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都市と農山漁村の共生・対流に係る海外事例調査
受託等調査結果概要カード(農水省№255) 農255−H14 1/1 年度・調査名 委 託 平成14年度 都市と農山漁村の共生・対流に係る海外事例調査 者 農林水産省農村振興局(農村政策課) 内 容 タ イ ト ル 海外における「都市農村交流」関連の施策動向 内 容 分 類 1.国土・地域管理 2.土地・水利用 3.地域開発・振興 4.農林業振興 5.農業基盤整備 6.集落計画・整備 7.施設計画・整備 8.地域社会・住民、その他(国内) 9.海外 キ ー ワ ー ド 都市と農山漁村の共生・対流/グリーン・ツーリズム 調 査 テーマ 欧米諸国等におけるグリーン・ツーリズム、農業等を活用した教育活動、農村移住等の動向 を把握するため、これらの現状及び各国政府等の支援の状況等につき文献等により情報収集 を行う。 調 査 目 的 我が国において都市と農山漁村の共生・対流施策を今後検討していく上で参考となる欧米 諸国等における動向等を調査し、基礎的な資料を得ることを目的とする。 調 査 項 目 主な調査項目は以下の3点である。 ① 欧米諸国等におけるグリーン・ツーリズム ② 農業等を活用した教育活動 ③ 農村移住等 調 査 方 法 文献調査 調 査 担 当 者 落合基継(本財団研究員) / 石光研二(本財団研究顧問) 崎 絵美(京都大学大学院博士課程) / 吉田恵梨 調査結果概要、参考資料等 1.第1部 イギリス 第1部イギリスでは、イギリスの農村人口の動き、農村地域の住宅問題、農村地域のレジャー・都市農村交流 等について、イギリス環境・食糧・農村省やカントリーサイド・エージェンシーのレポートから紹介した。・・・・イギ リスの農村に対する市民の関心として、都市生活より農村生活を好ましいと考えていること、環境保護を優先事 項としていること、オピニオン・リーダーと一般市民では農村で必要なことに関する優先事項が異なることなどに ついて説明している。 2.第2部 フランス 第2部フランスでは、教育ファーム、エコミュージアム、グリーン・ツーリズム、フランス農村に求められているも の、について紹介した。・・・・フランスの農村に対する市民の関心として、農村地域に強い結びつきを求めてい ること、その開放性、緑環境、静けさなどについてポジティブにとらえていることなどについて説明している。 3.第3部 西ドイツ 第3部ドイツでは、都市農村交流の歴史的背景及びそれを実践している事業である「地域を生き生き」事業 について紹介している。・・・・ドイツでは、BSEをきっかけに、農業者と消費者との関係を近づける方策が様々 とられるようになったが、その1つの施策として、都市と農村を含む広域な地域が一体となって発展目標を立 て、それを実行に移すという「地域を生き生きと」事業が開始された。