2(2)】
■授業(学修)の到達目標■
1.代表的な分子間相互作用について熱力学的説明ができる。
2.アレニウス式とファントホッフ式を用いて化学反応速度を説明することができる。
3.衝突理論、遷移状態理論について概説できる。
4.拡散および溶解速度について説明できる。
5.物質の溶解平衡、吸着平衡、界面における平衡について説明できる。
6.薬学領域で繁用されるバイオイメージング、マイクロチップなどの分析技術について概説
できる。
7.電磁波を利用した分析法の原理を説明でき、生体成分の解析への応用について説明で
きる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
5年次までの物理系薬学科目
■準備学修等の指示■
各回の講義内容に関する基礎的な事項について復習しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
分子間相互作用(秦)SBOs-61,62,63,64,65,66,67
●準備学習
・分子間相互作用について予習しておく。
エネルギーと自発的な変化(秦)
SBOs-84,85,86,87,88,89,90,91,92,93,94,95,96,97,98,99,100,101
●準備学習
・エネルギーと自発的な変化について予習しておく。
複合反応、アレニウスの式とファントホッフの式(秦)
SBOs-123,124,125,126,127,128
●準備学習
・複合反応、アレニウスの式とファントホッフの式について予習しておく。
衝突理論、遷移状態理論(冨田)SBOs-129,130,131,132
●準備学習
・衝突理論、遷移状態理論について予習しておく。
各種物理平衡とその薬学での応用(冨田)SBOs-105,107,108
●準備学習
・各種物理平衡とその薬学での応用について予習しておく。
医薬品の拡散と溶解速度(冨田)SBOs-133
●準備学習
・医薬品の拡散と溶解速度について予習しておく。
バイオイメージング、マイクロチップ(本屋敷) SBOs-178
●準備学習
・バイオイメージング、マイクロチップについて予習しておく。
紫外可視吸光度測定法、蛍光光度法(鶴田)SBOs-183,184,188
●準備学習
・紫外可視吸光度測定法、蛍光光度法について予習しておく。
原子吸光光度法、発光分析法、電子スピン共鳴スペクトル測定法、旋光度測
定法(鶴田)SBOs-163,164,186,187
●準備学習
・原子吸光光度法、発光分析法、電子スピン共鳴スペクトル測定法、旋光度
測定法について予習しておく。
酸塩基平衡(井上)SBOs-136,137,138,139,140,141
●準備学習
・酸塩基平衡について予習しておく。
定量分析の基礎と容量分析法(井上)SBOs
-151,152,153,154,156,157,158,159,160,161
●準備学習
・定量分析の基礎と容量分析法について予習しておく。
クロマトグラフィー(小嶋)SBOs-165,166,167
●準備学習
・クロマトグラフィーについて予習しておく。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
中間試験および定期試験の成績によって総合的に評価する。
― 284 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
専門教育科目(薬学部)
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
薬学と社会特講
Advanced Lecture for Pharmacy and Society
石津 隆 他
△1
6P
第12 回
■定期試験■
実施する
■授業のねらい・概要■
医薬品の適正使用に必要な医薬品情報を理解し、正しく取り扱うことができるようになるた
めに、医薬品情報の収集、評価、加工、提供、管理に関する基本的知識、技能、態度を修得
する。【C15(1)】
医薬品としてのタンパク質、遺伝子、細胞を適正にするために、それらを用いる治療に関
する基本的知識を習得し、倫理的態度を身につける。併せて、ゲノム情報の利用に関する
基本的知識を習得する。【C17(5)】
患者の権利を考慮し、責任をもって医療に参画できるようになるために、医薬品、医療機
器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(医薬品医療機器等法)、薬剤師法
などの医療および薬事関係法規、制度の精神とその施行に関する基本的知識を修得し、そ
れらを遵守する態度を身につける。【C18(1)】
■成績評価の方法■
定期試験で評価する。
■使用テキスト■
■参考書■
■授業(学修)の到達目標■
1.医薬品情報
2.EBM(Evidence-Based Medicine)
3.バイオスタティスティクス
4.生命統計の基礎
5.臨床への応用
6.麻薬及び向精神薬取締法
7.医薬品開発と生産のながれ
8.製造物責任法
■履修しておくことが望ましい科目等■
2年次~4年次の法・制度関連専門科目
■準備学修等の指示■
予習・復習を行うこと。特に、復習は力を入れて行うようにし、よく理解できなかったことに
ついては質問し、次回の講義までには理解しておくように努める。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
●準備学習
・医療法、医師法などについて復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
法と倫理(堤)SBOs-1102~1103
●準備学習
・社会保障制度、医療保険などについて復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
バイオスタティスティクス(吉富)SBOs-1088~1091
●準備学習
・テキストの該当事項を予習する。
生物統計(佐藤)SBOs-1092~1094
●準備学習
・バイオスタティスティクスについて復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
医薬品情報の評価(片山)SBOs-963~971, 973
●準備学習
・生物統計について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
薬剤免疫(片山)SBOs-1095~1099
●準備学習
・医薬品情報の評価について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
麻薬及び向精神薬取締法(石津)SBOs-1109
●準備学習
・薬剤免疫について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
医薬品の開発と生産(堤)SBOs-1040~1056
●準備学習
・麻薬及び向精神薬取締法について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
製造物責任法(PL法)(堤)SBOs-1108
●準備学習
・医薬品の開発と生産について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
薬剤師法(佐藤)SBOs-1104~1105
●準備学習
・製造物責任法(PL法)について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
覚せい剤取締法、大麻取締法、あへん法(石津)SBOs-1110~1111
●準備学習
・薬剤師法について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
医療法、医師法など(石津)SBOs-1105~1106
●準備学習
・覚せい剤取締法、大麻取締法、あへん法について復習する。
・テキストの該当事項を予習する。
社会保障制度、医療保険(五郎丸)SBOs-1115~1122
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Fukuyama University SYLLABUS 2016
資格関係科目
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
教職概論
Introduction to Teaching Profession
牧 貴愛
2
1全
第11 回
■授業のねらい・概要■
本科目は「教育職員免許法施行規則」第六条別表第一の第二欄「教職の意義等に関する
科目」である。講義の中核的内容は「教職の意義及び教員の役割、教員の職務内容(研修、
服務及び身分保障等を含む。)、進路選択に資する各種機会の提供等」である。
■授業(学修)の到達目標■
第12 回
第13 回
(1)教職の意義や教員の役割について自らの言葉で表現することができる。
(2)教員の職務内容等について自らの言葉で表現することができる。
(3)自らの進路に教職を選択する事の可否について判断することができる。
(4)教師として学習・研究に自律的に取り組むことができるようになる。
第14 回
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし
■準備学修等の指示■
〇授業時間外の学習
(1)テキストを読み、確認・質問事項を準備した上で、講義に臨むこと。
(2)上記(1)に取り組む過程で、わからない日本語、わからない用語があった場合は、それ
ぞれ『国語辞典』や参考書として指定している『新版 教育小事典』、『教職用語辞典』などで
調べてから講義に臨むこと。
〇履修上の注意
第1回目の講義には必ず出席すること。やむ得ない理由により、第1回目に出席できない
場合は、[email protected] まで、学科・氏名、用件を明記の上、必ず事前に連絡するこ
と。事後の申し出は一切認めない。本科目は、教職を志す学生を対象としている。教師とし
ての自覚をもって臨んでもらいたい。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
オリエンテーション(本講義の指針等について説明する)
☆準備学習
・シラバスの記載内容を確認し、本講義の進め方、成績評価の方法・基準等に
ついて質問を準備する。
教職概論の学習・研究の方法(1)
☆準備学習
・第1回オリエンテーションの資料等の内容について復習する。
教職概論の学習・研究の方法(2)
☆準備学習
・テキストを購入して持参する。テキストの目次を確認する。
教師の日常世界へ(テキスト第1章)
☆準備学習
・テキストを音読し、教職という職業の特徴について、自らの言葉で表現し、他
の人に説明できるように(他の人がわかるように)ノートにまとめましょう。
授業をつくる(テキスト第2章)
☆準備学習
・テキストを音読し、授業をつくるにあたって教師が考えていること、授業をつく
るために必要な知識とはどのようなものか、教師はどのようにその知識を身に
つけていくのか、について自らの言葉で表現し、他の人に説明できるように(他
の人がわかるように)をノートにまとめましょう。
授業から学ぶ(テキスト第3章)
☆準備学習
・テキストを音読し、教師が授業を通して何をとらえ、どのように意味づけなが
ら、日々の教育実践を創造していくのか、について自らの言葉で表現し、他の
人に説明できるように(他の人がわかるように)ノートにまとめましょう。
カリキュラムをデザインする(テキスト第4章)
☆準備学習
・テキストを音読し、教師がカリキュラムをデザインする過程、について自らの
言葉で表現し、他の人に説明できるように(他の人がわかるように)ノートにまと
めましょう。
子どもを育む(テキスト第5章)
☆準備学習
・テキストを音読し、教師としてどのように子どもの心に寄り添えばよいか、につ
いて自らの言葉で表現し、他の人に説明できるように(他の人がわかるように)
ノートにまとめましょう。
生涯を教師として生きる(テキスト第6章)
☆準備学習
・テキストを音読し、生涯を教師として生きることはどのような経験なのか、につ
いて自らの言葉で表現し、他の人に説明できるように(他の人がわかるように)
ノートにまとめましょう。
同僚とともに学校を創る(テキスト第7章)
☆準備学習
第15 回
・テキストを音読し、組織の中で働き学ぶ教師について、また、教員間の関係
や雰囲気はどのようにつくりだされていくのか、について自らの言葉で表現し、
他の人に説明できるように(他の人がわかるように)ノートにまとめましょう。
教職の専門性(テキスト第8章)
☆準備学習
・テキストを音読し、国際的に教職の専門性はどのように把握されているのか、
教師がその専門性を開発するためにどのような教育がなされる必要があると
認識されているのか、また、専門性の開発に関して、日本の教職にはどのよう
な特徴があるのか、について自らの言葉で表現し、他の人に説明できるように
(他の人がわかるように)ノートにまとめましょう。
時代の中の教師(テキスト第9章)
☆準備学習
・テキストを音読し、理想の教師像、教師と生徒の関係の歴史的変遷、につい
て自らの言葉で表現し、他の人に説明できるように(他の人がわかるように)ノ
ートにまとめましょう。
教師の仕事とジェンダー(テキスト第10 章)
☆準備学習
・テキストを音読し、ジェンダーの観点からみた教師の仕事、について自らの言
葉で表現し、他の人に説明できるように(他の人がわかるように)ノートにまとめ
ましょう。
教育改革と教師の未来(テキスト第11 章)
☆準備学習
・テキストを音読し、未来に備える教師の生き方、について自らの言葉で表現
し、他の人に説明できるように(他の人がわかるように)、ノートにまとめましょ
う。
教師教育研究
☆準備学習
・第1~第14 回までの講義を振り返りながら、自らの進路に教職を選択する事
の可否について考える。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
期末試験(筆記)により評価する。期末試験は、テキストならびに講義時に取り上げる教師教
育をめぐる事象から出題する。設問の形態には、空欄補充、概念・用語説明、論述の全てが
含まれる。
■使用テキスト■
『新しい時代の教職入門(改訂版)』 秋田 喜代美・佐藤 学 編著 有斐閣 2015
978-4641220607
■参考書■
『新版 教育小事典 第3版』 平原春好・寺﨑昌男編集代表 学陽書房 2011
978-4313610330
『教職用語辞典』 原聡介編集代表 一藝社 2008 978-4901253147
『教師が育つ条件』 今津孝次郎 岩波書店 2012 978-4004313953
『先生はえらい』 内田樹 筑摩書房 2005 978-4480687029
― 286 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
■使用テキスト■
資格関係科目
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
『地学のツボ』 鎌田浩毅 ちくまプリマー新書 2012 978-4-480-68804-0
地学Ⅰ(教職)
Earth ScienceⅠ
田辺 和康
2
1P
■参考書■
■授業のねらい・概要■
我々をとりまく環境は宇宙と地球のかかわりにより存続している。本講義では、宇宙と地球が
誕生して人類が出現した歴史の経過を講義するとともに、我々をとりまいている地質につい
て解説し、地学の基礎知識を修得させる。また、グローバルな観点から地球をめぐる地圏、
水圏、気圏の諸現象を環境問題と関連づけた環境と地質についても講義する。
中・高等学校理科教員免許取得希望者の必須科目である。
■授業(学修)の到達目標■
・宇宙と地球誕生に関する基本的な概念を述べることができる。
・地質学の基礎知識を修得できる。
・我々は地球環境問題に直面しており、それをとりまく地質と環境について思考することがで
きる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■準備学修等の指示■
指定教科書と配布プリントを通読すること。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
概説
宇宙と地球の誕生
●準備学習
配布プリントを予習する。
地球は生きている ―地震と火山―
●準備学習
指定教科書を通読する。
地面は動く―地学におけるコペルニクス的転換―
●準備学習
指定教科書を通読する。
地球の歴史
●準備学習
指定教科書を通読する。
地球変動による生物の対絶滅と進化
●準備学習
指定教科書を通読する。
大気と海洋の大循環
●準備学習
指定教科書を通読する。
太陽系と地球
●準備学習
指定教科書を通読する。
進化し続ける宇宙への探求)
●準備学習
指定教科書を通読する。
地質と地球(火成岩)
●準備学習
配布プリントを予習する。
地質と地球(堆積岩)
●準備学習
配布プリントを予習する。
地質と地球(変成岩)
●準備学習
配布プリントを予習する。
土の風化と侵食
●準備学習
配布プリントを予習する。
地盤沈下
●準備学習
配布プリントを予習する。
淡水資源と砂漠化
●準備学習
配布プリントを予習する。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
授業への態度(20%)、定期試験(60%)、提出物(20%)等を考慮し、総合的に判断する。
― 287 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
■成績評価の方法■
資格関係科目
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
定期試験は行わず,レポート・小テスト,出席状況,授業態度などを総合して評価する。
地学Ⅰ・Ⅱ実習(教職)
Experiment of Earth scienceⅠ・Ⅱ
田辺 和康
2
1P
■使用テキスト■
■参考書■
■授業のねらい・概要■
地学実習では,地学Ⅰで履修した講義内容の理解度をより深めてもらえるように配慮してあ
る。前期は,地形や地質の基礎的な概念を野外実習を通じて学修する。後期は,地殻を構
成している岩石の詳細を理解するために不可欠である造岩鉱物の同定法を偏光顕微鏡観
察により学修する。また,砂粒子の粒度分布特性を標準偏差から求める方法について講義
する。
中・高等学校理科教員免許取得希望者の必須科目である。
■授業(学修)の到達目標■
・地質学への理解を深めるとともに,露頭調査ができる。
・地学現象について的確な説明ができる。
・岩石をつくる鉱物の説明ができる。
・岩石分類ができる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■準備学修等の指示■
授業計画に従い進めるので,配布資料を参考に予習しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
第16 回
第17 回
第18 回
第19 回
第20 回
第21 回
第22 回
第23 回
第24 回
第25 回
第26 回
第27 回
第28 回
第29 回
第30 回
ガイダンス
地形図を読む
●準備学習の指示通り
地質図を読む(講義)
●準備学習の指示通り
地質図を読む(実習)
平野の地形を読む
●準備学習の指示通り
地質調査のしかた
露頭調査(講義)
●準備学習の指示通り
露頭調査(実習)
岩石標本をみる(講義)
●準備学習の指示通り
岩石標本をみる(実習)
川原岩石の採取と調査(講義)
●準備学習の指示通り
川原岩石の採取と調査(実習)
採取試料の密度とふるい分け試験
採取試料のまとめ
柱状図を読む
●準備学習の指示通り
地球の地殻構造を知る
●準備学習の指示通り
アイソスタシー実験
砂の観察
●準備学習の指示通り
鉱物の性質
●準備学習の指示通り
火成岩の分類
●準備学習の指示通り
堆積岩・変成岩の分類
●準備学習の指示通り
偏光顕微鏡による鉱物観察(講義)
●準備学習の指示通り
偏光顕微鏡による鉱物観察(地殻上部の花崗岩、石英)
偏光顕微鏡による鉱物観察(地殻下部の斑レイ岩、輝石)
偏光顕微鏡による鉱物観察(マントル物質のカンラン岩、玄武岩)
ヒストグラムによるデータ処理法
●準備学習の指示通り
河川砂と砂丘砂を用いて解析する(標準偏差を求める)
河川砂と砂丘砂を用いて解析する(コンピュータを用いたデータ解析)
反射式実体鏡で航空写真を読む
●準備学習の指示通り
まとめ
■定期試験■
実施しない
― 288 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
資格関係科目
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
資格関係科目
地学Ⅱ(教職)
Earth ScienceⅡ
田辺 和康
2
1P
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
教育課程論
Curriculum Studies
大塚 豊
1
2全
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
自然現象と人間活動の相互作用から様々な事象変化が起こっています。地学Ⅱでは、地球
形成から始まり、異常気象、集中豪雨、地殻変動の観点から地球環境問題を考える。また、
地球表層の七割を占めている海洋の役割などの事象について講義する。授業では、パワー
ポイントを多用し、視覚的に印象に残る講義を目指している。
教職を目指して教育課程について学ぼうとする諸君、および教育課程とは何かについて理
解を深めたい諸君を対象として、教育課程編成の歴史、その背景にある思想や原理、教育
課程開発の新しい動きや今日的課題、教育課程の実際の編成方法と評価、諸外国の教育
課程などについて考えます。
■授業(学修)の到達目標■
■授業(学修)の到達目標■
私達が最も関心の高い身の回りで変化している事象を
第2 回~
14 回の講義内容について論理的に説明できる。
教育課程についてのトータルな理解をもち、実際に教育課程の編成ができるようになり、教
員免許のための要件を満たすことができるようになることを目標とします。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■履修しておくことが望ましい科目等■
教育原理
■準備学修等の指示■
■準備学修等の指示■
最新の地球科学の内容を補うために、新聞記事の科学欄を読むことを推薦する。
所定の教科書の予習・復習を欠かさず、授業中の議論に積極的に参加すること。
■回数ごとの授業内容■
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
はじめに
大気と海の誕生
●準備学習
配布プリントを参考に予習する。
陸の誕生と海の進化(プレートテクトニクス)
●準備学習
配布プリントを参考に予習する。
陸の誕生と海の進化(プルームテクトニクス)
●準備学習
配布プリントを参考に予習する。
異常気象と気候変動
●準備学習
配布プリントを参考に予習する。
第1 回
集中豪雨にともなう斜面崩壊メカニズム
●準備学習
配布プリントを参考に予習する。
地殻変動にともなう地盤災害メカニズム
●準備学習
配布プリントを参考に予習する。
地殻変動にともなう火山噴火メカニズム
●準備学習
配布プリントを参考に予習する。
ゆたかな海のなりたち(森・川・海の物質循環)
●準備学習
配布プリントを参考に予習する。
潮汐と潮流
●準備学習
配布プリントを参考に予習する。
海洋の深層水と海流の循環
●準備学習
配布プリントを参考に予習する。
気候変動にともなうエルニーニョ現象とラニーニャ現象
●準備学習
配布プリントを参考に予習する。
海水はどうして塩辛いのか
●準備学習
配布プリントを参考に予習する。
海洋火山でウナギの産卵回遊の謎を解く
●準備学習
配布プリントを参考に予習する。
まとめ
第6 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第7 回
第8 回
オリエンテーション:シラバスの記載内容を中心に講義方針および教育課程と
は何かについて説明する。
明治以降、戦前日本の教育課程の歩み:教科書の第1 章を中心に、明治初め
に近代的な学校制度が導入されてから第二次大戦の戦時下に至るまでの教
育課程の変遷をたどる。
戦後日本の教育課程の歩み:教科書の第2章を中心に、大戦直後の教育改革
から今日までの学習指導要領の改訂によって生じた変化およびそれに影響を
与えた内外の教育理論について考える。
教育課程開発の新しい動きと今日的課題:教科書の第3章を中心に、1990年
代以降、教育界で起きている動きや教育課程に関する新しい試みについて考
える。
教育課程の思想と構造:教科書の第4章を中心に、教育課程を規定する「科学
を重視する思想」と「生活を重視する思想」および教育課程を規定する「履修主
義」「修得主義」「年齢主義」「課程主義」の各履修原理について解説する。
教育課程の編成方法:教科書の第5 章を中心に、教育課程の編成原理および
編成の具体例について検討する。
教育課程の評価方法:教科書の第6 章を中心に、「絶対評価」「相対評価」「パ
フォーマンス評価」など教育課程評価の諸類型について解説する。
諸外国の教育課程改革:教科書の第7、8 章を中心に、教育課程における「平
等と質」「共通と個性」「社会階層」との関係、「隠れたカリキュラム」の諸問題に
ついて検討する。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
学期末の試験(70%)およびグループによるプレゼンテーションや授業中に実施する小テス
トなど平素の授業参加度(30%)をもとに総合的に評価
■使用テキスト■
『新しい時代の教育課程(第3版)』 田中耕治・水原克敏・三石初雄・新岡加名恵 有斐閣ア
ルマ 2012 年 978-4-641-12431-8
■参考書■
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
授業への態度(20%)、定期試験(60%)、提出物(20%)等を考慮し、総合的に判断する。
■使用テキスト■
■参考書■
― 289 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
資格関係科目
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
資格関係科目
人権論
Human Right Argument
上村 崇
1
2全
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
生徒指導
Student Guidance
三宅 幹子
2
2全(HP除く)
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
この授業では、人権の歴史を学ぶとともに、現代社会において人権侵害をきちんと批判し、
人間性を尊重した社会をつくりあげる思考力と実践力をみにつけることをねらいとする。
■授業(学修)の到達目標■
学校における生徒指導および進路指導の意義と目的,位置づけ,方法等について学習する。
そして,児童・生徒の発達や,児童・生徒を取り巻く環境の変化をふまえて,個性の伸長をは
かり,将来の生き方への関心を深めさせ,学校生活への適応と自己実現を援助・指導するた
めの生徒指導・進路指導のありかたについて考えを深めることをめざす。
① 人権の歴史を理解する ② 現代社会における人権問題を理解する ③ 人間性を尊重
する態度を身につける
■授業(学修)の到達目標■
■履修しておくことが望ましい科目等■
生徒指導・進路指導が重視されている背景について理解し,これからの子どもたちを育てる
ために必要な生徒指導・進路指導のあり方について考え,ある程度のビジョンを持つ。
哲学 倫理学 道徳教育
■履修しておくことが望ましい科目等■
■準備学修等の指示■
学習のための特定の準備は必要ありません。ただ、講義ではグループワークや議論も実施
するため、現代社会にどのような人権侵害があるのか、日頃から新聞やテレビ、インターネ
ットなどのメディアを通して情報を収集しておくことが求められます。
■回数ごとの授業内容■
■準備学修等の指示■
前回までの学習内容を復習して各回の授業にのぞむこと。
■回数ごとの授業内容■
講義のレポート(30%)と定期試験(70%)で評価する
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
■使用テキスト■
■定期試験■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
人権とはなにか?ー人間の尊厳
人権の歴史ー西洋における人権思想の展開
人権の歴史ー日本における人権思想の展開
人権の歴史ー人間の諸権利
ヘイトスピーチと人権問題
プライバシーと人権問題
環境や科学技術と人権の問題
まとめー人間性の尊重
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
■参考書■
オリエンテーション:生徒指導とは,ねらいと背景
生徒指導の意義,位置づけ
生徒指導と教育課程,学級経営
生徒理解(1)発達的視点
生徒理解(2)子どもをとりまく社会の変化
生徒理解(3)家庭の変容
生徒理解(4)学校の課題
生徒理解(5)子どもの姿
現代の子どもの抱える問題(1):反社会的問題行動
現代の子どもの抱える問題(2):非社会的問題行動
問題行動への予防的支援
生徒指導と教師の資質
進路指導の本質,組織と運営
進路指導の課題
まとめ
実施する
■成績評価の方法■
期末試験,レポート,受講態度等により総合的に評価する。
■使用テキスト■
■参考書■
― 290 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
資格関係科目
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
道徳教育の指導法
Guidance of Moral Education
牧 貴愛
2
2全
第10 回
第11 回
■授業のねらい・概要■
本科目は「教育職員免許法施行規則」第六条別表第一の第四欄「教育課程及び指導法に
関する科目」の一つであり、講義の中核的内容は「道徳の指導法」である。
講義では、受講者一人一人が、これからの道徳教育の在り方について自らの考えを述べる
ことができるようになることを念頭において(1)なぜ昨今、道徳教育の充実が求められるの
か。(2)子どもの道徳性の発達はどのように捉えられてきたのか。(3)道徳教育では何をど
のように「教え」また「学ぶ」のか、といったテーマに関する基礎的な知識・技能の習得をめざ
す。
第12 回
第13 回
■授業(学修)の到達目標■
(1)これからの道徳教育の在り方について、本講義を通して獲得した基礎的な知識を用いな
がら自らの考えを他の人がわかるように述べることができる。
(2)上記(1)の自らの考えに根ざしたよりよい道徳教育の実践内容を学習指導案としてまと
めることができる。
第14 回
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし
第15 回
■準備学修等の指示■
〇授業時間外の学習
(1)テキストを読み、確認・質問事項を準備した上で、講義に臨むこと。
(2)上記(1)に取り組む過程で、わからない日本語、わからない用語があった場合は、それ
ぞれ『国語辞典』や参考書として指定している『新版教育小事典』、『教職用語事典』などで調
べてから講義に臨むこと。
〇履修上の注意
第1 回目には必ず出席すること。やむ得ない理由により、第1 回目に出席できない場合は、
[email protected] まで、学科・氏名・用件を明記の上、必ず事前に連絡すること。事後
の申し出は原則認めない。本科目は、教職を志す学生を対象としている。教師としての自覚
をもって臨んでもらいたい。
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
(1)学習指導案(30%)、(2)期末試験(70%)により評価する。期末試験は、テキストならび
に講義時に適宜取り上げる道徳教育をめぐる事柄から出題する。設問の形態には、空欄補
充、概念・用語説明、論述の全てが含まれる。
■使用テキスト■
■回数ごとの授業内容■
第1 回
●準備学習
・テキスト第13章ならびに第14章を読み、道徳授業の3 つの類型について
予習する(質問事項等も準備する)。
学習指導案の作成(1)学習指導案の構成要素、内容項目の確認
●準備学習
・道徳授業を行うことを想定し、生徒の実態について具体的なイメージを描
く。
・生徒の実態に照らして必要と考える内容項目をいくつか選択する。
学習指導案の作成(2)児童・生徒観、教材観、指導観
●準備学習
・当該「内容項目の指導の観点」を読み込み、教師として生徒と追求したい問
いを考える。
・生徒と追求したい問いを考える手がかりとなる資料を探す。
学習指導案の作成(3)発問、板書計画
●準備学習
・学習指導案の構成要素を確認した上で作成し、講義に持参する。
・テキスト第16 章ならびに第17 章を読み、発問、板書計画についても考え
る。
学習指導案の検討(1)受講者による指導案の発表および検討
●準備学習
・第10 回~第12 回までの講義を振り返り、学習指導案の発表準備に取り組
む。
学習指導案の検討(2)受講者による指導案の発表および検討
●準備学習
・前回の発表ならびに検討の内容を踏まえて、学習指導案の改善に取り組
む。
学習指導案の検討(3)受講者による指導案の発表および検討
●準備学習
・前々回ならびに前回の発表ならびに検討の内容を踏まえて、学習指導案の
改善に取り組む。
「道徳教育の指導法」の学習・研究の方法
●準備学習
・シラバスの記載内容を確認し、本講義の進め方、成績評価の方法・基準等
について質問事項を準備する。
道徳・規範・社会
●準備学習
・テキスト第1章を読み、道徳の語義、道徳教育の課題について予習する(質
問事項等も準備する)。
道徳教育への期待
●準備学習
・テキスト第2 章を読み、なぜ道徳教育に期待が寄せられるのか考える(質
問事項等も準備する)。
道徳性の発達
●準備学習
・テキスト第4 章を読み、コールバーグの道徳性発達論について予習する
(質問事項等も準備する)。
市民育成としての道徳教育
●準備学習
・テキスト第5 章を読み、ハーバーマスの討議理論について予習する(質問
事項等も準備する)。
・テキスト第6 章を読み「話し合いの難しさ」について考える(質問事項等も準
備する)。
日本における道徳教育の歴史
●準備学習
・テキスト第8 章を読み、近世、近代、現代の道徳教育について予習する(質
問事項等も準備する)。
学校における道徳教育
●準備学習
・テキスト第9 章を読み、道徳教育の目標、内容、評価について予習する(質
問事項等も準備する)。
・テキスト第10 章を読み、道徳教育の指導体制と計画について予習する(質
問事項等も準備する)。
道徳教育の内容項目
●準備学習
・テキスト第11 章を読み「生命尊重」の指導の観点を確認する(質問事項等
も準備する)。
・テキスト第12 章を読み『青い目 茶色い目』の実験授業の内容を予習する
(質問事項等も準備する)。
道徳授業の方法
『道徳教育指導論(教師教育講座 第7 巻)』 丸山恭司編著 協同出版 2014
978-4319106769
『中学校学習指導要領』 文部科学省 東山書房 2008 978-4827814613
『中学校学習指導要領解説』 文部科学省 日本文教出版 2008 978-4536590044
■参考書■
『新版 教育小事典 第3版』 平原春好・寺﨑昌男編集代表 学陽書房 2011
978-4313610330
『教職用語辞典』 原聡介編集代表 一藝社 2008 978-4901253147
『14 歳の君へ―どう考えどう生きるか―』 池田晶子 毎日新聞社 2006
978-4620317885
― 291 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
資格関係科目
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
資格関係科目
特別活動の指導法
Extra-curricular Activities
大塚 豊
1
2全
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
教育相談
Educational Counseling
赤澤 淳子
2
3全(HP除く)
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
教員免許取得を目指して学ぼうとする諸君、および教育とは何かについて理解を深めたい
諸君を対象として、学校教育を構成する重要な側面である特別活動について一緒に考えま
す。具体的には、特別活動の歴史や目標、学級活動、児童会活動、クラブ活動、学校行事
などを実際に指導する上での留意点について幅広く検討します。
人はその発達過程において、様々な問題や課題に直面する。本講義では、特に学校教育に
おいて、子どもたちに生じやすい問題や課題を取り上げ、それらの特徴を理解するとともに、
支援するための方法について学習することを目的とする。
■授業(学修)の到達目標■
■授業(学修)の到達目標■
特別活動についての幅広い理解をもち、教員免許取得のための要件を満たすとともに、家庭
人として、社会人として、学校における特別活動に関して客観的に考えることができるように
なることを目標とします。
・各発達段階における子どもの発達の特徴を理解し、説明することができる。
・各発達段階において生じやすい問題や課題について考え、説明することができる。
・各発達段階において生じやすい問題や課題への具体的な支援方法を主体的に考えること
ができる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■履修しておくことが望ましい科目等■
教育原理、教育課程論
臨床心理学・障害者心理学・生徒指導・カウンセリング論
■準備学修等の指示■
■準備学修等の指示■
所定の教科書の予習・復習を欠かさず、小グループに分かれてのプレゼンテーション、授業
中の議論に積極的に参加すること。
復習として、授業開始時に前回学んだ内容についての小テストを行うので、必ずノートや資料
をみて理解しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
オリエンテーション:シラバスの記載内容を中心に講義方針について説明する
とともに、特別活動の意義と特色について論じる。
特別活動の歴史:教科書Ⅰ部の第2章を中心に、戦前からの「課外活動」が
「特別活動」へ位置づけられてきたプロセスをたどり、その背後にある思想につ
いて考察する。
学校・学級・学年経営と特別活動:教科書Ⅰ部の第3章を中心に、学校や学級
や学年の経営の中で特別活動が占める位置と役割について考察する。
特別活動と家庭・地域の連携:教科書Ⅰ部の第4章を中心に、効果的な特別
活動を実践する上で欠くことのできない家庭や地域との結びつきの意義につい
て考える。
特別活動と他の教育活動との関連/国旗・国家との関連:教科書Ⅰ部の第5、
6章)を中心に、各教科および道徳と並ぶ存在である特別活動独特の意義につ
いて考え、とくに国旗・国歌問題との関連に触れる。
学級活動・生徒会活動の指導ー高校を中心に:教科書Ⅳ部の第1,2章を中心
に、高校に焦点を絞って学級活動・生徒会活動の組織と実際を考察する。
クラブ活動・学校行事の指導:教科書Ⅳ部の第3,4章を中心に、高校に焦点
を絞って、クラブ・学校行事の実際と内在する諸問題について考察する。
諸外国の特別活動:教科書Ⅳ部の第1、2、3、4、5章を中心に、米、英、独、
仏、韓国、中国における特別活動についての理解を深める。
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
■定期試験■
第9 回
実施する
■成績評価の方法■
第10 回
学期末の試験(70%)および小グループによるプレゼンテーションや授業中に実施する小テ
ストなど(30%)をもとに総合的に評価
第11 回
■使用テキスト■
第12 回
『特別活動のフロンティア』 中谷彪、臼井英治、大津尚志編 晃洋書房 2008 年
978-4-7710-1949-2
第13 回
■参考書■
第14 回
第15 回
オリエンテーション(授業の進め方、教育相談で学ぶ内容についての概要説明
など)
現代社会における教育問題について:どのような問題があるのか(スモールグ
ループディスカッション)
準備学習:教育問題に関する本や新聞記事を読み、現代の教育問題について
調べておくこと
現代社会における教育問題について:どのような対策があるのか(スモールグ
ループディスカッション)
準備学習:教育問題に関する本や論文を読み、教育問題の要因や解決法につ
いて調べ、自身の意見をまとめておく
教育相談と生徒指導
準備学習:教育相談と生徒指導について調べ、類似点や差違についてまとめ
ておく
乳幼児の発達と発達相談
準備学習:指示した語句について調べておく
学童期の発達と教育相談(1)不登校
準備学習:不登校の定義や要因について調べておく
学童期の発達と教育相談(2)いじめ①
準備学習:指示した語句について調べておく
学童期の発達と教育相談(2)いじめ②
準備学習:指示した語句について調べておく
学童期の発達と教育相談(3)児童虐待
準備学習:児童虐待の種類について調べておく
青年期の発達と学生相談
準備学習:現代の青年に特徴的な発達上の問題について調べておく
特別支援教育と教育相談(1)発達障害とは①
準備学習:配付資料を読み、わからない語句について調べておく
特別支援教育と教育相談(1)発達障害とは②
準備学習:配付資料を読み、わからない語句について調べておく
特別支援教育と教育相談(2)具体的な支援策
準備学習:配付資料を読み、わからない語句について調べておく
学校内の相談システムと専門機関との連携
準備学習:配付資料を読み、わからない語句について調べておく
まとめ
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
定期試験(70%)・平常点(30%)(平常点は、授業への参加状況、受講態度、質問用紙の
提出状況及び内容等を総合して判断します)
■使用テキスト■
■参考書■
― 292 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
資格関係科目
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
教育方法論
Method of Teaching
大塚 豊
2
3全(HM除く)
■授業のねらい・概要■
教職を目指して教育方法学について学ぼうとする諸君、および教育方法ないし教授法とは何
かについて理解を深めたい諸君を対象として、教育方法の歴史、その背景にある思想や原
理、教授法に関する新しい動きや今日的課題、教育目標・内容論の実際や学習論、学力論、
評価などについて考えます。
■授業(学修)の到達目標■
教育方法についてのトータルな理解をもち、実際に授業を行う上での方法論上のノウハウを
身につけ、教員免許のための要件を満たすことができるようになることを目標とします。
■履修しておくことが望ましい科目等■
教育原理、教育課程論
■準備学修等の指示■
所定の教科書の予習・復習を欠かさず、授業中の議論に積極的に参加すること。グループ
でのプレゼンテーションを行います。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
オリエンテーション:シラバスの記載内容を中心に講義方針について説明する
とともに、教育方法論を学ぶ意味について考える。
今なぜ、教育方法の学を学ぶのか:教科書の序章を中心に、教育方法の学の
底流となっている「現実主義」「人道主義」「理想主義」という3つの精神につい
ての理解を深める。
西洋における教育思想と教育方法の歴史:教科書の第1 章2、3 節を中心に、
欧米における近代教育思想の系譜と教授学の伝統について考察する。
カリキュラム研究の成立と展開:教科書の第1 章3 節を中心に、主として心理
学の研究成果を取り入れながら、教授学やカリキュラム研究が科学化していく
過程について検討する。
日本のおける教育改革と教育方法の歴史:教科書の第2 章を中心に、日本の
教育理念や教育制度が近代化していく過程で欧米から受容された教育方法の
理論がいかに定着したかを理解する。
授業改造の試み:教科書の第2 章3 節を中心に、わが国における大正から第
二次大戦直後の教育改革の中で現れた教授学上の変革について考察する。
現代教育方法学の論点と課題:教科書の第3 章を中心に、戦後の主要教育方
法論論争である「学力論争」「問題解決学習論争」「わかる授業論争」に関する
理解を深める。
子どもは何を学ぶのか:教科書の第4 章を中心に、教育の目標に関する基本
的な考え方を理解し、教育目標に基づいて具体的な教科内容の編成を考える
際の視点を提示する。
学習とは何か:教科書の第5 章を中心に、「連合説」「認知説」「「状況理論」に
基づく3つの学習理論について検討する。
学力をどう高めるか:教科書の第6 章を中心に、「できる学力」と「わかる学力」
の違いについて考察する。
授業をどうデザインするか:教科書の第7章を中心に、教師・子ども・教材という
関係の中で、よりよい授業をデザインする問題を考察する。
教育の道具・素材・環境を考える:教科書の第8 章を中心に、魅力的な教材づ
くり、教科書の新しい使い方、学習環境としての時空間の在り方について考え
る。
何をどう評価するのか:教科書の第9 章を中心に、「相対評価」論から「真正の
評価」論への転換について考察する。
教科外教育活動を構想する:教科書の第10 章を中心に、学校で生じている
種々の教育病理に対する解決策の1つとして期待される教科外の諸活動につ
いての理解を深める。
どのような教師をめざすべきか:教科書の第10 章を中心に、すぐれた教師と
はどのような存在であり、それに近づくにはどのようなことが必要かについて考
察する。
■定期試験■
実施する
■成績評価の方法■
学期末の試験(70%)および授業中に実施する小テストなど平素点(30%)をもとに総合的に
評価
■使用テキスト■
『新しい時代の教育方法』 田中耕治・鶴田清司・橋本美保・藤村宣之 有斐閣アルマ 2012
978-4-641-12479-0
■参考書■
― 293 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
資格関係科目
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
生物学概論
Compendium of Biology
田村 豊 他
4
3P
第19 回
第20 回
第21 回
■授業のねらい・概要■
中学校・高等学校における理科(生物)教育との関連を考慮しながら、生物学における人間
を中心に、近代生命科学の知見を修得することを目標とする。本授業は、講義形式の他、課
題に対する発表、レポート提出などにより進める。
第22 回
第23 回
■授業(学修)の到達目標■
生物の根源である遺伝子から生命維持に必要なエネルギー代謝までを関連づけて説明で
きる。また、高校生を想定した授業を実施できる。
第24 回
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬学の基礎としての生物A、人体の構造と機能Ⅰ、生命体の基本単位としての細胞、生命活
動を担うタンパク質、生命情報を担う遺伝子、細胞を構成する分子、小さな生き物たち、遺
伝子を操作する、生体防御Ⅰ、生体防御Ⅱ
第25 回
第26 回
■準備学修等の指示■
薬学の基礎としての生物A、人体の構造と機能Ⅰ、生命体の基本単位としての細胞、生命活
動を担うタンパク質、生命情報を担う遺伝子、細胞を構成する分子、小さな生き物たち、遺
伝子を操作する、生体防御Ⅰ、生体防御Ⅱなどで学んだ内容を関連づけて整理しておく。
第27 回
■回数ごとの授業内容■
第28 回
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
第16 回
第17 回
第18 回
原核細胞について学ぶ。(田村)
●準備学修
・テキストの該当箇所を予習しておく。
真核細胞について学ぶ。(田村)
細胞膜の構造について学ぶ。(田村)
●準備学修
・テキストの該当箇所を予習しておく。
膜輸送について学ぶ。(田村)
●準備学修
・テキストの該当箇所を予習しておく。
酵素・ATP について学ぶ。(田村)
●準備学修
・テキストの該当箇所を予習しておく。
グルコース代謝について学ぶ。(田村)
●準備学修
・テキストの該当箇所を予習しておく。
代謝経路の制御について学ぶ。(道原
●準備学修
・テキストの該当箇所を予習しておく。)
光合成について学ぶ。(道原)
●準備学修
・テキストの該当箇所を予習しておく。
体細胞分裂について学ぶ。(道原)
●準備学修
・テキストの該当箇所を予習しておく。
減数分裂について学ぶ。(道原)
●準備学修
・テキストの該当箇所を予習しておく。
メンデルの法則について学ぶ。(田淵)
●準備学修
・テキストの該当箇所を予習しておく。
遺伝子と染色体の関係について学ぶ。(田淵)
●準備学修
・テキストの該当箇所を予習しておく。
遺伝子と染色体の関係について学ぶ。(田淵)
●準備学修
・テキストの該当箇所を予習しておく。
DNA の複製について学ぶ。(田淵)
●準備学修
・テキストの該当箇所を予習しておく。
タンパク質合成について学ぶ。(田淵)
●準備学修
・テキストの該当箇所を予習しておく。
突然変異について学ぶ。(田淵)
●準備学修
・テキストの該当箇所を予習しておく。
ウィルス増殖について学ぶ。(田淵)
●準備学修
・テキストの該当箇所を予習しておく。
原核生物の遺伝子について学ぶ。(田淵)
第29 回
第30 回
●準備学修
・テキストの該当箇所を予習しておく。
真核生物の遺伝子について学ぶ。(松岡)
●準備学修
・テキストの該当箇所を予習しておく。
遺伝子発現について学ぶ。(松岡)
●準備学修
・テキストの該当箇所を予習しておく。
細胞間シグナル伝達について学ぶ。(田村)
●準備学修
・テキストの該当箇所を予習しておく。
DNA 解析法について学ぶ。(松岡)
●準備学修
・テキストの該当箇所を予習しておく。
組み替え DNA について学ぶ。(松岡)
●準備学修
・テキストの該当箇所を予習しておく。
DNA の変異について学ぶ。(松岡)
●準備学修
・テキストの該当箇所を予習しておく。
遺伝子診断について学ぶ。(松岡)
●準備学修
・テキストの該当箇所を予習しておく。
細胞性免疫について学ぶ。(道原)
●準備学修
・テキストの該当箇所を予習しておく。
体液性免疫について学ぶ。(道原)
●準備学修
・テキストの該当箇所を予習しておく。
細胞の分化について学ぶ。(田淵)
●準備学修
・テキストの該当箇所を予習しておく。
細胞分化における遺伝子の役割について学ぶ。(田淵)
●準備学修
・テキストの該当箇所を予習しておく。
種間の相違について学ぶ。(田村)
●準備学修
・テキストの該当箇所を予習しておく。
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
課題発表(60%)、レポートおよび模擬授業(40%)により評価する。
■使用テキスト■
『カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書〈第1巻〉細胞生物学』 サダヴァ デイビイッド
講談社 2010 9784062576727
『カラー図解 アメリカ版大学生物学の教科書〈第2巻〉分子遺伝学』 サダヴァ デイビイッド
講談社 2010 9784062576727
『カラー図解 アメリカ版大学生物学の教科書〈第3巻〉分子生物学』 サダヴァ デイビイッド
講談社 2010 9784062576727
■参考書■
― 294 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
資格関係科目
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
第23 回
物理学概論
Introduction to Physics
田中 哲郎 他
4
3P
第24 回
第25 回
第26 回
第27 回
■授業のねらい・概要■
力学,運動とエネルギー,電気と磁気,光(電磁波)と波,物質と原子および原子と原子核
を復習した後,量子力学的な見地からの物質の構造論,分光学,電気的磁気的な性質につ
いて学ぶ.
■授業(学修)の到達目標■
1 運動の法則について理解し,力,質量,加速度,仕事などの相互関係を説明できる.
2 運動エネルギー,ポテンシャルエネルギー,熱エネルギ-,化学エネルギーなどの相
互変化について例を挙げて説明できる.
3 光,音,電磁波などの波の性質を理解し,反射,屈折,干渉などの特性を説明できる.
4 原子軌道の概念,量子数の意味について説明できる.
5 波動方程式について説明できる.
6 化学結合(イオン結合,共有結合,配位結合など)について説明できる.
7 電磁波の性質および物質との相互作用を説明できる.
8 分子の振動,回転,電子遷移などについて説明できる.
9 スピンとその磁気共鳴について説明できる.
10分子の分極と双極子モーメントについて説明できる.
11代表的な分光スペクトルについて構造との関連を説明できる.
第28 回
第29 回
第30 回
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
臨時試験および課題レポートで総合的に評価する。
■使用テキスト■
■参考書■
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし
■準備学修等の指示■
集中講義となり、講義の予定は担当教員との日程調整が必要である。講義の予定案にした
がって、当該授業内容について予習を行うこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
第16 回
第17 回
第18 回
第19 回
第20 回
第21 回
第22 回
・準備:参考書あるいはプリントの該当箇所を通読する.
エネルギーの量子化と運動の自由度(鶴田)
・準備:参考書あるいはプリントの該当箇所を通読する.
赤外線吸収スペクトル(鶴田)
・準備:参考書あるいはプリントの該当箇所を通読する.
紫外-可視吸収スペクトル(鶴田)
・準備:参考書あるいはプリントの該当箇所を通読する.
蛍光スペクトル(鶴田)
・準備:参考書あるいはプリントの該当箇所を通読する.
スペクトル演習(堤)
・準備:参考書あるいはプリントの該当箇所を通読する.
核磁気共鳴スペクトル-基礎(堤)
・準備:参考書あるいはプリントの該当箇所を通読する.
核磁気共鳴スペクトル-応用(堤)
・準備:参考書あるいはプリントの該当箇所を通読する.
スペクトルと分子構造演習(堤)
・準備:参考書あるいはプリントの該当箇所を通読する.
平面内運動と運動量の保存(田中)
・準備:参考書あるいはプリント等の該当箇所を通読する.
運動の法則(田中)
・準備:参考書あるいはプリントの該当箇所を通読する.
円運動(田中)
・準備:参考書あるいはプリントの該当箇所を通読する.
いろいろな力(田中)
・準備:参考書あるいはプリントの該当箇所を通読する.
仕事と力学的なエネルギー(田中)
・準備:参考書あるいはプリントの該当箇所を通読する.
いろいろなエネルギー(田中)
・準備:参考書あるいはプリントの該当箇所を通読する.
静電気と電流波の性質(本屋敷)
・準備:参考書あるいはプリントの該当箇所を通読する.
電流と磁場(本屋敷)
・準備:参考書あるいはプリントの該当箇所を通読する.
交流と電波(本屋敷)
・準備:参考書あるいはプリントの該当箇所を通読する.
光と電磁波(本屋敷)
・準備:参考書あるいはプリントの該当箇所を通読する.
物質の状態(秦)
・準備:参考書あるいはプリントの該当箇所を通読する.
電子と原子構造(秦)
・準備:参考書あるいはプリントの該当箇所を通読する.
光の粒子性(本屋敷)
・準備:参考書あるいはプリントの該当箇所を通読する.
粒子の波動性(本屋敷)
・準備:参考書あるいはプリントの該当箇所を通読する.
原子構造とエネルギー準位(秦)
・準備:参考書あるいはプリントの該当箇所を通読する.
波動方程式(1 次元)(秦)
・準備:参考書あるいはプリントの該当箇所を通読する.
波動方程式(3 次元)(秦)
・準備:参考書あるいはプリントの該当箇所を通読する.
ゼーマン効果と電子スピン(秦)
・準備:参考書あるいはプリントの該当箇所を通読する.
化学結合(秦)
・準備:参考書あるいはプリントの該当箇所を通読する.
混成軌道とσ,π分子軌道(秦)
・準備:参考書あるいはプリントの該当箇所を通読する.
分極と双極子モーメント(秦)
・準備:参考書あるいはプリントの該当箇所を通読する.
