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教職員の仕事と子育ての両立に向けて

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教職員の仕事と子育ての両立に向けて
教職員の仕事と子育ての両立に向けて
-次世代育成支援行動計画-
平成17年3月
高知県教育委員会
目
次
第1
計画のあらま し
2
第2
計画の基本事 項
3
第3
具体的な取り 組み
4
職 員の勤務環 境に関すること
4
Ⅰ
1
ま ず は制 度 を 知る こ とか ら
4
2
お 母 さん と 、 お腹 の 赤ち ゃ んを 守 る ため に ~母 性 保護 の 配慮 ~
6
3
子 ど もの 出 生 時に お ける 父 親の 休 暇 の取 得 促進
7
4
育 児 休業 を 取 得し や すい 環 境づ く り のた め に
8
5
子 ど もと 一 緒 に過 ご す時 間 を大 切 に ~休 暇 の取 得 促進 ~
Ⅱ
地域の子育 て 支援に関すること
1
子 育 てに 関 す る地 域 貢献 活 動へ の 参 加
11
14
14
はじめに
近 年、 我 が国 で は 急速 に 少子 化 が進 行 し 、深 刻 な社 会 問題 と な って い ます 。
国や県、市町村では、かねてから保育サービスの充実をはじめ様々な少子化対策
に 取 り 組 ん で き ま し た が 、 少 子 化 の 進 行 に 歯 止 め が か か ら ず 、 平 成 15年 の 合 計 特 殊
出 生 率 ( 女 性 が 一 生 の 間 に 産 む 子 ど も の 平 均 数 ) は 全 国 平 均 で 1.29、 本 県 は 1.34と
現在 の 人口 を 維持 す る ため に 必要 な 2.08を 大 きく 下 回っ て いま す 。
こう し た少 子 化の 流 れ を変 え よう と 、平 成 15年7 月 、次 代 の社 会 を 担う 子 ども た
ちが 健 やか に 生ま れ 、 育成 さ れる 社 会を 形 成 する た め、 国 、地 方 自 治体 、 民間 企 業
等が 一 体と な って 取 り 組む こ とを 目 的と し た 「次 世 代育 成 支援 対 策 推進 法 」 が 施 行
され ま した 。
この 法 の中 で 、県 教 育 委員 会 は、 教 育・ 行 政 機関 と して 地 域の 子 ど もた ち の育 成
に取 り 組む だ けで な く 、職 員 を雇 用 する 事 業 主と し ての 立 場か ら 、 職員 の 子ど も た
ちが 健 やか に 育成 さ れ るよ う に職 員 の勤 務 環 境を 整 備す る ため の 計 画( 特 定事 業 主
行動 計 画) を 策定 す る こと が 求め ら れて い ま す。
また 、 県で は 平成 16年 に男 女 共同 参 画社 会 づ くり 条 例を 制 定し 、 そ の中 で も、 男
女が と もに 家 族の 一 員 とし て の役 割 を果 た し つつ 、 仕事 と 家庭 生 活 を両 立 する こ と
がで き るよ う 環境 整 備 に取 り 組ん で いく こ と とし て いま す 。
こう し た背 景 のも と 、 教職 員 が親 と して 、 ま た地 域 の住 民 とし て 、 高知 県 の未 来
を担 う 子ど も たち の 育 成に 職 場を 挙 げて 取 り 組ん で いく た め、 こ の 「教 職 員 の仕 事
と 子育 て の 両立 に 向 け て -次世 代 育成 支 援 行 動計 画 - 」を定 め まし た 。
これ か ら、 こ の計 画 を 着実 に 進め る こと に よ って 、 教職 員 が安 心 し て子 ど もを 生
み、 育 てる こ との 喜 び を感 じ なが ら 、い き い きと 働 くこ と ので き る 職場 環 境を 整 え
てい き ます 。
教職 員 の皆 さ んも こ の 計画 を 自分 に 関わ り の ある こ とと 捉 え、 そ れ ぞれ の 立場 で
家族 や 地域 の 子ど も た ちと 向 き合 っ てく だ さ い。 そ して 次 代 を 担 う 子ど も たち が 健
やか に 生ま れ 、育 っ て いけ る 社会 を 形成 す る ため に 自分 は 何が で き るの か 、何 を す
べき な のか 考 え、 行 動 しま し ょう 。
この 計 画を 通 じた 取 り 組み が 、教 職 員の 家 族 や地 域 との 絆 を強 め る とと も に、 高
知の 子 ども た ちの 豊 か な 未 来 につ な がる こ と を心 か ら期 待 しま す 。
平成17年3月
高知県教育委員会
1
第1
1
計画のあらまし
計 画の 位 置づ け
こ の計 画 は、 次 世 代育 成 支援 対 策推 進 法 ( 平 成 15年 法 律 第 120号 )第19条 の規 定
に基 づ く特 定 事業 主 行 動計 画 とし て 、県 教 育 委員 会 が職 員 を雇 用 す る「 事 業主 」 と
して の 立場 か ら、 職 員 の仕 事 と子 育 ての 両 立 を図 り 、子 ど もた ち の 健や か な育 成 を
支援 す るた め 、そ の 具 体的 方 策と 目 標等 を 定 めた も ので す 。
