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女性の活躍推進について
女性の活躍推進について 1.提案・要望項目 【提案・要望先】内閣府、厚生労働省 (1)「女性活躍応援基金」創設への支援 ○ 女性の職業生活における活躍推進に関する法律に基づく取組の加速化に向け、地 域の実情に応じた都道府県の主体的な施策展開を継続的に行うため、「女性活躍応 援基金」の創設に向けた支援 基金の創設により女性活躍が加速化する取組例 企業における取組促進 ・女性活躍推進企業認証制度 ・イクボス宣言企業登録の推進 ・イクボスセミナーの開催 M字カーブの解消に向けた取組 ・就労支援の充実(マザーズジョブステーションのキャリアカウンセラーの拡充等 ・多様な働き方の提案(在宅ワーク支援事業等) ・女性の交流機会の提供 ・若年層に向けたライフ&キャリアセミナーの開催 女性管理職の増加に向けた取組 ・女性のキャリアアップセミナー など (2) 男性の育児参画休暇制度の創設 ○ 女性の活躍を進めるためには、男性の家事・育児参画を強力に推進することが必 要であることから、子どもの誕生前後の一定期間において、父親が育児に参画する ための育児参画休暇制度(有給)を創設 2.提案・要望の理由 〇 平成27年9月に女性の職業生活における活躍の推進に関する法律が公布 〇 女性の活躍推進は、地域経済の活性化に必要不可欠であり、本県を含め、全国で 地域の実情に応じた多様な女性活躍推進施策が継続して展開されることが必要 〇 現行の「地域女性活躍推進交付金」は、単年度の制度であり、地域が展開する施 策に対する継続的な支援が必要 〇 また、女性の活躍推進が加速するためには、男性が積極的に家事・育児に参画す ることが重要であり、育児参画の第一歩の期間である子どもの誕生前後に男性が育 児に参画できる制度の創設が必要 (本県の取組状況) ○本県の取り組み カ ラ ッ ト (1) CARAT滋賀・女性・元気プロジェクト(平成 26 年度~) ・進路選択や出産・子育て、再就労、起業、キャリアアップなどのライフステージ において、女性がいきいきと働き、暮らすことができるよう、女性の活躍推進に カ ラ ッ ト 向け、切れ目のない、きめ細かな支援を行う「CARAT滋賀・女性・元気プロジ ェクト」を部局連携で展開 (2) 滋賀マザーズジョブステーション(平成 23 年度~) ・本県は、女性の労働力率のM字カーブが深く、出産や子育てにより離職する女性 が多いが、一方で、子育て中の無職の女性のうち 35,000 人が就職を希望 ・出産や子育て等による離職後、再就職を希望する女性や仕事と子育ての両立に悩 む女性などを支援するために、県と滋賀労働局がそれぞれの特性を活かし、滋賀 マザーズジョブステーションを県内2か所で運営 ・専門のカウンセラーによる就労にいたるまでの個別相談やアドバイス、仕事と子 育てを両立するための保育等の情報の提供を行うほか、就職ナビゲーターによる 求人情報の提供や職業紹介、託児など一貫した就労支援を提供 (3) 滋賀県女性活躍推進企業認証制度(平成 27 年度~) ・女性活躍推進に積極的に取り組む企業・団体を県が認証し、その取組状況を公表 することにより、県内における 女性活躍の促進を図るため、 平成 27 年 6 月 30 日に「滋賀県 女性活躍推進企業認証制度」創設 H27.9.3 現在 一つ星企業 6 社 二つ星企業 4 社 三つ星企業 0 社 女性活躍推進企業認証書交付式(9/3) (4) 男性の育児休業取得奨励金事業(平成 23 年度~) ・企業における男性労働者の育児休業取得を促進するとともに、男性の育児休業の 取得に向けた気運醸成を図るため、男性労働者に事業主として初めて育児休業を 取得させた場合、当該事業主に対し 200 千円の奨励金を支給(1 事業主 1 回限り) (5) イクボス宣言企業登録(平成 27 年度~) ・「イクボス宣言」を行った企業・団体を県が登録し、その取組を広く公表するこ とにより、企業・団体における仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス) を推進