電磁波の吸収と放出(鶴田)
― 295 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
資格関係科目
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
■使用テキスト■
物理学実習
Practical Training in Physics
小嶋 英二朗 他
1
3P
■参考書■
■授業のねらい・概要■
中学校・高等学校の物理で学習する基礎的な物理現象の測定法と実験データの処理に関
する知識・技術の修得およびパーソナルコンピュータを利用した有機化合物の電子状態と分
子構造についての解析をおこなう。
■授業(学修)の到達目標■
1.物理学の基本を理解し、実験を計画できる。
2.分子の電子状態や電子構造をコンピュータを利用して推定することができる。
■履修しておくことが望ましい科目等■
薬学の基礎としての物理、IT
■準備学修等の指示■
必要な資料は配布する。各実習内容に関するレポートを毎回提出してもらうので、必要事項
を適確に書くように。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
物理学実習概論(小嶋英二朗)
●準備学習等
・中学や高校で実施した物理に関する実験を思い出す。
キャリパー・マイクロメーターによる長さの測定(鶴田泰人)
●準備学習等
・キャリパー、マイクロメーターとはどのようなものか予習しておく。
電位差計による電池の起電力の測定(小嶋英二朗)
●準備学習等
・電気回路に関する基本的な法則(オームの法則など)を予習しておく。
レンズの焦点距離の測定、光度の比較(本屋敷敏雄)
●準備学習等
・レンズのメカニズムについて予習しておく。
分光計によるプリズムの屈折率の測定(本屋敷敏雄)
●準備学習等
・屈折率について予習しておく。
白熱電球の分光スペクトルの測定(小嶋英二朗)
●準備学習等
・分光スペクトルについて予習しておく。
紫外可視吸収スペクトルの測定(鶴田泰人)
●準備学習等
・紫外可視吸収スペクトルについて予習しておく。
小括(鶴田泰人、小嶋英二朗)
●準備学習等
・第1 回~第7 回までの内容について復習する。
B 型粘度計によるニュートン液体の粘度測定とその温度依存性(秦季之)
●準備学習等
・ニュートン液体および粘度について予習しておく。
毛管粘度計による種々の割合で混合した水-エタノール混合溶媒の粘度測定
(秦季之)
●準備学習等
・混合溶媒の粘度について予習しておく。
分子動力学法による分子集合体の解析(秦季之)
●準備学習等
・分子動力学法とはどういうものか予習しておく。
分子軌道法による化学反応の解析(秦季之)
●準備学習等
・分子軌道法とはどういうものか予習しておく。
液体の密度の測定(冨田久夫)
●準備学習等
・液体の密度について予習しておく。
液体の表面張力の測定(冨田久夫)
●準備学習等
・表面張力について予習しておく。
総括(小嶋英二朗)
●準備学習等
・第9 回~第14 回までの内容について復習する。
・物理学実験を指導できる技量が身についているか確認する。
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
レポートの内容と実験態度等により評価する。
― 296 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
資格関係科目
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
理科教育法
Technology in Science Education
奥植 容三
4
3L・3P
第19 回
第20 回
第21 回
■授業のねらい・概要■
高等学校学習指導要領における理科の目標・科目内容等を理解し、学習指導案の作成、指
導案に基づく模擬授業を実施する。また、理科教育の現状と課題を踏まえ、生徒に理科を学
ぶことの意義や有用性を実感させることができる教師の養成に努める。
第22 回
第23 回
■授業(学修)の到達目標■
高等学校学習指導要領の総則及び理科の内容を理解し、適切な学習指導案を作成するこ
とができること。また、指導案に基づく授業ができること等を目標にする。
第24 回
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
第25 回
■準備学修等の指示■
高等学校学習指導要領を通読しておくこと。
第26 回
■回数ごとの授業内容■
第27 回
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
第16 回
第17 回
第18 回
教育基本法
●準備学習
教育基本法を通読しておく。
高等学校学習指導要領理科 第1 章 総説
●準備学習
学習指導要領改訂の趣旨、理科の目標、理科の科目構成について予習して
おく。
高等学校学習指導要領 総則
●準備学習
配布プリントの該当事項を予習する。
教育課程の編成 【演習】
●準備学習
教育課程を編成するため、各教科・科目の単位数等を復習する。
高等学校学習指導要領理科 第3章 指導計画の作成に当たって配慮すべき
事項
●準備学習
配布プリントの該当事項を予習する。
理科の授業と安全指導
●準備学習
事故防止、薬品などの管理及び廃棄物の処理について予習しておく。
理科で扱う薬品と観察・実験
●準備学習
配布プリントの該当事項を予習する。
試薬の調整 【演習】
●準備学習
溶液の濃度表示、試薬の調整方法等について予習をする。
日本の理科教育①
●準備学習
配布プリントの該当事項を予習する。
日本の理科教育②
●準備学習
配布プリントの該当事項を予習する。
科学史① 古代~中世
●準備学習
配布プリントの該当事項を予習する。
科学史② 17 世紀~19 世紀
●準備学習
配布プリントの該当事項を予習する。
科学史③ 現代
●準備学習
配布プリントの該当事項を予習する。
総合的な学習の時間と理科
●準備学習
総合的な学習の時間創設の趣旨、学習計画作成上の留意点を理解する。
環境教育と理科①
●準備学習
環境教育の基本的な考え方、地球環境問題について予習する。
環境教育と理科②
●準備学習
配布プリントの該当事項を予習する。
環境教育と理科③
●準備学習
生活環境について予習する。
学習の評価
第28 回
第29 回
第30 回
●準備学習
相対評価と絶対評価について理解する。
定期試験問題の作成
●準備学習
配布プリントの該当事項を予習する。
学習指導案の作成①
●準備学習
配布プリントの該当事項を予習する。
学習指導案の作成② 【演習】
●準備学習
学習指導案の作成演習。
模擬授業①
●準備学習
学習指導案に基づく模擬授業。
模擬授業②
●準備学習
学習指導案に基づく模擬授業。
模擬授業③
●準備学習
学習指導案に基づく模擬授業。
模擬授業④
●準備学習
学習指導案に基づく模擬授業。
模擬授業⑤
●準備学習
学習指導案に基づく模擬授業。
模擬授業⑥
●準備学習
学習指導案に基づく模擬授業。
理科課題研究
●準備学習
配布プリントの該当事項を予習する。
学校の危機管理と学校安全
●準備学習
配布プリントの該当事項を予習する。
理科教育に求められているもの
●準備学習
配布プリントの該当事項を予習する。
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
レポート,発表,学習態度及び出席等を考慮して総合的に評価する。
■使用テキスト■
『高等学校学習指導要領解説 理科編 理数編』 文部科学省 実教出版株式会社 平成
22 年 978-4-407-31926-2
■参考書■
― 297 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
■使用テキスト■
資格関係科目
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
『中学校学習指導要領解説 理科編』 文部科学省 大日本図書 平成20 年
978-4-477-01979-6
理科教育法研究
Practical Training of Science Education
奥植 容三
2
3L・3P
■参考書■
■授業のねらい・概要■
中学校学習指導要領における理科の目標及び各分野の内容を理解し、適切な指導計画を
作成する。また、学習指導案に基づく模擬授業を実施し、指導技術の向上を図るとともに理
科の授業と安全指導、環境教育、評価等について学習する。
■授業(学修)の到達目標■
中学校学習指導要領における理科の目標及び第1分野、第2分野の内容を理解する。また、
学習指導案を作成し、模擬授業を通して適切な学習指導ができることを目標とする。
■履修しておくことが望ましい科目等■
特になし。
■準備学修等の指示■
中学校学習指導要領解説理科編を通読しておくこと。
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
理科教育の現状
●準備学習
中学校学習指導要領理科編総説を予習する。
中学校学習指導要領総則
●準備学習
教育課程編成の一般方針について理解する。
学校教育法施行規則と教育課程の編成 【演習】
●準備学習
学校教育法施行規則を予習する。
理科の授業と評価①
●準備学習
配布プリントの評価の方法を予習する。
理科の授業と評価② 【演習】
●準備学習
評価の場面と定期試験問題の作成方法について予習する。
環境教育と理科
●準備学習
配布プリントの該当事項を予習する。
総合的な学習の時間と理科
●準備学習
配布プリントの該当事項を予習する。
学習指導案の作成①
●準備学習
配布プリントの該当事項を予習する。
学習指導案の作成② 【演習】
●準備学習
学習指導案を作成する。
模擬授業① 【実習】
●準備学習
学習指導案に基づく模擬授業の準備。
模擬授業② 【実習】
●準備学習
学習指導案に基づく模擬授業の準備。
模擬授業③ 【実習】
●準備学習
学習指導案に基づく模擬授業の準備。
学力の捉え方と教科書の活用.準備学習
●準備学習
配布プリントの該当事項を予習する。
教師の服装・義務及び仕事の中身
●準備学習
配布プリントの該当事項を予習する。
理科教育に求められているもの
●準備学習
配布プリントの該当事項を予習する。
■定期試験■
実施しない
■成績評価の方法■
レポート,発表,学習態度及び出席等を考慮して総合的に評価する。
― 298 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
資格関係科目
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
資格関係科目
教育実習Ⅰ
Teaching PracticumⅠ
竹盛 浩二
4
4全
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
教育実習Ⅱ
Teaching PracticumⅡ
竹盛 浩二
2
4全
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
教育実習においては、教職を目指して大学にてこれまで習得した知識・技能を基礎として、
教育現場における重点的な教育目標のあり方を学び、各教科の指導目標に基づいた学習指
導を行い、生徒指導の問題点等の解決法について習得する。教育現場で生起する具体的
な指導は、大学では体験できないものであり、現場における生きた学習となる。実習生にとっ
ては学習となるのだが、実習校の生徒にとってみればかけがえのない日々の生活である。
このことをわきまえ、実習校の先生方の指示に従い、実習には臨まなければならない。大学
側からも実習校に教員を派遣し、実習校の管理職や指導教諭と面談して授業の指導を依頼
するとともに、実習生の実習全般についてあらためて指導を加える。
教育実習においては、教職を目指して大学にてこれまで習得した知識・技能を基礎として、
教育現場における重点的な教育目標のあり方を学び、各教科の指導目標に基づいた学習指
導を行い、生徒指導の問題点等の解決法について習得する。教育現場で生起する具体的
な指導は、大学では体験できないものであり、現場における生きた学習となる。実習生にとっ
ては学習となるのだが、実習校の生徒にとってみればかけがえのない日々の生活である。
このことをわきまえ、実習校の先生方の指示に従い、実習には臨まなければならない。大学
側からも実習校に教員を派遣し、実習校の管理職や指導教諭と面談して授業の指導を依頼
するとともに、実習生の実習全般についてあらためて指導を加える。
■授業(学修)の到達目標■
■授業(学修)の到達目標■
教育実習を通して、教員としての責任と使命を体得するとともに、学習指導案を適切に作成
することができ、ねらいとした教育内容を実践できるようになる。さらには、自らの教員として
の資質と能力を客観化し、成果と課題を知り、さらなる向上を目指す。
教育実習を通して、教員としての責任と使命を体得するとともに、学習指導案を適切に作成
することができ、ねらいとした教育内容を実践できるようになる。さらには、自らの教員として
の資質と能力を客観化し、成果と課題を知り、さらなる向上を目指す。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■履修しておくことが望ましい科目等■
大学を卒業することによる「基礎資格」を充たすとともに、「教員免許のてびき」(福山大学)に
示してあるところの、「教育職員免許法施行規則『第66 条の 6 に定める科目』」、「教職に関
する科目」、「教科に関する科目」、「介護等体験」の科目を修得すること。
大学を卒業することによる「基礎資格」を充たすとともに、「教員免許のてびき」(福山大学)に
示してあるところの、「教育職員免許法施行規則『第66 条の 6 に定める科目』」、「教職に関
する科目」、「教科に関する科目」の科目を修得すること。
■準備学修等の指示■
■準備学修等の指示■
実習校の指導教員の指示のもと、教材研究を十分に行って実習に臨むこと。
実習校の指導教員の指示のもと、教材研究を十分に行って実習に臨むこと。
■回数ごとの授業内容■
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
教育実習の心構え1
教育実習の心構え2
教育実習の準備
教育実習の準備
教育実習の準備
実習校での実習 第1 週
実習校での実習 第2週
実習校での実習 第3週
教育実習の報告
教育実習の報告
教育実習の省察
教育実習の省察
教育実習の省察
教育実習の評価
教育実習の評価
教育実習の心構え1
教育実習の心構え2
教育実習の準備
教育実習の準備
教育実習の準備
実習校での実習 第1 週
実習校での実習 第2週
教育実習の報告
教育実習の報告
教育実習の省察
教育実習の省察
教育実習の省察
教育実習の省察
教育実習の評価
教育実習の評価
■定期試験■
■定期試験■
実施しない
実施しない
■成績評価の方法■
■成績評価の方法■
教育実習指導の評価も加味しつつ、実習校の評価及び各種実習記録等により評価する。
教育実習指導の評価も加味しつつ、実習校の評価及び各種実習記録等により評価する。
■使用テキスト■
■使用テキスト■
■参考書■
■参考書■
― 299 ―
Fukuyama University SYLLABUS 2016
資格関係科目
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
資格関係科目
教育実習指導
Teaching Practicum
大塚 豊
2
4全
授業科目
英 文 名
担当教員
単 位 数
対象学生
教職実践演習
Educational Practice Seminar
大塚 豊
2
4全
■授業のねらい・概要■
■授業のねらい・概要■
教育実習は、専門職としての教職を志望する学生が大学の授業で習得した知識・技能を基
礎として、大学の授業だけでは得られない、教員の求められる“わきまえ”を身につけるため
に、学校現場での実践を通して集中的に学ぶものです。本授業は、実習校の生徒や先生方
の貴重な時間と多大の労力を割いて提供される教育実習の機会を最大限に有効なものに
するための準備を行います。
中学校、高等学校の教職課程科目の履修履歴(教育実習を含む)を通じて、教員として必要
な知識技能が実践力として形成されたかを最終的に確認する。
■授業(学修)の到達目標■
教員としての責任や使命の自覚、学校における人間関係、学習指導案づくりや授業実施など
教授・学習活動に関する事項、教職員の身分と服務の在り方など勤務に関する諸事項、学
校事務の関連事項に対する理解が深まり、実習校での勤務に支障が生じないようになる。
■授業(学修)の到達目標■
中学校、高等学校の教員の実践力について、「教員としての使命感・責任感・教育的愛情」、
「教員としての社会性・対人関係能力」、「生徒への理解力と学級経営」、「教育内容等の指導
力」に関する4項目からそれぞれの修得状況を総合的に検証する。ロールプレイング、グル
ープ討議、実技指導、実務指導、事例研究、フィールドワーク、模擬授業等の方法を適用す
る。
■履修しておくことが望ましい科目等■
■履修しておくことが望ましい科目等■
教員免許取得に必要な一定の教職科目
教育課程論、教育方法論
■準備学修等の指示■
■準備学修等の指示■
予め決めるグループごとに教科書の指定箇所について良く検討し、授業中に報告できるよう
にしておくこと。
指示に沿った準備や下調を十分に行い、いつでも発表できるようにしておくこと。
☆ゲストスピーカーの講義ではスーツ着用のこと。
■回数ごとの授業内容■
■回数ごとの授業内容■
第1 回
第1 回
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
第10 回
第11 回
第12 回
第13 回
第14 回
第15 回
教育実習とは何か(オリエンテーション):授業方針について説明する
教育実習に参加するための心構えと事前研究(1)
教育実習に参加するための心構えと事前研究(2)
実習生としての立場とマナー・常識(1)
実習生としての立場とマナー・常識(2)
授業づくりの知恵と工夫(1)
授業づくりの知恵と工夫(1)
授業以外の場面での教師の仕事
実習校での実習
実習校での実習
実習校での実習
実習体験の普遍化と事後研究(1)
実習体験の普遍化と事後研究(2)
実習体験の普遍化と事後研究(3)
実習体験の普遍化と事後研究(4)
第2 回
第3 回
第4 回
第5 回
第6 回
第7 回
第8 回
第9 回
■定期試験■
実施しない
第10 回
■成績評価の方法■
第11 回
授業での受講生による報告内容および単なる出欠ではなく授業への参加度を総合的に勘案
して評価します。
第12 回
オリエンテーション:本演習の目的と内容について説明するとともに、受講生各
人のプロフィールを所定様式に従って記入し、取得希望の教科ごとの小グルー
プに編成する。
教育実習のリフレクション①:受講生各人の教育実習期間中の経験に関して、
各グループで報告を行い、それをめぐって討議する。
教育実習のリフレクション②:受講生各人の教育実習期間中の経験に関して、
各グループで報告を行い、それをめぐって討議する。
教員としてのコンプライアンス(法令遵守)意識:教員が職場で直面する法令遵
守に関わる諸問題についての講義と討論を行い、レポートにまとめる。
教員としての社会性・対人関係能力について①
(ゲストスピーカーによる
講義・演習)
教員としての社会性・対人関係能力について②
(ゲストスピーカーによる
講義・演習)
教員としての使命感・責任感・教育的愛情に関する探求
教員としての使命感・責任感・教育的愛情に関する探求:受講生による報告と
討議・レポート作成
生徒への理解力と学級経営に関する探究学級経営の運営法、学級崩壊の対
応① (ゲストスピーカーによる講義・演習)
生徒への理解力と学級経営に関する探究学級経営の運営法、学級崩壊の対
応② (ゲストスピーカーによる講義・演習)
教育内容等の指導力に関する探究(1)模擬授業の教科別指導案作り(教職課
程委員会委員)
教育内容等の指導力に関する探究(1)模擬授業の教科別指導案作り(教職課
程委員会委員)
教育内容等の指導力に関する探究(1)各グループ代表による模擬授業
教育内容等の指導力に関する探究(2)各グループ代表による模擬授業
教育内容等の指導力に関する探究(3)各グループ代表による模擬授業
『新編教育実習の常識』 教職実習を考える会 蒼丘書林 2014 年
978-4-915442-11-7
第13 回
第14 回
第15 回
■参考書■
■定期試験■
■使用テキスト■
実施しない
■成績評価の方法■
教員としての実践力4項目各20点、実践総合演習(20点)の合計100点を総合して評価す
る
■使用テキスト■
■参考書■
『中学校学習指導要領』 』 文部科学省
『高等学校学習指導要領』 文部科学省
― 300 ―
平成27年度改訂 薬学教育モデル・コアカリキュラム
A 基本事項
SBOs1
SBOs2
SBOs3
SBOs4
SBOs5
SBOs6
SBOs7
SBOs8
SBOs9
SBOs10
SBOs11
SBOs12
SBOs13
SBOs14
SBOs15
SBOs16
SBOs17
SBOs18
SBOs19
SBOs20
SBOs21
SBOs22
SBOs23
SBOs24
SBOs25
SBOs26
SBOs27
SBOs28
SBOs29
SBOs30
SBOs31
SBOs32
SBOs33
SBOs34
SBOs35
SBOs36
(1)薬剤師の使命
GIO 医療と薬学の歴史を認識するとともに、国民の健康管理、医療安全、薬害防止における役割を理解し、
薬剤師としての使命感を身につける。
【①医療人として】
1 常に患者・生活者の視点に立ち、医療の担い手としてふさわしい態度で行動する。(態度)
2 患者・生活者の健康の回復と維持に積極的に貢献することへの責任感を持つ。(態度)
3 チーム医療や地域保健・医療・福祉を担う一員としての責任を自覚し行動する。(態度)
4 患者・患者家族・生活者が求める医療人について、自らの考えを述べる。(知識・態度)
5 生と死を通して、生きる意味や役割について、自らの考えを述べる。(知識・態度)
6 一人の人間として、自分が生きている意味や役割を問い直し、自らの考えを述べる。(知識・態度)
7 様々な死生観・価値観・信条等を受容することの重要性について、自らの言葉で説明する。(知識・態
【②薬剤師が果たすべき役割】
1 患者・生活者のために薬剤師が果たすべき役割を自覚する。(態度)
2 薬剤師の活動分野(医療機関、薬局、製薬企業、衛生行政等)と社会における役割について説明でき
3 医薬品の適正使用における薬剤師の役割とファーマシューティカルケアについて説明できる。
4 医薬品の効果が確率論的であることを説明できる。
5 医薬品の創製(研究開発、生産等)における薬剤師の役割について説明できる。
6 健康管理、疾病予防、セルフメディケーション及び公衆衛生における薬剤師の役割について説明でき
7 薬物乱用防止、自殺防止における薬剤師の役割について説明できる。
8 現代社会が抱える課題(少子・超高齢社会等)に対して、薬剤師が果たすべき役割を提案する。(知識・
【③患者安全と薬害の防止】
1 医薬品のリスクを認識し、患者を守る責任と義務を自覚する。(態度)
2 WHOによる患者安全の考え方について概説できる。
3 医療に関するリスクマネジメントにおける薬剤師の責任と義務を説明できる。
4 医薬品が関わる代表的な医療過誤やインシデントの事例を列挙し、その原因と防止策を説明できる。
5 重篤な副作用の例について、患者や家族の苦痛を理解し、これらを回避するための手段を討議する。
(知識・態度)
6 代表的な薬害の例(サリドマイド、スモン、非加熱血液製剤、ソリブジン等)について、その原因と社会的
背景及びその後の対応を説明できる。
7 代表的な薬害について、患者や家族の苦痛を理解し、これらを回避するための手段を討議する。(知
識・態度)
【④薬学の歴史と未来】
1 薬学の歴史的な流れと医療において薬学が果たしてきた役割について説明できる。
2 薬物療法の歴史と、人類に与えてきた影響について説明できる。
3 薬剤師の誕生から現在までの役割の変遷の歴史(医薬分業を含む)について説明できる。
4 将来の薬剤師と薬学が果たす役割について討議する。(知識・態度)
(2)薬剤師に求められる倫理観
GIO 倫理的問題に配慮して主体的に行動するために、生命・医療に係る倫理観を身につけ、医療の担い手
としての感性を養う。
【①生命倫理】
1 生命の尊厳について、自らの言葉で説明できる。(知識・態度)
2 生命倫理の諸原則(自律尊重、無危害、善行、正義等)について説明できる。
3 生と死に関わる倫理的問題について討議し、自らの考えを述べる。(知識・態度)
4 科学技術の進歩、社会情勢の変化に伴う生命観の変遷について概説できる。
【②医療倫理】
1 医療倫理に関する規範(ジュネーブ宣言等)について概説できる。
2 薬剤師が遵守すべき倫理規範(薬剤師綱領、薬剤師倫理規定等)について説明できる。
3 医療の進歩に伴う倫理的問題について説明できる。
【③患者の権利】
1 患者の価値観、人間性に配慮することの重要性を認識する。(態度)
2 患者の基本的権利の内容(リスボン宣言等)について説明できる。
3 患者の自己決定権とインフォームドコンセントの意義について説明できる。
― 301 ―
SBOs37
SBOs38
SBOs39
SBOs40
SBOs41
SBOs42
SBOs43
SBOs44
SBOs45
SBOs46
SBOs47
SBOs48
SBOs49
SBOs50
SBOs51
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SBOs53
SBOs54
SBOs55
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SBOs59
SBOs60
SBOs61
SBOs62
SBOs63
SBOs64
SBOs65
SBOs66
SBOs67
4 知り得た情報の守秘義務と患者等への情報提供の重要性を理解し、適切な取扱いができる。(知識・技
能・態度)
【④研究倫理】
1 臨床研究における倫理規範(ヘルシンキ宣言等)について説明できる。
2 「ヒトを対象とする研究において遵守すべき倫理指針」について概説できる。
3 正義性、社会性、誠実性に配慮し、法規範を遵守して研究に取り組む。(態度)
(3)信頼関係の構築
GIO 患者・生活者、他の職種との対話を通じて相手の心理、立場、環境を理解し、信頼関係を構築するため
に役立つ能力を身につける。
【①コミュニケーション】
1 意思、情報の伝達に必要な要素について説明できる。
2 言語的及び非言語的コミュニケーションについて説明できる。
3 相手の立場、文化、習慣等によって、コミュニケーションの在り方が異なることを例を挙げて説明できる。
4 対人関係に影響を及ぼす心理的要因について概説できる。
5 相手の心理状態とその変化に配慮し、対応する。(態度)
6 自分の心理状態を意識して、他者と接することができる。(態度)
7 適切な聴き方、質問を通じて相手の考えや感情を理解するように努める。(技能・態度)
8 適切な手段により自分の考えや感情を相手に伝えることができる。(技能・態度)
9 他者の意見を尊重し、協力してよりよい解決法を見出すことができる。(知識・技能・態度)
【②患者・生活者と薬剤師】
1 患者や家族、周囲の人々の心身に及ぼす病気やケアの影響について説明できる。
2 患者・家族・生活者の心身の状態や多様な価値観に配慮して行動する。(態度)
(4)多職種連携協働とチーム医療
GIO 医療・福祉・行政・教育機関及び関連職種の連携の必要性を理解し、チームの一員としての在り方を身
につける。
1 保健、医療、福祉、介護における多職種連携協働及びチーム医療の意義について説明できる。
2 多職種連携協働に関わる薬剤師、各職種及び行政の役割について説明できる。
3 チーム医療に関わる薬剤師、各職種、患者・家族の役割について説明できる。
4 自己の能力の限界を認識し、状況に応じて他者に協力・支援を求める。(態度)
5 チームワークと情報共有の重要性を理解し、チームの一員としての役割を積極的に果たすように努め
る。(知識・態度)
(5)自己研鑽と次世代を担う人材の育成
GIO 生涯にわたって自ら学ぶことの必要性・重要性を理解し、修得した知識・技能・態度を確実に次世代へ
継承する意欲と行動力を身につける。
【①学習の在り方】
1 医療・福祉・医薬品に関わる問題、社会的動向、科学の進歩に常に目を向け、自ら課題を見出し、解決
に向けて努力する。(態度)
2 講義、国内外の教科書・論文、検索情報等の内容について、重要事項や問題点を抽出できる。(技能)
3 必要な情報を的確に収集し、信憑性について判断できる。(知識・技能)
4 得られた情報を論理的に統合・整理し、自らの考えとともに分かりやすく表現できる。(技能)
5 インターネット上の情報が持つ意味・特徴を知り、情報倫理、情報セキュリティに配慮して活用できる。
(知識・態度)
【②薬学教育の概要】
1 「薬剤師として求められる基本的な資質」について、具体例を挙げて説明できる。
2 薬学が総合科学であることを認識し、薬剤師の役割と学習内容を関連づける。(知識・態度)
【③生涯学習】
1 生涯にわたって自ら学習する重要性を認識し、その意義について説明できる。
2 生涯にわたって継続的に学習するために必要な情報を収集できる。(技能)
【④次世代を担う人材の育成】
1 薬剤師の使命に後輩等の育成が含まれることを認識し、ロールモデルとなるように努める。(態度)
2 後輩等への適切な指導を実践する。(技能・態度)
― 302 ―
SBOs68
SBOs69
SBOs70
SBOs71
SBOs72
B 薬学と社会
GIO 人と社会に関わる薬剤師として自覚を持って行動するために、保健・医療・福祉に係る法規範・制度・
経済、及び地域における薬局と薬剤師の役割を理解し、義務及び法令を遵守する態度を身につけ
る。
(1)人と社会に関わる薬剤師
GIO 人の行動や考え方、社会の仕組みを理解し、人・社会と薬剤師の関わりを認識する。
1 人の行動がどのような要因によって決定されるのかについて説明できる。
2 人・社会が医薬品に対して抱く考え方や思いの多様性について討議する。(態度)
3 人・社会の視点から薬剤師を取り巻く様々な仕組みと規制について討議する。(態度)
4 薬剤師が倫理規範や法令を守ることの重要性について討議する。(態度)
5 倫理規範や法令に則した行動を取る。(態度)
SBOs92
SBOs93
SBOs94
(2)薬剤師と医薬品等に係る法規範
GIO 調剤、医薬品等(医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器、再生医療等製品)の供給、その他薬事衛
生に係る任務を薬剤師として適正に遂行するために必要な法規範とその意義を理解する。
【①薬剤師の社会的位置づけと責任に係る法規範】
1 薬剤師に関わる法令とその構成について説明できる。
2 薬剤師免許に関する薬剤師法の規定について説明できる。
3 薬剤師の任務や業務に関する薬剤師法の規定とその意義について説明できる。
4 薬剤師以外の医療職種の任務に関する法令の規定について概説できる。
5 医療の理念と医療の担い手の責務に関する医療法の規定とその意義について説明できる。
6 医療提供体制に関する医療法の規定とその意義について説明できる。
7 個人情報の取扱いについて概説できる。
8 薬剤師の刑事責任、民事責任(製造物責任を含む)について概説できる。
【②医薬品等の品質、有効性及び安全性の確保に係る法規範】
1 「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」の目的及び医薬品等(医薬
品(薬局医薬品、要指導医薬品、一般用医薬品)、医薬部外品、化粧品、医療機器、再生医療等製
品)の定義について説明できる。
2 医薬品の開発から承認までのプロセスと法規範について概説できる。
3 治験の意義と仕組みについて概説できる。
4 医薬品等の製造販売及び製造に係る法規範について説明できる。
5 製造販売後調査制度及び製造販売後安全対策について説明できる。
6 薬局、医薬品販売業及び医療機器販売業に係る法規範について説明できる。
7 医薬品等の取扱いに関する「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法
律」の規定について説明できる。
8 日本薬局方の意義と構成について説明できる。
9 生物由来製品の取扱いと血液供給体制に係る法規範について説明できる。
10 健康被害救済制度について説明できる。
11 レギュラトリーサイエンスの必要性と意義について説明できる。
【③特別な管理を要する薬物等に係る法規範】
1 麻薬、向精神薬、覚醒剤原料等の取扱いに係る規定について説明できる。
2 覚醒剤、大麻、あへん、指定薬物等の乱用防止規制について概説できる。
3 毒物劇物の取扱いに係る規定について概説できる。
SBOs95
SBOs96
SBOs97
SBOs98
SBOs99
(3)社会保障制度と医療経済
GIO 社会保障制度のもとで提供される医療と福祉について、現状と課題を認識するとともに、薬剤師が担う
役割とその意義を理解する。
【①医療、福祉、介護の制度】
1 日本の社会保障制度の枠組みと特徴について説明できる。
2 医療保険制度について説明できる。
3 療養担当規則について説明できる。
4 公費負担医療制度について概説できる。
5 介護保険制度について概説できる。
SBOs73
SBOs74
SBOs75
SBOs76
SBOs77
SBOs78
SBOs79
SBOs80
SBOs81
SBOs82
SBOs83
SBOs84
SBOs85
SBOs86
SBOs87
SBOs88
SBOs89
SBOs90
SBOs91
― 303 ―
SBOs100
SBOs101
SBOs102
SBOs103
SBOs104
SBOs105
SBOs106
SBOs107
SBOs108
SBOs109
SBOs110
SBOs111
SBOs112
SBOs113
SBOs114
SBOs115
SBOs116
6 薬価基準制度について概説できる。
7 調剤報酬、診療報酬及び介護報酬の仕組みについて概説できる。
【②医薬品と医療の経済性】
1 医薬品の市場の特徴と流通の仕組みについて概説できる。
2 国民医療費の動向について概説できる。
3 後発医薬品とその役割について説明できる。
4 薬物療法の経済評価手法について概説できる。
(4)地域における薬局と薬剤師
GIO 地域の保健、医療、福祉について、現状と課題を認識するとともに、その質を向上させるための薬局及
び薬剤師の役割とその意義を理解する。
【①地域における薬局の役割】
1 地域における薬局の機能と業務について説明できる。
2 医薬分業の意義と動向を説明できる。
3 かかりつけ薬局・薬剤師による薬学的管理の意義について説明できる。
4 セルフメディケーションにおける薬局の役割について説明できる。
5 災害時の薬局の役割について説明できる。
6 医療費の適正化に薬局が果たす役割について説明できる。
【②地域における保健、医療、福祉の連携体制と薬剤師】
1 地域包括ケアの理念について説明できる。
2 在宅医療及び居宅介護における薬局と薬剤師の役割について説明できる。
3 学校薬剤師の役割について説明できる。
4 地域の保健、医療、福祉において利用可能な社会資源について概説できる。
5 地域から求められる医療提供施設、福祉施設及び行政との連携について討議する。(知識・態度)
― 304 ―
C 薬学基礎
C1 物質の物理的性質
GIO 物質の物理的性質を理解するために、原子・分子の構造、熱力学、反応速度論などに関する基本的
事項を身につける。
SBOs117
SBOs118
SBOs119
SBOs120
SBOs121
SBOs122
SBOs123
SBOs124
SBOs125
SBOs126
SBOs127
SBOs128
SBOs129
SBOs130
SBOs131
SBOs132
SBOs133
SBOs134
SBOs135
SBOs136
SBOs137
SBOs138
SBOs139
SBOs140
SBOs141
SBOs142
SBOs143
SBOs144
SBOs145
SBOs146
SBOs147
SBOs148
SBOs149
SBOs150
(1)物質の構造
GIO 物質を構成する原子・分子の構造、および化学結合に関する基本的事項を修得する。
【①化学結合】
1 化学結合の様式について説明できる。
2 分子軌道の基本概念および軌道の混成について説明できる。
3 共役や共鳴の概念を説明できる。
【②分子間相互作用】
1 ファンデルワールス力について説明できる。
2 静電相互作用について例を挙げて説明できる。
3 双極子間相互作用について例を挙げて説明できる。
4 分散力について例を挙げて説明できる。
5 水素結合について例を挙げて説明できる。
6 電荷移動相互作用について例を挙げて説明できる。
7 疎水性相互作用について例を挙げて説明できる。
【③原子・分子の挙動】
1 電磁波の性質および物質との相互作用を説明できる。
2 分子の振動、回転、電子遷移について説明できる。
3 電子や核のスピンとその磁気共鳴について説明できる。
4 光の屈折、偏光、および旋光性について説明できる。
5 光の散乱および干渉について説明できる。
6 結晶構造と回折現象について概説できる。
【④放射線と放射能】
1 原子の構造と放射壊変について説明できる。
2 電離放射線の種類を列挙し、それらの性質および物質との相互作用について説明できる。
3 代表的な放射性核種の物理的性質について説明できる。
4 核反応および放射平衡について説明できる。
5 放射線測定の原理と利用について概説できる。
(2)物質のエネルギーと平衡
GIO 物質の状態を理解するために、熱力学に関する基本的事項を修得する。
【①気体の微視的状態と巨視的状態】
1 ファンデルワールスの状態方程式について説明できる。
2 気体の分子運動とエネルギーの関係について説明できる。
3 エネルギーの量子化とボルツマン分布について説明できる。
【②エネルギー】
1 熱力学における系、外界、境界について説明できる。
2 熱力学第一法則を説明できる。
3 状態関数と経路関数の違いを説明できる。
4 定圧過程、定容過程、等温過程、断熱過程を説明できる。
5 定容熱容量および定圧熱容量について説明できる。
6 エンタルピーについて説明できる。
7 化学変化に伴うエンタルピー変化について説明できる。
【③自発的な変化】
1 エントロピーについて説明できる。
2 熱力学第二法則について説明できる。
3 熱力学第三法則について説明できる。
― 305 ―
SBOs151
SBOs152
SBOs164
SBOs165
4 ギブズエネルギーについて説明できる。
5 熱力学関数を使い、自発的な変化の方向と程度を予測できる。
【④化学平衡の原理】
1 ギブズエネルギーと化学ポテンシャルの関係を説明できる。
2 ギブズエネルギーと平衡定数の関係を説明できる。
3 平衡定数に及ぼす圧力および温度の影響について説明できる。
4 共役反応の原理について説明できる。
【⑤相平衡】
1 相変化に伴う熱の移動について説明できる。
2 相平衡と相律について説明できる。
3 状態図について説明できる。
【⑥溶液の性質】
1 希薄溶液の束一的性質について説明できる。
2 活量と活量係数について説明できる。
3 電解質溶液の電気伝導率およびモル伝導率の濃度による変化を説明できる。
4 イオン強度について説明できる。
【⑦電気化学】
1 起電力とギブズエネルギーの関係について説明できる。
2 電極電位(酸化還元電位)について説明できる。
SBOs166
SBOs167
SBOs168
SBOs169
SBOs170
SBOs171
(3)物質の変化
GIO 物質の変換過程を理解するために、反応速度論に関する基本的事項を修得する。
【①反応速度】
1 反応次数と速度定数について説明できる。
2 微分型速度式を積分型速度式に変換できる。(知識・技能)
3 代表的な反応次数の決定法を列挙し、説明できる。
4 代表的な(擬)一次反応の反応速度を測定し、速度定数を求めることができる。(技能)
5 代表的な複合反応(可逆反応、平行反応、連続反応など)の特徴について説明できる。
6 反応速度と温度との関係を説明できる。
SBOs153
SBOs154
SBOs155
SBOs156
SBOs157
SBOs158
SBOs159
SBOs160
SBOs161
SBOs162
SBOs163
― 306 ―
SBOs172
SBOs173
SBOs174
SBOs175
SBOs176
SBOs177
SBOs178
SBOs179
SBOs180
SBOs181
SBOs182
SBOs183
SBOs184
SBOs185
SBOs186
SBOs187
SBOs188
SBOs189
SBOs190
SBOs191
SBOs192
SBOs193
SBOs194
SBOs195
SBOs196
SBOs197
SBOs198
SBOs199
SBOs200
SBOs201
SBOs202
SBOs203
7 代表的な触媒反応(酸・塩基触媒反応、酵素反応など)について説明できる。
C2 化学物質の分析
GIO 化学物質(医薬品を含む)を適切に分析できるようになるために、物質の定性、定量に関する基本的
事項を修得する。
(1)分析の基礎
GIO 化学物質の分析に用いる器具の使用法と得られる測定値の取り扱いに関する基本的事項を修得す
【①分析の基本】
1 分析に用いる器具を正しく使用できる。(知識・技能)
2 測定値を適切に取り扱うことができる。(知識・技能)
3 分析法のバリデーションについて説明できる。
(2)溶液中の化学平衡
GIO 溶液中の化学平衡に関する基本的事項を修得する。
【①酸・塩基平衡】
1 酸・塩基平衡の概念について説明できる。
2 pHおよび解離定数について説明できる。(知識・技能)
3 溶液のpHを測定できる。(技能)
4 緩衝作用や緩衝液について説明できる。
【②各種の化学平衡】
1 錯体・キレート生成平衡について説明できる。
2 沈殿平衡について説明できる。
3 酸化還元平衡について説明できる。
4 分配平衡について説明できる。
(3)化学物質の定性分析・定量分析
GIO 化学物質の定性分析および定量分析に関する基本的事項を修得する。
【①定性分析】
1 代表的な無機イオンの定性反応を説明できる。
2 日本薬局方収載の代表的な医薬品の確認試験を列挙し、その内容を説明できる。
【②定量分析(容量分析・重量分析)】
1 中和滴定(非水滴定を含む)の原理、操作法および応用例を説明できる。
2 キレート滴定の原理、操作法および応用例を説明できる。
3 沈殿滴定の原理、操作法および応用例を説明できる。
4 酸化還元滴定の原理、操作法および応用例を説明できる。
5 日本薬局方収載の代表的な医薬品の容量分析を実施できる。(知識・技能)
6 日本薬局方収載の代表的な純度試験を列挙し、その内容を説明できる。
7 日本薬局方収載の重量分析法の原理および操作法を説明できる。
(4)機器を用いる分析法
GIO 機器を用いる分析法の原理とその応用に関する基本的事項を修得する。
【①分光分析法】
1 紫外可視吸光度測定法の原理および応用例を説明できる。
2 蛍光光度法の原理および応用例を説明できる。
3 赤外吸収(IR)スペクトル測定法の原理および応用例を説明できる。
4 原子吸光光度法、誘導結合プラズマ(ICP)発光分光分析法およびICP質量分析法の原理および応用
例を説明できる。
5 旋光度測定法(旋光分散)の原理および応用例を説明できる。
6 分光分析法を用いて、日本薬局方収載の代表的な医薬品の分析を実施できる。(技能)
【②核磁気共鳴(NMR)スペクトル測定法】
1 核磁気共鳴(NMR)スペクトル測定法の原理および応用例を説明できる。
【③質量分析法】
1 質量分析法の原理および応用例を説明できる。
【④X線分析法】
1 X線結晶解析の原理および応用例を概説できる。
2 粉末X線回折測定法の原理と利用法について概説できる。
【⑤熱分析】
1 熱重量測定法の原理を説明できる。
― 307 ―
SBOs204
SBOs205
SBOs206
SBOs207
SBOs208
SBOs209
SBOs210
SBOs211
SBOs212
SBOs213
SBOs214
SBOs215
SBOs216
SBOs217
2 示差熱分析法および示差走査熱量測定法について説明できる。
(5)分離分析法
GIO 分離分析法に関する基本的事項を修得する。
【①クロマトグラフィー】
1 クロマトグラフィーの分離機構を説明できる。
2 薄層クロマトグラフィーの特徴と代表的な検出法を説明できる。
3 液体クロマトグラフィーの特徴と代表的な検出法を説明できる。
4 ガスクロマトグラフィーの特徴と代表的な検出法を説明できる。
5 クロマトグラフィーを用いて試料を定性・定量できる。(知識・技能)
【②電気泳動法】
1 電気泳動法の原理および応用例を説明できる。
(6)臨床現場で用いる分析技術
GIO 臨床現場で用いる代表的な分析技術に関する基本的事項を修得する。
【①分析の準備】
1 分析目的に即した試料の前処理法を説明できる。
2 臨床分析における精度管理および標準物質の意義を説明できる。
【②分析技術】
1 臨床分析で用いられる代表的な分析法を列挙できる。
2 免疫化学的測定法の原理を説明できる。
3 酵素を用いた代表的な分析法の原理を説明できる。
4 代表的なドライケミストリーについて概説できる。
5 代表的な画像診断技術(X線検査、MRI、超音波、内視鏡検査、核医学検査など)について概説でき
― 308 ―
C3 化学物質の性質と反応
GIO 化学物質を理解できるようになるために、代表的な有機化合物の構造、性質、反応、分離法、構造決
定法、および無機化合物の構造と性質に関する基本的事項を修得する。
SBOs218
SBOs219
SBOs220
SBOs221
SBOs222
SBOs223
SBOs224
SBOs225
SBOs226
SBOs227
SBOs228
SBOs229
SBOs230
SBOs231
SBOs232
SBOs233
SBOs234
SBOs235
SBOs236
SBOs237
SBOs238
SBOs239
SBOs240
SBOs241
SBOs242
SBOs243
SBOs244
SBOs245
SBOs246
SBOs247
SBOs248
SBOs249
SBOs250
(1)化学物質の基本的性質
GIO 基本的な有機化合物の命名法、電子配置、反応、立体構造などに関する基本的事項を修得する。
【①基本事項】
1 代表的な化合物をIUPAC規則に基づいて命名することができる。
2 薬学領域で用いられる代表的な化合物を慣用名で記述できる。
3 基本的な化合物を、ルイス構造式で書くことができる。
4 有機化合物の性質と共鳴の関係について説明できる。
5 ルイス酸・塩基、ブレンステッド酸・塩基を定義することができる。
6 基本的な有機反応(置換、付加、脱離)の特徴を理解し、分類できる。
7 炭素原子を含む反応中間体(カルボカチオン、カルボアニオン、ラジカル)の構造と性質を説明できる。
8 反応の過程を、エネルギー図を用いて説明できる。
9 基本的な有機反応機構を、電子の動きを示す矢印を用いて表すことができる。(技能)
【②有機化合物の立体構造】
1 構造異性体と立体異性体の違いについて説明できる。
2 キラリティーと光学活性の関係を概説できる。
3 エナンチオマーとジアステレオマーについて説明できる。
4 ラセミ体とメソ体について説明できる。
5 絶対配置の表示法を説明し、キラル化合物の構造を書くことができる。(知識、技能)
6 炭素―炭素二重結合の立体異性(cis, transならびにE,Z異性)について説明できる。
7 フィッシャー投影式とニューマン投影式を用いて有機化合物の構造を書くことができる。(技能)
8 エタン、ブタンの立体配座とその安定性について説明できる。
(2)有機化合物の基本骨格の構造と反応
GIO 有機化合物の基本骨格となる脂肪族および芳香族化合物の構造、性質、反応性などに関する基本的
事項を修得する。
【①アルカン】
1 アルカンの基本的な性質について説明できる。
2 アルカンの構造異性体を図示することができる。(技能)
3 シクロアルカンの環のひずみを決定する要因について説明できる。
4 シクロヘキサンのいす形配座における水素の結合方向(アキシアル、エクアトリアル)を図示できる。(技
5 置換シクロヘキサンの安定な立体配座を決定する要因について説明できる。
【②アルケン・アルキン】
1 アルケンへの代表的な付加反応を列挙し、その特徴を説明できる。
2 アルケンの代表的な酸化、還元反応を列挙し、その特徴を説明できる。
3 アルキンの代表的な反応を列挙し、その特徴を説明できる。
【③芳香族化合物】
1 代表的な芳香族炭化水素化合物の性質と反応性を説明できる。
2 芳香族性の概念を説明できる。
3 芳香族炭化水素化合物の求電子置換反応の反応性、配向性、置換基の効果について説明できる。
4 代表的な芳香族複素環化合物の性質を芳香族性と関連づけて説明できる。
5 代表的な芳香族複素環の求電子置換反応の反応性、配向性、置換基の効果について説明できる。
(3)官能基の性質と反応
GIO 官能基を有する有機化合物の性質、反応性に関する基本的事項を修得する。
【①概説】
1 代表的な官能基を列挙し、性質を説明できる。
2 官能基の性質を利用した分離精製を実施できる。(技能)
【②有機ハロゲン化合物】
1 有機ハロゲン化合物の基本的な性質と反応を列挙し、説明できる。
― 309 ―
SBOs251
SBOs252
SBOs253
SBOs254
SBOs255
SBOs256
SBOs257
SBOs258
SBOs259
SBOs260
SBOs261
2 求核置換反応の特徴について説明できる。
3 脱離反応の特徴について説明できる。
【③アルコール・フェノール・エーテル】
1 アルコール、フェノール類の基本的な性質と反応を列挙し、説明できる。
2 エーテル類の基本的な性質と反応を列挙し、説明できる。
【④アルデヒド・ケトン・カルボン酸・カルボン酸誘導体】
1 アルデヒド類およびケトン類の基本的な性質と反応を列挙し、説明できる。
2 カルボン酸の基本的性質と反応を列挙し、説明できる。
3 カルボン酸誘導体(酸ハロゲン化物、酸無水物、エステル、アミド)の基本的性質と反応を列挙し、説明
【⑤アミン】
1 アミン類の基本的性質と反応を列挙し、説明できる。
【⑥電子効果】
1 官能基が及ぼす電子効果について概説できる。
【⑦酸性度・塩基性度】
1 アルコール、フェノール、カルボン酸、炭素酸などの酸性度を比較して説明できる。
2 含窒素化合物の塩基性度を比較して説明できる。
SBOs273
(4)化学物質の構造決定
GIO 代表的な機器分析としての核磁気共鳴(NMR)、赤外吸収(IR)、質量分析による構造決定法の基本的
事項を修得する。
【①核磁気共鳴(NMR)】
1 1Hおよび13C NMRスペクトルより得られる情報を概説できる。
2 有機化合物中の代表的プロトンについて、おおよその化学シフト値を示すことができる。
3 1H NMRの積分値の意味を説明できる。
4 1H NMRシグナルが近接プロトンにより分裂(カップリング)する基本的な分裂様式を説明できる。
5 代表的な化合物の部分構造を1H NMR から決定できる。(技能)
【②赤外吸収(IR)】
1 IRスペクトルより得られる情報を概説できる。
2 IRスペクトル上の基本的な官能基の特性吸収を列挙し、帰属することができる。(知識・技能)
【③質量分析】
1 マススペクトルより得られる情報を概説できる。
2 測定化合物に適したイオン化法を選択できる。(技能)
3 ピークの種類(基準ピーク、分子イオンピーク、同位体ピーク、フラグメントピーク)を説明できる。
4 代表的な化合物のマススペクトルを解析できる。(技能)
【④総合演習】
1 代表的な機器分析法を用いて、代表的な化合物の構造決定ができる。(技能)
SBOs274
SBOs275
SBOs276
SBOs277
SBOs278
(5)無機化合物・錯体の構造と性質 GIO 代表的な無機化合物・錯体(医薬品を含む)の構造、性質に関する基本的事項を修得する。
【①無機化合物・錯体】
1 代表的な典型元素と遷移元素を列挙できる。
2 代表的な無機酸化物、オキソ化合物の名称、構造、性質を列挙できる。
3 活性酸素と窒素酸化物の名称、構造、性質を列挙できる。
4 代表的な錯体の名称、構造、基本的な性質を説明できる。
5 医薬品として用いられる代表的な無機化合物、および錯体を列挙できる。
SBOs262
SBOs263
SBOs264
SBOs265
SBOs266
SBOs267
SBOs268
SBOs269
SBOs270
SBOs271
SBOs272
― 310 ―
C4 生体分子・医薬品の化学による理解
GIO 医薬品の生体内での作用を化学的に理解できるようになるために、医薬品標的および医薬品の構造
と性質、生体反応の化学に関する基本的事項を修得する。
SBOs279
SBOs280
SBOs281
SBOs282
SBOs283
SBOs284
SBOs285
SBOs286
SBOs287
SBOs288
SBOs289
SBOs290
SBOs291
SBOs292
SBOs293
SBOs294
SBOs295
SBOs296
SBOs297
(1)医薬品の標的となる生体分子の構造と化学的な性質
GIO 医薬品の標的となる生体分子の基本構造と、その化学的な性質に関する基本的事項を修得する。
【①医薬品の標的となる生体高分子の化学構造】
1 代表的な生体高分子を構成する小分子(アミノ酸、糖、脂質、ヌクレオチドなど)の構造に基づく化学的
性質を説明できる。
2 医薬品の標的となる生体高分子(タンパク質、核酸など)の立体構造とそれを規定する化学結合、相互
作用について説明できる。
【②生体内で機能する小分子】
1 細胞膜受容体および細胞内(核内)受容体の代表的な内因性リガンドの構造と性質について概説でき
2 代表的な補酵素が酵素反応で果たす役割について、有機反応機構の観点から説明できる。
3 活性酸素、一酸化窒素の構造に基づく生体内反応を化学的に説明できる。
4 生体内に存在する代表的な金属イオンおよび錯体の機能を化学的に説明できる。
(2)生体反応の化学による理解
GIO 医薬品の作用の基礎となる生体反応の化学的理解に関する基本的事項を修得する。
【①生体内で機能するリン、硫黄化合物】
1 リン化合物(リン酸誘導体など)および硫黄化合物(チオール、ジスルフィド、チオエステルなど)の構造
と化学的性質を説明できる。
2 リン化合物(リン酸誘導体など)および硫黄化合物(チオール、ジスルフィド、チオエステルなど)の生体
内での機能を化学的性質に基づき説明できる。
【②酵素阻害剤と作用様式】
1 不可逆的酵素阻害薬の作用を酵素の反応機構に基づいて説明できる。
2 基質アナログが競合阻害薬となることを酵素の反応機構に基づいて説明できる。
3 遷移状態アナログが競合阻害薬となることを酵素の反応機構に基づいて説明できる。
【③受容体のアゴニストおよびアンタゴニスト】
1 代表的な受容体のアゴニスト(作用薬、作動薬、刺激薬)とアンタゴニスト(拮抗薬、遮断薬)との相違点
について、内因性リガンドの構造と比較して説明できる。
2 低分子内因性リガンド誘導体が医薬品として用いられている理由を説明できる。
【④生体内で起こる有機反応】
1 代表的な生体分子(脂肪酸、コレステロールなど)の代謝反応を有機化学の観点から説明できる。
2 異物代謝の反応(発がん性物質の代謝的活性化など)を有機化学の観点から説明できる。
(3)医薬品の化学構造と性質、作用
GIO 医薬品に含まれる代表的な構造およびその性質を医薬品の作用と関連づける基本的事項を修得す
【①医薬品と生体分子の相互作用】
1 医薬品と生体分子との相互作用を化学的な観点(結合親和性と自由エネルギー変化、電子効果、立体
効果など)から説明できる。
【②医薬品の化学構造に基づく性質】
1 医薬品の構造からその物理化学的性質(酸性、塩基性、疎水性、親水性など)を説明できる。
2 プロドラッグなどの薬物動態を考慮した医薬品の化学構造について説明できる。
【③医薬品のコンポーネント】
1 代表的な医薬品のファーマコフォアについて概説できる。
― 311 ―
SBOs298
SBOs299
SBOs300
SBOs301
SBOs302
SBOs303
SBOs304
SBOs305
SBOs306
SBOs307
SBOs308
SBOs309
SBOs310
SBOs311
SBOs312
SBOs313
SBOs314
2 バイオアイソスター(生物学的等価体)について、代表的な例を挙げて概説できる。
3 医薬品に含まれる代表的な複素環を構造に基づいて分類し、医薬品コンポーネントとしての性質を説
明できる。
【④酵素に作用する医薬品の構造と性質】
1 ヌクレオシドおよび核酸塩基アナログを有する代表的医薬品を列挙し、化学構造に基づく性質につい
て説明できる。
2 フェニル酢酸、フェニルプロピオン酸構造などをもつ代表的医薬品を列挙し、化学構造に基づく性質に
ついて説明できる。
3 スルホンアミド構造をもつ代表的医薬品を列挙し、化学構造に基づく性質について説明できる。
4 キノロン骨格をもつ代表的医薬品を列挙し、化学構造に基づく性質について説明できる。
5 β-ラクタム構造をもつ代表的医薬品を列挙し、化学構造に基づく性質について説明できる。
6 ペプチドアナログの代表的医薬品を列挙し、化学構造に基づく性質について説明できる。
【⑤受容体に作用する医薬品の構造と性質】
1 カテコールアミン骨格を有する代表的医薬品を列挙し、化学構造に基づく性質について説明できる。
2 アセチルコリンアナログの代表的医薬品を列挙し、化学構造に基づく性質について説明できる。
3 ステロイドアナログの代表的医薬品を列挙し、化学構造に基づく性質について説明できる。
4 ベンゾジアゼピン骨格およびバルビタール骨格を有する代表的医薬品を列挙し、化学構造に基づく性
質について説明できる。
5 オピオイドアナログの代表的医薬品を列挙し、化学構造に基づく性質について説明できる。
【⑥DNAに作用する医薬品の構造と性質】
1 DNAと結合する医薬品(アルキル化剤、シスプラチン類)を列挙し、それらの化学構造と反応機構を説
明できる。
2 DNAにインターカレートする医薬品を列挙し、それらの構造上の特徴を説明できる。
3 DNA鎖を切断する医薬品を列挙し、それらの構造上の特徴を説明できる。
【⑦イオンチャネルに作用する医薬品の構造と性質】
1 イオンチャネルに作用する医薬品の代表的な基本構造(ジヒドロピリジンなど)の特徴を説明できる。
― 312 ―
C5 自然が生み出す薬物
GIO 自然界に存在する物質を医薬品として利用できるようになるために、代表的な生薬の基原、特色、臨
床応用および天然生物活性物質の単離、構造、物性、作用などに関する基本的事項を修得する。
SBOs315
SBOs316
SBOs317
SBOs318
SBOs319
SBOs320
SBOs321
SBOs322
SBOs323
SBOs324
SBOs325
SBOs326
SBOs327
SBOs328
SBOs329
SBOs330
SBOs331
SBOs332
SBOs333
SBOs334
SBOs335
SBOs336
SBOs337
(1)薬になる動植鉱物
GIO 基原、性状、含有成分、品質評価などに関する基本的事項を修得する。
【①薬用植物】
1 代表的な薬用植物の学名、薬用部位、薬効などを挙げることができる。
2 代表的な薬用植物を外部形態から説明し、区別できる。(知識、技能)
3 植物の主な内部形態について説明できる。
4 法律によって取り扱いが規制されている植物(ケシ、アサ)の特徴を説明できる。
【②生薬の基原】
1 日本薬局方収載の代表的な生薬(植物、動物、藻類、菌類由来)を列挙し、その基原、薬用部位を説
明できる。
【③生薬の用途】
1 日本薬局方収載の代表的な生薬(植物、動物、藻類、菌類、鉱物由来)の薬効、成分、用途などを説明
できる。
2 副作用や使用上の注意が必要な代表的な生薬を列挙し、説明できる。
【④生薬の同定と品質評価】
1 生薬の同定と品質評価法について概説できる。
2 日本薬局方の生薬総則および生薬試験法について説明できる。
3 代表的な生薬を鑑別できる。(技能)
4 代表的な生薬の確認試験を説明できる。
5 代表的な生薬の純度試験を説明できる。
(2)薬の宝庫としての天然物
GIO 医薬品資源としての天然生物活性物質を構造によって分類・整理するとともに、天然生物活性物質の
利用に関する基本的事項を修得する。
【①生薬由来の生物活性物質の構造と作用】
1 生薬由来の代表的な生物活性物質を化学構造に基づいて分類し、それらの生合成経路を概説でき
2 脂質や糖質に分類される生薬由来の代表的な生物活性物質を列挙し、その作用を説明できる。
3 芳香族化合物に分類される生薬由来の代表的な生物活性物質を列挙し、その作用を説明できる。
4 テルペノイド、ステロイドに分類される生薬由来の代表的な生物活性物質を列挙し、その作用を説明で
5 アルカロイドに分類される生薬由来の代表的な生物活性物質を列挙し、その作用を説明できる。
【②微生物由来の生物活性物質の構造と作用】
1 微生物由来の生物活性物質を化学構造に基づいて分類できる。
2 微生物由来の代表的な生物活性物質を列挙し、その作用を説明できる。
【③天然生物活性物質の取扱い】
1 天然生物活性物質の代表的な抽出法、分離精製法を概説し、実施できる。(知識、技能)
【④天然生物活性物質の利用】
1 医薬品として使われている代表的な天然生物活性物質を列挙し、その用途を説明できる。
2 天然生物活性物質を基に化学修飾等により開発された代表的な医薬品を列挙し、その用途、リード化
合物を説明できる。
3 農薬や香粧品などとして使われている代表的な天然生物活性物質を列挙し、その用途を説明できる。
― 313 ―
C6 生命現象の基礎
GIO 生命現象を細胞レベル、分子レベルで理解できるようになるために、生命体の最小単位である細胞の
成り立ちや生命現象を担う分子に関する基本的事項を修得する。
SBOs338
SBOs339
SBOs340
SBOs341
SBOs342
SBOs343
SBOs344
SBOs345
SBOs346
SBOs347
SBOs348
SBOs349
SBOs350
SBOs351
SBOs352
SBOs353
SBOs354
SBOs355
SBOs356
SBOs357
SBOs358
(1)細胞の構造と機能
GIO 細胞膜、細胞小器官、細胞骨格などの構造と機能に関する基本的事項を修得する。
【①細胞膜】
1 細胞膜を構成する代表的な生体成分を列挙し、その機能を分子レベルで説明できる。
2 エンドサイトーシスとエキソサイトーシスについて説明できる。
【②細胞小器官】
1 細胞小器官(核、ミトコンドリア、小胞体、リソソーム、ゴルジ体、ペルオキシソームなど)やリボソームの構
造と機能を説明できる。
【③細胞骨格】
1 細胞骨格の構造と機能を説明できる。
(2)生命現象を担う分子
GIO 生命現象を担う分子の構造、性質、役割に関する基本的事項を修得する。
【① 脂質】
1 代表的な脂質の種類、構造、性質、役割を説明できる。
【②糖質】
1 代表的な単糖、二糖の種類、構造、性質、役割を説明できる。
2 代表的な多糖の種類、構造、性質、役割を説明できる。
【③アミノ酸】
1 アミノ酸を列挙し、その構造に基づいて性質を説明できる。
【④タンパク質】
1 タンパク質の構造(一次、二次、三次、四次構造)と性質を説明できる。
【⑤ヌクレオチドと核酸】
1 ヌクレオチドと核酸(DNA、RNA)の種類、構造、性質を説明できる。
【⑥ビタミン】
1 代表的なビタミンの種類、構造、性質、役割を説明できる。
【⑦微量元素】
1 代表的な必須微量元素の種類、役割を説明できる。
【⑧生体分子の定性、定量】
1 脂質、糖質、アミノ酸、タンパク質、もしくは核酸の定性または定量試験を実施できる。(技能)
(3)生命活動を担うタンパク質
GIO 生命活動を担うタンパク質の構造、性質、機能、代謝に関する基本的事項を修得する。
【① タンパク質の構造と機能】
1 多彩な機能をもつタンパク質(酵素、受容体、シグナル分子、膜輸送体、運搬・輸送タンパク質、貯蔵タ
ンパク質、構造タンパク質、接着タンパク質、防御タンパク質、調節タンパク質)を列挙し概説できる。
【②タンパク質の成熟と分解】
1 タンパク質の翻訳後の成熟過程(細胞小器官間の輸送や翻訳後修飾)について説明できる。
2 タンパク質の細胞内での分解について説明できる。
【③酵素】
1 酵素反応の特性と反応速度論を説明できる。
2 酵素反応における補酵素、微量金属の役割を説明できる。
3 代表的な酵素活性調節機構を説明できる。
4 酵素反応速度を測定し、解析できる。(技能)
【④酵素以外のタンパク質】
1 膜輸送体の種類、構造、機能を説明できる。
― 314 ―
SBOs359
SBOs360
SBOs361
SBOs362
SBOs363
SBOs364
SBOs365
SBOs366
SBOs367
SBOs368
SBOs369
SBOs370
SBOs371
SBOs372
SBOs373
SBOs374
SBOs375
SBOs376
SBOs377
SBOs378
SBOs379
SBOs380
SBOs381
SBOs382
SBOs383
SBOs384
SBOs385
2 血漿リポタンパク質の種類、構造、機能を説明できる。
(4)生命情報を担う遺伝子
GIO 生命情報を担う遺伝子の複製、発現と、それらの制御に関する基本的事項を修得する。
【①概論】
1 遺伝情報の保存と発現の流れを説明できる。
2 DNA、遺伝子、染色体、ゲノムとは何かを説明できる。
【②遺伝情報を担う分子】
1 染色体の構造(ヌクレオソーム、クロマチン、セントロメア、テロメアなど)を説明できる。
2 遺伝子の構造(プロモーター、エンハンサー、エキソン、イントロンなど)を説明できる。
3 RNAの種類(hnRNA、mRNA、rRNA、tRNAなど)と機能について説明できる。
【③遺伝子の複製】
1 DNAの複製の過程について説明できる。
【④転写・翻訳の過程と調節】
1 DNAからRNAへの転写の過程について説明できる。
2 エピジェネティックな転写制御について説明できる。
3 転写因子による転写制御について説明できる。
4 RNAのプロセシング(キャップ構造、スプライシング、snRNP、ポリA鎖など)について説明できる。
5 RNAからタンパク質への翻訳の過程について説明できる。
【⑤遺伝子の変異・修復】
1 DNAの変異と修復について説明できる。
【⑥組換えDNA】
1 遺伝子工学技術(遺伝子クローニング、cDNAクローニング、PCR、組換えタンパク質発現法など)を概
説できる。
2 遺伝子改変生物(遺伝子導入•欠損動物、クローン動物、遺伝子組換え植物)について概説できる。
(5)生体エネルギーと生命活動を支える代謝系
GIO 生体エネルギーの産生、貯蔵、利用、およびこれらを担う糖質、脂質、タンパク質、核酸の代謝に関す
る基本的事項を修得する。
【①概論】
1 エネルギー代謝の概要を説明できる。
【②ATPの産生と糖質代謝】
1 解糖系及び乳酸の生成について説明できる。
2 クエン酸回路(TCAサイクル)について説明できる。
3 電子伝達系(酸化的リン酸化)とATP合成酵素について説明できる。
4 グリコーゲンの代謝について説明できる。
5 糖新生について説明できる。
【③脂質代謝】
1 脂肪酸の生合成とβ酸化について説明できる。
2 コレステロールの生合成と代謝について説明できる。
【④飢餓状態と飽食状態】
1 飢餓状態のエネルギー代謝(ケトン体の利用など)について説明できる。
2 余剰のエネルギーを蓄えるしくみを説明できる。
【⑤その他の代謝系】
1 アミノ酸分子中の炭素および窒素の代謝(尿素回路など)について説明できる。
2 ヌクレオチドの生合成と分解について説明できる。
― 315 ―
SBOs386
SBOs387
SBOs388
SBOs389
SBOs390
SBOs391
SBOs392
SBOs393
SBOs394
SBOs395
SBOs396
SBOs397
SBOs398
SBOs399
3 ペントースリン酸回路について説明できる。
(6)細胞間コミュニケーションと細胞内情報伝達
GIO 細胞間コミュニケーション及び細胞内情報伝達の方法と役割に関する基本的事項を修得する。
【① 概論】
1 細胞間コミュニケーションにおける情報伝達様式を説明できる。
【②細胞内情報伝達】
1 細胞膜チャネル内蔵型受容体を介する細胞内情報伝達について説明できる。
2 細胞膜受容体からGタンパク系を介する細胞内情報伝達について説明できる。
3 細胞膜受容体タンパク質などのリン酸化を介する細胞内情報伝達について説明できる。
4 細胞内情報伝達におけるセカンドメッセンジャーについて説明できる。
5 細胞内(核内)受容体を介する細胞内情報伝達について説明できる。
【③細胞間コミュニケーション】
1 細胞間の接着構造、主な細胞接着分子の種類と特徴を説明できる。
2 主な細胞外マトリックス分子の種類と特徴を説明できる。
(7)細胞の分裂と死
GIO 細胞周期と分裂、細胞死に関する基本的事項を修得する。
【①細胞分裂】
1 細胞周期とその制御機構について説明できる。
2 体細胞と生殖細胞の細胞分裂について説明できる。
【②細胞死】
1 細胞死(アポトーシスとネクローシス)について説明できる。
【③がん細胞】
1 正常細胞とがん細胞の違いについて説明できる。
2 がん遺伝子とがん抑制遺伝子について概説できる。
― 316 ―
C7 人体の成り立ちと生体機能の調節
GIO 人体の成り立ちを個体、器官、細胞の各レベルで理解できるようになるために、人体の構造、機能、調
節に関する基本的事項を修得する。
SBOs400
SBOs401
SBOs402
SBOs403
SBOs404
SBOs405
SBOs406
SBOs407
SBOs408
SBOs409
SBOs410
SBOs411
SBOs412
SBOs413
SBOs414
SBOs415
SBOs416
SBOs417
SBOs418
SBOs419
SBOs420
SBOs421
SBOs422
SBOs423
(1)人体の成り立ち
GIO 遺伝、発生、および各器官の構造と機能に関する基本的事項を修得する。
【①遺伝】
1 遺伝子と遺伝のしくみについて概説できる。
2 遺伝子多型について概説できる。
3 代表的な遺伝疾患を概説できる。
【②発生】
1 個体発生について概説できる。
2 細胞の分化における幹細胞、前駆細胞の役割について概説できる。
【③器官系概論】
1 人体を構成する器官、器官系の名称、形態、体内での位置および機能を説明できる。
2 組織、器官を構成する代表的な細胞の種類(上皮、内皮、間葉系など)を列挙し、形態的および機能的
特徴を説明できる。
3 実験動物・人体模型・シミュレーターなどを用いて各種臓器の名称と位置を確認できる。(技能)
4 代表的な器官の組織や細胞を顕微鏡で観察できる。(技能)
【④神経系】
1 中枢神経系について概説できる。
2 末梢(体性・自律)神経系について概説できる。
【⑤骨格系・筋肉系】
1 骨、筋肉について概説できる。
2 代表的な骨格筋および関節の名称を挙げ、位置を示すことができる。
【⑥皮膚】
1 皮膚について概説できる。
【⑦循環器系】
1 心臓について概説できる。
2 血管系について概説できる。
3 リンパ管系について概説できる。
【⑧呼吸器系】
1 肺、気管支について概説できる。
【⑨消化器系】
1 胃、小腸、大腸などの消化管について概説できる。
2 肝臓、膵臓、胆囊について概説できる。
【⑩泌尿器系】
1 泌尿器系について概説できる。
【⑪生殖器系】
1 生殖器系について概説できる。
【⑫内分泌系】
1 内分泌系について概説できる。
【⑬感覚器系】
1 感覚器系について概説できる。
【⑭血液・造血器系】
― 317 ―
SBOs424
SBOs425
SBOs426
SBOs427
SBOs428
SBOs429
SBOs430
SBOs431
SBOs432
SBOs433
SBOs434
SBOs435
SBOs436
SBOs437
SBOs438
1 血液・造血器系について概説できる。
(2)生体機能の調節
GIO 生体の維持に関わる情報ネットワークを担う代表的な情報伝達物質の種類、作用発現機構に関する基
本的事項を修得する。
【①神経による調節機構】
1 神経細胞の興奮と伝導、シナプス伝達の調節機構について説明できる。
2 代表的な神経伝達物質を挙げ、生理活性および作用機構について概説できる。
3 神経系、感覚器を介するホメオスタシスの調節機構の代表例を列挙し、概説できる。
4 神経による筋収縮の調節機構について説明できる。
【②ホルモン・内分泌系による調節機構】
1 代表的なホルモンを挙げ、その産生器官、生理活性および作用機構について概説できる。
【③オータコイドによる調節機構】
1 代表的なオータコイドを挙げ、生理活性および作用機構について概説できる。
【④サイトカイン・増殖因子による調節機構】
1 代表的なサイトカイン、増殖因子を挙げ、生理活性および作用機構について概説できる。
【⑤血圧の調節機構】
1 血圧の調節機構について概説できる。
【⑥血糖の調節機構】
1 血糖の調節機構について概説できる。
【⑦体液の調節】
1 体液の調節機構について概説できる。
2 尿の生成機構、尿量の調節機構について概説できる。
【⑧体温の調節】
1 体温の調節機構について概説できる。
【⑨血液凝固・線溶系】
1 血液凝固・線溶系の機構について概説できる。
【⑩性周期の調節】
1 性周期の調節機構について概説できる。
― 318 ―
C8 生体防御と微生物
GIO 生体の恒常性が崩れたときに生ずる変化を理解できるようになるために、免疫反応による生体防御機
構とその破綻、および代表的な病原微生物に関する基本的事項を修得する。
SBOs439
SBOs440
SBOs441
SBOs442
SBOs443
SBOs444
SBOs445
SBOs446
SBOs447
SBOs448
SBOs449
SBOs450
SBOs451
SBOs452
SBOs453
SBOs454
SBOs455
SBOs456
SBOs457
SBOs458
SBOs459
SBOs460
SBOs461
SBOs462
SBOs463
SBOs464
SBOs465
SBOs466
SBOs467
SBOs468
SBOs469
SBOs470
(1)身体をまもる
GIO ヒトの主な生体防御反応としての免疫応答に関する基本的事項を修得する。
【①生体防御反応】
1 異物の侵入に対する物理的、生理的、化学的バリアー、および補体の役割について説明できる。
2 免疫反応の特徴(自己と非自己の識別、特異性、多様性、クローン性、記憶、寛容)を説明できる。
