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引合仕様書 - 日立GEニュークリア・エナジー株式会社

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引合仕様書 - 日立GEニュークリア・エナジー株式会社
「高性能多核種除去設備整備実証事業」における
埋込金物・パッドおよびスリーブの設計、製作、納入
引合仕様書
2014 年 2 月
日立GEニュークリア・エナジー株式会社
原子力プラント部
1
目
1.契約件名
次
···················································································· 1
2.適用
·························································································· 1
3.目的
·························································································· 1
4.実施項目
5.仕様
···················································································· 1
·························································································· 2
6.実施期間
···················································································· 2
7.実施場所
···················································································· 2
8.実施責任者及び実施体制
······························································· 3
9.納入品目、数量、納入時期及び納入場所
·········································· 3
10.検収条件
················································································· 4
11.特記事項
················································································· 4
別紙
1 ··············································································· 一般仕様書
別紙
2 ··············································································· 技術仕様書
1
1.契約件名
「高性能多核種除去設備整備実証事業」における機器・配管・電気盤等を据付・支持する
埋込金物・パッドおよび建物の床・壁を配管等が貫通する貫通孔に設置するスリーブの設計、
製作、納入
2.適用
(1) この仕様書は、日立 GE ニュークリア・エナジー株式会社(以下「当社」とい
う。)が契約する上記の契約に関する仕様を規定するものである。
(2) 本仕様書に記載のない事項については、別紙の「一般仕様書」及び「技術仕様
書」の規定によるものとする。
3.目的
本書は、福島第一原子力発電所(以下「1F」という。
)における国プロ「高性能多核
種除去設備整備実証事業」のため、埋込金物・パッドおよびスリーブの設計、製作、納入
について、その業務仕様を示したものである。
4.実施項目
本業務は、所定期限までに下記を実施する。
(1) 埋込金物・パッドの実施項目
①
埋込金物・パッドの健全性確認
②
製作図作成
③
製作
④
納入
(2) スリーブの実施項目
①
スリーブの健全性確認
②
工事計画書作成
③
製作図面作成
④
製作
⑤
納入
(3) 共通実施項目
①
上記(1)(2)における設計・製作・納入工程管理
②
現地調整
