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公衆浴場法施行条例(平成二十年埼玉県条例第十九号)

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公衆浴場法施行条例(平成二十年埼玉県条例第十九号)
公衆浴場法施行条例(平成二十年埼玉県条例第十九号)
(趣旨)
第一条
こ の 条 例 は 、 公 衆 浴 場 法 ( 昭 和 二 十 三 年 法 律 第 百 三 十 九 号 。 以 下 「 法 」 と い う 。) 第
二 条 第 三 項 の 規 定 によ る 公 衆 浴 場 の 設 置 の 場所 の 配 置 の 基準 並 びに 法 第三 条 第二 項 の規 定 に
よ る 公 衆 浴 場 の 衛 生及 び 風 紀 に 必 要 な 措 置 の基 準 そ の 他 法の 施 行に つ いて 必 要な 事 項を 定 め
るものとする。
(定義)
第二条
こ の 条 例 に おい て 「 一 般 公 衆 浴 場 」 とは 、 温 湯 等 を使 用 し、 同 時に 多 数人 を 入浴 さ せ
る 公 衆 浴 場 で あ っ て、 そ の 利 用 の 目 的 及 び 形態 が 地 域 住 民の 日 常生 活 にお い て保 健 衛生 上 必
要な施設として利用されるものをいう。
(配置の基準)
第三条
新 た に 受 け よう と す る 法 第 二 条 第 一 項の 許 可 に 係 る一 般 公衆 浴 場の 設 置の 場 所が 配 置
の 適 正 を 欠 く と 認 めら れ る 場 合 は 、 そ の 一 般公 衆 浴 場 と 現に 存 する 一 般公 衆 浴場 と の距 離 が
三 百 五 十 メ ー ト ル に満 た な い 場 合 と す る 。 この 場 合 に お ける 距 離は 、 一般 公 衆浴 場 の本 屋 の
最近の部分間を直線で測定するものとする。
2
一 般 公 衆 浴 場 で 次の 各 号 の い ず れ か に 該 当す る 場 合 に おけ る もの に つい て は、 前 項の 規 定
は、適用しない。
一
営 業 の 譲 渡 が なさ れ た 場 合 に お い て 、 その 譲 受 人 が 引き 続 き同 一 の場 所 にお い て一 般 公
衆浴場を経営しようとするとき。
二
一 般 公 衆 浴 場 の用 に 供 し て い る 建 物 が 滅失 し 、 損 傷 し、 老 朽化 し た等 の ため 、 その 営 業
者 が こ れ を 新 築 し、 又 は 改 築 し て 、 引 き 続き 同 一 の 場 所に お いて 一 般公 衆 浴場 を 経営 し よ
うとするとき。
三
土 地 収 用 法 ( 昭和 二 十 六 年 法 律 第 二 百 十九 号 ) に よ る土 地 の収 用 によ り 従前 の 場所 に お
い て 経 営 が で き なく な っ た た め 、 そ の 営 業者 が 、 法 第 二条 第 一項 の 許可 を 行う 者 (第 六 条
に お い て 「 許 可 権 者 」 と い う 。) が 公 衆 衛 生 上 支 障 が な い と 認 め る 場 所 に お い て 一 般 公 衆
浴場を経営しようとするとき。
(一般公衆浴場の措置の基準)
第四条
一般公衆浴場の衛生及び風紀に必要な措置の基準は、別表第一のとおりとする。
(その他の公衆浴場の措置の基準)
第五条
一般公衆浴場以外の公衆浴場(次項及び次条において「その他の公衆浴場」という 。)
の う ち 、 風 俗 営 業 等の 規 制 及 び 業 務 の 適 正 化等 に 関 す る 法律 ( 昭和 二 十三 年 法律 第 百二 十 二
号 ) 第 二 条 第 六 項 第一 号 に 規 定 す る 営 業 に 係る 公 衆 浴 場 の衛 生 及び 風 紀に 必 要な 措 置の 基 準
は、別表第一(第二号、第二十一号及び第二十八号を除く 。)及び別表第二のとおりとする。
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2
そ の 他 の 公 衆 浴 場の う ち 、 前 項 に 規 定 す る公 衆 浴 場 以 外の 公 衆浴 場 の衛 生 及び 風 紀に 必 要