3 自然免疫と獲得免疫、および両者の関係を説明できる。
4 体液性免疫と細胞性免疫について説明できる。
【②免疫を担当する組織・細胞】
1 免疫に関与する組織を列挙し、その役割を説明できる。
2 免疫担当細胞の種類と役割を説明できる。
3 免疫反応における主な細胞間ネットワークについて説明できる。
【③分子レベルで見た免疫のしくみ】
1 自然免疫および獲得免疫における異物の認識を比較して説明できる。
2 MHC抗原の構造と機能および抗原提示での役割について説明できる。
3 T細胞とB細胞による抗原認識の多様性(遺伝子再構成)と活性化について説明できる。
4 抗体分子の基本構造、種類、役割を説明できる。
5 免疫系に関わる主なサイトカインを挙げ、その作用を概説できる。
(2)免疫系の制御とその破綻・免疫系の応用
GIO 免疫応答の制御とその破綻、および免疫反応の臨床応用に関する基本的事項を修得する。
【①免疫応答の制御と破綻】
1 炎症の一般的症状、担当細胞および反応機構について説明できる。
2 アレルギーを分類し、担当細胞および反応機構について説明できる。
3 自己免疫疾患と免疫不全症候群について概説できる。
4 臓器移植と免疫反応の関わり(拒絶反応、免疫抑制剤など)について説明できる。
5 感染症と免疫応答との関わりについて説明できる。
6 腫瘍排除に関与する免疫反応について説明できる。
【②免疫反応の利用】
1 ワクチンの原理と種類(生ワクチン、不活化ワクチン、トキソイド、混合ワクチンなど)について説明でき
2 モノクローナル抗体とポリクローナル抗体について説明できる。
3 血清療法と抗体医薬について概説できる。
4 抗原抗体反応を利用した検査方法(ELISA法、ウエスタンブロット法など)を実施できる。(技能)
(3)微生物の基本
GIO 微生物の分類、構造、生活環などに関する基本的事項を修得する。
【①総論】
1 原核生物、真核生物およびウイルスの特徴を説明できる。
【②細菌】
1 細菌の分類や性質(系統学的分類、グラム陽性菌と陰性菌、好気性菌と嫌気性菌など)を説明できる。
2 細菌の構造と増殖機構について説明できる。
3 細菌の異化作用(呼吸と発酵)および同化作用について説明できる。
4 細菌の遺伝子伝達(接合、形質導入、形質転換)について説明できる。
5 薬剤耐性菌および薬剤耐性化機構について概説できる。
6 代表的な細菌毒素について説明できる。
【③ウイルス】
1 ウイルスの構造、分類、および増殖機構について説明できる。
【④真菌・原虫・蠕虫】
1 真菌の性状を概説できる。
2 原虫および蠕虫の性状を概説できる。
【⑤消毒と滅菌】
― 319 ―
SBOs471
SBOs472
SBOs473
SBOs474
SBOs475
SBOs476
SBOs477
SBOs478
SBOs479
SBOs480
SBOs481
SBOs482
SBOs483
SBOs484
SBOs485
SBOs486
1 滅菌、消毒および殺菌、静菌の概念を説明できる。
2 主な滅菌法および消毒法について説明できる。
【⑥検出方法】
1 グラム染色を実施できる。(技能)
2 無菌操作を実施できる。(技能)
3 代表的な細菌または真菌の分離培養、純培養を実施できる。(技能)
(4)病原体としての微生物
GIO ヒトと微生物の関わりおよび病原微生物に関する基本的事項を修得する。
【①感染の成立と共生】
1 感染の成立(感染源、感染経路、侵入門戸など)と共生(腸内細菌など)について説明できる。
2 日和見感染と院内感染について説明できる。
【②代表的な病原体】
1 DNAウイルス(ヒトヘルペスウイルス、アデノウイルス、パピローマウイルス、B型肝炎ウイルスなど)につい
て概説できる。
2 RNAウイルス(ノロウイルス、ロタウイルス、ポリオウイルス、コクサッキーウイルス、エコーウイルス、ライノ
ウイルス、A型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルス、インフルエンザウイルス、麻疹ウイルス、風疹ウイルス、
日本脳炎ウイルス、狂犬病ウイルス、ムンプスウイルス、HIV、HTLVなど)について概説できる。
3 グラム陽性球菌(ブドウ球菌、レンサ球菌など)およびグラム陽性桿菌(破傷風菌、ガス壊疽菌、ボツリヌ
ス菌、ジフテリア菌、炭疽菌、セレウス菌、ディフィシル菌など)について概説できる。
4 グラム陰性球菌(淋菌、髄膜炎菌など)およびグラム陰性桿菌(大腸菌、赤痢菌、サルモネラ属菌、チフ
ス菌、エルシニア属菌、クレブシエラ属菌、コレラ菌、百日咳菌、腸炎ビブリオ、緑膿菌、レジオネラ、イ
ンフルエンザ菌など)について概説できる。
5 グラム陰性らせん菌(ヘリコバクター・ピロリ、カンピロバクター・ジェジュニ/コリなど)およびスピロヘータ
について概説できる。
6 抗酸菌(結核菌、らい菌など)について概説できる。
7 マイコプラズマ、リケッチア、クラミジアについて概説できる。
8 真菌(アスペルギルス、クリプトコックス、カンジダ、ムーコル、白癬菌など)について概説できる。
9 原虫(マラリア原虫、トキソプラズマ、腟トリコモナス、クリプトスポリジウム、赤痢アメーバなど)、蠕虫(回
虫、鞭虫、アニサキス、エキノコックスなど)について概説できる。
― 320 ―
D 衛生薬学
D1 健康
GIO 人々の健康増進、公衆衛生の向上に貢献できるようになるために、現代社会における疾病とその予
防、栄養と健康に関する基本的知識、技能、態度を修得する。
SBOs487
SBOs488
SBOs489
SBOs490
SBOs491
SBOs492
SBOs493
SBOs494
SBOs495
SBOs496
SBOs497
SBOs498
SBOs499
SBOs500
SBOs501
SBOs502
SBOs503
SBOs504
SBOs505
SBOs506
(1)社会・集団と健康
GIO 人々(集団)の健康と疾病の現状およびその影響要因を把握するために、保健統計と疫学に関する基
本的事項を修得する。
【①健康と疾病の概念】
1 健康と疾病の概念の変遷と、その理由を説明できる。
【②保健統計】
1 集団の健康と疾病の現状およびその影響要因を把握する上での人口統計の意義を概説できる。
2 人口統計および傷病統計に関する指標について説明できる。
3 人口動態(死因別死亡率など)の変遷について説明できる。
【③疫学】
1 疾病の予防における疫学の役割を説明できる。
2 疫学の三要因(病因、環境要因、宿主要因)について説明できる。
3 疫学の種類(記述疫学、分析疫学など)とその方法について説明できる。
4 リスク要因の評価として、オッズ比、相対危険度、寄与危険度および信頼区間について説明し、計算で
きる。(知識・技能)
(2)疾病の予防
GIO 健康を理解し疾病の予防に貢献できるようになるために、感染症、生活習慣病、職業病などについての
現状とその予防に関する基本的事項を修得する。
【①疾病の予防とは】
1 疾病の予防について、一次、二次、三次予防という言葉を用いて説明できる。
2 健康増進政策(健康日本21など)について概説できる。
【②感染症とその予防】
1 現代における感染症(日和見感染、院内感染、新興感染症、再興感染症など)の特徴について説明で
2 感染症法における、感染症とその分類について説明できる。
3 代表的な性感染症を列挙し、その予防対策について説明できる。
4 予防接種の意義と方法について説明できる。
【③生活習慣病とその予防】
1 生活習慣病の種類とその動向について説明できる。
2 生活習慣病の代表的なリスク要因を列挙し、その予防法について説明できる。
3 食生活や喫煙などの生活習慣と疾病の関わりについて討議する。(態度)
【④母子保健】
1 新生児マススクリーニングの意義について説明し、代表的な検査項目を列挙できる。
2 母子感染する代表的な疾患を列挙し、その予防対策について説明できる。
【⑤労働衛生】
1 代表的な労働災害、職業性疾病について説明できる。
― 321 ―
SBOs507
SBOs508
SBOs509
SBOs510
SBOs511
SBOs512
SBOs513
SBOs514
SBOs515
SBOs516
SBOs517
SBOs518
SBOs519
SBOs520
SBOs521
SBOs522
SBOs523
SBOs524
SBOs525
2 労働衛生管理について説明できる。
(3)栄養と健康
GIO 食生活が健康に与える影響を科学的に理解するために、栄養と食品機能、食品衛生に関する基本的
事項を修得する。
【①栄養】
1 五大栄養素を列挙し、それぞれの役割について説明できる。
2 各栄養素の消化、吸収、代謝のプロセスを概説できる。
3 食品中の三大栄養素の栄養的な価値を説明できる。
4 五大栄養素以外の食品成分(食物繊維、抗酸化物質など)の機能について説明できる。
5 エネルギー代謝に関わる基礎代謝量、呼吸商、推定エネルギー必要量の意味を説明できる。
6 日本人の食事摂取基準について説明できる。
7 栄養素の過不足による主な疾病を列挙し、説明できる。
8 疾病治療における栄養の重要性を説明できる。
【②食品機能と食品衛生】
1 炭水化物・タンパク質が変質する機構について説明できる。
2 油脂が変敗する機構を説明し、油脂の変質試験を実施できる。(知識・技能)
3 食品の変質を防ぐ方法(保存法)を説明できる。
4 食品成分由来の発がん性物質を列挙し、その生成機構を説明できる。
5 代表的な食品添加物を用途別に列挙し、それらの働きを説明できる。
6 特別用途食品と保健機能食品について説明できる。
7 食品衛生に関する法的規制について説明できる。
【③食中毒と食品汚染】
1 代表的な細菌性・ウイルス性食中毒を列挙し、それらの原因となる微生物の性質、症状、原因食品およ
び予防方法について説明できる。
2 食中毒の原因となる代表的な自然毒を列挙し、その原因物質、作用機構、症状の特徴を説明できる。
3 化学物質(重金属、残留農薬など)やカビによる食品汚染の具体例を挙げ、ヒトの健康に及ぼす影響を
説明できる。
― 322 ―
D2 環境
GIO 人々の健康にとってより良い環境の維持と公衆衛生の向上に貢献できるようになるために、化学物質
などのヒトへの影響、適正な使用、および地球生態系や生活環境と健康との関わりにおける基本的知
識、技能、態度を修得する。
SBOs526
SBOs527
SBOs528
SBOs529
SBOs530
SBOs531
SBOs532
SBOs533
SBOs534
SBOs535
SBOs536
SBOs537
SBOs538
SBOs539
SBOs540
SBOs541
SBOs542
SBOs543
SBOs544
SBOs545
SBOs546
SBOs547
SBOs548
SBOs549
SBOs550
SBOs551
SBOs552
SBOs553
SBOs554
SBOs555
SBOs556
SBOs557
SBOs558
SBOs559
SBOs560
SBOs561
(1)化学物質・放射線の生体への影響
GIO 化学物質などの生体への有害作用を回避し、適正に使用できるようになるために、化学物質の毒性な
どに関する基本的事項を修得する。
【①化学物質の毒性】
1 代表的な有害化学物質の吸収、分布、代謝、排泄の基本的なプロセスについて説明できる。
2 肝臓、腎臓、神経などに特異的に毒性を示す代表的な化学物質を列挙できる。
3 重金属、PCB、ダイオキシンなどの代表的な有害化学物質や農薬の急性毒性、慢性毒性の特徴につ
いて説明できる。
4 重金属や活性酸素による障害を防ぐための生体防御因子について具体例を挙げて説明できる。
5 薬物の乱用による健康への影響について説明し、討議する。(知識・態度)
6 代表的な中毒原因物質の解毒処置法を説明できる。
7 代表的な中毒原因物質(乱用薬物を含む)の試験法を列挙し、概説できる。
【②化学物質の安全性評価と適正使用】
1 個々の化学物質の使用目的に鑑み、適正使用とリスクコミュニケーションについて討議する。(態度)
2 化学物質の毒性を評価するための主な試験法を列挙し、概説できる。
3 毒性試験の結果を評価するのに必要な量-反応関係、閾値、無毒性量(NOAEL)などについて概説で
4 化学物質の安全摂取量(1日許容摂取量など)について説明できる。
5 有害化学物質による人体影響を防ぐための法的規制(化審法、化管法など)を説明できる。
【③化学物質による発がん】
1 発がん性物質などの代謝的活性化の機構を列挙し、その反応機構を説明できる。
2 遺伝毒性試験(Ames試験など)の原理を説明できる。
3 発がんに至る過程(イニシエーション、プロモーションなど)について概説できる。
【④放射線の生体への影響】
1 電離放射線を列挙し、生体への影響を説明できる。
2 代表的な放射性核種(天然、人工)と生体との相互作用を説明できる。
3 電離放射線を防御する方法について概説できる。
4 非電離放射線(紫外線、赤外線など)を列挙し、生体への影響を説明できる。
(2)生活環境と健康
GIO 地球生態系や生活環境を保全、維持できるようになるために、環境汚染物質などの成因、測定法、生
体への影響、汚染防止、汚染除去などに関する基本的事項を修得する。
【①地球環境と生態系】
1 地球規模の環境問題の成因、人に与える影響について説明できる。
2 生態系の構成員を列挙し、その特徴と相互関係を説明できる。
3 化学物質の環境内動態(生物濃縮など)について例を挙げて説明できる。
4 地球環境の保全に関する国際的な取り組みについて説明できる。
5 人が生態系の一員であることをふまえて環境問題を討議する。(態度)
【②環境保全と法的規制】
1 典型七公害とその現状、および四大公害について説明できる。
2 環境基本法の理念を説明できる。
3 環境汚染(大気汚染、水質汚濁、土壌汚染など)を防止するための法規制について説明できる。
【③水環境】
1 原水の種類を挙げ、特徴を説明できる。
2 水の浄化法、塩素処理について説明できる。
3 水道水の水質基準の主な項目を列挙し、測定できる。(知識・技能)
4 下水処理および排水処理の主な方法について説明できる。
5 水質汚濁の主な指標を列挙し、測定できる。(知識・技能)
6 富栄養化の原因とそれによってもたらされる問題点を挙げ、対策を説明できる。
【④大気環境】
1 主な大気汚染物質を列挙し、その推移と発生源、健康影響について説明できる。
2 主な大気汚染物質を測定できる。(技能)
3 大気汚染に影響する気象要因(逆転層など)を概説できる。
― 323 ―
SBOs562
SBOs563
SBOs564
SBOs565
SBOs566
【⑤室内環境】
1 室内環境を評価するための代表的な指標を列挙し、測定できる。(知識・技能)
2 室内環境と健康との関係について説明できる。
【⑥廃棄物】
1 廃棄物の種類と処理方法を列挙できる。
2 廃棄物処理の問題点を列挙し、その対策を説明できる。
3 マニフェスト制度について説明できる。
― 324 ―
E 医療薬学
E1 薬の作用と体の変化
GIO 疾病と薬物の作用に関する知識を修得し、医薬品の作用する過程を理解する。
SBOs567
SBOs568
SBOs569
SBOs570
SBOs571
SBOs572
SBOs573
SBOs574
SBOs575
SBOs576
SBOs577
SBOs578
SBOs579
SBOs580
SBOs581
SBOs582
SBOs583
SBOs584
SBOs585
SBOs586
SBOs587
(1)薬の作用
GIO 医薬品を薬効に基づいて適正に使用できるようになるために、薬物の生体内における作用に関する基
本的事項を修得する。
【①薬の作用】
1 薬の用量と作用の関係を説明できる。
2 アゴニスト(作用薬、作動薬、刺激薬)とアンタゴニスト(拮抗薬、遮断薬)について説明できる。
3 薬物が作用するしくみについて、受容体、酵素、イオンチャネルおよびトランスポーターを例に挙げて説
明できる。
4 代表的な受容体を列挙し、刺激あるいは遮断された場合の生理反応を説明できる。
5 薬物の作用発現に関連する代表的な細胞内情報伝達系を列挙し、活性化あるいは抑制された場合の
生理反応を説明できる。(C6(6)【②細胞内情報伝達】1.~ 5. 参照)
6 薬物の体内動態(吸収、分布、代謝、排泄)と薬効発現の関わりについて説明できる。
7 薬物の選択(禁忌を含む)、用法、用量の変更が必要となる要因(年齢、疾病、妊娠等)について具体
例を挙げて説明できる。
8 薬理作用に由来する代表的な薬物相互作用を列挙し、その機序を説明できる。(E4(1)【②吸収】5.【④
代謝】5.【⑤排泄】5.参照)
9 薬物依存性、耐性について具体例を挙げて説明できる。
【②動物実験】
1 動物実験における倫理について配慮できる。(態度)
2 実験動物を適正に取り扱うことができる。(技能)
3 実験動物での代表的な投与方法が実施できる。(技能)
【③日本薬局方】
1 日本薬局方収載の生物学的定量法の特徴を説明できる。
(2)身体の病的変化を知る
GIO 身体の病的変化から疾患を推測できるようになるために、代表的な症候、病態・臨床検査に関する基本
的事項を修得する。
【①症候】
1 以下の症候・病態について、生じる原因とそれらを伴う代表的疾患を挙げ、患者情報をもとに疾患を推
測できる。
ショック、高血圧、低血圧、発熱、けいれん、意識障害・失神、チアノーゼ、脱水、全身倦怠感、肥満・や
せ、黄疸、発疹、貧血、出血傾向、リンパ節腫脹、浮腫、心悸亢進・動悸、胸水、胸痛、呼吸困難、咳・
痰、血痰・喀血、めまい、頭痛、運動麻痺・不随意運動・筋力低下、腹痛、悪心・嘔吐、嚥下困難・障
害、食欲不振、下痢・便秘、吐血・下血、腹部膨満(腹水を含む)、タンパク尿、血尿、尿量・排尿の異
常、月経異常、関節痛・関節腫脹、腰背部痛、記憶障害、知覚異常(しびれを含む)・神経痛、視力障
【②病態・臨床検査】
害、聴力障害
1 尿検査および糞便検査の検査項目を列挙し、目的と異常所見を説明できる。
2 血液検査、血液凝固機能検査および脳脊髄液検査の検査項目を列挙し、目的と異常所見を説明でき
3 血液生化学検査の検査項目を列挙し、目的と異常所見を説明できる。
4 免疫学的検査の検査項目を列挙し、目的と異常所見を説明できる。
5 動脈血ガス分析の検査項目を列挙し、目的と異常所見を説明できる。
6 代表的な生理機能検査(心機能、腎機能、肝機能、呼吸機能等)、病理組織検査および画像検査の検
査項目を列挙し、目的と異常所見を説明できる。
7 代表的な微生物検査の検査項目を列挙し、目的と異常所見を説明できる。
― 325 ―
SBOs588
SBOs589
SBOs590
SBOs591
SBOs592
SBOs593
SBOs594
8 代表的なフィジカルアセスメントの検査項目を列挙し、目的と異常所見を説明できる。
(3)薬物治療の位置づけ
GIO 医療チームの一員として薬物治療に参画できるようになるために、代表的な疾患における治療と薬物療
法に関する基本的事項を修得する。
1 代表的な疾患における薬物治療、食事療法、その他の非薬物治療(外科手術など)の位置づけを説明
できる。
2 代表的な疾患における薬物治療の役割について、病態、薬効薬理、薬物動態に基づいて討議する。
(知識・技能)
(4)医薬品の安全性
GIO 医療における医薬品のリスクを回避できるようになるために、有害事象(副作用、相互作用)、薬害、薬
物乱用に関する基本的事項を修得する。
1 薬物の主作用と副作用、毒性との関連について説明できる。
2 薬物の副作用と有害事象の違いについて説明できる。
3 以下の障害を呈する代表的な副作用疾患について、推定される原因医薬品、身体所見、検査所見お
よび対処方法を説明できる。
血液障害・電解質異常、肝障害、腎障害、消化器障害、循環器障害、精神障害、皮膚障害、呼吸器障
害、薬物アレルギー(ショックを含む)、代謝障害
4 代表的薬害、薬物乱用について、健康リスクの観点から討議する。(態度)
― 326 ―
E2 薬理・病態・薬物治療
GIO 患者情報に応じた薬の選択、用法・用量の設定および医薬品情報・安全性や治療ガイドラインを考慮
した適正な薬物治療に参画できるようになるために、疾病に伴う症状などの患者情報を解析し、最適
な治療を実施するための薬理、病態・薬物治療に関する基本的事項を修得する。
SBOs595
SBOs596
SBOs597
SBOs598
SBOs599
SBOs600
SBOs601
SBOs602
SBOs603
SBOs604
SBOs605
SBOs606
SBOs607
SBOs608
SBOs609
SBOs610
SBOs611
SBOs612
SBOs613
SBOs614
SBOs615
SBOs616
(1)神経系の疾患と薬
GIO 神経系・筋に作用する医薬品の薬理および疾患の病態・薬物治療に関する基本的知識を修得し、治
療に必要な情報収集・解析および医薬品の適正使用に関する基本的事項を修得する。
【①自律神経系に作用する薬】
1 交感神経系に作用し、その支配器官の機能を修飾する代表的な薬物を挙げ、薬理作用、機序、主な
副作用を説明できる。
2 副交感神経系に作用し、その支配器官の機能を修飾する代表的な薬物を挙げ、薬理作用、機序、主
な副作用を説明できる。
3 神経節に作用する代表的な薬物を挙げ、薬理作用、機序、主な副作用を説明できる。
4 自律神経系に作用する代表的な薬物の効果を動物実験で測定できる。(技能)
【②体性神経系に作用する薬・筋の疾患の薬、病態、治療】
1 知覚神経に作用する代表的な薬物(局所麻酔薬など)を挙げ、薬理作用、機序、主な副作用を説明で
2 運動神経系に作用する代表的な薬物を挙げ、薬理作用、機序、主な副作用を説明できる。
3 知覚神経、運動神経に作用する代表的な薬物の効果を動物実験で測定できる。(技能)
4 以下の疾患について説明できる。
進行性筋ジストロフィー、Guillain-Barré(ギラン・バレー)症候群、重症筋無力症(重複)
【③中枢神経系の疾患の薬、病態、治療】
1 全身麻酔薬、催眠薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)および臨床適用を説明できる。
2 麻薬性鎮痛薬、非麻薬性鎮痛薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)および臨床適用(WHO三段
階除痛ラダーを含む)を説明できる。
3 中枢興奮薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)および臨床適用を説明できる。
4 統合失調症について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状
等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
5 うつ病、躁うつ病(双極性障害)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態
(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
6 不安神経症(パニック障害と全般性不安障害)、心身症、不眠症について、治療薬の薬理(薬理作用、
機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
7 てんかんについて、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・
薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
8 脳血管疾患(脳内出血、脳梗塞(脳血栓、脳塞栓、一過性脳虚血)、くも膜下出血)について、治療薬
の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択
等)を説明できる。
9 Parkinson(パーキンソン)病について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病
態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
10 認知症(Alzheimer(アルツハイマー)型認知症、脳血管性認知症等)について、治療薬の薬理(薬理作
用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
11 片頭痛について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬
物治療(医薬品の選択等)について説明できる。
12 中枢神経系に作用する薬物の効果を動物実験で測定できる。(技能)
13 中枢神経系疾患の社会生活への影響および薬物治療の重要性について討議する。(態度)
14 以下の疾患について説明できる。
脳炎・髄膜炎(重複)、多発性硬化症(重複)、筋萎縮性側索硬化症、Narcolepsy(ナルコレプシー)、薬
物依存症、アルコール依存症
【④化学構造と薬効】
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1 神経系の疾患に用いられる代表的な薬物の基本構造と薬効(薬理・薬物動態)の関連を概説できる。
(2)免疫・炎症・アレルギーおよび骨・関節の疾患と薬
GIO 免疫・炎症・アレルギーおよび骨・関節に作用する医薬品の薬理および疾患の病態・薬物治療に関す
る基本的知識を修得し、治療に必要な情報収集・解析および医薬品の適正使用に関する基本的事項
【①抗炎症薬】
1 抗炎症薬(ステロイド性および非ステロイド性)および解熱性鎮痛薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作
用)および臨床適用を説明できる。
2 抗炎症薬の作用機序に基づいて炎症について説明できる。
3 創傷治癒の過程について説明できる。
【②免疫・炎症・アレルギー疾患の薬、病態、治療】
1 アレルギー治療薬(抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬等)の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)および
臨床適用を説明できる。
2 免疫抑制薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)および臨床適用を説明できる。
3 以下のアレルギー疾患について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生
理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、接触性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、花粉症、消化
管アレルギー、気管支喘息(重複)
4 以下の薬物アレルギーについて、原因薬物、病態(病態生理、症状等)および対処法を説明できる。
Stevens-Johnson(スティーブンス-ジョンソン)症候群、中毒性表皮壊死症(重複)、薬剤性過敏症症候
群、薬疹
5 アナフィラキシーショックについて、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態
生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
6 以下の疾患について、病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
尋常性乾癬、水疱症、光線過敏症、ベーチェット病
7 以下の臓器特異的自己免疫疾患について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病
態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
バセドウ病(重複)、橋本病(重複)、悪性貧血(重複)、アジソン病、1型糖尿病(重複)、重症筋無力症、
多発性硬化症、特発性血小板減少性紫斑病、自己免疫性溶血性貧血(重複)、シェーグレン症候群
8 以下の全身性自己免疫疾患について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態
(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
全身性エリテマトーデス、強皮症、多発筋炎/皮膚筋炎、関節リウマチ(重複)
9 臓器移植(腎臓、肝臓、骨髄、臍帯血、輸血)について、拒絶反応および移植片対宿主病(GVHD)の
病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
【③骨・関節・カルシウム代謝疾患の薬、病態、治療】
1 関節リウマチについて、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状
等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
2 骨粗鬆症について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・
薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
3 変形性関節症について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状
等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
4 カルシウム代謝の異常を伴う疾患(副甲状腺機能亢進(低下)症、骨軟化症(くる病を含む)、悪性腫瘍
に伴う高カルシウム血症)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態
生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
【④化学構造と薬効】
1 免疫・炎症・アレルギー疾患に用いられる代表的な薬物の基本構造と薬効(薬理・薬物動態)の関連を
概説できる。
(3)循環器系・血液系・造血器系・泌尿器系・生殖器系の疾患と薬
GIO 循環器系・血液・造血器系・泌尿器系・生殖器系に作用する医薬品の薬理および疾患の病態・薬物治
療に関する基本的知識を修得し、治療に必要な情報収集・解析および医薬品の適正使用に関する基
本的事項を修得する。
【①循環器系疾患の薬、病態、治療】
1 以下の不整脈および関連疾患について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態
(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
不整脈の例示:上室性期外収縮(PAC)、心室性期外収縮(PVC)、心房細動(Af)、発作性上室頻拍
(PSVT)、WPW症候群、心室頻拍(VT)、心室細動(VF)、房室ブロック、QT延長症候群
2 急性および慢性心不全について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生
理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
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3 虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および
病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
4 以下の高血圧症について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症
状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
本態性高血圧症、二次性高血圧症(腎性高血圧症、腎血管性高血圧症を含む)
5 以下の疾患について概説できる。
閉塞性動脈硬化症(ASO)、心原性ショック、弁膜症、先天性心疾患
6 循環器系に作用する薬物の効果を動物実験で測定できる。(技能)
【②血液・造血器系疾患の薬、病態、治療】
1 止血薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)および臨床適用を説明できる。
2 抗血栓薬、抗凝固薬および血栓溶解薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)および臨床適用を説明
できる。
3 以下の貧血について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状
等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
鉄欠乏性貧血、巨赤芽球性貧血(悪性貧血等)、再生不良性貧血、自己免疫性溶血性貧血(AIHA)、
腎性貧血、鉄芽球性貧血
4 播種性血管内凝固症候群(DIC)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病
態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
5 以下の疾患について治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状
等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。(E2(7)【⑧悪性腫瘍の薬、病態、治療】参照)
血友病、血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)、白血球減少症、血栓塞栓症、白血病(重複)、悪性リン
パ腫(重複)
【③泌尿器系、生殖器系疾患の薬、病態、薬物治療】
1 利尿薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)および臨床適用を説明できる。
2 急性および慢性腎不全について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生
理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
3 ネフローゼ症候群について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、
症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
4 過活動膀胱および低活動膀胱について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態
(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
5 以下の泌尿器系疾患について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生
理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
慢性腎臓病(CKD)、糸球体腎炎(重複)、糖尿病性腎症(重複)、薬剤性腎症(重複)、腎盂腎炎(重
複)、膀胱炎(重複)、尿路感染症(重複)、尿路結石
6 以下の生殖器系疾患について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生
理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
前立腺肥大症、子宮内膜症、子宮筋腫
7 妊娠・分娩・避妊に関連して用いられる薬物について、薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および薬
物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
8 以下の生殖器系疾患について説明できる。
異常妊娠、異常分娩、不妊症
【④化学構造と薬効】
1 循環系・泌尿器系・生殖器系疾患の疾患に用いられる代表的な薬物の基本構造と薬効(薬理・薬物動
態)の関連を概説できる。
(4)呼吸器系・消化器系の疾患と薬
GIO 呼吸器系・消化器系に作用する医薬品の薬理および疾患の病態・薬物治療に関する基本的知識を修
得し、治療に必要な情報収集・解析および医薬品の適正使用に関する基本的事項を修得する。
【①呼吸器系疾患の薬、病態、治療】
1 気管支喘息について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状
等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
2 慢性閉塞性肺疾患および喫煙に関連する疾患(ニコチン依存症を含む)について、治療薬の薬理(薬
理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明で
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3 間質性肺炎について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状
等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
4 鎮咳薬、去痰薬、呼吸興奮薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)および臨床適用を説明できる。
【②消化器系疾患の薬、病態、治療】
1 以下の上部消化器疾患について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態
生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
胃食道逆流症(逆流性食道炎を含む)、消化性潰瘍、胃炎
2 炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病等)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作
用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
3 肝疾患(肝炎、肝硬変(ウイルス性を含む)、薬剤性肝障害)について、治療薬の薬理(薬理作用、機
序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
4 膵炎について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物
治療(医薬品の選択等)を説明できる。
5 胆道疾患(胆石症、胆道炎)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病
態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
6 機能性消化管障害(過敏性腸症候群を含む)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作
用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
7 便秘・下痢について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状
等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
8 悪心・嘔吐について、治療薬および関連薬物(催吐薬)の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および
病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
9 痔について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治
療(医薬品の選択等)を説明できる。
【③化学構造と薬効】
1 呼吸器系・消化器系の疾患に用いられる代表的な薬物の基本構造と薬効(薬理・薬物動態)の関連を
概説できる。
(5)代謝系・内分泌系の疾患と薬
GIO 代謝系・内分泌系に作用する医薬品の薬理および疾患の病態・薬物治療に関する基本的知識を修得
し、治療に必要な情報収集・解析および医薬品の適正使用に関する基本的事項を修得する。
【①代謝系疾患の薬、病態、治療】
1 糖尿病とその合併症について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生
理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
2 脂質異常症について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状
等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
3 高尿酸血症・痛風について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、
症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
【②内分泌系疾患の薬、病態、治療】
1 性ホルモン関連薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)および臨床適用を説明できる。
2 Basedow(バセドウ)病について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生
理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
3 甲状腺炎(慢性(橋本病)、亜急性)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および
病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
4 尿崩症について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬
物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
5 以下の疾患について説明できる。
先端巨大症、高プロラクチン血症、下垂体機能低下症、ADH不適合分泌症候群(SIADH)、副甲状腺
機能亢進症•低下症、Cushing(クッシング)症候群、アルドステロン症、褐色細胞腫、副腎不全(急性、
慢性)、子宮内膜症(重複)、アジソン病(重複)
【③化学構造と薬効】
1 代謝系・内分布系の疾患に用いられる代表的な薬物の基本構造と薬効(薬理・薬物動態)の関連を概
説できる。
(6)感覚器・皮膚の疾患と薬
GIO 感覚器・皮膚の疾患と薬の薬理作用・機序および副作用に関する基本的知識を修得し、治療に必要な
情報収集・解析および医薬品の適正使用に関する基本的事項を修得する。
【①眼疾患の薬、病態、治療】
1 緑内障について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬
物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
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2 白内障について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬
物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
3 加齢性黄斑変性について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症
状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
4 以下の疾患について概説できる。
結膜炎(重複)、網膜症、ぶどう膜炎、網膜色素変性症
【②耳鼻咽喉疾患の薬、病態、治療】
1 めまい(動揺病、Meniere(メニエール)病等)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作
用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
2 以下の疾患について概説できる。
アレルギー性鼻炎(重複)、花粉症(重複)、副鼻腔炎(重複)、中耳炎(重複)、口内炎・咽頭炎・扁桃腺
炎(重複)、喉頭蓋炎
【③皮膚疾患の薬、病態、治療】
1 アトピー性皮膚炎について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、
症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。(E2(2)【②免疫・炎症・アレルギーの薬、病態、
2 皮膚真菌症について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状
等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。(E2(7)【⑤真菌感染症の薬、病態、治療】参照)
3 褥瘡について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物
治療(医薬品の選択等)を説明できる。
4 以下の疾患について概説できる。
蕁麻疹(重複)、薬疹(重複)、水疱症(重複)、乾癬(重複)、接触性皮膚炎(重複)、光線過敏症(重複)
【④化学構造と薬効】
1 感覚器・皮膚の疾患に用いられる代表的な薬物の基本構造と薬効(薬理・薬物動態)の関連を概説で
(7)病原微生物(感染症)・悪性新生物(がん)と薬
GIO 病原微生物(細菌、ウイルス、真菌、原虫)、および悪性新生物に作用する医薬品の薬理および疾患の
病態・薬物治療に関する基本的知識を修得し、治療に必要な情報収集・解析および医薬品の適正使
用に関する基本的事項を修得する。
【①抗菌薬】
1 以下の抗菌薬の薬理(薬理作用、機序、抗菌スペクトル、主な副作用、相互作用、組織移行性)および
臨床適用を説明できる。
β-ラクタム系、テトラサイクリン系、マクロライド系、アミノ配糖体(アミノグリコシド)系、キノロン系、グリコ
ペプチド系、抗結核薬、サルファ剤(ST合剤を含む)、その他の抗菌薬
2 細菌感染症に関係する代表的な生物学的製剤(ワクチン等)を挙げ、その作用機序を説明できる。
【②抗菌薬の耐性】
1 主要な抗菌薬の耐性獲得機構および耐性菌出現への対応を説明できる。
【③細菌感染症の薬、病態、治療】
1 以下の呼吸器感染症について、病態(病態生理、症状等)、感染経路と予防方法および薬物治療(医
薬品の選択等)を説明できる。
上気道炎(かぜ症候群(大部分がウイルス感染症)を含む)、気管支炎、扁桃炎、細菌性肺炎、肺結
核、レジオネラ感染症、百日咳、マイコプラズマ肺炎
2 以下の消化器感染症について、病態(病態生理、症状等)および薬物治療(医薬品の選択等)を説明
急性虫垂炎、胆囊炎、胆管炎、病原性大腸菌感染症、食中毒、ヘリコバクター・ピロリ感染症、赤痢、コ
レラ、腸チフス、パラチフス、偽膜性大腸炎
3 以下の感覚器感染症について、病態(病態生理、症状等)および薬物治療(医薬品の選択等)を説明
副鼻腔炎、中耳炎、結膜炎
4 以下の尿路感染症について、病態(病態生理、症状等)および薬物治療(医薬品の選択等)を説明でき
腎盂腎炎、膀胱炎、尿道炎
5 以下の性感染症について、病態(病態生理、症状等)、予防方法および薬物治療(医薬品の選択等)を
説明できる。
梅毒、淋病、クラミジア症等
6 脳炎、髄膜炎について、病態(病態生理、症状等)および薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
7 以下の皮膚細菌感染症について、病態(病態生理、症状等)および薬物治療(医薬品の選択等)を説
明できる。
伝染性膿痂疹、丹毒、癰、毛囊炎、ハンセン病
8 感染性心内膜炎、胸膜炎について、病態(病態生理、症状等)および薬物治療(医薬品の選択等)を説
明できる。
9 以下の薬剤耐性菌による院内感染について、感染経路と予防方法、病態(病態生理、症状等)および
薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
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MRSA、VRE、セラチア、緑膿菌等
10 以下の全身性細菌感染症について、病態(病態生理、症状等)、感染経路と予防方法および薬物治療
(医薬品の選択等)を説明できる。
ジフテリア、劇症型A群β溶血性連鎖球菌感染症、新生児B群連鎖球菌感染症、破傷風、敗血症
【④ウイルス感染症およびプリオン病の薬、病態、治療】
1 ヘルペスウイルス感染症(単純ヘルペス、水痘・帯状疱疹)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、
主な副作用)、予防方法および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
2 サイトメガロウイルス感染症について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病
態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
3 インフルエンザについて、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、感染経路と予防方法および
病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
4 ウイルス性肝炎(HAV、HBV、HCV)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、感染経
路と予防方法および病態(病態生理(急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、肝細胞がん)、症状等)・薬物治
療(医薬品の選択等)を説明できる。(重複)
5 後天性免疫不全症候群(AIDS)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、感染経路と
予防方法および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
6 以下のウイルス感染症(プリオン病を含む)について、感染経路と予防方法および病態(病態生理、症
状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
伝染性紅斑(リンゴ病)、手足口病、伝染性単核球症、突発性発疹、咽頭結膜熱、ウイルス性下痢症、
麻疹、風疹、流行性耳下腺炎、風邪症候群、Creutzfeldt-Jakob(クロイツフェルト-ヤコブ)病
【⑤真菌感染症の薬、病態、治療】
1 抗真菌薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)および臨床適用を説明できる。
2 以下の真菌感染症について、病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
皮膚真菌症、カンジダ症、ニューモシスチス肺炎、肺アスペルギルス症、クリプトコックス症
【⑥原虫・寄生虫感染症の薬、病態、治療】
1 以下の原虫感染症について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、
症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
マラリア、トキソプラズマ症、トリコモナス症、アメーバ赤痢
2 以下の寄生虫感染症について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生
理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
回虫症、蟯虫症、アニサキス症
【⑦悪性腫瘍】
1 腫瘍の定義(良性腫瘍と悪性腫瘍の違い)を説明できる。
2 悪性腫瘍について、以下の項目を概説できる。
組織型分類および病期分類、悪性腫瘍の検査(細胞診、組織診、画像診断、腫瘍マーカー(腫瘍関連
の変異遺伝子、遺伝子産物を含む))、悪性腫瘍の疫学(がん罹患の現状およびがん死亡の現状)、悪
性腫瘍のリスクおよび予防要因
3 悪性腫瘍の治療における薬物治療の位置づけを概説できる。
【⑧悪性腫瘍の薬、病態、治療】
1 以下の抗悪性腫瘍薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用、相互作用、組織移行性)および臨床適用
を説明できる。
アルキル化薬、代謝拮抗薬、抗腫瘍抗生物質、微小管阻害薬、トポイソメラーゼ阻害薬、抗腫瘍ホルモ
ン関連薬、白金製剤、分子標的治療薬、その他の抗悪性腫瘍薬
2 抗悪性腫瘍薬に対する耐性獲得機構を説明できる。
3 抗悪性腫瘍薬の主な副作用(下痢、悪心・嘔吐、白血球減少、皮膚障害(手足症候群を含む)、血小板
減少等)の軽減のための対処法を説明できる。
4 代表的ながん化学療法のレジメン(FOLFOX等)について、構成薬物およびその役割、副作用、対象疾
患を概説できる。
5 以下の白血病について、病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
急性(慢性)骨髄性白血病、急性(慢性)リンパ性白血病、成人T細胞白血病(ATL)
6 悪性リンパ腫および多発性骨髄腫について、病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)
を説明できる。
7 骨肉腫について、病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
8 以下の消化器系の悪性腫瘍について、病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明
できる。
胃癌、食道癌、肝癌、大腸癌、胆囊・胆管癌、膵癌
9 肺癌について、病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
10 以下の頭頸部および感覚器の悪性腫瘍について、病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選
択等)を説明できる。
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脳腫瘍、網膜芽細胞腫、喉頭、咽頭、鼻腔・副鼻腔、口腔の悪性腫瘍
11 以下の生殖器の悪性腫瘍について、病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明で
前立腺癌、子宮癌、卵巣癌
12 腎・尿路系の悪性腫瘍(腎癌、膀胱癌)について、病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択
等)を説明できる。
13 乳癌について、病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
【⑨がん終末期医療と緩和ケア】
1 がん終末期の病態(病態生理、症状等)と治療を説明できる。
2 がん性疼痛の病態(病態生理、症状等)と薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
【⑩化学構造と薬効】
1 病原微生物・悪性新生物が関わる疾患に用いられる代表的な薬物の基本構造と薬効(薬理・薬物動
態)の関連を概説できる。
(8)バイオ・細胞医薬品とゲノム情報
GIO 医薬品としてのタンパク質、遺伝子、細胞を適正に利用するために、それらを用いる治療に関する基本
的知識を修得し、倫理的態度を身につける。併せて、ゲノム情報の利用に関する基本的事項を修得す
【①組換え体医薬品】
1 組換え体医薬品の特色と有用性を説明できる。
2 代表的な組換え体医薬品を列挙できる。
3 組換え体医薬品の安全性について概説できる。
【②遺伝子治療】
1 遺伝子治療の原理、方法と手順、現状、および倫理的問題点を概説できる。(知識・態度)
【③細胞、組織を利用した移植医療】
1 移植医療の原理、方法と手順、現状およびゲノム情報の取り扱いに関する倫理的問題点を概説でき
る。(知識・態度)
2 摘出および培養組織を用いた移植医療について説明できる。
3 臍帯血、末梢血および骨髄に由来する血液幹細胞を用いた移植医療について説明できる。
4 胚性幹細胞(ES細胞)、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を用いた細胞移植医療について概説できる。
(9)要指導医薬品・一般用医薬品とセルフメディケーション
GIO 適切な薬物治療および地域の保健・医療に貢献できるようになるために、要指導医薬品・一般用医薬
品およびセルフメディケーションに関する基本的知識を修得する。併せて、薬物治療実施に必要な情
報を自ら収集するための基本的技能を身につける。
1 地域における疾病予防、健康維持増進、セルフメディケーションのために薬剤師が果たす役割を概説
2 要指導医薬品および一般用医薬品(リスクの程度に応じた区分(第一類、第二類、第三類)も含む)に
ついて説明し、各分類に含まれる代表的な製剤を列挙できる。
3 代表的な症候について、関連する頻度の高い疾患、見逃してはいけない疾患を列挙できる。
4 要指導医薬品・一般用医薬品の選択、受診勧奨の要否を判断するために必要な患者情報を収集でき
る。(技能)
5 以下の疾患・症候に対するセルフメディケーションに用いる要指導医薬品・一般用医薬品等に含まれる
成分・作用・副作用を列挙できる。
発熱、痛み、かゆみ、消化器症状、呼吸器症状、アレルギー、細菌・真菌感染症、生活習慣病 等
6 主な養生法(運動・食事療法、サプリメント、保健機能食品を含む)とその健康の保持・促進における意
義を説明できる。
7 要指導医薬品・一般用医薬品と医療用医薬品、サプリメント、保健機能食品等との代表的な相互作用
を説明できる。
8 要指導医薬品・一般用医薬品等による治療効果と副作用を判定するための情報を収集し評価できる。
(10)医療の中の漢方薬
GIO 漢方の考え方、疾患概念、代表的な漢方薬の適応、副作用や注意事項などに関する基本的事項を修
得する。
【①漢方薬の基礎】
1 漢方の特徴について概説できる。
2 以下の漢方の基本用語を説明できる。
陰陽、虚実、寒熱、表裏、気血水、証
3 配合生薬の組み合わせによる漢方薬の系統的な分類が説明できる。
4 漢方薬と西洋薬、民間薬、サプリメント、保健機能食品などとの相違について説明できる。
【②漢方薬の応用】
1 漢方医学における診断法、体質や病態の捉え方、治療法について概説できる。
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SBOs752
SBOs753
SBOs754
SBOs755
SBOs756
SBOs757
2 日本薬局方に収載される漢方薬の適応となる証、症状や疾患について例示して説明できる。
3 現代医療における漢方薬の役割について説明できる。
【③漢方薬の注意点】
1 漢方薬の副作用と使用上の注意点を例示して説明できる。
(11)薬物治療の最適化
GIO 最適な薬物治療の実現に貢献できるようになるために、治療に必要な情報収集・解析および医薬品の
適正使用に関する基本的事項を修得する。
【①総合演習】
1 代表的な疾患の症例について、患者情報および医薬品情報などの情報に基づいて薬物治療の最適
化を討議する。(知識・態度)
2 過剰量の医薬品による副作用への対応(解毒薬を含む)を討議する。(知識・態度)
3 長期療養に付随する合併症を列挙し、その薬物治療について討議する。(知識・態度)
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E3 薬物治療に役立つ情報
GIO 薬物治療に必要な情報を医療チームおよび患者に提供したり、処方設計を提案したり、臨床上の問
題解決ができるようになるために、医薬品情報ならびに患者情報の収集・評価・加工、臨床研究デザ
イン・解析などに関する基本的知識を修得し、それらを活用するための基本的事項を身につける。
SBOs758
SBOs759
SBOs760
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(1)医薬品情報
GIO 医薬品情報の収集・評価・加工・提供・管理・評価、EBMの実践、生物統計ならびに臨床研究デザイ
ン・解析に関する基本的事項を修得する。
【①情報】
1 医薬品を使用したり取り扱う上で、必須の医薬品情報を列挙できる
2 医薬品情報に関わっている職種を列挙し、その役割について概説できる。
3 医薬品(後発医薬品等を含む)の開発過程で行われる試験(非臨床試験、臨床試験、安定性試験等)
と得られる医薬品情報について概説できる。
4 医薬品の市販後に行われる調査・試験と得られる医薬品情報について概説できる。
5 医薬品情報に関係する代表的な法律・制度(「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保
等に関する法律」、GCP、GVP、GPSP、RMPなど)とレギュラトリーサイエンスについて概説できる。
【②情報源】
1 医薬品情報源の一次資料、二次資料、三次資料の分類について概説できる。
2 医薬品情報源として代表的な二次資料、三次資料を列挙し、それらの特徴について説明できる。
3 厚生労働省、医薬品医療機器総合機構、製薬企業などの発行する資料を列挙し、概説できる。
4 医薬品添付文書(医療用、一般用)の法的位置づけについて説明できる。
5 医薬品添付文書(医療用、一般用)の記載項目(警告、禁忌、効能・効果、用法・用量、使用上の注意
など)を列挙し、それらの意味や記載すべき内容について説明できる。
6 医薬品インタビューフォームの位置づけと医薬品添付文書との違いについて説明できる。
【③収集・評価・加工・提供・管理】
1 目的(効能効果、副作用、相互作用、薬剤鑑別、妊婦への投与、中毒など)に合った適切な情報源を
選択し、必要な情報を検索、収集できる。(技能)
2 MEDLINEなどの医学・薬学文献データベース検索におけるキーワード、シソーラスの重要性を理解し、
検索できる。(知識・技能)
3 医薬品情報の信頼性、科学的妥当性などを評価する際に必要な基本的項目を列挙できる。
4 臨床試験などの原著論文および三次資料について医薬品情報の質を評価できる。(技能)
5 医薬品情報をニーズに合わせて加工・提供し管理する際の方法と注意点(知的所有権、守秘義務な
ど)について説明できる。
【④EBM(Evidence-based Medicine)】
1 EBMの基本概念と実践のプロセスについて説明できる。
2 代表的な臨床研究法(ランダム化比較試験、コホート研究、ケースコントロール研究など)の長所と短所
を挙げ、それらのエビデンスレベルについて概説できる。
3 臨床研究論文の批判的吟味に必要な基本的項目を列挙し、内的妥当性(研究結果の正確度や再現
性)と外的妥当性(研究結果の一般化の可能性)について概説できる。(E3(1)【③収集・評価・加工・提
供・管理】参照)
4 メタアナリシスの概念を理解し、結果を説明できる。
【⑤生物統計】
1 臨床研究における基本的な統計量(平均値、中央値、標準偏差、標準誤差、信頼区間など)の意味と
違いを説明できる。
2 帰無仮説の概念および検定と推定の違いを説明できる。
3 代表的な分布(正規分布、t分布、二項分布、ポアソン分布、χ2分布、F分布)について概説できる。
4 主なパラメトリック検定とノンパラメトリック検定を列挙し、それらの使い分けを説明できる。
5 二群間の差の検定(t検定、χ2検定など)を実施できる。(技能)
6 主な回帰分析(直線回帰、ロジスティック回帰など)と相関係数の検定について概説できる。
7 基本的な生存時間解析法(カプラン・マイヤー曲線など)について概説できる。
【⑥臨床研究デザインと解析】
1 臨床研究(治験を含む)の代表的な手法(介入研究、観察研究)を列挙し、それらの特徴を概説できる。
2 臨床研究におけるバイアス・交絡について概説できる。
3 観察研究での主な疫学研究デザイン(症例報告、症例集積、コホート研究、ケースコントロール研究、ネ
ステッドケースコントロール研究、ケースコホート研究など)について概説できる。
4 副作用の因果関係を評価するための方法(副作用判定アルゴリズムなど)について概説できる。
5 優越性試験と非劣性試験の違いについて説明できる。
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6 介入研究の計画上の技法(症例数設定、ランダム化、盲検化など)について概説できる。
7 統計解析時の注意点について概説できる。
8 介入研究の効果指標(真のエンドポイントと代用のエンドポイント、主要エンドポイントと副次的エンドポ
イント)の違いを、例を挙げて説明できる。
9 臨床研究の結果(有効性、安全性)の主なパラメータ(相対リスク、相対リスク減少、絶対リスク、絶対リス
ク減少、治療必要数、オッズ比、発生率、発生割合)を説明し、計算できる。(知識・技能)
【⑦医薬品の比較・評価】
1 病院や薬局において医薬品を採用・選択する際に検討すべき項目を列挙し、その意義を説明できる。
2 医薬品情報にもとづいて、代表的な同種同効薬の有効性や安全性について比較・評価できる。(技能)
3 医薬品情報にもとづいて、先発医薬品と後発医薬品の品質、安全性、経済性などについて、比較・評
価できる。(技能)
(2)患者情報
GIO 患者からの情報の収集、評価に必要な基本的事項を修得する。
【①情報と情報源】
1 薬物治療に必要な患者基本情報を列挙できる。
2 患者情報源の種類を列挙し、それぞれの違いを説明できる。
【②収集・評価・管理】
1 問題志向型システム(POS)を説明できる。
2 SOAP形式などの患者情報の記録方法について説明できる。
3 医薬品の効果や副作用を評価するために必要な患者情報について概説できる。
4 患者情報の取扱いにおける守秘義務と管理の重要性を説明できる。(A(2)【③患者の権利】参照)
(3)個別化医療
GIO 薬物治療の個別化に関する基本的事項を修得する。
【①遺伝的素因】
1 薬物の主作用および副作用に影響する代表的な遺伝的素因について、例を挙げて説明できる。
2 薬物動態に影響する代表的な遺伝的素因(薬物代謝酵素・トランスポーターの遺伝子変異など)につ
いて、例を挙げて説明できる。
3 遺伝的素因を考慮した薬物治療について、例を挙げて説明できる。
【②年齢的要因】
1 低出生体重児、新生児、乳児、幼児、小児における薬物動態と、薬物治療で注意すべき点を説明でき
2 高齢者における薬物動態と、薬物治療で注意すべき点を説明できる。
【③臓器機能低下】
1 腎疾患・腎機能低下時における薬物動態と、薬物治療・投与設計において注意すべき点を説明でき
2 肝疾患・肝機能低下時における薬物動態と、薬物治療・投与設計において注意すべき点を説明でき
3 心臓疾患を伴った患者における薬物動態と、薬物治療・投与設計において注意すべき点を説明でき
【④その他の要因】
1 薬物の効果に影響する生理的要因(性差、閉経、日内変動など)を列挙できる。
2 妊娠・授乳期における薬物動態と、生殖・妊娠・授乳期の薬物治療で注意すべき点を説明できる。
3 栄養状態の異なる患者(肥満、低アルブミン血症、腹水など)における薬物動態と、薬物治療で注意す
べき点を説明できる。
【⑤個別化医療の計画・立案】
1 個別の患者情報(遺伝的素因、年齢的要因、臓器機能など)と医薬品情報をもとに、薬物治療を計画・
立案できる。(技能)
2 コンパニオン診断にもとづく薬物治療について、例を挙げて説明できる。
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E4 薬の生体内運命
GIO 薬物の生体内運命を理解し、個々の患者の投与設計ができるようになるために、薬物の体内動態およ
びその解析に関する基本的知識を修得し、それらを応用する基本的技能を身につける。
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(1)薬物の体内動態
GIO 吸収、分布、代謝、排泄の各過程および薬物動態学的相互作用に関する基本的事項を修得する
【①生体膜透過】
1 薬物の生体膜透過における単純拡散、促進拡散および能動輸送の特徴を説明できる。
2 薬物の生体膜透過に関わるトランスポーターの例を挙げ、その特徴と薬物動態における役割を説明で
【②吸収】
1 経口投与された薬物の吸収について説明できる。
2 非経口的に投与される薬物の吸収について説明できる。
3 薬物の吸収に影響する因子(薬物の物性、生理学的要因など)を列挙し、説明できる。
4 薬物の吸収過程における相互作用について例を挙げ、説明できる。
5 初回通過効果について説明できる。
【③分布】
1 薬物が結合する代表的な血漿タンパク質を挙げ、タンパク結合の強い薬物を列挙できる。
2 薬物の組織移行性(分布容積)と血漿タンパク結合ならびに組織結合との関係を、定量的に説明でき
3 薬物のタンパク結合および結合阻害の測定・解析方法を説明できる。
4 血液-組織関門の構造・機能と、薬物の脳や胎児等への移行について説明できる。
5 薬物のリンパおよび乳汁中への移行について説明できる。
6 薬物の分布過程における相互作用について例を挙げ、説明できる。
【④代謝】
1 代表的な薬物代謝酵素を列挙し、その代謝反応が起こる組織ならびに細胞内小器官、反応様式につ
いて説明できる。
2 薬物代謝の第Ⅰ相反応(酸化・還元・加水分解)、第Ⅱ相反応(抱合)について、例を挙げて説明でき
3 代表的な薬物代謝酵素(分子種)により代謝される薬物を列挙できる。
4 プロドラッグと活性代謝物について、例を挙げて説明できる。
5 薬物代謝酵素の阻害および誘導のメカニズムと、それらに関連して起こる相互作用について、例を挙
げ、説明できる。
【⑤排泄】
1 薬物の尿中排泄機構について説明できる。
2 腎クリアランスと、糸球体ろ過、分泌、再吸収の関係を定量的に説明できる。
3 代表的な腎排泄型薬物を列挙できる。
4 薬物の胆汁中排泄と腸肝循環について説明できる。
5 薬物の排泄過程における相互作用について例を挙げ、説明できる。
(2)薬物動態の解析
GIO 薬物動態の理論的解析ならびに投与設計に関する基本的事項を修得する。
【①薬物速度論】
1 線形コンパートメントモデルと、関連する薬物動態パラメータ(全身クリアランス、分布容積、消失半減
期、生物学的利用能など)の概念を説明できる。
2 線形1-コンパートメントモデルに基づいた解析ができる(急速静注・経口投与[単回および反復投
与]、定速静注)。(知識、技能)
3 体内動態が非線形性を示す薬物の例を挙げ、非線形モデルに基づいた解析ができる。(知識、技能)
4 モーメント解析の意味と、関連するパラメータの計算法について説明できる。
5 組織クリアランス(肝、腎)および固有クリアランスの意味と、それらの関係について、数式を使って説明
6 薬物動態学-薬力学解析(PK-PD解析)について概説できる。
【②TDM (Therapeutic Drug Monitoring)と投与設計】
1 治療薬物モニタリング(TDM)の意義を説明し、TDMが有効な薬物を列挙できる。
2 TDMを行う際の採血ポイント、試料の取り扱い、測定法について説明できる。
3 薬物動態パラメータを用いて患者ごとの薬物投与設計ができる。(知識、技能)
4 ポピュレーションファーマコキネティクスの概念と応用について概説できる。
E5 製剤化のサイエンス
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GIO 製剤化の意義と製剤の性質を理解するために、薬物と製剤材料の物性、製剤設計、および薬物送達
システムに関する基本的事項を修得する。
SBOs849
SBOs850
SBOs851
SBOs852
SBOs853
SBOs854
SBOs855
SBOs856
SBOs857
SBOs858
SBOs859
SBOs860
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SBOs863
SBOs864
SBOs865
SBOs866
SBOs867
SBOs868
SBOs869
SBOs870
SBOs871
SBOs872
(1)製剤の性質
GIO 薬物と製剤材料の物性に関する基本的事項を修得する。
【①固形材料】
1 粉体の性質について説明できる。
2 結晶(安定形および準安定形)や非晶質、無水物や水和物の性質について説明できる。
3 固形材料の溶解現象(溶解度、溶解平衡など)や溶解した物質の拡散と溶解速度について説明でき
る。(C2(2)【①酸・塩基平衡】1.及び【②各種の化学平衡】2.参照)
4 固形材料の溶解に影響を及ぼす因子(pHや温度など)について説明できる。
5 固形材料の溶解度や溶解速度を高める代表的な製剤的手法を列挙し、説明できる。
【②半固形・液状材料】
1 流動と変形(レオロジー)について説明できる。
2 高分子の構造と高分子溶液の性質(粘度など)について説明できる。
【③分散系材料】
1 界面の性質(界面張力、分配平衡、吸着など)や代表的な界面活性剤の種類と性質について説明でき
る。(C2(2)【②各種の化学平衡】4.参照)
2 代表的な分散系(分子集合体、コロイド、乳剤、懸濁剤など)を列挙し、その性質について説明できる。
3 分散した粒子の安定性と分離現象(沈降など)について説明できる。
4 分散安定性を高める代表的な製剤的手法を列挙し、説明できる。
【④薬物及び製剤材料の物性】
1 製剤分野で汎用される高分子の構造を理解し、その物性について説明できる。
2 薬物の安定性(反応速度、複合反応など)や安定性に影響を及ぼす因子(pH、温度など)について説
明できる。(C1(3)【①反応速度】1.~7.参照)
3 薬物の安定性を高める代表的な製剤的手法を列挙し、説明できる。
(2)製剤設計
GIO 製剤の種類、製造、品質などに関する基本的事項を修得する。
【①代表的な製剤】
1 製剤化の概要と意義について説明できる。
2 経口投与する製剤の種類とその特性について説明できる。
3 粘膜に適用する製剤(点眼剤、吸入剤など)の種類とその特性について説明できる。
