...

臨床試験概要詳細画面|一般財団法人日本医薬情報センター 臨床試験

by user

on
Category: Documents
16

views

Report

Comments

Transcript

臨床試験概要詳細画面|一般財団法人日本医薬情報センター 臨床試験
臨床試験概要詳細画面|一般財団法人日本医薬情報センター 臨床試験情報
■基本情報
JapicCTI-No.
JapicCTI-153076
■試験の名称
試験の名称
RAS遺伝子(KRAS/NRAS遺伝子)野生型で切除不能進行再発大腸癌患者に対するパニツムマブ
とTAS-102併用療法の安全性及び有効性を検討する第I/II相試験
簡易な試験の名称
APOLLON study
試験実施者
武田薬品工業株式会社
共同開発者
試験の種類
介入試験(薬剤)
試験の概要
RAS遺伝子野生型でフッ化ピリミジン系薬剤、オキサリプラチン、イリノテカン、及び血管
新生阻害薬(ベバシズマブ、アフリベルセプト、ラムシルマブ等)に不応または又は不耐の
切除不能進行再発大腸癌患者を対象とする単群非盲検多施設共同第I/II相試験である。パニ
ツムマブとTAS-102併用療法の忍容性及び安全性を検討し、パニツムマブとTAS-102併用療法
の推奨用量(RD)を検討することを主目的とした第I相パート(dose de-escalation)、及
び有効性及び安全性を検討することを主目的とした第II相パートの2つのパートからなる。
第I相パートでは研究対象者を同一用法・用量のコホート1及び2に順次3例ずつ組み入れ、
第II相パートでは第I相パートで確認されたRDで新たな研究対象者を46例組み入れることと
し、研究対象者数として最大58例とする。
【治療レジメン】1コース28日間
パニツムマブ:6 mg/kg, Day1,Day15に投与
TAS-102:35mg/m^2, Day1-5,Day8-12に投与
■試験の内容
疾患名
大腸癌
試験薬剤名
パニツムマブ+TAS-102
試験薬剤INN
42- (腫瘍用薬)
薬効分類コード
用法・用量
パニツムマブ:6 mg/kg、TAS-102:35mg/m^2
対照薬剤名
対照薬剤INN
薬効分類コード
用法・用量
薬剤
試験の目的
治療
試験のフェーズ
フェーズ1・2
試験のデザイン
探索的試験
目標症例数
58
1.臨床研究の内容を理解し、それを遵守する能力があると研究責任者又は研究者が判断し
た患者
2.本研究の登録前に、同意・説明文書に、患者による署名及び日付記入ができる患者
3.登録時の年齢が20歳以上75歳未満である患者
4.大腸原発の腺癌で根治的切除不能である患者(虫垂癌、肛門管癌は除外)
5.RECIST ver 1.1による測定可能病変を有する患者
6.フッ化ピリミジン系薬剤、オキサリプラチン、イリノテカン、及び血管新生阻害薬(ベバ
シズマブ、アフリベルセプト、ラムシルマブ等)を含む化学療法*に不応又は不耐*の大腸癌
の患者
*: 不応又は不耐とは以下のいずれかに該当する場合とする
http://www.clinicaltrials.jp/user/cteDetail.jsp[2015/11/20 13:42:59]
臨床試験概要詳細画面|一般財団法人日本医薬情報センター 臨床試験情報
適格基準
(1)術前もしくは術後補助化学療法中もしくは終了後6ヵ月以内の画像的診断による再発を認
めた場合
(2)進行癌に対する化学療法として投与中もしくは最終投与3ヵ月以内に画像的もしくは臨床
的な増悪を認めた場合
(3)許容出来ない有害事象により再投与不可能と判断された場合 (重篤なアレルギー反応や
蓄積性の神経障害など)
7.KRAS及びNRASの検査*において、いずれも野生型**であることが確認された患者
*: KRAS及びNRAS検査は製造販売承認された体外診断薬で実施する。
**: 以下に示すcodon全てに変異がない場合に野生型であると定義する。検査の結果、いず
れかのcodonが未測定又は評価不能となった場合は野生型とは定義しない。
KRAS: EXON2 (codon 12, 13), EXON3 (codon 59, 61), EXON4 (codon 117, 146)
NRAS: EXON2 (codon 12, 13), EXON3 (codon 59, 61), EXON4 (codon 117, 146)
8.経口投与が可能な患者
9.登録前2週間(14日)以内の検査に基づく主要臓器機能について、以下の規準を満たして
いる
(1)好中球数 1.5×10^3/microL以上
(2)血小板数 10.0×10^4/microL以上
(3)ヘモグロビン 8.0 g/dL以上
(4)総ビリルビン 1.5 mg/dL以下
(5)アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST) 100 U/L(肝転移を有る場合は200
U/L)以下
(6)アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT) 100 U/L(肝転移を有する場合は200 U/L)
以下
(7)血清クレアチニン 1.5 mg/dL以下
10.ECOG P.S.が0-1と判定された患者
11.登録日から3ヵ月(90日)以上の生存が見込まれる患者
年齢: 20歳以上 74歳以下
性別: 両方
除外基準
1.過去に抗EGFR抗体薬(セツキシマブ/パニツムマブ)、レゴラフェニブ及びTAS-102の投
与歴を有する患者
2.投与開始予定日において原疾患に対する前治療としての放射線照射及び化学療法投与最終
日から2週間(14日間)以上経過していない患者。ただし、骨転移巣に対する疼痛緩和を目
的とした治療は除く。
3.脳転移を有する患者、又は脳転移が高度に疑われる患者
