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表計算ソフトを用いたデータ分析実習について

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表計算ソフトを用いたデータ分析実習について
分析実習資料
2007/06/
表計算 ソ フ ト を 用 い た データ分 析 実 習 について
社会学部
村瀬
洋一
1.パ ソ コ ン のド ラ イ ブ の 構成 を 理解 す る
Windowsが立 ち 上が っ た ら、 マ イ コ ン ピ ュ ー タ ー を ダ ブ ル ク リ ッ ク して 、 A 、 C ド ラ イ ブ
な ど が あ る こ と を 確認 す る。 多 くの 場 合、 3.5イ ン チ フ ロ ッ ピ ー デ ィ ス ク が Aド ラ イ ブ と な
っ て い る こ と を 、 まず 理 解す る 。H ド ラ イ ブ が ホ ー ム デ ィ レ ク ト リ で自 分 で使 え る。
2.エ ク セ ル での 調 査デ ー タの 分 析
2.1.合計 、 平均 、 標 準 偏 差の 計 算
ま ず、 何 か わ か り や す い変 数 (質 問 項 目 ) を も と に 、合 計 、平 均 、標 準 偏 差 の 出し 方 を
理 解 する 。 エ ク セ ルの デ ー タ フ ァ イ ル に お い て 、デ ー タの 下 の方 の 、任 意 のセ ル の中 に 、
以 下 の よ う に手 で 入力 す る。 どこの セ ルに 書 い て も よ い。 エ ク セ ル のメ ニ ュ ー で 、挿 入 →
関 数 →す べ て表 示 、で 選 択し て も で き る が 、 最 初は ま ず自 分 で、 手 で入 力 し て み る こ と 。
ど の 問で も 良い が 、職 業 な ど の 名 義 尺 度で 、 平 均や 標 準 偏 差 に意 味 が な い も の は 選ば な い 。
合計 (セル K2∼K201に つ い て )
=SUM(K2:K201)
平均 (セル K2∼K201に つ い て )
=AVERAGE(K2:K201)
標 準 偏 差(セ ルK2∼ K201に つ い て )
=STDEV (K2:K201)
★ 列の 幅 が せ ま い と 、 計 算 結 果が 表 示さ れ ず ####と 出る こ と が あ る。 そ の時 は 、画 面 上
方 の 、abc d などと セ ル番 地 の名 前 が書 い て あ る と こ ろ に マ ウ ス を合 わせて 引 っ張 っ て 、
列 の 幅を 広 げ て み る。
2.2.ク ロ ス 集 計 結 果の グラフ の 作成
以 下の よ う に 、 分 析 結 果を エ ク セ ル に入 力 す る。 SPSS の 分 析 結 果 のコ ピ ーし た い部 分 を 、
マ ウ スで 選 んで CTRL +C を 押し 、 エ ク セ ル画 面 に移 っ てCTRL+V を 押 せ ば よ い( あ る い は 、
SPSS出力 を エ ク セ ル形 式 でエ ク ス ポ ー トす る ) 。
そして 、 以下 の よ う に 書い た ら、 A2から C6までの セ ルを マウス で 囲み 、 グ ラ フ ボ タ ン を
押 す か、 画面上 「 挿入 」 をク リ ッ ク し てグ ラ フ を押 し 、適 切 な形 式 のグ ラ フを 選 べば 、 グ
ラ フ を書 く こ と が で き る 。ま ず は、 2 次元 の 横 棒グ ラ フを 作 っ て み る。 3 次元 グラフ は 読
み に く い の で使 わない 方 が良 い 。
A
1
2
3
4
5
6
7
8
B
C
男性
そう思う
どちらかといえばそう思う
どちらかといえばそう思わない
そう思わない
D
女性
15
53
27
6
注 数字は 架空 の例
- 1 -
11
39
38
11
E
賛成 の合 計
= B3+B4
3.適 切な グラフ 形 式の 例 (数 字 は架 空 例)
図 の み を 見て 、 第3 者 が内 容 を理 解 で き る よ う に 作 る こ と が大 原 則で あ る。 とくに 以 下
の 点 に注 意 す る こ と。
・ 必 ず図 タ イ ト ル と番 号 を つ け 、ど の よ う な データ を 用い た か な ど を詳 し く書 く 。普 通 、
図 タ イ ト ル は下 、 表タ イ ト ル は 上に つ け る 。
・ 調 査 結 果 の場 合 、質 問 文な ど を、 タ イ ト ル で 明確 に 書く 。
・ 模 様は 白 黒 印 刷 時に 分 か り や す い よ う に 変 更 する 。 黄 色 等 は印 刷 時に 消 え る の で注 意 。
2 重 ク ロ ス 集 計 表 をグ ラ フ化 し た例
男性
20
女性
27
14
0%
28
26
20%
24
29
40%
31
60%
そう思う
どちらかといえばそう思わない
DK/NA
80%
1
0
100%
どちらかといえばそう思う
そう思わない
図1 すべての人が同程度の収入を得るような社会が望ましい
19××年 社会意識に関する東京住民調査(架空例)
3 重 ク ロ ス 集 計 表 をグ ラ フ化 し た例 ( 賛成 の 合 計の 数 字を 出 し て か らグ ラ フ化 )
70%
65
60
仙北
51
50
40
34
30
20
10
35
32
24
18
25
20代
30代
45
31
47
40
仙台
31
23
20
東京
0
40代
50代
60代
図2 「すべての人が同程度の収入を得るような社会が望まし
い」の賛成率 年齢と居住地域別 3地域調査男性
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