4 注射により投与する製剤の種類とその特性について説明できる。
5 皮膚に適用する製剤の種類とその特性について説明できる。
6 その他の製剤(生薬関連製剤、透析に用いる製剤など)の種類と特性について説明できる。
【②製剤化と製剤試験法】
1 代表的な医薬品添加物の種類・用途・性質について説明できる。
2 製剤化の単位操作、汎用される製剤機械および代表的な製剤の具体的な製造工程について説明でき
3 汎用される容器、包装の種類や特徴について説明できる。
4 製剤に関連する試験法を列挙し、説明できる。
【③生物学的同等性】
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SBOs873
SBOs874
SBOs875
SBOs876
SBOs877
SBOs878
SBOs879
SBOs880
SBOs881
SBOs882
SBOs883
SBOs884
1 製剤の特性(適用部位、製剤からの薬物の放出性など)を理解した上で、生物学的同等性について説
明できる。
(3)DDS(Drug Delivery System:薬物送達システム)
GIO 薬物の投与形態や薬物体内動態の制御法などを工夫したDDSに関する基本的事項を修得する。
【①DDSの必要性】
1 DDSの概念と有用性について説明できる。
2 代表的なDDS技術を列挙し、説明できる。(プロドラッグについては、E4(1)【④代謝】4.も参照)
【②コントロールドリリース(放出制御)】
1 コントロールドリリースの概要と意義について説明できる。
2 投与部位ごとに、代表的なコントロールドリリース技術を列挙し、その特性について説明できる。
3 コントロールドリリース技術を適用した代表的な医薬品を列挙できる。
【③ターゲティング(標的指向化)】
1 ターゲティングの概要と意義について説明できる
2 投与部位ごとに、代表的なターゲティング技術を列挙し、その特性について説明できる。
3 ターゲティング技術を適用した代表的な医薬品を列挙できる。
【④吸収改善】
1 吸収改善の概要と意義について説明できる。
2 投与部位ごとに、代表的な吸収改善技術を列挙し、その特性について説明できる。
3 吸収改善技術を適用した代表的な医薬品を列挙できる。
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F 薬学臨床
GIO 患者・生活者本位の視点に立ち、薬剤師として病院や薬局などの臨床現場で活躍するために、薬物
療法の実践と、チーム医療・地域保健医療への参画に必要な基本的事項を修得する。
※F薬学臨床における代表的な疾患は、がん、高血圧症、糖尿病、心疾患、脳血管障害、精神神経疾患、免疫・
前):病院・薬局での実務実習履修前に修得すべき事項
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(1)薬学臨床の基礎
GIO 医療の担い手として求められる活動を適切な態度で実践するために、薬剤師の活躍する臨床現場で
必要な心構えと薬学的管理の基本的な流れを把握する。
【①早期臨床体験】 ※原則として2年次修了までに学習する事項
1 患者・生活者の視点に立って、様々な薬剤師の業務を見聞し、その体験から薬剤師業務の重要性に
ついて討議する。(知識・態度)
2 地域の保健・福祉を見聞した具体的体験に基づきその重要性や課題を討議する。(知識・態度)
3 一次救命処置(心肺蘇生、外傷対応等)を説明し、シミュレータを用いて実施できる。(知識・技能)
【②臨床における心構え】〔A(1)、(2)参照〕
1 前)医療の担い手が守るべき倫理規範や法令について討議する。(態度)
2 前)患者・生活者中心の医療の視点から患者・生活者の個人情報や自己決定権に配慮すべき個々の
対応ができる。(態度)
3 前)患者・生活者の健康の回復と維持、生活の質の向上に薬剤師が積極的に貢献することの重要性を
討議する。(態度)
4 医療の担い手が守るべき倫理規範を遵守し、ふさわしい態度で行動する。(態度)
5 患者・生活者の基本的権利、自己決定権について配慮する。(態度)
6 薬学的管理を実施する際に、インフォームド・コンセントを得ることができる。(態度)
7 職務上知り得た情報について守秘義務を遵守する。(態度)
【③臨床実習の基礎】
1 前)病院・薬局における薬剤師業務全体の流れを概説できる。
2 前)病院・薬局で薬剤師が実践する薬学的管理の重要性について説明できる。
3 前)病院薬剤部門を構成する各セクションの業務を列挙し、その内容と関連を概説できる。
4 前)病院に所属する医療スタッフの職種名を列挙し、その業務内容を相互に関連づけて説明できる。
5 前)薬剤師の関わる社会保障制度(医療、福祉、介護)の概略を説明できる。〔B(3)①参照〕
6 病院における薬剤部門の位置づけと業務の流れについて他部門と関連付けて説明できる。
7 代表的な疾患の入院治療における適切な薬学的管理について説明できる。
8 入院から退院に至るまで入院患者の医療に継続して関わることができる。(態度)
9 急性期医療(救急医療・集中治療・外傷治療等)や周術期医療における適切な薬学的管理について説
明できる。
10 周産期医療や小児医療における適切な薬学的管理について説明できる。
11 終末期医療や緩和ケアにおける適切な薬学的管理について説明できる。
12 外来化学療法における適切な薬学的管理について説明できる。
13 保険評価要件を薬剤師業務と関連付けて概説することができる。
14 薬局における薬剤師業務の流れを相互に関連付けて説明できる。
15 来局者の調剤に対して、処方せんの受付から薬剤の交付に至るまで継続して関わることができる。(知
識・態度)
(2)処方せんに基づく調剤
GIO 処方せんに基づいた調剤業務を安全で適正に遂行するために、医薬品の供給と管理を含む基本的調
剤業務を修得する。
【①法令・規則等の理解と遵守】〔B(2)、(3)参照〕
1 前)調剤業務に関わる事項(処方せん、調剤録、疑義照会等)の意義や取り扱いを法的根拠に基づい
て説明できる。
2 調剤業務に関わる法的文書(処方せん、調剤録等)の適切な記載と保存・管理ができる。(知識・技能)
3 法的根拠に基づき、一連の調剤業務を適正に実施する。(技能・態度)
4 保険薬局として必要な条件や設備等を具体的に関連付けて説明できる。
【②処方せんと疑義照会】
1 前)代表的な疾患に使用される医薬品について効能・効果、用法・用量、警告・禁忌、副作用、相互作
用を列挙できる。
2 前)処方オーダリングシステムおよび電子カルテについて概説できる。
3 前)処方せんの様式と必要記載事項、記載方法について説明できる。
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4
5
6
7
8
前)処方せんの監査の意義、その必要性と注意点について説明できる。
前)処方せんを監査し、不適切な処方せんについて、その理由が説明できる。
前)処方せん等に基づき疑義照会ができる。(技能・態度)
処方せんの記載事項(医薬品名、分量、用法・用量等)が適切であるか確認できる。(知識・技能)
注射薬処方せんの記載事項(医薬品名、分量、投与速度、投与ルート等)が適切であるか確認できる。
(知識・技能)
9 処方せんの正しい記載方法を例示できる。(技能)
10 薬歴、診療録、患者の状態から処方が妥当であるか判断できる。(知識・技能)
11 薬歴、診療録、患者の状態から判断して適切に疑義照会ができる。(技能・態度)
【③処方せんに基づく医薬品の調製】
1 前)薬袋、薬札(ラベル)に記載すべき事項を適切に記入できる。(技能)
2 前)主な医薬品の成分(一般名)、商標名、剤形、規格等を列挙できる。
3 前)処方せんに従って、計数・計量調剤ができる。(技能)
4 前)後発医薬品選択の手順を説明できる。
5 前)代表的な注射剤・散剤・水剤等の配合変化のある組合せとその理由を説明できる。
6 前)無菌操作の原理を説明し、基本的な無菌操作を実施できる。(知識・技能)
7 前)抗悪性腫瘍薬などの取扱いにおけるケミカルハザード回避の基本的手技を実施できる。(技能)
8 前)処方せんに基づき調剤された薬剤の監査ができる。(知識・技能)
9 主な医薬品の一般名・剤形・規格から該当する製品を選択できる。(技能)
10 適切な手順で後発医薬品を選択できる。(知識・技能)
11 処方せんに従って計数・計量調剤ができる。(技能)
12 錠剤の粉砕、およびカプセル剤の開封の可否を判断し、実施できる。(知識・技能)
13 一回量(一包化)調剤の必要性を判断し、実施できる。(知識・技能)
14 注射処方せんに従って注射薬調剤ができる。(技能)
15 注射剤・散剤・水剤等の配合変化に関して実施されている回避方法を列挙できる。
16 注射剤(高カロリー輸液等)の無菌的混合操作を実施できる。(技能)
17 抗悪性腫瘍薬などの取扱いにおけるケミカルハザード回避の手技を実施できる。(知識・技能)
18 特別な注意を要する医薬品(劇薬・毒薬・麻薬・向精神薬・抗悪性腫瘍薬等)の調剤と適切な取扱いが
できる。(知識・技能)
19 調製された薬剤に対して、監査が実施できる。(知識・技能)
【④患者・来局者応対、服薬指導、患者教育】
1 前)適切な態度で、患者・来局者と応対できる。(態度)
2 前)妊婦・授乳婦、小児、高齢者などへの応対や服薬指導において、配慮すべき事項を具体的に列挙
できる。
3 前)患者・来局者から、必要な情報(症状、心理状態、既往歴、生活習慣、アレルギー歴、薬歴、副作用
歴等)を適切な手順で聞き取ることができる。(知識・態度)
4 前)患者・来局者に、主な医薬品の効能・効果、用法・用量、警告・禁忌、副作用、相互作用、保管方法
等について適切に説明できる。(技能・態度)
5 前)代表的な疾患において注意すべき生活指導項目を列挙できる。
6 前)患者・来局者に使用上の説明が必要な製剤(眼軟膏、坐剤、吸入剤、自己注射剤等)の取扱い方
法を説明できる。(技能・態度)
7 前)薬歴・診療録の基本的な記載事項とその意義・重要性について説明できる。
8 前)代表的な疾患の症例についての患者応対の内容を適切に記録できる。(技能)
9 患者・来局者に合わせて適切な応対ができる。(態度)
10 患者・来局者から、必要な情報(症状、心理状態、既往歴、生活習慣、アレルギー歴、薬歴、副作用歴
等)を適切な手順で聞き取ることができる。(知識・態度)
11 医師の治療方針を理解した上で、患者への適切な服薬指導を実施する。(知識・態度)
12 患者・来局者の病状や背景に配慮し、医薬品を安全かつ有効に使用するための服薬指導や患者教育
ができる。(知識・態度)
13 妊婦・授乳婦、小児、高齢者等特別な配慮が必要な患者への服薬指導において、適切な応対ができ
る。(知識・態度)
14 お薬手帳、健康手帳、患者向け説明書等を使用した服薬指導ができる。(態度)
15 収集した患者情報を薬歴や診療録に適切に記録することができる。(知識・技能)
【⑤医薬品の供給と管理】
1 前)医薬品管理の意義と必要性について説明できる。
2 前)医薬品管理の流れを概説できる。
3 前)劇薬、毒薬、麻薬、向精神薬および覚せい剤原料等の管理と取り扱いについて説明できる。
4 前)特定生物由来製品の管理と取り扱いについて説明できる。
5 前)代表的な放射性医薬品の種類と用途、保管管理方法を説明できる。
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6 前)院内製剤の意義、調製上の手続き、品質管理などについて説明できる。
7 前)薬局製剤・漢方製剤について概説できる。
8 前)医薬品の品質に影響を与える因子と保存条件を説明できる。
9 医薬品の供給・保管・廃棄について適切に実施できる。(知識・技能)
10 医薬品の適切な在庫管理を実施する。(知識・技能)
11 医薬品の適正な採用と採用中止の流れについて説明できる。
12 劇薬・毒薬・麻薬・向精神薬および覚醒剤原料の適切な管理と取り扱いができる。(知識・技能)
13 特定生物由来製品の適切な管理と取り扱いを体験する。(知識・技能)
【⑥安全管理】
1 前)処方から服薬(投薬)までの過程で誤りを生じやすい事例を列挙できる。
2 前)特にリスクの高い代表的な医薬品(抗悪性腫瘍薬、糖尿病治療薬、使用制限のある薬等)の特徴と
注意点を列挙できる。
3 前)代表的なインシデント(ヒヤリハット)、アクシデント事例を解析し、その原因、リスクを回避するための
具体策と発生後の適切な対処法を討議する。(知識・態度)
4 前)感染予防の基本的考え方とその方法が説明できる。
5 前)衛生的な手洗い、スタンダードプリコーションを実施できる。(技能)
6 前)代表的な消毒薬の用途、使用濃度および調製時の注意点を説明できる。
7 前)医薬品のリスクマネジメントプランを概説できる。
8 特にリスクの高い代表的な医薬品(抗悪性腫瘍薬、糖尿病治療薬、使用制限のある薬等)の安全管理
を体験する。(知識・技能・態度)
9 調剤ミスを防止するために工夫されている事項を具体的に説明できる。
10 施設内のインシデント(ヒヤリハット)、アクシデントの事例をもとに、リスクを回避するための具体策と発生
後の適切な対処法を提案することができる。(知識・態度)
11 施設内の安全管理指針を遵守する。(態度)
12 施設内で衛生的な手洗い、スタンダードプリコーションを実施する。(技能)
13 臨床検体・感染性廃棄物を適切に取り扱うことができる。(技能・態度)
14 院内での感染対策(予防、蔓延防止など)について具体的な提案ができる。(知識・態度)
(3)薬物療法の実践
GIO 患者に安全・最適な薬物療法を提供するために、適切に患者情報を収集した上で、状態を正しく評価
し、適切な医薬品情報を基に、個々の患者に適した薬物療法を提案・実施・評価できる能力を修得す
【① 患者情報の把握】
1 前)基本的な医療用語、略語の意味を説明できる。
2 前)患者および種々の情報源(診療録、薬歴・指導記録、看護記録、お薬手帳、持参薬等)から、薬物
療法に必要な情報を収集できる。(技能・態度)〔E3(2)①参照〕
3 前)身体所見の観察・測定(フィジカルアセスメント)の目的と得られた所見の薬学的管理への活用につ
いて説明できる。
4 前)基本的な身体所見を観察・測定し、評価できる。(知識・技能)
5 基本的な医療用語、略語を適切に使用できる。(知識・態度)
6 患者・来局者および種々の情報源(診療録、薬歴・指導記録、看護記録、お薬手帳、持参薬等)から、
薬物療法に必要な情報を収集できる。(技能・態度)
7 患者の身体所見を薬学的管理に活かすことができる。(技能・態度)
【②医薬品情報の収集と活用】〔E3(1)参照〕
1 前)薬物療法に必要な医薬品情報を収集・整理・加工できる。(知識・技能)
2 施設内において使用できる医薬品の情報源を把握し、利用することができる。(知識・技能)
3 薬物療法に対する問い合わせに対し、根拠に基づいた報告書を作成できる。(知識・技能)
4 医療スタッフおよび患者のニーズに合った医薬品情報提供を体験する。(知識・態度)
5 安全で有効な薬物療法に必要な医薬品情報の評価、加工を体験する。(知識・技能)
6 緊急安全性情報、安全性速報、不良品回収、製造中止などの緊急情報を施設内で適切に取扱うこと
ができる。(知識・態度)
【③処方設計と薬物療法の実践(処方設計と提案)】
1 前)代表的な疾患に対して、疾患の重症度等に応じて科学的根拠に基づいた処方設計ができる。
2 前)病態(肝・腎障害など)や生理的特性(妊婦・授乳婦、小児、高齢者など)等を考慮し、薬剤の選択
や用法・用量設定を立案できる。
3 前)患者のアドヒアランスの評価方法、アドヒアランスが良くない原因とその対処法を説明できる。
4 前)皮下注射、筋肉内注射、静脈内注射・点滴等の基本的な手技を説明できる。
5 前)代表的な輸液の種類と適応を説明できる。
6 前)患者の栄養状態や体液量、電解質の過不足などが評価できる。
7 代表的な疾患の患者について、診断名、病態、科学的根拠等から薬物治療方針を確認できる。
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8 治療ガイドライン等を確認し、科学的根拠に基づいた処方を立案できる。
9 患者の状態(疾患、重症度、合併症、肝・腎機能や全身状態、遺伝子の特性、心理・希望等)や薬剤の
特徴(作用機序や製剤的性質等)に基づき、適切な処方を提案できる。(知識・態度)
10 処方設計の提案に際し、薬物投与プロトコールやクリニカルパスを活用できる。(知識・態度)
11 入院患者の持参薬について、継続・変更・中止の提案ができる。(知識・態度)
12 アドヒアランス向上のために、処方変更、調剤や用法の工夫が提案できる。(知識・態度)
13 処方提案に際して、医薬品の経済性等を考慮して、適切な後発医薬品を選択できる。
14 処方提案に際し、薬剤の選択理由、投与量、投与方法、投与期間等について、医師や看護師等に判り
やすく説明できる。(知識・態度)
【④処方設計と薬物療法の実践(薬物療法における効果と副作用の評価)】
1 前)代表的な疾患に用いられる医薬品の効果、副作用に関してモニタリングすべき症状と検査所見等
を具体的に説明できる。
2 前)代表的な疾患における薬物療法の評価に必要な患者情報収集ができる。(知識・技能)
3 前)代表的な疾患の症例における薬物治療上の問題点を列挙し、適切な評価と薬学的管理の立案を
行い、SOAP形式等で記録できる。(知識・技能)
4 医薬品の効果と副作用をモニタリングするための検査項目とその実施を提案できる。(知識・技能)
5 薬物血中濃度モニタリングが必要な医薬品が処方されている患者について、血中濃度測定の提案が
できる。(知識・態度)
6 薬物血中濃度の推移から薬物療法の効果および副作用について予測できる。(知識・技能)
7 臨床検査値の変化と使用医薬品の関連性を説明できる。
8 薬物治療の効果について、患者の症状や検査所見などから評価できる。
9 副作用の発現について、患者の症状や検査所見などから評価できる。
10 薬物治療の効果、副作用の発現、薬物血中濃度等に基づき、医師に対し、薬剤の種類、投与量、投与
方法、投与期間等の変更を提案できる。(知識・態度)
11 報告に必要な要素(5W1H)に留意して、収集した患者情報を正確に記載できる。(技能)
12 患者の薬物治療上の問題点を列挙し、適切な評価と薬学的管理の立案を行い、SOAP形式等で適切
に記録する。(知識・技能)
13 医薬品・医療機器等安全性情報報告用紙に、必要事項を記載できる。(知識・技能)
(4)チーム医療への参画 〔A(4)参照〕
GIO 医療機関や地域で、多職種が連携・協力する患者中心のチーム医療に積極的に参画するために、
チーム医療における多職種の役割と意義を理解するとともに、情報を共有し、より良い医療の検討、提
案と実施ができる。
【①医療機関におけるチーム医療】
1 前)チーム医療における薬剤師の役割と重要性について説明できる。
2 前)多様な医療チームの目的と構成、構成員の役割を説明できる。
3 前)病院と地域の医療連携の意義と具体的な方法(連携クリニカルパス、退院時共同指導、病院・薬局
連携、関連施設との連携等)を説明できる。
4 薬物療法上の問題点を解決するために、他の薬剤師および医師・看護師等の医療スタッフと連携でき
る。(態度)
5 医師・看護師等の他職種と患者の状態(病状、検査値、アレルギー歴、心理、生活環境等)、治療開始
後の変化(治療効果、副作用、心理状態、QOL等)の情報を共有する。(知識・態度)
6 医療チームの一員として、医師・看護師等の医療スタッフと患者の治療目標と治療方針について討議
(カンファレンスや患者回診への参加等)する。(知識・態度)
7 医師・看護師等の医療スタッフと連携・協力して、患者の最善の治療・ケア提案を体験する。(知識・態
8 医師・看護師等の医療スタッフと連携して退院後の治療・ケアの計画を検討できる。(知識・態度)
9 病院内の多様な医療チーム(ICT、NST、緩和ケアチーム、褥瘡チーム等)の活動に薬剤師の立場で参
加できる。(知識・態度)
【②地域におけるチーム医療】
1 前)地域の保健、医療、福祉に関わる職種とその連携体制(地域包括ケア)およびその意義について説
明できる。
2 前)地域における医療機関と薬局薬剤師の連携の重要性を討議する。(知識・態度)
3 地域における医療機関と薬局薬剤師の連携を体験する。(知識・態度)
4 地域医療を担う職種間で地域住民に関する情報共有を体験する。(技能・態度)
(5)地域の保健・医療・福祉への参画 〔B(4)参照〕
GIO 地域での保健・医療・福祉に積極的に貢献できるようになるために、在宅医療、地域保健、福祉、プライ
マリケア、セルフメディケーションの仕組みと意義を理解するとともに、これらの活動に参加することで、
地域住民の健康の回復、維持、向上に関わることができる。
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【①在宅(訪問)医療・介護への参画】
1 前)在宅医療・介護の目的、仕組み、支援の内容を具体的に説明できる。
2 前)在宅医療・介護を受ける患者の特色と背景を説明できる。
3 前)在宅医療・介護に関わる薬剤師の役割とその重要性について説明できる。
4 在宅医療・介護に関する薬剤師の管理業務(訪問薬剤管理指導業務、居宅療養管理指導業務)を体
験する。(知識・態度)
5 地域における介護サービスや介護支援専門員等の活動と薬剤師との関わりを体験する。(知識・態度)
6 在宅患者の病状(症状、疾患と重症度、栄養状態等)とその変化、生活環境等の情報収集と報告を体
験する。(知識・態度)
【②地域保健(公衆衛生、学校薬剤師、啓発活動)への参画】
1 前)地域保健における薬剤師の役割と代表的な活動(薬物乱用防止、自殺防止、感染予防、アンチ
ドーピング活動等)について説明できる。
2 前)公衆衛生に求められる具体的な感染防止対策を説明できる。
3 学校薬剤師の業務を体験する。(知識・技能)
4 地域住民の衛生管理(消毒、食中毒の予防、日用品に含まれる化学物質の誤嚥誤飲の予防等)にお
ける薬剤師活動を体験する。(知識・技能)
【③プライマリケア、セルフメディケーションの実践】〔E2(9)参照〕
1 前)現在の医療システムの中でのプライマリケア、セルフメディケーションの重要性を討議する。(態度)
2 前)代表的な症候(頭痛・腹痛・発熱等)を示す来局者について、適切な情報収集と疾患の推測、適切
な対応の選択ができる。(知識・態度)
3 前)代表的な症候に対する薬局製剤(漢方製剤含む)、要指導医薬品・一般用医薬品の適切な取り扱
いと説明ができる。(技能・態度)
4 前)代表的な生活習慣の改善に対するアドバイスができる。(知識・態度)
5 薬局製剤(漢方製剤含む)、要指導医薬品・一般用医薬品、健康食品、サプリメント、医療機器等をリス
クに応じ適切に取り扱い、管理できる。(技能・態度)
6 来局者から収集した情報や身体所見などに基づき、来局者の病状(疾患、重症度等)や体調を推測で
きる。(知識・態度)
7 来局者に対して、病状に合わせた適切な対応(医師への受診勧奨、救急対応、要指導医薬品・一般用
医薬品および検査薬などの推奨、生活指導等)を選択できる。(知識・態度)
8 選択した薬局製剤(漢方製剤含む)、要指導医薬品・一般用医薬品、健康食品、サプリメント、医療機
器等の使用方法や注意点などを来局者に適切に判りやすく説明できる。(知識・態度)
9 疾病の予防および健康管理についてのアドバイスを体験する。(知識・態度)
【④災害時医療と薬剤師】
1 前)災害時医療について概説できる。
2 災害時における地域の医薬品供給体制・医療救護体制について説明できる。
3 災害時における病院・薬局と薬剤師の役割について討議する。(態度)
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G 薬学研究
GIO 薬学・医療の進歩と改善に資するために、研究を遂行する意欲と問題発見・解決能力を身につける。
SBOs1061
SBOs1062
SBOs1063
SBOs1064
(1)薬学における研究の位置づけ
GIO 研究マインドをもって生涯にわたり医療に貢献するために、薬学における研究の位置づけを理解する。
1 基礎から臨床に至る研究の目的と役割について説明できる。
2 研究には自立性と独創性が求められていることを知る。
3 現象を客観的に捉える観察眼をもち、論理的に思考できる。(知識・技能・態度)
4 新たな課題にチャレンジする創造的精神を養う。(態度)
(2)研究に必要な法規範と倫理
GIO 自らが実施する研究に係る法令、指針を理解し、それらを遵守して研究に取り組む。
SBOs1065
1 自らが実施する研究に係る法令、指針について概説できる。
SBOs1066
2 研究の実施、患者情報の取扱い等において配慮すべき事項について説明できる。
SBOs1067
3 正義性、社会性、誠実性に配慮し、法規範を遵守して研究に取り組む。(態度)A-(2)-④-3再掲
SBOs1068
SBOs1069
SBOs1070
SBOs1071
SBOs1072
SBOs1073
(3)研究の実践
GIO 研究のプロセスを通して、知識や技能を総合的に活用して問題を解決する能力を培う。
1 研究課題に関する国内外の研究成果を調査し、読解、評価できる。(知識・技能)
2 課題達成のために解決すべき問題点を抽出し、研究計画を立案する。(知識・技能)
3 研究計画に沿って、意欲的に研究を実施できる。(技能・態度)
4 研究の各プロセスを適切に記録し、結果を考察する。(知識・技能・態度)
5 研究成果の効果的なプレゼンテーションを行い、適切な質疑応答ができる。(知識・技能・態度)
6 研究成果を報告書や論文としてまとめることができる。(技能)
― 345 ―
薬学準備教育ガイドライン(例示)
(1)人と文化
GIO 人文科学、社会科学および自然科学などを広く学び、物事を多角的にみる能力を養う。
下記の到達目標のうち複数のものをバランスよく達成する。
準備1
1 人の価値観の多様性が、文化・習慣の違いから生まれることを、実例をあげて説明できる。
準備2
準備3
準備4
準備5
準備6
準備7
準備8
2
3
4
5
6
7
8
言語、歴史、宗教などを学ぶことによって、外国と日本の文化について比較できる。
文化・芸術に幅広く興味を持ち、その価値について討議する。(態度)
文化活動、芸術活動を通して、自らの社会生活を豊かにする。(態度)
日本社会の成り立ちについて、政治、経済、法律、歴史、社会学などの観点から説明できる。
日本の国際社会における位置づけを、政治、経済、地理、歴史などの観点から説明できる。
宇宙・自然現象に幅広く興味を持ち、人との関わりについて説明できる。
地球環境保護活動を通して、地球環境を守る重要性を自らの言葉で表現する。(態度)
※到達目標達成のための学問領域の例示
宗教、倫理、哲学、文学、外国語、芸術、文化人類学、社会学、政治、法律、経済、地理、
歴史、科学史、宇宙、環境
(2)人の行動と心理
GIO 人の行動と心理に関する基本的な知識と考え方を修得する。
準備9
準備10
準備11
準備12
準備13
準備14
【1.人の行動とその成り立ち】
1 行動と知覚、学習、記憶、認知、言語、思考、性格との関係について概説できる。
2 行動と人の内的要因、社会・文化的環境との関係について概説できる。
3 本能行動と学習行動について説明できる。
4 レスポンデント条件づけとオペラント条件づけについて説明できる。
5 社会的学習(モデリング、観察学習、模倣学習)について概説できる。
6 健康行動の理論(健康信念モデル、変化のステージモデルなど)について概説できる。
準備15
準備16
準備17
【2.動機づけ】
1 生理的動機、内発的動機、および社会的動機について概説できる。
2 欲求とフラストレーション・葛藤との関連について概説できる。
3 適応(防衛)機制について概説できる。
準備18
準備19
準備20
【3.ストレス】
1 主なストレス学説について概説できる。
2 人生や日常生活におけるストレッサーについて例示できる。
3 ストレスコーピングについて概説できる。
準備21
準備22
準備23
【4.生涯発達】
1 こころの発達の原理について概説できる。
2 ライフサイクルの各段階におけるこころの発達の特徴および発達課題について概説できる。
3 こころの発達にかかわる遺伝的要因と環境的要因について概説できる。
― 346 ―
準備24
準備25
準備26
準備27
準備28
準備29
準備30
準備31
【5.パーソナリティー】
1 性格の類型について概説できる。
2 知能の発達と経年変化について概説できる。
3 役割理論について概説できる。
4 ジェンダーの形成について概説できる。
【6.人間関係】
1 人間関係における欲求と行動の関係について概説できる。
2 主な対人行動(援助、攻撃等)について概説できる。
3 集団の中の人間関係(競争と協同、同調、服従と抵抗、リーダーシップ)について概説でき
る。
4 人間関係と健康心理との関係について概説できる。
(3)薬学の基礎としての英語
GIO 薬学分野で必要とされる英語に関する基本的事項を修得する。
準備32
準備33
【1.読む】
1 科学、医療に関連する英語の代表的な用語を列挙し、その内容を説明できる。
2 科学、医療に関して英語で書かれた文章を読んで、内容を説明できる。
準備34
準備35
準備36
準備37
【2.書く】
1 自己紹介文、手紙文などを英語で書くことができる。(知識・技能)
2 自然科学各分野における基本的単位、数値、現象の英語表現を列記できる。
3 科学、医療に関連する英語の代表的な用語、英語表現を列記できる。
4 科学、医療に関連する簡単な文章を英語で書くことができる。(知識・技能)
準備38
準備39
準備40
準備41
【3.聞く・話す】
1 英語の基礎的音声を聞き分けることができる。(技能)
2 英語の会話を聞いて内容を理解して要約できる。(技能)
3 英語による簡単なコミュニケーションができる。(技能・態度)
4 科学、医療に関連する代表的な用語を英語で発音できる。(技能)
(4)薬学の基礎としての物理
GIO 薬学を学ぶ上で必要な物理学の基礎力を身につけるために、物質および物体間の相互作
用などに関する基本的事項を修得する。
準備42
準備43
準備44
準備45
【1.基本概念】
1 物理量の基本単位の定義を説明できる。
2 SI単位系について説明できる。
3 基本単位を組み合わせた組立単位を説明できる。
4 物理量にはスカラー量とベクトル量があることを説明できる。
準備46
準備47
準備48
【2.運動の法則】
1 運動の法則について理解し、力、質量、加速度、仕事などの相互関係を説明できる。
2 直線運動、円運動、単振動などの運動を数式を用いて説明できる。
3 慣性モーメントについて説明できる。
準備49
準備50
【3.エネルギー】
1 エネルギーと仕事の関係ついて説明できる。
2 エネルギーの種々の形態(熱エネルギー、化学エネルギー、電気エネルギーなど)の相互変
換について、例を挙げて説明できる。
準備51
【4.波動】
1 光、音、電磁波などが波であることを理解し、波の性質を表す物理量について説明できる。
準備52
【5.レーザー】
1 レーザーの性質を概説し、代表的な応用例を列挙できる。
― 347 ―
準備53
準備54
【6.電荷と電流】
1 電荷と電流、電圧、電力、オームの法則などを説明できる。
2 抵抗とコンデンサーを含んだ回路の特性を説明できる。
準備55
準備56
【7.電場と磁場】
1 電場と磁場の相互関係を説明できる。
2 電場、磁場の中における荷電粒子の運動を説明できる。
準備57
準備58
準備59
【8.量子化学入門】
1 原子のボーアモデルと電子雲モデルの違いについて概説できる。
2 光の粒子性と波動性について概説できる。
3 電子の粒子性と波動性について概説できる。
(5)薬学の基礎としての化学
GIO 薬学を学ぶ上で必要な化学の基礎力を身につけるために、原子の構造から分子の成り立ち
などに関する基本的事項を修得する。
準備60
準備61
準備62
準備63
準備64
【1.物質の基本概念】
1 原子、分子、イオンの基本的構造について説明できる。
2 原子量、分子量を説明できる。
3 原子の電子配置について説明できる。
4 周期表に基づいて原子の諸性質(イオン化エネルギー、電気陰性度など)を説明できる。
5 同素体、同位体について、例を挙げて説明できる。
準備68
準備69
【2.化学結合と分子】
1 イオン結合、共有結合、配位結合、金属結合の成り立ちと違いについて説明できる。
2 分子の極性について概説できる。
3 共有結合性の化合物とイオン結合性の化合物の性質(融点、沸点など)の違いを説明でき
る。
4 代表的な結晶構造について説明できる。
5 代表的な化合物の名称と構造を列挙できる。
準備70
準備71
準備72
準備73
準備74
【3.化学反応を定量的に捉える】
1 溶液の濃度計算と調製ができる。(技能)
2 質量保存の法則について説明できる。
3 代表的な化学変化を化学量論的に捉え、その量的関係を計算できる。(技能)
4 酸と塩基の基本的な性質および強弱の指標を説明できる。
5 酸化と還元について電子の授受を含めて説明できる。
準備75
【4.化学反応の基本操作】
1 化合物の秤量、溶解、抽出、乾燥、ろ過、濃縮を実施できる。(技能)
準備65
準備66
準備67
(6)薬学の基礎としての生物
GIO 薬学を学ぶ上で必要な生物学の基礎力を身につけるために、細胞、組織、器官、個体、集
団レベルでの生命現象と、誕生から死への過程に関する基本的事項を修得する。
準備76
準備77
準備78
準備79
準備80
【1.生体の基本的な構造と機能】
1 多細胞生物である高等動物の成り立ちを、生体高分子、細胞、組織、器官、個体に関係づけ
て概説できる。
2 動物、植物、微生物の細胞について、それらの構造の違いを説明できる。
3 細胞内器官の構造と働きについて概説できる。
4 細胞膜の構造と性質について概説できる。
5 ウイルスとファージについて概説できる。
― 348 ―
準備81
準備82
準備83
【2.生体の調節機構】
1 生体の持つホメオスタシス(恒常性)について概説できる。
2 生体の情報伝達系、防御機構(神経系、内分泌系、免疫系)について概説できる。
【3.エネルギー】
1 運動エネルギー、ポテンシャルエネルギー、熱エネルギー、化学エネルギーなどの相互変化
について例をあげて説明できる。
準備84
準備85
準備86
準備87
【4.代謝】
1 代謝(異化、同化)について説明できる。
2 独立栄養生物と従属栄養生物について説明できる。
3 嫌気呼吸および酸素呼吸について概説できる。
4 光合成について概説できる。
準備88
準備89
準備90
準備91
準備92
準備93
準備94
準備95
【5.細胞分裂・遺伝・進化】
1 細胞の増殖、死について概説できる。
2 遺伝とDNAについて概説できる。
3 遺伝の基本法則(メンデルの法則など)を説明できる。
4 遺伝子の組換え、連鎖を説明し、組換え価を求めることができる。
5 染色体地図について説明できる。
6 減数分裂について概説できる。
7 性染色体による性の決定と伴性遺伝を説明できる。
8 進化の基本的な考え方を説明できる。
準備96
準備97
準備98
準備99
準備100
【6.発生・分化】
1 卵割について説明できる。
2 個体と器官が形成される発生過程を概説できる。
3 外胚葉、中胚葉、内胚葉から分化する組織を特定できる。
4 細胞の分化の機構について概説できる。
5 多細胞生物における、細胞の多様性と幹細胞の性質について概説できる。
準備101
準備102
準備103
【7.誕生・成長・老化】
1 生殖の過程(性周期、妊娠、出産など)を概説できる。
2 ヒトの成長、老化に関する基本的現象を説明できる。
3 老化に関する学説を概説できる。
準備104
準備105
【8.生態系】
1 個体群の変動と環境変化との関係について例示できる。
2 生態系の構成について概説できる。
準備106
準備107
準備108
準備109
【9.総合演習】
1 植物組織の切片を作製し、顕微鏡で観察しながら構造を説明できる。(技能)
2 動物の組織標本を顕微鏡で観察し、構造を説明できる。(技能)
3 倫理に配慮して実験動物を取扱う。(技能・態度)
4 実験動物を解剖し、臓器の配置および形態を観察する。(技能)
(7)薬学の基礎としての数学・統計学
GIO 薬学を学ぶ上で基礎となる数学・統計学に関する基本的知識を修得し、それらを薬学領域
で応用するための基本的技能を身につける。
準備111
【1.数値の扱い】
1 大きな数や小さな数をSI接頭語、べき、および対数を使い、的確に表すことができる。(知識・
技能)
2 有効数字の概念を説明し、有効数字を含む値の計算ができる。(知識・技能)
準備112
準備113
【2.種々の関数】
1 指数関数および対数関数を、式およびグラフを用いて説明できる。(知識・技能)
2 三角関数を、式およびグラフを用いて説明できる。(知識・技能)
準備110
― 349 ―
準備118
【3.微分と積分】
1 極限の基本概念を概説できる。
2 導関数の基本概念を理解し、代表的な関数の微分ができる。(知識・技能)
3 原始関数の基本概念を理解し、代表的な関数の不定積分および定積分ができる。(知識・技
能)
4 微分方程式の成り立ちを理解し、基本的な微分方程式(変数分離型)の一般解と特殊解を求
めることができる。(知識・技能)
5 偏微分について概説できる。
準備119
【4.確率】
1 場合の数、順列、組合せの基本概念を理解し、それを用いた計算ができる。(知識・技能)
準備114
準備115
準備116
準備117
準備120
準備121
準備122
準備123
準備124
準備125
準備126
準備127
2 二項分布および正規分布について概説できる。
3 確率の定義と性質を理解し、計算ができる。(知識・技能)
【5.統計の基礎】
1 測定尺度(間隔、比率尺度、順序尺度、名義尺度)について説明できる。
2 大量のデータに対して、適切な尺度を選び、表やグラフを用いて的確に表すことができる。
3 平均値、分散、標準誤差、標準偏差などの基本的な統計量について説明し、求めることがで
きる。(知識・技能)
4 データの相間と、それに基づく基本的な回帰分析(直線〔線形〕回帰)ができる。(知識・技能)
5 母集団と標本の関係について説明できる。
6 検定の意義について説明できる。
(8)情報リテラシー
GIO 情報伝達技術(ICT)の発展に合わせた効果的なコンピューターの利用法とセキュリティーの
知識を身につけ、必要な情報を活用する能力を修得する。
準備130
準備131
準備132
準備133
準備134
準備135
【1.基本操作】
1 コンピューターを構成する基本的装置の機能と接続方法を説明できる。
2 スマートフォン、タブレット端末などのモバイル機器を安全かつ有効に利用できる。(知識・技
能)
3 電子データの特徴を知り、適切に取り扱うことができる。(技能)
4 インターネットの仕組みを概説できる。
5 無線LANを使用するための注意点について概説できる。
6 マナーを守り、電子メールの送信、受信、転送などができる。(技能・態度)
7 インターネットに接続し、Webサイトを閲覧できる。(技能)
8 検索サイト、ポータルサイトの特徴に応じて、必要な情報を収集できる。(技能)
準備136
準備137
準備138
準備139
準備140
【2.ソフトウェアの利用】
1 ソフトウェア使用上のルール、マナーを守る。(態度)
2 ワープロソフト、表計算ソフト、プレゼンテーションソフトを用いることができる。(技能)
3 グラフィックソフト、化学構造式描画ソフトを用いることができる。(技能)
4 画像ファイルの形式とその特徴に応じて、データを適切に取り扱うことができる。(技能)
5 データベースの特徴と活用について概説できる。
準備128
準備129
― 350 ―
準備141
準備142
準備143
準備144
準備145
準備146
準備147
準備148
【3.セキュリティーと情報倫理】
1 ネットワークセキュリティーについて概説できる。
2 アカウントとパスワードを適切に管理できる。(技能・態度)
3 データやメディアを適切に管理できる。(態度)
4 著作権、肖像権、引用と転載の違いについて説明できる。
5 ネットワークにおける個人情報の取り扱いに配慮する。(態度)
6 ソーシャルネットワークサービス(SNS)の種類と特徴、留意すべき点について説明できる。
7 情報倫理、セキュリティーに関する情報を収集することができる。(技能)
8 コンピューターウイルスの侵入経路に応じて、適切な予防策を講じることができる。(技能・態
(9)プレゼンテーション
GIO 情報をまとめ、他者へわかりやすく伝達するための基本的事項を修得する。
準備149
準備150
準備151
【1.プレゼンテーションの基本】
1 プレゼンテーションを行うために必要な要素を列挙できる。
2 目的に応じて適切なプレゼンテーションを構成できる。(技能)
3 目的、場所、相手に応じた、わかりやすい資料を作成できる。(技能)
準備152
準備153
【2.文書によるプレゼンテーション】
1 定められた書式、正しい文法に則って文書を作成できる。(知識・技能)
2 目的(レポート、論文、説明文書など)に応じて適切な文書を作成できる。(知識・技能)
準備154
準備155
準備156
準備157
準備158
【3.口頭・ポスターによるプレゼンテーション】
1 口頭発表とポスター発表の違いと特徴について説明できる。
2 課題に関して意見をまとめ、決められた時間内で発表できる。(技能)
3 効果的なプレゼンテーションを行う工夫をする。(技能・態度)
4 質問に対して的確な応答ができる。(技能)
5 他者のプレゼンテーションに対して、優れた点および改良点を指摘できる。(知識・態度)
― 351 ―
薬学アドバンスト教育ガイドライン(例示)
※ 薬学教育モデル・コアカリキュラムに関連する項目がある場合には、「〔関連コアカリ〕」として、該当項目を記載し
ている。
A 基本事項
アド1
アド2
アド3
【1.患者安全と薬害の防止】 〔関連コアカリ:(1)3.〕
1 WHOの患者安全の考え方に基づき、医療提供プロセスや患者環境における潜在的なリスクを
見出し、対応策を提案できる。
【2.コミュニケーション】 〔関連コアカリ:(3)1.〕
1 心理療法の基礎理論(精神分析、認知行動療法、来談者中心療法など)とその活用法につい
て説明できる。
2 代表的な精神障害(統合失調症、うつ病など)・パーソナリティ障害(境界性パーソナリティ障
害、自己愛性パーソナリティ障害など)・発達障害の症状およびコミュニケーションの特徴につ
いて概説できる。
B 薬学と社会
アド5
【1.医薬品等の品質、有効性及び安全性の確保に係る法規範】 〔関連コアカリ:(2)2.〕
1 レギュラトリーサイエンスに基づく医薬品等の品質、有効性及び安全性の評価法について説明
できる。
2 医薬品等の開発と規制における国際調和の動向について説明できる。
アド6
【2.医療、福祉、介護の制度】 〔関連コアカリ:(3)1.〕
1 諸外国の医療、福祉、介護の制度について、日本と比較しながら説明できる。
アド7
アド8
アド9
【3.医薬品と医療の経済性】 〔関連コアカリ:(3)2.〕
1 医薬品等に係る知的財産権保護の仕組み(申請、承認など)について説明できる。
2 日本と諸外国における知的財産権保護に対する考え方の違いについて説明できる。
3 医薬品の創製に関わる仕組みについて、日本と諸外国でどのように異なるかを説明できる。
アド4
アド10
アド11
4 国際的な医薬品市場の動向と企業展開について説明できる。
5 希少疾病に対する医薬品(オーファンドラッグ)開発の現状と問題点について説明できる。
アド12
6 代表的な薬剤経済評価手法を用いて、薬物治療の効率性を評価できる。
アド13
【4.地域における薬局の役割】 〔関連コアカリ:(4)1.〕
1 諸外国における薬局の機能と業務について、日本と比較しながら説明できる。
アド14
アド15
【5.地域における保健、医療、福祉の連携体制と薬剤師】 〔関連コアカリ:(4)2.〕
1 地域社会における保健、医療、福祉の現状と問題点を調査し、地域による違いについて討議
する。
2 諸外国における薬剤師の活動分野について、日本と比較しながら説明できる。
― 352 ―
C 薬学基礎
C1 物質の物理的性質
アド17
【1.エネルギー、自発的な変化】 〔関連コアカリ:(2)2.、3.〕
1 代表的な物理変化、化学変化に伴う熱力学量(エンタルピー変化、エントロピー変化、ギブズ
エネ ルギー変化など)を説明し、求めることができる。(技能)
2 各種熱力学量の値から、物理変化、化学変化の過程を推測することができる。
アド18
アド19
アド20
アド21
【2.物理平衡】 〔関連コアカリ:(2)〕
1 物質の溶解平衡について説明できる。
2 界面における平衡について説明できる。
3 吸着平衡について説明できる。
4 代表的な物理平衡の観測結果から平衡定数を求めることができる。(技能)
アド22
アド23
【3.溶液の化学】 〔関連コアカリ:(2)〕
1 イオンの輸率と移動度について説明できる。
2 電解質の活量係数の濃度依存性(Debye-Hückel の式)について説明できる。
アド24
アド25
【4.電気化学】 〔関連コアカリ:(2)7.〕
1 Nernstの式が誘導できる。
2 膜電位と能動輸送について説明できる。
アド26
【5.相互作用の解析法】 〔関連コアカリ:(2)〕
1 生体分子間相互作用の解析法を概説できる。
アド27
アド28
【6.立体構造】 〔関連コアカリ:(2)〕
1 タンパク質の立体構造の自由度について概説できる。
2 タンパク質の折りたたみ過程について概説できる。
アド16
アド29
アド30
【7.相互作用】 〔関連コアカリ:(2)〕
1 転写・翻訳、シグナル伝達における代表的な生体分子間相互作用について、具体例を挙げて
説明できる。
2 生体高分子と医薬品の相互作用における立体構造的要因の重要性を、具体例を挙げて説明
できる。
C2 化学物質の分析
アド31
【1.酸・塩基平衡】 〔関連コアカリ:(2)1.〕
1 代表的な緩衝液の特徴とその調製法を説明できる。
アド32
【2.定性分析】 〔関連コアカリ:(3)1.〕
1 日本薬局方収載の代表的な医薬品の確認試験を実施できる。(技能)
アド33
【3.定量分析(容量分析・重量分析)】 〔関連コアカリ:(3)2.〕
1 日本薬局方収載の重量分析法を実施できる。(技能)
アド34
アド35
アド36
アド37
アド38
【4.分光分析法】 〔関連コアカリ:(4)1.〕
1 ラマンスペクトル法の原理および応用例を説明できる。
2 化学発光・生物発光の原理およびそれを利用する測定法を説明できる。
3 円偏光二色性測定法の原理および応用例を説明できる。
4 電子スピン共鳴スペクトル測定法の原理および応用例を説明できる。
5 代表的な分光分析法を用いて、代表的な生体分子(核酸、タンパク質)の分析を実施できる。
(技能)
― 353 ―
アド39
【5.核磁気共鳴(NMR)スペクトル測定法】 〔関連コアカリ:(4)2.〕
1 核磁気共鳴(NMR)スペクトル測定法の生体分子解析への応用例について説明できる。
アド40
アド41
【6.質量分析法】 〔関連コアカリ:(4)3.〕
1 質量分析法の生体分子解析への応用例について説明できる。
2 LC-MSやLC-MS/MSを用いて、医薬品や生体分子の分析を実施できる。(技能)
アド42
【7.X線結晶解析】 〔関連コアカリ:(4)4.〕
1 X線結晶解析を用いた生体分子の構造決定法について説明できる。
アド43
【8.クロマトグラフィー】 〔関連コアカリ:(5)1.〕
1 超臨界流体クロマトグラフィーの特徴を説明できる。
アド44
【9.電気泳動法】 〔関連コアカリ:(5)2.〕
1 電気泳動法を用いて試料を分離分析できる。(技能)
アド45
【10.分析の準備】 〔関連コアカリ:(6)1.〕
1 分析目的に即した試料の前処理法を実践できる。(技能)
アド46
アド47
アド48
アド49
【11.分析技術】 〔関連コアカリ:(6)2.〕
1 臨床分析で用いられる代表的な分析法を実践できる。(技能)
2 代表的なセンサーを列挙し、原理および応用例を説明できる。
3 薬学領域で繁用されるその他の分析技術(バイオイメージング、マイクロチップなど)について
概説できる。
4 同位体を利用した分析法の原理を説明できる。
C3 化学物質の性質と反応
アド50
アド51
アド52
アド53
【1.基本事項】 〔関連コアカリ:(1)1.〕
1 反応中間体(カルベン)の構造と性質を説明できる。
2 転位反応の特徴を述べることができる。
3 ハードソフト理論について説明できる。
【2.有機化合物の立体構造】 〔関連コアカリ:(1)2.〕
1 分子模型、コンピューターソフトなどを用いて化学物質の立体構造をシミュレートできる。(知
識・技能)
アド54
【3.アルケン・アルキン】 〔関連コアカリ:(2)1.〕
1 共役化合物の物性と反応性を説明できる。
アド55
【4.芳香族化合物】 〔関連コアカリ:(2)3.〕
1 芳香族化合物の求核置換反応の反応性、配向性、置換基の効果について説明できる。
アド56
2 代表的芳香族複素環の求核置換反応の反応性、配向性、置換基の効果について説明でき
る。
アド57
【5.概説】 〔関連コアカリ:(3)1.〕
1 代表的な官能基の定性試験を実施できる(技能)
アド58
【6.アルデヒド・ケトン・カルボン酸・カルボン酸誘導体】 〔関連コアカリ:(3)4.〕
1 ニトリル類の基本的な性質と反応を列挙し、説明できる。
― 354 ―
アド59
アド60
アド61
【7.核磁気共鳴(NMR)】 〔関連コアカリ:(4)1.〕
1 重水添加による重水素置換の意味を説明できる。
2 有機化合物中の代表的カーボンについて、おおよその化学シフト値を示すことができる。
3 代表的な化合物の部分構造を1H NMRと併せて13C NMRから決定できる。(技能)
アド62
アド63
【8.質量分析】 〔関連コアカリ:(4)3.〕
1 代表的なフラグメンテーションを説明できる。
2 高分解能マススペクトルにおける分子式の決定法を説明できる。
アド64
アド65
【9.旋光度】 〔関連コアカリ:(4)〕
1 比旋光度測定による光学純度決定法を説明できる。
2 比旋光度と絶対配置の関係を説明できる。
アド66
アド67
【10.無機化合物・錯体】 〔関連コアカリ:(5)1.〕
1 錯体の安定度定数について説明できる。
2 錯体の安定性に与える配位子の構造的要素(キレート効果)について説明できる。
アド68
アド69
アド70
アド71
アド72
アド73
アド74
アド75
アド76
アド77
アド78
アド79
アド80
アド81
アド82
アド83
アド84
アド85
アド86
アド87
アド88
アド89
アド90
アド91
[有機化合物の合成]
【11.官能基の導入・変換】
1 アルケンの代表的な合成法について説明できる。
2 アルキンの代表的な合成法について説明できる。
3 有機ハロゲン化合物の代表的な合成法について説明できる。
4 アルコールの代表的な合成法について説明できる。
5 フェノールの代表的な合成法について説明できる。
6 エーテルの代表的な合成法について説明できる。
7 アルデヒドおよびケトンの代表的な合成法について説明できる。
8 カルボン酸の代表的な合成法について説明できる。
9 カルボン酸誘導体(エステル、アミド、ニトリル、酸ハロゲン化物、酸無水物)の代表的な合成法
について説明できる。
10 アミンの代表的な合成法について説明できる。
11 代表的な官能基選択的反応を列挙し、その機構と応用例について説明できる。
12 化学反応によって官能基変換を実施できる。(技能)
【12.炭素骨格構築反応】
1 Diels-Alder反応について説明できる。
2 転位反応を用いた代表的な炭素骨格の構築法を列挙し、説明できる。
3 代表的な炭素-炭素結合生成反応(アルドール反応、マロン酸エステル合成、アセト酢酸エス
テル合成、Michael付加、Mannich反応、Grignard反応、Wittig反応など)について説明できる。
【13.精密有機合成】
1 代表的な位置選択的反応を列挙し、その機構と応用例について説明できる。
2 代表的な立体選択的反応を列挙し、その機構と応用例について説明できる。
3 官能基毎に代表的な保護基を列挙し、その応用例を説明できる。
4 光学活性化合物を得るための代表的な手法(光学分割、不斉合成など)を説明できる。
5 固相合成法の特徴を説明できる。
6 グリーンケミストリーについて説明できる。
【14.総合演習】
1 課題として与えられた化合物の合成法を立案できる。(知識・技能)
2 基本的な医薬品を合成できる。(技能)
3 反応廃液を適切に処理する。(技能・態度)
― 355 ―
アド92
アド93
アド94
アド95
【15.プロセスケミストリー】
1 医薬品製造に用いられる試薬、溶媒、反応装置が持つべき条件を列挙できる。
2 工業的生産における精製法を列挙し、その特徴を説明できる。
3 医薬品製造における原子経済(原子効率)について説明できる。
4 医薬品製造において環境保全に配慮すべき点を列挙し、その対処法を概説できる。
C4 生体分子・医薬品の化学による理解
アド96
アド97
【1.生体内で機能する小分子】 〔関連コアカリ:(1)2.〕
1 生体内に存在する代表的な複素環化合物を列挙し、構造式を書くことができる。
2 代表的な生体内アミンを列挙し、化学的性質を説明できる。
アド98
アド99
【2.生体内で起こる有機反応】 〔関連コアカリ:(2)4.〕
1 薬物代謝酵素の反応機構を説明できる。
2 化学構造から代謝物を予測できる。
アド100
[創薬探索研究─医薬品リード化合物の探索と最適化─]
【3.概説】
1 古典的な医薬品開発から理論的な創薬への歴史について説明できる。
アド101
アド102
アド103
【4.リード化合物の探索】
1 スクリーニングの対象となる化合物の起源について説明できる。
2 代表的スクリーニング法を列挙し、説明できる。
3 コンビナトリアルケミストリーについて説明できる。
アド104
アド105
アド106
アド107
【5.リード化合物の最適化】
1 定量的構造活性相関のパラメータを列挙し、その薬理活性等に及ぼす効果について説明でき
る。
2 体内動態・薬物代謝を考慮したドラッグデザインについて説明できる。
3 副作用、毒性の軽減を目的としたドラッグデザインについて説明できる。
4 ドラッグデザインにおけるコンピューターの利用法を説明できる。
C5 自然が生み出す薬物
アド108
アド109
【1.薬用植物】 〔関連コアカリ:(1)1.〕
1 薬用植物の歴史について概説できる。
2 代表的な有毒植物について説明できる。
アド110
アド111
【2.生薬とは】 〔関連コアカリ:(1)〕
1 生薬の歴史について説明できる。
2 生薬の生産と流通について説明できる。
アド112
【3.生薬の同定と品質評価】 〔関連コアカリ:(1)3.〕
1 代表的な生薬の確認試験を実施できる。(技能)
アド113
アド114
アド115
アド116
【4.生薬由来の生物活性物質の構造と作用】 〔関連コアカリ:(2)1.〕
1 脂質や糖質に分類される生薬由来の代表的な生物活性物質の構造を生合成経路に基づい
て説明できる。
2 芳香族化合物に分類される生薬由来の代表的な生物活性物質の構造を生合成経路に基づ
いて説明できる。
3 テルペノイド、ステロイドに分類される生薬由来の代表的な生物活性物質の構造を生合成経路
に基づいて説明できる。
4 アルカロイドに分類される生薬由来の代表的な生物活性物質の構造を生合成経路に基づい
て説明できる。
― 356 ―
アド117
アド118
アド119
アド120
アド121
【5.天然生物活性物質の利用】 〔関連コアカリ:(2)4.〕
1 天然資源から医薬品の種(シーズ)の探索法について、具体的に説明できる。
2 シーズの探索に貢献してきた伝統医学、民族植物学を例示して説明できる。
3 医薬原料としての天然物質の資源確保に関して問題点を列挙できる。
4 サプリメントや健康食品などとして使われている代表的な天然生物活性物質を列挙し、その用
途を挙げることができる。
【6.海洋生物由来の生物活性物質の構造と作用】 〔関連コアカリ:(2)〕
1 海洋生物由来の代表的な生理活性物質を列挙し、その基原、作用を説明できる。
C6 生命現象の基礎
アド122
【1.細胞膜】 〔関連コアカリ:(1)1.〕
1 細胞膜を構成する代表的な生体成分の機能を分子レベルで説明できる。
アド122
アド123
【2.細胞小器官】 〔関連コアカリ:(1)2.〕
1 オートファジーについて分子レベルで説明できる。
2 細胞核を構成する核膜、核小体の構造と機能を分子レベルで説明できる。
アド124
【3.ヌクレオチドと核酸】 〔関連コアカリ:(2)5.〕
1 DNAを抽出できる。(技能)
アド125
アド126
アド127
アド128
アド129
【4.生体分子の定性、定量】 〔関連コアカリ:(2)8.〕
1 脂質の定性および定量試験を実施できる。(技能)
2 糖質の定性および定量試験を実施できる。(技能)
3 アミノ酸の定性および定量試験を実施できる。(技能)
4 タンパク質の定性および定量試験を実施できる。(技能)
5 核酸の定性および定量試験を実施できる。(技能)
アド135
【5.タンパク質の構造と機能】 〔関連コアカリ:(3)1.〕
1 タンパク質の分離、精製と分子量の測定法を説明し、実施できる。(知識・技能)
2 タンパク質のアミノ酸配列決定法を説明できる。
3 タンパク質の代表的な二次構造(モチーフ)や機能領域(ドメイン)を説明できる。
4 タンパク質発現プロファイルを解析するための技術(2次元電気泳動法、ペプチド質量分析に
基づくタンパク質の同定方法など)を説明できる。
5 タンパク質間相互作用の解析に用いられる主な方法(免疫沈降、two-hybrid法など)について
説明できる。
6 プロテオーム、メタボロームについて説明できる。
アド136
【6.遺伝情報を担う分子】 〔関連コアカリ:(4)2.〕
1 3種類のDNAにみられるB型以外の二重らせんの構造(A型、Z型)について説明できる。
アド130
アド131
アド132
アド133
アド134
アド137
アド138
2 バイオインフォマティクスについて説明できる。
3 トランスクリプトームについて説明できる。
アド139
【7.転写・翻訳の過程と調節】 〔関連コアカリ:(4)4.〕
1 低分子RNA(siRNA、miRNA)による遺伝子発現の調節機構について分子レベルで説明でき
る。
アド140
アド141
アド142
【8.遺伝子の変異・修復】 〔関連コアカリ:(4)5.〕
1 一塩基変異(SNPs)が機能におよぼす影響について説明できる。
2 遺伝子多型(SNPs)の解析に用いられる方法(RFLP、SSCP法など)について説明できる。
3 遺伝子多型(欠損、増幅)の解析に用いられる方法(ゲノミックサザンブロット法など)について
説明できる。
― 357 ―
アド155
【9.組換えDNA】 〔関連コアカリ:(4)6.〕
1 遺伝子ライブラリーについて説明できる。
2 PCR法による遺伝子増幅の原理を説明し、実施できる。(知識・技能)
3 PCRを実施できる。(技能)
4 RNAの逆転写と逆転写酵素について説明できる。
5 DNA塩基配列の決定法を説明できる。
6 コンピューターを用いて特徴的な塩基配列を検索できる。(技能)
7 細胞(組織)における特定のDNAおよびRNAを検出する方法を説明できる。
8 外来遺伝子を細胞中で発現させる方法を概説できる。
9 遺伝子発現を細胞中で人工的に抑制する方法を概説できる。
10 遺伝子改変生物(遺伝子導入•欠損動物、クローン動物、遺伝子組換え植物)の作製法につい
て概説できる。
11 遺伝子改変生物(遺伝子導入•欠損動物、クローン動物、遺伝子組換え植物)の利用法につい
て概説できる。
12 ゲノム情報の創薬への利用について、創薬ターゲットの探索の代表例(イマチニブなど)を挙
げ、ゲノム創薬の流れについて説明できる。
13 ゲノムの生物種間多様性とその創薬での重要性を説明できる。
アド156
アド157
アド158
【10.ATPの産生と糖質代謝】 〔関連コアカリ:(5)2.〕
1 ATP産生阻害物質を列挙し、その阻害機構を説明できる。
2 アルコール発酵、乳酸発酵の生理的役割を説明できる。
3 ATP以外の高エネルギー化合物について、化学構造をもとに高エネルギーを説明できる。
アド159
【11.脂質代謝】 〔関連コアカリ:(5)3.〕
1 リン脂質の生合成を説明できる。
アド160
【12.飢餓状態と飽食状態】 〔関連コアカリ:(5)4.〕
1 ケト原性アミノ酸と糖原性アミノ酸の種類やエネルギー変換経路について説明できる。
アド161
【13.細胞間コミュニケーション】 〔関連コアカリ:(6)3.〕
1 主な細胞外マトリックス分子の構造と機能を分子レベルで説明できる。
アド162
アド163
【14.がん細胞】 〔関連コアカリ:(7)3.〕
1 がん幹細胞について分子レベルで説明できる。
2 がん細胞の浸潤、転移について分子レベルで概説できる。
アド143
アド144
アド145
アド146
アド147
アド148
アド149
アド150
アド151
アド152
アド153
アド154
C7 人体の成り立ちと生体機能の調節
アド164
アド165
アド166
【1.ホルモン・内分泌系による調節機構】 〔関連コアカリ:(2)2.〕
1 代表的なホルモンを挙げ、その生合成経路、および分泌調節機構を分子レベルで説明でき
る。
【2.オータコイドによる調節機構】 〔関連コアカリ:(2)3.〕
1 代表的なオータコイドの生合成経路、および分泌調節機構を分子レベルで説明できる。
【3.神経伝達物質】 〔関連コアカリ:(2)4.〕
1 代表的な神経伝達物質の生合成経路、分泌調節機構、および分解経路を分子レベルで説明
できる。
― 358 ―
C8 生体防御と微生物
アド167
【1.免疫応答の制御と破綻】 〔関連コアカリ:(2)1.〕
1 代表的な免疫賦活療法について分子レベルで説明できる。
アド168
【2.免疫反応の利用】 〔関連コアカリ:(2)2.〕
1 モノクローナル抗体とポリクローナル抗体の作成方法を説明できる。
アド169
【3.ウイルス】 〔関連コアカリ:(3)1.〕
1 代表的な動物ウイルスの培養法、定量法について説明できる。
アド170
【4.消毒と滅菌】 〔関連コアカリ:(3)5.〕
1 主な滅菌法を実施できる。(技能)
アド172
【5.検出方法】 〔関連コアカリ:(3)6.〕
1 細菌の同定に用いる代表的な試験法(生化学的性状試験、血清型別試験、分子生物学的試
験)について説明できる。
2 代表的な細菌を同定できる。(技能)
アド173
【6.代表的な病原体】 〔関連コアカリ:(4)2.〕
1 プリオンの構造と感染機構について分子レベルで説明できる。
アド171
― 359 ―
D 衛生薬学
D1 健康
アド174
アド175
アド176
【1.食品機能と食品衛生】 〔関連コアカリ:(3)2.〕
1 食品の褐変を引き起こす主な反応とその機構を説明できる。
2 主な食品添加物の試験法を実施できる。(技能)
3 遺伝子組換え食品の現状を説明し、その問題点について討議する。(知識・態度)
D2 環境
アド177
アド178
アド179
アド180
【1.化学物質の毒性】 〔関連コアカリ:(1)1.〕
1 環境ホルモン(内分泌撹乱化学物質)が人の健康に及ぼす影響を説明し、健康影響に対する
予防策を提案する。(態度)
【2.化学物質の安全性評価と適正使用】 〔関連コアカリ:(1)2.〕
1 化学物質の中毒量、作用器官、中毒症状、救急処置法、解毒法を検索することができる。(技
能)
2 薬物中毒における生体試料の取扱いについて説明できる。
3 代表的な中毒原因物質を分析できる。(技能)
― 360 ―
E 医療薬学
E2 薬理・病態・薬物治療
アド181
アド182
アド183
アド184
アド185
【1.漢方薬の基礎】 〔関連コアカリ:(10)1.〕
1 漢方の歴史について概説できる。
2 漢方と中医学の特徴について説明できる。
【2.漢方薬の応用】 〔関連コアカリ:(10)2.〕
1 漢方薬の薬効を構成生薬の薬能(古典的薬効)で説明できる。
2 日本薬局方に収載されていない頻用漢方処方(麻黄湯や五苓散など)の適応となる証、症状
や疾患について例示して説明できる。
3 漢方薬の剤形と特徴について説明できる。
E3 薬物治療に役立つ情報
アド186
アド187
アド188
アド189
アド190
アド191
アド192
アド193
【1.情報源】 〔関連コアカリ:(1)2.〕
1 収集・評価した臨床研究論文を用いて、メタアナリシスを実施できる。(技能)
【2.収集・評価・加工・提供・管理】 〔関連コアカリ:(1)3.〕
1 臨床上の問題を定式化し、その解決のための情報を収集・評価し、それに基づいて解決法を
提案できる(技能)。
【3.生物統計】 〔関連コアカリ:(1)5.〕
1 多群間の差の検定(分散分析、多重比較)を実施できる。(技能)
2 主な多変量解析(ロジスティック回帰分析、重回帰分析など)の概要を説明し、実施できる。(知
識・技能)
3 点推定と区間推定を実施できる(技能)。
4 研究計画上の技法(症例数設定、ランダム化、盲検化など)に配慮して、有効性や安全性を評
価するための臨床研究を立案できる。(技能)
5 観察研究における交絡を制御するための計画上の技法(マッチングなど)、統計解析上の技法
(層化など)について説明できる。
【4.特殊な患者】 〔関連コアカリ:(3)〕
1 胃ろう造設者、人工肛門造設者、気管切開患者における薬物治療・投与設計において注意す
べき点を説明できる。
E4 薬の生体内運命
アド194
アド195
アド196
アド197
アド198
【1.TDM(Therapeutic Drug Monitoring)と投与設計】 〔関連コアカリ:(2)2.〕
1 薬物のタンパク結合、代謝および生体膜輸送の測定・解析結果に基づいて、薬物動態学的特
徴を説明できる。(知識・技能)
2 2-コンパートメントモデルに基づいた薬物速度論解析ができる。(知識・技能)
3 非線形最小二乗法を用いた速度論パラメータの算出ができる。(知識・技能)
4 ベイジアン法やポピュレーションファーマコキネティクスの理論に基づいた投与設計ができる。
(知識・技能)
5 生理学的薬物速度論モデルに基づく薬物濃度推移のシミュレーションができる。(知識・技能)
― 361 ―
E5 製剤化のサイエンス
アド199
アド200
アド201
アド202
アド203
アド204
アド205
【1.製剤化】 〔関連コアカリ:(2)2.〕
1 代表的な製剤の処方を設計できる。(知識・技能)
2 単位操作を組み合わせて代表的な製剤を調製できる。(技能)
3 製剤に関連する代表的な試験法を実施し、製剤の物性を測定できる。(技能)
4 製剤の物性値から、製剤の品質を判定できる。(知識・技能)
5 製剤の物性測定に使用される装置の原理について説明できる。
【2.生物学的同等性】 〔関連コアカリ:(2)3.〕
1 生物学的同等性のレギュレーションについて説明できる。
2 異なる製剤処方間(先発品と後発品、開発途中の製剤処方変更など)の生物学的同等性を評
価できる。(知識・技能)
― 362 ―
F 薬学臨床
アド206
アド207
アド208
【1.臨床実習の基礎】 〔関連コアカリ:(1)3.〕
1 治験実施計画書の事前審査を体験する。(知識・技能・態度)
2 治験薬の処方監査、調剤、服薬指導を体験する。(知識・態度)
3 適正な治験の実施・管理を体験する。(知識・態度)
アド209
アド210
アド211
【2.医薬品の供給と管理】 〔関連コアカリ:(2)5.〕
1 院内製剤の調製を体験する。(技能・態度)
2 薬局製剤、漢方製剤の製造・調製を体験する。(技能・態度)
3 調製した製剤の品質試験を体験する。(技能、態度)
アド212
【3.患者情報の把握】 〔関連コアカリ:(3)1.〕
1 フィジカルアセスメントを実施し、薬学的判断に活かすことができる。(技能・態度)
アド213
アド214
アド215
アド216
アド217
アド218
アド219
アド220
アド221
【4.処方設計と薬物療法の実践(処方設計と提案)】 〔関連コアカリ:(3)3.〕
1 患者の栄養状態や体液量、電解質などの評価を基に適切な栄養療法や輸液療法を提案でき
る。(知識・態度)
【5.処方設計と薬物療法の実践(薬物療法における効果と副作用の評価)】
〔関連コアカリ:(3)4.〕
1 薬物血中濃度モニタリングが必要な医薬品が処方されている患者について、血中濃度測定を
体験する。(技能)
【6.移植医療における薬物療法】 〔関連コアカリ:(3)〕
1 移植(心・肝・腎・肺・骨髄・皮膚など)患者への薬物療法の設計を体験する。(技能・態度)
【7.専門領域で活動する薬剤師】 〔関連コアカリ:(3)〕
1 がん化学療法において専門的に対応する薬剤師の薬物療法を体験する。(技能・態度)
2 精神科領域において専門的に対応する薬剤師の薬物療法を体験する。(技能・態度)
3 感染制御領域(HIVを含む)において専門的に対応する薬剤師の薬物療法を体験する。(技
能・態度)
4 妊婦・授乳婦に専門的に対応する薬剤師の薬物療法を体験する。(技能・態度)
5 緩和ケア、終末期医療において専門的に対応する薬剤師の薬物療法を体験する。(技能・態
度)
6 施設において専門領域(救急医療、腎臓病薬物療法、褥瘡治療、医薬品情報等)で活動する
薬剤師業務を体験する。(技能・態度)
アド222
【8.在宅(訪問)医療・介護への参画】 〔関連コアカリ:(5)1.〕
1 在宅患者の病態や生理的特性、療養環境等を考慮し、より適切な薬物療法を提案できる。(知
識・態度)
アド223
【9.地域保健(公衆衛生、学校薬剤師、啓発活動)への参画】 〔関連コアカリ:(5)2.〕
1 地域保健において専門的な領域で対応する薬剤師の活動(プライマリケア、サプリメントのアド
バイス、糖尿病療養指導、漢方医療、アンチドーピング活動等)を体験する。(技能・態度)
アド224
【10.プライマリケア、セルフメディケーションの実践】 〔関連コアカリ:(5)3.〕
1 対応した来局者の病状や健康状態に関して、継続的な観察や指導を体験する。(技能・態度)
― 363 ―
薬学教育モデル・コアカリキュラムおよび実務実習モデル・コアカリキュラム(平成26年以前の入学者に適応)
一般目標:
生命に関わる職業人となることを自覚し、それにふさわしい行動・態度をとることができ
るようになるために、人との共感的態度を身につけ、信頼関係を醸成し、さらに生涯にわ
たってそれらを向上させる習慣を身につける。
(1)生と死
一般目標:
生命の尊さを認識し、人の誕生から死までの間に起こりうる様々な問題を通して医療にお
ける倫理の重要性を学ぶ。
SBOs-3
SBOs-4
A-(1)-1-3
A-(1)-1-4
SBOs-5
A-(1)-1-5
【生命の尊厳】
到達目標:
1.
人の誕生、成長、加齢、死の意味を考察し、討議する。(知識・態度)
2.
誕生に関わる倫理的問題(生殖技術、クローン技術、出生前診断など)の概略と問
題点を説明できる。
3.
医療に関わる倫理的問題を列挙し、その概略と問題点を説明できる。
4.
死に関わる倫理的問題(安楽死、尊厳死、脳死など)の概略と問題点を説明でき
る。
5.
自らの体験を通して、生命の尊さと医療の関わりについて討議する。(態度)
A-(1)-2-1
【医療の目的】
到達目標:
1.
予防、治療、延命、QOLについて説明できる。
SBOs番号 コアカリ番号
SBOs-1
A-(1)-1-1
SBOs-2
A-(1)-1-2
SBOs-6
SBOs-7
A-(1)-3-1
【先進医療と生命倫理】
到達目標:
1.
医療の進歩(遺伝子診断、遺伝子治療、移植・再生医療、難病治療など)に伴う生
命観の変遷を概説できる。
(2)医療の担い手としてのこころ構え
一般目標:
常に社会に目を向け、生涯にわたって医療を通して社会に貢献できるようになるために必
要なこころ構えを身につける。
SBOs-8
SBOs-9
A-(2)-1-1
A-(2)-1-2
【社会の期待】
到達目標:
1.
医療の担い手として、社会のニーズに常に目を向ける。(態度)
2.
医療の担い手として、社会のニーズに対応する方法を提案する。(知識・態度)
SBOs-10
A-(2)-1-3
3.
医療の担い手にふさわしい態度を示す。(態度)
SBOs-10
SBOs-11
SBOs-12
SBOs-13
SBOs-14
A-(2)-2-1
A-(2)-2-2
A-(2)-2-3
A-(2)-2-4
A-(2)-2-5
SBOs-14
SBOs-15
SBOs-16
A-(2)-3-1
A-(2)-3-2
A-(2)-3-3
【医療行為に関わるこころ構え】
到達目標:
1.
ヘルシンキ宣言の内容を概説できる。
2.
医療の担い手が守るべき倫理規範を説明できる。
3.
インフォームド・コンセントの定義と必要性を説明できる。
4.
患者の基本的権利と自己決定権を尊重する。(態度)
5.
医療事故回避の重要性を自らの言葉で表現する。(態度)
【研究活動に求められるこころ構え】
到達目標:
1.
研究に必要な独創的考え方、能力を醸成する。
2.
研究者に求められる自立した態度を身につける。(態度)
3.
他の研究者の意見を理解し、討論する能力を身につける。(態度)
A-(2)-4-1
A-(2)-4-2
【医薬品の創製と供給に関わるこころ構え】
到達目標:
1.
医薬品の創製と供給が社会に及ぼす影響に常に目を向ける。(態度)
2.
医薬品の使用に関わる事故回避の重要性を自らの言葉で表現する。(態度)
SBOs-16
SBOs-17
【自己学習・生涯学習】
到達目標:
― 364 ―
SBOs-18
A-(2)-5-1
SBOs-19
A-(2)-5-2
1.
医療に関わる諸問題から、自ら課題を見出し、それを解決する能力を醸成する。
(知識・技能・態度)
2.
医療の担い手として、生涯にわたって自ら学習する大切さを認識する。(態度)
(3)信頼関係の確立を目指して
一般目標:
医療の担い手の一員である薬学専門家として、患者、同僚、地域社会との信頼関係を確立
できるようになるために、相手の心理、立場、環境を理解するための基本的知識、技能、態
度を修得する。
SBOs-20
SBOs-21
SBOs-22
SBOs-22
SBOs-23
SBOs-24
A-(3)-1-1
A-(3)-1-2
A-(3)-1-3
A-(3)-2-1
A-(3)-2-2
A-(3)-2-3
SBOs-25
SBOs-26
SBOs-27
SBOs-28
A-(3)-3-1
A-(3)-3-2
A-(3)-3-3
A-(3)-3-4
SBOs-29
A-(3)-3-5
SBOs-30
SBOs-31
SBOs-32
SBOs-33
SBOs-34
【コミュニケーション】
到達目標:
1.
