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インマヌエル中目黒キリスト教会 2014年7月13日聖日礼拝

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インマヌエル中目黒キリスト教会 2014年7月13日聖日礼拝
インマヌエル中目黒キリスト教会
2014年7月13日聖日礼拝
使徒の働き連講㉞
「祈る教会」
使徒の働き12章1-17節
竿代照夫牧師
聖書朗読
新約聖書
使徒の働き12章1-17節
聖書本文は新改訳聖書第三版
(©新日本聖書刊行会)を使用しています。
第二版の聖書はp230~/ 第三版の聖書はp251~
1 そのころ、ヘロデ王は、教会の中のある
人々を苦しめようとして、その手を伸ばし、
2 ヨハネの兄弟ヤコブを剣で殺した。
3 それがユダヤ人の気に入ったのを見て、
次にはペテロをも捕らえにかかった。そ
れは、種なしパンの祝いの時期であった。
4 ヘロデはペテロを捕らえて牢に入れ、
四人一組の兵士四組に引き渡して監視
させた。それは、過越の祭りの後に、民
の前に引き出す考えであったからである。
5 こうしてペテロは牢に閉じ込められてい
た。教会は彼のために、神に熱心に祈り
続けていた。
6 ところでヘロデが彼を引き出そうとしてい
た日の前夜、ペテロは二本の鎖につな
がれてふたりの兵士の間で寝ており、戸
口には番兵たちが牢を監視していた。
7 すると突然、主の御使いが現れ、光が
牢を照らした。御使いはペテロのわき腹
をたたいて彼を起こし、「急いで立ち上が
りなさい」と言った。すると、鎖が彼の手
から落ちた。
8 そして御使いが、「帯を締めて、くつをは
きなさい」と言うので、彼はそのとおりに
した。すると、「上着を着て、私について
来なさい」と言った。
9 そこで、外に出て、御使いについて行っ
た。彼には御使いのしている事が現実の
事だとはわからず、幻を見ているのだと
思われた。
10 彼らが、第一、第二の衛所を通り、町
に通じる鉄の門まで来ると、門がひとり
でに開いた。そこで、彼らは外に出て、
ある通りを進んで行くと、御使いは、たち
まち彼を離れた。
11 そのとき、ペテロは我に返って言った。
「今、確かにわかった。主は御使いを遣
わして、ヘロデの手から、また、ユダヤ人
たちが待ち構えていたすべての災いから、
私を救い出してくださったのだ。」
12 こうとわかったので、ペテロは、マルコ
と呼ばれているヨハネの母マリヤの家へ
行った。そこには大ぜいの人が集まって、
祈っていた。
13 彼が入口の戸をたたくと、ロダという女
中が応対に出て来た。
14 ところが、ペテロの声だとわかると、喜
びのあまり門をあけもしないで、奥へ駆
け込み、ペテロが門の外に立っているこ
とをみなに知らせた。
15 彼らは、「あなたは気が狂っているの
だ」と言ったが、彼女はほんとうだと言い
張った。そこで彼らは、「それは彼の御使
いだ」と言っていた。
16 しかし、ペテロはたたき続けていた。彼
らが門をあけると、そこにペテロがいた
ので、非常に驚いた。
17 しかし彼は、手ぶりで彼らを静かにさせ、
主がどのようにして牢から救い出してく
ださったかを、彼らに話して聞かせた。
それから、「このことをヤコブと兄弟たち
に知らせてください」と言って、ほかの所
へ出て行った。
説
使徒の働き連講㉞
「祈る教会」
教
使徒の働き12章1-17節
竿代照夫
牧師
主テキスト
「教会は彼のために
神に熱心に祈り続けていた。」
(使徒12:5)
A.ヘロデによる迫害(1-3節)
・「そのころ」とは:アンテオケの教会の成長と
平行
・「ヘロデ」とは:ヘロデ大王の孫ヘロデ・
アグリッパ1世
(家系図参照:スキャンダルに満ちた王で、
地位確保のためユダヤ人懐柔策を取った)
・教会迫害の目的:クリスチャン増加に脅威を
感じたユダヤ人への迎合
・殉教者ヤコブとは:ヨハネの兄・使徒ヤコブ
B.ペテロの捕縛(4-5節)
・ペテロの捕縛と投獄:ヤコブ処刑が歓迎され
たことから迫害が拡大
・教会の祈り:教会の危機が、一致した熱心な
祈りを生み出す
C.ペテロの奇跡的釈放(6-11節)
・厳しい監視状況:二人の兵士に挟まれ、
戸口にはもう二人が監視
・御使いの登場と命令:静かに登場、そして
明確な指示
参考:チャールズ・ウェスレー作の賛美歌
「なぜ、この私に」(And Can It Be)
私は目覚めた(I woke)
牢獄は光に照らされた
(The dungeon flamed with light)
私の鎖は溶け落ち、(My Chain fell off,)
私の心は自由になった(My heart was free)
私は立ち上がり、歩き回り(I rose, went forth)
そしてあなたに従った (and followed thee.)
・ペテロ、釈放される:「自動ドアのように」
・我に帰ったペテロ:「夢ではなくて現実」
との理解
参考:サドュー・スンダー・シンの経験
D.教会への報告と驚き(12-17節)
・マリヤ家での祈祷会に直行:マリヤは、
ヨハネ・マルコの母、バルナバの叔母。
マリヤ家は最後の晩餐の席、ペンテコステ
の祈りの家
・ロダの応対:喜びゆえの慌てぶり
・祈祷会メンバーの反応:俄かには信じない
(?!)
終わりに
エルサレム教会から祈りの姿勢を学ぶ
・教会の命は祈り
・熱心に祈ろう
・時を忘れて祈ろう
・答えられると信じて祈ろう
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