な措置の基準は、別表第一のとおりとする。
3
前 項 に 規 定 す る 公衆 浴 場 の う ち 、 熱 気 、 砂等 を 使 用 す る入 浴 設備 ( 以下 「 サウ ナ 室」 と い
う 。) の み を 入 浴 設 備 と し て 利 用 さ せ る 公 衆 浴 場 の 衛 生 及 び 風 紀 に 必 要 な 措 置 の 基 準 は 、 同
項 の 規 定 に か か わ らず 、 別 表 第 一 第 一 号 か ら第 十 一 号 ま で、 第 十七 号 及び 第 二十 九 号か ら 第
三十三号までの規定のとおりとするほか、シャワーを設けることとする。
(措置の基準の緩和)
第六条
前 二 条 の 規 定に か か わ ら ず 、 別 表 第 一第 一 号 、 第 二十 八 号ロ 、 第二 十 九号 イ 及び 第 三
十 一 号 の 規 定 に つ いて は 、 許 可 権 者 は 、 こ れら の 規 定 の 一部 を 適用 し ない 場 合に お いて も 施
設 の 利 用 形 態 か ら 風紀 に 支 障 が な い と 認 め ると き は 、 当 該一 般 公衆 浴 場又 は その 他 の公 衆 浴
場に対しては、当該一部の規定を適用しないこととすることができる。
(責任者の届出)
第七条
営業者は 、別表第一第三十三号の規定に基づき日常の衛生管理に係る責任者を選任し 、
又 は 変 更 し た と き は、 遅 滞 な く 、 そ の 責 任 者の 氏 名 そ の 他規 則 で定 め る事 項 を知 事 に届 け 出
なければならない。
(委任)
第八条
この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。
附
1
則
こ の 条 例 は 、 平 成二 十 年 四 月 一 日 か ら 施 行す る 。 た だ し、 次 に掲 げ る規 定 は、 同 年十 月 一
日から施行する。
一
第四条から第六条までの規定(第三号に掲げる規定に係る部分に限る 。)
二
第七条及び次項の規定
三
別 表 第 一 第 五 号、 第 七 号 、 第 十 号 、 第 十三 号 、 第 十 七号 ( 浴槽 水 の水 質 に係 る 部分 を 除
く 。)、 第 十八 号 、第 二 十号 、 第二 十 二号 、 第二 十 四号 か ら第 三 十号 まで 及び 第三十 三号 の
規定
2
前 項 た だ し 書 に 規定 す る 規 定 の 施 行 の 際 現に 法 第 二 条 第一 項 の許 可 を受 け てい る 者の 当 該
許 可 又 は 同 項 の 許 可の 申 請 を し て い る 者 の 当該 申 請 に 係 る公 衆 浴場 に 別表 第 一第 十 号、 第 十
三 号 、 第 二 十 四 号 イ、 ロ 、 ホ 、 ト 及 び リ 、 第二 十 六 号 、 第二 十 八号 イ 及び ハ 並び に 第二 十 九
号 ( イ を 除 く 。) の 規 定 に 適 合 し な い 部 分 が あ る 場 合 に お い て は 、 当 該 部 分 が 変 更 さ れ る ま
で の 間 は 、 当 該 部 分に 係 る 衛 生 及 び 風 紀 に 必要 な 措 置 の 基準 に つい て は、 こ れら の 規定 は 適
用せず、なお従前の例による。
別表第一(第四条 - 第七条関係)
一
浴室 及 び 脱 衣 室 は 、 男 女 別に 設 け 、 外 部か ら 及び 男 女各 室 相互 に 見通 す こと が でき な い
ようにし、かつ、その出入口を男女別にすること。
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二
玄 関 又 は こ れ に類 す る 場 所 に は 、 通 常 の入 浴 者 数 に 応じ た 十分 な 数の 履 物を 保 管す る こ
とができる設備を設けること。
三
入浴 者 の 利 用 し や す い 場 所に 、 男 女 別 に客 用 便所 を 設け 、 これ に 流水 式 手洗 設 備を 設 け
ること。
四