2
計 画の 対 象職 場
県 内の 県 立学 校
3
計 画の 期 間
この 計 画の 期 間は 、 平 成17年 4月 1 日か ら 平 成 22年 3月31日ま で の 5年 間 とし ま
す。
4
計 画の 推 進と 見 直 し
この 計 画に 基 づく 取 り 組み 状 況に つ いて は 、 毎年 把 握し 、 進行 管 理 を行 う とと も
に、 ア ンケ ー ト調 査 等 を通 じ て職 員 のニ ー ズ の把 握 に努 め ます 。
その 結 果や 勤 務環 境 の 変化 等 を 踏 ま え、 一 定 の時 期 に 計 画 の見 直 し を行 い ます 。
2
第2
計画の基本事項
こ の計 画 は、 職 員 が男 女 を問 わ ず、 家 庭 や地 域 にお け る生 活 を 重視 し て、 家 事や
子育 て など の 家庭 責 任 を果 た すと と もに 、 一 人の 住 民と し て地 域 の 子ど も たち の 健
やか な 育成 を 支援 す る こと が でき る よう に 、 職員 の 職業 生 活と 家 庭 生活 の 両立 に 向
けた 取 り組 み につ い て 定め て いま す 。
その 基 本事 項 は、 次 の とお り です 。
【 基 本事項】
Ⅰ
職員が仕事と子育てを両立できる勤務環境の整備
・
・
・
・
Ⅱ
妊 娠 中及 び 出産 後 にお け る母 性 保護 の 配 慮
子 ど もの 出 生時 に おけ る 父親 の 休暇 取 得 促進
育 児 休業 等 を取 得 しや す い環 境 の整 備
休 暇 の取 得 促進
地域における子育てへの支援
・ 子 育 てに 関 する 地 域活 動 への 参 加
子育 て 中の 職 員だ け で なく 、 すべ て の職 員 が 協力 し 合い 、 次代 の 社 会を 担 う子 ど
もた ち を健 や かに 育 て てい く とい う 考え 方 の もと 、 それ ぞ れの 立 場 から 家 庭で 、 職
場で 、 そし て 地域 で 子 育て 支 援に 取 り組 ん で くだ さ い。
次 頁か ら は、 こ う した 主 旨に 基 づく 具 体 的な 取 り組 み を定 め て いま す 。
3
第3
具体的な取り組み
Ⅰ 職 員 の勤務環境に関すること
1
ま ずは 制 度を 知 る こと か ら
仕事 と 子育 て を両 立 し やす い 職場 環 境を つ く るた め に、 ま ず、 職 員 の皆 さ んに
子育 て のた め の特 別 休 暇や 育 児休 業 の制 度 を よく 知 って も らう こ と から ス ター ト
しま す 。
(1) ホー ム ペー ジ の整 備
教職 員 課は 、イ ント ラ ネッ ト 上に 出 産や 子 育 ての た めの 休 暇制 度 や 育児 休 業制
度等 を 紹介 す るホ ー ム ペー ジ を整 備 しま す 。
各職 場 にお い ては 、こ のホ ー ムペ ー ジを 参 考 にし て 制度 へ の理 解 を 深め 、お互
いに 協 力し 合 いな が ら 、妊 娠 中の 職 員や 子 育 てを し てい る 職員 が 制 度を 利 用し や
すい 雰 囲気 を つく り ま しょ う 。
(2) 所 属長 か ら男 性 職員 へ の制 度 説明
平成 1 6年 2 月に 知 事 部局 が 実施 し た職 員 ア ンケ ー トの 結 果で は 、「将 来 子ど
もが 生 まれ た とき に 育 児休 業 を取 得 した い 」 と答 え た男 性 職員 が 36.2%に 達し て
いま す が、 実 際に こ れ まで 育 児休 業 を取 得 し た男 性 職員 は ごく わ ず かに と どま っ
てい ま す。
また 、育 児休 業 制度 の 認知 度 につ い ての 質 問 では 、子 育て 中 の男 性 を含 め 、多
くの 職 員が 制 度自 体 を よく 知 らな い 実態 が 明 らか に なり ま した 。
その た め 、教 育委 員 会で は 、平 成 16年度 か ら 、所属 長 自ら が子 ど もの 生 まれ た
(生 ま れる 予 定の ) 男 性 職 員 に育 児 休業 や 子 育て に 関す る 休暇 制 度 を紹 介 する 取
り組 み ※ を 開始 し まし た。
この 取 り組 み を契 機 とし て、子 育て 中の 職 員だ け でな く、所属 長 自ら が 男性 の
子育 て への 理 解を 深 め 、職 員 が子 育 てを し や すい 職 場環 境 づく り に つな げ てい き
まし ょ う。
※
教 育 委 員 会 で は 平 成 16年 度 か ら 、所 属 長 が 子 ど も の 生 ま れ た( 生 ま れ る )男 性 職 員 に 対 し 、「 子 育 て 休 暇・ 休
業のしおり」をもとに育児休業等の制度の説明を行う取り組みを行っています。
4
【参考】
知 事 部 局 が 平 成 16年 2 月 に 実 施 し た 「 県 職 員 の 家 事 ・ 育 児 に 関 す る 意 識 調 査 」 結 果 ( 抜 粋 )
回 答 数 : 1,514人 ( 男 性 1,015人 女 性 498人 不 明 1 人 )
問.育児休業を3歳まで取得できることを知っていましたか?(男性全体)
ど ち ら と も 言 え な い 4.2%
知 っ て い た 56.6%
問.