注)実施する個別作業ごとの業務の内容、実施方法等の具体的内容は別紙2の「技
術仕様書」に示す。
1
5.仕様
(1) 一般仕様書
別紙1による。
(2) 技術仕様書
別紙2による。
注)
・一般仕様書と本仕様書の記載に重複がある場合は本仕様書に記載したところによる
こと。
・技術仕様書と本仕様書の記載に重複がある場合は技術仕様書に記載したところによ
ること。
6.実施期間
自:契約締結日
至:平成26年8月31日
7.実施場所
受注者の作業場所
2
8.実施責任者及び実施体制
(1) 発注者側
① 実施責任者
日立 GE ニュークリア・エナジー株式会社
原子力プラント部
プラント解析グループ(原プ解)主任技師
② 実施体制
実施体制を図1に示す。
(2) 受注者側
① 実施責任者
受注者は、本作業を統括する実施責任者の役職、氏名を明示すること。
② 実施体制
実施体制表を提示すること。
9.納入品目、数量、納入時期及び納入場所
(1) 納入品目及び数量
受注者が発注者の承認を受けるため、又は発注者に報告するために提出する図書、
書類の提出時期及び部数は、表1の提出図書一覧表のとおりとする。
(2)納入期限及び納入場所
a. 納入期限:
平成26年4月30日
b.納入場所(設計役務、設計図書)
:
日立 GE ニュークリア・エナジー株式会社
日立事業所
原子力プラント部プラント解析グループ(原プ解)
茨城県日立市幸町3丁目1番1号
c.納入場所(製品):
東京電力株式会社
福島第二原子力発電所構内
日立 GE ニュークリア・エナジー株式会社
福島総括事務所
福島県双葉郡楢葉町大字波倉字小浜作5
(3)本仕様の物量に対する納期に問題がある場合には、下記項目の提案を実施する
こと。
①(2)項に記載される納入期限に対するスコープと見積り。
② 別紙 2 の添付資料の物量に対する納期(スケジュール)と見積り。
3
10.検収条件
納入品目及びその内容について、発注者側の検収者が指名した者が、本仕様書
の実施項目の記載に基づき検査と納入の確認を行う。その結果を実施責任者以外
の検収責任者が、本仕様書に定めたとおりの作業が行われたと認めたことをもっ
て、本業務の検収とする。
11.特記事項
(1) 本業務において入手・作成・評価に使用した情報は、本業務以外の目的には
使用せず、本業務終了後にすみやかに処分すること。
(2) 本作業を行う受注者は、当該業務の実施において情報セキュリティを確保す
るための体制を整備すること。
(3) 本作業の実施のために発注者から提供する情報その他の当該業務の実施にお
いて知りえた情報についてはその秘密を保持し、また当該業務の目的以外に
利用しないこと。
(4) 業務の遂行における情報セキュリティ対策の利用状況を確認するために、発
注者は上記(1)から(2)の項目において求める情報セキュリティ対策の
実績の報告を求める場合がある。
(5) 本業務に関する監査のため立ち入り検査を実施する場合がある。
4
表1. 提出図書一覧表
番号
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
提出図書
事業内容説明書
実施体制表
実施責任者届
事業実施計画表
見積詳細表
打合せ議事録
技術検討書類
COMPO-CAD計画データ及びリスト
埋込金物・パッド強度計算書
スリーブ強度計算書
埋込金物・パッド製作図
スリーブ製作図
検査要領書
検査成績書
陸送連絡票
送品案内状(兼現地受取証)
納入品明細書
納入仕様書
完了届書
提出時期
応募提出資料
応募提出資料
応募提出資料
応募提出資料
応募提出資料
その都度
その都度
その都度
製作着手1ヶ月前
製作着手1ヶ月前
製作着手1ヶ月前
製作着手1ヶ月前
検査実施1ヶ月前
-
納入時
納入時
納入時
-
完了時
部数
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
-
1
1
1
1
1
承認用
○
○
○
○
○
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
○
備考
6.1(別紙1)
6.1(別紙1)
6.1(別紙1)
6.1(別紙1)
6.1(別紙1)
提案書雛型による
提案書雛型による
提案書雛型による
提案書雛型による
提案書雛型による
提出指示がある場合
現地受取責任者へ提出
現地受取責任者へ提出
作業完了証明
日立 GE ニュークリア・エナジー
株式会社
請
負
受注者
図1
発注者側実施体制
以上
5
別紙
1