浴室 、 脱 衣 室 、 客 用 便 所 その 他 の 入 浴 者が 直 接利 用 する 場 所は 、 防虫 設 備を 有 する 換 気
用 設 備 ( 開 放 で き る 窓 を 含 む 。) を 設 け て 換 気 を 十 分 に 行 い 、 床 面 は 二 十 ル ク ス 以 上 の 照
度を保つこと。
五
入浴 者 の 見 や す い 場 所 に 、浴 槽 内 に 入 る前 に は身 体 を洗 う こと 、 浴槽 水 (浴 槽 内の 湯 水
を い う 。 以 下 同 じ 。) の 誤 飲 を し な い こ と 、 公 衆 衛 生 に 害 を 及 ぼ す お そ れ の あ る 行 為 を し
ないこと等の注意事項並びに入浴料金及び営業時間を表示すること。
六
浴 場 の 施 設 は 、常 に 清 潔 を 保 ち 、 毎 日 一回 以 上 清 掃 する こ と。 た だし 、 循環 ろ 過器 ( 浴
槽 水 を 循 環 さ せ 、 ろ 過 す る 設 備 を い う 。 以 下 同 じ 。) を 設 置 し て 浴 槽 水 を ろ 過 す る 浴 槽 に
あっては、毎週一回以上清掃すること。
七
浴 場 の 施 設 は 、ね ず み 、 衛 生 害 虫 等 の 生息 状 況 等 に つい て 毎月 一 回以 上 点検 し 、そ の 結
果に応じた適切な措置を講ずること。
八
浴場の施設内には 、善良な風俗を害するおそれのある文書 、絵画 、写真等の物品を掲げ 、
又は備えないこと。
九
浴 室 又 は 脱 衣 室に は 、 一 個 以 上 の 飲 料 水を 供 給 す る 設備 を 設け 、 当該 水 は飲 用 に適 す る
ものである旨を表示すること。
十
脱衣室の床には、耐水性材料を用いること。
十一
脱 衣 室 に は 、通 常 の 入 浴 者 数 に 応 じ た十 分 な 数 の 入浴 者 の衣 類 及び 携 帯品 を 保管 す る
ことができる設備を設けること。
十二
浴室の床、周囲の腰張り及び浴槽には、耐水性材料を用いること。
十三
浴 室 は 、 床 面を 滑 り に く い 仕 上 げ と する と と も に 、適 当 な勾 配 を設 け 、使 用 後の 湯 水
こう
が停滞することなく排出できる構造であること。
十四
浴 室 に は 、 通常 の 入 浴 者 数 に 応 じ た 十分 な 数 の 上 り用 湯 (洗 い 場又 は シャ ワ ーに 備 え
付 け ら れ た 湯 栓 か ら 供 給 さ れ る 温 水 を い う 。 第 十 七 号 及 び 第 十 九 号 に お い て 同 じ 。) 栓 及
び 上 り 用 水 ( 洗 い場 又 は シ ャ ワ ー に 備 え 付け ら れ た 水 栓か ら 供給 さ れる 水 をい う 。第 十 七
号及び第十九号において同じ 。)栓の設備を設けること。
十五
浴室には、通常の入浴者数に応じた十分な数の腰掛けを備えること。
十六
浴室には、入浴者の見やすい位置に浴槽水の温度を明示する温度計を設けること。
十七
水 道 水 ( 水 道 法 ( 昭 和 三十 二 年 法 律 第百 七 十七 号 )第 三 条第 二 項に 規 定す る 水道 事 業
の 用 に 供 す る 水 道、 同 条 第 六 項 に 規 定 す る専 用 水 道 若 しく は 同条 第 七項 に 規定 す る簡 易 専
用 水 道 又 は 埼 玉 県自 家 用 水 道 条 例 ( 昭 和 三十 二 年 埼 玉 県条 例 第二 号 )第 二 条に 規 定す る 自
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家 用 水 道 か ら 供 給 さ れ る 水 を い う 。) 以 外 の 水 を 使 用 し た 原 湯 ( 浴 用 に 使 用 し た 湯 水 ( 循
環 ろ 過 器 で ろ 過 し た 湯 水 を 含 む 。 以 下 こ の 号 及 び 第 十 九 号 に お い て 同 じ 。) を 再 利 用 せ ず
に浴 槽 に直 接 注入 さ れる 温 水を い う。 以 下同 じ 。)、原 水 (原 湯 の原 料に 用い る水及 び浴 槽
