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前立腺癌診断用放射性医薬品「F-1311」の第Ⅰ相臨床試験を開始
前立腺癌診断用放射性医薬品「F-1311」の第Ⅰ相臨床試験を開始 平成 26 年 3 月 17 日 富士フイルム RI ファーマ株式会社(本社:東京都中央区/社長:熊野 嘉郎)は、このたび前立腺癌診断用放 射性医薬品として開発中の「F-1311」の国内第Ⅰ相臨床試験を横浜市立大学附属病院で開始いたしましたので、 お知らせいたします。 「F-1311」は、前立腺特異的膜抗原(PSMA)に特異的に結合するようにデザインされた小分子化合物 Tc-MIP-1404 を有効成分とし、前立腺癌の検出を目的としたシングルフォトン断層撮影(SPECT検査)用の新 規放射性薬剤です。PSMAの発現は前立腺癌の進展と相関することが報告されており、PSMAは前立腺癌病変の 画像化のためのターゲットとして適していると考えられています。 99m 99m Tc-MIP-1404 は、米国のProgenics Pharmaceuticals社の完全子会社であるMolecular Insight Pharmaceuticals 社が開発し、すでに同社の海外での臨床試験の結果から、前立腺癌の原発巣及び転移巣に集積することが確認 されています。弊社は、2012 年に同社と99mTc-MIP-1404 の導入に関する契約を締結し、日本での開発及び販売 の独占実施権を取得しています。今後、「F-1311」の開発を進め、前立腺癌の診断のさらなる発展に貢献いたしま す。 富士フイルム RI ファーマ株式会社は、RI 診断で培われてきた技術を基に、診断から治療までのシステムサプラ イヤーとして、信頼される製品と情報を提供することを通じて、医療の発展に寄与してまいります。 ≪ご参考≫ 富士フイルム RI ファーマ株式会社の概要(2013 年 3 月末現在) 創立 資本金 本社 従業員数 事業内容 1968 年 12 月 14 億円 東京都中央区京橋 2-14-1 兼松ビルディング 390 名 放射性・非放射性医薬品および放射性標識化合物の研究、開発、製造、 販売、輸出、輸入 本件に関するお問合せは、以下にお願いいたします。 富士フイルム RI ファーマ株式会社 開発部 TEL 03-5250-2615 FAX 03-5250-2619 インターネットホームページアドレス 富士フイルムRIファーマ株式会社 〒104-0031 東京都中央区京橋 2-14-1 http://fri.fujifilm.co.jp/ 兼松ビルディング