知らなかった
39.2%
妻 が 就 業 等 で 子 を 常 時 養 育 で き な い と き や 、妻 が 専 業 主 婦 で あ っ て も 、出 産 予 定 日 の 6
週 間 前( 出 産 に 係 る 子 以 外 に 3 歳 未 満 の 子 が い る 場 合 の み )か ら 出 産 日 以 後 8 週 間 ま で の
間 は 、夫 が 育 児 休 業 を 取 得 す る こ と が で き る こ と を 知 っ て い ま し た か ?( 男 性 の う ち 、現
に3歳未満の子を持つ者又はこれから持とうとする者の回答)
ど ち ら と も 言 え な い 8.8%
知 っ て い た 44.8%
知らなかった
46.4%
問.育児休業を取得しやすい環境をつくるために必要な取り組みは?(男女全体)
<上位4>
・上司や同僚の理解(育休をとりやすい雰囲気づくり)
58.4%
・代替職員の確保等、休業中の職場の体制づくり
56.6%
・育休取得者への経済的援助(休業手当金など)の拡大
31.9%
・昇給・昇任の遅れを解消し、育休をとらない人と同じにすること
23.9%
問.
あ な た は 将 来 、子 ど も が 産 ま れ た と き 、も し く は 現 在 3 歳 未 満 の 子 が い る 場 合 、育 児 休
業を取得したいと思いますか。
育 児 休 業 中 は 給 料 が 出 な い こ と 、育 休 期 間 が 約 2 ヶ 月 未 満 な ら 昇 給 に 直 接 的 な 影 響 は な
いことを前提にお答えください。(男性全体)
その他
2.9%
わからない
14.2%
取得したくない
11.0%
取得できないと
思う
35.7%
(3)
取得したい
18.2%
2月未満なら取得
したい
18.0%
参 考 : 男 性 の 育 休 取 得 者 数 (県 立 学 校 )
平 成 13年 度 1 人
平 成 14年 度 2 人
平 成 15年 度 3 人
平 成 16年 度 2 人
計 36.2%
「仕 事 と家 庭 生 活と の 調和 」 等を 周 知 する 取 り組 み
管理 職 員研 修 や初 任 者 研修 等 の機 会 に、 育 児 休業 制 度等 を 周知 す る だけ で な
く、 男 性も 家 事や 育 児 を担 う べき こ と、 仕 事 と家 庭 生活 と の調 和 を 図る べ きこ
と等 の 啓発 を 行い ま す 。
こう し た研 修 を通 じ て 、職 員 の「 子 育て は 母 親に 任 せて お けば よ い 」「 子 育
てよ り も仕 事 を優 先 す べき 」 とい っ た意 識 を 変え て いく こ とに よ り 、各 職 場や
家庭 、 地域 で 男女 共 同 参画 が 推進 さ れる こ と を期 待 しま す 。
5
2
お 母さんと、お腹の赤ちゃんを守るために ~ 母性保護への配慮 ~
母親 に なる 職 員は 、妊 娠し て いる こ とが わ か った ら、自 分自 身 の健 康や お 腹の 赤
ちゃ ん の安 全 を第 一 に 考え ま しょ う 。
また 、所 属 長を は じめ 周り の 職員 は、母 親に なる 職 員が 赤 ちゃ ん を 元気 に 産む こ
とが で きる よ うに 、 そ の健 康 や安 全 に配 慮 し てく だ さい 。
(1)
母性 保 護等 に 関 する 制 度の 周 知
妊娠 中 及び 産 後1 年 未 満の 女 性職 員 につ い て は、 母 性保 護 及び 母 性 管理 の 観
点か ら 、次 の よう な 制 度が 設 けら れ てい ま す 。
・ 妊 娠 障害 ( つわ り 等) に よる 特 別休 暇
・ 妊 産 婦の 健 康診 断 のた め の特 別 休暇
・ 妊 婦 の通 勤 緩和 の ため の 特別 休 暇
・ 妊 婦 が休 息 又は 補 食を 必 要と す る場 合 の 職務 専 念義 務 の免 除
・ 深 夜 勤務 の 制限
イン ト ラネ ッ ト上 に 、 こう し た制 度 を紹 介 す るホ ー ムペ ー ジを 整 備 し、 職 員
の皆 さ んへ の 周知 を 図 りま す 。
(2)
各職 場 にお け る 配慮
・
上 司 や 周り の 職員 は 、 (1)の母 性 保護 制度 へ の理 解 を深 め 、妊娠 中 の職 員
がこ う した 制 度を 利 用 しや す い雰 囲 気を つ く りま し ょう 。
・
各 職場 で は、 妊 娠 中の 職 員の 健 康や 安 全 に配 慮 し、 職 員の 希 望 や体 調 に応
じて 業 務分 担 の見 直 し を行 っ てく だ さい 。 ま た、 妊 娠中 の 職員 の 心 身状 態 に
は、 そ れぞ れ 個人 差 が ある こ とを 理 解し ま し ょう 。
(3)
出産 ・ 子育 て に関 す る相 談 窓口
教育 委 員会 ( 幼 保支 援 課) で は、 イ ン ター ネ ット 上 に出 産 や 子育 て に関 す る
情報 サ イト 「 こ う ち プ レ マ net」を 開 設 して い ます 。 この サ イ トで は 、妊 娠 か
ら出 産 、育 児 に関 す る 様々 な 情報 を 提供 し て いる ほ か、 社 団法 人 日 本助 産 師会
高知 県 支部 の 協力 を 得 て 電 子 メー ル での 相 談 も行 っ てい ま す。
URL
http://www.premanet.jp/
