Comments
Description
Transcript
In Your Words 将来の夢
☆☆☆ [英語 中2年]In Your Words 将来の夢 実践者:篠 崎 伸 子 環境・形態 使用機器:デスクトップPC複数台 学習場所:コンピュータ室 周辺機器:大型スクリーン(プロジェクタ) 利用形態:一斉授業・個別授業 利用ソフト:eJournalPlus 学習展開 eJournalPlus を使って書いた「私の夢」のスピーチ文を互いに読 み合い、思ったことや感じたことをコメントし合う ▼目 標 相手のスピーチ文を読み、感じたことや思いを、コメントとして書き込むことができる。 ▼評 価 相手のスピーチ文を読んで理解し、感じたことや思いをコメントしている。 (外国語表現の能力) ▼主な学習内容と手立て 主な学習内容と手立て ◇評価 1 各自が eJournalPlus の「私の夢」のスピーチ文をコメントモードで開く。 相手のスピーチ文を読み、感じたことや思ったことをコメントしよう 2 1人5分で、 相手のスピーチを黙読し、よかった文、疑問に思った文、感動し た文などにコメントしていく。 ①ターゲット文にアンダーラインを引く。 ②赤いピンクリップをクリックするとコメント ボックスが開く。 ③コメントの下に自分の名前を書いて、矢印を クリックすると、自分のコメントが上に移動 し、次の人がコメントできる。また、さらに 複数生徒がコメントを打つことも可能であ る。 *5分ごとに席を移動し、それぞれの画面を読 んでコメントしていく。慣れてきたら時間を 徐々に短くしていく。 3 自席に戻り、コメントを読んで他の生徒が自分の夢についてどのように感じた かを読み取る。 ◇コメントが的確にされているか。感じたこと、 思ったことが書かれている。 情報機器およびソフトウエア 1eJournalPlus パワーポイント資料 4 まとめとして、自分のスピーチをよりよくするために、コメントモードを参考 にし、スピーチ文を相手によりわかりやすくするように手直しする。 5 生徒はスピーチ文を提出用ボックスに入れる。 工夫と効果 ■ポイント1 eJournalPlus を コメントモードにすることで、複数の生徒が同じ箇所にコメントすること により、意欲的に学習に参加することができる。 下記のように、同じ文に対して複数の生徒がコメントをすることが可能になる。コメントボックス右上の、赤い ピンをクリックすると、コメントボックスが隠れてレポートが読みやすくなる。また、このコメントボックスは文 にアンダーラインを引いて赤いピンをクリックすれば、どこにでもつくる事ができ、間違っても、左下の消しゴム のアイコンをクリックすれば簡単にコメントを消すこともできる。 生徒はツイッターのようにコメントを記入でき、普段は英語を読むことが嫌いな生徒も意欲的に参加することが 出来る。アンケートでは、約8割の生徒がコメントするのが楽しいと感じていた。生徒の感想には、 「誰かとメール をしているようにおもしろい。 」 「今感じていることがコメントできてうれしい。 」という意見が多くあった。 「クラ スメート全員にコメントしたい」という意見もあり、かなりの分量を読みこなすことが「楽しい」と感じるように なった。 継続してこのようなコメント活動を続けることで、 批判的読解力を高めることも可能であると考えられる。 また、コメント機能を「文法のチェック」や「別の表現にしたらどうか」といった教師的な見解に使うことも可 能である。今後、このコメント機能を使って様々な活動が期待できる。 同じ文章に、別の人がコメントを 付けることも可能です。 29