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No.34 2月17日
北九州市立湯川中学校 学校通信 にいしお 平成 28 年 2 月 17 日 第二学年立志の誓い 校長 NO,34 井上勝美 第二学年代表 ホームページアドレス http://www.kita9.ed.jp/yugawa-j <学校教育目標> 知・徳・体の調和のとれた人間性豊かな生徒を育成する ~「真の学び舎」として信頼される学校の構築~ <校訓> 「自立」自分で考え行動できる生徒 「知」 「友愛」お互いを認め合い高め合う生徒「徳」 「剛健」明るくたくましく生きる生徒 「体」 生徒会長 北山 琴夏 私達が生まれてから 14 年の月日が経とうとしています。十歳の時には小学校 で二分の一成人式を行い、将来の夢を発表しました。当時の夢に近づいた人、 新たな夢を見つけた人など、人それぞれですが、今回の立志式に向けて職業 調べやライフプランを考えるなど、様々な取組を行ってきたことで、確実に自分 の夢や目標がより明確になったと思います。 中学校生活も残り一年となり、いよいよ最高学年を迎えます。受験も控えてお り、これから沢山の壁を越えていかなければなりません。大事な一年が私達に とって有意義なものとなるよう、次のような学年を目指していきます。 一、 指示をされる前に自主的に動く学年 二、 一人一人の個性を認め、お互いに高め合う学年 三、 失敗を恐れず挑戦し続ける学年 今の私達は、言われたことはきちんとできていると先生方からよく誉めていた だきます。しかし、自分から行動しようとせず、いつも人任せにしている一面も あります。よって今後は、場の状況を察し、他人に頼るのではなく、“まず自分 から”という意識をもち、行動してくと、より行動力のある学年になると思います。 また、一部の人の発言だけで全体の方向性を決めてしまい、そうでない人の 意見が生かされない場面もありました。一人一人の意見に耳を傾け、大切にし、 一つのことに取り組む、そんなチームワークのとれた学年に変えていきます。 そして一人一人が自分の枠を超えようと、何事にも果敢に挑戦していくことで、 強さが身に付き、学年全体としても大きく前進できると思います。 『自立、尊重、挑戦』これら三つを心がけていけば行動力と団結力のある最 高の学年になれると思います。私達二年生は支えてくださっている方々への感 謝を常に忘れず、目標に向かって日々努力していきます。 <プログラム> 〇 開会行事 ・校長挨拶 〇 記念講演 「いのちの現場からの メッセージ」 小倉記念病院 主任看護師 江草 真紀 様 〇 立志式 全体会 第二学年立志の誓い 生徒会長 北山 琴夏 各学級代表 立志の誓い 1組 清原 健太郎 2組 上門 亮太 3組 中山 雪菜 〇 立志式 学級別分散会 立志式は古来の「元服」にならい、15歳を迎える前の中学二年生の今の時期 に「 『志』を立て、将来に向けて精神的な支えにしよう」と行う儀式です。これか らの長い人生を見据えて、自分の生きていく目的とは何かを定めて、それを成し 遂げる誓いをするものです。 2月13日(土)に上記のプログラムに則って、多くの保護者の皆様のご参加 をいただき、温かいまなざしに見守られながら、立志式を挙行できましたことに 深く感謝申し上げます。三年生への進級を前によい節目の式になりました。 立志式に先だって、小倉記念病院の江草様の記念講演を行いました。心臓血管 病棟に主任看護師として勤務されている豊富なご経験から、 「仕事とは、 」 「働くと は」についてお話を頂きました。また、災害支援ナースとして先の東日本大震災 の救援活動に尽力された経験から、まさに「いのちをあずかる現場から志を立て る生徒達への熱いメッセージ」をいただくことができました。三人の男の子のお 母さんとしてのお話からも学ぶことは多かったと思います。 