言語的および非言語的コミュニケーションの方法を概説できる。
2.
意思、情報の伝達に必要な要素を列挙できる。
3.
相手の立場、文化、習慣などによって、コミュニケーションのあり方が異なること
を例示できる。
【相手の気持ちに配慮する】
到達目標:
1.
対人関係に影響を及ぼす心理的要因を概説できる。
2.
相手の心理状態とその変化に配慮し、適切に対応する。(知識・態度)
3.
対立意見を尊重し、協力してよりよい解決法を見出すことができる。(技能)
【患者の気持ちに配慮する】
到達目標:
1.
病気が患者に及ぼす心理的影響について説明できる。
2.
患者の心理状態を把握し、配慮する。(知識・態度)
3.
患者の家族の心理状態を把握し、配慮する。(知識・態度)
4.
患者やその家族の持つ価値観が多様であることを認識し、柔軟に対応できるよう努
力する。(態度)
5.
不自由体験などの体験学習を通して、患者の気持ちについて討議する。(知識・態
度)
A-(3)-4-1
A-(3)-4-2
A-(3)-4-3
【チームワーク】
到達目標:
1.
チームワークの重要性を例示して説明できる。
2.
チームに参加し、協調的態度で役割を果たす。(態度)
3.
自己の能力の限界を認識し、必要に応じて他者に援助を求める。(態度)
A-(3)-5-1
A-(3)-5-2
【地域社会の人々との信頼関係】
到達目標:
1.
薬の専門家と地域社会の関わりを列挙できる。
2.
薬の専門家に対する地域社会のニーズを収集し、討議する。(態度)
B イントロダクション
一般目標:
薬学生としてのモチベーションを高めるために、薬の専門家として身につけるべき基本的
知識、技能、態度を修得し、卒業生の活躍する現場などを体験する。
(1)薬学への招待
一般目標:
薬の専門家として必要な基本姿勢を身につけるために、医療、社会における薬学の役割、
薬剤師の使命を知り、どのように薬学が発展してきたかを理解する。
SBOs-35
SBOs-36
SBOs-37
B-(1)-1-1
B-(1)-1-2
【薬学の歴史】
到達目標:
1.
薬学の歴史的な流れと医療において薬学が果たしてきた役割を概説できる。
2.
薬剤師の誕生と変遷の歴史を概説できる。
B-(1)-2-1
【薬剤師の活動分野】
到達目標:
1.
薬剤師の活動分野(医療機関、製薬企業、衛生行政など)について概説できる。
― 365 ―
B-(1)-2-2
B-(1)-2-3
B-(1)-2-4
B-(1)-2-5
2.
3.
4.
5.
B-(1)-3-1
B-(1)-3-2
B-(1)-3-3
B-(1)-3-4
B-(1)-3-5
【薬について】
到達目標:
1.
「薬とは何か」を概説できる。
2.
薬の発見の歴史を具体例を挙げて概説できる。
3.
化学物質が医薬品として治療に使用されるまでの流れを概説できる。
4.
種々の剤形とその使い方について概説できる。
5.
一般用医薬品と医療用医薬品の違いを概説できる。
SBOs-47
SBOs-48
B-(1)-4-1
B-(1)-4-2
【現代社会と薬学との接点】
到達目標:
1.
先端医療を支える医薬品開発の現状について概説できる。
2.
麻薬、大麻、覚せい剤などを乱用することによる健康への影響を概説できる。
SBOs-49
B-(1)-4-3
3.
SBOs-38
SBOs-39
SBOs-40
SBOs-41
SBOs-42
SBOs-43
SBOs-44
SBOs-45
SBOs-46
SBOs-50
B-(1)-5-1
SBOs-51
SBOs-52
B-(1)-6-1
B-(1)-6-2
薬剤師と共に働く医療チームの職種を挙げ、その仕事を概説できる。
医薬品の適正使用における薬剤師の役割について概説できる。
医薬品の創製における薬剤師の役割について概説できる。
疾病の予防および健康管理における薬剤師の役割について概説できる。
薬害について具体例を挙げ、その背景を概説できる。
【日本薬局方】
到達目標:
1.
日本薬局方の意義と内容について概説できる。
【総合演習】
到達目標:
1.
医療と薬剤師の関わりについて考えを述べる。(態度)
2.
身近な医薬品を日本薬局方などを用いて調べる。(技能)
(2)早期体験学習
一般目標:
薬学生として学習に対するモチベーションを高めるために、卒業生の活躍する現場などを
体験する。
到達目標:
以下の例示を参考にして、到達目標を設定し適切に実施する。
SBOs-53
B-(2)-1-1
SBOs-54
B-(2)-1-2
SBOs-55
B-(2)-1-3
SBOs-56
B-(2)-1-4
1.
病院における薬剤師および他の医療スタッフの業務を見聞し、その重要性について
自分の意見をまとめ、発表する。(知識・態度)
2.
開局薬剤師の業務を見聞し、その重要性について自分の意見をまとめ、発表する。
(知識・態度)
3.
製薬企業および保健衛生、健康に関わる行政機関の業務を見聞し、社会において果
たしている役割について討議する。(知識・態度)
4.
保健、福祉の重要性を具体的な体験に基づいて発表する。(知識・態度)
C 薬学専門教育
[物理系薬学を学ぶ]
C1 物質の物理的性質
一般目標:
化学物質の基本的性質を理解するために、原子・分子の構造、熱力学、反応速度論などの
基本的知識を修得し、それらを応用する技能を身につける。
(1)物質の構造
一般目標:
物質を構成する基本単位である原子および分子の性質を理解するために、原子構造、分子
構造および化学結合に関する基本的知識と技能を修得する。
SBOs-57
SBOs-58
SBOs-59
C1-(1)-1-1
C1-(1)-1-2
C1-(1)-1-3
【化学結合】
到達目標:
1)化学結合の成り立ちについて説明できる。
2)軌道の混成について説明できる。
3)分子軌道の基本概念を説明できる。
― 366 ―
SBOs-60
C1-(1)-1-4
4)共役や共鳴の概念を説明できる。
C1-(1)-2-1
C1-(1)-2-2
C1-(1)-2-3
C1-(1)-2-4
C1-(1)-2-5
C1-(1)-2-6
C1-(1)-2-7
【分子間相互作用】
到達目標:
1)静電相互作用について例を挙げて説明できる。
2)ファンデルワールス力について例を挙げて説明できる。
3)双極子間相互作用について例を挙げて説明できる。
4)分散力について例を挙げて説明できる。
5)水素結合について例を挙げて説明できる。
6)電荷移動について例を挙げて説明できる。
7)疎水性相互作用について例を挙げて説明できる。
SBOs-68
SBOs-69
SBOs-70
SBOs-71
SBOs-72
C1-(1)-3-1
C1-(1)-3-2
C1-(1)-3-3
C1-(1)-3-4
C1-(1)-3-5
【原子・分子】
到達目標:
1)電磁波の性質および物質との相互作用を説明できる。
2)分子の振動、回転、電子遷移について説明できる。
3)スピンとその磁気共鳴について説明できる。
4)分子の分極と双極子モーメントについて説明できる。
5)代表的な分光スペクトルを測定し、構造との関連を説明できる。(知識・技能)
SBOs-73
SBOs-74
SBOs-75
C1-(1)-3-6
C1-(1)-3-7
C1-(1)-3-8
6)偏光および旋光性について説明できる。
7)散乱および干渉について説明できる。
8)結晶構造と回折現象について説明できる。
SBOs-76
SBOs-77
C1-(1)-4-1
C1-(1)-4-2
【放射線と放射能】
到達目標:
1)原子の構造と放射壊変について説明できる。
2)電離放射線の種類を列挙し、それらの物質との相互作用について説明できる。
SBOs-78
SBOs-79
SBOs-80
C1-(1)-4-3
C1-(1)-4-4
C1-(1)-4-5
3)代表的な放射性核種の物理的性質について説明できる。
4)核反応および放射平衡について説明できる。
5)放射線の測定原理について説明できる。
SBOs-61
SBOs-62
SBOs-63
SBOs-64
SBOs-65
SBOs-66
SBOs-67
(2)物質の状態 I
一般目標:
物質の状態および相互変換過程を解析できるようになるために、熱力学の基本的知識と技
能を修得する。
SBOs-81
SBOs-82
SBOs-83
C1-(2)-1-1
C1-(2)-1-2
C1-(2)-1-3
【総論】
到達目標:
1)ファンデルワールスの状態方程式について説明できる。
2)気体の分子運動とエネルギーの関係について説明できる。
3)エネルギーの量子化とボルツマン分布について説明できる。
SBOs-84
SBOs-85
SBOs-86
SBOs-87
SBOs-88
SBOs-89
SBOs-90
SBOs-91
C1-(2)-2-1
C1-(2)-2-2
C1-(2)-2-3
C1-(2)-2-4
C1-(2)-2-5
C1-(2)-2-6
C1-(2)-2-7
C1-(2)-2-8
SBOs-92
C1-(2)-2-9
SBOs-93
SBOs-94
SBOs-95
C1-(2)-3-1
C1-(2)-3-2
C1-(2)-3-3
【エネルギー】
到達目標:
1)系、外界、境界について説明できる。
2)状態関数の種類と特徴について説明できる。
3)仕事および熱の概念を説明できる。
4)定容熱容量および定圧熱容量について説明できる。
5)熱力学第一法則について式を用いて説明できる。
6)代表的な過程(変化)における熱と仕事を計算できる。(知識、技能)
7)エンタルピーについて説明できる。
8)代表的な物理変化、化学変化に伴う標準エンタルピー変化を説明し、計算できる。
(知識、技能)
9)標準生成エンタルピーについて説明できる。
【自発的な変化】
到達目標:
1)エントロピーについて説明できる。
2)熱力学第二法則について説明できる。
3)代表的な物理変化、化学変化に伴うエントロピー変化を計算できる。(知識、技能)
SBOs-96
SBOs-97
C1-(2)-3-4
C1-(2)-3-5
4)熱力学第三法則について説明できる。
5)自由エネルギーについて説明できる。
― 367 ―
SBOs-98
C1-(2)-3-6
SBOs-99
SBOs-100
C1-(2)-3-7
C1-(2)-3-8
6)熱力学関数の計算結果から、自発的な変化の方向と程度を予測できる。(知識、技
能)
7)自由エネルギーの圧力と温度による変化を、式を用いて説明できる。
8)自由エネルギーと平衡定数の温度依存性(van’t Hoffの式)について説明できる。
SBOs-101
C1-(2)-3-9
△9)共役反応について例を挙げて説明できる。
(3)物質の状態 II
一般目標:
複雑な系における物質の状態および相互変換過程を熱力学に基づき解析できるようになる
ために、溶液および電気化学に関する基本的知識と技能を修得する。
SBOs-102
SBOs-103
SBOs-104
SBOs-105
SBOs-106
SBOs-107
SBOs-108
SBOs-109
SBOs-110
SBOs-111
SBOs-112
SBOs-113
SBOs-114
SBOs-115
SBOs-116
SBOs-117
SBOs-118
SBOs-119
SBOs-120
SBOs-121
SBOs-122
C1-(3)-1-1
C1-(3)-1-2
C1-(3)-1-3
C1-(3)-1-4
C1-(3)-1-5
C1-(3)-1-6
C1-(3)-1-7
C1-(3)-1-8
【物理平衡】
到達目標:
1)相変化に伴う熱の移動(Clausius-Clapeyronの式など)について説明できる。
2)相平衡と相律について説明できる。
3)代表的な状態図(一成分系、二成分系、三成分系相図)について説明できる。
4)物質の溶解平衡について説明できる。
5)溶液の束一的性質(浸透圧、沸点上昇、凝固点降下など)について説明できる。
6)界面における平衡について説明できる。
7)吸着平衡について説明できる。
△8)代表的な物理平衡を観測し、平衡定数を求めることができる。(技能)
C1-(3)-2-1
C1-(3)-2-2
C1-(3)-2-3
C1-(3)-2-4
C1-(3)-2-5
C1-(3)-2-6
C1-(3)-2-7
【溶液の化学】
到達目標:
1)化学ポテンシャルについて説明できる。
2)活量と活量係数について説明できる。
3)平衡と化学ポテンシャルの関係を説明できる。
4)電解質のモル伝導度の濃度変化を説明できる。
5)イオンの輸率と移動度について説明できる。
6)イオン強度について説明できる。
7)電解質の活量係数の濃度依存性(Debye-Hückel の式)について説明できる。
C1-(3)-3-1
C1-(3)-3-2
C1-(3)-3-3
C1-(3)-3-4
C1-(3)-3-5
C1-(3)-3-6
【電気化学】
到達目標:
1)代表的な化学電池の種類とその構成について説明できる。
2)標準電極電位について説明できる。
3)起電力と標準自由エネルギー変化の関係を説明できる。
△4)Nernstの式が誘導できる。
5)濃淡電池について説明できる。
△6)膜電位と能動輸送について説明できる。
(4)物質の変化
一般目標:
物質の変換過程を理解するために、化学反応速度論、および反応速度に影響を与える諸因
子に関する基本的知識と技能を修得する。
SBOs-123
SBOs-124
SBOs-125
SBOs-126
SBOs-127
C1-(4)-1-1
C1-(4)-1-2
C1-(4)-1-3
C1-(4)-1-4
C1-(4)-1-5
SBOs-128
SBOs-129
SBOs-130
SBOs-131
SBOs-132
C1-(4)-1-6
C1-(4)-1-7
C1-(4)-1-8
C1-(4)-1-9
C1-(4)-1-10
【反応速度】
到達目標:
1)反応次数と速度定数について説明できる。
2)微分型速度式を積分型速度式に変換できる。(知識・技能)
3)代表的な反応次数の決定法を列挙し、説明できる。
4)代表的な(擬)一次反応の反応速度を測定し、速度定数を求めることができる。(技能)
5)代表的な複合反応(可逆反応、平行反応、連続反応など)の特徴について説明でき
る。
6)反応速度と温度との関係(Arrheniusの式)を説明できる。
△7)衝突理論について概説できる。
△8)遷移状態理論について概説できる。
9)代表的な触媒反応(酸・塩基触媒反応など)について説明できる。
10)酵素反応、およびその拮抗阻害と非拮抗阻害の機構について説明できる。
C1-(4)-2-1
C1-(4)-2-2
【物質の移動】
到達目標:
1)拡散および溶解速度について説明できる。
2)沈降現象について説明できる。
SBOs-133
SBOs-134
― 368 ―
SBOs-135
C1-(4)-2-3
3)流動現象および粘度について説明できる。
C2 化学物質の分析
一般目標:
化学物質(医薬品を含む)をその性質に基づいて分析できるようになるために、物質の定
性、定量などに必要な基本的知識と技能を修得する。
(1)化学平衡
一般目標:
水溶液中での物質の性質を理解するために、各種の化学平衡に関する基本的知識と測定の
基本的技能を修得する。
SBOs-136
SBOs-137
SBOs-138
SBOs-139
SBOs-140
SBOs-141
SBOs-142
SBOs-143
SBOs-144
SBOs-145
SBOs-146
SBOs-147
C2-(1)-1-1
C2-(1)-1-2
C2-(1)-1-3
C2-(1)-1-4
C2-(1)-1-5
C2-(1)-1-6
【酸と塩基】
到達目標:
1)酸・塩基平衡を説明できる。
△2)溶液の水素イオン濃度(pH)を測定できる。(技能)
3)溶液のpHを計算できる。(知識・技能)
4)緩衝作用について具体例を挙げて説明できる。
5)代表的な緩衝液の特徴とその調製法を説明できる。
6)化学物質のpHによる分子形、イオン形の変化を説明できる。
C2-(1)-2-1
C2-(1)-2-2
C2-(1)-2-3
C2-(1)-2-4
C2-(1)-2-5
C2-(1)-2-6
【各種の化学平衡】
到達目標:
1)錯体・キレート生成平衡について説明できる。
2)沈殿平衡(溶解度と溶解度積)について説明できる。
3)酸化還元電位について説明できる。
4)酸化還元平衡について説明できる。
5)分配平衡について説明できる。
6)イオン交換について説明できる。
(2)化学物質の検出と定量
一般目標:
試料中に存在する物質の種類および濃度を正確に知るために、代表的な医薬品、その他の
化学物質の定性・定量法を含む各種の分離分析法の基本的知識と技能を修得する。
SBOs-148
SBOs-149
SBOs-150
SBOs-151
SBOs-152
SBOs-153
SBOs-154
SBOs-155
C2-(2)-1-1
C2-(2)-1-2
C2-(2)-1-3
【定性試険】
到達目標:
1)代表的な無機イオンの定性反応を説明できる。
2)日本薬局方収載の代表的な医薬品の確認試験を列挙し、その内容を説明できる。
3)日本薬局方収載の代表的な医薬品の純度試験を列挙し、その内容を説明できる。
C2-(2)-2-1
C2-(2)-2-2
C2-(2)-2-3
C2-(2)-2-4
C2-(2)-2-5
【定量の基礎】
到達目標:
△1)実験値を用いた計算および統計処理ができる。(技能)
2)医薬品分析法のバリデーションについて説明できる。
3)日本薬局方収載の重量分析法の原理および操作法を説明できる。
4)日本薬局方収載の容量分析法について列挙できる。
5)日本薬局方収載の生物学的定量法の特徴を説明できる。
SBOs-156
SBOs-157
SBOs-158
SBOs-159
SBOs-160
SBOs-161
C2-(2)-3-1
C2-(2)-3-2
C2-(2)-3-3
C2-(2)-3-4
C2-(2)-3-5
C2-(2)-3-6
SBOs-162
C2-(2)-3-7
【容量分析】
到達目標:
1)中和滴定の原理、操作法および応用例を説明できる。
2)非水滴定の原理、操作法および応用例を説明できる。
3)キレート滴定の原理、操作法および応用例を説明できる。
4)沈殿滴定の原理、操作法および応用例を説明できる。
5)酸化還元滴定の原理、操作法および応用例を説明できる。
6)電気滴定(電位差滴定、電気伝導度滴定など)の原理、操作法および応用例を説明で
きる。
△7)日本薬局方収載の代表的な医薬品の容量分析を実施できる。(技能)
C2-(2)-4-1
C2-(2)-4-2
【金属元素の分析】
到達目標:
1)原子吸光光度法の原理、操作法および応用例を説明できる。
2)発光分析法の原理、操作法および応用例を説明できる。
SBOs-163
SBOs-164
― 369 ―
SBOs-165
SBOs-166
SBOs-167
C2-(2)-5-1
C2-(2)-5-2
C2-(2)-5-3
【クロマトグラフィー】
到達目標:
1)クロマトグラフィーの種類を列挙し、それぞれの特徴と分離機構を説明できる。
2)クロマトグラフィーで用いられる代表的な検出法と装置を説明できる。
△3)薄層クロマトグラフィー、液体クロマトグラフィーなどのクロマトグラフィーを用い
て代表的な化学物質を分離分析できる。(知識・技能)
(3)分析技術の臨床応用
一般目標:
薬学研究や臨床現場で分析技術を適切に応用するために、代表的な分析法の基本的知識と
技能を修得する。
SBOs-168
SBOs-169
C2-(3)-1-1
C2-(3)-1-2
SBOs-170
SBOs-171
SBOs-172
SBOs-173
SBOs-174
SBOs-175
SBOs-176
C2-(3)-2-1
C2-(3)-2-2
C2-(3)-2-3
C2-(3)-2-4
C2-(3)-2-5
C2-(3)-2-6
C2-(3)-2-7
SBOs-177
SBOs-178
C2-(3)-2-8
C2-(3)-2-9
SBOs-180
SBOs-181
C2-(3)-3-1
C2-(3)-3-2
SBOs-182
C2-(3)-3-3
【分析の準備】
到達目標:
△1)代表的な生体試料について、目的に即した前処理と適切な取扱いができる。(技能)
2)臨床分析における精度管理および標準物質の意義を説明できる。
【分析技術】
到達目標:
1)臨床分析の分野で用いられる代表的な分析法を列挙できる。
2)免疫反応を用いた分析法の原理、実施法および応用例を説明できる。
3)酵素を用いた代表的な分析法の原理を説明し、実施できる。(知識・技能)
4)電気泳動法の原理を説明し、実施できる。(知識・技能)
5)代表的なセンサーを列挙し、原理および応用例を説明できる。
△6)代表的なドライケミストリーについて概説できる。
7)代表的な画像診断技術(X線検査、CTスキャン、MRI、超音波、核医学検査など)に
ついて概説できる。
8)画像診断薬(造影剤、放射性医薬品など)について概説できる。
△9)薬学領域で繁用されるその他の分析技術(バイオイメージング、マイクロチップな
ど)について概説できる。
【薬毒物の分析】
到達目標:
1)毒物中毒における生体試料の取扱いについて説明できる。
2)代表的な中毒原因物質(乱用薬物を含む)のスクリーニング法を列挙し、説明でき
る。
△3)代表的な中毒原因物質を分析できる。(技能)
C3 生体分子の姿・かたちをとらえる
一般目標:
生体の機能や医薬品の働きが三次元的な相互作用によって支配されていることを理解する
ために、生体分子の立体構造、生体分子が関与する相互作用、およびそれらを解析する手法
に関する基本的知識と技能を修得する。
(1)生体分子を解析する手法
一般目標:
生体分子、化学物質の姿、かたちをとらえるために、それらの解析に必要な方法に関する
基本的知識と技能を修得する。
SBOs-183
C3-(1)-1-1
SBOs-184
SBOs-185
C3-(1)-1-2
C3-(1)-1-3
SBOs-186
C3-(1)-1-4
SBOs-187
C3-(1)-1-5
SBOs-188
C3-(1)-1-6
【分光分析法】
到達目標:
1)紫外可視吸光度測定法の原理を説明し、生体分子の解析への応用例について説明でき
る。
2)蛍光光度法の原理を説明し、生体分子の解析への応用例について説明できる。
△3)赤外・ラマン分光スペクトルの原理と、生体分子の解析への応用例について説明でき
る。
△4)電子スピン共鳴(ESR)スペクトル測定法の原理と、生体分子の解析への応用例につ
いて説明できる。
5)旋光度測定法(旋光分散)、円偏光二色性測定法の原理と、生体分子の解析への応用
例について説明できる。
△6)代表的な生体分子(核酸、タンパク質)の紫外および蛍光スペクトルを測定し、構造
上の特徴と関連付けて説明できる。(知識・技能)
【核磁気共鳴スペクトル】
到達目標:
― 370 ―
SBOs-189
SBOs-190
SBOs-191
SBOs-192
SBOs-193
SBOs-194
SBOs-195
C3-(1)-2-1
C3-(1)-2-2
1)核磁気共鳴スペクトル測定法の原理を説明できる。
△2)生体分子の解析への核磁気共鳴スペクトル測定法の応用例について説明できる。
C3-(1)-3-1
C3-(1)-3-2
【質量分析】
到達目標
1)質量分析法の原理を説明できる。
△2)生体分子の解析への質量分析の応用例について説明できる。
C3-(1)-4-1
C3-(1)-4-2
【X線結晶解析】
到達目標
1)X線結晶解析の原理を概説できる。
△2)生体分子の解析へのX線結晶解析の応用例について説明できる。
C3-(1)-5-1
【相互作用の解析法】
到達目標
△1)生体分子間相互作用の解析法を概説できる。
(2)生体分子の立体構造と相互作用
一般目標:
生体分子の機能および医薬品の働きを立体的、動的にとらえるために、タンパク質、核酸
および脂質などの立体構造やそれらの相互作用に関する基本的知識を修得する。
SBOs-196
SBOs-197
SBOs-198
C3-(2)-1-1
C3-(2)-1-2
C3-(2)-1-3
SBOs-199
SBOs-200
SBOs-201
C3-(2)-1-4
C3-(2)-1-5
C3-(2)-1-6
SBOs-202
SBOs-203
C3-(2)-2-1
C3-(2)-2-2
SBOs-204
C3-(2)-2-3
SBOs-205
C3-(2)-2-4
【立体構造】
到達目標:
1)生体分子(タンパク質、核酸、脂質など)の立体構造を概説できる。
△2)タンパク質の立体構造の自由度について概説できる。
3)タンパク質の立体構造を規定する因子(疎水性相互作用、静電相互作用、水素結合な
ど)について、具体例を用いて説明できる。
△4)タンパク質の折りたたみ過程について概説できる。
5)核酸の立体構造を規定する相互作用について、具体例を挙げて説明できる。
6)生体膜の立体構造を規定する相互作用について、具体例を挙げて説明できる。
【相互作用】
到達目標:
1)鍵と鍵穴モデルおよび誘導適合モデルについて、具体例を挙げて説明できる。
△2)転写・翻訳、シグナル伝達における代表的な生体分子間相互作用について、具体例を
挙げて説明できる。
3)脂質の水中における分子集合構造(膜、ミセル、膜タンパク質など)について説明で
きる。
△4)生体高分子と医薬品の相互作用における立体構造的要因の重要性を、具体例を挙げて
説明できる。
C-4 化学物質の性質と反応
一般目標:
化学物質(医薬品および生体物質を含む)の基本的な反応性を理解するために、代表的な
反応、分離法、構造決定法などについての基本的知識と、それらを実施するための基本的技
能を修得する。
(1)化学物質の基本的性質
一般目標:
基本的な無機および有機化合物の構造、物性、反応性を理解するために、電子配置、電子
密度、化学結合の性質などに関する基本的知識を修得する。
SBOs-206
SBOs-207
SBOs-208
SBOs-209
SBOs-210
SBOs-211
SBOs-212
C4-(1)-1-1
C4-(1)-1-2
C4-(1)-1-3
C4-(1)-1-4
C4-(1)-1-5
C4-(1)-1-6
C4-(1)-1-7
SBOs-213
SBOs-214
C4-(1)-1-8
C4-(1)-1-9
【基本事項】
到達目標:
1)基本的な化合物を命名し、ルイス構造式で書くことができる。
2)薬学領域で用いられる代表的化合物を慣用名で記述できる。
3)有機化合物の性質に及ぼす共鳴の影響について説明できる。
4)有機反応における結合の開裂と生成の様式について説明できる。
5)基本的な有機反応(置換、付加、脱離、転位)の特徴を概説できる。
6)ルイス酸・塩基を定義することができる。
7)炭素原子を含む反応中間体(カルボカチオン、カルバニオン、ラジカル、カルベン)
の構造と性質を説明できる。
8)反応の進行を、エネルギー図を用いて説明できる。
9)有機反応を、電子の動きを示す矢印を用いて説明できる。
― 371 ―
SBOs-215
SBOs-216
SBOs-217
SBOs-218
SBOs-219
SBOs-220
SBOs-221
SBOs-222
SBOs-223
SBOs-224
SBOs-225
SBOs-226
SBOs-227
SBOs-228
SBOs-229
SBOs-230
SBOs-231
SBOs-232
SBOs-233
C4-(1)-2-1
C4-(1)-2-2
C4-(1)-2-3
C4-(1)-2-4
C4-(1)-2-5
C4-(1)-2-6
C4-(1)-2-7
【有機化合物の立体構造】
到達目標:
1)構造異性体と立体異性体について説明できる。
2)キラリティーと光学活性を概説できる。
3)エナンチオマーとジアステレオマーについて説明できる。
4)ラセミ体とメソ化合物について説明できる。
5)絶対配置の表示法を説明できる。
6)Fischer投影式とNewman投影式を用いて有機化合物の構造を書くことができる。
7)エタンおよびブタンの立体配座と安定性について説明できる。
C4-(1)-3-1
C4-(1)-3-2
C4-(1)-3-3
C4-(1)-3-4
C4-(1)-3-5
【無機化合物】
到達目標:
1)代表的な典型元素を列挙し、その特徴を説明できる。
2)代表的な遷移元素を列挙し、その特徴を説明できる。
3)窒素酸化物の名称、構造、性質を列挙できる。
4)イオウ、リン、ハロゲンの酸化物、オキソ化合物の名称、構造、性質を列挙できる。
5)代表的な無機医薬品を列挙できる。
C4-(1)-4-1
C4-(1)-4-2
C4-(1)-4-3
C4-(1)-4-4
C4-(1)-4-5
C4-(1)-4-6
C4-(1)-4-7
【錯体】
到達目標:
1)代表的な錯体の名称、構造、基本的性質を説明できる。
2)配位結合を説明できる。
3)代表的なドナー原子、配位基、キレート試薬を列挙できる。
4)錯体の安定度定数について説明できる。
5)錯体の安定性に与える配位子の構造的要素(キレート効果)について説明できる。
6)錯体の反応性について説明できる。
7)医薬品として用いられる代表的な錯体を列挙できる。
(2)有機化合物の骨格
一般目標:
脂肪族および芳香族炭化水素の性質を理解するために、それぞれの基本構造、物理的性
質、反応性に関する基本的知識を修得する。
SBOs-234
SBOs-235
SBOs-236
SBOs-237
SBOs-238
SBOs-239
C4-(2)-1-1
C4-(2)-1-2
C4-(2)-1-3
C4-(2)-1-4
C4-(2)-1-5
C4-(2)-1-6
SBOs-240
C4-(2)-1-7
SBOs-241
SBOs-242
C4-(2)-2-1
C4-(2)-2-2
SBOs-243
C4-(2)-2-3
SBOs-244
SBOs-245
SBOs-246
SBOs-247
C4-(2)-2-4
C4-(2)-2-5
C4-(2)-2-6
C4-(2)-2-7
SBOs-248
SBOs-249
SBOs-250
SBOs-251
C4-(2)-3-1
C4-(2)-3-2
C4-(2)-3-3
C4-(2)-3-4
SBOs-252
C4-(2)-3-5
【アルカン】
到達目標:
1)基本的な炭化水素およびアルキル基をIUPACの規則に従って命名することができる。
2)アルカンの基本的な物性について説明できる。
3)アルカンの構造異性体を図示し、その数を示すことができる。
4)シクロアルカンの環の歪みを決定する要因について説明できる。
5)シクロヘキサンのいす形配座と舟形配座を図示できる。
6)シクロヘキサンのいす形配座における水素の結合方向(アキシアル、エクアトリア
ル)を図示できる。
7)置換シクロヘキサンの安定な立体配座を決定する要因について説明できる。
【アルケン・アルキンの反応性】
到達目標:
1)アルケンへの代表的なシン型付加反応を列挙し、反応機構を説明できる。
2)アルケンへの臭素の付加反応の機構を図示し、反応の立体特異性(アンチ付加)を説
明できる。
3)アルケンへのハロゲン化水素の付加反応の位置選択性(Markovnikov 則)について説
明できる。
4)カルボカチオンの級数と安定性について説明できる。
5)共役ジエンへのハロゲンの付加反応の特徴について説明できる。
6)アルケンの酸化的開裂反応を列挙し、構造解析への応用について説明できる。
7)アルキンの代表的な反応を列挙し、説明できる。
【芳香族化合物の反応性】
到達目標:
1)代表的な芳香族化合物を列挙し、その物性と反応性を説明できる。
2)芳香族性(Hückel則)の概念を説明できる。
3)芳香族化合物の求電子置換反応の機構を説明できる。
4)芳香族化合物の求電子置換反応の反応性および配向性に及ぼす置換基の効果を説明で
きる。
5)芳香族化合物の代表的な求核置換反応について説明できる。
― 372 ―
(3)官能基
一般目標:
官能基が有機化合物に与える効果を理解するために、カルボニル基、アミノ基などの官能
基を有する有機化合物について、反応性およびその他の性質に関する基本的知識を修得し、
それらを応用するための基本的技能を身につける。
SBOs-253
C4-(3)-1-1
SBOs-254
SBOs-255
SBOs-256
SBOs-257
SBOs-258
C4-(3)-1-2
C4-(3)-1-3
C4-(3)-1-4
C4-(3)-1-5
C4-(3)-1-6
SBOs-259
SBOs-260
SBOs-261
SBOs-262
SBOs-263
SBOs-264
SBOs-265
SBOs-266
SBOs-267
SBOs-268
SBOs-269
SBOs-270
SBOs-271
C4-(3)-2-1
C4-(3)-2-2
C4-(3)-2-3
【概説】
到達目標:
1)代表的な官能基を列挙し、個々の官能基を有する化合物をIUPACの規則に従って命名
できる。
2)複数の官能基を有する化合物をIUPACの規則に従って命名できる。
3)生体内高分子と薬物の相互作用における各官能基の役割を説明できる。
△4)代表的な官能基の定性試験を実施できる。(技能)
5)官能基の性質を利用した分離精製を実施できる。(技能)
6)日常生活で用いられる化学物質を官能基別に列挙できる。
【有機ハロゲン化合物】
到達目標:
1)有機ハロゲン化合物の代表的な性質と反応を列挙し、説明できる。
2)求核置換反応(SN1および SN2反応)の機構について、立体化学を含めて説明できる。
3)ハロゲン化アルキルの脱ハロゲン化水素の機構を図示し、反応の位置選択性(Saytzeff
則)を説明できる。
C4-(3)-3-1
C4-(3)-3-2
C4-(3)-3-3
【アルコール・フェノール・チオール】
到達目標:
1)アルコール類の代表的な性質と反応を列挙し、説明できる。
2)フェノール類の代表的な性質と反応を列挙し、説明できる。
3)フェノール類、チオール類の抗酸化作用について説明できる。
C4-(3)-4-1
C4-(3)-4-2
【エーテル】
到達目標:
1)エーテル類の代表的な性質と反応を列挙し、説明できる。
2)オキシラン類の開環反応における立体特異性と位置選択性を説明できる。
C4-(3)-5-1
C4-(3)-5-2
C4-(3)-5-3
C4-(3)-6-1
C4-(3)-6-2
SBOs-272
SBOs-273
C4-(3)-7-1
C4-(3)-7-2
SBOs-274
C4-(3)-7-3
【アルデヒド・ケトン・カルボン酸】
到達目標:
1)アルデヒド類およびケトン類の性質と、代表的な求核付加反応を列挙し、説明でき
2)カルボン酸の代表的な性質と反応を列挙し、説明できる。
3)カルボン酸誘導体(酸ハロゲン化物、酸無水物、エステル、アミド、ニトリル)の代
表的な性質と反応を列挙し、説明できる。
【アミン】
到達目標:
1)アミン類の代表的な性質と反応を列挙し、説明できる。
2)代表的な生体内アミンを列挙し、構造式を書くことができる。
【官能基の酸性度・塩基性度】
到達目標:
1)アルコール、チオール、フェノール、カルボン酸などの酸性度を比較して説明でき
2)アルコール、フェノール、カルボン酸、およびその誘導体の酸性度に影響を及ぼす因
子を列挙し、説明できる。
3)含窒素化合物の塩基性度を説明できる。
(4)化学物質の構造決定
一般目標:
基本的な化学物質の構造決定ができるようになるために、核磁気共鳴(NMR)スペクト
ル、赤外吸収(IR)スペクトル、マススペクトルなどの代表的な機器分析法の基本的知識
と、データ解析のための基本的技能を修得する。
SBOs-275
C4-(4)-1-1
【総論】
到達目標:
1)化学物質の構造決定に用いられる機器分析法の特徴を説明できる。
【1H NMR】
到達目標:
― 373 ―
SBOs-276
SBOs-277
SBOs-278
C4-(4)-2-1
C4-(4)-2-2
C4-(4)-2-3
SBOs-279
SBOs-280
SBOs-281
C4-(4)-2-4
C4-(4)-2-5
C4-(4)-2-6
SBOs-282
SBOs-283
C4-(4)-2-7
C4-(4)-2-8
1)NMRスペクトルの概要と測定法を説明できる。
2)化学シフトに及ぼす構造的要因を説明できる。
3)有機化合物中の代表的水素原子について、おおよその化学シフト値を示すことができ
る。
4)重水添加による重水素置換の方法と原理を説明できる。
5)1H NMRの積分値の意味を説明できる。
6) 1H NMRシグナルが近接プロトンにより分裂(カップリング)する理由と、分裂様式
を説明できる。
7)1H NMRのスピン結合定数から得られる情報を列挙し、その内容を説明できる。
8)代表的化合物の部分構造を1H NMR から決定できる。(技能)
C4-(4)-3-1
C4-(4)-3-2
【13C NMR】
到達目標:
1)13C NMRの測定により得られる情報の概略を説明できる。
2)代表的な構造中の炭素について、おおよその化学シフト値を示すことができる。
SBOs-284
SBOs-285
SBOs-286
SBOs-287
SBOs-288
C4-(4)-4-1
C4-(4)-4-2
C4-(4)-5-1
【IRスペクトル】
到達目標:
1)IRスペクトルの概要と測定法を説明できる。
2)IRスペクトル上の基本的な官能基の特性吸収を列挙し、帰属することができる。(知
識・技能)
【紫外可視吸収スペクトル】
到達目標:
1)化学物質の構造決定における紫外可視吸収スペクトルの役割を説明できる。
SBOs-289
SBOs-290
SBOs-291
C4-(4)-6-1
C4-(4)-6-2
C4-(4)-6-3
SBOs-292
SBOs-293
SBOs-294
SBOs-295
C4-(4)-6-4
C4-(4)-6-5
C4-(4)-6-6
C4-(4)-6-7
【マススペクトル】
到達目標:
1)マススペクトルの概要と測定法を説明できる。
2)イオン化の方法を列挙し、それらの特徴を説明できる。
3)ピークの種類(基準ピーク、分子イオンピーク、同位体ピーク、フラグメントピー
ク)を説明ができる。
4)塩素原子や臭素原子を含む化合物のマススペクトルの特徴を説明できる。
5)代表的なフラグメンテーションについて概説できる。
6)高分解能マススペクトルにおける分子式の決定法を説明できる。
7)基本的な化合物のマススペクトルを解析できる。(技能)
C4-(4)-7-1
C4-(4)-7-2
C4-(4)-7-3
C4-(4)-7-4
【比旋光度】
到達目標:
1)比旋光度測定法の概略を説明できる。
△2)実測値を用いて比旋光度を計算できる。(技能)
△3)比旋光度と絶対配置の関係を説明できる。
△4)旋光分散と円二色性について、原理の概略と用途を説明できる。
C4-(4)-8-1
【総合演習】
到達目標:
1)代表的な機器分析法を用いて、基本的な化合物の構造決定ができる。(技能)
SBOs-296
SBOs-297
SBOs-298
SBOs-299
SBOs-300
C-5 ターゲット分子の合成
一般目標:
入手容易な化合物を出発物質として、医薬品を含む目的化合物へ化学変換するために、有
機合成法の基本的知識、技能、態度を修得する。
(1)官能基の導入・変換
一般目標:
個々の官能基を導入、変換するために、それらに関する基本的知識と技能を修得する。
SBOs-301
SBOs-302
SBOs-303
SBOs-304
SBOs-305
SBOs-306
C5-(1)-1-1
C5-(1)-1-2
C5-(1)-1-3
C5-(1)-1-4
C5-(1)-1-5
C5-(1)-1-6
到達目標:
1)アルケンの代表的な合成法について説明できる。
2)アルキンの代表的な合成法について説明できる。
3)有機ハロゲン化合物の代表的な合成法について説明できる。
4)アルコールの代表的な合成法について説明できる。
5)フェノールの代表的な合成法について説明できる。
6)エーテルの代表的な合成法について説明できる。
― 374 ―
SBOs-307
SBOs-308
SBOs-309
C5-(1)-1-7
C5-(1)-1-8
C5-(1)-1-9
SBOs-310
SBOs-311
SBOs-312
C5-(1)-1-10
C5-(1)-1-11
C5-(1)-1-12
7)アルデヒドおよびケトンの代表的な合成法について説明できる。
8)カルボン酸の代表的な合成法について説明できる。
9)カルボン酸誘導体(エステル、アミド、ニトリル、酸ハロゲン化物、酸無水物)の代
表的な合成法について説明できる。
10)アミンの代表的な合成法について説明できる。
11)代表的な官能基選択的反応を列挙し、その機構と応用例について説明できる。
12)代表的な官能基を他の官能基に変換できる。(技能)
(2)複雑な化合物の合成
一般目標:
医薬品を含む目的化合物を合成するために、代表的な炭素骨格の構築法などに関する基本
的知識、技能、態度を修得する。
SBOs-313
SBOs-314
SBOs-315
SBOs-316
SBOs-317
SBOs-318
SBOs-319
SBOs-320
SBOs-321
SBOs-322
SBOs-323
C5-(2)-1-1
C5-(2)-1-2
C5-(2)-1-3
C5-(2)-1-4
【炭素骨格の構築法】
到達目標:
1)Diels-Alder反応の特徴を具体例を用いて説明できる。
2)転位反応を用いた代表的な炭素骨格の構築法を列挙できる。
3)代表的な炭素酸のpKaと反応性の関係を説明できる。
4)代表的な炭素-炭素結合生成反応(アルドール反応、マロン酸エステル合成、アセト酢
酸エステル合成、Michael付加、Mannich反応、Grignard反応、Wittig反応など)について概
説できる。
C5-(2)-2-1
C5-(2)-2-2
【位置および立体選択性】
到達目標:
1)代表的な位置選択的反応を列挙し、その機構と応用例について説明できる。
2)代表的な立体選択的反応を列挙し、その機構と応用例について説明できる。
C5-(2)-3-1
【保護基】
到達目標:
△1)官能基毎に代表的な保護基を列挙し、その応用例を説明できる。
C5-(2)-4-1
【光学活性化合物】
到達目標:
1)光学活性化合物を得るための代表的な手法(光学分割、不斉合成など)を説明できる。
C5-(2)-5-1
C5-(2)-5-2
C5-(2)-5-3
【総合演習】
到達目標:
1)課題として与えられた化合物の合成法を立案できる。(知識・技能)
△2)課題として与えられた医薬品を合成できる。(技能)
△3)反応廃液を適切に処理する。(技能・態度)
C-6 生体分子・医薬品を化学で理解する
一般目標:
生体分子の機能と医薬品の作用を化学構造と関連づけて理解するために、それらに関連す
る基本的知識と技能を修得する。
(1)生体分子のコアとパーツ
一般目標:
生体分子の機能を理解するために、生体分子の基本構造とその化学的性質に関する基本的
知識を修得する。
SBOs-324
C6-(1)-1-1
SBOs-325
SBOs-326
SBOs-327
SBOs-328
C6-(1)-1-2
C6-(1)-1-3
C6-(1)-1-4
C6-(1)-1-5
【生体分子の化学構造】
到達目標:
1)タンパク質の高次構造を規定する結合(アミド基間の水素結合、ジスルフィド結合な
ど)および相互作用について説明できる。
2)糖類および多糖類の基本構造を概説できる。
3)糖とタンパク質の代表的な結合様式を示すことができる。
4)核酸の立体構造を規定する化学結合、相互作用について説明できる。
5)生体膜を構成する脂質の化学構造の特徴を説明できる。
C6-(1)-2-1
C6-(1)-2-2
【生体内で機能する複素環】
到達目標:
1)生体内に存在する代表的な複素環化合物を列挙し、構造式を書くことができる。
2)核酸塩基の構造を書き、水素結合を形成する位置を示すことができる。
SBOs-329
SBOs-330
― 375 ―
SBOs-331
SBOs-332
SBOs-333
SBOs-334
C6-(1)-2-3
C6-(1)-3-1
C6-(1)-3-2
C6-(1)-3-3
SBOs-335
SBOs-336
C6-(1)-4-1
C6-(1)-4-2
SBOs-337
C6-(1)-4-3
△3)複素環を含む代表的な補酵素(フラビン、NAD、チアミン、ピリドキサール、葉酸な
ど)の機能を化学反応性と関連させて説明できる。
【生体内で機能する錯体・無機化合物】
到達目標:
1)生体内に存在する代表的な金属イオンおよび錯体の機能について説明できる。
2)活性酸素の構造、電子配置と性質を説明できる。
3)一酸化窒素の電子配置と性質を説明できる。
【化学から観る生体ダイナミクス】
到達目標:
1)代表的な酵素の基質結合部位が有する構造上の特徴を具体例を挙げて説明できる。
△2)代表的な酵素(キモトリプシン、リボヌクレアーゼなど)の作用機構を分子レベルで
説明できる。
△3)タンパク質リン酸化におけるATPの役割を化学的に説明できる。
(2)医薬品のコアとパーツ
一般目標:
医薬品の作用を化学構造と関連づけて理解するために、医薬品に含まれる代表的な構造と
その性質に関する基本的知識と技能を修得する。
SBOs-338
SBOs-339
SBOs-340
SBOs-341
SBOs-342
SBOs-343
SBOs-344
SBOs-345
SBOs-346
SBOs-347
SBOs-348
SBOs-349
SBOs-350
SBOs-351
SBOs-352
SBOs-353
SBOs-354
SBOs-355
C6-(2)-1-1
C6-(2)-1-2
C6-(2)-2-1
C6-(2)-2-2
C6-(2)-2-3
C6-(2)-2-4
C6-(2)-2-5
C6-(2)-3-1
C6-(2)-3-2
C6-(2)-3-3
【医薬品のコンポーネント】
到達目標:
1)代表的な医薬品のコア構造(ファーマコフォア)を指摘し、分類できる。
△2)医薬品に含まれる代表的な官能基を、その性質によって分類し、医薬品の効果と結び
つけて説明できる。
【医薬品に含まれる複素環】
到達目標:
1)医薬品として複素環化合物が繁用される根拠を説明できる。
2)医薬品に含まれる代表的な複素環化合物を指摘し、分類することができる。
3)代表的な芳香族複素環化合物の性質を芳香族性と関連づけて説明できる。
4)代表的芳香族複素環の求電子試薬に対する反応性および配向性について説明できる。
5)代表的芳香族複素環の求核試薬に対する反応性および配向性について説明できる。
【医薬品と生体高分子】
到達目標:
1)生体高分子と非共有結合的に相互作用しうる官能基を列挙できる。
2)生体高分子と共有結合で相互作用しうる官能基を列挙できる。
△3)分子模型、コンピューターソフトなどを用いて化学物質の立体構造をシミュレートで
きる。(知識・技能)
C6-(2)-4-1
C6-(2)-4-2
C6-(2)-4-3
C6-(2)-4-4
C6-(2)-4-5
【生体分子を模倣した医薬品】
到達目標:
1)カテコールアミンアナログの医薬品を列挙し、それらの化学構造を比較できる。
2)アセチルコリンアナログの医薬品を列挙し、それらの化学構造を比較できる。
3)ステロイドアナログの医薬品を列挙し、それらの化学構造を比較できる。
4)核酸アナログの医薬品を列挙し、それらの化学構造を比較できる。
5)ペプチドアナログの医薬品を列挙し、それらの化学構造を比較できる。
C6-(2)-5-1
C6-(2)-5-2
C6-(2)-5-3
【生体内分子と反応する医薬品】
到達目標(例示):
1)アルキル化剤とDNA塩基の反応を説明できる。
2)インターカレーターの作用機序を図示し、説明できる。
3)β-ラクタムを持つ医薬品の作用機序を化学的に説明できる。
C-7 自然が生み出す薬物
一般目標:自然界に存在する物質を医薬品として利用するために、代表的な天然物質の起
源、特色、臨床応用および天然物質の含有成分の単離、構造、物性、生合成系などについて
の基本的知識と、それらを活用するための基本的技能を修得する。
(1)薬になる動植鉱物
一般目標:
薬として用いられる動物・植物・鉱物由来の生薬の基本的性質を理解するために、それら
の基原、性状、含有成分、生合成、品質評価、生産と流通、歴史的背景などについての基本
的知識、およびそれらを活用するための基本的技能を修得する。
― 376 ―
SBOs-356
SBOs-357
SBOs-358
SBOs-359
SBOs-360
SBOs-361
SBOs-362
SBOs-363
SBOs-364
C7-(1)-1-1
C7-(1)-1-2
C7-(1)-1-3
【生薬とは何か】
到達目標:
1)代表的な生薬を列挙し、その特徴を説明できる。
2)生薬の歴史について概説できる。
△3)生薬の生産と流通について概説できる。
C7-(1)-2-1
C7-(1)-2-2
C7-(1)-2-3
C7-(1)-2-4
C7-(1)-2-5
【薬用植物】
到達目標:
△1)代表的な薬用植物の形態を観察する。(技能)
2)代表的な薬用植物の学名、薬用部位、薬効などを列挙できる。
3)代表的な生薬の産地と基原植物の関係について、具体例を挙げて説明できる。
△4)代表的な薬用植物を形態が似ている植物と区別できる。(技能)
5)代表的な薬用植物に含有される薬効成分を説明できる。
C7-(1)-3-1
【植物以外の医薬資源】
到達目標:
1)動物、鉱物由来の医薬品について具体例を挙げて説明できる。
SBOs-365
SBOs-366
C7-(1)-4-1
C7-(1)-4-2
SBOs-367
C7-(1)-4-3
SBOs-368
C7-(1)-4-4
SBOs-369
C7-(1)-4-5
SBOs-370
C7-(1)-4-6
SBOs-371
C7-(1)-4-7
SBOs-372
SBOs-373
SBOs-374
SBOs-375
SBOs-376
SBOs-377
C7-(1)-5-1
C7-(1)-6-1
C7-(1)-6-2
C7-(1)-6-3
C7-(1)-6-4
C7-(1)-6-5
【生薬成分の構造と生合成】
到達目標:
1)代表的な生薬成分を化学構造から分類し、それらの生合成経路を概説できる。
2)代表的なテルペノイドの構造を生合成経路に基づいて説明し、その基原植物を挙げる
ことができる。
3)代表的な強心配糖体の構造を生合成経路に基づいて説明し、その基原植物を挙げるこ
とができる。
4)代表的なアルカロイドの構造を生合成経路に基づいて説明し、その基原植物を挙げる
ことができる。
5)代表的なフラボノイドの構造を生合成経路に基づいて説明し、その基原植物を挙げる
ことができる。
6)代表的なフェニルプロパノイドの構造を生合成経路に基づいて説明し、その基原植物
を挙げることができる。
7)代表的なポリケチドの構造を生合成経路に基づいて説明し、その基原植物を挙げるこ
とができる。
【農薬、香粧品としての利用】
到達目標:
1)天然物質の農薬、香粧品などの原料としての有用性について、具体例を挙げて説明で
きる。
【生薬の同定と品質評価】
到達目標:
1)日本薬局方の生薬総則および生薬試験法について説明できる。
2)代表的な生薬を鑑別できる。(技能)
△3)代表的な生薬の確認試験を実施できる。(技能)
△4)代表的な生薬の純度試験を実施できる。(技能)
5)生薬の同定と品質評価法について概説できる。
(2)薬の宝庫としての天然物
一般目標:
医薬品開発における天然物の重要性と多様性を理解するために、自然界由来のシーズ(医
薬品の種)および抗生物質などに関する基本的知識と技能を修得する。
SBOs-378
C7-(2)-1-1
SBOs-379
SBOs-380
C7-(2)-1-2
C7-(2)-1-3
【シーズの探索】
到達目標:
1)医薬品として使われている天然有機化合物およびその誘導体を、具体例を挙げて説明
できる。
△2)シーズの探索に貢献してきた伝統医学、民族植物学を例示して概説できる。
△3)医薬原料としての天然物質の資源確保に関して問題点を列挙できる。
C7-(2)-2-1
C7-(2)-2-2
【天然物質の取扱い】
到達目標:
1)天然物質の代表的な抽出法、分離精製法を列挙し、実施できる。(技能)
△2)代表的な天然有機化合物の構造決定法について具体例を挙げて概説できる。
SBOs-381
SBOs-382
【微生物が生み出す医薬品】
― 377 ―
SBOs-383
SBOs-384
SBOs-385
C7-(2)-3-1
C7-(2)-4-1
C7-(2)-5-1
到達目標:
1)抗生物質とは何かを説明し、化学構造に基づいて分類できる。
【発酵による医薬品の生産】
到達目標:
1)微生物による抗生物質(ペニシリン、ストレプトマイシンなど)生産の過程を概説で
きる。
【発酵による有用物質の生産】
到達目標:
1)微生物の生産する代表的な糖質、酵素を列挙し、利用法を説明できる。
(3)現代医療の中の生薬・漢方薬
一般目標:
現代医療で使用される生薬・漢方薬について理解するために、漢方医学の考え方、代表的
な漢方処方の適用、薬効評価法についての基本的知識と技能を修得する。
SBOs-386
SBOs-387
SBOs-388
SBOs-389
SBOs-390
SBOs-391
SBOs-392
SBOs-393
SBOs-394
C7-(3)-1-1
C7-(3)-1-2
C7-(3)-1-3
C7-(3)-1-4
C7-(3)-1-5
C7-(3)-1-6
C7-(3)-1-7
【漢方医学の基礎】
到達目標:
1)漢方医学の特徴について概説できる。
2)漢方薬と民間薬、代替医療との相違について説明できる。
3)漢方薬と西洋薬の基本的な利用法の違いを概説できる。
4)漢方処方と「証」との関係について概説できる。
5)代表的な漢方処方の適応症と配合生薬を説明できる。
6)漢方処方に配合されている代表的な生薬を例示し、その有効成分を説明できる。
△7)漢方エキス製剤の特徴を煎液と比較して列挙できる。
C7-(3)-2-1
C7-(3)-2-2
【漢方処方の応用】
到達目標:
1)代表的な疾患に用いられる生薬及び漢方処方の応用、使用上の注意について概説でき
2)漢方薬の代表的な副作用や注意事項を説明できる。
[生物系薬学を学ぶ]
C8 生命体の成り立ち
一般目標:
生命体の成り立ちを個体、器官、細胞レベルで理解するために、生命体の構造と機能調節
などに関する基本的知識、技能、態度を修得する。
(1)ヒトの成り立ち
一般目標:
人体の基本構造を理解するために、各器官系の構造と機能に関する基本的知識を修得す
る。
SBOs-395
SBOs-396
SBOs-397
SBOs-398
SBOs-399
SBOs-400
SBOs-401
SBOs-402
C8-(1)-1-1
C8-(1)-1-2
【概論】
到達目標:
1)ヒトの身体を構成する臓器の名称、形態および体内での位置を説明できる。
2)ヒトの身体を構成する各臓器の役割分担について概説できる。
C8-(1)-2-1
C8-(1)-2-2
C8-(1)-2-3
【神経系】
到達目標:
1)中枢神経系の構成と機能の概要を説明できる。
2)体性神経系の構成と機能の概要を説明できる。
3)自律神経系の構成と機能の概要を説明できる。
C8-(1)-3-1
C8-(1)-3-2
【骨格系・筋肉系】
到達目標:
1)主な骨と関節の名称を挙げ、位置を示すことができる。
2)主な骨格筋の名称を挙げ、位置を示すことができる。
C8-(1)-4-1
【皮膚】
到達目標:
1)皮膚について機能と構造を関連づけて説明できる。
― 378 ―
SBOs-402
SBOs-403
SBOs-404
C8-(1)-5-1
C8-(1)-5-2
C8-(1)-5-3
【循環器系】
到達目標:
1)心臓について機能と構造を関連づけて説明できる。
2)血管系について機能と構造を関連づけて説明できる。
3)リンパ系について機能と構造を関連づけて説明できる。
SBOs-405
C8-(1)-6-1
SBOs-405
SBOs-406
C8-(1)-7-1
C8-(1)-7-2
【呼吸器系】
到達目標:
1)肺、気管支について機能と構造を関連づけて説明できる。
【消化器系】
到達目標:
1)胃、小腸、大腸などの消化管について機能と構造を関連づけて説明できる。
2)肝臓、膵臓、胆嚢について機能と構造を関連づけて説明できる。
C8-(1)-8-1
【泌尿器系】
到達目標:
1)腎臓、膀胱などの泌尿器系臓器について機能と構造を関連づけて説明できる。
C8-(1)-9-1
【生殖器系】
到達目標:
1)精巣、卵巣、子宮などの生殖器系臓器について機能と構造を関連づけて説明できる。
SBOs-407
SBOs-408
SBOs-409
SBOs-410
SBOs-411
C8-(1)-10-1
C8-(1)-11-1
C8-(1)-12-1
【内分泌系】
到達目標:
1)脳下垂体、甲状腺、副腎などの内分泌系臓器について機能と構造を関連づけて説明で
きる。
【感覚器系】
到達目標:
1)眼、耳、鼻などの感覚器について機能と構造を関連づけて説明できる。
【血液・造血器系】
到達目標:
1)骨髄、脾臓、胸腺などの血液・造血器系臓器について機能と構造を関連づけて説明で
きる。
(2) 生命体の基本単位としての細胞
一般目標:
多細胞生物の成り立ちを細胞レベルで理解するために、細胞の増殖、分化、死の制御と組
織構築に関する基本的知識を修得し、それらを扱うための基本的技能を身につける。
SBOs-412
SBOs-413
C8-(2)-1-1
C8-(2)-1-2
SBOs-414
C8-(2)-1-3
【細胞と組織】
到達目標:
1)細胞集合による組織構築について説明できる。
2)臓器、組織を構成する代表的な細胞の種類を列挙し、形態的および機能的特徴を説明
できる。
△3)代表的な細胞および組織を顕微鏡を用いて観察できる。(技能)
C8-(2)-2-1
C8-(2)-2-2
C8-(2)-2-3
【細胞膜】
到達目標:
1)細胞膜の構造と性質について説明できる。
2)細胞膜を構成する代表的な生体分子を列挙し、その機能を説明できる。
3)細胞膜を介した物質移動について説明できる。
SBOs-415
SBOs-416
SBOs-417
SBOs-418
SBOs-419
SBOs-420
SBOs-421
C8-(2)-3-1
C8-(2)-4-1
C8-(2)-4-2
C8-(2)-4-3
【細胞内小器官】
到達目標:
1)細胞内小器官(核、ミトコンドリア、小胞体、リソソーム、ゴルジ体、ペルオキシ
ソームなど)の構造と機能を説明できる。
【細胞の分裂と死】
到達目標:
1)体細胞分裂の機構について説明できる。
2)生殖細胞の分裂機構について説明できる。
3)アポトーシスとネクローシスについて説明できる。
― 379 ―
SBOs-422
SBOs-423
SBOs-424
C8-(2)-4-4
4)正常細胞とがん細胞の違いを対比して説明できる。
C8-(2)-5-1
C8-(2)-5-2
【細胞間コミュニケーション】
到達目標:
1)細胞間の接着構造、主な細胞接着分子の種類と特徴を説明できる。
2)主な細胞外マトリックス分子の種類、分布、性質を説明できる。
(3)生体の機能調節
一般目標:
ホメオスタシス(恒常性)の維持機構を個体レベルで理解するために、生体のダイナミッ
クな調節機構に関する基本的知識を修得する。
SBOs-425
SBOs-426
SBOs-427
SBOs-428
SBOs-429
SBOs-430
SBOs-431
SBOs-432
SBOs-433
SBOs-434
SBOs-435
SBOs-436
SBOs-437
SBOs-438
C8-(3)-1-1
C8-(3)-1-2
C8-(3)-1-3
C8-(3)-1-4
【神経・筋の調節機構】
到達目標:
1)神経系の興奮と伝導の調節機構を説明できる。
2)シナプス伝達の調節機構を説明できる。
3)神経系、感覚器を介するホメオスタシスの調節機構の代表例を列挙し、概説できる。
4)筋収縮の調節機構を説明できる。
C8-(3)-2-1
C8-(3)-2-2
【ホルモンによる調節機構】
到達目標:
1)主要なホルモンの分泌機構および作用機構を説明できる。
2)血糖の調節機構を説明できる。
C8-(3)-3-1
C8-(3)-3-2
C8-(3)-3-3
【循環・呼吸系の調節機構】
到達目標:
1)血圧の調節機構を説明できる。
2)肺および組織におけるガス交換を説明できる。
3)血液凝固・線溶系の機構を説明できる。
C8-(3)-4-1
C8-(3)-4-2
【体液の調節機構】
到達目標:
1)体液の調節機構を説明できる。
2)尿の生成機構、尿量の調節機構を説明できる。
C8-(3)-5-1
C8-(3)-5-2
【消化・吸収の調節機構】
到達目標:
1)消化、吸収における神経の役割について説明できる。
2)消化、吸収におけるホルモンの役割について説明できる。
C8-(3)-6-1
【体温の調節機構】
到達目標:
1)体温の調節機構を説明できる。
(4)小さな生き物たち
一般目標:
微生物の基本的性状を理解するために、微生物の分類、構造、生活史などに関する基本的
知識を修得し、併せて代表的な微生物取扱いのための基本的技能と態度を身につける。
SBOs-439
SBOs-440
C8-(4)-1-1
C8-(4)-1-2
SBOs-441
SBOs-442
SBOs-443
SBOs-444
C8-(4)-2-1
C8-(4)-2-2
C8-(4)-2-3
C8-(4)-2-4
SBOs-445
SBOs-446
C8-(4)-2-5
C8-(4)-2-6
【総論】
到達目標:
1)生態系の中での微生物の役割について説明できる。
2)原核生物と真核生物の違いを説明できる。
【細菌】
到達目標:
1)細菌の構造と増殖機構を説明できる。
△2)細菌の系統的分類について説明でき、主な細菌を列挙できる。
3)グラム陽性菌と陰性菌、好気性菌と嫌気性菌の違いを説明できる。
4)マイコプラズマ、リケッチア、クラミジア、スピロヘータ、放線菌についてその特性
を説明できる。
5)腸内細菌の役割について説明できる。
6)細菌の遺伝子伝達(接合、形質導入、形質転換)について説明できる。
― 380 ―
SBOs-447
SBOs-448
SBOs-449
SBOs-450
SBOs-451
SBOs-452
SBOs-453
SBOs-454
SBOs-455
C8-(4)-3-1
【細菌毒素】
到達目標:
1)代表的な細菌毒素の作用を説明できる。
C8-(4)-4-1
C8-(4)-4-2
C8-(4)-4-3
【ウイルス】
到達目標:
1)代表的なウイルスの構造と増殖過程を説明できる。
△2)ウイルスの分類法について概説できる。
△3)代表的な動物ウイルスの培養法、定量法について説明できる。
C8-(4)-5-1
C8-(4)-5-2
【真菌・原虫・その他の微生物】
到達目標:
1)主な真菌の性状について説明できる。
△2)主な原虫、寄生虫の生活史について説明できる。
C8-(4)-6-1
C8-(4)-6-2
C8-(4)-6-3
【消毒と滅菌】
到達目標:
1)滅菌、消毒、防腐および殺菌、静菌の概念を説明できる。
△2)主な消毒薬を適切に使用する。(技能・態度) (OSCEの対象)
△3)主な滅菌法を実施できる。(技能) (OSCEの対象)
SBOs-456
SBOs-457
SBOs-458
SBOs-459
C8-(4)-7-1
C8-(4)-7-2
C8-(4)-7-3
C8-(4)-7-4
SBOs-460
C8-(4)-7-5
【検出方法】
到達目標:
△1)グラム染色を実施できる。(技能)
△2)無菌操作を実施できる。(技能)
△3)代表的な細菌または真菌の分離培養、純培養を実施できる。(技能)
△4)細菌の同定に用いる代表的な試験法(生化学的性状試験、血清型別試験、分子生物学
的試験)について説明できる。
△5)代表的な細菌を同定できる。(技能)
C9 生命をミクロに理解する
一般目標:
生物をミクロなレベルで理解するために、細胞の機能や生命活動を支える分子の役割につ
いての基本的知識を修得し、併せてそれらの生体分子を取り扱うための基本的技能と態度を
身につける。
(1)細胞を構成する分子
一般目標:
生命の活動単位としての細胞の成り立ちを分子レベルで理解するために、その構成分子の
構造、生合成、性状、機能に関する基本的知識を修得し、それらを取り扱うための基本的技
能を身につける。
SBOs-461
SBOs-462
SBOs-463
SBOs-464
C9-(1)-1-1
C9-(1)-1-2
C9-(1)-1-3
C9-(1)-1-4
【脂質】
到達目標:
1)脂質を分類し、構造の特徴と役割を説明できる。
2)脂肪酸の種類と役割を説明できる。
3)脂肪酸の生合成経路を説明できる。
4)コレステロールの生合成経路と代謝を説明できる。
SBOs-465
SBOs-466
C9-(1)-2-1
C9-(1)-2-2
SBOs-467
SBOs-468
C9-(1)-2-3
C9-(1)-2-4
【糖質】
到達目標:
1)グルコースの構造、性質、役割を説明できる。
2)グルコース以外の代表的な単糖、および二糖の種類、構造、性質、役割を説明でき
る。
3)代表的な多糖の構造と役割を説明できる。
△4)糖質の定性および定量試験法を実施できる。(技能)
C9-(1)-3-1
C9-(1)-3-2
C9-(1)-3-3
【アミノ酸】
到達目標:
1)アミノ酸を列挙し、その構造に基づいて性質を説明できる。
2)アミノ酸分子中の炭素および窒素の代謝について説明できる。
△3)アミノ酸の定性および定量試験法を実施できる。(技能)
SBOs-469
SBOs-470
SBOs-471
【ビタミン】
到達目標:
― 381 ―
SBOs-472
C9-(1)-4-1
SBOs-473
SBOs-474
C9-(1)-4-2
C9-(1)-4-3
1)水溶性ビタミンを列挙し、各々の構造、基本的性質、補酵素や補欠分子として関与す
る生体内反応について説明できる。
2)脂溶性ビタミンを列挙し、各々の構造、基本的性質と生理機能を説明できる。
3)ビタミンの欠乏と過剰による症状を説明できる。
(2)生命情報を担う遺伝子
一般目標:
生命のプログラムである遺伝子を理解するために、核酸の構造、機能および代謝に関する
基本的知識を修得する。
SBOs-475
SBOs-476
SBOs-477
C9-(2)-1-1
C9-(2)-1-2
C9-(2)-1-3
【ヌクレオチドと核酸】
到達目標:
1)核酸塩基の代謝(生合成と分解)を説明できる。
2)DNAの構造について説明できる。
3)RNAの構造について説明できる。
SBOs-478
SBOs-479
SBOs-480
SBOs-481
SBOs-482
C9-(2)-2-1
C9-(2)-2-2
C9-(2)-2-3
C9-(2)-2-4
C9-(2)-2-5
SBOs-483
C9-(2)-2-6
【遺伝情報を担う分子】
到達目標:
1)遺伝子発現に関するセントラルドグマについて概説できる。
2)DNA鎖とRNA鎖の類似点と相違点を説明できる。
3)ゲノムと遺伝子の関係を説明できる。
4)染色体の構造を説明できる。
5)遺伝子の構造に関する基本的用語(プロモーター、エンハンサー、エキソン、イント
ロンなど)を説明できる。
6)RNAの種類と働きについて説明できる。
C9-(2)-3-1
C9-(2)-3-2
C9-(2)-3-3
C9-(2)-3-4
C9-(2)-3-5
【転写と翻訳のメカニズム】
到達目標:
1)DNAからRNAへの転写について説明できる。
2)転写の調節について、例を挙げて説明できる。
3)RNAのプロセシングについて説明できる。
4)RNAからタンパク質への翻訳の過程について説明できる。
5)リボソームの構造と機能について説明できる。
C9-(2)-4-1
C9-(2)-4-2
C9-(2)-4-3
【遺伝子の複製・変異・修復】
到達目標:
1)DNAの複製の過程について説明できる。
2)遺伝子の変異(突然変異)について説明できる。
3)DNAの修復の過程について説明できる。
C9-(2)-5-1
【遺伝子多型】
到達目標:
1)一塩基変異(SNPs)が機能におよぼす影響について概説できる。
SBOs-484
SBOs-485
SBOs-486
SBOs-487
SBOs-488
SBOs-489
SBOs-490
SBOs-491
SBOs-492
(3)生命活動を担うタンパク質
一般目標:
生命活動の担い手であるタンパク質、酵素について理解するために、その構造、性状、代
謝についての基本的知識を修得し、それらを取り扱うための基本的技能を身につける。
SBOs-493
SBOs-494
SBOs-495
SBOs-496
SBOs-497
SBOs-498
SBOs-499
SBOs-500
SBOs-501
C9-(3)-1-1
C9-(3)-1-2
C9-(3)-1-3
【タンパク質の構造と機能】
到達目標:
1)タンパク質の主要な機能を列挙できる。
2)タンパク質の一次、二次、三次、四次構造を説明できる。
3)タンパク質の機能発現に必要な翻訳後修飾について説明できる。
C9-(3)-2-1
C9-(3)-2-2
C9-(3)-2-3
C9-(3)-2-4
C9-(3)-2-5
C9-(3)-2-6
【酵素】
到達目標:
1)酵素反応の特性を一般的な化学反応と対比させて説明できる。
2)酵素を反応様式により分類し、代表的なものについて性質と役割を説明できる。
3)酵素反応における補酵素、微量金属の役割を説明できる。
4)酵素反応速度論について説明できる。
5)代表的な酵素活性調節機構を説明できる。
△6)代表的な酵素の活性を測定できる。(技能)
― 382 ―
SBOs-502
C9-(3)-3-1
SBOs-503
SBOs-504
SBOs-505
SBOs-506
C9-(3)-3-2
C9-(3)-3-3
C9-(3)-3-4
C9-(3)-3-5
【酵素以外の機能タンパク質】
到達目標:
1)細胞内外の物質や情報の授受に必要なタンパク質(受容体、チャネルなど)の構造と
機能を概説できる。
2)物質の輸送を担うタンパク質の構造と機能を概説できる。
3)血漿リポタンパク質の種類と機能を概説できる。
4)細胞内で情報を伝達する主要なタンパク質を列挙し、その機能を概説できる。
5)細胞骨格を形成するタンパク質の種類と役割について概説できる。
C9-(3)-4-1
C9-(3)-4-2
C9-(3)-4-3
【タンパク質の取扱い】
到達目標:
△1)タンパク質の定性、定量試験法を実施できる。(技能)
2)タンパク質の分離、精製と分子量の測定法を説明し、実施できる。(知識・技能)
△3)タンパク質のアミノ酸配列決定法を説明できる。
SBOs-507
SBOs-508
SBOs-509
(4)生体エネルギー
一般目標:
生命活動が生体エネルギーにより支えられていることを理解するために、食物成分からの
エネルギーの産生、および糖質、脂質、タンパク質の代謝に関する基本的知識を修得し、そ
れらを取り扱うための基本的技能を身につける。
SBOs-510
SBOs-511
SBOs-512
SBOs-513
SBOs-514
SBOs-515
SBOs-516
SBOs-517
SBOs-518
SBOs-519
SBOs-520
SBOs-521
SBOs-522
SBOs-523
SBOs-524
SBOs-525
SBOs-526
SBOs-527
SBOs-528
C9-(4)-1-1
【栄養素の利用】
到達目標:
1)食物中の栄養成分の消化・吸収、体内運搬について概説できる。
C9-(4)-2-1
C9-(4)-2-2
C9-(4)-2-3
C9-(4)-2-4
C9-(4)-2-5
C9-(4)-2-6
C9-(4)-2-7
C9-(4)-2-8
C9-(4)-2-9
C9-(4)-2-10
【ATPの産生】
到達目標:
1)ATPが高エネルギー化合物であることを、化学構造をもとに説明できる。
2)解糖系について説明できる。
3)クエン酸回路について説明できる。
4)電子伝達系(酸化的リン酸化)について説明できる。
5)脂肪酸のβ酸化反応について説明できる。
6)アセチルCoAのエネルギー代謝における役割を説明できる。
7)エネルギー産生におけるミトコンドリアの役割を説明できる。
8)ATP産生阻害物質を列挙し、その阻害機構を説明できる。
9)ペントースリン酸回路の生理的役割を説明できる。
10)アルコール発酵、乳酸発酵の生理的役割を説明できる。
C9-(4)-3-1
C9-(4)-3-2
C9-(4)-3-3
C9-(4)-3-4
C9-(4)-3-5
C9-(4)-3-6
C9-(4)-3-7
C9-(4)-3-8
【飢餓状態と飽食状態】
到達目標:
1)グリコーゲンの役割について説明できる。
2)糖新生について説明できる。
3)飢餓状態のエネルギー代謝(ケトン体の利用など)について説明できる。
4)余剰のエネルギーを蓄えるしくみを説明できる。
5)食餌性の血糖変動について説明できる。
6)インスリンとグルカゴンの役割を説明できる。
7)糖から脂肪酸への合成経路を説明できる。
8)ケト原性アミノ酸と糖原性アミノ酸について説明できる。
(5)生理活性分子とシグナル分子
一般目標:
生体のダイナミックな情報ネットワーク機構を物質や細胞レベルで理解するために、代表
的な情報伝達物質の種類、作用発現機構などに関する基本的知識を修得する。
SBOs-529
C9-(5)-1-1
SBOs-530
C9-(5)-1-2
SBOs-531
C9-(5)-1-3
SBOs-532
C9-(5)-1-4
【ホルモン】
到達目標:
1)代表的なペプチド性ホルモンを挙げ、その産生臓器、生理作用および分泌調節機構を
説明できる。
2)代表的なアミノ酸誘導体ホルモンを挙げ、その構造、産生臓器、生理作用および分泌
調節機構を説明できる。
3)代表的なステロイドホルモンを挙げ、その構造、産生臓器、生理作用および分泌調節
機構を説明できる。
4)代表的なホルモン異常による疾患を挙げ、その病態を説明できる。
【オータコイドなど】
到達目標:
― 383 ―
SBOs-533
SBOs-534
SBOs-535
SBOs-536
C9-(5)-2-1
C9-(5)-2-2
C9-(5)-2-3
C9-(5)-2-4
SBOs-537
C9-(5)-2-5
SBOs-538
C9-(5)-2-6
1)エイコサノイドとはどのようなものか説明できる。
2)代表的なエイコサノイドを挙げ、その生合成経路を説明できる。
3)代表的なエイコサノイドを挙げ、その生理的意義(生理活性)を説明できる。
4)主な生理活性アミン(セロトニン、ヒスタミンなど)の生合成と役割について説明で
きる。
5)主な生理活性ペプチド(アンギオテンシン、ブラジキニンなど)の役割について説明
できる。
6)一酸化窒素の生合成経路と生体内での役割を説明できる。
SBOs-539
C9-(5)-3-1
SBOs-540
C9-(5)-3-2
SBOs-541
C9-(5)-3-3
SBOs-542
C9-(5)-3-4
【神経伝達物質】
到達目標:
1)モノアミン系神経伝達物質を列挙し、その生合成経路、分解経路、生理活性を説明で
きる。
2)アミノ酸系神経伝達物質を列挙し、その生合成経路、分解経路、生理活性を説明でき
る。
3)ペプチド系神経伝達物質を列挙し、その生合成経路、分解経路、生理活性を説明でき
る。
4)アセチルコリンの生合成経路、分解経路、生理活性を説明できる。
C9-(5)-4-1
C9-(5)-4-2
C9-(5)-4-3
【サイトカイン・増殖因子・ケモカイン】
到達目標:
1)代表的なサイトカインを挙げ、それらの役割を概説できる。
2)代表的な増殖因子を挙げ、それらの役割を概説できる。
△3)代表的なケモカインを挙げ、それらの役割を概説できる。
SBOs-543
SBOs-544
SBOs-545
SBOs-546
C9-(5)-5-1
SBOs-547
C9-(5)-5-2
SBOs-548
C9-(5)-5-3
SBOs-549
C9-(5)-5-4
【細胞内情報伝達】
到達目標:
1)細胞内情報伝達に関与するセカンドメッセンジャーおよびカルシウムイオンなどを、
具体例を挙げて説明できる。
2)細胞膜受容体からGタンパク系を介して細胞内へ情報を伝達する主な経路について概説
できる。
3)細胞膜受容体タンパク質などのリン酸化を介して情報を伝達する主な経路について概
説できる。
4)代表的な細胞内(核内)受容体の具体例を挙げて説明できる。
(6)遺伝子を操作する
一般目標:
バイオテクノロジーを薬学領域で応用できるようになるために、遺伝子操作に関する基本
的知識、技能、態度を修得する。
SBOs-550
SBOs-551
SBOs-552
SBOs-553
SBOs-554
SBOs-555
SBOs-556
SBOs-557
SBOs-558
SBOs-559
SBOs-560
SBOs-561
SBOs-562
SBOs-563
C9-(6)-1-1
C9-(6)-1-2
C9-(6)-1-3
C9-(6)-1-4
C9-(6)-1-5
【遺伝子操作の基本】
到達目標:
1)組換えDNA技術の概要を説明できる。
△2)細胞からDNAを抽出できる。(技能)
△3)DNAを制限酵素により切断し、電気泳動法により分離できる。(技能)
△4)組換えDNA実験指針を理解し守る。(態度)
△5)遺伝子取扱いに関する安全性と倫理について配慮する。(態度)
C9-(6)-2-1
C9-(6)-2-2
C9-(6)-2-3
C9-(6)-2-4
C9-(6)-2-5
C9-(6)-2-6
C9-(6)-2-7
【遺伝子のクローニング技術】
到達目標:
1)遺伝子クローニング法の概要を説明できる。
2)cDNAとゲノミックDNAの違いについて説明できる。
3)遺伝子ライブラリーについて説明できる。
4)PCR法による遺伝子増幅の原理を説明し、実施できる。(知識・技能)
5)RNAの逆転写と逆転写酵素について説明できる。
6)DNA塩基配列の決定法を説明できる。
△7)コンピューターを用いて特徴的な塩基配列を検索できる。(技能)
C9-(6)-3-1
C9-(6)-3-2
【遺伝子機能の解析技術】
到達目標:
1)細胞(組織)における特定のDNAおよびRNAを検出する方法を説明できる。
2)外来遺伝子を細胞中で発現させる方法を概説できる。
― 384 ―
SBOs-564
C9-(6)-3-3
SBOs-565
C9-(6)-3-4
△3)特定の遺伝子を導入した動物、あるいは特定の遺伝子を破壊した動物の作成法を概説
できる。
△4)遺伝子工学の医療分野での応用について例を挙げて説明できる。
C10 生体防御
一般目標:
内的、外的要因によって生体の恒常性が崩れた時に生ずる変化を理解するために、生体防
御機構とその破綻による疾患、および代表的な外的要因としての病原微生物に関する基本的
知識と技能を修得する。
(1)身体をまもる
一般目標:
ヒトの主な生体防御反応について、その機構を組織、細胞、分子レベルで理解するため
に、免疫系に関する基本的知識を修得する。
SBOs-566
SBOs-567
SBOs-568
SBOs-569
SBOs-570
SBOs-571
SBOs-572
SBOs-573
SBOs-574
SBOs-575
C10-(1)-1-1
C10-(1)-1-2
C10-(1)-1-3
C10-(1)-1-4
C10-(1)-1-5
C10-(1)-1-6
【生体防御反応】
到達目標:
1)自然免疫と獲得免疫の特徴とその違いを説明できる。
2)異物の侵入に対する物理的、生理的、化学的バリアーについて説明できる。
3)補体について、その活性化経路と機能を説明できる。
4)免疫反応の特徴(自己と非自己、特異性、記憶)を説明できる。
5)クローン選択説を説明できる。
6)体液性免疫と細胞性免疫を比較して説明できる。
C10-(1)-2-1
C10-(1)-2-2
C10-(1)-2-3
C10-(1)-2-4
【免疫を担当する組織・細胞】
到達目標:
1)免疫に関与する組織と細胞を列挙できる。
2)免疫担当細胞の種類と役割を説明できる。
3)食細胞が自然免疫で果たす役割を説明できる。
4)免疫反応における主な細胞間ネットワークについて説明できる。
SBOs-576
SBOs-577
SBOs-578
SBOs-579
C10-(1)-3-1
C10-(1)-3-2
C10-(1)-3-3
C10-(1)-3-4
SBOs-580
C10-(1)-3-5
【分子レベルで見た免疫のしくみ】
到達目標:
1)抗体分子の種類、構造、役割を説明できる。
2)MHC抗原の構造と機能および抗原提示経路での役割について説明できる。
3)T細胞による抗原の認識について説明できる。
4)抗体分子およびT細胞抗原受容体の多様性を生み出す機構(遺伝子再構成)を概説でき
る。
5)免疫系に関わる主なサイトカイン、ケモカインを挙げ、その作用を説明できる。
(2)免疫系の破綻・免疫系の応用
一般目標:
免疫反応に基づく生体の異常を理解するために、代表的な免疫関連疾患についての基本的
知識を修得する。併せて、免疫反応の臨床応用に関する基本的知識と技能を身につける。
SBOs-581
SBOs-582
SBOs-583
SBOs-584
SBOs-585
SBOs-586
SBOs-587
SBOs-588
C10-(2)-1-1
C10-(2)-1-2
C10-(2)-1-3
C10-(2)-1-4
【免疫系が関係する疾患】
到達目標:
1)アレルギーについて分類し、担当細胞および反応機構を説明できる。
2)炎症の一般的症状、担当細胞および反応機構について説明できる。
3)代表的な自己免疫疾患の特徴と成因について説明できる。
4)代表的な免疫不全症候群を挙げ、その特徴と成因を説明できる。
C10-(2)-2-1
C10-(2)-2-2
C10-(2)-2-3
C10-(2)-2-4
【免疫応答のコントロール】
到達目標:
1)臓器移植と免疫反応の関わり(拒絶反応、免疫抑制剤など)について説明できる。
2)細菌、ウイルス、寄生虫などの感染症と免疫応答との関わりについて説明できる.