一般仕様書
1.適用
(1) この仕様書は、日立 GE ニュークリア・エナジー株式会社(以下「当社」という。)
が購入する設備及び調査、設計、試験、その他の役務(以下「契約業務」という。)
に関する一般仕様を規定するものである。
(2) 引合仕様書及び技術仕様書に記載した事項と相違する事項については、引合仕様書
及び技術仕様書に記載したところによる。
2.契約業務の範囲等
契約業務の内容及びその範囲、納入場所、納期、その他項目ごとの仕様は、引合
仕様書及び技術仕様書に示すものとする。
3.受注の義務
受注者は、
「建設業法」
、
「特許法」
、
「職業安定法」、
「労働基準法」、
「労働安全衛生
法」及び「日本工業規格」等業務に関係する法規(条例を含む)を遵守し、この「一
般仕様書」、「引合仕様書」及び「技術仕様書」ならびに発注者の指示に従い、すべ
ての信義誠実を旨とし、業務を完了させなければならない。
また、受注者は、当該契約の履行に関する一切の責任を負うものとする。
4.下請の制限
受注者は、業務を一括して第三者に請け負わせてはならない。ただし、あらかじ
め書面により発注者の承認を得た場合は、この限りではない。
5.知的財産権
(1) 受注者および発注者の共同研究により取得した知的財産権の帰属は、受注者およ
び発注者が協議して定めるものとする。
(2) 受注者又は発注者は、相手方の図面、仕様書により製作された目的物又はその製
作方法に関連して知的財産権を取得する場合には、事前にその旨を相手方に申し出
て書面による承諾を得なければならない。ただし、知的財産権の帰属等に関しては、
貢献度に応じて受注者および発注者間で協議して定める。
(3) 受注者又は発注者が前(2)項に定める知的財産権を第三者に譲渡又は実施権設
定の許諾等を行う場合は、相手方の書面による承諾を得るものとする。
(4) 受注者及び発注者は、目的物につき第三者との間に知的財産権上の権利侵害等の
紛争が生じたときは、相手方に書面で通知し、受注者及び発注者のうちの責に帰す
1
別紙
1
べき者が、その負担と責任において処理解決するものとする。
6.機密の保持
受注者は、業務の実施にあたり知り得た一切の事項を、業務の実施期間満了後に
おいても、第三者に公表もしくは漏えいしてはならない。
7.関係書類の提出
受注者は以下の(1)~(3)の事項を遵守し、引合仕様書及び技術仕様書に定
める図書を提出期日までに提出しなければならない。ただし、受注者のノウハウに
関するものは除外する。
(1) 図面
図面は内容が充分に把握できるものとし、疑問の余地のない正確なものでなけれ
ばならない。
(2) 写真、画像
写真をとる場合は、その状況が良く把握できるように記録したものとする。
(3) 官庁提出書類
本仕様書で定める業務に伴い、監督官庁への申請、届け出などの手続き及び官庁
検査を要するものについては、必要に応じ受注者の負担において発注者の当該業務
を代行するものとする。
8.図書等の承認
発注者は、設計等の承認については、承認用図面を受理後2週間以内に返却する
ものとし、2週間を経過しても返却しない場合は承認したものとする。
承認を受けないで、製作、据付等に着手し、発注者から変更を指示された場合は、
受注者の自己負担において製作据付し直さなければならない。
9.提出書類の変更手続き
発注者が承認した提出図書、工程等の記載内容について、変更する必要が生じた
場合には、受注者は、遅滞なくその旨を書面により届け出て、発注者の承認を得な
ければならない。
未承認のまま進められた作業について、発注者が変更を指示した場合には、受注
者の自己負担において変更しなければならない。
10.製作・据付・試験等の立会い
受注者は、製作・据付け・試験等において発注者が必要と認める項目について、
原則として発注者の職員または発注者の指定した者の立会いの上で実施し、発注者
2
別紙
1
によって承認された基準に合格しなければならない。
なお、比較的軽易なものについては、発注者の判断により立会いを省略すること
がある。
11.実施期間の確保
受注者は、発注者の担当箇所に承認を受けた工程に従い業務を実施するものとし、
実施期間を厳守しなければならない。
12.安全管理の確保
受注者は、業務の実施に当たり、
「労働安全衛生法」など安全に関する
諸法規(条例を含む)を遵守し、労働災害の絶無に努めなければならない。
業務実施上発生した災害については、すべて受注者が自己の責任と負担で処理す
るものとする。
13.管理体制の確立