(携 帯) http://www.premanet.jp/k/
(4)
不妊 治 療の た めの 休 暇に つ いて
医療 機 関で 不 妊症 の 治 療を 受 ける と き ( 男 性 を含 む ) に は 、病 気 休 暇を 取 る
こと が でき ま す( 注 : 検査 の ため の 受診 は 、 病気 休 暇の 適 用外 ) 。
所属 長 等は 、 職員 か ら 当該 休 暇の 申 し出 が あ った と きに は 、プ ラ イ バシ ー に
配慮 し 、適 切 に対 応 し てく だ さい 。
6
3
子 ど もの出生時における父 親の休暇の取得促進
子ど も の誕 生 は、 こ れ から の 子育 て の始 ま り であ り 、家 族 の生 活 環 境が 大 きく
変化 す る大 切 な時 期 で す 。
こ のか け がえ の な いと き に、 父 親が 新 し い生 命 とふ れ あ い 、 出 産後 の 配偶 者 を
サポ ー トす る こと は 、 その 後 の子 育 てや 家 庭 生活 に 重要 な 意味 を 持 ちま す 。
子 ども が 生ま れ て 父親 に なる 職 員は 、子 ども に 対す る 責任 を し っか り と認 識 し、
子ど も の世 話 をす る た め に も 積極 的 に休 暇 を 取得 し まし ょ う
また 、 各職 場 では 、 父 親に な った 職 員が 子 ど もを 持 つこ と の喜 び を 実感 で きる
よう に 支援 し まし ょ う 。
(1)
子ど も の出 生 時 の父 親 の休 暇 の取 得
子ど も が生 ま れ父 親 に なる 男 性職 員 は、 配 偶 者が 出 産の た め入 院 し た日 か ら子
ども の 出生 後 2週 間 の 期間 中 、3 日 の 「 配 偶 者の 出 産休 暇 」 を 取 得 する こ とが で
きま す 。
また 、 平成 17年4 月 か らは 新 たに 「 男性 職 員 の育 児 参加 休 暇」 が 設 けら れ 、出
産予 定 日の 8 週間 前 ( 小学 校 入学 前 の子 が い る場 合 のみ ) から 産 後 8週 間 の期 間
中に 5 日の 休 暇を 取 得 でき る こと に なり ま し た。
特に 産 後8 週 間は 配 偶 者の 体 力が 完 全に 回 復 して い ない 時 期で す か ら、 男 性職
員は こ うし た 特別 休 暇 に加 え 、年 次 有給 休 暇 をで き るだ け 連続 で 取 得し 、 赤ち ゃ
んの 世 話や 配 偶者 の サ ポー ト をす る など 、 新 しい 家 族と の ふれ あ い を大 切 にし ま
しょ う 。
(2)
職場 に おけ る サ ポー ト
所属 長 は 、 子 ども が 生 まれ た 男性 職 員に 対 し て、 (1)の 「 配偶 者 の 出産 休 暇」
や「 男 性職 員 の育 児 参 加休 暇 」、 年 次有 給 休 暇を で きる だ け連 続 し て取 得 する よ
うに 働 きか け ると と も に、 周 りの 職 員も 可 能 な限 り 業務 上 のサ ポ ー トを し て、 男
性職 員 が休 暇 を取 得 し やす い 雰囲 気 づく り に 努め ま しょ う 。
(3)
男性 職 員の 意 識 改革
5ペ ー ジの ( 3 )に も 掲げ ま した が 、 各種 の 研修
の 機会 に 、男 性 も 家事 や 育児 を 担う べ き こと 、 仕事
と 家庭 生 活と の 調 和を 図 るべ き こと 等 の 啓発 を 行い
男 性職 員 の育 児 へ の参 加 意識 を 醸成 し て いき ま す。
こう し た取 り 組み を 通 じて 、 子ど も の生 ま れ た男 性 職員 全 員が 「 配 偶者 の 出産
休暇 」 及び 「 育児 参 加 休暇 」 を取 得 する こ と を目 標 とし ま す。
7
4
育 児休業を取得しやすい環境づくりのために
育児 休 業は 、 3歳 未 満 の子 ど もを 養 育す る た めに 一 定期 間 休業 し 、 子育 て に専 念
する た めの 制 度で す 。
また 、 仕事 を しな が ら 一日 の 勤務 時 間の 一 部 を勤 務 せず 、 子育 て に 従事 す るこ と
を認 め る部 分 休業 制 度 も設 け られ て いま す 。 (以 下 、育 児 休業 と 部 分休 業 を「 育 児
休業 等 」と い いま す 。 )
職員 が 安心 し てこ れ ら の制 度 を利 用 する に は 、上 司 や周 り の職 員 の 理解 と 協力 が
欠か せ ませ ん 。
職員 の 子育 て を職 場 ぐ るみ で 支援 す る視 点 で 、育 児 休業 等 を取 得 し やす い 環境 づ
くり に 取り 組 んで く だ さい 。
(1)
育児 休 業等 を 取 得し や すい 環 境づ く り
①
育 児 休業 制 度の 周 知
教育 政 策 課 は 、イン ト ラネ ッ ト上 に 育児 休 業 制度 を 紹介 す るペ ー ジ を整 備 し、
男性 も 育児 休 業等 を 取 得で き るこ と や、 育 児 休業 手 当金 の 支給 な ど 経済 的 支援
と復 帰 後の 給 与や 昇 任 の取 扱 い等 に つい て の 情報 発 信を 行 いま す 。
②
育 児 休業 等 を 円滑 に 取得 す るた め に
