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179.24KB - 独立行政法人 日本芸術文化振興会
(別冊 1) 助成金の電子申請に関する実態調査 仕様書 独立行政法人日本芸術文化振興会 1.業務名称 助成金の電子申請に関する実態調査 2.対象業務 助成金交付事務の効率化については独立行政法人日本芸術文化振興会(以下「振興会」とい う。)における検討課題の一つとなっており、平成25年3月29日に策定された独立行政 法人日本芸術文化振興会中期計画(第3期)においても、 「情報通信技術等を活用した申請手 続き等の合理化」と明記されている。 本業務は、公的機関及び民間機関において導入されている助成金の電子申請システムの実態 等について調査を行うとともに、振興会の助成事業における電子申請システムの在り方につ いて提案を行い、もって助成金交付事務の効率化に資するものとする。 3.履行期間 契約日の翌日から平成29年3月21日までとする。 4.業務を受注した場合の業務履行 (1)受注者は、業務計画書を提出する。 (2)受注者は、あらかじめ提出した担当者予定表により当該業務を履行する。 (3)受注者は、業務の統括責任者(以下「統括責任者」という。)を置く。 5.業務内容 (1)受注者は、文献及びインターネット等による事前調査を行い、以下のヒアリング調査 対象を選定する。 ①助成金の交付主体となる機関(公的機関及び民間機関)・・・7~8機関程度 ②振興会の助成事業に申請実績のある団体…10団体程度 ③電子申請について申請者側のニーズを把握する、情報ポータルサイト企業やシス テム企業等・・・2~3機関程度 なお、ヒアリング調査対象の選定にあたっては、受注者が候補を提示のうえ、振興会 との協議を通じて選定するものとする。 (2)受注者は、上記(1)①の機関に対し、主に以下の項目でヒアリング調査を行う。 ・助成金の名称とその内容 ・電子申請システムの導入時期 ・当該機関における取組の概要 ・当該機関において特に工夫・改善を行った点 ・電子申請システムの活用状況 ・電子申請システムと紙媒体の併用状況 ・電子申請システムを導入することによって得られるメリットと今後の課題 ・課題を解決するために行うべきこと (3)受注者は、上記(1)②③の質問項目は、受注者による提案のうえ、振興会との協議 により決定する。 (4)受注者は、ヒアリング調査の結果を踏まえて業務報告書を作成し、参考となる取組の 例を提示するとともに、振興会が電子申請システムを導入する際の望ましい姿と充足 すべき条件について提案する。 6.業務実施 (1)一般事項 業務の着手に当たり、振興会から受注者に対して基本方針等の説明及び日程の確認を 行う。 (2)業務報告書の作成 業務の終了時に、成果物として業務報告書を提出すること。なお、業務報告書の提出 に当たっては、その内容等について事前に振興会と調整を行うこと。 (3)報告と記録 ・業務の進捗状況について、原則として月に1回報告書を提出すること。なお、報告 書の様式は振興会と協議の上決定すること。 ・振興会との打合せを原則として月に1回以上実施すること。打合せには統括責任者 が出席し、打合せ場所は振興会と協議の上決定すること。また、振興会関係者との 打合せに同席を求められた場合は同席すること。 ・その他振興会又は統括責任者が必要と認めた場合は打合せを行うこと。 7.成果物の提出部数及び体裁 (1)成果物の提出 成果物は下表のとおり作成し、振興会に提出すること。なお、成果物の構成等につい ては、振興会と協議の上、決定すること。 成果物 原本 複写 製本形態 摘要 業務報告書 1部 5部 ファイル綴じ A4版 業務報告書の電子データ 1部 注1:業務報告書は、振興会の指示により製本すること。 注2:契約完了後であっても、成果物に瑕疵があれば、速やかに修正すること。 (2)電子データの保存媒体とファイル形式 電子データの保存媒体とファイル形式は以下のとおりとする。ただし、必要に応じ て振興会と協議の上、変更することができる。 ① 保存媒体 DVD-R ②ファイル形式 以下の形式のほか、PDF変換したファイルを別途作成する。 ・Microsoft Word 2007 で読み取り可能な形式 ・Microsoft Excel 2007 で読み取り可能な形式 ・JPEG 形式 ・その他、振興会が認めたファイル形式 8.成果物の帰属 成果物に関する一切の権利は振興会に帰属し、振興会が承諾した場合を除き、受注者は成果 物を公表してはならない。 9.その他 仕様書及び契約書に記載されていない事項については、民法その他関係法令に則り、振興会 と協議の上決定すること。