3)腫瘍排除に関与する免疫反応について説明できる。
△4)代表的な免疫賦活療法について概説できる。
【予防接種】
― 385 ―
SBOs-589
SBOs-590
C10-(2)-3-1
C10-(2)-3-2
SBOs-591
C10-(2)-3-3
到達目標:
1)予防接種の原理とワクチンについて説明できる。
2)主なワクチン(生ワクチン、不活化ワクチン、トキソイド、混合ワクチン)について
基本的特徴を説明できる。
3)予防接種について,その種類と実施状況を説明できる。
C10-(2)-4-1
C10-(2)-4-2
C10-(2)-4-3
C10-(2)-4-4
【免疫反応の利用】
到達目標:
△1)モノクローナル抗体とポリクローナル抗体の作製方法を説明できる。
2)抗原抗体反応を利用した代表的な検査方法の原理を説明できる。
△3)沈降、凝集反応を利用して抗原を検出できる。(技能)
△4)ELISA法、ウエスタンブロット法などを用いて抗原を検出、判定できる。(技能)
SBOs-592
SBOs-593
SBOs-594
SBOs-595
(3)感染症にかかる
一般目標:
代表的な感染症を理解するため、病原微生物に関する基本的知識を修得する。
SBOs-596
C10-(3)-1-1
SBOs-597
C10-(3)-1-2
SBOs-598
SBOs-599
C10-(3)-1-3
C10-(3)-1-4
SBOs-600
C10-(3)-1-5
SBOs-601
C10-(3)-1-6
SBOs-602
C10-(3)-1-7
SBOs-603
C10-(3)-1-8
SBOs-604
C10-(3)-1-9
SBOs-605
C10-(3)-1-10
SBOs-606
C10-(3)-1-11
SBOs-607
SBOs-608
C10-(3)-1-12
C10-(3)-1-13
SBOs-609
C10-(3)-2-1
【代表的な感染症】
到達目標:
1)主なDNAウイルス(△サイトメガロウイルス、△EBウイルス、ヒトヘルペスウイル
ス、△アデノウイルス、△パルボウイルスB19、B型肝炎ウイルス)が引き起こす代表的な疾
患について概説できる。
2)主なRNAウイルス(△ポリオウイルス、△コクサッキーウイルス、△エコーウイル
ス、△ライノウイルス、A型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルス、インフルエンザウイルス、△
麻疹ウイルス、△ムンプスウイルス)が引き起こす代表的な疾患について概説できる。
3)レトロウイルス(HIV、HTLV)が引き起こす疾患について概説できる。
4)グラム陽性球菌(ブドウ球菌、レンサ球菌)の細菌学的特徴とそれが引き起こす代表
的な疾患について概説できる。
5)グラム陰性球菌(淋菌、△髄膜炎菌)の細菌学的特徴とそれが引き起こす代表的な疾
患について概説できる。
6)グラム陽性桿菌(破傷風菌、△ガス壊疽菌、ボツリヌス菌、△ジフテリア菌、△炭疽
菌)の細菌学的特徴とそれが引き起こす代表的な疾患について概説できる。
7)グラム陰性桿菌(大腸菌、赤痢菌、サルモネラ菌、△チフス菌、△ペスト菌、コレラ
菌、△百日咳菌、腸炎ビブリオ菌、緑膿菌、△ブルセラ菌、レジオネラ菌、△インフルエン
ザ菌)の細菌学的特徴とそれが引き起こす代表的な疾患について概説できる。
8)グラム陰性スピリルム属病原菌(ヘリコバクター・ピロリ菌)の細菌学的特徴とそれ
が引き起こす代表的な疾患について概説できる。
9)抗酸菌(結核菌、非定型抗酸菌)の細菌学的特徴とそれが引き起こす代表的な疾患に
ついて概説できる。
10)スピロヘータ、マイコプラズマ、リケッチア、クラミジアの微生物学的特徴とそれが
引き起こす代表的な疾患について概説できる。
11)真菌(アスペルギルス、クリプトコックス、カンジダ、△ムーコル)の微生物学的特
徴とそれが引き起こす代表的な疾患について概説できる。
12)代表的な原虫、寄生虫の代表的な疾患について概説できる。
13)プリオン感染症の病原体の特徴と発症機序について概説できる。
【感染症の予防】
到達目標
1)院内感染について、発生要因、感染経路、原因微生物、およびその防止対策を概説で
きる。
[健康と環境]
C11 健康
一般目標:
人とその集団の健康の維持、向上に貢献できるようになるために、栄養と健康、現代社会
における疾病とその予防に関する基本的知識、技能、態度を修得する。
(1)栄養と健康
一般目標:
健康維持に必要な栄養を科学的に理解するために、栄養素、代謝、食品の安全性と衛生管
理などに関する基本的知識と技能を修得する。
― 386 ―
【栄養素】
到達目標:
1)栄養素(三大栄養素、ビタミン、ミネラル)を列挙し、それぞれの役割について説明
できる。
2)各栄養素の消化、吸収、代謝のプロセスを概説できる。
3)脂質の体内運搬における血漿リポタンパク質の栄養学的意義を説明できる。
4)食品中のタンパク質の栄養的な価値(栄養価)を説明できる。
5)エネルギー代謝に関わる基礎代謝量、呼吸商、エネルギー所要量の意味を説明でき
る。
6)栄養素の栄養所要量の意義について説明できる。
7)日本における栄養摂取の現状と問題点について説明できる。
8)栄養素の過不足による主な疾病を列挙し、説明できる。
SBOs-610
C11-(1)-1-1
SBOs-611
SBOs-612
SBOs-613
SBOs-614
C11-(1)-1-2
C11-(1)-1-3
C11-(1)-1-4
C11-(1)-1-5
SBOs-615
SBOs-616
SBOs-617
C11-(1)-1-6
C11-(1)-1-7
C11-(1)-1-8
SBOs-618
SBOs-619
SBOs-620
SBOs-621
SBOs-622
SBOs-623
SBOs-624
SBOs-625
SBOs-626
SBOs-627
【食品の品質と管理】
到達目標:
C11-(1)-2-1 1)食品が腐敗する機構について説明できる。
C11-(1)-2-2 2)油脂が変敗する機構を説明し、油脂の変質試験を実施できる。(知識・技能)
C11-(1)-2-3 3)食品の褐変を引き起こす主な反応とその機構を説明できる。
C11-(1)-2-4 4)食品の変質を防ぐ方法(保存法)を説明できる。
C11-(1)-2-5 5)食品成分由来の発がん物質を列挙し、その生成機構を説明できる。
C11-(1)-2-6 6)代表的な食品添加物を用途別に列挙し、それらの働きを説明できる。
C11-(1)-2-7 7)食品添加物の法的規制と問題点について説明できる。
C11-(1)-2-8 △8)主な食品添加物の試験法を実施できる。(技能)
C11-(1)-2-9 9)代表的な保健機能食品を列挙し、その特徴を説明できる。
C11-(1)-2-10 10)遺伝子組換え食品の現状を説明し、その問題点について討議する。(知識・態度)
SBOs-628
SBOs-629
C11-(1)-3-1
C11-(1)-3-2
SBOs-630
C11-(1)-3-3
SBOs-631
SBOs-632
C11-(1)-3-4
C11-(1)-3-5
【食中毒】
到達目標:
1)食中毒の種類を列挙し、発生状況を説明できる。
2)代表的な細菌性・ウイルス性食中毒を列挙し、それらの原因となる微生物の性質、症
状、原因食品および予防方法について説明できる。
3)食中毒の原因となる自然毒を列挙し、その原因物質、作用機構、症状の特徴を説明で
きる。
4)代表的なマイコトキシンを列挙し、それによる健康障害について概説できる。
5)化学物質(重金属、残留農薬など)による食品汚染の具体例を挙げ、ヒトの健康に及
ぼす影響を説明できる。
(2)社会・集団と健康
一般目標:
社会における集団の健康と疾病の現状およびその影響要因を把握するために、保健統計と
疫学に関する基本的知識、技能、態度を修得する。
SBOs-633
SBOs-634
SBOs-635
SBOs-636
SBOs-637
SBOs-638
SBOs-639
SBOs-640
C11-(2)-1-1
C11-(2)-1-2
C11-(2)-1-3
C11-(2)-1-4
C11-(2)-1-5
【保健統計】
到達目標:
1)集団の健康と疾病の現状を把握する上での人口統計の意義を概説できる。
2)人口静態と人口動態について説明できる。
3)国勢調査の目的と意義を説明できる。
4)死亡に関する様々な指標の定義と意義について説明できる。
5)人口の将来予測に必要な指標を列挙し、その意義について説明できる。
C11-(2)-2-1
C11-(2)-2-2
C11-(2)-2-3
【健康と疾病をめぐる日本の現状】
到達目標:
1)死因別死亡率の変遷について説明できる。
2)日本における人口の推移と将来予測について説明できる。
3)高齢化と少子化によりもたらされる問題点を列挙し、討議する。(知識・態度)
SBOs-641
SBOs-642
SBOs-643
SBOs-644
SBOs-645
C11-(2)-3-1
C11-(2)-3-2
C11-(2)-3-3
C11-(2)-3-4
C11-(2)-3-5
SBOs-646
C11-(2)-3-6
【疫学】
到達目標:
1)疾病の予防における疫学の役割を説明できる。
2)疫学の三要因(病因、環境要因、宿主要因)について説明できる。
3)疫学の種類(記述疫学、分析疫学など)とその方法について説明できる。
4)患者・対照研究の方法の概要を説明し、オッズ比を計算できる。(知識・技能)
5)要因・対照研究(コホート研究)の方法の概要を説明し、相対危険度、寄与危険度を
計算できる。(知識・技能)
△6)医薬品の作用・副作用の調査における疫学的手法の有用性を概説できる。
― 387 ―
SBOs-647
C11-(2)-3-7
△7)疫学データを解釈する上での注意点を列挙できる。
(3)疾病の予防
一般目標:
公衆衛生の向上に貢献するために、感染症、生活習慣病、職業病についての現状とその予
防に関する基本的知識、技能、態度を修得する。
SBOs-648
SBOs-649
SBOs-650
SBOs-651
SBOs-652
SBOs-653
C11-(3)-1-1
C11-(3)-1-2
【健康とは】
到達目標:
1)健康と疾病の概念の変遷と、その理由を説明できる。
2)世界保健機構(WHO)の役割について概説できる。
C11-(3)-2-1
C11-(3)-2-2
C11-(3)-2-3
C11-(3)-2-4
【疾病の予防とは】
到達目標:
1)疾病の予防について、一次、二次、三次予防という言葉を用いて説明できる。
2)疾病の予防における予防接種の意義について説明できる。
3)新生児マススクリーニングの意義について説明し、代表的な検査項目を列挙できる。
△4)疾病の予防における薬剤師の役割について討議する。(態度)
SBOs-654
C11-(3)-3-1
SBOs-655
SBOs-656
SBOs-657
SBOs-658
SBOs-659
C11-(3)-3-2
C11-(3)-3-3
C11-(3)-3-4
C11-(3)-3-5
C11-(3)-3-6
SBOs-660
SBOs-661
SBOs-662
SBOs-663
【感染症の現状とその予防】
到達目標:
1)現代における感染症(日和見感染、院内感染、国際感染症など)の特徴について説明
できる。
2)新興感染症および再興感染症について代表的な例を挙げて説明できる。
3)一、二、三類感染症および代表的な四類感染症を列挙し、分類の根拠を説明できる。
4)母子感染する疾患を列挙し、その予防対策について説明できる。
5)性行為感染症を列挙し、その予防対策と治療について説明できる。
6)予防接種法と結核予防法の定める定期予防接種の種類を挙げ、接種時期などを説明で
きる。
C11-(3)-4-1
C11-(3)-4-2
C11-(3)-4-3
【生活習慣病とその予防】
到達目標:
1)生活習慣病の種類とその動向について説明できる。
2)生活習慣病のリスク要因を列挙できる。
3)食生活と喫煙などの生活習慣と疾病の関わりについて説明できる。
C11-(3)-5-1
【職業病とその予防】
到達目標:
1)主な職業病を列挙し、その原因と症状を説明できる。
C12 環境
一般目標:
人の健康にとってより良い環境の維持と向上に貢献できるようになるために、化学物質の
人への影響、および生活環境や地球生態系と人の健康との関わりについての基本的知識、技
能、態度を修得する。
(1)化学物質の生体への影響
一般目標:
有害な化学物質などの生体への影響を回避できるようになるために、化学物質の毒性など
に関する基本的知識を修得し、これに関連する基本的技能と態度を身につける。
SBOs-664
C12-(1)-1-1
SBOs-665
SBOs-666
C12-(1)-1-2
C12-(1)-1-3
SBOs-667
SBOs-668
SBOs-669
SBOs-670
C12-(1)-2-1
C12-(1)-2-2
C12-(1)-2-3
C12-(1)-2-4
【化学物質の代謝・代謝的活性化】
到達目標:
1)代表的な有害化学物質の吸収、分布、代謝、排泄の基本的なプロセスについて説明で
きる。
2)第一相反応が関わる代謝、代謝的活性化について概説できる。
3)第二相反応が関わる代謝、代謝的活性化について概説できる。
【化学物質による発がん】
到達目標:
1)発がん性物質などの代謝的活性化の機構を列挙し、その反応機構を説明できる。
2)変異原性試験(Ames試験など)の原理を説明し、実施できる。(知識・技能)
3)発がんのイニシエーションとプロモーションについて概説できる。
△4)代表的ながん遺伝子とがん抑制遺伝子を挙げ、それらの異常とがん化との関連を説明
できる。
― 388 ―
SBOs-671
SBOs-672
SBOs-673
C12-(1)-3-1
C12-(1)-3-2
C12-(1)-3-3
SBOs-674
C12-(1)-3-4
SBOs-675
C12-(1)-3-5
SBOs-676
SBOs-677
SBOs-678
C12-(1)-3-6
C12-(1)-3-7
C12-(1)-3-8
SBOs-679
SBOs-680
C12-(1)-4-1
C12-(1)-4-2
【化学物質の毒性】
到達目標:
1)化学物質の毒性を評価するための主な試験法を列挙し、概説できる。
2)肝臓、腎臓、神経などに特異的に毒性を示す主な化学物質を列挙できる。
3)重金属、農薬、PCB、ダイオキシンなどの代表的な有害化学物質の急性毒性、慢性毒
性の特徴について説明できる。
4)重金属や活性酸素による障害を防ぐための生体防御因子について具体例を挙げて説明
できる。
5)毒性試験の結果を評価するのに必要な量-反応関係、閾値、無毒性量(NOAEL)など
について概説できる。
6)化学物質の安全摂取量(1日許容摂取量など)について説明できる。
7)有害化学物質による人体影響を防ぐための法的規制(化審法など)を説明できる。
8)環境ホルモン(内分泌撹乱化学物質)が人の健康に及ぼす影響を説明し、その予防策
を提案する。(態度)
【化学物質による中毒と処置】
到達目標:
1)代表的な中毒原因物質の解毒処置法を説明できる。
△2)化学物質の中毒量、作用器官、中毒症状、救急処置法、解毒法を検索することができ
る。(技能)
SBOs-681
SBOs-682
C12-(1)-5-1
C12-(1)-5-2
SBOs-683
C12-(1)-5-3
SBOs-684
SBOs-685
SBOs-686
C12-(1)-5-4
C12-(1)-5-5
C12-(1)-5-6
【電離放射線の生体への影響】
到達目標:
1)人に影響を与える電離放射線の種類を列挙できる。
2)電離放射線被曝における線量と生体損傷の関係を体外被曝と体内被曝に分けて説明で
きる。
3)電離放射線および放射性核種の標的臓器・組織を挙げ、その感受性の差異を説明でき
る。
4)電離放射線の生体影響に変化を及ぼす因子(酸素効果など)について説明できる。
5)電離放射線を防御する方法について概説できる。
6)電離放射線の医療への応用について概説できる。
C12-(1)-6-1
C12-(1)-6-2
C12-(1)-6-3
【非電離放射線の生体への影響】
到達目標:
1)非電離放射線の種類を列挙できる。
2)紫外線の種類を列挙し、その特徴と生体に及ぼす影響について説明できる。
3)赤外線の種類を列挙し、その特徴と生体に及ぼす影響について説明できる。
SBOs-687
SBOs-688
SBOs-689
(2)生活環境と健康
一般目標:
生態系や生活環境を保全、維持するために、それらに影響を及ぼす自然現象、人為的活動
を理解し、環境汚染物質などの成因、人体への影響、汚染防止、汚染除去などに関する基本
的知識と技能を修得し、環境の改善に向かって努力する態度を身につける。
SBOs-690
SBOs-691
SBOs-692
SBOs-693
SBOs-694
SBOs-695
SBOs-696
SBOs-697
SBOs-698
SBOs-699
SBOs-700
SBOs-701
SBOs-702
SBOs-703
SBOs-704
C12-(2)-1-1
C12-(2)-1-2
C12-(2)-1-3
C12-(2)-1-4
C12-(2)-1-5
C12-(2)-1-6
C12-(2)-1-7
C12-(2)-2-1
C12-(2)-2-2
C12-(2)-2-3
C12-(2)-2-4
C12-(2)-2-5
C12-(2)-2-6
C12-(2)-2-7
C12-(2)-2-8
【地球環境と生態系】
到達目標:
1)地球環境の成り立ちについて概説できる。
2)生態系の構成員を列挙し、その特徴と相互関係を説明できる。
△3)人の健康と環境の関係を人が生態系の一員であることをふまえて討議する。(態度)
4)地球規模の環境問題の成因、人に与える影響について説明できる。
5)食物連鎖を介した化学物質の生物濃縮について具体例を挙げて説明できる。
6)化学物質の環境内動態と人の健康への影響について例を挙げて説明できる。
7)環境中に存在する主な放射性核種(天然、人工)を挙げ、人の健康への影響について
説明できる。
【水環境】
到達目標:
1)原水の種類を挙げ、特徴を説明できる。
2)水の浄化法について説明できる。
3)水の塩素処理の原理と問題点について説明できる。
4)水道水の水質基準の主な項目を列挙し、測定できる。(知識・技能)
5)下水処理および排水処理の主な方法について説明できる。
6)水質汚濁の主な指標を水域ごとに列挙し、その意味を説明できる。
△7)DO,BOD,CODを測定できる。(技能)
8)富栄養化の原因とそれによってもたらされる問題点を挙げ、対策を説明できる。
― 389 ―
SBOs-705
SBOs-706
SBOs-707
SBOs-708
SBOs-709
SBOs-710
SBOs-711
SBOs-712
SBOs-713
SBOs-714
SBOs-715
SBOs-716
SBOs-717
SBOs-718
SBOs-719
SBOs-720
SBOs-721
C12-(2)-3-1
C12-(2)-3-2
C12-(2)-3-3
C12-(2)-3-4
【大気環境】
到達目標:
1)空気の成分を説明できる。
2)主な大気汚染物質を列挙し、その推移と発生源について説明できる。
3)主な大気汚染物質の濃度を測定し、健康影響について説明できる。(知識・技能)
4)大気汚染に影響する気象要因(逆転層など)を概説できる。
C12-(2)-4-1
C12-(2)-4-2
C12-(2)-4-3
C12-(2)-4-4
【室内環境】
到達目標:
1)室内環境を評価するための代表的な指標を列挙し、測定できる。(知識・技能)
2)室内環境と健康との関係について説明できる。
3)室内環境の保全のために配慮すべき事項について説明できる。
4)シックハウス症候群について概説できる。
C12-(2)-5-1
C12-(2)-5-2
C12-(2)-5-3
C12-(2)-5-4
C12-(2)-5-5
【廃棄物】
到達目標:
1)廃棄物の種類を列挙できる。
2)廃棄物処理の問題点を列挙し、その対策を説明できる。
△3)医療廃棄物を安全に廃棄、処理する。(技能・態度)
4)マニフェスト制度について説明できる。
5)PRTR法について概説できる。
C12-(2)-6-1
C12-(2)-6-2
C12-(2)-6-3
C12-(2)-6-4
【環境保全と法的規制】
到達目標:
1)典型七公害とその現状、および四大公害について説明できる。
2)環境基本法の理念を説明できる。
3)大気汚染を防止するための法規制について説明できる。
4)水質汚濁を防止するための法規制について説明できる。
[薬と疾病]
C13 薬の効くプロセス
一般目標:
医薬品の作用する過程を理解するために、代表的な薬物の作用、作用機序、および体内で
の運命に関する基本的知識と態度を修得し、それらを応用する基本的技能を身につける。
(1)薬の作用と生体内運命
一般目標:
作用部位に達した薬物の量と作用により薬効が決まることを理解するために、薬物の生体
内における動きと作用に関する基本的知識、技能、態度を修得する。
SBOs-722
SBOs-723
SBOs-724
C13-(1)-1-1
C13-(1)-1-2
C13-(1)-1-3
SBOs-725
C13-(1)-1-4
SBOs-726
C13-(1)-1-5
SBOs-727
SBOs-728
SBOs-729
C13-(1)-1-6
C13-(1)-1-7
C13-(1)-1-8
SBOs-730
C13-(1)-2-1
SBOs-731
SBOs-732
C13-(1)-2-2
C13-(1)-2-3
【薬の作用】
到達目標:
1)薬物の用量と作用の関係を説明できる。
2)アゴニストとアンタゴニストについて説明できる。
3)薬物の作用するしくみについて、受容体、酵素およびチャネルを例に挙げて説明でき
る。
4)代表的な薬物受容体を列挙し、刺激あるいは阻害された場合の生理反応を説明でき
る。
5)薬物の作用発現に関連する代表的な細胞内情報伝達系を列挙し、活性化された場合の
生理反応を説明できる。
6)薬効に個人差が生じる要因を列挙できる。
7)代表的な薬物相互作用の機序について説明できる。
8)薬物依存性について具体例を挙げて説明できる。
【薬の運命】
到達目標:
1)薬物の体内動態(吸収、分布、代謝、排泄)と薬効発現の関わりについて説明でき
る。
2)薬物の代表的な投与方法(剤形、投与経路)を列挙し、その意義を説明できる。
3)経口投与された製剤が吸収されるまでに受ける変化(崩壊、分散、溶解など)を説明
できる。
― 390 ―
SBOs-733
SBOs-734
SBOs-735
SBOs-736
SBOs-737
SBOs-738
SBOs-739
C13-(1)-2-4
C13-(1)-2-5
4)薬物の生体内分布における循環系の重要性を説明できる。
5)生体内の薬物の主要な排泄経路を、例を挙げて説明できる。
C13-(1)-3-1
C13-(1)-3-2
【薬の副作用】
到達目標:
1)薬物の主作用と副作用(有害作用)、毒性との関連について説明できる。
2)副作用と有害事象の違いについて説明できる。
C13-(1)-4-1
C13-(1)-4-2
C13-(1)-4-3
【動物実験】
到達目標:
△1)動物実験における倫理について配慮する。(態度)
△2)代表的な実験動物を適正に取り扱うことができる。(技能)
△3)実験動物での代表的な薬物投与法を実施できる。(技能)
(2)薬の効き方I
一般目標:
神経系、循環器系、呼吸器系に作用する薬物に関する基本的知識を修得し、その作用を検
出するための基本的技能を身につける。
SBOs-740
SBOs-741
SBOs-742
SBOs-743
C13-(2)-1-1
C13-(2)-1-2
C13-(2)-1-3
C13-(2)-1-4
SBOs-744
C13-(2)-1-5
SBOs-745
C13-(2)-1-6
SBOs-746
C13-(2)-2-1
SBOs-747
C13-(2)-2-2
SBOs-748
C13-(2)-2-3
SBOs-749
C13-(2)-2-4
SBOs-750
C13-(2)-3-1
SBOs-751
C13-(2)-3-2
SBOs-752
C13-(2)-3-3
【中枢神経系に作用する薬】
到達目標:
1)代表的な全身麻酔薬を挙げ、その薬理作用、機序、主な副作用について説明できる。
2)代表的な催眠薬を挙げ、その薬理作用、機序、主な副作用について説明できる。
3)代表的な鎮痛薬を挙げ、その薬理作用、機序、主な副作用について説明できる。
4)代表的な中枢神経疾患(てんかん、パーキンソン病、アルツハイマー病など)の治療
薬を挙げ、その薬理作用、機序、主な副作用について説明できる。
5)代表的な精神疾患(統合失調症、うつ病など)の治療薬を挙げ、その薬理作用、機
序、主な副作用について説明できる。
△6)中枢神経に作用する代表的な薬物の効果を測定できる。
【自律神経系に作用する薬】
到達目標:
1)交感神経系に作用し、その支配器官の機能を修飾する代表的な薬物を挙げ、薬理作
用、機序、主な副作用について説明できる。
2)副交感神経系に作用し、その支配器官の機能を修飾する代表的な薬物を挙げ、薬理作
用、機序、主な副作用について説明できる。
3)神経節に作用する代表的な薬物を挙げ、薬理作用、機序、主な副作用について説明で
きる。
△4)自律神経系に作用する代表的な薬物の効果を測定できる。(技能))△技能であるか
らCBTには馴染まない
【知覚神経系・運動神経系に作用する薬】
到達目標:
1)知覚神経に作用する代表的な薬物(局所麻酔薬など)を挙げ、薬理作用、機序、主な
副作用について説明できる。
2)運動神経系に作用する代表的な薬物を挙げ、薬理作用、機序、主な副作用について説
明できる。
△3)知覚神経、運動神経に作用する代表的な薬物の効果を測定できる。(技能))
SBOs-753
SBOs-754
SBOs-755
C13-(2)-4-1
C13-(2)-4-2
C13-(2)-4-3
SBOs-756
C13-(2)-4-4
【循環器系に作用する薬】
到達目標:
1)代表的な抗不整脈薬を挙げ、薬理作用、機序、主な副作用について説明できる。
2)代表的な心不全治療薬を挙げ、薬理作用、機序、主な副作用について説明できる。
3)代表的な虚血性心疾患治療薬を挙げ、薬理作用、機序、主な副作用について説明でき
る。
4)代表的な高血圧治療薬を挙げ、薬理作用、機序、主な副作用について説明できる。
C13-(2)-5-1
C13-(2)-5-2
C13-(2)-5-3
【呼吸器系に作用する薬】
到達目標:
1)代表的な呼吸興奮薬を挙げ、薬理作用、機序、主な副作用について説明できる。
2)代表的な鎮咳・去痰薬を挙げ、薬理作用、機序、主な副作用について説明できる。
3)代表的な気管支喘息治療薬を挙げ、薬理作用、機序、主な副作用について説明でき
C13-(2)-6-1
【化学構造】
到達目標:
1)上記の薬物のうち代表的なものについて基本構造を示すことができる。
SBOs-757
SBOs-758
SBOs-759
SBOs-760
― 391 ―
(3)薬の効き方II
一般目標:
内分泌系、消化器系、腎、血液・造血器系、代謝系、炎症、アレルギーに作用する薬物に
関する基本的知識を修得する。
SBOs-761
C13-(3)-1-1
SBOs-762
C13-(3)-1-2
SBOs-763
C13-(3)-1-3
【ホルモンと薬】
到達目標:
1)ホルモンの分泌異常に用いられる代表的治療薬の薬理作用、機序、主な副作用を説明
できる。
2)代表的な糖質コルチコイド代用薬の薬理作用、機序、臨床応用および主な副作用につ
いて説明できる。
3)代表的な性ホルモン代用薬および拮抗薬の薬理作用、機序、臨床応用および主な副作
用について説明できる。
SBOs-764
C13-(3)-2-1
SBOs-765
C13-(3)-2-2
SBOs-766
SBOs-767
SBOs-768
C13-(3)-2-3
C13-(3)-2-4
C13-(3)-2-5
【消化器系に作用する薬】
到達目標:
1)代表的な胃・十二指腸潰瘍治療薬を挙げ、薬理作用、機序、主な副作用について説明
できる。
2)その他の消化性疾患に対する代表的治療薬を挙げ、薬理作用、機序、主な副作用につ
いて説明できる。
3)代表的な催吐薬と制吐薬を挙げ、作用機序および主な副作用について説明できる。
4)代表的な肝臓疾患治療薬を挙げ、薬理作用、機序、主な副作用について説明できる。
5)代表的な膵臓疾患治療薬を挙げ、薬理作用、機序、主な副作用について説明できる。
C13-(3)-3-1
【腎に作用する薬】
到達目標:
1)利尿薬を作用機序別に分類し、臨床応用および主な副作用について説明できる。
C13-(3)-4-1
C13-(3)-4-2
C13-(3)-4-3
【血液・造血器系に作用する薬】
到達目標:
1)代表的な止血薬を挙げ、作用機序と主な副作用について説明できる。
2)代表的な抗血栓薬を挙げ、作用機序と主な副作用について説明できる。
3)代表的な造血薬を挙げ、作用機序と主な副作用について説明できる。
SBOs-769
SBOs-770
SBOs-771
SBOs-772
SBOs-773
SBOs-774
SBOs-775
C13-(3)-5-1
C13-(3)-5-2
C13-(3)-5-3
SBOs-776
C13-(3)-5-4
SBOs-777
SBOs-778
C13-(3)-6-1
C13-(3)-6-2
SBOs-779
C13-(3)-6-3
SBOs-780
C13-(3)-7-1
【代謝系に作用する薬】
到達目標:
1)代表的な糖尿病治療薬を挙げ、作用機序と主な副作用について説明できる。
2)代表的な高脂血症治療薬を挙げ、作用機序と主な副作用について説明できる。
3)代表的な高尿酸血症・痛風治療薬を挙げ、作用機序と主な副作用について説明でき
る。
4)カルシウム代謝調節・骨代謝に関連する代表的な治療薬をあげ、薬理作用、機序、主
な副作用について説明できる。
【炎症・アレルギーと薬】
到達目標:
1)代表的な炎症治療薬を挙げ、作用機序および主な副作用について説明できる。
2)慢性関節リウマチの代表的な治療薬を挙げ、作用機序および主な副作用について説明
できる。
3)アレルギーの代表的な治療薬を挙げ、作用機序、臨床応用、および主な副作用につい
て説明できる。
【化学構造】
到達目標:
1)上記の薬物のうち代表的なものについて基本構造を示すことができる。
(4)薬物の臓器への到達と消失
一般目標:
薬物の生体内運命を理解するために、吸収、分布、代謝、排泄の過程に関する基本的知識
とそれらを解析するための基本的技能を修得する。
SBOs-781
SBOs-782
SBOs-783
C13-(4)-1-1
C13-(4)-1-2
C13-(4)-1-3
【吸収】
到達目標:
1)薬物の主な吸収部位を列挙できる。
2)消化管の構造、機能と薬物吸収の関係を説明できる。
3)受動拡散(単純拡散)、促進拡散の特徴を説明できる。
― 392 ―
SBOs-784
SBOs-785
SBOs-786
C13-(4)-1-4
C13-(4)-1-5
C13-(4)-1-6
4)能動輸送の特徴を説明できる。
5)非経口投与後の薬物吸収について部位別に説明できる。
6)薬物の吸収に影響する因子を列挙し説明できる。
SBOs-787
SBOs-788
SBOs-789
SBOs-790
C13-(4)-2-1
C13-(4)-2-2
C13-(4)-2-3
C13-(4)-2-4
SBOs-791
C13-(4)-2-5
SBOs-792
SBOs-793
C13-(4)-2-6
C13-(4)-2-7
【分布】
到達目標:
1)薬物が生体内に取り込まれた後、組織間で濃度差が生じる要因を説明できる。
2)薬物の脳への移行について、その機構と血液-脳関門の意義を説明できる。
3)薬物の胎児への移行について、その機構と血液‐胎盤関門の意義を説明できる。
4)薬物の体液中での存在状態(血漿タンパク結合など)を組織への移行と関連づけて説
明できる。
5)薬物分布の変動要因(血流量、タンパク結合性、分布容積など)について説明でき
る。
6)分布容積が著しく大きい代表的な薬物を列挙できる。
△7)代表的な薬物のタンパク結合能を測定できる。(技能)
C13-(4)-3-1
C13-(4)-3-2
C13-(4)-3-3
C13-(4)-3-4
C13-(4)-3-5
C13-(4)-3-6
C13-(4)-3-7
C13-(4)-3-8
C13-(4)-3-9
【代謝】
到達目標:
1)薬物分子の体内での化学的変化とそれが起こる部位を列挙して説明できる。
2)薬物代謝が薬効に及ぼす影響について説明できる。
3)薬物代謝様式とそれに関わる代表的な酵素を列挙できる。
4)シトクロムP-450の構造、性質、反応様式について説明できる。
5)薬物の酸化反応について具体的な例を挙げて説明できる。
6)薬物の還元・加水分解、抱合について具体的な例を挙げて説明できる。
7)薬物代謝酵素の変動要因(誘導、阻害、加齢、SNPsなど)について説明できる。
8)初回通過効果について説明できる。
9)肝および固有クリアランスについて説明できる。
C13-(4)-4-1
C13-(4)-4-2
C13-(4)-4-3
C13-(4)-4-4
C13-(4)-4-5
C13-(4)-4-6
C13-(4)-4-7
【排泄】
到達目標:
1)腎における排泄機構について説明できる。
2)腎クリアランスについて説明できる。
3)糸球体ろ過速度について説明できる。
4)胆汁中排泄について説明できる。
5)腸肝循環を説明し、代表的な腸肝循環の薬物を列挙できる。
6)唾液・乳汁中への排泄について説明できる。
7)尿中排泄率の高い代表的な薬物を列挙できる。
C13-(4)-5-1
C13-(4)-5-2
【相互作用】
到達目標:
1)薬物動態に起因する相互作用の代表的な例を挙げ、回避のための方法を説明できる。
2)薬効に起因する相互作用の代表的な例を挙げ、回避のための方法を説明できる。
SBOs-794
SBOs-795
SBOs-796
SBOs-797
SBOs-798
SBOs-799
SBOs-800
SBOs-801
SBOs-802
SBOs-803
SBOs-804
SBOs-805
SBOs-806
SBOs-807
SBOs-808
SBOs-809
SBOs-810
SBOs-811
(5)薬物動態の解析
一般目標:
薬効や副作用を体内の薬物動態から定量的に理解できるようになるために、薬物動態の理
論的解析に関する基本的知識と技能を修得する。
SBOs-812
SBOs-813
SBOs-814
SBOs-815
SBOs-816
SBOs-817
SBOs-818
SBOs-819
SBOs-820
SBOs-821
SBOs-822
SBOs-823
【薬動学】
到達目標:
C13-(5)-1-1 1)薬物動態に関わる代表的なパラメーターを列挙し、概説できる。
C13-(5)-1-2 2)薬物の生物学的利用能の意味とその計算法を説明できる。
C13-(5)-1-3
3)線形1-コンパートメントモデルを説明し、これに基づいた計算ができる。(知識・技
能)
C13-(5)-1-4 △4)線形2-コンパートメントモデルを説明し、これに基づいた計算ができる。(知識・技
能)
C13-(5)-1-5 5)線形コンパートメントモデルと非線形コンパートメントモデルの違いを説明できる。
C13-(5)-1-6 6)生物学的半減期を説明し、計算できる。(知識・技能)
C13-(5)-1-7 7)全身クリアランスについて説明し、計算できる。(知識・技能)
C13-(5)-1-8 8)非線形性の薬物動態について具体例を挙げて説明できる。
C13-(5)-1-9 9)モデルによらない薬物動態の解析法を列挙し説明できる。
C13-(5)-1-10 △10)薬物の肝および腎クリアランスの計算ができる。(技能)
C13-(5)-1-11 △11)点滴静注の血中濃度計算ができる。(技能)
C13-(5)-1-12 △12)連続投与における血中濃度計算ができる。(技能)
― 393 ―
SBOs-824
SBOs-825
SBOs-826
SBOs-827
C13-(5)-2-1
C13-(5)-2-2
C13-(5)-2-3
C13-(5)-2-4
SBOs-828
C13-(5)-2-5
【TDM (Therapeutic Drug Monitoring)】
到達目標:
1)治療的薬物モニタリング(TDM)の意義を説明できる。
2)TDMが必要とされる代表的な薬物を列挙できる。
△3)薬物血中濃度の代表的な測定法を実施できる。(技能)
△4)至適血中濃度を維持するための投与計画について、薬動学的パラメーターを用いて説
明できる。
△5)代表的な薬物についてモデルデータから投与計画をシミュレートできる。(技能)
C14 薬物治療
一般目標:
疾病に伴う症状と臨床検査値の変化など的確な患者情報を取得し、患者個々に応じた薬の
選択、用法・用量の設定および各々の医薬品の「使用上の注意」を考慮した適正な薬物治療
に参画できるようになるために、薬物治療に関する基本的知識と技能を修得する。
SBOs-829
SBOs-830
SBOs-831
SBOs-832
SBOs-833
SBOs-834
SBOs-835
SBOs-836
SBOs-837
SBOs-838
SBOs-839
SBOs-840
C14-(1)-1-1
(1)体の変化を知る
一般目標:
身体の病的変化を病態生理学的に理解するために、代表的な症候(呼吸困難、発熱など)
と臨床検査値に関する基本的知識を修得する。
【症候】
到達目標:
1)以下の症候について、生じる原因とそれらを伴う代表的疾患を説明できる。
発熱、頭痛、発疹、黄疸、チアノーゼ、脱水、浮腫、悪心・嘔吐、嚥下障害、腹痛・下
便秘、腹部膨満、貧血、出血傾向、胸痛、心悸亢進・動悸、高血圧、低血圧、ショック、
呼吸困難、咳、口渇、月経異常、痛み、意識障害、運動障害、知覚障害、記憶障害、しび
れ、けいれん、血尿、頻尿、排尿障害、視力障害、聴力障害、めまい
【症候と臨床検査値】
到達目標:
C14-(1)-2-1
1)代表的な肝臓機能検査を列挙し、その検査値の異常から推測される主な疾病を挙げる
ことができる。
C14-(1)-2-2
2)代表的な腎臓機能検査を列挙し、その検査値の異常から推測される主な疾病を挙げる
ことができる。
C14-(1)-2-3
3)代表的な呼吸機能検査を列挙し、その検査値の異常から推測される主な疾病を挙げる
ことができる。
C14-(1)-2-4
4)代表的な心臓機能検査を列挙し、その検査値の異常から推測される主な疾病を挙げる
ことができる。
C14-(1)-2-5
5)代表的な血液および血液凝固検査を列挙し、その検査値の異常から推測される主な疾
病を挙げることができる。
C14-(1)-2-6
6)代表的な内分泌・代謝疾患に関する検査を列挙し、その検査値の異常から推測される
主な疾病を挙げることができる。
C14-(1)-2-7 7)感染時および炎症時に認められる代表的な臨床検査値の変動を述べることができる。
C14-(1)-2-8
8)悪性腫瘍に関する代表的な臨床検査を列挙し、推測される腫瘍部位を挙げることがで
きる。
C14-(1)-2-9
9)尿および糞便を用いた代表的な臨床検査を列挙し、その検査値の異常から推測される
主な疾病を挙げることができる。
C14-(1)-2-10 10)動脈血ガス分析の検査項目を列挙し、その検査値の臨床的意義を説明できる。
C14-(1)-2-11 11)代表的なバイタルサインを列挙できる。
(2)疾患と薬物治療(心臓疾患等)
一般目標:
将来、適切な薬物治療に貢献できるようになるために、心臓と血管系疾患、血液・造血器
疾患、消化器系疾患、およびそれらの治療に用いられる代表的な医薬品に関する基本的知識
を修得する。併せて、薬物治療実施に必要な情報を自ら収集するための基本的技能を身につ
ける。
SBOs-841
C14-(2)-1-1
SBOs-842
C14-(2)-1-2
【薬物治療の位置づけ】
到達目標:
1)代表的な疾患における薬物治療と非薬物治療(外科手術、食事療法など)の位置づけ
を説明できる。
2)適切な治療薬の選択について、薬効薬理、薬物動態に基づいて判断できる。(知識・
技能)
【心臓・血管系の疾患】
― 394 ―
SBOs-843
SBOs-844
SBOs-845
SBOs-846
SBOs-847
C14-(2)-2-1
C14-(2)-2-2
C14-(2)-2-3
C14-(2)-2-4
C14-(2)-2-5
SBOs-848
C14-(2)-2-6
SBOs-849
SBOs-850
SBOs-851
SBOs-852
C14-(2)-3-1
C14-(2)-3-2
C14-(2)-3-3
C14-(2)-3-4
SBOs-853
C14-(2)-3-5
SBOs-854
C14-(2)-4-1
SBOs-855
C14-(2)-4-2
SBOs-856
SBOs-857
C14-(2)-4-3
C14-(2)-4-4
SBOs-858
SBOs-859
C14-(2)-4-5
C14-(2)-4-6
SBOs-860
C14-(2)-5-1
到達目標:
1)心臓および血管系における代表的な疾患を挙げることができる。
2)不整脈の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。
3)心不全の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。
4)高血圧の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。
5)虚血性心疾患の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明でき
る。
6)以下の疾患について概説できる。
閉塞性動脈硬化症、心原性ショック
【血液・造血器の疾患】
到達目標:
1)血液・造血器における代表的な疾患を挙げることができる。
2)貧血の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。
3)白血病の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。
4)播種性血管内凝固症候群(DIC)の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意
について説明できる。
5)以下の疾患について概説できる。
血友病、悪性リンパ腫、紫斑病、白血球減少症、血栓・塞栓
【消化器系疾患】
到達目標:
1)消化器系の部位別(食道、胃・十二指腸、小腸・大腸、胆道、肝臓、膵臓)に代表的な
疾患を挙げることができる。
2)消化性潰瘍の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明でき
る。
3)腸炎の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。
4)肝炎・肝硬変の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明でき
る。
5)膵炎の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。
6)以下の疾患について概説できる。
食道癌、胃癌、肝癌、大腸癌、胃炎、薬剤性肝障害、胆石症、虫垂炎、クローン病
【総合演習】
到達目標:
△1)指定された疾患例について必要な情報を収集し、適切な薬物治療法を考案することが
できる。(技能)
(3)疾患と薬物治療(腎臓疾患等)
一般目標:
将来,適切な薬物治療に貢献できるようになるために、腎臓と尿路の疾患、生殖器疾患、
呼吸器・胸部疾患、内分泌系の疾患、代謝性疾患、神経・筋疾患、およびそれらの治療に用
いられる代表的な医薬品に関する基本的知識を修得する。併せて、薬物治療実施に必要な情
報を自ら収集するための基本的技能を身につける。
SBOs-861
SBOs-862
SBOs-863
C14-(3)-1-1
C14-(3)-1-2
C14-(3)-1-3
SBOs-864
C14-(3)-1-4
SBOs-865
SBOs-866
C14-(3)-2-1
C14-(3)-2-2
SBOs-867
C14-(3)-2-3
【腎臓・尿路の疾患】
到達目標:
1)腎臓および尿路における代表的な疾患を挙げることができる。
2)腎不全の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。
3)ネフローゼ症候群の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明
できる。
4)以下の疾患について概説できる。
糸球体腎炎、糖尿病性腎症、尿路感染症、薬剤性腎症、尿路結石
【生殖器疾患】
到達目標:
1)男性および女性生殖器に関する代表的な疾患を挙げることができる。
2)前立腺肥大症の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明でき
る。
3)以下の疾患について概説できる。
前立腺癌、異常妊娠、異常分娩、不妊、子宮癌、子宮内膜症
【呼吸器・胸部の疾患】
到達目標:
― 395 ―
SBOs-868
SBOs-869
C14-(3)-3-1
C14-(3)-3-2
SBOs-870
C14-(3)-3-3
SBOs-871
SBOs-872
C14-(3)-4-1
C14-(3)-4-2
SBOs-873
C14-(3)-4-3
SBOs-874
SBOs-875
C14-(3)-4-4
C14-(3)-4-5
SBOs-876
C14-(3)-5-1
SBOs-877
SBOs-878
C14-(3)-5-2
C14-(3)-5-3
SBOs-879
SBOs-880
C14-(3)-6-1
C14-(3)-6-2
SBOs-881
SBOs-882
C14-(3)-6-3
C14-(3)-6-4
SBOs-883
C14-(3)-6-5
SBOs-884
C14-(3)-6-6
SBOs-885
C14-(3)-7-1
1)肺と気道に関する代表的な疾患を挙げることができる。
2)閉塞性気道疾患(気管支喘息、肺気腫)の病態生理、適切な治療薬、およびその使用
上の注意について説明できる。
3)以下の疾患について概説できる。
上気道炎(かぜ症候群)、インフルエンザ、慢性閉塞性肺疾患、肺炎、肺結核、肺癌、乳
【内分泌系疾患】
到達目標:
1)ホルモンの産生臓器別に代表的な疾患を挙げることができる。
2)甲状腺機能異常症の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明
できる。
3)クッシング症候群の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明
できる。
4)尿崩症の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。
5)以下の疾患について概説できる。
上皮小体機能異常症、、アルドステロン症、アジソン病
【代謝性疾患】
到達目標:
1)糖尿病とその合併症の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説
明できる。
2)高脂血症の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。
3)高尿酸血症・痛風の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明
できる。
【神経・筋の疾患】
到達目標:
1)神経・筋に関する代表的な疾患を挙げることができる。
2)脳血管疾患の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明でき
る。
3)てんかんの病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。
4)パーキンソン病の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明で
きる。
5)アルツハイマー病の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明
できる。
6)以下の疾患について概説できる。
重症筋無力症、脳炎・髄膜炎、熱性けいれん、脳腫瘍、一過性脳虚血発作、脳血管性痴呆
【総合演習】
到達目標:
△1)指定された疾患例について必要な情報を収集し、適切な薬物治療法を考案することが
できる。
(4)疾患と薬物治療(精神疾患等)
一般目標:
将来,適切な薬物治療に貢献できるようになるために、精神疾患、耳鼻咽喉の疾患、皮膚
の疾患、眼疾患、感染症、アレルギー・免疫疾患、骨・関節疾患、およびそれらの治療に用
いられる代表的な医薬品に関する基本的知識を修得する。併せて、薬物治療実施に必要な情
報を自ら収集するための基本的技能を身につける。
SBOs-886
SBOs-887
SBOs-888
C14-(4)-1-1
C14-(4)-1-2
C14-(4)-1-3
SBOs-889
C14-(4)-1-4
SBOs-890
SBOs-891
SBOs-892
C14-(4)-2-1
C14-(4)-2-2
C14-(4)-2-3
【精神疾患】
到達目標:
1)代表的な精神疾患を挙げることができる。
2)統合失調症の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明でき
3)うつ病、躁うつ病の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明
できる。
4)以下の疾患を概説できる。
神経症、心身症、薬物依存症、アルコール依存症
【耳鼻咽喉の疾患】
到達目標:
1)耳鼻咽喉に関する代表的な疾患を挙げることができる。
2)めまいの病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。
3)以下の疾患を概説できる。
メニエール病、アレルギー性鼻炎、花粉症、副鼻腔炎、中耳炎
― 396 ―
SBOs-893
SBOs-894
C14-(4)-3-1
C14-(4)-3-2
SBOs-895
C14-(4)-3-3
SBOs-896
C14-(4)-3-4
SBOs-897
SBOs-898
SBOs-899
SBOs-900
C14-(4)-4-1
C14-(4)-4-2
C14-(4)-4-3
C14-(4)-4-4
SBOs-901
SBOs-902
SBOs-903
C14-(4)-5-1
C14-(4)-5-2
C14-(4)-5-3
SBOs-904
C14-(4)-5-4
SBOs-905
SBOs-906
C14-(4)-6-1
C14-(4)-6-2
SBOs-907
C14-(4)-6-3
SBOs-908
C14-(4)-6-4
SBOs-909
SBOs-910
SBOs-911
SBOs-912
C14-(4)-7-1
C14-(4)-8-1
C14-(4)-8-2
C14-(4)-9-1
【皮膚疾患】
到達目標:
1)皮膚に関する代表的な疾患を挙げることができる。
2)アトピー性皮膚炎の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明
できる。
3)皮膚真菌症の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明でき
る。
4)以下の疾患を概説できる。
蕁麻疹、薬疹、水疱症、乾癬、接触性皮膚炎、光線過敏症
【眼疾患】
到達目標:
1)眼に関する代表的な疾患を挙げることができる。
2)緑内障の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。
3)白内障の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。
4)以下の疾患を概説できる。
結膜炎、網膜症
【骨・関節の疾患】
到達目標:
1)骨、関節に関する代表的な疾患を挙げることができる。
2)骨粗鬆症の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。
3)慢性関節リウマチの病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明
できる。
4)以下の疾患を概説できる。
変形性関節症、骨軟化症
【アレルギー・免疫疾患】
到達目標:
1)代表的なアレルギー・免疫に関する疾患を挙げることができる。
2)アナフィラキシーショックの病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意につ
いて説明できる。
3)自己免疫疾患(全身性エリテマトーデスなど)の病態生理、適切な治療薬、およびそ
の使用上の注意について説明できる。
4)後天性免疫不全症の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明
できる。
【移植医療】
到達目標:
1)移植に関連した病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明でき
る。
【緩和ケアと長期療養】
到達目標:
1)癌性疼痛に対して使用される薬物を列挙し、使用上の注意について説明できる。
△2)長期療養に付随する合併症を列挙し、その薬物治療について説明できる。
【総合演習】
到達目標:
△1)指定された疾患例について必要な情報を収集し、適切な薬物治療法を考案することが
できる。(技能)
(5)病原微生物・悪性新生物と戦う
一般目標:
生体内で異常に増殖あるいは複製することにより人体に疾患を生じる細菌、ウイルスな
ど、および悪性新生物に対する薬物の作用機序を理解し、薬物治療へ応用できるようになる
ために、抗菌薬、抗悪性腫瘍薬などに関する基本的知識を修得する。
SBOs-913
SBOs-914
C14-(5)-1-1
【感染症】
到達目標:
1)主な感染症を列挙し、その病態と原因を説明できる。
C14-(5)-2-1
【抗菌薬】
到達目標:
1)抗菌薬を作用点に基づいて分類できる。
― 397 ―
SBOs-915
SBOs-916
SBOs-917
SBOs-918
SBOs-919
SBOs-920
SBOs-921
SBOs-922
SBOs-923
SBOs-924
SBOs-925
SBOs-926
SBOs-927
SBOs-928
SBOs-929
SBOs-930
SBOs-931
SBOs-932
SBOs-933
SBOs-934
C14-(5)-2-2
C14-(5)-2-3
2)代表的な抗菌薬の基本構造を示すことができる。
3)代表的なβ-ラクタム系抗菌薬を抗菌スペクトルに基づいて分類し、有効な感染症を列
挙できる。
C14-(5)-2-4 4)テトラサイクリン系抗菌薬の抗菌スペクトルと、有効な感染症を列挙できる。
C14-(5)-2-5 5)マクロライド系抗菌薬の抗菌スペクトルと、有効な感染症を列挙できる。
C14-(5)-2-6
6)アミノ配糖体系抗菌薬を抗菌スペクトルに基づいて分類し、有効な感染症を列挙でき
る。
C14-(5)-2-7 7)ピリドンカルボン酸系抗菌薬の抗菌スペクトルと、有効な感染症を列挙できる。
C14-(5)-2-8 8)サルファ薬(ST合剤を含む)の有効な感染症を列挙できる。
C14-(5)-2-9 9)代表的な抗結核薬を列挙し、作用機序を説明できる。
C14-(5)-2-10 △10)細菌感染症に関係する代表的な生物学的製剤を挙げ、その作用機序を説明できる。
C14-(5)-2-11 11)代表的な抗菌薬の使用上の注意について説明できる。
C14-(5)-2-12 12)特徴的な組織移行性を示す抗菌薬を列挙できる。
C14-(5)-3-1
【抗原虫・寄生虫薬】
到達目標:
△1)代表的な抗原虫・寄生虫薬を列挙し、作用機序および臨床応用を説明できる。
C14-(5)-4-1
【抗真菌薬】
到達目標:
1)代表的な抗真菌薬を列挙し、作用機序および臨床応用を説明できる。
C14-(5)-5-1
C14-(5)-5-2
【抗ウイルス薬】
到達目標:
1)代表的な抗ウイルス薬を列挙し、作用機序および臨床応用を説明できる。
△2)抗ウイルス薬の併用療法において考慮すべき点を挙げ、説明できる。
