平成21年度メタボリックシンドローム対策戦略事業 （健康的な生活習慣

平成２１年度メタボリックシンドローム対策戦略事業
（健康的な生活習慣づくり重点化事業）実施要領
健康推進課
１
目
的
メタボリックシンドロームに着目した生活習慣病対策として，平成 20 年度から医療保険者が
健診・保健指導を実施しているが，対象者が４０歳～７４歳に限定されるため，県においては，
社会全体でより若い世代から一次予防の生活習慣病対策を推進する。
概ね２０歳代からの働く世代へのアプローチを効率的に行うため，事業所での健康づくりの
取組支援や，モデル商店街支援による外食・中食産業との連携等，メタボリックシンドローム
予防を応援する環境整備をすすめることにより，「みやぎ２１健康プラン」を推進する。
２
実施主体
県保健所
３
事業内容
（１）働く人の健康支援事業～ヘルスサポートチームの派遣～
モデル事業所を対象に，以下の取組メニューの中から事業所の特性や課題に応じて，保健所
が産業保健関係機関等と連携し，専門職の派遣や助言等の支援を行う。
その結果，事業所やその従業員が，生活習慣病予防に関心をもち，健康づくりの取組みを実
施できることをねらいとする。
また，モデルとなる事業所の事例収集，提供等により，県内の事業所への健康づくり施策を
推進する。
１）対象
各保健所３事業所程度
２）時期
平成２１年７月～平成２２年３月
３）取組メニュ－
① 健康づくり支援コース
１保健所 2 事業所程度をモデルとして実施する。
各事業所の課題に合わせて下記コースから選定し，従業員のニーズ等により平成 20 年
度標準的なプログラムをアレンジして継続した健康づくり支援を実施する。
・メタボ解消応援コース
・禁煙・分煙コース
②
・ヘルシーランチコース
・適正飲酒コース
・運動量アップコース
・食生活改善コース
健康づくり出前講座
1 保健所１事業所以上実施する。
テーマは，メタボ予防，健康診断と健康管理，たばこ，メンタルヘルス，身体活動・
運動等従業員の健康課題解決につながる内容とする。
③
その他各事業所に応じた取組み支援
（２）健康づくり推進商店街支援事業
地域のモデル商店街において，商店や飲食店等（外食・中食産業関連）の協力を得て食環境
整備をすすめるとともに，歩行による買い物の奨励やメタボリックシンドローム予防のイベン
トの開催等，地域に密着した住民の健康づくりを支援する。
１）対象
県内７地域の商店街
２）時期
平成 21 年７月から平成 22 年 3 月
３）内容
＜必須事業＞
ａ健康づくりワークショップの開催
地域の商店会の組合員や関係者により，
「健康」について考えるワークショップを開催し，住
民の健康づくりに果たす商店街のあり方をイメージ化し，健康づくり推進商店街の取組みにつ
いて共有化できるよう会議を開催する。（9 月頃）
（参集者例：商店会役員，商店街の店主，商工会関係者，地区住民代表者，市町村職員等）
ｂ商店街でのメタボ予防啓発運動
（メタボリックシンドローム予防セミナーの開催：11 月頃（商店街のイベントの活用可）
ｃ「メタボ予防」に関する消費者向け情報発信
例）・ヘルシー情報誌・ポスター・チラシ・マップ等の作成・発行・配布
・健康づくり情報コーナーの設置
ｄ商店街の飲食店や食料品店へのローラー作戦による，
「健康づくりサポート・おもてなしの店」
の掘り起こし，支援
・飲食店・食料品店におけるヘルシーメニュー提供・栄養成分表示の促進
・禁煙・分煙店の促進
＜選択事業＞
地域住民の特性やニーズに応じ，健康づくりを支援する
・健康チェックコーナー
・歩行マップ
・料理教室
・健康づくり体験コーナー
・ウォーキングイベント開催
・健康相談コーナー
・産直野菜販売と野菜摂取アップＰＲ
・体力測定
・禁煙支援コーナー
・心の健康づくり
等
４）別添事業のフロー図を参考に，各地域バージョンを作成すること
（３）事業企画評価会議の開催
上記の事業を効果的に実施するための関係者により企画・実施・評価についての検討会議を
行う。