...

情報A学習指導案 1.

by user

on
Category: Documents
24

views

Report

Comments

Transcript

情報A学習指導案 1.
情報A学習指導案
1.年次
1年次
2.単元名・使用教材 情報とネットワークの活用
実教出版 高校情報A
3.単元設定の理由
○ 単元観
本単元では情報通信ネットワークの進展に伴い,年々増加しているコンピュータ犯罪や健康へ
の影響,社会に及ぼす影響など情報社会の影の部分を学習する。特に,セキュリティ対策を十分
に 行 っ て い な い コ ン ピ ュ ー タ は 自 分 が 被 害 に あ う だ け で な く ,家 族 や 友 人 の コ ン ピ ュ ー タ ま で も
が被害にあい,損害を被ることを理解する。また,知的財産権の種類と内容についても理解し,
保護・尊重する態度を養う。
○ 生徒観
中学校の多くでコンピュータの操作について学習しているが、情報モラルについて学習してい
る生徒は少ない。本校の生徒のほとんどは大学,専門学校へ進学し,将来にわたってコンピュー
タを利用すると思われる生徒が多い。
○ 指導観
本単元では情報通信社会の影の部分を教えていかなければならない。しかし,情報分野は発展
が目覚ましく,知識だけを伝えていたのではすぐに使えない知識になってしまう。そこで,コン
ピュータ社会の様々な対策(たとえばウィルス対策など)がなぜ必要であり,その対策を施さな
いとどのような弊害が起きるのかを生徒に伝え,将来にわたって活かせる知識を身につけさせた
い。
4.単元の目標
情報通信ネットワークやデータベースなどを利用した情報の収集・発信の際に起こりえる具体的
な問題及びそれを解決したり回避したりする方法の理解を通して、情報社会で必要とされる心がま
えについて考えさせる。
5.単元の評価基準
関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
知識・理解
・ 情 報 の 収 集 ・ 発 信 ・ 情 報 の 収 集 ・ 発 信 に ・情 報 通 信 ネ ッ ト ワ ー ク な ・ 情 報 の 収 集 ・ 発 信 の
における具体的な おいて著作権やプ
どを用いて情報の収集, 際に起こりうる具
問題に関心をもち ライバシーなどに
発信を行う。
体的な問題とその
,その対処法を調 ついて配慮する。
・情 報 の 収 集・発 信 に お け 対 処 法 を 理 解 し て
べたり考えたりし
ようとする。
る規則がなぜ必要なの いる。
かを考える。
6.指導と評価の計画
次数 時数
学 習 内 容
1
2
3
4
5
評
価
関 思 技 知
評 価 方 法
コンピュータを利用
行動観察,定期考査
た犯罪
1 し
○
◎
健康への影響
社会の変化
コンピュータやネッ
行動観察,定期考査
トワークの利用
1 暗不 号正 化ア ク セ ス
○ ◎
コンピュータウィル
ス
1 コンピュータウィル ○ ◎
行動観察,定期考査
(本時) ス
行動観察,ワークシート
2 有害情報
○
知的財産権
行動観察,定期考査
著作権
1 著作隣接権
○
著作物の利用
産業財産権
7.本時の展開
(1)本時の目標
コンピュータのセキュリティに対して興味関心をもち,コンピュータウィルスに対する対策の
必要性を理解し,適切な対策を考えることができる。
(2)観点別評価基準
関心・意欲・態度 コンピュータのセキュリティに対して興味関心を持ち,主体的に
取り組むことができた。
思考・判断
コンピュータウィルスに対する対策の必要性を理解し、適切な対策を
考えることができた。
(3)準備物
教科書、ワークシート、ビデオクリップ
(4)学習の展開
◇教授活動 ◆学習活動
学習活動
◇ 前 時 の 学 習 内 容( コ ン ピ ュ ー タ ウ ィ ル ス
とはコンピュータに何らかの影響を及
ぼ す プ ロ グ ラ ム の こ と )に つ い て 確 認 す
導
る。
入
発問 コンピュータウィルスとは
どういうものだったか?
◇コンピュータウィルス
指導上の留意点
評価基準(評価方法)
コンピュータウイルス
とはプログラムである
ことをもう一度確認す
る。
-2-
◆ ク リ ッ プ A-09「 ウ ィ ル ス の 危 険 性 」を 見
る
◆ワークシートの質問について考える。 自分が同じ立場であれ
質問①
ばどう感じるかを考え
『 ど う し て ,り ゅ う じ は「 修 正 プ ロ グ ラ さ せ る 。
ム」をインストールしなかったのでし
ょうか?』を考える。
質問②
『 再 起 動 の 原 因 が わ か っ た 時 の ,り ゅ う
じ の 気 持 ち は ど う だ っ た の か ? 』を 考 え
る。
展 ◆グループで質問①,②の意見を交換し,
ワークシートにメモをする。
開 ◆ ク リ ッ プ A-14「 セ キ ュ リ テ ィ ソ フ ト 」を
見る。
質問③
『 父 親 の 話 を 聞 い た 時 ,け ん い ち は ど う
思ったのでしょう?』を考える。
質問④
『コンピュータの安全性を高めるため
に ,気 を つ け な け れ ば な ら な い こ と は
何でしょう?』を考える。
質問に対して自分の考
えを主体的に記入して
いる。
(行動観察)
◆グループで質問①,②の意見を交換し,
ワークシートにメモをする。
ま ◇ウィルス対策やセキュリティ対策をし
と
なければ自分が被害にあうだけでなく,
め
他人にも被害が広がることを理解させ
る。
ワークシート⑤の感想を書かせる。
コンピュータウィル
スに対する対策の必要
性 を 理 解 し 、適 切 な 対 策
を考えることができた。
(ワークシート)
-3-
Fly UP