C14-(5)-6-1
C14-(5)-6-2
【抗菌薬の耐性と副作用】
到達目標:
△1)主要な化学療法薬の耐性獲得機構を説明できる。
2)主要な化学療法薬の主な副作用を列挙し、その症状を説明できる。
C14-(5)-7-1
C14-(5)-7-2
C14-(5)-7-3
【悪性腫瘍の病態と治療】
到達目標:
1)悪性腫瘍の病態生理、症状、治療について概説できる。
△2)悪性腫瘍の治療における薬物治療の位置づけについて概説できる。
△3)化学療法薬が有効な悪性腫瘍を、治療例を挙げて説明できる。
SBOs-935
SBOs-936
SBOs-937
SBOs-938
SBOs-939
C14-(5)-8-1
C14-(5)-8-2
C14-(5)-8-3
C14-(5)-8-4
C14-(5)-8-5
SBOs-940
C14-(5)-8-6
SBOs-941
SBOs-942
C14-(5)-8-7
C14-(5)-8-8
【抗悪性腫瘍薬】
到達目標:
1)代表的な抗悪性腫瘍薬を列挙できる。
2)代表的なアルキル化薬を列挙し、作用機序を説明できる。
3)代表的な代謝拮抗薬を列挙し、作用機序を説明できる。
4)代表的な抗腫瘍抗生物質を列挙し、作用機序を説明できる。
5)抗腫瘍薬として用いられる代表的な植物アルカロイドを列挙し、作用機序を説明でき
る。
6)抗腫瘍薬として用いられる代表的なホルモン関連薬を列挙し、作用機序を説明でき
る。
7)代表的な白金錯体を挙げ、作用機序を説明できる。
△8)代表的な抗悪性腫瘍薬の基本構造を示すことができる。
C14-(5)-9-1
C14-(5)-9-2
C14-(5)-9-3
【抗悪性腫瘍薬の耐性と副作用】
到達目標:
△1)主要な抗悪性腫瘍薬に対する耐性獲得機構を説明できる。
2)主要な抗悪性腫瘍薬の主な副作用を列挙し、その症状を説明できる。
3)副作用軽減のための対処法を説明できる。
SBOs-943
SBOs-944
SBOs-945
C15 薬物治療に役立つ情報
一般目標:
薬物治療に必要な情報を医療チームおよび患者に提供するために、医薬品情報ならびに患
者から得られる情報の収集、評価、加工などに関する基本的知識を修得し、それらを活用す
るための基本的技能と態度を身につける。
(1)医薬品情報
一般目標:
― 398 ―
医薬品の適正使用に必要な医薬品情報を理解し、正しく取り扱うことができるようになる
ために、医薬品情報の収集、評価、加工、提供、管理に関する基本的知識、技能、態度を修
得する。
SBOs-946
SBOs-947
SBOs-948
SBOs-949
SBOs-950
C15-(1)-1-1
C15-(1)-1-2
C15-(1)-1-3
C15-(1)-1-4
C15-(1)-1-5
SBOs-951
SBOs-952
C15-(1)-2-1
C15-(1)-2-2
SBOs-953
SBOs-954
SBOs-955
C15-(1)-2-3
C15-(1)-2-4
C15-(1)-2-5
SBOs-956
SBOs-957
C15-(1)-2-6
C15-(1)-2-7
SBOs-958
C15-(1)-3-1
SBOs-959
SBOs-960
SBOs-961
C15-(1)-3-2
C15-(1)-3-3
C15-(1)-3-4
SBOs-962
C15-(1)-3-5
SBOs-963
SBOs-964
C15-(1)-4-1
C15-(1)-4-2
SBOs-965
C15-(1)-4-3
SBOs-966
SBOs-967
SBOs-968
C15-(1)-5-1
C15-(1)-5-2
C15-(1)-5-3
SBOs-969
SBOs-970
SBOs-971
C15-(1)-5-4
C15-(1)-5-5
C15-(1)-5-6
SBOs-972
SBOs-973
C15-(1)-6-1
C15-(1)-6-2
【情報】
到達目標:
1)医薬品として必須の情報を列挙できる。
2)医薬品情報に関わっている職種を列挙し、その役割を説明できる。
3)医薬品の開発過程で得られる情報の種類を列挙できる。
4)医薬品の市販後に得られる情報の種類を列挙できる。
5)医薬品情報に関係する代表的な法律と制度について概説できる。
【情報源】
到達目標:
1)医薬品情報源の一次資料、二次資料、三次資料について説明できる。
2)医薬品情報源として代表的な二次資料、三次資料を列挙し、それらの特徴を説明でき
る。
3)厚生労働省、製薬企業などの発行する資料を列挙し、それらの特徴を説明できる。
4)医薬品添付文書(医療用、一般用)の法的位置づけと用途を説明できる。
5)医薬品添付文書(医療用、一般用)に記載される項目を列挙し、その必要性を説明で
きる。
6)医薬品インタビューフォームの位置づけと用途を説明できる。
△7)医療用医薬品添付文書と医薬品インタビューフォームの使い分けができる。(技能)
【収集・評価・加工・提供・管理】
到達目標:
△1)目的(効能効果、副作用、相互作用、薬剤鑑別、妊婦への投与、中毒など)に合った
適切な情報源を選択し、必要な情報を検索、収集できる。(技能)
2)医薬品情報を質的に評価する際に必要な基本的項目を列挙できる。
△3)医薬品情報を目的に合わせて適切に加工し、提供できる。(技能)
△4)医薬品情報の加工、提供、管理の際に、知的所有権、守秘義務に配慮する。(知識・
態度)
△5)主な医薬品情報の提供手段を列挙し、それらの特徴を説明できる。
【データベース】
到達目標:
1)代表的な医薬品情報データベースを列挙し、それらの特徴を説明できる。
△2)医学・薬学文献データベース検索におけるキーワード、シソーラスの重要性を理解
し、適切に検索できる。(知識・技能)
△3)インターネットなどを利用して代表的な医薬品情報を収集できる。(技能)
【EBM(Evidence-Based Medicine)】
到達目標:
1)EBMの基本概念と有用性について説明できる。
2)EBM実践のプロセスを概説できる。
△3)臨床研究法(ランダム化比較試験、コホート研究、症例対照研究など)の長所と短所
を概説できる。
△4)メタアナリシスの概念を理解し、結果を評価できる。(知識・技能)
△5)真のエンドポイントと代用のエンドポイントの違いを説明できる。
△6)臨床適用上の効果指標(オッズ比、必要治療数、相対危険度など)について説明でき
る。
【総合演習】
到達目標:
△1)医薬品の採用、選択に当たって検討すべき項目を列挙できる。
△2)医薬品に関する論文を評価、要約し、臨床上の問題を解決するために必要な情報を提
示できる。(知識・技能)
(2)患者情報
一般目標:
個々の患者への適正な薬物治療に貢献できるようになるために、患者からの情報の収集、
評価に必要な基本的知識、技能、態度を修得する。
【情報と情報源】
到達目標:
― 399 ―
SBOs-974
SBOs-975
C15-(2)-1-1
C15-(2)-1-2
SBOs-976
SBOs-977
SBOs-978
SBOs-979
C15-(2)-2-1
C15-(2)-2-2
C15-(2)-2-3
C15-(2)-2-4
SBOs-980
SBOs-981
SBOs-982
C15-(2)-2-5
C15-(2)-2-6
C15-(2)-2-7
1)薬物治療に必要な患者基本情報を列挙できる。
2)患者情報源の種類を列挙し、それぞれの違いを説明できる。
【収集・評価・管理】
到達目標:
1)問題志向型システム(POS)を説明できる。
△2)薬歴、診療録、看護記録などから患者基本情報を収集できる。(技能)
△3)患者、介護者との適切なインタビューから患者基本情報を収集できる。(技能)
△4)得られた患者情報から医薬品の効果および副作用などを評価し、対処法を提案する。
(知識・技能)
△5)SOAPなどの形式で患者記録を作成できる。(技能)
△6)チーム医療において患者情報を共有することの重要性を感じとる。(態度)
△7)患者情報の取扱いにおいて守秘義務を遵守し、管理の重要性を説明できる。(知識・
態度)
(3)テーラーメイド薬物治療を目指して
一般目標:
個々の患者に応じた投与計画を立案できるようになるために、薬物治療の個別化に関する
基本的知識と技能を修得する。
SBOs-983
SBOs-984
SBOs-985
SBOs-986
SBOs-987
SBOs-988
SBOs-989
SBOs-990
SBOs-991
SBOs-992
SBOs-993
SBOs-994
SBOs-995
SBOs-996
SBOs-997
SBOs-998
C15-(3)-1-1
C15-(3)-1-2
C15-(3)-1-3
【遺伝的素因】
到達目標:
1)薬物の作用発現に及ぼす代表的な遺伝的素因について、例を挙げて説明できる。
2)薬物動態に影響する代表的な遺伝的素因について、例を挙げて説明できる。
3)遺伝的素因を考慮した薬物治療について、例を挙げて説明できる。
C15-(3)-2-1
C15-(3)-2-2
C15-(3)-2-3
【年齢的要因】
到達目標:
1)新生児、乳児に対する薬物治療で注意すべき点を説明できる。
2)幼児、小児に対する薬物治療で注意すべき点を説明できる。
3)高齢者に対する薬物治療で注意すべき点を説明できる。
C15-(3)-3-1
C15-(3)-3-2
C15-(3)-3-3
【生理的要因】
到達目標:
1)生殖、妊娠時における薬物治療で注意すべき点を説明できる。
2)授乳婦に対する薬物治療で注意すべき点を説明できる。
△3)栄養状態の異なる患者(肥満など)に対する薬物治療で注意すべき点を説明できる。
C15-(3)-4-1
C15-(3)-4-2
C15-(3)-4-3
【合併症】
到達目標:
1)腎臓疾患を伴った患者における薬物治療で注意すべき点を説明できる。
2)肝臓疾患を伴った患者における薬物治療で注意すべき点を説明できる。
3)心臓疾患を伴った患者における薬物治療で注意すべき点を説明できる。
C15-(3)-5-1
C15-(3)-5-2
C15-(3)-5-3
C15-(3)-5-4
【投与計画】
到達目標:
△1)患者固有の薬動学的パラメーターを用いて投与設計ができる。(知識・技能)
2)ポピュレーションファーマコキネティクスの概念と応用について概説できる。
△3)薬動力学的パラメーターを用いて投与設計ができる。(知識・技能)
4)薬物作用の日内変動を考慮した用法について概説できる。
[医薬品をつくる]
C16 製剤化のサイエンス
一般目標:
製剤化の方法と意義を理解するために、薬物と製剤材料の物性、医薬品への加工、および
薬物送達システムに関する基本的知識と技能を修得する。
(1)製剤材料の性質
一般目標:
薬物と製剤材料の性質を理解し、応用するために、それらの物性に関する基本的知識、お
よび取扱いに関する基本的技能を修得する。
【物質の溶解】
到達目標:
― 400 ―
SBOs-999
SBOs-1000
SBOs-1001
SBOs-1002
SBOs-1003
SBOs-1004
SBOs-1005
SBOs-1006
SBOs-1007
SBOs-1008
SBOs-1009
SBOs-1010
SBOs-1011
SBOs-1012
SBOs-1013
SBOs-1014
SBOs-1015
C16-(1)-1-1
C16-(1)-1-2
C16-(1)-1-3
C16-(1)-1-4
1)溶液の濃度と性質について説明できる。
2)物質の溶解とその速度について説明できる。
3)溶解した物質の膜透過速度について説明できる。
4)物質の溶解に対して酸・塩基反応が果たす役割を説明できる。
C16-(1)-2-1
C16-(1)-2-2
C16-(1)-2-3
C16-(1)-2-4
C16-(1)-2-5
【分散系】
到達目標:
1)界面の性質について説明できる。
2)代表的な界面活性剤の種類と性質について説明できる。
3)乳剤の型と性質について説明できる。
4)代表的な分散系を列挙し、その性質について説明できる。
5)分散粒子の沈降現象について説明できる。
C16-(1)-3-1
C16-(1)-3-2
C16-(1)-3-3
C16-(1)-3-4
C16-(1)-3-5
C16-(1)-3-6
C16-(1)-3-7
C16-(1)-3-8
【製剤材料の物性】
到達自標:
1)流動と変形(レオロジー)の概念を理解し、代表的なモデルについて説明できる。
△2)高分子の構造と高分子溶液の性質について説明できる。
3)製剤分野で汎用される高分子の物性について説明できる。
4)粉体の性質について説明できる。
5)製剤材料としての分子集合体について説明できる。
6)薬物と製剤材料の安定性に影響する要因、安定化方法を列挙し、説明できる。
△7)粉末X線回折測定法の原理と利用法について概略を説明できる。
△8)製剤材料の物性を測定できる。(技能))
(2)剤形をつくる
一般目標:
医薬品の用途に応じた適切な剤形を調製するために、製剤の種類、有効性、安全性、品質
などに関する基本的知識と、調製を行う際の基本的技能を修得する。
SBOs-1016
SBOs-1017
SBOs-1018
SBOs-1019
SBOs-1020
SBOs-1021
SBOs-1022
SBOs-1023
C16-(2)-1-1
C16-(2)-1-2
C16-(2)-1-3
C16-(2)-1-4
C16-(2)-1-5
C16-(2)-1-6
C16-(2)-1-7
C16-(2)-1-8
SBOs-1024 C16-(2)-2-1
SBOs-1025 C16-(2)-2-2
SBOs-1026 C16-(2)-2-3
SBOs-1027 C16-(2)-3-1
SBOs-1028 C16-(2)-3-2
【代表的な製剤】
到達目標:
1)代表的な剤形の種類と特徴を説明できる。
2)代表的な固形製剤の種類と性質について説明できる。
3)代表的な半固形製剤の種類と性質について説明できる。
4)代表的な液状製剤の種類と性質について説明できる。
5)代表的な無菌製剤の種類と性質について説明できる。
6)エアゾール剤とその類似製剤について説明できる。
7)代表的な製剤添加物の種類と性質について説明できる。
8)代表的な製剤の有効性と安全性評価法について説明できる。
【製剤化】
到達目標:
1)製剤化の単位操作および汎用される製剤機械について説明できる。
△2)単位操作を組み合わせて代表的製剤を調製できる。(技能)
△3)汎用される容器、包装の種類や特徴について説明できる。
【製剤試験法】
到達目標:
1)日本薬局方の製剤に関連する試験法を列挙できる。
△2)日本薬局方の製剤に関連する代表的な試験法を実施し、品質管理に適用できる。(技
能)
(3)DDS(Drug Delivery System: 薬物送達システム)
一般目標:
薬物治療の有効性、安全性、信頼性を高めるために、薬物の投与形態や薬物体内動態の制
御法などを工夫したDDSに関する基本的知識を修得する。
SBOs-1029 C16-(3)-1-1
SBOs-1030 C16-(3)-1-2
【DDSの必要性】
到達目標:
1)従来の医薬品製剤の有効性、安全性、信頼性における主な問題点を列挙できる。
2)DDSの概念と有用性について説明できる。
SBOs-1031 C16-(3)-2-1
【放出制御型製剤】
到達目標:
1)放出制御型製剤(徐放性製剤を含む)の利点について説明できる。
― 401 ―
SBOs-1032
SBOs-1033
SBOs-1034
SBOs-1035
SBOs-1036
C16-(3)-2-2
C16-(3)-2-3
C16-(3)-2-4
C16-(3)-2-5
C16-(3)-2-6
2)代表的な放出制御型製剤を列挙できる。
3)代表的な徐放性製剤における徐放化の手段について説明できる。
4)徐放性製剤に用いられる製剤材料の種類と性質について説明できる。
5)経皮投与製剤の特徴と利点について説明できる
6)腸溶製剤の特徴と利点について説明できる。
SBOs-1037 C16-(3)-3-1
SBOs-1038 C16-(3)-3-2
【ターゲティング】
到達目標:
1)ターゲティングの概要と意義について説明できる。
2)代表的なドラッグキャリアーを列挙し、そのメカニズムを説明できる。
SBOs-1039 C16-(3)-4-1
【プロドラッグ】
到達目標:
1)代表的なプロドラッグを列挙し、そのメカニズムと有用性について説明できる。
SBOs-1040 C16-(3)-5-1
【その他のDDS】
到達目標:
△1)代表的な生体膜透過促進法について説明できる。
C17 医薬品の開発と生産
一般目標:
将来、医薬品開発と生産に参画できるようになるために、医薬品開発の各プロセスについ
ての基本的知識を修得し、併せてそれらを実施する上で求められる適切な態度を身につけ
る。
(1)医薬品開発と生産のながれ
一般目標:
医薬品開発と生産の実際を理解するために、医薬品創製と製造の各プロセスに関する基本
的知識を修得し、社会的重要性に目を向ける態度を身につける。
SBOs-1040 C17-(1)-1-1
SBOs-1041 C17-(1)-1-2
【医薬品開発のコンセプト】
到達目標:
△1)医薬品開発を計画する際に考慮すべき因子を列挙できる。
2)疾病統計により示される日本の疾病の特徴について説明できる。
SBOs-1042
SBOs-1043
SBOs-1044
SBOs-1045
【医薬品市場と開発すべき医薬品】
到達目標:
△1)医療用医薬品で日本市場および世界市場での売上高上位の医薬品を列挙できる。
△2)新規医薬品の価格を決定する要因について概説できる。
3)ジェネリック医薬品の役割について概説できる。
△4)希少疾病に対する医薬品(オーファンドラッグ)開発の重要性について説明できる。
C17-(1)-2-1
C17-(1)-2-2
C17-(1)-2-3
C17-(1)-2-4
SBOs-1046 C17-(1)-3-1
【非臨床試験】
到達目標:
△1)非臨床試験の目的と実施概要を説明できる。
SBOs-1047
SBOs-1048
SBOs-1049
SBOs-1050
【医薬品の承認】
到達目標:
△1)臨床試験の目的と実施概要を説明できる。
△2)医薬品の販売承認申請から、承認までのプロセスを説明できる。
3)市販後調査の制度とその意義について説明できる。
△4)医薬品開発における国際的ハーモナイゼーション(ICH)について概説できる。
C17-(1)-4-1
C17-(1)-4-2
C17-(1)-4-3
C17-(1)-4-4
SBOs-1051 C17-(1)-5-1
SBOs-1052 C17-(1)-5-2
SBOs-1053 C17-(1)-5-3
SBOs-1054 C17-(1)-6-1
【医薬品の製造と品質管理】
到達目標:
△1)医薬品の工業的規模での製造工程の特色を開発レベルのそれと対比させて概説でき
る。
△2)医薬品の品質管理の意義と、薬剤師の役割について説明できる。
△3)医薬品製造において環境保全に配慮すべき点を列挙し、その対処法を概説できる。
【規範】
到達目標:
1 ) GLP ( Good Laboratory Practice ) 、 GMP (Good Manufacturing Practice) 、 GCP
(Good Clinical Practice)、GPMSP (Good Post-Marketing Surveillance Practice)の概略と意
義について説明できる。
― 402 ―
SBOs-1055 C17-(1)-7-1
SBOs-1056 C17-(1)-8-1
【特許】
到達目標:
△1)医薬品の創製における知的財産権について概説できる。
【薬害】
到達目標:
1)代表的な薬害の例(サリドマイド、スモン、非加熱血液製剤、ソリブジンなど)につ
いて、その原因と社会的背景を説明し、これらを回避するための手段を討議する。(知識・
(2)リード化合物の創製と最適化
一般目標:
ドラッグデザインの科学的な考え方を理解するために、標的生体分子との相互作用および
基盤となるサイエンスと技術に関する基本的知識と技能を修得する。
SBOs-1057 C17-(2)-1-1
SBOs-1058 C17-(2)-2-1
SBOs-1059 C17-(2)-2-2
SBOs-1060 C17-(2)-2-3
SBOs-1061 C17-(2)-2-4
SBOs-1062 C17-(2)-3-1
SBOs-1063 C17-(2)-3-2
SBOs-1064 C17-(2)-4-1
SBOs-1065 C17-(2)-4-2
SBOs-1066 C17-(2)-4-3
【医薬品創製の歴史】
到達目標:
1)古典的な医薬品開発から理論的な創薬への歴史について説明できる。
【標的生体分子との相互作用】
到達目標:
△1)医薬品開発の標的となる代表的な生体分子を列挙できる。
△2)医薬品と標的生体分子の相互作用を、具体例を挙げて立体化学的観点から説明でき
る。
△3)立体異性体と生物活性の関係について具体例を挙げて説明できる。
△4)医薬品の構造とアゴニスト活性、アンタゴニスト活性との関係について具体例を挙げ
て説明できる。
【スクリーニング】
到達目標:
△1)スクリーニングの対象となる化合物の起源について説明できる。
△2)代表的なスクリーニング法を列挙し、概説できる。
【リード化合物の最適化】
到達目標:
△1)定量的構造活性相関のパラメーターを列挙し、その薬理活性に及ぼす効果について概
説できる。(5)
△2)生物学的等価性(バイオアイソスター)の意義について概説できる。(1)(5)
△3)薬物動態を考慮したドラッグデザインについて概説できる。(1)(5)
(3)バイオ医薬品とゲノム情報
一般目標:
医薬品としてのタンパク質、遺伝子、細胞を適正に利用するために、それらを用いる治療
に関する基本的知識を修得し、倫理的態度を身につける。併せて、ゲノム情報の利用に関す
る基本的知識を修得する。
SBOs-1067 C17-(3)-1-1
SBOs-1068 C17-(3)-1-2
SBOs-1069 C17-(3)-1-3
SBOs-1070 C17-(3)-2-1
SBOs-1071 C17-(3)-3-1
SBOs-1072 C17-(3)-4-1
SBOs-1073 C17-(3)-4-2
【組換え体医薬品】
到達目標:
1)組換え体医薬品の特色と有用性を説明できる。
2)代表的な組換え体医薬品を列挙できる。
3)組換え体医薬品の安全性について概説できる。
【遺伝子治療】
到達目標:
△1)遺伝子治療の原理、方法と手順、現状、および倫理的問題点を概説できる。(知識・
態度)
【細胞を利用した治療】
到達目標:
△1)再生医療の原理、方法と手順、現状、および倫理的問題点を概説できる。(知識・態
度)
【ゲノム情報の創薬への利用】
到達目標:
△1)ヒトゲノムの構造と多様性を説明できる。
△2)バイオインフォマティクスについて概説できる。
― 403 ―
SBOs-1074 C17-(3)-4-3
SBOs-1075 C17-(3)-4-4
SBOs-1076 C17-(3)-5-1
SBOs-1077 C17-(3)-5-2
△3)遺伝子多型(欠損、増幅)の解析に用いられる方法(ゲノミックサザンブロット法な
ど)について概説できる。
△4)ゲノム情報の創薬への利用について、創薬ターゲットの探索の代表例(イマチニブな
ど)を挙げ、ゲノム創薬の流れについて説明できる。
【疾患関連遺伝子】
到達目標:
△1)代表的な疾患(癌、糖尿病など)関連遺伝子について説明できる。
△2)疾患関連遺伝子情報の薬物療法への応用例を挙げ、概説できる。
(4)治験
一般目標:
医薬品開発において治験がどのように行われるかを理解するために、治験に関する基本的
知識とそれを実施する上で求められる適切な態度を修得する。
SBOs-1078
SBOs-1079
SBOs-1080
SBOs-1081
SBOs-1082
C17-(4)-1-1
C17-(4)-1-2
C17-(4)-1-3
C17-(4)-1-4
C17-(4)-1-5
SBOs-1083 C17-(4)-1-6
SBOs-1084
SBOs-1085
SBOs-1086
SBOs-1087
C17-(4)-2-1
C17-(4)-2-2
C17-(4)-2-3
C17-(4)-2-4
【治験の意義と業務】
到達目標:
1)治験に関してヘルシンキ宣言が意図するところを説明できる。
2)医薬品創製における治験の役割を説明できる。
3)治験(第Ⅰ、Ⅱ、およびⅢ相)の内容を説明できる。
△4)公正な治験の推進を確保するための制度を説明できる。
△5)治験における被験者の人権の保護と安全性の確保、および福祉の重要性について討議
する。(態度)
△6)治験業務に携わる各組織の役割と責任を概説できる。
【治験における薬剤師の役割】
到達目標:
△1)治験における薬剤師の役割(治験薬管理者など)を説明できる。
△2)治験コーディネーターの業務と責任を説明できる。
△3)治験に際し、被験者に説明すべき項目を列挙できる。
△4)インフォームド・コンセントと治験情報に関する守秘義務の重要性について討議す
る。(態度)
(5)バイオスタティスティクス
一般目標:
医薬品開発、薬剤疫学、薬剤経済学などの領域において、プロトコル立案、データ解
析、および評価に必要な統計学の基本的知識と技能を修得する。
SBOs-1088 C17-(5)-1-1
SBOs-1089 C17-(5)-1-2
SBOs-1090 C17-(5)-1-3
SBOs-1091 C17-(5)-1-4
SBOs-1092 C17-(5)-1-5
SBOs-1093 C17-(5)-1-6
SBOs-1094 C17-(5)-1-7
SBOs-1095 C17-(5)-2-1
SBOs-1096 C17-(5)-2-2
SBOs-1097 C17-(5)-2-3
SBOs-1098 C17-(5)-2-4
SBOs-1099 C17-(5)-2-5
【生物統計の基礎】
到達目標:
△1)帰無仮説の概念を説明できる。
△2)パラメトリック検定とノンパラメトリック検定の使い分けを説明できる。
△3)主な二群間の平均値の差の検定法(t-検定、Mann-Whitney U検定)について、適用で
きるデータの特性を説明し、実施できる。(知識・技能)
△4)χ2検定の適用できるデータの特性を説明し、実施できる。(知識・技能)
△5)最小二乗法による直線回帰を説明でき、回帰係数の有意性を検定できる。(知識・技
能)
△6)主な多重比較検定法(分散分析、Dunnett検定、Tukey検定など)の概要を説明でき
る。
△7)主な多変量解析の概要を説明できる。
【臨床への応用】
到達目標:
△1)臨床試験の代表的な研究デザイン(症例対照研究、コホート研究、ランダム化比較試
験)の特色を説明できる。
△2)バイアスの種類をあげ、特徴を説明できる。
△3)バイアスを回避するための計画上の技法(盲検化、ランダム化)について説明でき
る。
△4)リスク因子の評価として、オッズ比、相対危険度および信頼区間について説明し、計
算できる。(知識・技能)
△5)基本的な生存時間解析法(Kaplan-Meier曲線など)の特徴を説明できる。
C18 薬学と社会
― 404 ―
一般目標:
社会において薬剤師が果たすべき責任、義務等を正しく理解できるようになるために、薬
学を取り巻く法律、制度、経済および薬局業務に関する基本的知識を修得し、それらを活用
するための基本的技能と態度を身につける。
SBOs-1100 C18-(1)-1-1
SBOs-1101 C18-(1)-1-2
(1)薬剤師を取り巻く法律と制度
一般目標:
患者の権利を考慮し、責任をもって医療に参画できるようになるために、薬事法、薬剤師
法などの医療および薬事関係法規、制度の精神とその施行に関する基本的知識を修得し、そ
れらを遵守する態度を身につける。
【医療の担い手としての使命】
到達目標:
△1)薬剤師の医療の担い手としての倫理的責任を自覚する。(態度)
△2)医療過誤、リスクマネージメントにおける薬剤師の責任と義務を果たす。(態度)
SBOs-1108 C18-(1)-2-7
【法律と制度】
到達目標:
1)薬剤師に関連する法令の構成を説明できる。
2)薬事法の重要な項目を列挙し、その内容を説明できる。
3)薬剤師法の重要な項目を列挙し、その内容を説明できる。
4)薬剤師に関わる医療法の内容を説明できる。
△5)医師法、歯科医師法、保健師助産師看護師法などの関連法規と薬剤師の関わりを説明
できる。
6)医薬品による副作用が生じた場合の被害救済について、その制度と内容を概説でき
る。
7)製造物責任法を概説できる。
SBOs-1109
SBOs-1110
SBOs-1111
SBOs-1112
【管理薬】
到達目標:
1)麻薬及び向精神薬取締法を概説し、規制される代表的な医薬品を列挙できる。
2)覚せい剤取締法を概説し、規制される代表的な医薬品を列挙できる。
3)大麻取締法およびあへん法を概説できる。
4)毒物及び劇物取締法を概説できる。
SBOs-1102
SBOs-1103
SBOs-1104
SBOs-1105
SBOs-1106
C18-(1)-2-1
C18-(1)-2-2
C18-(1)-2-3
C18-(1)-2-4
C18-(1)-2-5
SBOs-1107 C18-(1)-2-6
C18-(1)-3-1
C18-(1)-3-2
C18-(1)-3-3
C18-(1)-3-4
SBOs-1113 C18-(1)-4-1
SBOs-1114 C18-(1)-4-2
【放射性医薬品】
到達目標:
△1)放射性医薬品の管理、取扱いに関する基準(放射性医薬品基準など)および制度につ
いて概説できる。
△2)代表的な放射性医薬品を列挙し、その品質管理に関する試験法を概説できる。
(2)社会保障制度と薬剤経済
一般目標:
公平で質の高い医療を受ける患者の権利を保障するしくみを理解するために、社会保障制
度と薬剤経済の基本的知識と技能を修得する。
SBOs-1115
SBOs-1116
SBOs-1117
SBOs-1118
SBOs-1119
SBOs-1120
SBOs-1121
SBOs-1122
SBOs-1123
SBOs-1124
SBOs-1125
SBOs-1126
SBOs-1127
C18-(2)-1-1
C18-(2)-1-2
C18-(2)-1-3
C18-(2)-1-4
【社会保障制度】
到達目標:
1)日本における社会保障制度のしくみを説明できる。
2)社会保障制度の中での医療保険制度の役割を概説できる。
3)介護保険制度のしくみを説明できる。
4)高齢者医療保健制度のしくみを説明できる。
C18-(2)-2-1
C18-(2)-2-2
C18-(2)-2-3
C18-(2)-2-4
【医療保険】
到達目標:
1)医療保険の成り立ちと現状を説明できる。
2)医療保険のしくみを説明できる。
3)医療保険の種類を列挙できる。
△4)国民の福祉健康における医療保険の貢献と問題点について概説できる。
C18-(2)-3-1
C18-(2)-3-2
C18-(2)-3-3
C18-(2)-3-4
C18-(2)-3-5
【薬剤経済】
到達目標:
△1)国民医療費の動向を概説できる。
2)保険医療と薬価制度の関係を概説できる。
△3)診療報酬と薬価基準について説明できる。
△4)医療費の内訳を概説できる。
△5)薬物治療の経済評価手法を概説できる。
― 405 ―
SBOs-1128 C18-(2)-3-6
△6)代表的な症例をもとに、薬物治療を経済的な観点から解析できる。(知識・技能)
(3)コミュニティーファーマシー
一般目標:
コミュニティーファーマシー(地域薬局)のあり方と業務を理解するために、薬局の役割
や業務内容、医薬分業の意義、セルフメディケーションなどに関する基本的知識と、それら
を活用するための基本的態度を修得する。
SBOs-1129 C18-(3)-1-1
SBOs-1130 C18-(3)-1-2
SBOs-1131 C18-(3)-1-3
【地域薬局の役割】
到達目標:
1)地域薬局の役割を列挙できる。
2)在宅医療および居宅介護における薬局と薬剤師の役割を説明できる。
3)学校薬剤師の役割を説明できる。
SBOs-1132 C18-(3)-2-1
SBOs-1133 C18-(3)-2-2
SBOs-1134 C18-(3)-2-3
【医薬分業】
到達目標:
1)医薬分業のしくみと意義を説明できる。
△2)医薬分業の現状を概説し、将来像を展望する。(知識・態度)
△3)かかりつけ薬局の意義を説明できる。
SBOs-1135
SBOs-1136
SBOs-1137
SBOs-1138
【薬局の業務運営】
到達目標:
1)保険薬剤師療養担当規則および保険医療養担当規則を概説できる。
△2)薬局の形態および業務運営ガイドラインを概説できる。
△3)医薬品の流通のしくみを概説できる。
△4)調剤報酬および調剤報酬明細書(レセプト)について説明できる。
C18-(3)-3-1
C18-(3)-3-2
C18-(3)-3-3
C18-(3)-3-4
SBOs-1139 C18-(3)-4-1
SBOs-1140 C18-(3)-4-2
SBOs-1141 C18-(3)-4-3
【OTC薬・セルフメディケーション】
到達目標:
△1)地域住民のセルフメディケーションのために薬剤師が果たす役割を討議する。(態
度)
2)主な一般用医薬品(OTC薬)を列挙し、使用目的を説明できる。
3)漢方薬、生活改善薬、サプリメント、保健機能食品について概説できる。
教育目標(一般目標・到達目標)
(Ⅰ)実務実習事前学習
一般目標:
卒業後、医療、健康保険事業に参画できるようになるために、病院実務実習・薬局実務実
習に先立って、大学内で調剤および製剤、服薬指導などの薬剤師職務に必要な基本的知識、
技能、態度を修得する。
(1)事前学習を始めるにあたって
一般目標:
事前学習に積極的に取り組むために、病院と薬局での薬剤師業務の概要と社会的使命を理
解する。
SBOs番号
SBOs-1142
SBOs-1143
SBOs-1144
コアカリ番号
D1-(1)-1-1
D1-(1)-1-2
D1-(1)-1-3
《薬剤師業務に注目する》
到達目標:
1.
医療における薬剤師の使命や倫理などについて概説できる。
2.
医療の現状をふまえて、薬剤師の位置づけと役割、保険調剤について概説できる。
3.
薬剤師が行う業務が患者本位のファーマシューティカルケアの概念にそったもので
あることについて討議する。(態度)
SBOs-1145 D1-(1)-2-4
SBOs-1146 D1-(1)-2-5
SBOs-1147 D1-(1)-2-6
《チーム医療に注目する》
到達目標:
4.
医療チームの構成や各構成員の役割、連携と責任体制を説明できる。
5.
チーム医療における薬剤師の役割を説明できる。
△6.
自分の能力や責任範囲の限界と他の医療従事者との連携について討議する。(態
SBOs-1148 D1-(1)-3-7
《医薬分業に注目する》
到達目標:
7.
医薬分業の仕組みと意義を概説できる。
(2)処方せんと調剤
― 406 ―
一般目標:
医療チームの一員として調剤を正確に実施できるようになるために、処方せん授受から服
薬指導までの流れに関連する基本的知識、技能、態度を修得する。
SBOs-1149
SBOs-1150
SBOs-1151
SBOs-1152
SBOs-1153
SBOs-1154
D1-(2)-1-1
D1-(2)-1-2
D1-(2)-1-3
D1-(2)-1-4
D1-(2)-1-5
D1-(2)-1-6
《処方せんの基礎》
到達目標:
1.
処方せんの法的位置づけと機能について説明できる。
2.
処方オーダリングシステムを概説できる。
3.
処方せんの種類、特徴、必要記載事項について説明できる。
4.
調剤を法的根拠に基づいて説明できる。
5.
代表的な処方せん例の鑑査における注意点を説明できる。(知識・技能)
6.
不適切な処方せんの処置について説明できる。
SBOs-1158 D1-(2)-2-10
SBOs-1159 D1-(2)-2-11
《医薬品の用法・用量》
到達目標:
7.
代表的な医薬品の用法・用量および投与計画について説明できる。
8.
患者に適した剤形を選択できる。(知識・技能)
9.
患者の特性(新生児、小児、高齢者、妊婦など)に適した用法・用量について説明
できる。
△10.
患者の特性に適した用量を計算できる。(技能)
11.
病態(腎、肝疾患など)に適した用量設定について説明できる。
SBOs-1160 D1-(2)-2-12
《服薬指導の基礎》
到達目標:
12.
服薬指導の意義を法的、倫理的、科学的根拠に基づいて説明できる。
SBOs-1161
SBOs-1162
SBOs-1163
SBOs-1164
SBOs-1165
《調剤室業務入門》
到達目標:
△13.
代表的な処方せん例の鑑査をシミュレートできる。(技能)
△14.
処方せん例に従って、計数調剤をシミュレートできる。(技能)
△15.
処方せん例に従って、計量調剤をシミュレートできる。(技能)
△16.
調剤された医薬品の鑑査をシミュレートできる。(技能)
△17.
処方せんの鑑査の意義とその必要性について討議する。(態度)
SBOs-1155 D1-(2)-2-7
SBOs-1156 D1-(2)-2-8
SBOs-1157 D1-(2)-2-9
D1-(2)-2-13
D1-(2)-2-14
D1-(2)-2-15
D1-(2)-2-16
D1-(2)-2-17
(3)疑義照会
一般目標:
処方せん上の問題点が指摘できるようになるために、用法・用量、禁忌、相互作用などを
含む調剤上注意すべき事項に関する基本的知識、技能、態度を修得する。
SBOs-1166 D1-(3)-1-1
SBOs-1167 D1-(3)-1-3
SBOs-1168 D1-(3)-1-4
SBOs-1169 D1-(3)-2-5
SBOs-1170
SBOs-1171
SBOs-1172
SBOs-1173
SBOs-1174
D1-(3)-2-6
D1-(3)-2-7
D1-(3)-2-8
D1-(3)-2-9
D1-(3)-2-10
《疑義照会の意義と根拠》
到達目標:
1.
疑義照会の意義について、法的根拠を含めて説明できる。
△3.
特定の配合によって生じる医薬品の性状、外観の変化を観察する。(技能)
4.
不適切な処方せん例について、その理由を説明できる。
《疑義照会入門》
到達目標:
△5.
処方せんの問題点を解決するための薬剤師と医師の連携の重要性を討議する。(態
度)
6.
代表的な医薬品について効能・効果、用法・用量を列挙できる。
7.
代表的な医薬品について警告、禁忌、副作用を列挙できる。
8.
代表的な医薬品について相互作用を列挙できる。
9.
疑義照会の流れを説明できる。
△10.
疑義照会をシミュレートする。(技能・態度)
(4)医薬品の管理と供給
一般目標:
病院・薬局における医薬品の管理と供給を正しく行うために、内服薬、注射剤などの取扱
い、および院内製剤・薬局製剤に関する基本的知識と技能を修得する。
SBOs-1175 D1-(4)-1-1
SBOs-1176 D1-(4)-1-2
《医薬品の安定性に注目する》
到達目標:
1.
医薬品管理の意義と必要性について説明できる。
2.
代表的な剤形の安定性、保存性について説明できる。
《特別な配慮を要する医薬品》
― 407 ―
SBOs-1177
SBOs-1178
SBOs-1179
SBOs-1180
SBOs-1181
SBOs-1182
SBOs-1183
SBOs-1184
SBOs-1185
SBOs-1186
SBOs-1187
SBOs-1188
SBOs-1189
SBOs-1190
SBOs-1191
SBOs-1192
SBOs-1193
SBOs-1194
D1-(4)-2-3
D1-(4)-2-4
D1-(4)-2-5
D1-(4)-2-6
D1-(4)-2-7
D1-(4)-2-8
D1-(4)-2-9
D1-(4)-2-10
D1-(4)-2-11
D1-(4)-3-12
D1-(4)-3-13
D1-(4)-3-14
D1-(4)-3-15
D1-(4)-3-16
D1-(4)-4-17
D1-(4)-4-18
D1-(4)-4-19
D1-(4)-4-20
SBOs-1195 D1-(4)-5-21
SBOs-1196 D1-(4)-5-22
到達目標:
3.
毒薬・劇薬の管理および取扱いについて説明できる。
4.
麻薬、向精神薬などの管理と取扱い(投薬、廃棄など)について説明できる。
5.
血漿分画製剤の管理および取扱いについて説明できる。
6.
輸血用血液製剤の管理および取扱いについて説明できる。
7.
代表的な生物製剤の種類と適応を説明できる。
8.
生物製剤の管理と取扱い(投薬、廃棄など)について説明できる。
△9.
麻薬の取扱いをシミュレートできる。(技能)
△10.
代表的な放射性医薬品の種類と用途を説明できる。
△11.
放射性医薬品の管理と取扱い(投薬、廃棄など)について説明できる。
《製剤化の基礎》
到達目標:
△12.
院内製剤の意義、調製上の手続き、品質管理などについて説明できる。
△13.
薬局製剤の意義、調製上の手続き、品質管理などについて説明できる。
△14.
代表的な院内製剤を調製できる。(技能)
△15.
無菌操作の原理を説明し、基本的な無菌操作を実施できる。(知識・技能)
△16.
抗悪性腫瘍剤などの取扱いにおけるケミカルハザード回避の基本的手技を実施でき
る。(技能)
《注射剤と輸液》
到達目標:
17.
注射剤の代表的な配合変化を列挙し、その原因を説明できる。
△18.
代表的な配合変化を検出できる。(技能)
19.
代表的な輸液と経管栄養剤の種類と適応を説明できる。
△20.
体内電解質の過不足を判断して補正できる。(技能)
《消毒薬》
到達目標:
21.
代表的な消毒薬の用途、使用濃度を説明できる。
22.
消毒薬調製時の注意点を説明できる。
(5)リスクマネージメント
一般目標:
薬剤師業務が人命にかかわる仕事であることを認識し、患者が被る危険を回避できるよう
になるために、医薬品の副作用、調剤上の危険因子とその対策、院内感染などに関する基本
的知識、技能、態度を修得する。
SBOs-1197 D1-(5)-1-1
SBOs-1198 D1-(5)-1-2
SBOs-1199 D1-(5)-1-3
《安全管理に注目する》
到達目標
1.
薬剤師業務の中で起こりやすい事故事例を列挙し、その原因を説明できる。
2.
誤りを生じやすい投薬例を列挙できる。
3.
院内感染の回避方法について説明できる。
SBOs-1200 D1-(5)-2-4
《副作用に注目する》
到達目標:
4.
代表的な医薬品の副作用の初期症状と検査所見を具体的に説明できる。
SBOs-1201 D1-(5)-3-4
SBOs-1202 D1-(5)-3-5
SBOs-1203 D1-(5)-3-6
《リスクマネージメント入門》
到達目標:
5.
誤りを生じやすい調剤例を列挙できる。
△6.
リスクを回避するための具体策を提案する。(態度)
△7.
事故が起こった場合の対処方法について提案する。(態度)
(6)服薬指導と患者情報
一般目標:
患者の安全確保とQOL向上に貢献できるようになるために、服薬指導などに関する基本的
知識、技能、態度を修得する。
SBOs-1204 D1-(6)-1-1
SBOs-1205
SBOs-1206
SBOs-1207
SBOs-1208
D1-(6)-1-2
D1-(6)-1-3
D1-(6)-1-4
D1-(6)-1-5
《服薬指導に必要な技能と態度》
到達目標:
1.
患者の基本的権利、自己決定権、インフォームド・コンセント、守秘義務などにつ
いて具体的に説明できる。
2.
代表的な医薬品の服薬指導上の注意点を列挙できる。
3.
代表的な疾患において注意すべき生活指導項目を列挙できる。
△4.
インフォームド・コンセント、守秘義務などに配慮する。(態度)
△5.
適切な言葉を選び、適切な手順を経て服薬指導する。(技能・態度)
― 408 ―
SBOs-1209 D1-(6)-1-6
SBOs-1210 D1-(6)-1-7
△6.
度)
7.
医薬品に不安、抵抗感を持つ理由を理解し、それを除く努力をする。(知識・態
患者接遇に際し、配慮しなければならない注意点を列挙できる。
SBOs-1213 D1-(6)-2-10
《患者情報の重要性に注目する》
到達目標:
8.
服薬指導に必要な患者情報を列挙できる。
△9.
患者背景、情報(コンプライアンス、経過、診療録、薬歴など)を把握できる。
(技能)
10.
医師、看護師などとの情報の共有化の重要性を説明できる。
SBOs-1214
SBOs-1215
SBOs-1216
SBOs-1217
《服薬指導入門》
到達目標:
△11.
代表的な医薬品について、適切な服薬指導ができる。(知識・技能)
△12.
共感的態度で患者インタビューを行う。(技能・態度)
△13.
患者背景に配慮した服薬指導ができる。(技能)
△14.
代表的な症例についての服薬指導の内容を適切に記録できる。(技能)
SBOs-1211 D1-(6)-2-8
SBOs-1212 D1-(6)-2-9
D1-(6)-3-11
D1-(6)-3-12
D1-(6)-3-13
D1-(6)-3-14
(7)事前学習のまとめ
一般目標:
病院実務実習、薬局実務実習に先立って大学内で行った事前学習の効果を高めるために、
調剤および服薬指導などの薬剤師職務を総合的に実習する。
(Ⅱ)病院実習
一般目標:
病院薬剤師の業務と責任を理解し、チーム医療に参画できるようになるために、調剤およ
び製剤、服薬指導などの薬剤師業務に関する基本的知識、技能、態度を修得する。
(1)病院調剤を実践する
一般目標:
病院において調剤を通して患者に最善の医療を提供するために、調剤、医薬品の適正な使
用ならびにリスクマネージメントに関連する基本的知識、技能、態度を修得する。
SBOs-1218 D2-(1)-1-1
SBOs-1219 D2-(1)-1-2
SBOs-1220 D2-(1)-1-3
SBOs-1221 D2-(1)-1-4
SBOs-1222 D2-(1)-1-5
SBOs-1223 D2-(1)-1-6
SBOs-1224 D2-(1)-2-7
SBOs-1225 D2-(1)-2-8
SBOs-1226
SBOs-1227
SBOs-1228
SBOs-1229
SBOs-1230
SBOs-1231
SBOs-1232
SBOs-1233
SBOs-1234
SBOs-1235
SBOs-1236
SBOs-1237
SBOs-1238
SBOs-1239
SBOs-1240
SBOs-1241
D2-(1)-2-9
D2-(1)-2-10
D2-(1)-2-11
D2-(1)-2-12
D2-(1)-2-13
D2-(1)-2-14
D2-(1)-2-15
D2-(1)-2-16
D2-(1)-2-17
D2-(1)-2-18
D2-(1)-2-19
D2-(1)-2-20
D2-(1)-2-21
D2-(1)-2-22
D2-(1)-2-23
D2-(1)-2-24
《病院調剤業務の全体の流れ》
到達目標:
1.
患者の診療過程に同行し、その体験を通して診療システムを概説できる。
2.
病院内での患者情報の流れを図式化できる。
3.
病院に所属する医療スタッフの職種名を列挙し、その業務内容を相互に関連づけて説
明できる。
4.
薬剤部門を構成する各セクションの業務を体験し、その内容を相互に関連づけて説明
できる。
5.
処方せん(外来、入院患者を含む)の受付から患者への医薬品交付、服薬指導に至る
までの流れを概説できる。
6.
病院薬剤師と薬局薬剤師の連携の重要性を説明できる。
《計数・計量調剤》
到達目標:
7.
処方せん(麻薬、注射剤を含む)の形式、種類および記載事項について説明できる。
8⊿. 処方せんの記載事項(医薬品名、分量、用法・用量など)が整っているか確認でき
る。
9⊿. 代表的な処方せんについて、処方内容が適正であるか判断できる。
10⊿. 薬歴に基づき、処方内容が適正であるか判断できる。
11⊿. 適切な疑義照会の実務を体験する。
12⊿. 薬袋,薬札に記載すべき事項を列挙し、記入できる。
13⊿. 処方せんの記載に従って正しく医薬品の取りそろえができる。(技能)
14⊿. 錠剤、カプセル剤の計数調剤ができる。(技能)
15⊿. 代表的な医薬品の剤形を列挙できる。
16⊿. 代表的な医薬品を色・形、識別コードから識別できる。(技能)
17⊿. 医薬品の識別に色、形などの外観が重要であることを、具体例を挙げて説明できる。
18⊿. 代表的な医薬品の商品名と一般名を対比できる。
19⊿. 異なる商品名で、同一有効成分を含む代表的な医薬品を列挙できる。
20⊿. 毒薬・劇薬、麻薬、向精神薬などの調剤ができる。(技能)
21⊿. 一回量(一包化)調剤の必要性を判断し、実施できる。(知識・技能)
22⊿. 散剤、液剤などの計量調剤ができる。(技能)
23⊿. 調剤機器(秤量器、分包機など)の基本的な取扱いができる。(技能)
24⊿. 細胞毒性のある医薬品の調剤について説明できる。
― 409 ―
SBOs-1242 D2-(1)-2-25
SBOs-1243 D2-(1)-2-26
SBOs-1244 D2-(1)-2-27
SBOs-1245
SBOs-1246
SBOs-1247
SBOs-1248
D2-(1)-3-28
D2-(1)-3-29
D2-(1)-3-30
D2-(1)-3-31
SBOs-1249 D2-(1)-3-32
SBOs-1250 D2-(1)-4-33
SBOs-1251 D2-(1)-4-34
SBOs-1252
SBOs-1253
SBOs-1254
SBOs-1255
SBOs-1256
SBOs-1257
SBOs-1258
SBOs-1259
SBOs-1260
SBOs-1261
SBOs-1262
SBOs-1263
SBOs-1264
D2-(1)-4-35
D2-(1)-4-36
D2-(1)-4-37
D2-(1)-4-38
D2-(1)-4-39
D2-(1)-4-40
D2-(1)-4-41
D2-(1)-4-42
D2-(1)-5-43
D2-(1)-5-44
D2-(1)-5-45
D2-(1)-5-46
D2-(1)-5-47
SBOs-1265 D2-(1)-5-48
SBOs-1266 D2-(1)-5-49
25⊿. 特別な注意を要する医薬品(抗悪性腫瘍薬など)の取扱いを体験する。(技能)
26⊿. 錠剤の粉砕、およびカプセル剤の開封の可否を判断し、実施できる。(知識・技能)
27⊿. 調剤された医薬品に対して、鑑査の実務を体験する。(技能)
《服薬指導》
到達目標:
28⊿. 患者向けの説明文書の必要性を理解して、作成、交付できる。(知識・技能)
29⊿. 患者に使用上の説明が必要な眼軟膏、坐剤、吸入剤などの取扱い方を説明できる。
30⊿. 自己注射が承認されている代表的な医薬品を調剤し、その取扱い方を説明できる。
31⊿. お薬受け渡し窓口において、薬剤の服用方法、保管方法および使用上の注意について
適切に説明できる。
32⊿. 期待する効果が充分に現れていないか、あるいは副作用が疑われる場合のお薬受け渡
し窓口における対処法について提案する。(知識・態度)
《注射剤調剤》
到達目標:
33.
注射剤調剤の流れを概説できる。
34.
注射処方せんの記載事項(医薬品名、分量、用法・用量など)が整っているか確認で
きる。(技能)
35.
代表的な注射剤処方せんについて、処方内容が適正であるか判断できる。(技能)
36.
処方せんの記載に従って正しく注射剤の取りそろえができる。(知識・技能)
37.
注射剤(高カロリー栄養輸液など)の混合操作を実施できる。(技能)
38.
注射剤の配合変化に関して実施されている回避方法を列挙できる。
39.
毒薬・劇薬、麻薬、向精神薬などの注射剤の調剤と適切な取扱いができる。(技能)
40.
細胞毒性のある注射剤の調剤について説明できる。
41.
特別な注意を要する注射剤(抗悪性腫瘍薬など)の取扱いを体験する。(技能)
42.
調剤された注射剤に対して、正しい鑑査の実務を体験する。(技能)
《安全対策》
到達目標:
43⊿. リスクマネージメントにおいて薬剤師が果たしている役割を説明できる。
44⊿. 調剤過誤を防止するために、実際に工夫されている事項を列挙できる。
45⊿. 商品名の綴り、発音あるいは外観が類似した代表的な医薬品を列挙できる。
46⊿. 医薬品に関わる過失あるいは過誤について、適切な対処法を討議する。(態度)
47⊿. インシデント、アクシデント報告の実例や、現場での体験をもとに、リスクマネージ
メントについて討議する。(態度)
48⊿. 職務上の過失、過誤を未然に防ぐための方策を提案できる。(態度)
49⊿. 実習中に生じた諸問題(調剤ミス、過誤、事故、クレームなど)を、当該機関で用い
られるフォーマットに正しく記入できる。(技能)
(2)医薬品を動かす・確保する
一般目標:
医薬品を正確かつ円滑に供給し、その品質を確保するために、医薬品の管理、供給、保存
に必要な基本的知識、技能、態度を修得する。
SBOs-1267 D2-(2)-1-1
SBOs-1268 D2-(2)-1-2
SBOs-1269 D2-(2)-1-3
SBOs-1270
SBOs-1271
SBOs-1272
SBOs-1273
SBOs-1274
SBOs-1275
SBOs-1276
SBOs-1277
SBOs-1278
D2-(2)-1-4
D2-(2)-1-5
D2-(2)-1-6
D2-(2)-1-7
D2-(2)-1-8
D2-(2)-1-9
D2-(2)-1-10
D2-(2)-1-11
D2-(2)-1-12
《医薬品の管理・供給・保存》
到達目標:
1.
医薬品管理の流れを概説できる。
2⊿. 医薬品の適正在庫の意義を説明できる。
3.
納品から使用までの医薬品の動きに係わる人達の仕事を見学し、薬剤師業務と関連づ
けて説明できる。
4.
医薬品の品質に影響を与える因子と保存条件を説明できる。
5⊿. 納入医薬品の検収を体験し、そのチェック項目を列挙できる。
6⊿. 同一商品名の医薬品に異なった規格があるものについて具体例を列挙できる。
7.
院内における医薬品の供給方法について説明できる。
8.
請求のあった医薬品を取り揃えることができる。(技能)
《特別な配慮を要する医薬品》
到達目標:
9⊿. 麻薬・向精神薬および覚せい剤原料の取扱いを体験する。(技能)
10⊿. 毒薬、劇薬を適切に取り扱うことができる。(技能)
11.
血漿分画製剤の取扱いを体験する。(技能)
12⊿. 法的な管理が義務付けられている医薬品(麻薬、向精神薬、劇薬、毒薬、特定生物由
来製剤など)を挙げ、その保管方法を見学し、その意義について考察する。(態度)
《医薬品の採用・使用中止》
到達目標:
― 410 ―
SBOs-1279 D2-(2)-1-13
SBOs-1280 D2-(2)-1-14
13.
14.
医薬品の採用と使用中止の手続きを説明できる。
代表的な同種・同効薬を列挙できる。
(3)情報を正しく使う
一般目標:
医薬品の適正使用に必要な情報を提供できるようになるために、薬剤部門における医薬品
情報管理(DI)業務に必要な基本的知識、技能、態度を修得する。
SBOs-1281 D2-(3)-1-1
SBOs-1282 D2-(3)-1-2
SBOs-1283 D2-(3)-1-3
SBOs-1284 D2-(3)-1-4
《病院での医薬品情報》
到達目標:
1.
医薬品情報源のなかで、当該病院で使用しているものの種類と特徴を説明できる。
2.
院内への医薬品情報提供の手段、方法を概説できる。
3⊿. 緊急安全性情報、不良品回収、製造中止などの緊急情報の取扱い方法について説明で
きる。
4.
患者、医療スタッフへの情報提供における留意点を列挙できる。
SBOs-1286 D2-(3)-2-6
SBOs-1287 D2-(3)-2-7
《情報の入手・評価・加工》
到達目標:
5⊿. 医薬品の基本的な情報を、文献、MR(医薬情報担当者)などの様々な情報源から収集
できる。(技能)
6.
DIニュースなどを作成するために、医薬品情報の評価、加工を体験する。(技能)
7⊿. 医薬品・医療用具等安全性情報報告用紙に、必要事項を記載できる。(知識・技能)
SBOs-1288
SBOs-1289
SBOs-1290
SBOs-1291
《情報提供》
到達目標:
8.
医療スタッフからの質問に対する適切な報告書の作成を体験する。(知識・技能)
9.
医療スタッフのニーズに合った情報提供を体験する。(技能・態度)
10.