北山生徒会長の第二学年としての力強い立志の誓いをぜひ実現し、行動力・団 結力のある最高の学年を目指す中で、自分自身の進路・夢へとつなげてほしいと 願っています。 1組代表 清原 健太郎 僕は将来ガラス屋になります。理由は父がガラス店を経営しているので、 その仕事を継ごうと思っているからです。でも、ガラス関係の仕事をするに は、さまざまな資格をとる必要があります。僕は、小倉南高校に進学し、大 学に行き、そして、サッシ、ガラス施工技能士という資格をとります。僕は本 番に弱いタイプです。今日も胸がドキドキして心臓が破裂しそうです。その 短所を克服するために、強いメンタルをつくっていくことをがんばります。そ して、努力を惜しまず本番に強い人間になってみせます。 2組代表 上門 亮太 僕には将来なりたい職業が今はまだありません。しかし、将来どの職業に就いたとし ても、その仕事に一生懸命取り組む大人になります。まず、自分の希望する高校や大 学に進学し、その中で自分の進みたい道を選択していきます。そのために、今自分が できることは、勉強や与えられた仕事をしっかりこなし、あいさつや掃除などの日常生 活での当たり前のことをより意識して行うことです。今現在なりたい職業がなくても、目 の前の一つ一つのことに目標をたてて、その目標に向かって努力し続けることはできま す。また、色々なことに挑戦して、様々な経験を積むことも必要です。今回僕が学級代 表で立候補したこともそのためです。今まで代表となって、人前で話すことを避けてき たけれど、やっと今、志をたて、少し成長できそうです。高校や大学に進学し、自分の 夢を見つけるためにも、今は一日一日の生活を大切に生きていきます。 3組代表 中山 雪菜 私の将来の夢はパティシエになる事です。パティシエはケーキや焼き菓子などを作 る洋菓子専門職人です。私は、小さい頃からお菓子を作る事が好きで、よく姉にお菓 子の作り方を教えてもらっていました。そして、パティシエという職業を知った時、こ の仕事に就きたいと思うようになりました。だから、今は普段の勉強を頑張って、将 来は多くの人に喜んでもらえるようなお菓子を作れるようになるために、高校卒業後 は、専門学校に行って、卒業したら、海外に行って、お菓子の勉強をして、しっかり と腕をみがき、地元に自分のお菓子のお店が出来たら、自分が作りたいお菓子を開 発したり、お店に来るお客さんの要望に合わせていろんなお菓子を作って喜ばせて笑 顔にしたりしたいです。この夢は小さい頃からのずっとなりたいと思っていた夢なの で、夢を実現できるよう、今しっかりと頑張りたいと思います。 学級ごとに、 「立志式実行委員会」を立ち上げ、生徒自身の力で式を運 営することができました。このような一つ一つの経験が、生徒の行動力 と団結力を育んでいくものと思います。 一人一人の「立志の誓い」を聞くことはできませんでしたが、発表原 稿には全て目を通させていただきました。二年生の今の積み重ねが未来 へとつながります。ぜひ、なにげない毎日を大切にしていきましょう。 夢や具体的な目標は変わることがあるかもしれません。また、悩みや迷 いも出てくることでしょう。しかし、自分の意志をもつ一人の人間とし て、向き合い、乗り越えていってほしいと思います。この式が、その契 機になればよいと思います。保護者の皆様、今後とも応援よろしくお願 いいたします。本校教職員も一丸となって、応援していきます。 小学校との行事関係の連携がうまくいかず、湯川小学校の学習参観日と重なってしまいました。また、イン フルエンザの流行で土曜授業が中止になったとはいえ、葛原小学校とも重なっていたようです。この場を借り て深くお詫び申し上げます。来年度に向けては5校(湯川中、沼中、湯川小、葛原小、沼小)の連絡会議を立 ち上げ、行事の調整だけでなく様々な面で連携を図ることを校長間で確認をしています。今後ともよろしくお 願いいたします。