育児 休 業等 を 取得 し よ うと す る職 員 は、 そ の こと を でき る だけ 速 や かに 所 属
長に 申 し出 ま しょ う 。
所 属 長は 、 職 員間 の 業 務 分 担を 見 直 すな ど して 業 務を 適 切 にカ バ ーす る 体制
を整 え 、育 児 休業 等 を 取得 す る職 員 がそ の こ とを 負 担に 感 じな い よ うに 配 慮し
てく だ さい 。
③
代 替 職員 の 配 置
所 属 長は 、 育 児休 業 に伴 う 期限 付 講 師な ど の配 置 が必 要 な 場合 に は、 早 めに
人事 担 当課 に 相談 し て くだ さ い。
(2)
男性 職 員の 育 児 参加 の 促進
①
所 属長 か ら男 性 職 員へ の 制度 説 明
所属 長 は、 子 ども が 生 まれ た (生 ま れる 予 定 の) 男 性職 員 に対 し て 、育 児 休
業等 の 制度 の 説明 や 取 得例 の 紹介 を 行う と と もに 、 職員 に 育児 休 業 等取 得 の意
向を 確 認し て くだ さ い 。
育児 休 業等 の 取得 は 、 決し て 強制 す るも の で はあ り ませ ん が、 父 親 が子 育 て
の喜 び や責 任 を実 感 で きる よ うに 制 度の 趣 旨 をよ く 説明 す ると と も に、 育 児休
業等 を 希望 す る職 員 が 取得 し やす い 雰囲 気 を つく る よう 配 慮し て く ださ い 。
8
②
男 性 職員 の 育 児能 力 の向 上 に向 け て
こう ち 男女 共 同参 画 セ ンタ ー 「ソ ー レ」 で は 、男 性 が楽 し く育 児 や 家事 を 担
うこ と がで き るよ う に 、男 性 を対 象 とし た 料 理教 室 や講 座 の開 催 、 情報 の 提供
など を 行っ て いま す 。
ソー レURL
http://www.sole-kochi.or.jp/
また 、 教育 委 員会 ( 幼 保 支 援 課) が イン タ ー ネッ ト 上に 開 設し て い る出 産 ・
子育 て 応援 サ イト 「 こ う ち プ レ マ net」で は 、新し く 父親 と なっ た 男性 向 けに 、
赤ち ゃ んと の スキ ン シ ップ や おむ つ 交換 な ど 育児 の コツ を わか り や すく 紹 介し
てい ま す。
URL
http://www.premanet.jp/papa/
( 携 帯 )http://www.premanet.jp/k/papa/
子ど も が生 ま れた 男 性 職員 は 、こ う した 講 座 や情 報 も参 考 にし な が ら、 積 極的
に家 事 や育 児 を担 っ て いき ま しょ う 。
(3)
育児 休 業中 の 職 員へ の 支援
育児 休 業中 の 職員 へ の 情報 提 供
育児 休 業中 の 職員 は 、 「自 分 が職 場 から 取 り 残さ れ るの で はな い か 」と 不 安を
感じ が ちで す 。そ の 不 安を 少 しで も 軽く す る ため 、 各職 場 では 、 育 児休 業 中の 職
員と 定 期的 に 連絡 を 取 り、 業 務上 の 情報 提 供 をす る など の 配慮 を し てく だ さい 。
た だし 、 育児 休 業 中は 子 育て に 専念 し た い人 や 、情 報 を送 っ て もら う こと が か
えっ て プレ ッ シャ ー に 感じ る 人も い ます 。
その た め、 育 児休 業 を 取る 職 員と 、 所属 長 と の間 で 、提 供 を希 望 す る情 報 の内
容や 連 絡方 法 等に つ い て事 前 によ く 話し 合 っ てく だ さい 。
(4)
育児 休 業か ら の 円 滑 な 職場 復 帰の 支 援
各所 属 では 、 育児 休 業 中の 職 員に 関 連の あ る 制度 の 改正 通 知等 を フ ァイ リ ング
して お き、 職 場復 帰 時 に手 渡 すな ど 、職 員 が 円滑 に 業務 に 戻れ る よ うな 配 慮や 工
夫を し まし ょ う。
また 、 育児 休 業か ら 復 帰し た 職員 は 、業 務 に 慣れ る のに 時 間が か か るう え 、子
ども の 急な 発 病に 対 応 しな け れば な らな い 場 面も 多 いと 思 いま す 。 仕事 と 子育 て
の両 立 のた め に最 も 大 切な 時 期で す から 、 周 りの 職 員が で きる だ け のサ ポ ート を
して く ださ い 。
9
(5)
育児 休 業の 取 得 率の 目 標に つ いて
私た ち の働 く 県 立学 校 は、 育 児休 業 の 取得 を 希望 す る職 員 全 員が 、 ごく 当 たり
前に 取 得で き る職 場 に なる こ とを 目 指し ま す 。
これ ま で育 児 休 業を 取 得し た 男性 職 員 はご く わず か です が 、 前記 の よう な 取り
組み を 重ね る こと に よ って 、 平成 21年度 ま で に男 性 の育 児 休業 の 取 得率 を 20% に
する こ とを 目 標と し ま す。
また 、女 性 職員 の取 得 率は 、ほ ぼ 100%に 達 して い ます が 、育児 休 業を 取 らず に