患者のニーズに合った情報の収集、加工および提供を体験する。(技能・態度)
11.
情報提供内容が適切か否かを追跡できる。(技能)
SBOs-1285 D2-(3)-2-5
D2-(3)-3-8
D2-(3)-3-9
D2-(3)-3-10
D2-(3)-3-11
(4)ベッドサイドで学ぶ
一般目標:
入院患者に有効性と安全性の高い薬物治療を提供するために、薬剤師病棟業務の基本的知
識、技能、態度を修得する。
SBOs-1292 D2-(4)-1-1
SBOs-1293 D2-(4)-1-2
SBOs-1294 D2-(4)-1-3
SBOs-1295 D2-(4)-2-4
SBOs-1296 D2-(4)-2-5
SBOs-1297 D2-(4)-3-6
SBOs-1298 D2-(4)-3-7
SBOs-1299
SBOs-1300
SBOs-1301
SBOs-1302
SBOs-1303
D2-(4)-3-8
D2-(4)-3-9
D2-(4)-3-10
D2-(4)-3-11
D2-(4)-3-12
SBOs-1304
SBOs-1305
SBOs-1306
SBOs-1307
D2-(4)-3-13
D2-(4)-3-14
D2-(4)-3-15
D2-(4)-3-16
SBOs-1308 D2-(4)-3-17
《病棟業務の概説》
到達目標:
1.
病棟業務における薬剤師の業務(薬剤管理、与薬、リスクマネージメント、供給管理
など)を概説できる。
2.
薬剤師の業務内容について、正確に記録をとり、報告することの目的を説明できる。
3.
病棟における薬剤の管理と取扱いを体験する。(知識・技能・態度)
《医療チームへの参加》
到達目標:
4.
医療スタッフが日常使っている専門用語を適切に使用できる。(技能)
5.
病棟において医療チームの一員として他の医療スタッフとコミュニケートする。(技
能・態度)
《薬剤管理指導業務》
到達目標:
6.
診療録、看護記録、重要な検査所見など、種々の情報源から必要な情報を収集でき
る。(技能)
7.
報告に必要な要素(5W1H)に留意して、収集した情報を正確に記載できる(薬歴、服
薬指導歴など)。(技能)
8.
収集した情報ごとに誰に報告すべきか判断できる。(技能)
9.
患者の診断名、病態から薬物治療方針を把握できる。(技能)
10.
使用医薬品の使用上の注意と副作用を説明できる。
11.
臨床検査値の変化と使用医薬品の関連性を説明できる。
12.
医師の治療方針を理解したうえで、患者への適切な服薬指導を体験する。(技能・態
度)
13.
患者の薬に対する理解を確かめるための開放型質問方法を実施する。(技能・態度)
14.
薬に関する患者の質問に分かり易く答える。(技能・態度)
15.
患者との会話を通して、服薬状況を把握することができる。(知識・技能)
16.
代表的な医薬品の効き目を、患者との会話や患者の様子から確かめることができる。
(知識・技能)
17.
代表的な医薬品の副作用を、患者との会話や患者の様子から気づくことができる。
(知識・技能)
― 411 ―
SBOs-1309 D2-(4)-3-18
SBOs-1310 D2-(4)-3-19
SBOs-1311 D2-(4)-3-20
SBOs-1312 D2-(4)-3-21
SBOs-1313 D2-(4)-3-22
18.
患者がリラックスし自らすすんで話ができるようなコミュニーケションを実施でき
る。(技能・態度)
19.
患者に共感的態度で接する。(態度)
20.
患者の薬物治療上の問題点をリストアップし、SOAPを作成できる。(技能)
21.
期待する効果が現れていないか、あるいは不十分と思われる場合の対処法について提
案する。(知識・技能)
22.
副作用が疑われる場合の適切な対処法について提案する。(知識・態度)
《処方支援への関与》
到達目標:
23.
治療方針決定のプロセスおよびその実施における薬剤師の関わりを見学し、他の医療
スタッフ、医療機関との連携の重要性を感じとる。(態度)
24.
適正な薬物治療の実施について、他の医療スタッフと必要な意見を交換する。(態
(5)薬剤を造る・調べる
一般目標:
患者個々の状況に応じた適切な剤形の医薬品を提供するため、院内製剤の必要性を認識
し、院内製剤の調製ならびにそれらの試験に必要とされる基本的知識、技能、態度を修得す
る。
SBOs-1314 D2-(5)-1-1
SBOs-1315 D2-(5)-1-2
SBOs-1316 D2-(5)-2-3
SBOs-1317 D2-(5)-3-4
《院内で調製する製剤》
到達目標:
1.
院内製剤の必要性を理解し、以下に例示する製剤のいずれかを調製できる。(軟膏、
坐剤、散剤、液状製剤(消毒薬を含む)など)(技能)
2.
無菌製剤の必要性を理解し、以下に例示する製剤のいずれかを調製できる。(点眼
液、注射液など)(技能)
《薬物モニタリング》
到達目標:
3.
実際の患者例に基づきTDMのデータを解析し、薬物治療の適正化について討議する。
(技能・態度)
《中毒医療への貢献》
到達目標:
4.
薬物中毒患者の中毒原因物質の検出方法と解毒方法について討議する。(知識、態
度)
(6)医療人としての薬剤師
一般目標:
常に患者の存在を念頭におき、倫理観を持ち、かつ責任感のある薬剤師となるために、医
療の担い手としてふさわしい態度を修得する。
SBOs-1318 D2-(6)-1-1
SBOs-1319 D2-(6)-1-2
SBOs-1320 D2-(6)-1-3
SBOs-1321 D2-(6)-1-4
SBOs-1322 D2-(6)-1-5
SBOs-1323 D2-(6)-1-6
到達目標:
1.
患者および医薬品に関連する情報の授受と共有の重要性を感じとる。(態度)
2.
患者にとって薬に関する窓口である薬剤師の果たすべき役割を討議し、その重要性を
感じとる。(態度)
3.
患者の健康の回復と維持に薬剤師が積極的に貢献することの重要性を討議する。(態
度)
4.
生命に関わる職種であることを自覚し、ふさわしい態度で行動する。(態度)
5.
医療の担い手が守るべき倫理規範を遵守する。(態度)
6.
職務上知り得た情報について守秘義務を守る。
(態度)
(Ⅲ)薬局実習
一般目標:
薬局の社会的役割と責任を理解し、地域医療に参画できるようになるために、保険調剤、
医薬品などの供給・管理、情報提供、健康相談、医療機関や地域との関わりについての基本
的な知識、技能、態度を修得する。
(1)薬局アイテムと管理
一般目標:
薬局で取り扱うアイテム(品目)の医療、保健・衛生における役割を理解し、それらの管
理と保存に関する基本的知識と技能を修得する。
SBOs-1324 D3-(1)-1-1
SBOs-1325 D3-(1)-1-2
《薬局アイテムの流れ》
到達目標:
1.
薬局で取り扱うアイテムが医療の中で果たす役割について説明できる。
2.
薬局で取り扱うアイテムの保健・衛生、生活の質の向上に果たす役割を説明できる。
― 412 ―
SBOs-1326 D3-(1)-1-3
SBOs-1327 D3-(1)-2-4
SBOs-1328 D3-(1)-2-5
SBOs-1329 D3-(1)-3-6
SBOs-1330 D3-(1)-3-7
SBOs-1331 D3-(1)-3-8
SBOs-1332 D3-(1)-4-9
SBOs-1333 D3-(1)-4-10
SBOs-1334 D3-(1)-4-11
3.
薬局アイテムの流通機構に係わる人達の仕事を見学し、薬剤師業務と関連づけて説明
できる。
《薬局製剤》
到達目標:
4.
代表的な薬局製剤・漢方製剤について概説できる。
5.
代表的な薬局製剤・漢方製剤を調製できる。
《薬局アイテムの管理と保存》
到達目標:
6⊿. 医薬品の適正在庫とその意義を説明できる。
7⊿. 納入医薬品の検収を体験し、そのチェック項目(使用期限、ロットなど)を列挙でき
る。
8.
薬局におけるアイテムの管理、配列の概要を把握し、実務を体験する。(知識・技
能)
《特別な配慮を要する医薬品》
到達目標:
9⊿. 麻薬、向精神薬などの規制医薬品の取扱いについて説明できる。
10⊿. 毒物、劇物の取扱いについて説明できる。
11⊿. 法的な管理が義務付けられている医薬品(麻薬、向精神薬、劇薬、毒薬,特定生物由
来製剤など)を挙げ、その保管方法を見学し、その意義について考察する。(態度)
(2)情報のアクセスと活用
一般目標:
医薬品の適正使用に必要な情報を提供できるようになるために、薬局における医薬品情報
管理業務に関する基本的知識、技能、態度を修得する。
SBOs-1335 D3-(2)-1-1
SBOs-1336 D3-(2)-1-2
SBOs-1337 D3-(2)-2-3
SBOs-1338 D3-(2)-2-4
SBOs-1339
SBOs-1340
SBOs-1341
SBOs-1342
SBOs-1343
D3-(2)-2-5
D3-(2)-2-6
D3-(2)-2-7
D3-(2)-2-8
D3-(2)-2-9
SBOs-1344 D3-(2)-4-10
SBOs-1345 D3-(2)-4-11
SBOs-1346 D3-(2)-4-12
《薬剤師の心構え》
到達目標:
1.
医療の担い手が守るべき倫理規範を遵守する。(態度)
2.
職務上知り得た情報について守秘義務を守る。(態度)
《情報の入手と加工》
到達目標:
3⊿. 医薬品の基本的な情報源(厚生労働省、日本製薬工業協会、製薬企業、日本薬剤師
会、卸など)の種類と特徴を正しく理解し、適切に選択できる。(知識・技能)
4⊿. 基本的な医薬品情報(警告、禁忌、効能、副作用、相互作用など)を収集できる。
(技能)
5.
処方内容から得られる患者情報を的確に把握できる。(技能)
6.
薬歴簿から得られる患者情報を的確に把握できる。(技能)
7⊿. 緊急安全性情報、不良品回収、製造中止などの緊急情報の取扱い方法を説明できる。
8⊿. 問い合わせに対し、根拠に基づいた論理的な報告書を作成できる。(知識・技能)
9⊿. 医薬品・医療用具等安全性情報報告用紙に必要事項を記載できる。(知識・技能)
《情報の提供》
到達目標:
10.
入手した情報を評価し、患者に対してわかりやすい言葉、表現で適切に説明できる。
(技能・態度)
11.
入手した患者情報を、必要に応じ、適正な手続きを経て他の医療従事者に提供でき
る。(技能・態度)
12⊿. 患者および医薬品に関連する情報の授受と共有の重要性を感じとる。(態度)
(3)薬局調剤を実践する
一般目標:
薬局調剤を適切に行うために、調剤、医薬品の適正な使用、リスクマネージメントに関連
する基本的知識、技能、態度を修得する。
SBOs-1348 D3-(3)-1-2
《保険調剤業務の全体の流れ》
到達目標:
1.
保険調剤業務の全体の流れを理解し、処方せんの受付から調剤報酬の請求までの概要
を説明できる。
2.
保険薬局として認定される条件を、薬局の設備と関連づけて具体的に説明できる。
SBOs-1349 D3-(3)-1-3
《処方せんの受付》
到達目標:
3.
処方せん(麻薬を含む)の形式および記載事項について説明できる。
SBOs-1347 D3-(3)-1-1
― 413 ―
SBOs-1350 D3-(3)-1-4
SBOs-1351
SBOs-1352
SBOs-1353
SBOs-1354
SBOs-1355
SBOs-1356
D3-(3)-1-5
D3-(3)-1-6
D3-(3)-1-7
D3-(3)-1-8
D3-(3)-1-9
D3-(3)-1-10
SBOs-1357 D3-(3)-2-11
SBOs-1358 D3-(3)-2-12
SBOs-1359 D3-(3)-2-13
SBOs-1360 D3-(3)-2-14
SBOs-1361 D3-(3)-2-15
SBOs-1362
SBOs-1363
SBOs-1364
SBOs-1365
SBOs-1366
SBOs-1367
SBOs-1368
SBOs-1369
SBOs-1370
SBOs-1371
SBOs-1372
SBOs-1373
SBOs-1374
SBOs-1375
SBOs-1376
SBOs-1377
SBOs-1378
D3-(3)-3-16
D3-(3)-3-17
D3-(3)-3-18
D3-(3)-3-19
D3-(3)-3-20
D3-(3)-3-21
D3-(3)-3-22
D3-(3)-3-23
D3-(3)-3-24
D3-(3)-3-25
D3-(3)-3-26
D3-(3)-3-27
D3-(3)-3-28
D3-(3)-3-29
D3-(3)-3-30
D3-(3)-3-31
D3-(3)-3-32
SBOs-1379 D3-(3)-4-33
4.
処方せん受付時の対応および注意事項(患者名の確認、患者の様子、処方せんの使用
期限、記載不備、偽造処方せんへの注意など)について説明できる。
5.
初来局患者への対応と初回質問表の利用について説明できる。
6.
初来局および再来局患者から収集すべき情報の内容について説明できる。
7⊿. 処方せん受付時の対応ができる。(技能・態度)
8⊿. 生命に関わる職種であることを自覚し、ふさわしい態度で行動する。(態度)
9⊿. 患者が自らすすんで話ができるように工夫する。(技能・態度)
10⊿. 患者との会話などを通じて、服薬上の問題点(服薬状況、副作用の発現など)を把握
できる。(技能)
《処方せんの鑑査と疑義照会》
到達目標:
11⊿. 処方せんが正しく記載されていることを確認できる。(技能)
12⊿. 処方せんに記載された処方薬の妥当性を、医薬品名、分量、用法、用量、薬物相互作
用などの知識に基づいて判断できる。(知識・技能)
13.
薬歴簿を参照して処方内容の妥当性を判断できる。(知識・技能)
14.
疑義照会の行い方を身につける。(知識・態度)
15.
疑義照会事例を通して、医療機関との連携、患者への対応をシミュレートする。(技
能・態度)
《計数・計量調剤》
到達目標:
16⊿. 薬袋、薬札に記載すべき事項を列挙できる。
17⊿. 処方せんの記載に従って正しく医薬品の取りそろえができる。(技能)
18⊿. 錠剤、カプセル剤などの計数調剤ができる。(技能)
19⊿. 代表的な医薬品の剤形を列挙できる。
20⊿. 医薬品の識別に色、形などの外観が重要であることを、具体例を挙げて説明できる。
21⊿. 代表的な医薬品の商品名と一般名を対比できる。
22⊿. 同一商品名の医薬品に異なった規格があるものについて具体例を列挙できる。
23⊿. 異なる商品名で、同一有効成分を含む代表的な医薬品を列挙できる。
24⊿. 代表的な同種・同効薬を列挙できる。
25⊿. 代表的な医薬品を色・形、識別コードから識別できる。(技能)
26⊿. 一回量(一包化)調剤を必要とするケースについて説明できる。
27⊿. 一回量(一包化)調剤を実施できる。(技能)
28⊿. 錠剤の粉砕、およびカプセル剤の開封の可否を判断し、実施できる。(知識・技能)
29⊿. 散剤、液剤などの計量調剤ができる。(技能)
30⊿. 調剤機器(秤量器、分包機など)の基本的取扱いができる。(技能)
31⊿. 毒薬・劇薬、麻薬、向精神薬などの調剤と取扱いができる。(技能)
32⊿. 特別な注意を要する医薬品(抗悪性腫瘍薬など)の取扱いを体験する。(技能)
《計数・計量調剤の鑑査》
到達目標:
33⊿. 調剤された医薬品に対して、鑑査の実務を体験する。(技能)
SBOs-1386 D3-(3)-5-40
《服薬指導の基礎》
到達目標:
34⊿. 適切な服薬指導を行うために、患者から集める情報と伝える情報を予め把握できる。
(知識・技能)
35.
薬歴管理の意義と重要性を説明できる。
36.
薬歴簿の記載事項を列挙し、記入できる。(知識・技能)
37.
薬歴簿の保管、管理の方法、期間などについて説明できる。
38⊿. 妊婦、小児、高齢者などへの服薬指導において、配慮すべき事項を列挙できる。
39⊿. 患者に使用上の説明が必要な眼軟膏、坐剤、吸入剤などの取扱い方を説明できる。
(技能)
40⊿. 自己注射が承認されている代表的な医薬品を調剤し、その取扱い方を説明できる。
SBOs-1387
SBOs-1388
SBOs-1389
SBOs-1390
《服薬指導入門実習》
到達目標:
41⊿. 指示通りに医薬品を使用するように適切な指導ができる。(技能)
42.
薬歴簿を活用した服薬指導ができる。(技能)
43⊿. 患者向けの説明文書を使用した服薬指導ができる。(技能)
44.
お薬手帳、健康手帳を使用した服薬指導ができる。(技能)
SBOs-1380 D3-(3)-5-34
SBOs-1381
SBOs-1382
SBOs-1383
SBOs-1384
SBOs-1385
D3-(3)-5-35
D3-(3)-5-36
D3-(3)-5-37
D3-(3)-5-38
D3-(3)-5-39
D3-(3)-6-41
D3-(3)-6-42
D3-(3)-6-43
D3-(3)-6-44
SBOs-1391 D3-(3)-7-45
《服薬指導実践実習》
到達目標:
45⊿. 患者に共感的態度で接する。(態度)
― 414 ―
SBOs-1392 D3-(3)-7-46
SBOs-1393 D3-(3)-7-47
SBOs-1394 D3-(3)-7-48
SBOs-1395 D3-(3)-7-49
SBOs-1396
SBOs-1397
SBOs-1398
SBOs-1399
SBOs-1400
D3-(3)-8-50
D3-(3)-8-51
D3-(3)-8-52
D3-(3)-8-53
D3-(3)-8-54
SBOs-1401 D3-(3)-7-55
SBOs-1402 D3-(3)-7-56
SBOs-1403 D3-(3)-8-57
SBOs-1404
SBOs-1405
SBOs-1406
SBOs-1407
SBOs-1408
SBOs-1409
D3-(3)-8-58
D3-(3)-8-59
D3-(3)-8-60
D3-(3)-8-61
D3-(3)-8-62
D3-(3)-8-63
46⊿. 患者との会話を通じて病態、服薬状況(コンプライアンス)、服薬上の問題点などを
把握できる。(技能)
47⊿. 患者が必要とする情報を的確に把握し、適切に回答できる。(技能・態度)
48⊿. 患者との会話を通じて使用薬の効き目、副作用に関する情報を収集し、必要に応じて
対処法を提案する。(技能・態度)
49⊿. 入手した情報を評価し、患者に対してわかりやすい言葉、表現で適切に説明できる。
(技能・態度)
《調剤録と処方せんの保管・管理》
到達目標:
50.
調剤録の法的規制について説明できる。
51.
調剤録への記入事項について説明できる。
52.
調剤録の保管、管理の方法、期間などについて説明できる。
53.
調剤後の処方せんへの記入事項について説明できる。
54.
処方せんの保管、管理の方法、期間などについて説明できる。
《調剤報酬》
到達目標:
55.
調剤報酬を算定し、調剤報酬明細書(レセプト)を作成できる。(技能)
56.
薬剤師の技術評価の対象について説明できる。
《安全対策》
到達目標:
57.
代表的な医療事故訴訟あるいは調剤過誤事例について調査し、その原因について指導
薬剤師と話し合う。(知識・態度)
58⊿. 名称あるいは外観が類似した代表的な医薬品を列挙できる。
59⊿. 特にリスクの高い代表的な医薬品(抗悪性腫瘍薬、抗糖尿病薬など)を列挙できる。
60⊿. 調剤過誤を防止するために、実際に工夫されている事項を列挙できる。
61⊿. 調剤中に過誤が起こりやすいポイントについて討議する。(態度)
62⊿. 過誤が生じたときの対応策を討議する。(態度)
63⊿. インシデント、アクシデント報告の記載方法を説明できる。
(4)薬局カウンターで学ぶ
一般目標:
地域社会での健康管理における薬局と薬剤師の役割を理解するために、薬局カウンターで
の患者、顧客の接遇に関する基本的知識、技能、態度を修得する。
SBOs-1410
SBOs-1411
SBOs-1412
SBOs-1413
D3-(4)-1-1
D3-(4)-1-2
D3-(4)-1-3
D3-(4)-1-4
SBOs-1414 D3-(4)-2-5
SBOs-1415 D3-(4)-2-6
SBOs-1416 D3-(4)-3-7
SBOs-1417 D3-(4)-3-8
SBOs-1418 D3-(4)-3-9
SBOs-1419 D3-(4)-3-10
《患者・顧客との接遇》
到達目標:
1.
かかりつけ薬局・薬剤師の役割について指導薬剤師と話し合う。(態度)
2.
患者、顧客に対して適切な態度で接する。(態度)
3.
疾病の予防および健康管理についてアドバイスできる。(技能・態度)
4.
医師への受診勧告を適切に行うことができる。(技能・態度)
《一般用医薬品・医療用具・健康食品》
到達目標:
5.
セルフメディケーションのための一般用医薬品、医療用具、健康食品などを適切に選
択・供給できる。(技能)
6.
顧客からモニタリングによって得た副作用および相互作用情報への対応策について説
明できる。
《カウンター実習》
到達目標:
7.
顧客が自らすすんで話ができるように工夫する。(技能・態度)
8.
顧客が必要とする情報を的確に把握する。(技能・態度)
9.
顧客との会話を通じて使用薬の効き目、副作用に関する情報を収集できる。(技能・
態度)
10.
入手した情報を評価し、顧客に対してわかりやすい言葉、表現で適切に説明できる。
(技能・態度)
(5)地域で活躍する薬剤師
一般目標:
地域に密着した薬剤師として活躍できるようになるために、在宅医療、地域医療、地域福
祉、災害時医療、地域保健などに関する基本的知識、技能、態度を修得する。
《在宅医療》
到達目標:
― 415 ―
SBOs-1420 D3-(5)-1-1
SBOs-1421 D3-(5)-1-2
SBOs-1422 D3-(5)-1-3
SBOs-1423 D3-(5)-2-4
SBOs-1424 D3-(5)-2-5
SBOs-1425 D3-(5)-2-6
SBOs-1426 D3-(5)-3-7
SBOs-1427
SBOs-1428
SBOs-1429
SBOs-1430
SBOs-1431
SBOs-1432
D3-(5)-4-8
D3-(5)-4-9
D3-(5)-4-10
D3-(5)-4-11
D3-(5)-4-12
D3-(5)-4-13
SBOs-1433 D3-(5)-4-14
SBOs-1434 D3-(5)-4-15
1.
2.
3.
訪問薬剤管理指導業務について説明できる。
在宅医療における医療廃棄物の取り扱いについて説明できる。
薬剤師が在宅医療に関わることの意義を指導薬剤師と話し合う。(態度)
《地域医療・地域福祉》
到達目標:
4.
病院薬剤師と薬局薬剤師の連携の重要性を説明できる。
5.
当該地域における休日、夜間診療と薬剤師の役割を説明できる。
6.
当該地域での居宅介護、介護支援専門員などの医療福祉活動の状況を把握できる。
(知識・技能)
《災害時医療と薬剤師》
到達目標:
7.
緊急災害時における、当該薬局および薬剤師の役割について説明できる。
《地域保健》
到達目標:
8.
学校薬剤師の職務を見聞し、その役割を説明できる。
9.
地域住民に対する医薬品の適正使用の啓発活動における薬剤師の役割を説明できる。
10.
麻薬・覚せい剤等薬物乱用防止運動における薬剤師の役割について説明できる。
11.
日用品に係る薬剤師の役割について説明できる。
12.
日用品に含まれる化学物質の危険性を列挙し、わかりやすく説明できる。
13.
誤飲、誤食による中毒および食中毒に対して適切なアドバイスできる。(知識・技
能)
14.
生活環境における消毒の概念について説明できる。
15.
話題性のある薬物および健康問題について、科学的にわかりやすく説明できる。
(6)薬局業務を総合的に学ぶ
一般目標:
調剤、服薬指導、患者・顧客接遇などの薬局薬剤師の職務を総合的に実習する。
SBOs-1435 D3-(6)-1-1
SBOs-1436 D3-(6)-1-2
SBOs-1437 D3-(6)-1-3
《総合実習》
到達目標:
1.
薬局業務を総合的に実践する。
2.
患者の健康の回復と維持に薬剤師が積極的に貢献することの重要性を感じとる。(態
度)
3.
薬が病気の治癒、進行防止を通して、病気の予後とQOLの改善に貢献していることを
感じとる。(態度)
E 卒業実習教育
【問題解決能力の醸成】
E1 総合薬学研究
一般目標:
薬学の知識を総合的に理解し、医療社会に貢献するために、研究課題を通して、新しいこ
とを発見し、科学的根拠に基づいて問題点を解決する能力を修得し、それを生涯にわたって
高め続ける態度を養う。
(1)研究活動に求められる態度
一般目標:
将来、研究活動に参画できるようになるために、必要な基本的理念および態度を修得す
る。
SBOs番号
SBOs-1438
SBOs-1439
SBOs-1440
SBOs-1441
SBOs-1442
SBOs-1443
SBOs-1444
コアカリ番号
E1-(1)-1-1
E1-(1)-1-2
E1-(1)-1-3
E1-(1)-1-4
E1-(1)-1-5
E1-(1)-1-6
E1-(1)-1-7
到達目標:
1. 課題を理解し、その達成に向けて積極的に取り組む。(態度)
2. 問題点を自ら進んで解決しようと努力する。(態度)
3. 課題の達成を目指して論理的思考を行い、生涯にわたって醸成する。(態度)
4. 課題達成のために、他者の意見を理解し、討論する能力を醸成する。(態度)
5. 研究活動に関わる諸規則を遵守し、倫理に配慮して研究に取り組む。(態度)
6. 環境に配慮して、研究に取り組む。(態度)
7. チームの一員としてのルールやマナーを守る。(態度)
(2)研究活動を学ぶ
一般目標:
― 416 ―
将来、研究を自ら実施できるようになるために、研究課題の達成までの研究プロセスを体
験し、研究活動に必要な基本的知識、技能、態度を修得する。
SBOs-1445
SBOs-1446
SBOs-1447
SBOs-1448
SBOs-1449
SBOs-1450
SBOs-1451
SBOs-1452
SBOs-1453
SBOs-1454
SBOs-1455
SBOs-1456
SBOs-1457
E1-(2)-1-1
E1-(2)-1-2
E1-(2)-1-3
E1-(2)-1-4
E1-(2)-1-5
E1-(2)-1-6
E1-(2)-1-7
E1-(2)-1-8
E1-(2)-1-9
E1-(2)-1-10
E1-(2)-1-11
E1-(2)-1-12
E1-(2)-1-13
到達目標:
1. 課題に関連するこれまでの研究成果を調査し、評価できる。(知識・技能)
2. 課題に関連するこれまでの発表論文を読解できる。
3. 課題達成のために解決すべき問題点を抽出できる。(技能)
4. 実験計画を立案できる。(知識・技能)
5. 実験系を組み、実験を実施できる。(技能)
6. 実験に用いる薬品、器具、機器を正しく取扱い、管理する。(技能・態度)
7. 研究活動中に生じたトラブルを指導者に報告する。(態度)
8. 研究の各プロセスを正確に記録する。(技能・態度)
9. 研究の結果をまとめることができる。(技能)
10. 研究の結果を考察し、評価できる。(技能)
11. 研究の成果を発表し、適切に質疑応答ができる。(技能・態度)
12. 研究の成果を報告書や論文としてまとめることができる。(技能)
13. 自らの研究成果に基づいて、次の研究課題を提案する。(知識・技能)
(3)未知との遭遇
一般目標:
研究活動を通して、創造の喜びと新しいことを発見する研究の醍醐味を知り、感動する。
SBOs-1458 E1-(3)-1-1
SBOs-1459 E1-(3)-1-2
SBOs-1460 E1-(3)-1-3
到達目標:
1. 研究課題を通して、現象を的確に捉える観察眼を養う。(知識・技能・態度)
2. 新規な課題に常にチャレンジする研究者としての創造的精神を醸成する。(態度)
3. 科学の発展におけるセレンディピティについて説明できる。(知識・態度)
E2 総合薬学演習
一般目標:
新しい医薬品が社会のニーズに応え、医療の発展にいかに貢献してきたかを理解するため
に、代表的な疾患あるいは画期的な現代医薬品を取り上げて調査し、考察する。その過程を
通して医薬品を多面的に評価する能力を身につける。
到達目標:
以下に例示した医薬品から選択し、探索、合成、構造活性相関、薬理作用、臨床応用、体
内動態、副作用、相互作用などについて調査し、発表する。
SBOs-1461 E2-(1)-1-1
SBOs-1462
SBOs-1463
SBOs-1464
SBOs-1465
SBOs-1466
SBOs-1467
SBOs-1468
SBOs-1469
E2-(1)-1-2
E2-(1)-1-3
E2-(1)-1-4
E2-(1)-1-5
E2-(1)-1-6
E2-(1)-1-7
E2-(1)-1-8
E2-(1)-1-9
1. 心臓・血管系疾患治療薬(ジルチアゼム、カプトプリル、ロサルタン、プロプラノ
ロールなど)
2. 消化器系疾患治療薬(シメチジン、オメプラゾールなど)
3. 神経疾患治療薬(ジアゼパム、レボドパ、ドネペジルなど)
4. 代謝疾患治療薬(インスリン、プラバスタチンなど)
5. 抗炎症薬(アスピリン、インドメタシンなど)
6. 免疫抑制薬(タクロリムスなど)
7. 抗悪性腫瘍薬(シスプラチン、ドセタキセルなど)
8. 抗菌薬(レボフロキサシンなど)
9. 抗ウイルス薬(ジドブジン、インターフェロンなど)
F 薬学準備教育ガイドライン(例示)
(1)人と文化
一般目標:
薬学領域の学習と併行して、人文科学、社会科学および自然科学などを広く学び、知識を
獲得し、さまざまな考え方、感じ方に触れ、物事を多角的にみる能力を養う。そして見識あ
る人間としての基礎を築くために、自分自身についての洞察を深め、生涯にわたって自己研
鑽に努める習慣を身につける。
到達目標:
下記の到達目標のうち複数のものをバランスよく達成する。
SBOs番号 コアカリ番号
SBOs-1470 F-(1)-1-1
1.
人の価値観の多様性が、文化・習慣の違いから生まれることを、実例をあげて説明
できる。
― 417 ―
SBOs-1471
SBOs-1472
SBOs-1473
SBOs-1474
SBOs-1475
F-(1)-1-2
F-(1)-1-3
F-(1)-1-4
F-(1)-1-5
F-(1)-1-6
SBOs-1476 F-(1)-1-7
SBOs-1477 F-(1)-1-8
SBOs-1478 F-(1)-1-9
2.
言語、歴史、宗教などを学ぶことによって、外国と日本の文化について比較でき
3.
人の行動や心理がいかなる要因によって、どのように決定されるかを説明できる。
4.
文化・芸術に幅広く興味を持ち、その価値について討議する。(態度)
5.
文化活動、芸術活動を通して、自らの社会生活を豊かにする。(態度)
6.
日本社会の成り立ちについて、政治、経済、法律、歴史、社会学などの観点から説
明できる。
7.
日本の国際社会における位置づけを、政治、経済、地理、歴史などの観点から説明
できる。
8.
宇宙・自然現象に幅広く興味を持ち、人との関わりについて説明できる。
9.
地球環境保護活動を通して、地球環境を守る重要性を自らの言葉で表現する。(態
度)
到達目標達成のための学問領域の例示
宗教、倫理、哲学、心理、文学、外国語、芸術、文化人類学、社会学、政治、法律、経済、
地理、歴史、科学史、宇宙、環境
(2)薬学英語入門
一般目標:
薬学を中心とした自然科学の分野で必要とされる英語の基礎力を身につけるために、「読
む」「書く」「聞く」「話す」に関する基本的知識と技能を修得する。
SBOs-1479 F-(2)-1-1
SBOs-1480 F-(2)-1-2
SBOs-1481 F-(2)-1-3
SBOs-1482 F-(2)-1-4
【読む】
到達目標:
1.
易しい英語で書かれた文章を速読し、主題を把握することができる。(知識・技
2.
易しい英語で書かれた文章を読んで、内容を説明できる。(知識・技能)
3.
薬学に関連する英語の専門用語のうち代表的なものを列挙し、その内容を説明でき
る。(知識・技能)
4.
英語で書かれた科学、医療に関連する著述の内容を正確に説明できる。(知識・技
能)
SBOs-1486 F-(2)-2-4
SBOs-1487 F-(2)-2-5
【書く】
到達目標:
1.
短い日本文を文法にかなった英文に直すことができる。(知識・技能)
2.
自己紹介文、手紙文などを英語で書くことができる。(知識・技能)
3.
自然科学各分野における基本的単位、数値、現象の英語表現を列記できる。(知
識・技能)
4.
科学実験、操作、結果の簡単な説明に関する英語表現を列記できる。(知識・技
5.
科学、医療に関連する簡単な文章を英語で書くことができる。(知識・技能)
SBOs-1488
SBOs-1489
SBOs-1490
SBOs-1491
【聞く・話す】
到達目標:
1.
英語の基礎的音声を聞き分けることができる。(知識・技能)
2.
英語の会話を聞いて内容を理解して要約できる。(知識・技能)
3.
英語による日常会話での質疑応答ができる。(知識・技能)
4.
主な病名、組織・臓器名、医薬品名などを英語で発音できる。(知識・技能)
SBOs-1483 F-(2)-2-1
SBOs-1484 F-(2)-2-2
SBOs-1485 F-(2)-2-3
F-(2)-3-1
F-(2)-3-2
F-(2)-3-3
F-(2)-3-4
(3)薬学の基礎としての物理
一般目標:
薬学を学ぶ上で必要な物理学の基礎力を身につけるために、物質および物体間の相互作用
などに関する基本的知識を修得する。
SBOs-1492
SBOs-1493
SBOs-1494
SBOs-1495
F-(3)-1-1
F-(3)-1-2
F-(3)-1-3
F-(3)-1-4
SBOs-1496 F-(3)-2-1
SBOs-1497 F-(3)-2-2
【基本概念】
到達目標:
1.
有効数字の概念を説明できる。
2.
物理量の基本単位の定義を説明できる。
3.
基本単位を組み合わせた組立単位を説明できる。
4.
物理量にはスカラー量とベクトル量があることを説明できる。
【運動の法則】
到達目標:
1.
運動の法則について理解し、力、質量、加速度、仕事などの相互関係を説明でき
る。
2.
直線運動、円運動、単振動などの運動を、数式を用いて説明できる。
― 418 ―
SBOs-1498 F-(3)-2-3
3.
SBOs-1499 F-(3)-3-1
【エネルギー】
到達目標:
1.
運動エネルギー、ポテンシャルエネルギー、熱エネルギー、化学エネルギーなどの
相互変化について例をあげて説明できる。
SBOs-1500 F-(3)-4-1
【波動】
到達目標:
1.
光、音、電磁波などの波の性質を理解し、反射、屈折、干渉などの特性を説明でき
る。
慣性モーメントについて説明できる。
SBOs-1501 F-(3)-5-1
【レーザー】
到達目標:
1.
レーザーの性質を概説し、代表的な応用例を列挙できる。
SBOs-1502 F-(3)-6-1
SBOs-1503 F-(3)-6-2
【電荷と電流】
到達目標:
1.
電荷と電流、電圧、電力、オームの法則などを説明できる。
2.
抵抗とコンデンサーを含んだ回路の特性を説明できる。
SBOs-1504 F-(3)-7-1
SBOs-1505 F-(3)-7-2
SBOs-1506 F-(3)-8-1
SBOs-1507 F-(3)-8-2
SBOs-1508 F-(3)-8-3
【電場と磁場】
到達目標:
1.
電場と磁場の相互関係を説明できる。
2.
電場、磁場の中における荷電粒子の運動を説明できる。
【量子化学入門】
到達目標:
1.
原子軌道の概念、量子数の意味について概説できる。
2.
波動方程式について概説できる。
3.
不確定性原理について概説できる。
(4) 薬学の基礎としての化学
一般目標:
薬学を学ぶ上で必要な化学の基礎力を身につけるために、原子の構成から分子の成り立ち
などに関する基本的知識と技能を修得する。
SBOs-1514 F-(4)-1-6
【物質の基本概念】
到達目標:
1.
原子、分子、イオンの基本的構造について説明できる。
2.
原子量、分子量を説明できる。
3.
原子の電子配置について説明できる。
4.
電子のスピンとパウリの排他律について説明できる。
5.
周期表に基づいて原子の諸性質(イオン化エネルギー、電気陰性度など)を説明で
きる。
6.
同素体、同位体について例をあげて説明できる。
SBOs-1515
SBOs-1516
SBOs-1517
SBOs-1518
F-(4)-2-1
F-(4)-2-2
F-(4)-2-3
F-(4)-2-4
【化学結合と分子】
到達目標:
1.
化学結合(イオン結合、共有結合、配位結合など)について説明できる。
2.
分子の極性および双極子モーメントについて概説できる。
3.
分子間およびイオン間相互作用と融点や沸点などとの関係を説明できる。
4.
代表的な結晶構造について概説できる。
F-(4)-3-1
F-(4)-3-2
F-(4)-3-3
F-(4)-3-4
F-(4)-3-5
【化学反応を定量的に探る】
到達目標:
1.
溶液の濃度計算と調製ができる。(技能)
2.
質量保存の法則について説明できる。
3.
代表的な化学変化を化学量論的にとらえ、その量的関係を計算できる。(技能)
4.
酸と塩基の基本的な性質および強弱の指標を説明できる。
5.
酸化と還元について、電子の授受を含めて説明できる。
SBOs-1509
SBOs-1510
SBOs-1511
SBOs-1512
SBOs-1513
SBOs-1519
SBOs-1520
SBOs-1521
SBOs-1522
SBOs-1523
F-(4)-1-1
F-(4)-1-2
F-(4)-1-3
F-(4)-1-4
F-(4)-1-5
(5)薬学の基礎としての生物
一般目標:
― 419 ―
薬学を学ぶ上で必要な生物学の基礎力を身につけるために、細胞、組織、器官、個体、集
団レベルでの生命現象と、誕生から死への過程に関する基本的知識、技能、態度を修得す
る。
SBOs-1525 F-(5)-1-2
SBOs-1526 F-(5)-1-3
SBOs-1527 F-(5)-1-4
【生体の基本的な構造と機能】
到達目標:
1.
多細胞生物である高等動物の成り立ちを、生体高分子、細胞、組織、器官、個体に
関係づけて概説できる。
2.
動物、植物、微生物の細胞について、それらの構造の違いを説明できる。
3.
細胞内小器官の構造と働きについて概説できる。
4.
細胞膜の構造と性質について概説できる。
SBOs-1528 F-(5)-2-1
SBOs-1529 F-(5)-2-2
【生体の調節機構】
到達目標:
1.
生体の持つホメオスタシス(恒常性)について概説できる。
2.
生体の情報伝達系、防御機構(神経系、内分泌系、免疫系)について概説できる。
SBOs-1530
SBOs-1531
SBOs-1532
SBOs-1533
F-(5)-3-1
F-(5)-3-2
F-(5)-3-3
F-(5)-3-4
【代謝】
到達目標:
1.
代謝(異化、同化)について説明できる。
2.
独立栄養生物と従属栄養生物について説明できる。
3.
嫌気呼吸および酸素呼吸について概説できる。
4.
光合成について概説できる。
F-(5)-4-1
F-(5)-4-2
F-(5)-4-3
F-(5)-4-4
F-(5)-4-5
F-(5)-4-6
【細胞分裂・遺伝・進化】
到達目標:
1.
細胞の増殖、死について概説できる。
2.
遺伝とDNAについて概説できる。
3.
遺伝の基本法則(メンデルの法則など)を説明できる。
4.
減数分裂について概説できる。
5.
性染色体による性の決定と伴性遺伝を説明できる。
6.
進化の基本的な考え方を説明できる。
SBOs-1524 F-(5)-1-1
SBOs-1534
SBOs-1535
SBOs-1536
SBOs-1537
SBOs-1538
SBOs-1539
SBOs-1540 F-(5)-5-1
SBOs-1541 F-(5)-5-2
SBOs-1542 F-(5)-5-3
【発生・分化】
到達目標:
1.
個体と器官が形成される発生過程を概説できる。
2.
細胞の分化の機構について概説できる。
3.
多細胞生物における、細胞の多様性と幹細胞の性質について概説できる。
SBOs-1543 F-(5)-6-1
SBOs-1544 F-(5)-6-2
【誕生・成長・老化】
到達目標:
1.
生殖の過程(性周期、妊娠、出産など)を概説できる。
2.
ヒトの成長、老化に関する基本的現象を説明できる。
SBOs-1545 F-(5)-7-1
SBOs-1546 F-(5)-7-2
【生態系】
到達目標:
1.
個体群の変動と環境変化との関係について例示できる。
2.
生態系の構成について概説できる。
SBOs-1547 F-(5)-8-1
SBOs-1548 F-(5)-8-2
SBOs-1549 F-(5)-8-3
SBOs-1550 F-(5)-8-4
【総合演習】
到達目標:
1.
植物組織の切片を作製し、顕微鏡で観察しながら構造を説明できる。(知識・技
能)
2.
動物の組織標本を顕微鏡で観察し、構造を説明できる。(知識・技能)
3.
倫理に配慮して実験動物を取扱う。(技能・態度)
4.
実験動物を解剖し、臓器の配置および形態を観察する。(知識・技能)
(6) 薬学の基礎としての数学・統計
一般目標:
薬学を学ぶ上で基礎となる数学・統計学に関する基本的知識を修得し、それらを薬学領域
で応用するための基本的技能を身につける。
― 420 ―
SBOs-1551 F-(6)-1-1
SBOs-1552 F-(6)-1-2
SBOs-1553
SBOs-1554
SBOs-1555
SBOs-1556
SBOs-1557
F-(6)-1-3
F-(6)-1-4
F-(6)-1-5
F-(6)-1-6
F-(6)-1-7
SBOs-1558 F-(6)-2-1
SBOs-1559 F-(6)-2-2
SBOs-1560
SBOs-1561
SBOs-1562
SBOs-1563
SBOs-1564
SBOs-1565
F-(6)-2-3
F-(6)-2-4
F-(6)-2-5
F-(6)-2-6
F-(6)-2-7
F-(6)-2-8
【数学】
到達目標:
1.
一次および二次関数の基本概念を理解し、それを用いた計算ができる。(知識・技
能)
2.
指数関数、対数関数の基本概念を理解し、それを用いた計算ができる。(知識・技
能)
3.
三角関数の基本概念を理解し、それを用いた計算ができる。(知識・技能)
4.
微分、積分の基本概念を理解し、それを用いた計算ができる。(知識・技能)
5.
基本的な微分方程式の計算ができる。(技能)
6.
行列の基本概念を理解し、それを用いた計算ができる。(知識・技能)
7.
順列と組合せの基本概念を理解し、それを用いた計算ができる。(知識・技能)
【統計学】
到達目標:
1.
測定尺度(間隔・比率尺度、順序尺度、名義尺度など)について説明できる。
2.
間隔・比率尺度のデータを用いて、度数分布表、ヒストグラムをつくり、平均値、
中央値、分散、標準偏差を計算できる。(技能)
3.
相関と回帰について説明できる。
4.
確率の定義と性質を理解し、計算ができる。(知識・技能)
5.
二項分布、ポアソン分布、正規分布の基本概念を説明できる。
6.
母集団と標本の関係について説明できる。
7.
正規母集団からの標本平均の分布(平均値、標準誤差など)について説明できる。
8.
信頼区間と有意水準の意味を説明できる。
(7)IT
一般目標:
情報の授受に効果的なコンピューターの利用法を理解し、必要なデータや情報を有効活用
できるようになるために、インターネットを利用した情報の収集、開示、データベースの使
用法、応用などに関する基本的知識、技能、態度を修得する。
SBOs-1566 F-(7)-1-1
SBOs-1567 F-(7)-1-2
SBOs-1568 F-(7)-1-3
SBOs-1569 F-(7)-1-4
SBOs-1570 F-(7)-1-5
【コンピューター入門】
到達目標:
1.
コンピューターを構成する基本的装置の機能と接続方法を説明できる。
2.
ワープロソフト、表計算ソフト、グラフィックソフトを用いることができる。(技
能)
3.
ソフトウエア使用上のルール、マナーを守る。(態度)
4.
電子メールの送信、受信、転送などができる。(技能)
5.
インターネットのブラウザ検索ソフトを用いて、ホームページを閲覧できる。(技
能)
SBOs-1571 F-(7)-2-1
SBOs-1572 F-(7)-2-2
SBOs-1573 F-(7)-2-3
【データベース】
到達目標:
1.
代表的なデータベースとその内容を説明できる。
2.
簡単なデータベース作成ソフトを利用してデータ管理ができる。(技能)
3.
代表的な文献検索ソフトを用途に応じて使い分けることができる。(技能)
SBOs-1574
SBOs-1575
SBOs-1576
SBOs-1577
【ネットワーク】
到達目標:
1.
インターネット、イントラネットの仕組みを概説できる。
2.
ネットワークを通して、情報の受信、発信ができる。(技能)
3.
ネットワークセキュリティーについて概説できる。
4.
ネットワーク使用上のマナーを遵守する。(態度)
F-(7)-3-1
F-(7)-3-2
F-(7)-3-3
F-(7)-3-4
SBOs-1578 F-(7)-4-1
SBOs-1579 F-(7)-4-2
【総合演習】
到達目標:
1.
化学構造式をコンピューター上で作成できる。(技能)
2.
与えられた課題に関する情報を、コンピューターを用いて収集、加工、発表するこ
とができる。(技能)
(8) プレゼンテーション
一般目標:
必要な情報、意思の伝達を行うことができ、集団の意見を整理して発表できるようになる
ために、プレゼンテーションの基本的知識、技能、態度を修得する。
― 421 ―
SBOs-1580 F-(8)-1-1
SBOs-1581 F-(8)-1-2
SBOs-1582 F-(8)-1-3
SBOs-1583 F-(8)-1-4
SBOs-1584 F-(8)-1-5
【プレゼンテーション】
到達目標:
1.
課題に対する自分の意見を決められた時間内、字数で発表できる。(技能)
2.
グループディスカッションで得られた意見を、統合して発表できる。(技能)
3.
4.
能)
5.
質問に対して的確な応答ができる。(技能)
他者のプレゼンテーションに対して、優れた点および改良点を指摘できる。(技
効果的なプレゼンテーションを行う工夫をする。(態度)
G 薬学アドバンスト教育ガイドライン(例示)
(1) 実用薬学英語
一般目標:
薬学に関連した学術誌、雑誌、新聞の読解、および医療現場、研究室、学術会議などで必要
とされる実用的英語力を身につけるために、科学英語の基本的知識と技能を修得し、生涯に
わたって学習する習慣を身につける。
SBOs番号
SBOs-1585
SBOs-1586
SBOs-1587
SBOs-1588
コアカリ番号
G-(1)-1-1
G-(1)-1-2
G-(1)-1-3
G-(1)-1-4
SBOs-1589 G-(1)-2-1
SBOs-1590 G-(1)-2-2
SBOs-1591 G-(1)-2-3
【読解・作文】
到達目標:
1.
科学実験、操作、結果の説明などに関する英語表現を列記できる。(知識・技能)
2.
薬学関連分野の英語論文などの内容を説明できる。(知識・技能)
3.
薬学関連分野でよく用いられる英単語を正確に記述できる。(知識・技能)
4.
英語で論文を書くために必要な基本構文を使用できる。(知識・技能)
【会話・ヒアリング】
到達目標:
1.
平易な英語を用いた専門分野のプレゼンテーションを理解し、概要を述べることが
できる。(知識・技能)
2.
薬学関連の研究やビジネスで用いられる基本的な会話を英語で行うことができる。
(知識・技能)
3.
医療の現場で用いられる基本的な会話を英語で行うことができる。(知識・技能)
SBOs-1593 G-(1)-3-2
SBOs-1594 G-(1)-3-3
SBOs-1595 G-(1)-3-4
【情報収集】
到達目標:
1.
薬の基礎的情報(合成、分析、化学的性質、薬効評価など)を英文で収集し、内容
を日本語で記述できる。(知識・技能)
2.
情報交換に必要な英文の手紙が書ける。(知識・技能)
3.
英語で書かれた医薬品の添付文書の内容を説明できる。(知識・技能)
4.
薬の服用法と注意事項に関する情報を英語で伝達できる。(知識・技能)
SBOs-1596 G-(1)-4-1
SBOs-1597 G-(1)-4-2
【総合演習】
到達目標:
1.
専門分野または興味ある分野の研究内容を英語で紹介できる。(知識・技能)
2.
専門分野または興味ある分野の研究内容を英文に要約できる。(知識・技能)
SBOs-1592 G-(1)-3-1
(2) グローバリゼーション
一般目標:
将来、国際化の流れに対応できる薬剤師、創薬専門家となるために必要な基本的知識と技能
を修得し、それらを通して国際的視野に立ったものの見方を身につける。
SBOs-1598 G-(2)-1-1
SBOs-1599 G-(2)-1-2
SBOs-1600 G-(2)-1-3
SBOs-1601 G-(2)-2-1
【国際的なコンセンサス】
到達目標:
1.
ヘルシンキ宣言の内容を概説できる。
2.
世界保健機構(WHO)の役割について概説できる。
3.
地球環境の諸問題を国際的視点で説明できる。
【国際化と法律・制度】
到達目標:
1.
医薬品の創製に関する法律や知的財産権が、国家間でどのように異なるかを概説で
きる。
― 422 ―
SBOs-1602 G-(2)-2-2
SBOs-1603 G-(2)-2-3
2.
3.
SBOs-1604 G-(2)-3-1
SBOs-1605 G-(2)-3-2
【国際的な医薬品市場】
到達目標:
1.
世界市場で必要とされている医薬品について概説できる。
2.
国際的な医薬品企業の規模と企業展開について概説できる。
SBOs-1606 G-(2)-4-1
SBOs-1607 G-(2)-4-2
【国際的に見た医療制度の違い】
到達目標:
1.
日本と諸外国における医療制度の違いを概説できる。
2.
日本と諸外国における医療保険制度の違いを概説できる。
SBOs-1608 G-(2)-5-1
SBOs-1609 G-(2)-5-2
【コミュニケーション】
到達目標:
1.
医療現場での基本的な日常会話を英語で行うことができる。(技能)
2.
薬の服用法と注意事項に関する基礎的情報を英語で伝達できる。(技能)
医薬品開発における国際的ハーモナイゼーション(ICH)の必要性を説明できる。
国際標準化機構(ISO)について概説できる。
(3) 定量的構造活性相関
一般目標:
ドラッグデザインの実践方法を理解するために、構造活性相関の基本的知識と技能を修得
し、併せて具体例に基づいた最適化に関する基本的知識を修得する。
SBOs-1610
SBOs-1611
SBOs-1612
SBOs-1613
G-(3)-1-1
G-(3)-1-2
G-(3)-1-3
G-(3)-1-4
SBOs-1614 G-(3)-2-1
SBOs-1615 G-(3)-2-2
【基盤となる技術】
到達目標:
1.
ランダム、およびエクステンシブスクリーニングについて説明できる。
2.
ハイスループットスクリーニングについて説明できる。
3.
コンビナトリアルケミストリーについて説明できる。
4.
ケミカルライブラリーについて説明できる。
【コンピューターの利用】
到達目標:
1.
ドラッグデザインにおけるコンピューターの利用法を概説できる。
2.
代表的な医薬品と標的生体分子との相互作用を、コンピューターを用いてシミュ
レートできる。(技能)
SBOs-1616 G-(3)-3-1
SBOs-1617 G-(3)-3-2
【生物学的等価性】
到達目標:
1.
生物学的等価性(バイオアイソスター)について具体例を挙げて説明できる。
2.
非ペプチド化の方法と、その医薬品開発における意義について説明できる。
SBOs-1618
SBOs-1619
SBOs-1620
SBOs-1621
SBOs-1622
SBOs-1623
【構造活性相関】
到達目標:
1. 薬理活性に及ぼす置換基などの電子効果について説明できる。
2. 薬理活性に及ぼす水溶性、脂溶性の効果について説明できる。
3. 薬理活性に及ぼす酸性・塩基性の効果について説明できる。
4. 薬理活性に及ぼす立体因子、原子間距離の効果について説明できる。
5. 薬理活性に及ぼす双極子モーメント、水素結合の効果について説明できる。
6. 分子の構造に基づいて基本的パラメーターの計算ができる。(技能)
G-(3)-4-1
G-(3)-4-2
G-(3)-4-3
G-(3)-4-4
G-(3)-4-5
G-(3)-4-6
SBOs-1624 G-(3)-5-1
SBOs-1625 G-(3)-5-2
SBOs-1626 G-(3)-5-3
【薬物動態・副作用を考慮したドラッグデザイン】
到達目標:
1.
生体膜透過、分布、排泄を考慮したドラッグデザインについて説明できる。
2.
薬物代謝を考慮したドラッグデザインについて説明できる。
3.
副作用、毒性の軽減を目的としたドラッグデザインについて具体例を挙げて説明で
きる。
以下に示す論理的に設計された医薬品の具体例のうち、複数のものについて、「リード化合
物の創製」および「リード化合物の最適化」両ユニットの学習中に理解すること。
SBOs-1627 G-(3)-6-1
SBOs-1628 G-(3)-6-2
1.
生理活性ペプチドをもとに創製された医薬品の具体例(カプトプリル、リュープロ
レリンなど)
2.
薬物-受容体相互作用に基づいて創製された医薬品の具体例(シメチジン、プロプラ
ノロールなど)
― 423 ―
SBOs-1629 G-(3)-6-3
SBOs-1630 G-(3)-6-4
SBOs-1631 G-(3)-6-5
SBOs-1632
SBOs-1633 G-(3)-6-6
SBOs-1634 G-(3)-6-7
3.
酵素との相互作用に基づいて創製された医薬品の具体例(ドネペジルなど)
4.
内因性物質を標的として創製された医薬品の具体例(レボドパなど)
5.
抗菌作用に基づいて創製された医薬品の具体例(β-ラクタム系、ピリドンカルボン
酸系、マクロラ
イド系、サルファ薬系抗菌薬)
6.
天然物(モルヒネ、パクリタキセルなど)の構造をもとに創製された医薬品の具体
7.
コンピューターによるドラッグデザインによって創製された医薬品の具体例(イン
ジナビルなど)
(4) マーケティング
一般目標:
どのような医薬品の開発が望まれているかを知るために、疾病統計、市場調査などに関する
基本的知識と技能を修得する。
SBOs-1635 G-(4)-1-1
SBOs-1636 G-(4)-1-2
SBOs-1637 G-(4)-1-3
【医薬品開発の対象となる疾病】
到達目標:
1.
疾病統計により示される日本の疾病の特徴について説明できる。
2.
疾病統計により示される先進国の疾病の特徴について説明できる。
3.
疾病統計により示される開発途上国の疾病の特徴について説明できる。
SBOs-1638
SBOs-1639
SBOs-1640
SBOs-1641
SBOs-1642
【医薬品市場】
到達目標:
1.
医療用医薬品で日本市場での売上額上位の医薬品を挙げ、その理由を説明できる。
2.
医療用医薬品で世界市場での売上額上位の医薬品を挙げ、その理由を説明できる。
3.
新規医薬品の価格を決定する要因について説明できる。
4.
薬価基準について説明できる。
5.
ジェネリック医薬品について説明できる。
G-(4)-2-1
G-(4)-2-2
G-(4)-2-3
G-(4)-2-4
G-(4)-2-5
SBOs-1643 G-(4)-3-1
SBOs-1644 G-(4)-3-2
SBOs-1645 G-(4)-3-3
SBOs-1646 G-(4)-3-4
【開発すべき医薬品】
到達目標:
1.
既存治療薬の有無およびその満足度と疾病統計を基に、医薬品の開発が望まれる疾
病を挙げることができる。
2.
既存医薬品の治療薬としての満足度を、特定の疾病を例にとり調べる。(技能)
3.
希少疾病に対する医薬品(オーファンドラッグ)開発の現状と問題点について説明
できる。
4.
上記で挙げた疾病のうち一つを選び、現在使用されている医薬品の問題点をあげ、
新規に開発されるべき医薬品ならびに剤形の特性を説明できる。
(5) 医薬品の製造プロセス
一般目標:
医薬品の製造プロセスを理解するために、品質、安全性、毒性、環境保全、経済性に関す
る基本的知識を修得し、工業規模の生産が環境に及ぼす影響に配慮する態度を身につける。
SBOs-1647 G-(5)-1-1
SBOs-1648
SBOs-1649
SBOs-1650
SBOs-1651
SBOs-1652
G-(5)-2-1
G-(5)-2-2
G-(5)-2-3
G-(5)-2-4
G-(5)-2-5
SBOs-1653 G-(5)-3-1
【工場見学】
到達目標:
1.
医薬品の生産工場を見学し、各生産工程の特色と品質管理、環境保全の重要性につ
いて自分の意見をまとめ、発表する。(知識・態度)
【プロセスケミストリー】
到達目標:
1.
医薬品製造に用いられる試薬、溶媒、反応装置が持つべき条件を列挙できる。
2.
工業的生産における精製法を列挙し、その特徴を説明できる。
3.
廃棄物の適切な処理方法を列挙し、概説できる。
4.
医薬品製造における原子経済(原子効率)について説明できる。
5.
医薬品製造におけるE-ファクターについて説明できる。
【生産規模の製剤】
到達目標:
1.
工業的規模で製剤化する際に留意すべき点を列挙し、説明できる。
【生産規模のバイオテクノロジー】
到達目標:
― 424 ―
SBOs-1654 G-(5)-4-1
SBOs-1655 G-(5)-4-2
1.
2.
SBOs-1656 G-(5)-5-1
SBOs-1657 G-(5)-5-2
SBOs-1658 G-(5)-5-3
【品質管理】
到達目標:
1.
医薬品の品質管理の意義について説明できる。
2.
医薬品製造過程で管理すべき不純物を列挙できる。
3.
バリデーション項目を列挙し、その内容を説明できる。
SBOs-1659 G-(5)-6-1
SBOs-1660 G-(5)-6-2
SBOs-1661 G-(5)-6-3
【医薬品製造と安全性】
到達目標:
1.
代表的な化学合成法について安全性、危険性を予測できる。
2.
毒性の高い化合物を取り扱う設備について説明できる。
3.
バイオハザードおよびその対策について説明できる。
SBOs-1662 G-(5)-7-1
SBOs-1663 G-(5)-7-2
SBOs-1664
SBOs-1665
SBOs-1666
SBOs-1667
G-(6)-1-1
G-(6)-1-2
G-(6)-1-3
G-(6)-1-4
SBOs-1668 G-(6)-2-1
SBOs-1669 G-(6)-2-2
SBOs-1670 G-(6)-2-3
SBOs-1671 G-(6)-2-4
SBOs-1672 G-(6)-2-5
生物由来の医薬品の無菌化製造工程について説明できる。
利用される細胞株の維持と保存について説明できる。
【環境保全】
到達目標:
1.
医薬品製造において環境保全に配慮することの重要性を討議する。(態度)
2.
PRTR法について説明できる。
(6) ゲノム情報の利用を目指して
一般目標:
ゲノム情報に基づいた創薬ターゲットの探索と合理的なドラッグデザインを理解するため
に、標的遺伝子発現情報の解析やプロテオーム解析に関する基本的知識を修得する。
【ゲノム情報】
到達目標:
1.
ヒトゲノムの構造と多様性を説明できる。
2.
バイオインフォマティクスについて概説できる。
3.
トランスクリプトームについて概説できる。
4.
プロテオームについて概説できる。
【ゲノム情報の解析技術】
到達目標:
1.
遺伝子多型(欠損、増幅)の解析に用いられる方法(ゲノミックサザンブロット法
など)について概説できる。
2.
遺伝子多型(SNPs)の解析に用いられる方法(RFLP、SSCP法など)について概
説できる。
3.
遺伝子発現プロファイルを解析するための技術(DNAマイクロアレイ)の原理と
方法を概説できる。
4.
タンパク質発現プロファイルを解析するための技術(2次元電気泳動法、ペプチド
質量分析に基づくタンパク質の同定方法など)を概説できる。
5.
タンパク質間相互作用の解析に用いられる主な方法(免疫沈降、two-hybrid法な
ど)について概説できる。
SBOs-1674 G-(6)-3-2
SBOs-1675 G-(6)-3-3
【ゲノム情報の創薬への利用】
到達目標:
1.
ゲノム情報の創薬への利用について、創薬ターゲットの探索の代表例(イマチニブ
など)を挙げ、ゲノム創薬の流れについて説明できる。
2.
遺伝子改変動物を用いた医薬品の評価について説明できる。
3.
ゲノムの生物種間多様性とその創薬での重要性を説明できる。
SBOs-1676 G-(6)-4-1
SBOs-1677 G-(6)-4-2
【疾患関連遺伝子】
到達目標:
1.
代表的な疾患(癌、糖尿病など)関連遺伝子について説明できる。
2.
疾患関連遺伝子情報の薬物療法への応用例を列挙し、説明できる。
SBOs-1673 G-(6)-3-1
(7) 企業インターンシップ
一般目標:
企業の社会的役割と責任を理解し、企業を通して社会に貢献できるようになるために、企業
における業務に関する基本的知識、技能、態度を修得する。
SBOs-1678 G-(7)-1-1
【全体像】
到達目標:
1.
研修企業の組織、活動内容を説明できる。
― 425 ―
下記のいずれかの部門においてインターンシップを体験する。
SBOs-1679 G-(7)-2-1
SBOs-1680 G-(7)-2-2
SBOs-1681 G-(7)-3-1
SBOs-1682 G-(7)-3-2
SBOs-1683 G-(7)-3-3
【研究所・臨床開発部門】
到達目標:
1.
医薬品シーズ探索から非臨床試験、臨床試験、承認許可までの新薬創製過程を見聞
し、その重要性について自分の意見をまとめ、発表する。(知識・態度)
2.
GLP、GCPの実施状況を見聞し、その重要性について討議する。(知識・態度)
【医薬情報担当(MR)部門】
到達目標:
1.
医療現場における「薬物療法のパートナー」としてのMRの業務を見聞し、その重
要性について討議する。(知識・態度)
2.
医薬品の流通過程の現状を見聞し、MRの果たすべき役割について説明できる。
3.
医薬品の市販後調査の基準(GPMSP)の実施状況を見聞し、その重要性を討議す
る。(知識・態度)
SBOs-1685 G-(7)-4-2
【製造部門】
到達目標:
1.
医薬品の製造工程を見聞し、品質管理、安全性、環境保全、経済性などと関連づけ
て、コスト管理をシミュレートできる。(知識・技能)
2.
GMPの実施状況を見聞し、その重要性について討議する。(知識・態度)
SBOs-1686 G-(7)-5-1
SBOs-1687 G-(7)-5-2
【まとめ】
到達目標:
1.
体験した業務を簡略にまとめた報告書を作成できる。(技能)
2.
体験した業務を基にして、理想とする企業勤務者の姿について討議する。(態度)
SBOs-1684 G-(7)-4-1
― 426 ―
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