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インターンシップの薦め

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インターンシップの薦め
❉ インターンシップの薦め
International Relations Self-Study Navigator
インターンシップとは
新しい学びのスタイルであるインターンップはいまや全国の大学で行われるようになってきました。立命
館大学はその最先端にある大学といっても過言ではありません。国際関係学部では 97 年から課外の実習と
してインターンシップが始まり、99 年からは正課として単位認定が行われるようになりました。インターン
シップとは主に夏期休暇や春期休暇などを利用して、様々な協定機関、企業、団体などで実務の体験をする
ことです。つまり、就業体験を通して、受け入れ機関や企業、団体などの仕事を理解し、自らの職業観や労
働観を形成することに目的が置かれています。本学部では、国際協力や国際交流に関わる日本の政府機関・
国内にある国連機関・地方自治体、外資系企業、新聞社などを中心に協定先を拡大し、他大学や他学部のそ
れとは一味違う特色あるインターンシップの場を提供しています。また、海外でのインターンシップも可能
になり、ますます学ぶチャンスが広がっているといえます。過去に協定先に派遣された本学部の熱意と意欲
ある学生諸君はこれらのインターンシップを通して大きく成長し、その後の正課の取り組みにもいっそう積
極的になり、また進路・就職で大きな成果をあげるに至っています。その意味で、できるだけ多くの学生が
引き続きインターンシップにチャレンジすることを期待しています。
さて、ここで具体的に本学部のインターンシップ(インターンシッププログラム協定 A 型)の内容につい
てお話したいと思います。2014 年度の実績では、本学部の協定先は 17 機関あり、約 20 名の学生を派遣して
います。対象は 2 回生以上、科目名は「インターンシップ(国際関係学専攻)」
「Internship(GS Major)」、2
単位として認定します。希望者は申し込み用紙に志望理由を書いて提出し、担当教員の書類選考や面接など
を受けることになります。それらを基に受け入れ先と協議し、最終決定がなされます。また、受入先が提出
された書類を基に再度面接を行うこともあります。受入先も学生を受け入れる以上、派遣される学生の能力
や人物を確かめたいということです。受入先の条件はそれぞれ違っています。例えば英語の運用能力や TOEFL
の一定以上のスコアを要求する国連機関、政府の国際協力・国際交流機関や英語以外の外国語能力を持った
学生を歓迎する協定先もあります。国際協力・国際開発に強い関心持つ者、協定先の機関や企業に対する関
心を持つ者、目的意識の明確さ、情報活用能力、社会的常識に基づいて自己管理できる者などの諸条件が要
求されています。派遣前には全学インターンシップオフィスが実施する事前研修、エクステンションセンタ
ーが実施するビジネスマナー講座、本学部独自に実施する事前研修などを義務付けています。実習中はレポ
ートの作成や中間報告書の作成が必要になります。そして、実習終了後は、成果を自分だけのものにするの
ではなく、国関の他の学生にも幅広く還元するということで、インターンシップ報告会を開催し、それぞれ
の体験を報告してもらいます。この報告会はインターンシップを希望する他の学生にとっても大きな刺激や
励みになっています。また、学生の皆さんの貴重な体験報告をまとめた『国際関係学部インターンシップ報
告書』を毎年刊行しています。インターンシップの詳細について知りたい場合は、報告会や説明会に出席す
ることを勧めます。また、担当教員、学部事務室の担当者に直接尋ねることもよいでしょう。この他、本学
インターンシップオフィスが行う単位認定型のプログラムとインディペンデントタイプのプログラムで実施
するインターンシップなどがあります。これを機会に、在学中に一人でも多くの学生の皆さんがインターン
シップに参加されることを望みます。
[2014 年度
国際関係学部インターンシップ受入先実績]
(独)国際協力機構北海道国際センター
(独)国際交流基金
(独)国際交流基金関西国際センター
一般財団法人 海外産業人材育成協会(HIDA)関西研修センター
公益財団法人太平洋人材交流センター
(特非)多言語センター FACIL
公益社団法人 日本記者クラブ
(株)読売新聞東京本社
(株)読売新聞大阪本社
(株)国際開発ジャーナル社
(株)中央公論新社
(株)読売旅行(東京)
(株)読売旅行(大阪)
(株)ANA総合研究所
執筆者:小木 裕文
更新者:国際関係学部事務室
執筆日(更新日):2014 年 11 月 30 日
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