働く 女 性の 意 向に も 配 慮し な がら 、希 望す る 女性 職 員全 員 が育 児 休 業を 取 得で きる
こと を 目標 と しま す 。
10
5
子 ど もと一緒に過ごす時間を大切に ~ 休暇の取得促進 ~
休暇 を 取得 し やす い 職 場づ く りは 、 子育 て 中 の職 員 にと っ てだ け で なく 、 全職 員
に共 通 する 課 題で す 。
職場 全 体の 年 休取 得 率 が上 が るこ と によ っ て 、子 育 て中 の 職員 も 、 例え ば 子ど も
の参 観 日な ど の学 校 行 事に 参 加す る ため に 年 休を 取 得し や すく な り 、そ う した こ と
の積 み 重ね が 子ど も た ちの 健 やか な 育成 に つ なが り ます 。
職員 一 人ひ と りが 仕 事 と家 庭 生活 の バラ ン ス を意 識 し、 お 互い に 協 力し 合 いな が
ら、 休 暇の 取 得を 促 進 しま し ょう 。
(1)
①
子育 て のた め の 休暇 取 得の 促 進
連 続休 暇 等の 取 得
子ど も の入 学 式、 卒 業 式、 授 業参 観 、学 芸 会 、運 動 会や 春 休み 、 夏 休み 、 冬
休み な どに は 、可 能 な らば 積 極的 に 年次 有 給 休暇 を 取得 し て、 家 族 とと も に過
ごす 時 間を 確 保し ま し ょう 。
所属 長 は、 職 員が 年 次 有給 休 暇を 取 得す る よ う働 き かけ て くだ さ い 。
②
家 族の 看 護の た め の特 別 休暇 の 取得 に つ いて
子ど も や配 偶 者 など 、 二親 等 以内 の 親 族が 病 気や け がを し 、 看護 が 必要 な と
きに は 、年 間 5日 ま で 特別 休 暇( 看 護休 暇 ) を取 得 する こ とが で き ます 。
家族 の 突発 的 な 病 気 の 際に は 、男 女 を 問わ ず 職員 が この 休 暇 を取 得 でき る よ
うに 、 職場 全 体で お 互 いに 支 援 し 合 いま し ょ う。
③
男 性職 員 の子 育 て のた め の休 暇 取得 に つ いて
知事 部 局で は 、各 所 属 から の 出勤 状 況報 告 の 結果 を みる と 、男 性 職 員は 女 性
職員 に 比べ て ②の 看 護 休暇 の 取得 実 績が 少 な く、 子 育て の ため に 休 暇を 取 得す
るこ と も少 な いよ う に 見受 け られ 、 これ は 学 校に お い て も 同様 の 傾 向に あ るよ
うで す 。こ れ から は 男 性職 員 も積 極 的に ① や ②の 休 暇を 取 得し 、 子 育て を 分担
して い くこ と が望 ま れ ます 。
その た め、 父 親で あ る 男性 職 員が 子 育て に 参 加す る 際の 休 暇の 取 得 パタ ー ン
を下 記 のと お り例 示 し まし た 。
各所 属 では 、 これ を 参 考に 、 職員 同 士が お 互 いに 声 を掛 け 合っ て 、 男性 職 員
が子育てのために円滑に休暇を取得することができる雰囲気をつくりましょう。
11
◆◇男性職員の育児のための休暇・育児休業等の取得例 ◇◆
働き方の見直し ~ 家庭生活と調和したワーキング・スタイルの確立に向けて~
職場全体で子育ての大切さを認識し、育児中の職員をサポートしましょう。
<子の年齢等>
出産
2週
8週
~~
1歳 6月
3歳
~~
6歳 (小 学 校 ~)
重点的休暇取得期間
「配偶者の出産」休暇
(出産補助休暇):3日
・妻の入院、退院時の付添い
・役所への出生届
小学校入学前の
上の子を養育す
る場合は産前8
週から産後8週
まで取得可
子育ての始まりと
いう親子にとって最
も大切な時期に、父
親も休暇を取って育
児に参加
妻が早く仕事
に慣れるよう
に、夫が育児
「男性職員の育児参加」休暇:5日
【年次有給休暇の取得例】 ・育児のために1~2週間の連続休暇取得
・子の健康診断や予防接種時
・入学式、卒業式
・運動会
・参観日
・PTA活動 等
・妻が育児休業から職場復帰した後 ・保育所、小学校の行事参加
・妻がリフレッシュしたいとき
・子育てに関する地域活動
出 産 前
・妻の健診付添
・両親学級出席
「 育 児 時 間 」 休 暇 ( 1 日 2 回 、 1 回 45 分 + 往 復 時 間 )
・保育所への送迎、補食等
※ 妻が子を世話できないとき
※ 妻が子を世話
できないとき
(例)夫婦とも県職員の場合
部 分 休 業 ・ ・ 1 日 2 時 間 、 勤 務 時 間 の 始 め 又 は 終 わ り に 30分 単 位
3歳未満の
上の子を養
育する場合
は産前6週
から取得可
※1歳6月までは「育児時間休暇」と合わせて1日2時間
夫・休暇
妻・仕事
=OK
(逆も可)
2人同時に休暇=×
育児休業
※ 産後8週までは妻が就労しているかどうかに関わらず取得可
【妻や子どもが病気のとき】 ・・・看護休暇(1年に5日)
※ 2親等以内の血族・姻族が負傷又は疾病等のときで、職員以外に看護者がいないと認められる場合
(2)
休暇 を 取得 し や すい 職 場環 境 づく り
①
計 画的 な 休暇 の 取 得
各所 属 では 、 業務 の 状 況に 応 じて 、 特に 夏 季 や冬 季 の休 業 中に 「 年 休取 得 推
進月 間 」を 設 定し 、 そ の期 間 中は 集 中的 に 年 次有 給 休暇 を 取得 し ま しょ う 。
