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カトリック教会の教え 年間第 12 主日 6 月 19 日

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カトリック教会の教え 年間第 12 主日 6 月 19 日
年間第 12 主日 共通のお知らせ 2016 年 6 月 19 日
2016 年のテーマ 御父のように、いつくしみ深く~神のいつくしみの特別聖年を歩む~
京都教区
*正平協(せいへいきょう)学習会が6月25日(土)14時~河原町教会で開催されます。テーマは
「唯一の神 その信仰から見えてくるもの」で、講師は同志社大学神学部 四戸純弥(しのへじゅんや)
教授です。参加費は不要です。
*今年の教区中学生広島平和巡礼が8月5日~7日まで体験学習があります。申込み締切が6月30日
です。詳細はホール掲示板をご覧ください。
*今年の教区高校生沖縄体験学習会が7月25日~28日まであります。申込み締切が7月5日です。
詳細はホール掲示板をご覧ください。
奈良ブロック。
*奈良ブロック聖書講座 6 月 24 日(金)19:00~八木教会で、テーマは「聖なる普遍の教会、聖徒の
交わり」で講師は大塚司教様です。6 月 25 日(土)10:00~奈良教会(24 日と同じ内容)
大和高田教会
*福祉部から、夏季チャリティバザーが本日 6 月 19 日と 26 日ミサ後、開催されます。ご家庭での
不用品、贈答品、古着、古本などバザー用品の提供に協力をお願いします
カトリック教会の教え 年間第 12 主日 6 月 19 日
《みことば》 「メシア」《聖書》
ルカによる福音書 9:18-24
メシア 「メシア」はヘブライ語で「油そそがれた者」という意味です。「メシア」がギリシャ語
に訳されると「キリスト」になります。旧約聖書では、祭司、王、預言者は油注がれた者でした。
ぺトロはイエスがメシアであると答えますが、この答えに対して、イエスはこのことを誰にも話
さないように命じます。これは何を意味しているのでしょうか。
イエスの時代の人たちはメシアを期待していました。しかし、人たちが期待していたメシアと、
イエスが考えていたメシアとは全く違った意味で使われていました。当時のイスラエルの民はバビ
ロニアへの捕囚という苦しい状態から解放されて、再び今のイスラエルの地に帰って来ましたが、
ローマの支配下に置かれていて、自分たちの独立の国家を建てる事がでなかったのです。人々はこ
うした状態から救われたかったし、メシアが来て救ってくれると信じていました。イエスに従った
弟子たちの中にも、このような期待を持っていた人がいました。
弟子の条件 イエスが誰にも話さないように命じたのは、こうした人たちの期待に答えるつもりが
なかったからです。イエスの弟子になるためには、イエスから何かを期待するのでなく、イエスと
同じように自分の十字架を背負う必要があるのです。
私たちは聖書の中の救いの言葉には興味を示しますが、十字架を背負うという言葉は読み過ごし
てしまいがちです。それでは自分勝手な信仰でしかありません。自分はキリスト者だと言うのなら、
毎日の生活の中でイエスと同じように生きようとしなければならないのです。
年間第12主日C年(瀧野正三郎)
[こじか 1989.6.25 号掲載文を加筆修正]
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