4.同時性重複癌又は無病期間が5年以内の異時性重複癌を有する患者(大腸癌は除く)。た
だし、局所切除により根治した、又は根治が可能と思われる粘膜内癌(食道、胃、子宮頚
癌、非メラノーマ性皮膚癌、膀胱癌など)を有する患者は除く。
5.処置が必要な体腔液(胸水、腹水、及び心嚢液など)を有する患者
6.避妊する意思のない患者、及び妊婦、授乳婦、妊娠検査陽性の女性
7.投与開始予定日において他の治験薬が投与されてから4週間(28日間)以上経過していな
い患者
8.治療目的の全身性ステロイド剤(外用は除く)の投与が必要な患者
9.間質性肺疾患(間質性肺炎、肺線維症等)の既往、又はコンピュータ断層撮影
(computerized tomography、以下「CT」)にて明らかに広範囲なこれらの所見が認められ
る患者
10.重篤な合併症(腸管麻痺、消化管通過障害、腸閉塞、コントロール不能な下痢、インス
リンの継続使用により治療中又はコントロール困難な糖尿病、腎不全、肝不全、精神疾患、
脳血管障害、輸血を必要とする消化管潰瘍等)を有する患者
11.重篤な薬物過敏症の既往がある患者(オキサリプラチンに対するアレルギー反応は除
く)
12.処置を要する局所若しくは全身性の活動性感染症、又は発熱を有し、感染症が疑われる
患者
13.ニューヨーク心臓協会(NYHA)心機能分類II度以上の心不全又は重篤な心疾患を有する
患者
14.活動性のB型肝炎を有する患者
15.既知のヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染を有する患者
16.前治療における有害事象が、少なくともCTCAE日本語訳JCOG版 v4.03の判定でGrade
1(末梢神経障害はGrade 2)まで回復していない患者(血色素量は除く)
17.既知のBRAF遺伝子変異型の患者
18.その他、研究責任者又は研究者が本臨床研究への参加を不適当と認めた患者(例えば、
強制の下に同意するおそれのある患者等)
主要な評価項目
第I相パート:パニツムマブとTAS-102併用療法のDLT発現割合、
第II相パート:6ヵ月時点の無増悪生存割合(PFS rate)
主要な評価方法
第I相パート:評価期間中のDLTの発現頻度に基づき、当該用法・
用量の忍容性を評価し、次コホートへの移行の可否を判断する。
第II相パート:6ヵ月時点のPFS rateは、登録日を起算日と
し、6ヵ月時点まで生存かつ増悪と判断されなかった研究対象者
の粗割合とする。
副次的な評価項目
〈安全性〉有害事象、〈有効性〉全生存期間(OS)、無増悪生存
期間(PFS)、奏効割合(RR)、奏効期間(DOR)、病勢コント
ロール率(DCR)、治療成功期間(TTF)
http://www.clinicaltrials.jp/user/cteDetail.jsp[2015/11/20 13:42:59]
臨床試験概要詳細画面|一般財団法人日本医薬情報センター 臨床試験情報
評価項目・方法
副次的な評価方法
試験実施施設
〈安全性〉プロトコル期間中においてプロトコル治療開始後に発
現した有害事象、〈有効性〉OS:登録日を起算日とし、あらゆる
原因による死亡日までの期間とする。生存例では、最終生存確認
日又はデータカットオフ日のいずれか早い方をもって打ち切りと
する。PFS:登録日を起算日とし、PDと判断された日又はあらゆ
る原因による死亡日までのいずれか早い方までの期間とす
る。RR:最良総合効果がCR又はPRのいずれかである研究対象者の
割合とする。DOR:CR又はPRが最初に確認された日から、PDと判
断された日又はあらゆる原因による死亡日のうち早い方までの期
間とする。DCR:最良総合効果がCR、PR又はSDである被験者の割
合とする。TTF:登録日を起算日とし、登録日からプロトコル治
療の中止を判断した日、プロトコル治療中に増悪と判断された
日、又はあらゆる原因による死亡日のうち早いものまでの期間と
する。
約35施設
予定試験期間
2015年11月15日 ~ 2017年12月30日
試験の現状
実施中
被験者募集状況
その他
試験実施地域
日本
■関連ID
関連ID名称
Takeda Study ID
関連ID番号
Panitumumab-1501
関連ID名称
Universal Trial Number
関連ID番号
U1111-1176-3692
関連ID名称
Clinicaltrials.gov Registry ID
関連ID番号
TBD
■関連情報
リンク名称
リンク先URL
リンク説明
■問合せ先
会社名・機関名
武田薬品工業株式会社
問合せ部署名
臨床試験情報 お問合せ窓口
連絡先
https://www.takeda.co.jp/contact/form/jp/form/
会社名・機関名(Scientific) 武田薬品工業株式会社
問合せ部署名(Scientific)
日本オンコロジー事業部 メディカルアフェアーズ部 臨床研究推進グループ
連絡先(Scientific)
https://www.takeda.co.jp/contact/form/jp/form/
■その他
出資の出所
研究費の名称
その他
■履歴情報
更新履歴
2015年11月20日 新規作成
http://www.clinicaltrials.jp/user/cteDetail.jsp[2015/11/20 13:42:59]
臨床試験概要詳細画面|一般財団法人日本医薬情報センター 臨床試験情報
戻る
Copyright c 2004-2008, Japan Pharmaceutical Information Center. All Rights Reserved.
http://www.clinicaltrials.jp/user/cteDetail.jsp[2015/11/20 13:42:59]
Fly UP