所属 長 は常 に 職員 の 休 暇取 得 状況 を 把握 し て 、休 暇 の取 得 実績 の 少 ない 職 員
には 取 得を 強 く促 し て くだ さ い 。
また 、 所属 の 行事 予 定 に職 員 の休 暇 予定 を 組 み入 れ るな ど 、各 所 属 で工 夫 し
て計 画 的に 休 暇を 取 得 しま し ょう 。
なお 、 教育 委 員会 か ら は、 年 次有 給 休暇 の 計 画的 な 取得 を 促す 通 知 を定 期 的
に発 出 しま す 。
②
所 属長 等 の率 先 行 動
職員 が 休暇 を 取得 し や すく す るた め 、所 属 長 自ら が 率先 し て休 暇 を 取得 し て
くだ さ い。 ま た、 上 司 から 職 員に 休 暇の 取 得 を促 す 声掛 け を行 い 、 皆 が 休 みや
すい 雰 囲気 を つく り ま しょ う 。
12
③
・
職 員 の意 識 ・ 働き 方 の見 直 し
学 校で は 難し い 面 があ る かも 知 れま せ ん が、 職 場内 で 、休 暇 の 取得 状 況に つ
いて の 話し 合 いを 行 い 、取 得 実績 の 少な い ( 休み た くて も なか な か 休め な い)
職員 が 休暇 を 取得 で き るよ う に職 場 ぐる み で 協力 し まし ょ う。
・
休暇 の 取得 実 績が 少な い 人は 、「 休 むの は後 ろ めた い」な どと 思い が ちで す 。
責任 感 を持 っ て仕 事 を する の は大 切 なこ と で すが 、 その 影 響で 周 り の職 員 まで
休暇 を 取得 し づら く な って い るこ と も考 え ら れま す 。
少し 、 余裕 を 持っ て 考 えて み ませ ん か?
大切 な のは 、 仕事 と 家 庭生 活 のバ ラ ンス を 保 つこ と です 。
たま に は休 暇 を取 得 し 、家 族 とゆ っ くり 向 き 合い ま しょ う 。あ な た を一 番 必
要と し てい る のは 、 家 族で は ない で しょ う か 。
・
週 休日 や 休日 の 前 後( 特 に夏 期 )は で き るだ け 会議 の 開催 を 控 え、 職 員が 連
続し て 休暇 を 取得 で き るよ う に配 慮 しま し ょ う。
・
各 職場 に おい て は 、業 務 の分 担 で職 員 間 に大 き な差 が でな い よ う配 慮 する と
とも に 、特 に 部活 動 の 指導 な ど、 職 員間 で の サポ ー ト体 制 を整 え 、 特定 の 者が
休み づ らい 状 況を 解 決 する よ うに 努 めま し ょ う。
(3)
年次 有 給休 暇 の 取得 目 標に つ いて
平成15年に 県 立学 校 の 職員 が 取得 し た年 次 有 給休 暇 の日 数 は、 平 均 12.3日 で、
知事 部 局と ほ ぼ同 程 度 の取 得 実績 と なっ て い ます が 、 取 得 日数 が 少 ない 職 員も 多
数い る もの と 思わ れ ま す。
こう し た実 情 を踏 ま え 、さ ら に前 期 のよ う な 取り 組 みを 進 める こ と によ っ て、
平成21年に は 全職 員 が 年次 有 給休 暇 を 10日 以 上、 平 均 16日 以上 取 得 する こ とを 目
標に し ます 。
13
Ⅱ
地 域 の子育て支援に関する こと
1
子 育 てに関する地域貢献活 動への参加
教 職 員は 、 同時 に 地 域社 会 の一 員 でも あ り 、そ の 地域 に おけ る 子 育て 支 援の 取 り組
みに 積 極的 に 参加 す る こと が 特に 期 待さ れ て いま す 。
他 の 学校 に 勤め な が ら、 子 ども の 親と し て 学校 の PT A 活動 等 へ 参加 す るこ と は難
しい 面 があ る かも 知 れ ませ ん が、 可 能な 限 り 積極 的 に関 わ り、 ま た 、子 育 て中 で ない
職員 も 、大 人 と子 ど も がふ れ あう 様 々な 機 会 を捉 え 、地 域 全体 で 子 ども の 成長 を 支え
まし ょ う。
大 人 たち が それ ぞ れ の立 場 から 「 子育 て 一 人一 役 」を 担 うこ と は 、子 ど もの 豊 かな
人間 性 を育 む だけ で な く、 地 域の 人 と人 と の 結び つ きを 強 め、 元 気 な地 域 社会 を つく
るう え で大 き な意 義 が あり ま す。 ま た、 教 職 員に と って は 、い つ も と違 う 立場 で の活
動に 新 たな 発 見が あ り 、そ の 後の 自 ら の 仕 事 に大 き く役 立 つの で は ない で しょ う か 。
各 職 場で は 、お 互 い に声 を 掛け 合 い、 職 員 が次 の よう な 地域 活 動 に参 加 しや す い雰
囲気 づ くり を 心掛 け て くだ さ い。
(1)
PT A 活動 へ の 積極 的 な参 加
少子 化 や核 家 族 化が 進 む中 、 「地 域 社 会全 体 で子 ど もを 育 て る」 こ との 重 要性
が指 摘 され て いま す が 、そ の 中心 的 な役 割 を 担う の が学 校 のP T A 活動 や 地域 の
こど も 会活 動 です 。
