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第6回県・政令指定都市サミット(G3)における確認事項 県と静岡市・浜松
第6回県・政令指定都市サミット(G3)における確認事項 県と静岡市・浜松市の両政令指定都市が、協働・協調して県勢の発展を牽引していく ことが重要であることから、本日、第6回目となる県・政令指定都市サミット(G3) を開催し、これからの地域づくり等について意見交換を行った。 今回のサミットでは、県と両政令指定都市が連携して将来を見据えた地域づくりを進 めていくことが不可欠であるとの認識に立ち、時代をリードする地域経営を行っていく ため、次の点について確認した。 1 “しずおか型特別自治市”実現に向けて 国における大都市制度に関する議論が本格化していくことが見込まれる中、地域か ら積極的に意見等を発信していくことが重要である。このため、両政令指定都市が共 同で設置している「特別自治市研究会」による、 「特別自治市実現に向けた提言(骨子) 」 を県知事へ提出した。 県と両政令指定都市が、新しい国のかたちとして府県制度の廃止、道州制を目指し、 自立した地域経営を行う基礎自治体のモデルとなる“しずおか型特別自治市”の理念 を共有し、その実現に向け、三者による協議の体制を整え、協働して新たな仕組みづ くりに取り組むこととした。 2 「ふじのくに内陸のフロンティア」の推進 今年4月に開通が予定されている新たな国土軸となる新東名高速道路は、本県の内 陸部に位置し、そのインターチェンジの周辺地域等は、交通の利便性に優れ、自然環 境にも恵まれた災害に強い安全な地域として、新たな発展の可能性を秘めている。 このため、県と両政令指定都市は、これらの地域を「内陸のフロンティア」として 捉え、総合特区の活用等により、産業集積をはじめ、新エネルギーの導入、防災機能 の充実強化、社会・環境インフラの整備などを進め、新時代の魅力ある地域づくりを 推進することとした。 3 県と両政令指定都市との協働の推進について 徳川家康公薨去400年となる平成27年に向けて、家康公ゆかりの地である県と 両政令指定都市は、 「徳川家康公」に関連する各種事業、イベント等について協働して 取り組むこととした。 また、MICEの誘致・開催促進を目指した、大規模な国際会議等の誘致や、プロ 野球県民球団創設構想などについて、連携を進めることとした。 次回の「県・政令指定都市サミット(G3)」は、静岡県がホストとなり、来年度秋を 目途に開催する。 平成24年1月30日 静岡県知事 川勝 静 岡 市 長 田辺 浜 松 市 長 鈴木 平太 信宏 康友