受注者は、業務の実施にあたり、業務の規模及び内容に応じた管理体制を確立し
なければならない。
14.受注後の履行要領
(1) 受注後の連絡
受注決定後、受注者は終始発注者と密接な連絡を保ち、慎重かつ迅速に契約の履
行に当たるとともに、発注者からの照会事項に関しては、速やかに正確な回答を行
わなければならない。
(2) 使用者の解釈及び疑義の解明
受注決定後、一般仕様書及び引合仕様書の記載事項に疑義が生じた場合は、双方
協議して定めるものとする。
以上
3
別紙
2
技術仕様書
1.件名
「高性能多核種除去設備整備実証事業」における埋込金物・パッドおよびスリーブの設計、製
作、納入
2.適用
(1) この仕様書は、日立 GE ニュークリア・エナジー株式会社が購入する設計、製作、
納入およびその他の役務(以下「契約業務」という。)に関する技術仕様を規定する
ものである。
3.技術仕様内容
3.1
対象範囲
(1)下記を対象とする。
①場
所:高性能多核種設備建屋(以下、建屋)に要求ある埋込金物・パッド
およびスリーブ
②対象設備:高性能多核種除去設備
3.2
適用規格
(1)原子力発電所耐震設計技術指針
重要度分類・許容応力編
(JEAG 4601・補-1984)
(2)原子力発電所耐震設計技術指針 (JEAG 4601-1991 追補版)
(3)建築基準法並びに同関係法令
(4)日本建築学会(AIJ)「鋼構造設計規準」
(5)日本建築学会(AIJ)「鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説」
(6)日本工業規格(JIS)
(7)日本建築学会「鉄骨工事技術指針・同解説(工場製品編)」
(8)日本建築学会「各種合成構造設計指針・同解説」
3.3
適用条件
(1)設計条件及び物量
設計条件及び物量は、次頁の埋込金物・パッド仕様一覧表及びスリーブ仕様一覧
表に従うこと
1
別紙
2
表1. 埋込金物・パッド仕様一覧表
型式
プレート形状
埋込金物
タイプⅡ
タイプⅠ
タイプⅣ
パッド
タイプⅠ
備考
□250mm×19t □300mm×22t □400mm×28t □250mm×19t
プレート材質
SS400相当品
同左
同左
同左
JIS G3101,3106に準拠
スタッド本数
4本以上
同左
8本以上
ナシ
JIS B1198に準拠
許容引張荷重(Pa)
62.6kN以上
75.6kN以上
323.2kN以上
-
許容せん断荷重(Qa)
部材取付範囲
(プレート中心より)
200kN以上
268.2kN以上
536.4kN以上
-
□150mm
□200mm
□300mm
□150mm
物 量(予備含)
250枚
850枚
400枚
300枚
表2. スリーブ仕様一覧表
スリーブ
型 式
丸形(350A以下)
角形
SGP管相当品
SS400相当品
スリーブ材質
JIS G3452
JIS G3101
スリーブ板厚
物 量
3.4
上記に準拠
150A×300L×20本
250A×300L×20本
350A×300L×10本
備考
6t以上
ナシ
見積物量
上記表1、2に示す。なお、計画の変更や進捗に伴い、本見積物量を見直す。
4.実施項目
所定期限までに以下の項目を実施する。
(1)埋込金物・パッドの実施項目
①埋込金物・パッドの健全性確認
別途定める設計条件に対し、計画した埋込金物・パッドの強度評価を実施し、
健全性を確認すること。
②製作図面作成
計画した埋込金物・パッドの製作用図面を作成すること。
③製作
埋込金物・パッドの材料購入、加工、組立、塗装を行うこと。
④納入
納入期限までに指定納入場所に支持構造物を納入すること。
2
別紙
2
(2)スリーブの実施項目
①スリーブの健全性確認
別途定める設計条件に対し、計画したスリーブの強度評価を実施し、健全性を確
認する。
②製作図面作成
計画したスリーブの製作用図面を作成する。
③製作
スリーブの材料購入、加工、組立、塗装を行う。
④納入
納入期限までに指定納入場所にスリーブを納入する。
(3)共通実施項目
①上記(1)
(2)における設計・製作・納入工程管理
②現地調整
必要に応じ現地における施工側からの問い合わせ回答等の対応を行う。
4.貸与資料
(1)埋込金物・スリーブ配置図面集
(2)機器配置計画図、ヤード機器配置図
(3)エンジニアリングスケジュール、工事工程表
(4)COMPO-CAD 計画データ(埋込金物・パッド及びスリーブ
配置データ)
以上
3
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