特に P TA 活 動 に参 加 する こ とは 、 親 とし て の責 務 であ り 、 地域 の 子ど も たち
が大 人 たち と 関わ り を もち な がら 健 やか に 成 長す る うえ で 、と て も 大切 な こと で
す。
自ら の 職場 の 子 ども た ちだ け を考 え る ので は なく 、 自分 の 住 む地 域 の子 ど もた
ちが 明 るく 元 気に 育 つ 地域 を つく る ため に も 、可 能 な限 り 積極 的 に PT A 活動 に
参加 し 、子 ど もの た め の様 々 な活 動 に取 り 組 みま し ょう 。
(2)
子ど も の体 験 活 動の 支 援
地域 で 開催 さ れる ス ポ ーツ 、 文化 活 動、 野 外 活動 等 にも 積 極的 に 参 加し ま しょ
う。
子育 て 中で な くて も 、 スポ ー ツや 文 化の 分 野 で特 技 を持 っ てい る 職 員は 、 でき
るだ け 機会 を 捉え て 、 地域 の 子ど も たち を 指 導、 支 援し て あげ て く ださ い 。
そう し た体 験 が、 子 ど もた ち の新 し い可 能 性 につ な がり ま す。
14
(3)
①
子ど も の安 全 ・安 心 の確 保
子 ども を 交通 事 故 から 守 るた め に
子ど も たち を 交通 事 故 から 守 るた め 、地 域 の 交通 安 全活 動 に積 極 的 に参 加 しま
しょ う 。
また 、 自動 車 を運 転 す る際 は 、交 通 事故 を 起 こさ な いよ う 注意 す る のは も ちろ
んの こ と、 同 乗の 子 ど もに は シー ト ベル ト や チャ イ ルド シ ート を き ちん と 着用 さ
せま し ょう 。
< 参 考 > 6 歳 未 満 の 幼 児 を 自 動 車 に 乗 車 さ せ る 場 合 、道 路 交 通 法 で チ ャ イ
ルドシート使用が義務付けられています。これに違反した場合、シート
ベルト装着義務違反と同様、違反点数1点が付加されます。
②
子 ども を 犯罪 か ら 守る た めに
子ど も を安 全 な 環境 で 安心 し て育 て る こと が でき る よう に 、 学校 や 警察 と も連
携し て 、そ れ ぞれ の 地 域に お ける 防 犯活 動 や 少年 の 非行 防 止活 動 等 に積 極 的に 参
加し ま しょ う 。
また 、 各家 庭 で は 、 子 ども が タバ コ やア ル コ ール 、 アダ ル トソ フ ト 、出 会 い系
サイ ト 等の 有 害な も の に触 れ ない よ う気 を 付 け、 親 とし て 責任 を も って し つけ を
しま し ょう 。
さら に 自分 の 子だ け で なく 、 地域 に おい て 子 ども の 危険 な 行動 を 見 かけ た とき
は注 意 する と とも に 、 子ど も が犯 罪 等に 巻 き 込ま れ そう な 場面 を 見 かけ た とき は
直ち に 警察 に 通報 し 、 その 子 ども の 保護 に 努 めて く ださ い 。
③
子ど も の人 権 を 守る た めに
虐待 は 重大 な 子 ども の 人権 侵 害で あ り 、そ の 防止 に 向け て は 社会 全 体で 取 り組
む必 要 があ り ます 。
地域 の 中で 子 ども た ち を温 か く見 守 り、 子 育 て中 の 親が 悩 みを 相 談 し合 え る環
境を つ くる と とも に 、 近所 で 児童 虐 待が 行 わ れて い るこ と を知 っ た とき は 、速 や
かに 、 児童 相 談所 に 連 絡し て くだ さ い。
中央児童相談所
幡多児童相談所
(4)
☎ 088-866-6791
☎ 0880-37-3169
職員 の 地域 貢 献 活動 へ の支 援
職員 が 人事 委 員会 規 則 に定 め る社 会 福祉 施 設 や養 護 学校 等 にお い て ボラ ン テ
ィア 活 動に 従 事す る 場 合、 1 年間 に 5日 ま で ボラ ン ティ ア 休暇 を 取 得す る こと
がで き ます 。
15
お わ りに
こ の計 画 を 実り あ る も の とす る た めに は 、 職 員 一人 ひ と りが こ の 計 画を
自 分に 関 わ りの あ る も の と捉 え 、 「子 育 て を み んな で 支 え合 う 」 こ と を強
く意 識 し、 行 動す る こ とが 大 切で す 。
子 育て 中 の 人も 、 そ う で ない 人 も お互 い に 助 け 合い 、 そ れぞ れ の 立 場か
ら家 族 や地 域 の子 ど も たち と 向き 合 いま し ょ う。
こ の計 画 を 通じ た 取 り 組 みが 、 県 庁や 教 育 委 員 会だ け で なく 、 県 内 の市
町 村や 事 業 所に も 広 が り 、男 性 も 女性 も と も に 子育 て を しな が ら い き いき
と 働く こ と ので き る 職 場 環境 が 県 全体 で 整 う こ とに よ り 、 子 ど も た ち が明
るく 健 やか に 育ち 、 高 知県 の 豊か な 未 来 へ と つな が るこ と を期 待 し ます 。
16
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