水 の 温 度 を 調 整 する 目 的 で 浴 用 に 使 用 し た湯 水 を 再 利 用せ ず に浴 槽 に直 接 注入 さ れる 水 を
いう 。 第二 十 二号 に おい て 同じ 。)、 上り 用 湯及 び 上り 用 水並 び に浴 槽水 の水 質は、 規則 で
定める基準に適合していること。
十八
浴 槽 水 は 、 規 則 で 定 め ると こ ろ に よ り水 質 検査 を 行い 、 その 記 録を 三 年間 保 存す る こ
と。
十九
上り用湯及び上り用水には、浴用に使用した湯水を使用しないこと。
二十
原湯を貯留する貯湯槽(以下この号において「貯湯槽」という 。)を設置する場合は、
次のとおりとすること。
イ
貯 湯 槽 内 の 原湯 の 温 度 を 、 通 常 の 使 用状 態 に お い て、 原 湯の 補 給口 、 底部 等 すべ て の
箇 所 に お い て 摂氏 六 十 度 以 上 に 保 ち 、 かつ 、 最 大 使 用時 に おい て も摂 氏 五十 五 度以 上 に
保つこと。ただし、これにより難い場合には、貯湯槽内の原湯の消毒を行うこと。
ロ
定 期 的 に 貯 湯槽 内 の 生 物 膜 の 状 況 を 監視 し 、 生 物 膜の 除 去を 行 うた め に貯 湯 槽内 の 清
掃及び消毒を行うこと。
二十一
浴槽には、営業時間中常に湯水が満ちているようにすること。
二十二
飲 用 に 適 さな い 原 湯 又 は 原 水 を 浴 槽水 面 上 部 か ら浴 槽 に落 と し込 む とき は 、そ の 流
出口付近に当該原湯又は原水は飲用に適さないものである旨の表示をすること。
二十三
浴 槽 水 は 、毎 日 完 全 に 換 水 す る こ と。 た だ し 、 循環 ろ 過器 を 設置 し て浴 槽 水を ろ 過
する浴槽にあっては、毎週一回以上完全に換水すること。
二十四
イ
循環ろ過器を設置して浴槽水をろ過する場合は、次のとおりとすること。
循 環 ろ 過 器 の一 時 間 当 た り の 処 理 能 力は 、 当 該 循 環ろ 過 器か ら 湯水 の 供給 を 受け る す
べての浴槽の容量の数値を加えて得た数値以上の量であること。
ロ
循 環 ろ 過 器 のろ 材 は 、 逆 洗 浄 が 行 え るも の で あ る こと 。 ただ し 、こ れ によ り 難い 場 合
には、ろ材の交換が適切に行える構造であること。
ハ
循 環 ろ 過 器 は、 毎 週 一 回 以 上 、 逆 洗 浄そ の 他 の 適 切な 方 法で 生 物膜 等 の汚 れ を除 去 す
るとともに適切な方法で消毒すること。
ニ
湯 水 を 浴 槽 と循 環 ろ 過 器 と の 間 で 循 環さ せ る た め の配 管 は、 毎 週一 回 以上 消 毒し 、 必
要に応じて付着した生物膜を適切な方法で除去すること。
ホ
循 環 ろ 過 器 に毛 髪 等 が 混 入 し な い よ うに 浴 槽 水 が 循環 ろ 過器 に 流入 す る前 の 位置 に 集
毛器を設けること。
ヘ
集毛器は、毎日一回以上清掃すること。
ト
循 環 す る 湯 水を 浴 槽 に 供 給 す る 部 分 が浴 槽 の 底 部 に設 け られ て いる 等 の入 浴 者の 浴 槽
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水の誤飲、飛まつの吸飲等を防止するための措置が講じられた構造であること。
チ
浴槽水は、規則で定めるところにより消毒すること。
リ
浴 槽 水 の 消 毒に 薬 剤 を 用 い る 場 合 は 、そ の 薬 剤 の 注入 口 又は 投 入口 は 、当 該 浴槽 水 が
循環ろ過器に流入する直前の位置に設けること。
ヌ
消毒装置の維持管理を適切に行うこと。
二十五
浴 槽 か ら あ ふ れ 出 た 湯 水 を 回 収 す る 槽 ( 以 下 こ の 号 に お い て 「 回 収 槽 」 と い う 。)
の 湯 水 を 浴 用 に 使用 し な い こ と 。 た だ し 、回 収 槽 の 内 部の 清 掃及 び 消毒 を 頻繁 に 行う と と
もに、回収槽の水を浴槽水とは別に適切な方法で消毒する場合は、この限りでない。
二十六
