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~島根大学木質バイオマス化計画~
~島根大学木質バイオマス化計画~ チップボイラーとは? • チップボイラー →燃料である木質チップを直接燃焼させることにより、温水・ 熱水に変換 • メリット →地域資源(森林等)の有効活用、チップは価格変動が重油に 比べて少なく、ランニングコストが安く済む • 蓄熱槽 →ボイラーと併設するもので、熱をためておく装置。 ボイラの最大出力以上の熱需要に対応できる チップボイラーと蓄熱槽を入れた場合 蓄熱槽からの出力 チップボイラー 最大出力 蓄熱槽 チップボイラーと蓄熱槽で運転した時の熱需要 今年度の歩み 6月 出雲市の木質チップボイラー見学 7月 徳島県さくら診療所の木質チップボイラー見学 木質チップボイラーについて学習する会 8月 木質バイオマスシンポジウム in 島根大学 開催 10月 生協の調査を開始 11月 現在の重油ボイラーについて学習 12月 エネルギー需要の調べ方について学習 木質バイオマスシンポジウム in島根大学 講演者 徳島再生可能エネルギー協議会 羽里信和さん チップボイラー導入時 の体験談など様々な お話をうかがいました 重油ボイラーを使っている生協第一食堂 施設名:生協第一食堂 営業時間:平日 7:45~20:30 土曜日 11:00~13:15 給湯用の重油ボイラー 使用目的:給湯(主に食器洗いや飲料水の加熱) 使用量と使用時間帯は洗い物の量により変化 温水 一日の利用者数の変化や特徴 (人) 火(1日) 水(2日) 木(3日) 金(4日) 土(5日) 月(7日) 400 300 200 100 0 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 (時) 2013年10月1日(火)~7日(月)までの第一食堂の利用者推移 これだけ重油は使われている 使用量( L ) 2000 23年 24年 1600 1200 800 400 0 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月 1月 2月 3月 月別の第一食堂の重油使用量 現在使っている重油ボイラー 現在のボイラーの規格 型 KSAN-250BH型 カテゴリー 温水ボイラー メーカー 日本サーモエナー 熱出力 291kW 給湯量 4160L/h 燃料種類 A重油 燃料消費量 33.1L/h 使用用途 給湯 水温 約60℃ 実際の調査 1日にどれぐらいエネルギーを使っている? 調査方法 重油ボイラー付属の流量計を 24時間デジタルカメラでコマ撮り(2分間毎) ここ 調査結果(調査日:12月2日~3日) (kW) 50kWの木質チップボイラー + 蓄熱槽5000ℓくらい? 重油から木質チップへ チップボイラー 蓄熱槽 チップボイラーと蓄熱槽で重油ボイラーの代わりにする。 チップボイラーに変わったら・・・ 生協の年間重油使用料 12750ℓ(H24年度) 重油価格 98.6円 チップ価格 14円 1ℓあたりのCO2発生量 2.80 kg‐CO2/L • コストが減る 1.257.150円→481.320円 • CO2発生量減 35.700kg‐CO2/L→0kg ご清聴ありがとうございました