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急性脳症患者の発生に伴う注意喚起について 平成26年10月14日、北
資料提供:平成26年10月14日 ・健康推進課 健康危機管理・疾病対策班 TEL:018-860-1424 ・生活衛生課 食品安全・安心班 TEL:018-860-1593 県ホームページ掲載:有 急性脳症患者の発生に伴う注意喚起について ○平成26年10月14日、北秋田市内の医療機関から北秋田保健所に急性脳症の発 生届がありましたので、県民への注意喚起にご協力くださるようお願いします。 患者:70歳代、男性、北秋田保健所管内在住。 経過:10月4日に発熱、意識障害、けいれんの症状を呈し、北秋田市内の医療機 関に救急搬送され、9日に急性脳症と診断されました。現在、患者は入院治 療中です。また患者は、9月下旬に自分で採取したスギヒラタケを家族と一 緒に食べていたことが確認されました。 本年度、急性脳症の報告についてスギヒラタケの摂食歴が確認された患者は10月 2日に引き続き2例目(2人)となります。 ○県民への注意喚起 急性脳症とスギヒラタケとの因果関係が否定できないため、念のた め、腎機能が低下していない方も含め、スギヒラタケの摂食を控えて ください。 ○参考:急性脳症の発生状況等 平成16年8月下旬から11月上旬にかけて、秋田・山形・新潟の3県を中心に原 因不明の急性脳症が多発しました。多くは腎機能の低下している方が発症し、患者は 59名にのぼり、死亡者も19名確認されました。本県においても24名の急性脳症 の発症者及び8名の死亡者が確認され、その患者に共通してスギヒラタケの摂食歴が あったため、急性脳症との因果関係が示唆されました。国においても研究事業として 原因成分の調査を実施しておりますが、しかしながら、未だにその原因は明らかにな っておりません。