浴 槽 に 気 泡発 生 装 置 、 ジ ェ ッ ト 噴 射装 置 等 微 小 な水 粒 を発 生 させ る 設備 を 設置 す る
場合は 、当該気泡発生装置等の空気取入口から土ぼこりが入らないような構造であること 。
二十七
打たせ湯には、循環ろ過器でろ過した湯水を使用しないこと。
二十八
屋 外 に 浴 槽を 設 け る 場 合 は 、 前 各 号の 規 定 に 準 ずる ほ か、 次 のと お りと す るこ と 。
イ
屋 外 の 浴 槽 に附 帯 す る 通 路 等 は 、 浴 室、 脱 衣 室 等 屋内 の 保温 さ れて い る部 分 から 直 接
出入りする構造であること。
ロ
屋外の浴槽及びこれに附帯する通路等( 以下この号ロにおいて「 屋外浴槽等 」という 。)
は 、 男 女 別 に 設け 、 か つ 、 外 部 か ら 及 び男 女 各 屋 外 浴槽 等 相互 に 見通 す こと が でき な い
ようにすること。
ハ
屋外の浴槽水が屋内の浴槽水に流入する構造でないこと。
二十九
イ
サウナ室を設ける場合は、次のとおりとすること。
サ ウ ナ 室 、 入浴 者 用 の 休 憩 場 所 及 び サウ ナ 室 に 附 帯す る 通路 等 (以 下 この 号 イに お い
て 「 サ ウ ナ 室 等 」 と い う 。) は 、 男 女 別 に 設 け 、 か つ 、 外 部 か ら 及 び 男 女 各 サ ウ ナ 室 等
相互に見通すことができないようにすること。
ロ
サウナ室の床面、内壁及び天井には、必要に応じて耐熱性材料を用いること。
ハ
サ ウ ナ 室 の 床面 は 、 す き 間 が な く 、 清掃 が 容 易 に 行え る 構造 と し、 必 要に 応 じて 排 水
こう
が容易に行えるように適当な勾配及び排水口を設けること。
ニ
サウナ室は、換気を適切に行える構造であること。
ホ
サ ウ ナ 室 に は、 必 要 に 応 じ て 非 常 用 ブザ ー 等 を 入 浴者 の 見や す い位 置 に設 け るこ と 。
ヘ
サ ウ ナ 室 に は、 入 浴 者 の 見 や す い 位 置に 温 度 計 を 設け 、 必要 に 応じ て 湿度 計 を設 け る
こと。
三十
浴 室 の 給 湯 栓又 は シ ャ ワ ー へ 送 る 湯 の温 度 を 調 整 する 調 整箱 を 設け る 場合 は 、当 該 調
整箱を定期的に清掃すること。
三十一
十歳以上の男女を混浴させないこと。
三十二
タ オ ル 、 くし 等 を 入 浴 者 に 貸 与 す る場 合 は 未 使 用の も の又 は 消毒 し たも の とし 、 か
みそりを入浴者に貸与する場合は未使用のものとすること。
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三十三
営 業 者 は 、自 主 管 理 を 行 う た め 、 施設 の 配 置 図 、給 排 水の 配 管図 等 浴場 の 構造 設 備
に 係 る 図 面 を 備 える と と も に 、 自 主 管 理 の手 引 書 及 び 点検 表 を作 成 して 従 業員 に 周知 徹 底
させ、営業者又は従業員のうちから日常の衛生管理に係る責任者を選任すること。
別表第二(第五条関係)
一
個室の有効面積は、おおむね八・二五平方メートル以上とすること。
二
個 室 は 、 脱 衣 場所 と 入 浴 場 所 と の 境 を 透明 材 料 で 区 画し 、 その 出 入口 か ら内 部 を見 通 す
ことができる構造であること。
三
個 室 の 出 入 口 の扉 等 に は 、 適 当 な 位 置 に内 部 を 見 通 すこ と がで き る窓 を 設け て これ を 有
効に保ち、かぎを付けないこと。
四
個室には 、サウナ室又は使用のたびに浴槽水を換水することができる浴槽を設け 、かつ 、
サウナ室のみを設ける場合にあっては、シャワーを設けること。
五
入浴者に使用させる布片類は、常に清潔を保ち、入浴者一人ごとに取り替えること。
六
従業員には、風紀を乱すおそれのある服装又は行為をさせないこと。
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